モバP1「しかし君。他にも素晴らしいイラストやボイスのアイドルを手に入れたと思うが、どうやってアイドルを手に入れたのだ」

P2「ガシャによってだ」

モバP1「では我々は基本的にガシャによってアイドルと出会う。そうではないかね？」

P2「それには同意する」

モバP1「ではガシャというのは、我々とアイドルを繋げてくれるもの、本質的には善、ではないだろうか」

P2「待て、君。ガシャはアイドルと出会えるから善だとしよう。しかし運営は悪なのだ。そしてちひろも悪なのだ」

モバP1「というと？」

P2「運営は我々から金をむしり、搾り取る。私のある友人はみりあPなのだが、期間限定のせいで１０万の支出を強いられた。金を求め、弱者達から搾り取る事が、どうして善と言えよう」

モバP1「自分の好きなアイドルのSSRが来れば、それは引くしかないだろうね」

P2「だろう？もっとガシャではなく、シンデレラキャラバン。ああいった方式でいくべきなのだ」

モバP1「しかし君、運営がガシャで手に入れていた金はどうするのだ」

P2「今までが搾り取りすぎていたのだ」

モバP1「成程。では君、フレデリカのSSRのモデリングはどうだったろうか。悪かったかね？」

P2「何を言う。あれは素晴らしいとしか言いようがない」

モバP1「では続けて答えてくれ。例えば君、収入が減ると分かったら、次に何を考えるだろうか？」

P2「支出を抑える事を考える」

モバP1「もし。これはもしもの話だが、運営が支出を抑えるために、モデリングの手を抜いたらどうか」

P2「絶望する」

モバP1「今の運営は積極的で意欲的だ。違うかね？」

P2「大きな問題もないし、次々とSSRや新アイドルを追加していくな。最も私はその度に金を溶かすのだが」

モバP1「私は、収入が減ると分かれば、たとえモデリングに手を抜かなくとも、今より何か質が低下すると思うのだ」

P2「そうかもしれない」

モバP1「しかし確かに運営は確立を渋っていると思う」

P2「君も爆死したのか」

モバP1「ああ、昨日１０連をしたのだがね」

P2「それでは当たるはずもない。生活が苦しかったのかね」

モバP1「ああ、無職だからね」

P2「それはいけない。君、働きたまえよ。何より、ガシャを回すために」

モバP1「まあ待て。ここに気前よく、運営が配ってくれたジュエルが２５００ある。それで１０連をして、上手くいかなければ観念しようじゃないか」

P2「そう簡単に当たるものではないよ。私がそうだった。大人しくバイトなりするがいい」

モバP1「いや、待て。当たったぞ。見てくれ、フレデリカのSSRだ。やはりちひろは善だったようだ」

P2「……やはりちひろは悪だったようだ」

モバP1「課金兵は、当たらぬから課金兵なのだ。そしてちひろを憎む。金を払ったのに当たらないからね。私のような無課金は違う」

P2「そうだ当たらない。だから君のような男が腹立たしい」

モバP1「仕方ないさ。運だからね。当たる人もいれば、当たらない人もいる。しかしね、君。全く何の魅力も感じないアイドルに、自分の金を何万、何十万も使えるかね？」

P2「いや、使えない」

モバP1「そうなのだ。そもそもの話、ちひろや運営が、つまらないガシャを用意したならば、廃課金など現れない。課金したり、ガシャを狂うほど回す、というのは、ちひろや運営が良い仕事をしている、そうではないかね？」

P2「そうかもしれないが、やはりあの確立は厳しい。魅力的なアイドルばかりだからこそ、私は苦悩しているし、ちひろが腹立たしいのだ」

モバP1「全く、私もそれには同意する。もし悪でないとしても、少なくともちひろは善ではあり得ないようだ」