若葉「そうか、これが奇跡の作戦、キスカ、だな？」

初霜「どうしたの？」

比叡「違いますね」

初霜「あら、比叡さん」

比叡「こんにちは！初霜ちゃん！若葉ちゃん！」

若葉「違うのか…」

比叡「はい！でも、私は見ていましたよ。くしゃっと丸めたちり紙が3mくらい離れたゴミ箱にホールインワン…たしかに嬉しいものです！」

若葉「」ﾄﾞﾔ

初霜「でも、ゴミを無闇に投げちゃ駄目、ですよ？」

若葉「(´・ω・`)」

比叡「(´・ω・`)」

若葉「そうか、これが奇跡の作戦、キスカ、だな？」

雷「ちがうわ！」

電「あら、茶柱ですね。いいことあるかもなのです！」

若葉「だといいな……っ！？」

雷「わっ、若葉大丈夫！？」

電「風で紙切れが顔に飛んでくるなんてついてないのです！」

若葉「話が違うな……ん？これは…間宮券改二、だと？」

雷・電「間宮券改二！？」




若葉「……」ﾋﾟｶｧｰ

雷「キラ付け？披露抜き？そんなやわなもんじゃない、この輝きっ……！」

電「はわわ、直視出来ないのです」




ル級「っ！っ！」ﾄﾞｶｰﾝﾄﾞｶｰﾝ

若葉「……」ﾋﾟｶｧｰ

雷「敵艦の弾の方が避けていくわ！まるで雪風ね！」

電「すごいのです！」






提督「大本営から届けられた間宮クーポン券、どこに行ったのだろうか…」

若葉「これが、キスカだな？」

日向「違うな…」

若葉「違うのか…」

キス「」ﾋﾟﾁﾋﾟﾁ

日向「結構釣れたな。今夜は天ぷらだ」

若葉「この瞬間を待っていた……！」

若葉「これが、奇跡の作戦だな？」

提督「いや、まだだ」

若葉「まだ…か」

島風「最後2人！てーとく！若葉っ！どこー！？」

提督「隠れんぼは最後まで逃げ切らなければ、奇跡の作戦とは言えないな」

若葉「そうか」







島風「みーつけた」ﾆﾔｧ

提督・若葉「比叡ー！」

那智「若葉」

摩耶「飯行こうぜ？」

若葉「うむ」

吹雪「多摩さん、若葉ちゃんがなんで重巡の人と仲良いかご存じですか？」

多摩「んーそれはにゃー、那智も摩耶もキスカ島撤退作戦に参加する予定だったけど、油がなぐてお留守番になったからにゃ。全て貧乏が悪いにゃ！」

多摩「つまり、あれはキスカ島行けなかった組にゃ！」

吹雪「えー…」

行けなかった組「ほっとけ」

休みの日


若葉「24時間、寝なくても大丈夫」

初霜「zzz」

若葉「っ！しまった、これは27時間テレビだったか…！」





提督「若葉はどうした」

初霜「敵を見誤った、と言い遺して深い眠りにつきました」

提督「あいつはいったい何と戦っているんだ」