飛鳥「P、いいよ、ボクを壊して」 (194)

飛鳥「何度だって再構築する!」

P「……」

飛鳥「……P? なんだいその目は」

P(いきなり何言い出すんだろうこの子)

※デレステにある台詞です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1463667436

P「あの、飛鳥。壊せってどういうこと?」

飛鳥「そのままの意味だよ。ボクを壊すのはキミにだけ許された特権なのさ」

P「いやいや、そのままの意味だったらかなり物騒というかなんというか」

飛鳥「どうしたんだい? キミらしくないな。いいからボクを壊してみてよ、どんなに壊し尽くされたってボクという存在を再構築してみせるから」

P「だから意味がわからないんだが……」

P(壊すって、物理的な意味では絶対ないよなあ。だからって何を壊せばいいのやら)

飛鳥「恐れる必要はない。ボクは何があっても必ずボクで在り続ける、それを証明したいんだ」

P「わかったわかった、わからんけどわかった。じゃあお望み通り飛鳥の>>5を壊してみるよ」

自尊心

飛鳥「自尊心?」

P「うん。壊れても問題ないわけじゃないものだけど、再構築するんだよな?」

飛鳥「あぁ、その通りだ。ボクに自尊心なんてどれほど残っているかは理解らないが、早速壊してみてくれよ

P「え、どうやって?」

飛鳥「それはキミが考えてよ。キミなら出来る、そうだろう?」

P「うーん……じゃあ>>9でお前の自尊心、粉々に打ち砕いてみるか」

心霊ロケ

飛鳥「……」

P「ほら、あのクールな飛鳥が怖くて誰かの腕にしがみついちゃったり~だとかで、今まで築き上げてきたアイドル二宮飛鳥のイメージを瓦解されてなお自尊心を保っていられるかなと」

飛鳥「ノリ気じゃなかった割にしっかり考え込んであるんだね。フッ、それでこそPだ。心霊ロケでも何でも往ってやろうじゃないか」

P「だそうだから、小梅ー。新しいパートナー決まったぞー」

小梅「ほ、本当……?」 ニュッ

飛鳥「わっ、ど、どこから……ってP。ボクが彼女のパートナーとは本気かい?」

P「きっと、いいロケになるな。安心して壊れていいぞ」

小梅「よろしくね……飛鳥ちゃん。最近涼さんも、あまり付き合ってくれなかったから……楽しみ、えへへ……」

飛鳥「あ、あぁ……。よろしく頼むよ」

P(俺にギブアップを告げに来たもんな、涼が。よほどに怖かったに違いない)



そして

P(ロケが終わってそろそろ戻ってくるかな。自尊心を壊せたかもわからなければ、どういう風に再構築するつもりかもわからないけども)

飛鳥「……」

P「お帰り飛鳥。どうだ調子は?」

飛鳥「↓1」


※コンマで再構築された自尊心の度合いを判定
00(自尊心ゼロ)~50(普段の飛鳥)~99(自尊心の塊)

飛鳥「うん……まあまあかな」

P「そうか? 元気がないように見えるけど」

飛鳥「ボクに元気なんて言葉は似合わないさ。ロケでは小梅の方がよほど元気だったと言えるしね」

P「そりゃ得意分野だしなあ。飛鳥も自分のフィールドでならイキイキするだろ?」

飛鳥「さぁ? ボクに得意な分野なんてあるのかも今は疑わしいな……悪いね、P。こんなボクで」

P(なんとなくいつもより卑屈になってないか? 再構築はどこいったのか)

飛鳥「さて、P。再構築したボクはどうだい。キミの目に映るボクはボクのままだろう?」

P「あぁ、うん。まだはっきりしないし飛鳥だと思うよ」

飛鳥「そうか、ならいい。では次のフェイズに移行しよう」

P「え、まだやんの?」

飛鳥「当然さ。たった一度では何とでも言えてしまうからね。何度も壊されて、その度にボクがボクであることを示さなきゃ」

P「だんだん違う奴になっていかないようにな? じゃあ次は>>17を壊してみようか」

こんな感じでやっていきます(白目)

貞操観念

P「俺は飛鳥の貞操観念を壊す!」

飛鳥「」

P「まあまだ中学生だし大丈夫だとは思ってるけど、アイドルだからその辺しっかりしてもらわないとな」

飛鳥「……そういうことか。てっきりボクはキミからそういう方面での信頼を勝ち得ていないのかと思ったよ」

P「でも飛鳥ってそこそこ際どい服着てるからなあ。ストッキング破いたりしてるし、太ももが眩しいよ」

飛鳥「うぅ……あまりジロジロ見ないでくれ。そんなにいいものじゃないだろう?」

P「そういうわけだ。>>34で飛鳥の貞操観念を一度壊してみるぞ」

裸コートでコンビニへお使い

飛鳥「む、無理……! 何をやらせようとしてるんだキミは!」

P「露出さえしなければ犯罪じゃない!」

飛鳥「未成年にそんなことさせようってのは法に触れたりしないのかい?」

P「……。そうか、やっぱり無理か」

飛鳥「当然だろう。どうしてボクがそんな」

P「そうだよな。そこまでさせられたらいくら飛鳥だってもう元の飛鳥に再構築なんて出来ないよな。ごめん飛鳥、悪かったよ」

飛鳥「む……で、でも……」

P「いいんだ飛鳥、もうやめよう。出来ないことは口にするもんじゃあない。俺達の教訓だ、なっ?」

P(これで変なこと言わなくなるだろう。やっぱり年相応に子供っぽいとこあるよな)

飛鳥「…………いいよ。キミにそこまで言われて、おめおめと引き下がるわけにはいかない」

P「えっ、無理しなくていいんだぞ?」

飛鳥「気遣いは無用だ。ボクは何を買ってくればいい? コンビニでいいんだよね」

P「……そうだな、じゃあ今日は暑くなるしアイスでも。ほらお金、自分の分も買っていいぞ」

飛鳥「今日は暑くなる、のか……」

P(こんな日にコートって時点で怪しいのに中に何も着てないもんなあ。やせ我慢しなきゃいいのに)




P「……着替えに行ってからだからそろそろか。逃げてくれてもいいんだけど、ん?」

飛鳥「↓1」


※コンマで飛鳥の貞操観念を再構築
00(将来が危ぶまれる)~50(普段の飛鳥)~99(純潔主義へ)

飛鳥「……。買ってきたよ」

P「お、おう。なあ飛鳥、そんな顔真っ赤にしてまでする必要あったのか? 嫌ならやらなくてよかったのに」

飛鳥「キミに証明すると宣言した手前、こんなに早くボクの決意が嘘だったなんてことにしたくなかったんだ。どうだいP、ボクはボクのままだろう?」

P「うーん……そんな格好しちゃってる時点で俺の知ってる飛鳥ではないけど、何かに目覚めちゃったりしてないよな?」

飛鳥「愚問だね。早くいつものボクに着替えたいよ」

P(普段の格好でも気にならない、か。どうやら上手く再構築されているらしいな。男の目を引きそうな格好も控えてくれてもよかったが……太ももとか)

飛鳥「……あまりジロジロ見ないでってば」

P「ああ、すまん。じゃあ早く着替えてこい」

飛鳥「そうしよう。ボクが戻ってくる前に、次はどこを壊すか考えておいてくれ。それじゃあ」

P「まだやるのか……って行っちゃったよ。次かー、どうすっかなあ。>>39とか?」

性感帯

飛鳥「やぁ、次はボクの何を壊すつもりだい?」

P「おかえり。それなんだけど、性感帯とか壊してみようかなあって」

飛鳥「……もしかしてキミ、欲求不満ってヤツなのか?」

P「うっせ! ほら、やめておくなら今のうちだぞ」

飛鳥「フッ、その手には乗らないよ。それにキミがボクの……せ、性感帯を、どうやって壊すつもりなのか……気になるし、ね」 チラッ

P(あらやだかわいい、ってこの流れは駄目だ! 飛鳥も何を照れながらナチュラルに上目遣いしてくるんだよ!)

P「あー、んんっ。そうだな……>>43で壊そうかな?」

マイクロビキニで筆責め

飛鳥「…………」

P(さすがに飛鳥もこれならギブアップするだろう)

飛鳥「……場所を移そうか」

P「えっ」

飛鳥「そんなところを誰かに見られでもしたら、お互い破滅だろう? キミがそれを望むなら、ボクは応えよう。そして再構築してみせるんだ」

P「どうしてそんなに再構築にこだわるかなー……。じゃあ、仕事終わったら俺の住んでるアパートくるか? 裸コートさせておいて俺だけずっと安全圏から何かするってのもあれだしさ」

飛鳥「いいのかい? ……悪くない、でもボクなんかがキミの部屋に邪魔していいのかな」

P「担当とはいえアイドルが男の部屋に来るって意味ではマズイ。まぁ、他に適した場所もないしな。マイクロビキニは後で渡しておくから、それ着けてうちに来い」

飛鳥「う、うん……」




P「――さて、準備はいいな?」

飛鳥「あぁ。……ボクにこれしか布面積のない水着なんて着せてキミは、その、面白いのかい?」

P「ギリギリまで肌を出させようと思っただけだ。言っとくけど、局部をどうこうするつもりはないから安心てくれ。あー、たとえば、背中とか?」 コショコショ

飛鳥「ひっ……!」

P「あんまり声出すなよ、そんなに壁厚くないからな。じゃあ次首筋」 コショコショ

飛鳥「んんっ、なに、これ……!」

P(あかんこれ、悶える飛鳥を見て俺のpが真の姿を露わにしたがっている……! 耳とかどうだろう)  コショコショ

飛鳥「……くっ、やぁ……んっ!」

P「ほれほれ、声出すなって。そういや足の裏って意外と……」 コショコショ

飛鳥「!? …………、ひゃんっ!」

P「とりあえず、声を我慢できるようになるまで続けるぞ。次へそな」 コショコショ

飛鳥「そん、な……あっ、くぅ……っ!」

P(むしろ俺の理性が壊れかけてるんだが。鎮まれ、pよ……!)




飛鳥「――うぅ、酷い目にあった……」

P(やっと終わった、と油断してる隙にもう一丁!)

飛鳥「↓1」


※コンマで飛鳥の性感帯を再構築
00(反応しなくなった)~50(変わらない)~99(もっと敏感に)

>>48
セリフ安価も含んでるっぽい?
コンマはGJ

飛鳥「ふあぁんっ!」 ビクンッ

P「Oh...」

飛鳥「……だ、だめ……P、これ以上は……だめ……」

P(一段と反応が凄かったな。まさか俺、筆一本で飛鳥を開発してしまったのではないだろうか?)

P「いや、さすがにそれは……見間違いかもしれないし」 コショコショ

飛鳥「んんんっ!! あっ、やめ……ああっ!」 ビクッ

P(あ、だめだこれ。やっちまった)

P「よし、終わり! どうだ飛鳥、再構築とやらは出来そうか?」

飛鳥「はぁ、はぁ…………う、うん……。何とか……してみせるよ」

P(たしかにこれを誰かに見られでもしたらマズかったな……主に俺が)



翌日

飛鳥「……お、おはよう」

P「おう。あれ? 今日はエクステ編んであるんだな」

飛鳥「あぁ……少しでも肌に擦れると、昨日の感覚が蘇って仕方なくてね……」

P「」

飛鳥「それより、今日もボクを壊してくれるんだろう? 何を壊すんだい?」

P「え、あ、うん……もっと当たり障りのないものないかな。>>54、とか?」

>>50
台詞は特に含んでないですね、言われてみれば紛らわしかったかも……

良識

飛鳥「良識、か。ボクにも人並みには備わっているのかな」

P「斜に構えた態度を多少取るくらいで、飛鳥は常識人の範疇だと信じてるよ」

飛鳥「そうかい。そんなボクの良識をこれから壊そうっていうんだ、キミは悪いオトナだね」

P「そういうこと言うと触っちゃうぞー耳とか」 スッ

飛鳥「ひゃんっ!? や、やめるんだ……せめて二人きりの時に、してくれ……」

P「いや、それもだめだろ。ってそうじゃなくて、どう壊すかだよな。うーん、良識、>>59で壊してみるか」

蘭子の熊本弁にでたらめな副音声を付け続ける

P「蘭子の熊本弁、飛鳥には通じてるみたいだな?」

飛鳥「あれくらいなんてことないさ。ボクらの感性は近しいところにあるからね」

P「なるほど。熊本弁に精通してる飛鳥が通訳すれば、熊本弁がよくわからない人も安心だろう」

飛鳥「……P? ボクに何をさせる気だい?」

P「うん、蘭子が熊本弁喋ったら思いっきり誤訳してみてほしい」

飛鳥「うわぁ……泣くよ。蘭子」

P「俺からも謝るから、まずはやってみてくれ」



蘭子「煩わしい太陽ね!(おはようございます!)」

P(今だ飛鳥、熊本弁が通じていない周りのスタッフに嘘の通訳をするんだ!)

飛鳥「……。えっと、『あー暑い暑い、脱いじゃおっかな~』だそうで」

蘭子「!? 我が友飛鳥、何を云っておるのだ……? 我はかような場所でこの身に纏いし黒き礼装を、たとえ灼熱を帯びようとも脱ぎはせん!(飛鳥ちゃん、何言ってるのー!? 私はこんなところで脱がないよ、そりゃあ黒い衣装だと熱がこもりやすくて暑いけど!)」

飛鳥「今のは『飛鳥ちゃん、言わないで。今日は下着まで黒くしちゃったからもう暑くて暑くて、脱ぎたくてしょうがないのに我慢してるんだよ』ってところかな」

蘭子「にゃーーー!! そんなこと言ってないもん! 飛鳥ちゃ、クッ……『瞳』を持ちし同志飛鳥よ! その曇りなき眼は何処へ往った!? いかなる災厄が降り掛かろうと、我とそなたで常世の闇をも照らし自由に羽ばたかんと誓ったではないか!(飛鳥ちゃん、どこか悪いの? いつもなら私の言葉をわかってくれたのに、ダークイルミネイトなら遠慮しなくていいって言ってたのにー!)」

飛鳥「そうだな……『そんな目で見つめないで。そんな目をされたら私、周りに誰が居たって飛鳥ちゃんのことしか見えなくなっちゃうよ。さあ、今日もあのステージで二人仲良く羽ばたこう』か。フッ、困った子だ」

蘭子「う……うわーーーーーん!! プロデューサーーーーー!!」

P(これは酷い)




飛鳥「……キミがやれって言うから」

P「蘭子のやつなかなか泣き止んでくれなかったな……。それよりどうだ? 純真な蘭子に悪戯してみた気分は」

飛鳥「そうだね……↓1」


※コンマで飛鳥の良識を再構築
00(ゾクッとした)~50(悪いとは思ってる)~99(罪悪感に押しつぶされそう)

飛鳥「……蘭子、ボクのこと嫌いになったかな……」 グスッ

P「うおっ!? どうして飛鳥まで泣くんだよ」

飛鳥「ボクだって……ダークイルミネイトで活動してる時間は気に入ってるんだ。それなのに、もし蘭子に嫌われてこのまま解散なんてなったら……。なあP、どう謝ったらいいんだろう? もう、遅いのかな……? ボクは……なんてことを」

P「気にし過ぎだって、俺が仕掛けさせたドッキリなんだから悪いのは全部俺だ! 解散なんてさせないし、お前が蘭子に嫌われることもない!」

飛鳥「そう、なの……? そうだと、いいな……」 グスッ

P(あかん、飛鳥が飛鳥じゃなくなっていってる気がする……)

P「ま、まあ諸々の後始末は俺が責任持ってしておくから。飛鳥はほら、再構築なんて言ってないでそろそろ、な?」

飛鳥「……ううん、まだやるよ。ボクがボクである証を、まだキミに示し足りないからね」

P「えー……。あー、わかった。こうなりゃ俺も腹を括るぞ。次はお前の>>69を壊してやる!」

恋愛観

P「言っといてなんだけど、飛鳥の恋愛観ってどんなだろう」

飛鳥「アイドルは恋愛禁止、そうだろう? なら気にするだけ無駄だと思うんだが」

P「そうだけどさー。飛鳥と恋仲になる男ってやっぱり同類なのか?」

飛鳥「知らないよ、そんなこと。あいにくボクに恋人なんていたことはないし、恋愛なんてよく理解らないんだ」

P「そんな飛鳥の恋愛観を俺はこれから>>74で壊すのか……」

Pのマジプロポーズ

飛鳥「プロポーズ……?」

P「うん。アイドルである飛鳥に、プロデューサーである俺がプロポーズする」

飛鳥「それはボクの恋愛観を壊すため、なんだよね?」

P「まあ、そうだな。それでも何か響くものがあったら壊さないといけないし、壊したままにしなきゃならない」

飛鳥「フッ、キミがそのつもりで来てくれるなら、ボクも全力で再構築してみせるさ。虚構や虚飾に満ちた言葉でボクを惑わせられるかな?」

P「それはやってみないと。よし、始めようか」



P「……飛鳥」

飛鳥「……なんだい、P?」

P「俺、飛鳥のことが好きなんだ」

飛鳥「……」

P「この前の筆責めはヤバかった。我ながらよく理性を保てたと思ってる」

飛鳥「お、思い出させないでくれ……ボクだって、恥ずかしく思うことくらいある」

P「ああ、悪い。まあその、好きな女の子にあんまり変なことしてたら、俺までどうにかなりそうになるから……そろそろ落ち着いてほしい」

飛鳥「P……」

P「と、とにかく! 俺は飛鳥が好きだよ。お終い!」

飛鳥「……ふふっ。これ、プロポーズって言うのかい?」

P「俺だってプロポーズなんてしたことないからわからないんだよ!」

飛鳥「そうか。だがそれなりには真に迫るものを感じたけどね」

P「……あながち嘘でもないからなあ」

飛鳥「えっ?」

P「何でもない。それよりどうだ、俺なんかに言い寄られて飛鳥の恋愛観は木っ端微塵に砕け散ったか?」

飛鳥「それほどまでの衝撃を受けた気はしないが……↓1」


※コンマで飛鳥の恋愛観を再構築
00(何とも思わなかった)~50(気分は悪くない)~99(理想の相手が見えた)

飛鳥「……ふむ」

P「どうした?」

飛鳥「いや、ボクとキミの仲だ。虚言と知ってなおボクの心に何か響くものがあるかとも思ったんだが」

P「何にも感じなかった、と」

飛鳥「……やはり今のボクには恋愛なんて、さらさら興味がないみたいだね」

P「俺としては担当アイドルに悪い虫がつかなそうで大変ありがたくもある」

P(そうだよな、俺なんかが少し言い寄ったくらいでなびく飛鳥じゃあないよな。安心した……そしてどこか虚しい)

飛鳥「P、今のボクはアイドルとしてやるべきことがあるようだ。たとえ相手がキミであろうと、恋愛なんかにうつつを抜かしている暇はない」

P「なにこのアイドルの鑑」

飛鳥「……だから、今まで通りボクらはボクらでいよう。いつの日かこんな茶番じゃなく本物の気持ちをくれるっていうのなら、その時はまた……考えてみるから」

P「ああ。飛鳥もいつか、いい恋愛が出来るといいな」

飛鳥「それはお互い様さ」

P「どうせ俺はまだ独り身だよ! くそー!」

P(でもまあ、この結果はプロデューサーとしての俺にとっては狙い通りではあるんだよな。元々飛鳥に恋愛観なんて0だったかもしれないけども)

飛鳥「それで、次はボクの何を壊してくれる?」

P(しれっとしてるけどまるで元の飛鳥に再構築できてないんだよなあ……)

飛鳥「P?」

P「あ、うん……そうね、>>84とかにしとこうか」

性的嗜好

飛鳥「……やはりキミは欲求不満なようだ」

P「なんかもう今さら気にする必要もないかなーって。で、飛鳥の性的嗜好ってどんななん?」

飛鳥「そんなこと聞かれてもな」

P「そういうことにも興味の出てくるお年頃ではないのかね」

飛鳥「仮にそうだとして、素直に答えられるヤツがいるとでも?」

P「百里ある。でもまあ俺が壊して飛鳥が再構築するんなら、今の飛鳥がどんな性的嗜好を持ってても関係ないか」

飛鳥「関係はあるだろう。……それで、ボクも知らないボクの性的嗜好とやらをキミはどうやって壊すつもりだい?」

P「そうさなあ。>>88なんてどうだろう」

ユリユリのところに弟子入り

飛鳥「大西さんに弟子入り?」

P「由里子の教えから飛鳥が染まったりしたら、それはそれで趣があると思ってな」

飛鳥「ボクを見くびっているのかい? ボクは何者にも染められやしない。何があっても元のボクに再構築してやるさ」

P「あ、うん。話はつけてあるから、はいいってらっしゃい」

飛鳥「……信用されてないのかな……ボク」 ボソボソ

P「ふぅ、行ったか。14歳にして業の深い嗜好に目覚めてしまうかは飛鳥次第だが、さてどうなるやら」




P(……飛鳥のやつ、大丈夫かな。もう戻ってこられないレベルになってたりしないよな?)

飛鳥「どうしたんだい、浮かない顔なんかしてさ」

P「お、おう……帰ってきたか。どうだった?」

飛鳥「まぁ、ボクの世界が広がりはしたと思うよ」

P(そりゃそうだ。問題はそっちじゃなくて)

P「で、どうなんだ。いろいろ叩き込まれてすっかり染まったんじゃあないだろうな?」

飛鳥「↓1」


※コンマで飛鳥の性的嗜好を再構築
00(反発して酷いカプ厨に)~50(新世界の鍵をそっと回して閉めた)~99(腐ってやがる、早過ぎたんだ)

飛鳥「ああいう世界もある、ぐらいにしか思わなかったよ。当然だろう?」

P「本当かあ? ちょっとテストしてみよう。飛鳥はテイルズシリーズは知ってるか?」

飛鳥「多少はね。大西さんからも話には出てたかな」

P「じゃあ試しに俺が歴代主人公の名前を挙げるから、パートナーに相応しいと思うキャラを答えてくれ。男女は問わないぞ」

飛鳥「いいよ、いつでもどうぞ」

P「まずは……クレス!」

飛鳥「チェスター」

P「スタン!」

飛鳥「ルーティ」

P「リッド!」

飛鳥「ファラ」

P「カイル!」

飛鳥「ロニ」

P「ロイド!」

飛鳥「コレット。……P、もしかして順を追って歴代全部やるつもりかい?」

P「んー、じゃあ絞るか。あと3つな」

飛鳥「OK、3つね」

P「ルーク!」

飛鳥「ガイ」

P「ユーリ!」

飛鳥「フレン」

P「アスベル!」

飛鳥「教官」

P「はいお終い。えっと……まあ普通か、ヒロインじゃない時はだいたい親友ポジのキャラだったな。最後がマリク教官なとこにちょっと趣味を感じたぐらいか」

飛鳥「物語をあるがまま楽しみたいからね。ボクにとっては構築された世界観を壊してしまうような、穿った妄想を挟む余地はあまりないのさ」

P「ちなみに一番好きなキャラはジューダスだな?」

飛鳥「……一応聞いておくよ、どうしてそう思った?」

P「うん、まあ何となく。それはさておき男同士の組み合わせの方が僅かに多かったけど、妥当っちゃ妥当だし再構築は上手くいった方なのか?」

飛鳥「そうだね、新たな価値観にそこまで囚われた気はしないな。この調子で何度でも再構築が可能だってことを証明するよ」

P「再構築なんてチョロいぜ?」

飛鳥「……、甘いね」

ちひろ「チョロ甘ですね♪」

P「おい誰だ今の」

飛鳥「それで、何を壊されようと再構築してみせるけど、次は何を壊してみるかい?」

P「んー、まだやるのか。……>>100、とかかなあ」

生存欲求

飛鳥「生存欲求って、つまり生存本能みたいなものかな?」

P「本能とはまた違うな。俺が言わんとするのはたとえば『あの作品が完結するまで死ねない!』みたいなもんよ」

飛鳥「無意識下に備わっているものではなく、自身の欲求により生まれたボクの生への執着。それを壊そうというんだね?」

P「小難しく言ってるけど、簡単に言えば……生きがい? 飛鳥って何か生きがいを感じることはあるか?」

飛鳥「生きがいか……風の吹くまま生きてきたボクには縁遠い概念かもね。でも今のアイドルという刺激的な毎日を取り上げられてしまったら、代わりになるものを探すのか、いつまでも楽しかった夢を引きずるのか……どうなるだろう」

P「壊しても再構築するんだろう? なら大丈夫さ、>>106で飛鳥の生存欲求を壊してみればわかる」

何もない真っ白な部屋で過ごす

P「しばらく何もない部屋で過ごしてみたら、なんかもう別な境地にたどり着けるかもな」

飛鳥「何もないって、本当に何もないのかい?」

P「そうだな。一切の娯楽も排した真っ白な空間。朝もなければ夜もない、ただ生きることのみを保障された世界で飛鳥はどうなってしまうやら」

飛鳥「……いいだろう。無から有は生み出せないなんてことはない。それに自分を見つめ直すいい機会かもね、やってみるよ」

P「なら部屋の手配はなんとかしておくから、しばらく休養ってことでその部屋で過ごしてみてくれ。俺が迎えにいくまでだぞ」

飛鳥「キミこそ、ボクのことを忘れないでくれよ?」

P「さすがに飛鳥にも飛鳥の生活があるんだから、そんな長いこと放置はしないさ」

P(しっかし多感な時期に真っ白な部屋でただ無為に過ごすって軽く拷問に近いよなあ。本もない、携帯もない、ネットも出来ない……俺だったら1日ももたなそう)



P「そんなこんなで10日間、中に飛鳥がいるはずの部屋の前まで来たわけだが」

P「飛鳥どうしてるかな。10日程度ならまだなんとかなるか? どれどれ……」 コンコン

飛鳥「……」 キィィッ...

P「おおぅ、そんなゆっくりドア開かなくても。よっ、久し振り」

飛鳥「↓1」


※コンマで飛鳥の生存欲求を判定
00(廃人になりかけてる)~50(いつもの飛鳥がそこにいた)~99(解放されて欲求がボンバーしてる)

飛鳥「…………」 ギュッ

P「ど、どうした飛鳥? 元気もないし、やっぱりつらかったのか?」

飛鳥「……孤独というものを、嫌という程味わっていたんだ。とにかく人肌の温かさを思い出したい……。でなければ、ボクは再構築することもなく壊れて消えてしまう……と思う」

P「そうか……やり過ぎたな、ごめん。もっと早く迎えに来ればよかったよ」

飛鳥「いいさ。……ここで過ごして理解ったこともあるからね」

P「へぇ、どんな?」

飛鳥「この部屋で過ごしたボクは、ただ死んでいないだけの存在だった。雨風を防げて、呼吸と栄養補給さえ出来れば生きてはいられる。でも……生の証は何も残らないし、残せない。そんなボクは生きていたと言えるんだろうか……ってね」

P「飛鳥……」

飛鳥「……もう、いいよ。ありがとう、やっとボクが生きていることを思い出せてきた。今は何日の何時だい? 事務所に……顔を出したいな」

P「ああ、行こうか。今は飛鳥がここに来てから10日経った日の朝だ、早速レッスンもしよう。身体はなまってないか?」

飛鳥「大丈夫、だと思うよ。やることもなかったしね、始めの頃は軽く身体を動かしてたんだ」

P(飛鳥がぼんやりした消えかけの笑顔を浮かべるたびに心が痛む……早く元通りにならないかな)

飛鳥「……P? 早く往こうよ、もうこんなところに用は……ないんだから」

P「そう、だな」

飛鳥「フフッ、どうしたんだいそんな顔をして。さぁP、次は何を壊してボクに再構築させてくれる? ……いつもしていたこのやり取りも、なんだか懐かしく感じるな」

P(それでもまだやるのか……。壊すのは>>115にするとして、そろそろ何とかしないと飛鳥が飛鳥でなくなってしまうかもしれない。どうしたものか)

口調

P「事務所へ行く前に、久し振りの外の世界を堪能していったらどうだ? 俺も少しは付き合えるからさ」

飛鳥「いいのかい? ……実を言うと、羽を伸ばしたかったんだ。籠の中では羽ばたくことも許されなかったからね」

P「じゃあ希望があったら言ってくれ。何かしたいでもよし、どこかへ行きたいもよし」

飛鳥「そうだな……その前に、ボクのことを壊してはくれないのか?」

P「いや、もう充分壊れ――」

※現時点で飛鳥(基準50)が再構築したもの
自尊心…25、貞操観念…45、性感帯…93
良識…91、恋愛観…00、性的嗜好…68、生存欲求…26

飛鳥「?」

P「――何でもない。次は飛鳥のその口調を壊してみようか」

飛鳥「口調……ね。ボクがボクで在り続けていられるか、はっきりと証明出来そうだ」

P(逆に言えば、飛鳥が飛鳥じゃなくなっていってることも自覚しやすいはずだ)

飛鳥「それで、口調なんてものをキミはどうやって壊すつもりだい?」

P「そこなんだよなあ。えっと……>>120?」

>>118in瑛梨華そらライラアーニャみくフレデリカつかさふじりな

P「飛鳥って騒がしいの結構好きだよな?」

飛鳥「うん? そういう音楽をよく聴きはするよ」

P「同じよ同じ。よし、飛鳥の口調を壊せそうなところに行くぞ」



瑛里華「よくわかんないけどMA・KA・SE・TE!」

そら「がーるずとーくすればいいの? おっけー☆」

ライラ「ライラさん、お話するの得意でございますですよ。アスカさんもこれで元気いっぱいですね?」

アーニャ「ダー、アーニャもたくさん、がんばります」

みく「ずっとお休みしてて人肌恋しくなっちゃった飛鳥チャンを、元気づけてあげたいってPチャンの気持ちはわかるけど……何でこんな濃い人選? そもそも人数多過ぎにゃー!」

フレデリカ「楽しければいーじゃんいーじゃん♪ なんならもっと呼んじゃおっかー?」

つかさ「これ以上は収拾つかなくなるだろ。ま、こんなとこいていつまでもシケた面してられるんなら大した役者だわ。それはそれで使えっかもな」

里奈「はいはーい☆ やっぱこーゆー時はお菓子とジュースっしょ、最近出たまぢやばオススメ品とかてきとーに買ってきちゃうから待っててねん♪」

P「あ、俺も行くよ。というか俺が出すからチョイスは任せた。それじゃ飛鳥、すぐ戻ってくるからみんなと触れ合ってなんか色々忘れとけ」

飛鳥「う、うん……」



P(さて、里奈と一緒に買い出し行ってきた間にも効果が出てるといいんだがどうだろう? 飛鳥は……おっ)

飛鳥「↓1」


※コンマで飛鳥の口調を再構築
00(蘭子みたく素直な言葉遣いになってる)~50(いつも通り楽しそうに話してる)~99(いろんな口調がうつってキャラ崩壊)

里奈「買ってきたぽよ~♪ 好きなの取って取ってー☆」

P(みんなが里奈に気を取られてる隙に飛鳥と話してみよう)

飛鳥「戻ったんだね。コンビニで買ったとは思えない量みたいだけど」

P「まあな、これだけ人数いるとああもなる。それでどうだ、生きてる実感ってやつは」

飛鳥「あぁ。ボクは今ここにいる、って気がしてきてるにゃ」

P「にゃ?」

飛鳥「う……キミがいない間、ボクに猫耳を付けたりして遊ばれてた名残が出たみたいだ」

P「なにそれ超見てえ。ネコミミ飛鳥とかまぢかわぢゃん」

飛鳥「キミも何かうつってるようだけど……フフッ、こんな喧噪の中にボクは生きてたんだよね。やっぱりいいな……このSE・KA・I」

P「飛鳥、音じゃわかりづらいが文字に起こしたらヤバそうな発音になってるぞ」

飛鳥「そうかい? どうも心が躍っているようでね、さすがのボクも気が赴くままにハメを外したがっているのかもしれないな」

P「俺としては、つい誰かの口調を真似しちゃうくらい他人の影響を受けた飛鳥もいいと思うぞ」

飛鳥「これもまた、一つの共鳴の形なんだろうね。独りでは決して得られない、とても素晴らしいものさ……♪」

P「元気出てきたみたいだな。さて、俺達も食べて飲んでパーッと騒いでから事務所に行くかあ!」



――――――
――――
――

ちひろ「プロデューサーさん、少しよろしいですか?」

P「はい? 何でしょう」

ちひろ「その、飛鳥ちゃんのことでお話が」

P「飛鳥ですか……どうかしましたか?」

ちひろ「この前10日ほどお休みしてたじゃないですか、飛鳥ちゃん。前日まで特にどこか悪そうには見えなかったのに」

P「え、ええ、そんなこともありましたね」

ちひろ「復帰してからの飛鳥ちゃん、いえ、お休みする前からだったかもしれませんが……。もしかして、飛鳥ちゃんがお休みしてたのって心の方の病気が原因だったり……しませんよね?」

P「そんなことないですよ!? 何言い出すんですかちひろさん!」

ちひろ「それならいいんです。どうも飛鳥ちゃん、なんだか雰囲気というか、人が変わってしまったような気がしましてね。どことははっきり言えませんが、気のせい……でしょうか?」

P(再構築が上手くいってないところがいくつかありますね、なんて言えないし言ったところでなあ……。どうしよう)

P「↓1~3」


①人は変わるものですよ(このまま飛鳥の気が済むまで続行)
②何とかしてみます(Pが飛鳥を再構築してみる)

※多い方に展開していきます

P「俺が何とかしてみますから、まあ見ててください」

ちひろ「……わかりました。大事になる前に、お願いしますね?」



P(とは言ったものの、どうしたものか。俺に何が出来るかもわからないしなあ)

飛鳥「ここにいたんだね、P」

P「飛鳥か。どした?」

飛鳥「そろそろまたボクを壊してみてくれないかと思って。忙しかったかい?」

P「いや、飛鳥のこと考えてたからちょうどいいや」

飛鳥「そ、そうなんだ。……えっと、どうする?」

P(まずは俺が再構築を手伝ったらどうなるか、試してみるか?)

P「なら、>>135を壊してみよう。どうだ?」

死生観

この飛鳥そのうち病みそう(唐突)

飛鳥「死生観……哲学的だね。ボクもそういったことは考えなくもないよ」

P「なら壊しがいもあるな。例によってどう壊すかだけど」

飛鳥「キミならやってくれるはずだ。今までもボクを壊してくれた、そしてボクはそれに応えて再構築をしてきた。何も変わらないさ、何もね」

P(もしかして飛鳥の中では再構築が上手くいってるつもりなのか? 今度は俺も手伝って元の飛鳥に近づけなきゃな)

P「……よし、>>141で飛鳥の死生観を壊してやろう」

小梅とあの子による幽体離脱&あの世体験ツアー

P(思えば小梅との心霊ロケから始まったんだよな。あの頃は冗談半分だったが本当に飛鳥が変わってしまうとは思わなかった)

P「どうだ、飛鳥。無理はしなくていいんだぞ」

飛鳥「無理なんかしないさ。ここまできてボクが引くとでも?」

P(裸コートの時は一度は渋ったのに……いやそれと比べるのは酷か。あれ、どうなんだろう?)

P「まずは小梅を呼ばなきゃな。小梅ー」

 シーン...

P「あ~怖い話聞きたいなあホラーな体験したいなあ、誰か向こうの世界まで連れ去ってくれるような人はいないかな~」

 ニュッ

小梅「よ、呼んだ?」

飛鳥「……どこかに特定の話を傍受するセンサーでもついているのかい?」

小梅「実は、この右眼に……」

P「ありそうで怖いからやめたまえ。さて小梅、今度はロケじゃないんだがまた飛鳥をホラーな世界に誘ってくれないか?」

小梅「……いいよ。あの子も喜ぶと思うし、私もまた飛鳥ちゃんと一緒で……楽しそうだから」

飛鳥「小梅、ロケのことは忘れてほしいな。いいね」

P「何があったんだよ、帰ってきたらその辺の裏話聞かせてもらおうか。じゃあ小梅、いっちょ飛鳥にあの世ってものを見せてやってくれ。幽体離脱とか出来るか?」

小梅「あの子が手伝ってくれたら……うん、うん。いいって……飛鳥ちゃん、ちょっとそこのソファに……横になれる?」

飛鳥「……仮に幽体離脱なんてものが起こり得るとして、ボクはこの世に帰ってこれるんだろうね?」

小梅「大丈夫……だよ。ちゃんとあの子の言うこと聞いてくれたら、だけど……」

飛鳥「た、頼んだよ……小梅。それと、名もなき彼女さん?」

P(そして飛鳥は小梅とあの子により、俺にはまだ届かない世界へと一時的に旅立っていったようだった)



P「綺麗な顔してるだろ。嘘みたいだろ。死んでるんだぜ。それで――おっ」

小梅「……帰ってきたよ。あの子と、一緒に」

飛鳥「↓1」

P(よし、俺も飛鳥の再構築に手を貸すぞ……↓2)


※コンマで飛鳥の死生観を再構築、Pのコンマで50に近づくよう増減
00(こんな人生は、無意味だった)~50(新しい世界を知り一応満足)~99(戻るなり生を嚙み締めた)

この場合98-91で=7ですね

(Pが手を貸すのは)失敗した失敗した失敗しt

飛鳥「か、帰って……これた?」

P「お帰り飛鳥。どうだったあっちの世界は」

飛鳥「……う、うん。死後の世界なんて死んだ後にでも考えようと思っていたが……あんなものを見せられたら信じざるを得ない、のかな……?」

P「とにかく戻ってきてくれてよかったよ。小梅とあの子? の言うとおりにしたんだな」

小梅「飛鳥ちゃん……可愛かった、えへへ」

飛鳥「……何か、冷たい飲み物でもないかい? 生きている実感を、今は……噛み締めたいんだ」

P「待ってろ、すぐ持ってくる」

P(顔面蒼白って感じだな。俺に出来ることといえば、せいぜい声をかけてやることぐらい、か)

P「ほらっ。ミネラルウォーターで悪いけど」

飛鳥「いや、いいよ。ありがとう……P」

P「しかしまあ、あの世なんて本当にあるんだな。もし帰って来れてなかったら飛鳥もあっちの世界の住人になってたのか?」

小梅「そう、かも……。あの子もね、そろそろ成仏して生まれ変わりなさいって……怒られるんだって」

飛鳥「……えっ?」

P「催促されるものなんだな、成仏。そっかー、俺もいつかは生まれ変わ――ん?」

飛鳥「……は、ははは、あはははは……はは」

P「あ、飛鳥? 急にどうしたんだ?」

飛鳥「ふふっ、そうか。死は終わりではなく、新たな始まりに過ぎない……のか。輪廻転生とは言うけど……だとしたら、ボクらは何のために生を受け、そのたびに死に、そんなことを繰り返すんだろう……?」

小梅「飛鳥……ちゃん?」

飛鳥「前世だの来世だの、それが本当にあるのなら……。いずれ生まれ変わると知って、いつか終わる生にしがみつけるだろうか。……ボクが今、この世界で生きている意味って……何なんだろうね?」

P「飛鳥? おい、飛鳥!」

飛鳥「P……ボク、理解らなくなってきたよ。世界への抵抗だなんて意気込んでいたボクも、いつかはまた生まれ変わるというのなら……ボクは何一つ抗えてなんかいないじゃないか? ねぇ、P……ボクってどうして生きてるの?」

P(俺も昔、生まれた意味だとかごちゃごちゃ考えたことはあったけど……ただでさえ小難しいことばかり考えてる飛鳥のことだ、何か思い詰めてしまったか。余計な話題を振るんじゃなかった……)

P「飛鳥、生きている意味なんて誰にもわからないよ。それでも飛鳥はここで今を生きてるってことをアイドルになって示してくれた。存在証明なんて誰にも出来ることじゃない、それじゃあ駄目か?」

飛鳥「……ふふっ、何を言ってるんだ。存在証明なんて……それこそナンセンスじゃないか。ボクが生きた証なんて忘れて、次の生を受けるというなら……そこに残してきたものに、何も意味なんかない」

小梅「……ど、どうしよう。あの子がね、今の飛鳥ちゃん……悪いものに憑かれやすくなってるって……ほんとに連れて行かれちゃうかも、って……」

P「飛鳥……」

P(なんてこった。俺が再構築なんて手伝ったせいなのか、飛鳥……?)

P「……」

ちひろ「……プロデューサーさん。飛鳥ちゃんのことですが」

P「わかってます。俺のせいです。俺が飛鳥を、あんな風にしてしまった。もうどうしたらいいのか……」

ちひろ「アイドル活動は、続けていけそうなんですか?」

P「どうでしょうね。なんだか無気力になってしまったようで、でもアイドルなのに何もしないのも悪いからと事務所には来てくれています……来てはくれていますが」

??「友よ、いえ……プロデューサー!」

P「ん、蘭子か。どうした?」

蘭子「……飛鳥ちゃんが、前みたいに笑ってくれないの。私は何とも思ってないのに、この前のこと謝ってばかりなの……どうしちゃったのかな? 飛鳥ちゃん……」

P「……すまない、俺のせいだ。俺の……せいなんだ」

蘭子「プロデューサー……。飛鳥ちゃん、今にも消えちゃいそう。私そんなのいやです! どうしたら……いいですか?」

P「どうしたら、か。どうしたらいいんだろうな」

蘭子「プロデューサー!」

ちひろ「蘭子ちゃん、プロデューサーさんを責めないであげて。私には……プロデューサーさんも消えてしまいそうに見えるから」

蘭子「っ……、ごめんなさい……。私、このまま私の知ってる飛鳥ちゃんがいなくなっちゃうのは、いやです。でも、プロデューサーも飛鳥ちゃんを取り戻そうとしてくれてた、んですよね……?」

P「どうだろう。俺は飛鳥を止めなかった。こんなことになるなら最初から止めておけばよかったんだ。少しずつ変わっていくのを感じながら、飛鳥が満足してくれるまで付き合おうとしたから……飛鳥は……!」

??「……呼んだかい? プロデューサー」

蘭子「飛鳥ちゃん……」

飛鳥「蘭子もいたのか。レッスン、しようと思ったんだけどね。今のお前には無理だって追い返されたよ。……どうしようかな、ボクは何をしたらいい?」

P「……そう、だな。ここでゆっくりしていくといいさ。まだ本調子じゃないんだろう? 何か飲みたい物とかあるか?」

飛鳥「みんな、なんだか優しいね。何かボク、変かな?」

蘭子「……飛鳥ちゃんっ!」 ギュッ

飛鳥「蘭子……どうしたんだよ。苦しいな……ねぇ、蘭子? 離してくれないかな?」

蘭子「やだ、やだやだやだ! 飛鳥ちゃん、どこにも行かせないんだからあああぁぁ…………ひっく、ぐすっ……」

P(飛鳥だけじゃない。このままじゃ蘭子も、他のアイドルにだって悪い影響が出てしまう。この前も時間さえあればすぐに飛鳥のために集まってくれた、優しいやつばかりだからな)

P(決めよう。俺にそんな資格はないのかもしれないが、今の飛鳥をどうするかなんて重い選択は他の誰にもさせちゃいけない。俺が、決めるんだ)

P(俺は……どうする?)


>>157
①飛鳥が再構築してきたものをPが何とか引き受ける
②最後の賭けに飛鳥そのものを再構築してみる
③仲間を信じ、飛鳥を元に戻せそうなアイドルへ頼んでみる

3

P(そうだ、俺一人でなんとかしようと思うな。その結果が今の飛鳥じゃないか)

P(うちには頼りがいのあるアイドルがいる。俺達をサポートしてくれるちひろさんや、アイドルを指導し支えてくれるトレーナーさんもいる)

P(なら俺は……俺には出来ないことを成し遂げられそうな人に、すがってみよう)

P(他の誰にも重い選択はさせられないなんて思いながら、誰かに頼るなんて虫のいい話だ。それでも俺は、飛鳥を元の飛鳥に再構築させてやりたい)

P(考えろ。俺は誰を頼ればいい? これ以上飛鳥をどうにかしたくない。元の飛鳥を取り戻すには、誰に頼むべきなんだ?)

P(……>>161>>161に頼ろう。これが最後の、飛鳥を壊す秘策だ)

ちゃんみお

ちゃんみおってギャグもシリアスもこなせる逸材だということに気が付きました(ネタがすぐ浮かぶとは言ってない)

P(未央に頼ろう。誰よりも仲間想いのあいつなら、こんな時こそ奇跡を起こしてくれるかもしれない)



未央「――ふむん、あすあすがねぇ。それで、プロデューサーはどうして私に?」

P「未央なら……どうする?」

未央「どうするって、そりゃあ元のあすあすに戻してあげたいよ。でもプロデューサーが頑張って駄目だったなら、私に何か出来るのかなって思ったんだ」

P「……そう、だよな。取り返しのつかないところまできて、今さら誰かに頼ろうなんて思った俺が」

未央「あー、違う違う! そんな顔しないでよ、引き受けないなんて言ってないんだからさ!」

P「? でも……」

未央「そんな弱気じゃあすあすも元気になれないんじゃない? プロデューサーはさ、もっとピシッとしてふにゃっとしてなきゃ。でしょ?」

P「お前の中で俺はどんな奴なんだ……」

未央「ふっふーん、ちゃんと頼りにしてるって。この不肖未央ちゃん、そんなプロデューサーに頼られたとあればひと肌もふた肌も脱いでみせようじゃありませんか!」

P「未央……ありがとう……!」

未央「といっても、何とかしたいって気持ちだけでどうにかなるなら苦労はしないよね。どうしたもんかなぁ」

P「俺は、もう未央に全部賭けることにしたよ。これで駄目でも未央の責任じゃない。一人の女の子を言われるがまま壊してしまった、俺の責任なんだから」

未央「重っ! さらっとハードル上げてくるし……これでもプレッシャー感じてるんだからさー」

P「……すまん。後のことは気にせず、飛鳥に思いきりぶつかっていってほしいってことを言いたかったんだ」

未央「思いきりぶつかっていく、ね。つまり私らしく行ってこいってことかな。よしっ、いっちょやりますか!」

P「何か良い案でも浮かんだのか?」

未央「良い案なのかはわからないけど、私にはこれしかないって思ったことをあすあすにぶつけてみる! あすあすを>>170で元に戻してくるよ!」

あーちゃんやしぶりんを骨抜きにしてきた夜のベッドテクニック

性的な意味だと性感帯93でヤバイことになりそうなんですがそれは(小声)

P「!? み、未央? 今なんて言った?」

未央「プロデューサーには内緒にしておきたかったけど、この際しょうがないじゃん! 私のテクで天国に連れていってあげれば何とかなるって!」

P「いやいや、マジモンの天国に近いところまで逝ってきたばかりなんだ、シャレになってないぞ!?」

未央「プロデューサー、私に賭けるって言ったよね。私のテクに賭けるって言ってくれたよね!」

P「未央には賭けたけどテクに賭けたとは言ってないんだが……うーん、任せた以上は俺が口を挟める道理はないけどさ……」

未央「思い立ったが吉日って言うし、早速今日あすあすと熱い夜を過ごそうかな。あすあすは寮住まいだっけ?」

P「……仮眠室。人払いしておくから、そこ使え。どうせ早いほうがいいなら今すぐ頼む」

未央「えー!? こんな真っ昼間から……それはそれでありかも、でもいいの?」

P「できるだけ飛鳥の側にいたいんだ。飛鳥がどうなったかすぐわかるようにさ。事が済むまではもちろん近付かないよ」

未央「当たり前でしょ! じゃあ、うん。先に仮眠室行ってるからあすあす連れてきてくれる?」

P「ああ。頼んだぞ、未央」

未央「合点承知ー!」



P(……まあ、何をされるにしろ女の子同士の方が後々引きずらなくて済むだろうし、未央に賭けるって決めたんだ。あとは祈ろう。さて飛鳥は)

蘭子「……」

飛鳥「やあ、どこ行ってたんだい?」

P「ちょっとな。蘭子……寝てるのか?」

飛鳥「泣き疲れちゃったみたいでね。今のボクでも、蘭子の枕ぐらいにはなれるみたいだ」

P(枕……これから未央と同じ床に就けなんて言いにくい……)

P「悪い、飛鳥。とりあえず蘭子はそのまま寝かせておいて、ついてきてほしいところがあるんだ」

飛鳥「……そうかい? キミがそう言うなら、何処へなりともついていこう」

P「連れて来たぞ」

未央「はいはーい。プロデューサー、私が呼びに行くまで絶対近づいちゃダメだからね!」

P「わかってるって。それじゃあ飛鳥、またな」

飛鳥「うん? なぁ、どうしてボクをここに? それと」

未央「あすあす、言いたい事はわかるけど、私達決めたんだ。あすあすを絶対元に戻してみせるって。元のあすあすに再構築? ってのをしてあげるから、未央おねーさんに任せない!」

飛鳥「いや、そうじゃなくて……P? 彼女は何を言って……P、どこへ行くんだ?」

P(すまん、飛鳥。悪いようにはしないはずだから……良い夢を見てこい)

未央「あすあすはこっち。仮眠室のじゃ二人だとちょっと狭いけど、座って座って」

飛鳥「……うん。何をするつもりか知らないけど、ボクはこのために連れてこられた、んだよね?」

未央「あれっ、プロデューサーから聞いてない? んー、まぁさすがに言いにくいか。そうだよ、あすあすをこうやって元に戻してあげるんだ」 ツンッ

飛鳥「ひゃっ!?」 ビクッ

未央「おやおや? 予想以上の反応……こっちは?」 ムニムニ

飛鳥「んぅっ、な、何を……やぁっ!」 ビクビク

未央「ほほう、あすあすって意外と……」 サワサワ

飛鳥「くっ、ど、どこ触って……やめ、この……うぅ」

未央「抵抗する力すらこんなに弱くなっちゃったんだね。なんかかわい、コホン、しぶりんの初めての時はそりゃあもう大変だったなー」

飛鳥「……こんなことして、ボクをどうするつもりなんだ?」

未央「言ったでしょ? あすあすを元に戻してあげるって。そのためなら私、頑張るから!」

飛鳥「さっきから元に戻すだとか、いったい何のことを……んんっ! あっ、だめ、そこは……あっ、あぁっ!」

未央「まだまだ序の口でこんなに可愛い反応してくれるなんて、本来の目的を忘れそうになっちゃうなあ……あすあす、気持ちいい?」

飛鳥「気持ちよく、なんか……ひっ、ない……やっ、んんっ!?」

未央(プロデューサー、ごめん。あすあす可愛い過ぎて……本気だったけど、本気になっちゃいそう……!)




P「……」

蘭子「……ん、……? あ、あれ?」

P「目が覚めたか。悪いな飛鳥じゃなくて」

蘭子「ううん……それより飛鳥ちゃんは?」

P「飛鳥なら、未央に任せたよ。そろそろ終わってもいい頃だと思うんだが」

未央「私をお呼びかな?」

P「未央! 飛鳥は……なんでおんぶしてるんだ?」

未央「あはは、意識が飛び立っちゃったみたいで……生きてるよ? 生きてるからね!?」

蘭子「飛鳥ちゃん、飛鳥ちゃん! ……飛鳥ちゃんに何をしたの?」

P「再構築、かな。どうなったかはまだわからないけど、飛鳥が起きたらわかると思う」

飛鳥「……ぅ…………っ」

P「っ! 飛鳥、大丈夫か? 飛鳥!」

飛鳥「……↓1」


※コンマで飛鳥が再構築
00(まったく変わってない)~50(飛鳥らしくなってきてる)~99(元通りに再構築)

飛鳥「……降ろしてもらおうか」

未央「あ、うん。あすあすもう大丈夫?」

飛鳥「キミにだけは心配されたくないね。あんなこと……しておいて」

蘭子「あんなことって何!? あ、でも……飛鳥ちゃんっぽくなってる?」

飛鳥「ぽくもなにも、ボクはボクさ。それを言うなら蘭子こそ、いつもの口調はどうしたんだい?」

蘭子「だってだって……うぅっ」

P「……飛鳥、確認したいことがある。蘭子と未央は、ちょっと外してもらっていいか?」

未央「あすあす~、ごめんってばぁ……。プロデューサー、私お役に立てたかな?」

P「それをこれから調べるんだ。この調子だと、ずっと良くなったはずだけど……ありがとな、未央」

蘭子「私が寝ちゃってる間に何が……? 飛鳥ちゃ、我が友飛鳥! 邂逅の時を待っていたぞ! だから……またね?」

飛鳥「……あぁ、すぐ戻るよ。プロデューサー、確認って?」

P「飛鳥がどこまで元のお前に再構築されたのか、ってことさ。さて……どう確認したもんかな。一つずつ試してみるか」



P(……えっと、↓1と↓2以外は元の飛鳥に再構築された、みたいだ。完全ではないとはいえよくやってくれたよ、未央!)


※コンマ75のため、元の飛鳥(50)へ再構築されずに残った2つを以下より安価

①自尊心(25)
②貞操観念(45)
③性感帯(93)
④良識(91)
⑤恋愛観(00)
⑥性的嗜好(68)
⑦生存欲求(26)
⑧口調(68)
⑨死生観(07)

P(最初に再構築した自尊心と、性感帯がそのまま残ったみたいだ。何でだろう?)

P「なあ飛鳥、未央に何されたんだ? 俺もどこまで未央が本気だったのかわからないしさ」

飛鳥「っ……それが、よく覚えてないんだ。長い間夢を見ていたような感覚でね。意識を失ってからというもの、ここ最近のことを……あまり覚えてないみたいで」

P「覚えてない? たとえば……みんなでお菓子食べたりしながら騒いだり、とかさ。蘭子にちょっとしたドッキリ仕掛けたことは?」

飛鳥「そんなこともあったような、いや……本当にあったのか? 待って、思い出してみるから」

P「いい、いいんだ! 忘れた方がいいことだってある。思い出そうなんて絶対するな……蘭子がまた、お前のために泣くことになるぞ」

飛鳥「…………。どこか腑に落ちないけど、キミがそう言うなら、そうしようかな。ボクなんかが余計なことをしようとすれば、キミにもまた迷惑を掛けそうだしね」

P「俺にはいくらでも迷惑を掛けてくれて構わないさ。俺はプロデューサーで、飛鳥はアイドルなんだから。そうだろう?」

飛鳥「フフッ、そう言ってくれると思ったよ。じゃあ早速、ボクの再構築の続きをしよう。最初は自尊心だったか、次は何を壊して――」

P「それはもうやらん! もしまた再構築するから壊してくれなんて言ったら、違う意味で壊してやるからな、こうやって」 サワサワ

飛鳥「っ!? な、どうして……耳、触られたくらいで……ひゃうっ!?」

P(もしかしたら未央のテクとやらで身体に刻み込まれたのかな、飛鳥の性感帯……) サワサワ

飛鳥「ちょ、いつまで……くぅっ、理解ったから、もう壊してくれなんて、言わな……ひっ!?」

そして


ちひろ「よかったですねぇ、飛鳥ちゃんが元に戻って」

P「厳密にはまだ戻ってないところもあるんですが、アイドル活動に支障をきたすこともなさそうです。今度こそ確実に、完全に元通りになる方法を探してみますよ」

ちひろ「本来のお仕事を疎かにさえしなければ、私から言うことは何もありませんよ。さあ、今日も頑張りましょう♪」

P「ええ、よろしくお願いします。……さてと、今日はダークイルミネイトについてってやるんだったな。あいつらは……ん?」



蘭子「我が友飛鳥よ! 我を置いて先に往くことを禁ずると云ったではないか!(飛鳥ちゃん、私を置いて先に行っちゃだめって言ったのにー!)」

飛鳥「だ、だって……蘭子、やけにボクにくっつき過ぎだよ。どうしたっていうんだ?」

蘭子「我はそなたが朝露の如く消え行きそうな時、どこへも往かせぬと誓ったのだ。そなたを……離さぬと。そのためならば……ていっ(私は飛鳥ちゃんが消えちゃいそうになった時、どこへも行かせないって決めたの。飛鳥ちゃん……もう離さないからね。また勝手にどこかへ行っちゃうっていうなら……ていっ)」

飛鳥「ひゃあっ!? ら、蘭子……そこは、だめぇっ……!」

蘭子「我が同胞未央から聞き及んでいる。さて、尚も我に抗うか?(未央ちゃんからいろいろ聞いてるんだ~。ねぇ、それでも私の言うこと聞いてくれない?)」

飛鳥「うぅぅ……理解ったよ。キミにも随分迷惑を掛けたみたいだし……覚えていないとはいえ、ボクが背負うべき咎なら背負うさ……」

蘭子「ならばよし! いざ往かん、我等の新しき舞台へ!(わかってくれて嬉しいな♪ 今日もお仕事、頑張っていこうね!)」



P「…………」

P(パワーバランスが壊れちゃってるな。早くダークイルミネイトを再構築させてやらないといけない、かなあ?)



終わり

ギャグ方面に一直線になるかと思って始めたら無駄にシリアスになって結局よくわからない方向に着地する、安価スレの醍醐味ですね?

このスレも一から再構築したい……(しません)

HTML依頼してきます。今回も楽しめました、ありがとうございました

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