執務室


提督「皆出撃ご苦労だった。暁はすぐに入渠。高速修復剤の使用を許可する。後は自由にしてもらって構わない」


電「司令官、再出撃しなくて良いのですか？」

提督「今日はもういい。ゆっくり休んで明日の出撃に備えてくれ」

電・暁以外の出撃した艦娘
「わかりました、失礼します」ﾊﾞﾀﾝ

提督「暁今日はツイてなかったな」 ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

暁「司令官ごめんなさい。暁、2回も初戦で大破してしまったわ」ｸﾞｽｸﾞｽ


提督「暁今日はツイてなかっただけだ。あまり気にせず明日の出撃で頑張ってくれ」

提督「一人前のレディーは任務の失敗で泣くもんじゃないぞ」

暁「うん、そうよね」

暁「一人前のレディーはこんな事で泣かないわ！司令官明日の出撃必ず成功するからね！」


提督「その意気だ暁」

提督「大破してるんだし、早く入渠して明日の出撃に備えなさい」

暁「わかったわ。電また後でね、司令官失礼するわ」ｶﾞﾁｬ

電「はい、また後でね暁ちゃん」





提督「電、出撃疲れただろう。秘書艦今日はいいからゆっくり休んで、明日の出撃に備えたらどうだ」

電「いえ、電は疲れてないのです。それよりも司令官、今日の出撃2回とも初戦で大破艦を出してしまい、申し訳ありません」

電「電は旗艦なのにうまく指示も出せず連携もイマイチだったのです」

提督「電、君が気に病むことはない。艦隊の編成と装備は私が考えたものだ。一回目の撤退の後何も変えずにそのまま、二回目の出撃を指示した私の考えが間違っていたんだ」

提督「装備をもう少し見直せたかもしれないのに、浅はかだった」

電「そんな事ないのです！！司令官の指揮は間違っているとは思わないのです！指揮通りに動けなかった電達が未熟だったのです！」

提督「いや私が 電「電達なのです」」私が！電が！」

提督「はは、これじゃ埒があかないな」

提督「今回はお互いが未熟だという事で話を納めようか」

電「そう、ですね。このままじゃ終わりそうにないのです」

電「電達が未熟なのに変わりはないですから、今から訓練して明日の出撃は必ず成功させるのです」

提督「そうだな期待してるぞ電。でも今日は体を休めなさい、訓練しても疲労が溜まったまま出撃したら意味ないぞ」

電「それもそうなのです、それでは今日はこれで失礼するのです」ｶﾞﾁｬ

電(ここ〇〇泊地に司令官さんが着任して半年。?
任務の進行具合はあまりよくないのです。
今日も鎮守府近海の対潜哨戒任務でしたが、2回とも失敗。
練度は申し分ない子が多いのですが、連携が上手くいかず、初戦で大破撤退も多いのです。
司令官はやさしいので撤退しても怒らないのですが、こうも任務失敗が続くと申し訳なさでいっぱいになってしまうのです)

酉をつけられるようになってから出直せ