卯月・凛・未央「チーム対抗お料理対決?」【モバマスSS】 (274)


346プロ×
CGプロ○

…ゆるふわ進行でいきます。




P「いや、対決っていうか…お互いに作って食べさせる会ね。」



卯月「お料理かあ…私、お母さんに頼りっぱなしで…。」

未央「私はたまーに台所に立つよ、チャーハンくらいなら…」

凛「バレンタインのときから少し…お菓子作りなら、したよ。」




P「そんで、お仲間呼んであるから。それで番組を企画してあるよ。」


P「カモン!エブリーなバディ!」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1473151638


美穂「辛子レンコンのはさみ揚げなら…」

響子「お料理なら、おまかせくださいっ♪」

加蓮「サンドイッチなら、作るよー」

奈緒「あたしは…あんまりやらないなぁ。」

茜「お米なら!!おまかせください!!!!」

藍子「ちょっとお菓子作ったことなら~」


凛「このメンバーって…」



卯月「美穂ちゃーん!響子ちゃん!」


未央「チーム対抗ってこと?」


P「そのとーり。ピンスク、トラプリ、ポジパでそれぞれテキトーにお料理してもらって…」



未央「対決…じゃないとは言ってたけど、お互い食べるんだよね?」


P「まあまあ、ここからが本題ね。みんなよく聞いてくれ。」


P「それぞれのチームから1人を食べる役、残り二人を作る役に分けます。」

P「食べる役に選ばれた人が、それぞれ料理をリクエスト。3チームだから、合計3品ね。」

P「作る役の人が、その3品をそれぞれ作ってもらいます。」

P「食べる役のひとが3チームの出来をそれぞれ評価。以上!」



凛「それって、出来の優劣で対決にならない?」


P「しないしない。みんなおいしくできるでしょ?」


茜「なんでもおいしく食べてみせます!!!!」

未央「ちょっ!もう食べる役決定なの!?」

藍子「わたしが食べる役だと時間かかりそうですし…」


P「あ、でも響子は有利すぎるから食べる役固定ね。」


卯月「えぇ~!?プロデューサーさぁ~ん!?」

美穂「でも、対決じゃないんでしょ?」

響子「みんなのお料理、食べてみるだけも楽しみですよ!」



凛「…だってさ、どうする?」

加蓮「私は食べる役で、ポテトをリクエストしまーす。」

奈緒「あたしはせっかくだし、挑戦してみようかな…」



未央「じゃあ…私とあーちゃんで作る役かぁ」

茜「白米を所望します!!!!」

藍子「茜ちゃん、それじゃお米炊くだけで終わっちゃうから…」



P「おーし、配役もスムーズだし、3品を決めよう。」


響子「じゃあ、オムライスで♪」

加蓮「フライドポテトだねー」

茜「どんぶりめし!!!ならなんでも!!」


卯月「響子ちゃ~ん!オムライスは難しそうです…」

美穂「今すぐ作るわけじゃないみたいだから、撮影までに教えてもらおうよ。ね?」

響子「事前に教えるぶんには、いいですよね?」

P「ええんやで」



凛「フライドポテトって…」

奈緒「ジャガイモ切って揚げるだけなら…」

加蓮「甘くみないでね?二人とも!イモの切り方や厚みや皮の有無やカリカリにするかしっとりにするか…奥が深いんだよ!」

凛「…加蓮、作ったことあるの?」

加蓮「ないよ?」



未央「どんぶりものって…」

藍子「その、『なんでも』っていうのがむしろ難しいですね…」

茜「カツ丼!牛丼!海鮮丼!なんでもありですよー!!!」


P「その、なんでもってのはむしろイイね。個性出せるよ。」



P「はい!じゃあ
『オムライス』『フライドポテト』『どんぶりもの』
それぞれ作ってもらうから、よろしくだぜー!」


響子「そういえば、炭水化物ばかりですね…もっとバランスを考えればよかったかも。」


P「それなら響子さんや、横で他のもの作ってていいよ。」

響子「結局、お料理やらせてくれるんですね!やった♪」






凛「本番はいつ?」

P「二週間後です。」


奈緒「練習する時間は…あるか。」

響子「みんな私が教えてあげられますよ!」

未央「おお~!お願いしますよ~!」




P「はい、そしたら藍子。」

藍子「はい?」

P「『ゆるふわ空間』を発動して二週間後をすぐ引き寄せてくれ。」


藍子「それってどういう…」

P「いーのいーの、これ見てるひとのためのフリってだけよ。」


『ゆ る ふ わ 空 間 に ま よ い こ ん だ!!』


※書き貯め終了、後々ちまちま追加していきます。

三人の内一人が料理を指定して残りが作る役
つまり交代制でチームの味見役の指定した料理を作る
味見役のチーム以外の皆は三人全員で作るってことだよな?

>>12
状況整理のための指摘ありがとうございます。
ピンスクチーム有する五十嵐響子が
あまりに強力すぎるため、
他チームのリク料理時であっても
基本は残りの2人で作る…つもりです。
茜ちんあたり、勢いで調理に乱入させかねませんが。

響子、加蓮、茜の三人は基本食べる役のみ。
残りの2でメシ作ってもらいます、
確かに【チーム感】

途中誤爆。つづき。
たしかに、2人だけで作ってると
各ユニットとしての調理時の【チーム感】に
欠けてしまいますが…このSSの主眼は
チームの仲間のリクエスト料理を出して
『おいしい!』って言ってもらうことにありますので、
そういう意味で【仲間のために調理】っていう
チーム感を大事にしたかっただけです。
完全に個人的な趣味ですね。

文見直すとわかりにくいんで、整理します。

【卯月・美穂ペア】
【凛・奈緒ペア】
【未央・藍子ペア】
に、
・オムライス
・フライドポテト
・どんぶりもの

を全部作ってもらって、
響子、加蓮、茜に
全部食べてもらいます、
各料理のボリュームはアイドル基準です。
茜ちんには足りません。

これは特に勝負事ではありません。
各アイドルの『おいし~!』を書きたいだけです。

では、本番当日がやってきました…


○番組本番○


瑞樹「ハイッ!始まりましたー、アイドルの料理番組です!」

瑞樹「司会進行は、私!川島瑞樹がお送りするわよー!!」

早苗「アシスタントの片桐早苗でェーッす!!!」

瑞樹「さあ!それでは、状況を整理してお伝えするわよ!」

早苗「もう調理は始まってるみたいねー、いいにおい…!」


瑞樹「今、集まってもらっているのは
3つのアイドルユニット!
【ピンクチェックスクール】
【トライアドプリムス】
【ポジティブパッション】
各チームから一人、『はらぺこさん』を選出して
残った二人でお料理を用意します!」

早苗「はい!で、あちらの席で構えているのが
『はらぺこ3人娘』です!じゃあ、自己紹介してね。」



響子「はらぺこ響子でーす♪」

加蓮「はらぺこ加蓮でーす」

茜「はらぺこ茜です!!!!!」


瑞樹「このはらぺこさんたちが
『作ってえええ!!』と懇願したのが…こちら!」


早苗「はい!
【オムライス】
【フライドポテト】
【どんぶりもの】の3つです!」

瑞樹「【どんぶりもの】…って、果たしてアイドルのリクエストでいいのかしら…」

早苗「私もアイドルだけど、【軟骨の唐揚げ】とかリクエストしちゃうわよ?」

瑞樹「アイドルって…何なのかしら、わからないわ…」

早苗「はい、じゃあ今食べたいもの言って?」

瑞樹「【お豆腐入りのもつ煮】ですッ!!」

早苗「…わかるわ。」

瑞樹「わかるわね。」


瑞樹「はい、じゃーアシスタントさん!」

早苗「押忍」

瑞樹「調理チームの様子見てきてくださいなー」

早苗「押忍」

瑞樹「あなたそれでもアイドルなの?」

早苗「うっす、アイドルっす。じゃ!行ってくるわね!」



響子「あの…私も、いいですか?」

瑞樹「そうだったわね、はらぺこ響子ちゃんは
『この3品じゃバランスが悪い!』と抗議して自ら他の付け合わせを作るのよね。」


響子「はい♪やっぱりお野菜も必要ですから!」

早苗「よーし、じゃあ調理場へ行くわよー!」




早苗「はーい、調理場へ着きました!こちら現場の片桐でーす!」

早苗「はらぺこ響子ちゃんは早速、別の調理にとりかかっているわ。」

早苗「んー、各チーム、思い思いの調理をしていますね…じゃ!インタビューするわよ!」


早苗「やっぱり最初はここ!
【卯月・美穂】ペアでーす!はい挨拶してー、カメラこっちよ。」


卯月「島村卯月です!頑張ります♪」

美穂「小日向美穂ですっ、頑張ります!」


早苗「…やっぱり、あなたたちこそアイドルだわ。」


卯月「えっ…どうしたんですか?」


早苗「ねえ…今食べたいものなに?」


美穂「うーん、それならちょうど今作ってるこの…」

卯月「オムライスです!響子ちゃんにしっかり教わりました♪」

美穂「あとで、みんなで一緒に食べたいね!」



早苗「うっ!まぶしい…!!
【もつ煮】とか【軟骨】とか言ってるアイドルとは違うのね…!?」


美穂「【軟骨】…?私も、好きですよ?お酒のおつまみ系!」

卯月「辛子レンコンとか…地元のお料理なんですよね?」

美穂「うんっ♪熊本は、馬刺とかもおいしいよ?」


早苗「まずい。なんか番組の方向性が…!」


卯月「おいしいですよね?【なんこつの唐揚げ】」


早苗「あたしと司会のせいでテイストおかしくなりそうだから、ちょっとそういうこと口にするの控えておくわね…」


美穂「えっ、な…何か、ごめんなさい!」


早苗「いやいやこっちのせいよ。気にしないでね?はい、じゃあカメラに向かってアピールしてね!」



卯月「響子ちゃーん!ばっちり作れてますよー!」

美穂「スタジオで待っててねー♪」


\わたしはこっちでーす/



卯月「えっ!!?あれ!?響子ちゃんいる!」

美穂「あっほんとだ!あっちで…そういえば何か作るって言ってたね」


卯月「あはは…お恥ずかしいところを…」

美穂「うっかりしてました…」



早苗「…やっぱ、あなたたちこそアイドルだわ。」


早苗「さ!それじゃあ次は…
【凛・奈緒】ペアね!どんなかんじかしらー?」



凛「ほら奈緒、やっぱりやんなきゃダメだって、」

奈緒「うおー!いやだっての!たしかに負けたけどさあ!?」



早苗「あら、どうしたの?仲間割れかしら~?」


奈緒「ああいや…ちがいますって!これは…」

凛「奈緒がオムライスに魔法をかけてくれるんだよ。」

奈緒「だーもう!カメラに言うなって凛~!!」

凛「ふふっ、これで逃げられないね。」


早苗「ふーん?前やってたメイドさんのお仕事みたいに?」

凛「ううん、奈緒は【魔法少女】だから!メイドじゃないよ!」

奈緒「おねがい!ほんとやめて!凛!!」


凛「奈緒がゲームに負けたのが原因でしょ?
【3人で大富豪して負けたひとがオムライスサービス】って。」

奈緒「たしかに!たしかにゲーム前に約束したよ!でも、わざわざ魔法少女の衣装用意するかぁ!?」



早苗「うわぁ…手ぇ込んでるわね…。」

奈緒「ほんとハメられた…!!」


早苗「でも、3人でやったってことは、加蓮ちゃんが負けていたら?」



凛「加蓮が、響子と茜のぶんのオムライスにやる。」

早苗「それは…段取りがちょっとシュールな絵になるわね。」


奈緒「どうして、こう都合良くあたしに回るかな~?そもそも加蓮が言い出したから、ちょっと怪しいんだけど…」


凛「奈緒、加蓮がトランプでイカサマしたと思う?」

奈緒「いやそれは無いと思うけどさぁ…」

早苗「あら、イカサマしてたならお姉さん怒っちゃうわよ?」


凛「してないよ、大丈夫。私も加蓮も、レナさんみたいにトランプ上手くないから。」

奈緒「そりゃそーだよなぁ~、はぁ…覚悟を決めるかぁ…。」


凛「ただ…大富豪始める前に、加蓮と一緒に
【茄子さんに握手してもらった】かな。」


奈緒「おい!!!!!それズルすぎるだろ!!!?」




早苗「うーんこれは…でも、イカサマじゃないから…一枚上手だったわね…。」



早苗「よし、奈緒ちゃん覚悟は決まった?」


奈緒「あーもう!やけくそだよ!やってやらあ!!」

凛「うん、その意気だよ。」


早苗「はい、じゃあカメラ引くからアピールしてね~」



奈緒「加蓮ー!!こんどネイルのラメパウダーとかを、こっそり塩とかにすり替えてやるからなー!!」

凛「奈緒、それもう、こっそり不可能でしょ。ふふっ。」





早苗「あーもう、トラプリは仲良しさんねえ~」


早苗「はい!じゃあ最後!
【未央・藍子】ペアでーす!!はいカメラこっち!」



未央「どうも。【ミツボシ鉄人シェフ】の、ミオです。」

藍子「高森藍子で~す♪」



早苗「お料理の手応えはいかがかしらー?」


未央「はい、それはもう!この策士未央ちゃんがオドロキを届けてみせましょ~!!」


藍子「あっ、ちゃんと【おいしいオドロキ】だからご安心くださいね~」


未央「ふっふっふ!未央ちゃんは、お料理の練習中にとある秘策を思いついたのよ…!!」


早苗「あら、気になるわね~!」


未央「策士未央の秘策…それは…!」

早苗「…それは?」


未央「できてからのお楽しみっ!!!」

藍子「ゆっくり、待っててくださいね~♪」


早苗「何か、一波乱起きそうじゃない?楽しみね!」


未央「でさあ…お米の量これで足りるかな?」

藍子「たしかに…ちょっと心配ですよね。」


早苗「そこに用意してあるのは…
【どんぶりもの】用のお米ね?十分あるじゃない?」


未央「他のおふたりさんはいいんだけど…」

藍子「茜ちゃんがどれだけ食べるか…」



早苗「ウワサには聞いていたけど、…それでも足りないの?」


未央「確実に足りませんね!」

藍子「おかわり分を確保しないと…」



早苗「茜ちゃん…うらやましいわ…」


早苗「はい、じゃあカメラに向かってアピールしてね!」


未央「この、【ミツボシ鉄人シェフ】の手腕!とくとご覧あれ!」

藍子「【ゆるふわシェフ】も手伝いましたよ~♪」



早苗「はーい!じゃあ映像そちらにお返しします!現場の片桐でしたー!」


瑞樹「ハァイ☆今食べたいのはぁ~マカロンでぇす☆ミズキよぉ~!」


加蓮「川島さん…」



瑞樹「はいそこ!そのうちネイルのトップコートが水飴になってるらしい加蓮ちゃん!」


加蓮「えぇ…?」


瑞樹「お料理楽しみ~、なコメントあるかしら?」



加蓮「正直、全部食べきれるか不安…」


瑞樹「たしかに、オムライス3つ、ポテト3つ、丼3つは…」

加蓮「それにまだあるんでしょ?付け合わせ。」

瑞樹「響子ちゃんが何品用意するのかは…わからないわね。」


加蓮「ていうか、この
『はらぺこさん席』もう私しかいないんだけど…」


瑞樹「響子ちゃんは調理中。茜ちゃんは、おいしく食べるために
【まず汗をかく】を始めたわね。外で走ってるわ。」



加蓮「ほんとフリーダムだよね…」


瑞樹「加蓮ちゃんも走ってくる?もう少しで調理終わるけど。」



加蓮「んー、待ってる…。」


瑞樹「じゃあ、ここで尺を稼ぎまぁーす!CMどうぞ~!」


~CM~


…スーパーマーケット…

幸子「フフーン♪今日はカワイイボクが、みなさんに手料理を振る舞います!」

幸子「カレーを作るのにジャガイモ、にんじん、たまねぎと…」



\ドン!!!/

輝子「ヒャッハアァァァーーーー!!!!!!!!」
「キ!ノ!コ!を!忘れるんじゃねェェェーーー!!!!!」



幸子「…買います。」




【142種類のスパイス配合!!キノコにも合うぞ!】
【『カワイイボクカレー』大好評発売中!!】


~CM~



…スーパーマーケット…


幸子(カゴに大量のキノコ)
「フフーン♪お野菜は揃ったので、次はお肉ですねぇ♪」


幸子「カワイイボクに似合うお肉は…」




\ドン!!!/


小梅「ひ…ひャッハー!……!!」
「この…血のしたたる…お肉で…」



幸子「…ちょっと、…遠慮しておきますね?」


小梅「そう…」



幸子「ふう…カワイイボクに鮮血のお肉はちょっと…」
「あれ?カゴの中に、ひとりでに入ってる……えっ?」




【142種類のスパイス配合!!謎のお肉でもOKだぞ!】
【『カワイイボクカレー』大好評発売中!!】


~CM~


…スーパーマーケット…




幸子(カゴに大量のキノコと鮮血のお肉)
「フフーン♪お野菜もお肉もそろったので、あとはルウですね!」

「カワイイボクに、お似合いのルウがあるはずです!」



幸子「これは…!!」



\ドン!!!/


幸子・小梅・輝子
「ヒャッハアァァァァァーーーーー!!!!!!」


幸子「このルウで!!カワイイカレーができあがります!!!」
輝子「キノコを欠かすんじゃねェェェーーー!!!」
小梅「食べると…その夜、いい夢…見られる…よ!」



【142種類のスパイス配合!!スカイダイビングも怖くねぇ!】
【『カワイイボクカレー』大好評発売中!!】

・投下一時停止・

書いてて超たのしい。

今回分はこのへんでおしまいにします、
また今度是非ご覧ください。

PS.
『カワイイボクカレー』は
甘口、超激辛、ヨガフレイム(斉藤洋子監修)の
三種類しかありません。

・調理完了のお知らせ・

体調不良で養生してるときって、
逆に頭冴えません?薬飲んで解熱された後とか特に。

ということで自由時間たくさんできたので
また投下していきます、
構想はちゃんとありますが書き貯めはありません。
ゆるふわ進行でやっていきます。

…まだCMが続いているようです。


~CM~



ナターリア「おスシおスシおスシおスシおスシおスシおスシおスシおスシおスシおスシおスシおスシおスシおスシおスシおスシおスシ」

浅利七海「おすしおすしおすしおすしおすしおすしおすしおすしおすしおすしおすしおすしおすしおすしおすしおすしおすしおすし」

首藤葵「お寿司お寿司お寿司お寿司お寿司お寿司お寿司お寿司お寿司お寿司お寿司お寿司お寿司お寿司お寿司お寿司お寿司お寿司」

高峯のあ「……………………………………………………………………………………………………(無言の圧力)」


前川みく「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」




【ノイローゼになるぐらい沢山のおすしが回る!!】
【10皿食べたひとには、今なら『ぴにゃこら太ストラップ』プレゼント!】

【『大量回転・まんたん鮨』】


~CM明け~




瑞樹「ハァイ☆司会のミズキよぉ~!今食べたいのはぁ、ロコモコのプチプレートです☆」


早苗「はぁい!アシスタントの早苗よ!今食べたいのは、……アサイー?の…なんだっけ。」


瑞樹「アサイーは大抵ジュースよ、食べたいものの回答としてはおかしい。アンタ疎いんだから無理しないの。」


早苗「……じゃあ、………そーねー、…海老とアボカドのシーザーサラダ!!」


瑞樹「あらやるじゃない、…って、それ居酒屋のメニューね。」




響子「…いったいなにを?」


加蓮「アイドルっぽい食べ物を挙げたいらしいよ」


茜「おなかすきました!!!!!はらぺこ茜です!!!!」




瑞樹「はいっ!じゃあ、この
『はらぺこ3人娘』に今から運ばれてくるのは~?」


早苗「リクエストにある
【オムライス】
【フライドポテト】
【どんぶりもの】の中の…」





瑞樹「…の、中の~?」



響子「どれでもない前菜からですっ♪」



瑞樹「オウイエス!はらぺこ響子ちゃんが、その料理スキルを発揮して栄養バランスを整えるために用意した前菜!!」


早苗「それが…こちら!!」



響子「【じゃこと塩昆布のたっぷりキャベツ野菜炒め】です♪」





早苗「…たまんないわね、コレ。」

瑞樹「番組的なコメントとか抜きにして、本気でイイわね。」


響子「まだ、これだけじゃないです!」


瑞樹「まだあるの?じゃあ次どうぞ~」


響子「はーい!ゲストがいらっしゃるんです♪葵ちゃーん!七海ちゃーん!」









葵「はーい!首藤葵、13歳っちゃ!」

七海「浅利七海れす~、14歳れすよ~!」



瑞樹「これは…ウチの事務所の『おさかなコンビ』!!」


響子「葵ちゃんは、大分の料亭の娘さん!魚介類のお料理が、とってもお上手なんです!」


葵「しんけん頑張ったよ!みんなよろしくー!」




響子「七海ちゃんは、釣りが大好きでお魚にとっても詳しいんだよね♪」


七海「しっとり系アイドル目指して、今日はお手伝いしました~」



早苗「はい!じゃあ、2人でお料理紹介してね~!」



葵「あたしらが作ったんは…」

七海「これれ~す♪」


葵「【ひじきと大豆の甘辛煮】小鉢でどうぞ!」

七海「【たっぷり根菜のあら汁】れす~」


響子「やっぱり、汁物と小鉢は必要ですよね~!」



早苗「なんか…なんか、こう…」

瑞樹「アイドルというよりか、家庭的にレベルが高いわね…」


茜「このおみそ汁も!!おいしいです!!!!」

加蓮「ほんと、なんかちょっと甘い気がする!」

響子「大根、人参、ごぼう…味の染みた根菜もいいですね~!」



七海「使ったのは、【真鯛のあら】れす♪鯛の脂は、うま味もありますし…ちょっと甘いんれすよ~♪」

葵「ちゃんと鯛のイイ香りとうま味を出すために、味薄目の白味噌を少な目で仕立てたっちゃ!」

七海「食べやすいように、アラの骨のところは取り除いて、大きい身のところだけ残してあるれす。」

葵「でも、骨を口にするのもあら汁の醍醐味っちゃ!骨入りもあるよ♪」




瑞樹「ほしい!」

早苗「ほしい!」



葵・七海「どうぞー♪」




瑞樹「…お魚の味噌汁って、臭くならない?」

早苗「これ、いい匂いしかしないんだけど…」



七海「あらを煮る前に、ちゃんとお湯をくぐらせるんれす。」

葵「あとは、ショウガを上手く使うと、鯛の上品な香りが出るよ!」





…別室モニター前…


P「七海、葵…あんたら最高やでぇ…!!」


あっ…順番間違えた。まあ、前後関係強くないからまんまでいいか。



響子・葵・七海「めしあがれー♪」


加蓮「いただきまーす」

茜「いただきます!!!!!!」

響子「さて…わたしも、いただきますね♪」





加蓮「…この小鉢さあ、ちょっと病院食思い出しちゃうなー」

葵「栄養あるからね、ちゃんとおいしく作ったよ!」


加蓮「…ん、………ほんとだ。ぜんぜん違うね。」

茜「おいしい!!!です!!!」

響子「大豆のうま味と、甘辛な味付けのひじきが合いますね…!」


葵「大豆とは別にひじきに味付けしたっちゃ。海藻のイヤなほうの臭みを最大限消したうえで、味が濃くなりすぎないようにしたよ!」




瑞樹「…ねえ、私ももらっていい?」

早苗「あたしも食べたい。」



葵「もちろん!どうぞー!」




早苗「…なんだか、なつかしい味がするわ。」

瑞樹「…そういうところ含めて、すんごいおいしいわ…。」


葵「みんな、おいしい言ってくれて嬉しい!」



響子「はい!じゃあ、野菜炒めもどうぞ♪おいしくできましたよ!」


茜「おいしいです!!!!キャベツの歯ごたえがたまりません!!!」

加蓮「これ、この四角い薄緑のもの、なに?」


響子「それは、『ブロッコリーの芯』です♪歯ごたえのあるように、茹でる時間を短くしたうえで、四角く刻んで炒めました!キャベツも、歯ごたえもそうですが、熱でダメになってしまう栄養素のために、サッと熱が通るように工夫したんです♪」


加蓮「ブロッコリーの花芽も、食べやすい小さいサイズ…」

響子「ブロッコリーの花芽は、炒めずに最後に散らしました♪」



早苗「ほしい。」

瑞樹「くださいな。」


響子「どうぞ~」




早苗「あの、居酒屋のお通しでない?キャベツとゴマ油と塩昆布のやつ。」


瑞樹「アレが野菜炒めになってる感じね…」


響子「味付けは、じゃこと塩昆布だけで、お塩やお醤油は使ってません♪」


早苗「昆布の塩気とうま味がたまらないわね、おいしい。」

瑞樹「じゃこでカルシウムもとれる…わかるわ。」




響子「これで、栄養バッチリですね!」


早苗「なんか、とても素敵なラインナップだったわ…」

瑞樹「じゃあ、今度こそリクエスト料理を…」


響子「いえ、まだです♪」


早苗「まだあるの!?」




葵「そ!ちょーっと待ってほしいっちゃ、まだオマケがおるんよ!」

七海「司会のおねーさんたちに、プレゼントれす~」



早苗「なになに!?ほんと期待しちゃうからね!?」

瑞樹「これはうれしいわね~、役得。」



七海「真鯛の【あら】がある…ということは~?」


早苗「…これは、もしかして!!」



葵「こちら【真鯛のお刺身】!!どーぞー♪」


瑞樹「最高。」




響子「私たち、はらぺこ3人娘も、一切れだけいただきます♪」

加蓮「このあと、9品食べるんだもんね…」

茜「とてもおいしそうです!!!!」



早苗「んまァァーいぃッ!!説明不要ッ!!刺身最高。」

瑞樹「最高。」


七海「いい真鯛を選んできたれすよ~」


葵「…でも、さらにこれでまだ終わりじゃないんよ!!」


瑞樹「そんな…まだ何かあるというの!?」

早苗「この時点で最高なのに!?」




葵「はいこちら~、真鯛のお刺身の続き…ですが!」


瑞樹「あら、皮付き。」


七海「おさかなの皮の下はとってもおいしいれすよ~」



葵「これを…湯引きにするっちゃ!」


七海「さらに…【あら汁】を作ったときにとっておいた『鯛の出汁』で~」


葵「はい!しゃぶしゃぶ鍋にできるよ♪」



葵・七海
「【皮付き鯛の湯引きとしゃぶしゃぶ】、めしあがれ!」



瑞樹「最高。」

早苗「最高。」




葵「ほーんのちみっとだけ、この岩塩かけて食べてね!」

七海「何もつけなくても、おさかなの味だけでおいしいれすよ~♪」



瑞樹「最高」

早苗「最高」






…別室モニター前…

P「最高」

あとの人のハードル跳ね上がってない?

みなさんお気付きでしょうか…これは、
【カオスギャグSSの皮を被った飯テロSS】
だということを…

>>51
たしかに、予定通り
ハードルがとんでもなく上がりましたが…
今後登場するアイドルも、ちゃんと負けないような
おいしい料理を持ってきてくれる
「はず」です!特別指導員五十嵐先生の指導や
魔法少女奈緒の魔法やミツボシ料理人の秘策に
ご期待ください!



…舞台ソデ…




未央「ねえ、レベルひどくない?」

藍子「このあとに私たちの料理で、いいんでしょうか…」


卯月「が…頑張り…ました。うう…響子ちゃ~ん」

美穂「響子ちゃん、本気出し過ぎ~!」


奈緒(魔法少女の衣装)
「なあ!?あんな本格的なのやったあとに、あたしこんなイロモノとか!ほんっとヤなんだけど!!」

凛「大丈夫だよ奈緒、いけるいける。」




番組スタッフ「みなさんスタンバイおねがいしまーす」

○魔法少女奈緒の衣装○
http://imgur.com/gnTUBC0.jpg


…舞台ソデ…


葵「おつかれさまでした~!」

七海「おつかれさまれす~」



卯月「あっ、葵ちゃん!七海ちゃん!おつかれさま!」

美穂「おつかれさま~!」

未央「おつかれさま!ねえ、あとであの、おみそ汁ほしいんだけど。」

藍子「おつかれさま~、私も食べてみたいです。」


凛「おつかれ。やっぱり2人ともすごいね。」

奈緒(魔法少女)
「お…おつかれ、2人のおかげであたしらのハードルが…!!」



葵「…奈緒さん、そのカッコ…」


奈緒(魔法少女)
「たのむ…何も言わないでくれ…!」


七海「七海たちも、あとでみなさんのお料理食べたいれす♪」



瑞樹「さて、前菜はごちそうさま!ということで…」


早苗「ねえ、もう満足しちゃったんだけど」


瑞樹「問答無用!!さあ!はらぺこ娘たち~?食べたいかー!」


響子「たのしみでーす♪」

加蓮「量セーブしたから、たぶん…大丈夫。」

茜「食べ!たい!です!!!!」



瑞樹「さあ!では今度こそリクエスト料理の登場よ~!」


早苗「まず最初は…こちら!
【オムライス】よ!!」



響子「わー♪私のリクエストでーす!」



瑞樹
「さあ、噂では各ペアともに三者三様の
【オムライス】が出来上がっているそうですが…」



早苗「まずはもちろんこのペアから!
【島村卯月・小日向美穂】ペアでーす!!」



卯月「どうもー!島村卯月、頑張りました!」

美穂「小日向美穂も、頑張りました!」



響子「五十嵐響子、食べるのが楽しみですっ!」




瑞樹「それじゃ、早速このペアの
【オムライス】登場でーす!」

早苗「はーい、じゃあ紹介してねー!」




卯月「はいっ!」

美穂「こちらが、私たちのオムライスです!」




加蓮「見た目は…すごくシンプルだね。」

茜「ふつうにおいしそうで!たまりません!!」

響子「んふふー♪」



美穂「それじゃあ、最後の仕上げ…ケチャップをかけますね♪」


卯月「美穂ちゃん、おねがいしますっ!」


美穂「響子ちゃんには……んー、よしっ、
『私の大好きなクマさん』の絵です♪」

響子「お上手ー♪うらやましいです…。」



美穂「加蓮ちゃんには……こうして…はいっ、
『5つのハート』です♪ネイルアートを意識してみました!」

加蓮「おおー、指の大きさにあわせて大小あるね!」



美穂「茜ちゃんには…………んーっと、それっ!
『太陽と炎のマーク』です!私の出身が【火の国】ですし!」

茜「ありがとうございます!ファイヤー!!素敵です♪」




美穂「では、召し上がってください!」

卯月・美穂「卯月と美穂の
【愛情オムライス】ですっ♪」



早苗「再確認するわね、これがアイドルの番組だということを…」


瑞樹「おいしさの要素は、舌だけじゃないのよ…」




響子「うーん!おいし~!二人ともありがとう!」

加蓮「これ、ほんと、ちょっと言い方悪いかもしれないけど
『ふつうにおいしい』……やっぱ普通って大事だよね…。」

茜「この!外の卵が!!とろっっとろです!!!おいしいです!!!」




卯月「よ、よかったぁ~!あの料理のあとだから、ほんと緊張しましたぁ~…」

美穂「ふぅー、ひと安心したよ~!ちゃんと上手にできた…」




早苗「おふたりさん!やるじゃなーい?」

瑞樹「オムライスとして、誰もが想像する…ある意味
【理想のオムライス】を作りあげたわね。」



卯月「はい!頑張りました!響子先生のおかげですっ♪」

美穂「響子ちゃんが、普通が一番いいって、教えてくれたので。」


響子「んふふー♪」


加蓮「ねえ、ほんとこの卵が、すっごいおいしいよ。」

茜「中のチキンライスも!これだけでおいしいです!!」


響子「シェフさんたち、説明してくださーい!」




美穂「はい♪」

卯月「まず、中のチキンライスは、生のお米をバターで炒めて味を染みさせてから…ブイヨンスープで炊きました!」

美穂「つまり、ピラフと同じやり方なんです!」

卯月「鶏肉はジューシーさを出すために、皮を除いたとりもも肉を少し大きめに切ってありますっ。先にちょっとだけ胡椒をふってから、別のフライパンで、皮の脂を使って炒めてあります!」

美穂「たまねぎやパプリカは、やわらかくなるようにしました。」

卯月「マッシュルームは、事前に輝子ちゃんに厳選してもらったものです、大きめに切ってありますよ!ひゃっはー♪」

美穂「外の卵は、じつは二種類かぶせてあるんです。ひとつは、モッツァレラチーズを混ぜてあるものです。もうひとつは、生クリームを混ぜてあります。」

卯月「ふわふわと、とろとろを、頑張りました!」


美穂「あと…何かいうことあるかな?」

卯月「うーん…?あっ、もちろん!わたしたちの愛情をたっぷり入れてあります!」

美穂「そうだね!響子先生が教えてくれたとおり!一番は、愛情です♪」



瑞樹「すごい手間がかかってるわね…」

早苗「ご家庭で使ってくださいとは、言いにくいかしら?」



響子「ピラフなら、炊飯器でも作れますよ!今回は、この一回だけなんで…」


卯月「たくさん頑張りました♪」

美穂「練習も、大変でしたぁ~。でも!おいしくできて、よかったです♪」





加蓮「ほんと、お店で食べるやつ…よりもすごいかも!あとの2人がかわいそうかな~?」


茜「おかわりがほしい…けど!!がまんしますね!!」


響子「卯月ちゃん、美穂ちゃん、ありがとう!ごちそうさまでした♪」

ウワー!
「いただきます」の言葉を入れてない!!
やってしまった…!!!!

食べる前に絶ッッ対に言ってるんで
脳内補完おねがいします!!
これほんと大事なんです!なんでもしまむら!!!


瑞樹「さーて、次いくわよー!」

早苗「次にオムライスを持ってくる2人は、
【渋谷凛・神谷奈緒】ペアでーす、かもーん!」


凛「どうもー、渋谷凛です。」

奈緒(魔法少女)「か…神谷、奈緒です…。」



加蓮「奈緒ー?奈緒ー?かーわーいーいー!!」


奈緒「かれえぇぇぇん!!覚えてろよぉぉー!?」



瑞樹「はいっ、仲良しトラプリはわかったけど…」

早苗「その格好で奇をてらう作戦かしら?とはいっても、勝負じゃないんだけどね。」



凛「大丈夫!奈緒の魔法だけじゃなくて、ちゃんと料理には自身あるよ。」


奈緒「おう!ちゃんとイイもん作れたから、それだけで十分!だから魔法かけないでいいだろ!?な!?」


凛「ダメだよ!!さっきちゃんと特別講師ラブリーチカと一緒に考えたじゃない!」

奈緒「おお…なんでそこで語気が強くなるんだよ…。まだ、菜々さんにメイド式教わったほうがよかったかも…」


凛「でも奈緒、魔法のシーン考えるときノリノリだったよね?」

奈緒「あれはラブリーチカの魔法だから、仕方ないんだよ。うん。楽しくなっちゃうのは、魔法のせいなの。」


瑞樹「さて、それでは…オムライスを持ってきてちょーだいね!」


早苗「おふたりさん、どーぞー!」





凛「はい、こちらが私たちのオムライスです。」


奈緒「料理はちゃんとしてあるぞ!」





響子「えっ…?確かにオムライス…だけど、けっこう違う…」

加蓮「なんだか、香りが違うし…。豆と挽き肉?」

茜「とても香ばしいですよー!!!」



凛「先に、説明するね。」

奈緒「これは、
【チリコンオムライス】でーす!」


加蓮「チリコンって…?」


響子「…チリコンカン?だよね。」



瑞樹「アメリカの料理だったかしら?チリパウダーと豆と挽き肉の。」

早苗「なんか、レタスの緑もあって、タコスっぽいわね。」



凛「そう、チリコンカン。牛と豚の合い挽き肉と、赤インゲン豆、それとチリパウダーとかの香辛料をトマトで煮込んだものだね。」

奈緒「それを、千切りキャベツの土手に囲まれた白米の上に乗っけて、周りにチーズとレタスを散らしたんだ。タコライス風だな!」

凛「それで、その上から周囲をパリッとさせた卵を乗せて…」

奈緒「それで完成…って言いたいんだけど…」

凛「最後に奈緒が魔法をかけてくれるよ!!」


響子「へー!すごいアイデア!」

加蓮「なんか…ナチョスとか、ジャンクフードに近い気がする…」

凛「加蓮、好みでしょ?」

加蓮「うん。」

茜「スパイシーな香りが!食欲を誘いますね!!」




瑞樹「あらー、すごい工夫してあるのね?」

早苗「よくこんなの知ってたわねー?」




凛「これ作るに至ったのは、とあるスーパーアドバイザーのおかげだよ。」


奈緒「この撮影に来てもらえたんだっけ?」


凛「いや…木場さんは他があるからいないけど、もう一人は…」



早苗「あー、真奈美ちゃんに教わったのか。」

瑞樹「どうりでアメリカの料理が出せるわけね…」



奈緒「あ、もう一人が来た。」


アナウンス『そのとき空から…ふしぎな光がおりてきたのです…』


\アッ、アレハー/

\ダレダ、ダレダー/


\ダレナンダー/




アナウンス『それは……』




???
「ヘーーーーーーーーイ!!!!!!!!」




・投下一時停止・

これはいったいだれなんだろうかー(棒)

答えはCMのあとで!!
また是非ご覧ください。




ぜひとも参考にしたレシピのメモとかを知りたい

・再開のお知らせ・

仕事終わって帰宅して夕餉(?)
終えたらこの時間だよね、土曜は休みだから
いけるとこまで書いてみまする。
うちはブラックじゃないよ!ほんと!
ホワイトでもないけどね。強いて言えばネイキッド。

CMから開始します。

>>76
すいません!これらの料理は
参考レシピとか特にないんです…
今後出すやつもそうですが、ほとんどが
自作して成功気味だった魔改造メシです、
なので『おいしい』というソースは
大抵独り善がりなので信憑性は薄いと思われます。
あら汁で一番うまいのは魚の目玉の裏にある視神経です。

でも、各キーワードで検索してみたら
それなりのものが出てくる…かとは思います。


~CM~



キャハッ☆安部菜々、17歳ですっ!
今日は、レンタルキッチンでお菓子パーティーを
することになりました!
若い女の子で集まってお菓子を作る…
いいですねぇ~!楽しみです!

\ガチャ/

菜々「あっ!みなさん来ましたね?」


十時愛梨「こんにちは~」
三村かな子「こんにちは~」
椎名法子「こんにちはー!」
榊原里美「こんにちは~」
槙原志保「こんにちは!」
大原みちる「フゴフゴフゴ!」


菜々「あっ…これ砂糖と小麦粉が絶対足りないやつだ…」



【そこの近所にあるぞ!ネットで24時間在庫確認ができる!】
【宅配サービスもやってます!スーパー芥越(カイエツ)!!】




~CM~



キャハッ☆安部菜々、17歳ですっ!
前回のパーティは、いろいろ大変だったので…
今回は、節度あるオトナたちに
来てもらうことになりました!


\ガチャ/

菜々「あっ、みなさん来ましたね」


高橋礼子「こんばんは」
柊志乃「こんばんは…」
高垣楓「こんばんはー」
片桐早苗「こんばんは!」
姫川友紀「こんばんは~!」
篠原礼「こんばんは」
兵藤レナ「こんばんはー」
三船美優「こんばんは…」


菜々「あっ…これお酒が絶対足りないやつだ…」



【そこの近所にあるぞ!ネットで24時間在庫確認ができる!】
【宅配サービスもやってます!スーパー芥越(カイエツ)!!】


菜々「はぁ、はぁ…!追加を!買ってきました…!」

三船美優「あれ…17歳が、どうやって…!?」

【お酒は20歳になってから!スーパー芥越(カイエツ)!!】


~CM~



キャハッ☆安部菜々、17歳ですっ!
リアルJKですっ!17歳!ですっ!!
やっぱり節度があっても、
それを敢えてはずしてくるオトナはダメでした。
なので今回こそ!
健全な子たちとパーティーをします!


\ガチャ/

菜々「あっ、みなさん来ましたね!」


道明寺歌鈴「こんにちみゃっ!」
堀裕子「こんに…ハッ!ムムムーン!!テレパシー!」
白菊ほたる「こ…こんにちは…」
安斎都「こんにちはー!」
小関麗奈「こんにちは。」
南条光「こんにちは!」


菜々「あっ…これ絆創膏とかが絶対足りないやつだ…」


【そこの近所にあるぞ!ネットで24時間在庫確認ができる!】
【食料品だけじゃない!日用品も勢揃い!】
【宅配サービスもやってます!スーパー芥越(カイエツ)!!】


~CM明け~


【スタジオのボルテージは!】

【世★界★レ★ベ★ル★状★態】!!!!!!


外野
\ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!/


スタッフ
\ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!/


撮影スタジオの建物近所にある公園の野良犬
\WOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!/


ヘレン「そう…私はヘレン!世界レベルの、アイドルモンスターよ…!!」



茜「へーーい!!!」

ヘレン「ヘーーイ!!!」

茜「へえぇぇーーーーい!!!!!」

ヘレン「ヘーーーーーーーーイ!!!!!!!」


茜・ヘレン
「ヘエエェェェェェェェェェェェェェイ!!!!!!!」



茜「さすがです!!世界レベルです!!!」

ヘレン「茜…あなたも、世界レベルのようね!」



加蓮「いったい、何で分かり合っているの…!?」






凛「アドバイザーは、木場真奈美さんと…」

奈緒(魔法少女の格好)
「こちらのアイドルモンスターさんです。」


ヘレン「ふっ…私たちに意見を求めた、あなたたちも…この高みまで来たようね。」



瑞樹「たしかに…海外の料理に詳しそうね、」

早苗「世界レベルは伊達じゃないわね。」



響子「私じゃ考えつかないオムライス…これが世界レベルなの…!?」


ヘレン「ヘイ響子!あなたも…素質あるものよ、今まで通り邁進すればいいわ。」

響子「ヘレンさん…!!お料理、お上手だったんですね…!!」


ヘレン「私は、自他共に認める世界レベル…つまり、そういうこと。」




加蓮「…どういうことなんだろ。」


瑞樹「さあ!いろいろ盛り上がったところで、この
【チリコンオムライス】の説明も終わったし!」

早苗「実食ターイム!」


凛「ちょっと待った!!!」

奈緒「できれば待たないで!」



加蓮「あれー?卵のうえに、何もないのはさみしーなー?」


ヘレン「そう…その料理は、まだ完成していないわ。未完…世界レベルにあらず!!つまり、愛媛レベル…!」



加蓮「あー、せっかくのオムライスだから、世界レベルがいーなー。どこかに、世界レベルにしてくれる魔法をかけてくれるひと、いないかなー?」


凛「ここにいるよ!!」

奈緒「いないよ☆千葉レベルになら、してやるよ。」



ヘレン「奈緒、あなた…まだ『覚悟』がなっていないのね…」



ヘレン「ならば、私が!世界レベルにしてあげるわ!!!ミユージック★スタート!!!!」




♪熊蜂の飛行♪




ヘレン「ハアァァァァァァァァア!!!!!」




\ドゥン!!!!/



◎スモーク◎






\アッ、アレハッ、ダレダッ!/

\ダレナンダー/






???
「待たせたわね…」




奈緒「…えっ!?なにこれ!?こんなん聞いてないぞ!?」

凛「…私も。」





瑞樹「…あらなにあれ、カンペ?私たち?」

早苗「えーっと、あー、はいはい。んん!」




瑞樹「おほん。あ…あなたはいったいだれなの!?」

早苗「颯爽と現れたあなたは…何者!?」


瑞樹「その格好は…もしかして魔法少女なの!?」

早苗「もしかして…世界レベルのヘレンなの!?」





ヘレン(?)
「…私は、魔法少女ではないわ。ヘレンでもないわ。」


瑞樹「なら…あなたはいったい…!?」



ヘレン(魔法ヘレンの衣装)
「『魔法ヘレン』の、ノーリーズン・ヘレンよ!!」



瑞樹・早苗
「な、なんだってーーー!!?」


茜「魔法ヘレンなんですかーーーー!!!!!??」


響子「(ことばをうしなっている)」

加蓮「やばい、奈緒がかすんじゃう。」


ノーリーズン・ヘレン(魔法ヘレンの衣装)
「さあ…『魔法ヘレン』の、世界レベルの魔法で
【愛媛レベルのチリタコオムライス】を
【世界レベルのチリタコオムライス】に変えてあげるわ…」



凛「やばい…これは計画外だ…!」

奈緒「助かった…のか?あたしは。」



ノーリーズン・ヘレン(魔法ヘレンの衣装)
「ミュージック・スタート!!!」



♪ラジオ体操第一♪




ノーリーズン・ヘレン(世界レベル乾布摩擦の動き)
「ヘイ!!響子!!あなたの!オムライスに!!このソース!!!」


響子「…ハッ!は、はい!!?」



ノーリーズン・ヘレン(世界レベル乾布摩擦の動き)
「【ザ・ワールド・オブ・ワンダーマジック】!!!!」


\ズババァ/



響子「うわあ!?私のオムライスに………これは!!?」


響子「私のオムライスに…オレンジ色のソースで世界地図が描かれている…!!?」



早苗「うそでしよ!!?」

瑞樹「えっ!!?さすがにそれはないでしょ!!?」



凛「うわ…ほんとだ…!!」


奈緒「これ…どうやってるんだ!?」

加蓮「まじで世界地図になってる…」



茜「世界レベルです!!!すごいです!!!!」



響子「そんな…!?一体どうやって…どうしてここまで!?」


ノーリーズン・ヘレン(魔法ヘレンの衣装)
「理由かしら…?特にないわ!!」


ノーリーズン・ヘレン(魔法ヘレンの衣装)
「NO!REASON!!!!」

\ドジャアァーーーン!!/






響子「ノーリーズン・ヘレンさん…!!」


茜「すごいです!!!私のにもおねがいします!!!!」



ノーリーズン・ヘレン(魔法ヘレンの衣装)
「フッ…もう終わっているわ。」



茜「ええっ!!!?ああ!!!ほんとうです!!!!!」



響子「茜ちゃんのは…ラグビーのトライシーンが写実的に…!!」


茜「トラアァァァーイ!!!ボンバー!!!うれしいです♪」



加蓮「うわ、すっっご!私のには…何もないね?」




ノーリーズン・ヘレン(魔法ヘレンの衣装)
「ヘーイ!!そこの魔法少女!あなたの仕事よ。」







奈緒(魔法少女の衣装)
「ぜんっっぜん助かってないぞこれ!!?むしろ最悪のパターンのやつだ!!!!??」


凛「奈緒の世界レベルの魔法、魅せるときだよ!」


奈緒「やだ!おうちかえりたい!!!あにめみてねたい!!!!」



ノーリーズン・ヘレン(魔法ヘレンの衣装)
「場は暖めた…最高の舞台を、世界レベルの魅せ場を用意したわ。」



奈緒「あっっ!!たまり!!!すぎ!!!!」

茜「ボンバー!!!オーバーヒートですね!!!!」


ノーリーズン・ヘレン(魔法ヘレンの衣装)
「フッ…あなたもまた、素質あるものよ。魔法ヘレンは、クールに去るわ…」






加蓮「いなくなった…」


瑞樹「文字通り、嵐のように去っていったわね…」

早苗「世界レベルって、すごいのね…」





加蓮「……………………………」

奈緒「……………………………」





加蓮「………………なんか、ごめん。」


奈緒「……………………ぉぅ。」




凛「……このソースの、説明してさ。気を取り直そ?」


奈緒「………………そうだな。」

・一時停止のお知らせ・

あれれー?おっかしーなー?
オムライス編ポジパまでやるつもりだったのに…
ほんとに世界レベルに全部持って行かれた…
書き貯めをしないって、こういうことなのね。

【深夜の飯テロSS】にするつもりが
【世界レベルが大暴れするSS】になっちまった、
何を言ってるのかわからねーと思うが
サイキックだとかウサミンパワーだとか
そんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ、
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…。

本日起床後余裕できたら
ちゃんと続きを書きます、CMは挟みません。

おはようございます。
最初書くことを決めた際に予想していたよりも
文の量が異常に多くて牛歩状態、
どれだけ簡潔に早く終わるかも検討しないとアカン…!!
今日こそ、せめてポジパオムライスまで終わらせたい。
あと30分したら今日が終わるけど。

そういえば>>1のコテハンのせいでアイドルが料理という名の流血沙汰を起こしそうでちょっと怖い


凛「ほら…奈緒、喋りなよ。」


奈緒「お、おう…」


加蓮「で、その…オレンジ色?のソースはなあに?」



奈緒「これは、スイートチリソースと、柔らかいクリームチーズ、それと少しだけのマヨネーズを混ぜたソースなんだ。」


凛「周りにある千切りキャベツの土手、チリコンの具とお米と卵より明らかに多いでしょ?」




茜「…そうですか?」

響子「確かに、普通にバランス考えて食べたら多い量ですね。」


加蓮「このまま食べるには多いよね。」



奈緒「それで、このソースと、かかっている卵。両方使ってキャベツを食べると…」

凛「ま、あとは実食でのお楽しみ。だね。」

>>102
バレちゃあ仕方がない…暖めていたネタを披露するときがきたか…(大嘘)


P「なんだこの子、ゴミ食ってる?」ラムラ「おら、アイドルになりてぇだよ」


加蓮「じゃあ、魔法少女さん。あたしのよろしく。」


奈緒「まじかるぱわー、ぐれんごっですー。はーとふぉーゆー、ぴりぴりぷぁーん。」





瑞樹「棒。」

早苗「棒。」





加蓮「わー、魔法少女さんありがとー、きれーなはーとだねー」


奈緒「さーみんなお食べー。」

凛「ま、こういう映像も面白くていいでしょ。」



茜「シュールレアリスムというやつですか!!わかりません!!!!」




凛「みんなお待たせ。」

奈緒「【チリコンオムライス】どーぞー」



響子「…さて。大事なことなので、2度ほど言いましょう。」


茜「前のオムライスのときはカットされてしまいました!!」


加蓮「いただきまーす。」


響子「いただきます♪」

茜「いただきます!!!!」



瑞樹「はい、二巡目どーぞ。」



加蓮「いただきます、奈緒も凛もありがとねー」

響子「いただきます。ノーリーズン・ヘレンさんもありがとう…」

茜「いただきます!!食材を作ってくれた方にも!運んでくれた方にも!もちろん食材そのものにも感謝です!!!!」





早苗「テレビの前の悪い子も、ちゃんと言いなさいね?でもないと、お姉さんが昔のコネ使って間接的にタイホしちゃうわよ!」


瑞樹「そこ、いい子に対してじゃないのね…」


早苗「当たり前じゃない?こういうこと自然にできるから【いい子】なのよ、いい子に忠告は必要ないわ。」


瑞樹「わかるわ。」



加蓮「やばい。これすっごくおいしい。なにこれ…やばい。」

響子「言われたとおり。上のソースつき卵でキャベツを包んで食べてみると…これは、私には考えつきません…!おいしい…。」

茜「キャベツが足りません!!このチリコンの具と一緒に食べてもおいひいです!!」





早苗「超いい音するわね。」

瑞樹「すごくジャクジャク鳴ってるわ、繊維の良い音。」

早苗「これ単品で考えると、キャベツから食べるのって…」

瑞樹「ええ、順番として良くできてる。わかるわ。」



奈緒「これが世界レベルの教えなんです…」

凛「ヘレンさんも、木場さんもそう言ってたよ。」





加蓮「今更だけど、どうしてその2人に聞いたの?」


響子「私が協力を申し出たときには遠慮されちゃいましたし…」




奈緒「いや、凛がさ…」

凛「え?言い出したのは奈緒でしょ。」



奈緒「いやまあ、確かに発端はあたしだけど…こういうのにするって決めたのは凛じゃん?」


凛「聞いて加蓮。奈緒がね、『せっかくだから加蓮に野菜食わしたい』って言ったのがきっかけだよ。」


奈緒「…イグサクトリー。」





加蓮「……ちょっと待って、下手したら泣くから。ちょっと待って。」


凛「奈緒が『ほら、あの…こないだ屋台で一緒に食ったやつ、アレ中に野菜かなり盛ってあったうえで、加蓮気に入ってたじゃん?アレみたいなのできないかな?』って言ったから…」


奈緒「凛が、すぐヘレンさんに声をかけたな。」


凛「あの屋台の、ケバブだね。トルコとかの料理らしいけど、さすがにウチの事務所でも…トルコ出身はいないからね。」

奈緒「中東出身はライラさんだな…」

凛「ほら、そうするとアイスになっちゃうから。」


奈緒「でも居たんだよ、トルコ出身どころか…」


凛「【世界レベル】がいらっしゃるんです。ウチの事務所。」





瑞樹「なんか、普通にイイ話になりそうだったのに…」

早苗「ほんといろいろ持って行くわね、【世界レベル】」



加蓮「うん、なんか涙っ気が引いた。もう平気。世界レベルってスゴいね。」


茜「泣く子も黙るというやつですね!!!!」









…別室モニター前…




P「話題に出して、頭に思い浮かべるだけで笑顔になる存在。」


P「…あれ?アイドルとしてチート級の状態じゃないかな?」


P「世界レベル万歳だわ。」



凛「…で、そのケバブを参考にして教えてもらったのが…」


奈緒「キャベツをおいしくたくさん食べられるソース、これだな。」


凛「あのケバブのドレッシングとは違うけど、身近に用意するなら…って」

奈緒「木場さんがチリソースとマヨネーズ混ぜろってさ。あたしらはマヨネーズたくさん使うと、あとが怖いから…比較的マシ?なクリームチーズを代わりにしたよ。」



凛「それで、オムライス、フライドポテト、どんぶりもの、の3つの中で一番それに合いそうなオムライスに便乗したんだ。」


奈緒「肝心のお米や全体的なジャンクフード風味を出すために、チリコンも教えてくれたよ。」


凛「それで、このチリコンカンをタコライス風にしたうえで、ケバブみたいにキャベツを食べさせる工夫をすると、こうなりました。」


奈緒「オムライスどこいった?って、最初なったよな…あはは。」


凛「でも、オムライスの定義ってぼんやりしてるらしいからね。」


奈緒「そう、ありすに頼めばそういう疑問を積極的に解決してくれるからな。本人ご不満でしたけど。」




響子「…で、最後に卵乗っけてソースかければOK、ですね?」



凛「ごめん響子、リクエスト本人じゃない加蓮を優先しちゃった。」


響子「いえいえ!これ、とても新しい経験でうれしいですよ!私の為にもなってます♪」


奈緒「そう言ってくれてホッとしたよ…」




加蓮「…ほんと、これ全体的にあたしの好みな味。」


茜「スパイシーな風味!!私も好みですよー!!!」





瑞樹「でも、なんだかんだイイ話にまとまるわね。」

早苗「料理にはドラマがつきものなのね。」


凛「ふふ…実は、まだこれで終わりじゃないよ。」


奈緒「みんな、お米とチリコンの具、まだ残ってるな?」



加蓮「え?うん、キャベツは終わってるよ。」

響子「私も…」



茜「全部終わりました!!!!!」




早苗「決して早食いじゃないけど、黙々と食べ続けたものね。」

瑞樹「わかるわ。茜ちゃんのおかわり用意する?」




奈緒「…盛ってきます。凛、よろしく。」



凛「了解。じゃ、あとの2人はちょっとそのまま待ってね。」



加蓮「まだ何かあるんだ…?」

響子「すごい…!さらに追加アイデアが…!?」




凛「奏ー。出番、よろしく。」


瑞樹「さっきからそこで構えていると思ったら、」

早苗「ここで出番?何か教えたことでもあるの?」



奏「いえ…私もわからないの。ただ、これをやるだけよ。」



加蓮「奏…?また、どうして?」







凛「じゃ、さっき言ったとおり。よろしく。」


奏「任されたからには、ちゃんとやるわよ。」





奈緒「おかわりお持ちしましたー。」


茜「ありがとうございます!!!!」




響子「…で、お米とチリコンが残っているけど、ここから…?」



奏「【コレ】をかけるわ。」



加蓮「オリーブ…オイル?」


茜「にしては、赤いですね!!!ファイヤーです!!!」



奏「そう、ニンニクと唐辛子が漬けてあるオリーブオイル。【ペペロンオイル】ってやつよ。」






早苗「元気がわいてくるやつね、でもニンニクいいのかしら?」

瑞樹「これ4Dの映画にするわけじゃないでしょ、いいのよ。」



凛「じゃ、頼んだよ。打ち合わせ通りにね。」


奏「…ほんとうに今更だけど、これ私がやる必要あるの?」


奈緒「ウチの事務所でも最適だから。うん。」




奏「…仕方ないわね。じゃあ、浸かってる唐辛子とニンニクが出ないように…垂らすわよ。」




加蓮「…位置、皿から高くない?」


奏「お互い、油が跳ねても大丈夫なカッコしてるでしょ。」


加蓮「まあ、跳ねてないし、いいけどさ。」


奏「はい、響子。」


響子「…垂らす位置高いですね、わあ…良い匂い…」



奏「最後よ。」


茜「少し多めにお願いしたいです!!」

奏「…次のボイスレッスンは?」


茜「明明後日です!!!」


奏「ならいいかしら。」



茜「おお!!垂らす位置が高いです!!!なぜですか!!!!」



奏「私も知らないわよ、あの2人がそうしろって。」






瑞樹「わかるわ。」


加蓮「では、改めていただきます…と。」


響子「いただきます♪ニンニク…アイドルになってから気をつけていますが、やっぱりいいですよね~!」


茜「また食欲のわいてくる香り!いただきます!!!」




凛「ありがと奏。」


奏「これでもう出番終わりでいいのよね?」


奈緒「何かパフォーマンスしてもいいぞ?世界レベルのあとだけどな。」


奏「…遠慮しておくわ。」





加蓮「おいしい…なんかもう止まらないんだけど。」


響子「おいしいペペロンチーノのやみつきな部分がそのまま…」


茜「おかわりがほしくなりますね!!!我慢しますが!!!」




早苗「あれ、あたしも絶対好きなやつだ。」

瑞樹「…まだある?」



凛「一応…チリコンの具はあるし、お米はまだどんぶりで使うし。」

奈緒「キャベツも…切れば、ある。よな?」



早苗「あとでちょうだい。」

瑞樹「奏ちゃんは呼ばなくていいから。」



凛「ヘレンさんは呼ぶ?」



瑞樹「…遠慮しておくわ。」





加蓮「やばいこれ、満点。何の点数かもよくわからないけど、満点。さっきの2人の普通に満点のオムライスもすっごくおいしかったけど、やっぱり私こういうのが好き。」


響子「オムライス…というよりかお料理の、可能性を感じるものでした…!!すごくおいしかったし、勉強になりました!」


茜「満!足!です!!!」




奈緒「あああぁぁ~!!よかったぁ~!!あたしこのカッコで出たときも、ヘレンさん出たときも、ホントどうなることかと思ったよ…」


凛「私は最初から自信あったよ、味見してもおいしかったし…やっぱり【世界レベル】の料理だからね。」





響子・加蓮・茜「ごちそうさまでした!!」









瑞樹「はい!それじゃ、次行くわよー!」


早苗「ここまでの2組とも、十分ハイレベルだったけど…」


瑞樹「あの2人、大丈夫かしら?」


早苗「…ま!!どうにかなるわよ!!だって、パッションでしょ!?」




茜「イエス!!!私たちはー!!!」




未央「常に前向き☆」


藍子「そして情熱♪」



未央・藍子・茜「ポジティブパッショーーン!!」



未央「前のお二組さんがすんごい料理だったって~?」

藍子「わたしたちも、しっかり気持ち込めて作りました~!」


未央「この、【ミツボシ鉄人シェフ】と!」

藍子「【ゆるふわシェフ】が♪」


未央「作った渾身のオムライス!だから大丈夫さー♪」

藍子「さー♪」



茜「イェーイ♪」






早苗「ふふ…わかるわ。私も、パッションだもの。」


瑞樹「そうね、わかるわ。クールだけどね。」


瑞樹「じゃあ!さっそく持ってきてもらいましょう!!」


早苗「未央・藍子ペア!オムライスどうぞー!」







未央「はい!これが私たちの…」


藍子「オムライスでーす♪」











加蓮「……………」

響子「……………」


茜「おおー!!これは!!!」










響子「天津飯ですね。」


加蓮「天津飯じゃん。」



茜「天津飯です!!!!!」






早苗「天津飯だわコレ。」


瑞樹「…天津飯ね、わかるわ。」

・一時停止のお知らせ・

ポジパのオムライス(オムライスとは言ってない)
導入までしかいけなかった…
もう、体力的に…むぅーりぃー。

今日か明日余裕あれば続きを…!!
オムライス終わったらCMはさみます。

おはようございます、期間あいてしまいました…

隙間時間にちまちま書き貯めしていたので、
キリがいいとこまで投下します。
卯月からラブレターは貰えませんでした。

~ポジパのオムライス(天津飯?)~



未央「そう!これが!みおちゃんと!あーちゃんの!」

藍子「【ゆるふわオドロキ天津飯】で~す!」






瑞樹「オムライスは?」




未央「えー、みなさま。オムライスと天津飯の違いを教えてください。」



茜「どっちもお米に玉子が乗っていますね!!!!」


加蓮「ええ…オムライスは洋食で、天津飯は中華じゃないの…」


響子「いえ加連ちゃん、たしか両方とも日本発祥だったような…?」




未央「そう!!日本発祥!らしいよ?あんまり変わらないでしょ?ねっ!」

藍子「オムライスも、定義がゆるふわでしたので。勢いで天津飯にしちゃいました~」

未央「んっふっふ~、オドロキはまだまだこれからだよ!」




早苗「一番ビールに合いそうね、これ。」

瑞樹「アイドルの番組という雰囲気に近付ける努力をしてきたのに…」

早苗「もう天津飯じゃムリよ…」

瑞樹「すでに『あん』がかかっているから、ケチャップサービスもなさそうね。」





瑞樹「じゃ、説明してから食べてもらう?」


藍子「んー、どうしましょう?」

未央「いえ!まず食べて!ゴタクは後だー!」




響子・加連・茜「いただきまーーす!!」




加連「…って、ごめん…正直この後かんがえるともうキツいかも…」

響子「うーん、たしかにちょっと重い…かも?」


茜「半分、お手伝いしましょうか!!?」




未央「まあまあ、ゆっくり食べてよ~!」


響子「んー、この『あん』薄目の味ですけど、【うまみ】がしっかり効いてますね!」


加連「この玉子、すっごいふわっふわ…どうなってるのこれ…厚みが…」




茜「……!!…………!!!」




藍子「この『あん』はホタテのおダシを使いましたよ、それと【白だし】ですね。魚介です♪」


未央「シイタケとタケノコの歯ごたえと味もいいでしょ?」


響子「はい…!なんだか上品なスープにそのままとろみがついたような…」



未央「玉子は、全部あーちゃんにおまかせしましたー!」

藍子「私のゆるふわパワーを、えーい!って。」



加連「うそでしょ…それだけで?…って、あっ!!中のお米!」



響子「玉子の下のお米、チャーハン!」


藍子「はーい♪実は【天津炒飯】なんですよ♪」


未央「チャーハンは、ミツボシ鉄人シェフの十八番なのさ…!!」




早苗「なんか、アイドル…なのかしら?」


瑞樹「コレだと男子メシみたいね…」




未央「いやー、やっぱ私上下男の兄弟居るからさー。」


瑞樹「本田家の台所に立つと、そういう料理になるのね…わかるわ。」


早苗「完全に【部活帰りの男子高校生にごはんつくる母親】じゃないの。」



藍子「みおかーさ~ん♪」


茜「おかーさーん!!!おかわりほしいでーーす!!!!」



未央「茜ちん!?たしかにあの量だとそろそろかなと…」


茜「チャーハンおいしいです!!好きです!!!あとその中の…」


未央「ストップ!!それ目玉だから!!どうどうどう!!!」


茜「あははー!!!すいません!!!!」



藍子「はーい♪おかわりどうぞ~」


茜「ありがとうございます!!!いただきます♪」






響子「チャーハンの中の…?」


加連「私半分食べたらもう…いいかな?そろそろ真ん中……」







加連「…うわ、これは…」


響子「これは!?チャーハンの中に…」

(『加連』って誰だよ…草冠が抜けてるじゃねぇか…)
すいません、誤字の数だけ腕立て伏せしてきます。


加蓮「…超半熟の煮卵…黄身が出てきてる…!」


響子「…たまりませんね、よりおいしくチャーハンが進みそう!」


加蓮「…えっ?ふわふわ玉子と、この『あん』と、チャーハンと、半熟煮卵。」


響子「ふつうに全部食べきりそうです。」


加蓮「…うん、この工夫はすごい。正直ナメてたけど全部食べちゃいそうだね、ごめんね2人とも。」




茜「おいしい!!です!!!どことっても!おいしいです!!!」



加蓮「こう…なんか、ハンバーガーみたいにさ、縦に重なっててさ。ちょっとずつ、全部一緒に口にすると…………うん。超おいしい。なにこれ…なにこれ…!?」


響子「このチャーハンも、見越して薄味にしてあるような…チャーハン単体じゃなくて、他と一緒においしく食べられる味付けですね!」



未央「ふふ…本田家のチャーハンはね、あとで自分で好きな味を付けるために基本うすあじにしてあるのさ…!!」


藍子「チャーハンの味見のとき、【ごましお】とか【のりたま】とか使って食べましたよ~」


未央「ね、おいしかったよね。前に、フライドチキンの皮細かくしたやつ使って家で食べたことあるけど、それもおいしかったよ!」






早苗「だからもうそれ完全に【母親が男子高校生に食べさせるごはん】じゃない」


瑞樹「自身で味を自由に変えられて、飽きを防ぐ…つまり、」

早苗「それ【量】食べるときのテクニックだわ…」


瑞樹「男の胃袋ワシヅカミなのね…」

早苗「男兄弟が居ることにそんな利点が…」






…別室モニター前…


P「未央、グッジョブ。」



瑞樹「未央ちゃん…いえ、【ミツボシ鉄人シェフ】さん。」


早苗「男を落とすチャーハン、詳しく…」





未央「はい…では、本田流のチャーハン術虎の巻、ご開帳~!」



響子「私も知りたいです!」




未央「コツというよりは、食材のチョイスなのかなー?やっぱり最初はフライパンに油をしくんだけど、ここで普通のサラダ油とかじゃなくて…スーパーでお肉買うと貰える【コレ】とかを使うと、なんというか、豪華な味になるよ!塩っ気じゃないから他のジャマをしにくいんだー。」



瑞樹「牛脂!」

早苗「えっ、カロリーとか怖いんだけど…」



未央「あっ、やっぱりそうか~!!女の子向けじゃないよね…あはは…。」


瑞樹「いえ!!確かに女の子向けじゃないけど!女性向けでもあるから!!続けて!!」

早苗「これ何言ってるのかわからないけど、わかるわね。」




響子「それだと、ラードとかでも応用ききそうですね…」



未央「まあ、とにかくサラダ油を動物の脂で代用してみると、豪華になるよね?味の深さ…みたいなのが増えるというか、なんというか…」



早苗「でも、すき焼きとかで余った牛脂の使い道としてイイ手ね。」


瑞樹「まあ、この際カロリーは置いておき…」


未央「フライパンでステーキ焼いたあとの脂でごはん炒めたこと、ない?それで思いついたんだよね~、うちのお母さんが。」


響子「私、弟いますけど、そういう感じのごはん…あまり作ったことなかったかも…」



未央「それで、フライパンで牛脂を溶かして…切って分けておいたネギの青いとこと、てきとーに切ったニンニク炒めて匂いがしたら、タマネギ投入だねー。」


響子「タマネギどれくらいに切る?このチャーハンだとよくわからなくて…」



未央「…どれくらいにも切らない。これが本田流だよ。」



藍子「未央ちゃん、目がしみるからって…あんまり丁寧にできなくて…」



未央「切り方はいびつでいい。勢いが大事だよ!勢いが!!」




早苗「ねえ、男子メシの時間なのこれ?」


瑞樹「あえていびつに切る、すると大小バラバラになって…熱の通り具合がそれぞれ変わるわね。」



響子「大きいものは、食感のある野菜炒めのタマネギのように…小さいものは、お料理のベースになるあめ色タマネギのような甘く溶けるものに…」


瑞樹「以外と計算されてるのね…わかるわ。」



早苗「そーなの!?」



未央「そうなんですか!!?」


瑞樹「ごめんなさい、わかってなかったわ。」


早苗「結果オーライね、勢いも大事。」


未央「はい、タマネギ入れたらそのあとは【コレ】いれるよ。」



早苗「あら、缶詰?」


響子「このチャーハンの、ハムみたいなお肉!なんだろうと思ってたら…」


瑞樹「ランチョンミートね、わかるわ。」




未央「そう!缶詰のハムみたいなお肉のかたまり!」

藍子「【ランチョンミート】って、初めて知りました。」



未央「これをね、また…勢いで、こう…投入。」


藍子「未央ちゃんがこのお肉をつまみ食いしてるお写真、見ます?」


未央「あーちゃん!!?」


藍子「ふふっ♪いい笑顔してますよね♪」


未央「あーちゃん!!!!」


藍子「私もちょっと貰っちゃいましたけど、このままでもおいしいですよね、このお肉。」


未央「ねえ!!話をそらさないで!!?」



茜「おかわりがほしいです!!!!!」

未央「ごめん!!もう煮卵がないの!!!」


藍子「上の玉子もないので…【あんかけチャーハン】なら出せますよ♪」



茜「ああっ!!あんかけチャーハン!!?おねがいします!!!」



瑞樹「このランチョンミート、高くないかしら?」

早苗「輸入モノだからかしら?けっこうイイお値段するわよね。」



未央「いつも本田家では違うやつだけど。今日のは、きよみんがくれたよ!」


瑞樹「冴島清美ちゃん…?」


未央「地元でよく使うからって、たくさん持ってるんだってさ?」



早苗「あの子、出身は…」

瑞樹「沖縄、ウチナンチュなのよ。」


早苗「あっ!そういえば、沖縄料理の居酒屋でこのお肉見たことあるわ…!」




藍子「茜ちゃーん、【あんかけチャーハン】どうぞ~♪」


茜「ありがとうございます!!!いただきまーす♪」



未央「なんか途中恥ずかしい写真あったけど、つづき!脂溶かしてネギとニンニクとタマネギとお肉入れて、それでピーマン入れて!そしたら、お冷やのごはんを入れます!冷蔵庫にとっておいた水分ちょっと抜けてるやつね!」



響子「チャーハンのコツでありますね、パラパラにするのに炊き立てよりも良いって。」


未央「まあ、別に炊き立てでもいいんだけどね。パラパラにこだわり過ぎないのが、おいしいチャーハンのコツだって。そうお母さんが言ってたよ。」



瑞樹「本田家のお母様に師事を仰ぎたくなるわね。」

早苗「本田家のお父様は胃袋をアイアンクローされたのかしら。」



未央「あとは、このタイミングで…はじめに入れたネギの青いところの余り、白いネギを白髪にして入れまーす。」


瑞樹「ネギは結局丸ごと使うのね。」

早苗「青いところと白いところは入れるタイミング分けるんだ…」


響子「ネギの青い部分は香りがあるので、油の香り付けに使いますね。白い部分は辛みがあるので…辛みを出すときにはあまり熱を通しませんね。甘さを出すために、厚い輪切りをしっかり炒めるのもおいしいですよ。」


瑞樹「さすがの補足ね、ほかにあるかしら?」



響子「えーと…じゃあ、白髪ネギを作るときのコツなんですけど。
【タコさんウインナーを作ってから、足を切り離す】ですかね。」


未央「えっ、なにそれ!?」


響子「ネギの円柱、全部に包丁を縦入れするんじゃなくて、タコさんウインナーみたいに途中までの切れ込みを角度を変えながらたくさん入れるんです。そうすると、まあ、タコさんというよりかは…フラダンサーの腰ミノみたいなるので…あとでそのまとまってる箇所から足を切り離せば、簡単に白髪ネギができますよ♪」


未央「そんなテクニックが…!!」


瑞樹「私、これは知ってたわ。手軽にできるから便利よね…」


早苗「じゃ、チャーハン虎の巻の続きをどうぞー」



未央「はい!それで、ネギ入れてお米に脂が回ったらかるーく味付け。これは塩っ気がちょっとプラスされれば何でもいいよ?コショウ入りのお塩だったり、中華調味ペーストみたいなのだったり、コンソメのつぶみたいなの入れるときもあったかな?あとはおダシのもとのつぶみたいなやつも…」



響子「そこからも味を自由にできるんですね…」


未央「そうそう!だから頻繁に作っても、飽きないよ!」


早苗「頻繁に…って、母親の知恵みたいね。」





響子「さっき私が使った塩こんぶでもOKですね…。」

未央「塩こんぶもやったことあるよー!おいしいよ!!」




加蓮「………結局全部食べちゃったなあ、このあと大丈夫かな…。」



藍子「あっ、おそまつさま~♪お茶、いりますか?」



加蓮「…ほしい!」



茜「是非!!いただきたいです!!!」


未央「今回のチャーハンは、他のものと合わせるために…いつも薄味だけど、更に最後の塩っ気を控えてあるんだ。ほら、この煮卵と、『あん』があるからねー。」


響子「この煮卵も、よくこんな半熟に…それにキレイに剥いてありますね。もしかして穴あけてから茹でてます?」


未央「おっ!バレたか~!?」



瑞樹「ゆで卵をキレイに剥くコツよね、最近はそれ専用に穴をあける道具もあるわよね。」

早苗「なんだかんだ詳しいわね…あんたそんなに料理得意だったかしら?」


瑞樹「一応、私のプロフィールにはそれなりのこと書いてあるわよ。」

早苗「そーいや、そうだったわね……趣味特技に掃除とか、洗濯って……。ウソでしょ?」


瑞樹「ウソじゃないわよ…真剣にやれば楽しめるものよ。」


響子「ですよね!!?」

瑞樹「さすが響子ちゃん、わかるわね。」


早苗「うぐっ…なんだか少し残念な気持ちが…!」


瑞樹「ほら未央ちゃん、茹で卵の話を続けてくださいな。」



未央「あっハイ…生卵に針で穴あけてから茹でます!それで…半熟にするために、茹で時間を短くして…そのあと!」


響子「あっ、もしかして、氷水に入れますね?」



未央「そこもバレてる!!?」


響子「茹で上がりの余熱で中まで固まらないように、すぐ冷やすと良いんですよね。温度差による収縮で形が崩れないようにするのに、少し気を遣いますけど…」


未央「気を遣ったことはありませんでした…。だからたまにあそこで割れることがあるのか…!!」


響子「むしろそれを使って剥きやすくするとも言いますし、やっぱり勢いが大事なんですかね…?」





藍子「お茶を、どうぞ~♪」



加蓮「おおー、ほうじ茶だ!緑茶かと思ったけど、こっちのほうがごはんのあとに優しい気がするよ。」



茜「とても良い香りです!!」



未央「まあ、そんなこんなで、私たちのオムライスは、【天津炒飯】でした!」


藍子「凝ってるようですけど、お手軽にもできますよ~♪」





響子「これも、勉強になりました…オムライスをリクエストしたら、まさか天津飯が出てくるなんて…もちろんおいしかったです!いつのまにか食べ終わりました…!」


加蓮「ほんと…この後がこわいよ。結局全部食べちゃった…。」


茜「あんかけチャーハンも!!おいしくいただきました!!!」




早苗「ねえ、今度私たち宅飲みのとき、未央ちゃん来てくれない?」

瑞樹「やめときなさい。アンタそれ冗談か本気かわからないけど、やめておきなさい。」





響子・加蓮・茜「ごちそうさまでした!!!!」






藍子「ん~!よかったぁ~!」


未央「天津飯!チャーハン!そして中には煮卵!三段構えのサプライズ、バッチリ決まったね☆」




瑞樹「はいどーもー!【未央・藍子ペア】でした~!」


早苗「そしたら、次の料理の前に、いったんCMよ。」



~CM~



…住宅地・集合アパート…


私、工藤忍。
故郷の津軽から上京して、
このアパートで新しい生活が始まるんだ。


私の部屋は、この二階建てアパートの203号。
今日は引っ越しの挨拶に回ります。


それぞれお隣

202号の【仙崎さん】、
204号の【日野さん】、

あとは下の階の

103号の【小関さん】、


皆さん元気で素敵ですが…



この先、不安になりました。



【私どもの住宅情報をご利用くだされば、この不安は解決します】

【独自の厳しい規格で防音性能等をチェック。】
【快適な住まいと穏やかな安心をあなたに。】

【あんしん住宅カタログ社】

・一時停止のお知らせ・

三者三様のオムライスおしまい。
・ピンスクの愛情オムライス
・トラプリのチリタコオムライス
・ポジパの天津炒飯

あなたが食べたいのはどれだー!?
私は卯月と美穂のオムライスがいいです。

時間とってリアルタイムで書くと
やはり機会が限られてしまうので、
隙間時間にちまちま書き貯めして投下するようにします。

・再開のお知らせ・
書きためを投下します、
オムライスの次の品…終わればいいな。

そして天津炒飯の反響に驚き。やっぱりみなさん
部活帰りの男子高校生だったんだな…

~CM明け~



瑞樹「はいどーもー、三者三様のオムライスが出ました!」

早苗「そしたら、次のお品は…コレよ!!」


【フライドポテト】



加蓮「わたしのリクエストでーす。」



響子「オムライス、しっかり食べちゃったから軽めがいいな…」


加蓮「2~3つまみで済むから、ほんとハンバーガーとか言わないでよかった…。」

茜「私はお米が好きですが!!お芋も好きですよ!!!」



瑞樹「皆きいてー、尺がとんでもないことになってきたから…巻きでいくわよ。」


加蓮「はーい。」


早苗「押忍。」


瑞樹「このまま軽食のノリでよろしくね。」


早苗「押忍。」


瑞樹「アンタそれやめなさいよ。かけ声に釣られて『ド』のつく、別物の揚げ物が出てきそうになるから…」


早苗「じゃあ、フルート出してみる?」

瑞樹「余計に誘ってんじゃないわよ。」



美穂「お芋、出していいですか?」


瑞樹「いいわよ~!」


卯月「はーい!みなさん、どうぞ!」



早苗「さて、【卯月・美穂ペア】の【フライドポテト】は…?」




加蓮「おっ、皮付き半月の、ふかふかタイプだね。」


響子「ハンバーグの付け合わせに、よくありますね♪」

茜「ホクホクで!!おいしそうですね!!!」



卯月「お熱を通すだけで、あまりパリッとさせず、しっとりにしました♪」


美穂「こっちのタイプのほうが、表面の油が少くなるかなーって!」



卯月「こんどは、私がみなさんのお皿にケチャップをかけますね!」


加蓮「うん、やっぱりケチャップだよねー。」


卯月「それー♪」


響子「あっ…専用のお皿に、普通に出すだけなんだね。」



卯月「あはは…美穂ちゃんみたいに、うまくできなくて、自信なくって…。」


加蓮「フライドポテトのためのケチャップで、絵を描かれても…どうすれば…」


美穂「…だよね?ほら、卯月ちゃん。普通が一番だよね?」


響子「そうだね!」



卯月「でも…島村卯月、がんばってみます!」


響子「えっ?このお皿に更に描くの…?」


卯月「はい!……えっと、そーれ♪それっ♪」



響子「あっ、さっきの側に2箇所…小さく出したケチャップが加わって…」


美穂「ふふ♪」

卯月「どうでしょう!小さなクマさんみたいになってます?」


響子「3つの円が重なって…なってますね!」


美穂「ね!【普通】に可愛くできたね!」

卯月「響子ちゃん!一緒にやりましょう?」


響子「これなら私でも…かわいくできそう!」




卯月「はい、響子ちゃん。ケチャップどうぞ♪」


響子「加蓮ちゃん、やってみていいよね?」


加蓮「よろしくー」



響子「んー、……大きめのが1つ。っと、」

卯月「きれいな円になってますよ!」



響子「あと、耳になるように、小さめの円を2つ………よいっ、しょ!」


卯月「おー♪」



加蓮「おお、できてる……。けど、これもしかして…」


響子「ちょっと耳が大きくなっちゃったかな…」


卯月「いえいえ!これでもちゃんと、かわいいネズミさんみたいで…」


美穂「ネズっ…卯月ちゃん!?もしかしたらこれはマズいかも!?」


加蓮「うん、ちょっと、あんまり触れて良いものかどうか…怖いね。」

茜「3つの円が、Y字状に並んでいますが…!!?」


瑞樹「ごめんなさい。カメラさん、咄嗟にアングル変えてくれて、ありがとうございます。」


早苗「ごめん加蓮ちゃん。お芋一つ適度に被せて、その意匠を自然に崩しておいてくれない?」



加蓮「もうやったよ。」


響子「ご…ごめんなさい…。」


卯月「帰ったら、みんなでやりましょう♪」

響子「そ、そうだよね?プライベートなら!」

美穂「うんっ♪私たち、作ってみてわかったけど、やっぱり響子ちゃんが作ってくれるお料理って素敵だよ?」


卯月「あとで、一緒にオムライスも、作りましょう!」

響子「じゃあ、そのときにこのクマさんにまた挑戦してみるね!」



瑞樹「イイ雰囲気のところごめんなさいね、巻き進行するから…」

早苗「はい!食べちゃいましょー!」




響子・加蓮・茜「いただきまーす!!」


響子「んー、アツアツというより、ホカホカだね!」


加蓮「うん、揚げたあとにちょっと置いといたんだね。でも、油が染みていないから、ちゃんと揚げた直後に表面の油を丁寧に取ってあるの…かな?」


美穂「キッチンペーパーで、しっかり♪」


加蓮「うん、すごい…!イイよこれ、理想的なやつだよ…」


茜「ほくほく!!ほくほくです!!!」



瑞樹「画面の前のあなた、いいかしら?『チャオ☆』禁止ね?」

早苗「…大事なことだけど、もう一回言う?」

瑞樹「巻き進行だから、やめときましょ。」



美穂「で、実は…ケチャップの他にもうひとつ!」


加蓮「お、マスタードかなー?」



卯月「いいえ♪今度は、ちょっと【普通】じゃないんですっ!」



美穂「こちらを、ちょっとずつ試してみてくださいっ。」



響子「あっ、柚子胡椒!?」


加蓮「なにこれ…?ちょっと、爽やかだけど、つんとくるような…」


茜「ぺろっ…と、……ぴりりとします!塩辛くて、良い香りですね!!」




響子「…うん!このふかふかのお芋に柚子胡椒は、ばっちりだね!」


美穂「やった♪地元ではよく使うんだよ?」


卯月「九州では当たり前だそうですが…」


加蓮「はー、東京に居るだけだと、知らないことだらけだね…。」

卯月「はい…。」



響子「いえ…田舎のほうが知れることは少ないですよ…」


茜「さっぱりとして、とてもおいしいですね!!また食が進んでしまいます!!」


加蓮「うん。フライドポテトよく食べるけどさ、これは知らなかったし、おいしいよー。」


美穂「喜んでもらえて、うれしいな!」


加蓮「ありがとねー。」



瑞樹「はい、じゃあ次のペアこのまま持ってきちゃってー」


早苗「それじゃ【凛・奈緒ペア】どうぞー!」




奈緒(魔法少女の格好)
「なあ…あたし、今日ずっとこのカッコのままなのか?」


凛「魔法ヘレンさんの衣装なら、今あるみたいだけど?」


奈緒(魔法少女の格好)
「これでいいです。」


凛「はい、これが私たちの【フライドポテト】だよ。」



加蓮「おっ、細目のまっすぐなカリカリタイプと…」


響子「同じく細いですが、コルク抜きみたいなねじねじ…!」

茜「スクリューしてます!!!」



凛「スパイラル…だとか、カーリーだとかいう形のやつだね。」


加蓮「うん。このタイプはね、表面積が多くて、調味料を絡ませやすいんだ…!」


奈緒「ジャンクフード感あるだろ?」


加蓮「たまらないよね。」


・注釈・
この書きため終わった直後にデレステで
イモ持った凛が来て笑った、おかげで混乱すると思うので、
あの【トルネードポテト】(?)と
このカーリーフライは別モノだと認識お願いします。

カーリーの画像はマクドのやつだけど、こんなんです。
http://imgur.com/l4h8TQt.jpg



響子「でも、まだお塩もかかっていないようですけど…?」


凛「うん、お塩の瓶を二種類用意したから、好きに使ってね。」



奈緒「流石にフライドポテトで加蓮に野菜食わすのはムリがあったからな…今回は大きいヒネリはないよ。」


茜「このお芋はヒネッてありますね!!!!」


響子「つまり、小さいヒネりは、あるんですね?ちょっと期待♪」


加蓮「奈緒!ポテトは野菜だよ????」


奈緒「アメリカ人みたいなこと言ってんじゃないよ!!?」




凛「はい、じゃあまずこっちのお塩好きに使って。」



加蓮「いただきまーす。さっさっさーと、」


響子「いただきますね♪このお塩、胡椒と…他にハーブが入ってますね。」


茜「いただきます!!いい香りがしますね!!お塩も、さらっとしてます!!」



奈緒「ミネラル分の多い【雪塩 】ってやつだよ。」

凛「顆粒状になってるから、多くならないように注意してね。」



加蓮「あー、うん。やっぱりカリカリもいいよね。うん。」


響子「サクサクしてますね。このねじねじのやつは、少ししっとりめ…」


茜「ねじねじ!!味が少し濃くなります!!」


加蓮「ポテトにしてよかった…リクエスト正解だったよ。」


奈緒「じゃ、こんどはこっちの塩だな。」


凛「期待通りになるかどうか、わからないけど…」


奈緒「小さいヒネリだ。別段、健康指向ってわけじゃないぞ。」




響子「こっちは、普通の食卓塩みたいですけど…」


茜「色が少し茶色っぽいです!!!」



加蓮「ほいじゃあ、さっさっさー、っと……って!!?」


響子「…んっ!?な、なにこのにおい?」


茜「なんだか…ふしぎな香りがするお塩です!!!」


加蓮「なんか…コゲたようなにおいするんだけど…」



奈緒「はいはい、じゃあ今から魔法かけてやるから。」


凛「奈緒、出番だね。」





奈緒「じゃ、3人とも目をつむってくれー。」



響子・加蓮・茜「はい。」




奈緒「…におい、するか?」



加蓮「する。やっぱなんかコゲっぽい。」


響子「なんでしょう…少し屋台っぽいような…」


茜「バーベキューを思い出すような…!!?」




奈緒「じゃ、この魔法の呪文を一緒に唱えてくれ。【ベーコン】な。」




奈緒「はい、せーのっ」



奈緒・響子・加蓮・茜「【ベーコン】」



奈緒「…食べてみて?」


加蓮「………!!?ベーコンだ!!?」


茜「ベーコンです!!!」


響子「ベーコン焼いたときのいい匂いのポテト!すごい!!」




加蓮「えっ…!!?なにこれ!?なにこれ…めっちゃおいしい!」


響子「コゲのにおいって…つまり、燻製の香りですね!」


茜「とても香ばしいです!!ねじねじのポテトが!より良いです!!」



凛「木場さんが教えてくれたんだ。」

奈緒「あの人、ほんとに料理うまいよな…。」


響子「教えてくれたって…このお塩ですか?」



凛「うん、【スモークソルト】だって。」

奈緒「あと、【くんみ塩】とも言うらしいぞ。」



加蓮「すごい…!!このお塩かければ!何でもベーコン風味になる!?」



奈緒「中毒性高いから使用は控えろって。」

凛「勢いでたくさん使うと、けっこう塩分高いからね…。」



加蓮「これほしい。」


奈緒「加蓮にはやんない。」

凛「私たちが使ってあげるから、適量。」


加蓮「じゃあこれ持って一緒にお店行こうよ、ね。」

凛「そうだね、また今度。」

奈緒「おお…?店にマイ調味料を持ち込む人種になっちまう…」



響子「また新しい経験をしました…!勉強になりますね…。」





瑞樹「よかったわ、穏便に済んで…。」


早苗「世界レベルが映ると、巻けなくなるからね…」


瑞樹「はい、じゃあ次のポテトね。」


早苗「ほいほい、【未央・藍子ペア】どーぞー!」





未央「どうも、【ミツボシ鉄人シェフ】です。」


藍子「私たちの【フライドポテト】は、こちらで~す!」



加蓮「……………芋じゃん。」


響子「………お芋、ですね。」


茜「お芋そのままです!!!!」



瑞樹「なに?調理放棄かしら?」


早苗「にしても、小さい芋丸ごとって…エサじゃないんだから…」





未央「エサとは失敬なぁ~!!」

藍子「これは、【小いもの素揚げ】でーす♪」



未央「このサイズでしっかりおいしい!丸ごと食べられるよ!」

藍子「やさしい味わいをどうぞ~」



加蓮「……たしかに、丸ごとなんだけど、一口サイズのやつもあるね。」

茜「大きいものでも、2口ぐらいですね!!!赤ちゃんの握りこぶしほどでしょうか!!」


響子「皮もまるごとで、揚げ物というより…お芋そのものの、いい匂いが…!」





早苗「そう聞いてよく見れば…ああ、コレあたし好きなやつだわ…。」


瑞樹「となりでバター溶かして、さっきのベーコンのお塩かけてみたら?」


早苗「やめて、ビール一直線じゃないのそれ!?」





未央「いえいえお姉さまがた!調味料など無粋です!!まずは素材そのままをどうぞ~!!」



加蓮「い、いただきます…」

響子「…いただきます。」


茜「いただきますっ!!!」


加蓮「………うん。」


響子「ああ……お芋だ…。」


茜「お芋の皮が、ソーセージの皮みたいです!!」



加蓮「これ、普通においしいやつだ。」


響子「やっぱり素材の味は大事ですよね…」


茜「中は粉っぽくなくて!!なめらかで!!おいしいです!!!」




瑞樹「……一個ちょうだい。」


早苗「あたしも。」



藍子「どうぞ~♪」



瑞樹「いただきます。」

早苗「いただきます。」



加蓮「…で、前の2組みたいに、オドロキ調味料は?」


未央「ないよ!!」


響子「………ないことに驚けばいいんでしょうか」


未央「え~?そのままで十分おいしいのがオドロキじゃない!?ねえ!!」


茜「このままでいいですね!!!!」

未央「ほら~!!やっぱ茜ちんは、わかるねぇ~!!!」





瑞樹「…これイイわね、素揚げだから油も少ないし。」


早苗「……このシンプルかつ、豪快さ加減が。」


瑞樹「未央ちゃん、さっきも炒飯とか…男子メシねほんと。」


早苗「でも、藍子ちゃんがくっついてるおかげで、ちゃんとアイドル番組としての体裁が保たれているわね…」


瑞樹「ゆるふわ男子メシ、なのかしら?」


早苗「豪快さを感じさせないわ、ゆるふわは恐ろしいものね…」





…別室モニター前…




P「未央…おまえは、俺の母親だったのか…!?」






瑞樹「はーい!じゃ、【フライドポテト】三種類。味わったわね?」




加蓮「うん。満足!」


響子「また、新しい発見があって…うれしいです!」


茜「全部おいしかったです!!!」



早苗「それじゃ、あいさつー!」



響子・加蓮・茜「ごちそうさまでしたー!!」


~CM~


…スーパーマーケット…





輝子「フ…フヒ、今日は、私、が…トモダチに、お料理をしてあげる、番だ…フフ。」



輝子「シイタケ、エリンギ、エノキ、マイタケ、ブナシメジ、マッシュルームは、ブラウンも…ホワイトも、両方用意…した、ぞ。」


輝子「フフ…あとは、ポルチーニ君、キ…キミが居れば、きのこシチューが、できるな、フフ…フフフヒ、フヒ…!!」


輝子「ま、まてよ?きのこクリームパスタも、イイな…」



\ドン!!!/




幸子「フフーン!!!お悩みのようなら、この【カワイイボクシチュー】をどうぞ!!」




輝子「お、おお?……ごめん、パスタに…する、ね?」




【デュラムセモリナ100%使用!茹でてから放置すると真菌が生えるぞ!!】

【インヴェイドパスタ!!大好評侵略中!!!】



~CM~


…スーパーマーケット…



輝子「フ、フヒヒ…きのこパスタに、するぞ…」


輝子「それだと、いま薬味が…ない、…かな?」




\ドン!!!/



美玲「パスタならッ!この【ツメ】を忘れるなよッ!!」



輝子「タカの…ツメ、だな。フヒ。」




【デュラムセモリナ100%使用!ツメの垢を煎じた湯で茹でるのは勧めないぞ!!】

【インヴェイドパスタ!!大好評侵略中!!!】



~CM~


…スーパーマーケット…




輝子「キノコも、薬味も、パスタも、ある…レジへ、行くか。」


輝子「………レジのひと、が……い、いない、な…?」




\ドン!!!/





輝子「………?、……あっ、この台の、下……か。」



乃々「……むぅーりぃー。」


輝子「お、おい、ボノノさん、いいか?ここでヒャッハー、…する、ぞ。」


乃々「…あちらの、セルフレジへどうぞ。レジくぼは、案内係をしたら、帰ります…。」



【デュラムセモリナ100%使用!アルデンテにするのはムリじゃないぞ!!】

【インヴェイドパスタ!!あなたと一緒にお店から大好評帰宅中!!】


~CM明け~




早苗「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」


瑞樹「ちょっ、やめなさい!音声入ってるから!!」


早苗「びーるのみたい゛い゛!!あいらぶびあー!!」



瑞樹「アンタさっき、あの小芋(みおあいの芋)に
・バター(うづみほのオムライスに使用した余り)と
・スモークソルト(りんなおのポテトに使用した余り)なんか
使って食べちゃうから…!!」


早苗「仕方ないじゃない!?ビールへの欲求を、つまみで少しでも軽減できるかと思ったのよ!?」


瑞樹「んなワケないでしょ!!むしろ欲しくなるやろがい!!じぶんアホちゃうかー!!」


早苗「ぐあぁー!!じゃあ、せめて!!ノンアルコールのやつ!!」


瑞樹「たぶんそれも『腑抜けじゃやっぱダメね』とか言って、欲求が倍増するだけだから!!よしなさい!!」




響子「あ、あの…」


早苗「あっ、ごめんごめん!急遽用意してくれたこのお芋!ほんっとおいしいわ!ありがとね!」


響子「あ、ありがとうございます♪でも、その他に…」


瑞樹「そういえば…響子ちゃんも、また個人でコレとは別の
【フライドポテト】作ってくれたのよね?」



響子「はいっ!みんなで食べましょう!そのために、段取りお願いしたいですっ。」



瑞樹「おっけー、いいわよ~?」


早苗「はーい!今、みんな居るわね?」




卯月・美穂「いまーす♪」


トラプリ「いるよー」


ポジパ「いまーす!!」


瑞樹「はーい、じゃあ響子ちゃん、その
【フライドポテト】紹介してねー!」




響子「みなさん!どうぞ~!」




加蓮「えっ……なにこれ?」

凛「見たことないね、ポテト…なの?」

奈緒(魔法少女)「揚げもん…ではあるみたいだな。」


卯月「うわ~!なんでしょう!?でも、おいしそう…!!」

美穂「…あっ、これって、もしかして!」

響子「ばれちゃったかな?でも言うのは…」

美穂「まだダメ!だよね♪」


未央「なんか、ちょっとつやつやしてるような…」

藍子「ジャガイモには、とても見えませんね…?」

茜「うーん!たまりませんねー!!」


響子「じゃあ、みなさん聞いてね?これは
【フライド長いも】ですっ!!」




早苗「あ゛あ゛あ゛あ゛」


瑞樹「これは…!!……わかるわ。」

早苗「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~!!!」

瑞樹「これは酷ね、わかるわ。ちょっと向こう行ってらっしゃい。」


早苗「あ゛あ゛ぁ゛~!BEER゛~!」



美穂「…やっぱり、そうなんだね…。」


卯月「お酒の、おつまみなんですか?」


響子「うーん、どうなんでしょう…?」


瑞樹「居酒屋であったら絶っっ対に、頼まなきゃいけない品なのよ。この【フライド長いも】には、それほどの威力があるわ。」




加蓮「長芋のフライドポテトなんて…初めて」

凛「長芋かぁ…これなら栄養あるのかな?」

奈緒(魔法少女)「ふーん、ジャガイモじゃなくていいんだな…」



美穂「おつまみかもしれないけど、これ味濃くないんだよ!」

卯月「普通のお料理で、出てきそうですね!」



未央「素揚げ…ではないみたいだね。」

藍子「うすーく衣が見えますね。」

茜「いただきます!!!!」







響子「私の出身である、鳥取県!長芋を作ってるんです!実家から送ってもらいました♪」



加蓮「いただきます。………うん、これは、ジャガイモとは違うね。」


凛「いただきます。………あっ、おいしい!」


奈緒(魔法少女)「いただきまーす。…………おお、うまいな!」



美穂「いただきます♪」

卯月「いただきますっ!」

美穂「うーん!揚げた長芋、食べたことあるけど…さすが響子ちゃん…!!」

卯月「とってもおいしいです!!」






未央「いただきまーす!!」

藍子「いただきまーす♪」

茜「おい!!しい!!です!!!!」


未央「…うわ!?これは、オドロキのおいしさ…!!」

藍子「外はさっくり、中はジューシーで…!」


茜「シャキシャキしてます!!長芋です!!!」



加蓮「これ、めっちゃおいしいんだけど…」

凛「中のジューシーな…ねばっ気がたまらないね。」

奈緒(魔法少女)「加蓮、これからフライドポテト、これにしないか?」


加蓮「ずっとはさすがにイヤだけど、4回に1回くらいなら…」



美穂「…ファストフードには置いてないと思います。」

卯月「響子ちゃんが作ってくれますよね?」


響子「地元の食材で喜んでくれるのがうれしいですから!長芋さえあれば、やっちゃいますよ~♪」




未央「いやー!これ、元気出るね!!」

藍子「体にやさしい気がしますね~」


茜「長芋!!素晴らしいですね!!素敵です♪」




瑞樹「ね?みんな大絶賛、わかるわ…。」


響子「ほんとうにうれしいです…!!作らせてもらって、ありがとうございます…!!」


瑞樹「これが【フライド長いも】の威力よ。もし機会あったら大人組の酒の席に持ってきてごらんなさい?」


響子「そんな機会ありましたら、ぜひ!」

瑞樹「おおかた、【女神】と崇められるわよ。」


響子「…そんなですか!?」


瑞樹「…いや、うーん……でも、けっこう冗談抜きよこれ。」

響子「むしろ、畏れ多くて…」


瑞樹「あら!ごめんなさいね?恐縮しないで、気軽に持ってきてね!」


早苗「おねがいします!!ほんとおねがいします!!」


瑞樹「お、復活したわね?」


早苗「してないわよ、首の皮一枚の崖っぷちよ。」




瑞樹「じゃ!CM挟んだら最後の料理いきましょうか!」


早苗「最後は【どんぶりもの】ね。牛丼とかカツ丼であれば、そんな大層なビール欲は…高まらないことを祈るわ。」


瑞樹「これまでを見て、そんなスタンダードなのが出てくると…お思いですの?」


早苗「…一縷の望みに賭けてるのよ。」

・一時停止のお知らせ・
もう、流石にこの時間はむぅーりぃー。
けど何とかフライドポテト編終わった…!!

・皮付き半月柚子胡椒ポテト
・くん味塩のカーリーフライ
・小いもの素揚げ
○フライド長いも

食べたいフライドポテトはどれだー!?
…長芋だなあ。また書きためして投下します。
最後は【どんぶりもの】何が出るかはもう決まってます。
宜しければまたご覧ください。


・再開のお知らせ・

書きため終わったので、
できれば今回のうちに完結させたいっす!

CMから始めます。


~CM~


『ここは、なんでも本屋さん。今日もお客さんがきましたよ!』


鷺沢文香「いらっしゃいませー…」


木村夏樹「バイクの本ある?」

文香「あります。」

中野有香「空手の本ありますか?」

文香「あります。」

早坂美玲「ファッション誌あるかッ?」

文香「あります。」

姫川友紀「キャッツの歴代選手名鑑は!?」

文香「あります。」

神崎蘭子「我の求む禁断のネクロノミコンは…」

文香「あります。」


『ほんとに、こんな本屋さんあるの!?』

文香「あります。」


【膨大なジャンルを取り揃え!】
【ニッチな需要にも自信をもって対応します!!】

【なんでも本屋さん!】


~CM~



『ここは、なんでも本屋さん。今日もお客さんが来ましたよ!』


鷺沢文香「いらっしゃいませー…」


並木芽衣子「旅行ガイドの本ある?」

文香「あります。」

氏家むつみ「おすすめの冒険小説は…」

文香「……あります!」

矢口美羽「個性的な本あります?」

文香「あります。」

多田李衣菜「ロックな本あるー?」

文香「あります。」

HELEN「ヘーイ!!」

文香「世界レベルの本ならあちらに…」


【ざっくりとした要望にも応えます!】



今井加奈「新しいメモ帳が欲しくて…」

文香「あります。」

佐久間まゆ「新しい日記帳が欲しくて…」

文香「あります。」


【文房具なども取り揃えてます!】


『こんな本屋さん、ほんとにあるの?』


文香「あります。」


【ターミナル駅前大型店舗、新装開店!】
【なんでも本屋さん!】


~CM~



『ここは、なんでも本屋さん。今日もお客さんが来ましたよ!』


鷺沢文香「いらっしゃいませー…」


相川千夏「フランス語の本はあるかしら?」

文香「あります。」

池袋晶葉「最新の工学ジャーナルは…」

文香「あります。」

市原仁奈「どうぶつのきもちがわかるほんは、ありますかー?」

文香「ありますよ。」

上田鈴帆「キグルミのきもちがわかる本は…」

文香「あります。」

森久保乃々「もりくぼのポエム帳をなくしてしまったのですけど…」

文香「あります。」

乃々「…えっ?」


八神マキノ「あそこのビルの見取り図は…」

文香「あります。」

乃々「……えっ?」


桐生つかさ「ぬか漬け」

文香「あります。」

財前時子「豚」

文香「あります。」

乃々「………えっ、…ええ?」



【どんなニッチなジャンルでも、自信を持って対応します!】


『ほんとに、こんな本屋さんあるの?』

文香「あります。」



橘ありす「…電子書籍は?」

【電子書籍の販売やネット通販も】

文香「あります。」


【なんでも本屋さん!】



~CM~




メアリー「ハァイ!アタシ、メアリー・コクラン!」


メアリー「セクシーなアイドル目指してるのヨ!それで、ここの本屋さんに…セクシーになれる本、あるかしラ?」




鷺沢文香「いらっしゃいませー…」


メアリー「SEXYな本は、ある?」

文香「…………っ!!………ありますが、ダメです。」


メアリー「どーシテ!!?」


【あるけど、ダメだぞ!!!】

【なんでも本屋さん!】





大西由里子「…………………………………」

文香「…………………………………………」

由里子「……………………」

文香「………………………」

由里子「………」

文香「……あります。」



【………あるぞ!!!】

【なんでも本屋さん!】




堀裕子「……!!ムムム、ムーーーン!」

文香「ないです。」



【さすがにないぞ!!】

【なんでも本屋さん!】


~CM明け~



瑞樹「ハァイ!いよいよこの番組も大詰めね!」

早苗「あたしの欲求不満もギリギリよ!」


瑞樹「みんなのおなかもギリギリかしら?」


響子「私は、まだ…もう少しだけ、なら…?」

加蓮「うーん、もう結構いっぱいかな…八分目?」

茜「まだ!まだ!これからです!!!」




瑞樹「それじゃ、最後の品目ね。」

早苗「茶碗蒸し程度の量だから大丈夫でしょ、
【どんぶりもの】いくわよー!!」



茜「私のリクエストです!!!!楽しみです!!!」




瑞樹「はーい、卯月ちゃん!美穂ちゃん!」

早苗「あなたたちの【どんぶりもの】は、なにかしらー!?」



卯月「島村卯月、頑張りました!」

美穂「この【どんぶりもの】は、普通じゃないかも?」



響子「これは、私も協力していないので、楽しみです!」



卯月・美穂「わたしたちの
【どんぶりもの】は、こちらでーす!」









早苗「ぐあ゛っ゛」


瑞樹「やばい」






響子「たまごとじと…かき揚げ!」

加蓮「うっ、ポテトを頼んでおいてなんだけど、また揚げ物…」

茜「これは!?天丼とは違いますが…」





卯月「これは、美穂ちゃんが考えました!」

美穂「はいっ♪【レンコンのかき揚げ丼】ですっ!」



早苗「………び、びあーぁ……!!」


瑞樹「ごめんなさいスタッフさん、この屍を裏に持って行ってくださる?」



美穂「そうだよね…かき揚げは、おつまみになりますよね…」




卯月「レンコンのかき揚げを2種類用意して、ひとつは卵綴じの上に、もうひとつは別のお皿にしました!」


美穂「レンコンを大きい輪切りにして、あいだに野菜を挟んで揚げたほうは、卵綴じの上に。おろしレンコンを使った『とろとろのおダシ』と絡めて、しっとりめにしてあります♪」

卯月「別のお皿のものは、レンコンを歯触りのよい角切りにして、味付きの衣でまとめてカリッと揚げたものです!外も中もサクサクで、歯応えを楽しんでくださいね!」

美穂「卵綴じの中身はタマネギとニラです、おろしレンコンのおダシは、また別の容器に用意してあるので…好きに使ってね!」





瑞樹「これは致命的ね、わかるわ。」






響子「私!レンコン大好きなんです!」

加蓮「なんか、見た目ほど重くなさそーだね?」

茜「おいしそうな、おダシの香りがたまりません!!!」



瑞樹「さて、搬送も終わったし、実食タイムね。」



卯月「はいっ♪」

美穂「それでは…」


卯月・美穂「めしあがれー♪」




響子・加蓮・茜「いただきますー!」







響子「………んん!、んー!」


加蓮「………………!!」


茜「…………………!!!!!!!!」





響子「どんぶりのかき揚げ、中のお野菜が!すっっごく甘い!衣はしっとりめでタレの味が染みてて、けど!挟んでるレンコンの歯応えがシャキッとしてて!中のタマネギや人参がジューシーで甘いですっ!」


加蓮「こっちのさ、別のお皿、角切りのかき揚げも、すっっごいねこれ…サクサク、ジャキジャキ、しゃくしゃく…噛んでて、頭の中が音でにぎやか…味もすごく優しくて、重くないね。」


茜「おろしレンコンのおダシとお米と!たまごとじも!絡んでてたまりません!!とてもおいしいです!!!」



瑞樹「……単体のほうのかき揚げ、もらっていい?」


美穂「どうぞ!」





瑞樹「いただきます。んっ………、
(カリッ、ガシュッ、シャギシャギ、ジャクジャク…)」


卯月「そんな…すごく、音ひろってますね…?」

美穂「持ってるマイクを頭にくっつけてる…」



瑞樹「………っ、あぁ…。最高。」



美穂「よかったです♪」



響子・加蓮・茜「ごちそうさまー!!」





加蓮「やばい…ほんとにやばい、全部食べちゃった、さすがにもうムリ…!」

響子「また全部、食べちゃいましたね…少ないとはいえ…」

茜「たまごとじのかき揚げ丼!!おいしかったー!!!!!」





瑞樹「…あと、どんぶり2つ出るけど、大丈夫かしら…?」





凛「その心配はないよ。」


奈緒(魔法少女の格好)「おう!」



瑞樹「あら入れ替え早いわね、早速
【どんぶりもの】出しちゃう?」




凛「うん。」


奈緒「さ、並べるかー。」



響子「ん?白米だけ…?」


加蓮「あっ、私には、小さい俵形のおにぎり2つだ。」


凛「少ないほうがいいよね?」

加蓮「うん。ありがたい。」


茜「おお…!!ほかほかの白米です!!お米の良い香りです!!!」






瑞樹「お米だけね、もしかして…調理放棄かしら?」



凛「…考えたんだ、」

奈緒「茜がなぜ【どんぶりもの】をリクエストしたかを…」



茜「おおっ!!?」



凛「茜がもとめているのは、なによりも【お米】そのもの!」

奈緒「散々に小細工を弄したあたしたちが最後に出すのは…」



凛・奈緒「直球勝負…!!」


奈緒「ま、この番組は勝負じゃないけどな。」

凛「とにかく、お米そのものに力を注いだよ。」





瑞樹「…わかるわ。本当においしいお米は、何もいらない。」



茜「すばらしいです!!!このお米!!どうやって炊きましたか!?」




凛「ふふ、今回のスーパーアドバイザーはね…」

奈緒「っていうか、実際に炊いてもらったのは…」



瑞樹「また世界レベルかしら…」







奥山沙織「わ、わだすです…」




茜「沙織さん!!!!!!」




沙織「お、奥山、沙織です…」



凛「米炊き奉行なら、このひとしか居ないよね。」


沙織「そ、そんな…?わだすなんか、秋田出身で、ちっとお米にこだわってるだけ…」


奈緒「いやぁ…『ちっと』じゃないんだよなぁ…」





瑞樹「…【世界レベルに匹敵する、地方レベル】ね。わかるわ。」



沙織「世界レベルだなんて、畏れ多い…けんど、やっぱり!故郷のお米には、自信あります!」




凛「と、いうことで、わたしたちの
【どんぶりもの】は…」


奈緒「そう、【白米】そのものだな。」


沙織「おいしいお米、召し上がってけろ!」




茜「い!た!だ!き!まぁぁーす!!!!!」



響子「いたただきます!」

加蓮「いただきまーす」






響子「……あぁ!!おいしい…」


加蓮「ん、このおにぎり、ふっくらで、ちょっと塩振ってある。」



奈緒「で、まだまだここからだな。」


凛「やっぱり、ごはんのおとも、いるよね。」



奈緒「ほい、これは【海苔の佃煮】な。キャシーに頼んだやつ。」

※キャシー・グラハム…浅草っ子



凛「これは【梅干しの蜂蜜漬け】楓さんがくれたよ。」

※高垣楓…和歌山出身



奈緒「これが【明太子】、洋子さんに頼んだやつな。」

※斉藤洋子…福岡出身







茜「…おかわりが!ほし」


凛「もう準備してあるよ。」


奈緒「ほい、」


茜「ありがとうございます!!!」





瑞樹「…ん?そういえば、さっきからモノは出してるけど、凛ちゃんも、奈緒ちゃんも、調理は?」


凛・奈緒「してないよ!」


瑞樹「他力本願なのね…でも、人に上手く頼れるのも、大事なチカラよね、わかるわ。」



奈緒「あっ、でもちゃんとあるぞ!」

凛「このタッパーは、事前に私たちが用意した
【黄身の出汁醤油漬け】だよ、ほら加蓮。」



加蓮「うわぁ…」


奈緒「そしたら、こっちの皿で、黄身を崩して…」

凛「このタレになったのを、俵のおにぎりにつけてみて。」



加蓮「これもう、口にする前からわかるじゃん。おいしいに決まってるじゃん。」





響子「……もう、黙々と食べ続けてしまいますね。私も、もう少しだけ、お米ほしいかも…」




瑞樹「やはり何よりも基本のお米の質の高さが、響くわね。」


沙織「うれしいなぁ…」



凛「あとは、お米ときたら、大豆だよね。」

奈緒「もう1つ、作ってありまーす。
【挽き肉の大葉味噌】これも、ごはんのおともだな。」


凛「チリコンのときに余った挽き肉を炒めてから、味噌で適度に和えて、そこに大葉を沢山ちぎって混ぜたよ。」

奈緒「あたしコレ好きなんだよなぁ…」




茜「おかわり!」


奈緒「ほい。」


茜「いただきます!!!」




加蓮「んー、おにぎり2つ、食べ終わったよ。ちょうど良かった…」


響子「うう…おいしい、おいしいです…!けど、このあとが怖い…!」





瑞樹「ねえ、沙織ちゃん、このお味噌塗って
【焼きおにぎり】作れないかしら?」


沙織「へ…まあ、また新しくそれ用に炊けば…」


瑞樹「あとで、裏にいる七海ちゃんと葵ちゃんと協力して、
【味噌焼きおにぎりの鯛だし茶漬け】を、あそこで倒れてる
『生ける屍』に与えてあげてちょうだい。」

沙織「さ、早苗さん…」


瑞樹「飲みのシメを口にすれば、復活するかもしれないのよ。」


沙織「は、はあ…?とりあえず、行ってきますね…」




加蓮「ふー、もームリ!おなかいっぱーい。」


響子「あとひとつ…でも、やっぱり、ガッツリ系なんですかね…」


茜「お米おいしかったー!!!私、今すごく幸せです!!!!」



瑞樹「うん、あとで私も食べるわ。それじゃ、挨拶ね。」



響子・加蓮・茜「ごちそうさまでした!」









瑞樹「さて、それじゃ、最後…なんだけど、この匂いは…もう、ね。すでに、わかるわ。」



加蓮「いい匂いなんだけどさぁ…おなかいっぱいのときだと、ちょっと…」


響子「家に帰るときとか、夕方頃にふと香ってくると、たまらないですよね~」




未央「んっふっふ~、みなさん、もうお気付きですな~?」

藍子「たしかに、この香りは目立ちますよね~」



茜「未央ちゃん!!藍子ちゃん!!!ありがとうございます…!!!!」





瑞樹「はい、じゃあ最後の
【どんぶりもの】ね、というより、それはどんぶりなの?」


未央「いやあ、お米に乗せる料理なら何でもいいかなーって。」



藍子「はーい、みなさんどうぞ~」




響子「少な目で…」

加蓮「その、具だけちょっと味見くらいで。」


茜「大盛りでお願いします!!!!!」





瑞樹「さて…もう丸わかりだけど、説明…する?」



未央「ごたくはいい!!さあ、食べよう…!!」


藍子「はい【ゆるふわ煮込みカレー】を、どうぞ~!」




響子・加蓮・茜「いただきまーす!」


未央「うんうん、じゃあ、私たちもいただきまーす!」

藍子「いただきま~す♪」




瑞樹「二人とも一緒に食べるのね…」



未央「作ってたら、ガマンできなくってさ~。」

藍子「ですね~」



響子「ん~、やっぱり【普通】のカレー、いいですよね…」

加蓮「んん、ドロドロ系だね。うちのは、サラッとしてるよ。」

茜「おいしい!!おいしい!!?んん!!!これは!!?おいしいです!!!!」



未央「…あー、うん。やっぱり日本のカレーだよね。」

藍子「おいしいですよね~♪」



瑞樹「…………空気が、まったりしてきたわね。ゆるふわのせいかしら…。」




茜「………!!…………!!!……………!!!!!」




瑞樹「…あっ、まずい、話できるの私だけじゃない。裏に控えてる卯月ちゃんたち呼ぼうかしら…?」








瑞樹「ダメだ…裏でも、みんなしてカレー食べてるわね…。」




茜「…!!おかわ」

未央「ほい。」

茜「ありがとうございます!!!!!」



瑞樹「見事に全員が黙々と食事に耽っているわね。」





加蓮「んー、まったりしてる…」




瑞樹「…私も食べちゃいましょう。」















【ゆ る ふ わ 空 間 発 生】



「……ヤバイゾ!」

「ホウソウジコニナッチマウ!」
「オイ!CMイケ、CM!」


~CM~




…スーパーマーケット…



早坂美玲「今度はウチらが、みんなにごはん作るのか…」

白坂小梅「お菓子、なら…、作ったことが、ある、けど…」

美玲「うーん、にしても、何にするかも決まらない…」

小梅「な、生肉、は…」

美玲「ちょっとカッコいい気もするけど、生で食べられるお肉は、高いからな…」




\ドン!!!/



星輝子「ヒャッハアァァァァーーーーーー!!!!!」

輝子「キ!ノ!コ!……、ーは、もう、カゴに、入ってるな。…フヒヒ。」



小梅「…もちろん、ね?」

美玲「何にでも使えるのを、目の当たりにしたしなッ!」


輝子「…フヒ、何を作るか、私も…いっしょに、考えるぞ…」



【カワイイボクカレー!カワイイボクシチュー!】
【インヴェイドパスタも!大好評発売中!】


~CM~


…スーパーマーケット…



輿水幸子「フフーン♪カワイイボクが、また皆さんにお食事を振る舞いますよ!」


森久保乃々「あの、もりくぼは…」


幸子「もちろん!一緒に作るんですよ?」


乃々「うう…でも、一人じゃないなら…」



幸子「今回は、シチューにします!この
【カワイイボクシチュー】を使って、あとは…」




\ドン!!!/


佐久間まゆ「ひゃっはー♪」


まゆ「えーと、キノコと、お野菜と、ありますねぇ…」


幸子「お肉をどうしようかと…」


まゆ「うふふ、なら、この牛たんはどう?」

乃々「牛たんシチュー、おいしそうですね…」


幸子「いいですねえ、カワイイボクに見合うステキさです!」



【カワイイボクカレー!カワイイボクシチュー!】
【インヴェイドパスタも!大好評発売中!】


~CM~


…スーパーマーケット…




輝子「フフ、今回は、パスタのときに迷ってた…シチュー、に、しようか…それで、いい、かな…?」

美玲「いいなッ!」

小梅「キノコの、クリームシチュー、…ふふ!」





幸子「牛たんって、どうやって煮るんですか?」

まゆ「ワインとか使うと、とってもおいしいですよぉ」

乃々「なんだか、すごく高級そうな…」




\ドン!!!/



幸子「あっ?」

まゆ「あら?」

乃々「…えっ、」

輝子「…おっ、おお?」

美玲「おおッ!」

小梅「わぁ…!」




輝子「フ…フフ、すごいな、…みんな、勢ぞろいだ…」

幸子「ボクたちの他に、もう1つカワイイオーラを感じる集団がいると思ったら…」

小梅「まゆさん…それ、舌…?」

まゆ「牛たんのシチューを、作るんですよ♪」

美玲「シチュー?ウチらもだッ!」

乃々「じゃ、じゃあ…一緒に、どうでしょうか…。そうすれば、もりくぼは…隅のほうでタマネギの皮とか剥いてますから…」



輝子「…フヒ、カゴ2つで、キノコ、たくさんだな…」

まゆ「今日はみんなで一緒に、シチューですねぇ♪」

幸子「キノコと牛たんのシチュー、素晴らしいですね…」

乃々「にしても、こんな人数居られる場所って…」

美玲「寮の食堂を使うぞ!」

小梅「…そしたら、他のひとも、誘う…?」



【スーパーで知り合いに会うと、妙にテンションあがるよね!】

【カワイイボクシチュー!キノコも牛たんもOKだぞ!!】
【他の商品も、大好評発売中!!】


~CM明け~





『川島さん、すいません、もう明けてます、進行お願いしまーす』




瑞樹「………えっ!?うそ!、だってまだ…ええ?」



加蓮「ゆるふわに飲まれたんだ…」



瑞樹「時間の感覚、おかしくなるわね…ただカレー食べてただけなのに…?」




加蓮「私は味見しただけだから、軽くで済んだけど…」


瑞樹「でも、進行といっても……仕方ないわね。」


加蓮「カレーの説明かな?」


瑞樹「未央ちゃん。未央ちゃん。」



未央「………はっ!?」


瑞樹「カレーの説明、おねがいよ。」


未央「おおう…そうです!そうでした…!」


瑞樹「なんか、こう、もう時空歪んじゃってるから、好きに喋っていいわよ。」



未央「そうなんです、あーちゃんの【ゆるふわ空間】で、時空が歪んでますよね…」



加蓮「ちょっとおそろしいんだけど…」


未央「いやまあ、その恐ろしいものも使いようですよ~?みなさん、【未央の秘策】の言葉を覚えておいでかな?」


瑞樹「んー、調理中にインタビューしたとき言ってたやつね?」

加蓮「あれ、天津飯のことじゃないの?中の煮卵とか…」



未央「いやいや、実は違うんだけど…まあ、確かにあの時にも使ってたかな?」

瑞樹「なによ、もったいぶらずに、吐きなさいー、おふくろさんが、泣いてるぞー」


未央「うおおー、カツ丼を要求するー!ムチより先に、アメをよこせー!」


加蓮「ちょっと、話すすんでないから」


未央「おほん!あのさ、しぶりんも、かみやんも、さっきの
【黄身の醤油漬け】は『事前に用意した』って言ってたよね?」


加蓮「言ってたね。けど、それが?」


未央「私とあーちゃんは、事前に用意してないんだけど…あの、天津炒飯の中の半熟煮卵は、味しっかり染みてたでしょ?」


瑞樹「…たしかに、おかしいわね。どうやってあの調理時間で、卵を漬け置きしたのかしら?」


未央「…で、ここで話は戻るけど、あーちゃんのせいで時空が歪むよね?」


瑞樹「まさか…うそでしょ…」


加蓮「えぇ…秘策って、そういう…?」


未央「そう!あーちゃんの【ゆるふわ空間】を応用すると、時短調理になるよ!」


瑞樹「その、【ゆるふわ】のおかげで…半日から丸一日かかる、煮卵の漬け置きが、すぐ終わったってこと?」


未央「イグザクトリー」


加蓮「………ふぅん、……んん?」



瑞樹「で、もしかして、この異様においしいカレーは…」


未央「ご明察です。」

加蓮「ちょっ、結局どういうこと?時空が歪むって…ほんとなの?」


未央「いやー、だってこうして、目の前でそうなってるんだし…」


瑞樹「事実は小説よりも奇なり、わかるわ。」

加蓮「…わからないなぁ…」



未央「まあ、そうこうして、あーちゃんの【ゆるふわパワー】を使って、作り上げたのがこの【ゆるふわ煮込みカレー】ですよ。」



加蓮「そもそも、ゆるふわって…長い時間を短く【感じる】だけじゃないの?」

未央「うーん?具材とかも、長い時間だと勘違いしちゃうのかな?」


瑞樹「こまけぇこたあ、ええんや。味しゅんでるやん、えらいウマいでコレ。」


加蓮「…川島さん?」


瑞樹「おほん。…この、お肉の溶け具合といい、味の落ち着き具合といい、とても短時間のカレーじゃないわよね。」




未央「牛すじ肉を、たっくさん煮込みました…溶けるくらい。」


加蓮「うわ…やっぱり、謎のあの、でろでろの肉は…」

瑞樹「原型とどめてないぐらい煮込まれてたわね、すっっごく美味しかったわ。」


未央「お野菜も、素揚げに使ってた小芋をそのまんま煮込みました。人参も、特大のゴロっゴロにしてあります。」

瑞樹「人参、小芋と同じくらいの大きさだったわね。口に入れた途端に溶けそうで、舌だけで潰せるものだったわ…。」

未央「人参は、しっかり洗ったうえでわざと皮を残しました、香り…残ってたよね?」

瑞樹「そうそう、イイ仕事するわねぇ。」

加蓮「あの芋も、よく溶けずに原型とどめたねー」


未央「実は、いくつか溶けました…あの小芋、溶けにくいやつなのにさ…入れるタイミング早すぎたんだよね。」



瑞樹「牛すじ肉、小芋、人参、…タマネギは?」


未央「あとかたも無くなりました…」

加蓮「うわぁ…」

未央「ちょっと早い段階で全部入れちゃったからなぁ…」



瑞樹「あと…できてから、時間おいたわね?」


未央「はい。できあがってから【ゆるふわ】で一晩おいたぐらいの設定に…」


加蓮「設定とか…電子レンジか、何か?」


瑞樹「この【ゆるふわ】を応用するのが
【ミツボシ料理人】の秘策だったのね…わかったわ。」


未央「まあ、結局活躍してるのは、あーちゃんですけどね。」


加蓮「うーん、おなかすいてるときに、食べたかったな…。」


未央「あ、やっぱりおいしかったよねー。」


瑞樹「えらい煮込んで一晩おいて、それで家庭の激うまカレーね。はー、男子メシというより、やり手のお母さんじゃないのコレ…」


未央「ま、【ゆるふわ煮込み】ってのは、そういうことでーす。」


瑞樹「家庭再現はムリね。」



響子「牛すじ肉や人参を、それぞれ圧力鍋で煮込んでからカレーにすれば、時短として家庭でもできそうですね。」


瑞樹「あら、ゆるふわ空間から脱出したのね?」


響子「私も、量を少な目にしたので…」

加蓮「…家庭で時空が歪んだら、困りそうだねー。」


響子「このカレー、すっっごくおいしかったですよ!家庭でできる味の理想が詰まってました…!」

未央「いやー、それはそれはどうも、あーちゃんにも言ってあげてね!」

響子「もちろん!…あっ、カレーのもとは、何を使ったのでしょうか?」



未央「んー?普通に家でやるときみたいに、ルウ使ったけど…ああ、これこれ。
【カワイイボクカレー】の【序の口】だね。」


瑞樹「スポンサーの商品ね。TV的にもカンペキじゃない。」


加蓮「…?【序の口】って、なに?」

響子「ふつう、甘口とか、中辛とか…」


未央「いや、なんか他にも味あるらしいんだけど、
【甘口】と、あと激辛みたいなやつしか、ないみたいで…」


瑞樹「でも、これ【序の口】…でしょ?」

未央
「あー、なんかこのカレーのシリーズさ、
【甘口】って書いてあっても、ほら、さっちーだから…」



響子「………」

加蓮「………」


瑞樹「わかるわ。」


未央「で、新しく出すんだって。ちゃんとした普通のやつ。
で、それがこの【序の口】らしいよ?
なんか、【とどのつまり】までいくつか段階があって、
それぜんぶ食べるとカワイくなるらしい……なんだそりゃ?」




響子「……?」


瑞樹「幸子ちゃんのことだから、なるべくわかってあげたいけど…」


加蓮「川島さん、誕生日同じなんだよね。」

瑞樹「そうなのよ、幸子ちゃん、キレーに半分よ。」




未央「…で、どうしましょう。一応これで、全体の流れも終わり…ですよね?」



瑞樹「そうよ。」


加蓮「ほかのひと、みんな【ゆるふわ空間】に巻き込まれてるけど…」


響子「な、なんか、むこうの空気…?みたいなのが、揺らいで見えるような…」


未央「お、おお…流れてる時間が、ちがうのかな…?」



瑞樹「そろそろあがりの時間でいいんだけど、終わらないわねコレ…」



未央「前にね、あーちゃんがほんとに
【スイーツバイキングがケーキ1つで終わる】のか、
一緒に行って検証したんだけどさ…」


響子「もしかして、一緒に行ったみんなが、1つで終わった?」


未央「……うん。」


加蓮「こわっ。」



瑞樹「ちょっ、このままじゃ、ホラーめいたオチになるじゃない…こう、もっと明るくパーッと終われないかしら…?」



早苗「ミズキちゃ~ん?」


瑞樹「あら、復活したのね?」


早苗「してないから、帰りに居酒屋決定よ。」



瑞樹「…お茶漬けは?」


早苗「激ウマだったから、もらいに行きましょ、今!!」


瑞樹「えーっと……」

早苗「はよ!!」


瑞樹「えと、番組シメの言葉とか…」


早苗「そんなんいいわよ!なんなら、あたしがシメる!!」



未央「物理的な説得力がありますなあ」


加蓮「…意味が違うんじゃない?」


響子「うーん、お料理番組、楽しめました~♪」





早苗「はい!シメるわよ!!!!」



瑞樹「はい!ごちそうさま~!!」

未央「ごちそーさまー!」

加蓮「ごちそうさまでしたー」

響子「ご馳走さまです♪」






卯月・凛・未央「チーム対抗お料理対決?」



おしまい

ご覧くださりありがとうございます、
各コメントいつも大変嬉しいかぎりです!

せっかくなんで登場したごはんまとめてみました。


◎出てきたお料理一覧◎

(調理、協力者)


~前菜~


・ひじきと大豆の甘辛煮
(首藤葵)

・根菜たっぷりあら汁
(首藤葵、浅利七海)

・じゃこと塩こんぶのたっぷりキャベツ野菜炒め
(五十嵐響子)

・真鯛の刺身、皮付き湯引きとしゃぶしゃぶ
(首藤葵、浅利七海)


~オムライス~


・愛情オムライス
(島村卯月、小日向美穂、五十嵐響子)

・世界レベルのチリコンオムライス
派生→ペペロンオイルのチリコンライス
(渋谷凛、神谷奈緒、木場真奈美、ヘレン、速水奏)

・天津炒飯
派生→あんかけチャーハン
(本田未央、高森藍子、本田家のみなさま)


~フライドポテト~


・皮付き半月ふかふか柚子胡椒ポテト
(島村卯月、小日向美穂、五十嵐響子)

・くん味塩のスモーキーカーリーフライ
(渋谷凛、神谷奈緒、木場真奈美)

・小芋の素揚げ
(本田未央、高森藍子)

・フライド長いも
(五十嵐響子)


派生
→小芋の素揚げ、くん味塩とバターでアイダホ風
(五十嵐響子)


~どんぶりもの~


・レンコンのかき揚げ丼
(島村卯月、小日向美穂)
※実は響子にナイショで頑張った


・お米
(奥山沙織)

→ごはんのおとも
・海苔の佃煮(キャシー・グラハム)
・梅干しの蜂蜜漬け(高垣楓)
・明太子(斉藤洋子)
・黄身の醤油漬け(神谷奈緒)
・挽き肉の大葉味噌和え(渋谷凛、神谷奈緒)


・ゆるふわ煮込みカレー
(本田未央、高森藍子)



派生
→味噌焼きおにぎりの鯛出汁茶漬け
(奥山沙織、首藤葵、浅利七海)


以上です、こうして見ると多い…!

はらぺこ3人娘に提供された
それぞれの量は、
皆様のアイドル像にお任せします。

そして、実はオマケを用意してしまいました。

また後日時間あるときに
このまま続きとして投下していきます。


○半休の日○





P「自炊すっぞオラァ!!」


P「さー今日は、みおあいの
【天津炒飯】作ってみるか…番組じゃ食えなかったしな。」



P「えーと、【ミツボシ鉄人シェフ】本田先生からレシピメモをいただいたので、それに従って…と。」



P「食材は、
・お冷やの米
・牛脂
・長ネギ
・ニンニク
・タマネギ
・ランチョンミート…はねぇや、ツナ缶でいっか。
・ピーマン…も、無いわ、ちかたないね。」

P「なら、微妙にニンジン余ってたからこれ使うか。」


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P「そうそう、響子先生が熱弁してたわ
【料理の前は手を清潔に】って。教えに従ってアルコールジェルを塗ったくろう。」



P「じゃーネギから…白いとこと青いとこで分けて…
響子先生が言ってたやり方で白髪ネギにしてみるか。」


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P「タコさんウインナーみたいにして、たくさん切れ目を…」



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P「そんで、繋がってる上のとこを断つ…っと。」


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P「おおー、気持ちいいなコレ。」



P「ラーメン屋みたいに調味料で和えてしまうか、だしつゆと黒胡椒かけて混ぜとこう。」


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P「ほんじゃ次は、ニンニク、タマネギ、ニンジン切って…」


http://imgur.com/TXF0Kve.jpg


P「タマネギは歪にって言ってたけど、要は細かいのと大きいのがありゃええわけでしょ。」

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P「ほんじゃフライパンで牛脂溶かすか。」


http://imgur.com/n2Mg2iJ.jpg



P「弱火で…だな、うむ。」


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P「溶けたから、ネギの青いとこと、ニンニクを投入ー」




http://imgur.com/FKrVsrM.jpg




P「うーわ、めっちゃイイ匂いする。これはやばい。」




P「ネギがへにゃったから、ニンジンとタマネギをぶっ込むか。」



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P「おっ、多くね!?こうしていざ、フライパンにぶっ込んだの見ると、多くね!?」



P「まあいいや、中弱火ぐらいで熱通してるうちに【あん】作ろ。」


P「まず、中華スープを作る。…と、中華スープのもとなんか無いわ!」


P「かつおだしとコンソメでいっか。湯で溶かしてはい、スープ。」


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P「えーと、水溶き片栗粉、30gの粉と100mlぐらいの水…あっ、180mlいっちまった。まあいいか。」


http://imgur.com/ur7cKJN.jpg



P「水溶き片栗粉とスープ混ぜて…はい、あんできた。番組だと、スープの時点でシイタケとタケノコ入れてたな…」



P「そうこうしてるあいだに、タマネギが透き通るくらいには熱通ったな。」

P「よし、お冷やの米入れよう。水分抜けててこの時点でパラパラ…してねえ!固まってるわコレ、マッシャーで潰してバラそう。」



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P「おっ、パラパラ気味だわ。中火にして炒める…っと。」


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P「うーむ、『米に脂が回ったら』…って、いったいどういう状況のことを言ってるんだ?」


P「あっ、でも、萎びていたような米の表面が、心なしかツヤツヤしてきたような…」

P「フライパンの下のほうに貯まってた水分も消えてる、米が吸ったのか。」


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P「そんじゃ、今回のお味は…使い余りの塩昆布で。」



http://imgur.com/KQlGsa3.jpg





P「混ぜて、炒めて…」




P「どれぐらいしたら終わればいいんだ?たぶん塩昆布が全体に混ざったら、だろうけど…まあいいか、はじっこ喰ってみて、喰えりゃいいわ。」




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P「おっし、大丈夫だ。チャーハンできたぞ~」



P「そしたら、上に乗っける玉子作るぞ。あたくしに【ゆるふわパワー】は、あらしまへんので…フツーにやるか。」



P「んーと、少し粗めに玉子を溶くのか、ざっくりめに…タマゴはいくつ使えばいいんだ?ま、今回はゼータクしちゃうか、倍プッシュだ…!!タマゴ、2つ…!!僥倖…!!!」



P「別のフライパン用意して…はは、思ったよりメンドくさいな。洗い物増えるじゃん、牛脂溶かす前にこっちでやりゃ良かったかもなぁ…玉子は別の皿に移して置いとけるじゃんね。」



P「フワフワにするにはどうしたら…いいや、イキオイが大事だ!こまけぇこたぁいい!ファイヤー!!」


P「あっ、思ったより固まるの早い、怖い!火ィ消そう!」


P「…あとは余熱でどうにかするか、ここは日本ですから、ちょっとくらいナマでも平気よ。」



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P「あー、これでいいじゃん。サマになってるよ。」



P「うっし!そしたら【ゆるふわ】使えないワガハイが、事前に用意した煮卵を皿に乗せてから、チャーハン盛って隠して…」



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P「さっきの玉子乗っけて、最初の白髪ネギを散らして…そんで、『あん』をブチ撒ければ…」



P「どやさ」


http://imgur.com/cpDuQUl.jpg





P「うっし、いただいてしまおう。お命頂戴!!」





P「は、うまし。」


P「うーん、ホントに自分が作ったのかコレ?ずいぶんテキトーしまくったけど、何とかなるもんだなオイ。」



P「煮卵は…よっしゃ、大成功!!黄身そのまんま出てきてるぞ!!」


(※食いかけ写真なので閲覧注意)

http://imgur.com/36c8FiO.jpg

http://imgur.com/WjsYSPS.jpg



P「はー、うめーなコレ。ホントに塩っ気いらんわ。ヒンナヒンナ。」



P「あとで本田先生に完成報告しとこう。」




P「…あっ!?用意したくせに、ツナ缶使ってないじゃん。肉ナシだよオイオイ。」


P「タマゴ3つも使ってるからタンパク質は十分か。」


P「ごちそうさまだぜー。さて、
【洗い物終わるまでが料理】だと熱弁なさってた響子先生の、ありがたーいお言葉にならうとしませう…。」




…あらいものタイム…




P「終わった…うおお、手がガッサガサになったわ。スマートフォンのフリック操作がスカスカだよ。」



P「ん、んん!?おおお!?デレステのフリック入力がめっちゃスムーズだ!!?」


P「すげえ!!今なら美穂の曲フルコンできそう!!!最初と最後の連続フリックがいっつもダメだったんだよ、いける!やれる!できる!!俺ならできる!!今日から俺は富士山だッッ!!!」





○半休終了○



○後日○



P「えっ?同じ値段でチリコンを?」



P「できらぁ!」



ちひろ「プロデューサーさん、ソースで世界地図描けます?」


P「できらぁ!」


ちひろ「私、あの番組見て食べてみたかったんですよ。なので、材料用意しましたので、作ってください♪」



P「できらぁ!」


ちひろ「…そのセリフ、確か
『同じ値段でステーキを?』が後にくるはずですよね?」



P「えっ?同じ値段でチリコンを?」


ちひろ「そうそう。じゃ、よろしくお願いしますね。あちらのキッチンへどうぞ。」








P「…さて、一通りセリフこなしたから、材料見てみるか。」


P「えーと、
・トマト缶
・赤インゲン豆の缶(キドニービーン)
・挽き肉
・チリシーズニングミックス
…あっ、この袋のウラに、やり方書いてあんじゃん。」


http://imgur.com/qoAS9Ll.jpg


P「となりにある瓶は、コレは
・チリパウダー
と、
…凛と奈緒がポテトに使ってた
・スモークソルト
じゃないっすか。」



P「挽き肉に思いっきり『お買い得品』って、ちっひほんとちっひ。」



P「じゃ、調味粉の袋裏にある説明を見ながら…んん?」


P「コレ、『牛挽き肉』って書いてあんじゃん。ここにあるの
『牛・豚合い挽き肉』だよオイ。お買い得に釣られてるんじゃないよちひろサァン。」



P「まぁいいか…挽き肉を鍋底で炒める、とな?」


P「その前に消毒だ、響子先生の教えは今日も生きてる、うん。」




P「さて、オリーブオイルでもひいてからにするか、ナベに貼り付いてほしくないしな…」


P「はい、どーん。」


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P「脳みそみたいだなコレ、小梅が喜びそうだ。弱中火で炒めて…」




P「あ゛ぁ゛~、ハンバーグの匂いだ!蘭子やみくにゃんが喜びそうだ。」


P「今夜のおかずは、ハンバーグかな♪
そ・う・じゃ・な・いぃ~!!!世界レベルです。」




P「うっし、熱通ったぞ、まんべんなく変色した。」


http://imgur.com/4sMt9f8.jpg




P「そしたら…ああ、もう全部突っ込んでいいんだ?」


P「豆缶ドーン!」

http://imgur.com/Vdj2zDl.jpg



P「なんか、汁けっこう入ってたぞ…コレ切らなくてよかったのか?」




P「ま、こうなっては後戻りできん!トマト缶ドーン!」


http://imgur.com/mcquhND.jpg




P「うおお、お鍋ひったひたになりそう!怖いなコレ…ちょっと大きめのナベにしといてよかった…。」




P「それじゃ、このチリシーズニング粉を…ん?
『肉炒め終わったら、脂を切ってください』だって?
…………知るか!!過ぎたこたぁいい!!粉ドーン!」



http://imgur.com/faz17QX.jpg




P「そしたら、混ぜて混ぜて…ひと煮立ちするまで待つ、か。
…『ひと煮立ち』って、なんなんだ?沸騰が確認できりゃいいんかな。」



…数分後…





P「おっ、沸騰したな。そしたら…
『弱火にして、ときどき混ぜながら15分待つ』のね。
ときどき、がどれぐらいの間隔を指すのかわからんが、おっけー。」


http://imgur.com/XLnO8aH.jpg



P「そんで、追加で塩を振るのね、フツーのお塩でいいハズなんだけど…
何故か今ここにあるのがスモークソルトなんだよなぁ。」


P「どれぐらい入れればいいんだ?
…まぁ、まずは少ないと思うぐらいでいいか。それで足りなきゃ、あとで足しゃいいし。さっさかさー」



…15分後…





P「さて、15分経ったけど…なんかまだ汁気が多い気がするな。番組で見た、りんなおのやつはもっと【具】って感じだったんだけど…」



P「もうちょい沸騰させて、水分抜けばああなるかな?よし、じゃあ思い切って8分ぐらい追加するか。3分おきぐらいで様子見よう。」





…8分後…




P「うーん、まだ水面から具が頭を出していないような…まあいいや、火ィ止めよう。」







P「あっ、落ち着いたら水面下がった。
…そりゃそうか、沸騰状態じゃ水面上昇してるわ。」





P「おーおー、できたできた!コレ案外ラクチンだぞ!」



http://imgur.com/a9yhB27.jpg



ちひろ「プロデューサーさん、進捗どうでs…くっさ!!」


P「あ、そりゃそうですよねー」


ちひろ「ちゃんと換気して…ますね、換気扇フルでこれですか…」


P「チリパウダーのいい匂いでしょ?」


ちひろ「うーん、日本でお馴染みというわけではないですが、確かにこれは食欲をそそる香りしますね。」


P「ちひろさーん、今からキャベツ切るから手伝ってー」


ちひろ「はーい、消毒のやつどこですか?」


P「そこのゾウさんから出るよ。」


ちひろ「これ…ですね、よっと。………鼻水みたい。」



…キャベツを千切り…



ちひろ「チヒロ流!!千川切り!!!!」




P「さーて、チリソースとマヨネーズだったよな、これこれ。」




http://imgur.com/HkbH5Hy.jpg





P「どれくらいの分量で混ぜればいいんだ?番組ではオレンジ色のソースになってたけど…」



ちひろ「マヨネーズが多いと困るので、チリソースを先に出してからマヨネーズを少しずつ混ぜましょう。」



P「よーし、こんなもんか…?いや、もうちょいチリ足すか。」


ちひろ「んー、もうそのへんでいいですね。」




http://imgur.com/zfQfhSj.jpg




P「うっし、じゃあ卵を用意だなー。今回は1つにしとこう。」



ちひろ「今回?」


P「天津炒飯のとき2つ使って、上の玉子つくったんですよ。」


ちひろ「あっふーん」


P「こっちの場合はしっかり溶いてまんべんなく黄色にして…
『周囲がカリッとする』ぐらい、しっかり火を通して固めるんだったかな?」


ちひろ「溶いた卵にちょっとだけお水足しますねー」


P「えっ!?なにすんのちっひ!?貧乏性!?」

ちひろ「ちゃうわい。水でちょっと伸ばすと平たくなりやすいんですよ。」


P「えー、それなら水じゃなくてダシつゆとかでも…」


ちひろ「いりませんって、追加の味なくてもお水で十分です。」


P「あっふーん」





P「できたできた、天津飯のときは『かに玉』みたいなの目指したけど、
こっちは『プレーンオムレツ』みたいだなぁ…」


ちひろ「周囲はカリッとしませんね。」


P「うーむ、油が足りないのか、火力が足りないのか。」



http://imgur.com/Ju1oYIA.jpg


P「ま、コゲなきゃいいでしょう。及第点。」



ちひろ「じゃ、お皿に盛りましょう!」



P「えーっと、キャベツの土手を作って、真ん中に米…」


ちひろ「お米ちょっと少な目にするといいかもしれませんね。」


P「いいや、キャベツ盛りまくった真ん中に米ドーン!!」


ちひろ「うわぁ…雑…。」


P「んで、米の上からキャベツ乗せて真ん中あけよう。」



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ちひろ「チーズとレタスを…あっ、レタスがない。」


P「しかも、パンに乗っけるスライスチーズしかない。」


ちひろ「このチーズをちぎって散らしましょう。」



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P「はい、真打ち登場ー!チリコンカン乗せます。」


ちひろ「うわぁ…このままでも美味しそうですね。」


P「なんか、煮豆って安心感あるよね…」



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ちひろ「玉子乗せますねー」



http://imgur.com/grCZqoa.jpg



P「全部隠れたな…」


ちひろ「この上に、少しだけチリコンカン乗せましょうよ。」


P「じゃあ、あのソースかけましょか。」



ちひろ「はい、魔法をかけてくださいね!プロデューサーさん、お得意ですよね♪」


P「できらぁ!」


ちひろ「では、世界地図を描いてもらおうか。」


P「えっ?このソースで世界地図を!?」



ちひろ「おや?できないとでも言うつもりかね?」


P「できらぁ!」





ちひろ「んー、愛媛レベルからは脱却しましたね。」


P「ええ、龍崎薫レベルと化しました。」

ちひろ「薫ちゃん、太陽みたいにステキですね…このソースのかかり具合とは似つかわしくないぐらい良い子ですよね。」


P「じゃあ、結城晴レベルになりました。」


ちひろ「結局愛媛レベルって言いたいだけですか?」


P「愛媛レベルで何が悪いんじゃい!あのときの七海の鯛は宇和島産だって言ってたぞい!!」


ちひろ「…うっ!鯛茶漬けが食べたくなる…!!」



P「それよか、目の前のお命をありがたく頂戴しましょうや。」

ちひろ「この出来でたとえられた薫ちゃんと晴ちゃんに失礼だから、あとで謝りましょうね?」


P「元警察署長の権限で逮捕されちゃう前に頭下げてきます。」


ちひろ「じゃ、いただきます♪」


P「1口、1万回!感謝の咀嚼!いただきます!!」


http://imgur.com/1ncQ7hw.jpg






P「ヒンナ。」



ちひろ「これおいしいですね…チリコンカン、初めてですけど、お米にあいますね。」


P「チリソースとマヨネーズとこの玉子でキャベツ食べると、ほんとにいくらでもいけそうですなあ。」


ちひろ「スイートチリソース…お家にあっても、案外すぐ使いきれるかもしれませんね。」


P「おっ、そういやコレありますよ!」


ちひろ「あっ、ペペロンオイルってやつですよね?」



(※食いかけ画像、閲覧注意)

http://imgur.com/oR9TVvN.jpg




P「奏、呼びます?」

ちひろ「ほんとかわいそうだからやめたげて」




P「コレ、たまらんですよ。」


ちひろ「んー、オリーブオイルの香りもするし、ニンニクのいい匂いも…」


P「そんでもって、見た目から想像するほど辛くない。」

ちひろ「ラー油よりも、マイルドですねえ…」



P「こないだ、うどん茹でて、ちょい塩ふって、コレかけて混ぜた
【ペペロンうどん】とかやりましたけど、良かったです。」


ちひろ「ほんとに、ペペロンチーノのおいしいとこが追加されますね…」




P「はー、食った!けど足りないんで、また米とチリコン盛ります。」


ちひろ「挽き肉のカレーライスみたいになってますね。」


P「オイルだばー」


ちひろ「私はごちそうさまです。洗い物やりますねー」


P「あっ!!洗い物もわたしにお任せください!!」



ちひろ「…いったい、どういった風の吹き回しですか?」


P「今日のフリック攻略で、ついに
『Nation Blue』に挑戦するんです!洗い物やります!!」


ちひろ「…何言ってんだコイツ?」









~真END~




これでほんとにおしまいにします。
ご覧くださった方々、
おなかすいた、あれたべたいと
コメントくださった方もありがとうございました。

やっぱり書いてて食べたくなったので、
せっかく作るなら写真投下しようかなーと
思った次第での、へびのあしです。

へびのあし、チキンみたいでおいしそうです、
いや、それとも小さくて高級珍味かも?

ほんとにおわり!
ごちそうさまでした!!



あのマッチョメ~ンなおっさんの写真はミスなのかネタなのか
はっきりさせてくれないか

>>270

ご質問ありがとうございます、
真剣に応えさせていただきます。

あれは、一部の間で高名な哲学者が
チャーハンを炒めているシーンだと言われています。
「あんかけチャーハン」を
作ってるというウワサです。

つまり、誤載ではありません。

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