英玲奈「…は?」穂乃果「zzz…」 (29)
――――チュン… チュチュン… (・8・)
英玲奈「 … ん、ぅ 」モゾ…
英玲奈(朝……?)
英玲奈「……寒っ」ブル…
英玲奈「……?」
英玲奈「…んん?」
英玲奈(……ここ、どこだ?)ムク…
英玲奈「―――」キョロキョロ
英玲奈(知らない天井…知らないベッド…知らない部屋…)ボー…
英玲奈「???」
「ん…」
英玲奈「ッ!?」ビクッ!
「…ん~…」モゾ…
英玲奈( なにか 動いた 隣に 誰
布団 膨れ ? )
英玲奈「………」そぉ…
バサッ
英玲奈「…は?」
穂乃果「zzz…」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1466916853
英玲奈「…」バサッ
英玲奈(うん…なにかを見間違えたようだな。またこの布団を捲ったら…きっとなんかぬいぐるみとかが)
バサッ
穂乃果「zzz…」
英玲奈「……」
英玲奈(え、高坂穂乃果だよね...? なんで私、高坂穂乃果と一緒の
ベッドで寝てるんだろう? あれ? なんで二人とも裸?
なんか服とかそこらへんに散らばってるしあれ私のお気に入りのブラだし
というか掛け布団全部高坂穂乃果が持っていってて私に掛かってるのこの薄いタオルケット一枚だけだし
どうりで寒いと思ったんだ、ってそんなことは今どうでもよくて
は? は? は?
あれ? 私昨日はどこでなにしてたっけ? どうしてこうなったんだっけ?
あれれ? もしかしてもしかするとこれって)
英玲奈「や、やってしまった...?」
英玲奈「…いや、いやいやいや」
英玲奈(ない、ないない! あんじゅならともかく私にはその気はないし!
え、ならなんなんだこの状況は…一体何がどうなって…)
英玲奈(えーと、そうだ…まずは、思い出してみよう)
英玲奈「確か昨日は、私の二十歳の誕生日で――――」
┌──────────────────────────────────────┐
│ │
│ │
│ │
└──────────────────────────────────────┘
┌───────────────────┐
│ │
└───────────────────┘
┌──────┐
└──────┘
ツバサ・あんじゅ「「英玲奈、二十歳の誕生日…おめでとうっ♪」」
英玲奈「ありがとう…///」
あんじゅ「ふふ、照れちゃって可愛いんだから♡」
英玲奈「こ、こういうのには慣れなくてな…///」
ツバサ「それにしても、これで英玲奈もやっとお酒が飲めるなったわね。初めてよね? お酒」
英玲奈「あ、ああ…」
あんじゅ「うふ、英玲奈はお酒強いのかな~♪ 最初はなに飲む~?」
英玲奈「…どれがいいかわからない。 これは?」
ツバサ「そっちはノンアルコール」
あんじゅ「英玲奈はね~…これとかいいかも?」
英玲奈「じゃあ、それで」
あんじゅ「はーい♡」
・
・
・
ツバサ「ちょっと、大丈夫?」
英玲奈「ん~…らにがだ~…? わたひは、ぜんっぜんっ! らいひょーぶだ!…ぞ? ヒック…/////」フラフラ
あんじゅ「あは、完全に酔っ払~い…♪///」
ツバサ「あんじゅが飲ませすぎるから…」
あんじゅ「だって面白くて…えへへ ///」
ツバサ「あなたも結構酔っ払ってるわね…」
英玲奈「わたしはー…酔っ払ってなど、いなーいっ!ヒック… /////」
ツバサ「はいはい…今タクシー呼ぶから大人しくしててね」
あんじゅ「ツバサ優しい~♡」
ツバサ「えーと…」
英玲奈「…必要なぁい! 歩いて、帰れりゅっ/////」スタスタ
ツバサ「え、ちょっとちょっと」
英玲奈「わたしの家は~…すぐそこだからなっ!んふふ…」フラフラ
ツバサ「そうだけど…」
あんじゅ「本当に近いから大丈夫よ~…英玲奈のマンション、あれだも~ん」
ツバサ「うーん…」
英玲奈「ツバサぁ、あんじぅ…今日は楽しかったぞ…また明日仕事であお~…」スタスタ…
ツバサ「あ…もう! 明日は休みだからね~!」
あんじゅ「英玲奈、ばいば~い♡」フリフリ
ツバサ「…本当に大丈夫かしら」
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません