淡「は? 彼女なんていらないでしょ?」
京太郎「は? いるに決まってんだろ」
淡「なんで?」
京太郎「なんでって、そりゃ……可愛くて、胸の大きい子と仲良くしたいし」
淡「してんじゃん」
京太郎「え?」
淡「私、可愛いし!」
京太郎「そりゃまぁ、可愛いな」
淡「っ……そ、それに胸もおっきいよ?」モジモジ
京太郎「ああ、いつの間にかでかいな」ゴクリ
淡「じゃ、じゃあさじゃあさ! 私と仲良くしてれば、キョウタローは彼女いらなくない?」
京太郎「確かに!」ハッ
淡「ということで、これからもよろしくね!」エヘヘ
京太郎「おう! よろしくな!」
____
´ `丶
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/ \ ヽ
/ ,イ ヽ .
// | | ' ト、 .
j/ ; | | │:!∧ i :
/ i |¬|ト│ |八--:一 i i
.: Ν 八八 Ⅴ´\ハ | | ┼ __ | \ (⌒⌒)
i: Λ x= ミ \ル‐ =ミV:| │ i │ レ(ノ\ レ 丿 \/
| i iハ . |.:| │ i │
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| i:. ∨込. マ::::フ / イ :リ i :.
人八 ∨ 个ト ,,_ <「∨ :/i i :.
/\[ | __j_」 ∨∠:リ リ ::、
/ リ jレ'´ 乂 У∨ ∧ \
/ / /ー --/ / /⌒>、 \
/ / / / 广⌒゙ア / ///⌒\ \
/ / / / / 厶イ , \ \
/ イ\ ,゙ / __/ {// | \ \
// /イ 「\\_/ .:::´:::八 ∨ ′ | \ ヽ
(/ ノ 人;::::\[__/ ::::::/::/ \∨{ 人 ∨)_ノ
\{ / >::[_[\__;;;/ )У 〉 ト、 │
\__{ /::::::::几::::::\ 〈 /| |ハ |
[__∨::::::::∨| \::::::丶 込,,______ノ | / ∨
淡「……けいかくどーり」ニヤリ
京太郎「あれ……? これってもう、付き合ってんじゃ……」キョトン
淡「パフェ食べにいこー!」グイグイ
京太郎「はれれ???」ズルズル
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1463491581
このスレは京太郎を育成し、彼女を作りまくる(ここ重要)スレです
以下の内容が含まれているので気を付けてください
・育成要素
・キャラ崩壊
・京太郎と女キャラの恋愛描写
・どっかでみたようなネタの焼き増し
・女子力
・うんち
・金髪は正義
・わりとお金持ち
・前スレ
【安価】京太郎「彼女が欲しいなぁ」咲「……」チラッ
【安価】京太郎「彼女が欲しいなぁ」咲「……」チラッ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461421620/)
【安価】京太郎「彼女が欲しいなぁ」咏「……」チラッ
【安価】京太郎「彼女が欲しいなぁ」咏「……」チラッチラッ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462721933/)
・好感度安価は容姿が高ければ高いほどボーナスが付きます
~須賀京太郎(ジ・オールマイスター)~
・麻雀 100 ゴッド
・容姿 63 ゼンコク
・運動 70 ゼンコク
・所持金 27000
【ステータス表】
―――――――――――――――――――
00 | ■ || □ || □ |ゴッド
95 | ■ || □ || □ |――――
90 | ■ || □ || □ |ワールド
85 | ■ || □ || □ |
80 | ■ || □ || □ |――――
75 | ■ || □ || □ |ゼンコク
70 | ■ || □ || ■ |
65 | ■ || □ || ■ |
60 | ■ || ■ || ■ |――――
55 | ■ || ■ || ■ |イケイケ
50 | ■ || ■ || ■ |
45 | ■ || ■ || ■ |
40 | ■ || ■ || ■ |――――
35 | ■ || ■ || ■ |フツウ
30 | ■ || ■ || ■ |
25 | ■ || ■ || ■ |
20 | ■ || ■ || ■ |――――
15 | ■ || ■ || ■ |サイアク
10 | ■ || ■ || ■ |
05 | ■ || ■ || ■ |
―――――――――――――――
麻雀 容姿 運動
【好感度表】
―――――――――――――――――――――――――――――
00 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ ||ゴールイン
95 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ ||――――
90 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ ||イゾン
85 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ ||
80 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ ||――――
75 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♡ || ♡ ||アイジョウ
70 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♥ || ♡ ||
65 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♥ || ♡ ||
60 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♥ || ♡ ||――――
55 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||イシキ
50 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||
45 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||
40 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||――――
35 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||ユウジョウ
30 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||
25 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||
20 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||――――
15 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||キラワレ
10 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||
05 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||
―――――――――――――――――――――――――――――
【咲】【まこ】【優希】【和】【久】【淡】
前スレにおいて、石戸従姉妹をミスって申し訳ありません
あのおもちが悪いんや! おもちが俺を惑わせるんや!!
ちなみにぼかぁ、あわあわと透華様が好きです
豊音さんとクロチャーとうたたんも大好きです
というかみんな大好きです
好きでも嫌いでもないのは池田です
さて、全国決勝編やりますかねー
インターハイ 決勝会場
京太郎「凄い熱気ですね」
久「過去最高の盛り上がりなんじゃないかしら?」
まこ「波乱につぐ、波乱の闘いじゃったからなぁ」
優希「白糸台と臨海、それに食らいつくダークホース二校」
久「視聴者が好みそうな状況ね」
咲「お姉ちゃん……」
照「……」ゴゴゴゴゴ
淡「準備万端だねー。テルー」
照「当たり前。ここで咲を倒して、京ちゃんを救い出す」
淡「あはっ! それは私の仕事だけどねー!」
菫「やる気があるのはいいが……空回りするなよ」
誠子「がん……」
尭深「頑張りましょう」
菫「ああ! 行くぞ渋谷!」
尭深「はい!」
誠子「」
穏乃「救うんだ!! 和と須賀君を救うんだ!!」
憧「見てなさい白糸台! 決着をつけるわよ!」
玄「今度こそ、宮永さんを倒してみせる!」
宥「負けない!!」
灼「……ぶっちゃけ、勘違いだとおも……」
レジェンゴ「がんばってー」
智葉「白糸台を破って一位進出の阿知賀といい、昨日の清澄といい」
アレク「とことんイレギュラーが多いね、今年は」
ネリー「関係ない。次こそアイツを潰すから」
メグ「借りを返したいのはこちらも同じデス」
ハオ「相手のせいで一行しかセリフが無かったですから」
明華「楽しみましょうね」フフ
久「さぁ、優希!」
優希「行ってくるじぇ!!」
京太郎「(みんな……勝てよ!!)」
全国大会団体戦ルール
今から、先鋒、次鋒、中堅、副将、大将、の順にコンマ対決を行います
1位 4P
2位 2P
3位 1P
4位 0P
と溜まっていき、大将戦で総P数が多いチームの優勝となります
ここで優勝した高校は次週で優遇
清澄、白糸台が優勝しなければBADエンドとなるのでご注意を
※仮にBADに行っても、クイックセーブするからへーきへーき
とりま始めてもいいですかねぇ?
先鋒戦
照「……」ゴゴゴゴゴゴッ
優希「押しつぶされそうなオーラだけど、京太郎に比べれば!!」カッ
玄「(和ちゃんや須賀君の苦労に比べたら!!!)」カッ
智葉「相変わらず凄まじいな……」ゴクッ
照「(思ったより耐える。伊達に決勝まできてないってことなんだね)」
優希「いっくじょー!!!」
照「でも、全て無駄だけどね」ドドドドド
優希「!? まだこれ以上……」
智葉「化物、め」
玄「はわわわっ!」
照「(手始めに、狙う!!)」ゴッ
照 ↓1 補正+40
玄 ↓2
智葉 ↓3
優希 ↓4
照「ふんっ!!!」ゴゴゴゴゴゴ
優希「!?」
照「咲のいる高校にいた自分の不運を、恨んでね」
――― 、 /;';';';';/
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. {、;' \;' \;';';';\ ; / / .′ /l / l | l| l| l| l| 「 ̄ ̄ ̄ ̄: : : :‐- . . .__
}_\;' \;' \;' ;' // i | ∧j/\ l ト、 /}/}/| l| |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
. // \;' \;' \/ | l/ ∧芹≧x八 | | / _____」L リ┐ |.: : : : : : : : : : : : : : : : :. :. :.|
. ((// -‐ァ\;' \/. | V)炒`. \{‐ァ'≦芹トリ /}/} ∧{.: : : : : : : : : : : : : : : : :. :. :.|
. (// // }; ; lリ l / l圦 :::::::::::::::::....V)炒 //__,ノ / {: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.|
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八 l| \ ` ≦/ ̄ ̄: : ‐-: : : : : |
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_ノ.: : : : : : :. \ \ |
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/ ∨ ∧ __ -ヘ ̄.: : : : : :.‐- _ ,
/ /}___,彡ィ爪 \: : : :  ̄ ‐- ′
/ /厂i:i:i| |i:i∧ \:. ノ,
/ / /i:i:i:i:i:| |i:i:i:i∧ \ / ′
京太郎「!! 優希!! よけろぉぉぉお!」
久「え?」
咲「おねえちゃんっ!」ギリッ
照「ハァァァァ!!」
____\ \:::::::::::::::::{ \
__>::::::::::::::::::.. \::::::::::::::. \ }\
\:::::::::::::::::::::::::::::::::::... \::::::::::. \ \ , , /\
\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. \:::::l \ \ \ヽ/⌒7 ′ ′ , | li\
/::::: -‐/ ̄ ̄ ̄/ ̄\ \} }\ \ } ∨ / ∧ , ′ /{ }\ | \ l| \
/ / / / y'⌒ヽ\人::/\ \_}/ ,/ ̄ / ∧ ∨,√| \_} \__} \
_ -‐ / -‐ / /../ / ̄ ̄ ̄\ ∨ } ′/ ∧ | ∨ l| }i
-‐ // { ,.../ { \ | | | / i| | l ll| |li
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丶 ,′ >‐- 八 ll...| |___ | l| | |l ill| | l ll| |lli ii| i|
\ | -‐ {.:.:ト---≠ ┴ァ‐- {/ ̄ ‐- __| l| | |li ii|
\ | ∨∧\{/∨:/ f´}/) -=ニ | |lli illl| | l iii|
\ \ | _∨∧彡クj://)-} /ヽ.  ̄} |llli illll| | l ll| |lli ll| i|
.:.:.:\_____|______/.:.:.:/i⌒}/,〈 ´~ (/ 〉 , |lllli illlll| | l ll| ii|lli ii| ll|| i|
、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ /:\ \ `~´{_ ′ lll|い√ ̄} | ∧ l「` -=i|ll| ii| ill| /
. \.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:< ̄ ̄ _/.:.:.:/l__//>-- \ , l| )ノ l| |,/ l i リ^i\ } /^}/}
 ̄\.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.`ー‐‐.:.:.:.:.:/,/ ̄ ̄\ト、 } \ ′リ l| |′ l | \从,/ | /
\.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ,/  ̄ `ー- _〉 リリ リ′ }′
. | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | '′
. |.: | |
〈/〉-‐=ニ二ニ=-- _,,| ∧
〈 }  ̄「\
智葉「まずい!」
優希「う、うわぁぁぁぁっ!!」ドガァァン
玄「ひっ!?」
照「……まずは、一回目」
優希「あ、あぁ……」ガタガタ
智葉「(私があれだけやっても折れなかった清澄の先鋒を、たった一撃で)」ゾゾ
玄「ば、化物……」ブルブル
照「私が化物? 違うよ……」クスクス
ズンッ!
照「私は京ちゃんのためなら、悪魔にだってなってやる」
先鋒戦の結末は――
白糸台 P4
阿知賀 P1
臨海 P3
清澄 P0
白糸台の圧倒リード
清澄は大幅に出遅れてしまう
次鋒戦
まこ「おのれ、優希の仇はとっちゃるけぇ!」
宥「玄ちゃんが残してくれた点棒を守り抜いてみせる!」
ハオ「(清澄が潰れないように気をつけないといけませんか)」フゥー
菫「よくやったぞ照。後は私が清澄を射抜くだけだ」キリッ
久「よしよし、よくやったわ優希」
優希「」ガタガタガタガタガタガタ
京太郎「大丈夫。お前はよく耐えたよ」ナデナデ
優希「ぎょうだろぉ……わだじぃ、わだじぃ」ズビィー
和「よくもゆーきを!」
咲「……おねえちゃん、強くなってる」ブルブル
まこ「覚悟せぇ! 今のわしは阿修羅をも凌駕するけぇの!」
菫「抜かせ。私のSSは無敵だ」キリッ
宥「(和ちゃん、須賀君! 私に力を貸して!)」
ハオ「お手並み拝見と行きますか」スッ
菫 ↓1
宥 ↓2
ハオ ↓3
まこ ↓4
※ ぶっちゃけ実力差がよく分からない場所は補正無しにしてます、 サーセン!
菫「くらえ! SS!!」シュッ
宥「ロン!!」バタバタ
菫「なん……だと……!?」
宥「(清澄を狙うのがわかっていれば、こっちだって対策を練られる)」
菫「馬鹿な、まさかまだ私の指が……」ブルブル
まこ「(助かった。阿知賀に救われたのぅ)」
ハオ「……日本の麻雀、やっぱりやりづらいですね」ウーン
菫「くっ! こうなったら!! 」ガブガブガブ
宥「ひっ!?」
まこ「な、何を飲んでるんじゃ!?」
菫「ごくごくっ! ぷはっ! これは……指の震えを抑える薬だ」キリッ
ハオ「」
まこ「ええっ!?」
菫「こ、これで私はもう……」
宥「ロン!!」
菫「」
まこ「ツモじゃ!!」
菫「」
ハオ「(ここが稼ぎ時ですか)」フフッ
菫「あ、それはロンだ」
ハオ「」
菫「こっちは狙い易いぞ!」ワクワク
ハオ「」
白糸台 P4 P2
阿知賀 P1 P4
臨海 P2 P0
清澄 P0 P1
中堅戦
まこ「すまん、少ししか取り戻せんかった」ガクッ
久「十分よ。後は私逹に任せて!」
和「部長、お願いします!」
久「ええ。行ってくるわ!」
咲「……」
京太郎「大丈夫さ。部長は強い」
咲「う、うん」
穏乃「宥さん凄い!!」
玄「おねえちゃんありがどぉぉ!!」
宥「ううん。玄ちゃんが頑張ったから、私もがんばれたんだよ」
憧「後は私が引き継ぐわ!」
久「さぁて、お相手願うわよ!」
明華「今度は丁寧に打ってくださいね?」
久「それはそっちの出方次第かしら?」
尭深「(阿知賀に迫られてるこの状況……綺麗に収穫出来るといいけど)」ウーン
憧「覚悟しなさい白糸台! アナタ逹の悪事は、この新子憧が明らかにするんだから!」ドヤァ
尭深「……はい?」
久「いっくわよー!!」
明華「~~~♪」
尭深 ↓1
憧 ↓2
明華 ↓3
久 ↓4 +10
※ ここも補正むずい……けど、なんとなく部長に救いの手を
明華「ロン!」
久「くっ!」
尭深「ツモ」
憧「ぐはっ!?」
久「(ダメ、思うようにあがれない!)」
明華「最初は驚きましたけど」
尭深「一度覚えれば、対策は簡単」
久「(私の悪待ちが読まれてる!?)」
憧「(私は単純に出遅れてる!?)」
尭深「ハーヴェストタイム!」カッ
久「そんな……」
憧「……これが、全国
京太郎「……」
白糸台 P4 P2 P2
阿知賀 P1 P4 P0
臨海 P2 P0 P4
清澄 P0 P1 P1
圧倒的な白糸台に対し、ほぼ優勝の見えなくなった清澄
果たして、ここからの大逆転はありえるのだろうか
京太郎「……」
清澄の運命は残る二人
和「……」
咲「……」
和と咲に託された
副将戦
菫「ここまでは順調だ」
誠子「ここで決めてきますよ」キリッ
照「油断は禁物、大将戦ではハンデも消えてる可能性が高い」
誠子「えっ」
菫「ああ、その通りだ」
尭深「もっと稼げればよかったんですが」
淡「大丈夫大丈夫! マイナスになっても、私が優勝決めるからさ!」
誠子「えっ」
菫「ほら、早く行け亦野」
誠子「あ、はい」スタスタ
和「よろしくお願いします」
誠子「負けられない負けられない負けられない負けられない」ブツブツブツブツブツ
灼「ハルちゃん、見ててくれるかな?」
メグ「お手柔らかにお願いシマス」
和「……須賀君、私に力を」スゥッ
メグ「?」
和「……」ポワー
メグ「(これは、あの龍門渕のぺったんこさんと同じような感覚デスネ)」ゾゾクク
和「須賀君への愛が、私を目覚めさせました」キリッ
誠子「かつかつかつかつかつかつっ」ブルブル
和「邪魔だては許しません!」カッ
↓1 誠子 補正-50
↓2 灼
↓3 メグ
↓4 のどっち 補正+30
00出したぞマタンゴ!
>>80
この勝負、ゾロ目ボーナスないから0扱いですね
補正込で-50ですね
出しうる中で最低値を出すなんて、流石ですねマタンゴ
誠子「うぉらぁぁぁ!」
和「!?」
誠子「私だってなぁ! 私だってやる時はやるんだぁぁぁ!!」
和「ロン!」
誠子「」
メグ「ロンです」
誠子「つ、次は私の親だし……(震え声)」
和「ツモ」
誠子「」
灼「あ、ツモ」
誠子「」
和「ロンです」
誠子「」グニャァァァァァ
菫「……」チャキッ
照「あーあー」
淡「テルーが稼いでくれたぶん、全部吐き出しちゃったねー」
尭深「……」
菫「渋谷。今度、亦野を焼肉に連れて行け」
尭深「!」
菫「それも、一週間連続毎晩……アイツのおごりでいい」
尭深「……はいっ」ニッコリ
誠子「」ブクブクブク
和「須賀君。これが私の愛の力です!」フンス
白糸台 P4 P2 P2 P0 =P8
阿知賀 P1 P4 P0 P1 =P6
臨海 P2 P0 P4 P2 =P8
清澄 P0 P1 P1 P4 =P6
和「ただいま戻りました」
久「和ぁぁぁぁぁっ! 大好き!!」ダキッ
まこ「信じちょったぞぉぉぉ!!」ダキッ
優希「のどぢゃぁぁぁぁぁぁぁん!!」ダキッ
和「……皆さん。それより……」チラッ
京太郎「ん?」
和「須賀君は、抱きしめてくれないんですか?」ジィー
京太郎「えっ」
咲「むっ」
和「私、頑張ったんですよ?」ウルウル
京太郎「ああ、わかったよ」
-‐…‐-
´: : : : : : : : : : `` .
/: : : : : : : : : : : : : : : : : :\ ___
. : : ::/: : : : : : : : : : : : : : : : : : 〈i:i:〈
. / : : :/ : : : :/ : : : : !: : |: : : : : : : :〈i:i:〉
/:: : : : : : : : : ::∧: :/|:: ::|i: :|::| : : |: : ¨
, : : : ||: : /!: / ∨|: :|i: :|::| : : |i: :|
. ,: : : : : :|: Ⅵ斗ぅ气ト ムイ≫冬ト: :从/
′:: : : ::|: : | 乂rツ ヒrツ.ムイ: ::|
.: : : : : ::|: : | ,.,.,. 、 ,.,. .′:: ::|
,:: : : : : : ::|: : | 、 , , : :|: : :|
./:: : : : : : :::|: : |: :} iト イ: : :|: : :|
:: : : : : : : ::|: : |::j{ うr≦: : : |: : | : |
: : : : /i:i:i|: : |:i:i:i:\ }:i:i:i:i:i:i:i:i|: : :|
和「……」ワクワク
京太郎「……」スッ
ギュゥゥゥ
和「はぅぅっ……///」ポワーン
久「っ」ギリッ
咲「……」ゴゴゴゴゴゴ
晴絵「しかしこれで分からなくなったわね」
穏乃「全ては大将戦ってことですね!」
玄「しずちゃん……」
穏乃「任せてください! 私が優勝を決めて、和と須賀君も助けますから!!」
憧「しず、お願い」
宥「私逹の想いを」
灼「全て、託すから」
穏乃「……はいっ!!!」
この大将戦で全てが決まる
互いの高校の点数差は僅か
勝負を分かつのは大将の実力のみ
長き闘いを制するのは誰なのか
大将戦
淡「阿知賀に臨海に清澄。みんなごくろーさん」
穏乃「?」
咲「……」
淡「せっかく来てくれたのにさ、優勝はあげられないけどごめんね」
ネリー「慢心は足元を救うよ?」
穏乃「油断しすぎじゃないかな」
淡「油断? なんのこと? これは余裕というもんだよ」クスクス
ネリー「日本語難しいね。どっちもバカの戯言にしか聞こえないけど」
穏乃「私は勝つよ! 絶対に!」
淡「ふーん? でも、キョウタローは渡さないから」
咲「! きょう、たろう?」
穏乃「やっぱり! 白糸台が須賀君を!!」
淡「なんのこと?」
咲「……京ちゃんを狙ってるのは、おねえちゃんだけじゃないんだ」
ネリー「??」
淡「優勝して、キョウタローに見せてあげる。私が一番だって」
穏乃「一番は私逹だから!」
咲「……」ゴゴゴゴゴ
京太郎「咲、淡……しずもん」グッ
俺は、誰を応援すればいいんだ?
教えてくれよ……なぁ
最終決戦は補正なしのガチンコ勝負でよろしいですね? (うるち)
咲には補正あるべきだと思う
京太郎という化物を見たんだし
咲と淡に補正あげてもいいよ
仮に他が勝ってももう一回これやるだけだし
>>109 >>110
ここで阿知賀、臨海が勝利した場合は大将戦のみリトライ
淡と咲に補正を上げまする
ただし一回目は補正、ゾロ目無し
コンマの高さのみを競うガチバトル!! これで決まると信じてる!
京太郎「……」
俺は、無意識の内に祈っていた
それは……敵とか味方だとか
そういうことは一切関係なく
ただ純粋に、彼女の勝利を願っていた
淡「負けられない!」
穏乃「勝って、みんなで遊ぶんだ!!」
ネリー「勝つのはネリー逹だよ!」
咲「京ちゃんは渡さない!!!」
京太郎「頼むよ、神様」
アイツに、勝利を与えてくれないか?
淡 ↓1
穏乃 ↓2
ネリー ↓3
咲 ↓4
ネリー「あはっ」
ネリー「あっははははははっははははははっはははっはははっ!!!!!」
ネリー「負けられない? 渡さない? くっだらないっ!」
ネリー「勝負ってのはね、強い奴が勝つんだよ!!」
咲「……そんな、そん……」
淡「うそ、だ……こんなの」
. . :´:_: : : : : : : :`\: : : \
/: : : : : : : : ̄: : 、:/: /: :ヽ: : : \
/: : : : : : : : : : : : : : :\: : : :/: V : : : \
/: /: : : : : \/ヽ: : : : :ヽ: :/: : :ヽ: : : : : ヽ
/: :.{: : ハ: : :イVハ-、ヽ: : }-、: : : :ハ: : : : : ハ
/: : :i: : :i ヽ: :}-r⌒ヽ VV }: : : } V: : : : :ハ
/i: : : V: rく レV \::ノ ハ:} イ: : : } /: : : : :ハ}
ハ: : : V:ハ rへ ''/ i: } ヘ∠、/: : : : : ハ!
{ ヽ: :ハ: :ヽ\:) ′}: ! /://: : : : : /――-...、
八ハ:ゝゝ\,,′ っ j://::/::::/: : : : :/::::::::::::::::::::\
` ` V:} 、_ ///::::::/: i: : : V::::::::::::::::::::::::::ヽ::ヽ
ノ:ノ レ 〉:::/::::::V: : :ヽ:::::::::::::::::::::::::::';:::::ヽ
// /:::::(::::::::::::\: : :ミー::::::::::::::::::::ヽ:::::::ヽ
( /:::::::::::::::::::::::::::`ヾミゝ:::::::::::::::::::::ヽ::::::::ヽ
i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::ヽ
ネリー「あとね、みんな知らないだろうけど」スッ キラーン
咲「ゆび、わ?」
ネリー「これはね、キョウタローからもらったんだよ」ウットリ
淡「!?」
ネリー「夜遅くまでアルバイトして、ネリーの為だけに……」スリスリ
咲「え、え?」
ネリー「ぷっ、あははははっ! 最初からキョウタローはネリーのものだったの!!」
淡「嘘だ! 嘘だぁぁぁ!!」
ネリー「無駄な努力ご苦労様。じゃあ、またね」バイバイ
咲「」
淡「」
穏乃「」
京太郎「ネリー……」
ネリー「お金いっぱいもらったから、グルジアに帰って一緒に暮らそっ!」ダキッ
京太郎「ああ、ずっと一緒だ……ずっと」
GAME OVER
CONTINUED?
∩. .∩ ∩. ∩. ∩. ∩ ∩. ∩
ノ 乂 .ノ 乂 ノ 乂 .ノ 乂 .ノ 乂 .ノ 乂 ノ 乂 .ノ 乂
|0 乂| |0 乂| |0 乂| |0 乂| |0 乂| |0 乂| |0 乂| |0 乂|
|°乂| |°乂| |°乂| |°乂| |°乂| |°乂| |°乂| |°乂|
|乂乂| |乂乂| |乂乂| |乂乂| |乂乂| |乂乂| |乂乂| |乂乂|
|圭圭| |圭圭| |圭圭| |圭圭| |圭圭| |圭圭| |圭圭| |圭圭|
_且 卅卅廾卅卅II卅卅廾卅卅III卅卅廾卅卅II卅卅廾卅卅 且_
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| |
| |
|_________________________|
京太郎「飛べよぉぉぉぉおぉおおぉぉぉぉぉっ!!!!」
京太郎「……」
俺は、無意識の内に祈っていた
それは……敵とか味方だとか
そういうことは一切関係なく
ただ純粋に、彼女の勝利を願っていた
淡「負けられない!」
穏乃「勝って、みんなで遊ぶんだ!!」
ネリー「勝つのはネリー逹だよ!」
咲「京ちゃんは渡さない!!!」
京太郎「頼むよ、神様」
アイツに、勝利を与えてくれないか?
安価↓2
1 咲
2 淡
3 補正無し
※補正を与えたキャラが勝てなかった場合はGAME OVER
※補正を与えたキャラが勝てば、ヒロイン確定
※補正無しで咲or淡が勝てば、EDイベントへ突入
京太郎「勝ってくれ、咲!」
自然と、この言葉が口から漏れていた
咲「!」
淡「行くよー!!」
咲「京、ちゃん……」ポロッ
ネリー「!?」
穏乃「涙?」
咲「ありがとう。私――」
/: : : : : : :/: : :/: : : : : : :.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.、
 ̄ ̄ ̄¨ア : : : /: : ://: : /: : // : : : :.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
ノ⌒ ー--‐ '⌒^ ー- -‐…・・/ : : : /: : ://: : /: : /// : : : : , :.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::}
f《: . : . :/ . : . : . : . : ./ : : : ; : : /{/ヘ/: : /// : : : : / : : |: : :.:.:.::::::::::::::::::::.:.:.:.}
¨⌒ー '"~¨`ヽ \ \: . : . // : : :イリ.:.从 _)開ハ刈i |: : : :/ |i: :|: ||: : :.:|.::::ノ⌒ヽ:.:.:.:.:′ ,,ル'⌒
^\ : . // : ィ仁|i.:/ Vし℃仆|i | : : : |i: :|: r冖れノ^ ノ⌒廴__ノ^⌒¨´
. 丶 : . j/{ニニ|iイ 'ー '゙ 八| : : |ー─-fソ:. :. 辷?い: :.:.:. ′
\ : . : ; {ニ二い :.:.: ::::::::::八: : |j埖fソ^;. :. :.fら ). : :.:.:.:/
. \ : .l {ニニ八 , ::::::ヽ| ヒ^爻_廴 ノノ^. . : :.:./ニニ},
ヽ| {ニニニニニ:、 、 ー'⌒)ソ)メ . . : :.:.:/ニニニ}}
| k二ニニニ/\ ー :.:.: 才イ. : /}/ニニニニ}}
| |ik.ニニニ{〉 \__ イニニノ/ニニニニニニニ圦
| |ikikニニ{入____  ̄¨アニたニニニニニニニニニニニニニハニニ\
/|人kikik.ニ{ >-=ニニニニニニニニニニニニニニ=- ∧ニニニ〉
《 :. トミメ{ -=ニニニニニニニニニ=- . : . / :〉 ̄
j} :. ≫→ァニニニニニ=-ァア . : . : . : ., :/:∧⌒L_
リ} :. /ikikikヽ\ikikikikikik/ . : . : . : . : . : . : . : . : /〉
↓1 淡
↓2 穏乃
↓3 ネリー
↓4 咲 補正+30
咲「(京ちゃん。私ね、ずっと不安だったの)」
私の周りには常に、私より綺麗な人や……かわいい人
凄い人ばかりがいて
京ちゃんもきっと、そういう人を選ぶんだと思った
でも、選んで欲しく無かった
咲「(だから)」
だから私はおねえちゃんを傷つけた
京ちゃんの近くで、京ちゃんに近づくものを遠ざけようとしていた
でも、いつからか京ちゃんが私よりも
周りに目を向けるようになって気付いたの
京ちゃんを閉じ込めてはおけない
京ちゃんは私なんかが縛っていていい、人じゃないんだって
でも、京ちゃん
京太郎「咲ぃ!! 勝てっ!!」
咲「ありがとう、京ちゃん。私を、見てくれて」
私を――選んでくれて
咲「私、頑張る!!」ゴッ
淡「(纏う雰囲気が変わった!?)」
ネリー「なんで、急に!?」
穏乃「く、来る!」
咲「カンッ!!!」
/..... \
/:::::::::::::.............. ...........ヽ
/::::/::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
/:::::::/:::::::::::::/:::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::::i
/:::::::::::::l::::::::::::∧:::::::/:::::::::∧:::::::::::::::::|::::::::::::|
 ̄ ̄/::::|:::i:::::\ |::::::| |::::i::| |:::::::/:::::::|::::::::::::|
/〉/〉  ̄¨ニ=- /:::::::l从〃尤ト、:::| |::∧|_厶孑:::::::::;:::::::::::::!
n |.l 〈 _, -< И:::::::::::圦V::リ 刈 レ 禾テ≪j:::::::::/:::::::::::/
〈 ぃV `ーァ7/-/ И/И、、 V:::い }〉:::::/}::::::/}/
. \ {-{{-.{ _j払址=ミ 圦 ゙ 、、、 ∠:::イノ:/
r`-__∨-∧___,>'゙⌒´ ゙'< |_i{\ ` - 个::::/
 ̄ ̄ 丶 l从- 丶 _,,. < 乂入
\ 玳乂---,√ヽ /- ニ=-
圦-\-j}ト _/------- ニ=-
{=∧ Ⅵ、__´/--------------\
\=\ヽ| /______ 二=- ⌒ヾ
| \_∨/ -----=====彡' / ∨
∨{⌒7⌒'ー--===≪ 〃
| 片{ ∨ |
∨ j八 \ | 〉
| 八 \ ト | |
| {\ i ∧ / 八
| 乂ハ \ i { / ∧
┌‐rォ‐┬‐┬‐┬ォ ____
L. 抖-- --|_jI斗 ――-ミ
咲「さぁ、決めるよ!!」
手の届かない場所に京ちゃんが行ってしまって
初めて気づけた
私は京ちゃんが好き
咲「この想いだけは、誰にも負けたくないから!」
//::::/::::::: ..::/:::i:::.. \
//:::::::/:::::::/ ..:::/::::::i::::::. ヽ
/ (:::::::::/:::::::/ :::::/:::::::::!::::!:::. :. :. :.
/ / / / /// !::::!:::i::. ::::. ::::.. :::.
/ ../....::::::::i:::::i:」::::{::::!....:::::::::!::::!:::i:::!..:|:::::|::::::i::::i
/.:::::/::i::::::i::::i:::「i::::`ハ::i::::::::::::::!::::!::ハ!:::l::::ノ:::...l::..|
,. - ――‐ 、  ̄/ ̄i::::::i::::i ァ≠ミ八!:::::::::l:::|::::|::厂iメイ::::::::::::::|
/ ノ ___>'⌒ . i::::::i::::〈 r':::::::}ヾ\:::::|八八テメ、/リ::::::::|:::::i
. /こフ ,.ーr< _) `ヽ i::::从:ハ 弋シ′ ヽ{ r':::::::ハi/:::::::从:::′
ゝ.. ノ/ヽ._____,,. -‐く | __ |イ八:i:{ ,,, 弋,シ /::::/::::ハ′
, -― < / // 「ハ ≦´ `ヽ、 ___ 八 ' ,,, /:/:::::::/
. { ,\ ∠∠.. / Vハ Vハ  ̄ ̄`ヽ彡'⌒ヾヽ::::\ ー イ:::ノハ,′
` ー-〈 ヽイ ⌒ヽ `ヽー< Vハ Vハ V´ ̄ \\:::\ . .イ:/
. ヽ._ノ人 }::::} }::::::}ヽ }ト、\:::` ー‐= 7く´j/
\  ̄`丶 /::://:::::/⌒ヽ リ \\i /i:::::ヽ_
\ \ /::://:::::/ 〉 / iヽ \_____!:::::::::::`ヽ_
` ¬´ ̄` ー―ァ':::://:::::/ ,′ ,′ |::::::\\ j:::::::::::::::::i ト、
| : : : : : : /::::://:::::/ 、:::::::\ヽ.:::::::::::://l ヽ
\: : : ∠:::::/.::::/ / / / \:::::::\ヽ:::::/// jト、|
 ̄ ̄ ̄` '< ∠..、 / / \::::::≧彡'イ ノ⌒ヽ
` ー―┬‐< \.イ 丁丁 r‐ュ.{ i、
└───-=ミV| : : . フ:i:{ | \
Ⅵ : : : . /.:::|:| | \
ちゃんと、告白するね
あの日は――恥ずかしくて、照れくさくて、逃げ出したけど
咲「嶺上開花。16000です」
私はもう、逃げたりしない
咲「ありがとう、ございました」ペコリ
京太郎「や、やった……」
久「えっと、これで……点数差が、え?」
和「優勝、ですよ」
優希「ほぇ?」
まこ「……逆転、一位?」
和「はい! 優勝です!!」
久「う、うわぁぁぁ! やったわぁぁぁ!」
まこ「やったのぅ、咲」グスッ
優希「凄いじぇー!!!!」ピョンピョン
和「これで、転校しなくても……」ジワッ
京太郎「咲……」
穏乃「あー、負けちゃったぁ」ヘナヘナ
ネリー「そんな、ネリーが……四位?」ガタガタ
淡「……」ポケー
咲「……大星、さん?」
淡「ずるい」
咲「え?」
淡「自分だけ、キョウタローに応援してもらってさ」プクー
咲「それは……」
淡「あーあ、もうサイアク。恋愛でも、麻雀でも負けるなんて」
咲「えっ」ドキン
淡「もし、隙があるようなら……私、奪いにいくから」ジトッ
咲「うぇっ!? わ、私はまだ、別にそんな!」アタフタ
淡「私もテルーもしつこいからねー。覚悟しておいた方がいいよー」クスクス
咲「大星さん……」
淡「あーわーい!」
咲「淡?」
淡「そっ。これからはライバルだかんね! よろしく!!」ニッ
咲「……うん!」ギュッ
誠子「……」ビクビク
菫「……ふぅ」
誠子「ひっ!?」
菫「何を怯えている?」
誠子「え、でも?」
菫「誰のせいでもない。これは私逹、全員の問題だ」
照「……うん」
誠子「そんな、これは完全に私のせいですって!」
菫「確かにそうかもしれない。亦野を責める者も多くいるだろう」
誠子「なら!!」
菫「だからこそ。一緒に戦った私逹くらい、お前の味方でいたいじゃないか」
尭深「当たり前だよ」
照「チームなんだから、ね?」
誠子「……」ジワッ
菫「こら、泣く奴がいるか」
誠子「ずびばぜんっ! わだじぃぃぃ」ビェーン
咲「……うぅーっ」オロオロ
ど、どうしよう
優勝が決まって……表彰式があるけど
みんなのところに戻ったら、私……泣いちゃいそうだよぉ
咲「それに、今は京ちゃんの顔を見られる気がしないし」モジモジ
あの時感じた、京ちゃんの気持ち
あれがもし、私の勘違いだったらと思うと……
咲「ああもう! どうしよう!」
京太郎「何をどうするって?」
咲「へっ?」
京太郎「よぉ、咲! 優勝おめでとう」
_ , 、
/ィ--∨ :.- 、
__/ , ,: } l \
` ー-, | /{ { l | | .
/_/ | / 从 : ,-}/、 |l |
/ 从 -rォⅥ /rォ- }イ {
_` ̄´ { {rI ゞ ,}' ゞ } }∧
____ Y {{ |Y } 从∧ _ 八{
,. : :´: : : : : : : : :`: : . 、 「l | || | | | Ⅵ 、 ` ー` イ / '
,. :´: : : : : : : : : : : : : : : : : :`: : .、 { ー '' ' | /^〉 「//}` ー ´r'-、
/: : : : : : : : : : : : : : : : :、: : : \: : \___, | ' ノ_,」// | |/()|
': : : : : : : : : : : : :|: : : :|: : |、-:、: : ヽ: :_:ヽ ̄ :. /´ //////∧_ r '///>- 、
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`ー-_、\ }: : { \ / ̄´:::// `_ヽ::\  ̄ |/////////////////////,イ///// |
と二二_ヽ ∨、:ミ /:::::::::::// / \::\ |/////////////////////} 〉/////|
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´ ,、 Ⅵ ,:::|_/ /:::::::::://:,Ⅵ ∨:::} //////////////////////∨///// }
∧::、 ,: Ⅵ、 /::::::::::/イ:/ 〉 ∨' //==///////////////==/\///イ
咲「きょ、京ちゃん!?」ドキィーン
京太郎「なんだなんだ、顔を赤くして」
咲「だ、だって!」カァァ
京太郎「……あー、もしかして」
咲「……」コクコク
京太郎「俺もなんか感じたんだよな。お前と、気持ちが繋がる感覚」
咲「やっぱり?」
京太郎「おう。でも……こう面と向かって言うとなると照れるな」ポリポリ
咲「……//」
京太郎「まぁ、正直。俺もよく分かってないんだ」
咲「……そんな気はしてたよ」
京太郎「だけど。それでいいんじゃないかって思う」
咲「え?」
京太郎「俺逹はまだ何も知らないんだ。付き合うってこと、友達という関係を越えることをさ」
咲「う、うん」
京太郎「だから、一緒に理解していこう。そしていつか……ちゃんとした恋人同士になろう」
咲「!」
京太郎「咲。もし、よかったら俺と――」
咲「……」
役員「えー、それでは女子団体戦優勝を果たした清澄高校にトロフィーを」
久「ありがとうございます!」
和「やりましたね!」
まこ「重たいのぅ」
優希「賞状も豪華だじぇ」
ざわざわ
役員「あの? これは出場者全員で受け取るものなんですが……」
記者A「記念撮影もあるので、宮永選手も連れてきてもらえませんかー?」
久「あー、それなんですけど」クスクス
まこ「今はちょっと無理なんじゃ」
記者A「へ?」
優希「やれやれだじょ」
久「(咲、貸しにしておくわね)」
和「(私は諦めませんよ。咲さん、須賀君……そして私。この三人で暮らせる日を)」フフフフフ
記者B「どういうことだ?」
記者A「さぁ?」
咏「いやー、まっさかあのバカのとこが優勝すっとはねー」スタスタ
最近顔を出さないから、会場でひっぱたいてやろうかと思ったけど
ま、優勝に免じて許してやるかねぃ
咏「どうせアイツの個人戦優勝は決まってるわけだし……ん?」
あれ? 誰かいる……
咏「……はぁ。疲れてたんだろうけどさぁ。こんな場所でよくやるねぃ」クスクス
表彰も受けずに、記念撮影も逃して
それでも、こんな幸せそうな顔をされちゃ……
咏「ほら、大会優勝の一枚より。大切な一枚を残してやっから」スッ
だから
これからもずっと、その幸せな顔のまま――
咏「仲睦まじくやればいいんじゃね? しらんけど」パシャリッ
__
/´ ̄ \ ¨¨¨ 、
, -- | 、 、 \
/イ ,: | |、 \ \ \ \
/ / { ∧ \ \ ヽ |
/ / / 从 { 、\_ \ | ト、 、
/ イ / , { \ ∧ ´ \ | } /l } |`\
_...-――-Ⅵ / 从- \ { ,ィ==从}/ イ_,ノ ,
,. : ´: : : : : : : :/ イ/ ∧ ィ= ` /' , / /
/: : : : : : : : : : : : : : :/ イ从{ 、 | ハ}
/: /: : :/: : : ,: : : : : : : : 、: : : :叭 v ― 、 , 从{
.': /: : :/: : : /: : /: : : : : : }: : : : ::. \ `こ / |\
|: ': : :/: : : /: : /: : :イ: !: /: : : : :∧:、` r ´ ! 、
{/: : : r-、/: : :/': / l: l , : ,:.|: : : : |:_\ :. / | ∨、
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咲「京、ちゃん……」
京太郎「咲ぃ……」
咏「お後のよろしいこって」スタスタ
こうして、清澄高校に新たなひと組のカップルが誕生した
かたや文学少女、かたや不良っぽいスポーツマンに見える、アンバランスなカップルだが
彼らにはある共通点があったのです
そう、それは――
とんでもなく、麻雀が強いということでした
ぬわ疲これにて閉幕
次回、エピローグという名の個人戦をやって終わり
二週目の設定とか、そういうのを決めるとこまで行ければいいなーとおもったーり、もんすたーり
なんだかんだで咲さんに原点回帰したのはちょっと意外
やっぱり京咲がナンバーワン!
乙
ちなみに>>22の次周優遇ってどうなるの?
>>185
選択肢で選ばれたりしたら臨海女子はチョロイン気味になるね
ただでさえ次週は難易度上がるから、狙うのはありだと思いまする
二週目の案はオーソドックスな一週目のようなスタイルか
何か最終ゴールを明確に定めて頑張る系もアリかと思ったり
【電車男風 京ちゃん】
電車でよっぱらいから助けてあげた美少女のどっちから、お礼のお皿を貰った京太郎
彼女とお近づきになりたい彼は、全国の雀士が愛用する掲示板で知恵を借りることに……
【借金執事風 京太郎】
借金しました。透華お嬢様の下で働きながら返します
あれ? なんかどこかで見たことあるような……
こんな感じでいくつかアイデア練っとくので、一週目終わったら安価でもとります
まこ「借金執事っぷりがなっとらんのう?」
優希「お嬢様の方もだじぇ。これは私たちが見本見せないとダメだな!」
おっ、そうだ
前スレラストでノーマル希望の声が多かったけど、ノーマルでも今回以上に厳しいゾ
言うなれば一週目がイージー。ハードは一歩間違えば死ゾ
さて、エピローグ兼、個人戦を行いまする
そんなんでハード選ぶわけないじゃないですかやだー
>>201
二週目は能力取得を主にして、三週目攻略の地盤を整えるのも策やもしれぬ
バジリスク並に救われない話を作りたい……作りたくない?
長野県代表校である清澄高校が女子団体戦を制したその日、世間は大きく揺れた
というのも、常勝である白糸台、強豪校である臨海女子が破れたのだから
その評価は当然のことであるようにも思われた
しかし、この清澄高校の名が世界に轟く事となったのは
女子団体戦だけではなく、一人の男の活躍によるものが大きいだろう
男の名は須賀京太郎
いずれ、世界一の雀士となる男である
咏「この記事、間違ってるねぃ」ペラリ
良子「ホワイ? 妥当な記事に思えますが」
はやり「どこに間違いがあるのかな?」
咏「いずれ、世界一の雀士って書いてあっけどさ」
靖子「なんだ。誇張しすぎだとでも言いたいのか?」
咏「うんにゃ、その逆」
理沙「逆?」プンスコ
咏「だってアイツ。この大会の時には既に――」
インターハイ11日目 8月15日
京太郎「……全国大会かぁ」
京太郎「みんなが優勝を決めたんですから。俺もいつも以上に張り切ってますよ!!」メラメラ
和「須賀君が張り切ると、相手がかわいそうな気もしますが」
久「この中の何人くらい……須賀君の力の前に生きていられるのかしら」
まこ「0じゃな」
和「ゼロ!?」ピクッ
優希「死じぇ」
京太郎「おいおい、人聞きの悪いこと言うなよ」
咲「そ、そうだよ。京ちゃんはちゃんと手加減出来るから」
久「そう? 全力で相手をねじ伏せにかからないか心配で……」ヨヨヨ
京太郎「みんなに恥じないよう、可憐な打ち筋を見せますよ」
和「カレン!?!?」
優希「そんなことより喉が渇いたじぇ」
久「お腹も空いたわねぇ」
まこ「CCレモンしか無いが……これでも飲むとえぇ」
咲「京ちゃんが買ってきてくれたピザならありますよ」
和「C.C.!? ピザッ!?」ガクガク
京太郎「あれー? 三尋木プロから貰った扇、どこやったっけ?」ガサゴソ
和「扇死ね」
京太郎「えっ」
和「死ね」
京太郎「えっ」
透華「……試合前だというのに、余裕ですわね」
ゆみ「私逹はこちらが本番だが、須賀君以外は昨日が本番だったからな」
久「さて。オチが着いたところで、再確認するわよ」
京太郎「お願いします!」
久「個人戦は午前の部、午後の部と二つに分かれているわ」
透華「午前の部が実質予選で、午後の部が決勝でしてよ」
ゆみ「願うことなら、三人揃って決勝で会いたいものだが……」
和「そうですね」
京太郎「あー、男女合同なら俺もみんなと打てるのになぁ」
ゆみ「……女で産まれたことを、こんなにも感謝したことはないな」
透華「まったくもって同感ですわ」
京太郎「?」
桃子「私は先輩が男だったら嬉しかったっすー!」ダキッ
ゆみ「こらモモ、みんなの前じゃないか」
まこ「(人前じゃなければいいのか)」
咲「京ちゃん、頑張ってね」チラリ
京太郎「お、おう。お前の為にも……頑張る」
咲「もぉ、自分の為に頑張ってよー」
京太郎「負けた時に言い訳出来ないようにしておきたいんだ」
咲「え?」
京太郎「俺、咲の為なら全力を出せるから。それで負けたなら、納得出来るだろ?」
咲「……///」コクコクコク
久「あーあ。やっぱり幼馴染がナンバーワンってところかしらね」ゲンナリ
和「……」ハナジダラダラ
久「ひっ!? どうしたの和!?」
和「いえ、あそこに私も混ざれたら……どれだけ幸せだろうかと」フフフフ
久「……前向きなのは羨ましいわね」ハァ
京太郎「そんじゃ、会場に行きますか」
和「はい、どこまでも着いていきます」ススス
京太郎「いや、和は女子の会場だろ?」
ゆみ「こっちだ」
透華「サクッと午前の部を制しますわよー!」
和「あぁ、須賀君。また後で……」
京太郎「おう!」
久「じゃあ、私逹は女子の応援に行くから」
まこ「寂しいかもしれんが、男の子じゃろ?」
優希「それに、お前には咲ちゃんが付いてるじぇ!」
咲「え?」
久「須賀君の傍にいたいでしょ?」
和「私逹のことはいいですから」
咲「でも?」チラッ
京太郎「……咲。俺はお前に来て欲しい」
咲「……うん!」
桃子「先輩には自分がいるっすよ!」
ハギヨシ「僭越ながら、私もおります」
ゆみ「ありがたいな」
透華「ハギヨシの前で無様な姿は晒せませんわね」
京太郎「じゃあ、行くか咲」
咲「うん、行こっ!」ギュッ
男子 個人戦会場
ゾロゾロゾロ
京太郎「ここが男子の会場かぁ」
咲「チラホラと、強そうな人もいるね」
京太郎「ああ、楽しみだぜ!」ワクワク
男子K「おい、アレは優勝候補の須賀京太郎だぜ」
男子B「女連れとか……やっちゃいますか?」
男子S「やっちゃう?」
男子K「その為の拳、あと、その為の右手?」
男子B「なんでもいい。アイツを潰せば、このKBSトリオが優勝を頂けるんだ」
男子S「よっしゃ。行くぞ!」
ダダダダッ
京太郎「でも、試合前に気合入れてても仕方ないし」
咲「?」
京太郎「ちょっと、力抜くか」フゥー
咲「あ、こんな場所で力を抑えたら……」
ズ ン ッ
安価↓2
00~09 KBS「「「んぁー!」」」
10~79 全国代表の半分がノックアウト
80~99 京ちゃんのお友達以外ノックアウト
ゾロ目 全員ノックアウト
男子I「ぐっ……」
男子U「ぐぁっ……なん、だ」バタリ
男子R「げぼぁっ!?」ブシャッ
ヒトガタオレタゾー キャァー!
タンカダー! コッチニモー!
京太郎「あっ……」
咲「」
京太郎「ど、どうしよう」オロオロ
咲「(覇●色の覇気みたいだぁ)」
京太郎「参加者の半分くらいが倒れたっぽいな」
咲「あのオーラに耐えられないようじゃ、試合中に死ぬ可能性もあるし」
京太郎「そう考えるといいんだろうけど、なんだかかわいそうで」
男子Y「死にたくなーい! 死にたくなぁーい!!」
京太郎「……」
咲「あ、午前の部が始まるみたいだよ!」
京太郎「この混乱の中でやるのか……(困惑)」
咲「男子の方はやっぱり力を入れられてないんだね」
京太郎「くそ! 俺がそんな評判、変えてやるぜ!」
男子の麻雀はつまらないって、誰かが言っていた
能力も何もない、地味な対局だって
でも俺はそう思わない
俺自体に、何か特殊な能力があるわけじゃないけど
それでも麻雀は楽しい
きっと、ここにいる大半の人間がそう思って頑張って来た筈だ
京太郎「だから、男子の麻雀もおもしろいってところ! 見せてくるぜ!」
咲「京ちゃんならできるよ!」
京太郎「おう! 行ってくらぁ!」
安価↓2 ※午前の部は三回戦まで突破すれば終了
00 GAME OVER
01~49 一回戦突破 判定継続
50~89 二回戦突破 判定継続
90~99 午前の部突破
ゾロ目 勢い余って優勝&咲ちゃんが孕む
男子個人 午前の部 一回戦
京太郎「ツモ」
男子H「ウワァァァァァァッ!!!」
男子E「ヤメテクレェェェェェ!!」
男子L「ギャァァァアァァ!!!」
京太郎「ツモ」
男子HEL「」ボガァーン
京太郎「一回戦だし、こんなもんか」
男子HEL「「「」」」
審判「ミンチよりひでぇや」ボソッ
観客「ええっ……(ドン引き)」
咲「京ちゃんかっこいいよ!」パチパチパチ
京太郎「そんじゃ、二回戦行きますか」
咲「神様、どうか京ちゃんが人を殺しませんように」オイノリ
安価↓2 ※午前の部は三回戦まで突破すれば終了
00~09 GAME OVER
10~69 二回戦突破 判定継続
70~89 午前の部突破
ゾロ目 勢い余って優勝 & のどっちが孕む
おいおい原村さんが孕村さんになっちまったら咲ちゃんどうなるのよ
>>227
咲「泥棒猫」
二回戦
京太郎「二回戦になると、相手が頑丈になってきたな」
男子N「」ピクピク
男子C「」ピクピク
男子W「」ビュルルルッ
京太郎「南場まで耐えられるとは思わなかったぜ」
咲「ステキダワー」
観客「やだ、あの須賀君って子……強くてカッコイイ」ポッ
京太郎「そんじゃさっさと最後まで決めるかな」シュバッ
三回戦
京太郎「よろしくお願いします!」
宮崎大輔「よくここまで来たな京太郎」
京太郎「? 誰だっけ」
宮崎大輔「ふっ、相変わらずふざけた奴だ。だが、そこがいい」
京太郎「へ?」
宮崎大輔「しかし、今回はこの俺が……」
???「いや、ここはお前の出番やあらへん」
宮崎大輔「!? お前は大阪代表の!?」
宮川大輔「俺抜きで始めたらあかーん!!」
宮崎大輔「なんだと!?」
宮川大輔「勝つのは俺や! 覚悟せぇや!」
宮崎大輔「いや、ここは俺が……」
京太郎「カン、カン、カン、カン、ツモ。四暗刻、四槓子」
宮崎大輔「」
宮川大輔「」
京太郎「よし、終わりだ」
近藤大輔「た、助かった……」
京太郎「咲ー。午前の部終わったから、飯食いに行こうぜー」ブンブン
咲「うん! 今行くねー!」トテトテ
京太郎が午前の部を無双しているその頃
女子の部では――
ゆみ「さて、いよいよか」
透華「幸いにも、三人ともブロックはバラバラですわね」
和「願うことなら、決勝でお会いしたいですが」
透華「長きに渡るのどっちとの因縁! ここで晴らしてみせますわ!」バーン
ゆみ「(どこまで行けるか……)」
桃子「せんぱーい!! ファイトっすー!!!!」
久「和ならやれるわ」
まこ「ああ。京太郎も決めてくるじゃろうし」
優希「男子団体戦以外は総なめにしてやるんだじぇー!!」
社長「試合開始の宣言をしろ磯野!!」
審判「デュエル開始ぃぃ!!」
社長「!?(デュエルだと!?)」
女子個人 一回戦
安価 30以上で突破
↓1 ゆみ
↓2 透華
↓3 和 ゾロ目で孕村さん
一回戦 内約
ゆみ「私の相手は……ここか」
洋榎「ほーん? アンタら、かなり強そうやな!」
ゆみ「あなたは、姫松の……」
洋榎「せやけど! 組み合わせが悪かったで!!」バーン
霞「あら? それはアナタも同じかもしれないわ」ゴゴゴゴ
洋榎「胸のサイズで勝てるほど麻雀はあまないで? 垂れ乳」
霞「胸の無いタレ目が何か言ってるわね」バチバチ
洋榎「……」ゴゴゴゴ
ゆみ「これだけの強敵相手に、どこまで戦えるか……」グッ
憩「負けませんよーぅ」ニッコリ
加治木ゆみ、強豪校の代表相手に奮闘するが
健闘虚しくも三位敗退
霞「口は災いのもとよ」フフフ
洋榎「」
ゆみ「狙い撃ちにされてたな……かわいそうに」
憩「お疲れ様でしたーぁ」ペコリ
そして、和の方はというと……
和「……」
照「……」
爽「……」
智葉「……」
いきなり決勝戦クラスの闘いが行われようとしていた
和「(須賀君、私に力を!)」
京太郎との特訓により、オカルトへの体勢も身に付け
以前よりもはるかに強くなっていた和だが
照「ツモ!」ギュルルルルルルッ
今回ばかりは流石に相手が悪すぎた
和「がはっ!?」
爽「ゆきぃ……ごめん」バタン
あっという間の決着
むしろ、よく粘ったというべきか
智葉「はぁ、はぁ……危なかった」
照「思ったより耐えてきた」ビックリ
和「ごめんなさい、須賀君……私、一歩、及びませんでした」バタリ
照「……京ちゃんの為に頑張ったその姿勢に免じて、命だけは勘弁してあげるね」ドヤァ
智葉「(命を取るつもりだったのか……)」ドンビキ
久「和、あなたはよくやったわ」ウルウル
優希「あれをくらって耐えるなんて、偉いじぇ」シクシク
そして、残る長野県代表はというと
透華「……」
竜華「……」
明華「……」
モブ子「……えっ、何この場違い感」ビクッ
最凶の華対決が行われようとしていた
華菜? 知らない子ですね……
対決は拮抗した実力により、一進一退のものであった
しかし、途中で清水谷竜華が調子を崩し、そのチャンスを狙い撃ちにした透華が一歩リード
そのまま二回戦進出を決めた
透華「か、かろうじて勝ち上がりましたわ」ゼーハー
竜華「怜ぃ、ごめん……お腹が、緩まなければ……」プスーブリリ
明華「うっ……くさい」ガクッ
モブ子「(なんか勝っちゃった)」
透華「おーっほっほっほ! これが龍門渕透華の実力ですわ!!」バーン
久「龍門渕さんが勝ち上がってくれたわね」
和「すみません」
久「いいのよ。長野の代表がまだ頑張ってくれているなら」
ゆみ「このまま優勝してもらいたいものだが」
桃子「先輩の活躍! かっこよかったっすよ!」ダキツキ
まこ「隣でいちゃいちゃせんでくれんかのぅ」
透華「この調子で優勝ですわー!」
天の声『透華様がんばれー、がんばれー(チョコ食いながら)』
透華「強い、絶対に強い!!」
女子個人 二回戦
突破ハードル 40以上
↓2 透華 ゾロ目なら 覚醒勝利
透華「ロン!!」バーン
亜夜「宗一郎様……申し訳ありません」
長門「ユニーク」
ホライゾン「今のどこが面白かったんですか。説明してください」
透華「オーッホッホッホ!! この私こそが最強なのですわ!」バーン
久「やった!」
優希「二回戦も無事突破だじょ!」
ゆみ「これはもしかすると、もしかするかもしれないな」
桃子「複雑な心境っすね」
透華「さぁ、お次の相手は誰ですの?」フフン
/ヽ/ // //| |
_ __,.. --‐ー--==ュ/ / `//、 //| |
. `ヽ _,.....--‐rr‐イ=ィ'´ //.....\ / | |
//|-‐  ̄ |├,イ::::`ヾ=、、 丶:::::ヽ __/-‐' | |
/ _|_,.....--‐i┘っ!:::::::::|:.:.:iヾ、ヽ ..:-‐/___ | ゙、
_/‐ ´ r-!ヾ、 !..゙、;;oノ:.:/ ヾ ,:イ'´::://ヾ | 丶
/ ̄ ̄ ヾ `、:;,;,;,ノ ´っ::::// / / | ゙、
/ i 弋,;,ン ノ / | |
/ i / | | |
_ノ ゙、 、 / | | |
丶、 、 ` /i | | / |
\`ー 、 `ー- 、 // | |/| |
\`  ̄ , ' / | / |
\ \ _, - '´l i | | |
\ ト、 _, ´l | | | | |
/ \ ! ` 、_ , '´ ゙、 | | | | |
/ \ / / ハ ゙、 ゙、 ゙、 | | /
透華「返り討ちにして差し上げますわ!」
女子個人 三回戦 ここ突破で 午前の部突破
突破ハードル 50以上
↓2 透華 ゾロ目で冷やしとーか
微妙な所で終わったな
>>266
長野勢では一位なので、ボーナスは上げたいのぅ
透華「さぁ、かかってきなさいな!」バーン
/ \
_人_ ' ` 、 \
Υ'/ / / ト、 丶
/ / / | | | Χ }
.′ il / | | \ | / `、 リ |
i | _|l__∧ト、八 | メ´ ニニ / } |
| | || `>x、\| 斗チ芋ミ、∨ ,′j
| |l l|斗示芋ミ、 ''h!::::::::} ,′ ,
|l 八 И'h!::::::} 乂___ノ / /
.八 ゝ /i/i/i i / / / / |
‘,\ ハ r ア /l/ / /:: |
ト、 込、 _ノ // ,イ::: l|
|l l\ \> .,_ /∨ /l|: 八_
|ヽ. 八l_\ \-─=ー ァ--< / / 八 { \ `ヽ
| | ./ /´ ハ 〕 { 〉 ,′ / ` ヽ \∧
| |/─、_ / |∨ __ Ⅴ__=| / 〕\ \
| | Y´ \\.ノ (`ヽ \\) | ,′ \ 丶
エイスリン「ヨロシクオネガイシマス」
誓子「わわっ、強敵ばっかり!!」
透華「……金髪が多いですわね」
誓子「2回戦より手ごわそうだけど……善処しよう」ウンウン
淡「真の金髪ナンバーワンはこの私だー!!!」
エイスリン「?」
透華「まぁ、なんでもいいですわ。全てに置いて、この私こそがナンバーワンだと証明してみせますわ!」
ゴゴゴゴゴ
透華「さぁ、始めますわよ!!」
淡「ローン!!」
エイスリン「ツモ!」
透華「」
誓子「あちゃー、やっぱダメだよね」
淡「やったー! 午前の部突破だー! キョウタロー! 見てるー!? いぇーい!」
透華「」
久「……頑張ったわ」
和「はい。十分すぎるほどに」
透華「」
なんで普通に留学生組出てんだ
女子 午後の部
久「須賀君は順調に勝ち上がっているし」
ゆみ「こちらもある意味順当なところが勝ち上がったというべきか」
まこ「……まさに、頂上決戦じゃな」
桃子「誰が勝つっすかねー」
優希「やっぱりインハイチャンプだじぇ?」
和「どうでしょうか」
久「うーん、難しいわねぇ」
透華「誰が勝っても嬉しくありません」シクシク
ハギヨシ「透華お嬢様……」ホロリ
決勝戦
照「……」ゴゴゴゴゴ
淡「ほっほーい!」ゴゴゴゴゴ
憩「雪辱戦やねー」
小蒔「が、頑張ります」カチコチ
久「夢の対戦カードね」
>>269
すまん、華対決をしたかったのと金髪を出したかっただけなんや
照「淡、手加減はしない」
淡「テルーこそ、手加減してあげないからねー」
小蒔「……すぴー」スヤスヤ
憩「ナルコレプシーですかーぁ?」
審判「(温度差が激しいな)」
照「ここで勝って、私は京ちゃんとちゅーする」
淡「ちゅーだけでいいの?」
照「……すけべぇしたい」
淡「すけべぇってなに?」キョトン
照「淡がやるには女子力が足りないと思う」フンス
淡「?」
審判「それでは、対局を始めます!」
照「私の女子力を示す時」
淡「キョウタロー! 私の活躍、見ておいてねー!」
安価 やる意味ないけど、個人戦優勝者を決めておこうの巻
照↓1 補正+10(この中でも抜きん出ていると思うので)
淡↓2
憩↓3
小蒔↓4
ゾロ目は無し
淡「ローン!!」
照「!? 淡、この力は……」
淡「えへへっ、団体戦の決勝が終わってから調子がいいんだ!」
小蒔「……」ゴゴゴゴ
淡「咲には負けたけど、もう誰にも負けないもん!」カッ
小蒔「ひぐっ! あ、あれ……? ここは?」パチッ
淡「……」ズズズズ
. , ´ ` 、
/ \
//: ..:: ....:.:ヽ
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// :.:.:´:.:.:.:.:....:.:.: ... .......:.:.:.:.:.:.:.:、: ',
.1} } .:./ .: ::::/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ト;.:.:.:.:',:.:.:.:.:.:. ', .',
. 7ミニ彡 .:/:.:.:// / ://}.:.:/ ,' .ヽ:.:. .',.:. 、.:.: |..:.∧
__ { ,'.| /}/:.:.://:/:.:.:.:.:..´/. ./ ./ / V...ノ:.:.:.',.:.:|.:.:|:∧
. /7} ヽ{| ./.ノ.:.:.:./:/.:.:.:.:.:./ メ;..':.:/. .V.;.:.:.:.:.}:::|.:.:|:.トヘ
. {人_ .ヽ_ミx´,:.:.:./:/:.:.:.:ーx_ //ァ/ ./イ:.:.:.:.:.|.:.|.:.:|:.:ヽ.ヽ
. ゝ  ̄...:.:.:., |:.:./:.:':.:.:./ _≧≦_.´ ._x≠キ":.:.:.|.:.|.:.:|:.:.:.:》 〉
__`''ーt―r ' ./.:.,:.{:.l.:.:イ ',.〈丁≧ァ` k´r‐=≠、.:.:.:.!.:.:.:.:!;/,_'_
r''´,-=、::`''ー==≧:.:.:.{{::';|:/ ゝ_, r';_; }. ./ 5、_/;}lノ:.:.:.|.:.:.:.:|.// ,Xァ
.` .≧=-`''-、_.:.:.:.:.:.:.:r<ヘ:.|. ヘ ``'''. ヾソ-'./.:.:./|.:.:.:.:|/ / `、
 ̄´ /´.ヘ V :ヘ , /:.:.:/:/:.:ノノ /::: .∧
ト ./ ヘ ,ヘ ::::> _ __ __ ,/イノ::::レ'/ /:::l::: ∧
|:`,' :ヘ ヘ ::::::::::::>.、 _, =r<:.,'.:.:.:.://// :/::: ` ー、
八_} .:::.ヘ ヘ ::::::::∧‐- ./:/.:.:.:.:/::.//イ .l.::: .::::::::::: }
,イ .. ::::::::.ヘ .ヘ ::::::∧`''ー.〈_:ゝ、:.:∧//:/: |::::::::::::;:': .:::::: /
照「(覚醒……)」ハッ
憩「(もう、既に最強クラスやと思ってましたけどーぉ)」
淡「あはっ! 凄い! いい牌がどんどん入ってくる! いい手がどんどん思い浮かんで止まらない!」
照「これからだったんだ。強くなるのは……」
淡「さぁ、勝負だー!!!」
照「私がいなくなっても……白糸台は安心だね」ボソッ
菫「ああ。渋谷と淡がいればな」フフッ
誠子「」
淡「ツモー!!」エヘヘ
女子個人戦 優勝
大星淡
一方その頃
男子個人戦 決勝
京太郎「……来るところまで来たってカンジだよな」
咲「京ちゃんなら当然のことだと思うけど」
京太郎「いや、大会の話じゃなくてさ」
咲「え?」
京太郎「ほら。お前と出会って、照さんと出会って」
咲「……」
京太郎「お前と照さんが喧嘩して、離れ離れになって……」
咲「うん」
京太郎「それから月日が流れて、ハンドボールもやって」
咲「彼女が欲しいなんて、急に言い出してね」クスクス
京太郎「そりゃあ、彼女は誰だって欲しいだろ」
咲「えー? そうかな?」
京太郎「ああ。そんでまぁ、自分磨きを行った結果が……」
咲「今じゃ全国大会の決勝まで届いたんだもんね」
京太郎「ま、こっちはおまけだけどな」ボソッ
咲「おまけ?」キョトン
京太郎「そんじゃ、行ってくるよ」スタスタ
咲「あ、京ちゃん!」
京太郎「あのさ、咲。もし……俺が優勝したら」ピタッ
咲「?」
京太郎「キス、してもいいか?」
咲「ふぇっ!?」カァッ
京太郎「待っておけよ」ニッ
,. : : ―――-- 、
/: : : : : : : : : : : : : ヽ、
.': : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
/: ,: : : : :{: |: : ,:l: : |: : }: : : : :,
.': :.|: : :|: :/_j:_/:.!: : |-/、: : : : : :.
{: : |: : :|イ} }:/}/|: /}/ }:ハ:| : {、: :.
|: : :、 : 从ィ斧 / イ斧Y:{: | ヾ}
|∧: r从:{ Vり Vリ |∧{
Ⅵ、 \ :.:.:.: ' :. 八 リ
ヽ}`ー、 ` ´ イ
从}≧=-- く
,-r―--イ} |::〉--―、:、
/ {、::、::::::〈___/::/イ ヾ
{- 乂\::、::{ /::イ/:/- 、 ,
| Ⅵ\:> ∨-<:_// Ⅵ
| / ¨「__7 ̄´ { / イ::|
| { /: :∧ / /:::|
| 八 /: : : :∧ , /_-'」
| Ⅵ_:_/ : 〉 / ,:
恒子「さぁて! 遂に男子個人、決勝戦が始まりまぁす!」
健夜「私も混ざりたいなぁ」ボソッ
恒子「ここまで勝ち抜いたのはなんと! 全員が全国大会初出場の一年生!!」
健夜「一年、生?」
恒子「恐るべきセンスを持った四人の選手!!」
傀「……」クスッ
恒子「人鬼の異名を持つ謎の男! 傀選手ー!!!」
健夜「あれ、本当に人間なのかな」
哲也「てめえらの運と俺の運、どっちが強いか――」
恒子「雀聖と呼ばれる予定の男!! 阿佐田哲也選手ー!!!」
健夜「予定なんだ……でも、あながち間違ってないかな」
アカギ「クク……」
恒子「そして、その恐るべき闘牌から神域と呼ばれる男!! 赤木しげる選手だー!!」
健夜「アゴと鼻が凄いけど、強さはもっと過ごそう」
恒子「最後は皆さんご存知でしょう! 長野県予選では過去最多の記録を叩き出した少年!!」
健夜「!」
恒子「麻雀歴はなんと半年にも満たないという、あの三尋木プロの秘蔵っ子!!!」
京太郎「……」スタスタ
恒子「神を越えたとも噂される男! 須賀京太郎選手だー!!!」
傀「……打ちますか?」ニヤリ
哲也「こりゃ……手ごわいな」
アカギ「よぅ、スガ鹿男。いや……京太郎」
京太郎「お久しぶりです。アカギさん」ニッ
これ傀が一番強いだろw
あいつに勝てる人間居ないだろ
>>292
ここの京太郎はもう人間やめてるんだよなぁ……
京太郎「揃いも揃って強敵ばかり……やっぱ全国大会なだけはありますね」
アカギ「それを待ってたんだろ?」
京太郎「……ほんの少し前までは、そうでした」
哲也「前までは?」
京太郎「俺はアカギさんの強さに憧れて、強くなりたいと思った」
アカギ「そうなのか? 照れるな」
この時アカギ、意外に素直
京太郎「でも、違うんです。俺が得た強さは、まったく別のモノでした」
傀「ほぅ?」
京太郎「あらかじめ言っておきますが……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
. _,.. -- 、__, 、___
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. _,....::::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ
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/イ.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.{
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{从.ハ::::::::::::::::::::::::::::::::ミ`
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lJ |::::::::::::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::::::::|
京太郎「皆さん、俺に手も足も出せないと思いますよ?」バチッバチバチバチバチバチバチッ
傀「……フッ」
哲也「そいつはちょっと、過信が過ぎやしないか?」
アカギ「……」
京太郎「そこで、俺の彼女が待ってるんです」
咲「……京ちゃん」
京太郎「カッコよく倒してやるから、覚悟しろよ」カッ
泣いても笑っても最終判定
安価 麻雀ゴッド 補正+20
傀 ↓1
哲也 ↓2
アカギ ↓3
京太郎 ↓4
ゾロ目 咲ちゃんがベイビー出産
京ちゃんと、とても強そうな三人の決勝戦
咲「……」
京ちゃんが起家となって、始まったその対局
京太郎「行きます」
そこからの攻防は、時間にして一時間にも満たなかったけど
傀「御無礼」
哲也「!? おいおい、マジかよ」
傀「では……」
アカギ「待て」
傀「!」
アカギ「クク……悪いな、頭ハネだ」ジャラ
京太郎「いや、待ってくださいよ」
アカギ「なに?」
京太郎「頭ハネですよ」
アカギ「やるな……京ちゃん」
京太郎「ええ。俺、最強ですから」ニカッ
傀「……名は?」
京太郎「須賀京太郎、です」
傀「フ……」
決死の覚悟で放った皆さんの闘牌は
互の力量、精神の高揚と相まって
千を超える牌の遣り取りとなって
卓上に無数の火花を生みました
咲「……」
そして、決着の時はあっさりと訪れて
京太郎「咲、ただいま」
咲「京ちゃん、お疲れさ――むぅっ」
チュッ
私のファーストキスは、とても幸せな気持ちの中で
大好きな京ちゃんに奪われてしまいました
エピローグ
全国大会、女子団体戦優勝
全国大会、個人戦優勝
そんな肩書きを引っさげて、学校に戻ってきた俺達は
沢山の人間に祝福され、夢心地のような感覚を味わっていた
まこ「ふぅ、やれやれじゃな」
入部希望者も増え、染谷新部長も大変そうにしている毎日
久「大変ねぇ。とはいえ、私も受験があるんだけど」
部長は部長で、大学受験が控えているので忙しいようだ
優希「京太郎のリコーダー……体操服……」ブツブツ
優希はなんだかうわごとを呟くことは増えてきたな
和「須賀君。物理も教えますよ」ニッコリ
そういえば、和も最近変なことばかり言ってる
大丈夫だろうか? 心配だ
透華「おーっほっほっほ! 来年こそは龍門渕が優勝しますわよ!」
ゆみ「来年こそは鶴賀がやってくれる。楽しみにしておくんだな」
大学受験を控え、スタバで勉強をしている加治木さん
来年に向けて頑張っている龍門渕さんを見てると、俺も元気づけられる
咏「おーい京太郎ー、そろそろ東京にこいってー」
三尋木師匠は自分のチームに俺を入れたいと、熱心にスカウトしてくる
あの、俺はまだ高校生なんですけど?
そして、あの照さんと淡のいる白糸台はというと……
誠子「へ? 私が、部長ですか?」
菫「ああ。部長はお前にこそ相応しい」
誠子「で、でも!」
菫「大会中、お前に酷いことばかり言っていたのはこの為だ」
誠子「えっ」
菫「常勝校の部長には、常に批判や不満が集まる」
尭深「実力も重要だけど、それに耐えて……前に進む力が重要」
菫「それは渋谷には無い力。だから、お前を試したんだ亦野」
誠子「そ、そうだったんですか……」
菫「なんなら、私を叩いてくれても構わない。軽蔑されてもいい。それでも、白糸台だけは……」
誠子「そんなこと、出来るわけないじゃないですか」
菫「亦野?」
誠子「弘世先輩には色々と教えて欲しいことがありますから」
菫「……ああ。来年からはチャレンジャーだ。胸を借りるつもりで頑張ってくれ」ポン
ちなみに、しずもんのいる阿知賀はというと……
穏乃「憧! いい加減に出てきてよ!」ドンドン
玄「勘違いして恥ずかしかったのは私逹も一緒だよ!」ドンドン
憧「出て行ってよ!! 誰の顔も見たくないの!!!」
宥「どうしよう」オロオロ
灼「重症だね」
晴絵「そりゃ、あんな恥ずかしい勘違いをドヤ顔で話してればねぇ」フフフ
なにやらひと悶着あったらしいけど
しずもんがいれば、なんとかなるだろう
そして、俺と咲は――
咲「もう! いい加減にしてよおねえちゃん!!」
照「いい加減? なんのことだか分からない」ギュゥゥゥ
京太郎「あは、あはは……」
咲「京ちゃんは私の彼氏だよ!」
照「知ってる、照だけに」ドヤッ
咲「もぅ!! 京ちゃんからもなんか言ってよ!」
京太郎「いや、そう言われてもな」
照「ぎゅぅー」
京太郎「引き剥がせません」キリッ
咲「京ちゃぁ~ん!」ゴゴゴゴ
毎週のように、咲の実家に帰ってくる照さんを交えてドタバタやっている
それが原因かは分からないけど、咲のお父さんとお母さんも
以前よりは、ギクシャクしないで話せるようになったそうだ
照「大体咲はずるい。京ちゃんはみんなの共有財産だと思う」
淡「だよねー」ムニュゥゥ
京太郎「ほわぁっ!? 淡!?」
淡「えへへっ、来ちゃった♪」ムニムニ
京太郎「おぉ、この咲と照さんには存在しないおもちの力よ」ゴクリ
咲「……淡ちゃん? ここ、私の家なんだけど」ゴゴゴゴ
照「淡。調子に乗ってると、ここで殺すよ?」
淡「じょ、冗談だよぉ」ヒヤアセ
京太郎「そこは俺を怒るところじゃないんだ」
咲「だって、怒っても勝てないもん」
照「麻雀で潰せないと、私逹ぽんこつだもん」
京太郎「自覚はあったのか」
淡「私は麻雀以外も取り柄あるよー」
淡「というわけでキョウタロー! 私を選ぼうよ! ね!」ススス
照「二号でも構わないから」ススス
京太郎「ええい! 咲! 逃げるぞ!」グイッ
咲「え、ちょ! わっ!?」ズルズル
照「逃げた!?」
淡「つうか足早っ!!」
ギュゥゥゥゥゥンッ
京太郎「これでも全国クラスの健脚だからな!」ハハハ
咲「」
京太郎「あ、やべっ! 咲が耐えられてなかった」キキィーッ
咲「ぶへぇっ!」
京太郎「おっとっと。大丈夫か?」ダキッ
咲「う、うん」カァァ
京太郎「それにしても、照さんと淡にも困ったもんだなぁ」
咲「それ、京ちゃんがきっぱり断ればいいだけの話だよね?」
京太郎「え、えっと」
咲「それはわかるよね?」
京太郎「●はい」
咲「なら浮気しないでよばかばかー!」ポカポカ
京太郎「浮気じゃないだろ!」
咲「むぅー……っ」プクー
京太郎「ああもう、可愛いなぁ」ツンツン
咲「ご、ごまかされないよ!」プンプン
京太郎「なぁ、咲」
咲「うん、何?」
京太郎「……俺と付き合ってくれて、ありがとう」
咲「ふぇ? どうしたの、急に」
京太郎「なんとなく、言いたくなっただけ」
咲「なにそれ」キョトン
京太郎「さぁ、なんだろうな」クスクス
咲「じゃあ、私も」
京太郎「ん?」
咲「こんな私と付き合ってくれて、ありがとう」
京太郎「……咲」ギュッ
咲「京ちゃん……」ギュッ
彼女が欲しいと願って
俺は麻雀で強さを求めた
麻雀の強さは色んな人との出会いをくれて
その出会いが俺を大きくしてくれた
俺に、大切な存在を気付かせてくれた
京太郎「これからもずっと一緒にいような」
咲「うん。京ちゃんが拒否しても、一緒にいるから」
京太郎「ばか、拒否なんてするかよ」
守っていこう
この小さな花を
京太郎「お前は俺の彼女なんだからな」
咲「うんっ」
/::.:.:.:.:!:.:.:.|.:.:.:.:.:|: : ::| : : : :|: : | | .i: : | | i:. :.:.:.:.i:.:.:.:.|
. / : : : :i: : : |: : : | ! : ::| i: : :.:|::|::::::i i::::|::|::|::::::::::::i:::::::|
/ : : : : |: : : :!:.:.:.:ト、ヽ:.;!、i: :.:.:|::|、゙、'i´|:フiナi:|::::::::::::|:::::::|
/ : .:.:.:i:.:|:.:.:.:.:ヾ、:.'i´ヾ.::|!ヾ、:::゙、ヽハハヽハノ |ハ::::::::::|:::::::|
. /.:.:.:.;ィ'|:.:.:i:.:.:.:.::i ヽ:| ヽ! ヽ::ゝ `' リ |::::::i:ノヽ:::|
彡 '´ リ i:.:.ヽ:.::.:.:゙、 ヽ___ ;==─-ソ::::::/ /:::!
ヽ|:.:.ヾ:.、::ヽ≠'´ ̄` ;;;;;;;;;;;; ノノ:ノ /;イノ
ソ:.:.:::/::ヾー-;;;;;;;;; , """ /ノ.;:‐'::/
i.;イ:::;ハ、::゙、 """ ___ /:::::/
ソ レ ` ヾヽ ヽ´ ノ ィ´::/リ
` 、__  ̄ , ' |!;/
_"_〕ー--‐' |__
/:.::/:| |:/\
永遠に枯れることのないように――
カンッ
これで一週目終わり
なんかいろいろとかなぐり捨てた気もするけど、まま、ええやろ
次週の難易度はノーマル
基盤となる設定は次回で決めます
何かオススメの元ネタとかあればオナシャス!(採用するとは言ってない)
次はさぁ、誰になるんやろ
色々アイデア出してくれてありがとうございます
しかし、しっくりくる元ネタ思いつかないノーネ
都市伝説を調べるとか、アイドルになったりとか、子供になったりとか、ヤムチャだったりとか、
やきうを始めたりとか、入水したりとか、借金したりとか、 わりとお金持ちだったりとか
阿知賀が共学になったりとか、派遣執事になったりとか、生徒会役員だったりとか
なんだよ、そんな発想どっからくるんや……
こちとら、えこひいきと女子力くらいしかないんやで
一応、麻雀要素は今回みたくあっさりでいいですかね?
細かくステ決めてのガチバトルはやれる気がしないので
ひとまず次週開始時のステータスだけ決めておきましょう
そこから何か、ストーリーのヒントが出るかもしれませんので
麻雀 ↓1
容姿 ↓2
運動 ↓3
全て÷3の数値が初期ステ ゾロ目はそのまま 00は100
~須賀京太郎~
・麻雀 25 フツウ
・容姿 77 ゼンコク
・運動 19 サイアク
・所持金 27000
・元称号【ジ・オールマイスター】
【ステータス表】
―――――――――――――――――――
00 | □ || □ || □ |ゴッド
95 | □ || □ || □ |――――
90 | □ || □ || □ |ワールド
85 | □ || □ || □ |
80 | □ || □ || □ |――――
75 | □ || ■ || □ |ゼンコク
70 | □ || ■ || □ |
65 | □ || ■ || □ |
60 | □ || ■ || □ |――――
55 | □ || ■ || □ |イケイケ
50 | □ || ■ || □ |
45 | □ || ■ || □ |
40 | □ || ■ || □ |――――
35 | □ || ■ || □ |フツウ
30 | □ || ■ || □ |
25 | ■ || ■ || □ |
20 | ■ || ■ || □ |――――
15 | ■ || ■ || ■ |サイアク
10 | ■ || ■ || ■ |
05 | ■ || ■ || ■ |
―――――――――――――――
麻雀 容姿 運動
これまた凄い偏ったステータスですね(白目)
この容姿を活かした物語って一体……
アイドルとか、先駆者がいる元ネタはヤメロォ!!
と思ったけど、ホストなら無いのか……?
いや、しかし、アラフォー実家暮らしが溜め込んだお金を根こそぎ奪うだなんてそんな
今回出番の少なかった大人勢に照準を合わせるのも悪くないかもですね
ただ、ホストだと京ちゃん黒くなってまうかもですが
ここは京ちゃんに対する咲ちゃんの好感度でも見て、考えましょう
咲ちゃんの京太郎への想い
↓2 数値そのまま 00は今回0扱い
咲さんが本気で嫁さん違いますって言うなんて……
ま、前回ゴールインしたし
【好感度表】
―――――――――――――――――――――――――――――
00 | ♡ ||ゴールイン
95 | ♡ ||――――
90 | ♡ ||イゾン
85 | ♡ ||
80 | ♡ ||――――
75 | ♡ ||アイジョウ
70 | ♡ ||
65 | ♡ ||
60 | ♡ ||――――
55 | ♡ ||イシキ
50 | ♡ ||
45 | ♡ ||
40 | ♡ ||――――
35 | ♡ ||ユウジョウ
30 | ♡ ||
25 | ♥ ||
20 | ♥ ||――――
15 | ♥ ||キラワレ
10 | ♥ ||
05 | ♥ ||
―――――――――――――――――――――――――――――
【咲】
咲さんが思いのほか低くて、相棒ポジになれなさそうなので
ここは安価で募集します
安価↓1~7 で咲の女キャラ名
コンマが一番高いか、ゾロ目がいたらメインに抜擢します
被ってもOK 被ればかぶるだけ勝率がアップですね、はい
和さんがメインキャラ器用です(メインヒロインとは言ってない)
選択肢が一気にギアスか香辛料になった気もしますが……さて、と
和からの好感度判定を行いますか
これで話の流れは大体決まる気がします
安価↓3 容姿ボーナス+15
※さっきの咲ちゃんはボーナス忘れてたけど、気にしないでください
は?
もう(のどっちしか)ないやん
好感度100とかなにそれ聞いてない
百歩譲って88だとしても、なにそれ聞いてない
ギアス、香辛料、まおゆうの中だと一番ギアスが元ネタ分かるんで
それでいいですかね、コンマ神様(畏怖)
もしくは、和と付き合ってる状況から何かを目指す式にします?
例えば麻雀での全国大会優勝だとか、スポーツで何かを成し遂げるとか
1 和と一緒にブリタニアをぶっ潰す → バトル、というか選択肢メイン進行?
2 和と付き合っている状態から、何かを目指す → スレタイ回収なんか必要ねぇんだよ!
これで最後、23時までに多い方でスタートします
( ゚∀゚)o彡°のどっち!( ゚∀゚)o彡°のどっち!
天和ですねこれは、間違いない
のどっちさん荒ぶりすぎでしょう
では京太郎は和と付き合っていて、何かしらを成し遂げようと考えています
それが脱童貞なのか、和との結婚なのか、和の父、恵に認めて貰うことなのか
浮気をしてハーレムを作ることなのかはおいおい決めていきましょう
時系列は全国大会後の方が自然なので、そちらでいきます
輝かしい時間というのはあっという間に過ぎて
俺が熱意を持って、みんなの活躍を応援していた日々は既に遠い過去となってしまった
もし、俺に強さがあれば――なんて考えたこともあった
団体戦には出られないけど、個人戦では優勝するほどの強さがあって
みんなの練習相手も務められるくらに、強く
そう願わずにいられないほど、俺には何も無かった
虚ろで
空っぽの
鬱屈とした毎日
代わり映えのしない日々が嫌で
孤独な自分が酷く惨めに思えた日々
だけど、俺は手に入れた
可愛くて、優しい、胸の大きな――最高の彼女を
京太郎「だから」
STAGE1 彼氏が生まれた日
京太郎「……いま、なんて言ったんだ?」
和「だから……私じゃ、ダメですか?」
京太郎「えっ……」
ミンミンと、セミの鳴き声がうるさく聞こえる夏の部室
全国大会を終えて、部室の片付けの為に俺逹は、夏休みだというのに部活に来ていた
久「じゃ、後はよろしく頼むわねー!」
まこ「こら! 何をサボっちょる!」
久「だって私はもう引退だしー! 後はまこに任せるわー」
まこ「またんか!」
久「待てと言われて待つわけないでしょー!」タタタ
咲「あ、待ってください!」
優希「捕まえるじぇー!」
激闘を終えて、いつもの和やかな空気にすっかり元通り
他愛のないふざけ話を続けあって
確かな絆を確かめ合うように、彼女逹は笑っていた
和「皆さん、元気ですね」
京太郎「ああ……こんなに暑いのによくやるよ」
追いかけっこを続ける四人を尻目に、真面目な和だけが俺を手伝ってくれている
重たい雀卓を動かすのは、流石に俺一人じゃ無理だったからな
京太郎「悪いな和。男なのに俺、力がなくて」
和「いえ。いいんですよ、昔……腕を怪我されたんですよね?」
京太郎「ん? ああ、まぁな」
それでハソドボールが出来ない体になったんだ
まぁ、今となっては未練もないけど
京太郎「んしょっと。ふぅー、ありがとう」
和「これくらい当然ですよ」プルン
雀卓を置いた際に揺れる、和のたわわなおぱーい
あぁ、たまらねぇなぁ
京太郎「せっかくの夏休みなんだから、海にでも行ければいいのに」
和「? 行けばいいんじゃないですか?」
京太郎「いや、一緒に行く相手がいないし」
和「そ、そうなんですか?」
そうなんだよ。海に行くなら、かわいい彼女の一人でもいなければつまらない。
ビーチでカップルを羨ましげに眺めるだけだからな
京太郎「……はぁ」
そこで俺はふと、呟いた
京太郎「彼女が欲しいなぁ」
会話の流れからいって、どこにもおかしな場所はない
至って普通のセリフ
他愛のない一言
それが――
和「……じゃあ、私でどうですか?」
京太郎「……え?」
俺の運命を変えることになる
京太郎「……いま、なんて言ったんだ?」
和「だから……私じゃ、ダメですか?」
京太郎「えっ……」
耳を疑った
あの和が、私じゃダメですか? だって?
京太郎「……えっと、俺は今……彼女が欲しいって、言ったよな」
和「はい。確かにそう言いました」
京太郎「じゃあ……それに対して、和はなんて?」
和「私じゃダメですか? そう返しましたけど」
あっけらかんと、眉一つ動かさずに和は言う
ああ、そっか。俺をからかってるんだな?
京太郎「あはは、じゃあ俺と付き合ってくれるか?」
和「……」
あの堅物の和がこんなボケをしてくれたんだ
俺が乗らないでどうす――
和「はい。不束者ですが、よろしくお願いします」ペコリ
京太郎「……おう?」
あれ、なんだこれ?
なんだか思ったよりマジなカンジだな
和「つきまして、交際に置ける条件を確認したいのですが」
京太郎「じょ、条件?」
和「はい。目下、優先して決定すべき事項は残る夏休みの計画ですね。日数は少ないですし、海に行くなら早めに用意しませんと」
京太郎「……?」
和「あ、水着はこんなこともあろうかと用意してあります。あまり派手なものではありませんが、NAGANOスタイルの流行りのデザインで……」
京太郎「すとっぷ! すとーっぷ!!」
和「? なんですか?」
京太郎「和! お前は俺の彼女なのか!?」
和「……今更何を言ってるんですか? 本題に戻りますよ」
京太郎「あ、はい」
和「8月26日はどうでしょうか?」
京太郎「大丈夫です」
和「では、詳細な計画は追ってご連絡します」
京太郎「お願いします」ペコリ
あれれ? なんだ自然な流れで一緒に海に行くことになったぞ?
京太郎「なぁ、それって咲逹も……」
咲「京ちゃーん! 和ちゃーん! 染谷部長がアイス奢ってくれるってー!」
まこ「頑張ったご褒美じゃな」
優希「いぇーい! やったじぇー!」
久「私にはー?」
まこ「あるわけないじゃろ」
久「そんなぁー!」
和「ふふっ、行きましょうか」
京太郎「あ、ああ」
俺には和の意図がまるで読めなかった
もしかして、本気で俺と付き合ってくれるのか?
ドッキリとかじゃなくて?
モニタリングの収録とかじゃないよな?
京太郎「……の、和」
和「なんですか?」
京太郎「こ、こんな形で言うのも、変なんだけど」ポリポリ
和「?」
京太郎「俺、ずっと和のことが好きだった」
和「!」
京太郎「いや、ほら! なんだかさっきのやり取りで付き合ったんじゃ、俺が誰とでも付き合う男に見えるし!」
和「……」プルプルプル
京太郎「和には、そんな風に、思って欲しくないというか、その」
和「……私も同じです」
京太郎「同じ?」
和「須賀君だから、勇気を出したんです」
京太郎「和、お前?」
和「私も、ずっと好きでした。須賀君のこと……」
京太郎「……にわかには信じられないな、それ」
和「どうしてですか?」キョトン
京太郎「いや、和は美人で……麻雀も強いだろ?」
和「そうでしょうか」
京太郎「ああ。だから、俺なんかじゃ釣り合わないだろって」
和「……」
京太郎「和は、俺のどこを気に入ってくれたんだ?」
和「それは勿論――」
安価↓2
00~09 和「顔です」バァーン
10~39 和「秘密です」
40~79 和「須賀君の人柄でしょうか」
80~99 和「声です」
ゾロ目 和「須賀君の子を孕みたいからです」
和「須賀君の人柄でしょうか」
京太郎「人柄?」
和「はい。この人なら、私を幸せにしてくれそうだと思ったんです」
京太郎「……買いかぶり過ぎじゃないのか」ギュッ
和「ふふっ、そうかもしれません。でも」
京太郎「でも?」
和「今、握り拳を作りましたよね。そういうところが私、須賀君のいいところだと思いますよ」
京太郎「……」
和「今は無理でも、いつかきっと。という意志を感じました」
京太郎「かなわないな。俺よりも、俺のことを知ってるんじゃさ」
咲「京ちゃーん!!」
京太郎「分かった! 今行く!」
和「さぁ、行きましょうか」
京太郎「ああ、行こう!」ギュッ
和「っ!」
京太郎「恋人同士なら、普通だろ?」
和「……//」コクッ
こうして、俺と和は恋人同士となった
これから先、どんな波乱が待ち受けているのか
この時の俺逹は、まだ何も知らない
プロローグ終了
ギアス風に始めたけど、別にギアス風に続ける気は無いです
というかこのままじゃ完全にイチャラブで終わってまう……何か、何か事件を起こすんや
ルート分岐タイム
1 和の彼氏として相応しい男になる為、自分を磨きを始める
(フリー行動満載の前週と似たコースだが、またオチが行方不明)
2 和の父親の出した条件を満たして、和との交際を認めて貰えばゴール
(麻雀での優勝か、容姿での大成か、運動での結果かは再度判定)
3 和と交際するも「なんか疲れる」と別の女の子に浮気→悲しみの向こうへ
(常にバッドと紙一重はスクールなデイズをあなたに)
↓1~5 くらいを目処に
交際を認めて貰うですね
なんだろう、原村父こと恵さんが京太郎に厳しいビジョンが思い浮かばない(前スレを見ながら)
では難易度判定
麻雀の達成しなければならない項目 ↓2
00~29 全国大会出場
30~59 全国大会優勝
60~79 麻雀プロ入り
80~99 小鍛冶健夜を成敗する
ゾロ目 世界大会優勝
麻雀はプロ入りするレベルじゃないと認めてもらえないようです
ではお次に、既に高い容姿の達成項目をば
麻雀の達成しなければならない項目 ↓2
00~29 美少年コンテスト優勝
30~59 ふぇぇぇっ!? 私がアイドルでびゅー!? アイドルンバももか
60~79 和とアイドルとして共演
80~99 ドームですよ! ドーム! (ドームライブ)
ゾロ目 ワールドツアー
麻雀はプロ入りするレベルじゃないと認めてもらえないようです
容姿は和とアイドルとして共演できるレベルでないと認めてくれないそうです
運動の達成しなければならない項目 ↓2
00~29 ハソド全国大会出場
30~59 オリンピック出場
60~79 プロハンター試験 合格
80~99 ナイトオブラウンズ入り
ゾロ目 地上最強の男になる
やりますねぇ!
では最後に、この項目の中でいくつ達成すれば認めてもらえるのか?
00~39 三つ全て
40~69 二つ
70~99 一つ
ゾロ目 恵「条件などいいから、娘を嫁に貰ってくれ」
ここでゾロ目が出たらふて寝します(半ギレ)
ごめんよ、ここから↓2だよ
00~39 三つ全て
40~69 二つ
70~99 一つ
ゾロ目 恵「条件などいいから、娘を嫁に貰ってくれ」
麻雀
・プロ入り
容姿
・和とアイドルとして共演
運動
・ハソドボールで全国大会出場
ではこの三つの中で、一つでも条件を達成すればのどっちと付き合ってもいいそうです
どれが一番簡単かなんてわかりきってる気もしますが、そこは皆さんのお好みでどうぞ
これで目指すべき目標や、二週目の基盤が固まったので今日は閉幕
沢山の安価、お疲れ様でした
次回から和と京太郎のバカップル騒動記をお送りいたします
のどっちとのサクセスがメインなのはいいけど、一応他ヒロインとの好感度判定っているのかしら?
ここは純愛ルート一直線な気もするような、しないような
二週目のタァイムはどう? あっさりでok?
八月五週目
和「須賀君。サンオイルを、塗って頂けませんか?」
京太郎「……」コクコクコク
夏の日差しが眩しい晴天の海
波の音がザーザー、海水浴客逹の楽しむ声が、ここまで届いてくる
京太郎「じゃ、じゃあ塗るぞ」ドキドキ
和「は、はい」ゴロン
ビーチの脇にシートを敷き、パラソルを立てている俺と和は
ただいま、二人きりで海にデートに来ている
京太郎「……」ヌリヌリ
和「……んっ、ふぁ」ビクン
勿論、俺も和も水着
和に至っては、どこで買ってきたのか……それはもうアレな水着を着用していて
溢れんばかりの胸はうつぶせの状態でさらに押しつぶされて
今にも水着からはみ出してしまいそうなほどだ
京太郎「和の綺麗な肌に、万が一でもシミができるといけないからな」
和「ありがとうございます」
京太郎「……」ツツゥー
和「あひっ」ビビクン
京太郎「わ、悪い!! 変なとこさわっちまったか!?」
和「あ、いえ。少し……くすぐったくて……//」
照れているのか、和のお尻がふりふりと揺れる
ああ、なんて可愛らしいお尻なんだろう
京太郎「お……お尻にも塗るべきじゃないか」
和「えっ?」
京太郎「すみません! 調子に乗りました!!」ズザァァ
和「あの、砂浜の上で土下座は熱くありませんか?」
京太郎「へ?」
ジュウウウウウウ
京太郎「うわっちぃっ!?」
和「ふふ、もう。何をやってるんですか?」クスクス
水着の紐をほどいていたからか、胸を手ブラで隠しながら和がこちらを見る
いや、周りに俺以外の人がいないからってそれは――
京太郎「む、むふっ」
和「……目がスケベになっていますよ?」ジトー
京太郎「仕方ないだろ!! 和が悪い!!」
和「そんな!」
京太郎「俺が、俺がどれだけ和に、そして和の体に憧れてきたと……」チノナミダ
和「うっ、確かに須賀君のいやらしい視線は日常的に感じていましたけど……」
京太郎「」ガーン
和「で、でも男性なら仕方のないことですよね?」
京太郎「はい。毎日おかずにしてました」
和「まっ、毎日、ですか?」ドキン
京太郎「……ハイソウデス。スベテノドカガワルインデス」
和「SOA!」
京太郎「鏡持ってきてやろうか! ああぁん!!」
和「だからなんで逆ギレするんですか!」
京太郎「すみません」ドゲザ
ジュウウウウ
和「……」
京太郎「あついよー」ジュウウ
和「……はぁ、もういいですよ」
京太郎「え?」
和「私逹は付き合っているんですから。パートナーのそういう部分も、寛容になるべきです」
京太郎「の、和!」ジィーン
和「それに……」
京太郎「それに?」
和「わ、私も……毎日、ではありませんが」モジモジ
京太郎「?」
和「週に、二回か三回は……須賀君を想って、あぅっ」カァァァ
京太郎「」
京太郎ジュニア「チェンジ! ビートル!」バキバキーン
和「え? 須賀君、なんですかその大きな……」
京太郎「……ごめん、少し奥に行ってきていいかな?」
和「……」
安価↓2
00~19 和「は、はい」
20~49 和「ダメです」
50~79 和「条件付きで、許可します」
80~99 和「そうなったのは、私の責任ですから」
ゾロ目 和「何が奥にだよ! クンニしろオラァァァァァァ!!」
和「条件付きで、許可します」
京太郎「うぇっ!?」
和「こんな場所で……女性を一人、残すつもりですか?」
京太郎「確かに、和を一人にしたら……」
俺が一緒にいるせいか、ナンパ野郎や他の男性客はこっちに近づこうとはしない
しかし、俺がわずかな隙でも見せれば、和にちょっかいをかけるに違いなかった
和「かといって、須賀君の、ソレを……放置するのは、出来ませんし」チラッチラッ
京太郎ジュニア「HYPER CLOCK UP」ギュゥゥゥゥゥンッ
京太郎「……はい」
和「なので、処理をするのは構いませんが……」
京太郎「構いませんが?」
和「私も、一緒に奥の岩場に行っても、いいですか?」ウワメヅカイ
京太郎「ファッ!?」
和「……/////」ボッ
京太郎「それは、俺のナニをアレするところを……?」
和「さ、参考にするだけです! 深い意味はありません!」
京太郎「(なんの参考にするつもりなんだろうか)」ドキドキ
和「……」
京太郎「(でも、なんでもいいや)」ブチン
和「?」
京太郎「自分、見抜きいいすか?」
和「見抜き……?」
京太郎「はい」
和「あっ……そういうこと、ですか」
京太郎「いいでしょうか?」ドゲザ
和「……しょうがないですね」
京太郎「!」
和「私も見せて貰うわけですから。多少なら……」
京太郎ジュニア「マキシマムハイパーサイクロン」
京太郎「や、やったぁー!!」
和「こ、声が大きいですよ!」アタフタ
この日、俺が生涯最後にして、最高のオ●ニーを経験した
九月一週目
和「あ、須賀君!」パァァ
京太郎「よう和。待ったか?」
和「いえ、今来たばかりですので」フフ
京太郎「いつも和は早いな。約束の時間までまだ十五分あるのに」
和「早起きすれば、その分須賀君と話す時間が増えるじゃないですか」
京太郎「きゅーん」
和「?」
京太郎「やっぱり和は最高の彼女だぜ」
和「な、何を言い出すんですか急に! 褒めても何も出ませんよ!」モジモジ
京太郎「(出すのは俺だからね)」ドヤァ
和「……」ペチペチ
京太郎「あいてっ」
和「えっちなことは禁止です」
京太郎「えー?」
和「……す、少しずつ」
京太郎「?」
和「少しずつ、頑張っていきますから」ギュッ
京太郎「ああ」ギュッ
和「んっ」
京太郎「んっ」
毎朝のキスと、別れ際のキスは欠かさない
幸せな日々とは、まさにこれを言うのだろう
俺は、この幸せがいつまでも続くと信じて疑わなかった
そう――
ブゥーン キキー
恵「最近、朝が早いと思えば……やはりこういうことか」
和の父親である、恵さんに全てを知られるまでは
九月二週目
和「……」
京太郎「えっと……」
和と付き合いはじめて一ヶ月近くが経ったある日
俺は突然、和に家へ正体された
これはもう完全にヤる流れだとふんだ俺は、薬局で近藤さんを購入
ムダ毛処理を済ませ、体も念入りに洗い
秘蔵のAVを視聴して入念にイメージトレーニングを重ねた
勿論、発射はせずに溜め込んでいる
ヤれる! ヤれるんだ!
そういきり立ったマイサンをたしなめ、俺は原村家の門を叩いたわけだが……
恵「名前は須賀京太郎君、だったかね?」
京太郎「は、はい!」
どうしてお父様がいらっしゃるんでしょうか?
和ー! 教えてくれー!!!
恵「不躾なのは承知しているが、今日は話したいことがあって君を呼び出したわけだ」
京太郎「そ、そうだったんですか」
和「あの……」
恵「和、お前は部屋に戻っていなさい」
和「イヤです。須賀君は、私の恋人ですから」
恵「……」ジッ
和「……」キッ
京太郎「」ドキドキ
恵「分かった。しかし、私の話に口出しはしないように」
和「……内容によります」
恵「それでいい。さて、待たせてすまなかったね須賀君」
京太郎「い、いえ!」
恵「呼び出したのは勿論、娘との交際についてだ」
京太郎「……」ドキドキ
恵「正直、今の若い子逹が交際を経験することはいいことだと私は思う」
京太郎「……ん?」
和「え?」
恵「なんだ? 私が頭ごなしに反対するとでも思ったのか?」フッ
和「そういうわけではないですけど」
恵「私も1児の父である前に一人の男だ。魅力的な女性が恋も知らずに育つのは惜しいと思う」
京太郎「そ、そうですよね!」
恵「だが、それは付き合っている相手にもよる」
京太郎「!」
恵「仮に、君がろくでもない男であった場合……当然、一人の男としても看過できることではない」
京太郎「」
恵「1児の父としてなら、君をどうするか分からないほどだ」
和「須賀君はろくでもない男なんかじゃありません!!」
恵「それを判断するのは私だ」
和「っ」
恵「この子は優秀で大人しく、手のかからない子供だった」
京太郎「それは、分かります」
恵「それに甘え、私と妻は仕事ばかりでこの子を放置してしまいがちだったな」
和「……そんなことは」
恵「言い訳がましい言い方だったな。なんにせよ、私は自分を理想的な父親だとは思っていない」
和「そんなことは……ありません」
恵「子に自分の思想を押し付け、娘の唯一の楽しみであった麻雀すらも……私は奪おうとしてしまった」
京太郎「! 全国大会の件ですか?」
恵「ああ。同じ麻雀部員の君なら知っているだろう。今思えば、私も色々と無茶を言ったものだ」
和「……」
恵「しかしその無茶をこの子は乗り越えた。君達という仲間がいたからこそ、達成できたことだろう」
京太郎「はい。それだけは自信を持ってうなずけます」
和「す、須賀君」ドキン
恵「……ふっ、芯は通っているようだ」
京太郎「とはいえ、俺は何もしてないですけど。やったのは、他の仲間たちで」ポリポリ
恵「……話が逸れてしまったな。要は、私は自分の過去を悔いているということだ」
和「過去を?」
恵「ああ。過去の私なら、須賀君との交際など当然認めなかっただろう」
京太郎「じゃ、じゃあ! 今なら認めてくださるんですか!」パァァ
恵「そういうわけではない」バッサリ
京太郎「」
恵「今までキチンと父親をやれなかった分、娘の相手くらいは厳しく見なくてはならないだろう」
和「そんな……」
恵「例え娘に嫌われようと、恨まれようと。これが私の、父親としてやるべきことだ」
京太郎「……当然のことです」
恵「君は本当に歯に衣を着せないな。そこが、和の惚れた部分なのかもしれないな」フフ
和「っ」カァァァァ
恵「……結論から言おう」
京太郎「はいっ!」ドキドキ
恵「君と和の交際、それは……私の提示した条件を達成した場合のみ、認めよう」
京太郎「……え?」
恵「先も言ったように、和は私の難題を乗り越えて今の自分を勝ち取った」
和「はい」
恵「この時ほど、私は娘を誇らしく思ったことは無い。感動すら覚えたほどだよ」
京太郎「だから……それを俺にも、ということですか?」
恵「その通りだ。少々古臭い考えですまないが、私は男女の交際とは結婚を前提としたものであると思う」
和「け、結婚!」ドキィーン
京太郎「俺は最初からそのつもりです」キリッ
和「あうっ……///」
恵「ならば、いずれ君と和が結婚するとして……その関係が良好となるには、夫婦の努力が必要になる」
京太郎「和はそれが出来ると示した。次は、俺の番ということですね」
恵「君は本当に察しがいい。そういうことだよ」フッ
そう言って、恵さんは今日で一番の笑顔を見せてくれた
堅い人だとばかり思っていたけど、思ったよりも優しい人なのかもしれない
恵「その条件だが、私が今から言う三つの内から……一つを達成して欲しい」
京太郎「一つでいいんですか?」
恵「ああ。その代わり、一つ一つが難題だ」
京太郎「……やります!」
和「早まっちゃダメですよ須賀君。まだ条件を聞いていないのに……」
京太郎「関係無いさ。和のお父さんとは、いずれ親子になるんだから」
恵「!」
京太郎「俺は和を失いたくない。でも、和の大切なお父さんも、俺にとっては大切であるべきだから」
和「須賀君……」
京太郎「俺は逃げない。どんな難題だって、何度でも挑戦してやる」
恵「須賀君、君は……」
京太郎「奪っていいのは、奪われる覚悟のある奴だけだ!」
和「」キューン
恵「」キューン
恵「まず一つ。娘と同じ、麻雀で条件を出そう」
京太郎「麻雀、ですか?」
恵「ああ。この子の楽しみである麻雀において君が結果を残せば、夫婦仲は良好になりやすいといえよう」
京太郎「そういえば和のご両親は二人共、法界で結果を残してるんだもんな」
和「はい。自慢の両親です」
恵「……ごほん。あー。続けるぞ」テレ
京太郎「(お父さんって、思ったより和に似てるな。当然だけど)」
恵「麻雀の条件は、そうだな。麻雀の頂点も言える……プロになってもらおうか」
京太郎「ぷ、プロですか!?」
和「そんな! 須賀君はまだ素人なんですよ!」
京太郎「ふぐっ」グサッ
和「あ、すみません」
恵「それは関係ない。これが無理なら、他の条件に挑戦することだ」
京太郎「も、問題ありません。次の、条件をお願いします」
恵「よろしい。次の条件だが……」ジィー
京太郎「?」キョトン
恵「君は実に、整った美しい容姿をしているな」ジィー
和「ファッ!?」
京太郎「あ、ありがとうございます」ペコリ
恵「かくいう私の娘も、身内びいきではあるが絶世の美女だと言えよう」
京太郎「はい!」
和「……//」
恵「そんな和だが、実は最近夢が出来たようでな」
和「えっ」
京太郎「夢?」
恵「素敵なお嫁さんになりたい、と昔はよく言っていたが……麻雀に触れて色々と考えが変わったのか」
和「な、なんでそれを!? あ、もしかしてお母さんが……」
恵「どうやらアイドルになりたいらしい」
京太郎「和が……アイドル?」
和「いやぁぁぁぁっ!」カァァァァ
恵「最近は麻雀が打てるアイドルが人気らしいな。うわキツはやりん……だったか」
京太郎「色々と情報が混ざってるようですね。しかし和がアイドルかぁ」ジィー
和「だって、だって須賀君が瑞原プロのファンだと前に言っていたので……」シクシク
京太郎「いやいや。カンタンになれると思うけど」
和「ほ、本当ですか!?」パァァ
京太郎「うん。ただ、俺がファンに殺されそうだけど」
和「あっ」
恵「そう、そこだ」
恵「アイドルのファンは、アイドルに交際相手がいることなど望まないだろう」
京太郎「それは当然でしょうね」
恵「つまり。君と和が付き合うことは、和の夢を妨げることとなる」
和「そんなこと!!」
京太郎「……」
恵「だから君にも、その優れた容姿を使って芸能入りをしてほしい」
京太郎「へ?」
和「はい?」
恵「芸能入りといっても……何もジャンニーズ(雀ニーズ)のようになれとい言っているわけではない」
京太郎「あの、イケメンアイドル集団ですね」
恵「芸能界では俳優同士の結婚などには寛容なケースもある。私の世代だと、反町隆史と松嶋菜々子がそうだった」
京太郎「美男美女だぁ」
恵「二人が許されたのは勿論、互の実績もあるが……個人的にドラマでの共演が大きいのではないかと思う」
和「共演?」
京太郎「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ……」
恵「ポイズン」
和「!?」
京太郎「つまり、和と共演するような存在になって……反町と松嶋になればいいんですね?」
恵「その通りだ。そしてこれには、和の努力も必要になるだろう」
和「!」
京太郎「……最後の条件を」
恵「ああ。聞くところによれば、君は一度……ハソドボールという競技で県大会の決勝まで行ったそうだね?」
京太郎「っ!」
和「はい。しかし、怪我でもう……」
恵「怪我? 娘にはそう話していたのか」
和「えっ?」
京太郎「ごめん……いつかは話そうとは思っていたんだけど」
和「どういう、ことですか?」
恵「腕の怪我は直接の原因ではない。彼は……競技中に事故にあってな」
京太郎「味方の選手とのぶつかり合いで、互いに怪我をしたんだ」
和「それが原因では?」
京太郎「……相手を、再起不能にしちゃったんだ」
和「再起、不能?」
京太郎「俺の放った紅蓮聖天八極式輻射波動が……大輔を」ブルブルブル
恵「スポーツに興味の無い和は知らないだろうが、一時騒動にもなった事故だ」
和「そんな……(技名がカッコイイ)」ドキン
京太郎「俺はその技で、大切な仲間を傷付けた。それ以来、体が勝手に自分の能力に制限をかけちまったんだ」
和「トラウマ、でしょうか」
京太郎「医者によると、俺の身体能力は今……20%くらいしか発揮出来てないらしい」
和「!? でも、至って普通に見えます……」
恵「それだけ元の身体能力が高かったということだろう」
京太郎「……」
恵「私は何も、その力を取り戻して欲しいわけではない」
京太郎「では?」
恵「君が抱えるトラウマ。それを乗り越えるところを、私は見せて欲しい」
和「そんなこと、無理にさせるべきでは!」
京太郎「いや、いいんだ和。お父さんのおっしゃることは、正しいよ」
恵「お、お父さん……」ドキィーン
京太郎「逃げないってさっき誓ったんだ。トラウマからも、俺は逃げない」
恵「……よくぞ言った。では、最後の条件だ」
京太郎「はい」
恵「ハソドボールで全国大会に出場してもらおう。以前越えられなかった壁を、越えて欲しい」
京太郎「全国大会……やります!!」
恵「……いい顔だ」ポッ
和「お父さん?」
恵「ご、ごほん。話は以上だ。時間も遅い……夕飯でも食べて行きなさい」
京太郎「え? いいんですか? まだ認めて貰っていないのに」
恵「交際を認めずとも、君が娘の友人であることに代わりは無い」
京太郎「お、お父さん……」ジィーン
和「お父さん……」ジィーン
恵「フッ。今日は私が何か作ろう」
京太郎「い、いいんですか?」
恵「ああ、ところで須賀君」
,..、__
,.ィ:、フ、: : \:`:ヽ.、
/ :ハ:!-‐i: 、:ヽヽ-、: ゙、
/ /:ハ: 、 }ハ:j!`、i!ト、:、\
i.i : | __,...__ iリ _ル.._|:i:iー-ゝ
|:!_:i! rェ:ェ、,. /ィ:ェ、 };!!
{^}j 、 i !}
!、_, i ,. 〉 'i
i: i ! , _.. .._ /
゙i"\ ` 二 /
/i_ \___,.イ
_/ \_ /,ノ\
_,..-'′\ /―< ト、_
_,....-‐''" \ ∧::_::;!\ | `ー--、
/'" `′ヽ::::i `゙′ \
恵「麻婆豆腐は好きかね?」フフフフ
京太郎「へ?」
和「フィッシュ!」
疲れたのでちと休憩挟みまする
あぁ~非安価で物語進行するの懐かしいんじゃぁ~(安価スレの前提壊れちゃ~う!)
というか安価全然出せずに申し訳ないっす
今日は遅いので一週間分をやって終わりにしようかと思います
なお、一週目と比べて難易度を上げると書いてましたが、今回は特殊な週になりますので
ステータス上昇率は前と殆ど同じにしておきます
【今後の予定】 ※変更、追加アリ
九月三週目
九月四週目 アイドルオーディション
九月五週目
十月一週目
十月二週目
十月三週目
十月四週目
十月五週目
十一月二週目 ハソドボール県予選
十一月三週目 ハソドボール県予選
十一月四週目 麻雀プロ試験
十二月五週目 クリスマスイベント
一月一週目 ED
この話ではハソドボールを採用しているので、ご了承を
また、二週目でやると言っていた合宿イベントも今回は保留
浮気ダメ、ゼッタイ
こんなんでよろしーかー?
せんせー、彼女の父親が迫ってきた場合も浮気になりますか?
>>578
父親は浮気、というよりすまないがホモはNG
しかし母親はOK、母親はOK
後は……分かるな?
九月三週目
和の父、原村恵さんと交わした約束
それを満たす為に、俺はこれから主に三つの努力を行う必要がある
和「須賀君。これから大変だとは思いますが、私逹の未来の為に頑張りましょうね」
京太郎「ああ、なんとしても認めてもらおう」
麻雀でのプロ入り
アイドルとしてデビューし、和と共演
ハソドボールで全国大会に出場
京太郎「どれか一つでも達成出来ればいいんだ。焦らずに頑張ろう」
和「はい。ではまず、何から行いますか?」
京太郎「うーん、そうだな……」
確かに。条件がいくつもあると、かえって悩むんだよなぁ
和「個人的には、須賀君の容姿は武器だと思います」
京太郎「そうか? 和に言われるとすごく嬉しいよ」ニコッ
和「……はい」ドキドキ
京太郎「となるとアイドルか」
和「一応、近い内にオーディションがありますよ」
京太郎「偽物とかあるし、気を付けないとな」
和「あの瑞原プロから推薦されたオーディションですから、多分大丈夫かと」
京太郎「……え?」
和「実は全国大会の会場で、お話を頂きまして」
京太郎「マジで?」
和「はい。知り合いに美男美女がいれば、一緒に連れてきてもいいよと」
京太郎「すげぇ」
和「最初は一人で行く予定でしたが、須賀君も」
京太郎「絶好のチャンスだな。で、いつなんだ?」
和「来週の土曜日です」
京太郎「来週か。なら、容姿をあげないといけないか」
和「そうですね、かといって他をおろそかにしてはいけませんが……」
京太郎「(あの瑞原プロの推薦ってことは、麻雀の強さも必要かも)」
和「どうしますか?」
京太郎「そうだなぁ」
安価↓3 トレーニング内容
1 麻雀
2 容姿
3 運動
京太郎「とりあえず運動しようかな」
和「えっ」
京太郎「えっ」
和「いえ、運動が悪いというわけではないのですが……来週、オーディションですよ?」
京太郎「麻雀とか容姿の方がいいのは承知してるよ。でも、まずは体を動かしたいんだ」
和「それは、どうしてですか?」
京太郎「なんとなく、まずは体を温めないと」
和「そうですか。では、運動から始めましょう」
京太郎「おう。いやー、走ったりすんの久しぶりだなー」
和「……私も走ります」
京太郎「え?」
和「いつも一緒ですから」
京太郎「……おう!」ニッ
安価↓2
コンマ一桁分上昇 0&ゾロ目は10
京太郎「えっほえっほ」タッタッタッタッ
和「は、はぁっ……」プルンプルン
京太郎「(やっぱり和は運動が苦手だなぁ)」タタタタ
和「くっ……まだ、まだ」タタタ
京太郎「俺の方は大分ギアが上がってきたか」
全盛期とは比べるまでもないけど、少しずつ近づいて行けばいい
こうして体を動かしていれば、あの辛い記憶も忘れられるから
京太郎「ふぅ」テクテク
和「はぁ、はぁっ、すみ、ません……」ゼーゼー
京太郎「大丈夫。ゆっくりでいいよ」
和「……いえ、夢を叶える為ですから」
京太郎「そっか。頑張らないとな」
和「はい! さぁ、続けましょう」
京太郎「おっし! 行こう!」タタタ
運動がぐぐぐんと上昇!!
運動がフツウレベルになった!
九月三週目 帰宅後
京太郎「……筋肉痛は無し、か」
あれだけ走ったのにまるで体に疲労感は無い
ということはやっぱり、体自体は運動能力が残っているってことだ
それでも動けないのは、やっぱり精神的な面でダメってことだ
京太郎「それにしても」
逆に帰る途中の和、死にそうになっていたけど大丈夫かな
京太郎「俺は幸せだな、あんなに頑張り屋の彼女がいて……」
負けないように俺も頑張らないと
来週にはオーディションもあるんだ!
容姿と麻雀のチェックだけは欠かさないようにしておこう
京太郎「和と共演、出来るといいなぁ」
よし、寝る前にもうひと頑張りするとしよう
何をやろうかな?
安価↓2
1 麻雀
2 容姿
3 運動
京太郎「やっぱり容姿が重要だよな」
顔さえよければアイドルはなんとなかなりそうだし
麻雀の実力はおいおいつけていけばいい
京太郎「まずは長所を伸ばそうか」
とはいえ、容姿を上げるって何をすればいいんだ?
今まで美容に気を使ったことなんて無いし……
京太郎「和に電話してみるか? いや、でも和も同じようなカンジだろうし」
となれば、ネットで検索が一番だな
男子力を上げる5つの方法、なんてないものか
京太郎「うーん」カタカタカタカタ
安価↓2
00~19 しっぱーい
20~49 そこそこー
50~79 せいこー
80~99 だいせいこー
ゾロ目 全国各地に京太郎様ファンクラブ結成
京太郎「ダメだ、あまりいい方法は載ってないな」カタカタ
とりあえず無茶なことはせずに、顔の美容ケアだけやっておくか
保湿クリームを塗って、パックもしておこう
京太郎「母さんのパックをくすねておいて正解だったぜ」ペタペタ
うーん、肌に馴染む、馴染むぞぉ
これで俺も最高にハイって奴だぁ!
京太郎「よし、今日はこのまま寝よう。オーディション、楽しみだなぁ」モゾモゾ
和、俺も頑張るよ
お前と幸せな未来を築く為に、今出来ることをやる
だから、もう少しだけ待っていてくれないか?
お前に見合うだけの男になってみせるから
京太郎「のどか……」スゥスゥ
原村宅
和「……須賀君。私も、頑張ります」ペタペタ
恵「和、まだ起きていたのか?」
和「もう寝ます」クルッ
恵「うぉっ!?」ビクッ
和「あ、すみません」ペリペリ
恵「いや、剥がさなくていい」
和「そうですか」ペタペタ
恵「……和。あの子、須賀君のことだが」
和「はい」
恵「いつか……条件を達成出来るといいな」
和「え?」
恵「おやすみ。あまり遅くまで起きていないように」
和「は、はい!」
バタム
和「……ふふっ、素直じゃありませんね」クスクス
容姿が少し上昇!
今日はもう遅いので、閉幕です
恵さんのデレに対して、住民の皆さんはビンビンに感じまくっていますね……間違いない
次はオーディション編、容姿が優れているので達成が簡単にも思われますが……
やめて! 瑞原プロの特殊能力(おもち)で京ちゃんを誘惑されたら、
京ちゃんと付き合ってる和ちゃんの嫉妬の炎が燃え上がっちゃう!
お願い、頑張って京ちゃん!
京ちゃんが今ここで倒れたら、和ちゃんや恵さんとの約束はどうなっちゃうの?
希望はまだ残ってる。
ここで合格すれば、和ちゃんとの交際が認められるんだから!
咲「次回、『京太郎、死す』。オーディションスタンバイ!」
~須賀京太郎~
・麻雀 25 フツウ
・容姿 79 ゼンコク
・運動 28 フツウ
・所持金 27000
・元称号【ジ・オールマイスター】
【ステータス表】
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00 | □ || □ || □ |ゴッド
95 | □ || □ || □ |――――
90 | □ || □ || □ |ワールド
85 | □ || □ || □ |
80 | □ || □ || □ |――――
75 | □ || ■ || □ |ゼンコク
70 | □ || ■ || □ |
65 | □ || ■ || □ |
60 | □ || ■ || □ |――――
55 | □ || ■ || □ |イケイケ
50 | □ || ■ || □ |
45 | □ || ■ || □ |
40 | □ || ■ || □ |――――
35 | □ || ■ || □ |フツウ
30 | □ || ■ || □ |
25 | ■ || ■ || ■ |
20 | ■ || ■ || ■ |――――
15 | ■ || ■ || ■ |サイアク
10 | ■ || ■ || ■ |
05 | ■ || ■ || ■ |
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麻雀 容姿 運動
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