ゼルエル「なあ、ガヴリール」 (16)

ガヴリール宅――


ガヴリール「何?」

ゼルエル「なぜ援交しないのだ?」

ガヴリール「はぁ!? 何言ってるの!」

ゼルエル「最早お前は援交の塊だろ?」ハアハア

ガヴリール「何処がだよ!」

ゼルエル「当たり前だろ?」

ガヴリール「それひどくない?」

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ゼルエル「これを見れば分かると思うが……」

ゼルエル「この薄い本はお前そっくりな人物が描かれている同人誌だ」

ゼルエル「全部援交物ではないか!」ハアハア

ゼルエル「な?」

ガヴリール「『な?』じゃないよ、ゼルエル姉さん」


ゼルエル「全く、仕方がない妹だ……」

ガヴリール「何がだよ……」

ゼルエル「ほら、ここにバ〇ブとかロー〇ーとか持ってきてある」ドサッ

ゼルエル「さあ、いつもネット配信しているみたいに、私の前でオナってくれないか?」ハアハア

ガヴリール「したことすらないよ!」


ゼルエル「なぜしない!」ダン

ガヴリール「んな恥ずかしい事できるか!」

ゼルエル「夜な夜な露出プレイに励んでいるのに何を言っている!」

ガヴリール「だからしたことないよ! さっきから何を言っているの!?」

ゼルエル「そのジャージの下も実は下着無しの亀甲縛りをしているのであろうに!」ハアハア

ガヴリール「下着履いてるし亀甲縛りしてないっての!」


ゼルエル「何!? 日夜脂ぎった中年の太ったおっさんの欲望を叶えるために調教してもらっているのではなかったのか!?」

ガヴリール「姉さん、怒るよ」

ゼルエル「すまん」

ゼルエル「だがあれか、お前の友達の悪魔、確か月乃瀬だったか?」

ガヴリール「ヴィーネがどうしたの?」

ゼルエル「いや、そのヴィーネとやらに調教されている可能性があるなと思ってな」ハアハア

ガヴリール「だからそんな事してないって!」


ゼルエル「では自称大悪魔の胡桃沢に調教されているのか! 今も遠隔操作の大悪魔サイズのバ〇ブを装着されていつ起動されるかドキドキしているのであろう?」ハアハア

ガヴリール「だから友達とそんな事してないって!」

ゼルエル「何時も下の口からヨダレを垂らしているのではないのか!」

ガヴリール「だからしてないって!!」

ゼルエル「お前ならしていると思ったのだが、残念だ」

ガヴリール「姉さんに残念しているよ……」


ゼルエル「仕方がない、私が直々に露出調教を」ハアハア

ガヴリール「ゼルエル姉さん、黙って」

ゼルエル「すまん」


ガヴリール「全く、私をどんな目で見ているのさ」

ゼルエル「最近のお前を見るからに……」

ゼルエル「毎日援交に勤しんでいるか、調教により全身性感帯に開発されているかのどちらか、だ!」

ガヴリール「姉さん、流石の私も怒るよ」


ガヴリール「はぁ……そもそも同人誌とか、よくそんなもの集められたね……」

ゼルエル「いや、これは私のお気に入りだ」

ガヴリール「……」

ゼルエル「こっちのロー〇ーは強弱以外に天界という設定があってだな」ワクワク

ガヴリール「聞いてないから、黙って」

ゼルエル「すまん」


ガヴリール「お気に入りって何なのさ……」

ゼルエル「毎日のオカズだ」

ガヴリール「……」ドンビキ

ゼルエル「おいガヴリール、何引いているのだ」

ガヴリール「うるさい」


ゼルエル「一つ聞いていいか」

ガヴリール「……なに?」

ゼルエル「処女なのか?」

ガヴリール「さっきから何なの!」

ゼルエル「処女なら私がもらっておこうと思ってな」ハアハア

ゼルエル「〇ニバンもあるから今からでもできるぞ」ハアハア

ガヴリール「自分が何言っているのか分かっているの!?」

ゼルエル「天界では妹の処女は長女がもらう掟だ!」ハアハア

ガヴリール「勝手に馬鹿みたいな掟作らないでよ」


ガヴリール「それ以上私に近づかないで、天界の警察呼ぶよ」

ゼルエル「大丈夫だ、心配ない」

ガヴリール「え?」

ゼルエル「私の全力を以て結界を張っているからな、外との連絡手段は無いぞ」

ゼルエル「無論結界内でどれだけ暴れようが周りに一切音は漏れない」ハッハッハ

ガヴリール「ちょっと、本気ですか!?」アセアセ

ゼルエル「マジだ、さあ一つになろう」ハアハア

ガヴリール「嫌! 来ないで、こないでえええええええええええええええええ!!!!」


ハニエル「ゼルお姉ちゃん、下界に来て3人でガヴお姉ちゃんと公園で遊ぶんじゃなかったの?」

ゼルエル「はっ、私は何をっ!」

ガヴリール「ハニエル、ナイス!!」






おわり

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