アルミン「......」
アルミン「......ねえエレン、どうしてパンを口元に運んではお皿に戻し、運んでは戻しを繰り返してるの? 」
アルミン「隣に座っている身としてはさ、不思議というか、気味が悪いというか......ね」
エレン「ん、 何でかって? 」
エレン「きまってるだろ、乱数調整だよ乱数調整」
エレン「ミカサの体調不良イベントの間にお出掛けフラグを建てておかないと、後々に響くからな。結構重要なポイントなんだよ、ここ」
アルミン「......え、乱数調整? 何それ」
エレン「俺を最強の兵士へと導いてくれる魔法のことだ。19、20、21、22」
アルミン「......エレン、君は何処かに頭でもぶつけたのかい? そんなことまで言い出して、今日のエレンはなにかおかしいよ」
エレン「まあまあ、見てれば分かるって」
エレン「23、24......お、きたっ! 今だ!! 」
アルミン「(......変なことは辞めて普通に食べ始めたみたいだけど......)」
アルミン「(その前に呟いていた数字って......)」
クリスタ「ねえエレン、ここ空いてる? 」
クリスタ「もし良かったら私も御一緒させてもらってもいい? 」
エレン「(むしろ、その為に開けておいたんだがな)」
エレン「ああ、構わねえぞ。アルミンも、いいよな別に」
アルミン「......」
アルミン「......え」
アルミン「(く、クリスタが一緒にご飯を食べようって!? そんな申し出、今まで一度もなかったぞ! )」
アルミン「(エレン、乱数調整、奇妙な反復、特別な事象......何が起こったって言うんだ......)」
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アルミン「あ、うん」
クリスタ「えへへ、それじゃあ遠慮なくっと」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
エレン「なんか、今日のパンは美味しく感じるな。クリスタがいるからか? 」
クリスタ「えっ、そ、そんなことは、無いと......思うよ? ///」
エレン「って、冗談だよ冗談! なーに赤くなってるんだよ」
クリスタ「な、あ、赤くなんてなってない! ///」
アルミン「......」
アルミン「(とんでもない光景を見てしまった......)」
エレン・クリスタ「きゃっきゃウフフ」
アルミン「(何なんだ......この地獄は。目が、焼けるように痛いんだ......誰か助けてくれ......)」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
エレン「ふー、食った食った。やっぱ訓練後の飯は最高だな」
クリスタ「......」
クリスタ「エレン、ちょっといいかな」
エレン「なんだ? 言ってみろよ」
クリスタ「あ.....ここじゃちょっと。少し外に出ない? 」
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