【艦これ】日頃のいたずらのお返しに【安価 (50)

初投稿初安価。どうぞよろしゅうに。

提督「なるほど……それで、駆逐艦たちのいたずらが最近度を越してきているから駆逐艦たちにいたずらで仕返ししたいと…」

大淀「はい。今までうまく流していましたがそろそろお灸を据えてあげようとの声が高まっています」

提督「躾とか規律ってのはあんまり好きじゃないんだけど、いたずらなら仕方な…

大淀「では早速被害者の会の方々にお集まりいただいていたずらを考えましょう!!」クイギミー

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提督「ううむ…。やりたいことは分かったが具体的にどうすればいいんだ?」
↓1 誰が(駆逐艦以外)
↓3 誰に(駆逐艦のみ)
↓5 どんなお返しを?

長門「まずは私から行かせてもらおう!!」

提督「いきなりのビッグセブンって…駆逐艦'Sとキャッキャウフフしたかったわけじゃなよね?」

長門「ビッグセブンの力、侮るなよ?」キリッ

長門「まあ、それはさておき…だ。私は漣に仕返しをしようと思っている」

提督「何で!?ご主人様って呼んでくれる貴重ないい子だよ??」

大淀「提督…自分の置かれている立場をお分かりでしょうか…?」

長門「その通りだ提督よ。まさか婦女子に囲まれているからといって自分がモテるだなどと錯覚はしていまいな?」

提督「モチロンデスヨー」メソラシ

長門「言っておくが提督よ。駆逐艦に手を出そうものならそのときこそ私の主砲が全力を出すときだ」

提督「えぇ…」(日頃から敵さんに全力出してつかぁさい)

大淀「まぁまぁ長門さん落ち着いて。…それで、どのような仕返しを考えているのですか?」

長門「うむ。それについては私にいい考えがある!」

長門「それは……顔面パイ投げだ!!!」

大淀「顔面パイ投げ?」

提督「長門…本気か!?」

大淀「提督、顔面パイ投げとは何でしょう?」

提督「!!」
長門「!!」

提督(まさか大淀のやつ…顔面パイ投げを知らない…だ…と!?)

提督(いやいや待て待て。いくらジェネレーションうんちゃらだといってもそこまでなのか?)

長門「大淀?まさか顔面パイ投げを知らないわけではあるまいな?

提督(聞きにくいことさらっと聞いちゃったよこの子~!!!)

大淀「え?そんなに有名なことなんですか?」テンネーン

長門「ああそうだ。読んで字のごとく、ホールケーキを相手の顔面にぶつける。ただそれだけだ」

長門「しかし!大量の生クリームを盛っていること、さらには食べ物であることを理由に平成に入って一気に廃れてしまったな」

提督「生クリームが鼻とか口に詰まってるのをよく見たなぁ」シミジミ

長門「そうだ!あの苦しむ姿を見るとともに、クリスマスに浮かれていた漣を見たか!?」

長門「アレと同じケーキをぶつけることで漣の性根を叩き直すのだ!!!」

提督「紙皿にただ生クリームを乗っけたケーキじゃない…だと?」

提督「長門よ…お主も悪よのう」

長門「ふっ…このビッグセブン。いかなるときも全力を出すだけだ」

大淀(話についていけないってことは私はまだ若いって事よね?)キラキラ

提督「で、漣は招集すればすぐくるだろうけど、準備はできてるのか?」

長門「見くびってもらっては困る。いついかなるときでも準備を怠らない。それが旗艦である私の務めだ!!」

大淀(それを敵さんに向けてくださいって言ったら怒られるかな?)

提督「わーったわーったよ。とにかく漣を呼ぶから、後は二人でよろしくねー」


~数分後~
ドア「」コンコン

提督「漣か?入っていいぞ~」

漣「ほいさっさー!失礼しまー」

長門「ビッグセブンケーキアターーーーーーーック!!!!」

漣「はにゃ~!!!」ガンメンケーキマミレー

長門「どうだ漣よ!!ケーキがうまかろう?」

漣「…無駄に美味しいのがもやもやするけどこれは何か微妙にテンション下がるわ」

提督「いや、顔面パイ投げでテンション上がったらどうかと思うよ」

漣「確かにパイ投げキタコレ!!ってのもおかしいですけど…」

漣「そもそもなんで漣はパイ投げされてるんですか?」クリームペロペロ

長門「パイ投げ自体は私の提案だ。だが思い当たる節があるだろう?」

漣(……何だろう…ありすぎて何も言えねぇ…)

漣「…………」

長門「ほう、あくまで知らぬというのか!!貴様!先日私のプリンを食べただろう!!」

漣(プリン?)
提督(プリン?)
大淀(プリン?)

長門「私が入渠明けに食べようと大事にしまっておいた一日限定7個のプリン…」

漣「……」

長門「しかぁあああああし!ドックから出てきた私を待ち受けていたのは見るも無残な空になったプリン(容器)だった」

長門「あの時入渠していたのは漣だけだったな」

漣「……」アセダラダラ

長門「あの時の私の落胆ぶりがわかるか!?艦隊旗艦を預かることもあるこの私が!」
長門「プリンのことで騒ぐわけにもいかない…この私の落胆ぶりがわかるか??」
長門「あのとき敵を殲滅したものの深手を負ったがために後回しにしておいたプリンが消えた悲しみがぁあああ!!!!」


漣「えっと…脱衣所にあったプリンを天啓と思って食べてしまいましたが…。」

漣「漣もたまには真面目に謝りますのでどうかそんなに怒らないでください。ご主人様♪」

提督(かわいい…)
大淀(かわいい…)

長門「ふ…ふざけるな!大体、脱衣所にプリンだけあるっておかしいだろ!!普通誰かのものだと思うだろ!!!」
長門「そんなに甘味が好きならばとくと味わうが良い!!ビッグセブンケーキアターーーーック!クロス!!」ベチャ!ベチャ!

漣「ふぁんほいふぇねぇ」ナンモイエネェ

長門「食い物の怨みは恐ろしいのだ!以後気をつけるようにな」

大淀「そんなに怒ることだったのでしょうか?」

提督「まあ普通に考えたらまた買えばいいわけだしなぁ」

長門「提督よ。嬉しいことにケーキアタックの残弾はまだまだあるぞ?」

提督「さ、さーて…漣も反省したようだし次にいこうかな、次に!!」

↓1 誰が(駆逐艦以外)
↓3 誰に(駆逐艦のみ)
↓5 どんなお返しを?

大淀「それでは次の方どうぞー」

ドア「」コンコン ガチャ

赤城「一航戦赤城、出ます!」

提督「おー、赤城。この間は餃子の広告取材ありがとな!」

赤城「いえいえ、提督からの指示という事もありますが食べることは好きなので構いませんよ」ニッコリ

提督(やっぱ赤城は美人だよなぁ)ニヘラァ

赤城「そう、食べることが好きなので」ハイライトオフ

提督「」ゾクッ

提督「え、なに?もしかしてこれ、誰かやっちゃった感じ??」

大淀「今回の対象は陽炎型の元気娘。18番艦の舞風です…。」

提督「舞風…。確か艦艇時代は赤城の…」

赤城「はい。彼女には辛い仕事をさせてしまいました。艦娘となった当初は私や加賀さん、そして彼女自身も悩んでいた時期もありました」

(舞風含む第四駆逐隊はミッドウェーで赤城の乗員救助及び雷撃処分を担当しました)

赤城「そんな彼女がまさかあんなことをするなんて…。一航戦の誇りに賭けて今度は私が彼女を助けます!」

提督「助ける?お返しじゃなくて??」

大淀「実は最近食堂のおかずが何者かによってつまみ食いされているとの情報があります」

大淀「少量ならかわいいものだとみなさんも微笑ましく思っていたのですが、前回はやり過ぎました」

大淀「唐揚げ食べ放題定食の個数制限を実施しないと間に合わない程に食べられてしまったのです」

提督「漣といい舞風といい…うちの食糧事情ってそんなに深刻だったっけ?」

赤城「決してそんなことはありません。いつもおいしいご飯をお腹いっぱい食べられる幸せ。提督にはとても感謝しています」

提督「ああ、食べることができる。それだけで人は幸せになれる。大淀、念のため確認を取りたい。舞風を呼んでくれ」

~数分後~

舞風「こんにちはー!舞風、到着しましたー!!」

提督「」

舞風「あれー?提督どしたのー?元気ないぞぅ??」

大淀「」
赤城「」

舞風「……提督、ホントにどしたの?暗い雰囲気は苦手です」

提督「……唐揚げ」ボソッ

舞風「」ピクッ

提督「いやぁ、最近鎮守府に妖怪が出るらしくてなぁ!なんでも唐揚げが大好きで人の目を盗んで食べるらしい」

舞風「」ビクビク

提督「1個や2個ならかわいげもあるんだが、提供する料理に支障が出るレベルとなると…。舞風は何か知らないか?」

舞風「ナイス判断!提督ぅ!」ドゲザー

提督「いや、俺はおかず少なくても飯が食える人間だし、みんながよければ別に問題にはしなかったんだがなぁ」チラッ

赤城「」ズゴゴゴゴゴゴ

舞風「ぴぃ!!」

赤城「そこまでしたということはあなたで間違いないのですね?」

舞風「すみませんでしたぁ!!踊った後はご飯がおいしくて…つい」

赤城「私の悲しみがわかりますか?お腹いっぱいにご飯を食べる幸せを奪われた私の悲しみが!」

赤城「とはいえ私も鬼ではありません。このまま爆撃なんて大人げないですからね。勝負をしましょう」

舞風「勝負??何のですか?」チャンストウライ?

赤城「食べ物の怨みは食べ物で!ずばり、フードファイトです!!」

提督(あ、こいつお腹いっぱい食べたいだけだ)

大淀(あ、勝負に見せかけた公開処刑だ)

舞風(あ、私、終わった)チーン

赤城「あなたが勝てばもちろん不問。周りのみなさんにも私から寛大な措置を取るようにお願いします」

赤城「しかし、負けたときには罰ゲームがあるので頑張ってくださいね」ニッコリ

舞風「あ、あの…罰ゲームっていったい…」

赤城「と、言うわけで鎮守府では対応できないので某企業にお願いして餃子を大量にご用意しました」

舞風「スルー!?」

赤城「ルールは簡単。時間内にたくさん食べたほうが勝利となります」

舞風(罰ゲームが分からない以上負けられない…)

提督「あの時の赤城はすごかったなー」

赤城「一航戦の誇りを失うわけにはいきませんので」オレノイブクロハウチュウダ

提督「結局、理由を正直に話すっていう罰ゲームで、駆逐艦内での度胸試しが流行ってるってわかったし…」

大淀「もとのかわいいいたずら好きに戻って欲しいですね」

提督「駆逐艦ってのは火がついたら止まらんからなー。これが消火活動になればいいんだが…」

大淀「戻って欲しいんですけど残念ながら、すでに次の方をお呼びしています」

↓1 誰が(駆逐艦以外)
↓3 誰に(駆逐艦のみ)
↓5 どんなお返しを?

大淀「それでは次の方どうぞー」

ドア「」コンコン ガチャ

58「ドアの向こうからこんにちはー!!ごーやだよ!」

提督「これはこれは潜水艦の常識枠ことごーやさん。本日はどういったご用件で?」

58「決まってるでち!ここにくれば駆逐艦たちにお返しができるって」

提督「ごーやも何かいたずらされたのか?遊び半分に爆雷投げ込まれたとか??」

58「え?そんなヒドいことする子なんていないよ?駆逐艦はみーんないい子たちでち!」ニパァ

大淀「えーっと…じゃあどうしてここに?」

58「そんなの日頃から遠征で頑張ってる駆逐艦のみんなにお返ししてあげたいからでち」スマイル-

大淀(潜水艦の子たちの方がオリョールで…もう…体に染み付いてしまったのですね)ホロリ

提督(ごーや…今度みんなで遊びに行かせてあげよう)ブワッ

大淀「なるほど。ではどういったお返しをしてあげるんですか?」

58「レーベに、ろーちゃんを貸してあげるでち!」

提督「は!?」

58「レーベはここにきたときから少し引っ込み思案なところがあると思うでち」

58「マックスも明るい方ではないからこれを機に少しでもこの鎮守府を楽しんで欲しいんでち」

大淀(なんて健気!!)
提督(なんて健気!!)

提督「そうだな。いくらオイゲンやビスマルクがいるとはいえ、大型艦相手だと遠慮してしまうかもしれない」

提督「ましてオイゲンはぐいぐいいくからなぁ。よし、大淀!至急レーベを呼んでくれ」

大淀「了解しました!合わせてろーちゃんにも声をかけておきます!!」

58(作戦は大成功でち。最近暑くなってきたからろーちゃんの体温は少し汗ばんじゃうのでバカンスでち!!)

~数分後~

ドア「」コンコン ガチャ

レーベ「提督、どうしたのかな?僕はボイラーの整備があるんだけど」

提督「まあそう言うな。慢心は良くないがたまには息抜きも必要だろ?」

レーベ「?ちゃんと休暇も利用しているし特に問題はないと思うけど…」

提督「ふぅむ。しかしレーベよ。日本に来てうまく行っているか?慣れない土地で折り合いをつけて無理してないか?」

レーベ「初めは緊張したけど、今はオイゲンさんやビスマルクさんが良くしてくれているし大丈夫だよ。最近はグラーフさんとも仲良くなれたんだ」

提督「そうか…やはりそうなのか……。なぜそこでろーちゃんの名前が出てこないんだ!」

提督「レーベよ。お前は無意識のうちに自分を抑えているんだ。年長者と行動をともにして無意識に遠慮をしてしまっているんだ!!」

大淀「そうですね。ろーちゃんを見てください。改装を受けたことにより真の自分に気づいたのです!」

レーベ「いや…あれはほら…なんというか、凄いよね。日本のみんなは受け入れてるけど、もしドイツに戻ったら大変なことになると思うよ」

提督「それは違うぞ。あれが本来の姿なのだ。本来レーベにもその素質があるはずだ!」

レーベ「あれは…僕らしくないよ。僕は今のままで十分さ」

提督「まあそう言わずに。少し一緒に過ごしてみたらどうだ?何か新しい発見があるかもしれんぞ?」

レーベ「そこまで言うならそうしてみるよ。わざわざ僕のためにありがとう。提督」

大淀「お二人はしばらく相部屋で過ごしていただきます。先程ろーちゃんにも声をかけてあるのでもうすぐくるはずですが…」

ドア「」コンコン

提督「お、来たかな?入っていいぞ―」

ろー「アドミラル…ろーちゃんなにか悪いことしたかな…不安…」

提督(あれ?なんかゆーちゃんに戻ってない!?)

ろー「提督?」

提督(いや、見た目は艦隊で一、ニを争う元気娘ろーちゃんそのままだが…)

ろー「提督??」

提督「ん?ああ大丈夫。なにも悪いことしてないぞ」

ろー「そうじゃなくって…えっと…ごーやさんに部屋を追い出されて…それで…」

提督「違うぞー。そうじゃなくてな。ろーちゃんの元気をレーベにも分けてあげて欲しいってなってな」

ろー「元気…ちょっと良くないです…少し休ませて…」

提督「どうした?何があった!?そう言えばさっき追い出されたとかなんとか」

ろー「はい。もうごーやさんと離れて2時間も経ちます…不安…」

提督「いやいや!普段どれだけ一緒にいるんだよ!?」

ろー「いろいろあるんです。いろいろ」

提督「はぁ。で、肝心のごーやは今どこに?」

ろー「はい。南の島にバカンスだーって言ってました…ろーを置いて…バカンスだーって」

提督(あの野郎…最初っからそれが目的だったのか…)

レーベ「あの…僕はどうすればいいのかな?」オドオド

提督「すまんなレーベ。明るいレーベを見てみたかったってのは本心なんだが少し事情が変わった。このままろーちゃんの面倒を見てもらえるか?」

レーベ「わかったよ。さぁ、ろーちゃん。向こうでおいしいザワークラウトやアイスバインを食べて元気だそ?」

ろー「ダンケ…いっぱい休ませて」

大淀「提督、どうしましょう?」

提督「そうだな…せっかくだし対潜警戒の練習でも行うか。これから名前を言う子らを招集してくれ」

58「でっち~♪でっち~♪楽しいバカンスもうすぐでっち~♪♪」

58「やっぱり海っていいよねー!こうして気軽にバカンスに行けるのも艦娘の特権でち♪…ってスクリュー音?」

58「こんな時まで深海棲艦とはやりあいたくないでち!こっちはバカンスに行くんでちから!!」

軽巡?級「目標を補足したわ。これより第二段階に移行します。みんな、続いて!!」

58「見つかった!?ずっと付いてくるし…でも爆雷は落とされないからまだいけるはずでち!うまく回避しながら鎮守府に連絡しないと」

駆逐?級「こちらでも敵艦発見!攻撃態勢に移行です。準備準備~♪」

58「こっちにも!?まずいでちまずいでち…さっきの敵も振り切れてないし…とりあえず近くの島に上陸してやり過ごすしか…」

提督「大方の予想通りサーモン海付近に行ってたか…ったく、いくら練度が高いとはいえ単艦でいけるのか?普通」

大淀「日頃の日課のおかげで大分水上艦との戦闘に慣れてますからね」

提督「まあ説教は帰ってからだな。そっちの方は順調か?」

瑞鶴「提督さん!最新鋭噴式戦闘爆撃機を輸送に使うなんてどういうつもりなの!!」

提督「まあそう言うなよ…お前、あの状態のろーちゃん見てほっとけるのか?」

瑞鶴「そりゃあ、そうだけどさ…この使い方ってどうなの」

提督「いくら潜水艦とはいえ随分先を行かれてるからな。作戦完遂のためにはやむをえんのだよ。何よりろーちゃんたってのお願いだからな」

提督「ザザ…ザ…ろーちゃん聞こえるか?」

ろー「大丈夫…ちょっと速いけど…ろー、頑張るね」

提督「不慣れな状態できついだろうがもう少しでごーやに会えるからな!」

ろー「ダンケ…ありがとう…」

レーベ「後から僕たちも合流するから。そしたらたくさん遊ぼうね!」

ろー「はい…みんな手伝ってくれました…ろーも今日は楽しい」

大淀「提督、瑞鶴さん発艦の噴式機、間もなく予想上陸地点に到着します」

提督「了解した。瑞鶴、聞いてのとおりだ。降下ポイントは島じゃなくて近海に頼むぞ」

瑞鶴「分かってるわよ!しかし…噴式機からの降下後に泳いで上陸なんて艦娘ならではよね

58「やばいでちやばいでち、やばすぎるでち!!」ドォーン!

58「ついに爆雷が落とされ始めたでち!敵の索敵能力が高くないおかげで助かってるけど島までの距離を考えたら補足されるか微妙でち」

軽巡?級改め五十鈴「まったく…久しぶりに出撃だと思えばこんな演習だったなんて…しかも当てずに誘導しろなんて難しいこと言ってくれるじゃない!」ポイポイッ!!

駆逐?級改めリベッチオ「でもきちんとやったら提督さん褒めてくれるって!ブラーヴィ!」ポイポイッ!!

58「なんか爆雷が増えてきたでち~!!早く上陸して身を隠さないと!!」

瑞鶴「提督さん!目標地点に到達!予定通りろーちゃんを投下します!!」

提督「うむ、パラシュートついてるから大丈夫だとは思うが気をつけてな」

ろー「ろーちゃん頑張るって!!」

大淀(あ、ちょっとろーちゃんに戻ってきてる)

提督「降下後約1時間後にみんなも合流予定だ。思いっきり楽しんでこい!!」

ろー「はい!みなさんもろーちゃんの後についてきて!ろーちゃん、投下ー」ヒュー

ろー「ろーちゃん、無事に上陸しました。頑張りました!はい!」

提督「水上でパラシュートを外して泳ぎ始める姿はなんともシュールだったけどな」

提督「さて、そろそろヤツが上陸予定だ。準備はいいな?」

ろー「はい!ごーやに会えるって聞いてから楽しみだって!嬉しいって!!」

大淀「目標を補足しました!浮上して速度を上げて一気に島に突入するようです!」

提督「五十鈴!リベ!浮上時に見られてないな?」

五十鈴「大丈夫よ!五十鈴には丸見えだけど向こうからは何も見えていないわ」

リベ「リベも南西の風に乗って離脱したから大丈夫だよ!」

提督「よろしい。第二艦隊も間もなく到着だ。準備は良いか??」

大鯨「はい!ドイツ食材を満載でお届けしますね」

レーベ「こんなに大掛かりなパーティは初めてだ。僕、とても楽しみだ」

マックス「護衛任務だと聞いていたけど違ったようね。パーティ?ふーん、そう…」

にむ「馬鈴薯やキタアカリも積んで、積んでっと…これだけあれば大丈夫っと」

いむや「それにしても、いくら私たちが追いつくためとはいえ、装備が缶とタービンだけって大丈夫なのかな…」

提督「ま、この辺りは制海権確保後マシになったところだ。毎日定期的に哨戒も行っているし、念のためもう一部隊派遣してある」

いむや「それはそれで鎮守府のお財布事情とか大丈夫なのかなぁ…」

58「よし!なんとか逃げ切ったでち!まずは艦砲の狙いが付かない島の遮蔽物に身を潜めてやり過ごすでち」

ろー「ろーちゃんです!はい!!!!」

58「」ビックゥ!!

58「ななななんでろーちゃんがここにいるんでちか!?確かレーベと一緒にいるはずじゃ…」

ろー「提督に呼ばれたから事情を話したら、一緒に遊んでいいって!もうすぐみんなもくるって!!」

58(冗談じゃないでち…バカンスに行きたかったのが提督にバレたらどうなるかわかったもんじゃないでち)

58(それにみんなってなんでちか?誰がくるんでちか??怖いのいっぱい見ーつけちゃったとかシャレにならんでち)

ろー「ごーや?」

58「だだ大丈夫でちよ。いつもの南西海域じゃなくて今日はちょっと趣を変えた哨戒任務中でち」ガクガク

ろー「?心配しなくても、この後はパーティだから楽しもうって!元気出してください。はい!!」ダキツキー

58「パーティってなんでちか?素敵なパーティしましょとか言うんでちね!騙されないでちよ!!」ローチャンブラーン

ろー「騙すとかそんなことないですって。あ、みんな来ましたって!おーい!!」

大鯨「やっと着きましたね。高速航行は慣れないから少し疲れちゃいました」

にむ「とりあえず馬鈴薯を降ろして、次はキタアカリを降ろしてっと」

いむや「なんでにむはじゃがいもしか持ってきてないのよ」

レーベ「とりあえずじゃがいもがあればパーティはできると思うのだけれど?」

マックス「大鯨さんがザワークラウトやソーセージなんかも持ってきてくれてるし何も問題はないわね」

58「これはいったいどういう状況なんでちか?」ポカーン

ろー「提督はごーやの言うことを聞いて、ろーちゃんとレーベに仲良くなってもらおうって…でもろーちゃんごーやがいないと元気でなくて…」

レーベ「僕が艦隊にうまく馴染めてないんじゃないかって心配してくれてね。でもろーちゃん…ゆーちゃんに戻るくらい落ち込んじゃってて」

58「そこまで!?ろーちゃん違うでちよ?ごーやはただ一泊旅行したら帰るつもりで…」

ろー「でもでも、さっき哨戒任務だって言ってた」

58「それはその…なんというか…もうこの状況で哨戒とか言っても無駄なんでち…」

マックス「提督、聞こえていましたね?お話にあった通りバカンスで正解だったようです」

提督「通信感度は良好だった。一字一句聞こえていたぞ。ごーや」

58「提督!?通信回線を開いた状態で盗み聞きとか趣味が悪いでち」

提督「あ、そう。そういうこと言っちゃうんだ…後詰艦隊で周辺警備に当たらせてる戦艦空母たちにも上陸許可出そうか?食材消費が激しそうだけど…」

提督「ちなみに今回の食材費用はごーやのお給料から差し引きますねー」

58「提督!ソレ(護衛艦隊上陸)は要らないからね!すみません…許してくだち」

提督「まあ冗談だけどな。今回は潜水艦とドイツ艦(小型)の親睦会のようなものだ。ただ帰投したらお礼は言っておけよ?」

58「わかったでち!じゃあパーティの準備ができたみたいだからまた後で連絡するでちね

ろー「でっち~でっち~もっとお話したいって!遊びたいって!!」

レーベ「ろーちゃんもすっかり元に戻ったみたいでよかった。みんな心配してたよ」

ろー「もう大丈夫ですって!レーベとも久しぶりにいっぱいお話したいって!!」

レーベ「そうだね。潜水艦と合同での作戦もなかったし今日はいっぱい遊ぼう!!」

マックス「提督も心配性だな…レーベもろーもうまくやれているじゃないの」

にむ「ねぇねぇねぇ!レーベを取られちゃって寂しいの?」

マックス「何を言っているのかしら。そんなことあるわけないでしょう」アセアセ

キャッキャ!!ウフフ

ろー「でっち~、みんな疲れて寝ちゃったって」

58「みんなあれだけ騒げば当然でち!まったく、ペースってもんがなってないでち」

ろー「でもみんなのおかげでパーティができたって!悪く言ったらかわいそう」

58「うぐぐ…まあそうでちね。一人でバカンスするよりもこっちのほうが楽しかったでち!ろーちゃん、ありがとうですって!」

ろー「!!でっち!今の、今のろーちゃんの口癖ですって!」パァ

58「うるさいでち!まったく、すぐ調子に乗るんでちから…」

ろー「うふふ~、嬉しいですって…じゃなかった。嬉しいでちって!!」ダキー

58「あ、それはごーやの口癖でち!勝手に使っちゃダメなんでち!!」

大淀「以上が先日の潜水ドイツ親睦会の報告書です。みなさん仲良くなれたようで良かったです」

提督「課程はどうあれ仲良くなれたなら何よりだ。お返しのお返しで大団円。何も問題はなかったな」

大淀「いえ…提督…参加者からは大好評だったのですが…護衛の方が…」

提督「あ…」

ドア「」ガチャガチャバターン!!

赤城「提督!先日のお礼を早くいただけますか?せっかくドイツ料理を我慢したんです!」

加賀「まったくです。先日食べ物の怨みの恐ろしさは実感したはずでは?」

ビスマルク「私たちも混ざりたかったのにダメだなんてどういうつもりなの?料理は食べられないしビールの持ち込みも不許可だなんて!!」

オイゲン「ビスマルク姉様の言うとおりです!周辺海域を監視していた私たちにもゴホウ・ビーがあって当然です!!」

瑞鶴「私なんて噴式機出したんだから!!しかも本来の使い方じゃなかったし!早くしないと爆撃するわよ!!」

五十鈴「あら、うまく誘導した私には何もないのかしら?」

リベ「提督さん、褒めてよー!うんうん!褒めてー!!」

大淀「提督…ここは素直にお礼をしたほうがよろしいのでは?あ、もちろん私にもお願いしますね♪」

提督「このメンツでお礼って…リベの純粋さを見習おうって気はないのか…」

一同「提督?どうされますか?」

その後鎮守府に提督あての電話が鳴り響いたり、ハガキが山のように届いたり、コワモテのお兄さんが来客でいらっしゃったりしたとかしないとか

疲れた…普段は見るだけだったけどここまでしんどいとは…
普段から投稿されてる皆様にびっくりです。
とりあえず今回はこの辺で。話をうまくまとめられるようになりたいなぁ
ではではごきげんよう

依頼出してきます。

なんやかんやしてたらこんなに日にちが開いてしまった…
まだ興味持ってくれてる人いるならこれから一本書きたいんだけどどうだろうか

間違えた、なんでもないんや…

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