【艦これ】究極!変態提督! 聖夜特別編! (46)
なんとか25日に滑り込みで間に合いましたのでスレ建てです
専ブラ使っていないのでRに建っていましたらごめんなさい
おげれつネタのSSですがR要素はないです、期待したかたいらっしゃいましたらごめんない
やっぱりRに建ってるか…
管理人直す気ないなこれ…
12月のとある日
鎮守府はクリスマスムード一色へと染まって行っていた。
執務室
男「クーリスマスが今年もやぁってくる~♪」
大淀「提督もノリノリですね。」
男「そりゃそうだ。
なんてったって駆逐艦の娘達が楽しみにしているイベントだからねー。」
大淀「この時期だけは深海棲艦も何故か大人しいですからね。」
男「敵がいないに限るだよ。」
大淀「提督のクリスマスの御予定は。その。」
男「夜まで待機、そして、こっそりとプレゼントを配っていくよ。」
大淀「駆逐艦寮へ侵入ですね。」
男「警備を一時的に切らないとえらいことになるからね。」
大淀「それについては明石と打ち合わせて
一時的にシステムを変更できるようにしておきます。」
男「お願いします。」
男「それと、後、駆逐の娘でサンタクロースを
捕まえようと画策している娘達なんだけど。」
執務室ではクリスマスのプレゼント配達へ向けて打ち合わせが行われていた。
会議室
叢雲「という訳で今年もこの時期がやってきたわ!」
利根「うむ、プレゼントの配達は我輩と筑摩にまかせるのじゃ!」ドヤァ
阿武隈「はい!頑張ります!」
球磨「提督が用意したプレゼントを配るだけだからまぁ、なんとかなるクマ。」
鈴谷「そうそう、まっ、毎年の事だしねー。」
熊野「サンタクロースをするのは大人のレディの嗜みでしてよ?」
鈴谷「レディ関係ないし。」
叢雲「後で鎮守府で借りているレンタル倉庫に
ツリーとかサンタ衣装とりに行くからこの後の予定が無い娘は手伝って頂戴!」
球磨「了解クマ!」
鈴谷「秋刀魚祭りの備品の片付けもしなきゃだねー。」
熊野「法被などを入れておかなければですわ。」
会議室では秘書官の叢雲を中心にクリスマスコスを持つ艦娘達の間で
配達や倉庫への荷物の取り出し等について打ち合わせが行われていた。
駆逐艦寮
愛宕「は~い!駆逐艦のみんなぁ~!」
愛宕「サンタさんにお願いするプレゼント決まったかしらぁ?」
高雄「サンタさんにお願いするプレゼントを書いた紙は
この箱の中へ入れて頂戴ね。」
重巡の大人達が中心となりプレゼントのリクエストを集めて回っていた。
択捉「あの!お願いします!」
海防艦の娘達も駆逐艦寮に住んでいる為に
プレゼントリクエストの紙を差し出す。
愛宕「は~い。じゃ、受取ったわよ~。」
愛宕「摩耶ちゃーん!そっちの回収は上手くいっているかしら~?」
摩耶「おおぅ!こっちは回収すんだぜ!」
鳥海「此方も終わりました。」
同じ駆逐艦寮で回収して回っていた摩耶達が箱を片手に高雄達に合流。
鳥海「こちらがまだ未提出の娘のリストです。」(小声)
愛宕「了解よ!提督に提出しておくわね!」(小声)
そして。
再び執務室。
大淀「という訳で当日の夜警はこの形で。」
提督「了解。」
ガチャ
叢雲「こっちも受け持ちの割り振り終わったわ。」
提督「ありがとう。重巡と軽巡の娘中心でやる形ね。」
叢雲「えぇ、後、翔鶴が協力してくれるわ。」
大淀「空母の方が協力してくださると色々ことが運びやすいですね。」
叢雲「えぇそうね。空を飛ぶ橇の演出なんかはしやすいものね。」
提督「SFXとかの専門チームを自前で準備出来るのはありがたいね。」
提督「翔鶴さんとは後で細かい打ち合わせをしておくよ。」
叢雲「そうね。お願いするわ。」
準備は着々と進んでいっていた。
照月「秋月姉。今年もサンタさん来るかなぁ?」
秋月「サンタさんは間違いなく来ます!
司令も来るって言って下さいました!」
初月「あぁ、あいつもサンタは来るから
夜は大人しく寝ているようにと言っていた。」
涼月「お初さん。
提督の事をあいつだなんて言ってはいけませんよ?」
秋月「そうです。
初月は司令の事をお前呼びしたり少しは礼節というものを…。」
秋月と涼月が初月の提督への呼び方をとがめるような口調で話しを始める。
照月「まぁまぁ、秋月姉も涼月もそこまでにして。」
照月「それよりも、皆はサンタさんへのプレゼントは何をお願いしたの?」
秋月「それは内緒ですが。姉妹皆で楽しめる物を……。」
涼月「私も同じくです。」ウフフ
クリスマスプレゼントへの期待に姉妹一同、期待に胸を膨らませていた。
龍驤「すでに胸は充分すぎるくらい膨らんどるやろ!」
龍驤「って、つっこんどらんと司令に言われた
調査をしっかりしとかんと……。」
秋月型姉妹達の部屋外では式神を使って侵入経路を確認する龍驤。
瑞鳳「龍驤―。そろそろ移動しよぉ――――?」
龍驤「あぁ、すまんな。せやな。ここの調査は完了や。」
瑞鳳「秋月ちゃん達は対空能力が高いから念入りにね!」
龍驤「流石にサンタクロースを撃ち落すとかやられる訳にはいかんからな。」
そう、二人が調査をしていたのは対空能力が特に高い姉妹に
撃ち落とされたりなんて事が起きたりしないようにする為である。
龍驤「ほな。次いこうか。」
瑞鳳「うん!」
そしてその頃
深海棲艦達のとある泊地
ほっぽ「こーわんお姉ちゃん!今年もサンタ来る?」
港湾(敵の軽空母が以前に模型を置いていった……。)
港湾(サンタクロースとかいう妖怪の格好)
港湾(人間の世界の風習だが……。)
港湾「今年もきっと来ると思うわ……。」
ほっぽ「ゼロ!ゼロ欲しい!」
港湾(サンタクロースとやらの衣装。
艦娘がこの時期に着ているとの報告を聞いた事がある。)
港湾(その衣装を奪い用意したプレゼントを渡せば問題ないだろう。)
港湾「サンタクロースは夜に来ると聞く。」
港湾「夜は寝ていないと駄目よ?」
ほっぽ「分かった!」
そして、クリスマスに向けて準備が進みつつある、
とある日の夜。
男「この時期の風呂は寒いなぁ。」
提督は一人大浴場へと向っていた。
鎮守府ではそれなりに一定数の提督以外の人間が働いている。
しかし、その職員は基本的に鎮守府の外で生活し、また家族の待つ家がある。
そうなると鎮守府内に普段住んでいるのは提督くらいな訳で
たった一人の提督専用の風呂の設置というのはまぁ、予算がね?というやつで。
男「艦娘の娘達の利用時間を避けてお風呂……。」
男「しかも10分。」
男「ここまで遅くなってなければ。
スーパー銭湯営業していただろうに。」トホホ
提督の扱いはホワイトな鎮守府程、悪いのが常である。
男「今の時間は誰も居ない筈。」
周囲を伺いこそこそと、そして。
男「体が温まらない。」
男「バスクリンを入れたお風呂に入りたい……。」
執務室の家具に何故か風呂があるが執務するところで
裸になる等どういった羞恥プレーなのか。
男「自室に風呂を作りたい。」
と、彼が思うのも無理からぬことだろう。
男「次の利用者と鉢合わせする前に撤収しないと。」
彼は脱衣籠の中の服を手早く一纏めにしていそいそと出て行った。
男提督が大浴場から出て行って5分後の事だった。
秋月「パンツを忘れてしまいました……。」
提督が利用する前にお風呂を使用した秋月は忘れ物をしていた。
照月「秋月姉。どの籠に入れたの?」
秋月「着替えの下着や服は此方の籠に入れておいたので、
たぶんこっちの籠だと思うのだけれど。」
その籠の中には其れらしき物は無い。
照月「うーん。見当たらないね。」
照月「落し物で届け出を出す?」
鎮守府内に最近設置された掲示板に告知するという事なのだが
その内容によっては有る種の死刑宣告に等しい。
一例を挙げればグレープフルーツジュースとイースト菌。
これが張り出されたその日のうちにとある重巡が姉に説教されたりとか。
提督が洗濯をしていた際に衣類が風に飛ばされ紛失したのでどなたか拾われていませんか?
と張り出した翌日には非番の艦娘全員が何かを捜索していたりと。
連絡用掲示板に張られた内容によってはいらぬ騒動を巻き起こしている。
そこに『 赤色パンツ拾われた方、連絡お願いします 秋月 』
花も恥らう乙女。男性が提督だけならまだしも、
提督以外にも職員の中に男性はいるのだ。
掲示板で告知等出来る訳がない。
そんな事をした日には男性職員達の見たくも無い姿を拝む羽目になるだろう。
秋月「いえ、諦めましょう。
秋月はパンツ一枚を理由とした鎮守府の混乱を選ぶ程愚かではありません。」
照月「そっか。うーん、出てくるといいね。」
秋月「そうですね。…、部屋へ戻りましょう。」
一体、秋月のパンツは何処へ消えたのか?
謎は深まるばかりである。
クリスマスまで後少しのとある日の大型SC
男「お買い物メモにしたがって。」
長門「色々買いまわりだ。」
男「歳末と合わせてなんか色々セールやってるんだね。」
『 冬物衣類全品30%Off 』
『 食品歳末セール 10%Off 』
『 テナント ト○ざ○スセール実施中! 』
男「なんか色々安くなってるなぁ。」
長門「あぁ、歳末ならではの活気という奴だな。」
長門「普段の頑張りがこういう所に繋がっていると思うと感慨深い。」
男「長門らしいな。」
男「さてと、間宮さんと鳳翔さんには食品の買出しをお願いしてる訳で。」
男達提督一向ははSCのセルフレジコーナーに居た。
ピッ
『 899エンニナリマス 』
鳳翔「提督。あの操作はこれで宜しいのですか?」
男「あっ、オッケーですよ。
セルフレジはJANコード読ませればいいだけですよ。」
間宮「会計の終了はこのボタンでいいんですね?」
男「そうです。そこを押してください。」ピッ
『 オシハライホウホウヲオエラビクダサイ 』
間宮「提督、次はどうすれば?」
男「まず、ポイントカードをカード読み込み口に入れて。」ガーッ
男「次にタッチパネルの現金を押していただいた後に
表示金額のお金を此方の投入口に入れる。」
チャリンチャリンチャリン
鳳翔「簡単なんですね。」
男「えぇ、ゆっくりやれば大丈夫ですよ。」
男「困った時はこのボタンを押せば従業員の方が来ますから。」
間宮「安心ですね!」
男「えぇ、では、私はこの荷物を車に置いて来ますので
引き続きの買出しお願いします。」
鳳翔「分かりました。」
間宮「了解いたしました。」
男「という訳で鳳翔さん達には引き続きで
食料の買出しをお願いするわけで他は分担して買っていくよ。」
鈴谷「じゃー、鈴谷、熊野と買い物いってきまーす!」
熊野「行って来ますわ!」
男「鈴谷達は衣料品とかを中心でお願い。」
長門「我々はどうする?」
男「みんなに手分けして貰ってるからね。
私達も別れて買いに行こうか。」
長門「別れてか?」
男「?」
男「別れてだよ?私はツリーのオーナメントで足りないのを買ってくるけど?」
※オーナメントとは装飾や飾り、置物等の事です。
長門「……、朴念仁め……。」
男「?」
こうして長門の恨めしそうな顔に見送られ提督は
一人ショッピングセンター内を買い物の為に回る事となった。
男「色々セールやっている所為か
なんでも安く見えるのはこの時期ならではだな。」
男「ん?」
男の目にはとあるコーナーのセール告知垂れ幕が目に入った。
『 女性用下着50%OFF 新年を新しい下着で迎えましょう! 』
男「………。」
まてまて、男性が女性物下着コーナーはまずいだろう。
しかし、よく目を凝らしてみれば奥様に連れられて
渋々付き合っているらしき男性や
そういう趣味なのか積極的に選んでいる男性の姿がちらほら。
男「………。」
ピッ
ゴソゴソゴソ
『 ゴリヨウアリガトウゴザイマシタ 』
機械音声が若干引き気味だったのは気のせいに違いないだろう。
そして、その日の夜の事だった。
男「そういえば洗濯しないといけない汚れ物分けて無かった。」
結婚(仮)というのは絆を結んだ艦娘と
同棲できるという訳でもなく(以下略)
とにかく提督は一人暮らしなのだ。
男「男やもめになんとかだっけ……。」ハァ
溜息混じりに提督は下着やワイシャツを選り分けていく。
パサッ
男「」
汚れ物の中から落ちてきたその布は赤色だった。
男「赤色は三倍早い。」
男「ってちげーよ!赤パンはあの娘のパンティだよ!」
そして手に取り再度確認。
ぐるりと見回せばスクリューのイラストも入っている。
男「秋月のだね。」
何でそれだけで分かるんだよという野暮な詮索はさておき。
男「最近設置した連絡用掲示板にでも告知すればいいかな?」
『 秋月のパンツ預かっています 提督 』
男「うん!憲兵案件だこれ!」
『 おパンツ預かり始めました! 提督 』
男「冷やし中華はじめましたじゃないんだからさぁ。」
男「というかどんだけ変態だよ。」
男「後、預かってくださいって
持ってきそうな娘がいるからまずいよこれ。」
『 秋月は提督の部屋まで来ること 提督 』
男「薄い本の最初の1Pめぇ!」
男「というか掲示板で連絡するって方法が駄目だわこれ。」
かといって手渡す方法もある訳でなく。
男「!」
男「いや、名案と思ったけど
これ単純に子供の夢を壊す鬼畜の所業だわ。」
男「サンタクロースがパンツをプレゼントとか無いわ。」
そう言い男提督は秋月のパンツを見つめる。
最近の提督は度重なる変身により
以前ほどの抵抗感が薄れてしまっていたのが不味かった。
スィー
男「いや、いや、いや。」
彼の手は何の躊躇いも無く秋月のパンツを顔に持っていった。
スポッ
5分経過
→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→ Merry Christmas !
0E 100E
※Eはエクスタシーを表す単位
男「フォォォオォォォォォ ――――――――――――――― !!!!」
カッ!
今更かもしれないが説明しよう!
人間は通常、自己の潜在能力の30%程しか使えないと言われている。
しかし!男提督はパンティのフイット感による異常興奮で体内に眠る変態の血が覚醒!
それにより潜在能力の100%を使用することが出来るのである!
更に!艦娘の提督を出切ると言う特殊な適性は彼の変態の血と融合し
彼が被ったパンティの持ち主の能力を100%再現する事が可能になるのである!
男「クロス・アウッ!!」
男「変態提督見参!」ズギャーン!
変提「フォォォォォォ ――――――――――― !」
変提「体の底から漲るこのパワー!」
変提「今までのパンティと格段に違う………。」
スン
変提「!」
変態提督は気付いた!
そう、今まで被ってきたパンツとの違いをである!
変提「このパンティはまさか。」
スンスン
そう!そのまさか!
変態提督のピンクの脳細胞は明確に答えをかの名探偵の如く正解を弾き出した!
変提「……洗……濯……前。」クワッ!
その事実による興奮は彼の変態パワーを更に引き出した!
変提「フォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ ――――――――――――― !」
変提「クゥゥゥゥウ。漲るパワー!」
※ あれで部屋の箪笥を持ち上げ支えています。
海綿体断裂は手術をしても元に戻りません。
良い大人の皆さんは絶対に真似してないで下さい。
変提「目にも止まらぬスピード!」シャッ! シャッ! シャッ!
そのスピードは反復横とびをすれば
まるで忍者の如く分身して見える程の速さ!
変提「そして、このジャンプ力!」グィーン!
そのジャンプ力は自室から飛び降り
またジャンプして戻ってこられるほど強靭!
変提「一味違う……、まさに究極のパンティ。」フォォォォ!
変提「体に染み渡るこのエナジー……。」
変提「正にエクスタシー。」Fooooooooo ! キリッ!
ガチャッ
叢雲「ちょっと!あんた今何時だと……。」
叢雲「………。」
変提「………。」
バタンッ
人は一度に多くのことが起きると理解が追いつかなくなる事がある。
今の叢雲はまさにそれであり、彼女の脳はそれを考える事を拒否した。
そして、扉を閉めて考える為の時間をとる事にした。
ガチャッ
叢雲「あれ?今……。」
男「どうしたの?」
叢雲「いえ、なんでもないわ。
それより夜も遅いのに何を騒いでいるのよ。」
男「いや、スマブラを買っててですね?」
叢雲「まったくゲームも程々にしなさいよ?」
叢雲「翌日の執務に支障が出たりしちゃ大変でしょう?」
男「はい。」
叢雲「じゃぁ、早く寝なさい?」
男「お休みなさい。」
叢雲「おやすみなさい。」
夜は更けてゆくのであった。
翌日
男提督は鎮守府の飾り付けの監督として
各飾りつけ現場の進捗状況を見て回ったり手伝ったりしていた。
大淀「提督、本当に艦娘全員で飾りつけに回って良かったのでしょうか?」
男「あっ、それなら大丈夫だよ。」
男「周辺鎮守府の提督同士で協力して
ここ数日は持ち回りで近海警備にあたることにしているからね。」
男「今日はお隣の×○鎮守府が担当してくれてるんだ。」
大淀「どこの鎮守府も今の時期は同じ事情を抱えていらっしゃるんですね。」
男「クリスマスを祝いたいのは皆同じって事だね。」
大淀「そういう事なんですね。」
男「連絡遅れて御免なさい。」
大淀「いえ、後日別の事で埋め合わせていただければ。」ニコリ
男「うん。分かった。」(大丈夫かしら……。)
大淀「それでは私は他の場所の進捗状況を確認してきます。」
男「お願いします。」
大淀と簡単に打ち合わせを行う提督。
男(昨日の夜はしゃいじゃった所為で
洗濯物を分けられなかったよ……。)
男(制服のズボンが洗えてない……。ばれなきゃいいけど。)
球磨「ツリーの飾りつけも終わったクマ!」
男「おーっ、センスあるねぇ。」
球磨「もっと褒めてくれていいクマよ?」クマァ
大井「提督、電飾が足りないのですが。」
男「倉庫に余分があったかな?」
北上「提督―。そろそろ倉庫に衣装とりいかないとまずいんじゃない?」
男「倉庫に電飾の残りもあるだろうからまとめて持って来よう。」
男「えーっと球磨型のみんな!協力して貰っていい?!」
球磨「任せるクマー!」
多摩「いくニャ。」
木曾「しゃーねぇ、手伝ってやらぁ。」
そして、一向はワゴン車に乗り鎮守府近くのレンタル倉庫へ。
球磨「みんな。気付いたかクマ?」
野生の勘、とでもいうのだろうか。
なにかに気付いた球磨が姉妹達に注意を促す。
男「どうしたの?」
球磨「敵クマ。提督は危ないから車の中に居るクマ。」
球磨「そして無線で応援を呼んで欲しいクマ。」
北上「この空気。姫級がいるねぇ…。」ニタリ
大井「私達の鎮守府に殴り込みをかけるなんて……。」クスクスクス
多摩「いい度胸してるニャァ……。」ニタァ
木曾「まったくだ。」ウンウン
男「頼もしい限りだけど。無理はしちゃ駄目だぞ?」
球磨「提督のそういう安全を求める所は好きだけど。」
球磨「球磨達は軍人であり艦娘という兵器クマ。」
そして、指を一本立て提督の口に当てる球磨。
球磨「兵器じゃないぞといつも口をすっぱくして言う提督だから
ここで否定するのはわかっているクマ。」
球磨「この指をそれを言わせない為のもの。」
球磨「球磨としては部下をもっと信頼をして欲しい。」
球磨「貴方が命じれば私達は命だって喜んで捨てる。」
球磨「そんな命令はしないと貴方はいうだろう。」
球磨「だけれど皆、貴方の為ならそこまでやるという事を
しっかりと胸に刻んでおいて欲しい。」
球磨「私は貴方に惚れているから尚更だ。
たまには私を信じて任せて欲しい。」
球磨「行って来いと見送って欲しい。」ニヤリ
球磨「それじゃぁ提督、行って来る。」
いつものクマの語尾が途中から消えて所謂本気モード。
男「えっと、逆プロポーズ受けちゃった…。」ポッ
車の中に提督は一人残る。
木曾「球磨姉ぇ提督に惚れてたのか?」
球磨「超優良物件クマよ?」
球磨「ヘタレすぎるから結婚している叢雲にすら手を出してないクマ。」
木曾「そんなの奴のどこが良いんだよ……。」
北上「木曾はまだまだだねぇ。」
大井「少し色恋には早かったですね。」
多摩「今時珍しい純朴。そして提督であるから高級取り……。」
多摩「そして、結婚相手を大事にする優しさを持っている……。」
球磨「野生の本能が奪えと囁くクマァ……。」ニタァ
北上「まっ、提督業は重婚オッケーっていうしねぇ。」ニコォ
大井「あらあら?皆さん既に妻気取りですかぁ?」
多摩「最悪姉妹全員相手してもらえばいいニャァ。」ニコニコ
木曾(ちょっとヤベーイ)ヒィッ
その殺意の波動が愚かにも侵入した敵に向うのは時間の問題である。
男「鎮守府の皆に連絡しないと!」
提督は携帯を取り出すべくポケットを漁る!
\ やらせません! / スポーン!
携帯に引っかかって秋月のパンティが出てくる!
男 ブーッ!
\ 秋月!推参します! /
男「このおパンツは!?」
そう!究極と男みずから認めたパンティ!
ここに秋月のパンツがあるのは決して偶然ではない!
男が先日のズボンを洗わずにそのままだった事、
そのポケットにパンティが入っていたこと!
今、目の前に敵が不意に出現した危機に対して
戦う手段が手元にあるのは全て変態の神の加護である!
神は言った!
鎮守府に電話をかけてから被りなさいと!
男「あっ、興奮してて敵襲来の連絡入れ忘れる所だった。」アブナイアブナイ
そして、連絡を終えた男は再びパンティを見つめた。
今、ここに敵が侵入している。それも姫級だ。
自分達の部下はそれを知って味方の応援が来るまで何とかしようと命をはっている。
戦う為の手段がある。
ここで躊躇うのは男ではない。玉無し野郎である。
男「これは皆の為!」
スポッ
→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→Merry Christmas !
0E 100E
※Eはエクスタシーを表す単位
男「フォォォォォォォォォォ ――――――――――――――― !!!!」
今!一人の変態が敵を討つ為に出撃した!
レンタル倉庫内
ヲ級1「港湾棲姫様、さすがにツリーは無いようですね。」ゴソゴソ
港湾「敵の鎮守府施設内での使用の為に
既に運びだされた後のようね……。」ゴソゴソ
ネ級1「ですがクリスマス用の衣装は色々確保出来ました。」ガサガサ
ヲ級2「こちらにもクリスマス用のグッズが有るようです。」ゴソゴソ
ネ級2「クリスマス用の立体モチーフを見つけました!」ガサガサ
深海棲艦達はどうやったのか警備の隙をつき
提督達鎮守府が借りるレンタル倉庫に侵入していた。
\ ピッカー! / スイッチon!
ヲ級1「あれ?あそこなんか明るいですね。」
ネ級1「あっ、本当ですね。クリスマスツリーかな?」
ヲ級とネ級が近付いてゆく。
ヲ級1「あっこれクリスマスツリーですね。」ペチペチ
ネ級1「最近のツリーは電飾が多いんだなぁ。」ペタペタ
ヲ級1「最近の電飾は全部LEDで
一日中つけっぱでも電気代が安いんだぞ。」ペタペタ
ネ級1「へーぇ。」モミモミ
ヲ級1「しかもLEDは長時間点灯していても熱を持たないから
火事の心配が少なくていい。」
ネ級1「進化してるんだねぇ。」
ヲ級1「LED電飾を買うならメーカはドウシシャ製をお奨めしたい。」
ネ級1「ほう。」
ヲ級1「この会社の電飾が一番高級感が出るのよ。
後、TDRでも使われている。」
ネ級1「なんと。」
ヲ級1「ミッ○ーとかの立体モチーフライトはここが作っているから要チェックだ!」
ネ級1「なんとな!分かった!」
ヲ級1「にしても、セットもののツリーにしてはオーナメントの数が多いなぁ。」
ネ級1「そういう物なの?」
ヲ級1「当たり前だぞ?
お店の見本はお客に見せる側にオーナメントを集中させて
立派に見えるように陳列してるんだからな?」
港湾「ヲ級ちゃんは妙に詳しいわねぇ……。」
ネ級1「にしても、それを差し引いてもなんかアンバランス?な飾りつけだね。」サワサワ
ヲ級1「確かにこんな所になんでこんなサイズのオーナメントを吊り下げたんだろ?」サワサワ
「それはオーナメントではない。」
ヲ級1「?」
ネ級1「?」
「そいつは私のトナカイさんだ。」
ネ級1、2「「」」
ヲ級1、2「「」」
港湾「」
そこにはクリスマスツリーに擬態した変態提督!
港湾「へっ変態ぃ ―――――― !!」
変提「縦セタの横からはみ出る寸前の痴女の貴様に言われたくはないが、
いかにも変態提督とは私の事!」
変提「クリスマスを楽しみしている少女達の思いを踏みにじるその行為!」
変提「この変態提督!断じて許すわけにはいかん!」ズギュッ
ネ級1「ばっ馬鹿め!」ワタワタ
ネ級1「人間ごときが深海棲艦に勝てると思っているのか!」オタオタ
ネ級1が自身の艤装の砲塔を変態提督へ向ける!
だがしかし!
変提 ホァタァ!
変態提督は体に巻きつけていた電飾を鞭の如く一振り!
一閃!
変提の華麗なる鞭捌きによりネ級の砲塔は破壊された!
ネ級1「嘘ぉ!?」
変提「ネ級!破れたり!」
股間のトナカイ、いや、今やそのサイズは凶悪化しトナカイの仲間にして
最強といわれる程のヘラジカに進化したそれをネ級1の目の前へ見せつける変態提督!
そして、変態提督は鹿が突進を前に力を貯め蹄で地面を蹴るように、
足で地面を蹴り狙いを定めた。
ネ級1「まっまさか!」
ネ級がその意図に気付いた時はもう遅い!
変提「必殺!聖(セイント)クロスボンバー!」
変態提督の必殺技がネ級1へと襲い掛かった!
ここで変態提督の必殺技について解説させていただきたい!
皆さんはヘラジカをご存知だろうか?
この動物は最大個体は体長が3m、
体重が1tに迫るほどの大きさになり
その角はへらのような形で時として2mほどの大きさにもなる。(Wikipedia抜粋)
当然ながらシカ属の動物としては最大であり
北米ではこの動物に襲われ毎年死亡者が出ているほどである。
そのヘラジカの魂を股間に宿した変態提督が
パンティの持ち主、秋月、秋月型駆逐艦のパワーのままに突進である!
ネ級が重巡であるといえどもその装甲は貫かれないわけが無いのである!
ネ級1「いやぁ………。」チーン!
突き飛ばされたネ級は当然の様に!
股間のヘラジカの角の間に仕舞われた! シマイシマイ
そして、次の瞬間!
球磨「そこの深海棲艦ども!動くなクマ ――――― !」バーン!
球磨達が雪崩れ込んで来た!
変提「お嬢さん方、Merry Christmas 」ティン!
球磨「」
多摩「」
北上「」
大井「」
木曾「」
変態提督の股間のヘラジカを見た
姉妹達の反応はまさに三者三様だった。
球磨「 クマァアァァァ ―――――――― !」
ある者は絶叫し。
多摩「ナイスもっこりニャ。」b
ある者は発情。
北上「いやぁ、ちょっとこれは……、ねぇ。」ヒャァ///
大井「ちょっと、恥ずかしいですぅ……。」イヤン///
乙女の如く恥じらい顔を覆い恥ずかしげに蹲るものも居れば。
木曾「」
理解が追いつかず固まる者も居た。
港湾「今の隙に……。」コソコソ
変提「逃がさん!」
股間から追加の電飾を取り出しそれを鞭のように投げつける変態提督!
ヲ級1「たわらば!」
なんという事でしょう!
変態提督の匠の電飾捌きによりヲ級1はクリスマスツリーへと転職したのです!
変提「成敗!」
変提「港湾棲姫達め!次は貴様らの番だ!」
ヲ級2「港湾棲姫様!ここは私に任せてお逃げ下さい!」
変提「ほう、その身犠牲にして主君を庇うか…。」
変提「なれば私もそれなりに覚悟を持ってあたらねばなるまい……。」バチコーン!
変態提督が覚悟を決めたネ級に向き直る!
球磨「やべぇ、仰角が最大になったクマ……。」← 逞しさに絶句
多摩「すっごく、すっごく素敵ニャァ…///」← 猫まっしぐら
北上「ヒャァ///」 ←指の間から覗いてやっぱり恥ずかしいのか再度蹲る
大井「93式酸素魚雷より素敵///」 ←サイズを確認して赤面、そして蹲る
木曾「」← 思考停止中
変提「覚悟はいいな?」フンフン
ヲ級2「いいわけないだろばぁ ―――― かぁ!」
しかし!ネ級の叫びを聞くような変態提督ではない!
球磨「あっあれはネルソンタッチクマ!」モッコリタッチクマ!
そう!変態提督がヘラジカで闘牛の如く
突進していく様は英国戦艦の特殊攻撃ネルソンタッチ!
多摩「変態タッチニャァ。」モッコリタッチニャァ
多摩「あれで突かれたら……。」
多摩「妊娠しちゃうニャァ///」ホフゥ///
北上「ヒャ ―――― ///」
最早感嘆符Botと化してしまった北上!
戦場で重雷装巡洋艦として鬼人の如く振舞う気丈さは微塵も無い!
今、ここにいるのは変態提督のヘラジカに恥らう乙女だけである!
大井「北上さん!ねぇ!あれみてますぅ!?」
あまりに御立派な為か少し、たがが外れてしまった大井!
木曾「」
球磨「現実に帰って来いクマ ――――― !」
球磨が全力で木曾を怒る!が!
木曾「いい夢……。見れたぜ……。」鼻血タラー
いい笑顔を見せて木曾は逝った!
変態提督は混乱をしている球磨達を無視し敵の深海棲艦を追いかけ外へ出た!
変提「むぅ。あれは……。」
変態提督は目を凝らし沖合いを確認!
その視力は熟練見張り員(紳士)に相当する!
変態提督はまた、海上を走り出した!
変提「逃がさん!」
ネ級2「くそっ!」
破れかぶれになったネ級2が変態提督へ向けて魚雷を放つ!
が!
駆逐艦の回避能力を手に入れた変態提督の敵ではない!
変提「くらえ!」
変態提督が投げつけた電飾がネ級2に絡まりネ級2も活動を停止した。
丁度その頃。
提督からの連絡を受け鈴谷、熊野、秋月四姉妹が
現場へ向けて急行していた。
鈴谷「とりあえずで航空戦力って事で鈴谷達が来たけど。」
熊野「正規空母の皆様方が来るまでの時間稼ぎですので
命大事に、ですわ。」
秋月「艦隊をお守りする為秋月がんばります!」
照月「長門さんや金剛さん達が来るまで頑張る!」
涼月「あくまで私達は時間稼ぎです。
遅滞行動に勤めましょう。」
初月「何、どんな敵機だろうと撃ち落すまでさ。」
提督の連絡に急遽選抜された軽空母鈴谷を旗艦とした艦隊が
現場へと急行していた。
熊野「……。鈴谷さん?」
鈴谷「何?熊野?」
熊野「その、クリスマスが近くて気分が浮かれるのは分かりますが
流石に歌を歌われるのはどうでしょうか?」
鈴谷「鈴谷、歌なんて歌ってないよ?」
熊野「では。この歌声は一体?」
「走れそりよ ――― 風のように ――― ♪」
熊野「これですわ。」
「雪の中を ――― 軽く早く ――― ♪」シャンシャンシャン
鈴谷「あれ、本当だ。」
秋月「あの。前方から聞こえてくる気がします!」
「笑い声を 雪にまけば」シャンシャンシャン
照月「だんだんと近付いて来てる!」
「明るい光の 花になるよ!」シャンシャンシャン
涼月「正面!来ます!」
「ジングルベール ジングルベール 鈴がなる!」チーン!
初月「うわぁ……。」
「Hey !」
なんという事でしょう!
ネ級を電飾で縛り上げた変態提督はネ級をそりを引くトナカイのように扱い
水上スキーの様に海上を駆け抜けていたのです。
変提「お嬢さん方、Merry Christmas !」シャンシャンシャン
鈴谷「うそぉぉぉ!」
熊野「またしても出ましたわね!?」
目の前を軽やかに!爽やかに駆け抜けていく変態提督!
熊野「と、鈴谷さん!あれを追いかけますわよ!」
鈴谷「うぇぇぇ!?」
熊野「あの変態が自分を引かせていたのは重巡ネ級でしたわ?」
熊野「つまりあれが追いかける先には
敵の親玉がいると考えるのが自然ではなくて?」
鈴谷「あっ、うん。でもさ。」
鈴谷「あの変態を追いかけるって事わさー。」
照月「あの、お尻の///」キャァー!
初月「後ろ姿を見続けるという事か……。」
初月「これはちょっと恥ずかしいな///」
涼月「あら、お初さんも苦手とするものがあったのですね。」
初月「涼月姉さん。
さすがに僕もその、男性の、そのおし……、おし……。」
初月「すまない。とにかく直視するのは恥ずかしいかな///」
秋月「あっ、あの……。」
涼月「秋月姉さん、どうされました?」
秋月「あの方、秋月のパンツを被ってました…。」イヤァ///
鈴谷「あー……。」
熊野「……、そういう事もありましてよ。」
既に経験者の熊野は達観した目で沖合いを見つめる。
初月「その、男性はそういうのを被ると興奮するのだろうか?」
照月「初月?!何聞いているの!?」
初月「いや、その、鈴谷や熊野は男性経験豊富そうだから知っているかなと思って。」
鈴谷「もっもちろん知ってるしぃ!?」
熊野「!?」
鈴谷「提督にプレゼントしたことあるしぃ!?(大嘘)」
熊野「!!!???」
涼月「それで、提督の反応はどうでした?」ドキドキ
初月のキラーパスに動揺し有らぬ事を口走る鈴谷。
そして何故か超食いつく涼月!
まさしくカオス!
照月「うーん、その照月も提督さんの話し聞きたいけど。
追いかけなくていいのかな?」
熊野「そっそうでしたわ!」ハッ!
鈴谷「たしかにそうだった!」!
そして、一同が追いついた先で見たのは衝撃のシーンだった。
変提「港湾棲姫よ!覚悟しろ!」
シャン シャン シャン イヤァ……
鈴谷「そういえば、さっきから何か鈴のなる音がしない?」
熊野「こっこかんの…///」
涼月「なっなんて逞しい冬瓜でしょう///」
秋月「あんな所に……。」キャッ///
そう、先程からなる鈴の音の正体。
それは変態提督の股間のヘラジカと収納されたネ級の頭が
打ち付けられる音が鈴の音のように聞こえていたのだ!
その涼やかなる音はまるで聖夜に鳴り響くハンドベル!
シャン シャン シャン
チーン!
変提「Hey!」 イヤァ……
変態提督が掛け声と共に腰を振ればネ級の断末魔が!
変提「Hey!」 イヤァ……
腰の動きに合わせてエコーがかかる!
ネ級の艤装が変態提督の体に当りリズムを奏でれば!
それはもう、クリスマスロックである!
照月「ちょ、長51cm砲。」タラリ
涼月「照月姉さん。鼻血が出ていますよ。」テイッシュドウゾ
照月「あっ、ごめんね。ありがとう。」フキフキ
変提「港湾棲姫よ!追いついたぞ!」
変提「大人しく罰を受けるがいい!」
港湾棲姫は陸上タイプ、しかし、その所有艦載機は零ではないのだ。
港湾「くっ、かくなる上は……!」
港湾棲姫が自己所有艦載機を発艦させ変態提督へ襲撃をかける!
だが!そのタイミングで変態提督の必技が炸裂!
変態提督は股間のヘラジカの膨らみから何かを掴みだし!
投げた!
変提「行け!パンティ達よ!」モンズ
変提「変態必技!必殺ランジェリーブリザード!」ババッ!
変態提督の必殺技が炸裂!
港湾棲姫の艦載機は全て撃ち落とされてしまった!
聡明な読者の皆さんはお気づきかもしれないが
ここで解説にお付き合いいただきたい!
変態提督が今被るパンティは駆逐艦秋月のパンティである。
秋月型駆逐艦といえばその高い防空力により
敵空母がはびこるイベント海域で出ないことはないといわれるほど
優秀な防空能力を持つ艦娘達である。
そう!そうなのである!
変態提督はそのパンティの所有者の能力を
変態的パワーにて何倍にも引き上げる。
その類まれなる防空能力を発揮した変態提督は
一度に複数の敵を迎撃する事が可能になったのである!
そう、それはあたかも現代イージス艦のように。
変態提督はロックした敵機にランジェリー(女性用下着)を
ミサイル代わりに投げつけたのだ!
港湾「うっうそぉぉぉぉぉ ―――――― !」
涼月「みっ見えました///」タラリ
鈴谷「えっ えぇぇ ――。見えてないですからぁ!」ミエチャッタ
熊野「鈴谷さん!あれ、あの下着!全部、白ですわ!」モッコリデスワ!
だからどうしたと鈴谷が言いたい様な顔をするが…。
初月「明日はクリスマス!」
初月「つまりホワイトクリスマス!」
照月「うわぁ ――― うわぁ ――― ///」
そうなのだ!
白色の下着だけを投げ、雪を表現したのである!
これぞ!ホワイトブリザード!
変提「港湾棲姫よ。
貴様には特別なおしおきをしてやる!」ビシッ!
港湾「いっいや……。」
港湾棲姫が遠慮しますとばかりに後ずさるが…。
その後ろには鈴谷達が居るのだ!
港湾棲姫に逃げ場など初めからないのである!
そして、変態提督が助走をつけ空を飛んだ!
鈴谷「前に見たときより逞しくなってる……。」
あるものはその神々しさに目を奪われ。
熊野「あれが息子スティックですの?」
またある者はその存在を認めたくないかのように他者にそれの確認をする。
秋月「あっ、あのあれ///」
堂々と天高く、仰角最大。
照月「あっ、あれが長51cm連装砲///」
ナニが何かなのかを理解出来る長女と次女は食い入るように見つめ。
涼月「ごりっぱ///」
初月「男性は皆ああなのか///」
ナニかに感動する三女と四女!
変提「いくぞ!必殺変態秘奥義……」
変態提督が空へ飛び上がり港湾棲姫へ向けて落下する。
そのポーズは人類をその罪から救う為に身代わりに磔にかけられた
イエス・キリスト
OH Jesus !
神はここに降臨されたのである!
変提「懺悔のクロス・アタ ―――――― ック!」
港湾「ぎょえ ―――――― っ !」
チーン!
港湾棲姫もまた、股間へと仕舞われたのであった。
変提「成敗!」
そして、変態提督は周囲にいる鈴谷達に気が付いた。
変提「!」
ゴソゴソ
変提「お嬢さん達。Merry Christmas !」
そういい、変態提督は綺麗にラッピングされた包みを
鈴谷達に一つずつ渡していった。
変提「それではお嬢さん方!さらばだ!」
股間の収納庫から出されたプレゼントを受取り固まっている鈴谷達を尻目に
変態提督は華麗に去っていった!
後日談
港湾棲姫はサンタ衣装の強奪に失敗し失意の元、
泊地へと帰ったのだった。
ほっぽ「こーわんお姉ちゃん、どうしたの?」
港湾「ん……、少しね……。」(どうしよう)
ほっぽ「クリスマス!サンタくる!」
港湾「えぇ……。」(どうしよう)
そして、港湾棲姫がサンタをどう誤魔化すか悩み続け
結局何も出来ないままクリスマスを迎えた。
港湾(結局何も出来なかった。)
ほっぽ「こうわんお姉ちゃん!サンタ来た!」
北方棲姫が嬉しそうに駆けて来る!
その手にはなんと!
ほっぽ「ゼロ!ゼロのパンツ!」
零戦52型がプリントされた子供パンツが!
港湾(……、あの漢が……///)
何かを思い出し顔を赤らめる港湾棲姫。
ほっぽ「こうわんお姉ちゃんどうしたの?」
港湾「いいえ、少しね。そう、少し。思い出しただけよ。」ポッ///
深海棲艦といえど女性、逞しい男性には流石に敵わないようである。
艦!
以上終了で御座います、お読み頂きありがとうございました
本編の番外編という形での特別編、お楽しみいただけましたでしょうか
【艦これ】究極!!変態提督! - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1529421095/)
本編読んだこと無いよ!と言う方はどうぞ、上のリンクからお読みいただければイチが喜びます
スレ建てバグ治らないですね……、困った
続外地鎮守府管理番号88の方も筆は少しずつ進んでおりますので
何とか年内に第二部が終了できればと思っています、乙レス、感想レスどうぞ気軽にお願いいたします
イチが喜びます
では、また、本編の方でお会いいたしましょう
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