書き溜めないのでゆっくり
【ガルパン】×【カブトボーグ】
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ボォォォォォォーーーグバトォォォォォル!!!
それは!!熱きボーグバトラー達の戦い!!
ボォォォォォォーーーグバトォォォォォル!!!
それは、人生の縮図!!乙女の花道であるッ!!
みほ「いってください!私のワークホース・レッドビートル!!」
第一話「 母親越え! 勇気のライジング・プロミネンス 」
みほ「いってください!私のワークホース・レッドビートル!!」
ガルフストリーム井手上「相変わらずの猪突猛進、それではこのガルフストリーム井手上!そして我が愛機バイリンガル・ハウスキーパーを倒せると思わないことだ」
ガルフストリーム井手上「行け、バイリンガル・ハウスキーパー!!」キュイイイイイイイイン シュウウウウウウ
司会「ギャラクシーカップ準決勝第二試合、バイリンガル・ハウスキーパー対ワークホース・レッドビートル予想を上回る熱いバトルが行われています」
キュウウウウウウウイイイイイイン ガキーーーーン
みほ「パワーは互角ですね」ハァハァ
ガルフストリーム井手上「それはどうかしら?」ギュウウウウウ
司会「ワークホース・レッドビートルがジリジリと押されています」
優花里「パワー自慢の西住殿のワークホース・レッドビートルが押されているであります・・・・」
麻子「流石ガルフストリーム井手上、謎の組織ウエストライブオーガニゼーションの№2だけのことはあるな」ムムム
ビッグシホ「ふふふ・・・・」ニヤ
ガルフストリーム井手上「ここまでのようだな西住みほ、バイリンガル・ハウスキーパーのチューンナップモーターの前では手も足も出ないようだな」フフフ
みほ「それはどうでしょう、私は、私こんな所で負けるわけにはいかないんです!なぜなら、私には絶対に負けられない訳があるからです」ギュウウウウウウウウン
優花里「西住殿のワークホースがパワーを取り戻したであります」
みほ「いっけえええええ、ワークホース・レッドビートルフルパワー!!!」ギュウウウウウウウンンン
ガルフストリーム井手上「くっこのままでは・・・・・」チラ
ビッグシホ(トドメを刺しなさい)p
ガルフストリーム井手上「総帥のお許しが出た・・・使うぞ我が最大奥義”ワンサウザント・トランスレーション”」
ギュアアアアガガガガガガ
みほ「負けません!”レッドレッド・メテオバースト」
キュウウウウドガアアアアアン
みほ「いっけええええええええ!!!」
ガガガガガガガ グググ ブワアアアアン
バイリンガル・ハウスキーパー ガッシャアアン
司会「決まりました西住みほ選手、決勝進出です!!」
優花里「やりました、とうとうやりましてね西住殿」キャアキャア
麻子「これで決勝戦進出だな」
みほ「ついにあなたに挑戦できますね、ビッグシホ!!」
ビッグシホ「よくここまで勝ち上がってきました、それだけは褒めておきましょう。しかし、あなたでは決して私に勝つことは出来ないわ」ドガアアアアン
みほ「な、なんだってえええ!!!」ガガアアアン
ビッグシホ「西住みほ明日の試合楽しみにしているわ!帰りますよ」バサッ
優花里「西住殿・・・・・」
みほ「私が負ける・・・・」
優花里「あんな言葉ハッタリであります、気にすることは無いでありますよ」
麻子「そうだな、自信持て」
杏「それはどうかね~曲がりなりにも相手はあのビッグシホ、ストリートファイト500戦無敗!その成績もさることながら、厚顔無恥な言動、それからあのマスクから覗く鋭い眼光、私には嘘言っているようには見えないね~」
みほ「泣いても笑っても決勝は明日です、私は自分の精一杯を出すだけです」
~みほハウス~
みほ「・・・・・」キュキュキュ
みほ「ワークホース・レッドビートル・・・私達の積み重ねてきた戦いに間違いはなかったよね・・・」
~偽回想中~
みほ「様々な努力を惜しまず特訓して必殺技をものにしてきたんですよね」
みほ「だけどあの言葉・・・・・」クウウ
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優花里「とうとう決勝戦でありますね」
麻子「そうだな、こっちまで緊張してきたな」
優花里「西住殿は大丈夫でしょうか?」
みほ(ゲッソリ)「うううう・・・結局一睡もすることが出来なかったです」
杏(西住ちゃん明らかに調整ミスだね~このままで戦えるのかね~」
みほ「くううう意識がもうろうとしてきた・・・それになんだかお腹もゆるいような」ギュルルルル
杏「西住ちゃんやっぱりここは棄権「「ありがとうございます、でも大丈夫です会長」
みほ「行ってきます」ガチャン
みほ「くうう・・・・ハァハァ」ドサッ グググ
みほ「ハァハァハァハァ・・・・・」ズリズリズリズリ
みほ「辛いです・・・こんなに具合が悪いのは久しぶりかな」ゼエゼエ
みほ「辛いです、かなり辛いです」ガシャン
沙織「みぽりん・・・・」
みほ「あなたはクラスのマドンナ沙織さん!!」
沙織「みぽりん・・・私もう見ていられない・・・もうみぽりんは十分頑張ったじゃない」ガシッ ギュウウウ
みほ「沙織さん・・・・」
沙織「もういいんだよ、みぽりんは頑張ったよ、誰も文句なんて言わない!もう戦わなくていいんだよ」グスグス
みほ「沙織さん・・・・・」ギュウウウウウ
沙織「みぽりん私、私みぽりんのためだったら・・・・」ググググ
みほ グイッ「沙織さんのおかげで目が冷めたよ、ビッグシホが待ってます、行かないと」
沙織「みぽりん・・・・」グスグス
みほ「私は戦わないといけないんです」ウイイイイイイイイン
沙織「みぃぃぃぃぽぉぉぉぉぉりぃぃぃぃん・・・・・・」ウワアアアアン
司会「お聞きくださいこの歓声、ギャラクシーカップ決勝戦を控え観客のボルテージはマックスを超えてまっす」
みほ「湧き上がる歓声、しびれるように緊張した空気・・・・長かった・・・ついにあの人との決着がつきます」
ウィィィィィィィィン ガシャン
ビッグシホ「いよいよね西住みほ、これであなたとの決着もつくわ」
みほ「はい!」
ビッグシホ「567体目、あなたはこのシホの567体目の獲物です」ビシッ
ビッグシホ「あなたのワークホース・レッドビートルは私の完成されたダークサイドプレジデントの567体目の獲物です」
みほ「チャージ三回フリーエントリーノーオプションバトル!!」
ビッグシホ「チャージ三回フリーエントリーノーオプションバトル!!」
みほ「おおおおおおおおおおおおお」ギュイイイイイン ギュイイイイイン ギュイイイイイン
ビッグシホ「うをおおおおおおおおお」ギュイイイイイン ギュイイイイイン ギュイイイイイン
みほ・ビッグシホ「チャージ イン!!」ビシュン ビシュン
ガガガガガガガ ギュウウウウウ
みほ「いってください、ワークホース・レッドビートル”テールスピンドリフト”」ギュリュギュリュギュrギュ
ビッグシホ「甘いわ」クルン
優花里「西住殿の攻撃があっさり躱されたであります」
杏「流石はビックシホだね~」
ビックシホ「しゃらくさい、これで終わりよ」
ギュウウウウウ ガシッ グワアアアアアン
杏「ああ、西住ちゃんの機体が場外に落ちちゃう」
優花里「大丈夫であります」
麻子「そうだな、西住さんはここからが強い」
クルンクルン ガシャッッ
司会「おおっとワークホース・レッドビートルなんとか場内にとどまった」
みほ「今です、いけええ、ワークホース・レッドビートル」ギュウウウウウウウ
ビックシホ「な、なに!?」
ガシイイイイイインン ビキビキビキ ギャサアアアン
ピュウウウウウン ガシャン ビキビキビキ バカン 仮面パラパラパラ
仮面ガシャアアアン
みほ「あああああああ!!お、お母さん!?!?」ガガーーーン
みほ「お母さんがなぜここに!! いえその前になぜお母さんがビックシホなんだ?????」
ガックリ
みほ「そんな・・・あの優しくも厳しかったお母さんが・・・どうして」
みほ「お母さんが私や皆に様々な嫌がらせをしてきたビックシホだったなんて・・・どうしてなのお母さん!!!」
しほ「全ては最強のため、最強の称号を手に入れるため、私は過去を捨てたのよ! 下らぬしがらみに囚われないよう私はすべてを捨てたの」
しほ「だからこそ言おう、みほ、あなたは私に勝つことは出来ません」ズガガガガアアアアアン
杏「不味いね~今の西住ちゃんは動揺しまくっちゃてるね。あのビックシホの正体が西住ちゃんのお母さんだったなんて」
優花里「西住殿・・・・」
ギュウウウウグイグイグイグイ
司会「ああっとワークホース・レッドビートル徐々に押し出されていく、これは万事休すか?」
しほ「この程度なの?私は昨日あなたに言いましたね、今のままでは私の勝つことは出来ないと」
グイグイグイ
みほ「確かに昨日までの私だったらお母さんに勝つことは出来なかったです」
みほ「「でも私は1分1秒今この瞬間にも成長している。だからこそ言えます、昨日の私より今の私はもっともっともっと強い!!!」
みほ「いけえええええええ・・・」ギュウウウウウウン
しほ「流石ね、でも私の勝利はゆるぎません」
みほ「私も負けるわけにはいきません・・・・・からなず私は勝ちます!!」
しほ「これでキメます・・・”ビックシホ・ファイナルエクスプロージョン”」ギュウウウウウウイイイイイイイドガアアアアアン
みほ「いきます、私のワークホース・レッドビートル・・・”レッドアウト・ゴールデンマキシマム・バーニング”」グオオオオオオンドガアアアアアアアアアン
みほ「うをおおおおおおおおおおおお!!!!」
しほ「をおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
ギイイイイイイイイン ガキイイイン ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
みほ「うわああああああああああああああ」
しほ「な、なに・・・」グググググ ガシャン・・・・・・・
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
司会「決まりました西住みほ選手ギャラクシーカップを制しました」
みほ「やたああああああああああああ」
優花里「やりましたね西住殿」ガシイイン
麻子「やったな」ガシイイン
杏「ユーアーナンバーワンだね~」
しほ「強くなったわね、我が娘よ・・・・」
みほ「お母さん・・・」
しほ「何度倒れても起き上がる勇気、それを人は七転び八起きと言う。その気持ち忘れてはダメよ」
みほ「お母さんは私を強くするためにビックシホになったんだ・・・私のためにわざと悪に染まったようなふりを・・・」
しほ「ああ、そうだったわ。お父さんには内緒よ!」ザッザッザッ
優花里「西住殿~」
麻子「皆の声援に答えてやれ」
「「ワーワーワー」」
みほ「皆さんありがとうございました」ペコ
~完~
次回予告
みほ「すごい人が街にやって来ました、あの人の通った後にはぺんぺん草すら生えない」
みほ「彼女の名前はダージリン、無職、年齢不詳、住所不定、国籍不明、謎の人です」
みほ「次回カブトボーグ”ライバル登場! 必殺ヴァリアブル・ルルド・ウォーター”」
今日はここまで ありがとうございました
第02話 ライバル登場!必殺のヴァリアブル・ルルド・ウォーター
~大洗~
ヒュウウウウウウウンンーカラカラカラ
ダージリン「この街も久しぶりね・・・・何も変わっていませんね・・・」フフフ
梓「へへへ、お姉さんこんなところでなにしてるのかな?」
あゆみ「ここを通るには通行料が要るんだよ」クスクス
あや「どういう意味かわかるよね」ククク
桂利奈「何ならその体に教えてあげてもいいですよ」カチャ
ダージリン「フフフ、なにも変わってませんわね・・・・この街は」カチャ
優季「なに言ってるの?」
ダージリン「言葉なんていりません。行きますわ私のブリリアン・ジェントル・スピリット」
キュイイイイイイイインドガアアアアアン
「「「うわああああああああああああああ」」」
ダージリン「フフフ、あなた方チンピラとは行き方が違いますのよ、そう生きる密度が・・・・」キラーン
~大洗学園~
優花里「いや~やはり西住殿はしっかりしているでありますね」
みほ「そんなことないよ、私は当たり前のことを言っているだけだよ」ポリポリ
麻子「だが分かるな、西住さんの考え。やはり一日一日が大切です」
杏「ハハハ、まるでビジネスマンみたいな会話だね~」ケラケラ
梓「に、西住隊長・・・」ボロボロ
みほ「あなたは一年生チームの梓さん!一体どうしたんですか!?」
梓「三丁目の練習施設が襲われたんです・・・」
「「なんだって~!?」」
優花里「大変であります、急いでいきましょう」
みほ「そうだね、会長行ってきます」ガチャン タッタッタッ
麻子「行ってくる」
紗季「・・・・・・・」ガクッ
あや「うううう・・・・」ガクガク
みほ「酷い・・・一体誰がこんなことを?」
ダージリン「やっときたようね」
優花里「あ、あなたは?」
ダージリン「私はダージリン・ザ・ファーストフラッシュ!何者をも凌ぐスピードの持ち主、何者をも凌ぐスピリットの持ち主です」
ダージリン「西住みほさん、私と勝負なさい」
みほ「私の名前は西住みほ、好きな食べ物はマカロンです!」
優花里「自分の名前は秋山優花里、たくあんとバームクーヘンです」
麻子「私の名前は冷泉麻子、好きな食べ物はケーキ全般!」
ダージリン「ふん!言葉なんていりません、西住みほ私と勝負です」ビシッ!
みほ「・・・・・・・絶対にいやです!!」
ダージリン「な、なぜですの・・・なぜ私と戦わないんですの?」
みほ「それは・・・私と勝負したかったら!まず、そのうざい髪を切ってください!!」
ダージリン「な・・・そんな理由で・・・」
みほ「勝負はまずそれからです!!」
ダージリン「く・・・・っし、しばらく考えさせてください・・・」ザザッ
麻子「流石だな西住さん」
優花里「なんだかスッキリしたであります」
みほ「何を言っているんですか・・・・あの人は強いです、それもとてつもなく」プルプル
優花里「西住殿が震えているであります・・・・」
みほ「ダージリン・ザ・ファーストフラッシュあの人はとてつもなく危険です・・・」
優花里「西住殿・・・」
みほ「行きましょう」スタスタ
麻子「どこへ行くんだ?」
みほ「決まっています、マダム千代のお店です」
~BAR島田~
カランカラン
優花里「西住殿ここは何処でありますか?」
麻子「子供が入っても良いのか?」
みほ「ここは一見ならず者のたまり場に見えますがれっきとした情報屋なんです」
麻子「ダージリンの情報を集めるってことか」
みほ「牛乳・・・・」スゥゥゥゥ パシ
千代「久しぶりね、西住さん」カツカツ
みほ「お久しぶりですマダム千代、実はダージリンさんの情報が欲しくて」
千代「ダージリンとやるのね、ならちょうどダージリンの昔の恋人が居るわよ」クイッ
オレンジペコ「はじめまして、私、オレンジペコって言います」
「「はじめまして」」ペコ
オレンジペコ「それでたじっああ!!ダージリン様について聞きたいことって何ですか?」
みほ「なんでも構いません、あの人について知っていることなら何でも教えて下さい」
オレンジペコ「最近のたじっいえ!!ダージリン様については何も知りません・・・あの人は昔は普通の人だったんです、でも突然私の前から消えてしまって・・・」
麻子「いなくなったのか?」
オレンジペコ「はい!突然修行の旅に出ると言ったきりそれっきり連絡がないんです・・」
優花里「こんな綺麗な人を置いて消えるなんて酷いであります」プンプン
オレンジペコ「たじっいえ!!あの人を悪く言わないでください、ダージリン様はただ純粋な方だったんです」ウゥゥゥウエェエエエエン
みほ「オレンジペコさん?」
オレンジペコ「はい?」ケロ
みほ「少し聞きたいことがあるんですが」
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オレンジペコ「今の質問で良かったんですか?」
みほ「ありがとうございます、助かりました」ペコ
千代「行くのですね・・・・」
みほ「ええ、お世話になりました」
千代「ダージリンはとても危険な相手よそれでもいいの?」
みほ「大丈夫です、私は必ず勝ちます!!」
ヒュウウウウウウウンン
カツカツカツ
ダージリン「待たせましたわね・・・」バサ
ダージリンショットカットバージョン
みほ「・・・・・」コクッ
ダージリン「勝負です、西住みほさん」カチャ
ダージリン「チャージ二回・スリーステップエントリー・ノーオプションバトル!!」カチャ
みほ「チャージ二回・スリーステップエントリー・ノーオプションバトル!!」カチャ
ヒュウウウウウウウンンー カチッ
ダージリン「ワンッ!!」
みほ「ツー!!」
ダージリン・みほ「スリー!!!」
ダージリン・みほ「うをおおおおおおおおおおおお」ギュイイイン ギュイイイン
「「チャージイン!!!」」
優花里「は、早いであります、なんて素早いチャージインなんでありますか」
麻子「それだけじゃないぞ、スピードも一級品だ」
ギュイイイイイイイイイイイイイン
ダージリン「ははは、どうですかみほさん、私のブリリアン・ジェントル・スピリットに敵いますか?」
ガキイイン ガキイイン ガシャアアアアアアン
優花里「まずであります、西住殿が手も足も出ないであります」ガタガタ
ダージリン「ふん、あなたも他の方たちと同じように腑抜けた人生を送ってきたようですね」
みほ「そ、そんな・・・・」
ダージリン「私とは生きてきた人生の密度が違うんです!だからこそ言おう、あなたでは私に勝つことは出来ません!!」
ギュウウウウウウイイイイイイイドガアアアアアン
みほ「く・・・・まだです!!」
ガンガンガン ガシャアアアアアアン
ダージリン「フフフ、無駄ですわ、生きなさい、ブリリアン・ジェントル・スピリット」
ギュルルルルウウウン ガンガンガン!!!
麻子「不味いぞ・・・・」
優花里「このままでは西住殿が」ワタワタ
ダージリン「私の勝ちですわ、私は頂点へと上り詰めるのです」
みほ「おい、田尻!!」
ダージリン「へっ??」
みほ「ダージリンさん、本名は田尻凛って言うんですね!!」
ダージリン「なっ!!」
みほ「田尻凛、その平凡な名前が嫌で嫌でたまらなかった!だから自ら、ダージリン・ザ・ファーストフラッシュを名乗ってその名前を忘れようとした」
ダージリン「なな、なぜそれを!?!?!?」ダラダラ
みほ「はっきりと言おう、両親のくれた名前に恥ずかしい名前なんてありません。そんな簡単な事に気付かないかぎり私に勝てるわけはありません!!わかりましたか田尻凛!!」
ダージリン「だからその名前で呼ばないでください」クネクネクネ
みほ「勝負です、田尻凛さん!!」
ダージリン「だ、出しますわ、私の最大奥義・・・・2年間の修業の集大成!!」ウオオオオオ
みほ「負けるわけにはいきません。両親からもらった大切な名前を大切にしないような人に」ウオオオオオオオオオ
ダージリン「最強の称号はこのダージリン・ザ・ファーストフラッシュのものです!」
ダージリン「ウオオオオオオオ”ブリリアン・チャーチル・シューティング”」ズガアアアアアアン
みほ「行ってください!!ワークホース・レッドビートル!!”レッドアウト・ゴールデンマキシマム・バーニング”」ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
「「「「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」」」」
みほ「決まりです!!」
ガシャアアアアアアン カランカラン
ダージリン「私が・・・・負けた・・・」ガク
みほ「良いですが、ボーグ道は名前や格好で戦うものじゃありません!魂で戦うものなんです」
ダージリン「ハッ!!そうでしたわ・・・私はそんな大切なことを忘れていたなんて・・・」
みほ「田尻さんオレンジペコさんを大切にしてください」トコトコトコ
ダージリン「流石ですね西住みほさん・・・流石我がライバルですわ」
麻子「いつライバルになったんだ?」
優花里「図々しい人ですね」
ダージリン「ありがとうございましたわみほさん、私のカムバックを楽しみにしていてください」
みほ「・・・・・・・・・・・・・」ボー
ダージリン「では、さようなら」シュピッ!
カツカツカツ
ヒュウウウウウウウンン
杏「ん~流石西住ちゃんだね、今日の勝因はたくさんあったけど、ダージリンに言えるのは自分の名前に誇りを持とうだね~」
次回予告
優花里「ついに始まったボーグ道全国大会、相手はあの強豪サンダーズ!」
優花里「しかし、西住殿の前に高く分厚い敵が現れたであります」
優花里「次回カブトボーグ ”壁! ハイエスト・オナー・オブ・グローリー”」
優花里「熱きハートをチャージインであります」
今日はここまでありがとうございます
第03話 壁! ハイエスト・オナー・オブ・グローリー
麻子「ここが一回戦の相手のサンダース大附属高校の学園艦か」
優花里「大きな船でありますね」キョロキョロ
杏「お金持ちの学校だからね~船もでかいんだよ」
みほ「会長は来たことがあるんですか?」
杏「そうだね~昔、来たことがあるかな。今日は西住ちゃんたちを案内してあげるよ」
優花里「やったでありますね」
杏「サンダースにはね、不味いハンバーガーのお店に、不味いホットドックスタンド、不味いステーキハウスなんかがあるよ」
優花里「良いでありますね、やっぱりアメリカは大雑把でビックでありますからね」
麻子「行くか」
みほ「そうですね」
テクテクテク
杏「あれがぼったくりバー、あっちの店のお肉はね、豚と鶏が混ぜてあるって言われてんだよね~」
優花里「流石アメリカ、大雑把であります」
みほ「見てボーグバトルの練習してるよ」
優花里「大きな練習場でありますね、さすがアメリカ!!」
麻子「本当だな。でも、練習風景はどこも同じだな」
「「ワーワー イケー」」
アリサ「Hey You!何見てんのよあんた達!!」
ナオミ「ここは私達の練習場よ見学するなら金を払いなさいよチェケラ!!」
優花里「なんだか嫌な感じでありますね」ヒソヒソ
アリサ「あなた達もボーグバトルをやるのねhee-haw!」
麻子「まあな」
ナオミ「なら言葉なんていらないわね、これで勝負よsoul to soul !」シャキーン
アリサ「叩きのめしてあげるわ I can」
優花里「分かりました、その勝負受けたであります」シャキン
麻子「そんなことしてても意味ないだろ」
アリサ「怖気づいたなら帰りなさい Yankee go home!」
麻子「軽くひねってやるか」イライラ
みほ「それにしても口の悪い生徒たちですね」
杏「これが有名なスラングってやつだね~」モグモグ
アリサ・ナオミ「チャージ三回・ブルックリンエントリー・ノーオプションチームバトル」カチャ
優花里・麻子「チャージ三回・ブルックリンエントリー・ノーオプションチームバトル」カチャ
「「「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」」」」ギュイーン ギュイーン ギュイーン
「「「チャーーーーージ イン!!!」」」
ギャアアアン ギャアアアン
チャージフリー、フリーエントリー、フリーオプションバトルあるのかな?
優花里「テクニックはまるでなってないでありますね。実力の違いを見せてやるであります。いけえええええええ!!!」
ギュウウウウウウイイイイイイイドガアアアアアン ポイン ガシャン
麻子「な・・・・・」ガシャン
優花里「そんな・・・全く相手にならないであります」ガク
みほ「そんな、あの二人が負けるなんて・・・」
杏「負けちゃったね~」
ナオミ「行きましょう Hey girl」
アリサ「Yah!!」タッタッタッ
>>67
トリプルフリーのタッグバトルが見たいならガールズ&パンツァー リボンの武者 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ) を買いましょう
全国編しかやらないつもりです
杏「偶然だよ偶然~長旅の疲れかもね~」フリフリ
麻子「あれは偶然なんかじゃなかったぞ」
優花里「戦った私達が一番わかっているであります・・・・」グググ
優花里「でもなんでなんでありますか・・・相手はたかだかサンダーズの生徒AとBであります、そんな相手に私たちは・・・・」グスン
みほ「これが強豪校との壁ってことなのかな・・・」
桃「そういう言い方もできるな!!」
みほ「貴方達は!?」
杏「おお~河嶋来たか~」
桃「その様子を見るともうこの艦でこっぴどくやられたようだな」
麻子「どうしてそれを」
桃「しかも敗北の原因がわからない違うか?」
みほ「どうして私たちは負けてしまったんですか?」
桃「それはな・・・・・・マシーンの差だ」バアアアン
柚子「この2つの設計図を見てください、こちらがサンダースで使用しているもの、こちらが大洗で使用しているものです」
麻子「大きさが違うな」
柚子「右はサンダースのレギュレーション、そしてこちらが大洗のレギュレーションなんです」
「「「なんだってーーーー!!」」
柚子「サイズだけではないの、使われているギアの出力、ウエイトすべての面においてサンダースのほうが強力なんです」
桃「何事も大きい物を好むアメリカのお国柄だ、サイズもパワーも圧倒的に上!」
杏「昔はそんなことなかったんだけどね~」
柚子「なんでも一番にならないと気が済まないお国柄ですから」
みほ「じゃあこのままじゃ勝てないってことですか・・・・」
桃「そのために私達が来たんだ!!」ダンッ
柚子「今、大洗の総力を掛けて西住さんのニューマシンを開発中なんです」
桃「名づけてワークホース・レッドビートル・∨!!」
みほ「Vモデル・・・それがあれば私も・・・・」
桃「あと少しなんだ、自動車部が今総力を掲げて開発中だ、少しだけ待ってくれ」ペコ
ナレーター「そして彼らの挑戦が・・・・始まった・・・」
ナレーター「大洗ボーグマシン研究所そこは日本の最先端技術を投入したボーグマシーンの研究開発をする総合施設だった」
ナレーター「だが、彼らは壁にぶつかっていた」
ホシノ「そんなんお無茶だ、この短時間でそんなマシーンをつくり上げるなんて」
ナカジマ「弱音を吐くな、そんなことでは出来るものもできなくなるぞ」
ツチヤ「でも正直難しいですね全く新しいレギュレーションで最高のパフォーマンスを発揮するなんて」
スズキ「せめて西住隊長の手の方でもあれば良いんだけどね」
ナカジマ「馬鹿野郎!!!」ドガッ
ツチヤ「グハッ・・」ガラガラ
ホシノ「部長・・・・」
ナカジマ「お前たちにはわからないのか・・・西住隊長は努力の天才なんだ、血反吐を吐くような練習を積み重ねてここまで来たんだ」
ナカジマ「その努力の結晶をマシーンが劣っていいるカラなどとい理由で終わりにして良いのか」ダンッ
「「部長・・・」」ウルウル
ホシノ「やりましょう部長」
スズキ「しょうがないなあ~」
ツチヤ「いっちょやりますか」
ナレーター「こうしてチームは一つにまとまった」
ナレーター「どんな難題にも彼女たちは諦めなかった」
ナレーター「彼女たちは待った襲い来る不安と闘いながら」
優花里「やっぱりアメリカといったらベースボールでありますな」
麻子「次はあのハンバーガーショップに行こう」モグモグ
みほ「あっあのお店!! ちょっと見ていっていいかな?」
ナレーター「そしてマシーンは完成した」
ナカジマ「よし、これを西住隊長のもとに届けるぞ」
スズキ「でもこの渋滞では・・・」
ホシノ「お困りのようですね」ブロロオオン
ナカジマ「ホシノ、ツチヤ、どうしたんだバイクなんかで」
ホシノ「さあ乗ってください部長、空港までお送りしますよ」
キィィィィィィィィィィイイイイイイイイン
ツチヤ「なんとか間に合いましたね」
ナカジマ「このまま何もなければいいが・・・・」
ハイジャック「俺達はハイジャックだ全員動くんじゃねえ」ガチャ
ナカジマ「こんな所で・・・・」
ホシノ「せーので行きますよ部長・・・・せーの ドリャアアアアア」ガキィィィィィン
ナカジマ「こら、おとなしくしろ」ボグボグボグ
ホシノ「私達の邪魔はさせないよ」
ナカジマ「空港についたら一直線に会場に向かうぞ」
サンダース生「おえ~おえ~、逃がすな~」
ナカジマ「はぁはぁこっちだ、さあ早く・・・」グイグイ
サンダース生「そいつを寄越せ」ドガッ
ホシノ「に、二度もぶった・・・」ガク
サンダース生「これだけ大人数で囲んじまえばもう逃げられないぜ」へへへ
ホシノ「ここはどうやら私の出番みたいだねえ、部長後はお願いします! ウオオオオオオオ」ダダダダダダダ
ナカジマ「ホシノおおおおお」
ナカジマ「はぁはぁ・・・もうここまでみたいだね・・・」ゲホ
ツチヤ「ぶ、部長・・・大丈夫ですか?」
ナカジマ「もう無理みたいだな・・・ツチヤ ゴホゴホ 後は頼んだぞ、これを西住隊長に届けてくれ・・・」ガクッ
ツチヤ「そんな、部長・・・部長・・・」
ナカジマ「行くんだ・・・ツチヤああああああ」グイッ バタンッ!
ツチヤ「部長おおおおおおおおおお・・・・・」ダッダッダッ
ツチヤ「確かに西住隊長はここにいるはず・・・居た!! 隊長ーーー-」ブンブン
タッタッタッ キキイイイイイイイイイィィィィィィィーーーーーー
ツチヤ「へっ!?・・・・・」
ガシャアアアン ガラガラガラガラ
ツチヤ「ま、マシンが・・・・」ズリズリ
プップッゥゥゥーーー ガガガガガガガ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
グシャン!!・・・・
ツチヤ「ごめんなさい・・・たいちょう・・・」ウワアアアアアアアアン
みほ「大丈夫です自動車部の皆さん」カシャン
ツチヤ「へっ!?」オドロキ
ツチヤ「西住隊長そ、それは・・・・・」
みほ「トイストアで買ったんです、これなら全国大会も戦い抜けます」キラーン
ナレーター「こうして研究チームの努力は無駄に終わり、みほはワークホース・レッドビートル・∨を手にいれ全国大会一回戦を勝ち抜いたのだった」
次回予告
優花里「ついに全国大会二回戦、相手は謎の覆面ボーガー」
優花里「かくして食い気とプライドまぜこぜバトルが始まる」
優花里「次回カブトボーグ”涙の素パスタ! オーバー・ザ・レインボー」
優花里「熱きハートをチャージインであります」
今日はここまでありがとうございます
第03話 涙の素パスタ! オーバー・ザ・レインボー
杏「西住ちゃん次の試合が決まったよ~」
優花里「次は何処でありますか?」
柚子「次の相手はアンツィオ高校のアンチョビ選手ですね」
みほ「アンチョビさん・・・」
杏「正体不明の謎の美少女仮面ボーガーらしいよ」
麻子「なんだそれ?」
杏「今度の試合、勝ったら肴屋さんがお寿司の食べ放題に招待してくれるらしいよ」フリフリ
麻子「本当かっ!?」ガタッ
優花里「頑張ってくださいね西住殿」
麻子・優花里「お寿司の~食べ放題♪ お寿司の~食べ放題♪」
みほ「ははは・・・・」アセアセ
優花里「試合に備えて特訓でありますね」グイグイ
みほ「優花里さんちょっと・・・」ズリズリ
麻子「必ず勝って貰わないとな」グイグイ
優花里「早くしてください、西住殿」タッタッタッ
みほ「待ってください優花里さんキャッ!」バターーーン
みほ「いててて、ごめんなさい大丈夫ですか?」
安斎千代美「大丈夫です、すいません失礼します」タッタッタッ ポロッ
みほ「あっハンカチ!」
安斎千代美「・・・・」タッタッタッ
みほ「行っちゃった・・・」
優花里「どうしたんでありますか?西住殿」
みほ「なんでもないよ、優花里さん」
麻子「さあ特訓するぞ、お寿司のために」カチャ
アンチョビ「ペペロンチー↑ィィィィノ」ババーーーン
優花里「だ、誰でありますか!?」
アンチョビ「私は天才美少女、仮面ボーガーアンチョビ!!お前が西住みほだな、今日は挨拶に来てやったぞ」
アンチョビ「明日の試合は必ずこのアンチョビが勝利する。お寿司の食べ放題も私のものだ」
みほ「私も負けるわけにはいきません」バチバチバチ
アンチョビ「ふふふふふ」バチバチバチ
みほ「あれ、この匂い・・・」クンクン クンクン
アンチョビ「っこ、こら私の匂いを嗅ぐんじゃない!不愉快だもう帰るぞ!! ボンゴ↑ォォォォォォーレ」バッ!!!
みほ「安斎千代美さんが落としたハンカチとアンチョビさんから同じにおいがする・・・・どういうことなんだろう?」
麻子「さっきから何ぶつぶつ言ってるんだ?」
優花里「どうしたんでありますか西住殿?」
みほ「ああ!!私急に思いついちゃいました」パンッ!
麻子「なにをだ?」
みほ「適当に考えておいてください」タッタッタッ
優花里「はい!わかりました西住殿!! 一体西住殿はなにを思いついたんでしょう」ムムムム
みほ「たしかこっちの方にアンチョビさんは走ってきたはず・・・」タッタッタッ
アンチョビ「・・・・」キョロキョロ バタンッ
みほ「あの家かな?」ソロソロ
アンチョビ「ふぅ~ウィッグも重たくて疲れるな」バサ
みほ「ああああ!? アンチョビさんの正体が安斎千代美さんだったなんて・・・・」
ペパロニ「お帰りなさいっす姐さん」
カルパッチョ「お帰りなさいドゥーチェ」
アンチョビ「すぐにご飯の用意をしてやるからな」カチャカチャ
ペパロニ「姐さんお腹減ったすよ」グウウウウ
アンチョビ「ほらほら席について待っていろ、すぐ作るから」カチャカタ
コト
アンチョビ「ほら、パスタの出来上がりだぞ」
ペパロニ「ハムハム」パクパク
カルパッチョ「パクパク」モグモグ ング ゴホゴホ
アンチョビ「・・・・美味しいわけないよな・・・オリーブオイルを掛けただけの素パスタなんて」グスグス
ペパロニ「そんなことないっすよ姐さん」
カルパッチョ「そうですよドゥーチェ、ドゥーチェの作ってくれる素パスタは最高です」モグモグ
アンチョビ「・・・二人共・・・」ウルウル
みほ「素パスタ・・・・・貧しすぎるよ・・・」ガクッ
みほ「オリーブオイルを掛けただけのパスタなんて・・・貧しさを通り越して不幸のどん底です」ガクゼン
カチャ
アンチョビ「明日の試合はなんとしてでも勝って、皆に美味しいお寿司を食べさせてやるからな」グググ
ススス
みほ「この安斎千代美さんのハンカチとアンチョビさんの匂いは、素パスタのオリーブオイルの香りだったんだ・・・・」
みほ「・・・・明日の試合・・・私はどうすればいいんだろう・・・・」
蝶野「これより全国大会2回戦を開始する」
アンチョビ「チャージ三回・フリーエントリー・ノーオプションバトル!!!」
みほ「・・・チャージ三回・フリーエントリー・・・・・ノーオプションバトル」ウウウウ
アンチョビ「行くぞ、西住みほ!!はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」ギューン ギューン ギューン
みほ「・・・・・・」ギューン ギューン ギューン
アンチョビ・みほ「「チャージ イン!!」」
キュウウイイイイイイイイイイイン グイグイグイグイ
アンチョビ「この程度の腕でこのドゥーチェアンチョビに挑むのは百年早かったみたいだな」ガガガガガ
優花里「西住殿追いやられているであります、朝からおかしいです」
みほ「・・・・・・・」プイ
麻子「無視することはないだろ」
優花里「西住殿、まさか私たちにお寿司を食べさせるのが嫌になったんでありますね」グイイイイ
みほ「・・・・・・・」
麻子「やっぱりそうなんだな」
優花里「私達の友情はこんなものだったのかよ」ッグググイイイイ
杏「まあまあ、暴力はやめたやめた、西住ちゃん・・・なにがあったかわからないけど、後悔はしないようにね」
マルフォイ「おいおい、もう我慢出来なくなったのか?」
加速「は、はいぃ…」
マルフォイ「全く、悪い子だ」
そういうとマルフォイは加速中の皮を被った逸物を一撫でしてから少しずつ、まるで薄いガラスで出来た彫刻を愛でるような手つきで皮を剥く。
加速「ふ…ふぁ…!」
マルフォイ「全く、いつ見てもかわいい大きさだな…」
そういうとマルフォイは優しく剥き出した亀頭を滑らかに舌の先でなぞる。
加速「ひ、ひぅ…」
マルフォイは舌の先を器用に使いカリをなぞる
マルフォイ「気持ちいいだろう?」
加速「は、はい…」
マルフォイ「でもまだダメだ…」
急に流れが変わる。今まで割れ物を扱うように優しかったマルフォイの手つきは乱雑に動き加速中のモノを荒々しく上下させる。
加速「あ、ああっ!あああっ!!」
マルフォイ「まだケツも弄ってないのにこんなに感じちまって…悪い子にはお仕置きが必要だ…」
加速「あ、ああん♡あああっ!!!!」
マルフォイ「おいおい、もう我慢出来なくなったのか?」
加速「は、はいぃ…」
マルフォイ「全く、悪い子だ」
そういうとマルフォイは加速中の皮を被った逸物を一撫でしてから少しずつ、まるで薄いガラスで出来た彫刻を愛でるような手つきで皮を剥く。
加速「ふ…ふぁ…!」
マルフォイ「全く、いつ見てもかわいい大きさだな…」
そういうとマルフォイは優しく剥き出した亀頭を滑らかに舌の先でなぞる。
加速「ひ、ひぅ…」
マルフォイは舌の先を器用に使いカリをなぞる
マルフォイ「気持ちいいだろう?」
加速「は、はい…」
マルフォイ「でもまだダメだ…」
急に流れが変わる。今まで割れ物を扱うように優しかったマルフォイの手つきは乱雑に動き加速中のモノを荒々しく上下させる。
加速「あ、ああっ!あああっ!!」
マルフォイ「まだケツも弄ってないのにこんなに感じちまって…悪い子にはお仕置きが必要だ…」
加速「あ、ああん♡あああっ!!!!」
マルフォイは愚かななるID加速中に言った
ID加速中の存在そのものが害悪であり
ID加速中は自らが地上に存在する限り世界中に対し謝罪せねばならないと
マルフォイの慈愛に己を恥じたID加速中は頭をたれひざまずき
偉大なるマルフォイに許しをこうた
マルフォイはID加速中を肉便器にした
おわるフォイ
マルフォイは愚かななるID加速中に言った
ID加速中の存在そのものが害悪であり
ID加速中は自らが地上に存在する限り世界中に対し謝罪せねばならないと
マルフォイの慈愛に己を恥じたID加速中は頭をたれひざまずき
偉大なるマルフォイに許しをこうた
マルフォイはID加速中を肉便器にした
おわるフォイ
キュイイイイイイイイン グルルルルルルルン キュイイイイイイイイン
アンチョビ「西住みほ、この勝負このドゥーチェアンチョビが勝たせてもらうぞ」
みほ「その前に一つ聞いてもいいですか?・・・」
みほ「アンチョビさん貴方は本当にイタリア人何ですか?」
アンチョビ「私の先祖はイタリアの貴族だったんだ、コロンブスがアメリカを発見すると新大陸を目指してゴンドラで航海の旅に出たんだ」
アンチョビ「しかし、途中で嵐に会い日本に流されてしまったんだ、それ以来日本で暮らしている」
みほ「苦労なさったんですね・・・・」ウルウル
アンチョビ「そんな目で私を見るんじゃない。お前は私を同情の目で見ている」ビシッ
みほ「・・・あんちょび、君に日本の偉い人の言葉を贈ろう!同情なき同情は同情とはいわず、同情する同情を同情という!!」
アンチョビ「・・・いい言葉だな、誰の言葉なんだ?」
みほ「柳川どじょう!!」
アンチョビ「!!!失礼な・・・・このドゥーチェアンチョビにどじょうの言葉を送るなんて・・・これはアンツィオ校への侮辱です」
みほ「!!!そんなに怒らなくても・・・」タジタジ
アンチョビ「そんなに怒るぞ!!」
みほ「・・・・おとなしく負けてあげようかとも思いましたが、そんな顔を見ていしまっては負けるわけにはいきません!!」
アンチョビ「ふふふ、望むところだ!!」
みほ「いけえええええええワークホース・レッドビートル!!”ピクルス・バージニアン・シャーン”!!!!」
アンチョビ「決めるぞ、サンタ・ルチア・ポモドーロ・ルネッサンス!!”ベネチアンパスタクラッシュ”!!!」
優花里「いつもの西住殿に戻りましたね」
麻子「いうやいつも以上だ・・・・」
みほ「・・・勝っちゃった・・・アンチョビさん?」
アンチョビ「ふふふ、アラビア↑ァァァァァァァァァァータ」バサッ
麻子「美味いな」バクバク
優花里「美味しいでありますね」パクパク
杏「あれ西住ちゃんは何処行ったの?」
優花里「なんでも今日はお寿司を食べたくないそうであります」バククバクバク
~アンチョビハウス~
アンチョビ「ゴメンな寿司をたらふく食べさせてやれるところだったのに」
ペパロニ「良いんスよ姐さん」
カルパッチョ「ドゥーチェの素パスタが一番ですよ」パクパク
アンチョビ「お”ま”え”だち”・・・次は絶対美味しい物を食べさせてやるからな」ウオオオオオオオ
コソコソ
みほ(のぞき中)「うんうん!!」
第03話~完~
今日はここまでありがとうございました
出ていない人の話
華さん:お母さんが不良ボーガーになってしまいボーセンに入り浸るので家の世話で勉強が疎かになり沙織さんとのデートができなくなっている
みほ「333、334、335」ブン ブン
杏「やあ西住ちゃん気合入ってるね~」
みほ「次は準決勝ですからね・・・336、337」ブン ブン
優花里「素振りは基本でありますね」
麻子「準決勝の相手は誰なんだ?」
杏「今、丁度試合してるところだと思うよ!あのダージリンが準決勝まで勝ち進んでるはずだよ」
みほ「ダージリンさんが!?」
優花里「こうしていられないでありますね、西住殿見に行きましょう」
みほ「うん!!」タッタッタッ
「「「ワーワーワー」」」
麻子「試合はどうなったんだ?」
みほ「ダージリンさんの勝ちに決まっています、あの人は私の・・・」
蝶野「「準決勝進出はプラウダ高校カチューシャ選手に決まりました!!」」
「「な、なんだって~!?」」
みほ「ダージリンさん」タッタッタッ
優花里「に、西住殿・・・」タッタッタッ
蝶野「「準決勝進出は10年に1人の天才と言われるカチューシャ選手に決まりました」
ダージリン「ゴホッゴホッ・・・ごめんなさいみほさん約束は守れませんでした・・・・」
みほ「ダージリンさん、そんなこと気にしないでください」ガシッ
優花里「それにしてもあのダージリン殿を倒すなんて、一体どんな選手なんでしょうか」
ダージリン「気をつけてください・・・・あの子は・・・あの子は・・・・」グゥゥゥゥゥ
みほ「「だ、ダージリンさん」ユサユサ
ダージリン「み、見た目がやけに可愛いです」ガクッ
みほ「ダージリンさぁぁぁぁぁん」ガバアアア
優花里「一体どういう意味でしょうか?」
麻子「一体どんな相手なんだ?」クルッ
ノンナ「・・・・・・・・」
優花里「綺麗な人でありますね」
みほ「あの人がカチューシャさん・・・・」
ノンナ「フフフ、違いますよ! 相手はこの子です」ベビーカー ズズィ
優花里「ええええ子供であります!!!」
カチューシャ「バブバブ」カラカラカラ
ノンナ「この子が10年に1人のボーグバトラー!カチューシャです!!」バアアーーーン
カチューシャ「バブバブ」キラーン
麻子「あんな子供が相手なんて」
優花里「本当にあの子がダージリンさんを?」
ノンナ「私の名前はノンナ、17才 プラウダ高校在籍です。そしてこの子がカチューシャ、ちなみに1才4ヶ月です」
カチューシャ「バブバブ」
ノンナ「よろしくと言っていますわ」
みほ「あ、どうもよろしくお願いします」ペコ
ノンナ「正々堂々、真剣勝負が出来るよう願っていますわ」カラカラ
蝶野「さ~、ついに準決勝です!西住選手対カチューシャ選手の試合がいよいよ始まります」
杏「西住ちゃん頑張ってね~」フリフリ
みほ「ダージリンさんの無念は私が晴らして見せます」ググ
蝶野「注目の一戦、ついにスタートです!!」
みほ「チャージ四回、フリーエントリー、ノーオプションバトル!!」ガシ
カチューシャ「バブバブバブ」ガシ
ノンナ「チャージ四回、フリーエントリー、ノーオプションバトル!!と言っています」
みほ「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」ギュイーン ギュイーン ギュイーン ギュイーン
カチューシャ「バブバブバウ」ギュイーン ギュイーン ギュイーン ギュイーン
みほ「チャージ イン!!」ギュギュウウウウウウン
カチューシャ「バブバブ」ギュギュウウウウウウン
ノンナ「チャージイン!!」
ギュウウウウウウイイイイイイイドガアアアアアン
カチューシャ「バブバブ」カラカラ
みほ「んん????」
ガンガンガン!!!
優花里「ああ、西住殿のワークホースが・・・」
麻子「いきなり必殺技か・・・」
杏「バブバブ言っているだけじゃなかったんだね~」
麻子「予想外の不意打ちだな」
みほ「く・・・流石ダージリンさんを倒した相手・・・何かあると思ってましたがここまでやるなんて」クッ
カチューシャ「バブバブ」カラカラ
ノンナ「フフフ、大抵の相手は相手がバブバブ言っているだけで技名を叫んでいるなんて思わないんですよ、皆さん最初の一撃で敗れていきました」
みほ「くっ・・・そうやってあなた達は・・・」グググ
ノンナ「これは勝負です!!どんなことをしても最後に勝てばいいんですよ」
カチューシャ「バーブウウ」ニコニコ
みほ「助かりましたダージリンさん・・・ダージリンさんがいなかったら負けていました」
ノンナ「勘違いしないでください、カチューシャの本当の実力はこれからです!さあカチューシャいってください!!!」
カチューシャ「バアアアアブウウウウウウ」
ガンガンガン ガシャアアアアアアン
優花里「すごい攻撃であります」
杏「これはやばいかもね~」
優花里「どういうことでありますか?」
杏「カチューシャは言葉がわからないんだよ」
麻子「でもノンナが通訳をしてるんじゃないのか?」
杏「あれは、こんなことを言ってるんだろうな~って思ったことを言ってるだけなんだよ、だから西住ちゃんの攻撃はカチューシャには効かないんだな~」アムアム
優花里「そんな・・・じゃあ西住殿は打たれるだけということですか」
麻子「いくら西住さんでも持たないぞ」
ガン ガン ギュウイイイイ ガガガガガアアアアアン
みほ「くううう・・・」ガンガン
蝶野「ワークホース・レッドビートル全く良いところがありません」
ガンガンガンガン
ノンナ「ここまでのようですね西住みほさんあなたの言葉はカチューシャには届かない。だからこそ言えます貴方の勝ちはありえません」ガガーーン
みほ「カチューシャさんには言葉が通じないなんて・・・・信念ではなく本能で戦っているなんて・・・・」
みほ「このまま、なすすべなく負けるだけなんて・・・」
優花里「会長、なにか手はないんですか?」
杏「一つだけあるんだけどね~、それに西住ちゃんが気づくかな~」
みほ「本能・・・・そうだ、カチューシャさんは本能で戦っているんだ、なら」ダラ・・・
杏「気づいたみたいだね~」ニヤ
優花里「このままでは西住殿が負けてしまうであります」
麻子「なにかないのか作戦は・・・・」
ノンナ「さあカチューシャ、止めを刺しなさい」
カチューシャ「バブバブバーーー」カラカラ
みほ「すぅぅぅぅぅ・・・・る~るるる~る~ら~ら~ら~るるる~・・・・♪」
カチューシャ「ばぶ?」ポロ
優花里「歌っているであります」
麻子「歌なのか?」
みほ「たたかうこーとがーせんしーのみーちーと知ってはいールーガー」
みほ「トゥデイ、本日、今日だけは~、眠れ、眠り、睡眠を~を~を~スーリピーン」♪♫
ノンナ「こ。これは・・・・・・」
優花里「子守唄であります、西住殿は子守唄を歌っているんであります」
麻子「そんなことして意味があるのか?」
優花里「見てください、カチューシャ殿がお眠であります」アワッワワ
カチューシャ「むにゅむにゃ・・・・・スースースー」
ノンナ「カチューシャ、起きてくださいカチューシャ」ユサユサ
みほ「無駄です、そんな程度ではゆりかごを揺らすようなもの、カチューシャさんたしかに貴方は強かったです」
みほ「でも絶対に渡しには勝てません!!なぜならば、貴方には信念がありません。信念なきものに私が負けるわけにはいきません」
みほ「いってください私のワークホース・レッドビートル”レッドクロス・ローリング・メテオトルネード ”」
ギュウウウウウウウンン グワングワングワングワン ヅグワアアアアンンンンガガガガガガガガガ
カチューシャ「ば・・ばぶばぶ・・・」ウトウト
ノンナ「起きてくださいカチューシャ、カチューシャ」
ズガアアアアアアン ガシャン
蝶野「勝負あり、全国大会決勝戦出場者は西住みほ選手です!!!」
優花里「やりましたね西住殿」
麻子「やったな」
みほ「次の相手は黒森峰・・・相手は一体誰なんでしょう」
~帰り道~
優花里「ついに明日勝てば優勝でありますね「
麻子「調整は大丈夫か?」
みほ「はい、準備万端です」
優花里「じゃあ早く変えるでありますね」トコトコ
ガルフストリーム井手上「そうはいかないぞ西住みほ!!」ザザッ
みほ「あ。あなたは・・・」
優花里「謎の組織ウエストリーブオーガニゼーションのガルフストリーム」
ガルフストリーム井手上「積年の恨み、ここで晴らさせてもらうぞ」カチャ
ガルフストリーム井手上「ゆけ我が愛機バイリンガル・ハウスキーパー”テンサウザント・トランスレーション”」
ビカアアアアアアアアン
みほ「しまったこのままじゃ・・・・」
シュバルツバロン「いけえええシュバルツ・ツェッペリン・ティーガー」ガキイイイイン
ガルフストリーム井手上「な、何者だ?」クルッ
シュバルツバロン「やれ、シュバルツ・ツェッペリン・ティーガー」ガシャアアアアン
優花里「あのガルフストリーム井手上を一撃で倒すなんて・・・」
みほ「あの人は一体・・・」
ガルフストリーム井手上「貴様一体何者?」
シュバルツバロン「ビッグシホに伝えておけ、ユーロチャンプのシュバルツバロンが帰ってきたとな」
ガルフストリーム井手上「ユーロチャンプの・・・」
みほ「シュバルツバロン・・・・」
シュバルツバロン「久しぶりだな、みほ!! だがお前が私のことを覚えているわけ無いか」
みほ「誰なんですか貴方は?」
シュバルツバロン「帰ってきたんだ・・・・お前を倒すために・・・・」
みほ「それは一体どういう意味ですか?」
シュバルツバロン「いずれわかることだ、さらばだ」シュタ
優花里「大きな飛行船であります」ゴゴゴオオオオオ
シュバルツバロン「さらばだ西住みほ、次に合うときは貴様を完膚なきまでに叩き潰す時だ」ハッハッハッ
ブウウウウウウウウウンン
麻子「あの人の正体を知っているのか?」
みほ「わかりません、ただあの人のボーグの腕は超一流です」
優花里「どうしましょう西住殿・・・」
みほ「マダム千代のところに行ってみましょう」
~ウエストライブオーガニゼーション本部~
ビッグシホ「そうかシュバルツバロンが現れたか・・・・」
ガルフストリーム井手上「ご存し何ですか?シュバルツバロンのことを?」
ビッグシホ「ああ、知りすぎるぐらいにな・・・・」
ビッグシホ「シュバルツバロンについては追って処分を言い渡す」
ガルフストリーム井手上「はは!!」ササッ
ビッグシホ「フフフ、シュバルツバロンか大きくなったな・・・」
~BAR島田~
千代「まさかシュバルツバロンが帰ってきたなんてね」コトッ
麻子「帰ってきたってことはもともとは日本に住んでたのか?」
千代「ええ、そう14年も前になるかしら・・・・ボーグに夢中になるある親子がいたわ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
少女「おなか空いたよ・・・」
母親「なにを行っている、私のマシンを倒すまで晩ごはんは抜きだ!!!」
千代「まだ幼いシュバルツバロンに親は厳しい修行を科していたのよ」
少女「お母さん・・もう眠いよ・・・」
母親「馬鹿者 ダンッ!! まだ夜中の2時、この程度で最強のボーガーになれると思っているのか」
千代「それは厳しい修行だったわ・・・・来る日も来る日もその親子はカブトボーグの修行に明け暮れていた・・・」
千代「それも一つの愛情表現だと相手には伝わらなかったのね・・・・4才の子供なら尚更ね」
千代「ある日のこと、その子は一人でドイツに旅立っていた」
千代「風のうわさではその後ドイツで腕を上げ最後はヨーロッパチャンプ、黒い男爵シュバルツバロンとなったと聞いてるわね」
優花里「でも西住殿のことを知っているようでしたよ」
千代「当たり前さ、シュバルツバロンこそ、西住まほ・・・貴方のお姉さんよ」
優花里「西住殿に姉上がいらしたんですか」
みほ「私も知らなかった・・・・」
千代「貴方にはあったこともないはずだからね、でももうあの子のバトルは見たんでしょ?」
みほ「はい・・・まるでバトルを憎んでいるような・・・・」
千代「おそらく憎んでいるんでしょうね・・・だけどそれは仕方ないことなのよ、誰からも愛されず、敵を倒すこと叩きのめすことのみを叩きこまれた、あの西住まほを誰が責められるの・・・」
まほ「でもどうしてお母さんは私にお姉ちゃんのことを話してくれなかったんだろう・・・」
ビッグシホ「全ては最強のため」ガタッ
ビッグシホ「全ては最強のため、私は兄弟で助け合うなどと言う生ぬるい逃げ道を立つため、私は兄弟を決別させたのよ」
ビッグシホ「だからこそ言おう、西住みほ!お前は全力でまほを倒すのです」
ビッグシホ「最強の称号は一人で十分だ」
みほ「そんな・・・・・・・」
シュバルツバロン「いつまで隠れているつもりだエリカ」
エリカ「た、隊長・・・やっぱり間違ってます、血を分けた姉妹で戦い合うなんて・・・」
シュバルツバロン「エリカ・・・」
エリカ「14年ぶりの再開を喜び合うのが姉妹じゃないんですか?戦うなんて間違ってます」
シュバルツバロン「もう遅い、それにヨーロッパに伸びてきているウエストライブオーガニゼーションの魔の手を防がなければいけない」
シュバルツバロン「みほは妹である前にあのビッグシホの娘だ! 奴の野望はなんとしてでも防がなければならない」
エリカ「ですが・・・姉妹で戦うなんて私は耐えられません」グスグス
シュバルツバロン「エリカ」ギュ
蝶野「ついにやってきました全国大会決勝戦」
まほ「ついにこの時が来たなみほ・・・」
みほ「お姉ちゃん・・・・」
シュバルツバロン「今の私はシュバルツバロンだ、勝負だ西住みほ」ガチャッ
みほ「私も負けるわけにはいきません」カチャ
まほ「最後の戦いにふさわしい勝負をしよう」
まほ「チャージミリオン・フリーエントリー・ノーオプションソウルフルバトル!!」
優花里「チャージ1万回!?いくらなんでも無茶であります」
麻子「そんなことをしたらただじゃすまないぞ、命の危険だって」
まほ「逃げるかみほ?」
みほ「逃げません、この勝負受けて立ちます」カチャ
まほ「チャージミリオン・フリーエントリー・ノーオプションソウルフルバトル」カチャ
みほ「チャージミリオン・フリーエントリー・ノーオプションソウルフルバトル」カチャ
「「「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」」」」ギュイーン ギュイーーン ギュイーーーン
みほ「ぐわあああああああああああああ」ビリビリ
みほ「一度のチャージでこれだけの力を吸い取られるなんて・・・」
まほ「みほ、この戦いでは1チャージごとに自分のボーグ魂を奮い立たさせなければならない」
みほ・まほ「うをおおおおおおおおおおおおお」」ギュイーーーン
「「「チャージ イン!!!」」
まほ「いけシュバルツ・ツェッペリンティーガー!!!」ガキーンガキーンガキーッン
みほ「負けるなワークホース・レッドビートル」ギュイイイイイイイイイン ガンガン
まほ「行け、そこだ!!! なにをしているシュバルツ・ツェッペリン・ティーガーそれでもこのシュバルツバロンのバーグか」
ギュウイイイイン ガン ガン ・・・・・・・ピキッ
優花里「シュバルツバロンの動きが良くないでありますね」
みほ「・・・・・ぐううう」ガンガンガン
麻子「西住さんもいつもの勢いがないな」
みほ「お姉ちゃん・・・姉ちゃんやめてこんなこと、こんなボーグを無碍に扱うような試合はしたくないよ」
まほ「なにを言っている、いけシュバルツ・ツェッペリン・ティーガー」グウウウウウン
みほ「このままじゃ・・・・」
まほ「やはりこの程度のようだな、日本でぬくぬくと暮らしていたお前に私を倒すことは出来ないわ」
みほ「ぬくぬくなんて・・・」
ギュウイイイイン グイグイグイ
まほ「まるでわかっていないな・・・良いだろう教えてやろう、私がどうやってユーロチャンプになったかを」
まほ「私は4つで家を出た後、単身ドイツへ向かった。金を稼ぐためいろんなことをしたよ・・・大道芸・・・靴磨き・・・花売り娘」
まほ「なにをしても成功しなかった、そんな時私は賞金目当てにボーグバトルに参加した。それ以来私は勝ち続けユーロチャンプになった」
まほ「これでわかっただろうみほ、日本でぬくぬくと暮らしていたお前と冥府魔道をを生き抜いた私では勝負にならないと」
みほ「それでも・・・・それでも、自分のマシンをそんな風に扱う人に、私は負けるわけにはいきません」
まほ「ナニ!?」
みほ「行ってください、私のワークホース・レッドビートル”レイニーレイ・サテライトクラッシュ”」ガガーン
まほ「やるな・・・だがこれまでだ」グウグググウウウウウゥゥゥゥゥンンンン ンンン
まほ「どうしたんだシュバルツ・ツェッペリン・ティーガー!!!」
優花里「みるみるパワーが落ちていきます」
麻子「そうか、さっきの戦闘で装甲に傷がついたのか」
みほ「自分のボーグを大切にしないような人に私は負けるわけにはいきません」
みほ「ワークホース・レッドビートルフルパワー!!!!”スーパー・レッドアウト・ゴールデンマキシマム・バーニング”」
まほ「負けるか!!シュバルツ・ツェッペリン・ティーガー”ゼアレクストガラクシーシュトーンスマクシマールコメート”」
ギュウウウウウウイイイイイイイドガアアアアアン
ギュウ ギュウ ギュウ ギギギ・・・・・・・プスン
優花里「引き分けでありますか・・・・・」
まほ「いや・・・・私の負けだな・・・・・こんなに楽しいボーグバトルをしたのは久しぶりだ・・・・」
みほ「お姉ちゃん・・・・・」
まほ「すまなかったな・・・・ボーグバトルの神聖さ思い出すことが出来たよ」
みほ「お姉ちゃん」ギュウウウ
みほ「もう行っちゃうの・・・・」
まほ「ああ、みほがウエストライブオーガニゼーションの手先ではないこともわかった、ヨーロッパの守りを疎かにするわけにはいかないからな、それに日本はお前が守っていてくれていることがわかった」
まほ「日本は頼んだぞみほ・・・・・・ではさらばだ!!」バサッ
杏「やったね西住ちゃんこれで日本一だよ」
優花里「やりましたね西住殿」
麻子「やったな」
みほ「うん・・・皆・・本当にありがとう」
これにて完です ありがとうございました
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