【決講】霧子「うっ……。し、静まれ…私の右腕…」 (208)

ちゃおラジの外伝です。本編を読んでなくても大丈夫です。
本編
蘭子「混沌電波第185幕!(ちゃおラジ185回)」
蘭子「混沌電波第185幕!(ちゃおラジ185回)」 - SSまとめ速報
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【決講】美希「覚醒するの。バスター・モード!」
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1550877854

文香「それでは決闘講座を…始めます…。今日は当然…霧子さんです…」

霧子「よろしくお願いします…。私にはどんなデッキがいいんですか?」

のあ「呪眼」

文香「明らかに包帯から…連想しましたよね…?まあ今なら…呪眼になるでしょうが…」

霧子「私の包帯そんな力封じてないんですけど…」

文香「簡単に呪眼について…説明しますね…。呪眼で重要なのは…なんといってもセレンの呪眼です…。セレンがないと…呪眼はほとんど機能しないと言っても過言ではないです…。だからセレンを呼び込み…維持することが必要になります…」

霧子「お守りみたいな物なんですね。少しはわかる気がする…」

文香「むしろ呪われた装備なんですけどね…。今日はルール説明で…終わりますね…。明日までに必須カードと…預かった予算内で使えそうなカードを用意します…」

文香「これが必須カードと…使えそうなカードです…。後は今日発売のパックに入っているので…トレードして集めて下さい…」

霧子「みんなで作り上げるんですか…。いいですねそういうの」

文香「行き当たりばったりとも…言えますけどね…。デッキが出来たら…言って下さい…」

晶葉「展開の役に立つ上に色々な機械も作れる…。最高だな!」

菜々「地機械デッキにとってはまさに革命ですよね」

霧子「なるほど。装備は大切なんですね…」

ケイト「そうデスネ。ワタシも装備が重要だからよくわかりマス」

霧子「で、出来ました…」

文香「それなら…よかったです…。相手は誰が…いいでしょうか…?」

加蓮「アタシがやるよ。何か取り憑かれてる感じが似てるしね」

霧子「加蓮ちゃんが相手だね…。お互いがんばろう…」

文香「決まりですね…。準備が出来たら…始めて下さい…」

霧子・加蓮「「決闘!」」

加蓮「先攻はもらうよ。アタシのターン!」

加蓮(よし、かなり回せるね。ウイルスないのがちょっと不安だけど)

加蓮「自分の場にモンスターがないからインヴェルズの魔細胞を特殊召喚!」

のあ「魔細胞…。次はあれが来るわね」

飛鳥「だろうね。加蓮が魔細胞を出す意義は他にないだろうし」

加蓮「ヴェルズ・カストル召喚!
 カストルを召喚したターンもう1度だけヴェルズを召喚出来るよ。
 ヴェルズ・ケルキオン召喚!」

霧子「召喚だけでそんなに…」

霧子(儚無みずきが手札になくて逆によかったかも…。下手したらライフ半減だし)

加蓮「現れろ!侵略を広げる感染経路!
 アローヘッド確認!召喚条件はヴェルズ2体!
アタシは魔細胞とカストルをリンクマーカーにセット!
 サーキット・コンバイン!
全ての邪悪なる意思の根源!
 リンク召喚!現れろ!インヴェルズ・オリジン!」

加蓮「墓地の魔細胞を除外してケルキオンの効果発動!
 墓地のカストルを手札に加えるよ」

加蓮(えっと、呪眼ってどんなデッキだっけ?基本自分のデッキとシナジーがあるカードしかチェックしてないからわからないや)

加蓮「サルベージ効果を使ったケルキオンの効果発動!
 手札のヴェルズ・サラマンドラを召喚!」

加蓮(ま、使わないカードまでチェックしてるのは奈緒とか文香さんとか限られた人くらいだろうけどね。後は観戦した時見たり、誰かに使われたカードくらいは覚えてるけどね。ちゃんと周りに対戦してくれる人はいるし)

加蓮「ケルキオンとサラマンドラでオーバーレイ!」

加蓮(まあわからないからとりあえずいつものパターンでいいかな)

加蓮「邪悪に堕ちし主神の必中の槍よ!侵略の意思を広げる礎となれ!
 エクシーズ召喚!現れろ!ヴェルズ・オピオン!」

霧子「一気に強いモンスターが並んじゃった…」

加蓮「オーバーレイ・ユニットを1つ使いオピオンの効果発動!」

加蓮(うん。とりあえず少しは守りを固めといた方がいいよね)

加蓮「デッキから侵略の汎発感染を手札に加えるよ。
 アタシはカードを1枚伏せてターンエンド!」

霧子「私のターン、ドロー…」

霧子(あっ。これなら行けるかも…)

霧子「テラ・フォーミング発動…。
 デッキから呪眼領閾ーパレイドリアーを手札に加えるよ…。
 パレイドリア発動…。
パレイドリア発動時の効果処理で呪眼の死徒サリエルを手札に加えるよ…」

加蓮「わー。すごく回るねそのデッキ」

霧子「サリエル召喚…。
 召喚に成功したからサリエルの効果発動…。
デッキからセレンの呪眼を手札に加えるよ…。
 セレンをサリエルに装備…。
セレンを装備したサリエルの効果発動…。
 オピオンを破壊…」

加蓮「ああっ、オピオンが!」

霧子「装備したサリエルの効果が発動したからセレンの効果発動…。
 サリエルの攻撃力は500アップし、ライフを500失う…」LP7500

加蓮「こっちもモンスターが破壊されたからオリジンの効果発動!」

加蓮(一応次の備えくらいしといた方がいいよね?)

加蓮「デッキからヴェルズ・サンダーバードを特殊召喚!」

仮にも決闘者なら最新情報がでれば目は通すよね
見なきゃシナジーの有無はわからんし
それに新しく組みたくなるかもしれないし

そのあと忘れることはあれどこんな講座とやらに呼ばれるわけだし気にはしとけと

霧子「呪眼がいるから手札から呪眼の眷属バジリウスを特殊召喚…。
 喚忌の呪眼発動…。
セレンがあるからデッキから呪眼の眷属カトブレパスを特殊召喚…」

加蓮「どれだけセレン頼みなのそのデッキ!」

加蓮(前のターン竜巻竜出しとけばよかったよ。セレン除去したらかなり脅威減ってたよねこれ)

霧子「セレン以外の呪眼魔法罠が発動したからセレンの効果発動…。
 サリエルの攻撃力が500アップし、ライフを500失う…」LP7000

加蓮「ねえ。何でダメージある度に包帯押さえてるの?もしかしてリアルダメージがあるとか?」

霧子「別に痛くないよ…。包帯の下に刻まれてる呪印が力を使う度にうずく設定なだけで…」

蘭子「ククク。彼の者は魔王の軍門に下ったわ!(私が考えた設定です)」

凛「なるほど。素質が開花したんだね」

奈緒「いや、多分優しいから付き合ってるだけだと思うぞ」

>>26
一応目は通してます。書き方や言葉選びが致命的に悪くてすみません。

霧子「バジリウスの効果発動…。
 デッキからセレンを墓地に送るよ…。
現れろ。生傷絶えぬ呪われし道…。
 アローヘッド確認…。召喚条件は呪眼2体以上…。
私はサリエル、バジリウス、カトブレパスをリンクマーカーにセット…。
 サーキット・コンバイン…。
呪眼の力に囚われし王…。
 リンク召喚。現れろ。呪眼の王ザラキエル…」

加蓮(ぐっ。オリジンの効果じゃ空いてるエクストラモンスターゾーンに出すのは阻害出来ない…)

加蓮「そのカードもセレンが必要だよね?ないならそんなに怖くないよ!」

霧子「それはどうかな…。
 1000ライフ払い、喚忌を除外して墓地のセレンの効果発動…。
 セレンを場にセット…」LP6000

加蓮「そんな効果もあるんだそれ。コズサイあれば対処出来たのに…」

霧子「セレンをザラキエルに装備…。
 セレンを装備したザラキエルの効果発動…。
サンダーバードを破壊…」

加蓮(サンダーバード直接狙ってきた?オリジンのリンク先だからオリジン対象には出来ないけど普通にすり抜けられるとへこむんだけど)

加蓮「サンダーバードの効果発動!
 サンダーバードを除外!」

霧子「逃げられちゃった…。
 セレンの効果発動…。
ザラキエルの攻撃力を500アップし、ライフを500失う…」LP5500

加蓮「だいぶライフロス激しいね。所でサリエルとかザラキエルの効果発動する時おでこの絆創膏に手を当ててたけどもしかして」

霧子「うん。第三の眼だよ…」

蘭子「ふっ。さすがの慧眼ね!(もちろん私が考えました)」

文香「ロールプレイングとしては…悪くないんでしょうか…?」

霧子「どうなんでしょう?
 カトブレパス以外の呪眼がいるから墓地のカトブレパスの効果発動…。
 墓地からカトブレパスを特殊召喚…。
カトブレパスの効果発動…。
 次のターン終了時までセレンは1度だけ相手の効果では破壊されないよ…」

加蓮「地味に痛い効果だねそれ」

霧子「バトル…。
 ザラキエルでオリジンに攻撃…。
直死の呪眼…」

加蓮「すごくあっさり突破されちゃった…」LP6900

霧子「攻撃力2600以上のサリエルを素材にしたから…ザラキエルは2回攻撃出来る…。
 ザラキエルでダイレクトアタック…。
直死の呪眼ー追葬」

加蓮「うっ。すごい火力だね」LP3800

霧子「私はカードを2枚伏せてターンエンド…」

加蓮「アタシのターン、ドロー!
 スタンバイフェイズに前のターン除外したサンダーバードが攻撃力300アップして場に戻って来るよ」


霧子「スタンバイフェイズに破壊効果を使ったザラキエルの効果発動…。
 リンク先にモンスターはいないから不発…。
セレンの効果でザラキエルの攻撃力は500アップし、ライフを500失う…」LP5000

加蓮「うわ。ホントにライフロスすごいね呪眼って」

加蓮「相手の場の方が自分の場よりモンスターが多いからヴェルズ・マンドラゴを特殊召喚…。
 サンダーバードとマンドラゴでオーバーレイ!
邪念に堕ちし光の神の雷の槍よ!侵略の意思を敵に伝染せよ!
 エクシーズ召喚!現れろ!ヴェルズ・バハムート!」

霧子「相手が呪眼より攻撃力が低いモンスターを攻撃表示で特殊召喚したから死配の呪眼発動…。
 バハムートのコントロールを得るよ…」

加蓮「させないよ!汎発感染発動!
 このターンヴェルズは汎発感染以外の魔法罠の効果を受けないよ」

霧子「うっ。セレンの効果発動…。
 ザラキエルの攻撃力は500上がり、ライフを500失う…」LP4500

加蓮「オーバーレイ・ユニットを1つ使いバハムートの効果発動!
 手札からヴェルズを1枚捨てて、
ザラキエルのコントロールを得るよ!」

霧子「えっと…。セレンを装備したモンスターは戦闘効果では破壊されず…効果の対象にはならないよ?」

加蓮「マジで?!いくらなんでも効果盛りすぎじゃない?」

霧子「私に言われても困るんだけど…」

加蓮(ヤバい。これ何を出してもダメだ。せめて後手札1枚あれば…)

加蓮「もう攻撃表示だから行くよ!
 バトル!バハムートでカトブレパスに攻撃!
バハムート・ブリザード!」

霧子(…ごめんなさい。今使うわけにはいかないの…) 

霧子「うっ。自らの効果で特殊召喚されたカトブレパスは場から離れたら除外されるよ」

加蓮「アタシはモンスターを裏側守備表示で召喚してターンエンド!」

霧子「エンドフェイズにセレンを装備したザラキエルの効果発動…。
 裏側守備モンスターを破壊…。
セレンの効果発動…。
 ザラキエルの攻撃力は500アップし、ライフを500失う…」LP4000

加蓮「それフリチェなの?!…あれ?じゃあ何でバハムートの時発動しなかったの?」

霧子「ターン終了時に汎発感染の効果が切れることで、バハムートのコントロールはこっちに移るよ…」

加蓮「ええっ。汎発感染で防げたんじゃないの?!」

文香「類似効果の大捕り物は発動時から対象にとり続け…耐性が切れるとコントロールが移動する裁定になってます…。
 条件以外は同じテキストなので…同じ裁定を適用するのが自然かと…」

加蓮「そうなんだ…。だったらしかたないね」

霧子「私のターン、ドロー…。
 スタンバイフェイズにザラキエルの効果発動…。
不発だけどセレンの効果発動…。
 ザラキエルの攻撃力が500アップし、ライフを500失う…」LP3500

加蓮「攻撃力5100…。本当にすごい火力だね」

霧子「ライフロスはきついけどね…。
 バトル…。トドメだよ…。
ザラキエルでダイレクトアタック…。
 直死の呪眼…」

加蓮「今回は完敗だったよ」LP-1300

霧子「やっぱりセレンをすぐ呼び込めたのが…大きかったかな」

加蓮「本当にセレンがあるとすごいよね。効果もフリチェだし」

文香「弱点がわかりやすいから…対処はしやすいですけどね…」

おわりです。セレンがあれば強いですね。

ミスです。>>46でカトブレパスの効果も切れてます。

毎回ドローのパターンも含めて最短最良の流れでしか
デュエルを演出しない(できない)のは凄いな
決闘講義とうたいながら『新しいカードが出た!これを
ぼくのさいきょうさいこうのデッキに当てはめると
つよいんだぞーどーだすごいだろー』って
ワンパターンなシミュレートでオナってるだけだもんな

翻訳、いやアレンジしてみた



文香「それでは……決闘講座を始めます……。今日は……他事務所からゲストをお招きしました……、幽谷霧子さんです……」

霧子「よろしくおねがいします……♪決闘講座と聞きましたが……戦うんですか?包帯、足りるかな……」包帯まきまき

文香「本当の『決闘』では無いので……怪我はしません。カードの端で指を切るか、闇のデュエルで無い限りは……」


■■■「始めようぜ……闇のデュエルをな!」ドンッ☆


霧子「……?」

文香「……さて……霧子さんのデッキですが」

のあ「呪眼ね」ひょこ

霧子「ふあっ……!?」

文香「突然出てきて驚かさないでください……こちら、高峯のあさんです」

のあ「驚いたように見えないわ、さすが宿命に見定められた天使(エンジェル)……と言うところなのかしら」

文香「……天使、はいいのですが……」

のあ「盟友から借り受けた言葉に身をゆだねただけよ。それで、彼女が今回の挑戦者ね?」

霧子「は、はい!よろしくお願いしま……」

のあ「呪眼ね」

文香「包帯から連想した……だけですよね?」

霧子「私の包帯、そんなに何か力を感じるものなのでしょうか……?」

のあ「貴方には素質がある───それだけ」

文香「……それでは……のあさんイチオシ、『呪眼』のデッキコンセプトについて説明します……」

○デッキの要は『セレンの呪眼』
○LPを犠牲に超火力が出せる装備魔法
○呪眼カード同士の強力なシナジーを狙える
○いかに早く手札に加え、維持するかが鍵

霧子「お守りみたいなもの、なんですね……?」

文香「むしろ……呪われた装備ですけれど……」

文香「今日は簡単なルール説明と、カードの説明をして終わります……」

霧子「わぁ……お、覚えられるでしょうか……」

のあ「大丈夫、霧子。貴方自身を、なにより周りを信じて」

文香「明日には必要カードを用意しておきます。不足分は……トレードが必要になりますが……」

文香「その辺りはまた明日……です。では、始めます……」

霧子「はい……よ、よろしくお願いします……!」


◆翌日


わいわいわい

晶葉「ふむ、これは展開に役立つものもそろうし……色々な機械も作れるのか、これで私の機械族は成長するぞ……」

菜々「今回は特に地属性の機械族に対して革命とも呼べるカードがたくさん入ってますね」

霧子「なるほど……装備カードは大切……」

わいわいわい

霧子(そうか、新パックが発売すると、こうしてみんなで集まってカードの話ができる……共通の話題で団結力も高まる……)

霧子(他の事務所の人相手でも、共通の話題なら……打ち解けやすい……それに、何も分からない私に優しく教えてくれる……)

霧子(そのためにこの講座を勧めてくれたんですね、プロデューサーさん)

菜々「あーっ!そのカードは菜々がねらっていた……っ!是非トレードしましょう!奈々からはこのカードを」

霧子「いいんですか!?で、でもこれはレア度が……」

菜々「いいんですよ、トレードなんですから!」

のあ「レートを知らない初心者相手にただのコモンを押しつけたり、不利カードを入れる人もいるから注意してトレードするのよ」にゅっ

霧子「ふあぁっ……!?」

菜々「わわっ、な、菜々はそんなことしませんよ!!」

わいわいわいわい……


霧子「時間がかかっちゃいましたけど、できました……♪」

文香「お見事です……♪」

のあ「デッキがでっきたのね」

霧子「は、はい……♪」

のあ「デッキが……でっきた……」

文香「……それはさておき、デッキが完成したので対戦してみましょう。相手は……」

??「なら、アタシと一度勝負しない?」

霧子「ふあっ!貴方は……!」

加蓮「北条加蓮だよ。新しいカード、是非とも見ておきたいしさ」

霧子「本当に?ありがとう……、よろしくね」

文香「では……準備ができたら始めてください……」

霧子「始める前の言葉、あれは必要……ですよね?」

加蓮「雰囲気を出すためにみんな言ってるだけだから、無理矢理言わなくてもいいよ」

霧子「そうなんですか?でも折角だから、言ってみます」

加蓮「ノリのいい人なんだね、じゃあ行くよ……」

「「決闘!!」」

蛇足つけながら導入書いたけどたった3レスにまとまるじゃんね、中身のうっすいうっすいものいくつも建てて『300スレ以上書きました』とか恥ずかしくないのかよ

加蓮「先攻はアタシだね。ドロー!」

加蓮(……よし、これなら回せる。『ウィルス』が無いのがちょっと不安だけど……)

加蓮「自分の場にモンスターがいないから、【インヴェルズの魔細胞】を特殊召還!」


インヴェルズの魔細胞
☆1/闇/悪魔
攻   0
守   0
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%A5%A4%A5%F3%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA%A4%CE%CB%E2%BA%D9%CB%A6%A1%D5&word=%CB%E2%BA%D9%CB%A6


霧子「特殊召還……?と言うことは、通常の召還が別にできるんですか?」

加蓮「そういうこと、だからこいつを召還する……【ヴェルズ・カストル】を攻撃表示で!」

ヴェルズ・カストル
☆4/闇/戦士
攻 1750
守  750
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA%A1%A6%A5%AB%A5%B9%A5%C8%A5%EB%A1%D5&word=%CB%E2%BA%D9%CB%A6

加蓮「効果が発動して、カストルが召還されたターン、アタシはもう一度だけ召還ができるよ。ヴェルズと付いたカード限定だけどね」

のあ「ここでこれが来ると言うことは……予感するわ、初手から攻めるつもりね」

加蓮「アタシはさらに、【ヴェルズ・ケルキオン】を攻撃表示で召還!」

ヴェルズ・ケルキオン
☆4/闇/魔法使い
攻 1600
守 1550
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA%A1%A6%A5%B1%A5%EB%A5%AD%A5%AA%A5%F3%A1%D5&word=%CB%E2%BA%D9%CB%A6

霧子「!!」

加蓮「さらに、ここからリンク召還───……あの、なんでみんな集まってるの?」

ざわざわわいわい

文香「デュエルの口上は……盛り上がりますからね」にこ

のあ「未知の体験として、動画に残すわ」●LEC

加蓮「や、やめてよ!と言うか、やっぱり言わなきゃダメ……?」

文香「雰囲気を……出すために……」

加蓮「……っつう……!分かったわよ!」

加蓮「もう……仕方がない……!あ、現れろ、侵略を広げる感染経路!」

ひゅーひゅーわー

加蓮「……もうやんないから!召還条件はヴェルズ2体を素材にすること……マーカーセット……よし!」

加蓮「行くよ、魔細胞とカストルをリンクマーカーにセットして、【インヴェルズ・オリジン】を特殊召還!」


インヴェルズ・オリジン
リンク2(↑↓)/光/悪魔
攻 2000
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%A5%A4%A5%F3%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA%A1%A6%A5%AA%A5%EA%A5%B8%A5%F3%A1%D5&word=%CB%E2%BA%D9%CB%A6

現在の場
ケルキオン  (Ex)オリジン 
伏せなし


加蓮「さらに、ケルキオンの効果を発動する。墓地のヴェルズを一体追放して……」

のあ「それは別なカードゲームの用語よ。時空を飛び越える能力は評価するわ」

加蓮「う……じ、除外か!除外して、ヴェルズのモンスターを手札に加えることができるんだよね」

文香「カードゲームは楽しいですが、用語が間違いやすいので注意……ですね……」

加蓮「アタシは【インヴェルズの魔細胞】をつ……除外して、【ヴェルズ・カストル】を手札に戻す!」

霧子「こ、これがシナジー……!実際に見ると、すごく展開しているように見えるね……」

加蓮「まだまだ!この効果を使った時、第二の効果が発動して、アタシはさらに『ヴェルズ』を場に置ける」

霧子「え?あ、本当だ……」

加蓮「だからアタシは追加で【ヴェルズ・サラマンドラ】を召還!」


ヴェルズ・サラマンドラ
☆4/闇/恐竜
攻 1850
守  750
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA%A1%A6%A5%B5%A5%E9%A5%DE%A5%F3%A5%C9%A5%E9%A1%D5&word=%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA


加蓮「呪眼がどんなデッキか完全に分かった訳じゃないけど……今日、こうして戦って、その強さや弱点を知るつもり」

加蓮「だからアタシも全力で行く!☆4以上の『ヴェルズ』2体、ケルキオンとサラマンドラでオーバーレイ!」

霧子「うそ、まだ特殊召還が!?」

加蓮「【ヴェルズ・オピオン】!」


ヴェルズ・オピオン
ランク4/闇/ドラゴン/エクシーズ
攻 2550
守 1650
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA%A1%A6%A5%AA%A5%D4%A5%AA%A5%F3%A1%D5&word=%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA

霧子「強いカードが一気に……」

加蓮「そして、オピオンの素材をひとつ使って『侵略の』と付いたカードを手に加える」


霧子「昨日やりましたね……さ、サーチでしたっけ?それともサルベージ?」

のあ「これはサーチ……捜し当てる能力よ。サルベージはまた別の道をたどると呼ばれる名前……」

Q 初心者のよくある質問 Q
『サーチ』と『リクルート』ってどう違うの?
○サーチ
デッキから好きなカードを探す行為のこと。
○リクルート
デッキから好きなカードをメインモンスターゾーンに召還する行為のこと。

のあ「どちらが有利か、どちらが自分に向いているか……それは月の光と、自分の魂自身に聞いてみること……」


加蓮「……いいかな?」

のあ「ええ、どうぞ」

加蓮「じゃ、アタシは【侵略の汎発感染】を手札に、カードを1枚伏せてターンエンドで」


加蓮の場
オピオン  オリジン
伏せ1


文香「では、やってみましょう、霧子さん」

霧子「は、はい!……ドロー!」

のあ「運命は貴方に囁いているのね」

霧子(これなら……行けるかもしれない……)

霧子「まず、【テラ・フォーミング】を発動して……フィールド魔法、【呪眼領域ーパレイドリアー】を手札に入れてすぐに使います」

呪眼領域ーパレイドリアー
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%BC%F6%B4%E3%CE%CE%EF%E7%A1%DD%A5%D1%A5%EC%A5%A4%A5%C9%A5%EA%A5%A2%A1%DD%A1%D5

霧子「発動した時の効果で……呪眼、のカードを手札に入れることができるので……」

加蓮「へぇ、便利なフィールド……」じーっ

霧子「私も始めて見たとき、同じことを思ったな……あ、あった」すっすっ

霧子「これ、【呪眼の死徒 サリエル】を手札に入れて、これもすぐに攻撃表示で召還……!」

呪眼の死徒 サリエル
☆4/闇/悪魔
攻 1600
守 1400
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%BC%F6%B4%E3%A4%CE%BB%E0%C5%CC%20%A5%B5%A5%EA%A5%A8%A5%EB%A1%D5

加蓮「お!つ、使いこなしてる……、凄いなぁ……」

霧子「サリエルが召還されたから、効果発動で……『呪眼』のカードを探すね……よし」

のあ「ここまではいい流れ、さぁ霧子。貴方の力を解放する時……」

霧子「はい、サリエルの効果で手札に入れるのは、【セレンの呪眼】だよ」


セレンの呪眼ttp://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%A5%BB%A5%EC%A5%F3%A4%CE%BC%F6%B4%E3%A1%D5


文香「これが、今回の目玉になるカード、です……目玉と言う以上、効果も強力です」

文香「セレンの呪眼は強力故に、デメリットとしてLPがどんどん削られてしまうため……長期戦は不向きです」

文香「ですが、短期戦に絞ってデッキが構築されていれば……」

遊戯王素人だから、書いてあるとおりにしか書けなかったのと、調子に乗ってすまん

アタシは通りすがりのもの書きっスから気にしない方がいいっスよ

ちゃおラジの書いたものは吐き気がするから俺読めないけど荒木先生(仮)の書いたものなら楽しく読めるから成立するかどうか俺でも判断できるな

>>81
なら不成立なことくらいわかってますよね?
チェーンブロックのないカストルのルール効果は『発動』なんかしませんし、ケルキオンの②の効果は①の効果を発動したら使える別の効果なので『①の効果を使った時』発動なんてしません。
冒頭で終わってたらボロが出なかったのに何で続きを書いたのか正直理解に苦しみます。
まあそれでも誰かさんの『翻訳()』よりは100億倍よかったですが。

霧子「手札に加えた【セレンの呪眼】を、サリエルに装備……そして、『呪眼を装備したサリエル』の効果を発動するよ」

加蓮「効果は……うわ、特殊召喚したモンスター一体を破壊!?」

霧子「オピオンを破壊します……」

加蓮「ああー……折角のオピオンが……まだ素材も残ってたのに……」

霧子「さらに、サリエリの効果が発動したことで【セレンの呪眼】の効果が発動するから、私はLPを500失う……」LP8000→7500

霧子「だけどそのかわり、サリエルは攻撃翌力が500アップするんだ……!」

サリエル
攻 1600→2100

加蓮「くっ……早く何とかしないと……」

蘭子「鎮まれ、我が魔翌力……白手の使い手に焦がれるなどと……!(色々な理由から包帯まきまきに憧れてしまいそうです)」

霧子「ふぁっ、いつから見て……えっと、昨日、ルール説明中に来てくださったのは何かと思いましたが、もしかして」

蘭子「ははは!我が内なる闘争は、汝の運命を示した!(霧子ちゃんの応援です♪)」

霧子「アレはやりませんよ……?」

蘭子「汝もいずれ力に溺れる時が来るはずよ(えー?なんで?似合うと思うけどなぁ)」


加蓮(アレ……?一体、蘭子は霧子さんに何を吹き込んだんだ……?呪眼の効果を読み込むだけの時間はあったはずだし……まさか何かシナジーや作戦を……?)


加蓮「……はっ!そんなことしてる場合じゃなかった、ここでオリジンの効果を発動する!」

加蓮「フィールドのオピオンが破壊されたから、私はデッキから代わりに☆4以下の『ヴェルズ』のカードを守備表示で特殊召喚出来る」

文香「コンセプトデッキの醍醐味は、このような効果の応酬にありますね……」

加蓮「なんか分かる気ぃする!私が出すのは【ヴェルズ・サンダーバード】!」

ヴェルズ・サンダーバード
☆4/闇/雷
攻 1650
守 1050
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA%A1%A6%A5%B5%A5%F3%A5%C0%A1%BC%A5%D0%A1%BC%A5%C9%A1%D5&word=%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA

霧子「でも、まだ私のターンは続いてるよ……」

加蓮「そうなんだよなぁ」

なんか気持ち悪いひとがブツブツ言ってますけど>>41の説明責任も果たせないひとの言うことはちょっと理解できませんね

>>85
論点すり替えて論破した気になってるバカな証明に返す言葉なんてありません。

霧子「特殊召喚は召喚とは別だから、出来るんですよね……だから、ええと……」

霧子「『呪眼』モンスターが場にいるので、手札から【呪眼の眷属 バジリウス】を特殊召喚出来て……」

呪眼の眷属 バジリウス
☆3/闇/悪魔
攻  300
守 2000
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%BC%F6%B4%E3%A4%CE%E2%C7%C2%B0%20%A5%D0%A5%B8%A5%EA%A5%A6%A5%B9%A1%D5&word=%BC%F6%B4%E3

霧子「さらに、【喚忌の呪眼】を発動。【セレンの呪眼】が場にあるから……、手札・墓地の代わりに、デッキから【呪眼の眷属 カトブレパス】を特殊召喚するね」

喚忌の呪眼ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%B4%AD%B4%F7%A4%CE%BC%F6%B4%E3%A1%D5&word=%BC%F6%B4%E3

呪眼の眷属 カトブレパス
☆3/闇/悪魔
攻  600
守 1900
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%BC%F6%B4%E3%A4%CE%E2%C7%C2%B0%20%A5%AB%A5%C8%A5%D6%A5%EC%A5%D1%A5%B9%A1%D5&word=%BC%F6%B4%E3

加蓮「げっ、一気に動いた……って言うか、どんだけセレン頼みなの!?」

加蓮(アレとか何とかで混乱しちゃったけど、前のターンに竜巻出しておくんだったかな。セレンが無ければ、こんなに場も動かなかったし)

霧子「そしてここで、【セレン】以外の『呪眼』魔法・罠が発動したから【セレン】の効果が発動するよ……」

霧子 LP7500→7000
サリ  攻2100→2600


蘭子「……!」

のあ「何かを期待する目───その目に映るミライは、どちら?」

霧子「……」

包帯がしっ

霧子「うう、し、鎮まれー……我が呪眼よー……(棒読み」

蘭子「!!」

のあ「……そう、貴方にも見えるのね、この世界の真の姿が」

加蓮「なんか大変だね」

霧子(やるんじゃなかった……)

>>83
今書かれてるのはお前のデュエルもどきのアレンジだから、これが不成立だというのならお前のやつも不成立になるんですが、そこんとこどう思います?

>>88
こっちが書いてもいないことを勝手に書いて不成立になったんだからこっちには関係ないです。

霧子「バジリウスの効果を発動して、デッキから……【セレンの呪眼】を墓地に送ります」

加蓮「デッキから?」

霧子「よし……召喚条件確認、『呪眼』モンスター2体以上……えっと、サリエル・バジリウス・カトブレパスを対象に」

蘭子「……」わくわく

霧子「リンク召喚───呪眼に魅入られた死徒の果て、【呪眼の王 ザラキエル】!」

呪眼の王 ザラキエル
リンク3(↑↙↘)/闇/悪魔
攻 2600
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%BC%F6%B4%E3%A4%CE%B2%A6%20%A5%B6%A5%E9%A5%AD%A5%A8%A5%EB%A1%D5&word=%BC%F6%B4%E3

蘭子「闇に飲まれよ!……これぞ真の闇!(正しい使い方な気がします)」

加蓮「ぐっ!オリジンの効果じゃ、出すことそのものを阻害できない……だけど、それって【セレン】がなきゃそんなに怖くないんでしょ?」

霧子「それはどうかな……?」

加蓮「え?ちょ、ちょっと効果見せて……」

加蓮(!? これ、墓地から落ちてもまた使えるの!?)

霧子「三番目の効果を発動……LPを.000支払った上で別の『呪眼』を除外して、【セレン】を再びフィールドに出せる」

霧子「私は『喚忌』を除外、LPを1000支払い【セレン】をセット!」

霧子 LP7000→6000

加蓮「がんがんLP減る……これはLP管理が大変そうだ」

霧子「【セレン】をザラキエルに装備させて、『セレンを装備したザラキエル』の効果発動……相手フィールド場のカードを1枚対象にして、破壊できます」

霧子「対象は、サンダーバードで……」

加蓮(ん?オリジンじゃなくてサンダーバードを直接ねらった?確かにオリジンのリンク先だからオリジンを対象には出来ないけど……)

加蓮「待った、ここでサンダーバードの効果を発動する。サンダーバードを場から一時的に除外するよ!」

霧子「う、逃げられちゃった……破壊は出来なかったけど、効果は発動したから……【セレン】の効果も発動するよ……」

霧子 LP6000→5500
ザラ 攻2600→3100

>>83
あちゃー、そうだったんスね。すみません、やっぱ専門外なモン書くのは良くなかったみたいっス。
ルールを文章で読んでるだけなんで間違えて覚えてたみたいっス。正しい知識を教えてらってありがとうございます。
アレンジと銘打ちながらも必要の無い文章を付け足したりして、不愉快にさせてしまって申し訳ありませんでした。

壁リストの脳内ハーレムとはいえ本当に遊戯王やデュエルが好きなキャラがいれば
ワンパな塩試合見た時点で「私のデッキなら勝てるしもっと面白い試合にできる」って志願しそうなもんだが

>>106
本当に遊戯王や決闘が好きなら手札がよかったから初見殺しで押し切って勝ちを拾った手の内を晒した初心者相手にイキり散らすようなみっともない真似はしないと思います。

遊戯王のルールとか覚えたいんで調子乗って最後までアレンジしてみてもいいっスかね

>>121
やめておいた方がいいですよ。
そのまま進めても破綻するだけです。

できたわ、折角だから書き直したわ


文香「それでは……決闘講座を始めます……。今日は……他事務所からゲストをお招きしました……、幽谷霧子さんです……」

霧子「よろしくおねがいします……♪決闘講座と聞きましたが……戦うんですか?包帯、足りるかな……」包帯まきまき

文香「本当の『決闘』では無いので……怪我はしません。カードの端で指を切るか、闇のデュエルで無い限りは……」


■■■「始めようぜ……闇のデュエルをな!」ドンッ☆


霧子「……?」

文香「……さて……霧子さんのデッキはどうしましょうか、やはりここは」

のあ「呪眼ね」ひょこ

霧子「ふあっ……!?」

文香「突然出てきて驚かさないでください……こちら、高峯のあさんです」

のあ「驚いたように見えないわ、さすが宿命に見定められた天使(エンジェル)……と言うところなのかしら」

文香「……天使、はいいのですが……」

のあ「盟友から借り受けた言葉に身をゆだねただけよ。それで、彼女が今回の挑戦者ね?」

霧子「は、はい!よろしくお願いしま……」

のあ「呪眼ね」

文香「包帯から連想した……だけですよね?」

霧子「私の包帯、そんなに何か力を感じるものなのでしょうか……?」まきまき

のあ「貴方には素質がある───それだけよ」

■■■「挑戦してもいいんじゃないか?もっと腕に包帯巻くとかSA☆」ドンッ☆

霧子「えっと、どなたですかぁ……?」

文香「……こほん。それでは……のあさんイチオシ、『呪眼』のデッキコンセプトについて説明します……」


【呪眼】デッキ
○デッキの要は【セレンの呪眼】
┗LPを犠牲に超火力が出せる装備魔法
○呪眼カード同士の強力なシナジーを狙える
○いかに早く手札に加え、維持するかが鍵
×体力管理に失敗すると不利になりやすい
×とにかく【呪眼】がないと始まらない
×どちらかと言えば上級者向け?


霧子「セレンはお守りみたいなもの、なんですね……?」

文香「むしろ……呪われた装備ですけれど……」

霧子「ええっ……!?」

■■■「オレの千年パズルみたいなものか……」

のあ「いつまでいるのかしら、貴方」

霧子「プロデューサーさんですか?」

のあ「……過去から贈られたものよ……」

霧子「……?」

文香「今日は簡単なルール説明と、カードの説明をして終わります……」

霧子「る、ルールブックが分厚い……お、覚えられるでしょうか……」

のあ「大丈夫、霧子。貴方自身を、なにより周りを信じて」

文香「明日には必要カードを用意しておきます。不足分は……トレードが必要になりますが……」

文香「その辺りはまた明日……です。では、始めます……」

霧子「はい……よ、よろしくお願いします……!」

◆翌日


わいわいわい

菜々「うーん、すごい!これは晶葉ちゃんが喜びそうなカードがいっぱいです!」

霧子「あちらで『助手、早速で悪いが相手を願えるか』と言っていた白衣の方ですか?」

菜々「そうです!今回は特に地属性の機械族に対して革命とも呼べるカードがたくさん入ってますからね、彼女の喜びも当然と言うものですよ」

菜々「バグロスにリミッター解除で遊んでいたあの頃が懐かし、げふんげふん!」

霧子「……装備カードは大切で、こっちのカードがこれとシナジー?があって……」

菜々「はい!そうです!」

わいわいわい

霧子(そうか、新パックが発売すると、こうしてみんなで集まってカードの話ができる……共通の話題で団結力も高まる……)

霧子(他の事務所の人相手でも、共通の話題なら……打ち解けやすい……それに、何も分からない私に優しく教えてくれる……)

霧子(そのためにこの講座を勧めてくれたんですね、プロデューサーさん)

菜々「あーっ!そのカードは菜々がねらっていた……っ!是非トレードしましょう!こちらからはこのカードを」

霧子「いいんですか!?で、でもこれはレア度が……」

菜々「いいんですよ、トレードなんですから!」

のあ「レートを知らない初心者相手にただのコモンを押しつけたり、不利カードを入れる人もいるから注意してトレードするのよ」にゅっ

霧子「ふあぁっ……!?」

菜々「わわっ、な、菜々はそんなことしませんよ!!」

わいわいわいわい……


霧子「時間がかかっちゃいましたけど、できました……♪」

文香「お見事です……♪」


のあ「デッキがでっきたのね」

霧子「は、はい……♪」

文香「おめでとうございます」

霧子「やりました……♪」包帯まきまき

のあ「デッキが……でっきた……」

文香「……それはさておき、デッキが完成したので対戦してみましょう。相手は……」

??「なら、アタシと一度勝負しない?」

霧子「ふあっ!貴方は……!」

加蓮「北条加蓮だよ。新しいカード、是非とも見ておきたいしさ」

霧子「本当に?ありがとう……、よろしくね」

文香「では……準備ができたら始めてください……」

霧子「始める前の言葉、あれは必要……ですよね?」

加蓮「雰囲気を出すためにみんな言ってるだけだから、無理矢理言わなくてもいいよ」

霧子「そうなんですか?でも折角だから、言ってみます」

加蓮「ノリのいい人なんだね、じゃあ行くよ……」


「「決闘!!」」


加蓮「先攻はアタシだね。ドロー!」

加蓮(……よし、これなら回せる。『ウィルス』が無いのがちょっと不安だけど……)

加蓮「自分の場にモンスターがいないから、【インヴェルズの魔細胞】を特殊召喚!」


インヴェルズの魔細胞
☆1/闇/悪魔
攻   0
守   0
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%A5%A4%A5%F3%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA%A4%CE%CB%E2%BA%D9%CB%A6%A1%D5&word=%CB%E2%BA%D9%CB%A6


霧子「特殊召喚……?と言うことは、通常の召還が別にできるんですか?」

加蓮「そういうこと、だからこいつを召喚する……【ヴェルズ・カストル】を攻撃表示で!」

ヴェルズ・カストル
☆4/闇/戦士
攻 1750
守  750
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA%A1%A6%A5%AB%A5%B9%A5%C8%A5%EB%A1%D5&word=%CB%E2%BA%D9%CB%A6

加蓮「召喚の成功と同時に効果が起動してるから、『カストル』が召還されたターン、アタシはもう一度だけ召喚ができるよ」

霧子「ええっ!?そう、なんですか?たくさんモンスターが並べられちゃいます、何か対策は……」

文香「『カストル』の効果は『発動』、ではなく『召喚と同時に適用』、です。なので、後出しで止めることは基本不可能です……」

文香「拳銃を壊しても……放たれた弾丸が止められないのと同じですね……」

文香「DMでは、基本的に効果は積み重なり、順番に処理をすることになります。これがいわゆる【チェーン】と呼ばれるものですが……」

文香「『カストル』の場合はこのチェーンがそもそも組み立てられないため……先ほどのように、効果発生後(=召喚後)止めることは不可能です」

霧子「そうなんですか……」包帯まきまき

加蓮「あはは、でも出せるのは『ヴェルズ』と付いたカード限定だよ」

のあ「ここでこれが来ると言うことは……予感するわ、初手から攻めるつもりかしら」

加蓮「まあ、出来るならやらない手はないってね。アタシはさらに、【ヴェルズ・ケルキオン】を攻撃表示で召喚!」

ヴェルズ・ケルキオン
☆4/闇/魔法使い
攻 1600
守 1550
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA%A1%A6%A5%B1%A5%EB%A5%AD%A5%AA%A5%F3%A1%D5&word=%CB%E2%BA%D9%CB%A6

霧子「!!」

加蓮「さらに、ここからリンク召喚───……あの、なんでみんな集まってるの?」

ざわざわわいわい

文香「デュエルの口上は……盛り上がりますからね」にこ

のあ「未知の体験として、動画に残すわ」●LEC

加蓮「や、やめてよ!と言うか、やっぱり言わなきゃダメ……?」

文香「雰囲気を……出すために……」

加蓮「……っつう……!分かったわよ!」

加蓮「もう……仕方がない……!あ、現れろ、侵略を広げる感染経路!」

ひゅーひゅーわー

加蓮「……もうやんないから!召喚条件はヴェルズ2体を素材にすること……マーカーセット……よし!」

加蓮「行くよ、魔細胞とカストルをリンクマーカーにセットして、【インヴェルズ・オリジン】を特殊召喚!」


インヴェルズ・オリジン
リンク2(↑↓)/光/悪魔
攻 2000
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%A5%A4%A5%F3%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA%A1%A6%A5%AA%A5%EA%A5%B8%A5%F3%A1%D5&word=%CB%E2%BA%D9%CB%A6

現在の場
ケルキオン  (Ex)オリジン 
伏せなし


加蓮「さらに、『ケルキオン』の効果を発動する。墓地の『ヴェルズ』を一体追放して……」

のあ「それは別なカードゲームの用語よ。時空を飛び越える能力は評価するわ」

加蓮「う……じ、除外か!除外して、ヴェルズのモンスターを手札に加えることができるんだよね」

文香「カードゲームは楽しいですが、用語が間違いやすいので注意……ですね……」

加蓮「アタシは【インヴェルズの魔細胞】をつ……除外して、【ヴェルズ・カストル】を手札に戻す!」

霧子「こ、これがシナジー……!実際に見ると、すごく展開しているように見えるね……」

加蓮「まだまだ!この効果を使ったターンのメインフェイズ、第二の効果が発動できるようになるよ。そして、その効果でアタシはさらに『ヴェルズ』を場に置ける」

霧子「え?あ、本当だ……」

加蓮「だからアタシは追加で【ヴェルズ・サラマンドラ】を召喚!」


ヴェルズ・サラマンドラ
☆4/闇/恐竜
攻 1850
守  750
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA%A1%A6%A5%B5%A5%E9%A5%DE%A5%F3%A5%C9%A5%E9%A1%D5&word=%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA

加蓮「呪眼がどんなデッキか完全に分かった訳じゃないけど……今日、こうして戦って、その強さや弱点を知るつもり」

加蓮「だからアタシも全力で行く!☆4以上の『ヴェルズ』2体、ケルキオンとサラマンドラでオーバーレイ!」

霧子「うそ、まだ特殊召喚が!?」

加蓮「行くよ、【ヴェルズ・オピオン】!」


ヴェルズ・オピオン
ランク4/闇/ドラゴン/エクシーズ
攻 2550
守 1650
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA%A1%A6%A5%AA%A5%D4%A5%AA%A5%F3%A1%D5&word=%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA

霧子「強いカードが一気に……」

加蓮「そして、『オピオン』の素材をひとつ使って『侵略の』と付いたカードを手に加える」


霧子「昨日やりましたね……さ、サーチでしたっけ?それともリクルート?」

のあ「これはサーチ……捜し当てる能力よ。リクルートはまた別の道をたどると呼ばれる名前……」

Q 初心者のよくある質問 Q
『サーチ』と『リクルート』ってどう違うの?
○サーチ
デッキから好きなカードを探す行為のこと。
○リクルート
デッキから好きなカードをメインモンスターゾーンに召還する行為のこと。

のあ「どちらが有利か、どちらが自分に向いているか……それは月の光と、自分の魂自身に聞いてみること……」


加蓮「……いいかな?」

のあ「ええ、どうぞ」

加蓮「じゃ、アタシは【侵略の汎発感染】を手札に、カードを1枚伏せてターンエンドで」


加蓮の場
オピオン  オリジン
伏せ1


文香「では、やってみましょう、霧子さん」

霧子「は、はい!私のターン……ドロー!」

のあ「運命は貴方に囁いているのね」

霧子(これなら……行けるかもしれない……)

霧子「まず、【テラ・フォーミング】を発動して……フィールド魔法、【呪眼領域ーパレイドリアー】を手札に入れてすぐに使います」

呪眼領域ーパレイドリアー
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%BC%F6%B4%E3%CE%CE%EF%E7%A1%DD%A5%D1%A5%EC%A5%A4%A5%C9%A5%EA%A5%A2%A1%DD%A1%D5

霧子「発動した時の効果で……呪眼、のカードを手札に入れることができるので……」

加蓮「へぇ、便利なフィールド……」じーっ

霧子「私も始めて見たとき、同じことを思ったな……あ、あった」すっすっ

霧子「これ、【呪眼の死徒 サリエル】を手札に入れて、これもすぐに攻撃表示で召還……!」

呪眼の死徒 サリエル
☆4/闇/悪魔
攻 1600
守 1400
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%BC%F6%B4%E3%A4%CE%BB%E0%C5%CC%20%A5%B5%A5%EA%A5%A8%A5%EB%A1%D5

加蓮「お!つ、使いこなしてる!」

霧子「『サリエル』が召還されたから、効果発動で……『呪眼』のカードを探すね……よし」

のあ「ここまではいい流れ、さぁ霧子。貴方の力を解放する時……」

霧子「はい、『サリエル』の効果で手札に入れるのは、【セレンの呪眼】だよ」


セレンの呪眼
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%A5%BB%A5%EC%A5%F3%A4%CE%BC%F6%B4%E3%A1%D5


文香「これが、今回の目玉になるカード、です……目玉と言う以上、効果も強力です」

文香「【セレンの呪眼】は強力故に、デメリットとしてLPがどんどん削られてしまうため……長期戦は不向きです」

文香「ですが、短期戦に絞ってデッキが構築されていれば……」

霧子「手札に加えた【セレンの呪眼】を、『サリエル』に装備……そして、『呪眼を装備したサリエル』の効果を発動するよ」

加蓮「効果は……うわ、特殊召喚したモンスター一体を破壊!?」

霧子「オピオンを破壊します……」

加蓮「ああー……折角のオピオンが……まだ素材も残ってたのに……」

霧子「さらに、『サリエル』の効果が発動したことで【セレンの呪眼】の効果が発動するから、私はLPを500失う……」LP8000→7500

霧子「だけどそのかわり、『サリエル』は攻撃翌力が500アップする……!」

サリ 攻1600→2100

加蓮「くっ……早く何とかしないと……」

蘭子「鎮まれ、我が魔翌力……白手の使い手に焦がれるなどと……!(色々な理由から包帯まきまきに憧れてしまいそうです)」

霧子「ふぁっ、いつから見て……えっと、昨日、ルール説明中に来てくださったのは何かと思いましたが、もしかして」

蘭子「ははは!我が内なる闘争は、汝の運命を示した!(霧子ちゃんの応援です♪)」

霧子「アレはやりませんよ……?」

蘭子「汝もいずれ力に溺れる時が来るはずよ(えー?なんで?似合うと思うけどなぁ)」


加蓮(アレ……?一体、蘭子は霧子さんに何を吹き込んだんだ……?呪眼の効果を読み込むだけの時間はあったはずだし……まさか何かシナジーや作戦を……?)


加蓮「……はっ!そんなことしてる場合じゃなかった、ここで『オリジン』の効果を発動する!」

加蓮「フィールドのオピオンが破壊されたから、私はデッキから代わりに☆4以下の『ヴェルズ』のカードを守備表示で特殊召喚出来る」

文香「コンセプトデッキの醍醐味は、このような効果の応酬にありますね……」

加蓮「なんか分かる気ぃする!私が出すのは【ヴェルズ・サンダーバード】!」

ヴェルズ・サンダーバード
☆4/闇/雷
攻 1650
守 1050
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA%A1%A6%A5%B5%A5%F3%A5%C0%A1%BC%A5%D0%A1%BC%A5%C9%A1%D5&word=%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA

霧子「でも、まだ私のターンは続いてるよ……」

加蓮「そうなんだよなぁ」

霧子「特殊召喚は召喚とは別だから、出来るんですよね……だから、ええと……」

霧子「『呪眼』モンスターが場にいるので、手札から【呪眼の眷属 バジリウス】を特殊召喚出来て……」

呪眼の眷属 バジリウス
☆3/闇/悪魔
攻  300
守 2000
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%BC%F6%B4%E3%A4%CE%E2%C7%C2%B0%20%A5%D0%A5%B8%A5%EA%A5%A6%A5%B9%A1%D5&word=%BC%F6%B4%E3

霧子「さらに、【喚忌の呪眼】を発動。【セレンの呪眼】が場にあるから……、手札・墓地の代わりに、デッキから【呪眼の眷属 カトブレパス】を特殊召喚するね」

喚忌の呪眼
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%B4%AD%B4%F7%A4%CE%BC%F6%B4%E3%A1%D5&word=%BC%F6%B4%E3

呪眼の眷属 カトブレパス
☆3/闇/悪魔
攻  600
守 1900
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%BC%F6%B4%E3%A4%CE%E2%C7%C2%B0%20%A5%AB%A5%C8%A5%D6%A5%EC%A5%D1%A5%B9%A1%D5&word=%BC%F6%B4%E3

加蓮「げっ、一気に動いた……って言うか、どんだけセレン頼みなの!?」

加蓮(アレとか何とかで混乱しちゃったけど、前のターンに竜巻出しておくんだったかな。セレンが無ければ、こんなに場も動かなかったし)

霧子「そしてここで、【セレン】以外の『呪眼』魔法・罠が発動したから【セレン】の効果が発動するよ……」

霧子 LP7500→7000
サリ  攻2100→2600


蘭子「……!」

のあ「何かを期待する目───その目に映るミライは、どちら?」

霧子「……」

蘭子「さあ、今こそ羽根を広げる時!(やっちゃえ!)」

霧子「うう、し、鎮まれー……我が呪眼よー……(頭抱え棒読み)」

蘭子「!!」

のあ「……そう、貴方にも見えるのね、この世界の真の姿が」

加蓮「なんか大変だね」

霧子(やるんじゃなかった……)

霧子「あ、えっと、『バジリウス』の効果を発動して、デッキから……【セレンの呪眼】を墓地に送ります」

加蓮「デッキから?」

霧子「よし……召喚条件確認、『呪眼』モンスター2体以上……えっと、サリエル・バジリウス・カトブレパスを対象に」

蘭子「……」わくわく

霧子「リンク召喚───呪眼に魅入られた死徒の果て、【呪眼の王 ザラキエル】!」

呪眼の王 ザラキエル
リンク3(↑↙↘)/闇/悪魔
攻 2600
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%BC%F6%B4%E3%A4%CE%B2%A6%20%A5%B6%A5%E9%A5%AD%A5%A8%A5%EB%A1%D5&word=%BC%F6%B4%E3

蘭子「闇に飲まれよ!……これぞ真の闇!(正しい使い方な気がします)」

加蓮「ぐっ!『オリジン』の効果じゃ、出すことそのものを阻害できない……だけど、それって【セレン】がなきゃそんなに怖くないんでしょ?」

霧子「それはどうかな……?」

加蓮「え?ちょ、ちょっと効果見せて……」

加蓮(!? これ、墓地に落ちてもまた使えるの!?)

霧子「三番目の効果を発動……LPを1000支払った上で別の『呪眼』を除外して、【セレン】を再びフィールドに出せる」

霧子「私は『喚忌』を除外、LPを1000支払い【セレン】をセット!」

霧子 LP7000→6000

加蓮「がんがんLP減る……これはLP管理が大変そうだ」

霧子「【セレン】を『ザラキエル』に装備させて、『セレンを装備したザラキエル』の効果発動……相手フィールド場のカードを1枚対象にして、破壊できます」

霧子「対象は、『サンダーバード』で……」

加蓮(ん?オリジンじゃなくてサンダーバードを直接ねらった?確かにオリジンのリンク先だからオリジンを対象には出来ないけど……)

加蓮「待った、ここでサンダーバードの効果を発動する。サンダーバードを場から一時的に除外するよ!」

霧子「う、逃げられちゃった……破壊は出来なかったけど、効果は発動したから……【セレン】の効果も発動するね……」

霧子 LP6000→5500
ザラ 攻2600→3100

霧子「さらに……墓地に『カトブレパス』がいて、フィールド上に他の『呪眼』モンスターがいるから……『カトブレパス』を墓地から特殊召喚する」

霧子「この効果で呼び出された『カトブレパス』は、フィールドから離れると除外されちゃうけど……ううん、ひとつめの効果を発動して……」

加蓮(え?ひとつ目……げ、それって……)

霧子「【セレン】を選択する。次のターン終了時まで、【セレン】は一度だけ、相手の効果では破壊されなくなるんだ……」

加蓮「二回以上破壊を狙えばイイにしたって、それって凄い手間だしな……マズいぞ……」

霧子「よし、やり残しはありません……このままバトルフェイズに突入します!」

加蓮「えっと、ちょっと待って、その……テキスト読ませて……げっ!?」

霧子「『ザラキエル』は攻撃翌力2600以上の『サリエル』を素材にしたから、バトルフェイズ中に二回攻撃宣言出来る!」

霧子(昨日、講座の休み時間に読んだ決闘者の漫画を思い出して……)すぅーっ

霧子「───『ザラキエル』で『オリジン』にアタック、【直死の呪眼】!」
ザラキエル 攻3100

加蓮「うわあああ!?」LP8000→6900

霧子「さらにもう一度ダイレクトアタック、【呪眼 追葬】!」

加蓮「いったぁ!や、火力ヤバ……」LP6900→3800

霧子「……ふぅ、す、すみません、大声出して……私はカードを二枚伏せ、ターンエンドです……」


霧子の場
ザラキエル(装:セレンの呪眼) カトブレパス
伏せ2

加蓮の場
(鳥)
伏せ1

加蓮「……うう、アタシのターンだね……カードをドロー、次にスタンバイフェイズで前のターン場から除外されたサンダーバードが戻ってくるよ」

のあ「戻る時に攻撃翌力も300上昇するのね。まさに踊り子、私達『アイドル』に相応しいカードかもしれないわ」

加蓮「そうそう、アンコールには応えないと」

蘭子「空を知ったのは天を見上げたからでは……(自分の効果で除外されてたのにズルいですよ、それ!)」

鳥  攻1650→1950

霧子「こちらの三番目の効果も、スタンバイフェイズに処理……しないと、ですね。だけど、『ザラキエル』の効果は不発です」

加蓮「そして不発でも【セレン】の効果はかかるから、ライフが減って攻撃翌力が増えるんだ。ほんとにライフロスすっごいなぁ、呪眼」

霧子 LP5500→5000
ザラ 攻3100→3600

加蓮「でもって場はアタシの方が不利、と。相手の方が自分より、場に出ているモンスターの数が多いから……こいつ、」

加蓮「【ヴェルズ・マンドラゴ】を攻撃表示で特殊召喚!」

ヴェルズ・マンドラゴ
☆4/闇/植物
攻 1550
守 1450
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA%A1%A6%A5%DE%A5%F3%A5%C9%A5%E9%A5%B4%A1%D5&word=%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA

加蓮「そしてサンダーバードとマンドラゴを素材にして、エクシーズ召喚!現れろ、【ヴェルズ・バハムート】!」

ヴェルズ・バハムート
ランク4/闇/ドラゴン/エクシーズ
攻 2350
守 1350
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA%A1%A6%A5%D0%A5%CF%A5%E0%A1%BC%A5%C8%A1%D5&word=%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA

霧子「! 相手が『呪眼』モンスターよりも、攻撃翌力の低いモンスターを攻撃表示で特殊召喚したので、伏せの【死配の呪眼】を発動!」

死配の呪眼
永続罠
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%BB%E0%C7%DB%A4%CE%BC%F6%B4%E3%A1%D5&word=%BC%F6%B4%E3

霧子「これを使って、『バハムート』のコントロールを得ます……」

加蓮「させない!速攻魔法、【侵略の汎発感染】を発動!」

侵略の汎発感染
速攻魔法
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=read&page=%A1%D4%BF%AF%CE%AC%A4%CE%C8%C6%C8%AF%B4%B6%C0%F7%A1%D5&word=%A5%F4%A5%A7%A5%EB%A5%BA

文香「はい……ここで【チェーン】が発生しましたね」


Q 初心者のよくある質問 Q
チェーンってどうやって解決するの?


文香「名前はよく聞く、どんなものかも分かる……だけど、どうやって解決するのか、分かりにくいですね」

霧子「き、昨日教わりましたね!ええと、たしか……」

○チェーンはお互いに『効果を発動する』カードの効果を積み重ねることを指す用語!
○カードの効果にはそれぞれ『スペルスピード』が設定されている。
早さ1(ほとんどの魔法や効果モンスター)<早さ2(速攻魔法/通常罠/永続罠/『相手ターンでも発動できる効果』を持つ効果モンスター)<早さ3(速攻罠)
┗スピードが遅いものがスピードの早いものに対してチェーンを組むことは出来ない(例:速攻魔法に対抗して通常魔法ではチェーンは組めない)
○全てのカード発動宣言が終わった段階で、最後に発動したチェーンから順番に効果を処理する。


文香「今回の例は分かりやすいですね……」

◎スペルスピードは『汎発感染』=『死配』なのでチェーンは組める
◎全てのカード発動宣言が終わったので、効果を処理する
◎『汎発感染』の効果で、フィールド上の加蓮の【ヴェルズ】モンスターはこのターン『汎発感染』以外の魔法・罠を受け付けなくなる
◎『死配』は発動そのものはしているので場に留まる


霧子「【セレン】の効果はこれとまた別の処理だから……」

文香「はい。『死配』を使用したことに対して、【セレン】の効果が発動します」

霧子 LP5000→4500
ザラ 攻3600→4100

加蓮「4100ぅ!?ヤバいな……じゃあ、オーバーレイ・ユニット一体を使って、『バハムート』の効果を発動。手札から『ヴェルズ』を一枚捨ててコントロールを……あれ」

霧子「……【セレン】を装備したモンスターは……」

加蓮「相手の効果の対象にはならない……うそ、効果盛りすぎだってそれ……」

加蓮(マジでヤバいなぁ、なにしてもダメだこれ……あとせめて、一枚あれば……)

加蓮「いや……なに言っても仕方がないな、攻撃表示だし、このまま行こう!『カトブレパス』に攻撃!」

霧子「……通ります、特殊召喚された『カトブレパス』は、墓地に行かず除外……」

加蓮(? 『バハムート』を破壊してこない?最悪そうなるかなと思ったけど、なんでだろ)

加蓮「アタシはモンスターを一体、裏側守備表示で召喚してターンエンド」

霧子「……では……エンドフェイズ、『セレンを装備したザラキエル』の効果を発動して、その守備表示モンスターを破壊します……」

加蓮「くっ……!」

霧子「効果が発動したことで、ライフを失って攻撃翌力が……上がりますね、包帯を巻かなきゃ……」

蘭子「時既に時間切れでは?」

加蓮(!? 今使うの、っていうかそれフリチェ!?)

霧子 LP4500→4000
ザラ 攻4100→4600

霧子「さらに、『汎発感染』が終了したことによって、『死配』の効果で『バハムート』のコントロールはこちらに移ります」

加蓮「えぇ!?さっきので防げた扱いになるんじゃあ……」

文香「類似効果である『大捕り物』は、効果発動時から対象を取り続け、効果耐性が切れ次第、コントロールが移動する裁定になっています……」

加蓮「条件以外が同じテキストなら……くっ、悔しいけど仕方ないか」

霧子「それと、『カトブレパス』の効果も終了したから、【セレン】の耐性も消えましたね……」

加蓮「今更だよそれー……」

霧子「私のターン、ドローフェイズ、スタンバイフェイズで『ザラキエル』の効果は発動するけど……また不発」

加蓮「だけど効果自体は発動してるから……」

霧子 LP4000→3500
ザラ 攻4600→5100

文香「攻撃翌力5100……並のモンスターでも早々出せるものではありません……」

霧子「そのままバトルフェイズ、『ザラキエル』でダイレクトアタック!」

加蓮「くぅ、完敗だー!」LP3800→0

霧子「か、勝てました……!」

のあ「……やるじゃない」

文香「【セレンの呪眼】は……すぐに呼び込み、長期間場に残すことで強い効果を発揮します」

文香「しかし、却って速攻を仕掛けられた時には……とても不利です、体力を自ら削るデッキでもありますし……弱点が非常に明確ですね」

加蓮「LPか火力か、天秤に掛ける必要があるってことかー。今回はすごい火力になっちゃったけど、早めに除去できてれば!」

のあ「ふふ、そうね。運命を阻むメタデッキを組むなら【コズミック・サイクロン】を使えば完封できるわ。けれど、それで安心してはダメ」

霧子「そっか……、それ読みで除外カードを戻すカードを入れてあれば対処できる……?」

のあ「他には【コズサイ】そのものを止められるような、速度の速いカードがあれば良いわ」

加蓮「効果がフリーチェインなのもかなり痛いかな。いつ使われるか分からないし……」

霧子「あ、た、対戦ありがとうございました!」

加蓮「あ、いや、こちらこそありがとうございました、っていうか……」

加蓮「悔しいからもう一戦ヤらない?」

霧子「……! ……は、はい!よろしくお願いします!」


文香「新しいカードパックで、戦略がさらに広がりますね……」

のあ「みんなも、ルールを守って楽しくデュエル。貴方の決闘を待っているわ───」

文香「それでは、また次回。さようなら……」ノシ

くぅ~疲れたっス

多分まだ穴はあると思うっスけどルールブックとにらめっこして書き方考えたから許してほしいっスよ
あとこういう方法は基本邪道だから、みなさんは真似しないでくださいっスね、立派な荒らしっスからね

書き直したくせにセレンの効果しっかりその目で直に確認したのにバハムート出すんですね。
どこに書いてあるかわからない以上テキストを隅々まで読むはずなのでどうしても他の効果も目に入るから見落とすことなんて有り得ないはずなんですが。
後フリーチェーンなのはザラキエルの破壊効果だから攻撃力が上がった時に驚くなんてことも有り得ません。

>>149
出せる手段がバハムートしかないなら(=他の戦略が取れないのならば)バハムートを出すしかないと思うんスよ。
デッキが全部公開されてて、他の対象方法や戦略が作中で提示されていて、そちらを書けってんなら話は別だと思うっスけど。
一応、あくまで今回のはアレンジなので、大本の流れは変えてないっス。なんで何が来てもバハムートは出さざるを得なかったっス。

テキストをその場で全部読んだとしても、その場で効果を全部覚えられるとは思えないっス。まして新カードっスからね。だから都度リアクションがあることも変ではないと思うっス。
攻撃翌力があがったことに驚くのも、次ターンには確殺どころか対処不能なレベルの火力になったら普通驚きません?

>>152
新カードだからこそなおさらどんな効果があるのか注意して読むと思います。
確かに攻撃力が上がったことに驚くことはあってもそこでフリチェなんて言葉は口にしないです。言うなら破壊された時でしょう。

確認するのは結構なことですし、確認しろという気持ちはわかりますが他の手が出せないなら確認するべきではなかったです。

>>153
だとしたら、「元文章があまりにもテキストを確認していないにも関わらず、効果を知らずにカードを使ったような描写が目立ったので、何度か確認するようにアレンジした」と言う回答をしたら理解してもらえマス?
新カードであるセレンの効果を確認したような描写がないのは不自然だし、なのに最後の方でバハムートの効果が利かないことを知らずに撃とうとしてるっスよね。

フリーチェインと言う言葉を「口に出した」のは最後だけにしたはずなんスけど変でした?

>>157
効果確認した上で撃とうとする方がよっぽど不自然でしょう。
最後にフリーチェーンと口に出すこと自体おかしいです。口に出すなら破壊されたタイミングです。

>>159
何も対処しようとしないことの方がよっぽど不自然っスよ。それに文脈見れば分かるっスけど、加蓮ちゃんは途中で『バハムートの効果が効かないこと』に気付いてるっス。
アタシは決闘よく知らないんで……あはは、具体的にどこで入れるのか、文章で提示してもらっていいスか?

>>160
出すまで気付かなかったのに効果使うタイミングで急に気付いたんですか?
すごいご都合主義ですね。

>>160
というか>>144をよく見たら加蓮はフリチェなことを理解してたはずですからなおさらフリチェなことに疑問を持つ意味がわからないです。

>>161
現実世界でも往々にしてあることだと思うっスけどね。「これは出来ると思ってたけど、実はダメだった」とか。ご都合主義じゃなくて、ついうっかりとかで。
で、どこでフリーチェインって入れればいいか提示してくれないんスか?

とりあえず今回のことで、ちゃおラジのデュエル理解度は「ルールブックとにらめっこした初心者未満」な事が証明されてしまいましたなぁ
顔真っ赤に火病ってイキり散らし始めたところとそれを華麗に対応する初心者さんの構図が滑稽すぎて笑うなって方が無理っしょ

>>166
顔を真っ赤にしてるのは初心者の方ですよ。
確認してない前提で書いてる話を整合性を取ることも出来ないくせに確認させた以上叩かれることくらいわかってたはずです。
忠告までした以上何を言っても言い訳にしかならないです。
まあわからずに書いたならただのバカですが。

>>163
言い訳しても見苦しいだけですよ。
フリーチェーンというのは簡単に言うと相手ターンにも発動出来ると書かれた効果です。そう書いてあれば基本的にタイミングが合えばチェーン出来ます。
驚くタイミングがあるとしたらザラキエルの効果を確認した時ですね。

ところで、これでちゃおラジの原文をリメイクしたものが3作世に出たわけだけども
最初のお手本(原文内容には一切ノータッチ)は「中身がスカスカ」
次のちゃおテレ氏は「心情描写がなってない」
今回の荒木先生は「内容が破綻してる」だっけ?

これ、全部自分が書いたなにかにそっくりそのまま返る事を理解して言ってるのかね?

まあ当然ではあるが壁リストさん
アイドルのキャラや会話内容に関しては一切突っ込まないのな
お前の「言っても無駄だから誰も何も言わない」のと
荒木先生の「文句が出ないほどきちんとしているから誰も何も言う必要がない」
ってのは全然違うからな
次回とか性懲りもなく書こうとするなら少しは勉強しとけよー

>>171
誘発即時効果とフリーチェーンは意味が違うんだよなぁ

>>187
フリーチェーンかどうかの大体の見分け方の説明としては十分でしょう。効果分類みたいな説明をした非は認めますが。

加蓮Pではないが「興味のないフリを装いつつその実しっかり確認する」タイプだと思う
目の前にあるカード奪ってまで凝視するキャラではないから>>153はおかしいし、まったく意にも介さない>>15も論外

「着信があった体を装ってスマホで調べる」のが一番ありそうな気がする

加蓮さんはいわば「諦めることをやめた努力の人」と言っても過言ではありませんけど…

加蓮さんは子供のころは病弱で常に病床の上で過ごしていました…
お友達やご両親らの看病疲れ(これについては加蓮自身による推測ですけど)や
いつまで経っても治らない自分に対して嫌気が差して
それこそ本人が「人生諦めていた」程にはネガティヴになっていたんです。
加蓮さんにとっての唯一の心のよりどころはTVに映るキラキラした「アイドル」だけ…

奇跡的な回復を遂げて加蓮さんは無事退院しましたが、院外の環境に馴染めなかった結果
自棄になって「努力なんて下らない」「気合も根性もバカバカしい」という考えを持つようになりました。
因みに趣味にもあるネイルは入院中に看護師さんから教えてもらったものです。
加蓮さん自身はここまでのエピソードは「同情でお涙頂戴」的な反応をされるのが嫌であまり話したがらないです。
…いや、これで同情するなと言われるのはむーりぃー…

そんな時に出会ったのが私たちのプロデューサーさんなんです。
かつて闘病中に励まされ、そして憧れていた「アイドル」にならないかと。

誘いには乗りつつも「(アイドルになる為の)努力をするようなガラじゃない」とぼやく加蓮さん。
そんな加蓮さんもアイドルとして努力することに楽しさを見出し始めます。

そして「眺めていただけだった」アイドルと同じように輝けることを知ってトップアイドルへの道を目指すようになります。
初期Nのアイドル活動に消極的な態度は一変、どんなことに対してもコンスタントに取り組むように…
そのあまりの積極さにユニット内で衝突が生じてしまう程に、です。

ここから察するに加蓮さんは>>194さんがおっしゃったような「能ある鷹は爪を隠す」的なことはしないかもしれません…
「ま、いっか」で済ますようなことは“絶対にしない”ことは確かですけど…

もし何か違うことがあったとしたらすみません。
長文失礼しました…森に帰ります…

>>198
ミスです。
上から三行目

×(これについては加蓮自身による推測ですけど)
○(これについては加蓮さん自身による推測ですけど)

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