熊野「安価で鎮守府に帰りますわ!」 (249)
○月×日 神奈川県横須賀市 横須賀鎮守府
横鎮任務娘「呉鎮からの重要書類ですね? 確かに受け取りました」ニコニコ
鈴熊「「お願いします(しまーす)」」
横鎮任務娘「はい、了解です。それではお二方ともお気を付けてお帰り下さい」ニコニコ
熊野「はい、ありがとうございます」
鈴谷「了解でーす」
ガチャ
バタン……
横鎮任務娘「…………」ニコニコ
横鎮任務娘「……ホント、気をつけて帰って下さいね?」ニヤリ
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○月×日:一二○○
神奈川県横須賀市 横須賀鎮守府前
熊野「さて、これで提督から頼まれたお使いは終了ですわね」
鈴谷「はぁ~つかれたなぁー、書類一枚の為に呉から横須賀までなんて厳重にも程があると思わない?」
熊野「機密書類とは本来そのくらい厳重に扱うものですわ。 さて、あとは鎮守府に帰るだけですわね。鈴谷、帰りの切符は何処にありますの?」
鈴谷「ちょっと待ってね、確か提督から封筒を……、あれ?」
熊野「? どうなされましたの?」
鈴谷「いや、その、封筒なんだけどさ、中身が……」
熊野「中身?」
中から出て来たものは?
1)サイコロとボード
2)原付の鍵
3)その他
安価下2
2
>>4
熊野「これは……鍵?でも一体何の鍵ですの?」
鈴谷「この鍵ってまさか……原付?」
??「その通りです!」
鈴熊「「!!」」
青葉「ども、青葉です!ルール説明、する?」
熊野「あ、青葉さん!? いきなりなんですの!?ルール説明?」
鈴谷「あー、なんとなく読めたかも……。 水どうだよね?コレ……」
青葉「流石鈴谷さんですね~。では、簡潔に説明しますと、お二人にはこれから呉鎮守府まで帰って貰います」
熊野「帰って貰う、って最初からそのつもりですわ」
青葉「この原付で、と言ってもですか?」
熊野「くどいですわ、ですから最初からそうだと……、って、原付で、ですって!?」
青葉「ようやく分かった様ですね。そうです、原付で帰って貰います!」ドヤァ
熊野「」イラッ
鈴谷「ねぇ青葉、原付で、って言ったけどルートは自由なの?それとも……」
青葉「んー、鈴谷さんは本当に鋭いですね~。実は……」
1)チェックポイントがある
2)サイコロで決めて貰う
3)しりとりで行って貰う
4)その他
安価下
1
>>6
鈴谷「チェックポイント?」
青葉「そうです! チェックポイントに関するヒントを提示しますので、その中から選んで頂きます」
鈴谷「鈴谷たちが行き先選べるって事?なんだ、それなら簡単じゃ……」
青葉「ただし、選ぶのは熊野さんです」
鈴谷「」
熊野「えっ?わたくし、ですか?」
青葉「更にチェックポイント選択の際は、鈴谷さんからの助言を禁止します」
熊野「当然ですわ!助言など無くとも呉鎮守府までたどり着いてみせます!」
鈴谷「終わった……、これは終わった……」チーン
青葉「それでは先ずは最初のチェックポイントです。この中から選んでください」
熊野「どれどれ……」
1)蜜柑
2)落花生
3)シュウマイ
熊野「これがヒントですの?」
青葉「はい、ヒントです」
熊野「……分かりましたわ。 わたくしは『安価下2』のチェックポイントを選びますわ!」
※所用により続きは明朝です
1
選択外につき>>14
青葉「へぇ、蜜柑ですか。で、その理由は?」
熊野「人を嘗めるのも大概にして頂けません?いくら地理が苦手なわたくしでも落花生が千葉で、シュウマイが横浜だと言うのは分かりますわ」
青葉「うぐぐ……!流石に簡単過ぎましたか……」
熊野「さあ、次のチェックポイントは何処ですの?」
鈴谷(あっ、蜜柑が何処だかは分からないんだ……)
青葉「えー、厳密には根府川なんですが、編集的な都合で小田原でお願いします」
鈴谷「編集的な都合って、ちょっとはオブラートに包もうよ」
青葉「さぁて行き先は決まりましたし、早速出発しますよ! あっ、乗って貰う原付は裏手に置いてありますからね」
鈴谷(スルーされたし……)
青葉「こちらがお二人の乗る原付です!」
鈴谷「やっぱりカブなんだ……」ゲンナリ
熊野「あら?こちらの荷台になにやら変な機械が……」
青葉「はい、今回の企画では各チェックポイントでお土産を買うので荷台を改造させて頂きました!」
熊野「買ったお土産をこの台に載せれば良いのですね?」
鈴谷(改造って、どー見てもマル○ンの出前機じゃん……)
青葉「それで、この改造カブなんですが、どちらが乗ります?」
熊野「それは当然……」
1)わたくしが乗りますわ!
2)鈴谷にお任せ致しますわ。
安価下
1
>>19
熊野「わたくしが乗りますわ!」
鈴谷「ちょっ、熊野死ぬ気!?」
熊野「鈴谷、それはどういう意味かしら?」
鈴谷「だって熊野、カブの運転出来んの!?」
熊野「失礼ですわね、こう見えてわたくしも立派な艦娘です!普段使ってる艤装に比べれば三輪車も同然ですわ」
鈴谷「本当かなぁ……」
青葉「まあまあ、熊野さんは大丈夫だ、って言ってますし、任せてみせましょうよ」
鈴谷「青葉は絶対楽しんで言ってるよね?それ」
熊野「えっと、確かカブは手元がアクセルで、足元にギアでしたよね?そうしましたら、アクセルは『安価下』で、ギアを『安価下2』にして……」
ガシャン!
アクセル&ギア、コンマ判定
アクセルは?
01~30=弱め
31~60=普通
61~90=強め
90~00=フルスロットル
ギアは?
01~30=ニュートラル
30~60=一速
61~00=二速以上
おっ
まさかここで?
>>21
アクセル弱め
>>22
二速以上
ノロノロ……ガッガッガッ!
ソローリ……
熊野「御覧なさいな。これがわたくしの優雅かつスムーズな発進ですわ」
鈴谷(コレって優雅って言うより……)
青葉(エンスト寸前ですね)
熊野「何をしているんですの?置いて行ってしまいますわよ~」ソローリ……
鈴谷「……ねぇ青葉、あの調子だと呉鎮守府まで何日掛かると思う?」ブロロロ……
青葉「さぁ?私に聞かれても困りますねぇ……」ワタシハクルマニノリマスネ
熊野「さて、最初の目的地は小田原でしたわね。どういうルートで行ったら良いのかしら?」
1)国道一号線を目指す
2)海沿いを走ってみる
3)その他
安価下
2
>>25
熊野「わたくしは海沿いの道を選びますわ!」ブロロロ…
鈴谷「ねぇ熊野、本当に大丈夫?」ブロロロ…
熊野「何がですの?海沿いを走る以上、道に迷う心配はありませんのよ?」ブロロロ…
鈴谷「いや、そうじゃなくて……」ブロロロ…
青葉「次のカーブを曲がったら海ですよー」
ビュオォォォ!
熊野「きゃあっ!?な、なんですの!?」フラフラ~グラグラ~
青葉「海風ですね。今日は結構強いみたいです」
熊野「強いと言う限度を超えてますわ! 鈴谷!鈴谷は大丈夫ですの?」グラグラ~
鈴谷「えっ?何か言った」スイーッ
熊野「あ、あら?鈴谷はなんともありませんの?」グラグラ~
鈴谷「だから何の話?」スイーッ…
熊野「何の、ってこの風ですわ!わたくしより随分安定してません!?」グラグラ~
鈴谷「ああ、それ? そんなの当たり前じゃん、だって……」スイーッ…
鈴谷「鈴谷の原付、マル○ン(余計な荷物)付いてないし……」
熊野「………」グラグラ~
熊野「……」グラグラ~
熊野「」グラグラ~
熊野「もしかしてわたくし、思いっきり貧乏クジを引いてません!?」ガビーン!
鈴谷&青葉(今更気付いたんだ……)
熊野「青葉さん、いくらなんでも不公平ですわ!」
青葉「不公平も何も、○ルシン付きのカブを選んだのは熊野さんじゃないですか~」
熊野「強風でわたくしが転倒したらどうなさるつもりですの!?」
青葉「『カブ版友鶴事件』として編集して鎮守府で放送します!」キッパリ
熊野「前世の分も含めてはっ倒しますわよ!?」クワッ!
鈴谷「わー、熊野、待った待った!前見て!前!」
○月×日 一九三○
神奈川県小田原市 小田原駅前
熊野「し、死ぬかと思いましたわ……」ゼーハー…
青葉「今日は時間的にここまでですねぇ……」
熊野「同然ですわ!」
青葉「じゃあ私は宿を取ってきますので、とりあえず明日のチェックポイントだけ選んじゃって下さい」
鈴谷「うわ、やっぱ明日も続くんだ?」
青葉「当然ですよ!それでは選択肢はこちらです!」
1)20.3㎝連装砲
2)彗星艦爆
3)改鈴谷型
鈴谷「なにコレ?鎮守府で見る装備のカードじゃん」
熊野「何処かの名産品……ではありませんよねぇ……?」
鈴谷「それは無い、絶対無い」
熊野「そうなると謎かけか何かかしら?とりあえず『安価下』にしておきますわ」
明日のチェックポイント
安価下
一旦切り上げます。
分からん3
>>29
青葉「お待たせしました!選択肢、決まりました?」
熊野「ええ、3番にしますわ」
青葉「おやおや、3番を選んでしまいましたか……」
鈴谷「えっ?もしかして、外れ引いちゃった系?」
青葉「いえ、外れではありませんよ。ある意味大当たりです」
熊野「大当たり? いったい次のチェックポイントはどこですの?」
鈴谷「鈴谷も気になるな。ついでだから他の選択肢も教えてよ」
青葉「良いでしょう、お答えします! まず1)の『20.3㎝連装砲』ですが、大砲が防盾に覆われた武装の事をなんて言います?」
鈴谷「え? しゅ、主砲?」
青葉「それは武装の位置づけですね」
熊野「砲塔……かしら?」
青葉「這い、正解です。 では『砲塔』と5回言ってみてください」
鈴熊「「砲塔、砲とう、ホウトウ、ほうとう、ほう……とう?」」
青葉「『ほうとう』が名産と言えば?」
鈴熊「「…………山梨」」
鈴谷「って、これって単なるダジャレじゃん!!」
青葉「まぁまぁ、次からは真面目に理由付けされてますから」
熊野「本当なんですの?」
鈴谷「それじゃあ聞くけど、2)の『彗星艦爆』は?」
青葉「それはですね、お二人は『彗星』の製造元とエンジンの形式はご存知ですか?」
鈴谷「え゛っ?」
熊野「当然ですわ、製造元は『愛知航空機』でエンジンは『アツタ』発動機ですよね?」
青葉「熊野さんまたもや正解です。 大戦後期には空冷『彗星』なんてものもありますが、基本は『アツタ』です」
熊野「『愛知航空機』の『アツタ』……ああ、選択肢2)は名古屋の事でしたか……」
青葉「流石ですねぇ、敬服です!」
鈴谷「熊野に青葉も、お願いだから暗号で会話しないでぇ~」
熊野「とにかく、選択肢1)が『山梨』で、2)が『名古屋』なのは分かりましたわ。それではわたくしたちが選んだ3)はどこの事ですの?」
鈴谷「いや、わたくしたち、って選んだのは熊野一人だからね?」
青葉「おや? これが一番分かりやすいと思ったんですけどねぇ? マル急計画って、ご存知ありませんか?」
鈴谷「それって確かあの戦争が始まった後の話だよね? 鈴谷たち南方に居たし、良く知らないんだけど」
青葉「あらら、これは失礼しました。 実はですねその計画の中に鈴谷さんたちの改良型重巡を造る計画があったんですよ」
鈴谷「それが改鈴谷型?」
青葉「そうなんです。 まぁミッドウェー海戦の煽りで建造中止になったり、空母に設計変更されたりで、有耶無耶のまま終わったんですけど……」
熊野「結局わたくしたちの妹は生まれず仕舞いでしたのね。残念ですわ」
青葉「で、その名前と言うのが……」
鈴熊「「その名前が?」」
青葉「『伊吹』と言うのです」
熊野「……鈴谷、『伊吹』はどこの山でしたっけ?」
鈴谷「えーと、確か滋賀県?」
熊野「それってここからどの位離れてますの?」
鈴谷「よく分かんないけど、多分300キロオーバー?」
青葉「手元のデータですと、高速利用で約400キロです」
熊野「400キロ……」
青葉「まぁ今回は原付ですから高速は使えないんですけどね。 あくまで目安です」
鈴谷「あっ、これ終わったわ……」
青葉「そう言う訳なので明日は早朝に箱根上りになりますのでよろしくお願いします! それではお二人はこちらの部屋に泊まって下さい。では、おやすみなさ~い」
ガチャ、バタン……
熊野「……」
鈴谷「……」
熊野「…………」
鈴谷「…………とりあえず休もっか?」
熊野「そうですわね……」
~~呉鎮守府裏のどっか~~
衣笠「みんなお疲れ様! 衣笠さんだよ!」
三隈「皆様くまりんこ! 三隈ですわ」
衣笠「と言う訳で始まった『艦これどうでしょう・原付東海道山陽制覇の旅』第一夜、どうだったかな?」
三隈「次回もくまのんとすずやんがくまりんこ!な旅をする予定です。ご期待くださいね」
最上「あれ?こんなところで何してるの? って、うわわっ!?」
三隈「もがみん!? いきなり来な……きゃあぁぁぁっ!?」
どんがらがっしゃーん!
衣笠「……それじゃあまた次回の前節で会おうね! ばいばーい!」
「キャッ!?ダメですわもがみん!その手を動かさないで!?」
「うわぁあ!? ご、ごめん! でもこのままじゃボクも……」
~~次回の艦これどうでしょうは!?~~
鈴谷「ああっと、熊野がギアをローに入れましたぁ!」ブロロロ…
青葉「マ〇シンが荒ぶっております! これは近年稀に見る力走です! 箱根の山にカブのエンジン音が響いています!」
熊野「少しは代わってあげようとか、そういう思いやりは無いんですの!?」ブォォォォォン!!
熊野「もしも、ですよ? もしも、今日中に滋賀県にまでたどり着けなかった場合はどうなりますの?」
鈴谷「あっ、それ鈴谷も気になる」
青葉「あらら、とうとう気づいてしまったようですね……」ニヤリ
青葉「ここをキャンプ地とします!」
鈴熊「「!!?」」
横須賀→呉、原付東海道山陽制覇 第二夜
こうご期待!
今日はここまで~
~~呉鎮守府裏のどっか~~
球磨「みんな元気してたクマ? 球磨型軽巡洋艦一番艦の球磨だクマ」
多摩「同じく二番艦の多摩ニャ」
球磨「と言う訳で『艦これどうでしょう』の時間だクマ」
多摩「今日は鈴谷と熊野の『原付東海道山陽制覇 第二夜』をお送りするニャ」
球磨「熊野たち二人は提督のお使いで向かった横鎮から原付バイクのカブに跨って呉鎮まで帰ることになったんだクマ」
多摩「そんな二人の二日目の目的地はまさかの滋賀県は伊吹山ニャ」
球磨「そんな行き先で大丈夫クマ?」
多摩「大丈夫じゃニャい、問題ニャ」
木曾「おぉ~い!球磨多摩ァ!! 本当にこんな格好で改二になれるのかぁ!?」←onちゃん着ぐるみ装備
多摩「心配ないニャ、多摩たちを信じるニャー」
球磨「大丈夫クマよ~。良く似合ってるクマー」
木曾「似合ってるとかそういう問題じゃねぇ! と言うかそもそも改造でこんな事してた覚えが……」
球磨「それじゃあ二日目最初の難関、箱根越えからだクマー」
多摩「どうぞだニャー」
〇月△日 〇五〇〇
神奈川県小田原市 小田原駅前
青葉「お二人ともおはようございます! よく眠れましたか?」
鈴谷「あー、流石に早いわ。 もうちょい寝たかったかも」
熊野「朝の五時から移動なんて……ありえませんわ……」
青葉「そうは言いましても今日の目的地は滋賀県ですからねぇ、早め早めに動かないとなんですよ」
鈴谷「くーまーのーぉー?」
熊野「わたくしに言われても困りますわ! と言うかわたくしが泣きたいくらいなんですよの!?」
青葉「と言う訳で、二日目、スタートです!」
熊野「…………」ブォォォン
鈴谷「…………」ブロロロ…
熊野「…………」ブォォォン
鈴谷「……ねぇ、熊野?」ブロロロ…
熊野「なんですの?」ブォォォン
鈴谷「なんでマルシ〇(荷台)に提灯着けてるの?」ブロロロ…
熊野「小田原名物だそうですわ」ブォォォン
鈴谷「ああ、お土産を買ってくルールなんだっけ」ブロロロ…
熊野「…………」ブォォォン
鈴谷「…………」ブロロロ…
熊野「…………」ブォォォン
鈴谷「………………田舎の珍走団?」ボソッ
青葉「完全にバカ丸出しですよねぇ」ヒソヒソ
熊野「鈴谷は兎も角、提灯を括り付けた当人に言われたくありませんわ!!」クワッ!
青葉「さぁ、ここから箱根の峠に入ってまいりますよ!」
鈴谷「箱根って言うと駅伝の?」
青葉「そうです! ここで活躍すると山の神と呼ばれるそうですよ?」
鈴谷「へー、神さまになれるんだー。 熊野、芦ノ湖まで競走……」
熊野「しませんわ」
鈴谷「えー、なんでー?」
熊野「鈴谷、わたくしの方に大きなハンデ(マル〇ン)があるのを知ってて言ってます?」
鈴谷「うん、知ってるよ」
熊野「青葉さん、一つ提案がありますわ」
青葉「なんでしょう?」
熊野「箱根の峠を越えたらで構いませんわ。 鈴谷のカブに一度、荷台を着けてみません?」
鈴谷「ちょっ!?熊野!?」
青葉「ん~、そうですねぇ……」
マ〇シンの付け替えを認める?
安価下
ok
>>50
青葉「分かりました、認めましょう」
鈴谷「ええっ!? ちょっ、マジで言ってんの!?」
熊野「まぁ当然ですわ」
青葉「ただし……」
鈴熊「「だだし?」」
青葉「安価下」
1)二人に対決して貰う
2)その他
1
>>52
青葉「二人には対決して貰います!」
熊野「対決、ですか?」
鈴谷「うわぁ、ここで対決列島も混ぜちゃうんだ……」
青葉「その対決で勝った方がマ〇シン免除、これでどうでしょうか?」
鈴谷「あー、それならしょうがないかぁ~」
熊野「ちょっと待って下さる!? それだとわたくしの方が荷台になる可能性もありません?」
青葉「対決ですからね。 そうなる事も否定できません」
熊野「それでは不公へ……」
青葉「交代の件、無かったことにしても良いんですよ?」
熊野「ぐっ……!」
青葉「さぁ、どうします?」
熊野「安価下」
1)対決する
2)対決しない
1
>>54
熊野「分かりましたわ。 その対決、受けて立ちますわ!」
青葉「流石熊野さん、ありがとうございます」
熊野「本当、鎮守府に帰ったら覚えておいて下さいね?」
青葉「おーこわいこわい」
鈴谷「それで? 対決の内容はどうするの?」
青葉「それはこっちの方で考えておきます。 とりあえず今はこの峠を越えちゃいましょう」
青葉「さぁ、ここから更にキツくなってまいりますよ」
鈴谷「うわっ、坂なのが一目で分かる……」
熊野「流石、天下の剣ですわね……」
熊野「本当に登りませんわ、セカンドですのよ……?」ブォォォォン!
熊野「…………」ブォォォォン!
熊野「…………」ブォォォォォン!ガシャン!
熊野「…………」ブォォォォォォォォォォォン!!
鈴谷「ああっと、熊野がギアをローに入れましたぁ!」ブロロロ…
青葉「マ〇シンが荒ぶっております! これは近年稀に見る力走です! 箱根の山にカブのエンジン音が響いています!」
熊野「少しは代わってあげようとか、そういう思いやりは無いんですの!?」ブォォォォォン!!
鈴谷「ヤダなぁ、あるから対決を受け入れたんじゃん」
青葉「そうですよ。熊野さんの苦労は私たちもよーく分かってますよ」
熊野「白々しいにも程がありますわ……」
〇月△日 〇六〇〇
神奈川県箱根町 道の駅『箱根峠』
青葉「と、言う訳で峠を越えて道の駅にやって参りました」
熊野「ここで荷台を賭けた対決をするんですわね?」
鈴谷「ねぇ、やっぱり対決の話、無かった事に……」
熊野「す・ず・や?」
鈴谷「ナンデモアリマセン」
熊野「それで? 対決とは、何をしますの?」
鈴谷「ん~なんとなく読めるかも……」
青葉「それはですね。 『安価下』してもらいます」
1)大涌谷黒たまご早食い
2)炭酸飲料イッキ飲み
3)その他自由(内容を記入)
安価下2
牛乳10本早飲み
>>59
青葉「牛乳10本早飲みです!」
熊野「はぁっ!?」
鈴谷「あはは、まさかの予感的中だよ……(げんなり」
熊野「牛乳10本って、相当ですわよ!?」
青葉「本当は温泉たまご10個早食いにしようと思ったんですけどねぇ、お店がまだ開いてなかったので……」
熊野「~~~~っ!!」
青葉「まぁ、これで勝てば晴れて脱〇ルシンです! 頑張って下さい!」
鈴谷「どうする熊野? やるの?」
熊野「もうやらない訳には参りませんわ。 さぁ鈴谷、牛乳瓶を持ちなさい!」
勝ったのはどっち?
コンマ01~50 熊野
コンマ50~00 鈴谷
安価下
どんな勝負だった?
コンマ01~30 両者共に途中でダウン、飲んだ量で判定勝ち
コンマ31~60 敗者が途中棄権、勝者は途中まで飲んでた
コンマ61~90 勝者が飲みきった
コンマ91~00 敗者がリバース
安価下2
おまかせなのです!
ぽい?
>>61 >>62
鈴谷「よっし!飲みきった!!」
青葉「勝者、鈴谷さん!」
鈴谷「ま、当然の結果じゃん?」
熊野「あ、ありえませんわ……」
鈴谷「やっぱり熊野はお嬢様だねぇ、あの飲み方じゃ鈴谷には勝てないよ~」
青葉「と言う訳で、熊野さんは引き続きマル〇ン付きのカブ、と言う事でお願いします!」
熊野「ほ、本当にありえませんわ…………」orz
遠征戻ってくる&メシにつき本日は中断します。
このまま書くと国道一号を辿る旅になりそうなので静岡・愛知・岐阜県民の方、
いらっしゃいましたらネタや立ち寄り先を教えて下さいプリーズ。
〇月△日 〇八三〇
静岡県富士市 国道一号線
青葉「熊野さんがマ〇シン装備のまま、三島・沼津を抜けて富士市までやって来た訳ですが……」
熊野「いきなりなんですの? 突然、ナレーションだなんて」
青葉「いえ、ちょっとここで編集点を作っておこうかと……」
鈴谷「編集点って……」
青葉「いや~、ちょっと順調過ぎ……もとい、お二人とも本当に淡々と走るので……」
熊野「わたくしたちにプロの芸人と同じ事をしろと? そっちの方が無理がありますわ」
鈴谷「そーそー、鈴谷たち、シロートなんだし……」
青葉「んー、そうですねぇ……。 お二人ともそろそろお腹すきません?」
熊野「えっ? それはまぁ……」
鈴谷「今朝、ろくに食べる時間もなかったしねぇ……」
青葉「折角富士市まで来たんですし、B級グルメの富士宮焼きそばなんてどうです?」
鈴谷「朝食に焼きそばぁ? それに富士宮ってビミョーにルート外れてない?」
青葉「まぁまぁ、朝早く出たおかげでスムーズに来てますし、ちょっとくらい寄り道しても大丈夫ですよ!」
鈴谷「……熊野、どうする?」
熊野「安価下」
1)先を急ごう、国道一号沿いで朝食
2)ちょっと寄り道、富士宮へ
安価下
せっかくだし2
>>69
熊野「まぁ、時間が早いのは確かですし、少しくらいの寄り道ならなんとかなると思いますわ」
青葉「では、富士宮行きで宜しいですね?」
熊野「ええ、構いませんわ」
青葉「では次の交差点で国道139号線に入って下さい」
熊野「139号線……、左折ですわね?」
青葉「はい、そうです」
鈴谷「本当に大丈夫かなぁ……」
~~富士宮~~
鈴谷「富士宮焼きそば!」
熊野「では、戴きますわ」
鈴谷「もぐもぐ……ん~、美味い!」テーレッテテー!
〇月△日 一二〇〇
静岡県静岡市清水区 国道一号線
青葉「さぁ、清水区に入りましたよ!」
鈴谷「なんでだろう、なんか無茶苦茶飛ばされたような気がする……」
熊野「鈴谷もですの? わたくしもそんな気がしてなりませんわ……」
青葉「嫌ですねぇ、気のせいですよぉ~。 そういえば熊野さん、富士宮で買ったお土産用の焼きそばセット一式は重くないですか?」
熊野「富士宮を出て一時間以上が経ってからする質問とは思えませんが……、それに関しては心配に及びませんわ」
鈴谷「静岡でこの状態……、呉に帰る頃にはどんだけの量になってるんだろ?」
熊野「あまり考えたくありませんわね……」
鈴谷「そう言えばあとどれ位あるの?」
青葉「……本家『どうでしょう』で二日目の目的地だった浜名湖まではあと100キロありますね」
熊野「青葉さん、わたくしたちが聞いているのは浜名湖までの距離では無くて伊吹山までの距離ですわ」
青葉「浜名湖を越えなければ伊吹山はおろか名古屋にも行けませんよ? まずは浜名湖です」
熊野「青葉さん、わたくし、さっきから一つ気になっていたのですが……」
青葉「はい?なんでしょう?」
熊野「もしも、ですよ? もしも、今日中に滋賀県にまでたどり着けなかった場合はどうなりますの?」
鈴谷「あっ、それ鈴谷も気になる」
青葉「あらら、とうとう気づいてしまったようですね……」ニヤリ
鈴熊((あっ、なんだろう、凄くやな予感……))
青葉「実はですね、この旅は……」
1)チェックポイントにしか宿を取ってないのでたどり着けないと野宿です。
2)どんなに遅くなろうとも絶対にたどり着いてもらうのがルールです。
3)その他
安価下
1
>>73
青葉「チェックポイントにしか宿を取ってないのでたどり着けないと野宿です」
鈴谷「はぁ!?」
熊野「野宿って、そんな話、聞いてませんわ!」
青葉「言ってませんからね」
熊野「そんな、言ってないだなんて、基本的なルールの説明くらい、当然じゃありませんの!?」
青葉「いえ、だって聞かれませんでしたし……」
熊野「どこの契約宇宙人ですの貴方は!?」
鈴谷「あー、やっぱり予感的中だわ……」
熊野「鈴谷?」
鈴谷「富士宮焼きそばをやけに勧めてきた時点で嫌な予感はしてたんだ。怪しいなって……。 今思えばアレ、完全な時間稼ぎだと思わない?」
熊野「言われてみれば確かに……。 青葉さん、どうですの?」
青葉「ノーコメントでお願いします!」
鈴谷「即答したし……」
熊野「完全にハメられましたわね、わたくしたち……」
熊野「こうなると、これ以上の寄り道は厳禁ですわね」
鈴谷「本家じゃ御前崎の方に行ったけど、鈴谷たちは国道一号線ルート一択だね」
青葉「こうなるから言わなかったんですよ。 国道一号線を辿るだけじゃ面白くないじゃないですか!」
熊野「面白さで野宿させられるなんて、真っ平御免ですわ!!」
鈴谷「そーだそーだ!」
青葉「まぁ良いですよ。ネタが無くてもネタを作るのが今回の私の役目ですからね」
熊野「貴方の思い通りになんてさせませんわ!」
鈴谷と熊野の午後のドライブはどうなった?
コンマ01~50 順調だった
コンマ51~00 トラブった
安価下
ひぇぇ
>>76
トラブル発生
どのくらいトラブった?
コンマ01~40 軽いトラブル
コンマ41~80 酷いトラブル
コンマ81~00 複数の酷いトラブル
安価下
ぬわー
>>78
酷いトラブル発生
では、その内容は?
安価下
更にその被害者は?
コンマ01~40 熊野
コンマ41~80 鈴谷
コンマ81~00 熊野と鈴谷二人とも
安価下2
気分が悪くなってリバース
oh...
>>80 >>81
〇月△日 一四〇〇
静岡県掛川市 道の駅『掛川』
鈴谷「う゛~っ……」
青葉「鈴谷さん、大丈夫ですか? 顔が真っ青ですよ?」
鈴谷「あ゛~、まだちょっち気持ち悪いかも……」
熊野「これは暫く動けそうもありませんわねぇ……」
鈴谷「ゴメン……」
熊野「別に鈴谷を責めてるわけじゃありませんわ。 今はゆっくり休みなさいな」
鈴谷「うん、そうする……」
青葉「それにしても一体何が原因なんですかねぇ、鈴谷さん、午前中は調子良かったですよね?」
熊野「ええ、別に何ともありませんでしたわ。 食べたものだってこれと言って……」
熊野&青葉「「……あっ!牛乳!」」
熊野「そう言えば今朝、牛乳早飲み対決で……」
青葉「牛乳10本、飲みきってましたね……」
熊野「もしかして、それが今になって?」
青葉「ありえないとは言い切れませんねぇ……」
鈴谷「う゛~、きもーい……」グッタリ
〇月△日 二一〇〇
愛知県岡崎市 道の駅『藤川宿』
鈴谷「うへー、もう8時じゃん……」
熊野「そして、わたくしたちが居るのは岡崎……、滋賀県はまだまだですわ」
青葉「……お二人とも、今日はこの位にしません?」
鈴熊「「えっ?」」
青葉「鈴谷さんの体調不良もありましたし、ここで無理をしたら今度は二人とも倒れてしまうかもですよ?」
熊野「でも、宿は取ってないんですよね?どうするのですか? まさか本当に野宿を!?」
鈴谷「まっさかー、今回は体調不良だし、温情で宿を取るよね?」チラッ
青葉「…………私、このセリフ、一度でいいから言ってみたかったんですよ」ニヤリ
鈴谷「宿をとるよね? とるって言ってよぉ!!」
青葉「ここをキャンプ地とします!」
鈴熊「「!!?」」
あっ、鈴谷のセリフ、8時じゃなくて9時だった。
~~呉鎮守府裏のどっか~~
球磨「さぁ、と言う訳で熊野たちは奮闘むなしく野宿することになったんだクマ」
多摩「やっぱり大丈夫じゃなかったニャ。大問題ニャ」
球磨「それにしても二日目にして早くも大ピンチクマね~」
多摩「元ネタの名台詞のオンパレードだニャ」
球磨「同じクマ仲間としては心中察するクマ。頑張るクマよ~」
多摩「応援してるニャ!」
木曾「おぉ~い!球磨多摩ァ!! 本当にこの格好でソリに立ち乗りすれば改二になれるのかぁ!?」←onちゃん着ぐるみ装備
球磨「なれるクマ。だから早く滑るんだクマー!」
多摩「それでは、よーい、スタートだニャ!」
木曾「うぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおオオオオオオオオオオオ」スイーッ
木曾「って、うわあああああああああああああああああああああ」ズザザザザザ
どんがらがっしゃーん!!
球磨「…………」
多摩「…………」
球磨「それじゃあまた次回、『原付東海道山陽制覇 第三夜』で会うクマ」
多摩「ばいばいニャー」
~~次回の艦これどうでしょうは!?~~
鈴谷「痛い痛い痛い!!痛いってマジで!?」
熊野「これは、原付で走って良い天気ではありませんわ!!」
『襲い来る天候不良!!』
熊野「お母様ぁぁぁぁ!! 熊野は今、琵琶湖に居ますのよぉぉぉぉぉ!!」
青葉「熊野さんが壊れた……」
鈴谷「あー、気持ち分かるわ。鈴谷も叫びたいし……」
『訪れる精神の限界!!』
鈴谷「って、何処?」
熊野「さぁ? わたくしにもさっぱり……」
青葉「まぁ行ってのお楽しみですよ」
と、言う訳で今日はここまでー
お疲れ様でしたー
~~呉鎮守府裏のどこか~~
高雄「皆さんこんばんは、『艦これどうでしょう』の時間です」
鳥海「今日は『原付東海道山陽制覇 第三夜』をお送りいたします」
高雄「神奈川県は横須賀鎮守府からここ、呉鎮守府まで、原付自転車のカブで帰る事になった熊野さんと鈴谷さん」
鳥海「前回は滋賀県は伊吹山まで行く筈が、トラブルもあって愛知県岡崎市で野宿となってしまいました」
高雄「はたして二人は無事に呉鎮守府まで帰ってこれるのでしょうか?」
鳥海「それでは本編をどうぞ」
摩耶「……ほ、ホントにこんなんで大丈夫なのか……?」プルプル
愛宕「大丈夫よ~。全国の提督の皆さんに馬鹿ウケ間違いなし、きっと皆、泣いて喜ぶわ!」
摩耶「……そ、そうか? じゃあ…………」スーハー…
摩耶「かぁーにばるだよっ!」ババッ!←南米的なアレの格好
高雄&鳥海「「…………」」
摩耶「…………」プルプル…
高雄&鳥海「「…………ププッ!」」
摩耶「ああ分かってたよ!もうやるかバカああああぁぁぁぁぁ!!(脱兎」
愛宕「それでは本編よ~」
〇月□日 〇七三〇
愛知県岡崎市 道の駅『藤川宿』
青葉「はい、お二人ともおはようございます!」
鈴熊「「お……おはよう……」」
青葉「おや?元気がありませんね?昨日は良く眠れました?」
鈴谷「良くもなにも……」
熊野「いくらバンとは言えクルマの中でまともに休める訳ありませんわ……」
青葉「あらら~、こうなる可能性を考えて結構大きいの用意してたんですけどねぇ……」
熊野(機材だけにしてはヤケにクルマが大きいと思ったら……)
鈴谷(野宿も想定内だったんだ……)
青葉「それにしても覇気がありませんねぇ、環境が酷い代わと言ってはなんですが、時間は長めにとったんですよ?」
熊野「そんな事を言われても……」
鈴谷「この天気じゃあねぇ……」
今の天気は?
コンマ01~30 雨
コンマ31~60 霰
コンマ61~90 雪
コンマ91~00 雹
安価下
きた
>>95
鈴谷「雹降ってんじゃん!」
青葉「あらら、これは想定外ですねぇ……」
熊野「この中を走れと言いますの? いくらなんでも無茶ですわ」
青葉「まあまあ、普段飛び交ってる砲弾の雨よりマシだと思えば……」
鈴熊「「無茶言わないで(下さいます)!?」」
青葉「もう~、冗談ですよ~。念のため厚手の雨合羽を持ってきました。コレを着て下さい」
熊野「雨合羽……ですか?」
鈴谷「なんか……スゴくダサい」
青葉「でも痛いよりかはマシだと思いません?」
熊野「まあ、そうですけど……」
青葉「お二人ともー、大丈夫ですか~?」
鈴谷「痛い痛い痛い!!痛いってマジで!?」
熊野「これは、原付で走って良い天気ではありませんわ!!」
青葉「あー、やっぱりダメでしたか、雹相手に雨合羽ではねぇ……」
熊野「分かっていたのなら止めて下さいません!?」
鈴谷「熊野じゃないけど一辺はっ倒すよ!?マジで!?」
〇月□日 〇九三〇
愛知県名古屋市 某店
青葉「いや~、すぐ止んで良かったですねぇ。ホント、最近の天気はどうかしてますねぇ」
熊野「どうかしてるのはあの状況で強行軍させる貴方の方ですわ!」ギリギリギリ…
鈴谷「鈴谷もそー思うなー」ギリギリギリ…
青葉「お二人とも痛いです!痛いですって!絞まってます!絞まってますから!」
鈴谷「それくらい酷かったって事だからねー? 」
熊野「まったく、わたくしたちが艦娘じゃなかったら洒落になってませんわよ?」
鈴谷「で?ここでの支払いは青葉の奢りで良いんだよね?」
青葉「ええ、構いませんよ」
熊野「それで、何を注文しましたの?」
青葉「それはですね……、あっ、ちょうど来ましたよ!」
鈴谷「げぇっ……!?」
熊野「な、なんですの?アレは……!?」
何が来た?
1)抹茶色でアンコが載った謎の麺
2)激辛ピラフ
3)山みたいなフロート
安価下
1
>>99
鈴谷「なに……コレ……?」
青葉「甘口抹茶小倉スパです」ドヤァ
鈴熊「「」」
青葉「先に完食した方がマル○ン免除です」
鈴谷「えぇっ!?今日もやんの!?」
青葉「当然ですよ!熊野さんばっかりでは悪いですからねぇ」
熊野「…………わ」
青葉「えっ?」
熊野「安価下」
1)青葉さんも対決に加わって頂きますわ!
2)勝負なんか断固お断りですわ!
3)その他
安価下
1
>>102
熊野「青葉さんも対決に加わって頂きますわ!」
青葉「へっ?」
鈴谷「あー、そっかー、『どうでしょう』で『原付』って言ったら赤ヘルだもんね。それもアリか~」
熊野「店員さん、こちらのパスタ、もう一皿お願い出来ます?」
店員さん「はい、おまちー」
青葉「えっ、ちょっ、私の意思は!?」
鈴熊「「なんか(なにか)文句ある(ありますの)!?」」
青葉「いえ、ありません!」ビシッ
店員さん「追加の甘口抹茶小倉スパお待たせしましたー」
熊野「さぁ、勝負ですわ!」
三人の完食率コンマ判定(00は登頂成功)
熊野
安価下
鈴谷
安価下2
青葉
安価下3
そい
>>104ー106
熊野91%>鈴谷73%>青葉1%
熊野「どうやら神様はちゃんと見ている様ですね」←ロケ車
鈴谷「負けたかぁ……、まっ、○ルシンじゃないだけいっか~」←原付
青葉「こんな……こんな事が……嘘ですよね!?冗談ですよね!?」←マル○ン
鈴谷「一口口をつけただけで速攻ギブしたのにそれは無いんじゃない?」
青葉「いえ、だって抹茶ですよ!?小倉ですよ!?」
熊野「わたくしたちは食べましたわ」
鈴谷「ちょっち残しちゃったけどね」
熊野(暫くパスタはゴメンですわ)ヒソヒソ
鈴谷(同感、こりゃ無理だわ……)ヒソヒソ
青葉「」
熊野「言い出しっべはわたくしですからね。青葉さんの分の代金はわたくしが払いますわ。 さぁ、先を急ぎましょう?」ニコッ
青葉「あ、あはは……」
今日はここまでー
お疲れさまでしたー
〇月□日 一一〇〇
愛知県名古屋市内
熊野「と言う訳で、わたくしの代走を青ヘルメットこと青葉さんにお願いしましたわ」
鈴谷「青ヘル~、初カブのかんそーは~?」チカチカチカ…
青葉「なんですかこの安定性の無さは!?交差点曲がるだけでコレとかトップヘビーってレベルじゃありませんよ!?」フラフラ~チカチカチカ…
熊野「そう言うバイクをわたくしはこの二日間、横須賀からずっと乗って来ましたのよ?」
青葉「分かりました、マ○シン免除の扱いについて、もう少し検討します」チカチカチカ…
熊野「是非ともそうして下さいな」
鈴谷「熊野ー、青ヘルに言ってやってよ~」
熊野「まぁ! 青葉さん、ウィンカーがつけっぱなしですわよ?」
青葉「は、はい!失礼しました!」
〇月□日 一三〇〇
岐阜県大垣市 県道56号線
青葉「さぁ、運転は熊野さんに戻りまして大垣市に入りました」
鈴谷「岐阜県大垣市。やっと滋賀県との県境近くかぁ~」
熊野「この先の関ヶ原を越えれば伊吹山はすぐそこ……。ようやくまともな宿で休めますのね?」
青葉「いえ、伊吹山では宿には入れませんよ?」
鈴熊「「へっ?」」
鈴谷「だって青葉、昨日はチェックポイントに宿を取ってるって……」
青葉「伊吹山は昨日のチェックポイントです。あくまで昨日の夜に泊まる手配なので今日の宿泊は無理です」
鈴熊「「…………」」
熊野「……それでは青葉さんはどうしろと?」
青葉「伊吹山に着いたら明日のチェックポイントを決めますのでその方面にある宿を適当に取ります。今日はその街まで行って下さい」
鈴谷「その街は伊吹山からは近いの?」
青葉「さぁ、明日のチェックポイント次第としか……」
鈴谷「…………」
熊野「…………」
青葉「おや?お二人ともどうかしましたか?」
熊野「何処までわたくしたちを弄べば気がすむんです!?鬼畜……いえ、悪魔の所業ですわ!」
鈴谷「ばーかばーか!」
青葉「なんとでもおっしゃって下さい。ルールはルールですからね」
鈴熊「「ぐぬぬ……!」」
〇月□日 一四〇〇
滋賀県米原市 道の駅『伊吹の里』
鈴谷「って、山には登らないんだ?」
青葉「先を急ぐ旅ですし、予定から大幅に遅れてますからね」
熊野「神奈川県の小田原から一日でここまでくる予定でしたよね? 正直、計画に無理があったとしか思えませんわ」
青葉「ソンナコトハダンジテアリマセンヨ?」
鈴谷「だったらせめて目を合わせようよ……」ハァ…
青葉「ところで熊野さん、単装砲と連装砲と三連装砲ではどれが好きですか?」
熊野「なんですの?藪から棒に装備の話だなんて……」
青葉「まぁまぁ……」
熊野「そうですわねぇ……、敢えて一つ選ぶなら……『安価下』かしら?」
1)単装砲
2)連装砲
3)三連装砲
安価下
2
>>117
青葉「ほう?」
熊野「やはり慣れ親しんだ装備ですし、わたくしは連装砲を選びますわ」
青葉「連装砲ですか……」チッ…
鈴谷(うわー、今あからさまに舌打ちしたよ……)
熊野「それで?今の質問にどんな意味が?」
青葉「明日のチェックポイントです」
熊野「へっ?」
鈴谷「やっぱり……」
青葉「単装砲がお好きと言えば由良さんなので舞鶴市、三連装砲でしたら大和さんですから奈良市になる予定でした」
熊野「…………」
鈴谷「で?熊野が選んだ連装砲は?」
青葉「日本海側と奈良の間を採って加古さんこと加古川市です。順調に東海道山陽ルートですねぇ……」
熊野「…………」
青葉「ただ距離はそこそこありますね。今日は琵琶湖南端の大津市辺りまで行かないとですねぇ……」
熊野「だ……だ……」
青葉「駄々?」
熊野「騙しましたのねぇええぇぇぇっ!!!」
〇月□日 一五〇〇
滋賀県米原市 県道2号線
熊野「お母様ぁぁぁぁ!! 熊野は今、琵琶湖に居ますのよぉぉぉぉぉ!!」ブォォォォン!!
青葉「熊野さんが壊れた……」
鈴谷「あー、気持ち分かるわ。鈴谷も叫びたいし……」
青葉「テヘペロ」
鈴谷「ムカつくからやめてソレ……。そー言えばさっき熊野のマシンになんか積んでたけど、なに積んだの?」
青葉「あれですか?伊吹山の名物です」
鈴谷「ああ、そう言えばそんなルールもあったっけ……」
青葉「因みに伊吹そばです」
鈴谷「本格的に蕎麦屋でも始めるの?」
青葉「更に言いますと昨日買った富士宮焼きそばは悪くならないように宅急便で一足先に鎮守府に送りました」ドヤッ
鈴谷「いや、聞いてないからね?」
熊野「おや……?あれは……」
鈴谷「? どしたの熊野?」
熊野「いえ、あそこに……」
1)道路工事が……
2)検問が……
3)その他
安価下
2
>>120
熊野「検問がありますわ」
鈴谷「ホントだ」
青葉「何かあったんですかねぇ?」
警官「はーい、止まって止まってー」
熊野「何かありましたの?」
警官「いえ、『安価下』なんです」
1)交通安全週間
2)非常線配備
3)その他
安価下
2
>>124
警官「非常線配備なんです」
熊野「まぁ、それは大変ですわねぇ……」
警官「そう言う訳なので身分証の提示を……」
熊野「分かりましたわ」スッ…
警官「どれどれ……、艦娘?ああ、軍属の方でしたか、失礼しました」
熊野「いえ、構いませんわ」
警官「ヒソ)何か任務ですか?」
熊野「いえ、今はオフですわ。お構い無く」
警官「そうですか」ニコッ
順調に抜けられそう?
コンマ01~50 問題なし
コンマ51~00 問題発生
安価下
そい
>>126
問題発生
何が起こった?
1)身分証不携帯
2)クルマ(カブ)に軽微な違犯
3)その他
安価下
誰が問題を起こした?
コンマ01~50 鈴谷
コンマ51~99 青葉
コンマ00 まさかの熊野
安価下2
2
そい
>>130&>>131
警官「ん?このカブはちょっとダメだねぇ」
鈴谷「えっ!?マジで!?」
警官「ほらココ、これはちょっとねぇ……」
鈴谷「あー……」
警官「軍属の艦娘とはいえこれは見逃せないね。悪いけど…『安価下』」
コンマ01~30 違犯切符切るから罰金ね
コンマ31~00 署まで御同行願いますね
※問題コンマ99につきコンマ率悪化補正※
安価下
r
>>133
警官「署まで御同行願いますね」ニコッ
鈴谷「…………」サー…
熊野&青葉「あちゃー……」
\鈴谷さん逮捕!/ドドン
どうなった?
コンマ01~30 取り調べと厳重注意で解放
コンマ31~60 取り調べが長引いたが解放
コンマ61~00 免許停止処分
安価下
というか大体青葉が悪くね?
>>135
警官「君たちねぇ、遊ぶのは良いけどもう少し管理しっかりしてよね?」
鈴谷&青葉「「すいません……」」
熊野(カブを用意した原因まで聞かれて青葉さんが厳重注意になってしまいましたわ)
警官「取り敢えず後でそちらの鎮守府の方に話が行くと思うから、後は広島の方で指示に従う事、良いかい?」
鈴谷「はい……」
警官「じゃあ今日は帰って良いから、気を付けてね」
鈴谷「すいませんでした~」
〇月□日 一八〇〇
滋賀県米原市 警察署前
鈴谷「……熊野、準備できたよ」チラッ
熊野「そうですか、では……おほん!」
熊野「さぁ、と言う訳で紹介致しますわ。道交法違犯の青葉さんです!」
青葉「(土下座」
\私がやりました!/ドドン
鈴谷「あーおーばー?」
熊野「青葉さん?」
青葉「すいませんでしたー!!」
熊野「わたくしがヤのつく自由業の娘でしたら焼き土下座では済みませんよ?」
青葉「本当にすいませんでした」
鈴谷「まぁまぁ、青葉だってワザと違犯するほどアホ!……じゃないと思うし、ねぇ?」
熊野「取り敢えずクルマ屋さんに向かいますわよ?帰る途中で再逮捕とかそれこそ洒落になりませんわ」
青葉「そうですね。それでは……、あれ?あれ!?」ガチャガチャ
鈴谷「ナニやってんの?」
熊野「遊んでないで行きますわよ?」
青葉「あの、お二人ともクルマの鍵持ってません?」
鈴谷「はぁ?クルマの鍵ってそれは青葉が持って……」
熊野「青葉さん?まさかとは思いますが……」
青葉「『安価下』」
コンマ01~50 インキーしちゃった
コンマ51~00 警察署に忘れてた
安価下
インキーウーマン
>>139
青葉「警察署に忘れてました」
鈴谷「…………」
青葉「あ、あの、鈴谷さん?」
鈴谷「……カブの整備不良の後にインキーとかしてたら鈴谷、今度こそただじゃ置かなかったからね?」ニコッ
青葉「すいませんすいません!!」
鈴谷「謝ってる暇があったらとっとと取って来て?」ニコニコ
青葉「はい……」トボトボ…
熊野「ほら、もっと急ぎなさいな!」
鈴谷「走るぅ!」
青葉「は、はいーっ!!」
〇月□日 二三〇〇
滋賀県大津市内 ビジネスホテル
鈴谷「帰ったら提督の呼び出し確実じゃーん……、どうしてくれるの?」
青葉「本当に申し訳ありませんでした。提督には鈴谷さんに否は無かったと強く言っておきましたので……」
鈴谷「まあ、それならイイけど……」
熊野「本当、こう言うことは二度とゴメンですわよ?」
青葉「本当にすいませんでした」
鈴谷「さーて、今日はなんか思いっきり疲れちゃったし、早めに寝よ。おやすみー」
熊野「同感ですわ。鈴谷、青葉さん、お休みなさい」
青葉「あのー、ベッドなんて贅沢言いませんでせめて寝袋ではなく布団を……」
鈴熊「「何か言った(言いました)!?」」
青葉「いえ、なんでもないです……」
~~呉鎮守府裏のどこか~~
高雄「と、言う訳で『原付東海道山陽制覇 第三夜』でした」
愛宕「帰ってきたあと青葉ちゃんが呼び出されてたのはこのせいだったのね~」
鳥海「ただ事ではないと思いましたが、本当にただ事ではありませんでしたね」
高雄「そして旅の方は次から山陽路ですか、こちらも大変そうですね」
鳥海「それでは次回の『艦これどうでしょう』、『原付東海道山陽制覇 第四夜』でお会いしましょう」
愛宕「ばいばーい」
高雄「あら?摩耶は?」
鳥海「まだ拗ねてます……」
摩耶「…………」ツーン
愛宕「あらあら、やり過ぎちゃったかしら~(汗」
今日はここまでー
お疲れさまでしたー
~~呉鎮守府裏のどこか~~
長良「皆様こんにちは! 『艦これどうでしょう』の時間です!」
五十鈴「今日は『原付東海道山陽制覇 第四夜』をお送りするわ」
長良「…………」チラッ
五十鈴「…………」チラッ
[ついたて]<ゴソゴソ
長良「……青葉さんの策略により始まった熊野さんと鈴谷さんの大珍道中」
五十鈴「前回はまさかまさかの警察沙汰だったわね」
長良「…………」チラッ
五十鈴「…………」チラッ
[ついたて]<ゴソゴソ
長良「と、とりあえず、これで四日目になる訳だけど、三人とも大丈夫かな?」
五十鈴「まぁ、それは見てのお楽しみ、って事ね」
[ついたて]<ゴソゴソ
五十鈴「(ねぇ、まだ終わらないの!?)」ヒソヒソ
??「(あ、あの……、もうちょっと、もうちょっと待って下さい)」ヒソヒソ
長良「どうしよう、もう前説終わっちゃ……あっ!?」ガッ!
バタン!
名取「あっ……」←onちゃんコスに着替え中
五十鈴「あっ、バカ……!」
長良「ご、ごめん!」
名取「あ……、あ……! いやああああああああああああああ(脱兎」
長良「名取!? ごめん!ごめんってばあああああああ!!」ドドドド
五十鈴「…………」
五十鈴「と、とりあえず本編をどうぞ!」
〇月▽日 〇六〇〇
滋賀県大津市 大津駅前
青葉「お、おはようございまーす……(げっそり」
鈴谷「あっ、おはよー」
熊野「あら?青葉さん、なんだか顔色がよろしくありませんねぇ。 昨日は眠れなかったのですか?」
青葉「いえ、眠るには眠れたのですが、床の硬さで体のあちこちが……」
熊野「まぁ、それは大変ですわねぇ。 どうします?今日の移動は取りやめます?」
青葉「いえ!それには及びません!!」
鈴熊「「チッ……!」」
青葉「……今誰か舌打ちしませんでした?」
鈴谷「さぁ、鈴谷は聞いてないなぁ。 熊野は?」
熊野「わたくしも聞いてませんわ。 きっと昨日の疲れが残っているのでは?」
青葉「そうなんですねぇ……?」
青葉「今日は再び国道一号線を辿る感じですねー」
鈴谷「それにしても進まないなー」
熊野「仕方ありませんわ。 ただでさえ幹線道路なのに、朝ラッシュの京都へ行こうと言うのですから……」
青葉「そばの出前スタイルで渋滞に捉まってるのってシュールですねぇ~」
鈴谷「言われてみれば確かに……、コラ熊野ー!出前遅いぞー!」
熊野「貴方たちをぶっちぎって良いなら今すぐにでも置いて帰りますわよ?」
~一時間後~
京都府京都市内 国道一号線
鈴谷「ねー熊野ー、裏道とか知らないの? う・ら・み・ち!」
熊野「あいにくわたくしの地元は神戸ですの。 京都は管轄外ですわ」
鈴谷「似たようなもんじゃーん」
熊野「全然違いますわ」
青葉「んー、朝ラッシュが終わるまでどこかで待ちます?」
鈴谷「そんな時間あるの?」
青葉「加古川まで距離的には100キロとちょっとですからね。 まぁ何とかなるでしょう」
鈴谷「熊野、どうする?」
熊野「安価下」
1)朝ラッシュを避けて一時休憩
2)このまま強行、先を急ぐ
安価下
2
>>148
熊野「やっぱり先を急いだ方が良いと思いますわ。 一昨日や昨日みたいな予想外なトラブルはごめんですもの」
鈴谷「それもそうだねぇ」
青葉「お二人がそう言うなら仕方ありませんね。時間が取れればマ〇シンを賭けた勝負でも、と思ったんですが……」
熊野「!」ピクッ!
1)勝負はしますわ!
2)聞かなかったことにして急ぐ
安価下
1
>>151
熊野「お待ちなさいな。そういう話でしたら勝負くらいはしますわ!」
青葉「えっ、だって今先を急ぐって……」
熊野「またマ〇シン付きバイクに乗ります?」
青葉「はい、やりましょう! と言うかやって下さい!」
鈴谷(ホントに嫌なんだ、マル〇ン……)
青葉「と言う訳で時間が無いので競技も単純なモノを用意させていただきました」
鈴谷「なにそれ、生八つ橋?」
青葉「はい、京都の名産です」
熊野「それが二箱ある。 と言う事は……?」
青葉「一人一箱、早く食べきった方の勝ちです」
鈴谷「えー、また早食い競争なのー?」
熊野「しかも一箱って、オーバーカロリーではありませんの!?」
青葉「大丈夫ですよ。 食べた分、動けばいいんです」キリッ
鈴谷「カブで移動するだけの企画でナニをどう動かせと?」
熊野「まぁ良いですわ。 それで?勝った方がマ〇シン免除、でよろしいのですよね?」
青葉「安価下」
1)一日免除で良いです。
2)大阪まで免除で、そこでまた勝負です。
3)その他
安価下
2
>>154
青葉「大阪までは免除です。 そこから先はまたそこで勝負して決めます」
熊野「大阪で、ってそんな半分も行ってませんのよ!? なんでそんなに勝負をする必要があるんです!?」
青葉「その方がネタ的に美味しい、もとい、今日は距離が短いので企画多めで行こうと思いまして」
熊野「その無駄なサービス精神、わたくしたちへの労りに使えませんの?」
青葉「嫌ですねぇ、だからこうして娯楽要素を熊野さんたちに提案しているんじゃないですか~」
鈴谷「娯楽が娯楽になってない、ってツッコミは……無駄だよね。青葉だし」
青葉「さぁ、それではさっそく勝負をしてもらいましょう!」
熊野「鈴谷、負けても恨みっこなしですわよ?」
鈴谷「そっちこそ、後で泣きべそかいても知らないからね~」
青葉「生八つ橋一箱早食い競走、よーい……スタート!!」
鈴熊「「ッ!!」」
熊野のタイム
安価下のコンマ
鈴谷のタイム
安価下2のコンマ
青葉「スタート!」
鈴谷「モグモグモグッ!!」バババ!!
熊野&青葉「「ぶぶっ!?」」
\!!/
青葉「す、鈴谷さん!?」
熊野「ちょっ、鈴谷!?? 一気は無理ですわ!?」
鈴谷「モグモグ!! んー!んーっ!!」モゴモゴモゴ……
青葉「ああっ、詰まりました! どうやら詰まったようです!」
熊野「口に入れ過ぎですわ鈴谷! 死ぬ気ですの!!?」
青葉「これはダメです! 絵面的にもアウトです!」
鈴谷「モグモグモグ…………ごくん! はい、おわりー!!」
熊野「」
青葉「」
鈴谷「青葉ー、判定はー?」
青葉「あっ……、しょ、勝者、鈴谷さん!」
鈴谷「やったー!これで大阪までマルシ〇回避ぃ!」キラキラキラ…
熊野&青葉((キラ付けされてるー!?))
鈴谷「♪~」ブロロロ…
青葉「…………鈴谷さん、本当に〇ルシンが嫌だったんですねぇ」
熊野「ねぇ、青葉さん?」
青葉「なんですか?」
熊野「大阪での勝負わたくしと青葉さんでしません? なんだか今日の鈴谷には勝てる気がしませんわ」ガクブル…
青葉「安価下」
1)熊野と青葉で大阪決戦
2)熊野と青葉に鈴谷も加えて大阪決戦
3)その他
安価下
2
>>163
青葉「分かりました。私も勝負に加わりましょう。ただし、鈴谷さんは外せません」
熊野「そこはどうにかなりませんの?」
青葉「私も出演者ではありますが、今回の旅の主役はあくまで熊野さんと鈴谷さんです。 企画の大黒柱は外せません」
熊野「……分かりましたわ。 一人であの鈴谷を相手しないだけマシ、そう考えることにしますわ」
鈴谷「二人ともー、信号変わったよー!」
熊野「ああ、はいはい、今行きますわ」
青葉(さてさて、大阪での勝負の内容はどうしましょうかねぇ?)
1)やっぱり食べ物系
2)その他
安価下
2、相撲
>>165
青葉(そうですね、食べ物ばかりでは芸がありませんし、ここはスポーツにしましょう!)
青葉「……」ニヤリ
鈴熊「「!?」」ゾクッ!
鈴谷(なんだろう……)
熊野(なんだかとても嫌な予感がしますわ……)
〇月▽日 一二〇〇
大阪府大阪市 日帰り公衆浴場の一室
鈴谷「で?ここで鈴谷たちに相撲をやれと?」
青葉「はい! 今朝がたお二人ともカロリーを気にしていたようですし、ここは体を動かして貰おうと」
熊野「それで考え出た案が相撲ですの?」
青葉「ええ、そうですよ」
熊野「ありえませんわああああああああああぁ!?」
青葉「大丈夫です。そのために一室貸し切ったんですから」キリッ
熊野「そういう問題じゃありませんわ!!?」
青葉「でも鈴谷さんは乗り気みたいですよ?」
鈴谷「さー、鈴谷の相手はだれだー?」
熊野「」
青葉「と言う訳で『艦これどうでしょう・大阪場所』開幕です!」
誰がマ〇シン装備になった?
コンマ01~33 熊野
コンマ34~66 鈴谷
コンマ67~00 青ヘル
安価下
ついでにその時の決まり手は?
コンマ01~30 張り手
コンマ31~60 押し出し
コンマ61~90 ドロップキック
コンマ91~00 自由安価
安価下2
どうだ
ぬわー
>>168
鈴谷
>>169(170)
熊野「とぉぉぉぉ↑おうぉぉぉぉ↓!!」
鈴谷「えっ!?ちょっ、ぬわーーーーーーーーーーーーー!?」
どしーん!!
鈴谷「あいた!」
青葉「えー、ただいまの取り組みは、すくい投げで熊野さんの勝ちー。 よって午後のマルシ〇装備は鈴谷さんとします!」
鈴谷「~っ! あいたたた……まけたぁ……」
熊野「お嬢様だと思って甘く見ましたわね? わたくしだって護身術の一つや二つ、しっかり身につけてますのよ?」
青葉「まぁ私たち艦娘ですからね。 体術は基本ですし……」
熊野「と言う訳で鈴谷、マ〇シン装備のカブの運転、お願いしますね?」
鈴谷「はいはい……」
鈴谷「で、なにコレ?」
青葉「大阪から積んでもらうお土産で『安価下』です」
1)かに〇楽のアレ
2)食い〇れ人形
3)カーネルサ〇ダース
4)自由安価
安価下
3
>>172
青葉「大阪から積んでもらうお土産でカーネルサ〇ダースです」
鈴谷「大阪微妙に関係なくない!?」
青葉「何を言ってるんですか、大阪と言えば道頓堀、道頓堀と言えばカー〇ルサンダースですよ!」
鈴谷「スゴイ偏見だ!?」
熊野「あの、鈴谷? よろしいんですの?」
鈴谷「熊野?」
熊野「カブは確か二人乗りは禁止でしたよね?」
鈴谷「人じゃないから! これ、人じゃないからね!?」
青葉「仕方ありませんねぇ、胴体は車に乗せますので、胸から上は〇ルシンで持って行って下さいね?」
鈴谷「いや、それはそれで余計に……、ああ、もう何でもいいや……」
今日はここまでー
次は多分神戸あたり
酷道とかウィリーやりたいけど神戸じゃなー。加古川から先が勝負か?
青葉「さぁ、大阪駅前で国道一号線から国道二号線に……入りましたぁ~」
熊野「ここから山陽道ですのね」
鈴谷「今日は兵庫県まで行けるから、あとは岡山を越えれば広島かぁ……」
青葉「いえ、それはわかりませんよ? 日本海側、もしくは四国と言う可能性も」
熊野「山陰は兎も角……」
鈴谷「これから四国は嫌だねぇ……」
熊野「ん~、進みませんわねぇ……」
青葉「淀川に架かっている橋は限られてますからねぇ。諦めてください」
熊野「まあ仕方ありませんわね」
鈴谷「ねぇ青葉、鈴谷たち、カーネルサン〇ースのせいかやたら見られてるんだけど……」
青葉「そっちも今日中はそのままなので諦めてください」
鈴谷「いや、それはちょっと諦めきれないなぁ」
青葉「と言う訳で尼崎市からいよいよ兵庫県に入って参りますよ~」
鈴谷「この辺は熊野の地元だよね?」
熊野「尼崎市? いいえ、まだ違いますわ」
鈴谷「え?」
熊野「わたくしの地元は神戸でしてよ? 忘れてしまったのですか?」
鈴谷「だって尼崎って西宮はさんで神戸の隣の隣だよ?」
熊野「隣の隣……、やはりわたくしの地元ではありませんわ」
鈴谷「」
青葉「箱入り娘もここまで来ると恐ろしいですねぇ」
~~神戸牛~~
鈴谷「神戸牛のステーキ!」
熊野「頂きますわ」
鈴谷「ん~、美味い!」
青葉「どうでしたか?神戸牛は?」
鈴谷「ん~、美味しかったけど、ちょっと遅かったねぇ」
青葉「まぁ3時近いですからね。 大阪で時間を取りすぎたせいですね」
鈴谷「相撲してたから仕方ないね」
青葉「ええ、仕方ありませんね」
熊野「…………」
鈴谷「? 熊野どしたの?」
熊野「いえ、なんとなくなんですけど、神戸牛を食した前後のわたくしの案内とか解説とかが無駄になったような気が……」
※全部カットされました※
鈴谷「まっさか~、そんなことないって~。ねぇ青葉?」
青葉「そうですよ~。そんな事ありえませんよ~。 熊野さんの見せ場ですし……」
熊野「そ、そうですわよねぇ……。 わたくしの見せ場ですし、大丈夫に決まってますわ」
※くどいようですが全部カットされました※
熊野「ちなみに加古川まではあとどれくらいですの?」
青葉「ざっと40キロほどですね」
鈴谷「40キロ!? なんだ近いじゃ~ん」
熊野「ずっと街中で混んでるせいか時間の割にあまり進まないんですねぇ」
青葉「ん、そうですか? なら『安価下』」
1)加古川より先まで行っちゃいます?
2)早めに休みましょう
3)その他
安価下
青葉「加古川より先まで行っちゃいます?」
鈴谷「えっ?」
熊野「良いんですの?」
青葉「はい、幸い今夜の宿はまだ予約してませんからね。お二人がよろしければ、私は別にかまいません」
熊野「なら……」
鈴谷「先に進んだ方が得だよねぇ……」
青葉「じゃあ先に進んじゃいましょう。ところで熊野さん?」
熊野「なにかしら?」
青葉「今ここに北島三郎と鬼束ちひろといきものがかりのCDがあるんですが、どれをかけたらいいと思います?」
熊野「なんですか急に? そんなの青葉さんが好きに選べば良いじゃない」
青葉「熊野さんに選んで欲しいんですよ」
熊野「それでしたら……『安価下』かしら」
1)北島三郎
2)鬼束ちひろ
3)いきものがかり
安価下
2
>>186
熊野「鬼束ちひろさんかしら」
青葉「ほぉ! 運がいいですね~」
熊野「なんですの?」
青葉「実はこれ、加古川から先のチェックポイント決定の質問だったんですよ」
熊野「」
青葉「で、北島三郎でしたら『与作』、いきものがかりでしたら『ありがとう』の予定だったんですけど……」
鈴谷「あっ、いきものがかりは分かったかも。 山陰でしょ?」
青葉「流石ですねぇ。 『ゲゲゲの女房』の主題歌なので米子を周ってもらうつもりでした」
熊野「それでしたら北島三郎は何処ですの?」
青葉「知ってました? 酷い道としてその筋で有名な国道439号線って四国のど真ん中にあるんですよ?」
熊野「四国……ですの?」サー
鈴谷「そーきたか……」
青葉「で、選んでもらった鬼束ちひろさんは……」ピッ
♪遥かな~しまなみ~ さび色の凪の海~
青葉「『良い日旅たち・西へ』って事でこのまま山陽道を赤穂まで進んでもらいます」
鈴熊「「ほっ……」」
青葉「その代わり明日中にゴールして下さい」
鈴谷「へ?」
熊野「はい?」
青葉「加古川から呉でも残り250キロちょいなんですよ。赤穂からならさらに50キロほど減りますので行けるでしょう?」
鈴谷「200キロならまぁ……」
熊野「行けない事は無いと思いますわ」
青葉「まぁでもそうですね。 万が一着けなかった場合は」
鈴熊「「場合は?」」
青葉「『安価下』してもらいます」
1)次回も旅人を
2)次回はスタッフとして同行
3)その他
安価下
青葉「次回も旅人をしてもらいます!」
熊野「次回があるんですの!?」
青葉「ありますよ~。 と言うか無理矢理でもやります!」
鈴谷「またカブやんの?」
青葉「それは分かりません四国88か所かもしれませんし、サイコロかもしれません」
熊野「四国88か所? サイコロ?」
鈴谷「熊野は分からなくても良いんだよ~」
※続いてのナンバー※
♪じゃ、じゃ、じゃん!
青葉「さぁそれではリミットと次回の旅が決まりましたところで歌っていただきましょう! 西日を浴びる明石海峡大橋を背に~」
熊野「な、なんですの!?」
鈴谷「このイントロにこのナレーション……まさか……」
青葉「『原付東海道山陽制覇』テーマソング、熊野さんと鈴谷さんで『自動車ショー歌』!」
熊野「はぃぃ?」
鈴谷「♪あの子をペットにしたくって~」
熊野「って、なんで鈴谷はいきなりで歌えますの!?」
鈴谷「いやぁ、鈴谷、こう見えてどうバカだからねぇ~」
熊野「訳が分かりませんわ……」
鈴谷「♪ベンツにグロリア寝転んで~」
〇月▽日 二〇〇〇
兵庫県赤穂市 ホテル
青葉「はい、と言う訳でお疲れ様でしたー」
鈴谷「お疲れぇー」
熊野「あの、青葉さん? そう言えば加古川でカメラが回ってなかったような気がするのですが……」
青葉「大丈夫です。名産の神戸牛はしっかり買いました!」グッ
熊野「」
青葉「それで、明日の注意点なんですけど、明日はゴールなので鎮守府の門限の夕方6時には着いて欲しいんですよ」
鈴谷「あー、門限あるんだっけ……」
熊野「つまりその時間までに着かなかった場合……」
青葉「ゲームオーバーで次回も旅人です」
鈴熊「「……」」
青葉「と言う訳で明日の朝はマ〇シンを賭けた対決は出来ません。 なので今やって頂きます」
鈴谷「えっ?今から?」
青葉「今からです! そしてやる競技ですが、『安価下』です!」
1)早食い・早飲み
2)相撲
3)その他
安価下
3 全裸レスリング
>>194
青葉「全裸レスリングしてもらいます!」
鈴谷「はぁっ!?」
熊野「全裸って、正気ですの!?」
青葉「大丈夫です。音声は録りますがカメラは回しません!」
熊野「当たり前ですわああああああああああああ!!」
鈴谷「ホントにカメラ回して無いんだよね?」
青葉「疑り深いですねぇ。 私の荷物からありとあらゆるカメラを押し入れにぶち込んでたじゃないですか」
鈴谷「それでも怪しいから聞いてるの!」
熊野(相変わらず鈴谷は『大きい』ですわねぇ……。それに引き替えわたくしは……)
熊野のメンタル判定
コンマ01~50 傷ついてやる気が出ない
コンマ51~90 寧ろやる気が出た
コンマ91~00 やる気が出過ぎて激おこぷんぷん丸
安価下
そい
>>196
熊野(いえ、胸の大小で物事は決まりませんわ。それを今から証明して見せます!)
熊野「さぁ鈴谷、やりますわよ! 手加減はしませんわ!」
鈴谷「うわっ!?熊野なんでそんなにやる気なの!?」
熊野「問答無用です! とぉぉ↑おぉぉぉっ↓!」
鈴谷「ひゃっ!? いきなり胸つかまないでよ!?」
熊野「掴まれるような胸をしているのが悪いのですわ!」
鈴谷「なにその理屈!? てか怖っ!熊野目ぇ怖っ!!?」
青葉「あー、やっぱりカメラ回しとくべきでしたかね~」
鈴谷「言ってる場合!?」
どっちが勝った?
コンマ01~50 熊野
コンマ51~00 鈴谷
安価下
ぬ
>>199
鈴谷「あっ、ダメ! ダメだってそこは……! 痛い痛い痛い!ギブギブ!ギブアップ!!」
青葉「そこまで! 勝者、熊野さん」
熊野「ま、まぁ、当然……ですわ……」ゼー…ハー…
青葉「いやぁ濃厚な絡みでしたねぇ……」
熊野「絡みって、言い方が怪しいですわ」
鈴谷「鈴谷(レスリングするの)初めてだったのに……。 熊野、責任とってくれる?」
熊野「鈴谷も悪ノリしないでくれません!?」
青葉「とまぁ、そんなこんなで決着もついたところで……」
鈴谷「本日の『どうでしょう』しゅーりょー」
ぱん!
ぱん!ぱん!
ぱんぱんぱんぱんぱんぱん……!
ぱぱん!
『艦これどうでしょう・赤穂場所 <終>』
青葉「終わった」
熊野「終わりましたわね」
鈴谷「じゃあおやすみ~」
~~呉鎮守府裏のどこか~~
長良「いかがでしたでしょうか? 艦娘と艦娘の体同士のぶつかり合い!」
五十鈴「何と言うか色々とアウトだったような気がするわ」
長良「そう?私は分かるなぁ、熊野さんたちの気持ち」
五十鈴「えっ?」
長良「ずっとバイクばっかりで体を動かしてないんだもん。 やっぱり色々と溜まるよねぇ~。筋肉動かさないと」
五十鈴「それは長良だけだと思うわ」
長良「と言う訳でこの旅も次回が最終夜です!」
五十鈴「次回の『艦これどうでしょう』は『原付東海道山陽制覇 最終夜』よ。 お楽しみにね」
長良「それではまた次回~」
長良「で? 名取はどうなったの?」
五十鈴「逃げ出した時、着替え途中だったでしょ? そのままの格好で憲兵さんに見つかって、カメラ担当の青葉さんともども……」
長良「oh……」
今日はここまでー
お疲れ様でしたー
~~呉鎮守府近くのどっか~~
鈴谷「こんばんはー、『艦これどうでしょう』の時間だよー」
熊野「今日は『原付東海道山陽制覇 最終夜』をお送り致しますわ」
鈴谷「神奈川県の横須賀鎮守府からここ、呉鎮守府までカブで帰る事になった鈴谷たち」
熊野「山陰や四国を回避し、いよいよ残すところあと一日となりました」
鈴谷「鈴谷たちは無事に鎮守府の門限まで帰れるのか?」
熊野「それは本編をご覧くださいな」
青葉「あのー」
鈴熊「「ん?」」
青葉「なんで私は縛られたままソリに乗せられてるんですかね~?」
鈴谷「なんでって……」
熊野「滑るために決まってますわ」
青葉「いえ、だからなんで古鷹山の頂上から滑らないとなんです?」
熊野「んー、それはもう……」
鈴谷「自分の胸に聞け、ってヤツじゃん?」
熊野「それでは木曾さん、よろしくお願いしますわ」
木曾「はいよ、ほら行くぞ」ズルズル…
青葉「あー、慈悲を!青葉にお慈悲をー!」ズルズル…
鈴谷「それでは本編を」
熊野「お楽しみ下さい」
〇月☆日 〇五〇〇
兵庫県赤穂市 ホテル
??「おはようございます」
??「えー、今日は最終日……なのですが……」
??「なんと寝坊している人がいます」
いったい誰?
コンマ01~30 鈴谷
コンマ31~60 熊野
コンマ61~90 青葉
コンマ91~00 安価で指定
安価下
えいっ
>>206
青葉「なんと熊野さんが寝坊しています!」
鈴谷「あー、やっちゃったね~」
青葉「と言う訳でこれから熊野さんを叩き起こそうと思います!」
鈴谷「当然ドッキリだよね?」
青葉「モチのロンです!本格的にやりますよ!」
鈴谷「ご愁傷さま……」
青葉「今回使うアイテムは『安価下』です!」
1)おでん
2)寝起き噴進砲
3)その他
安価下
2
>>208
青葉「寝起き噴進砲です!」
鈴谷「大丈夫なの?そんなの使って?」
青葉「煙だけの玩具です!ご安心を! さぁ鈴谷さん!やっちゃって下さい!」
鈴谷「ホテルに怒られても知らないからねー?」スーッ…
鈴谷「敵襲うぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!」
熊野「ッ!!? て、敵!?」カバッ!
青葉「噴進砲発射ぁッ!!」ズバババッ!!
熊野「な!?なんですの!?」ドカン!ドカン!ドカン!
鈴谷「ねぇ、なんか様子おかしくない?」
青葉「あっ、よく見たらこの噴進砲、『安価下』でした」
1)演習用の噴進砲
2)実戦用の本物
3)ネタで作ったトリモチミサイル
4)その他
安価下
パイ生地
>>210
青葉「パイ生地噴進砲でした」テヘペロ
鈴谷「うわー、熊野が全身クリームまみれに……」
熊野「…………」
鈴谷「く、熊野?」
熊野「あーおーばーさーんー?」ピキピキ
青葉「あー、若気のいたり、って事で今日は目を瞑りません?」
熊野「瞑りません!問答無用ですわ!」
青葉「ひー!?」
〇月☆日 〇六〇〇
兵庫県赤穂市 国道250号線
鈴谷「シャワーやら片付けやらで一時間も遅れちゃったじゃーん……」ブォォォォン!
青葉「あははは……」
熊野「…………」ツーン
青葉「熊野さん、謝りますから許して下さいよ~」
熊野「いいえ、許しませんわ!」
熊野「今回の旅での数々の所業、わたくしの海より広い心も我慢の限界ですわ!」
鈴谷「海って言っても瀬戸内海ぐらいだけどね……」
熊野「何かおっしゃいました!?」
鈴谷「ナニモイッテナイヨー」
熊野「決めましたわ。わたくし、今回の収録ビデオを持って青葉さんの実家に行かせて頂きますわ!」
青葉「えっ!?実家ですか!?」
熊野「青葉さんのお母様、初めまして、わたくし熊野と申しますわ」
鈴谷&青葉((なんか一人芝居始まってる……))
熊野「突然ですがパイ食べませんか?パイ? はい、顔面で」
鈴谷&青葉((パイ生地ぶつける気満々だー!?))
~~岡山~~
鈴谷「えー、実家へのカチコミが行われそうになった青葉家ですが……」
熊野「和平交渉の結果、岡山からこうなりましたわ。青ヘルさーん?」
青葉「はーい……」ブォォォォン!
熊野「どうですか?小田原提灯とカーネルンダースをフル装備した感想は?」
青葉「重いでーす。さっきから全然登りませーん……」ブォォォォン!
鈴谷「それで済んでるんだからまだマシだと思いなよ~?」
青葉「分かってまーす……」ブォォォォン!
熊野「そうそう、そう言えばこの先の倉敷市はデニムの生産で有名なんですのよ?お土産として鎮守府全員分、買って参りません?」
鈴谷「おっ、いいねー」
青葉「あのー、流石にそれはクルマに積みますよね?いくらカブでも積載オーバーですよ?」
熊野「安価下」
1)半分だけクルマに積んで差し上げますわ
2)中国雑技団風にすれば積めますわ
3)鈴谷にも積ませますわ
4)その他
安価下
1
>>213
熊野「半分だけクルマに積んで差し上げますわ」
青葉「ホッ……」
鈴谷「おー、熊野おとなー……」
熊野「青ヘルさんの運転は岡山県内のみですからね。わたくしが地雷を引くかもなのに無茶は出来ませんわ」
鈴谷「訂正、意外と利己的だった……」
熊野「さ、次の交差点は左ですわよ」
青葉「左ですね? おや?」
鈴谷「あれ?」
熊野「あら、工事中ですのね……」
どんな工事中?
1)通行止めで迂回
2)信号がついてて片側通行
3)その他
安価下
2
>>216
熊野「あらあら、片側通行ですのね。少し待たないと……」
青葉「工事中で……」
鈴谷「片側通行ねぇ……」
青葉「鈴谷さん、ここは……」
鈴谷「安価下」
1)ここでやるには惜しい、熊野にバトンタッチしてから
2)やるしかないんじゃない?
安価下
2
>>219
鈴谷「やるしかないんじゃない?」
青葉「なっ!?鈴谷さん!?」
熊野「鈴谷、青葉さん?」
鈴谷「ネタふりされたんだもん、やらないとね~?」ニヤニヤ
青葉「あっ、酷い!私を売る気ですね!?」
熊野「鈴谷ー?青葉さーん?」
鈴谷「さーさー、カーネルサンース屋さーん、見せ場ですよ~」ニヤニヤ
青葉「そんなに言うなら鈴谷さんがやれば良いじゃないですか!?」
鈴谷「ヤっだね~」
青葉「私だって嫌ですよ!?」
熊野「鈴谷に青葉さんも、とっくに信号は変わってますのよ!? さっさと進みなさいッ!!」
鈴谷&青葉「「ッ!!?」」ビクッ!?
ガシャン!
どっちがやらかした?
コンマ01~45 鈴谷
コンマ46~90 青葉
コンマ91~00 どっちもセーフ
安価下
はい
>>221
ガシャン!
青葉「うわっ!?わわわっ!?」ギュオォォォン!
ギュルルルル!!
どんがらがっしゃーん!
熊野「青葉さん!?」
鈴谷「あっちゃー」
\カーネサンダース屋/
\激突!/
熊野「ちょっ!?青葉さん!?大丈夫ですの!?」
青葉「???」ボーゼン
青葉「何が起こったんです?」
熊野「大丈夫ですの!?今、前輪が思い切りウィリーしてましたよ?」
青葉「あはははwww」
鈴谷「さすが青葉、素でやらかすとかそんけーするよ」
今日はここまでー
お疲れさまでしたー
それでは今一度、わたくしの前で起こったカーネサンダースウィリー事件を検証してみましょう。
道路工事の片側通行と言う場面に出くわした時、どうバカの青葉・鈴谷両名に嫌な予感が過ったに違いありませんわ。
『だるま屋ウィリー事件の二の舞だけは嫌だ』と……、
それを証明するようにこのあと青葉さんと鈴谷は互いに何かを擦り付けあうような会話を交わしていましたわ。
そして二人が保身に気を取られているうちに工事現場の信号が青になったのです。
わたくしの叱責で我にかえった二人は慌ててカブを発進させようとします。
そして青葉さんはスロットルを全開にしたままギアをローに入れてしまったのですわ。
マルンやらカーネルンダースやで重量バランスがおかしかった事もあり、
青葉さんのカブは天高く嘶く荒馬となって工事現場への激突を余儀無くされたのです。
熊野「青葉さん、大丈夫ですの?」
青葉「大丈夫じゃありませんよぉ!なまら死ぬかと思いましたよ!?」
鈴谷「www」
青葉「サボ島でやらかした時より終わったと思いましたよ! 『安全第一』無かったら完全に落ちてましたからね!?」
鈴谷「いや~、天然は流石だねぇ。魅せるねぇ~。道交法違犯とかと違って説明要らないもんな~」
青葉「冗談じゃ済みませんよ!?」
熊野「これで怪我一つしてないんですもの、なんか腑に落ちませんわ」
青葉「いえ、喜んで下さい? 無事だったんだから喜んで下さい?」
熊野「さて、そんな事もありましたが、ここで青ヘルさんがカーネルサンース屋からジョブチェンジしたようですわ」
青葉「あの、せめて呼び捨てで良いんで青葉って呼んでくれません?」
鈴谷「カーネサンダース屋改めデニム屋の青ヘルさーん、感想どー?」
青葉「凄く後ろが見えないです!」
熊野「こっちからも青ヘルしか見えませんわ」
鈴谷「マルンも外したんだけどねぇ……」
熊野「十分中国雑技団してますわね……」
青葉「うぅっ、次の広島県福山市対決でリベンジです!」
〇月▽日 一三〇〇
広島県福山市 福山港
青葉「さぁ、と言う訳でココが最後の対決です!」
熊野「ヤケに張り切ってますわね……」
鈴谷「やけっぱちなんじゃない?」
青葉「兎に角!ここはお二人にきっちり対決してもらいますよ!」
鈴谷「はいはい……」
熊野「で?対決内容はなんですの?」
青葉「安価下」
1)牡蠣食い競争
2)ジャージー牛乳早飲み
3)その他
安価下
1
>>226
青葉「牡蠣食い競争です!」
鈴谷「えっ?」
熊野「牡蠣、ですの?」
青葉「はい、好きな人は好きですが、嫌いな人はとことん嫌いと好き嫌いがわかれる食べ物ですが、食べていただきます!」
鈴谷「うわっ、ヌメヌメしてる~」
青葉「獲れたてですからね」
熊野「本当に用意しましたのね……」
青葉「さぁ行きますよ!よーい、どん!」
どっちが勝った?
コンマ01~45 鈴谷
コンマ46~90 熊野
コンマ91~00 どっちもダメだった
安価下
そい
>>228
鈴谷「うわっ、ヌメヌメするー、キモーい!」
熊野(あの調子なら普通に食べても大丈夫……)
鈴谷「はい、ごちそーさま」
熊野「って、早すぎですわ!?」
青葉「はい、デニム屋は熊野さんに決定ー!さぁ、行きますよ!」
熊野「ちょっ、せっかちにも程がありますわ!? もう少しゆっくり出来ませんの?」
青葉「お忘れかも知れませんが、門限までに鎮守府につけないと再び企画強制参加ですよ」
熊野「さ、行きますわよ鈴谷!」スタスタスタ…
鈴谷「変わり身早ッ!? そんなに急がなくてもまだ大丈……」
青葉「因みに福山は今日の行程の半分くらいです」
鈴谷「さて、久々に本気出そうかな」キリッ
鈴谷「今日の行程の半分って、それって間に合うの?」
青葉「午前中は寝坊やらウィリー事件がありましたからね~。何事も無ければ100キロくらいなのでなんとかなります」
熊野「今まで何事も無かった試しがありまして!?」
青葉「あははは~、よくお分かりですね~」
鈴熊「「笑い事じゃないッ(ですわ)!?」」
鈴谷「うわ~、この辺カーブキツいな~」
青葉「広島県ってなんだかんだで山が多いですからねぇ……」
熊野「この道でこの積載方法は無理がありません!?」ブォォォォン!
鈴谷「がんばれー、鈴谷たちの運命は熊野の力走に掛かってるんだからねー」
青葉「『汚れた英雄』かけます?かけちゃいます?」
熊野「余計なお世話ですわ!!」ブォォォォン!
『原付東海道山陽制覇 』成否最終判定
熊野と鈴谷は……
コンマ01~50 門限に間に合った
コンマ51~90 門限に間に合わなかった
コンマ91~00 なんか凄いことが起きた
安価下
はいよー
>>232
青葉「5、4、3、2、1……はい、時間切れー」
鈴谷「うっそ!?もうっ!?」
熊野「あと少しでしたのに……」
青葉「おめでとうございます!次回も主役ですよ!」
熊野「こんな旅の主役はもうこりごりですわ……」ハァ…
鈴谷「鈴谷もどーかん……。やっぱ水どうは見てる方が良いや……」
青葉「そんなこと言ってぇ、お二人とも結構楽しんでたじゃないですかぁ~」ニヤニヤ
熊野「少なくともスタッフ兼進行が青葉さんで無ければもっと楽しめましたわ」
鈴谷「異議なーし」
青葉「あらあら、酷いこと言いますね。 そんなこと言ってると次回は『電波年』パロでカレー洋からスワンボートですよ?」
鈴谷「ゴメン、マジで勘弁して、それは……」
熊野「でんぱしょうねん? なんですの?それは……?」
鈴谷&青葉「「熊野(さん)は分からなくて良いんだよ(ですよ)」」
~~呉鎮守府裏のどこか~~
熊野「『原付東海道山陽制覇』の旅、如何でしたでしょうか?」
鈴谷「まぁ結果だけ見るとギリギリ間に合わなかったんだけどねぇ~」
熊野「本当、残念でしたわ」
鈴谷「『どうでしょう』だし、また不意打ちで何かやらされるんだよね?」
熊野「わたくしたちばっかりで困りますわ」
鈴谷「それはさておき、今まで付き合ってくれてありがとね!」
熊野「このようなふざけた企画に協力して頂いた皆さまにあつく御礼申し上げますわ」
鈴谷「さーて、それじゃあ最後のお楽しみだね!」
熊野「古鷹山山頂の木曾さん、よろしくお願いしますわ」
木曾『おーし、まかせろー』
青葉『や、この高さは洒落になりませんから!せめて、せめてこの縄を……』
木曾『いくぞ!オリャアアアッ!!』
青葉『ぎゃああアァァァァァァァァァァァァァァ……』
鈴谷「青葉~、ほら実況実況」
熊野「青葉さんはこう言うの、お得意でしょう?」
青葉「無理無理ムリムリムリむりむりむりィィィィ!!」
ズザザザザザ……どんがらがっしゃーん!!
熊野「…………」
鈴谷「…………」
熊野「それではまた次の機会にお会い致しましょう」
鈴谷「ばいばーい!」
青葉「…………」ピクピク…
青葉「くっ……この青葉、ただでは転びませんよ……こ、ここで最終安価です!」
次回の企画は?
1)サイコロ
2)原付
3)シェフ熊野(with比叡)
安価下2
『原付東海道山陽制覇』は以上です。お疲れさまでしたー。
3
>>236
次回企画は
シェフ熊野(with比叡)
に決定です。
と言う訳で、次回企画の審査員(と言う名の犠牲者)安価下1~4
※鈴谷は決定です
五十鈴改二
>>238-241
審査員は
鈴谷(強制)
五十鈴
金剛
霧島
扶桑
となりました。
次回企画安価ご協力ありがとうございました。
それでは本日は終了です。お疲れさまでした。
乙ー
次のは別スレでするのかな
>>244
これはこれで終わりなんで一旦たたみます。
シェフ熊野with比叡はスレタイを改め次スレでします。
このSSまとめへのコメント
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