堀裕子「さいきっく5番勝負……!」 (15)

お祭り期間なので何でもあり。




堀裕子「さて!事務所にお集まりの紳士しょくん!」


モバP「……」カタカタカタ


裕子「紳士しょくーん?」


モバP「……」カタカタカタ


裕子「はい。
今から催されますのは、毎度お馴染み!
私に仕事が無いとき気分次第でスタートするぅ、そうです、みんなで言おう!
エスパーユッコのぉ?」


モバP「……」カタカタカタ


裕子「……うん、そう!さいきっく5番勝負!はっじまっるよー!!」


モバP「……」カタカタカタ


裕子「……」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1492517887



裕子「ファーストさいきっくいきまーす。

さいきっく・ホットウォーター」じょぼぼ

モバP「アッヅァッッ!!??」


裕子「やったー成功だー」


モバP「フーフー!何しやがんだ!何しやがんだ!」


裕子「説明しよう。エスパーユッコは無視され続けると熱湯をぶちまけるのだ」


モバP「エスパー関係ねーじゃん!ただのヤバい奴!」


裕子「こんな事をする子じゃなかったんですけどねぇ」


モバP「自分で言うなよ!」


1回戦 ○裕子-モバP×
     さいきっく・
     ホットウォーター



裕子「さあ、プロデューサー、次のサイキックいきますよ!
何かリクエストはありませんか?」


モバP「まだやるのかよ……」


裕子「あと4つやりますよ」


モバP「じゃあ、うーん、そうだ。
ここに急須があるだろう」


裕子「ありますね」


モバP「ここにお茶っ葉をいれます」


裕子「さらさらー」


モバP「これに60℃くらいのお湯を注いで2分待ち、
俺の湯呑みに注いで来てくれ」


裕子「お安い御用です!」タタタ


モバP「……。くっくっく。ただのお茶汲みとも知らず……所詮は小娘よ」


――2分後――


裕子「ってこれただのお茶汲みやないかーい!」バシャー


モバP「アッッヅァァッッ!」


裕子「プロデューサー、いい加減にしてくださいよ!
5番勝負のうち、2回もさいきっく・ホットウォーターに費やしてしまったじゃないですか!」


モバP「いい加減にすんのはオメーだろ!この野郎!この野郎!」


2回戦 ○裕子-モバP×
     さいきっく・
     ホットウォーター


裕子「ふっふっふ。プロデューサー、まんまとひっかかりましたね」


モバP「あぁん!?」


裕子「まだ気付かない様ですね。いまかけたのが冷水だと言うことに」


モバP「何をバカな事を。たしかに熱さを感じ……何ィ!?」


裕子「湯呑みに入っているのは熱い液体だという先入観に囚われた時点で、
プロデューサーの敗北は確定していたのだよ」


モバP「くっ!この俺が手玉に取られているだと!
これはまさかサイキック……」


裕子「そう、サイキック……


えーと……


サッカク」


モバP「……サイキック・サッカク」


裕子「や!やーちょっと待ってください、今のナシ!えっとですね……」


モバP「ゆっくりでいいぞ」




3回戦 △裕子-モバP△
    サイキック・サッカク


裕子「さあ!サイキック5番勝負も残り2回を残すのみとなりました」


モバP「まだサイキック使ってないけどな」


裕子「続いての勝負はこれだー!ばーん!」


モバP「そっ、それはー!ゴージャスセレブプリーーン!
どこで手に入れたんだ!」


裕子「冷蔵庫に入ってました!ラベルにモバPと書いてあります!」


モバP「じゃあ俺のじゃねーか!!」


裕子「いただきまーす」ぱく


モバP「ぎゃああああ!」


裕子「もぐもぐ」


モバP「あああああ!!」


裕子「ごくん。完敗だ」


4回戦 ×裕子-モバP○
     濃厚ミルク



モバP「おまおまおまええ」


裕子「プロデューサー、あーん」


モバP「あぁん!?」


裕子「あーん、して?」


モバP「……同じスプーンで?」


裕子「あーん☆」


モバP「あ、あーん」


裕子「えい」


モバP「もぐもぐ」


裕子「どきどき」


モバP(味なんか分からん)


裕子「つぎはつぎは?
プロデューサーがスプーンを持ってー?
プリンをすくってー?」


モバP「……」


裕子「からのー?」


モバP「……。ほれ」


裕子「あーん、って言ってくれないんですか?」


モバP「……。あーん」


裕子「ぱく」


モバP「……」


裕子「……」


モバP「……」


裕子「ごくん」


モバP「……」


裕子「ふ、ふうー。あっついあっつい」


モバP「き、きょう暑いな」



5回戦 ×裕子-モバP○
     サイキックあーん


裕子「今日は2勝2敗1分けでした。引き分け!」


モバP「ああそう」


裕子「プロデューサー」


モバP「うん?」


裕子「何も逆さ吊りにすることは無いとおもうんだ……」ギチギチ


モバP「謝れ」


裕子「そこそこ熱い湯をかけてごめんなさい」


モバP「好感度は大事だぞ」


裕子「捨てられた子犬を片っ端から持ち帰ってごめんなさい」


モバP「ウソはダメだぞ」


裕子「プリン食べてごめんなさい」


モバP「まあそれは俺も食べたし……」


裕子「いまから買いに行きます?」


モバP「もう売り切れだよ」



裕子「じゃあ、あした買いに行きましょうか」


モバP「一緒に?」


裕子「一緒に」


モバP「まあ、いいけど」


裕子「えへへ。えっへっへー」


モバP「し……、仕事しよっと」


裕子「さいきっく5番勝負!また来週!」


モバP「やらない!」


番外戦 ○裕子-モバP○
     おかいもの



おわり


あれ?それは第6回シンデレラガールズ総選挙の投票券ではありませんか?

あらかじめ「堀裕子」と書いておくと非常に便利ですよ。


業務連絡があります。
ユッコPで、かつSS書きのモバPの皆さん。
今すぐ筆を執ってください。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom