プロローグ
夜・大沢家政婦紹介所
ファーン、ガタンゴトン...
秋子「♪あすのこと~さ~ぁあえ~わか~りゎ~あしなぁあい~」
秋子「♪ほぉか~にいいや~ぁあつぅ~みつぅ~けなぁ~とぉい~ぅ~」
秋子「♪しぃあわせにぃ、ぁあなれなぁくたぁって~」
秋子「♪ついてゆぅきますぅねぇ~ぁあなた~」
秋子「♪あぁすのくろぉ~ぉがみぇたあ~って」
秋子「つぅ~うぅ~いてぇゆぅ~く~♪」(都はるみ『浮草しぐれ』より)
ミィーウ...
秋子「はるみちゃん、明日の苦労ってどんなのかわかる?」
ゴロミィーウ...
秋子「そだよね、いってもわかんないよね...」ナデナデ
秋子「でもね、わかんなくたって進まなきゃいけない時もあるの...」
秋子「いざっ!とっかあああああああん!ってね...」
<秋子さ~ん、ちょっと下に降りてきなさいよぉ
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~~
家政婦一同「「戦車道人気復活ぅ?」」
大沢会長「そっ!何か夕刊の特集記事に、載ってんだよ」
旗「戦車道って、あの乙女の武道って奴?」
吉野「鉄の車ん乗って、ドンパチやるんやろ?」
友田「なんか古くさいかんじぃ~」
大沢会長「あんたたちなーんも分かってないねぇ、戦車道つうのは、武器である戦車をつつがなく用いる事により、礼節のある、淑やかで慎ましく、凛々しい婦女子を育てる、それはそれはご立派な武道の一つだよ!私も若いこらぁ八九...」
秋子「うんまぁ一般的には大体そんな感じよね」
大沢会長「秋子さん最後まで話させなさいよぉ!」
秋子「だってこれ、私に話させるために1階へ呼んだんでしょ会長さん?」
吉野「えっ!秋子さん、戦車道詳しいんか?!」
友田「ひょっとして、今勤めてる家と関係あったり?」
秋子「よくぞ聞いてくださいました今の我が雇い主は日本を代表する戦車道流派島田流!!」
~~以下、秋子ナレ
島田流は戦車道のなかでも戦術を重視する一派、臨機応変に対応した変幻自在の戦術を駆使する様子はまるで忍びの姿そのもの、海外ではそのスタイルを讃え「ニンジャ戦法」として広まっている。
そしてその島田流を引っ張っているのが、若干30代にして家元に就任した島田千代様!
見ただけで溜息が出るくらいの美貌をもった彼女のカリスマは絶大で、ここ数年一気に門下生を増やし、向こうを貼る最大流派西住流をも超える勢い。
千代様は数々の戦術を監修するその類稀なる頭脳を生かし、幾つもの著書まで執筆、いずれも大ベストセラー。
その遺伝子は次の代にも受け継がれたようで、1人娘の愛里寿さんはなんと13歳にして大学に飛び級、戦車道大学選抜チームの隊長をお勤めになってる!
~~
旗「じゅ、13歳で大学隊長!?」
友田「考えられなぁ~い...」
吉野「私その歳んとき鼻くそほじくってたわ」
秋子「千代様と愛里寿さんを見て、私はつっくづく感じたよ。女を保つためには、見事な教養と品格あってこそだって!」
~~
翌朝・出勤
旗「はぁ~乙女の戦車道かぁ~」
吉野「私らも今から始めたら、凛々しい乙女になれるんと違う?」
友田「私はともかく、2人はもう乙女って歳じゃないけどね~」
秋子「そんな簡単なもんじゃないよ、なんたって品格がなきゃ!」
大沢会長「さあっ!今日も1日、頑張って~!」オオテブリ
イッテキマーステクテク
~~
島田家
秋子「何度来ても、見事な洋館......さぁ、仕事しなくちゃ」
♪タッタータラタッタータラタッタータラタッチャララチャーラチャーラー
家 政 婦 は 見 た !
名門戦車道家元と政界の癒着劇!もつれにもつれた親子喧嘩!
~~
お分かりの方も多いと思いますが、これは1983年~2008年に放映された2時間ドラマシリーズ「家政婦は見た!」とガルパンのクロスSSです。
取り敢えずプロローグだけ書いて見ました、ゆっくりペースで更新していくつもりですので悪しからず。
以下注意事項
※キャラブレ、駄文注意
※独自見解多し
※「家政婦は見た」キャラは記憶に則って書いております
お待たせしていて申し訳ない...
家族の緊急搬送、入院準備等あり執筆時間が確保できてない状況です。できれば数日中にも
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