【二次創作】オリキャラでロンパ【安価で進行】 (657)

※注意事項※

ダンガンロンパシリーズを親作品にした二次創作です
当然ネタバレはあります、未プレイやネタバレが嫌な方はご注意ください

正直舞台もキャラクターもまだ何も決まっていません
そこから決めていきます。そして高めに設定した自由度のせいでgdgdになるかもしれません
ならないように気を付けますが、初心者故ご勘弁を…

推理に穴がある?無理がある?
最初に謝っておきます。作者はバカです

※注意事項※

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1466818521

では生徒さん達の才能を決めていきたいと思います

一人4つまでOKにします
取りあえず合計数が30超えたあたりくらいから作者がランダムで選んでいきます

計算的には皆さんが4つずつ挙げてくれれば8レスくらいで終わりますね

偏らないように気を付けます

騎手
登山部員
拳闘部員
応援団長

弓道家
スパイ
カードゲーマー
ドラマー
ユーチューバー
新聞局員
吟遊詩人
ジャグラー
登山部員
防災士
探偵
???
射撃選手
小説家
ホームキーパー
ガードマン

主人公は誰にしますか?
↓3で多数決

???

???

???で決定ですね。

次は名前と性別と特徴を書き込んでください
コンマが一番高い人の名前と性別を採用させていただきます

↓5まで募集

空風 友助 男
悪者に等しく罰を

金水木 火月(かなみずき かづき)

高身長

すいません、17の名前は( からかぜ ゆうすけ)です。

【超高校級の???】

空風 友助 (男)

キーワード
・高身長:180㎝以上の身長
・変態紳士:性別関係なく変態
・平等:悪い奴には平等に罰を


次は【弓道家】
名前と性別と特徴を書き込んでください
コンマが一番高い人の名前と性別を採用させていただきます

↓5まで募集

時音 涙々衣(トキネ ルルイ)

泣き虫

【超高校級の弓道家】

新道 弓弦 (女)

キーワード
・気弱:常にオドオドしている
・巨乳:G以上
・プッツンタイプ:普段は真面目キレると…


次は【スパイ】
名前と性別と特徴を書き込んでください
コンマが一番高い人の名前と性別を採用させていただきます

↓5まで募集

名前は無い(通称ナナシ) 男
無駄に陽気

風 鈴音(フォン リンリン)

日本語が上手く喋れない

【超高校級のスパイ】

風 鈴音 (女)

キーワード
・カタコト:日本語が上手く喋れない
・陽気:人前ではずっと明るい。とにかく明るい
・西洋かぶれ:紅茶が好き


次は【カードゲーマー】
名前と性別と特徴を書き込んでください
コンマが一番高い人の名前と性別を採用させていただきます

↓5まで募集

轟 正義(とどろき まさよし)

逆境に強い

【超高校級のカードゲーマー】

御伽 弥七 (男)

キーワード
・運命論者:運命を信じる
・主人公気質:逆境に強い
・超熱血:熱血でうるさい


次は【ドラマー】
名前と性別と特徴を書き込んでください
コンマが一番高い人の名前と性別を採用させていただきます

↓5まで募集

ギブソン バックヤード

スティックを持つと性格が変わる

【超高校級のドラマー】

音峰 庄司 (男)

キーワード
・露悪的:凄い不良チック
・我慢できない体質:頭で考えるより先に身体が動く
・いい奴:おせっかい焼き


次は【ユーチューバー】
名前と性別と特徴を書き込んでください
コンマが一番高い人の名前と性別を採用させていただきます

↓5まで募集

東雲 陽子(しののめ ようこ)

被虐趣味

【超高校級のユーチューバー】

桧山 金太郎 (男)

キーワード
・運動神経抜群:動けるデブ
・眼鏡っ子:眼鏡がないと何も見えない
・被虐趣味:痛いのは平気むしろ好き


次は【新聞局員】
名前と性別と特徴を書き込んでください
コンマが一番高い人の名前と性別を採用させていただきます

↓5まで募集

>>35のキャラに、システマとカポエイラの武術を取得している設定も付け足して……(中国拳法は取得していない)

名雲 駿 (なくも しゅん)

足が速い

【超高校級の新聞局員】

白染 風李 (女)

キーワード
・冷静沈着:基本何事にも動じない
・俊足:足が速い
・クーデレ気質:優しさの塊

次は【吟遊詩人】
名前と性別と特徴を書き込んでください
コンマが一番高い人の名前と性別を採用させていただきます

↓5まで募集

【超高校級の吟遊詩人】

文仙 張人 (男)

キーワード
・哲学的:答えのない事を一人で考えている
・色っぽい:独特の色気がある
・孤高の人:基本一人

次は【ジャグラー】
名前と性別と特徴を書き込んでください
コンマが一番高い人の名前と性別を採用させていただきます

↓5まで募集

片桐 紀李絵 (かたぎり きりえ)

笑顔が大好き

【超高校級のジャグラー】

吉良 廻 (女)

キーワード
・双子:瓜二つの双子が居る
・ビキニが正装:露出が多い
・笑顔が大好き:皆の笑顔の為なら頑張れる

次は【登山部員】
名前と性別と特徴を書き込んでください
コンマが一番高い人の名前と性別を採用させていただきます

↓5まで募集

山野 岳

ガチムチ

【超高校級の登山家】

山北 一志 (男)

キーワード
・ガチムチ:凄い良い肉体
・兄貴肌:率先して何事も行動してくれる
・隠れ理系:数学の知識に長けている

次は【防災士】
名前と性別と特徴を書き込んでください
コンマが一番高い人の名前と性別を採用させていただきます

↓5まで募集

神頼 いのる (かみより いのる)

ヘタレ

>>1男女比はどうなりますか?

【超高校級の防災士】

火野 護 (男)

キーワード
・ちびっこ:150㎝位の身長
・トラウマ持ち:何かトラウマを抱えている
・ヘタレ:誰よりもヘタレ

次は【探偵】
名前と性別と特徴を書き込んでください
コンマが一番高い人の名前と性別を採用させていただきます

↓5まで募集


>>89
えっといまの所男性が7で女性が4なので、両方均等に8:8になるように調整します

【超高校級の探偵】

深谷 頼子 (女)

キーワード
・車椅子探偵:虚弱体質故車椅子に乗っている
・アホ:普段は凄いアホ
・多重人格:事件が起こると――――

次は【射撃選手】
名前と性別と特徴を書き込んでください
コンマが一番高い人の名前と性別を採用させていただきます

↓5まで募集

桜庭 要 (さくらば かなめ)

惚れっぽい

【超高校級の射撃選手】

リーミア・シャーニー (女)

キーワード
・女王様気質:超が付くほど高飛車
・残念美人:黙っていれば…
・冷酷:自分の為ならば冷酷になれる

次は【小説家】
名前と性別と特徴を書き込んでください
コンマが一番高い人の名前と性別を採用させていただきます

↓5まで募集

桜庭 要 (さくらば かなめ)

惚れっぽい

【超高校級の小説家】

小森 優香 (女)

キーワード
・柔和:おっとりふわふわ系
・ペロリスト:指を舐める癖がある
・惚れっぽい:熱しやすく冷めやすい

次は【ホームキーパー】
名前と性別と特徴を書き込んでください
コンマが一番高い人の名前と性別を採用させていただきます

↓5まで募集

美田 魅 (みいる)

男タラシ

【超高校級のホームキーパー】

椎名 晃 (女)

キーワード
・鉄仮面:滅多に笑わない
・献身的:職業病である
・悪戯好き:時々故意にミスを起こす

次は【ガードマン】
名前と性別と特徴を書き込んでください
コンマが一番高い人の名前と性別を採用させていただきます

↓5まで募集

草壁 伍朗 (くさかべ ごろう)

護身術

【超高校級のガードマン】

風戸 三日月 (男)

キーワード
・無痛症気味:あまり痛みを感じない体質
・寡黙:あまり口を開かない
・強い:単純に強い

次は【舞台】(既存の物でもOK)
名前と性別と特徴を書き込んでください
コンマが一番高い人の名前と性別を採用させていただきます

↓5まで募集からの多数決

多数決
・地獄
・農村
・樹海
・地下迷宮
・希望ヶ峰学園

↓5多数決

農村

希望ヶ峰学園

農村ですね把握しました
それでは本編行きましょう






―――――――――――「これでいい」

―――――――「これで楽しめる」

――――――「これは――――だ」







「絶望をあの絶望をより身近に。そしてハジメカラ――――」





パンツはフリフリのレースもいいと思うが、がっちりとしたボクサータイプもいい
けれどもやはり要となるのはお尻の形だろう。

ボクサータイプなんてお尻の形が左右すると言っても過言ではない
フリフリ?フリフリはあの伸縮性の少ない生地が豊満な尻の肉に食い込み、グッと強調させる感じが…

男性物の場合はお尻のふくらみも大事ではあるが、前のふくらみも大切だ。
大きさではない。向きだ。大きさも必要だが。まずは向きで官能性が決まる
ブリーフやボクサー。共通して大切なのは前と後ろのバランスであり―――


空風友助は真っ暗の中でずっとそんな事を考えていた。
着衣のエロス、そしてその向こう側。暗闇の中の不安なんて感じなかった


セミの声が思考の邪魔をする。
瞼越しに光を伝える太陽は脳内の像を打ち消す。


そして―――――








???「―――――」


声をかけてきたのは?

【安価】
全生徒の中から一人指定
↓2

小森「あ…あの…この村の人ですか?…大丈夫ですか?」

道のど真ん中で大の字になっている変態に声をかけた、か細い声の持ち主は小森優香という。
『屍鬼人』や『トゥギャザー』と言った超人気ホラー・ミステリー小説を続々生み出している期待の新人
本人はそんな才能持ち合わせていないと思っているが、読む物を三日三晩悪夢でうなす文書力は才能無しでは書けやしない

空風「大丈夫だ」

女の声だ。
目を開ければ、高校生くらいの気の弱そうな女が心配そうに俺を覗き込んでいる
胸は…Cくらい。ボタンを締め切ったブレザータイプの制服がそれを強調させている、それなのに神は三つ編み、表情は気弱そうで
更に俺を心配している為か今にも消え去りそうで。

そうだ。これはアンバランスなエロさだ


空風「名前は?」

小森「…えっ?…あ。小森です。小森優香って言います。あの…その」

空風「Cカップと呼ばせていただく。それかCだ」

小森「Cぃっ!!?!?」

照れる表情はあざとい程に可愛い
でも、いったい何の用があって自分に?

小森「――――なんです」

小森優香は空風に経緯を説明した。
自分達は希望ヶ峰の生徒であること、そして今日は入学前の交流会であったこと。
バスに乗ったまでは覚えているが、途中で意識がなくなって気が付いたら集会所の様な所で目が覚めた事。

他にも自分を含めて生徒は15人居る事。
皆共通して行き道で意識を失ったこと
そして今はある人物の提案でここの村人を探してばらけている事

そこで倒れている空風を見つけたこと


空風「つまりCは気が付いたらここに居たと」

小森「…はい」

「もうCで良いです」そんな諦めが顔からにじみ出ている。
…これはこれで良い。だが――――

空風「残念ながら俺もここがどこかは分からないんだ」

彼女の力にはなれそうもなかった、だって俺も今目が覚めるまで意識がなかったのだ。
けど何となく不安感は無い。『そう言う物だ』という風に謎の納得をしてしまっている
希望ヶ峰?それすらも聞いたこともない。けれどもそれすらも納得している自分が居る

小森「もしかして希望ヶ峰の生徒さん…とか?」

空風「希望ヶ峰…とは?」


希望ヶ峰学園とは「超高校級」が集まる高校らしい。
完全スカウト性、アイドルから文学少女、不良に御曹司。なんでもござれ…だそうだ

空風「Cよ。君の才能は小説家なんだな?」

小森「…はい。主にホラーで…」

そうだ。こんど小森には官能小説を書いてくれるように頼んでみよう…
ジャンルは…―――――

小森「って…あの…お話聞いてくれてますか?」

ペロッと指を舐めながら小森は俺にそう聞いてきた。
これで指を舐めるのは6回目だ。そう言う癖の持ち主なのか?
舐めるのは指だけなのか?もしかして――――

小森「…とりあえず集会所に行きませんか?もしかしたら知り合いがいるかも…です」

小森「…案内しますから」


集会所か…。
俺もこのまま記憶を失ったままふわふわしているのは…

とりあえず行ってみよう


小森達が集まっている集会所というのは、一言で言い現わすなら田舎の大きな平屋だった。
青い屋根に古い引き戸。
弱い風が吹くたびに軒先につるされた白黒の風車がクルクル回る

小森「ここです」

空風「…そうか」

小森が引き戸を開けて、俺もその後に続いて中に入る。
土の湿った匂いと木の臭い。田舎その物と言った臭いが出迎えてくれた

小森「あ…あの!みなさん!」

???「あら。遅いですわ」

???「うわぁっ!大きな声を出さないでくれよ!」


小森「…村で見つけた人を連れてきました」


宴会場の様な巨大な和室の襖を開く小森は皆に声をかけた。
驚く者、注意を小森に向ける物、興味がなさそうな物。

そして襖の向こう側の人物のバストサイズやヒップサイズや諸々を推測する者

様々な人物が合流した今。波乱はすぐそこまでやってこようとしていた

【誰に声をかける?】
巫女服に身を包んだなんかいろいろ大きい女性
崩した学ランとツンツンの赤髪が特徴的な男性
大正ロマン漂う白いドレスに身を包んだ優雅な女性
裸の上半身に黒い革ジャンを羽織ったパンクロックな男性
ボンボン付きのニット帽をかぶった太めの男性
鋭い目つきが特徴的なセーラー服の女性
際どい赤色のビキニに青い水玉のタイツを穿いている女性
羽根つき帽子をかぶっている長髪の男性
車椅子に乗っている巻き髪の女性
黒いタンクトップにジーパンスタイルの褐色の男性
長いポニーテールを携えた自身気な表情の女性
ビクビク周りを見回しているマスクをつけた男性
ガードマンの格好をした不愛想な男性
ひっつめ髪に眼鏡をかけたスーツ姿の女性

↓2

空風「初めまして。俺は空風友助と言う」

まず最初に空風が話しかけたのは巫女服の女性だった
腰まである黒髪、170cmは超えているであろう身長。この状況に不安しか感じていないのか俯き加減で元気のない表情
そしてなによりも空風を引き付けたのは、巨大な胸だった。

小玉スイカを胸で栽培しているのか?というくらいに巨大な胸
そして巫女服は空風を夜の光にたかる虫の様に引き寄せた



―――――――――――――――――――――――

超高校級の弓道家

新道 弓弦―シンドウ ユヅル―

―――――――――――――――――――――――



新道「あ。はじめ…まして」

空風「突然だが。君の―――」

新道「弓道家です。才能は弓道家で…えっと年齢は」

空風「そんな事はどうでもいい。何カップだ?」

新道「…?」

空風「見立てによると…H。ただその和服という出で立ちもあり、上手く採寸が出来ない」

空風「揉ませてくれるなら一発であて――――」

新道「ふ…ふいいっ―――」バタン


…気絶した?…この極限状態によるストレスか。
なるほど、彼女は余程ストレスに弱い体質なのだな…。覚えておこう

【誰に声をかける?】
崩した学ランとツンツンの赤髪が特徴的な男性
大正ロマン漂う白いドレスに身を包んだ優雅な女性
裸の上半身に黒い革ジャンを羽織ったパンクロックな男性
ボンボン付きのニット帽をかぶった太めの男性
鋭い目つきが特徴的なセーラー服の女性
際どい赤色のビキニに青い水玉のタイツを穿いている女性
羽根つき帽子をかぶっている長髪の男性
車椅子に乗っている巻き髪の女性
黒いタンクトップにジーパンスタイルの褐色の男性
長いポニーテールを携えた自身気な表情の女性
ビクビク周りを見回しているマスクをつけた男性
ガードマンの格好をした不愛想な男性
ひっつめ髪に眼鏡をかけたスーツ姿の女性

↓2

制服越しに伝わる引き締まった肉体の力強さ
キリリと引き締まった表情。
そして何よりも制服!制服とはエロさを強調するものである。

良くDVDで女子高生物とか謡っておいて肝心の本番は全て脱ぐと言う愚行を犯す者が多いが、それはもう制服ではない
制服という一つの縛り、一つの制約、一つのイメージ、それを守りつつ乱れる――――

よし。次は彼にしよう


空風「やあ。初めまして!」

風戸「…風戸 三日月だ」

―――――――――――――――

超高校級のガードマン

風戸 三日月―カザト ミカヅキ―

―――――――――――――――

空風「突然で申し訳ないのだが、体に触ってもいいか?」

風戸「?…それをする意味は?」

空風「性欲を―――少しでも満たすため―――だ」

風戸「――――フンッ」グルンッ

――――ドンッ


俺は何か悪い事をしたのか?どうして思い切り背負い投げされる必要があったんだ?
痛いのも嫌いではない…が。

……どうやら彼はご機嫌がよろしくないらしい。次だ

【誰に声をかける?】
崩した学ランとツンツンの赤髪が特徴的な男性
大正ロマン漂う白いドレスに身を包んだ優雅な女性
裸の上半身に黒い革ジャンを羽織ったパンクロックな男性
ボンボン付きのニット帽をかぶった太めの男性
鋭い目つきが特徴的なセーラー服の女性
際どい赤色のビキニに青い水玉のタイツを穿いている女性
羽根つき帽子をかぶっている長髪の男性
車椅子に乗っている巻き髪の女性
黒いタンクトップにジーパンスタイルの褐色の男性
長いポニーテールを携えた自身気な表情の女性
ビクビク周りを見回しているマスクをつけた男性
ひっつめ髪に眼鏡をかけたスーツ姿の女性

↓2

来客が着まして一時中断させてください…

再開は夜22時過ぎくらいに

乙、余計かもしれんけどまとめてみた

超高校級の???
空風 友助(からかぜ・ゆうすけ)/男性

超高校級の弓道家
新道 弓弦(しんどう・ゆづる)/女性

超高校級のスパイ
風 鈴音(フォン・リンリン)/女性

超高校級のカードゲーマー
御伽 弥七(おとぎ・やしち)/男性

超高校級のドラマー
音峰 庄司(おとみね・しょうじ)/男性

超高校級のユーチューバー
桧山 金太郎(ひやま・きんたろう)/男性

超高校級の新聞局員
白染 風李(しろぞめ・ふうり)/女性

超高校級の吟遊詩人
文仙 張人(ぶんせん・はりと)/男性

超高校級のジャグラー
吉良 廻(きら・めぐり)/女性

超高校級の登山部員
山北 一志(やまきた・いつし)/男性

超高校級の防災士
火野 護(ひの・まもる)/男性

超高校級の探偵
深谷 頼子(ふかや・らいこ)/女性

超高校級の射撃選手
リーミア・シャーニー/女性

超高校級の小説家
小森 優香(こもり・ゆうか)/女性

超高校級のホームキーパー
椎名 晃(しいな・あきら)/女性

超高校級のガードマン
風戸 三日月(かざと・みかづき)/男性

大幅に遅れてしまった…
今からでもいいですか?

あれはもう最早行けるだろう、もしもあれでフェミ思考だったりすれば
いや…それは無い。

先ほどは着衣が云々と言ったが、着衣が少なくても全然いい
これは思考のブレではない。
例えるならば、皮をむく前のリンゴと向いた後の林檎、どちらが好きだと聞かれるとしよう
無論リンゴが好きな人は両方好きだと言う人が多いだろう。それと一緒だ

吉良「あ!変態さんだね!」

南東言うことに向こうから話しかけてくれた。
けれど変態?それは違うぞ

空風「私は変態では―――」

吉良「いやぁ。さっきからの動きを見てればどう見ても変態じゃ―――」

空風「あれはコミュニケーションであり」

吉良「どーせ私の事も痴女か何かだと思って近づいてきた口でしょ?」

吉良「けどざんねーん!私はれっきとしたパフォーマーだよっ!君の考えはぶっぶーだね!」

―――――――――――――――

超高校級のジャグラー

吉良 廻―キラ メグリ―

―――――――――――――――

こういうタイプは少し苦手だ…。体は好みだ―――

吉良「まーた変なこと考えてる!」

空風「…失礼する」


始めたのタイプの女の人だったな。
吉良か。ちゃんと覚えておこう


【誰に声をかける?】
崩した学ランとツンツンの赤髪が特徴的な男性
大正ロマン漂う白いドレスに身を包んだ優雅な女性
裸の上半身に黒い革ジャンを羽織ったパンクロックな男性
ボンボン付きのニット帽をかぶった太めの男性
鋭い目つきが特徴的なセーラー服の女性
羽根つき帽子をかぶっている長髪の男性
車椅子に乗っている巻き髪の女性
黒いタンクトップにジーパンスタイルの褐色の男性
長いポニーテールを携えた自身気な表情の女性
ビクビク周りを見回しているマスクをつけた男性
ひっつめ髪に眼鏡をかけたスーツ姿の女性

↓2

文仙「おどろおどろしき桃色の気配。…いや黒か」

文仙「だが輝くような城を持つ君よ」

ハーフか?長髪がここまで似合う男性とは…
いや。この整った顔立ちは女性か?

空風「胸がない。男か?」

文仙「ああ。私は文仙という。名前だけは教えておきましょう」

―――――――――――――――

超高校級の吟遊詩人

文仙 張人―ブンセン ハリトリ―

―――――――――――――――


文仙「それ以上は知らなくてもいい。私はただの詩人だ」

空風「綺麗な声をしているな」

文仙「生まれたばかりというような澄んだ瞳をしているね」

文仙「初々しさ?いいや…まだ何にも染まっていない。白にも黒にも何色にも」

空風「難解だな。俺は胸と尻と股間の事しか頭が回らないんだ」


よく分からないことを言う人だけれども、綺麗な声と見た目だった
…頭に残る歌だったな


【誰に声をかける?】
崩した学ランとツンツンの赤髪が特徴的な男性
大正ロマン漂う白いドレスに身を包んだ優雅な女性
裸の上半身に黒い革ジャンを羽織ったパンクロックな男性
ボンボン付きのニット帽をかぶった太めの男性
鋭い目つきが特徴的なセーラー服の女性
車椅子に乗っている巻き髪の女性
黒いタンクトップにジーパンスタイルの褐色の男性
長いポニーテールを携えた自身気な表情の女性
ビクビク周りを見回しているマスクをつけた男性
ひっつめ髪に眼鏡をかけたスーツ姿の女性

↓2

御伽「よう!初めまして!オレは御伽!御伽弥七っつうんだ!」

―――――――――――――――

超高校級のカードゲーマー

御伽 弥七―フオトギ ヤヒチ―

―――――――――――――――

身長そこそこ。肉付き悪くない、やや筋肉質か?
性格は良さげ、…85点をやってもいいな

空風「初めまして」

御伽「変な奴がいるって聞いたからよー。へへへ、けど悪そうなやつじゃなさそーだな!」

空風「ああ。悪い変態ではない。良い変態だ」

御伽「!?良い変態…?」

空風「スカートはめくるがパンツは盗まないタイプだ」

御伽「…おいおいそれってどっちもあぶねーじゃねーか!」

空風「むしろめくるより見せてくれと懇願するタイプの変態だ。了承を得てからしかスカートもめくらないぞ」

御伽「…お…おう」

御伽「でもそれって…良い事なのか?むしろ変態って良い悪いあるのか?」

空風「そこでだ。君のパンツを見せてほしいんだ。むしろ言い値で売ってくれてもいい。なんならここで」


御伽「ぜってー!やだ!!!!」



…行ってしまった。
予想は黒のボクサー。パンツの淵が少し見えて居た、御伽よ

【誰に声をかける?】
大正ロマン漂う白いドレスに身を包んだ優雅な女性
裸の上半身に黒い革ジャンを羽織ったパンクロックな男性
ボンボン付きのニット帽をかぶった太めの男性
鋭い目つきが特徴的なセーラー服の女性
車椅子に乗っている巻き髪の女性
黒いタンクトップにジーパンスタイルの褐色の男性
長いポニーテールを携えた自身気な表情の女性
ビクビク周りを見回しているマスクをつけた男性
ひっつめ髪に眼鏡をかけたスーツ姿の女性

↓2

何だか人も減ってきたし更新は明日
11時位かな?


お付き合いありがとうございました

午前です

急用が入りましたため、更新はまた昨日と同じくらいになりそうですごめんなさい
22-23時には来れると思います

なんとか時間を作れましたので更新してもいいですか?
途中で居なくなる可能性ありますけど、少しでもしておきたい

空風は今。命の危機に直面していた。
何故かずっとアメリカンルックの女性に猟銃を向けられているからだ
向けているのはリーミア・シャーニーという女性であり、超高校級の射撃選手

実力としてはハンドガンで1㎞先の缶に弾を命中させることができる

因みに構えている銃は集会所内で見つけたレプリカであり、弾は入っていない


リーミア「動くんじゃありませんわ」

空風「…落ち着け。とりあえず落ち着くんだ」

―――――――――――――――

超高校級の射撃選手

リーミア・シャーニー

―――――――――――――――

リーミア「口を開くな。撃ち殺しますわよ?」

空風「俺をイノシシか何かと勘違いしては居ないか?」

リーミア「イノシシより獣よ!ケダモノよ!」

空風「確かに夜は狼に――――」

リーミア「シャラアアアアアップ!!!!!」

リーミア「本当に行きますわよ!」

リーミア「関節ごとに撃ち抜きますわよ!!!」

成程。ここまでピリピリしていると言うことはそう言う日か。
女性という物は大変だな

リーミア「そのまま両手を上げて去りなさい!ケダモノ!!」

あくまで俺は紳士でなくてはいけないからな、体調の悪い人に無理をさせる訳にはいかない。
言われた通りに去ろう

【誰に声をかける?】
大正ロマン漂う白いドレスに身を包んだ優雅な女性
裸の上半身に黒い革ジャンを羽織ったパンクロックな男性
ボンボン付きのニット帽をかぶった太めの男性
鋭い目つきが特徴的なセーラー服の女性
車椅子に乗っている巻き髪の女性
黒いタンクトップにジーパンスタイルの褐色の男性
ビクビク周りを見回しているマスクをつけた男性
ひっつめ髪に眼鏡をかけたスーツ姿の女性

↓2

風「先ほどから大変ネ」

空風「ああ。投げられたり銃を向けられたり」

空風「私は悪い変態ではないと言っているのにだな」

風「…変態に良いも悪いもあるのカ?」

空風「あるぞ。イエスロリータノータッチという言葉を聞いたことがあるか?」

風「イキマクリ?」

空風「どう空耳したらその言葉になる?」

風「日本語。苦手なんヨ」

―――――――――――――――

超高校級のスパイ

風 鈴々―フォン リンリン―

―――――――――――――――

空風「…外国の方から来たのか?」

風「いちお日本の国籍は3つもってるヨ?」

空風「???」

風「時と場合によって使い分けてル」

…この女はいったいどういう人間だ?国籍を使い分ける?
きっとまた何かの言い間違いか何かだと思うが、それにしても何を言っているのか理解するのに時間がかかるな。

今度卑猥な言葉でも覚えさせてやろう

【誰に声をかける?】
裸の上半身に黒い革ジャンを羽織ったパンクロックな男性
ボンボン付きのニット帽をかぶった太めの男性
鋭い目つきが特徴的なセーラー服の女性
車椅子に乗っている巻き髪の女性
黒いタンクトップにジーパンスタイルの褐色の男性
ビクビク周りを見回しているマスクをつけた男性
ひっつめ髪に眼鏡をかけたスーツ姿の女性

↓2

山北「よお、良い変態さん」

引き締まった肉体、綺麗に焼けた色、声の低さ
ガードマンが武闘派イケメンならこいつは…体育会系イケメンか?

空風「初めまして。皆は変態を理解していないみたいだ」

――――――――――――――――

超高校級の登山部員

山北 一志―ヤマキタ イツシ―


――――――――――――――――


山北「大丈夫だ、俺も理解してねえ」

空風「俺は一応罪は犯していない」

山北「いや…思いっきり軽犯罪法に触れてる…」

空風「―――」

痛いところを付いて来るぞ、意外と頭が回る?
この見た目でバカじゃない?ポイントが高い


山北「とにかく気ぃつけろよ?マジで」

山北「もしかしたら本当に撃たれるかもな。ハハハッ」

空風「変態を改めるつもりはない」

山北「そこまで来るもう清々しいな」

【誰に声をかける?】
裸の上半身に黒い革ジャンを羽織ったパンクロックな男性
ボンボン付きのニット帽をかぶった太めの男性
鋭い目つきが特徴的なセーラー服の女性
車椅子に乗っている巻き髪の女性
ビクビク周りを見回しているマスクをつけた男性
ひっつめ髪に眼鏡をかけたスーツ姿の女性

↓2

早速少し中断
また断片的に更新するかもです、夜の時間は安定してできますのでので

寝てしまってた…申し訳ないです
エタらせるつもりはないです

夜になるかと

いま帰宅しました…
何だか大変なことになってますが、更新OKですか?

火野「よ…寄るな!こ…この変態野郎!!」

空風を目の前にした火野は完全に腰が引けていた、まるで熊でも見たかのような対応だ
忠告を無視して近寄ろう物ならジリジリと後ずさりされる始末だ

空風「変態野郎だけども、安心してくれ穿いているタイプの変態だ」

空風「行ってしまえば悪い変態ではない」

火野「ば…ば…バカじゃねえの…!?こ…この変質者が!」

――――――――――――――――

超高校級の防災士

火野 護―ヒノ マモル―

――――――――――――――――

空風「変質者…か。それは心外だぞ」

空風「恥部を露出したことも下着を被ったこともまだないんだ、予定にはあるが」

火野「もう立派な変質者だよ!バァァァァァカ!!!!!」

火野「何だよ!予定にあるって何だよ!一般人は予定にすらないんだよ!ばか!!!」

…!?
一般人は夜裸で走り回りたいとか思ったことは無いのか?
いや…そんな事は無いだろう。無いよな?

火野「去れ!消えろ!そして死ね!」


【誰に声をかける?】
裸の上半身に黒い革ジャンを羽織ったパンクロックな男性
ボンボン付きのニット帽をかぶった太めの男性
鋭い目つきが特徴的なセーラー服の女性
車椅子に乗っている巻き髪の女性
ひっつめ髪に眼鏡をかけたスーツ姿の女性

↓2

空風「一つ質問良いだろうか?」

次に空風が声をかけたのは平均体温がかなり高そうな大柄な男性
動画を一つ上げるだけで云十万稼げる、今巷で有名な動画投稿者なのだが、もちろん記憶のない空風にはそんなこと知る由もない


桧山「…なんでござろう?ぐふっ」

空風「夜の公園で裸になって走り回りたいと思ったことは無いか?」

桧山「デュフッ。それは拙者が第231回でやった企画の事でござるかな?いやぁ…あの時は本当に大変で…」


―――――――――――――――――――

超高校級のユーチューバー

桧山 金太郎―ヒヤマ キンタロウ―

―――――――――――――――――――


な…なんだと?こいつは経験者か!?
どんな感覚なんだ?やはり爽快感が?それとも何かの達成感か?

やっと話の通じる人物と出会えた。

空風「どうだった?裸で公園を走り回った気分はどうだった!?」

桧山「一言で表すなら…未知との遭遇…でござるな」

空風「未知との!?」

桧山「お尻に爆竹を挟んでチキンレースをしたときと同じようなスリル…そして感動」

な…何という恐ろしい奴。こんな奴が居るなんて…
俺も負けていられない。頑張らないとな


【誰に声をかける?】
裸の上半身に黒い革ジャンを羽織ったパンクロックな男性
鋭い目つきが特徴的なセーラー服の女性
車椅子に乗っている巻き髪の女性
ひっつめ髪に眼鏡をかけたスーツ姿の女性

↓2

白染「一つ良いだろうか。君に聞きたいことがある」

空風「…?なんだ?経験人数か?大丈夫だ0だ」

―――――――――――――

超高校級の新聞局員

白染 風李―シロソメ フウリ―


―――――――――――――


身長は女性にしては高い方。顔立ちは可愛いと言うより綺麗。
胸は……――――。
まあ、綺麗な尻の形と足の長さ細さで75点だ

白染「大丈夫だ。興味はない、君に聞きたいのはただ一つ、君はこの村の人間か?」

白染「それとも私たちと同じ新入生か?」

空風「すまない。分からないんだ。気が付いたら道で寝ていたところを起こされてここに連れてこられたからな」

白染「そうか。起こされる前の記憶は?」

空風「一切無い」

白染は空風の言葉を一言一句聞き逃さずにメモを取っていた。
白くて長い指はまるで生き物のようにペンを操っていて、空風はそれを見てふしだらな事を妄想している


白染「ありがとう。何か思い出したら私に教えてくれ。では」

空風「あ…ああ。では」

【誰に声をかける?】
裸の上半身に黒い革ジャンを羽織ったパンクロックな男性
車椅子に乗っている巻き髪の女性
ひっつめ髪に眼鏡をかけたスーツ姿の女性

↓2

音峰「おう。コラ!テメェさっきから好き勝手やってんじゃねーぞ?ああ?」

空風「……」

音峰「なーんーか言ーえーや!あぁ!?コラ?」

音峰「殺すぞ?あぁん?」

――――――――――――――

超高校級のドラマー

音峰 庄司―オトミネ ショウジ―

――――――――――――――


空風「…」

音峰「チッ…ビビってんのか?」

空風「良い胸板と腹筋だな。それに…――も綺麗な色をしている」

音峰「―――っ!?」

空風「いやあ、今まで見てきた中で歴代一位だ。まあ記憶喪失だからまだ君の鹿目に入れてないのだが」

音峰「て…テメぇ!」

空風「ぜひとも触らせてほしい。ああ、もちろん最初は腹筋あたりから攻めるから安心してくれ」

音峰「あ…あ…安心できるかぁ!ボケェ!死ね!わりとガチで死んでくれ!殺すぞ!」


…向こうから挨拶をして来たのに…世の中には変わっている人もいるんだな。
何だか不完全燃焼だ

【誰に声をかける?】
車椅子に乗っている巻き髪の女性
ひっつめ髪に眼鏡をかけたスーツ姿の女性

↓2

空風「…」

さっきから入り口付近に突っ立っているあの女。
アレもなかなかの逸材だな…。スレンダーながらにして品のあるエロさ

空風「やあ」

椎名「初めまして。私、椎名晃と申します」

――――――――――――――――――――

超高校級のホームキーパー

椎名 晃―シイナ アキラ―

――――――――――――――――――――

空風「良い感じのエロさだね。品があるよ」

椎名「ありがとうございます。光栄でございます」

空風「胸は何カップかな?」

椎名「Cで御座います、パッド抜きでの計算になりますとCマイナスかBプラスかと」

…!?一切恥じらわない??…いや…さすがにこれは俺の求めていたものと違うぞ
どんな人間でも戸惑うのに…。なんだこの機械的に対応されてる感じ…

椎名「次はどうします?ウエストですか?ヒップですか?それとも脱げと仰いますか?」

空風「い…良い。脱ぐな、ボタンに手をかけるな」

椎名「ではヒップとウエストを」

空風「止めてくれ。その機械のような表情で言われても俺が困る」

椎名「揉みますか?」

空風「絶対に嫌だ。」

椎名「なら何を致しましょう?」

空風「と…とりあえず俺をここから解放してくれ」

な…何だこいつ。恥じらいという物がないのか?恥を知れ恥を…
クソ…なんだか腑に落ちん

深谷「こーんにーちわ!だよ」

深谷「ふーたんだよ!」

――――――――――――――

超高校級の探偵

深谷 頼子―フカヤ ライコ―

――――――――――――――


うん。もうこれくらいが良い。
さっきのとんでもない女の後だから今すぐにでも抱ける気がする

空風「やあ。初めましてふーたん」

深谷「ふーたんはね!体が弱いから車椅子なんだよ!」

空風「足が不自由なのか?」

深谷「足とねー腕とねー肝臓と心臓とあと骨髄…血液も―――」

空風「もう良い。聞いた俺が悪かった」

深谷「えー?どうして謝るのー?あ。ふーたんお母さんとかみんなに頭も弱いって言われるのー」

深谷「けどねけどねー。ふーたんの頭は元気なのー。一回も血が出た事ないのー」

空風「…そ…そうか。いや、多分その弱いってのは違う意味で…」

深谷「どーいう意味なのかなー?かなー?」

空風「一種の比喩というかだな」

深谷「比喩ってなんだろー?」

空風「あー。うん。まあ今度辞書で調べてくれ」








――――――――――――――ピョコンッ











???「ごめんごめん!遅刻しちゃった」

???「長ったらしい自己紹介とかもう飽きたよね!ボクは飽きたよ!」








宴会場の様な巨大な和室。
簡素な舞台上に突如として現れたのは白と黒のクマ。

白い部分の目は邪悪その物を表すような真っ赤な物で、黒い部分の目は可愛らしいマスコットの様な深い黒
何かのマスコットの様に見えるが、マスコットにしては動きが滑らかすぎる
それに機械の駆動音の様な物も聞こえなければ、機械特有のぎこちなさもない
大きさ的に人が入っているはずもない。

まるで一つの生物の様に自由に壇上を動き回っている

モノクマ「はい!新入生のみなさんこんにちわ!ボクはモノクマ」

モノクマ「君達の通う学園の学園長!希望ヶ峰学園の支配者だよ!」

空風はぼんやりとしゃべりながら動き回るモノクマを見ていた。
いや、見ていたというよりは見なきゃいけないという謎の気持ちに駆られていた

モノクマ「あれ?みんな驚いてる?!」

空風の視線を釘づけにしている感情というのは、今までの邪でふしだらな感情ではないし
マスコットを愛でるような興味の感情でもない。


底なしの嫌な予感が視線をモノクマに釘付けにさせていた。


それ空風だけではない、白染や深谷、風戸などの面々も何だかただならぬ表情でモノクマに食い入っていた

火野「ど…どうして俺らがこんな所に?おい!」

音峰「そうだ!コラぁ!!!拉致ってんのか?おらぁ?」

吉良「ゆーかいだよ!ゆーかい!――――はっ!もしかしてここが会場!?」

新道「そ…そんなわけ」

空風たちが言葉を失っている中で声を上げる面々も居た。
どうしてここに?理由は?

色んな疑問が爆発して一気に煩くなる


モノクマ「うん。ここが交流会の会場だよ!」

風「ならどうして私達の意識うばた?」

風戸「…ああ。この場所を知られたくない…ということではないだろ?」

リーミア「そうですわ。私なんて飛行機の中で眠らせられましたのよ?」


モノクマ「えー。それはなんとなく?というよりまだ説明終わってないんだけど!」

モノクマ「交流会の説明!」

モノクマ「黙ってくれない??」



モノクマ「この交流会は皆で困難を乗り越えて仲良くなろう――――」

深谷「わぁ…なっかよっしなっかよっし!」

モノクマ「――――なーんてありきたりな展開をズタボロに引き裂いてミンチ状にしてぽーい!」

深谷「はわわっ!大変だ!仲良しが死んじゃう!」




モノクマ「生きていくためには一人で勝ち抜いて行かないと」

モノクマ「そんなうっきうきなサバイバルの連続!それ即ち人生!」


モノクマ「というわけで、今回の交流会のテーマ!」


















モノクマ「逝き抜け!コロシアイ交流会!」



――――ドンッ




新道「きゃああああ!!!」

あり得ないテーマの発表と共に、ステージ上に現れたのは、見るも無残な姿にされて天井から吊られた人々
元はこの村の人だったのだろうか、タンクトップや麦わら帽子など涼しそうな格好をしていた。

勿論今は白いタンクトップは赤黒く染め上げられ、麦わら帽子はボロボロ
体の所々からよく分からない肉の塊が垂れ下がっていたり、あるべき場所に足や腕がなくなっていたり
とにかくこの人々は生きてはいなかった


空風「…何て言うことを」

むせ返るような血の臭いが充満する中、空風は恐怖や混乱より先に怒りを覚えていた。
人を殺す。しかもこんなパフォーマンスの為に?
殺した後に侮辱するような行為、人としての尊厳を踏みにじるような行為

許せない。

その一つの想いが頭を支配していた


モノクマ「というわけでコロシアイだよね」

モノクマ「最後に一人だけが帰れる。この意味―――分かるよね?」


モノクマ「ボクはもう飽きちゃったし、後の説明。椎名さんヨロシクー」

椎名「畏まりました」

椎名「状況の整理、私たちは拉致されています、外部との連絡も遮断されています、未知の勢力が裏で動いています」

椎名「そしてこの交流会は殺し合いをしないといけません。勢力側の要求ですのでそれをしない限りは外には出れないでしょう」

椎名「お分かりいただけますか?何か質問がある方は?」

椎名「と言っても殆どが今の話を聞いてから、私の憶測でございますが」


火野「バカじゃねえの!何悠長に説明してんだよ!」

御伽「くっ…これも運命なのか…」

椎名「モノクマ様。でよろしかったでしょうか?要望はこれで果たせましたか?」

モノクマ「うん。まあそれでOKだよ」


椎名「ご清聴ありがとうございました」


モノクマ「あ。最後にもう一個だけ追加!」

モノクマ「何か言いたそうな顔してるけど。空風クンなにかある?」

空風「人を殺す?ふざけるな!許されるはずがない!!!!」


モノクマ「はーい。そうだよねー」

モノクマ「なので裁判制度!学級裁判を行います」

空風「裁判?」

モノクマ「悪者には罰をでしょ?」

モノクマ「それをみんなでするんだよ!」

モノクマ「誰かを殺した犯人を皆で見つける!」

新道「見つけて…?」

モノクマ「処刑…おしおきするんです!」

モノクマ「もし正しいクロを指摘できれば、生活は続行。間違えればクロだけが卒業。他の皆がおしおきされます」

小森「つまりは…タチの悪いデスゲームをしなさいってこと…ですか?」


モノクマ「うん!最後の一人なんて無理だろうしね」

モノクマ「風戸君とか風さんとか殺せる人少ないだろうし、救済措置だよねー」



モノクマ「それじゃ!後は電子村民手帳配布するから、各自用意されたコテージに行ってねー」

モノクマ「別に探索続けてくれても大丈夫だよ」

ヒョコン


そうとだけ言って消えたモノクマ。
残された16人。


まさかこの時は本当に殺し合いが起こるなんて。
何人が予想できただろうか―――――












―――――――――――――


CHAPTER1 「逝き抜く」 (非)日常編

―――――――――――――





















今日はここまでですー

今から更新してもいいですか?

新道「殺し…あい?」

モノクマが去った後の集会場は異常なほどに静かだった、まるで人が居ないみたいに。
けどそこには確かに16人。突きつけられた現実に身動きできずに佇む16人が居た


吉良「け…警察!警察が来るよ!みんな助かるってば!」

風戸「携帯は奪われている。外部との連絡手段は無い」

風「おまけにアソコまでやる奴ヨ!用意周到に外に出れなくしてるヨ!」

小森「外に出ようとしたら射殺…とかですね」


外に出れる?出れない?そんな不毛な論争が繰り広げられる中で。
一人の人物が口を開いた。


椎名「…誠に残念ではございますが、先ほど村の端まで行ってみたところ大きな岩で塞がれておりまして」

吉良「っ!?」

リーミア「出口は一つとは限りませんわ!」

椎名「…と思ったのですが」

椎名が先ほど渡されたばかりの村民手帳を器用に扱って地図を開く。
画面上には外に繋がる道や空風達の居る集会場、人数分のコテージなどが表示されていた。

そしてその地図、外に出る道には大きな丸いマークが表示されている。

椎名「さしずめ落石という所ではないでしょうか?」

白染「…こんなのドラマでしかありえないわ。はぁ…どうするの?外に出れないわよ?殺し合う?」

火野「あああああああ!!!」

集会場内は阿鼻叫喚だった。
嘆くものや冷静に今を分析するもの、何も考えていない様に見える者や、ただただ事の大きさに呆然とするもの

空風はというと――――


空風「殺し合い?反対だ。もしそんな事をするやつがいるのならば」

空風「見つけ出して処刑する」

この現実を受け止めつつも、誰もが罪を犯しやすいこの状況下に対して静かに憤っていた
蔓延する「誰かを殺す?」という空気。それに対する気持ちの悪さと怒りを沸々と露わにした

桧山「しょ…処刑っておおげさでござる!」

空風「罪には罰を。当然だろう?」


どんなことがあっても罪には罰を。
どんな状況でも罪は罰せられなければならない。

これは大げさなんかじゃない


深谷「んじゃあ!みんなで探検ごっこしよう!」

御伽「探検ごっこぉ!?」

音峰「アホか!こんな状況下で…あほか!!」

この状況下で冷静なのは少なかった。
事を冷静に処理しようとしている白染達、事を先ず理解していない深谷。
そして事を取りあえず受け止め、外に出たいと言う想いを必死で打ち砕こうとしている空風だ。

リーミア「そ…外に出れないなんて」

火野「嫌だ嫌だ嫌だ…死にたくない…帰りたい…」

恐怖を露わにする火野達の気持ちはよく分かる。
空風だって実際にそうだ、記憶もなければここがどこかさえも分からない
自分の才能?それがあるのかすらも。

そんな不安。今すぐにでも外に出たい。そんな気持ちを強大な力で抑え込んでいるのが罪への嫌悪感だった
それだけで今、平穏を保つことが出来た。


白染「とりあえず。みんな自分のコテージに行かない?」

椎名「案内いたします」

山北「とりあえずん所探索は終わってるしな」

文仙「ああ。休息をとるのが一番だよ」


―――――――コテージ群

コテージの作りは少しだけ豪華だった。
小屋というよりは、女の子の玩具であるドールハウスを大きくしたような感じ。
それが左右八列に規則正しく並んでいた


文仙「それじゃあ。私はこれで」

吉良「…とりあえず部屋に」

空風のコテージは右から三番目のコテージ。
ご丁寧にドアに「カラカゼ」と書いた板が吊り下げられていた


椎名「何かあればお呼びつけくださいませ。では」

火野「お…俺は部屋から出ないからな!」

深谷「きれーなおうち!シルベニアファミリーみたいですてきだぁ!」

各々が部屋に入っていく。
取りあえず部屋で体を休めようと、空風も自分のコテージのドアを開けた



夕飯なのでいったん中断。

夜に戻ります

再開してもOK?

コテージの中は広いワンルームだった。
洗面台に小さな冷蔵庫、シャワールームとトイレ。

ベッドに天井からつるされたモニター

娯楽と言えるものは何もない簡素な部屋だ。
人間が必要最低限の生活を送るには最適かもしれないが


空風「…村民手帳。確認しておくか」

気を利かせてエロ本の一つや二つでも置いてくれていたらよかったのに。
まあティッシュさえあれば妄想でいくらでも補完できるのが空風であったが


空風「…はぁ。チッ」


村民手帳に出てくるのは自分の名前だけ。
才能の欄は???と書かれていて、自分が何者だったのかさえも察することができない。

思わず舌打ちしてしまいながらも、空風は村民手帳のルールの欄を開いた





1:生徒達はこの村内だけで共同生活を行いましょう。共同生活の期限はありません。

2:夜10時から朝7時までを“夜時間”とします。夜時間は立ち入り禁止区域があるので、注意しましょう。

3:就寝はコテージでのみ可能です。他の部屋での故意の就寝は居眠りとみなし罰します。

4:希望ヶ村について調べるのは自由です。特に行動に制限は課せられません。

5:村長ことモノクマへの暴力を禁じます。監視カメラの破壊を禁じます。

6:仲間の誰かを殺したクロは“卒業”となりますが、自分がクロだと他の生徒に知られてはいけません。

7:生徒内で殺人が起きた場合は、その一定時間後に、生徒全員参加が義務付けられる学級裁判が行われます。

8:学級裁判で正しいクロを指摘した場合は、クロだけが処刑されます。

9:学級裁判で正しいクロを指摘できなかった場合は、クロだけが卒業となり、残りの生徒は全員処刑です。

10:校則は順次追加される可能性があります





少し疲れた。

小森に起こされるまで倒れていたことは確かだ。
だけど、倒れているのと寝ているのは違う。

疲れが全然とれていない。



空風は少し仮眠を取ろうと備え付けのベッドに横になって目を瞑った。

不思議と男の裸体や女の裸体が浮かんでくることはなく。
その代わりに村民手帳のルールがローテーションでぐるぐると巡っていた




【ターニングセレクト】

現在の他のキャラクターの心情や行動や思考が少しだけ覗けます
選択肢も出てくるかもしれません。

勿論物語に関係大ありです。

誰を選択しますか?

↓2

部屋に付くと同時に帽子を投げ捨てた。
イライラするから部屋に有ったポッドで紅茶を作りながら紅茶を飲む。


私としたことがあんな高校生たちと一緒に捕まるなんて。
ありえないネ。
気分は最悪。プライドはズタズタよ

風「…チッ。ほんと、ありえないヨ」

紅茶の香りが部屋の木の臭いと混ざって部屋を漂う。
少しばかりは癒されるけれど、現状打破にはならない、この状況が維持されるとなった中、さっさと誰かを殺して外に出たい
いや。出なければならない
だって、風はスパイなのだ。スパイが未知の組織に捕まるなんて現実ではありえない、それは死を意味する
現に体は生きていても風のプライドは殆ど殺されていた、だからこそ何としてでも外に出て汚名を挽回しなければ



まあ。暫くは面白い外人を続けていればいい。
スパイと言ってもどうせ他の奴はそこまで恐ろしい奴だとは想定していない

いや、風戸や白染は少しばかりは警戒していたように見えたけれど。
でも風にはこんな思いが根付いていた。

風「紅茶。美味しいネ」

アタシは殺されるはず無いネ。殺すことはあっても。絶対にないネ

数十分寝ただけで疲れは大分マシになった
空風はベッドから跳ね起きて、村民手帳を起動する。


空風「……周ってみるか」

よくよく考えれば空風はこの村の事をよく知らなかった
このコテージと集会場、それしか建物を知らない

地図によると村の出口以外に、集会場・コテージ・食堂・野外炊飯場・ゴミ捨て場の5つが今の所表示されている
他にも奥に行く道はあるのだけど、赤い線がひかれていたどうやら通行止めのようだ。


折角動くんだからラッキースケベぐらいないか?
新道の胸がはだけるとか何故か風戸の服だけがはじけ飛ぶとか…

俺にとって楽しい事が少しでもあればな…



【安価:どこに行く?】
1:食堂
2:野外炊飯場
3:ゴミ捨て場


↓2

食堂は如何にもな田舎にありそうな大衆食堂の店だった
一軒家を改装したのか二階立てで、引き戸の上には大きくお店の看板が掲げられている


空風「…」

こういう食堂と言えば白の割烹着だよな。
割烹着という事はおばさん、そう。ここで働いていたのは都会から越してきて夫の実家の食堂を継ぐことになった新妻だ
田舎にやってきた新妻は、食堂のサービスという名目で夜な夜な――――

―――――うん、良いな。やはり田舎は良い

空風「フフフッ」


いや。田舎という事は…農作業で疲れた男が…
この食堂には中性的な男の子が時々店の手伝いに降りてきていて
男を兄とした嘘の男の子に我慢が出来なくなった男が―――


空風「ハッハッハ」


実に気持ち悪い光景だった。カンカン照りの太陽を背にして空風は一人食堂の前で卑猥な笑いをクスクスと漏らしていた


【安価】
声をかけてきたのは?
↓2

新道「あ…あのぅ。」

運が悪かった。
新道は事故に会ったのだ、いや…災害か。


空風「丁度いい所に!君のそのおっぱいを見ながらいやらしい妄想をしたいと思っていたんだ」

空風「新道パイ子だったか?探索がてら二人で中に入らないか?」

新道「…え…え…あ。あふぅ…」

新道「嫌らしいのはダメですよぅ…!」

流石に身の危険を感じたのか、後ずさった新道だったがもう時すでに遅し。
空風の射抜くようなまなざしに、新道は身動きが取れなくなっていた


空風「中に入ろう!」

新道「へ…へんなことしませんか?」

空風「俺を何だと思っている?妄想だけで済ませる良い変態だぞ?合意無くしてそんな事はしないと約束しよう」

空風「俺が君の胸を鷲掴みにしてそこから御子装束をずらすように脱がすようなことが有ったか?」

空風「そこからさらに帯に手を――――」


新道「わ!わかりましたからぁ!入りましょう!もうそれ以上はやめてくださぁい!!」

空風「仲はこんなになっているのだな」

新道「そ…そうですね。人が居ない割には綺麗です」

新道「食糧も冷蔵庫にたくさん。飲み物も。あ、お酒もありますよぉ」

かがんだ体制で冷蔵庫の中を一つ一つ確認していく新道。
対する空風は厨房にある大鍋やフライパンや包丁などを確認していた


空風「良い尻をしているな」

新道「もう!いい加減にしてくださぁい!!」

空風「お尻も結構良い物だと聞いたぞ」

新道「…うゆぅ…」

そんな欲望を口から垂れ流しつつも空風は凶器になりそうなものを一通りチェックはしている
包丁の切れ味は良さげだし、フライパンは鈍器に―――ならないか?


空風「…皆で集まって食事をとるには最適の場所だな」

新道「そう…ですね。集会所にはキッチンはありましたけど食材はありませんでしたし」

空風「安定して食事をとれる場所の様だな」

新道「はい。皆さんで毎朝集まるのもいいかもしれませんね」

空風「器になってくれるのか?生魚や生きたままの蛸とかを新道の体に盛っても――――」


新道「絶対に嫌ですからね!!!」


新道「一通り確認は終わりました。調味料とかもたくさん揃ってますねぇ」

空風「ああ。キッチン用品も多様だった」

田舎の食堂という割には物凄く設備がしっかりしている事に二人とも少し驚いていた。
あとは腕のある料理人が居れば最高なのだが、そこまでは用意されていないらしい


新道「…と。とりあえずこれを部屋に持って帰りますね。だ…駄目ですか?」

空風「…林檎?」

新道「食べ物は部屋にもあった方がいいかなって…。夜とかは極力出歩けないですし…」

空風「夜に食べるならそんなリンゴじゃなく、俺のバナ―――」

新道「就寝は各自分のコテージ…ですよぉ?それにそれ以上は言わせませぇん!!」

空風「そうだったな…。それにしても新道、お前ちょっと俺の扱いに慣れて来ただろう?」

新道「う…うゆぅ…」

空風「…ま。少し俺はここを見ておく。早く林檎をなおしてこい」


【安価:どこに行く?】
2:野外炊飯場
3:ゴミ捨て場


↓2

次は野外炊飯場に来た空風。
意外と広く火をおこすための竈が点々とあちこちにあって、そこで作ったものを食べるための木の長机に長椅子
あとは火起こしようの薪に、新品同様の斧


空風「野外炊飯場…」

物凄く話は変わるが、野外と聞いてふしだらな妄想をしてしまうのは俺だけだろうか?
もう野外という響きがエロくてエロくて仕方がないと思うんだ。
ここにはちょうど隠れるために取っておきな木々も乱立しているし、茂みも…


空風「野外」


またしてもにやつきはじめる空風。
野外炊飯場の「野外」だけに反応している姿は宛ら中学二年生男子。
後に続く炊飯場なんて言葉空風の脳内からは完全にデリートされてしまっていた


空風「はっはっは」



【安価】
声をかけてきたのは?
↓2

山北「何一人で笑ってんだ?」

片手に斧を持ちながら中から出てくる山北。
どうやら奥の方で薪を作っていたらしい

空風「凄く男臭いな。何をしていたんだ?」

山北「いやぁ。緊急事態だしよ、みんな緊張してんだろ?だからよなんか俺にできる事ねーかなって」

空風「それでどうして薪を?もしかしてここに用意されている薪も山北が?」

山北「んにゃ。ここの薪は最初からあった奴だよ、俺が作ってんのは奥の方にまとめてる」

空風「意図が分からない」

山北「ああ。いつかキャンプファイヤーでもしようと思ってな」

山北「こうボーって燃えてる火見ながら、皆で料理作って飲んだり食ったりするんだよ」

山北「一時だけの気休めかもしんねえけど、少しは楽しめんじゃねえかなって思ってな」

だから俺はキャンプファイヤー用の薪を作ってたんだと、少し照れくさそうに山北は笑った。
そんな彼を見て空風は「良い奴」だなと思った。本当に純粋な意味で


山北「お前は何してんだ?一人で」

空風「殆ど記憶がない物だからな、少しでも把握しようと地図を見ながら行けるところを散策している」


山北「なんかあったか?気になるもんとか、思い出せたこととか」

空風「自分が変態だと言うことしか分からない」

山北「それが一番大事だな!ハハハ。自覚がない変態は危険だぞ?」

空風「ああ。私は良い変態だ」

空風「ということで山北の筋肉を触らせてくれないか?」

山北「筋肉か?それくらい良いけどよぉ」

山北は空風に一歩詰め寄って、腕の筋肉を見せつける様に隆起させる。
斧をふるっていたたくましい腕にはじんわりと汗がにじんでいた


空風「―――っ」

触ろうと手を伸ばした空風だったが、ひょいっと手をひっこめた。

山北「ん?どした?」

空風「イエスマッスル、ノータッチだ」

山北「…お前……もしかして変に照れてんのか?!」

山北「ブフッ!なんだよそれ。おもしれー奴だな」


空風「…失礼する」


【安価】
ゴミ捨て場で声をかけてきたのは?
↓2

野外炊飯場から少し離れた場所にゴミ捨て場がある。
ゴミ捨て場は青いバケツ製のありきたりなゴミ箱がたくさん置いてあり、各バケツにはどのゴミを入れればいいかというラベルが貼ってあった。


風戸「何をしている?」

そしてゴミ捨て場の奥に無表情で佇んでいる風戸。
どうやら彼の目的も空風と一緒のようで、何かに触れた時に付いた土の汚れが白い手袋に付着していた

空風「地図を見ながら探索していたんだ。何か思い出すかもしれないからな」

風戸「思い出す?どう言う意味だ?」

空風「言ってなかったか?俺、記憶が全くないんだよ。自分が変態だって言うことしか分からない」

風戸「自分の才能は?手帳に書いてあるだろう?」

空風「何も書いていなかった。というよりはてなマークが三つ並んでた」

風戸「…そうか」

空風「君の裸体を見せてくれたら何かを思い出すかも―――」

風戸「次は背負い投げより殺傷能力の高い技を繰り出すぞ?」

空風「…痛いのも少しは好きだ」

風戸「―――」

空風「…引くなよ。少し恥ずかしくなる」

風戸「良かったな。まだ少しは正常らしい」

風戸「…人を殺してまで外に出ようとするやつが居ればどうする?」

長い沈黙を打ち破ったのは以外にも風戸だった。
「罪には罰を」この発言を聞いていた風戸は、空風にいつかこう聞いてやろうと思っていた。


空風「殺してでも止める」

風戸「…」


空風の返答は至極単純で短い物だった。
「殺してでも止める」矛盾だらけのこの言葉が、空風の罪に対する嫌悪感を恐ろしいまでに風戸に伝えた


風戸「お前が罰を受けることになるぞ?」

空風「それは仕方ない。罪には罰をだ」

空風「罪をもって罪を止める方法しかないなら俺がそうする」

風戸「お前が居なくなった後は?もしも次に罪を犯そうとするやつはどうやって止めるつもりかを聞かせてくれ」

空風「モノクマに頼むよ」

風戸「何をだ?あいつは敵だぞ?」

空風「俺の事を出来るだけ惨たらしく殺してそれをみんなに見せろって」

空風「そうしたらきっとそうしようとするやつは減るだろう?」

空風「それに皆が生きるために血眼になって探す、俺が居なくなっても問題は無い」


風戸「…自ら抑止力に?」

空風「そうともいうかな」

風戸「…そうか」

空風はただの変態のおかしなやつではない。
本当におかしいのはその奥の奥にある罪に対する意識。

自らを犠牲にしてまでも罪を罰しよう、罪をなくそうとするその怨念と言っても過言ではないドロドロとした想い

本人はそこまで意識はしていないが、風戸を驚愕させ一目置かせるのには十分なふるまいだった


空風「一通り回ったことだし、帰る事にするよ」

風戸「…ああ。俺はもう少しここに居る。考え事もあるしな」

空風「今夜のオカズについてか?」

空風「それなら――――」


風戸「去れ」


空風「冷たいな、もう少し優しくしてくれても―――」

風戸「次は技をかける」


空風「…じゃあ。俺は大人しく帰るよ」



今日はここまでで

乙、空風くんは「死」とか「罪」関係する言葉はNGなのかな?
新道さんは「病んでない罪木」てイメージだなぁ。

http://imgur.com/1T41gAY

ドヘタ過ぎてイメージをよけい混乱させるかもですが

上列 左側から
空風・リーミア・音峰・火野・吉良・椎名・桧山・文仙

下列 左側から
御伽・山北・小森・新道・深谷・白染・風・風戸です


深谷さんはロングヘアーを全部サイドに寄せて、それをまどマギのマミさんみたいにロールさせてます
風戸くんはオールバックに近い何か、吉良さんはドラゴンボールの人造人間みたいな髪型です


http://imgur.com/1T41gAY.jpg

書き忘れ。
風さんは前髪から伸ばした触角に紫の紐をクルクル巻いてる感じです。
イメージとしては良く巫女さんがやってるような?

更新してもいいですか?

空風「…何だ?これ…」

部屋に帰った空風はただひたすらに混乱している。
何故か?それはきっと机の上に置かれた「コレ」のせいだろう。

「コレ」の正式名所は空風自体よく分かっていなかったし、他のメンバーも良く知らないのではないだろうか?
けれど知っている、そんな不思議な代物。


空風「…何をしろって言うんだ?これ?」

卓上にポツンと置いてある小さなガチャガチャのマシーン。
その近くには置手紙。

『殺風景な部屋だったからこれを使って楽しんでね!!』

モノクマだ。多分こんなことできるのはモノクマしかいない。
ご丁寧にコインが3枚同封されていた



空風「…回してみるか?爆発とかは流石にないよな?」



【コンマ】
↓1の末尾で出てくる賞品が変わります。
出てくる賞品は1・2の商品とゾロ目で某ロンパ掲示板で提案されたオリジナルの物が出てきます
基本はプレゼントしかできませんが中には特殊な使い方が出来る(される)物もあります。










「赤外線式体温計」

を手に入れた





コイン数残り2枚






空風「肌に直接触れず人体の赤外線で体温を測れるのか…」

空風「便利だけど、いつ使―――」

このあと自分の股間の温度を服の上から測ってみたのは言うまでもない。
一通り一人で遊んで満足したので、机の上に置いて、空風はベッドの上に座った





空風「…」

日も落ちてきた部屋の中で空風は一人ぼーっと考え事をし始める
自分は何者なのか、外の世界とはどんなところだったのか。
知識はある程度あれども記憶がない。自分は何をしていた?


空風「…はぁ」

ふとため息が漏れた。

空風「頭を強く打てば思い出せるか?」


馬鹿な事を一人で呟いては部屋の片隅に落ちていく言葉。
寝ようにも時間が早すぎる。それに考え事が止まらない


そんな時部屋のドアがコンコンとノックされた

【訪ねてきたのは?】
↓2

空風「ん?どうした?」

深谷「こんばんわっ!ふーたんだよ!」

空風が開けたドアの向こうには車いすに座った状態でニコニコ微笑んでいる深谷が居た
手には何かを大事そうに抱えているが、なんだろうか?

空風「…まあとりあえず中入るか?」

深谷「新道ちゃんが「危険だからやめといた方がいいですぅ…いかれます…うゆぅ」って!」」

深谷「あとねあとね!音峰ちゃんも「やめとけ。マジであぶねーって」」

深谷「あ。他にも吉良ちゃんが「護身具!なんか脅せるもの持っていこう!それか風戸君呼ぼうって!」」

其々の人物の特徴を物まねしながら深谷は自分の言われたことをコミカルに伝えた
割と結構ぼろくそに言われているが、深谷は一切気を遣わずにありのまま伝えた


深谷「でもふーたん入るよ!」

空風「何もないぞ?」

深谷「いいんだよ!ふーたんは持ってきたから!」


空風が中に入っていくと、深谷も手に持っている物と一緒に中に入って行った。

深谷「はい!これ!」

中に入ると同時に深谷は手に持っている物を机の上に置いた

空風「なんだそれ?」

深谷「音峰ちゃんがねー。皆腹空かせてるかもしんねーから持ってってやれーってさ」

タッパーの様な白い入れ物には食堂の具材でこさえたであろう料理が詰められていた。
でも一人分にしては多い気も―――

空風「多いな」

深谷「ふーたんの分もあるもん」

空風「…一緒に食べるのか?俺と?」

流石にそれは危ないからやめておいた方が…と自分で注意しそうになった空風。
深谷は変態に警戒心が無さすぎである


深谷「よりちゃんもきょーみあるって!」

空風「よりちゃん?」

深谷「うん。よりちゃん!」

深谷は何を言ってるんだろう?よりちゃんなんて
というよりこの部屋には俺と深谷と…


もしかしてなんか見えてるのか?おいやめてくれよ、夜寝れなくなる

空風「これ誰が作ったんだ?」

深谷「音峰ちゃん」

空風「美味いな」

深谷「でもね、上半身すっぽんぽんでお料理してたから油が跳ねて大変だったんだってー」

空風「バカだな」

深谷「新道ちゃんがねー変態が伝染したと思ってビックリしてたんだよー?」

空風「安心しろ。変態は伝染しない」

この様子を客観的にみるなら恋人か?
いいや、完全に年の離れた兄と妹である。

同年代のはずなのに深谷の方がぐんと幼く見える

深谷「変態ってなーに?」

空風「ごほっ!!―――――ん??」

深谷「皆が空風ちゃんの事へんたーいって呼ぶけど、ふーちゃんよく分かんない」

空風「いや…その…あー。それはな」

空風「なんて言おうか」

新道や吉良などはっきりと反応が分かるタイプはまだいかんなく変態を発揮できる。
けれど椎名や深谷の場合は線引きがきっちりできないため、正直空風にとっては一番神経を使う相手だった。
下手をすれば完全にラインを超える、それだけは避けなければならない、変態として…いや。良い変態として

【安価】
1:変態の説明をする
2:頑張ってはぐらかす
↓2

空風「よーく聞けよ。変態って言うのはな――――」

ここで変態の恐ろしさについて教えておかないと後が怖い。
山に生えているキノコを無差別に食すようなものだ、どれが毒キノコかなんて判別がつかずにいつか毒にぶち当たる
そうなる前に、と思って空風は思う存分変態の知識を発揮した


深谷「どーして人前で―――とか―――を出すのが悪い事なのー?」

空風「逆に聞くぞ、見たいか?」

深谷「ばっちーからやだー」

空風「そういうことだ」

深谷「じゃあ空風ちゃんはしたことあるのー?―――とか―――を出して走り回ったことあるのー?」

空風「いや。無いけど」

深谷「じゃあよかったねー。空風ちゃん変態じゃないねー」

空風「けど予定にはだな…」

深谷「皆にも教えてあげないとねっ!ふーたん頑張るね!皆間違ってるよって!」

深谷「空風ちゃんは――も――も出したことないよって!」

空風「待て待て待て!やめろ。それだけは本当にやめてくれ。恥ずかしい」

深谷「え。でも恥ずかしい事って言うのは。――とか―――を出すことでしょ?…はわっ!もしかして今出してるのっ!?」

空風「いや違う。それは大きな誤解だ」

深谷「じゃあ恥ずかしくないよ?」

空風「うん。そうなんだけどな、その恥ずかしさのベクトルって言うのが」

深谷「ベクトルってなぁにー?」

空風「ベクトルって言うのはその―――」

深谷「なーにー?」


そんな時助け舟が部屋のドアをノックした。

良かった。これで話を中断できる


【訪ねてきたのは?】

↓2

小森「あ…あの。深谷さんを迎えに来ました」

深谷「あー!小森ちゃん!今ね―――の話してたのー」


助け舟は一転して空風を狙う戦艦になった。
物凄く視線が痛い。どんな恥ずかしい言葉を言った後よりも辛い


小森「…見境ないんですね」

空風「ちょ!ちょーっと待て!」

小森「深谷さんにまで。しかもそんなこと教えてるなんて…」

深谷「他にも――の事聞いちゃったー」

小森「深谷さん!吉良さん達のところ行きましょ。危ないです!」

深谷「えー?」

小森「ほ…ほら早く!」

深谷「うんー!」


深谷「じゃあね!またあそぼーね!」


汚物を見るような表情の小森と満足げな深谷が二人して部屋を出ていった。
空風的にはもう最悪だった。ドッと精神的に疲れさせられた

<深谷の評価>
スゴクイイ

<小森の評価>
スゴクダメ!

夕飯のためいったん離席しますー

再開しますー

<二日目>
―ピーンポーン パーンポーン


モノクマ『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』


この頃、まだ空風は寝ていた。
アナウンス?そんなの聞こえていない。とりあえず爆睡だった



けれど普通はこのアナウンスで皆目を覚ますのだが―――



【ターニングセレクト】

現在の他のキャラクターの心情や行動や思考が少しだけ覗けます
選択肢も出てくるかもしれません。

勿論物語に関係大ありです。

誰を選択しますか?

↓2

この頃新道は食堂で一人ご飯を作っていた。
何かしていないと落ち着かないのだ

新道「…はぁ」

私が生き残れるのか、皆は人を殺すのか。
フライパンの中身を菜箸で転がしながら考える


新道「うゆぅ…」

私は私が嫌い。
言いたいことだってしたいことだっていっぱいあるのに、それが出来ないから。
胸を触ろうとしてきた空風君の事も本当はすごく嫌で怒ろうかと思ったけど、私にはできなかった。

料理の時だって音峰君に手伝ってと言われて深谷さんに付いていけなかった。

きっとみんないい人ばかりなんだと思うから、皆に従っちゃう。
空風君だって意外と行動力があってしっかりしてる、変態だけど。

あ…もちろん私が皆より悪いってわけでも無い…と思う


新道「…あ。焦げちゃう」


ふとフライパンを見ると一人では食べきれない量が出来上がっていた
誰かを呼びに行って一緒に食べてもらおう。けど、誰が良いだろう?

【誰を呼ぶ?】

↓2

新道「…そうだ」

リーミアさんにしよう。
あんまり話したことは無いけど、射撃の人だったはずだし…
もしかしたら弓道家の私と話が合うかも…


新道「…怒られないよね」

でもちょっと怖い人だったからな…
私もあそこまではっきり物を言えたら…なんて。



まだ熱の残っている朝ごはんを置いて、新道はリーミアのコテージへと足を運んだ



空風「…寝すぎた」

空風が起きたのはアナウンスより少し後。
寝すぎていたせいで首が痛い、何だか変に疲れている。

空風「さて。何をしようか」

食べた後のタッパーが机の上にある。
あとはカプセルマシーンも。
気分的にはシャワーを浴びるって気分でもないしな…


暫くはボーっとしている空風。

そのままだと一日を終わらせる可能性があるので、何とか空風はベッドから立ち上がった。


【何をする?】

1食堂に行く
2野外炊飯場に行く
3ゴミ捨て場に行く
4自由指定

↓2

そうだ。昨日は音峰が食事を作ってくれたんだったな。

タッパーを見てふとそんな事を思い出した。
昨日の夜はごたごたしていてお礼を言えなかったことも


空風「お礼。言いに行くか」


適当に髪の毛を整えてコテージを出る空風。

どこの部屋かは知らないけれど。部屋の名札を見て行けばそのうち行けるだろうと思っている。



空風「おはよう」

ドアを開けて不審そうな顔をする音峰、多分昨日の一連の流れを知っているからこそだろう
物凄く汚い物を見る目で見られている


音峰「なんだぁ?あ?」

空風「…警戒するな、朝からやれるほど元気じゃない」

音峰「ならなんだよ?お?変態がぁッ」

空風「…いや。少しな」

露骨に警戒されてしまう、変態の弱点だ。
けれどそんなのには屈しない変態が空風だ


空風「これ。上手かった、ありがとうな」

音峰「ん?あ…ああ。んだよ。そんな事気にすんじゃねーよ」

音峰「別にお前の為じゃねー。俺が食うためのついでだ、ついで」

空風「わざわざ全員分作ったのか?」

音峰「だったら何なんだよ?ああ?」


そこから二人は暫く雑談していた。
まだ警戒心があるのか、音峰が部屋の中に入れてくれることは無かったけれど


空風「…中華料理店でバイト?」

音峰「だからある程度料理は出来んだよ」

空風「ああ。確かに今までで一番おいしかった」

音峰「…んだよ。それ」

空風「まあ今まで食べた物の味が記憶に残ってないんだがな」

音峰「何だよそれ!!」

音峰「って…おめーと話してたら変な汗かいてきたじゃねーか」

音峰「俺。シャワー浴びてくる。んじゃ」

空風「優しく洗ってやろうか?」


音峰「殺すぞ!死ね!!!」

荒々しく締められるドア。
蹴れど最初ドアを開けた時の敵意の様な物は薄れていたような気がした


<音峰の評価>
イイ!

今日はここまでです

お付き合いありがとうございましたー

人は…居ます?

音峰と別れた後、何をする訳でもな空風は暇を持て余していた
というより空風だけが暇な訳じゃない、みんな平等にきっとそうなんだろう。

なんせこんな寂れたド田舎。しかも行ける場所が限られている、となれば、必然的に暇になるのは仕方のない話


空風「…何する?」

新道にセクハラ?風戸にセクハラ?桧山とセクハラ?
…なんかそう言う気分でもないな。


空風「散歩。すっか」



【自由行動】
自由行動は一日4回までとします。
好感度システムを採用しております
評価は五段階(スゴクダメ!><ダメ!><フツー><イイ!><スゴクイイ!>となっております

仲良さがある程度に達すると通信簿イベントが起こります

それでは最初の自由行動

↓2

――午前――集会所前

空風「良い尻をしているな!この野郎!」

目の前に形の良い尻があったら声を出さずにはいられない。
変態の悲しい性である。


白染「あら。ありがとう」

空風「ほんっとうにいい尻だな!揉ませてくれ」

白染「あら。揉めるの?」

相手が悪かったと気づいたのはこの時だった。
何かを知っているような含み笑い、「ほら、やってごらんなさい」という挑発的な目
そう、白染は昨日の山北との一連の流れを知っていた


空風「…」

白染「顔が赤いわ」

空風「いや…その…だな」

白染「あの時と一緒ね」

空風「見てたのか!?」

白染「私の才能忘れちゃった?写真もばっちりよ」

始めて虐げられる側の痛みを知ってしまった空風。
何だかこれはこれで良いかもしれないと思う反面、燃え上るような恥ずかしさが身を焦がす。


【どんな行動をする?】
1;どうしてカメラを持っているかを聞く
2:カメラの中身を消してもらえるように頼む
3:自由

↓2

空風「俺にも写真を撮らせろ」

白染「写真?…何の?」

空風「まあ良いから」

カメラはデジタル性ではなくフィルムで現像する形の物。
それを見てから空風は一つの案を思いついた

白染「…壊すなんて事しないでね」

不審げにカメラを渡した白染、それを世にもいやらしい顔で受け取る空風。


空風「隙あり!!!16激写!!!!」

―――パシャパシャパシャパシャ―――


白染「―――っ!?!?!?!」

思いっきりセーラー服のスカートをめくりあげて、片方の手でそれを撮影する
こういうときだけは身体能力が上がるらしく、指の動きが物凄く早くなっていた

空風「これでおあいこだな!」

白染「…現像。出来ない…」

珍しく肩を落としている白染を背にその場を颯爽と立ち去る空風

空風「少しやり過ぎたか?」

因みに白染のパンツは青と白のボーダーだった。あとでスケッチしておこう


白染の評価<ダメ!>


【次は誰と何をする?】
安価↓2

―――午前――――食堂

空風「一人で何をしているんだ?そう言う性癖か?」

食堂では厨房で一人火野が佇んでいる
作業台には調味料の類が集められ、火野はそれらを一つずつ指に落として舐めてる最中だった

火野「ううわっ!!寄るな変態!!」

空風「いや、第三者から見れば今のところ火野の方が…」

火野「ど…毒見だよ!もしかしたら調味料に毒が入ってるかもだろ!!」

空風「だから少量ずつ味見を?」

火野「す…少しでも変な味がしたら捨てれるだろ!」

火野「お前は…お前は何しに来たんだよ!」

空風「謝りに来たんだ」

火野「はぁっ!?」

空風「初日は俺の変態具合で怖がらせてしまったみたいで申し訳なかったな。」

火野「お…お…おう。俺もそのなんかいろいろ言っちまって―――」

空風「大丈夫だ。罵倒されるのは好きな方だ」

火野「……おう」


【どんな行動をする?】
1:毒見を手伝う
2:毒見してる横で食事を作って、食事しながら経緯を見守る
3:自由

↓2

空風「ということで俺は今から何か作って食べる事にする。食うか?」

火野「人の作った奴なんていらねえ」

火野「一応言っといてやるけど、ここにあるのは全部大丈夫だった調味料だから、使うなら勝手に使え」

空風「あーんしてやろうか?」

火野「だからそう言う問題じゃねえって!バァァァカ!!!」

何だか怒られてしまった。
けどまあ仕方がないな、コイツは不審者の類が嫌いらしい。


――――――――――――――――

―――――――――――

――――――――


取りあえず簡単な目玉焼きを作って、それを食べながら火野を見守っておこう。
マスクをしてるから分からなかったけど、マスクの下も案外可愛い顔してるな…

火野「なんだよ!じろじろ見んなよ!」

空風「意外と可愛い顔をしているんだな。」

火野「うっせえ!バァァァァァカ!!!」


空風「残りの目玉焼きがフライパンに残ってるから食うなら勝手に食え」

火野「食わねーよ!ハゲろ!!」

火野の評価<イイ!>


【次は誰と何をする?】
↓2

―――午後―――――コテージ前


文仙「やあ。おはよう」

いったん休憩しにと帰ってきた空風と、丁度今コテージから出て来た文仙が鉢合わせした。
相変わらず文仙には儚げで美しい何とも言えないオーラが漂っている

空風「今起きたのか?」

文仙「ああ。よく眠れたよ」

空風「いや…もう午後だぞ?」

文仙「夢の中で詩を作っていたら起きるのが遅くなってしまってね」

文仙のよく分からない言い回しには正直空風も苦戦する。
相手のペースに持ち込まれていくと言うかなんというか

文仙「そうだ。私と少し雑談をしないか?」

空風「雑談?」

文仙「いつ死ぬか分からない状況だろう?私の姿を君の記憶に刻んで君の中で僕を生かしてほしいんだ」

空風「あ…ああ。いいぞ」


【どんな行動をする?】
1;殺し合いをどう思うか
2:猥談
3:自由

↓2

相手のペースに持ち込まれてしまうなら、こっちも得意分野で勝負すればいい話
話の主導権を振られた空風は間髪入れずにこんな話題を繰り出した

空風「胸と尻。どっち派だ?」

文仙「難しい質問だ」

文仙「例えばではあるが私たちが胸と定義している物は本当に胸なのだろうか?」

空風「いや…あそこ以外に胸は…」

文仙「女と男の関係は遥か昔から続いている。胸とはその中で男たちの欲望が形作った一つの象徴だ」

文仙「幼児から見る胸と君から見る胸は同じ胸であり同じ胸ではない」

文仙「では本当の胸とはどこにあるのか」

文仙「気にならないかい?」

空風「え…あー…えっとだな」

相手の方がまたもや一枚上手だった。
本当の胸ってなんだ?とかいろんなことを思考するが、答えが一向に出てこない。

文仙「一つの言葉なのに、欲望によって姿を変える…これは何を意味しているんだろうか」

空風「―――つまりお前はおっぱいが好きなんだな!」

空風はアホだった――――


文仙の評価<フツー>

【次は誰と何をする?】
↓2

夕飯に旅立ってきます。

いつもコメントくれたり参加してくれたりなんかいろいろまとめてくれたりありがとうございます
すぐに帰ってきます

―――――――午後―――野外炊飯場

空風「…一人で何やってんだ?」

御伽「ん?神経衰弱だよ。おもしれーぞ」

野外炊飯場の机の上に所狭しと並べられたトランプ
一片の隙間もなく並べられている様はどことなく狂気的だった

御伽「とりあえずトランプ3セット使ってやってんだ」

空風「楽しいのか。それ?」

御伽「んー。俺的にはこういうのより対戦カードゲームの方が得意なんだけどなー」

御伽「相手も居ねーしカードもねーし」

御伽「だから集会場にあったトランプで我慢してんだ」

空風「…こういう遊びは脱衣麻雀しか知らん」

御伽「なんでそんなコアなんだよっ!」

きっと御伽は暇をしていたのだろう。些細な会話をしているだけでも楽しそうだ

空風「あとは脱衣ババ抜きだ」

御伽「なんだそれ?」

空風「ペアのカードが出来るたびに脱ぐ」

御伽「損しかねぇじゃんっ!」

【どんな行動をする?】
1:神経衰弱に参加
2:取りあえず何かについて話してみる(話題指定)
3;自由

↓2

空風「暇そうだし、相手をしてやろう」

御伽「お?やるかー?俺つえーぞ?」

対面の椅子に座ると同時に、御伽゙は生き生きとした顔でルールを説明しだした
どこで脱ぐんだ?と聞こうと思ったが、どうやらそう言うルールではないらしい


空風「成程な。同じカードをそろえればいいのか」

御伽「一つのペアが完成したら引き続きって言うルールもあるけど、今回はペアが完成しても相手のターンだ」

空風「ほう」

――――――――――――――――
――――――――――――
――――――――――


御伽「…うし!勝った!」

空風「…驚くほどに強いな」

結果的に3セットのトランプのうち、空風の手元にあるのは10枚程度。あとは全部御伽に行った。
全く新しいカードをズバズバと引き抜いていく様には正直超常現象の様な物を感じさせられた


空風「どうしてそんなに?」

御伽「うんめーだからな!今日は勝てそうな気がしてたんだ!」

空風「運命?」

御伽「俺はカードではまけねー運命の元に生まれてんだ!」

空風「そうか…運命か。」

そう言われて納得せざるを得ないほどの快進撃ぶりだった。

御伽の評価<スゴクイイ!>

夜時間です

モノモノマシーンを引きますか?

↓1
引くならそれでコンマ判定





「赤外線式体温計」

を手に入れた

コイン数残り1枚



持ち物
「赤外線式体温計」2個

持ち物は基本的に自由時間内の自由安価でプレゼントできます

<三日目>


昨日の寝る前はテンションが低かった。
だって体温計が二つも出てきたから、何に使えと言うのだろう

どんだけ温度を測らせたいんだろう



空風「さて。今日もどっか遊びに行くか。」

丁度今しがた白染のパンツのスケッチを終えたところだ。
我ながらうまく描けたと思うぞ、特にこの太ももの光沢とか

でもパンツの布感がまだ出ていない。
ダメだ。これではいけない


ピーンポーン パーンポーン


モノクマ『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』



もう少しだけ部屋に籠る事にしよう


【ターニングセレクト】

現在の他のキャラクターの心情や行動や思考が少しだけ覗けます
選択肢も出てくるかもしれません。

勿論物語に関係大ありです。

誰を選択しますか?

↓2

アナウンスと同時に椎名は起床した
昨日はずっと部屋でベッドに座って時間を数えていた。良い暇潰しだった

モノクマ「おはよう!」

椎名「おはようございます」

モノクマ「内通者の話考えてくれた?ボクの一生のおねが~い!」

椎名「構いませんが」

部屋にはモノクマと椎名。
何やら物騒な会話が繰り広げられている

椎名「内通者とは何をすればいいのでしょう」

モノクマ「ボクが見えないところでの皆の動きを教えてくれればいいよ!それだけでいいよ!」

椎名「畏まりました」

善悪の基準?どうでもいいんです。
人が死ぬかもしれない?そうですね。
私は酷い奴だ?はい、お言葉通りです。

私は私がしたいことが分からない。だから誰かに従うのです。
きっと誰かの中に私が居るでしょうから。


椎名「朝食を作りたいのですが。よろしいですか?」


モノクマ「うん!じゃあねー」



いい感じにパンツの縞模様と陰影具合を描けた空風は満足そうな顔でその絵を壁に飾った。
枕の下に置こうかとも迷ったらしいが、やはりいつでも眺めれるように壁に飾ることを決めたらしい

空風「よし。んじゃあ今日もどっかいくか!」

空風「でも何をしようか…」

考えていても始まらない
そう思ったらしく、髪を適当にセットしてからベッドから立ち上がる。


暇で死にそうだから、今日も誰かに会いに行く

今日も変態は動き始めたのだった


【今日は誰と何をする?】
↓2



三日目の行動が決まった所で今日はここまで。

ターニングセレクトがミソですね。
水面下では色々動き始めてます。多分

更新してもよろしいですか?

――――午前――――――コテージ前

コテージ前に燦々と降り注ぐ太陽。
そしてその太陽の光を背に佇む二人の変態。

完全に出会ってはいけない二人が出会ってしまった

桧山「これはこれはおはようでござるよ」

空風「おはよう」

けれど今のところは至って普通の会話。
変態といえども最初から卑猥な言葉を飛ばし合う程イカれてはないらしい

桧山「昨夜もうとんでもないエロい夢を見たのでござるが興味はござらんか?」

空風「エロい夢!?だと…?」

桧山「百花繚乱花吹雪でござるよ。うへへへ」

空風「百花繚乱花吹雪!?」

桧山「こんな暑苦しい所で立ち話も何でござる。どこかでゆっくり話そうですぞ」

空風「ぜひエロい夢の話を。どこで話すのが良いだろうか?」

桧山「拙者のコテージに来るでござる?」

【どんな行動をする?】
1:桧山のコテージへ
2:自分のコテージへ
3:自由

↓2

桧山のコテージは意外と片付いていた。
意外とと言っては失礼かもしれないが、それほどにきれいに整えられていた

空風「綺麗じゃないか」

桧山「そうでござるか?」

空風「少なくとも俺の部屋よりは」

机の上に変なマシーンが置かれているわけでもない。
壁に白染のパンツの絵が飾ってあるわけでもない。
ベッドのシーツがクチャクチャな訳でもない。

…あれ?俺の部屋がおかしいのか?


桧山「本題でござるよ!実は昨日の夜――――」

―――――――――――――――
―――――――――――
―――――――――
―――――

空風「裸でか!?」

桧山「そこから生け花を」

空風「生け花を!?いやらしいぞ!」

――――――――――――――
――――――――――
―――――――
――――――

―――――――――――
――――――――
―――――

桧山「という所で目が覚めたでござる」

空風「天国じゃないか!」

桧山「いやぁ…あの夢の続きを見れるなら永眠してもいいでござる」

空風「激しく同意だ」

二人の会話はとてつもなく下世話で酷い物だった。
エロいを通り越して軽くハードゴア。そんな印象を抱く人もいるかもしれない


空風「またそんな夢を見たら教えてくれ」

桧山「話したら何だか鮮明に思いだせて、もう一度夢を見れそうな気がしてきたで御座る!」

空風「おお…羨ましい」

桧山「早速寝るでござるよ!」


桧山の評価<スゴクイイ!>

【今日は誰と何をする?】
↓2

――――――― 午前 ――――――食堂


御伽「お!おはよー」

食堂に入ると御伽が食事の真っ最中だった。
「こっちこいよー」と声をかけられたためか、遠慮なく空風は対面に座る

御伽「食うかー?」

空風「なんだそれ?」

御伽「チャーハンだ」

御伽が食べているのは自作したであろうチャーハン。
可も無く不可もなくと言った感じで、別にそこまで食べたいという食欲を掻きたてる物ではない
それに空風の気分的にチャーハンという気分ではない

空風「今はチャーハンの気分じゃない。」

御伽「だったら何かはなそーぜ!暇だろ?」

空風「暇だが…。話すと言っても何を?」

御伽「なんかねーのかよ?」

空風「物凄くエロチックな夢の話を聞いたぞ、聞くか?」

御伽「うげー…ご飯食べてんだからやめてくれよー…」


【どんな行動をする?】
1:コロシアイについて話す
2:外に出たいのか聞く
3:自由

↓2

空風「御伽はここに来る前何をしていたか覚えているのか?」

御伽「うん?ああ」

意外な質問だったのか、御伽がキョトンとした顔で空風を見つめる

御伽「俺は…普通の高校生だったぞ?そんな頭良くねーけどな!」

御伽「なんでそんな事?」

空風「いや…俺。そこらへんの記憶が無くてな、希望ヶ峰の事も忘れてた」

キョトンとしていた顔の御伽の顔が次は驚きの色一色に染まる
空風が記憶喪失だと言うことを今知ったのだろう

御伽「マジかよ。じゃあ自分の才能とかも?手帳は?」

空風「風戸にも言われたけど、手帳には何も書いてなかった」

御伽「んだよ…お前。大変なんじゃねーか」

まあ。それはそれなりに大変だな
けど、外の記憶がある奴も大変なんじゃないか?

御伽「うし!俺が外の世界の事ぜんっぶ話してやるよ!思い出せるかもしれないだろ?」

御伽「だからそんな落ち込むなって!」

空風「…え?ああ。落ち込んではないが。助かるよ」

どうやら落ち込んでいるように見えていたようだ。
外の話か、もしかしたら何か思い出せるかもな…


御伽の評価<スゴクイイ!>

【次は誰と何をする?】
↓2

――――午後―――― 食堂前

成程。外の世界ではカードでファイトして、負ければバンバンHPを削られて
五枚揃うと勝負に勝てる封印された何かのカードがあるんだな。

俺には全くピンと来ないが…。

吉良「なーにしてんのっ?」

空風大分偏った外の知識の事をぼんやり思い出していると、吉良が声をかけて来た

空風「いや。御伽に外の話をな」

吉良「ふんふん。どんな話?私も聞きたいかもっ!」

空風「―――で―――が―――こうらしい」

吉良「…なにそれっ!ないない」

吉良「カードゲームで負けても死なないから安心してっ」

空風「…そうなのか」

吉良「そうだ!記憶喪失なんだよね?思い出すために私も何かしてあげるよ。脳に刺激を与えると何とか何とかって言うでしょ?」

空風「言うのか?」

吉良「言うよぉっ!というわけで、どんなのが見たい?」

何も知らない人間に自分の芸を見せたいとウズウズしている吉良。建前上は記憶の為と言っているが、正直体がなまっているから動かしたかったのだ
そんな事空風は知る由もなかったが

吉良「へへへー。で。何をしましょうか旦那!」


【どんな行動をする?】
1:火吹き芸
2:驚異的なバランス感覚芸
3:自由

↓2

吉良「よーし!じゃあ行くよ!」

食堂から包丁を一本とオレンジを数個持ってきた吉良。
いったいこれで何をするというのか


吉良「じゃあ今からこの包丁を地面に突き立てて、その上に爪先立ちした上でオレンジをお手玉の様に扱うよっ!」

吉良「まあまあ見ててよ!」

――――――――――
――――――――
――――

なんだこれは?見えない糸で吊し上げられてるのか?

空風がそう思うのも仕方ない。包丁の柄に爪先立ちした上でオレンジをジャグリング
一切バランスを崩さないその様子はまるで糸で吊るされているか、下に見えない足場があるかを錯覚させる


吉良「どーよ?凄いでしょー?」

空風「ああ。…けどそれ降りるときはどうするんだ?」

吉良「飛ぶ」

空風「飛ぶ!?」

吉良「ぴょーんって。なんか変?」

喋りながらジャグリングしていても全くビクともしない吉良。
流石は超高校級。と言った所だろうか

吉良「ふぅ。満足満足!もうやめていい?」

空風「ああ。良い物を見せてもらったよ。ありがとう」

吉良の評価<スゴクイイ!>

【次は誰と何をする?】
↓2


吉良の評価<スゴクイイ!>



少しばかり夕飯に旅立ってきます

因みに好感度は章の終わりごとに後悔していきます

すいません。回線の調子が物凄く悪いのでいったん中断で
遅くても明日に吐きます

午前から更新しても人は居るだろうか

書き方が悪かったですね
今からです…。昨日は途中で消えてしまったので。

―――――――――午後――――― ゴミ捨て場

空風「新道。何してるんだ?」

ゴミ捨て場では新道が汗を垂らしながらごみを捨てている真っ最中
傍らにはリヤカーが置いてあり、多分これでゴミを運んできたのだろう

新道「食堂のゴミ捨て…ですぅ」

新道「リーミアさんと朝ごはんを食べてる時に気付いたんですけどぉ…。あそこのごみが凄い溜まっていてぇ…」

空風「俺も溜まっているぞ!」

新道「はいぃ。あ。そうなんですねぇ…」

空風「やっぱお前俺に慣れて来たな」

新道「な…慣れて来たというかぁ…その。変態には憮然としてろってリーミアさんが…」

新道「べつにその空風さんの事が嫌いとかそう言うことじゃあ…うゆぅ…」

不服だな。何というか新道が俺に対する耐性を作ってきたというかなんというか…
あの自己紹介の時の新道はどこに…

新道「で。それで今食堂の大掃除をしていたんです」

空風「…さらっと流したな」

新道「ふぇ?」

【どんな行動をする?】
1:とにかく猥談を吹っかけてみる
2:コロシアイについて聞いてみる
3:自由

↓2

空風「やはりお前は良い胸をしているな」

新道「はぁい。ありがとうございますぅ…」

完全に新道は空風のあしらい方を熟知したらしい。
セクハラに顔の色を一切変えることなく受け答えしている

空風「…」

空風「揉んでもいいか?」

新道「……。ふぅ、ゴミ捨ては大変ですぅ」

空風「揉むぞ!」

空風「おーい!無視はやめてくれ」

空風「…おーい?」

新道「「チッ…いい加減しつこいぞ?あ?」」

空風「…ん?」

新道「うふぅ。なーんちゃって。でもしつこいのは良くないですぅ…」

冗談…なのか?
多分今誰よりも怖い顔をしてたぞ?

新道「大方ゴミ捨ても終わりましたし…。シャワー浴びてきますぅ…」


新道の評価<ダメ!>


ここに来てから三日目の夜。
特に何もなく過ぎて行った三日間。
明日も明後日もきっとこういう風に過ぎていくのか?

ベッドに座り込んで一人でそんな事を考えている空風


空風は夜時間がひたすら嫌いだ。

理由はただただ退屈だから。
外の事や過去の事に想いを馳せようとしてもそれが空風には無い

空風「…さて。どうしよう」

寝る前に軽くシャワーを浴びるか、それともこのまま寝るか
この暇な時間を物凄く無駄に使う、そして気が付いたら眠っているのだ

そう。きっと今日も―――


【モノモノマシーンを引く?】
引くを選択したならその直下のレスのコンマで商品判定
↓1


☆ひとつながりワンピース☆
を手に入れた

説明
一本の糸から編まれたワンピース、シルエットが美しい。
何かに引っ掛けると一気に全部ほどけてしまうので注意

※オリロンスレから拝借いたしました※


コイン数残り0枚



持ち物
「赤外線式体温計」2個
「ひとつながりワンピース」1個

持ち物は基本的に自由時間内の自由安価でプレゼントできます

「4日目」

ピーンポーン パーンポーン


モノクマ『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』


今日はモノクマアナウンスと共に目覚めた空風。
慣れない環境と記憶のないストレスのせいなのかは知らないが、少し調子が悪い

風邪というわけではないが、頭がぼんやりと重たいのだ


空風「…しんどいな。」

動けないほどしんどいわけでもない。
でもできれば動きたくない

動かなければ、どうせ暇な一日を過ごすことになる…

空風は重たい体を無理やりベッドから起こした

【ターニングセレクト】

現在の他のキャラクターの心情や行動や思考が少しだけ覗けます
選択肢も出てくるかもしれません。

勿論物語に関係大ありです。

誰を選択しますか?

↓2

あー。本当に殺し合いは起きねえのか?
あのビビリの男とか今にも殺りそうだったけどマジで大丈夫かぁ?

音峰はこの生活が始まってから一番殺し合いが起こる事を危惧しているかもしれない。
火野は今にも動き出しそうだし、風とか風戸とか白染とかは考えが読めない。まあ、考えを読むなんて音峰には出来ないのだけど
それに空風は変な奴だし。


音峰「……朝飯食うかな」

ふと頭の中に初日の食堂でのことが過った。

吉良は双子の妹を家に残してきて心配
深谷はよりちゃんっつうなんかもう一人の奴が居て
新道はなんかいろいろ苦労してたみてーだな。

って…まともな奴は居ねーのかよ。ここ


音峰「って。俺もまともじゃねーわな」


音峰は頭の中に浮かんできた不安をかき消すかのように大きく伸びをして部屋を後にした


空風「…今日はいつにもまして厚いな」

なんだか体調が優れないせいか、この暑さが異常に感じる。
もう三日も居るから慣れてきてると思ったんだけどな


空風「…熱は無かったしな」

二個も出た高性能の体温計で体温を測ってみたが至って平熱だった。
じゃあこの怠さは何だろうか?と疑問に思うが答えは全く出てこない
ただただ気怠さだけが空風の体に圧し掛かっていた


空風「うし。どっか行こう」

動いていたらそのうち治るだろう。
暇なのはコリゴリだ

【今日は誰と何をする?】
↓2

―――――午前―――コテージ前

リーミア「あら。えらく体調が悪そうですわね?」

空風「ああ…かなり」

空風「胸を揉ませてくれれば治るかもしれない」

リーミア「そんな事を言えるのならまだお元気な証拠ですわね。」

リーミアがどうしてわざわざ空風に声をかけたのか。
それは空風の顔色がいつもより悪いからだった、さすがに少し心配だったのだろう

リーミア「まあ。そんなにしんどいのであれば寝ればよろしいんじゃなくって?」

空風「一緒にか?」

リーミア「撃ちますわよ?」

空風「…」

もしかしてこいつは俺の事を心配しているのか?とは思った空風だがそれを口にするまではいかなかった。
流石にそれを言うと何か激怒されてしまいそうな気がしたし。
極力今は人を怒らせたくなかった


空風「…今日も退屈だな」

リーミア「私の話を聞いていたのかしらっ?寝ろと言っているのよ?耳が腐っているの?」


【どんな行動をする?】
1:殺し合いについて聞く
2:外に出たいか聞く
3:自由

↓2

空風「そうだ。これをプレゼントする」

リーミア「あら!良い心がけね!」

どうやらリーミアはプレゼントを気に入ってくれたらしい。
オシャレなワンピースを受け取って嬉しそうに微笑みを浮かべた

空風「桧山にやるか悩んだんだがな。桧山にはまた今度だ」

リーミア「どうして私があの変態デブと並べられてるんですの!?不愉快ですわ!」

空風「いや。似合うかな…と」

リーミア「まあ。このワンピースのデザインは確かに素敵ですけれど。あのデブには似合いませんわよっ!」

リーミア「目が腐ってるんじゃありませんの?」

空風「いや。そこまで怒るとは…すまない」

リーミア「ま…まあ。けどこれはありがたく受け取っておきますわ」

リーミア「今からお礼を言うからありがたく聞きなさい。そして聞いたら喜びなさい。わかりましたわね?」

空風「お…おう」

リーミア「素敵なワンピースをどうもありがとう」

リーミア「それでは。私はこれをお部屋に仕舞ってきますわ」


リーミアの評価<イイ!>プレゼント<スゴクイイ!>

【次は誰と何をする?】
↓2


――――午前―――集会場


火野「…どうして…お…俺が!」

空風「たまたま居たからだ」

火野「ば!バァァァァカ!!!死ね!!!!」

集会場には空風と火野。そしてそれと対峙するように立っているモノクマ
どことなくさっきが感じられるのは気のせいなのか?

モノクマ「ボクに話って何のこと?」

空風「聞きたいことは山ほどある。なあ、火野?」

火野「俺は関係ねえ!」

空風「無いのか?」

火野「あるっちゃあるけど…」

モノクマ「何?ボクに答えてほしい事があるの?よぉし。一つだけ教えてあげてもいいよ!」

空風「…一つだけか」

モノクマの気まぐれで一つだけ教えてくれるらしい…
でも聞きたいことは山ほどある。

一体何を聞く?

【どんな行動をする?】
1:自分の記憶を聞く
2:黒幕の目的を聞く
3:自由

↓2

空風「…どうして俺は記憶喪失なんだ?」

モノクマ「んー…なんでだろうねー?なんでだと思う?」

火野「お…俺に聞くなよ!!!」

モノクマ「当てれたら火野君は無事家に帰れます!」

火野「…実は超高校級の警察とかで…記憶があると不都合だから…とか?」

モノクマ「はーい!違いまーす!ざんねーん!むねーん!」

火野とモノクマのぎくしゃくとした漫才のような掛け合いを遮る様に空風が口を開く
それもかなりイラついた様子で

空風「なんでなんだ?答えろ!」

モノクマ「え?君は記憶喪失なんかじゃないよ?」

モノクマ「ということでモノクマの解答コーナー終わり!」

俺は…記憶喪失じゃない?
一体どういうことだ?

空風「おい!適当なこと言うな!」

火野「お…おい!落ち着けって!」

モノクマが去った後の集会場にはかなり苛立った様子の空風と、それをオドオドした様子で宥める火野だけが残った

【次は誰と何をする?】
↓2

―――午後―――食堂へ至る道

空風「一人で何してるんだ?そんな所で」

風「風を感じてたヨ。故郷に思いを馳せてタ」

空風「故郷って?」

風「多分アジア方面ヨ。物心ついた時から世界を転々としてたからネ」

スパイってなんだかすごい大変なんだなと思う空風だった。
だけど今はそんな事を思うより、やりたいことがある

空風「スカートをめくらせていただきたい」

風「は?」

空風「その白いロングスカートを」

風「は?」

空風「だからだな」

風「イヤヨ」

風「蹴り殺すヨ?」

空風「…なら。その…えっと…」

何よりも鬼気迫るものがあった。多分本当に蹴り殺される。
ならばいったいどうすれば…

あ。そうか他の部分を


【どんな行動をする?】
1:胸を揉ませてと頼む
2:尻を揉ませてと頼む
3自由
↓2

空風「では…尻を揉ませて」

風「――――」

――――ドゴォンッ

風「次はろっ骨を砕くからネ」

空風は気が付くと3m後方に吹き飛ばされていた。
そしてその後に襲ってくる鈍痛。
体全体をゆっくりと電撃が走っているような


風「…気分が悪いヨ」

空風「…し…死ぬ…」


大分気分を害してしまったのか風は倒れ込んでいる空風に目もむけずに去って行ってしまった。

風「スパイを舐めるなヨ!」

風「この…この日本人ガッ!」

去り際に訳の分からない罵倒をされたけれど、空風の意識はすでに闇の中。
体調が悪い時にスパイの全力の蹴りは結構堪えたらしい

風の評価<スゴクダメ!>

【次は誰と何をする?】
↓2

椎名「…」

空風「なんで見つめてるんだ、助けてくれ」

椎名「畏まりました」

いや。言われる前になんか行動してくれよ…
今まさに死にかけてるんだ、多分。

椎名は言われた通りにしか動かないらしく、空風が「助けろ」と口にした瞬間に初めて行動を見せた

椎名「…」

空風「…ありがとう」

椎名「いえ。命令ですので」

椎名は空風を適当に壁にもたれさせてその場を去ろうとした
――――が

空風「ちょ…ちょっと待て、しばらく動けそうにもないから。その…話さないか?」

椎名「畏まりました。話題をどうぞ」

空風「…普段何をしてるんだ?」

椎名「行動的な意味で何をしていると聞いているのですか?それとも思想的な意味で何を考えていると遠まわしに聞いているのですか?」

椎名「それとも下世話な意味を含めた―――」


【どんな行動をする?】
1:行動的な意味で何をしているか
2:思想的な意味で何を考えているか
3;自由

↓2

空風「お前は普段何を考えてるんだ?」

椎名「…どう答えればいいですか?」

椎名の顔は酷く困っているように見えた。
表情は一切変わっていないのに、どこか困惑しているように見えた

空風「お前がどう考えてるのか聞きたいんだ」

椎名「…そうですね」

椎名「従うことですね」

空風「…従う?」

椎名「はい。全てにおいて従う。ですね」

空風「それは楽しいのか?お前はそれでいいのか?」

椎名「ではお聞きしますが。私のしたいこととは何ですか?」

空風「え…。いや。それはお前が見つけることでだな」

椎名「私のしたいことが従うことなのです」

従うことがしたい事…?そんなの何かおかしいぞ。
ああ。かなり変だと思う、けどなんて言えばいいんだ?


椎名「珍しいですね。私の意見を聞こうとする人がいるなんて」

空風「そうか?けっこう…俺は気になるけどな」

椎名「そうですか。ではまた話しかけてください。今度はもっと自分の事を離せるように練習しておきますので」

椎名「ご期待に沿えるかと」



椎名の評価<イイ!>





【ターニングセレクト】

現在の他のキャラクターの心情や行動や思考が少しだけ覗けます
選択肢も出てくるかもしれません。

勿論物語に関係大ありです。

誰を選択しますか?

↓2




















…かなり拙いかもしれない
人が死んでしまうかもしれない

いや。殺人が起こるかもしれない

誰かを呼びに行かなければ。

誰かに伝えなければ






―――――――――――――

―――――――――――

―――――――――


眠れないし、小腹も空いた…
この時間食堂は開いていたっけ?まあ良い、とりあえず食堂に何か取りに行こう


――――
――――――


風「……」

食堂に向かった白染が見つけたのは厨房で何かを漁る風の姿だった。
場所的に冷蔵庫…ではない。

じゃああそこは?確かキッチン用品の棚?

風はごそごそと暗闇の中でキッチン用品の棚から何かを手に取った
それがなんなのか、暗くてよく分からなかったけれど、月の光を反射するそれを見て白染はそれがなんなのかを理解した

包丁だ。

白染「……」

―――ガサッ


風「誰ネ!!」

パシュンッ


飛んできた包丁は白染の真横の壁に突き刺さる。
殺される!白染の体が警報をけたたましく鳴らす



――――ダッ


足の速さには自信のある白染はとにかくがむしゃらに走り出した。
とりあえず風を取り押さえないと拙い。

その一心で誰かのコテージを目指して―――


【誰のコテージへ向かった?】

↓2

<五日目>


朝のアナウンスは。いつもと少し違っていた。







モノクマ「死体が発見されました!」

モノクマ「一定の捜査時間の後学級裁判を行いまーす!」








…何だよ。今のアナウンスは!?


いつもと違うアナウンスに飛び起きた空風はボサボサの頭でコテージを飛び出た
同じくアナウンスを聞いて飛び起きて来た面々が不安そうな顔でどこに行けばいいのか分からずに佇んでいた


深谷「…居ないわね」

一番最初に口を開いたのは深谷だった。

深谷「風さんに火野君、白染さんに風戸君、あと山北君も」

至って冷静な声色で深谷は空風に話しかけて来た。
「これがどういう意味か分かる?」と。

空風「…ど…どういう事だよ」

深谷「ここまで行っても分からない?死んでるのは五人の中の誰かよ」

新道「ひ…ひぃぃっ…」

リーミア「ちょ!弓弦しっかりなさい!」


モノクマ「もー!そんな所に居ても面白く無いじゃーん!野外炊飯場だよ!」

モノクマ「ほら!走って走って!」


空風は多分誰よりも早かった。
だって誰かが死んでいるなんて現実、早々受け入れる事は出来ない。

この目で確かめるまでは。

空風「…風戸?!」

風戸「…奥だ。あまり見ない方がいい」

空風「奥なんだな!?」


風戸の警告なんて聞こえてはしなかった。
ただ「奥」という言葉に反応して、空風は億へと一心不乱に走った



空風「……は?」

おい…何だよこれ。なんでだよ。何で殺されてるんだよ?

誰が…誰がだ?
外に出たいがためにこんな事をしたのか?ふざけるなよ…




――――野外炊飯場の奥

―――――石畳の床の上に二人は居た


―――――――――頭を薪の様にかち割られて、まだ頭に斧が刺さっている

【超高校級のスパイ】
    風 鈴々


そして風と手をつないだ状態でセーラー服を真っ赤に染め上げて倒れている

【超高校級の新聞局員】
    白染 風李


―――――夥しい血の量が日常を侵食するかのようにじわじわと広がりを見せていた


いったん中断を

夜頃に戻って来れたら戻ります

http://imgur.com/t1IS5yC.jpg

地図です

只今より更新してもOKですか?
















◆捜査開始◆




















白染「…っ」

ピクンとほんの僅かながらに白染の体が動いた
もう死んで居る物だと思われていたからこそ、今まで誰も生死の確認をしなかった

空風「…白染?」

空風「おい!白染が生きてるぞ!」

確かに指が動いたような気がした。確かに一瞬だけ。
まだ白染は生きている!!早く何とかしてやらないと!

一目散に空風は白染に駆け寄って軽く揺さぶってみた

深谷「…止めなさい。無闇に揺さぶると最悪死ぬわよ」

深谷「…誰か。白染さんをどこか安全な場所で安静にさせて」

深谷がそう的確に指示を下すと風戸と山北の二人が白染を持ち上げて、日の当たらないベンチに横たわれせた

新道「あ…あのぅ。白染さんの血を拭いてあげたりとかは…しなくていいんですかぁ?」

リーミア「私もそう思っていましてよ?弓弦。」

新道「何か拭ける物を持ってきますぅ!」

新道とリーミアは小走りで野外炊飯場を後にした。

今ここに残っているのは朝のアナウンスに反応して外に出た面々と、風戸と山北。
丁度新道たちと入れ替わりで火野が野外炊飯場に入ってきて、椎名以外の全員の安否は取れた

火野「はぁ…はぁ…し…白染さんは大丈夫か!?」

音峰「お…おう。なんとかな、けど風が…」

火野「…そ…そうなのか…」


深谷「…とりあえずここにみんなで固まるのは止しましょう」

深谷「風さんはプライドの高い人だったみたいだし、亡骸をこういう風にじろじろ見られるのも嫌でしょうし」

深谷「それに。こんなとこで固まっていては犯人を見つける証拠を見つけることはできないわ」

いつもの少女のような声とは違う、大人の色気の漂う声で深谷はそう口にした。
不思議と耳に残る声で、それでいて「そうしなければならない」と思うような意識させる不思議な声だった

深谷「現場保全。風戸君、山北君お願いできる?」

風戸「…それは構わない…が」

深谷「質問は後にして頂戴、どうせ何を質問されるかもわかっているから。」

深谷「そして出来るだけペアで動いてちょうだい。一人の行動はしない様に」

深谷「あとは…そうね。椎名さんが見つかったら私の元に来るように伝えてくれる?事件の説明と自己紹介をしておきたいから」


モノクマ「って!ちょいちょいちょーい!なんで勝手に話進めてんのさ!ボクが出る幕無くなるじゃん!」

モノクマ「もう!バカバカバカ!!!」

すいません。急な来客がありましたので次更新は23時ころになるかと

そうです。昨日は安定の寝落ちでした。ごめんなさい

今から更新してもいいですか?

モノクマ「はぁい!ということでオマエラにはこのモノクマファイルをあげちゃう!ボクってやっさしー」

モノクマ「あ!皆の人数分あるからあわてないでね!15個ちゃんと用意してるから!うぷぷぷぷ」

わざわざ15という数字を強調してくるあたりに底知れない悪意を感じる。
空風は腸が煮えくりそうになったが、横に居た深谷が誰にもばれない様に袖を掴んでいたので何とか抑える事が出来た


桧山「死因。斧で頭をかち割るっ!?ガクブル…ですな。」

小森「…こんな小説みたいなことあるんだ……」

モノクマファイルの内容はこうだ。
死因は斧で頭をかち割られていた、頭の側頭部には打撲婚があった

あとは死体の写真。傷口が生々しく接写されており、殆どがそれを見て顔をゆがめた

モノクマ「んじゃ!学級裁判まで頑張ってね!」

ピョコンと軽快な音と共にモノクマは消え去り、後には形容しがたい不快感だけが15人を支配していた
まさか本当に人が死ぬなんてと思って居る物、不謹慎ながらにこの状況に少し心を躍らせて居る者

様々な思惑が交差する中で、各々の命を守るための捜査が始まった


{モノクマファイル1>
被害者は【超高校級のスパイ】風鈴々。頭頂部を斧で割られており即死だった模様、側頭部には打撃の跡が残っていた。

深谷「捜査を始める前に。何か言いたいことがあるならどうぞ?風戸君」

風戸「…お前は誰だ」

深谷「そんな怖い顔で睨まないで。私は私よ。深谷頼子」

深谷「超高校級の探偵よ?」

風戸の疑問を皮切りに全員が各々深谷に思っていた疑問をぶつけはじめる

深谷「正確に言うとふーちゃん。ではない方。解離性人格障害ってご存知ない?」

深谷「私たちは一つの体に二つの人格を持っている。バカと賢い方で分かれているの」

深谷「記憶も知識も共有されている。主人格の方は記憶や知識を自由にもう一つの人格から消去できるけど」

深谷「私は妹。姉はあの子。それだけよ」

けれどすべての疑問に丁寧に返答してから深谷は言葉をつづける。
まるで深谷では無い様な口調。仕草。そして雰囲気で


空風「じゃあその。お前は俺らの事をずっと―――」

深谷「見てたわ。もういいでしょう?こんな事に時間を使っていないで捜査をしましょう。空風君?」


◆捜査時間◆

出来る事:場所や人物を指名しての調査と聞き取り
今行ける場所:集会所・MAP1>>541の全てと各コテージ

↓2

安価忘れ。

誰をペアにする?

(風戸 山北 白染 椎名 以外)

↓2

――――――― 食堂 ――――――――

空風は小森とペアを組み、食堂の調査に来ていた。
どうして小森と組んでいるか、それは小森がたまたま偶然余っていたからだ。

声をかけると少し悩まれたが、しぶしぶ空風とペアを組んでくれた


小森「…うーん。」

空風「何か気になる物はあったか?」

小森「小説と一緒にしちゃうのは不謹慎だけど。こういうのって…大抵意外な所に証拠があるんだよね」

空風「意外な所?」

小森「あとは証拠だと思ってない物が証拠になったり」

空風「…灯台下暗しってやつか?」

小森「うん。ほら、例えばさ。テーブルクロスの色がここだけ他と違う。とか」

小森「厨房には調味料が出しっぱなし。とか」

空風「…よく見ろ。ここの食堂のテーブルクロス、全部色が違うぞ?デザインは同じみたいだけど」

小森「…あ。ほんとだね」

空風「それに。あの調味料は多分火野だな。いっつも毒が入ってないか全部調べ回ってたしな」

小森「それじゃあ。その…意外な所に凶器とか落ちてたり…。ってないかぁ」

※コトダマGET※

{出しっぱなしの調味料>調味料が出しっぱなしにされていた、火野が調味料の毒見をしていたのだろう

小森「天井裏に犯人が出入りした形跡が…とか」

空風「どうして食堂の天井裏に犯人が居る必要があるんだ。野外炊飯場が現場だぞ?」

小森「んー…小説みたいにはいかない。よね」

自分の小説と同じように考えている小森だったが、先ほどから一向に埒があかない事ばかり言っている。
けれど意外と的は得ていたようで。


小森「…包丁が落ちてる」

小森が見つけたのは床に落ちている包丁だった。
壁に突き刺したらしく、横の木の壁には鋭利な刃物跡が付いている

空風「誰かがここに包丁を刺して抜いた?」

小森「けどどうしてだろう…」

小森「…凶器って包丁じゃないよね?」

何に使われた包丁なのか、どうして床に落ちているのか、壁に刺さっていたらしいのは何故か?
一つの包丁だけで二人の頭はパンク寸前だった

小森「ナイフ投げ…とか?」

空風「吉良か?けど…一本だけで?」


※コトダマGET※
{床に置いてあった包丁>何者かが壁に包丁を突き刺してから、それを抜いて床に置いたらしい。

すいません。またしても回線の具合が悪いので次の投下に時間がかかりそうです。
しばしお待ちを

回線が完全に死んでいまして連絡が一切取れませんでした。

今は何とか戻りましたが尚不安定です。
それでも良ければ更新してもいいですか?

とりあえずめぼしい物は調べつくした二人は食堂を後にした。
人が死んだ後だと言うのに太陽は気持ち悪い程に燦々と光り輝き、二人の体温を上昇させていた。

小森「…本当に犯人…見つかると思う?」

空風「見つかるか?見つけるんだ」

空風「罰を与える。それは当然の事だ」

小森「けど…犯人も死んじゃうんだよね?それって…」

空風「そうか?俺は処刑という制度も評価しているんだ。命を奪った者には命をもって償わせるべきだ」

小森「犯人だって何か考えていることが…」

空風「これがもし小説ならば犯人の心情がつらつらと長々しく記述されているんだろうな、けど第三者から見ればただの人殺しだ」

空風の罪に対する意識は酷く恐ろしいものだった。
太陽が照らしているのに、空風には影が落ちているようにも思える。

けれど小森は質問を続けた。気になったからかそれとも好奇心からか、それとも小説家として空風の歪んだその先を読みたくなったからなのか



小森「もし…もしも…私が犯人だったら?」

空風「殺す。ルールに則ってな」


暫く二人の間に沈黙が走ったが、小森の「次。どこに行こうか」と言う声でまた二人は動き出した


◆捜査時間◆

出来る事:場所や人物を指名しての調査と聞き取り
今行ける場所:集会所・MAP1>>541の全てと各コテージ

↓2

――――― 野外炊飯場へ至る道 ――――――――

小森「あ。火野君いたよ」

小森が指さす先には酷く死にそうな顔をしている火野が居た
しかも一人でぼーっとしている

空風「おい!火野!」

ビクッと体を震わせて、おびえた目でこちらを見つめる火野

火野「な…なんだよ」

空風「…いや。聞き込みをな」

火野「…お…俺は犯人じゃねえぞ!お…お前らの仲に犯人が!」

空風「だからそれを見つけるためにもだな…なんか見なかったか?」

小森「怪しい音を聞いたとか怪しい人を見たとか?アリバイとか?」

火野「き…昨日は何も見てねえし…な…何も聞いてねえ」

火野「体調が悪くて椎名に看病してもらってたんだ…」

小森「看病?」

火野「あいつ…そう言うの上手いしよ…一晩泊まってた…」

空風「椎名はどこに居るか知ってるか?」

火野「朝目が覚めたらいなかったよ。知らねえ」

※コトダマGET※
{火野の証言>夜から体調が優れなかったので、椎名に一晩看病してもらっていたらしい



【他に聞きたいことは?】
↓2

空風「…なあ。一つ聞いて良いか?」

火野「な…何だよ」

空風「どうしてあの時白染の心配だけしてたんだ?」

火野「…は?」

小森「あ…確かに。火野君は一番最後に来たはずだから知らないよね?白染さんが倒れてたってこと。」

三人の間に物凄く冷たい空気が流れる。
まさかお前が?小森と空風の視線が火野に突き刺さる

火野「…昨日の夜。椎名の部屋の窓から見たんだよ」

火野「…凄い顔して走ってくる白染の事」

火野「どこの部屋に行ったかは分かんねえけど」


小森「それ。本当?他の人にも聞くよ?白染さんとかにも…」

火野「聞けよ!嘘なんてついてねえ!」

◆捜査時間◆

出来る事:場所や人物を指名しての調査と聞き取り
今行ける場所:集会所・MAP1>>541の全てと各コテージ

↓2

―――――――― 野外炊飯場 ――――――――

小森「結局戻ってきちゃった」

空風「調べてなかったからな」

野外。という事もあり目立った証拠が見つからない
食堂と違って違和感が察知しにくい

小森「…」

空風「…」

深谷「二人して何を突っ立っているのかしら?」

奥の方から深谷がやって来て不思議そうな顔で声をかけてくる。
二人は声をそろえていった「何もしていない」と


深谷「…死体を調べたり。風戸君とか山北と君とか白染さんとか…居るでしょう?」

深谷「ここまで言っても分からない?調べてきなさい」

小森「そ…そう言う深谷さんは…何してたの?」

深谷「安楽椅子探偵。ならぬ車椅子探偵をしているのよ」

深谷「活動範囲が限られてくるから。この体だと」

【どこを調べる?何をする?】
↓2

また回線が不調気味なので今日はここまでで
もうすぐで工事入るんで週明けには安定するかと…

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