これはモバマスssです
キャラ崩壊があるかもしれません
書き溜めはありませんが、直ぐに完結いたします
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肇「ふぅー…最近冷えますね」
杏「もう十月下旬だからねー」
肇「何か温かいものが食べたくなってきますね」
杏「コンビニで肉まんでも買ってく?」
肇「そうですね、近くのコンビニに寄って行きましょうか」
杏「お、噂をすればデイリーミヤモトあるじゃん」
肇「まって」
杏「…うん、杏も言ってから気付いた」
肇「…次のコンビニにしましょうか」
杏「…なんか金髪の店員がこっちガン見してるんだけど…」
肇「気のせいではないですか?」
杏「あ、なんかスマホ取り出した」
肇「何か画像こちらに見せてますね…」
杏「なんだろ?まぁいいや、スルーしよ」
肇「…あれ、杏さんの告白の演技の時の」
杏「ちょっと肉まん買いに行ってくる!!」ダッ!
パターン!
フレデリカ「へい、いらっしゃっせ~!」
杏「…ふぅ、ふぅ…」
文香「…如何しましたか?お客様…」
杏「…おーけー、色々あるけど諸々スルーして…まずさっきの画像は消そうか」
フレデリカ「お客様、ここはコンビニだからちゃんと何か購入しなきゃだめだよー?」
肇「…何してるんですか?」
フレデリカ「なんだかんだと聞かれたら~」
文香「…見ての通り、コンビニ店員ですが…」
肇「それは分かりますが…」
フレデリカ「肇ちゃんコンビニ知らないの~?」
肇「文香さん、何故コンビニ店員を…?」
フレデリカ「杏ちゃん、肇ちゃんが冷たい」
杏「大切なモノを失っちゃったんだよきっと」
文香「…先日言った、スリーエフのお仕事です」
フレデリカ「ミヤモト秋のファン祭りだよー」
肇「色々ありますが…ファン祭り?」
文香「…はい、ファンを集めて…」
肇「ファンの方々を何だと…」
フレデリカ「8枚集めると換気扇に使えるよーって」
杏「いらないよ…」
肇「対象の商品は?」
杏「いるの?!」
フレデリカ「そこらへんのフランスっぽい商品にパーツがくっ付いてるよー」
杏「迷惑」
文香「…杏さんは、ファンなど不要、と…?」
杏「ちがうそうじゃない」
フレデリカ「でも換気扇ないとお風呂にカビはえちゃうよ?」
杏「そうだけどそうじゃないんだ」
フレデリカ「でもほら、唐突にフリスビーで遊びたくなった時とか?」
肇「怪我しますよ…」
文香「…ですが、それで骨折した時も…」
フレデリカ「プロペラの一枚を当てて包帯を巻けば!」
杏「治らないし衛生的にアレだからね?」
フレデリカ「パン食べてる時にプロペラがあればー!」
肇「あれば…?」
フレデリカ「一口サイズに切れる!」
肇「手で千切ればいいじゃないですか…」
文香「…ですが、手が汚れている時もありますよね?」
肇「そう言いながらこっち見るの辞めてくれます?」
フレデリカ「それに、コーヒーも一緒に飲みたいよねー?」
文香「…そんな時、プロペラがあれば…」
杏「あれば…?」
文香「…けれど、何故かなかなかお客様がいらっしゃらなくて…」
肇「何も思いつかなかったんですね…」
杏「まーいいんじゃない?客の迷惑行為一位って来店だし」
肇「商売成り立ちませんよ?」
杏「この二人だよ?」
文香「…失礼な…普段から、古書店でアルバイトをしてるんですよ…?」
杏「じゃー文香ちゃん、肉まんとアメリカンドックとおでんで大根白滝ハンペン頂戴。汁多めカラシ2つで」
文香「…もう少し、ゆっくり喋って頂けますか?」
杏「ほらこの通り」
文香「脂多め野菜マシマシとだけは聞き取れましたが…」
杏「言ってない」
文香「…では、せめて文学的に…」
杏「客に何を求めてるのさ」
フレデリカ「はいどーぞ、ミルクオレとミルクラテだよね?」
杏「頼んでないよ」
肇「…変なモノ入れてません?」
フレデリカ「肇ちゃんはもうちょっとフレちゃんの事信頼していーよ?」
肇「虚偽表示は?」
フレデリカ「我が店の商品に虚偽表示はございません、だよー?」
肇「少し粗探ししてきます」
杏「タダのクレーマーだよ肇ちゃん…」
肇「ありました!フレデリカさんこれはなんですか!」
フレデリカ「え?ごはんだよって言う佃煮だよー?」
肇「ごはんではないじゃないですか!」
フレデリカ「それはフレちゃんに言われてもねー…」
杏「ところで、全くお客さん来ないの?」
文香「…はい…朝から一人も…」
肇「まぁ…事務所の敷地内ですから…」
杏「ファンの人も入り辛いよね」
フレデリカ「ちゃんとSNSでも呟いたよ?ほら」
『明日、スリーエフがデイリーヤマサギを経営するよ』
杏「…うん」
肇「普通、合併の話かと思いますよね…」
フレデリカ「まー0って事はないでしょ、来るよ多分」
杏「…オフ0…」
文香「…大丈夫です…絶対に来ます」
フレデリカ「お客様のニーズに合わせた商品を置いてるからねー」
肇「それはまぁ、コンビニだから当然ですけど」
杏「多分空気ファン欲しさにコンビニに来る人なんていないけどね?」
フレデリカ「まー見てなさんな、いっぱいお客さんくるってー」
フレデリカ「…一人も来なかったねー…」
文香「…もう、夕方です…」
杏「ほーら言わんこっちゃない」
肇「…事務所の方々が笑いながら此方を見てますけどね」
文香「…一体、何がいけなかったんでしょう…」
杏「宣伝方法」
肇「そもそも、場所は呟いたんですか?」
フレデリカ「あっ…」
フレデリカ「…せっかくおでんの作り方覚えたのになー…」
文香「…フェイスアップ、頑張ったのですが…」
フレデリカ「…ちょっとショックだねー…」
肇「ま、まぁ次はうまくいきますって」
フレデリカ「次また同じ企画するモチベーションはないかなー…」
文香「…はぁ…」
フレデリカ「少し泣きそうかな…」
肇「げ、元気出しましょう!私色々買いたかった所ですし」
フレデリカ「…うん」
文香「…タバコは置いてませんよ?」
肇「は?」
フレデリカ「…肇ちゃんまで、アタシ達を責めるんだね…」
文香「…こんな哀しい気持ちになるだなんて…」
肇「えっ、いやっ、あの…」
フレデリカ「まあ…うん」
フレデリカ「これそーゆードッキリなんだけどね!」
文香「…ふふっ、見事に引っかかって下さいましたね」
肇「えっ?」
杏「できらぁ?」
フレデリカ「杏ちゃんは気付いてたのー?」
杏「外の人の反応見ればね、さっき見たらドアにドッキリ中ってプレート掛かってたし」
フレデリカ「あちゃー、詰めが甘かったかなー?」
フレデリカ「マジ凹みして驚かせよーって企画だよー」
文香「…驚いて下さったようですね」
フレデリカ「代償はアタシ達のオフ!」
杏「暇なの?」
フレデリカ「よーし、じゃーせっかく作ったしおでんとフランクとパン食べよっか」
文香「…スタッフが美味しく頂きました、というアレですね…」
フレデリカ「流石に量多いし朋ちゃん呼ぶー?」
杏「あ、もう呼んであるから外で待ってるよ」
フレデリカ「あー、焦る肇ちゃん可愛いかったねー」
文香「…勿論、カメラに映像が残っていますよ」
杏「杏は菓子パン食べよー」
フレデリカ「アタシ達に対する肇ちゃんの愛も見れたしねー」
肇「…」
文香「…どうかしましたか?」
フレデリカ「ミルクオレ飲む?」
肇「…じーざす」
スリーエフにファミマを経営して欲しいと言う謎の呟きを見て
ペースが一度落ちるとそのままどんどん墜落しそうで怖いです
お付き合いありがとうございました
よろしければ、スリーエフ以外の過去作も
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モバP「余命ドッキリ」
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鷹富士茄子「過去神社」
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モバP「元カノとプロデュース」
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