ミカサ(25)「エレンと結婚した」 (79)
ミカサ(20)「エレンと結婚した」
ミカサ(20)「エレンと結婚した」 - SSまとめ速報
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ミカサ「(エレンと結婚した)」
ミカサ「(今年で早10年…)」
ミカサ「(当然のごとく一緒に暮らしている)」
ミカサ「(家はウォール・シーナの一軒家)」
ミカサ「(ちなみに娘が2人いる)」
ミカサ「(上の子はあまり手のかからない優秀な子だ)」
ミカサ「(黒髪が綺麗、お人形さんみたいで可愛い)」
ミカサ「(しかしエレンの前では暴走気味になってしまうのが唯一の欠点…)」
ミカサ「(まったく…誰に似たのやら…)」
ミカサ「(そして下の子は…)」チラッ
妹(5)「くちくしてやる!」
ミカサ「(エレン似だ)」
ミカサ「(子供の頃のエレンを女の子にしたような容姿)」
ミカサ「(上の子にも負けず劣らずとっても可愛い)」
妹「てやっ!」パシーン!
スカッ…
妹「…あっ!」
エレン(25)「パパに任せろ!」
エレン「はあっ!」パシーン!
G「」グチョリ…
妹「パパすごーい!」
エレン「はっはっは、討伐数1!」
娘(10)「むぅ……」
娘「(私もパパとイチャイチャしたい…)」
娘「ねぇママ…」
ミカサ「なに?」
娘「パパのお嫁さんになれる方法を教えて」
ミカサ「それは無理」
ミカサ「エレンは既に私の嫁なんだから諦めなさい」
娘「…ぐぬぬ」
妹「なんのお話してるの?」トテトテ
ミカサ「パパのことについて」
妹「パパのお話?あたしも仲間に入れて!」
娘「多分あなたにはまだ早いと思う」
妹「むー、子供扱いしないでよー!あたしだってもう5歳なんだから!」プンプン
娘「(なんか知らないけど怒らせちゃった…謝ろう…)」
娘「…ごめんね?」ナデナデ
妹「ふ、ふん…まあ今回は特別に許してあげる」
ミカサ「(和む…)」
エレン「おーい、次の休日の予定について話し合おうぜ」
エレン「どこか行きたい所はあるか?」
娘「私はパパが行きたい所に行きたい」
エレン「うーん…俺は特にそれといって行きたい所はないな…」
妹「パパ、パパ!」
エレン「ん?」
妹「あたし壁の外に行きたい!!壁の外がどうなっているのか見てみたい!!」
エレン「………」
エレン「それはちょっと無理かな…」
妹「えっ!?」
妹「やだやだ!外の世界に行きたい!!」ジタバタ
エレン「あわわわ…」
エレン「困ったなぁ…まあ気持ちはわからんでもないが…」
娘「……」
娘「…あんまりパパを困らせないで」ゴゴゴ
妹「…ひぇ!」
妹「うぅ…お姉ちゃんまで…」
妹「…ママ?」ウルウル
ミカサ「…ダメ」
ミカサ「外の世界は危険がいっぱいなの、わかって?」
エレン「(その前にピクニック気分で壁外遠征なんて物理的に無理だけどな…)」
妹「…」
妹「わかった…」
エレン「よしよし、良い子だな…」ナデナデ
妹「…えへへ」
ミカサ「………」
ミカサ「エレン、エレン」
エレン「どうした?」
ミカサ「私行きたい所がある」
エレン「ん?どこに行きたいんだ?言ってみろ」
ミカサ「たまには家族みんなで買い物に行かない?」
エレン「買い物か…」
エレン「俺は構わないぞ、子供達はどうだ?」
娘「(お店は人が多いからヤダなぁ…)」
娘「(………)」
娘「(でもパパと買い物か…)」ホワンホワン…
ー妄想ー
エレン『ほら、プレゼントだ』
娘『私にプレゼント…?』
娘『中身見ていい?』
エレン『もちろん!気に入ってもらえれば嬉しいんだがな…』ポリポリ
ペリペリペリ…
娘『これは…!』
娘『素敵な髪留め…』ウットリ
エレン『ああ、お前の綺麗な黒髪に合う物を選んだつもりだ』ナデナデ
エレン『どうだ?気に入ってくれたか?』
娘『パパからのプレゼントなんだから…気にいるに決まってる…』
エレン『ありがとな…』
ぎゅう…
娘『とっても嬉しい…パパ…大好き…』スリスリ
エレン『ああ、俺もお前のことが大好きだ…』
チュッ…
ーーーーーーーー
ーーーーー
ーー
娘「(……///)」
娘「………ハッ!」
娘「私は賛成」キリッ
エレン「お、おう…」
妹「パパ!ママ!あたしね!りったいきどーそーちが欲しい!売ってるかな!?」
ミカサ「それは売ってないと思う」
妹「そんなっ!」ガーン
妹「じゃあ!じゃあ!なにか美味しいものある?」
エレン「ここの市場は内地でも一番の品揃えだからな、美味しものなら沢山あるぞ〜!」
妹「いく!絶対いく!」
エレン「じゃあ決まりだな」
エレン「次の休日、楽しみにしとけよ」
「「はーい」」
〜休日〜
朝
【イェーガー邸】
妹「パパ!早く起きて!!お買い物!お買い物!」バフッバフッ
娘「ふふ…パパの寝顔可愛い…」ウットリ
エレン「むにゃむにゃ…まだ朝早いだろ…もうちょっと待ってくれよ…」
妹「ヤダ!待たない!おーきーろー!」
エレン「わーたよ!だからそんな耳元で叫ぶな!」ガバッ
妹「やった〜!起きた〜!」
エレン「…ああ、おはよう」
娘「おはようパパ」
ミカサ「みんな、ご飯できた」
エレン「ああ、いつもありがとな」
妹「ごはん!お姉ちゃん、いこ?」
娘「うん」
【街】
ワイワイガヤガヤ…
妹「賑やかな所だねー」
ミカサ「こういう所好き?」
妹「んー…普通!」
ミカサ「…そう」
娘「………」
娘「パパ…」ダキッ
エレン「ん、どうした?」
娘「人がいっぱいなのニガテ…」
エレン「大丈夫か?迷子になったら大変だな…お前は俺から離れるなよ?」
娘「(これは俗にいうプロポーズ?)」
娘「言われなくてもそのつもり…///」
エレン「そうか…」
エレン「ところでなにを買うんだ?ミカサ」
ミカサ「主に小麦が切れてきたので食材を…あと娘達の服も買ってやりたい」
ミカサ「それとこの前のパトロールでなかなか良さそうなアクセサリーの売ってる露天を発見した、そこにも行きたい」
エレン「わかった、まずは食材市からにしよう」
エレン「荷馬も連れて来たし、いっぱい買い込んでも問題ないぞ」
荷馬「ヒヒーン♪」
ミカサ「じゃあ行こう」
【食材市】
妹「ママーお肉買って!」
ミカサ「お肉ならうちにまだある、お野菜と小麦粉買わなきゃ」
妹「…えー、あたしお肉食べたい!」
ミカサ「………しょうがない」
ミカサ「…今日の夕飯はチーズハンバーグにしよう」
妹「ママ大好き!」ダキッ
ミカサ「ふふっ…可愛い…」ナデナデ
ミカサ「(だけどなんかデジャヴ…)」
エレン「ミカサー、小麦粉買ってきたぞー」ズッシズッシ
娘「パパ大丈夫?重くない?」
エレン「ああ、鍛えてるからな」
ミカサ「ありがとうエレン」
ミカサ「八百屋さん、これとあれとそれをください」
八百屋さん「ハイよっ…んん!!」
八百屋さん「そっちの旦那はもしかしてイェーガー支部長かい?」
エレン「ええ、イェーガーですが?俺になにか?」
八百屋さん「おお、やっぱりか」
八百屋さん「あんたが支部長に就任してから街での犯罪がかなり減ったんだ」
八百屋さん「俺達が安心して商売できるのはあんたのお陰だ、感謝してるぜ!ほれ、オマケでこれもあれもそれもサービスしてやらぁ!!」
エレン「い、いえ…俺は当然のことをしたまでで…あっ…ちょ…そんなに野菜持てないです…うわあああ」
ーーーーーーーー
ーーーーー
ーー
妹「パパ有名人!すごいすごい!」
娘「私は家族だけでひっそり暮らしたい…」
ミカサ「街の人に慕われるというのは良いこと」
ミカサ「エレン大丈夫?」
エレン「ああ…なんとか大丈夫だ…」ハァハァ
エレン「さて…次は洋服だっけ?」
今日はここまでにします!
ミカサ「ええ」
妹「(調査兵団の制服売ってるかな…)」ワクワク
娘「(お洋服…パパが選んでくれたものならなんでもいい…)」
エレン「よし、行くぞ!」
妹「おー!」
【洋服屋】
エレン「うわー、子供用の服が沢山だな」
ミカサ「ここまで品揃えの良い服屋は内地でも珍しい」
エレン「子供達、何か欲しい服はあるか?」
妹「あたし調査兵団の制服が欲しい!」
ミカサ「それは売ってないと思う」
妹「えっ!」ガーン
娘「私はパパの選んでくれた服ならなんでもいい」
エレン「俺、服のことなんてわからないぞ?良いのか?」
娘「うん」
妹「じゃああたしもパパとママに選んでもらう!」
妹「いいよね!パパ、ママ!」
ミカサ「わかった、私達が選んでくる」
エレン「期待しないで待ってろよ…」
〜2時間後
妹「……」グッタリ…
娘「……」
エレン「おいミカサ!このワンピースなんてどうだ?」
ミカサ「悪くない。それよりエレン見て、このドレス可愛い」
エレン「おお、良いセンスしてるな…流石ミカサだ」
ミカサ「エレンこそ…」
エレン「それじゃあ早速…」
エレン/ミカサ「試着してみて!」
娘「うん」
妹「……」
妹「もう二十着目だよ…パパ…ママ…」
エレン「スマン!次で本当に最後だから!」
ミカサ「私からもお願い」
妹「そのセリフはもう5回以上聞いた!!」
妹「お姉ちゃんも黙ってないでなにか言ってよ!!」
娘「………」
娘「パパが望むなら私はどんな服だって着よう」
妹「お姉ちゃん…」
エレン「ほら…お姉ちゃんもそう言ってるし…あと一着くらい着ような?」
妹「むー…」
妹「これが本当に最後だからね!」
ミカサ「ありがとう!早速このドレスを…」
妹「えー、こんなフリフリした服動きづらいよー」
ミカサ「大丈夫、可愛いから」
妹「えー…」ヌギヌギ
娘「………」
娘「私はなにを着ればいいの?」
エレン「このワンピースを着てくれ!どうだ?気に入りそうか?」
娘「とっても可愛い…パパが選んでくれたの?」
エレン「ああ!きっと似合うと思ってな」
娘「嬉しい…試着してくる」
ーーーーーーー
ーーーー
ーー
娘(ワンピース)「パパ…どうかな?///」テレテレ
妹(ドレス)「う〜…動きづらいよ…」
エレン「やっぱり可愛いなぁ〜」デレデレ
ミカサ「2人とも可愛い…」
娘「(パパに可愛いって言われた…///)」テレテレ
妹「べ…別に嬉しくないし…///」
エレン「……そういえば」
エレン「あっちの方にまだ見てない服があったような…」
妹「パパ!!」
エレン「じょ…冗談だよ…」
ミカサ「エレン、そろそろ会計に行こう」
妹「これ全部買うの!?」
エレン「ん?当たり前だろ?」
妹「私とお姉ちゃん合わせて合計四十着もあるんだよ!?そんなに着られないよ!」
ミカサ「大丈夫、可愛いから」
妹「えー…」
エレン「…じゃあそろそろ行くか」
エレン「ミカサ、半分持ってくれ」ドッサリ…
ミカサ「ええ、お安い御用」ドッサリ…
ズッシズッシ…
娘「………」
娘「…重くないのかな?」
妹「そこ!?」
【街】
エレン「いやー、いい買い物した!」
ミカサ「今度来た時はエレンの服も買おうね」
娘「パパの服…私も選びたい…」
エレン「ははっ、ありがとな」ナデナデ
娘「…えへへ」
エレン「その時は俺もミカサの服を選んでやるよ」
ミカサ「本当!?嬉しい…」
エレン「ああ、約束する」
ミカサ「…うん」
【露店街】
ワイワイガヤガヤ…
エレン「うおっ…結構賑わってるな…」
娘「怖い…」ギュ
エレン「ははは…相変わらず人見知りだな」
娘「…ん…ゴメンなさい…」
エレン「これから頑張ればいいさ」ナデナデ
娘「…うん」スリスリ
エレン「それより目当ての露天は見つかったか?」
ミカサ「確かこの辺に…」キョロキョロ…
ミカサ「……あった」
露天商人「…いらっしゃい」
妹「いろいろ売ってる!」
娘「(この髪飾り可愛い…)」
エレン「んで、ミカサはなにが欲しいんだ?」
ミカサ「えっと…これ欲しい…」
つ黒石のイヤリング
エレン「見たところ普通のイヤリングだけど…」
ミカサ「これください」
露天商人「ハイよ…」
ミカサ「…エレン、左耳につけて」
エレン「俺にくれるのか?なんで左だけなんだ?」
ミカサ「それは…」
露天商人「このイヤリングが呪われているからだよ…」
ミカサ「……」ギクッ
妹「えっ!」
エレン「呪い?どんな?」
露天商人「このイヤリングに使われている黒石はな…とある魔女が夫を永遠に自分の物にする為に作ったと言われる魔石…」
妹「ひ、ひぇぇ…」ガクガクブルブル
エレン「ふ〜ん…」(胡散臭いな)
露天商人「そしてこのイヤリングの左片割れを身につけた夫は永遠に嫁から離れない呪いを受ける…」
娘「(なにそれ素敵)」
エレン「つまりこれをつけると永遠にミカサから離れられなくなるのか?」
エレン「それ本当に呪いかよ」カチャカチャ
エレン「どうだミカサ、似合ってるか?」キラーン
ミカサ「うん、とっても似合ってる」
エレン「よし、これでお前から永遠に離れられないな!」
ミカサ「うん、絶対離さない」
娘「(羨ましい…)」
妹「あわわ…パパが呪われちゃった…」
エレン「ははは、子供達は何か欲しい物あるか?」
妹「パパ、呪いは平気?」
エレン「ドンと来いだ」
妹「パパつよい!」
エレン「まあな、それより何か欲しい物あるか?」
妹「ん〜…これ欲しい!このカッコ良いバッチ!!」
エレン「おっ、自由の翼バッチか、カッケーな!」
エレン「ほら、買ってやるよ」
妹「えへへ…パパありがとう!」
エレン「お姉ちゃんは何か欲しい物あるか?」
娘「…特にない」ジー
エレン「(めっちゃあの髪飾りガン見してる…)」
エレン「これが欲しいのか?」
娘「………」オドオド
エレン「いらないのか?」
娘「……」
娘「………」ブンブン
エレン「なら買ってやろう」
娘「…ありがとう、パパ」
今日はここまでにします
>>66のレス修正
妹「ん〜…これ欲しい!このカッコ良いバッチ!!」
エレン「おっ、自由の翼バッチか、カッケーな!」
エレン「ほら、買ってやるよ」
妹「えへへ…パパありがとう…」
エレン「お姉ちゃんは何か欲しい物あるか?」
娘「…特にない」ジー
エレン「(めっちゃあの髪飾りガン見してる…)」
エレン「これが欲しいのか?」
娘「………」オドオド
エレン「いらないのか?」
娘「……」
娘「………」ブンブン
エレン「なら買ってやろう」
娘「……いいの?」
エレン「ああ、遠慮するな、家族なんだから」
娘「…ありがとう、パパ」
露天商人「へっへっへ…毎度あり…」
エレン「よし、そろそろ帰るか」
【帰り道】
ミカサ「気がついたらもう夕方」
娘「…お家が恋しい」
エレン「今日は沢山買い物したな、こりゃ帰ってからの荷物整理が大変だ」
妹「誰かさん達がお洋服をいっぱい買ったからね」
エレン「別にいいだろ、お前達が可愛かったのがいけないんだ」
妹「…ふん///」
妹「それよりママ!あの約束忘れてないよね!?」
ミカサ「…?」
妹「今日の夕ご飯!!」
エレン「今日の夕飯がどうしたんだ?」
妹「今日の夕ご飯チーハンにしてくれるってママが約束してくれた!!」
ミカサ「…ああ、そんな約束してた」
エレン「お、今日はチーハンか!嬉しいねぇ」
娘「(パパが喜んでる…私も嬉しい…)」
エレン「そうと決まればサッサと家に帰りたいな」
エレン「……よし」
エレン「家まで競争だ!よーい、ドン!」ダッ!
妹「あ!パパずるい!」スタタッ
娘「パパ待ってよー!」スタタッ
エレン「ハッハッハ!パパに追いつけたら今夜一緒に寝てやるよ!」ダダッ
娘「!!」
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チーハンがチャーハンに見えて仕方が無い。