短いです。
~終業後~
ゆん「青葉ちゃーん、帰らへんの?」
青葉「キス12㎝、恋人15㎝かぁ…」
ゆん「ん、真面目な顔して何調べてるん?」ヒョコッ
青葉「うわっ!?って、ゆんさんでしたか、す、すいません」
ゆん「『ゆんさんでしたか』ってちょっと傷つくなぁ…って、そない真剣な顔して何しらべててん?」
青葉「あ、この前健康診断したじゃないですか?それでちょっと身長の事についていろいろ調べてたらこんなサイトに行きついて」(スマフォを見せる)
ゆん「なになに、『カップルの理想の身長差は15㎝!キスをしやすい身長差は12㎝!』なぁ。…なんだかんだ青葉ちゃんも華の十代、乙女やなぁ」ニヤニヤ
青葉「そ、そんなんじゃないですよ!ほんとにたまたまこのサイトに行きついただけです!」
ゆん「まぁ、そういうことにしといたるわ。でも、身長差かぁ。青葉ちゃんはウチとそんなに身長変わらへんよな」
青葉「ちなみにゆんさんは何㎝ですかって聞いたりしてもいいですか?」
ゆん「ウチは151㎝や。…もう少し欲しかったなぁ。青葉ちゃんは?」
青葉「うっ…え、えっとひゃ、150㎝ですね。」アセアセ(目が泳いでいる)
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ゆん「ふーん、ほんとは?」ニヤニヤ
青葉「う、うぅぅ、149㎝ですよ!小さくて悪かったですね!」
ゆん「ち、小さいなんて一言も言ってへんよ。それにウチと2㎝しか違わへんし…何より青葉ちゃんはもしかしたらまだ伸びるかもしれへんやろ?」
青葉「そ、そうでしょうか…?」
ゆん「そうや、青葉ちゃんはまだ伸びる希望はあるで。それに比べてウチにはもう希望はない…青葉ちゃんが羨ましい…」ズーン
青葉「そ、そんなことないですっ!あ、そういえばゆんさん…こうやって背中合わせになって…」
ゆん「ん、なにするん?」
青葉「いきますよ、ノビー!」ヨイショ
ゆん「うひゃあっ!ちょ、ちょっと青葉ちゃん!」
青葉「どうですか!?なんだか伸びてる感じしませんか?」
ゆん「あ、確かに…ちょっと気持ちええかも…あ、で、でもウチ重くあらへん?」
青葉「え、全然重くないですよ?」
ゆん「そ、そう?ならいいんだけど」ランラン
ゆん「ふー、ありがと青葉ちゃん!今度はウチがやってあげるわ」
青葉「ありがとうございます!」
ゆん「いくよ?ノビー!」ヨイショ
青葉「ノビー!」グイー
ゆん「わぁ、青葉ちゃん軽いなぁ」
青葉「そ、そうでしょうか…って、なんか足が地面につかないって意外と怖いですね、これ」
ゆん「ほーん、青葉ちゃん軽いからこのままちょっとなら歩けそうやわ」ノッソノッソ
青葉「うわっ!?ゆ、ゆゆゆゆゆんさん、怖いですよ!」バタバタ
ゆん「あはは、青葉ちゃんがこわがっとる~」
ゆん「って、ちょ、ちょっと、そ、そんなに暴れると」グラグラ
青葉「ちょ、ゆ、ゆんさん!?」
ゆん・青葉「「うわー」」ドンガラガッシャーン
青葉「い、てて…す、すいません、ゆんさん大丈夫ですか?」
ゆん「だ、大丈夫や、青葉ちゃんこそ大丈夫だった?」
八神「…二人とも、何してんの?」
青葉・ゆん「「はっ!?」」
八神「ま、まぁ二人の関係に口は出さないけど会社でそういうことはちょっと…」
青葉「え?」←押し倒してる
ゆん「って、この態勢…」カァァ///←押し倒されてる
・・・・・・・・・・・・
~ゆんによる事情説明後~
青葉「いやはや、本当にお恥ずかしいところを見られてしまいました…」
ゆん「すいません…」
八神「いや、別に終業後だから何しててもいいんだけどさ」
八神「それにしても身長かぁ、でもほんとに二人とも随分楽しそうだったなぁ」ニヤニヤ
青葉「もうからかわないでくださいよ!」
ゆん「青葉ちゃん、ほんとごめんな。なんか青葉ちゃんが怖がってるのが新鮮で」
青葉「もうっ!…でもほんとは私も少し楽しかったかなー、なんて」アハハ
ゆん「そ、そう?ならよかったわ!」
青葉「いえいえ!がんばって身長伸ばしましょうね!」
ゆん「せやなぁ、私もストレッチとかちょっとやってみようかなぁ。」
青葉「はい!」
青葉「そういえば八神さんって身長どのくらいあるんですか?おっきいですよね!」
八神「確か164㎝だったかな」
ゆん「ちゅーことは、青葉ちゃんと理想のカップルですね!」
八神「カップル?」
青葉「えっと、このサイトに『カップルの理想の身長差は15㎝!キスをしやすい身長差は12㎝!』って書いてあるんですよ!」
八神「へぇー、そんなのがあるんだ」
青葉「そういえば八神さんってよく私の頭ぽんぽんしますよね?」
八神「あー、そうかも。確かに青葉の頭ちょうどぽんぽんしやすい位置にあるかもな」ポンポン
青葉「八神さんとカップルですかー。うーん」
八神「なんだぁー、私とカップルじゃ不満かぁー!」ウリウリ
青葉「いひゃひゃ、いひゃいですよ、八神さん!」
青葉「いや、八神さんとカップルなんて光栄だなーって思ったんですけど、私なんかで釣り合うのかなーとかいろいろ考えちゃって」
八神「そ、そっか」テレッ
りん「…何してるの、コウちゃん?」
はじめ「青葉ちゃんが八神さんにぐりぐりされてた…」
ひふみ「…」
青葉「遠山さんにひふみ先輩にはじめさん!お疲れ様です!」
ゆん「お疲れ様です」
はじめ「おつかれ!青葉ちゃん、ゆん」
ひふみ「お、おつか、れ、青葉ちゃんに、ゆんちゃん」
りん「お疲れさま、青葉ちゃん、ゆんちゃん。それで青葉ちゃん、コウちゃんとどんな話をしてたの?」ニコニコ
青葉「あ、えっと」
八神「あー、青葉とゆんと身長の話してたんだけどさ、私と青葉がカップルの理想の身長差らしいんだよ」
りん「ふーん。ちなみに青葉ちゃんは身長何㎝なの?」
青葉「え、えっと149cmです!」
りん「ふーん、ということはコウちゃんと15㎝差ね。ふーん。」
りん・コウ以外((((な、何この空気))))
青葉「そ、そういえばはじめさんて八神さんよりだいぶ身長高いですよね!どの位あるんですか?」
はじめ「私は167㎝になってたよ!」ピース
青葉「うわぁ、すごいなぁ。はじめさんって胸も大きいですしウエストも引き締まってる上に身長も大きいなんて…羨ましいです!」
はじめ「そ、そうかな?」ニヤニヤ
ゆん「ふん、なんかむかつくわ!」
はじめ「ゆんは何㎝だっけ?」
ゆん「…151㎝や、ちっこくて悪かったな!」プイッ
はじめ「16㎝差かー。ってことは後1㎝差が縮まれば理想のカップルってことじゃん!」
ゆん「な、なななな何言っとるん!そんなわけあらへんにゃろ!」カァァ///
はじめ「なにそんな焦ってんのさ」
ゆん「バカ!はじめのバカ!」(…身長伸ばすストレッチ頑張ってみようかな)
青葉「あはは。あっ、ひふみ先輩は何㎝ですか?八神さんと同じくらいですよね?」
ひふみ「えっ、えっと…確か162㎝だった、と思う、よ…」
青葉「13㎝差ですか…ふむふむ。
青葉「ひふみ先輩、ちょっと俯いてもらっていいですか?」
ひふみ「え、こ、こうかな?」俯き
青葉「えっと、それっ!」ニュン
ひふみ「ど、どどっどどどうしししたの、あ、あああおばちゃん、そ、そんなに顔近づけて…」カァァ///
青葉「どうでしょうか、キスしやすい身長差って12㎝らしいんですけど」
ひふみ「え、えっとえととっと…」プシュー
青葉「うーん、そういえば私キスとかしたことなかったのでキスしやすいとかしにくいとか分かりませんでした…」
ひふみ「そ、そっか」ドキドキ(すごい、緊張した…)
青葉「ふふっ、でも確かにあのままキスできちゃいそうでしたね♪」
ひふみ「ふぇっ!?」(青葉ちゃん…小悪魔、め)
青葉「私、ひふみ先輩と一番キスしやすい身長になるためにストレッチしたり牛乳飲んだりがんばっちゃおっかなー♪」
ひふみ「えっ!?あ、あお、青葉ちゃん…そ、それって…」ドキドキ
青葉「ふふっ、なーんて」
ひふみ「そ、そっか」ドキドキ
八神「ふぅ、ま、今日もこれで終わったし、どうする?みんなでご飯でも行く?」
りん「コウちゃんの奢りならいいわよ」ツーン
はじめ「お供しますっ!」
八神「…なんか、りん不機嫌?」
わいわいがやがや
青葉「…ゆんさん、本当に頑張って後1㎝だけでも身長伸ばしましょうね」ボソッ
ゆん「せやな、お互い頑張ろうな。」ボソッ
~完~
終わりです。
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