春香「生っすかレボリューション!」美希「夏休み、○○の日スペシャル!」 (61)





春香「みなさんこんにちは!日曜お昼の新発見!」


美希「春香、今日は特番だから土曜お昼なの」


春香「あっ!!…えへへ、間違えちゃった♪」テヘペロ

アハハハハ  カワイイ  カワイイ  アザトイ  ガメツイ


春香「そんなこんなで始まりました、生っすか夏休み拡大版!今日はスペシャルな内容をたっくさんお届けしていきます!」

春香「宿題に追われてるそこのキミも!お盆なのに休みがもらえなかったそこのアナタも!今だけはテレビの前に釘付けですよ!釘付け!」


美希「○○の日スペシャルだから、夏休みの、8月の色んな日にちなんだ何かをやっていくよ~」

春香「ちなみに美希は、8月の○○の日っていうと、何を思い浮かべる?」


美希「やっぱり8月21日!ハニーの日かな!」

春香「わーーー!はちみつがたべたいな!たーべたいな!」

千早「慌てすぎじゃないかしら…」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1534429135


春香「千早ちゃんはどう?○○の日で何か思い浮かぶ?」


千早「私は……なんでもいいわ……」


春香「…はい、御覧の通り千早ちゃんの元気がありません。」

春香「でもこれは体調不良とかじゃありません!千早ちゃんにいったい何があったのか!真相はこのあとすぐ分かりますからね~!千早ファン必見!」

千早「雪歩に穴の掘り方を教わっておくべきだったわ…」

春香「…さ、さあ、それじゃあ今日は、生っすか!スペシャル!の掛け声でみんなよろしくね!いっくよー!」


「「「生っすかー!?」」」



「「「「「スペシャル!」」」」」「「レボリューション!」」「サンデー!」「フライデェェェイエイイエイ」



美希「春香が予告無しにいきなりスペシャルに変えたからバラバラだったの」

春香「えへへ…一旦CMです♪」


そこそこ長くなりますが全員出演予定です、構成は既におおよそ完成してます
所々キャラや口調がおかしくなるかもしれませんがお付き合い宜しくお願いします



デン!


春香「」ゴクゴク

春香「んっ!」ゲホゲホ

春香「さ、さて、それじゃあ最初はいつものこのコーナーから!」


<響チャレンジ>


春香「恒例となりました、何度生放送じゃないんじゃないかと疑われたか分からない、人類の限界に挑戦する企画、響チャレンジ!」

美希「さっそく響と中継が繋がってるの!おーい!」


響『はいさーい!自分、今またよく分からないところに連れてこられてます!』


春香「もう慣れっこになっちゃったね」


響『最近は近辺に日本語が書いてあるだけで安心するようになったぞ…』

春香「前の特番の時は真冬のモスクワだったもんね~」

千早「我那覇さんの生命力とメンタルには感心するわ」


春香「ではでは!!今回の響ちゃんのチャレンジテーマはこちら!」



<8月19日、ハイクの日!ヒッチハイクの旅>




千早「ヒッチハイクの旅って、昔まんまそういうタイトルの番組あったわよね…」

美希「気にしちゃダメの!ダメの!」


春香「ルールは簡単!日本のどこかにいる響ちゃんには、番組終了までにヒッチハイクを使ってこの赤坂のスタジオへ向かってもらいます!それだけ!」

ワー ヒビキガンバレー カワイイゾー ヒビキノヤエバナメタイヨー



春香「ただし、響ちゃんだけだと画的に持たないので、今回はゲストをもう二人派遣してあります!」

響『春香ぁ!そんな言い方無いでしょ!』



あずさ『まあまあ、のんびり行きましょう♪』

やよい『うっうー!!楽しい旅をしましょう!』


ワァァァァァ アズササァン タカツキサンカワイイ フタリニシカラレタイ  ジャアオレハ シリニシカレタイ



美希「あずさがいる時点でこのチャレンジ失敗が確定してるような気がするの」ヒソヒソ

春香「まあね、実はこのコーナー失敗したほうが視聴率いいらしいからさ」ヒソヒソ


響『聞こえてるぞ』

美希「なんくるないの!」



春香「さあ、というわけで今から放送終了まで、いくよ!よ~い、スタート!!」


あずさ『偶然辿り着くのを狙ってみましょうかね~』

響『あずさ、自分から絶対離れちゃダメだからな!』

やよい『響さん!ちゃんと二人で見張りながらいきましょうね!』



千早「身体に似合わない大きいリュック背負った高槻さんが可愛すぎたわ…」



春香「…千早ちゃんの元気が出てきたところで!8月19日にちなんだもう一つの特別コーナー入ります!」



<8月19日 俳句の日 765プロ川柳>



美希「このコーナーは、俳句の日にちなんで、ミキたちが考えてきた川柳を発表するの!」

美希「さすがに季語とかはムズカシイから、川柳で勘弁してね!」


春香「はーい、この企画やるまで俳句と川柳の違いが分からなかった星井美希ちゃん、上手な説明をありがとう!」

美希「むー…」



千早「……春香、美希、申し訳ないのだけど、ちょっと胃が痛いからお花を摘んできて良いかしら」


ガタッ  ザワザワ


春香「はいダメよ~千早ちゃん座って~、あと一部のファンの兄ちゃんもざわざわしない!」



春香「実はもう俳句を発表するVは撮ってあるんだよね?」

美希「そうそう、だから早く見よう!」



千早「先に言っておくとね!わ、わたしの俳句は…これよ。 五月雨や 蛙飛び込む ナポリタン」


春香「ちょっと何言ってるのか分からない」


千早「ねえ、この番組のタイトルは生っすかよ??『生放送』の『生』よ??今ここで俳句考えた方が番組的に面白いんじゃないかしら!???」

美希「千早さん、観念するの!はい、VTRどうぞ!!」

千早「みんなぁ…見ちゃダメ…」


1週間前


P「よーし、俺が頭の回転のために出しておいたお題、ちゃんとやってきたな?」


美希「バッチリなの!」

千早「ええ、大丈夫です」

春香「ちゃんと考えてきましたよ!」



生っすかMCの3人は、クイズ番組やバラエティのトレーニングという名目で、今流行りの俳句を考えてくるように通達されていた。

リラックスした様子から分かる通り、この状況が既にカメラが回っていて、生っすかで使われようとしていることは、彼女らはまだ知らない。


P「すごく上手い回答か、すごく面白い回答が望ましいよな…さて、誰から行くか?」

美希「ハイ!ハイ!ミキからいきたいな!」

P「よし、じゃあ詠んでみてくれ!」



おにぎり
  ああおにぎり
      おにぎり

~~~~~~~~~~~~~~~~

ワハハハハハ  カワイイ  カワイイ ミキミキノニギニギタベタイ

春香「俳句として成り立ってないけど…でも、美希らしい答えだよね!」

美希「えー、これ成り立ってないの?上手いと思ったのになー」

春香「真ん中はいちごババロアにすれば7文字だね」

美希「おにぎりじゃないと粋じゃないの」

春香「粋って言葉は分かるんだ…」


~~~~~~~~~~~~~~

P「まあ、美希はそんな感じだろうと思ってたよ…次は、どっちが行く?」

春香「どうしようか」

千早「春香、先でいいわよ」

春香「じゃあ行きますね!」



せいとうは
   余計なことせず
        人気得る



~~~~~~~~~~~~~~


美希「これはどういう意味なんだっけ」

春香「最近政治のお偉いさんが失言して、所属している党の支持が落ちたりしてるじゃない?」

春香「もう、余計なことしないところが一番まともに見えて選挙で投票したくなるじゃん?」

春香「だから、私の『正統派』とかけて、『政党は』って。選挙もアイドルも、変なことせず、ありのままで勝負ですよ!!」




ザワ… ザワ…


春香「あ、あれ…自信作なんだけどな…?」



美希「ちょっと考え方がガチすぎて怖いの…」

春香「あのね!『人気』と『任期』もかかってるんだけど、政権の」

美希「なんか危なくなってきたから次!千早さんの行こうね!」

千早「…」


~~~~~~~~~~~~


P「ま、まあ上手いと思うぞ!さて、最後は千早だな」


千早「はい…プッククク…いきますね」





くっ


字足らず



~~~~~~~~~~~~~


春香「はい、じゃあ千早ちゃん、これの意味を自分で説明して」

千早「いっそ殺して…いや、もう死んでるわ…死体蹴りはやめて…」

美希「じゃあ代わりにミキが説明するの!これはね」

千早「ああああああああああああああ!!!ああああ!あああああああああ!!!」


春香「はーい、こうなると思ってたので、続きのVTRに戻します!はいどうぞ!」

千早「嫌ぁ…」


~~~~~~~~~~~~~~

P「お、おい…これはどういう…」

千早「ふふっ……ククク…俳句…なので…」



千早「はい!くっ…………って…フフ、フヒ…ガハハハ!!」





春香「千早ちゃん楽しそうだね」

美希「ミキね、前の怖い千早さんよりも今の千早さんのほうが好きだけど、これだけは慣れないな」



P「……なあ千早、それに二人も。悪いんだが…」

3人「?」


P「そこにカメラがあるだろ?これ…生っすかの特番で使うんだ」


春香「うえええっ今の俳句を!?」

美希「なんだ、はやく言ってよハニー」

P「こら、カメラ回ってるって理解した瞬間にハニー言うな!……って、ち、千早?」



千早「」カタカタ


千早「ウオアアアアアアアア!!!!」ドドドドドド


P「ああ!待て!そのカメラ高いんだぞ!ウワア!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

美希「映像はここで途切れてるの」

春香「千早ちゃんは今のVの最中に裏に引きこもってしまいました。CM明けには戻ってると思うので大丈夫です」


カワイイ チーチャンカワイイ カワイイヨ! モドッテオイデー カワイイ!


美希「大丈夫、あれはあれでみんなにはウケてるみたいなの」


春香「あ、あれ…じゃあもしかしてウケなかったの、私だけ…?」

美希「春香が黒いことが分かったとこでCMでーす!」

春香「美希ィ!」



あみまみちゃん 

○○の日の推理編

亜美「8月13日にじけんがおきた…いおりんのプリンが食べられてしまったのだ!これが、あの名作小説、813のナゾってやつかい?」

真美「真美たちがアルセーヌ・ルパンになった気分でカイケツしてやろう!」

亜美「ふむふむ、むずかしいなぁ」


響「はいさーい!」


真美「はいさい…813…ああ!」



「「ひびきん、タイホォ!!!」」


響「何でだぁぁぁ!!」


こうしてまた765プロに平和が戻ったのであった

推理 終




デン!


千早「……生っすか!」


春香「千早ちゃんも無事に帰ってきてくれました!というわけで次のコーナー行きましょう!こちら!」



<8月17日 パイナップルの日 限定復活ライブ!>



千早「パイナップルの日にちなんで限定復活ライブ?」

春香「勘のいい会場の皆さんはもう気付いていらっしゃいますね?」

美希「みんな、会場に入るときに緑色のサイリウムをもらったよね?準備しておいてほしいの!」


千早「星井美希…ほしい…フフフッ」




美希「……はいくっ」

千早「悪かったわ、何でもないのよ」


春香「はーい、じゃあみんなモニターを見てね!」


パッ

律子『ほんとにもう…こういうことするんだったら事前に知らせなさいって!!』

春香「はーい!パイナップルといえばこの人。我が765プロの敏腕プロデューサーにして現役アイドル顔負けの超!アイドル!秋月律子です!」

律子『髪型だけじゃない…ああもう!まさかこんなフルーツの衣装を着るなんて!///』

美希「律子~似合ってるから怒らないでほしいの!」

千早「ほしい…ククッ」

律子『さんをつけなさい!はぁ…もう今さら私のステージに需要なんて無いでしょう?!』

春香「はたしてそうでしょうか!会場の皆さん、どうですか~!!」



リッチャァァァン カワイイイイ リッチャンノパイナップルタベタイ リッチャンハカワイイデスヨ



春香「需要アリアリ!供給が必要ですね!というわけでこのあと律子さんに1曲披露してもらいます、お楽しみに~」

美希「律子…さん、スタンバイよろしくね!」

律子『はあ…わ、分かったわよ、腹を括るわ…またあとでね』


春香「この後のライブが楽しみですね!」

千早「ほしい…クククッ」

春香「いつまで笑ってるの…さてさて、ここで響ちゃんたちの様子を見てみましょう!響!今どんな感じ?」



響『おーっす!こっちは楽しんでるよ!』

やよい『無事にヒッチハイク成功して、いまそちらに向かってます!ちゃんとあずささんもいますよ!』


あずさ『いやあそんな、べっぴんさんだなんて、照れますわあ』

運転手『んふふふふ、ほんと、いいお宝を拾っちまったなぁ』



春香「よかったぁ、順調そうだね」


美希「その黄色いクルマ、何人乗りなの?なんだかすごく狭そうだけど…」

千早「私もそれくらい高槻さんと密着したいわ…」



響『うー、わかんない…今は自分たち3人と運転手さんだけなんだけど、それでもちょっと狭いかなぁ』


千早「今は…?」



やよい『さっきまで帽子をかぶった真っ黒いおじさんと、刀を持ったお侍さんも乗ってたんです!』

あずさ『賑やかで楽しかったわよ~』


春香「ええっと…帽子のおじさんとお侍さん…?何だか変な組み合わせ…」



ウーウーウー
ピーポーピーポー

千早「ちょっ、あれ警察車両じゃないかしら」


警察?『待てぇ!今日こそは逃がさんぞ!』

運転手?『わわっ、もうとっつぁん来ちゃったよ…わりぃお嬢ちゃんたち、しっかり捕まっててくれよな!』


キュルキュルキュル


響『うわあ、何だ何だ!』

やよい『ジェットコースターです!』

あずさ『揺れますわぁ』ボイン

プツン



春香「何か大変なことになってた気がしたんだけど」

千早「あずささんがドタプーンじゃなくてボインだった…!?」クッ


美希「でもね、あの運転手さん、なんだかすごく良い人な気がするな!だから大丈夫だよ!」

春香「そっかぁ、放送的に大丈夫かは知らないけど、もう大丈夫ってことにしておきましょう!」

春香「さあ、CMのあとは、恒例の大人気コーナー特別編が待ってます!チャンネルはそのままでね♪」



あみまみちゃんLIVE

亜美「今回の生っすか!は、さっき俳句のお姉ちゃんが言ってたように、撮ってあるスペシャルな企画が多いぶん、生放送成分が少ないってことで!」

真美「その代わりに生あみまみちゃんをやるよ~!」


「あたらしいあいさつをためしてみます」


亜美「まみ、やみのま」

真美「あみ、やみのま」


「「あみまみが、あいまみえる、やみのま」」


亜美「テレビの前の兄ちゃん姉ちゃんたち!早口言葉、挑戦してみてネ!」

亜美「はい!真美チャレンジ、スタート!」

真美「あみまみがあいまみえるやみのま、あみまみがあいまみえむまみのま、あみまみがあいまみめむ」ウッ

真美チャレンジ 失敗


うわ、ほんとですね、気にしてた筈なのに初っ端から凡ミスしてた恥ずかしい
気を付けます


デン


春香「あみまみはあまみしもだはあさみ…え?もうはじまってる?」


千早「さて、スタッフさん、律子の準備は……もうちょいですか?」

千早「じゃあ春香、次お願いね」

春香「はいよ~、つづいてのコーナーはこちら!」



<8月25日 即席ラーメンの日>



千早「即席ラーメンの日……だけ?ライブ!とかヒッチハイク!みたいなサブタイトルは無いの?」


美希「だって、もうこれだけで何が始まるか分かるし」

千早「まあ、それもそうね…」

春香「えーっと……8月25日は即席ラーメンの日です! 1958年8月25日、世界初のインスタントラーメンだといわれる「チキンラーメン」が日清食品さんより発売されたことに由来します!」

美希「春香、そんな台本に顔をくっつけちゃダメだと思うな」


春香「ラーメンの時点でもう皆さん予想可能かと思いますが、回避は不可能!本日も貴音さんに堪能してもらいましょう!」

美希「今日はあの光り輝くスーパースター、デコちゃんがゲストに行ってるよ~!」

ワアアアア イオリーン クギュウウウウ デコチャンイウナー






春香「V振るの千早ちゃんだよ」ヒソヒソ



千早「えっあっ!それじゃ…VTR、はいっ!…くっ!」

美希「千早さんが自虐を使いこなしてるの…」


<四条貴音のらぁめん探訪 即席編>


貴音「本日のらぁめんは、この赤坂の特設すたじおで食します」

伊織「何でこのスーパーセレブアイドル伊織ちゃんが、よりにもよって安っぽい即席ラーメンの回に呼ばれるのよ!」

貴音「伊織、心を落ち着かせなければ、美味しいものも美味しくなくなってしまいますよ」

伊織「どうせ即席ラーメンなんて美味しくないんだから」




















貴音「水瀬伊織、今、何と仰いましたか?」



伊織「な、何も言ってないわよ…(ものすごい空気が凍り付いたわ…)」


貴音「四条貴音、燃えてまいりました。必ずや、伊織嬢に即席らぁめんを美味しいと言わせて見せます」


伊織「貴音…アンタお湯入れるだけじゃないの?」


貴音「では、まずはお湯を入れるだけの即席らぁめんを…」

伊織「まずは…?」

貴音「見たことの無い人はいないでしょう…この日清食品のかっぷぬぅどるから食しましょう」

伊織「まあこれは定番よね、さすがの私でも見たことだけはあるわ」

貴音「なんと、では食べたことは無いのですか?」

伊織「あるわけないでしょ?うちはコックが健康を考えた食事を提供してくれるんだもの」


貴音「め、面妖…麺用な…謎肉の味を知らないと?」

伊織「まって、謎肉ってなに…?」


貴音「…とっぷしぃくれっとですよ。」

伊織「そんな気味の悪いもの食べないといけないの!?」

貴音「いえ、謎といっても正体は判明してるが故に安全ですし、真、美味ですよ。」

伊織「ふぅん…ならいいけど…」



貴音「さて、そろそろ3分経ちますよ。伊織はもう少し待っていてください…ふんっ!」ベリッ ズルズルズル

伊織「ちょっ、アンタなんでもう食べてるのよ!!」

貴音「本日は2分41秒の気分だったのです。僅かな食感の違いを楽しむのも乙なものですよ」ハフハフ



伊織「まあ、作っちゃったものは捨てるとやよいが悲しむし、食べるわよ」ズズッ



伊織「あっ…なんだろう、この感覚……悪くないかも」モグモグ

貴音「左様でございますか」キラキラ

伊織「ただ、明らかに身体に悪そうな味ね…貴音はよくその体型保っていられるわね」

貴音「ふふ…日々の鍛錬の賜物ですよ」

伊織「私も最近…その…気になるし、貴音の鍛錬にたまには付き合ってあげてもいいわよ」

貴音「おや、伊織嬢はその必要が無いくらい綺麗だと思いますが」

伊織「!!…バカ言わないの//」





貴音「それでは、本日はもう一品」

伊織「はやいはやい!まだ30秒くらいしか経ってないのに何でもう食べ終わってるの!ちょっと待ちなさいよ!」

貴音「なんと」


貴音「さて、伊織が謎肉を食している間に、もう一品作らせていただきます」

伊織「作るって、だからお湯を入れるだけでしょ…」

貴音「水瀬伊織、即席らぁめんをナメてはいけませんよ」

伊織「ごめん、一つ聞きたいんだけど、そのちょくちょく呼び方を変えるのには何の意味があるの?」




貴音「とっぷしぃくれっとですよ」

伊織「何の意味も無いってことよね、分かってたわ」


貴音「では、この伝統の一品、ちきんらぁめんの袋をあけていきましょう」

伊織「♪」ズルズルズル


貴音「ここに斎藤という殿方から預かった最高級のちゃあしゅうがあります」

伊織「~~~~!!!」ゲホッゲホッ

貴音「そしてこちらが高槻家自慢のもやしです」

伊織「!!!?!」

貴音「そしてそしてこちらが、私が実際に二十郎で勤務体験をしていただいてきた、秘伝のたれでございます」

伊織「ちょっ、ちょっと…?」



貴音「私に本気を出させるとどうなるか、見せてあげましょう…」


~~~~~~~~~~
~~~~~~
~~~

貴音「これで…私の全身全霊を注いだ即席らぁめんの完成です」ハァハァ

貴音「最後にちゃあしゅうから溢れた肉汁は、この秘伝のたれとにんにくを2:1で混ぜたものと和えて、炊き立てのご飯にかけましょう」


貴音「さあさあ、熱いうちに食べましょう!」

伊織「わ、わかったわよ…」ズルズル

貴音「お味のほうはいかがですか?」


伊織「…そりゃあ、美味しいわよ。貴音がこれだけ頑張ってくれたんだもの」

貴音「ふふふ、良きことです。これで即席らぁめんの魅力が…」

伊織「ただ、ひとついいかしら?」

貴音「おや…」







伊織「アンタ、即席って言葉の意味分かってる?」

貴音「なんと」

<TAKANE‘s KITCHEN 終>


~~~~~~~~~~~~~~~~~


千早「あ、あれ…?らぁめん探訪だったわよね?コーナー名が変わって…」

春香「以上!即席ラーメンの日のコーナーでした!」

美希「貴音に振り回されるデコちゃんチョー可愛かったの!」


デコチャンイウナー






千早「高槻家自慢のもやしって何なんでしょうね」


春香「安売り的な意味で、とだけ書いてあるから、千早ちゃんの期待してるようなものじゃないと思うよ」


美希「あ、そうだ!今日もスタジオにプレゼントが届いてるの」

千早「この放送中に四条さんが同じラーメンを作ってくれていたみたいで、ちょうどできあがったから持ってきていただけるとのことです」


貴音「ふふふ、お待たせいたしました」




春香「ねえ、何でいっつもゆうパックに入ってくるの!出来立てラーメンでしょ!?ねえおかしいでしょこれ…」

美希「春香うるさいの、いいから食べよう」


千早「……あ、あれ?どんぶりの中身が空になってるわ…?」



貴音「おっと、少々『味見』をしていたのですが、つい…」


アハハハハハハ オヒメチーン タカネカワイイ シリニシカレタイ



春香「……はい、いつもの貴音さんにやられてしまいました」

千早「その間にライブの準備が整ったようね」

美希「楽しみなの!」

<キンチョースル…


春香「それでは行ってみましょう!乙女よ大志を抱け!」


<イヤイヤ!!!マッテ!


美希「あんな恥ずかしい曲、さすがの律子…さんでも歌えないって」

春香「なんだとーふるふるアホ毛おにぎり!」


美希「やるの」

春香「歯医者さんで奥歯ガタガタ言わせたろうかぇ!?」


千早「二人ともケンカしないで……では、お願いします。魔法をかけて!」

~~~~~~~~~
~~~~~~
~~~


~~~
~~~~~~
~~~~~~~~~

パチパチパチパチ ワー! リッチャアアアアアン!

春香「ありがとうございました~!いやあ、いつ聴いても名曲ですね!」

律子「ハァハァ…正直、この曲もそろそろ恥ずかしいのよね…」

美希「ううん、そんなことない!ミキね、ステージで輝いてる律子大好きだなっ!」

律子「美希……も、もう…//」

美希「だから事務所で鬼プロデューサーやってる律子に戻ってほしくないの」

律子「さんをつけなさいさんを」


アハハハハハ リツコーオレニモオコッテー リッチャアアアン


千早「というわけで、以上!特別ライブでした!」

春香「番組の最後に、パイナップル衣装律子さんのポスタープレゼントのキーワードがあるので、お見逃しなく!」

律子「ちょっと!それ聞いてないんだけど!いつ撮ったのよ!!」


○○の日、コラボCM!

美希「8月21日はハニーの日?」

貴音「いいえ、違いますよ」

響「そう、献血記念日!」

美希「そうだったんだ!じゃあ…」

貴音「ええ…」

響「ん、どうしたんだ二人とも……っ!」

美希「パッと舞って」

貴音「ガッとやって」

美希「チュッと吸って」

響「はぁぁぁん…//」バタン



亜美「みんな!ひびきんが血を抜かれちゃって大変!」

真美「兄ちゃん姉ちゃんが献血してくれれば助かるかも!」

「「「さあ、献血に行こう!」」」



デン

美希「生っすか!☆」



春香「続いてのコーナーは、こちら!」


<8月29日焼肉の日 雪歩の告白>


ザワザワザワザワ


春香「さてさて、会場が今までで一番ざわついております」

千早「萩原さんが焼肉大好きなのは知っているけど、告白って…?」

美希「もしかして、アイドル生命の危機!?」


春香「…なーんて!先に言っておくけど、愛の告白じゃないからね!みんな安心してね!」


ヨカッタ ヨカッタ ユキホハオレノヨメ ダブルユキポ


春香「雪歩には、普段から感謝を伝えたい大親友がいるらしいんです。一体誰だろうなー」

美希「だから、美味しいご飯を一緒に食べに行って、そこでいつもなら言えないような気持ちを伝えるんだってさ!」

春香「では、何で8月29日、焼肉の日に感謝を伝えるのでしょうか?」

千早「それは…8月29日…どうやらこの日は、焼肉の日、以外にももう一つ、萩原さんにとってとっても大事なことがあるみたいです」


3人「な、なんだろうなー?(棒)」


ナンダー ナンダロー ユキマコ チーチャンカワイイ


春香「それでは、VTR、どうぞ!」




千早「誰…誰ちーちゃんかわいいって言ったの//」

春香「シー、シーよ、千早ちゃん」


雪歩「萩原雪歩と!」

真「菊地真の!」

「「街探検に、はりきってゆきまっこ?」」

「「いえええええい!!」」


真「菊地真改造計画がやっとネタ切れになってくれたってことで、新コーナーです!」

雪歩「私はまだまだ着せたい服沢山あるんだけどね」

真「ははは…プライベートで着せられそうで不安だなぁ」



真「さて、このコーナーは、全国からランダムで選ばれた商店街をフラフラしながら、美味しいものを食べる、ゆるふわでキャピキャピな企画でーす!」



もちろんこんな新コーナーは存在しません。
多くの視聴者の方はお気付きかと思われますが、8月29日は、雪歩の好きな焼肉の日、そして、雪歩の大好きな真の誕生日なのです。

今回は街ブラ企画ということで呼び出し、焼肉をある程度堪能していただいたあと、雪歩に精一杯の勇気を振り絞って、誕生日のお祝いと感謝の言葉を送ってもらう企画なのです。


ふらふら

雪歩「今日のテーマは8月の○○の日ってことらしいけど…何かある?」

真「んー、そうだなぁ。8月19日!ボクね、バイクに乗ってみたいんだ!」

雪歩「おおお!似合う!真ちゃん似合うよ!絶対カッコいいもん!」

真「相変わらずカッコいいか、ははは…ちなみに雪歩はどうなのさ?」


雪歩「私は…8月29日かな!真ちゃん、何の日だと思う?」


真「ええっ!!えっと、もしかしてその…その日はね…ボクの…」

雪歩「そう!正解!焼肉の日!」


真「えっ」

雪歩「というわけで美味しそうなお店を見つけました、入りましょう!!」

真「ちょ、ちょっと雪歩!待ってよ!」


真「あ、あれ…ここ焼肉のお店だよね!?すっごくオシャレ…」

雪歩「私たちアイドルなんだから、ガヤガヤしてて煙がモクモクな場所は似合わないよ!」

真「それもそっか!さすが雪歩、気が利くね!」ニコッ

雪歩「えへへ///」


~~~~~~~~~~~~~

ジュージュー

真「すっごい!こんな柔らかいお肉食べたこと無いよ!」

雪歩「びっくりだね!勢いで特上カルビ…頼んじゃおうかな?」

真「いいね!ジャンジャンのバリバリにいっちゃえ!」




雪歩「えっ、スタッフさんが予算無いからダメって?ううう…」


食後

店員「デザートをお持ち致しますので少々お待ちください」


真「どうしよう…美味しすぎてまともに食レポ出来なかったよ!うわああ!!」

雪歩(大丈夫だよ、多分食べてるシーンほとんど使われないから…)


真「そういえば、こうやって二人で会うのも久しぶりだね」

雪歩「そうだね、お互い忙しいし…」

真「やっぱ雪歩とこうやって仕事するの、楽しいな」

雪歩「わ、私も…真ちゃんといるの、すっごく楽しいよ!いつも元気もらってるし」

真「えへへ、何か照れちゃうな…///」




雪歩「あの…ね?さっき、8月29日は焼肉の日って言ったよね」

真「う、うん…?」

雪歩「でも、その日には私にとって、もっともっと大事なことがあって…」



店員「おまたせしました」

真「ケーキだ!!あ、あれ…しかも、ボクの名前が…」




雪歩「私の一番大切な友達の誕生日なんだよね」

真「!!!」


雪歩「ホントの誕生日にはちょっと早いけど…祝わせてほしいな!」

真「雪歩…こんなお祝いを準備してくれてたなんて…!」

雪歩「えへへ…どうしてもビックリさせたくて…だから、これが新コーナーだっていうのはウソなんだ。ごめんね?」

真「いやいや!そんな…今ボクとっても嬉しいよ!」



雪歩「よかった…こうやって改めて言うのも恥ずかしいんだけどさ、ちょっとだけ…」ペラッ

雪歩「いつも思ってることを書いてきたから…聞いてください」ドキドキ

真「て、手紙!…読まれる方もドキドキする…」ドキドキ



雪歩「……」ドキドキ

真「……」ドキドキ

雪歩「真ちゃんへ。私たちがアイドルになって、随分経ちましたね。初めて事務所で会った時、カッコいい真ちゃんのことをちょっと怖がっちゃったのをこの間のように思い出します。」

真「はは、懐かしいなぁ…」

雪歩「出会ってすぐ、そんな失礼なことをしちゃうダメダメな私にも優しくしてくれて、とても嬉しかったです。アイドルの真ちゃんはカッコよくてイケイケさんだけど、本当は誰よりも優しくてとても可愛い女の子だってこと、よーく知ってます。」

真「……」


雪歩「最近は、お互いに仕事も忙しくなってきて、アイドルとしては頑張れてる方だと思います。でも、そのせいで真ちゃんとあまりお話したり一緒に遊んだり出来てなくて寂しいです。贅沢な悩みなのは分かってます。でも、どうしても、感謝の気持ちを伝えたかったから、こうして手紙を読む機会をいただきました。」


雪歩「いつも笑顔でいる真ちゃんに元気をもらって、少女漫画を読んでちょっとズレたお姫様を夢見る真ちゃんに癒されて、大きな犬とか男の人から怖くないように守ってくれる頼もしい真ちゃんに助けられて…数えきれない、感謝しきれないほどの『ありがとう』があります。」



雪歩「……私にとって真ちゃんは、『アイドルの萩原雪歩』としてはプロデューサーと同じくらい、そして、『普通の女の子の萩原雪歩』としては、家族と同じくらい、かけがえのない存在です。」


雪歩「いつも仲良くしてくれてありがとう。これからもずっと親友でいてください。」







雪歩「……///」プシュウウウウウウ

真「……///」グズッ


雪歩「ま、真ちゃん!!そんな、泣くようなものじゃ…」

真「ありがとう。ありがとう雪歩…」


真「ボク、こんなに幸せ者だったんだなぁって…おもっで…うう…」グスン


真「こちらこそ、ずっと…大親友で、いてください!」

雪歩「…よろしくお願いします!」ギュッ




2人「……///」



真「あのね…雪歩?」


雪歩「ゴメン真ちゃん!!もうだめです!限界です!恥ずかし死します!!穴掘って埋まります!!!!ああああああ!!!!」ザクザクザクザク


真「雪歩ォ!待って待って!!!こんな高級そうなお店に穴あけちゃダメぇ!!ほら!ケーキ食べよ!ね!」



ドッタンバッタンオオサワギ



~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~
~~~~

パチパチパチパチ ヒューヒュー ヨクガンバッタ! ユキポヨクヤッタ! ユキマコ! モウオマエラケッコンシロ


千早「何よこれ…グズッ…このコーナーだけ異色すぎるでしょ…」

美希「ミキね、最初はこの企画で雪歩が真クン独り占めしてズルい!とか思ってたけど…納得したの…!」ズズッ

春香「私…ズビッ…こんな素敵な仲間を…持って…よがっだなぁって…思った!」


春香「一生ものの友達って素晴らしいね!ってわかったところで、余計な事喋る前にCMいっちゃえ!」

美希「ミキ的にはそれが余計なことだと思うな」






~その頃舞台裏~

P「はい、はい。ありがとうございます。この埋め合わせは必ずしますので、はい!失礼致します!」


P「雪歩、真…お前らの29日スケジュール、夕方から気合でぶち空けたぞ…好きにしてこい」グズッ


P「……はい、もしもし社長。え?テレビを見ていた小鳥さんが失涙失血多量で運ばれた!?失涙って何ですか!?どうやって読むんですかこれ…」



デデン!


春香「生っすか!!ヴァイ!」




春香「さて、ここで明日の天気予報です!」

美希「やよいが響チャレンジに行ってるから、今日の担当はデコちゃんね!よろしくなの!」



伊織『だからデコちゃん言うなってば!』


伊織『じゃあ天気図を出すわね』

春香「おお~!伊織、明日は全部晴れみたいだね!」

伊織『なんでよ、まだ何も言ってな』

美希「それって、デコちゃんが光ってるからってこと?」

春香「あ、あれ天気の記号じゃなくて反射か!間違えちゃった!」

千早「~~!!ククククッ」



伊織『……私が太陽みたいに輝いてるスーパーアイドルだからって嫉妬しちゃダメよ!にひひっ』

律子(伊織、よく我慢したわ…貴女は強い子よ…)

伊織『じゃあ明日の天気予報で~す』


~~~~~~~~

美希「はーい、デコちゃんありがとうなの~!」

<デコチャンイワナイノ!

春香「前のコーナーからの反動で伊織をちょっとからかいすぎちゃった」テヘペロ

アザトイ アザトイ アザトイ ガメツイ


<アンタ、アトデオボエトキナサイヨー
<ゼンコクノイオリファンヲオコラセタワヨー



春香「…さあ、波乱万丈でお送りして参りました生っすかスペシャルも、終わりの時間が迫ってまいりました」

エー エエエエエ エー!! ソンナァ


春香「響チャレンジの行方はどうなったでしょうか!」

千早「スタジオの玄関前で亜美と真美が待機しているのでつないでみましょう」

~~~~~~~~~~


亜美『みんな~!大変だよ!!』

春香「え、なになに!どうしたの?」

真美『実はね、ついさっきひびきんたちを乗せたクルマがここまで来たんだよ!』

亜美『だからこれはクリアかなぁ?テレビ的につまんないなー?とか思ってたらさ~…』


響『一緒にいたはずのあずささんが…いなくなってたんだ…』


春香「やっぱりね…大丈夫、テレビ的にはオイシイよ!!」


響『いや、そうじゃないんだ!!正確には、一緒にここまで来たんだけど…』

響『そのあずささんは…別人だったんだよ…』


春香「えっ?」

真美『3人がクルマから降りてきて、真美があずささんに飛びついたのね』

真美『そしたら…ボンキュッボンがもっと激しくて!99、55、88だったよあれは!』


亜美『あずさお姉ちゃんに化けてた人は、「楽しかったわ」って言ってバイクに乗ってどっか行っちゃったんだけど…肝心のお姉ちゃんがいないんだよ!』


響『やよいはショックが大きかったみたいで今は控室で休んでる…』


千早「どういうことなの…あ、すみません。控室に忘れ物があるので取りに行ってもいいですか?」

春香「千早ちゃん?」

千早「冗談よ、冗談…」




美希「ん?ちょっと待って?今おかしかったの」



美希「真美…今何て言ったの?」


真美『え?ボンキュッボンって…』

美希「違う、その前…」

真美『3人がクルマから降りてきたから、あずささんに飛びつい…』


美希「あずさ…『さん』…?」




ガチャン!




響「やったあ!!!ついに到着した!自分たち放送時間に間に合ったよ!」ハァハァ

やよい「やりましたね響さん!」

あずさ「ヒッチハイクの旅、結構楽しかったわね~」

真美「チャレンジ成功おめでとー!」

亜美「いやあ、正直あずさ姉ちゃんがいてカサカサまで帰ってこれるとは思いませんでしたなぁ」

響「それを言うなら赤坂だぞ!」



春香「えええええ!!?スタジオにもみんながいる!?!?」

美希「なんなのなの…」





真美?『おい、もうこんなお遊びやめようぜ…』


響?『拙者も付き合いきれないでござる…』



亜美?『…んふふ、バレちまったもんはしょうがねえ』


バサッ


怪盗紳士『んじゃ!ちょいといただいていくぜ。あばよ!』

ブツン…


春香「モニターが切れた!?ってか誰今の!?」

美希「いただいていくって…?」



響「ん、みんなどうしたんだ?」


千早「あ、あの…我那覇さんたち、ここまでどうやって来たのかしら」

響「おー!いや実はやよいが見つけてくれたんだけどな」

やよい「えっへへ!ひっちはいくするクルマをさがしてる時に、もやし農家さんのトラックが立ち往生してて…お手伝いをしたら、お礼に乗せてくれたんです!!」

千早「はいかわいい…」

美希「トラック?黄色い小さなクルマは?」

やよい「?そんなの乗ってないですよ?」

あずさ「ええ…ずっとトラックでしたけど…」


ザワザワ…


春香「な、何だか不思議なことが起こっていますが、とにかく今回の響チャレンジは、大成功ってことで!!」

ワアアアアア オメデトウウウ バカヤロウソイツガルパンダ ヒビキカワイイ


春香「そしてそして!響チャレンジが成功したということで、なんと!」



真「ふう、何とか間に合ったね」

伊織「遅かったじゃない、もう真の終わっちゃったわよ」

雪歩「良かったです…あんな恥ずかしいの絶対見れません…///」

貴音「良きびでおでしたよ」ズルズルズル

律子「わ、私もまた出なきゃいけないんですか!?」


春香「このスタジオに全員集合することが出来ました!」

ワアアアアアアアア


春香「今日の放送のフィナーレに!みんなで一緒に!生っすか特別版ステージをお届けします!いっくよー!」


「765プロー!」

「「「「「ファイトーッ!」」」」」

~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~
~~~~~



~~~~~~~
~~~~~~~~~~~

ワアアアアア パチパチパチパチ アンコールアンコール

春香「はぁ…はぁ…みんなでやるステージなんて久しぶりだね!今日は楽しかったぁ!」

美希「はらんばんじょーってやつ?色んな事があってすっごくキラキラした放送だったって思うな!!」

千早「ええ、波乱万丈で片づけていいのか分からないこともあったけど…面白かったわ」

春香「ここでお知らせです!先ほどご案内しました、パイナップル秋月律子ポスターの応募キーワードを発表します!」

春香「キーワードは千早ちゃんからお願い!」


千早「えーっと、キーワードは…『はいっくっ』……です」


春香「『っ』の位置まで正確に、以下の応募フォームまで送ってください!抽選で3名様に限定ポスターをプレゼントします♪」

千早「もう勘弁して…」


春香「それじゃあホントにホントにおしまいです!」

千早「明日の放送はオヤスミです。来週からまた日曜日の平常運転に戻りますので」

美希「これからもちゃーんと見ててね!」

春香「最後はみんなで〆るよ!さっきはグチャグチャだったからレボリューションでやろうか!いくよー、せーのっ」

「「「「生っすか!」」」」


「「「「「レボリューション!!」」」」」


「「「「まったね~!」」」」







スタッフ「大変です!」


P「どうしましたか?」


スタッフ「あの…律子さんの限定ポスターが!無いんです!盗まれました!」

P「えっ」


終わりです
呼称間違えたり物語の収拾がつかなくなって大泥棒出したり、765PもSS書きも初心者らしいってとこが出てしまいました
お付き合いありがとうございました


sageつつ少しだけ後日談


某日、事務所にて


響「やっぱり途中からニセモノがテレビに映ってたんだな…」

やよい「これ絶対私たちじゃないですもん!」

響「うがー!せっかくチャレンジ成功したのに、映ってないなんて!」

あずさ「おまけに新聞にまで載っちゃったわねえ…」

やよい「えっと…せいきのおおどろぼう…ルパン三世がテレビに乱入!?って…」

響「よく読めました、やよいはかわいいなあ」ヨシヨシ

あずさ「あらあら、じゃあ私も」ヨシヨシ

やよい「恥ずかしいれす…///」



小鳥「相変わらずほほえましいわね」


千早「高槻さんほんと可愛いわ…一生眺めてられるわね」

春香「じゃあその風景で一句、どうぞ」

千早「春香ァ…怒ったわよ!」

春香「最近の千早ちゃん、表情の変化が多くてとっても可愛いよ!」

千早「……っ、それくらいじゃ機嫌直んないもん」

春香「笑ってる千早ちゃんが好きだけど、ふくれたときのちーちゃんのほっぺたも悪うないのう…ほれほれ」ツンツン

千早「…もう///」




小鳥「いけない、鼻血が…」


雪歩「あのね、真ちゃん…29日の夕方ってさ…空いてる?仕事が変更になっちゃって」

真「…偶然だね、そこだけボクも無くなったんだ」

雪歩「そか、そしたらね…もしよかったら…」


真「うん。一緒に過ごそう?ボクもそれが一番嬉しいから」

雪歩「えへへ…大切な日だからね?」

真「うん、大好きな焼肉の日でしょ?」

雪歩「もう!真ちゃん!!」

真「あはは、冗談だって」

イチャイチャ



小鳥「また貧血で倒れそう」


亜美「あれあれ、いおりんがコンビニ袋を持ってる!?」

真美「あのお嬢様がコンビニで買い物……事件のニオイがしますなあ!」

伊織「うるさいわね!ちょっと気になるスイーツがあっただけよ!」

亜美「中身を見せろー!!」

伊織「バカッ!見ちゃダメ!見ないで!」

ガサガサ


真美「ねえねえ、何が入ってた?」

亜美「…予想通り、カップ麺が2つ入ってました!きっといおりんとお姫ちんの分だね!!さすがいおりん、ツンデレのお姫様!」

伊織「うるさいうるさい!!!私が何を買ってきてもいいでしょ!!!///」


小鳥「貧血が加速している」


貴音「ふふふ…水瀬伊織、制覇、と。」メモメモ

律子「あら、貴音。何を書いてるの?」

貴音「おや、律子嬢。これはとっぷしぃくれっとですよ。」

貴音「律子嬢もどうですか、このあとらあめんでぇとにでも参りませんか?」

律子「あら、いいわね。貴音なら美味しいところに連れて行ってくれそうだし」

美希「貴音!ズルいの!今日こそはミキが律子をもらうの!」

律子「こら、変なこと言うんじゃないの!さんをつけなさい!」

美希「あーあ、また鬼律子…さんに戻っちゃった…ずっとアイドルやっててほしいな」


ホシイ…クッククッ


美希「んー?千早さん!いい句出来たのー?」タッタッタッ

ゴメンナサイ ヤメテー


貴音「お二人は不思議な仲良しですね」

律子「はは…まあね、たまには美希のワガママを聞いてあげてもいいかな、とかは思ってたり…」




春香「たいへん!小鳥さんが倒れてる!」

亜美「これは…また失血ですなぁ」

真美「SSを読んでるそこの兄ちゃん姉ちゃんが献血してくれれば助かるかも!」

「「「「さあ、献血に行こう!」」」」



とある国のどこか



次元「おい、何でこんなポスターを盗んたんだ?」

ルパン「美しいものには目が無いんだ、つい惹かれちまってね」

次元「お前、不二子一筋じゃなかったのかよ」

ルパン「それはそれよ、アイドルを追っかけるのはまた別腹さ」

次元「アイドルっつっても、秋月律子はもう引退してんじゃねえか?」


ルパン「…俺(読み:ファン)にとっちゃ、永遠にアイドルだよ。」



ルパン「それに、新しい熱烈なファンも未だに増えてるみたいだしな」チラッ


五エ門「律子殿…貴音殿…」ハァハァ


次元「ハァ……まあいいや、早く帰ってアニマス15話見直そうぜ」


今度こそ終わりです

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom