【安価】京太郎「彼女が欲しいなぁ」咏「……」チラッチラッ (1000)


咏「彼女ぉ? お前にはかわいい師匠が出来たじゃん」ペチペチ

京太郎「彼女の方がいいです」キリッ

咏「わがまま言うんじゃないっての」ペチペチ

京太郎「ええー?」

咲「ね、ねぇ! 私とかどう……」

和「では須賀君。私と付き合いましょうか」

京太郎「えっ」

咲「!?」

和「私なら、須賀君の……」

咏「はいすとーっぷ」ピシッ

和「!?」

咏「コイツはこれから修行だからねぃ」ガシッ

京太郎「そんな! 師匠! やめて! 和、のどかぁー!!」ズルズル

和「須賀くーん!!」

京太郎「こんな形でしか言えないけど俺! 和にずっと言いたかったことがあるんだ!」ズルズル

和「えっ」ドキン

京太郎「それは! それは!!!」



京太郎「和に中出し出来たらすごく気持ちいいと思う」


和「」


京太郎「気持ちいいと思うー!!!!」ズルズルズル


和「……」

咲「京ちゃんったら……災難だね、和ちゃん」

和「んほー」

咲「!?」

ヽ./ : : : : : : : : : : ,: : : : : : : : : : : : : : : ヽ    ヽ冫
:: |: : : : ::/::/: : : /」: : : /}: : : :}゙`「丁ヽハ:!:!: !:  }
-ィ: : : |_,'_,,|-‐''/ / / .}: : /.|: :|: |:::/. }:|:|:. リ !.|. ト.、
: :ト、::ィ゙ |: ::|\/ //.  /: :/ !: :!/!/  !从:/|:.| !∧冫
: :|人小|ヽ:!.ィ爪沁ヽ. /./ /,.イ爪心ヽ.! イ/.//′
: :l: : ヾ |/{:::::::::⊂ ::::::::::::::::::::: ! :::::ィ./ .ト,ムノ:!
:γ⌒ⅵヽ弋二;;ノ ::::::::::::::::::::::::':ゝ-.″ | }: : : :|

',:{ :::`               、       .レ′ : :!.
..',\                   ノ:   ::::!
: : :| `ー´\       ,____.,.      / !:! !  !
: : :|.     ` 、    `ーi!′  /|: :. !:! !  ::!
: : :|         }`   .. __ , イ  |::|: |:|: :|  |
: :: }     ィ‐┤.        ├ .、|::|: |:|: :|  {

和「フフフ」ニヤリ


菫「写真はお返ししますから……っと」カタカタカタ

咲「!? 誰!?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1462721933



 このスレは京太郎を育成し、彼女を作りまくる(ここ重要)スレです
 以下の内容が含まれているので気を付けてください

・育成要素
・キャラ崩壊
・京太郎と女キャラの恋愛描写
・どっかでみたようなネタの焼き増し
・女子力
・うんち
・金髪は正義
・わりとお金持ち


・前スレ
【安価】京太郎「彼女が欲しいなぁ」咲「……」チラッ
【安価】京太郎「彼女が欲しいなぁ」咲「……」チラッ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461421620/)



・好感度安価は容姿が高ければ高いほどボーナスが付きます

~須賀京太郎~

・麻雀 90 ワールド
・容姿 45 イケイケ
・運動 65 ゼンコク
・所持金 0

【ステータス表】
―――――――――――――――――――
00  | □ || □ || □ |ゴッド
95  | □ || □ || □ |――――
90  | ■ || □ || □ |ワールド
85  | ■ || □ || □ |
80  | ■ || □ || □ |――――
75  | ■ || □ || □ |ゼンコク
70  | ■ || □ || □ |
65  | ■ || □ || ■ |
60  | ■ || □ || ■ |――――
55  | ■ || □ || ■ |イケイケ
50  | ■ || □ || ■ |
45  | ■ || ■ || ■ |
40  | ■ || ■ || ■ |――――
35  | ■ || ■ || ■ |フツウ
30  | ■ || ■ || ■ |
25  | ■ || ■ || ■ |
20  | ■ || ■ || ■ |――――
15  | ■ || ■ || ■ |サイアク
10  | ■ || ■ || ■ |
05  | ■ || ■ || ■ |
―――――――――――――――
    麻雀  容姿 運動      



【好感度表】
―――――――――――――――――――――
00 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |ゴールイン
95 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |――――
90 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |イゾン
85 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |
80 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |――――
75 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |アイジョウ
70 | ♥ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |
65 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♡ || ♡ |
60 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♡ || ♡ |――――
55 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♥ || ♡ |イシキ
50 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♥ || ♡ |
45 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♥ || ♡ |
40 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |――――
35 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |ユウジョウ
30 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |
25 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |
20 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |――――
15 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |キラワレ
10 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |
05 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |
―――――――――――――――――――――
   【咲】【まこ】【優希】【和】 【久】 【咏】


 最近、よそ様のスレをパク……もといオマージュしすぎな気がします
 細かいことは気にしないタイプなので、このまま突っ切りますが

 ということで全国行きの切符をかけて争いを始めましょう


【確定】
・のどっち


【判定待ち】

 佳織(金髪) ゆみ(スタバ) 桃子(ステルス) 智紀 透華(金髪)


 ではそろそろ判定を始めます
 金髪好きの皆さん、準備はよろしいですね? 



 安価  ぱーつーきん! ぱーつーきん!! ぱーつーきん!!!


 佳織 ↓1

 ゆみ ↓2

 桃子 ↓3

 智紀 ↓4

 透華 ↓5

 ※ゾロ目は確定


{   `                                         /,ヽ
ヽ    \                                   _, -‐ ´ ∟_
  \     ヽ                              / \ /λ ヾ 、
   \     へ                          /  |iミ V.彡} l   } ヽ
       、     ー 、                     j   |l  ノ  j| |   ゝ 〉
        >、      ` ヽィュ_                    |i   ハ ゝ,  {| ヘ   \i
        /    \       \``ゝ,                }.   / ヾ、ヽ ヽゝ `,   ヽ
      /  |    , -‐       ` ヽ \           ノ. ∠`へ, '  ノ x弋 ヾミ 、 \
    〈  ',. |    }  }        \ }´`ゝ~ ュ _ . 〃  i'〈弋::リ`   ´{テ:::} 〉ヽハ   ,
    ヽ  }. |   ´  / ,,_       ゝ,,._      \ゝ 从 ,,    ,   ` ,,, / 从  /
     ′. ヽ ヘ.__, -‐ ト _ >、        ̄ ` ヽ   .\ ', ヘ  ャー― ,   . /ヘ ゙,ソ /j ゝ
      ゝ  ー,,ュ, -‐ ´ ー´,,   ` ー-  ,      }  ヘ   ` ヾ , ヽ  ノ , ´{| ゝ /ノ\ `ゝ、
        ̄            ゝー‐< ,,  _`` ‐- ´   }     ヽ ー < | f メ ⅳ \  \  `\
                       , -‐  `>ー- ェ   〉     \ /V ,ヘー- ュ  ゝ   ゝ、  ` ,,
                      /   /´´      \  \    .`  ひ二つ ∧   `ヽ  } ー 、  \
                  , -‐ ´    /  '      / ヘ            〉 \  |  、  ノ  ヘ  ヽ   }
                /       ノ ノ         〉、       /   i  \ ',  {   〉  \  \



透華「当然この私がゾロ目でしてよ!!」



 翌日

和「では個人戦に行ってきますね」

久「頑張るわよ!」

まこ「優希も頑張るんじゃぞ」

優希「後半が辛いじぇ」

咲「みんな、頑張ってねー!」フリフリ

京太郎「あれ? 咲は出ないのか?」

咲「うん。団体戦で全国に行けたし、それに……京ちゃんがいるから」

京太郎「お、おう!」ドキッ

 こうして、女子の個人戦が始まったんだが
 その試合内容はかなりの激戦だった

和「ロン」

京太郎「よっしゃ! これで和は三位以内確定だ!!」

 当然、和は順調に勝ち上がり

華菜「勝負だし!」

ゆみ「ふっ……」

華菜「(対局中に笑った!?)」

ゆみ「甘いな、貴様はスターバックスのコーヒーよりも甘すぎる」

華菜「えっ」

ゆみ「ダブルベンティヘーゼルナッツアーモンドブラベウィズエクストラホイップウィズチョコレートソースエクストラコーヒーコーヒーフラペチーノライトアイスよりもな」ドヤァ

華菜「」

ゆみ「あ、ロンだ」


京太郎「こっちは加治木さんか……さて、残る一人は?」

咲「多分だけど、あの……」

京太郎「!! 龍門渕の人か!」ピコーン


透華「おーっほっほっほっほ!! 本気を出した私は止まりませんわ!!!」バーン

久「くっ!?」

佳織「ふぇえっ」

智紀「やっぱり、透華は強い……」



              /ヽ/  //            //|      |
_  __,.. --‐ー--==ュ/ / `//、           //|       |
. `ヽ  _,.....--‐rr‐イ=ィ'´   //.....\         /  |     |
  //|-‐    ̄ |├,イ::::`ヾ=、、 丶:::::ヽ      __/-‐'  |       |
 /  _|_,.....--‐i┘っ!:::::::::|:.:.:iヾ、ヽ       ..:-‐/___ |     ゙、
_/‐ ´     r-!ヾ、 !..゙、;;oノ:.:/  ヾ        ,:イ'´::://ヾ  |      丶
    / ̄ ̄  ヾ `、:;,;,;,ノ          ´っ:::://  / / |       ゙、
   / i                        弋,;,ン ノ / |       |
  /   i                           / |  |        |
_ノ    ゙、                   、      / | |        |
       丶、       、           `     /i  |  | /      |
       \`ー 、    `ー- 、            //  |  |/|      |
          \`          ̄     , ' /   |   /     |
\             \           _, - '´l  i   |   |       |
  \             ト、      _,   ´l    |  |  |  |     |
 / \           ! ` 、_ , '´     ゙、  |  |    |   |      |
/     \       /  /   ハ      ゙、 ゙、 ゙、   |  |    /

透華「当然の結果ですわ!!!」



ハギヨシ「お見事です透華お嬢様」パチパチ

透華「もっと褒めなさいハギヨシ!」オホホホホ

一「いくら衣が出なかったからって、まさか準優勝しちゃうなんてねー」

純「でも、原村和には負けたしなー」

透華「ま、負けた?」ピクッ

一「胸も完璧負けてるしね」クスクス

透華「っ」ピククク

智紀「それに、あの須賀京太郎と原村和は付き合ってるってウワサが……」

              ,r'´ ̄ ̄ ヽ
       /丶  _//∧      l'⌒ヽ-、_
      /  .|ヽヾ、7/ i|     ヘ_/^ヽヘヘ
     /    |,⊥ミ∨/l|      ト、  └ユ
     !    .i    ト、  ヘ ヌ二¨   ヽ   !
     l    |L_   ゝヽ_/>ャ=ヽャ‐   \-、
     i   '7_,.≧=- }} ′ `   ヘ.    \ヽ

     j   ff'"⌒ヽ ノ   、_,.ィi レ、    l ヘ!

.      ノ   7弋   , ,    爪从 . i    l
.    イ    ハ  tt彳′        l j    ∧
   //   ! ト、       _   ‐ュ   /7   ∧ヘ
.  /,ハ    ヽヽヘ   f二´-‐'' "   / /    / ヘ ヘ
  { { ヘ    丶 ゝ _       /∨  /   ヘ ヘ
  ヘ!  ゝ     \  `  ┬-‐'  /!  ィ′     ヘ ヘ
       丶、_  \  广弌irく  l l 〉────'┼‐-、
         !| \   Y/ /V ≦ヽl ∨       l   ト
         !|   ハ l| ィイ' 7ソトミ、 ヽヽ ヽ.       l   l
        厶イ  j ∧/ //ハヽ\∨lルl       l
       f´ i   ノ/ ∧∨//  ヾ 、 ゝ'.ノ         l

透華「……」ビキビキ

ハギヨシ「お、お嬢様?」

透華「いいですわ……のどっち。アナタがもし、私の前に立ちふさがるというのなら」ゴゴゴ

衣「やれやれ……透華は気が短すぎる」ハァ

透華「須賀京太郎も、麻雀も! 全てにおいて、私が上回ってみせますわ!!」バーン

純・一「「(胸は流石に無理だって自覚あるんだ))」

智紀「かわいそう」プルーン

透華「待っていなさいのどっち! そして、須賀京太郎!!」

                   l´    ,'::\ヽ∨//_ ヘ:l:.   ',

                   l     !| ̄  ̄/' ´     ',ト::    ',
.                    ,'   Ⅵ    /'        l!∨   ',
                  /   :,'_!|__.{(   _≦千‐<へヽ

.                 //レ//「 ',l -- ´ \   ‐‐ /  ',iヽヘ`ト、
                 //ノヘ // -ヽ_‐   |  , ====ミ  !|:: :: `\
               //  :::i! ! '´ ̄ ̄`  /      ` jレi::: :::.  ', \
.              ///   :::|ヘ.',        '        /!´ !::::   ∧ `',
              // {    ::::|  ト     ー-....‐:::丶l    ,'  }:::   ノ  i!
.             l ! ヽ   :::\.ヘ    ',::::::::::::::::,'     -'/:::  /ヘ. j!
              ヾ / \   ::ヽ人    ヽ:::::; -'-‐っ /「/:::  :::   ∧
.              ∨  ::\  ∨!>   . /, ィ≦ イ  /:  ∧::    ヘ
              /   ::/ ヽ :∨::_レ ´ ヽ _.,ィl }┤ ::|:::  / ∨    \
.             /    /   !_ |/  \  ヽ'‐ヘ」つ、:!:: :{  ::\    :::\
              /  --‐‐ フ::::::ヽ       /´__   l  ├──-ヽ _  ::\
.           / / \ イ::::::::::::::::::::ト  r‐‐   {/ /   ヽ::: \     |  `.i \ ト、
.           /  !  イ⌒ヽ:::::::::::::::::∧ヽ    __ 、イト 、   / \ ヽ   l      \ \
        / /` 彡'      ∨:::::::::::::::∧ク ̄ // .!', `ヾ /、    Y: i   !   |、   \ \
.     / /イ           ∨:::::::::::::イ.  /イ  | ヘ   `i }   ノj/ i  ,'   ,┐、    ヽ
  ___./_/´            ∨::/ ヾ//i !.  !|ヽ\ /,'   / :::i /   ' ::| \   ∧ 、ヽ


透華「この私が直々にメロメロにして差し上げますわ!!」

ハギヨシ「ご武運を」

一「(というか透華の出番多くない?)」

衣「尺稼ぎ……」ボソリ



ゆみ「まさか私が全国にいけるとは……」

桃子「先輩おめでとうっす!! もう本当に嬉しいっすよ!!」ピョンピョン

智美「自分のことのように嬉しいぞー」ワハハ

睦月「あの風越のキャプテンを抑えたんですから」

ゆみ「接戦だった。しかし、いい勝負が出来た」

佳織「あ、あのあの! 頑張ってください!」

ゆみ「ああ。みんなの分も、全国で暴れてみせる」

桃子「それは嬉しいっすけど、あまり重荷に思ってもらっちゃ……」

睦月「そうですよ。全力が出せなく……」

ゆみ「何を言ってるんだ」クスクス

睦月「え?」


.     / ,. . . : :/ . . . : :./>ミx彡ヘ: : :_:_:_:_V. :ハ
     ' /  . :./:_:_:_:_:_:/       ∨     V. ノ:.
      |77. : :/ ____/         ∨ ̄ ̄:\: }
      |i_i:i_i:/´  . : /             \ : .:\\
     |i i: /   . : :/____ ,..     ー-==、 : : \:` ー‐:ノ
   、_|iノ/  . : 7:厂 ̄´ヽ      ,二ニ \ : : : :ー=彡ノ
  __フ . : : :.:/ァ==ミ、     イ{::::::::::i`ヽハト==≠-‐'′
  `ー==≦彡'〃 _):::::::::i^         r'.:::::ノ /ノ:リ: 爪
   ー≠爪 : :{ ヽゝ--‐'          ̄`  「イ:ノ i |ヽ
      | i . :`トゝ  ::::::::.:.::      ,   :::::.:.:: し'ノ : i.:|
      | i : : :ヽ.__                   爪 . : :i |
      | i : i : : : : ヽ      ー   '     イ | i : : :i |
     | i : i: : : : : :个 ..           .イ: :|.:| i : : :i |
     | i : i : i : : i_:}´{  > .   .イ ト、!:_:|.:| i : : :从
    八 : :i : i : //}  `丶、  ` ´ ノ  Vハノノ. : //
       ヽ : : :X'/∧    ` ーv‐く     ∨ハー=ニ二.. _____
 _ ....-==ニ\: Xヽ'∧     /ー一へ.   /∧////////////ハ
/ハ'////////,ヽハ//∧   ∧:i:i:i:i:i:i:i∧ ///∧'////////////ハ
///∨////////////'∧ / ∨:i:i:i:i/ ∨\'//〉/////////////}



ゆみ「(重荷になど、絶対に思うものか)」フッ

 
 


 はい。以上で長野県大会編は終了です透華様バンザイ!
 次から全国大会までは、もうヤリたい放題ですとも、ええ、ころたんいぇい
 
 ステ上げもよし、エンディング前に彼女を作るもよし、ゆみちん+人妻=ヤヴァイ

 これからは恋愛メインで進められるといいのですが……のどっちはエロい


 ではまた今度
 


 今日もぼちぼち金髪更新します
 安価金髪スレなので自由な彼女行動で進めて貰えれば金髪でいいんでないでしょうか?
 ステータスを金髪MAXにしたい方も多いと思いますが、それはそれで金髪彼女ありでいいのではないかと
 一週目は金髪全力な京太郎で進めて、次以降で新たな彼女境地に到達しましょう







 金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪
 金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女彼女金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女金髪
 金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女金髪金髪金髪金髪金髪
 修行金髪金髪エイスリン金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪修行金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女修行
 金髪金髪金髪金髪金髪金髪修行金髪金髪金髪由子金髪金髪修行金髪修行金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女
 金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪
 金髪金髪金髪金髪和髪金髪彼女金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女彼女金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女金髪
 金髪金髪金金髪金髪葉子金髪金髪金髪金髪金髪彼女金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女淡金髪金髪金髪金髪
 修行金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪修行金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女修行
 金髪金髪金髪金髪金髪金髪修行金髪金髪金髪金髪金髪金髪修行金髪修行金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女
 金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪
 金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女彼女金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女金髪
 金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女金髪金髪金髪金髪金髪
 修行金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪修行金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女修行
 金髪金髪金髪金髪金金髪金髪修行金髪金髪和金髪金髪金髪修行金髪修行金髪金髪金髪美穂子髪金髪彼女
 金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪
 金髪金髪金髪コーチ髪金髪彼女金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女彼女金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女金髪
 金髪金髪金髪透華金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女金髪金髪金髪金髪金髪
 修行佳織金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪金髪修行金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女修行
 金髪金髪金髪金髪金髪金髪修行金髪金髪金髪金髪金髪金髪修行金髪修行金髪金髪金髪金髪金髪金髪彼女




 六月二週目 学校

京太郎「おはよーっす」ガラガラ

 わいわいわいわい

京太郎「なんの騒ぎだ?」

 教室に入った途端、みんなが俺を見てざわめき始めたぞ?
 もしかしてまた容姿に何か問題が……

高久田「よぉ須賀。人気者だな」

京太郎「高久田! これって一体?」

高久田「お前も鈍いやつだなー。麻雀だよ麻雀」ハァ

京太郎「麻雀? あ、そうか……」

 そういや俺のことってテレビで取り上げられたんだっけか
 それでみんなが俺を見て騒いでるのか

女子A「須賀君! 全国ですよ、全国!」ワッホイ

女子72「まぁ、別になんでもいいですけれど……おめでとう」ンァー

女子I「ふんっ! アンタにしては……中々やるじゃない!」クギュー

女子H「自分、自分のことのように嬉しいぞー!」クサクナイ

女子A「あら~? 私ったらお祝いの品を忘れてしまったわ~」ドタプーン

女子M「どうでもいいの」アフゥ

女子R「県大会で満足しちゃダメよ。目指すは全国なんだから」カワイイデスヨ

女子A「これからですな→」シモダハ

女子M「に、兄ちゃん……おめでと」テンサイ

女子Y「おめでとうございますー!」ウッウー

女子T「貴方様のご活躍、しかと見せていただきました……」オシリチン

女子M「くっそー! ボクも負けてられないな!!」ヤーリィ

女子Y「お、おめでとうございますぅ……」ブルブル

女子K「おめでとう須賀君。全国も頑張ってくださいね」2X


京太郎「も、モテ期の到来か!?」スギャーン!




京太郎「あぁ、いいなぁ」ジィーン

高久田「一時期はクラスで存在感がまったく無かったしな」

京太郎「これも全て、麻雀で強くなったからってことか」

高久田「そうだろうな(それにしてもこのクラス、美人多すぎじゃね?)」

京太郎「でも、これだけみんなからお祝いされても」

高久田「?」

京太郎「(やっぱ彼女が欲しいって気持ちが前ほど浮かばないんだよなー)」ハァ

高久田「ため息を吐くような状況か?」

京太郎「いや、なんでもない」

 余裕が出来たってことなのか
 それなら、いいんだけど……


 安価↓2

1 トレーニング
2 部活に行く
3 誰かをデートに誘う
4 アルバイト
5 師匠



京太郎「このモヤモヤとした気持ちをはらう為にも」

 ここは気晴らしに誰かをデートに誘おう
 
京太郎「つっても、誰が一緒に来てくれるかなぁ」ウーン

咲「……」ピョンピョン

京太郎「なぁ、女子M! 俺とデートしないか? 同じ金髪同士だし!」 

女子M「しねなの」ペッ

京太郎「」

女子M「え? ボクを誘ったのかな!?」ヤーリィ

女子M「兄ちゃん……」ドキドキ

京太郎「さて、他を当たるか」キリッ

女子M&M「」


京太郎「……」ウーン


 安価↓1から↓3 

※好感度表にある人物名
※コンマが一番高いorゾロ目の人とデート



京太郎「ここは部長を誘おうかな」

 今日は大会後の疲れを癒す為に部活も無しって言っていたし

京太郎「つうわけで咲。俺は部長をデートに誘ってくる」

咲「えっ」

宮崎大輔「えっ」

京太郎「じゃあなー!」タタタタ

咲「……むぅっ」プクー

宮崎大輔「……むぅっ」プクー


 三年教室前


京太郎「部長、デートしてください!」ドゲザ

久「いやいや。土下座なんてされてもね」ピシッ

京太郎「だ、ダメですか!?」ウルウル

久「ダメなんじゃなくて……頼み方ってものがあるでしょ?」

京太郎「うぅ」

久「まったく、麻雀の時には勘がいいのにねぇ」ハァ

京太郎「返す言葉もございません」

久「それに、付き合ってもないのにデートなんて……」モジ

京太郎「だって、だって部長とデートしたかったんです」グスッ

久「っ」

京太郎「ダメ、ですか?」ウルウル

久「……しょ」

.            ,;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
         /   ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::ハ
.        /:::::..   ::::/:::::::::::::::::::::::::::::::/:::::/l:::::::::::::::,
.         /:::::::::::::::... /     .::::::/ /:::/ノ乂:; :::::::l
        !:::::::::::::::::::::l::::::─:-:、 / //    ノ,l :::::::|
.         |::::::::::::::::::::::l ::::::::;;r''"\/"        |  |
        |:::::::::::::::::::::::|: /  ,/`ヽ    ,=--─-| ::::::!
.       |::::::::::::::::::::::::l.' __.,           -   ,4 :::/
.       |:::::::i:::::::::::::::::ト、`ヾ==、      .__   / :|:::/
        l:::::::|:::::::::::::::::;::i  、、、       `== /:::::| /
       / ::::::l:::::::::::::::::l::}         、  `゙ /:::::::l/
.      /::::::::/:::::::::::}::::}::!     _      /:::::;::/
   //:::::::::/::::::::::://ノ\  ‘ー '゙   ,. イ::/ノ
.   /:::::i:::::::::;l::::::::::::(、    ` ,z‐= 爪::::::/
  |:::::::{::::;x〈::::::::::::::ヘ.\    /ヘミ:、:(::::::(
  ,ゞ-‐'".:.:.:丶、::::::ハ.:.:\ (  \ヽ\::::\


久「しょうがないわね……そこまで言われたら、付き合ってあげるわよ」

京太郎「!! あ、ありがとうございます!」ワーイ

久「もう、現金なんだから」クスクス



久「それで? どこに連れて行ってくれるの?」

京太郎「そうですねぇ……やっぱりここは王道を行くゲーセンですか?」

久「ゲーセン? 別にいいけど」

京太郎「部長はよく行くんですか?」

久「たまに友達に誘われて行く程度ね。プリクラとか撮ったり……」

京太郎「あぁ~、いいっすね」

久「言っておくけど、二人きりじゃ撮らないから」プイッ

京太郎「えぇっ!?」

久「いいからほら! 行きましょ」スタスタ

京太郎「あ、ぶちょー!」タタタ

久「……」

          イ: . : . イ: . : . : . : . : . : . : ヘ: . : . : . : .

        ./: . : ..//: . : ハ:ヘ: . : . : . : . : .', : . : . : .:
       . : . : . :/  {ハ: . {  ヾ}V: . : . : . : . :', : . : . : :
      . : . : . , '    ` ヽ:{、 ノ V: . : . : . : . ', : . : . : .
     ,: /: . : /   ___     ',: . : . : . : . :.}: . : . : .
    //: . : /  '"´     `` 、  V: . : . : . :..:i. : . : . :
    〃: . : ,'{    --‐       ,: . : . : . : !: . : . : .
   〃': . :7 ',    ‐ァ==ォs、   }: . : . : . : . : . : . : .

    / {: . {i! }    '´ ら::::. リ ヾ、 : . : . : . : . : . : . : .:
   ,' i: . {  リ      { .ij::. ,'   ヘ ,: . : . : . :.リ. : . : . :
   {  V:.{ ノ      ゝュノ      ,: . : . : . :7: . : . : .
   ヽ  >' ´              从: . : . :.,' : . : . : /
     ',         //       ハ: . : . : . : . : . :./: .
     {                 /: . : . : ./: . : . : ;イ: .:
     {                  /: . : . : ./: . : . : /:.{: . :
     ',  __             /: . : . : ./: . : . :..7: ..!: . :
      ', ‘ー’         /:.,イ: . : . : . : . : . : .{: . :{: . :
       ,             /:/ {: . : .7: . : . : . : ..!: . : . :
                 {:.{ i: . : ..{: . : . : . : . :ヘ: . : .:
        、        ヾヽ ,: . : .iヘ: . : . : . : . : \: .
         ー  --   、  \',: . :.ヘ \: . : . : . : . : ヽ
          }: . : . /: . : ',  .\: . :ヘ \: . : . : . : . :

          ノ:ハ: .:7: . : ..∧     \:.:ヘ-‐'\: . : . : . :

久「(そういえば私。デートなんて、初めてなのに……)」ドキドキ

京太郎「部長?」

久「ううん、なんでもないわ」

京太郎「?」

久「(思ったより、楽しみにしちゃってるかも……)」クスッ



※お金があれば、告白の成功率が上がる場所に行けます
※遊園地なら(+30% 五千円) 映画館なら(+15% 三千円)といった感じですね
※後は遊園地ならではのイベント、映画館特有のイベントなどもあります
※勿論、無料の場所は上昇率0%




 ゲーセン


京太郎「おぉ、新台が入ってる!」

久「格闘ゲームは不得意なのよねー」

京太郎「部長もやるんですか?」

久「ううん。見ていることが多いわ」

京太郎「なにか得意なものとかあります?」

久「特にはないけど……たまにUFOキャッチャーとか」チラッ

京太郎「!」ピコーン

久「?」

京太郎「もしかして、アレが欲しかったりします?」ニヤリ

久「な、なんで分かったの?」

京太郎「(いや、バレバレだし)」

久「……一度やってみようかしら」チャリン

京太郎「頑張ってください!」

久「取れるかしら?」

 ウィーン ガー ヒョコッ

久「あら、ダメね」

京太郎「惜しかったですけど」

久「ん? ボーナスタイムでもう一回?」

京太郎「みたいですね」

久「……須賀君、やってくれる?」

京太郎「ええっ!?」

久「男の子でしょ! ほら、カッコつけてみなさい!」バシバシ

京太郎「は、はいっ!!」
 
 落ち着け、落ち着けばなんとかなる

京太郎「……」スッ


 安価↓2

 50以上なら成功


京太郎「どりゃぁ!」シュバババ

久「!?」

京太郎「いっけー!!」ッターン!

 ウィーン ガシッ

久「!!」

京太郎「おっ」

 ウィーン ボトッ

京太郎「と、取れたぁ!!」

久「やるじゃない!」

京太郎「ということで、どうぞ」スッ

久「あ、ありがとう……」

京太郎「ヘアゴムですか。部長、持ってませんでしたか?」

久「この色はゲーセン限定なのよ。前から欲しかったの」

京太郎「部長に似合いそうですもんね。俺、部長のおさげ好きですし」

久「えっ」ドキッ

京太郎「よかったら、つけてくれません?」ニコニコ

久「……ええ。せっかくとってくれたんだしね」シュッ

 むすびむすび

久「ど、どう?」

京太郎「うはっ! めっちゃかわいいですよ部長!」

久「……ありがと(何、これ)」ドキドキ

京太郎「そのかわいい部長とプリクラ撮りたいなぁー。なぁー」

久「だ、だからダメだってば(ただ、二人でゲーセンに来ているだけなのに)」ドキドキ

京太郎「えー? いけずー」

久「いけず、じゃないわよ」ドキドキドキ

               _,. =-―‐-= 、
            ,. <: : : : : : : : : : : :`ヽ、

            /: : : : : : : : : : : :ー- 、 : :、 \
          /ィ´ / : : : : : : : : : : : : \ \: ヽ
        // イ : : : : : : : : : : : \: : : :ヽ: ヽ:ヘ

        /;ィ" / : : : : : : : : j: :、 : : : : \: : :.';ヘ、ハ
.       /:,.' .l :/:,': : : : : : :/|: : lヽ、 : : ヽヽ: : ';ヽミ '、
      /:/  l/ ,': : : : : :,イι !ト、l `ミー-=ゝ.: : :',: : ヾ\
      ,':/  .l: :l: : : : : /    ヽ ヾ _, -‐'' ヽ.: : :!: :゙l} ヾ:、
     f:,'    {: :! : : : :/ー-      ´-‐,_-ュ、゙,: : l゙!: :{    ゙;
    {f     V{l: : : :,' ,_=ミ_     ,ィ7圭r`} l: :,!': : !    ,!
    ゙{    V!.: : :Kf'r伐ミ`     ゞ=≠ リ:/j: : リ
     `ー--'  ゙',: : N゙ ゞ='-'  ,   ////ィ'/: :.厶ィ スヽ
             ヽ:.{ ト、///       (f´イ': : ;:'  / \゙,
              ,rゝぃゝ、   ー~ー ' ィヽlェォ'   /   ゙;
         _,. -―込_ノ~゙f' `≧,‐ - < /.,イ/i   /リ     ー- 、
      , ';.ィ フ´ : :_:_:_;ノ   {ー=ーt'`ー!:.f: :l、ヽ ム'      、!   \
     fi'  f: :,r ´冫fハ、   弋   l.   V、: :ゞヽ\   _   \  /
     ぃ  V: : :( 弋ミ\.   ',.  l    );\: :X `i}/       ヾ
        ゙ーノ \: :\ ヾ三\.  ', l ,.ィ彡ニ;ィヾ!ノ'   ,r―=ァー- 〉
       /   `ー-ぅヽ辷三\. V/ニニフ_,ム'ノ  /|_  '  /
      弋  ̄`ヽ `ー-= 、{ `ー=にニシ´ ̄  / _,.-ェ彡三|  _,ノ
        \   `,、_  l    ノメメ|     ヒf´  ̄`ヾニヨ ̄


久「(やっばい……楽しい……!!)」ドキドキドキ

京太郎「……」



京太郎「(部長も楽しんでくれてるみたいだなぁ)」

久「プリクラを男女二人きりだなんて、恋人同士でするものよ」モジィ

京太郎「あ、やっぱそうですよね」シュン

久「だから、その……つまり」

京太郎「?」

久「もし、アレなら、えっと」

京太郎「アレ……?」

久「だ、だからぁ!」

: \: . : . : .ヽ: . : . :ヘ
、: . :ヾ 、: . : . ヘ: . : . :.,
ヽ\: .:ヘ\: . : ヘ: . : . :,
、: \\:.ヘ ヽ: . :.}: . : . :,
 ``ヾ、 ヘ:} ヘ: .:i: . : . : .,
.     ソ  .}}ソ',: . : . : .
        ´ ∨: . : . ,

    ,, ~ー-‐'  .∨: . : ..,
--'"          }: . : . :.
 ,ィ         |: . : . : .

  , ィ ⌒ `ヽ    |: . : . : .,
 / ィf升ミュ、ヽ  .i: . : . : . ,
  〃ィf♀ミ,ヾ,  :i: . : . }: . ,
  ヾヾゞ=彡ィ’  |:. :. :. !: . :,

   ヾ=ニ='"    .i : . : .リ: . :.
           iヘ: . :/: . : .
  /i/i/i/   !} }:./: . : . }
         J i ノ: . : . : .:
          イ´: . : . : . :

         〃}: . : . : . :/

         / .ノ: . : . : ./
_ ,ィ~==ァ  {ノ.: . : . : ./
 ̄ ´     /: . : . : . /
      /: . : . : .ノ: .,'

久「う、うぅ……//」カァァ

京太郎「ま、まさか!!」ピコーン

 この部長の表情、間違いない
 俺がここですべきことは!!!


 安価↓2 

1 告白する コンマ42以上で告白決行

2 告白しない


京太郎「部長!!」ガシッ

久「ひゃっ!?」ドキィーン

京太郎「わかってます、俺!!」

久「は、はい……(遂に、告白されちゃうのね!)」ドキドキドキ

 そう、俺がここで言うべきこと
 それは!!

久「(わ、私は!!)」

京太郎「トイレはあっちですよ!!」ユビサシッ

久「……」
























    /: . : . : . : . : . : イ: . : . : . :/: . : . : . : . \
   . : . : . : . : . : . :イ: . : . : . : .//{: . 从:ヘ: . : . : . .

   /: . : . : . : . :/: . : . : . :.//  { ヽ:.{ ヾ}V: . : . : . ,
  . : . : . : . : . : . : . : . :.:./. 〃  ヽ ヾ  ノ V: . : . : . ,
  . : . : . : . : . : ./: . : .:/   〃   ヽ      V: . : . : ..
  . : . : . : . :{. :/: . : ./    /    、      V: . : .ヘ:.,
 {: . : . : . : .i:./: . : ./_,,, ィチ'"     ``'' ‐-- ∨: . : ヘ:,
 : . : . : . : . {/: . : /´   {      ,,_    ,': . : . : } ヾ,

 : . : . : . : . レ'": 7  __,,ニ      `''''ii!ー‐ i: . : . : .,   i}
  ,: . : . : . : .',: ..7¨ ̄ ii!          ii!   ,: . : . : .,   i!
  . : . : . : . : ヘ: {.     ii!          i!   ,: . : . : .,  i!
  : . : . : . : . : ヘ{.     ”               ,: . : . :7  ノ
  ,: . : . : . : . : .ヘ          '       i: . : . .7
   ,: . : . : . : . : . ハ                 ノ: . : ./
   .V: . : . : . : . : . }      _ _    /: . : ../
    \; ヘ: . :i: . :.ノ `,、   ´     ` イ: . : . :/
      .\;ヘ:.i; , /  ,  .>   __   ヽ=="
        }==={  _j       {_  i: . : ヘ
        i: . : .ヘ'"{ノ       i、:;:;:;ヽ{: . : . ヘ
       ノ: . : . :ヘ〈         }:;:;:;:;:ヘ. : . : .ヘ、



京太郎「ほら、こっちです!」

久「あ、うん。ありがと」

京太郎「我慢はよくありませんよ! アファーンなんて洒落にならないですからね」

久「……」



  商店街

京太郎「危ないところでしたね」

久「そうねー」スタスタ

京太郎「あれ、そういえばなんでヘアゴム取ったんですか?」

久「なんでかしらねー」スタスタ

京太郎「部長、怒ってます?」

久「どうしてかしらねー?」スタスタ

京太郎「ひ、否定はしないのか……」ウルウル

久「(まったく、どうしてこの子はこんなに……)」チラッ

京太郎「ぶちょー怒らないでくださいよー」

久「(手のかかる子なのに、こんなにも……愛おしいのかしらね)」クスクス

京太郎「え? 笑った?」

久「ほら須賀君。帰りにクレープでも奢ってもらうわよ」

京太郎「え? でも俺、無一文ですし!」

久「今時の高校生が無一文ってダメでしょ」ビシッ

京太郎「ごもっともです」

久「もう。次のデートまでにはお金、溜めておいてよね」

京太郎「はい! って……次?」

久「(あ、そっか。私……)」フフ


            ,,, -='':::::::::::::::::::::::::::::::``:- .、
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  /  j::::::::;イ/,;=、ヽ     -─‐-、゙::::..  |     ::::::::::::::::::::i
  l   l::::::/:i'l /):::}!       ー___  ゙i::::::: l::::::::::::..   :::::::::::::l
     i::::/::::! {:::。/    ,ィチ" ̄ミ、. l::::::!:::::::::::::::i:::::::...   ″
     l::/:::::! ゙-"        ;_):::::::::゙ハ l:::/:::::::::::::::l:::::::::::::::::../
     | !::::; "' ,       {:::::::c;/ノ }/:::::::::::::::/::::::::::::::::::/
.    ヽ`Y             ` ‐ " /:::::::::::::::::/::::::::::::::::::/
.      {   、_     "" , .::'::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::/
.       ‘、    ` ー   /:::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::/
.          \       /,l:::::::::/::::::::::::::/:::::::::::::::::/
.          ヽ     !; {::::::/:::::::::::::::::/:::::::::::::::::Y
           iー―┐¬、!::|::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::l
            /i:::::::::::|   ゙、|:::::::::::::::::l|::::::::::::::::::::{
          /' }:::::::::::l     |:::::::::::::::::|ヘ:::::::::::::::::::ヽ
       /'   /::i:::::::::|   /::::::::::::::::::l.:.ハ:::::::::::::::::::::}
      /,´  /:::/:::/j   /:::::::::::::::::从.:.:.:ゝ、:::::::::::::リ
      '、 /::::// ,ノ_/:::;;;;;;;;;;;;;;ノノ;;;ヽ.:.:..:.ヽ:::::::/
       /.:.//>─" ̄.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}/

久「須賀君のこと、好きになっちゃったのね」クスクス

京太郎「部長? あの、次って?」

久「さぁって、なんのことかしら?」

京太郎「へ? 部長! 待ってくださいってば! ぶちょー!!」

久「あーあ、ライバル多そうねー。やだやだ」


 久の好感度がぐんと上昇!
 久が京太郎へのアイジョウを自覚しました



 六月二週目 帰宅後

京太郎「はひー、色々と疲れたー」

 部長が話を濁すから、考えるので大変なんだよなぁ

京太郎「でも、すっげー楽しかった」

 もし部長と付き合えたなら、これから毎日
 ああいうデートが出来るのかな?

京太郎「そう考えたら、彼女を作る気持ちがもりもり湧いてくるな!」

 そうだよ
 俺が求めているのは強さじゃなくて、彼女なんだ

 その気持ちを、忘れちゃいけない

ネオスペーシアン・アクア・ドルフィン「ワクワクを思い出すんだ!」

京太郎「ありがとうアクア・ドルフィン!」


 ということで、これから頑張るぞ!


 安価↓2

1 麻雀

2 容姿

3 運動

4 ラブ電話 ※アイジョウ以上

5 メール



京太郎「やっぱり美容ケアだよなぁ」ヌリヌリ

 雑誌の取材とかあったし、全国で写真も撮られるかも
 その時に見た目がカッコよければ絶対に得だ

 だからこそ、今のうちに容姿を上げておかないと

京太郎「ということでオラオラオラー!!」

 肌のケア! ムダ毛処理!
 顔のマッサージ!

京太郎「やること沢山だー!!!」


 安価↓2


00~19 しっぱーい

20~49 そこそこー

50~79 せいこー

80~99 だいせいこー

ゾロ目 リミットレギュレーションでキモイルカ禁止入り



 数日後 清澄高校


京太郎「こんなもんだろうか」キラキラキラ

 うーん、この一週間の成果でみるみる肌がきれいに!
 眉毛も整えたし、髪型も少しいじった

 これで以前より格好良く見えるはずだ

京太郎「よーし、咲に見せてやろっと。おーい、咲ー!!」

咲「え、呼んだ?」

京太郎「どうだ? 俺、輝いてる?」キラキラ

咲「輝いてはいないけど」

京太郎「」

咲「京ちゃん、かっこよくなったね!」

京太郎「やっぱしそうだよな! ハハハハ!!」

咲「もう、すぐ調子に乗るんだから」

京太郎「わりーわりー」ヘヘヘ

 この勢いでもっとかっこよくなるぞ!

京太郎「ぐへへへ」



赤羽根P「あの子、アイドルに興味ないかな」ジィー

女子M「浮気しちゃダメなのー」


 容姿がぐーんと上昇! 
 咲、優希、まこ、和、久、咏の好感度がすこーし上昇!


 六月三週目


 ざわざわざわ

京太郎「……ん?」

咲「どうかしたの?」

京太郎「いや、靴箱に手紙が入っててさ」

咲「へぇー? ラブレター?」

京太郎「そうみたいだな。なになに……」ペラッ

咲「……」

京太郎「京ちゃん。いつも傍で見ています。ずっと大好きでした」

咲「……//」モジモジ

京太郎「もしよければ、私と付き合ってください……だと!?」

咲「……/////」

京太郎「【モンスト】うおおおおおおおおおおおおおおおおお」

咲「ど、どうかな?」

京太郎「……あっ」

咲「え?」

京太郎「ダメだこれ」

咲「ど、どうして!? 付き合ってくれないの!?」

京太郎「いや、無理だよ」

咲「ひ、酷い! 勇気を出したのに!!!」

京太郎「そりゃそうだろうけど、これ……差出人の名前が書いてないんだよ」

咲「へっ?」

京太郎「あーあ。可愛い子だったらオーケーだったのになぁ」スタスタ

咲「……私って、ホントバカ」グスッ

 安価↓2

1 トレーニング
2 部活に行く
3 誰かをデートに誘う
4 アルバイト
5 師匠




咲「京ちゃん、部活に行く?」

京太郎「あ、わりぃ咲。俺、そろそろバイトなんだよね」

咲「バイトォ?!」

京太郎「うん、今日さぁ」

咲「マジでぇ↑?」

京太郎「咲、口調がおかしいぞ」

咲「あ、ごめん、でも、驚いちゃって」

京太郎「部長にも言ってあるよ。全国までにお金を溜めておこうかなって」

咲「でも、部活は?」

京太郎「大丈夫。週に一度は三尋木師匠に見てもらってるし」

咲「そ、そうなんだ」

京太郎「じゃあ、行ってくる!」

咲「行ってらっしゃい……」


京太郎「よーし! がんばるぞー!」


 アルバイトせちゅめい
 ようやく選択されたアルバイトのごせちゅめい

 
 アルバイトは選択肢の中から仕事を選び
 後ほど成功判定を行います

 高給の仕事ほど成功率が低く、失敗すれば得られるお金は半額となります
 仕事内容によって、新たな少女との出会いもありえます

 皆さん大好きな、アレもご用意してありますので

 科学の発展に犠牲は……



 
 アルバイト選択

 安価↓2


1 一日執事
・15000円 成功率50
・成功時 容姿が2上昇

2 薬物実験
・30000円 成功率30
・成功時 全能力10上昇
・失敗時 全能力10ダウン

3 喫茶店
・6000円 成功率100
・選択時 最も低いステータスが2上昇

4 学校掃除
・10000円 成功率70
・成功時 運動が2上昇 


※ アルバイト場所は選択すればわかります 


 Roof-top

京太郎「ということで来ました!! よろしくお願いします!」

まこ「時間ピッタリじゃな」

京太郎「俺は何をすればいいんでしょう?」

まこ「まずはこれに着替えて貰う」

京太郎「え? これって……」

まこ「よろしくな」キラーン

京太郎「はぁ……」


 喫茶店なのに、こんな衣装でいいのかな
 そもそもこれって……


 安価↓2

1 謎の仮面とマント

2 刀と着流し

3 ミニ好きになりそうなメガネ



京太郎「こんなの身につけてなんになるんだろう」カポッ

 うわ、思ったよりも暗くなったな
 でもわりと馴染むこの感じ……うーむ

まこ「似合っちょるのぅ」シミジミ

京太郎「なんなんですかこれ?」

まこ「ゼロじゃ」

京太郎「いえ、名前じゃなくて……この格好をする意味です」

まこ「コスプレデーじゃ」

京太郎「はい?」

まこ「従業員がコスプレして客と対局するんじゃ」

京太郎「客ですか?」

まこ「ほら、そこにもおるじゃろ」

京太郎「へ?」クルッ

?「あっ」

               ,  -‐ 、  _
            ,ィ'". : : :.:-‐-、`: : : `ト、
           /: : : : : : : : : : : ヽ: :;-ー、ヽ、
          ./ : : ,イ: : : :.:〆ミヽ、i:: : : : :..`lヘ

           ./: :/i: : : : /'¨¨''''ー-z''"゙1: : : :l.ヽ、__))
     ー-‐=彡〆ーl: : : :/‐- _    `'‐|: : :.:.i::ヾー'
     ヽ、   ,ノノr^i:.: : /ラfn、  `''‐ 、_ ,|: : :.:.|: :.:',
       `ミニ彡'゙: :!{,|: : ;'7::::゚iヘ   ,ィ'ニ二゙|: : : .!: : ::ミ=-ァ'
      ヾt二彡' `!: : i`¬"    イ:::゚} 〉|: : : :l: : ::ミ彡'
        `ー=ニz_|: : i ""   l  ``'" /!: : :.:j: :ミフ´
           ミ三ム:: ト、   __ '   "" / l: : :.;ハ^ヾ、_,
             `Zハ ;| ヽ  `._,  イミ.j: : /ゞミ、_
           r=ヘT¨¨¨¨¨`´'ー=_ミ、 .l: :/`¨¨''´

           |   ヾ   ,'    /  ,'::/
   ., -一ー―-ii┘ー -ヘ -,:、 -一l_,,_ ノ'゙ー¬k
  /         |!       /::::\    \    ヽ
  ',         |!  _ ∠  ー一`-  __ヽ ,   i
   ',     、 |!(O  - ―::;::::::::一::;:-:.゚Oヾ,  |
   ',     ヽ|/ . .     . . :ヽ:::::; ':   . . .`ヽ ,|
    ',     f′ . . . . . . . . . :.:..`´..:.: . . . . . . .:.ヽ|-、
   マ¬ー- ,!::. :. . . . . . . . . . :::: .:. :. : : : . . . .:.:.:.::} /

    ヽ¬ー-ム:.:.:.:.:.:.:.:.: .:.:.:.:.:.:.:.:.;'゙':;.:.:.:.:.:.:.:. .:.:.:.:::ム′
     ヽ   人::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:;ィ:::::ゝ、 ;:.:.:.:.:.:.:.:.ノj'′
      ヽ   ``トzー:::ィ:::::::::  ̄ ̄::::::::::ィi l´ /

        ヽ    ヘ  _」L -‐―一-  」|、| i
        ',    ヘ (O   _____   O)!|
         ',.    j `Ti ̄´ :::::::::::::` ̄Ti | .i
          }ミ、',, j  _」| :::::::::::::::::::::::::::::::」l、!|
         l   / (Ο二二二二二二Ο)|
         l    /  /フ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄丁ヘ|
        .l   /  /7     ;     |! ヘ!
        l  ,ノ  Z        {!       Ⅶヽ
       l,/   Z       `      Ⅶハ
      /    〃                Ⅶ. i
     /    〃                l! i
    ./^ 、 _ 〃、 ヽ           / _イ| j、
   /   ./ 7 _.` ̄`゙゙ーr===ー ¬fコ ̄,z‐T1.|
  ハ   / /    ̄` ー7´r――一1「 |f´  | | |

  i ヽ、. | |        | ,」     ,!| |   j_jィリ
  ',    ーll ー-     __ | |__  _,, 」|_/--‐'i!  /
   ',    ||        `ー―一''´  , '  l| /


?「え、えっと?」

京太郎「もしかして……和?」

和「そ、その声は須賀君!?」ビビクン!



京太郎「どうしたんだ和? お前もバイトか?」

和「は、はい……あの」モジモジ

京太郎「似合ってるじゃないか。いつもとイメージが違うけど」

和「あ、ありがとうございます須賀君!」

京太郎「……須賀君?」

和「え? 須賀君、ですよね?」

京太郎「違うな、間違っているぞ!!」テイオンボイス

和「!?」


         |:::::::::::ヘ

            |:::::::::::::ヘ                 _,..、-''::>
          |::::::::::::::ヘ               7:::::::/"    y"l , -'"`,
          ヤ::::::::::::::ヘ              /:::::::/    / (/:::::::::::::::i_/l
、            ヽ::::::::::::::::\             /:::::::/   iヽ'"::::, -'""' -,:::::::|
::::\         \::::::::::::::::\              |::::::::Y  |:::::::、"      ヽ:::::|   l::.、
:::::::::\         \::::::::::::::::\            |::::::::∧::::::|:::::::l       i::::l'"l   .|::::ヽ
:::::::::::::::\         \::::::::::::::::``丶        ヤ::::::::∧::::i_:::::i      /:::::::/   /:::::::|
ヽ::::::::::::::::::`:゙''-、,_   _,,..-‐'::、::::::::::::::::::ヽ、   ._>:::::::::∧::::> ヽ    ノ:::::/   /:::::::::.|
 ヽ、,_::::::::::::::::::::::`゙''ー-、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`'、,/:::::::::::ヽ:::::::∧ヽ:::::::::"'''":::::/:::::::::::/:::::::::::::|

    ゙''ー-、,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::ヤ、\ヽ:::::::::::/:::::::-‐'':::::::::::::::/
       `゙''ー-、,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::"""""ヽ、.∨`:、ヽ_,..、-''":::::::::::::::::::::::/
       ,.、'"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`゙''ー---、,::::::::::::::::::::_,..、-''"
__,,.. .-‐ "::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_ノ:::::::::::::::::::::::::: ̄\
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:::::::::::::::_,..、-''ヽ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_,..、-":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヘ:::::::::::::::::::::::::::::::::∧
_,,..-‐''    /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,---、,_ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヘ:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

京太郎「我が名はゼロ!! 力ある者に対する反逆者だ!!!」

和「」ジョババババババババババババババババ

まこ「知っとったんかい」

京太郎「なーんてな」アハハ

和「」

京太郎「……和?」

和「」

京太郎「の、和……」

まこ「(床が湿っとる……)」

恵「素晴らしい」パチパチ


天の声『和がゼロ好きの変態って風潮……一理ある』


 アルバイト料6000円を手に入れた
 容姿が少し上昇
 まこの好感度が少し上昇
 和の好感度が上昇
  



 六月三週目 帰宅後

京太郎「アルバイト終わったー」コキコキ

 染谷先輩や和がいたから楽しかったぜ
 また今度、みんな一緒に働けたらいいな

京太郎「と、眠たくなる前に今日のノルマをやらないと

 何かしら努力しておかないと怠惰になっちゃうからな

京太郎「今日は何をしよう?」


 安価↓2

1 麻雀

2 容姿

3 運動

4 ラブ電話 ※アイジョウ以上

5 メール



京太郎「そういえば最近運動してないから……」プニッ


 また体が大分、重たくなってきたな
 ここらで少し、運動を再開しよう


京太郎「……しっしっ!!」シュバッ

 正拳突きもいいけど、やっぱり牌切りだな

京太郎「牌をツモり、考え、切る」

 これを永遠に繰り返す
 
京太郎「一切の無駄なく、牌を、切る!」シュッシュッ

 
 安価↓2


00~19 しっぱーい

20~49 そこそこー

50~79 せいこー

80~99 だいせいこー

ゾロ目  一個が修練の末届き得る限界。それを卓越した稀有な事例といえよう。天晴れだ


京太郎「くはぁ、ダメだぁー」ゴロン

 全然音を置き去りに出来ない
 音速を越えられないようじゃ、高速なんて夢のまた夢だな

京太郎「ちくしょー……やっぱ俺は努力が足りないんだ」

 でもそれは裏返せば、まだまだ強くなれるってこと
 俺はまだ……限界を迎えていない

京太郎「やってやる、やってやるさ!」

 今よりも高みへ
 そして、俺は――

京太郎「……しっ!」シュッシュッ

 誰もが見たことのない景色を
 そこで見つけるんだ

 俺だけの、答えを


 運動がぐんと上昇!
 



 六月四週目 

京太郎「えっほえっほ!」タタタ

久「あら須賀君、今日も走ってきたの?」

京太郎「あ、部長! おはようございます!」

久「おはよう。相変わらず努力家ねぇ」

京太郎「俺なんてまだまだですよ!」

久「その謙虚さ、見習いたいわ」フフフ

京太郎「じゃあ俺、急ぐので!」

久「ええ。いってらっしゃい」フリフリ

京太郎「えっほえっほ」

                /: : : : :: : : : : : : : : : : : :_: : : : : : :\
               . : : : イ: : : : : : : ;ィ: '". :_; ; ; ; ;_: : : : : :∧

              /:/: : : : : : :_; / '''"´  /イ: :/:}: : : : : : :.
              /: : : /: / / ヽ    /´ ///: :}: : : i: : : :}
            /{: : : :/: /__ /       ,_〝  ハヘ|: : :.:}: : : :.
           /   ,: : :/: { 仍 心ヽ      `` 、 ,イ: : :.リ: : : :.
           ,'    ,: :.{: :i  v :: ノ     _,_    ヽ: : : ,': : : :,
                }: : :,   `¨       -ァ=ュ、  ,': : :.7 : : :.,
                 ,: :.{          ん’:沁∨: : :./: : : :
               }:.ハ      '    ` ー'"ノ: : :〃: : :.,

              ノ: :ノヘ     、__     _,/: :彡: : : :
            r'': : //: :ヘ      , ': : : : : '": : : : :/

      ,> --  '''ヒ: (: : : : : } ヽィ‐ォ''’  ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ: /
    /  ∨;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;`ヽ: : ;ノ ./ / / / ,、    ,  〉{、
   /  ヘ ∨;.;.;.;.;..;;.;.;.;.;.;.;}ソヘ _{ 〈 .( ∧ ゝ__`,,ー、' 〆 >',ヾ、
  ,      ヘ .∨;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;ヘ(_,ゝ,_ヽ{'"` ’}: : : : .ヘ/  .∨;.;ヽ

久「……いってらっしゃいアナタ……なんてね」クスクス


 安価↓2

1 トレーニング
2 部活に行く
3 誰かをデートに誘う
4 アルバイト
5 師匠



 東京 三尋木宅


京太郎「お邪魔しまーす」ガチャッ

咏「よーす、よく来たねぃ」トテトテ

京太郎「いつもすみません」

咏「いいっていいって。ほら、忘れない内に交通費」スッ

京太郎「ありがとうございます」

咏「これは男子プロ協会からムシってるから、私の出資じゃないんだよねー」ケラケラ

京太郎「それでも、取り計らってくれてるわけですし」

咏「ガキは、んなこと気にしなくていいっつの。ほら、立ち話もなんだし」

京太郎「はい!」

咏「……」チラッ

京太郎「やっぱり広くて綺麗だなぁ」

    / .:.:::::::|:::::::|::::::::::::::::::ト、:::::::::::\:::::::::l:::::::::::::.:.:.:.:l.:.:.:.:

    / .:.:.:::::::|:::::lハ:::::::::::::::::|  ;::斗匕::ヽ::::l:::::::i:::.:.:.:.:.:.l.:.:.:.
.    ′.:.:::::::::|:::::| 乂:::::::::::::|/ヾ::| \:::/Ⅵ:::::: l:::::::::.:.::l.:.:.:
   ..i|.:.:..:::::-|-一  >- "   孑斧气メ 〉.|::::::::l::::::::::.:.:l.:.:.
.   |.ハ.:.:::::::|::|::::::|二.        `込 ソ / |::::::::l::::::::::::.:l.:.:.
.   |:{ |.:.::::::|::l/ ::|气メ `       `””’   | ::::::l:::::::::::::.l.:.:::
.   |:{ |.::::::::|从::::込ソ        〃〃   |::::::/::::::::::::.:l.:.:.:
..  乂 l:::::::::V::マ::`”’            /:/:::::::::::::::.:l.:.:.:
.      l.::::::::乂入::|〃 ′       /:::::::::::::::::::::::::/::::.:
      l.::::::::::::}::::}:|    - ‐ '′/::::::::::::::::::::::::::/:::::::::
      乂::::::::乂:人./ ̄/〉   ./::::::::::::::::::::> '::|::::::::::::::
        > :::::::ヽ/  //、 __/:::::::::> '´ ̄__」、:/:::::::::::::
          >:/  // :::/::> ' /  /:(@)}/::::::::::::
        /::::/  //::::::こ7:::ヽ ∨ /:..:.:.:.:..::/:::::::::::::::
      /:::::::/  //:::::/::/.(@)У/.:(@).:.:.:/::::::::::::::::::

咏「ふふっ」

京太郎「師匠? 何を笑ってるんですか?」

咏「……なんでもないんじゃね? しらんけど」

京太郎「?」

咏「あ、飯食った? 今日は泊まる予定だっつうから、作っておいたけど」

京太郎「本当ですか!? もう腹ペコペコで!!」

咏「しょうがないねぃ……ほら、こっちこっち」

京太郎「わーい!!」

咏「……」キューン



京太郎「ごちそうさまでした!!」

咏「お粗末」

京太郎「俺は一松ですけど」

咏「誰が市松人形みたいだって!?」

京太郎「えっ」

咏「えっ」

京太郎「……ところで」

咏「うん?」

京太郎「師匠の弟子になってから、何回かこうしてお邪魔してますけど」

咏「うんうん」

京太郎「俺、強くなってるんですかね?」

咏「んにゃ。まったく」

京太郎「」

咏「強くはなってないけど……負けなくはなってるんじゃね?」

京太郎「へ?」

咏「言ったじゃん。私が教えるのは、テクや経験から来る打ち方だって」

京太郎「ほうほう」

咏「つまり、お前自身が強くなるんじゃなくて、そういう小手先の対処法を教えてるってこと」ペチペチ

京太郎「そういうことだったんですか」

咏「ま、でもそればっかりだと飽きるのは確かだよねぃ」

京太郎「ですね」アハハ

咏「んー……じゃあ、なにかリクエストしてみればいいんじゃね?」

京太郎「リクエスト、ですか」

咏「なにか教えて欲しいことある?」

京太郎「それは……」


 師匠コマンドのせちゅめい
 ようやく選ばれた師匠コマンドのごせちゅめい

 師匠はステータスを上げるのではなく、役に立つ能力を教えてくれます


 例えば

・常時、好感度上昇量が増える
・常時、特訓による上昇量が増える

 というサクセスに役立つ能力や

・対局時に相手の補正が自分より上の場合、相手の補正を50下げる

 のように対局に役立つ能力もあります


 ただし強い能力ほど取得は難しいのは当然
 よく考えて挑戦してください


京太郎「うーん?」

咏「で? 決まった?」

京太郎「はい、俺が教えて欲しいのは……」


 安価↓2

1 好感度に関する能力

2 特訓に関する能力

3 対局に関する能力

4 アルバイトに関する能力


京太郎「お恥ずかしい話なんですけど……」

咏「うん」

京太郎「れ、恋愛に関することを……」

咏「……は?」

京太郎「うぅ」カァァ

咏「あ、あー。そういや高校生だったねぃ」

京太郎「はい、是非とも彼女が欲しくて」シクシク

咏「とはいっても……(こちとら彼氏が出来たことのない処女だしねぃ)」

京太郎「お願いします師匠! 俺をモテモテにしてください!」

咏「……思いつくのは」


 安価↓2

1 取得好感度を上昇させやすくする能力 

2 好感度判定の成功率を上昇させる能力

3 一瞬で相手を好感度MAXにする能力 

4 一瞬で相手の好感度を最低にする能力 



咏「相手を一瞬でメロメロにする能力じゃね?」

京太郎「ファッ!?」

咏「これを覚えれば、お前はもう敵無しだと思うけど」

京太郎「いやいや、そんな世界を、自分さえも変えてしまいそうな力があるんですか?」

咏「まぁ、麻雀の力の応用だけどねぃ」

京太郎「麻雀って万能だ!!!」スゲエエエ

咏「(嘘だけど、これで満足させればいいんじゃね?)」

京太郎「早速教えてください!」

咏「いいけど……王の力はお前を孤独にする」

京太郎「!」

咏「それでも、いいのかねぃ?」

京太郎「……俺は」

 あの日から俺はずっと嘘をついていた

 彼女が出来ないんじゃない
 彼女を作らないだけだって

 虚栄心

 欺瞞

 虚構

 嘘ばっかりだ

 まったく変わらない世界に飽き飽きして
 でも、嘘って絶望で諦める事も出来なくて……

京太郎「……だけど、手に入れたい。力を」

 だから――

京太郎「やります!!!」

咏「(前置きながっ!!)」

京太郎「結ぶぞ、その契約!!」

咏「あーはいはい。どうせ無理だろうけど」

京太郎「(神様! C.C.様! お尻様! 俺に力を!)」


 安価↓2

 ゾロ目 のみ 成功



京太郎「……」シィーン

咏「……」

京太郎「ど、どうでしょうか?」

咏「いや、わっかんねー」

京太郎「……須賀京太郎が命じる」

咏「はい」

京太郎「我がモノとなれ!!」キラーン

咏「効かね」

京太郎「」

咏「(東京くんだりでこれってのも可哀想かな)」ウーン

京太郎「」

咏「も、もう一度」

京太郎「え?」

咏「もう一度くらい、挑戦してみてもいいんじゃね? しらんけど」プイッ

京太郎「は、はい!!!」

 そうだ! 一回失敗したくらいで何を諦めてるんだ!
 俺の挑戦は始まったばかり!!

京太郎「うぉおおおおおお!!」

咏「こ、このオーラは!(それっぽいこと言っておくかねぃ)」

京太郎「FLOW!!!」カッ



  安価↓2

 ゾロ目 のみ 成功



 一時間後


京太郎「……」

咏「……」ポン

京太郎「」

咏「お風呂、沸いてっから」

京太郎「」

咏「桃鉄買っておいたからさ、後で一緒に遊ぶか」

京太郎「」

咏「短期決戦な。99年は期間が空くと忘れっからねぃ」

京太郎「……貧乏神無しで」

咏「ダメに決まってんじゃん」

京太郎「デスヨネー」

咏「……いちご大福も、あるから」

京太郎「ワーイ」

咏「……」ナデナデ

京太郎「う、ぐすぅっ、ひっく」ポロポロ

咏「……」ナデナデ


 咏の好感度が上昇!!




 六月四週目 帰宅後


京太郎「ハリケーン怖い……ゾンビ怖い」ブルブルブル

須賀母「アンタ、ちゃんと三尋木プロにお礼言った?」

京太郎「あ、あたり前だろ」

須賀母「……変なことしてないだろうね?」

京太郎「してないしてない。三尋木プロって幼児体型だし」

須賀母「失礼ねアンタ」

京太郎「……飯はいらないからー」

須賀母「はいはーい」

 バタン

京太郎「でも……三尋木プロって可愛いんだよなぁ」ボソリ

 意外に生活力あるし
 お姉さんっぽい感じでもある

京太郎「……いやいや、ないってないって」

 邪な気持ちを忘れる為にも、今日も頑張るぞ!

 安価↓2

1 麻雀

2 容姿

3 運動

4 ラブ電話 ※アイジョウ以上

5 メール


京太郎「新しい服でもネット通販で買おうかな」

 そろそろ夏になるから、夏服も欲しいし
 母さんが副台なら出してくれるって言ってたのもある

京太郎「最近、わりとお金持ちって感じじゃないなぁ」ハァ

 もう少しアルバイトを増やすって手もあるか?
 いやいや、でも大会もあるわけだし

京太郎「うーん。とりあえず、色々漁ってみよう」カラコロ

 お、これなんていいかも!!

京太郎「お値段はっと!」カチカチ


 安価↓2

00~29 しっぱーい

30~59 そこそこー

60~89 せいこー

90~99 だいせいこー

ゾロ目 ガイアに囁かれる


※ ちょっと特訓コマンドを調整 今までが優し過ぎたのもあるので


 数日後 


京太郎「お疲れ様です!」

久「お疲れ、土曜日の練習にわざわざありがとね」

まこ「たくっ、人の店を勝手に練習場にしおって」

和「あ、須賀君の洋服……すごくオシャレですね」

京太郎「お、分かるか?」

優希「犬のくせにいい服を選ぶじぇ!」

咲「ほんとだー! かっこいい!」

京太郎「はっはっはっは! もっと褒めてくれ!」

久「まーた調子にのってるー」

まこ「実際似合っちょるけぇ」

京太郎「(よーし、いい手応えだ!)」ニヤリ



高山我夢「ガイアァァァァ!!」

藤宮寛也「アグルゥゥゥゥ!!」



京太郎「誰だあの人たち」

まこ「さぁ?」

 容姿がぐんと上昇!!
 咲、優希、まこ、和、久、咏の好感度がすこーし上昇



~須賀京太郎~

・麻雀 90 ワールド
・容姿 59 イケイケ
・運動 70 ゼンコク
・所持金 6000

【ステータス表】
―――――――――――――――――――
00  | □ || □ || □ |ゴッド
95  | □ || □ || □ |――――
90  | ■ || □ || □ |ワールド
85  | ■ || □ || □ |
80  | ■ || □ || □ |――――
75  | ■ || □ || □ |ゼンコク
70  | ■ || □ || ■ |
65  | ■ || □ || ■ |
60  | ■ || □ || ■ |――――
55  | ■ || ■ || ■ |イケイケ
50  | ■ || ■ || ■ |
45  | ■ || ■ || ■ |
40  | ■ || ■ || ■ |――――
35  | ■ || ■ || ■ |フツウ
30  | ■ || ■ || ■ |
25  | ■ || ■ || ■ |
20  | ■ || ■ || ■ |――――
15  | ■ || ■ || ■ |サイアク
10  | ■ || ■ || ■ |
05  | ■ || ■ || ■ |
―――――――――――――――
    麻雀  容姿 運動      



【好感度表】
―――――――――――――――――――――
00 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |ゴールイン
95 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |――――
90 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |イゾン
85 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |
80 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |――――
75 | ♥ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |アイジョウ
70 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♡ || ♡ |
65 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♥ || ♡ |
60 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♥ || ♡ |――――
55 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♥ || ♡ |イシキ
50 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♥ || ♡ |
45 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♥ || ♥ |
40 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |――――
35 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |ユウジョウ
30 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |
25 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |
20 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |――――
15 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |キラワレ
10 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |
05 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |
―――――――――――――――――――――
   【咲】【まこ】【優希】【和】【久】【咏】


 ぬわぁーん疲れたもーん、今日はこれにて閉幕
 サクサク進めて残り一か月とチョイで一週目は終わり
 
 ステの引き継ぎはないけど、能力は引き継げるかな
 というかそもそも同じシステムかどうかも分からない所存ー

 つーか金髪出てきてねぇじゃん!! 
 どういうことだ、説明しろ苗木!!!

 
 次回こそは金髪成分をクレメンス……

咲さんや和の好感度が危険な領域に突入しそうなんですけど
イゾンって「京ちゃんが好きなことに異存はありません」のイゾン?


>>224
 イゾンは依存ですね
 イゾンレベルになると京太郎以外の男はまるで眼中に無くなります
 仮に京太郎と結ばれなかったとしても、その後は一生誰も愛せないレベルです

 あわよくば二号さん、と考え始めるのもこの辺りですね

 そんな状況に陥った子を救う為には、嫌われスキルを手に入れるしかないのです



 六月五週目 教室


京太郎「うーん」

高久田「どうしたんだ須賀?」

京太郎「いやさ。最近、学校に来る度にラブレターを大量に貰うようになってさ」ドサドサドサ

高久田「みたいだな」

京太郎「下駄箱も机の引き出しも、ロッカーもいっぱいだし」


咲「ふんっ!!」ゴシャッ


高久田「(咲ちゃんが柱を……通学路の電柱も咲ちゃんの仕業か)」

京太郎「普通なら嬉しいハズなんだけどなー」

高久田「ハズ? (蘭ねぇちゃん=角、角=咲ちゃん、蘭ねぇちゃん=咲ちゃん!?)」ハッ

京太郎「なんでかどうも思わないんだよ。もし俺がその気なら、この中の誰かとは付き合えるわけだろ?」

高久田「まぁ、そりゃそうだけど」

京太郎「つまり……俺はもう」ウムム

高久田「おいおいおいおい」

京太郎「わりぃ。柄にもないこと言っちまった」

高久田「……」


 安価↓2

1 トレーニング
2 部活に行く
3 誰かをデートに誘う
4 アルバイト
5 師匠




京太郎「さて、授業も終わったし、アルバイトに行くか」ガタッ

咲「京ちゃん、またバイト?」

京太郎「ああ」

咲「たまには部活にも出てよー」

京太郎「わりぃ。でも、麻雀なら三尋木師匠に見てもらってるから」

咲「そういう問題じゃなくて」

京太郎「?」

咲「わ、私……」

京太郎「咲が?」

咲「……みんな! みんなが寂しがってるよ?」

京太郎「おぉ、それはちょっと考えないとな」

咲「うん」

京太郎「なるべく顔を出すようにするよ。じゃあな!」タタタタ

咲「あっ……」


 安価↓2

 アルバイト選択

1 一日執事
・15000円 成功率50
・成功時 容姿が2上昇

2 薬物実験
・30000円 成功率30
・成功時 全能力10上昇
・失敗時 全能力10ダウン

3 喫茶店
・6000円 成功率100
・選択時 最も低いステータスが2上昇

4 学校掃除
・10000円 成功率70
・成功時 運動が2上昇 


 福山純と咲キャラの声優ネタが思いつかない……
 誰かネタをくだされ……


 Roof-top

京太郎「ちわーっす!」

まこ「おー、今日も時間ピッタリじゃな」

京太郎「仕事ですから」

まこ「そーかそーか。それじゃあ、今日も着替えて貰うけぇ」

京太郎「またコスプレですか?」

まこ「前回が大好評じゃったからな」ニヤリ

京太郎「通りで盛況なわけだ」ビックリ

まこ「ほれほれ、急いで着替えるんじゃ」

京太郎「はーい!」

 さーて、今日はどの服を選ぼうかな?

 安価↓2

1 行商人の服装と林檎

2 刀と着流し

3 ミニ好きになりそうなメガネ


 福山純じゃなく福山潤ですね
 しかもさんをつけろよでこ助野郎って感じですね

 ここでお詫び申し上げます



京太郎「この着流しと刀でいいかな」

 とりあえずカツラも被って、と
 うん、いい感じだ

京太郎「できましたー」スタスタ

                                   ,イ
                                  //
                         /| ,. < ∠ --  フ
                           _{/─-  _  ー─- _
                          ーy  弋=-----      ≧x
                       / ト、 マ<_\  \ \ \  ーミメ、
                          厶ハtッ 亠' `ヽ^ヽ:::..::::::::::::\   \
                          ∨:i `     ,r='::::::::::::::::::::::::\ヾ  \
                           \⌒ / トミ:::{\⌒≧=- ::\\ ヘ
                           }ニ´::::::::L__\       \::::\‘,
                        _r=//   / l l::} \_          ゙マ::i∧゙,
                      ,.</ ∧{_   _,//::|  / > .        Ⅵマ: i
                      /  :/ ,:::::l l   //:::::! ′   \      }' Ⅵ
                        /::  :/ /:::::::l l  //:::::::| |      >,
                      ′::../ /V::::::::l l //:::::::: | |        { ヘ
                       l: : // /:::::V::::: lV/:::::::: : | |      i l  \
                     l: :// /:{::::::::V::::::::l:::::::::::::::l l     ,' l ∨  \--───--    __
                  _/// /::::l::::::::::∨:::l:::::::::::::::::Vム   {  |  ヽ   \: . : . : . : . : . : . : . : . : . : 〕iト
                }  , ' /:::::_;斗┐: V/:::::::::::::::::::Vム   L_ {__   \   \: . : . : . : . : . : . : . : . : . /
               / //::::rチ::::::: / ̄r/:::::::::::::::::::::::∨.\     ≧=- \   \: . : . : . : . : . :__> ´
                  /://:::/::/:::::::::::/ / /::::::::::::::/7^j^_㍉_,.へ≧=- __  `\   \: . : . :r‐ ´
                /∠ニ|::: ∨:::::::::: {_ -/:::::::::::::::{ { { {:] }   Y \ ̄`マ \       マ: . :{
              /∠ニニ!::::::{:::::::::::::::::/:::::::::::::<_.Lハ_l_j|く_,. ヘノ   /:::::::::::::\ \     \:∧
          ,∠二二二|:::::::V/::::::::::::\::::::::::::::::::::::::|  |===r'ニ|:|/:::::::::::::::::::: \ \     \\
.           ∠二二ニニニ|:::::::: V/:::::::::::::l ゝ--=≦ ̄|  |__,..〈二|:::::::::::::::::::::::::::::::::` <>-- _   ` :\
        ∠二二二二二=` <:::ヽ::::::::::/:\:::::::ー─ |  |:::::::∧=V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::y=z_ > . \
       ∠二二二二二二二二二`マ::::/:::::::: \:::::::::::::| ̄|:::::::: ∧=V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∠二ニ>、  \  .>
.      /二二二二二二二二二ニニ|:::::::::::::::::::::::::::::::〉:: |  |::::::::::::∧=V::::::::::::::;:斗=ニ二二二r── \  ∨
     |二二二二二二二二二二ニ|::::::::::::::::::::::::::::::{::::::|  |::::::::::::: ∧=\__∠二二二二二/        \ !
     |二二二二二二二二二二ニ|::::::::::::::::::::::::::::::|::::::|  |:::::::::::::::::∧二二二二ニニニニム        V
   ∠ニj´ ̄ ̄ ` <二二二ニニ=|::::::::::::::::::::::::::::::|:::;::|  |::::::::::::::::: ハ二二二ニニニニニ|
  /,> ´          寸二二ニニ|:::::::::::::::::::::::::::::;::/: |  |::::::::::::::::::::::::',/ ̄`寸二二ニニ|

まこ「おお、いい感じじゃな。三代目」

京太郎「Jソウルブラザーズ?」

まこ「違う。ほら、あっちを手伝ってこんか」

京太郎「はーい!」トタタタ

 えっと、人数欠けしているのは……あそこだな

京太郎「よろしくお願いします」

???「えっ!? 若!?」ハッ

京太郎「……わか?」


 雀卓の前に座る、綺麗な女の人
 この人って……確か

美穂子「あ、ごめんなさい。アナタもアルバイトの人よね?」

京太郎「風越の……?」

美穂子「ええ、三年の福路美穂子よ」

京太郎「思い出した。県大会では優希がお世話になりました」ペコリ

美穂子「ああ、そういえばアナタも清澄だったのね」パン

京太郎「え? 俺を知ってるんですか?」キョトン

美穂子「……知らない人の方が少ないと思うけれど?」

京太郎「あ、そっか。三尋木師匠のせいかー」ポリポリ

美穂子「(歴代最多記録で個人戦優勝した事が原因なのに……ふふっ)」

京太郎「?」

美穂子「須賀君、でいいかしら?」

京太郎「はい! 好きに呼んでください!」

美穂子「じゃあ、須賀君。今日はよろしくね」

京太郎「……」ジィー

美穂子「? 須賀君?」

京太郎「あ、いえ。綺麗だなーって」

美穂子「うぇっ?!」ビクッ

京太郎「あ、ちがっ! その……」


【麻雀部 部室】


 安価↓1  ボーナス+11 金髪ボーナス+10

00~09 好感度20スタート

10~29 好感度25スタート

30~59 好感度30スタート

60~79 好感度35スタート

80~99 好感度40スタート

ゾロ  好感度60スタート



京太郎「衣装も、そうなんですけど」

美穂子「?」

京太郎「福路さんの眼が綺麗だなーって……すみません。気にしてるかもしれないのに」ウツムキ

美穂子「あっ……」ドキ

京太郎「えっと……ごめんなさい」ペコリ

美穂子「ううん、謝らなくていいわ。すごく、嬉しいもの」クスクス

京太郎「ほ、本当ですか!?」

美穂子「(やっぱり……あの人の後輩なのね)」クスクス

京太郎「?」

美穂子「さぁ、お客さんが待ってるわ。早く打ちましょう」

京太郎「は、はい!」



 数時間後



まこ「お疲れ様。よく頑張ったのぅ」

京太郎「いえ、福路さんが強くて驚きました。優希が勝てないのも仕方ないですよ」

美穂子「レベルが、違いすぎる……ここまでだなんて」ガクッ

京太郎「わわっ!!? すみません、福路さんを相手にするには手を抜く余裕なんてなくて」

美穂子「ううん。手を抜かれたほうが傷つくわ。あんなに必死になってくれて……ありがとう」

京太郎「福路さん……」

      |  ! ! i |   |_,.. -‐|弋T下、\ヽ_八  | i
      |  | | i {   l ヽ -|=-`ー一'⌒´   \! |
      |  | l 、 ヽ.  ヽ 〆二ニ==ミx.     ||
.    八 { {ヽ \ \Y´ _彡ヘ::::::::ヽ `ヽ    ||
        \ヽ\\,ン⌒ 、     、:::::ハ   \ ||
        \r'`′   li\    ヾ:::::(_,  ′! l   !
                |i  ヽ     \ノハ   ||   !
                |i  }     ン'′  ||   !
                |i  ノ     / / / / ||   !
                l:/               | l   i
                |:\          |l   i
                |i  \         ||   !
                |i   ヽ.__ ノ       ! !    !
                ||       ヽ     ||    !

美穂子「私の高校での麻雀は終わったと思っていたけど……新たな目標が出来たわ」

京太郎「え?」

美穂子「まだまだ強くなりたいなって。私が不甲斐ないせいで、風越は全国へ行けなかったから」

京太郎「そんなこと!」

美穂子「だからね。私も久保コーチのように、みんなを指導出来るくらいに強くなりたくなったの」

京太郎「福路さん……」ジィーン



まこ「(あれ、わしの存在が消えて……)」スゥーッ



美穂子「いけない。こんなこと、清澄の須賀君に行ったらあてつけみたいね」

京太郎「いいえ。そんなことないです」

美穂子「須賀君?」

京太郎「俺、感動しました! 強さにも色々な形があるんだって!」

美穂子「そ、そう?」テレッ

京太郎「はいっ! 応援してますよ福路さん!」

美穂子「いいのかしら? 来年は今年よりも強くなった風越が清澄の相手になるのよ?」

京太郎「構いませんよ。だって……」

美穂子「だって?」

京太郎「清澄には俺がいますから」ニッ

美穂子「……あら、これは強敵ね」クスクス

.          /                    ヽ
         /                      ',
         ,′  ,′  i i  ii  i  i  i i  i i   ', i
.         ′| | i  | |i  ||   |i |i | | !| | i !  ! |
        | | | | |  | ||  ||   || |i | | !| | ! !  ! |
        | | | 斗r‐弋T!ヽ.{ト、 |l 厂!刀7ナト、j  |! |
        ト、ヽト、八!丶lリ  ` 丶リ/ ハノルノ|/ ノ|! !
.          } ヾミ= ,ィぅ示ト      テ示ミy、ムィ′|! |
.          | i   iハ〃{ri_ ,j::}      {ri:::::j:} }! ,l   | !
        | l   | ,l゛ 之少        乏沙  ハ!   | |
         | l  |ヘi  .:::::::.    .    .:::::::. l|  | |
          | |  |i八                   ハ!   | |
.        | |  ||  \     ヽ フ    /  |  | |
.        | |  ||   `  、_     _,.ィ´|i   |  | |
          | !   ||      | ` ‐-‐ ´ || !i   !   ! |
         l !   |l   _ .ノ⌒}       |⌒ヽ. _ j  /  |
        {ヽ、斗'"´     !′      }     `丶、 /ノ
       /、       ├‐- 、 , -‐ァ       /7ヽ
      rく\ヾ:、        ヽ--―--、/         // / へ

美穂子「ありがとう、須賀君」

京太郎「礼なんていらないですよ」

美穂子「それでも言いたかったの」

京太郎「?」

美穂子「(私の夏はもう終わって、気を紛らわせる為にここのアルバイトを受けた……)」

京太郎「……」

美穂子「(それでも気持ちが晴れなくて。暗く閉ざしかけていた心を、須賀君が救ってくれた)」



美穂子「これ、もしよかったら電話して」

京太郎「携帯の番号!? いいんですか?」

美穂子「ええ。電話ならなんとかなるから」クス

京太郎「電話、なら?」キョトン


まこ「あー、そろそろ閉店準備をするんじゃが……」


京太郎「あ、はい!」

美穂子「名残惜しいけど、またね」フリフリ

京太郎「ええ、また会いましょう!」

 カランカラン

美穂子「……須賀京太郎、君」

                        -

                       ´          `
                  /
                /         '            \
                  /   '     ./   /  /
                    /   '     ./   /- ./   '    !   ゚.
              ,     i     '   /  / `/ /  '
                      |    | .斗≠ミ、  / /   /  '  |
              '     |    | {トィ炒 ` ' /   / `ヽ  '
                i    |    | ` ‐'        _'  /i ./
                |    |    |         芹iミ、 //
                |    |    |       ' ヽ沙′'  |
                |    |    |    、      /     |
                |    |    |、     ̄     ' |    |
                |    |    |   、     .   ´   |    |
                |   .|    |   /  ´       |    |
               ! <  |    |  .i、ヽ        |    l
          .<.      |    |.   ヽ > .   |   ,
         /- .、 \     .ルリ//j  _  '     > .|  ./
       /     \ \       〉¨  ¨ '      }  ヽ´
         i      \ `   _    〉     i     / '  i
         |        `     _ ¨ 、〉   |   //  |


美穂子「……ふふっ」



 美穂子の好感度が35スタート!

 所持金が6000円増えた

 容姿が少し上昇!
 容姿がゼンコククラスになりました!

 金髪成分を補充した!



 六月五週目 帰宅後


京太郎「福路さんの電話番号ゲットだぜ」ヘヘヘ

 あんなに可愛くて、優しくて、胸が大きい人の番号をゲット
 
京太郎「これはでかい、でかいぞ……」グフフ

 今や、彼女を選り好み出来るようになった俺だけど
 ここまで頑張ってきたからには、どうせ作るなら最高の彼女がいいに決まってる

京太郎「そして、そんな彼女に釣り合うだけの男になるんだ!」

 よっしゃあ! 俄然、燃えてきたぞ!!

京太郎「常に前進! 俺に後退の二文字は存在しない!」


 安価↓2

1 麻雀

2 容姿

3 運動

4 ラブ電話 ※アイジョウ以上

5 メール



京太郎「そういや、師匠からの宿題が出てるんだった」ペラリ

 うーん、難しいなぁ
 牌効率とか、そういうことは一切考えてこなかったし

京太郎「だけど知識はあればあるほど有効だ。どんな相手がいるかもわからないわけだし」

 何より三尋木師匠が必要だと思って用意してくれたんだ
 俺はそれに応えないと

京太郎「ガンバルゾー」カリカリ


 安価↓2

1 このまま咏たんプログラムを進める

2 気分転換にネトマ



京太郎「うー、進まん」カリカリ

 やっぱり麻雀の世界って奥が深いんだなぁ

京太郎「こんな牌譜、見たことねぇもん」カリカリ

 一体誰の対局データなんだろう






咏「……そろそろ、ラスボス対策やらせとかないとねぃ」クスクス

??「ぶぇっくしっ!!」

咏「きったね!」ビクッ

??「あ、ごめんね」ズビィー

良子「バッドヘルス、風邪ですか?」

??「そうかも」ズビビィー

はやり「(なんで名前を伏せてるのかなっ☆)」

??「あー、しんどい」ズビズビ


咏「……」


 ※麻雀のステがカンスト近いので、上昇率変更
 ゾロ目が出た場合は、咏たんの能力取得にボーナスが付きます

00~09 しっぱい

10~39 ちょいせいこー

40~69 まぁまぁせいこー

70~99 せいこー

ゾロ目 リミットブレイク

↓2 ってことでいいのかな?


>>271
 そうだったけど、フェアじゃないのでもう一回
 もし下がった場合は23を採用するよ


 ↓2

00~09 しっぱい

10~39 ちょいせいこー

40~69 まぁまぁせいこー

70~99 せいこー

ゾロ目 地上最強の男


 

京太郎「終わったー!」ガターン

 なんだかんだで徹夜になっちまった
 こんな凄い牌譜を理解するなんて、そう簡単じゃないって

京太郎「……でも」

 実際にこれを打った人がいるってことだよな
 今の俺でも、追いつくのがやっとかもしれない……そんなレベル

京太郎「戦って、みたいな」ボソッ

 





??「ん……」クルッ

良子「どうかしましたか?」

??「んー……誰かに、肩をぐいっと引かれた気がしたんだけど」ウーン

はやり「え?」

咏「心霊現象じゃね? しらんけど」

                  ___
              , . .:.´::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`丶
              /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
            /:.:.:.:/:.:.:.:/ /|:.:.:.ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
          ′:.:.:|:.:./}/ :|/  V}∧:.:.:.:.:.:.
         i:.:|:.:.:.Ⅳ   ノ`   ー-、__.Ⅵ:.: |
         |:.:|:.:.:.| ー‐'_     __  |:.:.:|
         |:.:|:.:.:.| ,ィfチ芋     斧テ式.|:.:.:|
         |:.:|:.:.:.|《 V::ソ      V:ソ 》:.:.:.|
         |:.:|:.:.:.ハ ::::::::::   ,  ::::::::: }:.:.:.|
         |:.:|:.:.:.l:.{          ノ:.:.: |
         l:.:.:.:.: |:.:ヽ.   ⊂⊃   /:.:.:.:.:|
         |:i|:.: :.i:.:.:|:.:.:.i   ___ ..ィ:.i:.: i:.:|:.:.|
         {八:.:.:|:.:..|:.:i:.|    |:.:}ノ:./|:.:|:.,′
           ヽ{\|斗'      ー:i/._|/|/
            -┬┬'、__ ̄`___´ ̄_/⌒7⌒ヽ
         /  | |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / /   }

??「感じるんだ……この人は今の私じゃ、勝てない」

はやり「勝てないって……?」

??「尖なきゃ、牙を。研ぎ澄ませなきゃ……力を」フラフラ

良子「ワッツハプン? 一体何が……?」

咏「とうとう……抜いたみたいだねぃ」






京太郎「この人に……勝ちたい」


 六月終了時点 スタータス確認



~須賀京太郎~

・麻雀 93 ワールド
・容姿 61 ゼンコク
・運動 70 ゼンコク
・所持金 12000

【ステータス表】
―――――――――――――――――――
00  | □ || □ || □ |ゴッド
95  | □ || □ || □ |――――
90  | ■ || □ || □ |ワールド
85  | ■ || □ || □ |
80  | ■ || □ || □ |――――
75  | ■ || □ || □ |ゼンコク
70  | ■ || □ || ■ |
65  | ■ || □ || ■ |
60  | ■ || ■ || ■ |――――
55  | ■ || ■ || ■ |イケイケ
50  | ■ || ■ || ■ |
45  | ■ || ■ || ■ |
40  | ■ || ■ || ■ |――――
35  | ■ || ■ || ■ |フツウ
30  | ■ || ■ || ■ |
25  | ■ || ■ || ■ |
20  | ■ || ■ || ■ |――――
15  | ■ || ■ || ■ |サイアク
10  | ■ || ■ || ■ |
05  | ■ || ■ || ■ |
―――――――――――――――
    麻雀  容姿 運動  


 いよいよ最後の大詰め、七月編に入ります
 一応合宿も考えてはいたのですが、このステータスだと合宿は不要かとも思います

 なのでテンポよく進める為に合宿は無しとします
 合宿は次週移行の伸び悩み京ちゃんに取っておくことに


 スレ参加者の可愛い賛成が見たいんだぁ……


 キャラが増えると管理が大変なんだよぉ……
 でも、せっかくだからカンストさせたい気持ちもありますねぇ!


 ならばいまのところ七月一週目~五週目までで五回×2=十回の行動権があるのですが
 それを七月一週目~三週目までの六回行動、ラスト合宿の五回行動権=十一回でもよかですか?
 
 流石に四週目までの八回行動+合宿の五回=十三回は多すぎるので


 合宿でキャラ交流するのはいいんだけど、既に何人かの好感度表キャラが空気になってるのが辛い所さん!
 どうせならリスタートで新たな開拓地を築いた方が、新キャラも埋もれないかと思ったどころさん!


 ところで、>>291の方法でいいのですか? 
 賛成がないなら合宿無しで行きますので、ご容赦を

合宿がある方で頼むよ



 七月一週目

京太郎「いよいよ大会まで残り一か月か」

 気を抜いてるとあっという間に過ぎちまうからな
 油断せずに行こう!

京太郎「なぁ和!」

和「はい。私は須賀君に付いていきます」ニッコリ

咲「むぅぅぅ!」

久「私について来て欲しいけどねー」

まこ「リーダーシップを出さんか」

久「えー? もう須賀君に任せるわー」グテー

優希「頼りない部長だじぇ」

咲「……全国大会。お姉ちゃん……」

京太郎「咲?」

咲「ううん、なんでもない。これは、私の問題だから」

京太郎「おう?」



 安価↓2

1 トレーニング
2 部活に行く
3 誰かをデートに誘う
4 アルバイト
5 師匠


>>297
 非常に申し訳ないのですが、合宿設定案の賛成意見が他にないので見送ろうかと思います
 次週では必ずやるので、お許しを


 七月一週目 
 
京太郎「トレーニングでもすっかな」ウッシッ


 大会まで残りわずか
 一日だって無駄には出来ないぜ

京太郎「でも、どこを伸ばすべきなのか……」ウーム

 麻雀は大分自信がついたし……
 俺に足りないところはどこだ?

京太郎「うーむ」

咲「(ほとんどゼンコククラスなのに……まだまだ鍛えるんだ)」

和「そんな須賀君を愛しています」

咲「!?」



 安価↓2

1 麻雀

2 容姿

3 運動


京太郎「麻雀だ!」

咲「!?」

久「!?」

和「!?」

優希「!?」

まこ「!?」

京太郎「俺に足りないもの……それは麻雀なんだ」

久「いやいやいやいやいや!!!」

まこ「どこまで行くつもりなんじゃ!」

京太郎「どこって……いけるところまでですけど」

和「っ」キューン

咲「はぅぁっ!?」キュンキューン

久「あぁん!」キューン

まこ「」


京太郎「っしゃ!! 限界突破だオラァ!!!」


 ↓2

00~09 しっぱい

10~39 ちょいせいこー

40~69 まぁまぁせいこー

70~99 せいこー

ゾロ目 地上最強の男


京太郎「……ダメだ」ガクッ

咲「え?」

和「どうしたんですか須賀君!?」

京太郎「これ以上、上にいけねぇ」グフッ

久「そんな……今までたけのこのようにニョキニョキ伸びていた須賀君が!?」

まこ「ここにきて、挫折じゃと!?」

優希「タコスうまいじょ」

京太郎「少し……頭を冷やしてきます」フラフラ

咲「京ちゃん……」


和「ああ、不謹慎ですが落ち込んでいる顔も……」ウットリ

久「かっこいいわよねぇ」ドキドキ

まこ「磨きがかかっちょるな」

優希「タコスみたいだじぇ」

咲「言ってる場合じゃないよ!」

和「確かに心配ですね」

久「明日には元に戻ってるといいんだけど……」

優希「……」ズキズキ

まこ「優希?」



優希「……京太郎」ボソッ


 ※容姿が一段階上がった時の好感度アップを忘れてました

 咲、優希、まこ、久、和、咏、美穂子の好感度がすこーし上昇 
 優希が京太郎のことをイシキし始めました



 七月一週目 帰宅後

京太郎「くそっ! 何がダメなんだ!!」

 もう少し、もう少しなんだ!
 もう少しで……何かを掴めるってのに!

京太郎「……俺は、どうすれば」

 目の前に大きな扉があって、それを開けることができずにいる
 ここを抜ければ、新たな世界が待っていると分かってるのに

京太郎「踏み出す勇気が無いのか? いや、違う。足りないんだ」

 だとしたら、俺は――

京太郎「何かを……捨ててでも」ドクン


 安価↓2

1 麻雀

2 容姿

3 運動

4 ラブ電話 ※アイジョウ以上

5 メール



京太郎「……」

 そういや、前にも似たような経験をしたっけ
 なかなかネトマで勝てなくて……それで悔しい思いをして

 そうそう、あの時の……

京太郎「ばぶるがーる、元気かな」

 あれからネトマもあまりやらなくなったから
 もしかすると、俺のことを忘れちまってるかもな

京太郎「……」カチカチ

 なんて打とうか
 伸び悩んでることを打ち明けようか、それとも他愛のない話をしようか

京太郎「返信が来るかも、わからないけど」

 それでも誰かにすがってみたかった
 顔も知らない、ネットで知り合っただけの相手に

 
 安価↓2

1 『久しぶり、元気か?』

2 『やっほ! スガ鹿男だお(^ω^)』

3 『(無言の空白)』

4 『好きな食べ物は?』

5 『好きだ!!』


 ※なんかチャットみたいになってるけど、一応メールです




京太郎「……」

『久しぶり、元気か?』

京太郎「……」

 ブーッブーッ

京太郎「!!」

ばぶるがーる『なにそれ』

京太郎「えっ?」

『なにそれって、連絡しただけじゃん』

京太郎「……」

 ブーッブーッ

ばぶるがーる『そっちじゃなくて。元気か? って』

京太郎「?」

ばぶるがーる『まるで自分は元気じゃないって、言ってるように聞こえるよ?』

京太郎「っ!」

『実は、そうかもしんない』

 ブーッブーッ

ばぶるがーる『そっか。元気ないんだ。なにかあったの?』

『壁にぶち当たったんだよ』

 ブーッブーッ

ばぶるがーる『ざまぁ( ´艸`)ムププ』

『茶化すなよ……こっちは本気で悩んでんだぞ』

 ブーッブーッ

ばぶるがーる『なんで?』

『なんでって……それを、越えられないからだろ』

 ブーッブーッ

ばぶるがーる『私、知ってるよ?』


京太郎「……?」


『何を?』


京太郎「……」

 ブーッブーッ

京太郎「!」

ばぶるがーる『スガ鹿男が、何があっても最後まで諦めないってこと』


京太郎「……」

『ばぶるがーるって、まともなこと言えたんだな』
 
 ブーッブーッ

ばぶるがーる『ひどくないっ!(# ゚Д゚)』

京太郎「……ははっ」

『冗談だよ。ありがとう、なんか元気出た』

 ブーッブーッ

ばぶるがーる『ヽ(*´∀`)ノヤッタァ!』

 ブーッブーッ

『可愛いなお前』

 ブーッブーッ

ばぶるがーる『今頃気付いたの? 淡ちゃんは世界で一番可愛いんだから!』
 
京太郎「淡?」

『淡ちゃん? お前、淡って名前なのか? だからばぶる(笑)だったのか』

 ブーッブーッ

ばぶるがーる『うぎゃああああああああΣ(゚д゚lll) 名バレしたぁぁぁ!!』

京太郎「おいおい」

 ブーッブーッ

淡『でもよく考えたら、別にいいや。私、スガ鹿男のこと嫌いじゃないし』

京太郎「……」

『須賀京太郎』
 
 ブーッブーッ

淡『え? それが……スガ鹿男の名前なの?』

京太郎『ああ。清澄高校一年、須賀京太郎だよ』

 ブーッブーッ

淡『有名人じゃん!!』

京太郎『そうか?』

淡『つうかネトマ弱っ!! 淡ちゃんビックリヽ(´Д`;)ノ』

京太郎「そりゃまぁ、最初の頃はな」ポリポリ

有名人の名前騙ってるんじゃって疑わないあたり、淡っていい奴だけど騙されないか心配になるな


>>326
 有名になる前からスガ鹿男というHNを知ってるから、多少はね?



 ブーッブーッ

淡『大星淡! これが淡ちゃんのキュートな名前ね!』

京太郎『淡……確か一年だったよな?』
 
 ブーッブーッ

淡『白糸台高校一年! 麻雀部のエースの大星淡たぁ、私のことだね!』

京太郎『白糸台……有名じゃん!』

 ブーッブーッ

淡『まぁね。実力も折り紙付きだよー(・∀・)』

京太郎『……全国大会、出るのか?』

 ブーッブーッ

淡『モチのロン! そこで……会えるね』

京太郎『会ってくれるのか?』

京太郎「……」

 ブーッブーッ

京太郎「あっ」



淡『会いたいよ』



京太郎「……」



 東京

淡「……まさかとは思ってたけど、スガ鹿男が須賀京太郎だったなんてね」ゴロゴロ

 最初にアイツを見かけたのは……いつだったかな?
 初心者丸出しで、情けなくて

 見ているだけで笑えて、次は混ざってボコってやって
 それでもアイツは折れなくて、いつでも私に果敢に向かってきて

 無駄だって分かりきったことなのに
 何度でも何度でも、私に楯突いて

 そして――ようやく、私を倒した

淡「ふーんだ、実際に打てばもっとボコボコだし」ゴロゴロ

 まるで出来の悪い弟が出来たみたいで楽しかった
 その成長を見られたことも

 そんなアイツが今じゃ、長野の代表だなんて

淡「何があるかわっかんないもんだねー」クスクス

 疑うつもりなんてない
 有名人のフリをしてる? そんな器用なことは出来ないヤツだって、私はよく知ってるもん

淡「キョウタロー……」

 ブーッブーッ

淡「っ!」バッ

 ねぇ、もし
 もし、全国の舞台で逢えたら

淡「……えへへっ!」ニヤニヤ


京太郎『俺も会いたい』


                _, -──-  .,_
               '´         `丶、
            /              \

           ,          /         \
.           /     .   /            ヽ
           ′     / /              `、
.          .' /   /,     // /|   |       `
         i     . /    」_ ′/  |   | i|  . i
.         i |   j/,    /イ`メ、   |  小 ||   ト.!
          j .|  ∨/    / |/ ヽ  |  ァT丁l   | |
         ノ i|  V    j 抖竿ミ    ノ ノ ,ノイjノ   | i
___ ____彡' , i|  i| j   八|:x:x:    /ィ竿ミ 刈    | }
 ̄¨ え≠  / 八 i|/l   |  |        :x:x:/ ノ    | ′
 /  -‐ '    ハ  八  ト、  ヘ.__ `  厶 イ   ノ
/    __,.斗‐=≠衣  ヽ八\ 丶.__ソ  . イ(⌒ソ  イく
     jア¨¨^\   \   \ >-=≦廴_  ア /ノヘ\
  斗ァ'′     \   \   ヾ. \___ ⌒ヾく<,_ `ヽ )ノ
/圦 |       、\   ヽ   、∨tl  `ヽ . ∨ V\ i
 { `|           Vi:\  ハ  i } |    } i }  ∨,} }
≧=- |         辻_V\`i}  i } |  /} iハ}   辻ノ
   ノ          ¨〕V//リ  iノ ////V〔    ¨〕


 アナタに、何て言おうかな?


 あわあわの好感度を80からスタートしたいところですが、そんなフェアじゃないことは行いません
 全国一億人の淡好きの皆さんなら、高コンマを取ってくれると信じています

 お願いします、なんでもしますから!! 

 コンマ神よ!! 

 あわあわを!!


 金髪を!! 


※ネトマでの優遇ボーナスがあるので、最低値がユウジョウとなります


 安価↓2  容姿ボーナス+11  

00~09 好感度30スタート

10~29 好感度35スタート

30~59 好感度40スタート

60~79 好感度45スタート

80~99 好感度50スタート

ゾロ  好感度65スタート



 淡の好感度50スタート
 淡は京太郎のことをイシキし始めたようです

 ※ここいらで好感度整理
 

【好感度表】
―――――――――――――――――――――
00 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |ゴールイン
95 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |――――
90 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |イゾン
85 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |
80 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |――――
75 | ♥ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |アイジョウ
70 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |
65 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♥ || ♡ || ♡ || ♡ |
60 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♥ || ♡ || ♡ || ♡ |――――
55 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♥ || ♡ || ♡ || ♡ |イシキ
50 | ♥ || ♡ || ♥ || ♥ || ♥ || ♡ || ♡ || ♥ |
45 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♡ || ♥ |
40 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♡ || ♥ |――――
35 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |ユウジョウ
30 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |
25 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |
20 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |――――
15 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |キラワレ
10 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |
05 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |
―――――――――――――――――――――
   【咲】【まこ】【優希】【和】【久】【咏】【美穂子】【淡】


 七月二週目 

京太郎「ご心配をおかけしました」ペコリ

久「もう、大丈夫なの?」

京太郎「ええ、俺はやれることをやるだけです」

和「顔つきがかわりましたね」

まこ「いい顔じゃな」フフ

優希「元気になってよかったじぇ」

咲「(一体誰が、京ちゃんを元気づけたのかな?)」

京太郎「俺はもう迷いません!」

久「……その言葉、忘れちゃダメよ」

京太郎「はい!」

 待ってろよ淡
 お前の為にも、俺はやってやるぜ

咲「……」


 安価↓2

1 トレーニング
2 部活に行く
3 誰かをデートに誘う
4 アルバイト
5 師匠



京太郎「すみません部長。今日も俺は自主練でいいですか?」

久「構わないけど、大丈夫?」

京太郎「ええ。答えをみつけようかと思います」

まこ「無理だけはせんようにな。大事な体じゃ」

京太郎「はい!」

咲「トレーニングばかり……」

和「ちゃんと休んでいるといいんですけど」


京太郎「……やるぞ」スッ


 安価↓2

1 麻雀

2 容姿

3 運動



京太郎「見せてやるぜ……」ゴゴゴゴ

 ゴォォォ バチバチバチ ドドドド

咲「っ! 相変わらず凄いオーラ……」

和「オーラ? SOA」

久「……このプレッシャーでまだ全力じゃないのよね」ゴクリ

優希「18000、19000、20000、まだまだ上がるじぇ!」

まこ「やはり天才か……」

京太郎「ぐっ!! ここだぁ!!」カッ

優希「あっぁぁ……あぁぁっ……」

京太郎「はぁぁぁぁぁぁっ!!」

 ゴゴゴゴゴ  バチバチバチ

 ドドドドド

咲「っ……」

京太郎「あぁぁぁぁっ!!」ゴゴゴゴ

久「な、なんてオーラ……」

 ゴォォォ ドドド

 ゴゴゴゴゴゴゴゴ

優希「う、うぁ……」



 ~ CM ~ 



 ハゴロモフーズ ドラゴンケースニイレテネ


京太郎「ぐっ!! ここだぁ!!」カッ

優希「あっぁぁ……あぁぁっ……」

京太郎「はぁぁぁぁぁぁっ!!」

 ゴゴゴゴゴ  バチバチバチ

 ドドドドド

咲「っ……」

京太郎「あぁぁぁぁっ!!」ゴゴゴゴ

久「な、なんてオーラ……」

 ゴォォォ ドドド

 ゴゴゴゴゴゴゴゴ

優希「う、うぁ……」

京太郎「ぅぉぉぉぉぉぉぉ!!」


 安価↓2

00~09 しっぱい

10~39 ちょいせいこー

40~69 まぁまぁせいこー

70~99 せいこー

ゾロ目 スーパーサイヤ人




 限界を超える京太郎のパワー
 その力の奔流が紡ぎ出す、走馬灯のような映像の最中

京太郎「っ!!!」

 そこで京太郎が見たのは

京太郎「……暖かい」

 未だ誰も到達しえない極地
 その力の片鱗

京太郎「これが……」

 現時点で、世界で彼に太刀打ち出来る者など ただの数人とおらず
 もはや、世界最強と呼んでも差し支えないほどの彼だが

 遂に、その先への入口を見つけた

京太郎「俺の、進むべき世界」

 扉は今、ゆっくりと開かれた







京太郎「……」

咲「京、ちゃん?」

京太郎「……ただいま」

久「ただいまって、まだ数秒も経ってないけど」

京太郎「いえ。もう大丈夫です。それよりも、少し打ちません?」

和「え?」

京太郎「この感覚を、忘れたくないんだ」


まこ「(おかしいのぅ。アレほど昂ぶっていた京太郎のオーラをまるで感じん)」

咲「(どういう、こと?)」

和「??」

優希「あっ」

久「優希? なにか気付いたの?」

優希「な、なんでもないじぇ……そんなこと、あるわけ」 ブルブル

京太郎「……」ニッ

 麻雀が少し上昇!
 ゴッドクラスへ片足を踏み入れました ※厳密にはゴッドクラスではありません



 東京


咏「……!?」

良子「なんでしょう、この感じ」

靖子「あぁ、なんだか胸が、スっと軽くなったな」

はやり「はやりはいつも肩が凝ってるけどね☆」キャピー

理沙「気配! 消えた!」プンスコ

良子「ですよね。モンスターじみたオーラが弾けたかと思うと……突然」

咏「(今消えたのは間違いなく京太郎のオーラ、アイツ……到達したのか?)」ゾクッ

靖子「? どうした?」

咏「……完全に、追い抜かれったねぃ」ハァ



 

 ???

健夜「……」ゴゴゴゴゴゴゴッ

鷹「キーッ!!」

健夜「……」グーッ

 ゴハンデキテルワヨー>

健夜「はーい!」




 七月二週目 帰宅後



京太郎「ただいまー」

須賀母「お帰りー」

京太郎「ご飯できてる?」

須賀母「できてるけど、アンタ修行は?」

京太郎「ああ、今日はご飯を食べてからにする」

須賀母「? 珍しいわね」キョトン

京太郎「腹減ったー」グー



 安価↓2

1 麻雀
2 容姿
3 運動
4 ラブ電話 ※アイジョウ以上
5 メール



 くっ、この時間でどれだけ穏乃に力を入れられるかが勝負……


 
京太郎「そういえば、色んな人からメルアド貰ってたんだよな」

 淡の時のようにちゃんと連絡を取らないと

京太郎「それじゃ、まずはしずもんにするから」

 確か、しずもんも高校一年だったはずだし
 淡ほどじゃないけど何回か打ってるしな

京太郎「なんてメール打とうかなぁ」

 淡ほど絡んでいたわけじゃないし
 気さくすぎるのもどうかと思う

 かといって改まるような関係じゃないし

 ぐぬぅ

京太郎「えーい! とりあえず本能に従おう!」


 安価↓2

1 『久しぶり! 元気にしてるか?』

2 『やっほ! スガ鹿男だお(^ω^)』

3 『(無言の空白)』

4 『開き直る……俺が須賀京太郎だ』

5 『好きだ!!』





京太郎「あ、やべっ! 間違って空白のメールを送っちゃった」

 これ、どうなるんだ?
 もう一度打ち直した方がいいかな?

京太郎「うーん……」


 その頃 松実旅館


穏乃「ええっ!?」ガーン

玄「どうかしたの?」

憧「全国前の練習合宿中でしょ?」


穏乃「そ、それが……」オロオロ


宥「落ち着いて、何があったの?」


穏乃「実は、ネトマで知り合った人からメールが来たんですけど」

灼「ネトマ? 例のスガ鹿男とかいう人?」

憧「変な人じゃないでしょうね?」ジィー


穏乃「凄くいい人だと思うんだけど……そのメール内容が変なんだ!」

憧「変?」

穏乃「空白なの。何も書いてない」ゾゾゾ

玄「ひっ!?」

灼「事件の匂いがする」

宥「落ち着いて、なにかあったかを聞き返そう」

穏乃「そ、そうですね。打ちます!」



晴絵「出番をくレジェンド……」


 その頃 須賀家

京太郎「お、返事が来たぞ」

しずもん『どうしたの!? 何かの事件なの!?』

京太郎「これは面倒なことになったな」ウーン

 どうしたもんかな?


 安価↓2

1 『勢い余って空メールを送っちゃったんだ』

2 『ああ、事件なんだ』

3 『なんのこったよ(すっとぼけ)」

4 『(無言の空白)』



京太郎「ちょっとジョークを言ってみるか」

 しずもんって面白いヤツだったし
 少しくらいふざけても大丈夫だろ

京太郎「……」

『ああ、事件なんだ』


 その頃 松実旅館


穏乃「ひぃぃぃっ! やっぱりぃ!」

宥「た、大変!!」

玄「殺人事件かな? それとも誘拐とか!」キラキラ

灼「なんで嬉しそうなの……? というか、これ冗談だとおも……」

憧「しず! 早く次の情報を!」

穏乃「うん!」


 その頃 京太郎


京太郎「お、キタキタ」

しずもん『事件ってなに!?』

京太郎「おー、ノリがいいなぁ」

 それなら次はっと


 その頃 阿知賀組

穏乃「来たっ!!」

玄「なんて書いてあるのかな!?」ガバッ

穏乃「!!!」

宥「どうしたの?」

穏乃「ど、泥棒だって……」アオザメ

憧「なんてことなの!」

灼「だから冗談だとおも……」

穏乃「すぐに返信しなきゃ……(使命感)」

玄「いよいよ本題だね!」ワクワク


 その頃 京太郎


京太郎「なになに……何を盗まれたんですか? だって」

 向こうも大分ノリノリだし
 ちょっとくらい大げさに言っても大丈夫かな

京太郎「盗まれたのは……っと」


 安価↓2

1 『俺の心だよ、可愛い泥棒さん』

2 『全財産を……このままじゃ俺』

3 『(無言の空白)』


京太郎「……ここまで引っ張っておいてっと」
  
 そろそろノってくれなくなるかな
 次くらいでネタばらししないと


 
 その頃 阿知賀組


穏乃「き、来た!!」

憧「どうなったの!?」

玄「大丈夫かなぁ」ドキドキ

宥「何を盗まれたのかなぁ」

穏乃「」

憧「しず!? どうしたの!? しず!?」

穏乃「あ、あぁ……」プルプル


    //|: : : : | : : // |:∧/  |/           |八∧/ \ |;ハ: : :| : : : |)〉
    |:| |: : : : | : /:   ≫去干气ト         ィ去干气≪   |: :/: : : : |\
    |:| |: : : : |: :|:::; 〃 んJ:::::::爿         トJ:::::::::::爿ヾ |:/: : : : :/ : ∧
    |:| ∨: : :乂{::::〈{  V辷七歹        V辷七歹  }〉/ : : : : /: : : :∧
.   乂 \{\: Ⅵ  とつ'⌒~ /////// `⌒とつ  /|: : //: : : : : :∧
         / `トh   /////////////////  ハl/Ⅳ: : : : : : : :∧
          { |: : :|ハ                     | ! : | }: : : : : : : : :∧
.        八|: : :l }       /~⌒^⌒^ヽ          j | : レ : : : : : : : : : ∧
        |: :从,_|      ´           `        厶イ : |: : : : : : : : : : : ∧
        |: :|  人                        人 : : : |: : : : : : : : : : : | }|
        |: :|   >                 <  |: : : :|: : : : : : : : : : : | ||
        |: :|       >          <     |: : : :|: : : : : : : : : : : | ||
        人_|       r=≦}___   T爪  {≧=ミ,   |: : : :|: : : : : : : : : : : | ||
                    |{      ̄`Y^Y´ ̄      }   | : : / : : : : : : : : : : /∥
     __          从  ー---〈 ∥---―=彡〈  ∧/ : : : : : : : : : : / /
   /     ̄¨ニ=- _幺  ー―===У===-一  r公=―=ニ¨ ̄ ̄  \:/

穏乃「何も書いてないぃっ」グスッ


玄「いやぁぁぁぁぁぁっ!!」

宥「」カチコチ

灼「だからイタズラだとおも……」


穏乃「スガ鹿男!! しっかりして! スガ鹿男ぉぉ!」

憧「無駄よ憧。もうスガ鹿男は敵に捕まっている可能性が高いわ」

穏乃「そんな!?」

玄「それは十分ありえるね」

宥「まさか、敵に隠れてメールを!?」

灼「(敵って誰?)」

憧「電話はどうなの?」

穏乃「繋がらない……」

玄「いやああああああ!!」

宥「やあああああ!!」

憧「私逹はなんて無力なの……」ガクッ


灼「……」


 その頃 京太郎


京太郎「やべっ、電源落ちちゃった。しょうがない、充電器を探すか」ガサゴソ

>憧「無駄よ憧。もうスガ鹿男は敵に捕まっている可能性が高いわ」

アコチャー、自分に言い聞かせる程に……



 その頃阿知賀組

憧「連絡を取れない以上、何か方法はないかしら」

穏乃「そんなの……あっ!」

玄「何かあった?」

穏乃「その、偶然かと思ってたんですけど」

宥「?」

穏乃「スガ鹿男のアドレスに、SUGAKYOUTAROUの文字があるんです」

宥「え? あの長野の?」

憧「和と同じ学校の生徒じゃない!」

穏乃「うん。それで今度、和のことを知らないか聞いてみようって思ってたんだけど……」

玄「まさか!? 和ちゃんともども、何かの陰謀に巻き込まれたんじゃ!?」

宥「!?」

穏乃「そんな!!! 早く警察に知らせないと!」

憧「無駄よ。そんなもの、既に手を回されているに決まってるわ」

穏乃「だったらどうするの!?」

憧「待つしかないわ……全国大会を」

玄「全国大会!?」

憧「敵も流石に、二人の代表選手を隠したままには出来ないはずよ」

穏乃「そっか。監視をつけてでも、大会に出場させるんだ」

宥「じゃあ、その時に二人を助ければいいんだね」

憧「そうなるわ」ドヤァ




灼「ハルちゃん、ご飯食べよ」

晴絵「そうね」

てか電話番号知ってるのか


>>378 >>380
 もう正常な思考回路が無いんや……許してクレメンス
 番号は知ってるってことにしておいてください


穏乃「私、決めた!!」

玄「決めた?」

穏乃「和と遊ぶだけじゃくて……須賀君も助ける!!」

憧「危険よ!!」

穏乃「でも、そうじゃなきゃ和と遊べないよ!」

憧「それは、そうだけど……」


灼「ハルちゃん、あーん」

晴絵「あーん」


穏乃「例え危険でも、私はやる!」

玄「……私も、手伝うよ」

穏乃「玄さん!?」

玄「当然だよ。仲間なんだから」

宥「うん! 私も……」

穏乃「二人共……」ジィーン

憧「やれやれ、しょうがないわね」ハァ

穏乃「憧!?」

憧「私も力になるわよ。和もそうだけど、須賀にも興味あるし」プイッ

穏乃「ありがとう!!」ダキッ

憧「もう!」


晴絵「はい、あーん」

灼「あーん」パクッ




穏乃「待っててね須賀君! 私、絶対に助けるから」

   _
.  { ヽ

.  八
    :. ’
     ヘ ::.
    r‐、ヘ. ヽ
  ,-マ ,廴__ \                        γ==‐
  入. \ーュ、 ̄`ヽ                  ム - : : `
  { \_ く.| ̄`  V                    ´: : : : : : : ` 、: \
.  `寸‐二八    ト、            /: : : :/: : : : : : : : : \: \
    \   ヽ   // 勹ュ          ′ : : /: : : : /: : : :,ィ: : : ヽ: :\
     ヽ__   // /./二\         /|: :\/:/: : :/ : : : / ハ: : : : :ヘ: : :` ー-_- __
       `寸ニ/ノ /二二ハ.     |λ:!: ,l:/: :\|: i: ;.イ / | : : : : : ヾー- 、: : : ` 、-- _‐-、
        守三ヲ二二二入      lハ:|:ハト、i: |_|ヽ: | |/ ||: :|:ト、:\  ` 、: : : ヽ  `ヾ、
         マ二二二二二ニヽュ_  V´.|:l ,ィ示心ト、ハ| -┼|: :|:| |トヽー-- \: : : \   `
.            `寺二二二二二ヘ\八 ハヘ. 弋_ツ   ヽン芯ムイ:./|: | j! ヾ.    \: : : \
.              `寸二二二二ヽニマ.迅ヘハ ""    .辷ツ/|_j厶レ'二≧、ヾ     ヽ: : : ハ
                   ` 二二二二{ニ.ハ、ヾ、| Y`ー、_ '  ∧:|二/ムァ‐ 、二ヽ\、    }: : : |
                   \二二ニ./ニヘヽ.|ト、`ー_'_ ィニ∧、〈 { / / /ヽニ{       ノ: : :/
                   \二/二二二リ「} ̄二ニ/ニ/ニ.ヾ、>ニュ{_ム}‐'    _/: : /
                   |_/二二二二 ||二二ニレニ.厶ィ´ }:|        ー―‐z/
                   |二二二二二ニ||二二ニ厂    リ
                   |二二二二二ニ||二二./
                   |二二二二二ニ||二ニ./
                   λ二二二二ニ ||ニニ./
                  ハ.}二二二二ニ/'二 /\
                  二二二二二./'二 /ト、ニヽ
                   |二二二二二.{{二ニノ ヾュニ}
                    |二二二二二.ハヤ二二二ノタ
                     |二 「l二二二二ヾ二ニ/.,イ
                     |二 |.|二二二二ニ}} /./ '
                八二l」二二二二_ム' /   ト、

                  }二二≦==‐rヘ´     .|ヾュ、


 
穏乃「必ず!! 和と須賀君と遊ぶんだ!!」

憧「立派になったわね」ホロリ

玄「感動だね! おねえちゃん!」

宥「うん!」




 その頃 京太郎


京太郎「すぴー」スヤスヤ



 安価↓2  ボーナス+12

00~09 好感度20スタート

10~29 好感度25スタート

30~59 好感度30スタート

60~79 好感度35スタート

80~99 好感度40スタート

ゾロ  好感度60スタート

>>383ええんやで(ニッコリ





 こうして、京太郎のほんの些細な冗談は大事となり
 全国大会において、また新たな一つのドラマを生み出すこととなる

 そして、その結果
 彼の身にとんでもない事件が巻き起こることとなるのだが……


京太郎「むにゃっ」


 彼はまだ、何も知らない


京太郎「はっ!? 寝てた!? でも俺……なにしてたんだっけ?」

 
 穏乃の好感度35スタート!


~須賀京太郎~

・麻雀 95 ワールド
・容姿 61 ゼンコク
・運動 70 ゼンコク
・所持金 12000

【ステータス表】
―――――――――――――――――――
00  | □ || □ || □ |ゴッド
95  | ■ || □ || □ |――――
90  | ■ || □ || □ |ワールド
85  | ■ || □ || □ |
80  | ■ || □ || □ |――――
75  | ■ || □ || □ |ゼンコク
70  | ■ || □ || ■ |
65  | ■ || □ || ■ |
60  | ■ || ■ || ■ |――――
55  | ■ || ■ || ■ |イケイケ
50  | ■ || ■ || ■ |
45  | ■ || ■ || ■ |
40  | ■ || ■ || ■ |――――
35  | ■ || ■ || ■ |フツウ
30  | ■ || ■ || ■ |
25  | ■ || ■ || ■ |
20  | ■ || ■ || ■ |――――
15  | ■ || ■ || ■ |サイアク
10  | ■ || ■ || ■ |
05  | ■ || ■ || ■ |
―――――――――――――――
    麻雀  容姿 運動      



【好感度表】
―――――――――――――――――――――――――――――
00 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |ゴールイン
95 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |――――
90 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |イゾン
85 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |
80 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |――――
75 | ♥ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |アイジョウ
70 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |
65 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♥ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |
60 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♥ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |――――
55 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♥ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ |イシキ
50 | ♥ || ♡ || ♥ || ♥ || ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♡ |
45 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♡ || ♥ || ♡ |
40 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♡ || ♥ || ♡ |――――
35 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |ユウジョウ
30 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |
25 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |
20 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |――――
15 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |キラワレ
10 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |
05 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ |
―――――――――――――――――――――――――――――
   【咲】【まこ】【優希】【和】【久】【咏】【美穂子】【淡】【穏乃】


 時間も遅いので閉幕

 穏乃が淡に比べて雑? それは違います、時間のせいですよ、ええ
 決して金髪とかは関係ありません、断じてそれは違います

 だってしずもん可愛いし、股下くぐってもぞもぞとかしたいし

 次回で全国大会編の手前まで
 全国大会編ではどんなドラマが待つのか

 お楽しみにしないでください 

 
 思えば全国大会編って何をやればいいんですかね?
 メルエム並に強くなった京ちゃんの心を解きほぐすにはコムギ(彼女)の存在が必要不可欠なんですが……

 やはりここは国内無敗のわたすこやんこそがヒロインに相応しいかと思います

 とりあえず、ほぼ最後のステータス上昇パートがはじまりまース


 七月三週目


京太郎「おっはよー」

和「おはようございます。随分とのんびりとしていますね」

京太郎「そうか?」

和「須賀君ほどの実力なら問題は無いと思いますけど」

京太郎「別に手を抜いてるわけじゃないぞ?」

和「え?」

京太郎「人間、自然体が一番いいってこと」

和「自然体……ですか?」

京太郎「ああ。和もいつか分かるよ」

和「……はい。須賀君がそう言うなら、きっと」ニコッ

京太郎「さて、行くか」スタスタ

和「(なんだか、最近の須賀君は以前にも増して……)」ドキドキ



 安価↓2

1 トレーニング
2 部活に行く
3 誰かをデートに誘う
4 アルバイト
5 師匠

全国は出会いの場だと考えれば良いんじゃね?知らんけど


>>409
 この週は全国編がゴールなんですよね
 そこで出会っても、すぐにエンディングなわけでしてー



 部室

京太郎「ロンです」

久「あらっ?」

咲「え? ここで?」

京太郎「安目だけど、ここであがらないと次がキツイからな」

優希「くそー。私の倍満がー!」

和「……」

まこ「京太郎の奴、打ち方が最近変わったのぅ」

和「気づきましたか?」

まこ「ああ。今までは相手の力をより強い力でねじ伏せたり」

久「相手の力を利用する戦い方……だったわね」

京太郎「そんな大げさなことしなくても、自然体が一番ですって」ジャラジャラ

咲「(でも、どうしてかな? 前は感じた京ちゃんの強いオーラが……)」

優希「(今はもう見る影も無いじょ)」


京太郎「さて、部活も終わりの時間ですし。帰りますね」

久「早いわね」

京太郎「トレーニングもあるので」

まこ「本当に熱心じゃな」

京太郎「なんだか、トレーニングしないと落ち着かなくて」アハハ

和「立派ですよ」フフ

咲「うーん」

 
 安価↓2

1 麻雀
2 容姿
3 運動



京太郎「さて、やるか」ズズッ

 俺が気付いたこと
 それは至極シンプルなことだ

京太郎「……」

 相手をねじ伏せるだとか
 相手を倒すだなんて

 敵意や闘志、そういったモノじゃなく

京太郎「自分を信じて打つ」

 思い描いた世界を現実にする、なんて能力もあるかもしれない
 自分の欲しい牌を引き寄せる、なんて能力も

 だけど、そうじゃない

 来るのが当然だと
 来てくれることが必然だと信じる

 祈りとは心の所作
 
 心が正しく形を成せば想いとなり

 想いこそが実を結ぶのだ

京太郎「……」




 安価↓2

00~09 しっぱい

10~39 ちょいせいこー

40~69 まぁまぁせいこー

70~99 せいこー

ゾロ目 スーパーサイヤ人 ゴッド



京太郎「……ふぅ」

 最近じゃ、闘牌について考えるより
 祈る時間の方が増えた気がする

京太郎「いや……実際に増えてるか」

 どれだけ強くなっても、強くなったと実感しても
 どこかで俺は怯えていたのかもしれない
 
 強さに憧れ、敗北に怯え
 ただ強さのみを追い求めていた

 でも、三尋木師匠は言っていた
 いや……言ってくれた


咏『勝敗なんて揺蕩っていてあたり前、それが麻雀ってもんじゃね?』

京太郎『……』

咏『だけど、それでも100%勝つ気でいる。それが雀士の気概だねぃ』


 そうだ
 それが勝負というものなんだ

 相手に勝つのは過程であり、俺が欲しいのは勝利じゃなく
 
 その先にある――

京太郎「……最近、ハンターネタ多いな」ボソッ

 麻雀がすこーし上昇!

京太郎「って、気づけばもう夜か……」


 安価↓2

1 麻雀
2 容姿
3 運動
4 ラブ電話 ※アイジョウ以上
5 メール



京太郎「ここまで来たんだ。最後まで突っ切るか」

 空腹感も無い
 こうして牌を握って、目をつむっているだけでいい

 それだけで永遠にも感じる時間
 俺は自分のことを振り返ることが出来る

京太郎「……」ポー

 浮かび上がってくる
 次々といい手が、勝利への道筋が

 自分を使ってくれと、牌逹が語りかけてくるように
 
京太郎「……ああ、いつかきっと」

 明日は何であがろうか
 これもいい、あれもいい

 こんな手も面白そうだ

京太郎「やっぱ……麻雀って面白いな」

 
 

 安価↓2


00~09 しっぱい

10~39 ちょいせいこー

40~69 まぁまぁせいこー

70~99 せいこー

ゾロ目 スーパーサイヤ人 ゴッド



京太郎「うしっ! 終わり!!」

 練習ばっかだと明日起きるのが辛いからな
 今日は早めに寝ておこう

 夜飯食ってないから、朝飯もしっかり食わないといけないし

京太郎「おやすみー」モゾモゾ

 明日はどんなことがあるかな
 部活に行って、それでみんなと楽しく打って……

 それで、今日思いついた手を使ってみよう

 みんな、どんな顔をするかな?

京太郎「……」

 ああ、楽しみだ――




 麻雀が上昇!
 ゴッドクラスまでリーチ!


 七月四週目 


高久田「お前さ、彼女はもういいの?」

京太郎「……薮から棒になんだよ」

高久田「いやさ。最近麻雀ばっかで彼女作りをしてないというか」

京太郎「んー……そりゃ、彼女は欲しいぜ」

高久田「それならなんで」

京太郎「彼女は無理に作るもんじゃないって気付いたのかも」

高久田「うわっ! 出た!!」ササッ

京太郎「なんだよ?」

高久田「モテない奴が言えば強がり、モテる奴が言えばイヤミなセリフだよ!!」

京太郎「別にそんなつもりじゃないけど」

高久田「ちぐじょー!! お前なんてもう知るかー!」タタタ

 ガラガラ! ピシャーン!!

京太郎「……お前にも春が来るさ」


春「いや……いらない」ポリポリ


京太郎「そうですか? アイツ、いい奴ですけど」

咲「京ちゃーん! 今日はどうするのー?」

京太郎「ん? ええっと」


 安価↓2

1 トレーニング
2 部活に行く
3 誰かをデートに誘う
4 アルバイト
5 師匠



京太郎「師匠の所に行く」

咲「三尋木プロのところに?」

京太郎「ああ、報告とかしたいし」

咲「いよいよ大詰めだもんね」

京太郎「おう。じゃあ、また明日な」

 バタム

咲「……なんだか、いつの間にか遠いところに行っちゃったなぁ」ポツン


 東京 


京太郎「お久しぶりです師匠」ペコリ

咏「おひさー。つか、少し見ない間に……」ジィー

京太郎「どうですか? 俺なりに、答えを出したんですけど」

咏「……恐れ入ったって感じかねぃ」ペチペチ

京太郎「あててっ」

咏「とんだ怪物に育ってくれてまぁ」

京太郎「怪物呼ばわりは酷いですよー」

咏「褒めてんのー」ペチペチ

              .   -‐…‐-  .
              ´               `  、
       /                  \
       /      .. .. .. .. .. ..  .. .. ..      丶
          . .: .: .: .: .: .: .: \:. :. :. :. :. :. .   、

    /    . .:| .: .: .: .: .: ¦:. :. \:. :. \:. :.    `
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   ;   . . .: .: .:.|  .: .: .: 、_|__j_|ノ|ハ:. :. |i :. :.
   l i. ..: ..:|. .:.| i :. :. :. :. :..| i  | 人 ⅰ:. |i :. :. i |

   | | .: i.: |. .:.|八 :. :. :. :. ∨i,x圻幵竹,:. |i :. :. | |
   | | .: i.: |/l ∧ :. ___ノ 〃 トィ/f心| :. |i :. :. | |
   | | .: i.: | :. ァヒ扞ト′      _)ツ| :. |i :. :. | |

   | i .: .:i.:| 爪 トィ心       ,,,  | :. l/ :. :.. |:八
   | | .: i.: | :. |i'  )ツ           | ; ′:. :. | : :\ /㍊i
   | i ’.: ,.: | :. ||:、 ,,,   ′   ィ   / .: .: .:  ノ|: :/  ㍊i
   |/ V/, |i :. 〈癶     ーく  ノ / .: .: .:  /: : |/   ㍊i
        V 八:. :. V:.ゝ      / .: .: .:  ィ/: : :/    ァ㌻¨:\
       \:. \i:. \:. ≧=ー/ .: .: ≠≪'/: :/   ,ァ㌻¨。 ゚xヘ: \
        }≧=\------辷r< //。※゚l/  ァ㌻¨ ※/。※ハ: `

        /  ;冖冖冖冖/ i/ `X升ォt/ ァ㌻¨ 。※゚/。※゚。※゚| : |
       / / /。※゚.。※゚/: :{※゚/ ゚| | ァ㌻¨: :/。※゚〃※。※゚。※゚| : |
.    / イ/ /※|。/。※/ : : {/。※゚| |¨l : : : /※/゚/゚。※゚。※゚。※゚| ノ


咏「(大きくなりすぎだっての……私の可愛い弟子)」フフッ

京太郎「だけど、あともう一歩。何か足りない気がするんです」

咏「ほーん? 足りないもの?」

京太郎「はい。それで、師匠にアドバイスをと」

咏「……言ってみ?」

京太郎「実は……」


 安価↓2

1 好感度に関する能力

2 特訓に関する能力

3 対局に関する能力

4 アルバイトに関する能力


京太郎「最近、麻雀にかまけすぎまして」

咏「ふーん? 女の子絡みが雑になったと?」

京太郎「お恥ずかしながら。それで友達にも言われまして」アハハ

咏「ま、大会近いからねぃ。しょうがないねぃ」

京太郎「モテたい、とまでは言わないんですけど」

咏「みんなと距離を縮めるスキルが欲しいと?」

京太郎「端的に言えば」

咏「はぁー、それを女の私に聞くかねー」ペチペチ

京太郎「だからほっぺたを叩かないでくださいー」

咏「鈍感め」

京太郎「?」

咏「ま、別にいいけど。私は関係ねーし」プイー

京太郎「(なんで怒ってるんだろ?)」

咏「とりあえず、これを実践すればいいんじゃねー?」


 安価↓2

1 取得好感度を上昇させやすくする能力 

2 好感度判定の成功率を上昇させる能力

3 一瞬で相手を好感度MAXにする能力 

4 一瞬で相手の好感度を最低にする能力 



咏「女の子を扱う上で最も大事なものってなんだと思う?」

京太郎「そりゃ……好かれるように振舞うことですか?」

咏「半分正解。でも、逆の立場で考えてみ」

京太郎「逆の?」

咏「そんな好きでもない時に、アピールをグイグイされるとどう感じる?」

京太郎「……鬱陶しいかもしれないですね。相手によっては」

咏「その通り。だから、ここの正解は『嫌われないようにすること』ってわけ」

京太郎「おお!」

咏「相手が嫌がることをしないって考えに近いかもねぃ。そうすれば最悪、友達にはなれっから」

京太郎「そこからアピールするわけですね!」

咏「いえーす、じゃね? しらんけど」

京太郎「じゃあその方法を教えてください!」

咏「……」ベシッ!!

京太郎「いたー!!」

咏「このバカ、今の話を聞いてなかった?」ゴゴゴゴ

京太郎「??」

咏「こいつ……」ハァ

京太郎「(なぜか呆れられてしまった)」


 安価↓2

00~49 しっぱい
50~99 成功
ゾロ目 強化能力が発言



咏「とりま、そこだけ覚えておけばいいんじゃね?」ペチペチ

京太郎「そうします」ヒリヒリ

咏「……ご飯食べてく?」

京太郎「もしよければ! 三尋木師匠の手料理、美味しくて大好きです!」

咏「たくっ、そっちは得意なんだけどねぃ」ハァ

京太郎「???」

咏「はいはい。準備くらいて伝えっての」

京太郎「はい! 師匠!!

咏「……」クスッ

京太郎「師匠?」

咏「悪くないもんだねぃ。こういう生活ってのも……」


                       . -─-
                      .  . ::::: :::::::::::::::::::.`
                  /.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
 <\  「 |             /.::::::::::: l:::|:::: l::i:!:::::::::::ヽ.:::: :::::::.       (⌒)
.  \.> |__!.            . .:::::::::::::i:|:::|:::: |::l:N::::::::::::i :::::::::::: .     (⌒  ⌒)
「二」                i.::!:::::::l:::Tト.:|.::: |十 ト.:::::::: l::::::::::::::: i      (_)
     < \        |::i!::::: l::::|トvL:斗:j_⊥\::::::::::::::::::::::|
       \ \      N|:::::::l::::|r:j   ´T ハ !.::::::::: i:::::: !
        \ \ __ /ハl:l::l::::|ヒ!   乂ツ リ.:::::::::::|:::::人
         \  マハ.: :∨::从j::N" '、_ _ ""/.:::::.:::: リ:V.:::: \

            /\/ /. :::::∨.::人:込  ー’ /.:::::::.::::/:::/.:::::::::::::\
 .         /  / /. :: :: ::i:X:\::\:≧ア.:::::::::::: :イ:::r ┴=≠ニミx:)
         /  / /. :: :: :: :ト ァ⌒\::〆. :。c<.::ル!/ヽ:: :: :: :: :: :: ::\
 .        ∧_ノ /. ::: :: :: :::j: ::: : :/:::ヌ´: : :/: : :〈 丶.∧:: :: :: :: :: :: :: :ヽ
       ∧__./. :: ::: ::: ::: :: ::/{:: :: :::ハ:./: : : / ∨/ ∧:: :: :: :: :: :: :: :: :.

        /.::/.: ::: ::: ::: ::: :: :: く: :.ルヘ:( : : : : : :く: : : :.∨/ ∧:: :: :: :: :: :: :: :: :.
 .      〈. :'. ::: ::: ::: ::: :: ::: :: :: :::X :: :: :::> --< \: :: ∨/ ∧:: :: :: :: :: :: :: :: :.
       . : ::: :: :: :: :: :: :: :::/⌒ト≧≠== -- ─ ┤\:::∨/ !:: ::: :: ::: :: ::: :: ::.

        \: :: :: :: :: :: :./ /:\ー --==≠ 彡! | !\乂 」:: :: :: :: :: :: :: :: ::}
         \: :: :: :./  /\: :::>─--─<.::.::〉」」  「:: ::: :: :: ::: :: :: :: ::, '
            ̄    /: :: ::〉 . ::_ ::_ ::_ : ::イヘ     \:: :: ::: :: :: :: :/
                   /: :: ::/:: :: :: ::: :: :: :: :: :: ::: ∧       \: :: :::: /
               /: :: ::/: :: :: :: ::: ::: :: :: :: :::: :'::∧        ̄
                /: :: ::/:: :: :: :: ::: :: :: :: :: :: :: ::.:'::∧ 


咏「さて、腕によりをかけるよエロ弟子ー!」

京太郎「わーい! って、誰がエロ弟子ですか!!」

咏「お前じゃい」ペチペチ

京太郎「ひーん」


 咏の好感度が上昇!



 七月四週目 帰宅後


京太郎「遂に大会まで二週間を切ったなー」

 泣いても笑っても、やれることは残りわずか
 限られた時間を、どう過ごすかがカギだな

京太郎「……」

 カチコチカチコチカチコチ

京太郎「ああ、時計の針を眺めるのって楽しい……」ポケー

 


 安価↓2

1 麻雀
2 容姿
3 運動
4 ラブ電話 ※アイジョウ以上
5 メール


京太郎「時計、か」

 この世界が誕生して、生物が生まれて
 麻雀というものができて……一体どれだけの時間が流れたのだろう

京太郎「……」

 長い歴史の中で強者が育まれ
 闘いが起こり、人々は新たな時代を築いてきた

京太郎「俺も、そんな中の一人になれるのかな」

 分からない
 でも――

京太郎「なりたいな。いや、ならなくちゃ」

 絶対になってやるさ

京太郎「……それでいいよな、昔の俺」


 安価↓2

00~09 ヤーマン『ダメです』

10~99 GOD

ゾロ目 ???



 始まりは小さな欲望だった
  
 だけどそれがいつしか、違った形に変わり

 今では新たな目標を追いかけている


京太郎「……ありがとな」


 未だに彼女は作れてないけど
 いつかきっと作ってみせるから

 だから、もう少しだけ待っててくれ


京太郎「……」


 覚悟は決まった
 いや、覚悟なんて既に完了していた


京太郎「ようやく、見えそうだよ」


 全国よりも、世界よりも
 遥か上にある高み

 そこへ――俺は辿り着いた



                ,. --- 、        ____
                  /,  ´ ̄ ̄` '⌒´     \
           、_/_/⌒ヽ , /            ヽ
            ,---、  / //    :       ヽ :.
           ,  / ̄-/ /' {   | |       | :
          / __   ̄,./ /-' l| l | |___ l |    |
            .:' /   ,イ _| | |ア__l { { | / }`| |    |
       /       ,:´ | { | l\{从 ∨ィ斧ミ、 |    |
    /\'´        /{  | 从{__,. \∨Vソ }イ ト、 ∧{
    ////\ r---  ´八 !∧  ̄   ,:  :.:.:  }/ノ/ リ
.   ///////\      \}∧         u 八/
  //////////〉        込、  __    ,.: /
  ///////// /          }>、   ` イ |从
 ,'//////// /   _      /--、l ` ̄ :,   |--、
.///////// /  イ/////\   {////}   /  「///|
'//////// /´// {////////ー '|////|   ,   |///l|
///////////// |l///////////ヽ// \    |////> 、
////////{/////{!/////////////////}--- /////////> 、





京太郎「んー……思ったよりも、普通だな」

 
 

 麻雀がすこーし上昇した
 麻雀がゴッドクラスに到達した

 麻雀において生涯無敗となりました
 称号『ジ・オールマイスター』を獲得しました



 七月五週目


久「さぁ! 来週は全国大会よ!!」バーン

京太郎「おー」パチパチ

咲「いよいよですね」

まこ「緊張するのぅ」

和「今の私逹なら、きっと優勝も夢じゃありませんよ」

優希「あたり前だじぇー!!」

京太郎「おお、その意気だ!」

久「須賀君に鍛えてもらった私逹に敵はいないわ!!」

咲「(確かに京ちゃんは強い。でも、やっぱり分からないなぁ)」チラッ

京太郎「ガンバルゾー」

咲「(オーラも何もないのに、どうしてこんなに強いんだろ)」ウーン

久「さぁ! 最後の仕上げよ! やり残しが無いようにね!!」

京太郎「はい!!」



 安価↓2

1 トレーニング
2 部活に行く
3 誰かをデートに誘う
4 アルバイト
5 師匠

※ もう麻雀は選べません



京太郎「じゃあアルバイトを」

久「」

京太郎「部長?」

久「いえ……須賀君なら試合の日まで何をやっていても文句は無いわ」

京太郎「すみません、断れなくて」

久「いいのよ……ただ、無茶はしないようにね」

和「本番前に体調を崩したら大変ですので」

京太郎「ああ、気をつけるよ」

咲「ところで、どんなアルバイトなの?」

京太郎「今日は……」



 安価↓2

1 一日執事
・15000円 成功率50
・成功時 容姿が2上昇

2 薬物実験
・30000円 成功率30
・成功時 全能力10上昇
・失敗時 全能力10ダウン

3 喫茶店
・6000円 成功率100
・選択時 最も低いステータスが2上昇

4 学校掃除
・10000円 成功率70
・成功時 運動が2上昇
 


京太郎「一日執事だよ」

咲「!?」

和「執事、ですか?」

京太郎「ああ。知り合いの人が風邪をひいちゃってさ」

久「須賀君が執事……?」

和「アリですね」

優希「似合いそうだとは思うじょ」

和「アリですね」

京太郎「ということで、龍門渕に行ってきます」

久「龍門渕さん逹によろしくね」

京太郎「何げにハギヨシさん以外の人と話すのは初めてなんですよねー」

 何事もなく終わるといいけど……



 龍門渕


{   `                                         /,ヽ
ヽ    \                                   _, -‐ ´ ∟_
  \     ヽ                              / \ /λ ヾ 、
   \     へ                          /  |iミ V.彡} l   } ヽ
       、     ー 、                     j   |l  ノ  j| |   ゝ 〉
        >、      ` ヽィュ_                    |i   ハ ゝ,  {| ヘ   \i
        /    \       \``ゝ,                }.   / ヾ、ヽ ヽゝ `,   ヽ
      /  |    , -‐       ` ヽ \           ノ. ∠`へ, '  ノ x弋 ヾミ 、 \
    〈  ',. |    }  }        \ }´`ゝ~ ュ _ . 〃  i'〈弋::リ`   ´{テ:::} 〉ヽハ   ,
    ヽ  }. |   ´  / ,,_       ゝ,,._      \ゝ 从 ,,    ,   ` ,,, / 从  /
     ′. ヽ ヘ.__, -‐ ト _ >、        ̄ ` ヽ   .\ ', ヘ  ャー― ,   . /ヘ ゙,ソ /j ゝ
      ゝ  ー,,ュ, -‐ ´ ー´,,   ` ー-  ,      }  ヘ   ` ヾ , ヽ  ノ , ´{| ゝ /ノ\ `ゝ、
        ̄            ゝー‐< ,,  _`` ‐- ´   }     ヽ ー < | f メ ⅳ \  \  `\
                       , -‐  `>ー- ェ   〉     \ /V ,ヘー- ュ  ゝ   ゝ、  ` ,,
                      /   /´´      \  \    .`  ひ二つ ∧   `ヽ  } ー 、  \
                  , -‐ ´    /  '      / ヘ            〉 \  |  、  ノ  ヘ  ヽ   }
                /       ノ ノ         〉、       /   i  \ ',  {   〉  \  \


透華「よくいらっしゃいましたわ!! 須賀京太郎!!!」バァーン

京太郎「あ、どうも」ペコリ

透華「初めまして。私の名はご存知、龍門渕透華でしてよ!!」ドッギャーン

京太郎「須賀京太郎です」ペコリ

透華「……思ったより普通の男ですわね」ジトー

京太郎「はい?」

透華「オーラを感じませんわ。本当にアナタ、強いんですの?」

京太郎「まぁ、自信はありますけど」

透華「ふぅーん……?」
 
京太郎「ところで俺は何をすればいいんでしょう? ハギヨシさんの代わりですよね?」

透華「ハギヨシの穴埋めはもとより期待していませんわ」

京太郎「」

透華「アナタには……」


 安価↓2

1 衣の相手(麻雀) 

2 透華の話し相手



透華「衣の相手をして貰いますわ」

京太郎「天江さんの?」

透華「ええ。県予選が終わってから、強敵に飢えていますのよ」

京太郎「構いせんけど……」

透華「(衣と私で、アナタを試して差し上げますわ)」フフフ

京太郎「天江さんと龍門渕さんと、後はどなたが?」

透華「そうですわね。一辺りに入らせますわ」

京太郎「(見事におもちがないな……)」

透華「せいぜい、楽しませていただきますわよ」

京太郎「あの、ところで」

透華「なんですの?」

京太郎「ハンデはどうします?」

透華「あらあら、もう既に負ける心配を?」クスクス

京太郎「いえ、そっちじゃなくて」

透華「?」

京太郎「俺が、どれくらいで打てばいいですか?」

透華「……?」

          / \_/\-―‐-y'´ \
         /-‐y'"  ,ヘ ヽ  / ∧   \
          /     ! \ヽ/ //i     ヽ
           ,:!.     |'"´`゙ y''"´ ´|      i
            | |     i |   /′   | i    .|
.           i |     ハ|   〈.!    | |    |
          !/   / |!   ヾ、   |ハ    |
          /    廾ー-_、__,  )!、_,._-‐┤  .゙、
         /   /./ fr、))  /′ fr、i) ゙、   `、
       /.イ   ∧|  ゛'"     `゙'"  ト、    丶
.      ///    ハ._ヾ⊂⊃      ⊂⊃ !人   ヾ、、
      i/ i ,i  〈  `,!             / .リ )  i、 ヽ!
.   /リ 、ソ   Y´;/i\.  ∠ニゝ ,..イ   /   |ノ ノ
  /      >、  ヽ!   `ー---イ´|:.:.:`ヽ/    / \
/   /:Y´:.:.:\   \       / |:.:.:.:/     イ、   \


京太郎「あくまで楽しむレベルってことでいいんですよね」

透華「」ビシィッ



透華「ふ、ふふっ……よくも、よくもこの私を前にそんなことを」ゴゴゴゴゴ

京太郎「?」

透華「覚悟なさい。泣いて謝っても……」

              //    ト、ヾ、 /// !      ゙、
              i |      ト、ヽ.V///i     |
                |  i    |゛゛゛゛/""´//     ゙、
                  |   !    丶   |   |.ハ     ゙、
             | /    i   \.!   || !_, -‐   ヽ
              !.//i  /    ヾ、 ーニ、´、 _   ヽ
           , .,ノ  !  /     i ハ ,::t==ァノ'´、    、\
        , -‐ ´'´/  / /.      /ノ::::i:..... ̄ 、、iヾヽ   、 、\
      /   // ./ /     //::;::ノ::::::   /) }| `   ゙、 丶ヽ
      i   ./.  //      //_  __   /_ノ| |     }  ヾi
       _ ‐'/ /´.    //、 `  ´  / l | //    ∧.   |
..----― '-‐.´ /     /,.イ | .!`:..、_,...::' |、| | |./    /、 `ー-ノ、_
フ ´  ̄    /     / / /,ィ'´ `ー- 、,、‐'´ .\./    /   \..ノ   ̄`ー-、__
      , -‐´i     i  l ̄\   ,イ、_|,_>、  /  / 丶   丶、       `ー
  _, -‐ ´    >、     \|   \//ハヾ、>' .//ヽ   \r-、  `ー-、_


透華「許しませんわ」

京太郎「……へぇ」

 ガチャッ

一「とーかー。衣を連れてきたよ……って!? なんで冷えてるのさ!?」

衣「!? き、清澄の俗物!?」

京太郎「(俗物呼ばわりされた)」グスン

透華「打ちますわよ」

一「え? ボクも!? 透華と衣と、こいつと!?」

衣「……? (この男、以前まで感じたオーラがどこにも)」キョトン

一「やだよー、死んじゃうってば!!!」

透華「一」

一「……はい」グスッ

京太郎「そう構えなくて大丈夫ですよ国広さん」

一「な、なんで?」

京太郎「そんな殺伐とはしないと思いますし」アッケラカン

衣「(なのになんだ、この男の……溢れ出るような自信は!?)」

京太郎「それに、すぐに終わりますから」ニコッ

透華「……」



 対局開始

京太郎「龍門渕さんが親かー」

透華「……」

衣「(今宵は満月ではない。が、この男に衣が負けるとは思えない)」

一「あーもう、最悪だよー」ゲンナリ

衣「(それほどまでに、この須賀京太郎にはオーラが無い。雀士として致命的すぎる)」ジロリ

透華「……さぁ、行きますわよ」スッ

京太郎「ん?」

透華「卓は私が支配しますわ」ズズズズ

衣「!?」

一「(うわぁ、出たー。冷たい透華の治水)」

衣「(河を支配する能力。それに加えて衣の力も加われば!)」カッ

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


一「ひぇー!!」

京太郎「……」

透華「衣によってアナタの手はゴミ同然」

衣「そして、透華の力で鳴いて他家から手を引き寄せることも不可能」

一「(詰みじゃん)」

透華「さぁ、どうしますの?」ジッ

京太郎「……ははっ」

衣「!? (笑った!?)」

京太郎「受け攻めいくつか予想していましたが……」スッ

/     ,     /   /   / /             |   |  :.   .   :.
    /     /   /    '    |   |     |   |  i|   |    .
  イ        '   /|    /|  l   |   |     |   |  l|   |    |
// /      |   | {   ' :.     |   |     }   |  l|   |   {
 ' 〃         |   |  | |   ト,  :     /| /| /|    '  ∧|
/ / .'   ,:  ' Ⅵ |_'. |  | |   | l   |     ' }/ }/ :  /  .イ `\
{/ /   / /  / {  |  Ⅵ≧!、,|   | 、 |   _/ム斗七    /:. / }'
 '   ,イ / | { 从 | イ  {::しメ∧   l  Ⅵ   イ {::し刈 `ヽ'  ' }/
'  / /イ Ⅵ :.  Ⅵ    Vzり \  、 }  /  Vzり   }/  /
/        | 从   |            \ ∨/        ,  /
       _∨∧ :.             ` \           ,:_ノ> 、_
 ,  <//////{/{{`∧         、              /  }}//////> 、
´//////////// l| ,∧             _    ∧  ||///////////>
/////////////从 {   、         _  ィ -vノ    ' } /'/////////////
/////////////{/∧   l\   ー=≦__ ,   ´   /' / イ∧/////////////
/////////////|//∧  :. \               / / /'////}/////////////


京太郎「それは悪手ですよ」パタン

衣「は?」

京太郎「ツモ。混一色ドラドラです」

透華「えっ……」



一「え? なんで? 早っ……というか、イーシャンテン地獄は!?」

透華「……」

衣「(それよりも……まるでオーラが見えなかった)」ゾッ

透華「(衣は相手の手牌をオーラで判別出来るハズ……しかし)」チラ

衣「???」

透華「(これは一体……?)」

京太郎「まず一回っと」

一「い、一回?」

京太郎「ああ、俺は点数より和了回数でなるべく数えるんです」

一「和了の数?」

京太郎「点数はおまけですし」

透華「?」

衣「?」

一「????」

京太郎「さぁ、東二局ですよ」ニッコリ


一「あれ?」

 それに最初に気付いたのは、意外なことにも三人の中で一番実力の伴わない……国広一であった

透華「……」ゴゴゴゴゴ

衣「……」ゴゴゴゴゴ

 絶対的な強者の間に挟まれ、普段なら怯えてまともに打てないであろう弱者である彼女だからこそ気付く
 
一「(今日は、二人がそれほど強そうには感じない)」キョトン

 あの池田華菜が触れただけで戦意喪失しかけた天江衣のオーラ
 その衣、さらにはプロと宮永咲を加えても勝ち得なかった冷めた透華のオーラ

 これらの間に挟まれながら、至って平静を保てていた理由

 それは至ってシンプルなものだ

京太郎「ロン」

一「あっ」

京太郎「安目ですが、これで二回目です」

 敵意が迸る二人のオーラとは違い、須賀京太郎が纏う優しい空気
 それに感化されているのか、一は恐怖に怯えることなく闘牌を続けていられる

 そして、その事実こそが――オーラの見えない京太郎の秘密を明かすカギとなる

京太郎「……三回目、行きましょうか」



衣「……馬鹿な」

透華「こんな、こと……」

一「本当に……すぐ終わっちゃった」

京太郎「ありがとうございました」ペコリ


 結果として、ただの一度も他者に譲ることなく
 京太郎の勝ちは決まった

 しかしそれは決して、相手の心を折るような打ち筋ではなく

 ただ運がよかった人間と変わらない、安い点数から高めの点数まで
 和了役すらもバラバラの打ち筋だった


衣「こんな複雑怪奇なことが……」

透華「一体、どういうことですの?」

京太郎「どうと言われても、俺は普通に打っただけですよ」

衣「そんなことで、衣の力を防いだと言うのか!?」

透華「ありえませんわ。オーラも出さずに……!」

京太郎「出さずに? いえ、ずっと出してたと思いますけど……」

一「え?」

京太郎「……ん? ああ、こうしないと分からないのかな」

 途端、京太郎がほんの『少し』だけ力を抑える
 すると――


 ズ     ン      ッ


透華「がはっ!?」

衣「ぐぁっ!?」

一「」ジョバー

 今までは『感知』することすら出来なかった京太郎のオーラが
 三人を覆い、押しつぶさんとばかりに襲いかかる

京太郎「あっ、すみません」

 緩めていた力の波を抑え、京太郎はペコリと頭を下げた
 

透華「はぁ、はぁ……っ、そういう、ことでしたの」

衣「……」

 一般人が天江衣や龍門渕透華の対局を見ていても
 その凄まじさや、オーラを感知することは無い

 次元がまるで違う相手の力量が分からないのは当然のこと

衣「こんな簡単なことに、気付かないとは……」

 ではもし、その一般人と天江衣との実力差が

透華「……格が、違いますのね」

 そっくりそのまま
 彼女たちと京太郎との間にあればどうなるか

京太郎「……」

 彼女たちは京太郎の実力を見極めることすら、不可能となるのだ


 アルバイト終了後

透華「これは今日のアルバイト料でしてよ」

京太郎「ありがとうございます……って、こんなにも貰っていいんですか?」

透華「これはアナタを見くびったお詫びですわ」

京太郎「でも、ただ麻雀を打ってただけですし」

透華「いいえ。アナタクラスの相手と打てたと考えれば、安すぎるくらいですもの」

京太郎「最初……龍門渕さんは場を支配しようとしましたよね?」

透華「? ええ」

京太郎「あれはよくないです。相手がどんな実力かは分からない時は特に」

透華「手痛い言葉ですわね」フフフ

京太郎「決して自分の力を過信しちゃダメですよ。能力はあくまで手段の一つですから」

透華「もっと……アナタに早く会えていれば」

京太郎「え?」

透華「(私逹が全国へ……いえ、それは泣き言ですわね)」


       |    , ィ'' ´       `゛ ‐!::::::::/          __
       | , イ   _          |:::: />、   _ ,, -‐< ̄::::::::::::

       |'   , '"     ___  |:::/   ,>'"::::__:::::::::::::::::::::::
       |.  /, '   ¨ ̄゛ ''¬-ミヽ! 辷‐イ:::::::::::: __二 、:::::::::::::::
       | , '/             `ヽ マ " ̄ ̄ \     `丶、:::
       |' /  /  /  /       \ V      \      \
       |/  / ¨フナメ‐-、./ /         ぃ       .',
       |  /! イ/ l,」  〃メ     /l    `.|       l
       | ム」z弍ミ! |`ヽ!./   . /| !   .!        .l

       | .レ´ィV¨::ヾ㍉、| !ハ   .// j -.、  l.| .|       .|
       | {! f込::::::: リ !'ヽ ! |  イ/ x' | `メ/  |        |
       |ヽ!弋-c:ン     、 .ム!_/ ハ イ,ヘ ,'   |    |
       ト、` "' ̄       ヽ|-ニミX/ノj ∨    ,'    ! |
       y 〉:::::        ,イ::::::::::ヾト / /   /    /.,'
       (_/ 〉     ,    f伀:::::;;ア |xイ/   /    /l/
       /_/}         ヽ,辷ン'ノ/イ   イ/  . /〃
      こ,-久    `      ゛   彡'´   彡イ ///´
.       Yヤ \       :::::  -二 -‐T フノ ,イ/ノ
       レ^ヽ  ` ―‐-  ,  イ / // ||..z'' イ彳
       (_ イ    /入  // /  !// .||   ! |

衣「……」オズオズ

京太郎「天江さん?

衣「きょ、今日は……いい経験が出来た」

京太郎「そう言ってもらえると嬉しいです」

衣「だから、その……」

京太郎「また」

衣「!」

京太郎「また打ちましょうね」


     /       |  | __/_」ト.   i! ハ_   .! i! |  |   ',
      i   !   || |/「 /  Ⅶ   Ⅳ´ヽ  ̄`トハ i!   !   |
      |  | |  ||ヘ. Ⅳ  ヽ ヘ  !  ´ }  /!| | |  !|   i!
      |  | |  ||  x≠≡ミ  \ { x≠≡ミxリ }!|  リ / |
      |  | |  |i! 〃ん::::::ハ   `\ん::::::ハヾ. ,リ / i!  i!
     Ⅵ i!ト、 从《 う:::::::oリ     う:::::::oリ 》//   |   |
       Ⅶハ`ト、ヘ. マZン      マZZン /イ   .!  i!
         }从八 `トヽ xxx        xxx   /    |   ∧
      /   iト、{      r:::7 ̄ ̄ !    /{     |   ∧
       /    |! 人      ∨   ノ    ,イ |    |   ∧
      ./    i!/  > .   ` ー ´  _ イ | |    |    ∧
     /       |!  /  _`rト __..   ´ ,ト、! ! !    ∧    ∧
  ./        i! ./   | \     / ^ { !∧    ∧._    \
. /    /´ ̄\_ .. イ   ゝv<    ゝ、 ∧    ∧ \     \

衣「……うん!」パァァ



透華「……完敗でしたわね」

衣「清澄が羨ましい。サキがいて……キョウタローがいる」

透華「あら、私逹だけでは不満ですの?」

衣「不満……? 空前絶後、衣がトーカ逹に不満を抱くハズもない」

透華「ですが?」

衣「サキとキョウタローは別腹だ」クスッ

透華「同じ事を考えているあたり、血は争えませんわね」クスクス

 もし、ほんの少しだけ世界が違った形なら
 彼女逹の下で努力し、自分を磨き、頑張っていた彼が傍らに存在していたのかもしれない

透華「須賀京太郎……是非とも、欲しい人材ですわ」

衣「……ああ」フフフ





純「おーい、生きてるかー?」

一「」ブリブリブリ

智紀「ツンツン」

純「棒でつっつくのはやめろって」

智紀「でも、片付けしないと……

歩「ど、どうしましょう。お医者さんを呼ばないと」オロオロ

純「一日経てば治るだろ。多分」

一「」チーン


 後日、薄着はほどほどにしようと誓った一ちゃんなのでした


 容姿が少し上昇!
 アルバイト料15000円を手に入れた

 新サクセス【借金執事 龍門渕編】が開放されました


 麻雀100の初バトルだから凝ったけど、あんま強そうに描けなかった件
 あと、今回の週では参戦遅すぎるから龍門渕組は好感度表に入れなかったよ!! 


 最後にもう一回、夜行動をやりますよー



 七月五週目


京太郎「うっし、アルバイトもしてお金も溜まったぜ!」

 いよいよ明日から全国大会かぁ
 新幹線にも乗り慣れたし、もう酔うこともないだろ

京太郎「旅行カバンの確認も済ませたし、後は……」

 明日に備えて寝ればいいんだろうけど
 どうも寝付きが悪い

 ここは何かやって、眠気が来るのを待つべきか

京太郎「遠足前の小学生かよ」

 なんて嘆いていても仕方ない
 さぁ、最後の日に相応しいことでもしよう



 安価↓2

 
1 容姿
2 運動
3 ラブ電話 ※アイジョウ以上
4 メール

4淡


>>515
 あわあわとな!? あわあわって言いました!? 
 ワクワクもんだぁ!! ではなく


 すみませんが、淡とのメールは次回更新に持ち越してもいいでしょうか?
 今の状態であわあわの魅力を十二分に引き出せるとは思えませんので
 金髪に妥協は許されない、はっきり分かんだね

 次で淡メール→全国大会(女子団体)といった感じで
 その後は個人戦の流れで、隠しボスのアラサーやしげるとヤって終わりですかね

 それと、次週の下地をあまり考えてないので何か要望あればお願いします
 アイデアをください! なんでもしますから!!

今日は来るかな?


 これ、強くはなったけど彼女は出来ずにBADENDとかになっても問題ないのかな
 それともここから大逆転でゴールインするキャラが現れるのだろうか……

 ま、あわあわがかわいいからなんでもいいんだけど

>>544
 くるよー


 七月五週目


京太郎「よっし、荷物の準備も終わった」

 後は明日、みんなと一緒に新幹線で会場に向かうだけだ

京太郎「……全国大会、か」

 きっと見知らぬ選手逹が待っているんだろうなぁ
 咲逹、負けずに頑張ってくれればいいけど……

京太郎「っと、そういえば」

 大星とも会う約束をしていたんだった
 どこで待ち合わせすればいいんだろう

京太郎「メールしてみるか」メルメル

 
 安価↓2 

1 『起きてるかー?』
2 『よぉ、大星。ちょっといいか?』
3 『無言の空白』
4 『いよいよ明日だな』
5 『好きだ!!!』

 安価↓3 

0~19 ならヤンテル乱入

ゾロ目なら ばぶるチャンス 



京太郎「少しふざけてみるか……」

 アイツ、いつも俺をからかうし
 ここは脅かしてやろう

京太郎「……」メルメル


京太郎『好きだ!!!』


京太郎「送信っと!」

 さて、どうなるかなぁ……
 
京太郎「……」


  東京


淡「んー……明日は全国大会かぁ」ゴロゴロ

 ブーッブーッ

淡「ほにゃ? メール?」

京太郎『好きだ!!!』

淡「……え?」ゴシゴシ

京太郎『好きだ!!!』

淡「えっ」カァッ



 10分後


京太郎「返事が来ないな」


 30分後


京太郎「……?」


 50分後


京太郎「もう寝てるのかな」ウーン

 ブーッブーッ

京太郎「!」

淡『……どういう意味?』

京太郎「お?」

 意外とまともな反応だな
 ここは……


 安価↓2 現在ストック上昇好感度+5

1 追い打ちをかける (成功すれば好感度が更に+5)
2 もうやめておく  (やめておけば上昇好感度+5で終了)

 安価↓3

00~09 ヤンテル乱入
10~49 しっぱい(上昇好感度+3で終了)
50~99 継続
ゾロ目 ばぶるチャンス



京太郎「そろそろやめておくか」メルメル

京太郎『冗談だよ。別に変な意味じゃないさ』

京太郎「こんなもんかな?」

 ブーッブーッ

京太郎「おっ」

淡『さいってい!! さいあくヽ(`Д´)ノ 信じられないっ!!!!』

京太郎「ガチ切れじゃないですかやだー!」

 おいおい、こんなジョーク一つで何を怒ってるんだよ
 まさか本気にしたわけじゃあるまいし

京太郎『ごめん。お前になら、こういうこと言っても平気だって思ったから』

京太郎「……」

 ブーッブーッ

淡『酷いよ……私、ずっとキョウタローのこと好きだったのに』

京太郎「……えっ」ゴシゴシ

淡『酷いよ……私、ずっとキョウタローのこと好きだったのに』

京太郎「えっ」カァッ

 ど、どういう意味だよ!
 というか、はぁ!? なんで、どうして淡が!?

京太郎「お、落ち着け俺!」

京太郎『あの、その! ごめん、気持ちはすげー嬉しいけど、急に言われても俺、どうしていいか……』
 
京太郎「……」ドキドキ

 ブーッブーッ

京太郎「淡!」バッ






淡『ねっ? ジョークじゃ済まないでしょ? ( ´艸`)ムププ』

京太郎「」

 ブーッブーッ

淡『m9(^Д^)プギャー』

京太郎『よくも騙したァ!! 騙してくれたァァァァ!!!!!」


京太郎『すみませんでしたOrz 』

淡『わかればよろしい! ああいうこと、もうやっちゃダメだからね?』

京太郎『なんつーか、すげードキドキして、やばかった』

淡『……ほんと?』

京太郎『うん。告白されたことはあるけど、あんなにドキドキしたのは初めてだった』


淡「うぐぅっ……んふっ、ふふ……へへっ」バタバタバタ



淡『私も一緒だよ』



京太郎「……え?」



淡『キョウタローだから、すっごく嬉しかった』

京太郎『……そうやってまた騙すつもりなのか?』



淡「……騙すつもり、かぁ」



淡『あはっ、バレた? (´・ω・`)』

京太郎『バレバレだっつぅーの』

淡『そっかぁ。バレバレだったかぁ』

京太郎『今の俺は警戒心バリバリだからな』

淡『……でもね』

京太郎「ん?」

淡『嬉しかったのはホントだよ?』

京太郎「……」キュンッ



淡「……!」

京太郎『俺も』

淡「あはっ♥」



 淡の好感度がぐんと上昇!
 


 【須賀京太郎 育成完了】 第一週目 須賀京太郎のステータス育成が終了しました ※大会でのイベント点の実装はまだ未定
 さて。ここで一度、物語開始時の京太郎のステータスを比べてみましょうか

 麻雀が少し強いくらいの、俊敏に動けるニキブ長髪デブだった須賀京太郎君
 彼はわずか四ヶ月足らずの育成により――


~須賀京太郎~
・麻雀 45 イケイケ
・容姿 10 サイアク
・運動 55 イケイケ
・所持金 0

【ステータス表】
―――――――――――――――――――
00  | □ || □ || □ |ゴッド
95  | □ || □ || □ |――――
90  | □ || □ || □ |ワールド
85  | □ || □ || □ |
80  | □ || □ || □ |――――
75  | □ || □ || □ |ゼンコク
70  | □ || □ || □ |
65  | □ || □ || □ |
60  | □ || □ || □ |――――
55  | □ || □ || ■ |イケイケ
50  | □ || □ || ■ |
45  | ■ || □ || ■ |
40  | ■ || □ || ■ |――――
35  | ■ || □ || ■ |フツウ
30  | ■ || □ || ■ |
25  | ■ || □ || ■ |
20  | ■ || □ || ■ |――――
15  | ■ || □ || ■ |サイアク
10  | ■ || ■ || ■ |
05  | ■ || ■ || ■ |
―――――――――――――――
    麻雀  容姿 運動      




~須賀京太郎(ジ・オールマイスター)~
・麻雀 100 ゴッド
・容姿 63 ゼンコク
・運動 70 ゼンコク
・所持金 27000


【ステータス表】
―――――――――――――――――――
00  | ■ || □ || □ |ゴッド
95  | ■ || □ || □ |――――
90  | ■ || □ || □ |ワールド
85  | ■ || □ || □ |
80  | ■ || □ || □ |――――
75  | ■ || □ || □ |ゼンコク
70  | ■ || □ || ■ |
65  | ■ || □ || ■ |
60  | ■ || ■ || ■ |――――
55  | ■ || ■ || ■ |イケイケ
50  | ■ || ■ || ■ |
45  | ■ || ■ || ■ |
40  | ■ || ■ || ■ |――――
35  | ■ || ■ || ■ |フツウ
30  | ■ || ■ || ■ |
25  | ■ || ■ || ■ |
20  | ■ || ■ || ■ |――――
15  | ■ || ■ || ■ |サイアク
10  | ■ || ■ || ■ |
05  | ■ || ■ || ■ |
―――――――――――――――
    麻雀  容姿 運動      


 なんということでしょう(白目)


 お次に全国大会でやることについて

 色々な高校と交流して欲しいという意見が多くありましたが
 ここで新規が絡んでも大してヒロインレースに参戦出来ない&グダるのは目に見えてまして

 なのでここでルート制にしようかと思います
 
 現時点でフラグが立っているルートのどれかに進行する形で
 全国大会でメインに絡むキャラを決定します(メインヒロインに選ばれるとは言ってない)


1 清澄ルート
・団体戦をメインに清澄勢、咲と照の確執関連で白糸台と絡む

2 阿知賀ルート
・勘違いから始まったやり取りをきっかけに、和と穏乃と協力して大魔王アラフォーを倒せ

3 個人戦ルート
・共に長野代表となった和、美穂子、ゆみを筆頭に、最凶の相手しげるに挑む

4 雑食ルート
・特に制限を設けず、自由行動のみ ボスも何もなくただフリーダム 
※安価が割れればまず間違いなく、女々しい野郎どもの歌END

 この中から選んでもらおうかと思います
 多数決にするかコンマにするかはみなさんの反応しだいということで
 


3 個人戦ルート
・共に長野代表となった和、美穂子(←ん?) ゆみを筆頭に、最凶の相手しげるに挑む

透華「……」


    : : .    ヾ 、:     丶: .
    . : :、: .   ‘,ヽ: : . .    ヽ: .
  . : : : ;,;ヽ: .   ',== 、: : : .   ヽ:.
. : :,;才"´  ‘, .   ',   丶: : :.   ‘,.
イ    _- . ‘,   ハ   ‘,: : .   ', :
  ,.ィ"´  . . . .‘,:.  i: : : : : :', : : :   '; :
イ  . : : :,,;。-≦='; :  lミ≧=-} : :   . : :
. . :,:ィ升''"´    _',: : !  ` '''l : :  .: : :
ィ匁'"     ,+±-, :. l、   l : :  i : :
才        rTlllllllllli, : l+  l :   .! : :
       丈llllllllllllli : ll  八 : . .ハ : :
        于+lllllllllllli, :.!   .ヽ : . ヘ : :
、       '±┼十´l:.l    ヽ : . ', :

ミ爻x、            l:l     ,ィx : .
ベ''爻≧ト.,,_       l:! _,,.。ャ爻彡ム: : :
`: 、ヾミミ=爻三圭ニ圭非圭圭彡''"- ',: :

  ` ー` ‐=ニ:三三三ll三ニ≠二 ‐ ! :
           ̄ - l!=ニ= ´   .! :


 今のとこ1、3、4が出ていて2は無しの方向かな?
 では23時30分で集計打ち切る多数決式にしようかしら


 更新してたら2出てるやん
 みんな同じくらい出てるならコンマ神に全てをたくそうかと思ったのですがね

 票数が僅差ならコンマで最終決戦やりまぁす!
 ぶっちゃけ投票は不正も行えちゃうので……


 中間報告
 これはもうテルテルラスボスかも分からんね

 ちなみにしげるは二週目でもだそうと思えば(王者の風格)
 淡は確実に出ます(揺るがぬ金髪好き)
 あと豊音さんを出せなかったで絶対出します(全ギレ)



1 ■■■■■■■■■■■■■
2 ■■■■■■
3 ■■■■■
4

 これもう投票無しで1でよさそうですね
 一応、阿知賀と個人戦組に触れますので

んー 残念だな


>>615
 最初に方針を決めていなかったこちらの不手際ですね、はい
 二週目はもうちっと地盤を固めるのでお許しください


 もはや全て決まりました
 こうなった以上、もはや清澄と白糸台以外のヒロインレースはフヨウラ!!!


咲【77】
まこ【45】
優希【50】
和【74】
久【66】
咏【51】 ←ボッシュート オレノヨメガァァァァ
美穂子【36】 ←ボッシュート オレノヨメガァァァァァァァァァァァァァァァ!!
淡【55】 ←オレノヨメダァァァァァ!
穏乃【35】 ←ボッシュート オレノヨメガァァァァ


 咏、美穂子、穏乃が好感度表から消えます 

好感度外れた組が俺にとって地獄すぎる

2週目に期待しよう


>>621
 分かる……分かるでぇ……

>>623
よう言うた! それでこそ漢や!!


 それでは新規参入の宮永照(ラスボス)の設定をば
 まずは敵対レベルを決めて、そのあとに好感度判定を行います
 ここでゆるめのテルーを引けば、好感度判定も甘くなりますので


 安価↓3  

00~09 白糸台症候群レベル5
10~19 殺意の塊
20~39 復讐鬼
40~59 憎悪
60~79 宮永照
80~89 ポンコツ
90~99 泣き虫テルー

ゾロ目 京ちゃん大好きちゅっちゅテルテル



 【悲報】インターハイチャンプ宮永選手ポンコツで発見される
 これもうわかんねぇな(結末がどうなるか)


00


 途中送信やめちくりー
 まさか、ね、流石に好感度判定では奇跡は起きないでしょ



 安価↓3


00~09 嫌いじゃないけど好きじゃないよ
10~39 好き
40~69 大好き
70~89 だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあいすきぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!
90~99 愛しい京ちゃん!おはよー!チュッ(笑)  

ゾロ目 京ちゃん京ちゃん京ちゃん京ちゃん京ちゃん京ちゃん京ちゃん×364364  





 五月第二週 白糸台


照「えへへっ……んふふふっ」ニマニマ

菫「どうした照? にやけた顔をして」

照「別に」フイッ

菫「そうか。なら構わないが……」クルッ

照「……そわそわ」チラチラ

菫「……」

照「そわそわ」チラチラ

菫「話しかけて欲しいのか?」クルッ

照「! べ、別に……」フィー

菫「……」

照「で、でも。菫が聞きたいなら話してあげるけど」

菫「ああ、話してくれるか(やれやれだな)」

                        
                    
                ______    
              ´         `丶、
          /
                               \
.          /                 \    \ \
          ′        /              \
       |:   │    │        |  |   |   ヽ
       |:.:..   |     '⌒|      │|⌒∧   |  ̄ ̄ ` / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       |:.:.:.:.:.:.|i   |  |八/l /|  人|/ ハ  |       |
.        '.:.:.:.:. 八   |八|  -  |/ x.=ミ { :. リ       | もう
.        '.:.:. : r‐\ |  x.‐=ミ    . 、、、Ⅵ:/ |    /  しょうがないなぁ~
           '.:.: 人て ⌒    、、、         J}/:.: |     ̄|   あのねあのね!!
          、:.:个:ー:-、    _  ‐~ァ  イ\:│      |
          \|\:\_{>   `ー -=≦|ノ_ ∨      \_____
          r≪⌒¨¨  \  ̄[\   》 |\
          //⌒≧==-   マ⌒¨¨¨〉 // | ノ\


照「私の大切な人がね、すっごく頑張ってね!」

菫「あ、ああ」ドンビキ

照「かっこよくなってて! 強くなって!」ブンブン

菫「手を振り回すな! 危ない!」ビクッ

照「それでねそれでね! 私にインタビューしたいってテレビ局の人がね!!」

菫「……は?」

照「それでさっき、受けてきたんだぁ」ニヘラァ

菫「は?(威圧)」


菫「取材って……待て。順序立てて話してくれ」ズツウガ

照「?」

菫「まず、お前の大切な人というのは?」

照「京ちゃんっ!!!」パァァ

菫「……お前との関係は?」

照「恋人っ!」

菫「……」

               ,. '" ,. 、\ ,. -‐ 、

             /  /  `    ´`  \
             /                 \ヽ
          ,.'    '    /  i !     ヾ
           / '    l  / ,'./   l. !|    !   ゙ l
         ' /    .l / //    'l l !    l !   !l
.           ' .'     l/ ー '-―_-' リ└- _!,!_   ! !
          ' l     l イ~~~下     ,.二、、ー,、/l! l
         l .l       l ヽ ノ     'i  リ ヽ.!    l
.         l | !     l!          ` "   l    l
         l l ー- _!         ,     l    l.!
.        l  !     |                ト、    |!
       l l !    .l.ヽ      , ― 、    ,. |  ` ┘
        l   !     !.l 丶      ⌒     .イ !
         !  l    l ! .!           <   .!
.         l l  !     ゙、 i   `   ´       !
       l l   !    ヽ 、      .!    !    !
        l  /ヽ.    ヽ  \  l、   !    l
        l./  、 丶    ヽ.   \ヽ` 、 l
      ,.'     丶ヽ   ヽ    \_.ヽ、 ノ
.      l        ヽ\   \     ヽ ヽ\ 、
      l           \   丶    \ヽ   ヽ
.      l           i  ヽヽ.  \、.   ヽ .   l
     /          l   ヽ ヽ  ヽ.\.   ヽ  lヽ
.    /          l,'    ` ヽ.  ヽ \  ゙  ! !

菫「は?」

照「いや、違うかな。許嫁? 婚約者? それとも内縁の妻?」ムムム

菫「それはもういい。で? その京ちゃんとやらが……」

照「菫」ギロリ

         /.::/.: :,'.: :: ;:;イ:: :: ::i:: :: :: :: :: :: :: ::ヽ
.        /.::/.: :: i:: :: ::i/i:: :: ::i!iハ:: :: ::i:: :: :: :: ::::.
.       /.: /.: :: :/.: :: :i.:::i!:: :: :i i:ハ:: :: i!:: :: :: :: ::::.
       /.: /.: :: ::i!:: :: ::!::::i!:: :: iィ!厂ヽ:: :ii:::i:: :: i:: :::.
     .:::.: ::!i:: :: i:i:!:: :i::!::::.ハ:: ::i:::ヽ茫弐::ゝ:!:: :: :i:: :i::.

    .:::::.: :::i!i:: ::イ:i:i:: ii::!::::::: ヽ::!゛゛:::.-・゙'ヽ!i!ヾ:: ::!:: :. :.

.   .:::: ::: イ !:: :/i:!ハ:: ハi::   ' ヽ      i/i:!:: :!:: :::. :.
   .:::::/  !/!:::!::i:ハヽヽ            /'i::!:i:::i:i:: ::. :.
       /.::ヽi:: !':: ::ヽ     , ‐ -    /.: :i:: ::!ハ:!:: :::. :.
     /.: :: :: .: :: :: :: ::>    ´     ,イ:: /.: :::i:: :!i:: :::  :.
    / .: :: /.: :: /.: :/.: ::>     / !:/.: :: ::i:: ::i!:: ::   ::
  / .: ::イ.: :: ::/.: :: :/.: :/ ヤ  `     / ヽ:: :: :i:: :::i:: ::  .:
 /   .::: /.: :: :/.: :: ::/.::ノ 乂 }     /iヽ } `ヽ:: :: }:: .: .::
/  .::  /イ:: :/.::;; -゙ ニ  ヘ } ヽ   .: :: :::}   ヽ;;_ノ.::

  .::  { !ィ 二         ヘ   ヽ  .: :: :;;}      ニー._
  .::   / ヽ ヤ:.         ヘー-、  .: ::':: :}     〃/ ヽ
     /   ヽヤ:.         ヘ _ - ‐ 、::}     〃/  .ハ
.    /    ィ  ヽヤ::.        ヘ    :: }     〃/     ヽ

照「馴れ馴れしく、京ちゃんとか呼ばないでくれる? それ、私だけに許された呼び方だから」

菫「(めんどくせぇええええええ!!!)」


菫「ではなんて呼べばいいんだ?」

照「須賀京太郎だから、須賀君とかでいいんじゃないかな」

菫「須賀君……待て、それはあの長野の須賀京太郎のことか?」

照「あれ? なんで知ってるの?」

菫「なんでも何も、凄く有名だぞ(歴代最多得点を叩き出した一年生だと)」

照「そんな……私と京ちゃんの関係がもう世間に公表されてしまったなんて」モジモジ

菫「話を続けてくれ」

照「あ、うん。菫も知ってると思うけど、京ちゃんが私の記録を破ったでしょ?」

菫「ああ、あの若き日の小鍛冶プロをも越えたお前の点数をな」

照「凄いよねぇ、かっこいいよねぇ……あぁ、私の京ちゃん」ウットリ

菫「はいはい。それで、記録を破られたお前の元に取材が来たというわけか」

照「そういうこと。私、張り切って答えたよ!」

菫「お前が自信満々に言うとかえって不安だが……」


 ガラガラ

誠子「お疲れ様です。白糸台の五人中、前作で唯一、個別回が無かった亦野でーす」

菫「亦野、どうした?」

誠子「あ、部長。実は宮永先輩に頼まれていたテープを……」

菫「テープ?」

照「早くちょうだい!!」ギュルギュルッ

誠子「ひっ!? こ、これです!!」ブルブル

菫「なんのテープだ?」

照「私のインタビュー映像を録画してもらったんだ」

菫「録画? なんでまた?」

     ´:::::::::::::::::::::\
   /::::::::::::::::::::::::::::::::.
.  /::l::::|∧:::::ト、|∧:|::|:::::.

  厶人::|\\!斗七|/::::::|
    |::::|' ┃  ┃ ハ:::::::|
    |::人''  , 、 '',r‐|l:l::リ
    Ⅵ八≧ァャ 〔_:::;リ:|/
  _   _,.-='/' /`>_
 |ノ 、/ ト、__「/_∠/´|

 |_.ノ \_|/∧|   |l  |
 l   .ノ |l_/  l_γ⌒ヽ
   ̄´

照「私、テープ使えないから」ドヤァ

菫「あ、そう」



誠子「じゃあ、映しますね」

照「綺麗に撮れてるかなー」ワクワク

菫「どうだろうな(外面はいいからなコイツ)」ジトー

 ザザッ

照「!!」

誠子「映りましたよ」


インタビュアー『それでは白糸台高校三年生の宮永照選手にインタビューしたいと思います』

宮永照『……』ニコニコ


菫「おお、綺麗に映ってるな」

誠子「本当ですね」

照「ふふ、見所はここから」ニヤニヤ



インタビュアー『惜しくも記録を破られましたが、宮永選手のお気持ちはどうですか?』

照『お気持ちですか? それはもう……」

                ___
              ...:.:.:.:.:.:.:.:.:. : : : : : : : .
          /.:.:.: : : : : : : : : : : : : : : \

          /:./:.:/ : : : : : : : : : : : : ヽ : : :.
          ′:/: : :/: : : ∧:..: : :|:..: : :|: :| : : : :.
       / |:.:|: : : : : /|:| |: : : :|V: :∧ |: : :| : i
        /   ー|―|斗f‐┼ |: : : :| |─-l、|:_l,ノ|
.      //:i: : |: : |八ハ:{ |:..:./リ |/  }人 : l:ヽ!
     厶イ |.:.: ∨:|灯j芯ヽ1ソ ィjア苅Υ: :/: : |
       │:..: :{い.乂(ソ ′  乂(ソ/ }ィ: : : :|

       │:..: :|  :':':':   ,    :':':':   |: : : :|
       │:..: :|‐ヘ           r‐|: : : :|
       │:..: :|:.:八    ∨ ̄ノ    ノ:.:i : : : |
       │:..: :|:.:.:.:.:.> .. ___ .. <:.:.:.:.|: : : :′

       │!│|:.:.:.:.:.:.:.:.|   __  |:.:.:.:.:.:.:.|:.:./リ
         乂人|八:.:ィTノ {爻} {ア> :.ノイ
        / <    |___ Ⅵ/__/    >
.      r<丶      ∧__ }へ‐ァ       >‐┐
    /  \ 、    ∧/ニニ}′    //   `ヽ
     |    丶\      |  ー‐}     //     |
     |        \ ー===|  r=ァ′=‐'ィ:.//      |
     |       { ヾ≧=/  .}={=≦:.:./ .′      |
     ′         〉 ゞ=/   /}{:.、:.:イ==ノ
   /   __,,/斗-〈  /  /: }{:.:.:\  {  、 ノ     }
   ゝ   /.-====ハ . ′ /.:.:.}{:.:.:.:.:.ヽ Υ¨¨¨¨¨ ヽ /
      \{/ 斗―∨    .:.:.:./}{\:.:.:.:.|  }=======/
       ∨ハ   /   /:.:./.〃  }:.:.:.| ‘ァ…‐‐;、/


照『ほぼイキかけました』

インタビュアー『へぇー、イキかけ……えっ!?』

照『むしろイキました』

インタビュアー『ファッ!?』

照『それも一度や二度じゃありません』

インタビュアー『イキすぎぃ!!』


菫「」

誠子「」

照「どやぁ」ドヤッ



インタビュアー『え、えっと……何か特別な感情を彼に抱いている、と?』

照『はい。彼は私の幼馴染なので』ニッコリ

インタビュアー『そうなんですか。そういえば、彼の在籍する清澄高校には、宮永選手の妹さんが……』

照『!? い、妹っ!?』ガタァーン

インタビュアー『!?』

照『わ、わわ、私に、い、いいい妹なんていません!!』ガタガタガタガタガタ

インタビュアー『え? でも、確かに……』

照『ワタシハツヨイ、モウマケナイ、イマナラカテル、ワタシハツヨイ、イマナラキョウチャンヲマモレル』ブツブツブツブツ

インタビュアー『み、宮永選手?』

        /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \
.       / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヘ

.         / .::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::: : i
       / .::::: .:/ . /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\ .::::::: i
.     /  :::::/ .:::::/: : .::::..::::::::: : : :::::::::::::::::. :. : : . : ヽ:::::::. i
     ′  ./ .:::::/ .::::::/::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::. : ::::. ハ:::::: i
     ′:. / ::::/ :::::::/:::::::::/ : ::::::::::::::::::::::::::::::::::, :::::::: i::::: |
.    /:::::::: ′.:::/:::::::::/:::::::::/:从:::::::::::::::::::::::::::::::::::::. . ...i:::::.i
   /::::::::::′:::::′  .′:::/:i:::i::i::::::::::::::::::::::::::    ...::::::::|::: :|   ブツブツ……ロス 、コンドコソ
.  /::::::::::::i::i::::::i:::::::::.i  从:: i::i  ::::  .::::::::::::::::::::::::::i:::::i::::::i     アノイマワシイ  ……ケガレタチメ
.  /:::::::/.i::i::::::i::::::::::i:::::::i::::i:::i:::i::::::::i:::::::::::::::::::::::::::i::::::i:::::i::::::i        ワタシガ……マモルンダ……
 /:::/  |::i:::::i:::::::::i:i::::::i:i::i:::i::::i::::::::l:::::::::::::::::::::::::::l:::::i::::::l:::::i

.//    ヾi:::::i:::::::i:i:i:::::i:i:::i::|:::::i::::::::i'::::::i::::::::::::::::::′i:::::/:::::i
.´     少:::::::',:::::l:i::i:::::i:゙、ト:|::::ヘ:::::::i:'::::|:゙::::::::::::/i::/i::/::::::::i\
    /  |::::::::::、:ハ ヾ:i  、.i   ヘ::::i::',::i ゙、:::::/ iノ. i/::::i:::::i  \
  /   |::::::::::ハ ヾ ゞ.    ,丶i ゙:j  ヘ/ / 厶::::ハ:::i    丶

 ∧ヾ   |:::::::/    ヽ.、   ._ ヾ.,    イ   /::/i::::′      ゝ_
../ ∧ヽ.  |::::/.      i > _  ̄ . r  ./.  // i:/         /.:/i_
.i  ∧ヽ  |:/       丶    ̄    /  /  レ         /.:// ヽ

照『……』フラフラ

インタビュアー『あの?』

照『私に妹はいません』キリッ

インタビュアー『あ、はい』

照『失礼します』スタスタ

インタビュアー『え、ええっと……現場に返しマース』



咏『ドンビキだねぃ』

恒子『これは大、大、大スクゥープだぁぁぁぁ!! なんと! あの宮永選手と須賀京太郎選手は幼馴染!!!』

えり『え、そこですか!? もっと突っ込むところがあったような!!』


 ブツッ




誠子「」

菫「」

照「これ、ダビングっどうするの?」ワクワク



菫「ふんっ!!!」バッキャアアアア

テープ「」バラバラ

照「あああ!」

菫「こんなものは抹消だ!!」

照「なんで!?」プンプン

誠子「なんでもです」

菫「こんなもの、他の部員が見てみろ。すぐに騒動になる」

誠子「(もう放映済みだと思うんですが、それは大丈夫なんですかね?)」

菫「特に淡には見せられないな。アイツはこういうのが地味に気になるタイプだ」

照「そうかな?」

菫「ああ。絶対に淡にだけはこれをみせるわけには……」


 ガラガラ!


淡「はーい! 淡ちゃんの登場だー!」

菫「……!!」

誠子「あ、ばか!」

淡「はにゃ? みんなどうかし――」

菫「淡……いいところに来た。少しばかり貴様には――」

| |.     ',
| l      ',
| |       ',                  ,  -=<ヽ
| |       ',               /::::::/::::::::`::::⌒ヽ
| |       ',              <:::::::イ><::::::::::::::::}:::::.
!          ',             ノ/ 、///_人_/:::ノ:::::i
  ',  /〃   ',  _        /::::i ヽ    Y//::::::::/
 Ⅵ∨/、 __',__>- 、--=彡--:込     <::::::::/:
 √ V ノ _ ̄彡⌒/   {斗r≦ニニ≧s=- r彡イ:/::::/
 i: 0 |ヽ   -=彡 /--- /⌒Yニ=----====彡:::::/:::::::/
__乂ノ、: :\¨ < __/  乂ノ::::::/ノ-      ̄i::::::::::::'
__ , '/ヽ: :i==ミx 、     <::/ニ (__        八::::::::i
    '/ i八 ̄ ̄ ̄\\     ノ<=ミ    /::::::::::::::|
  / /i: : :∧     \\/´ / ⌒>ヽヽ  /:::::::::::::::::|
 ,/ /_i|: :/: ∧      r ', /   /-=彡⌒ ::::::::::::::::::|
)Ⅹ(彡ヽ: :/: ∧__    >彡ヘ  イ:::/::::/::::::::::::::::::::::::::|
/∧  =≦=/_  ヽ<_/  ', ´ <::/::::/::::::::::::::::::::::::::::|
/  ゞ'   ノ〃/ _ }i_ノ- ≦ ',    \:/:::::::/::::::::::|i::::::::|
      ゝ'_/- ノ /       ', _   \: / ::::::::: |i::::::::|
        '/: :∧'     //      ヽ::::::::::::::|i::::::::|
          '/:/:∧   // ',         ̄ ̄ ̄ ̄

菫「眠っていてもらおう」ゴゴゴゴゴ

淡「ちょ、ま!? ええええええっ!?」

菫「てゅえるわっ!!!!」シャッ


淡「うぎゃぁぁぁあっ!!!」サクッ



照「何がダメだったんだろ?」

誠子「なんもかんもです」


 こうして、宮永照のインタビュー事件は闇に葬られた

 とはいっても、全国を騒がせたこのニュースを知らないのは
 菫によって大会まで情報規制されていた大星淡くらいなものであるが


 長野 京太郎の部屋

       
テレビ<ホボイキカケマシタ

京太郎「……照さん」

 元気にやってるようでよかった
 あの頃、突然『引越し』するって話になって、別れすらまともに言えなかったからな

 変な冗談も言えるくらいには明るくなったみたいだ

京太郎「照さんとも、全国で会える」

 待っていてください
 強くなって、変わった俺の姿を見せますから

京太郎「……」




 宮永家 リビング


<ムシロイキマシタ

界「……照」ボソッ

咲「お姉ちゃん……そっか。そうだよね、怒ってるんだね」

界「仲直り、出来そうか?」

咲「どうかな? お姉ちゃん次第でもあるけど……」

界「俺も、アイツとヨリを戻さないとなぁ」ハァ

咲「(あの時のことは、しっかり謝るつもりだよお姉ちゃん。でもね)」


      /      /  /|   | |    ヽ       \
.       /  /  / / / |  |. |   | |   |   ', ヽ    ∧
     /  /  /./ / |  | |   | _|L.--|.,,,_  |  |   :l ',
     /  /  |  ト|_,r|''´|`:|   |  |\ | `ト| :|    | :|
    /   |   | ィ| |─ト :|ヽ  | / ̄V|  | :| |   |  |
    /   |   レ´| \|_\|  ト、. |::::彡三=、 :| ./ / /   !
   /彡イ |    ト| 彡 ─ヾ:\|::::\::::/,'⌒ヽ \/ / /   |、
.      |  ヽ  ゝ///;'⌒',ヽ:::::::::::::::::::::|:!::::::::::!:| ||イレ' |  ハ!
.      |   ト、 || | ';::::::::!:|::::::::::   ヾ、;;;;;;;ノ  |/ ハ  / |
.      |    ハ, \:::ヾ.;;;;;...'   ,          ハ /  /
.      | /ヘ ヽ..ハ                  ハ// /
        /    \トハ      ー_,ア     ノ'´//
               |ゝ、           //イ/
              |人> ._       <:| / /
                \|\|  ー<   :|´
                     |        :|> 、
                   /|       /   \


咲「京ちゃんだけは、渡せないよ?」クスッ

 お姉ちゃんにだけは渡せない
 京ちゃんは私の太陽だから

 だから、どんな手を使っても――

咲「……負けない」

 
 最終編への導入が終わったので今日は閉幕
 あれ? 照がラスボスなんじゃ? これじゃあまるで咲さんがラスボスみたいに……


 全国大会の行動権は5~10くらいで
 同時進行で大会が進みます


 女子団体戦→女子個人→男子個人→ED→引き継ぎ→二週目(ハードモード)


 前も言いましたが、二週目の構想はそんなに練ってません

 毎回、ヒロインが優しく書いてばかりの気がするので
 巷で人気の鬼畜ヒッサとか畜生清澄とかやってみようかしら
 そしたら今度は好感度上げに必死さが増すのではなかろうか……


 今日のおまけ 

 安価↓2  京太郎の活躍を聞いた照がイった回数(コンマ) 


 ゾロ目なので555回イった事にしましょうか
 それでは今度こそ本当に閉幕

 お疲れ様でした

/`ヽ            .  - ─ ─-  .
 /`ヽ   . - ───<_人 _ : : : : : : : : :.┼  .
/  /´    __.rr.─‐┐ノ:´Y´ .: : : : : : : : :_ 人 _: \
し '   r<´  |ll:    | : : : : : : /. : : : : : :.`Y´. : : : ヽ
   } └ .─ ┴‐─ ┴,. : ://: : : : / : : : : :!: : : : : _人_

、 .斗 ‐‐─ァ── <:./: :/: /: /: : /: : : : :.:/:i: : : : :.`Y´
 > ´  ̄ フ./: : :/: : :.// :./_:/_:/:_: /. : : : : :/:/: : :! : : : ∧
___..斗< /: : :/i: : : :{: : /: /: /: : /`ヽ. :./:/: :i: :.! : : :/:∧
.       /: : /´:!: :.:从: :芹竿ミx.:|: : :./:/:`メ: :.! : :/:/:.∧
     /: : /!/ |: : : |人{弋 _メckj /:/:/. :ム:リ :/:/: /:.∧

.    /: : /人.N: : : |  ⌒ ー ''     「笊ckくj /:/:./: /:.∧
    /: : //: : ヽ!: : :.| """"        辷..ソXl|: : :/: /: /:.∧
.   /: : //__人_:j: : : |        ,   """ノリルイ⌒ `ヽ/:.∧
  /: : //: :.`Y´.|: : : ト、    、_       /. :i: :.:|      `マ}
ー/: : //: _人_: :.j: : :.:|:.|\     ー '     . イ. :人_ |    i
∨`Ⅴ「ー`Y´─.! : : |:.|.  \    .  イ: :.!:.`Y´. ! ___ 人 ___
 \ \       !: : ::l:.|     ̄「:i: : : : :j: :.:|: : :l: :.:l   `Y´
   \ \    从: :.j:.|      |N\: : :l: : :!: :.リ:.:.リ    l
      ト、\   人: l:.|      } jト、 \j : リ: :/: :/
     | .\ \   ヽ j\ _ _j ハハ  ` <': :./
     |:::\\ \     \   ⌒ } i    `<}ト、
     |: :: :::\\ \      \   .N      // ト、

 ↑555回イった女

京太郎「目の前に俺がいる...」
京太郎「目の前に俺がいる...」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1429176243/)

照は容姿サイアク京太郎しか知らないんだよな

大丈夫だ、照にはあの台詞がある


照「京ちゃん、カッコよくなったね」京太郎「えっ!?」
照「京ちゃん、カッコよくなったね」京太郎「えっ!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1339056974/)


 全国大会の時系列まとめを見てきましたが
 8月5日スタートの、女子団体戦の決勝が13日の予定
 個人戦が8月15日……うーん、長い

 一日一回行動の5、6、7、8、9、10、11、12、13、14までの10回行動
 15日目で仕上げの全国大会でよろしいか?

 流石に一日2回行動は長くなってしまいますので




全国大会 8月5日


京太郎「ここが滞在先のホテルかぁ」

咲「うわぁ、豪華だね!」

和「どこからこんな予算を?」

久「ああ。それはもう、アレよアレ」フフフ

和「アレ?」

優希「個人戦で全国出場を決めてる……奴だじぇ」チラッ


透華「オーッホッホッホ! 我が龍門渕を降した長野代表である清澄を、そこらの安宿に宿泊させるわけにはいきませんわ!」

ハギヨシ「皆さん、ご検討をお祈りしております」


京太郎「そういうことか」ペコリ

久「儲けもんよ」


ゆみ「私は落ち着かないな」ソワソワ

桃子「応援の私までこんなホテルに泊まれるなんて夢みたいっすー」

ゆみ「しかし、個人戦までは日にちがあるわけだし」ウーン

透華「細かいことは気にしないで、試合に向けて集中することですわ」

ゆみ「ああ。期待に添える活躍をみせよう」フフ


京太郎「さーて。俺も個人戦まで長いんだよなぁ」

咲「私逹の練習相手をしてくれないの?」

京太郎「それもいいけど」

透華「逆に自信を無くすだけでしてよ」

久「同感ね」

優希「試合前に牌を持てなくなったら大変だじぇ」

京太郎「いやいや、俺をなんだと思ってんだよ」アハハハ

女子「「「「「……」」」」」」

京太郎「えっ」

 ぱそこんおちてへんなことになったので
 ちょっとまってください


 ちょっちPCの挙動が変なのじゃ



久「いずれにしても、私逹の一回戦は明後日の七日よ」

まこ「それまでは偵察や情報収集じゃな」

優希「腕が鳴るじぇー!」

和「必ず、全国大会で優勝を……」

咲「うん。必ず勝とうね!」


ゆみ「自分を高めるか」

桃子「お手伝いするっすー!」


透華「今年こそ龍門渕の名を轟かせてみせますわ!」



京太郎「……」ポツーン

 俺だって、俺だって色々やれることあると思うんだ
 それなのにみんな……ひどいぜ

京太郎「あー、どうすっかな俺もなー」


 安価↓2


1 白糸台の試合偵察

2 咲逹の練習に付き合う



京太郎「やっぱり俺、何か手伝うよ」

咲「えっ!?」ビクッ

和「いいんですか?」

京太郎「うん。俺、みんなの役に立ちたいんだ!」

久「須賀君……」キュン

まこ「よう言うた!」

優希「頼もしい奴だじぇ」

京太郎「じゃあ早速練習しましょうよ!」

久「ええ。じゃあ、龍門渕さんと加治木さんを入れて八人だから……」

桃子「私は見学するっすー」

久「須賀君と打つ相手を三人決めてもらえる?」

京太郎「はい!」

 誰を特訓しようかな?


 安価↓1 から 対戦相手が三人決まるまで 

1 咲

2 和

3 久

4 まこ

5 優希


京太郎「じゃあ和と優希、それと……染谷先輩で」

和「分かりました。よろしくお願いしますね」ニッコリ

優希「て、手加減しろよー」ビクビク

まこ「わしが相手になるかのぅ?」

京太郎「俺も胸を借りるつもりで打ちますよ」


透華「あー、くれぐれも手を抜かないようにするべきですわ」


咲「?」

久「手を抜くなら分かるケド?」

透華「……論より証拠ですわね」チラッ


京太郎「え? みせるんですか?」

透華「一度、魔物を越えた存在を見せておくのも悪くありませんわ」

京太郎「……でも」


咲「???」

久「なんの話かしら?」

和「さぁ?」


京太郎「ま、いっか。ほんの少しだけなら……」スッ


透華「巨大過ぎて感じることはおろか……理解することも出来ない雀力。それを見に受ければ」


京太郎「ほいっ」スッ


和「!?」

まこ「!?」

優希「じぇ!?」


透華「……全国大会の相手程度、かわいいものですわ」


 安価↓2 


 安価↓2

00~09 しっぱい

10~39 ちょいせいこー

40~69 せいこー

70~99 だいせいこー

ゾロ目 みさくらなんこつ



京太郎「大体、90%くらいでいいかな?」  ※ 満月の晩のMAXころたんが80です


 ズ     ン      ッ


和「……っ」

まこ「がぁっ!?」ガクッ

優希「じぇええっ!?」ガクガクガク



透華「……卓の前にいない私逹にすら感じるほどのプレッシャー」

久「嘘!? これが、須賀君だっていうの……!?」

咲「凄い……ある時から、京ちゃんのオーラを感じられなくなったのは」

ゆみ「格が違い過ぎた、ということか」


京太郎「ほいっと」スッ


和「はぁっ、はぁっ……い、今のは?」

まこ「なんちゅう……」ワナワナ

優希「えぐっ……ひぐっ」ポロポロ

京太郎「ごめんな優希。もう大丈夫だから」ナデナデ

優希「うぁぁぁぁぁっ! ばかばかばかー!」ダキッ


和「須賀君の存在が……突然大きくなったように感じて、それで、私」ブルブル


久「それがオカルトよ」

和「オカルト? これが?」ドキン

久「ええ。これで信じる気になったかしら?」

和「……オカルト」チラリ

京太郎「おー。よしよし」

優希「ふぐっ」グスッ


和「……」ズキン


咲「和ちゃん? 大丈夫?」

和「……大丈夫じゃ、ありません」

京太郎「え? 俺、何かまずかったか?」

和「はい。私、とても傷ついています」ズイッ

京太郎「え? ええ?」オロオロ


まこ「? どうしたんじゃ?」



和「頭を、撫でてください」

京太郎「は、はい!」サッ

 なで……なで……

和「はふぅ」ポワー


咲「!?」

久「は?」ビキッ


優希「京太郎に頭を撫でられるのいいじょー」

ゆみ「これは!?」

透華「のどっちは須賀京太郎にお熱でしたのね」ピコーン

ハギヨシ「おやおや」


久「の、和? そろそろいいでしょ?」

咲「もうやめるべきだと思うよ!!」


和「はぁ……これ、いいです」ポー

京太郎「(周りの視線が痛い)」ナデナデ

和「私、もうこれが無いとダメかもしれません……」ハワァ

京太郎「え!?」

和「ふふふっ」クスクス

京太郎「(和の眼が、なんだか妙に熱っぽいような?)」

和「(須賀君、私……もっと、もっとアナタのことを、知りたくなりました)」ドキドキドキ


 和、まこ、優希の好感度がぐんと上昇!
 和はどうやら、京太郎にイゾンしかけているようです リーチ



 インターハイ二日目 8月6日


久「昨日は須賀君のおかげで有意義な特訓が出来たわ」

咲「どんな相手が来ても、怖くなくなりました」

優希「そうだじょ(便乗)」

まこ「ああ。例え、理想を現実にするような能力者がいてもキンクリしちゃえるけぇ」

和「須賀君さえいれば私、なんでも出来ますよ」

京太郎「ん?」

和「なんでも出来ると言いましたが、須賀君に言われればなんでもしますよ?」クスッ

京太郎「ほぁ!?」

咲「はいはいすとーっぷ!!」

久「そんなことより、今日の予定を決めましょ!!」

和「むぅ……」

                       _ -───- _
                    .               、
                    /:>                     \  __
            ___j/                 __ Y´::::ノ:ヽ
              |::::::::::/     . : : : :! :. . : : . : : : . : . .  {::::::::ヾ.イ::::〈
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           {:::/ /.: ; . :/ /: : ::{: :| ::|: : :!、: : | |: j、:|: : l:::::::ィ´ヾ:::ヽ、

           l_:l イ: : :|: :|: :ト{、: :ハ|: :| : : :|: ヽ :| }厶イ、 |丁/::::::::}:::::::〉、
           /:| ハ: :| |: :l | `ト、}lヽ: :'、: :ト、斗匕/ l | ||| l::r‐く|ヽ/{´

            ヽl |_l: : |: :|: :|rテ干示ト'\lヽl´::rf苡圷¨} |/-|:  ̄:|: :l |
            レ \ト、 \ヽ 弋:ツ : : ::. ::.   ゞ夕 ノ/ ´|: : : :|: :|  |
                    イl| |\}l`.:xwx:. ,     .:xwx::.  _ノ;  ::| |  |
                / j|! ハ             // |  : :|:l: : :|
                  / .イ j|l介 、             /´   !  : :!:l: : : |
              / /| ||l|{  、 ´ `   イ_    |  : :l l: : 八
                / / l| |l|||  __」 ̄    {、:::::ヽ、  |  : :| !: : : ∧
            / // l| ||厶斗‐::´:r‐!     /::::::::::::`::|  : :ト、: : : : ハ
              l /   /| |::::::::::::::::::/-、   ァ´:::::::::::::::::::::八 . : }>、\: : :ヘ
              | 〃 ∧!  ト、::::::::::::::::l ̄ ̄ 7::::::::::::::::::::::::/  . :j   ヽ }: : :ヘ
             l//  }/'| 八::\::::::::::|    /:::::::::,.-‐::´:::// . ::/ /´∨: : : :ヘ
             // ∨ / ハ:.:.\::\::::l  /-‐::´:_,..:.: ̄// . ∨〃   }ヾ: : : :ヘ
          {イ  / / / l ヽ:.:.:}>-::!./-‐<:.:.:.:.:.:.:.:.:イ/   ∨イ     Vヽ 、: : }{
          |ハ  }ァ'./ {   `ー-ゝ、レ_∠≠=- ´ /   . :/ l|     ト:l | l: :ハ|
          | ∨} j |l|      {_j} /    / イ  Y ヾjl;     |::|Ⅳ}/ }|
              / / イ 八l      /:/:::Y    // l |/    Y      |::l / リ|
               l〃/l|   \   {::八::::}    /    |ハ|    }   ;/ |::|  /|

和「……そうですね」

久「今日はAブロックの別ブロックの試合があるわ」

まこ「昨日は白糸台が圧倒的じゃったのぅ」

優希「千里山辺りを偵察に行くじぇ?」

和「私は阿知賀女子が強敵だと思います」

咲「和ちゃん、知ってるの?」

和「ええ。よく」クスクス


京太郎「阿知賀か。確かしずもんがいるんだっけか」ウーン

 あれからメールで必ず助けるとか、どうとか
 一体なんの話なんだろ

 ま、冗談か何かだろう



久「須賀君は予定を決めた?」

京太郎「んー、まだ悩んでますけど」

咲「それならまた練習してほしいな」

京太郎「もちろんそれもいいんだが……」



 安価↓2 

1 淡に会いに行く

2 しずもんの試合様子を見に行く (お助けイベントには進展しません)

3 咲逹の練習に付き合う

4 解説に来ている三尋木師匠に会いに行く

咏ちゃんもボッシュートされてたけど


>>750
 能力ゲットはまだ可能だよん
 好感度はもう上がらないけどね





京太郎「東京の友達に会いに行くんだ」

咲「東京に友達なんていたの?」

和「初耳ですね。どんな方ですか? 女性ですか? 年齢は?」

久「和、私も同じこと聞きたいけど、我慢してるのよ」

和「我慢なんてしません。ちゃんと答えるべきです」

京太郎「えーと」

 流石に白糸台の生徒に会いにいく、なんて言えないし
 適当にごまかすか

京太郎「三尋木師匠関連で知り合った人だよ」

和「女性ですか?」

京太郎「……」

和「女性なんですね?」ビキッ

京太郎「じゃ、じゃあ俺はいくから!!」スタコラー

和「待ってください! 須賀君!! 須賀君っ!!!!!」

咲「わわっ! ダメだよ和ちゃん!」

和「くっ……離してください咲さん!!」

久「ダメよ。明日は試合なんだから、私逹はちゃんと調整しましょ」

和「……分かりました」グスッ



京太郎「ふぃー、危ないところだったー」アセアセ

 さて、今日は試合ないだろうし
 大星にメールを送ろう

京太郎『今から会えるか? 俺は今、龍門渕ホテルを出たところだけど……』

京太郎「……」

 ブーッブーッ

京太郎「おっ」


 安価↓2

00~09 『今はミーティング中なのー・゜・(ノД`)・゜・』

10~39 『行こ行こ! 早く会いたい!!』

40~69 『うん! 早く会いたいよキョウタロー! あのね、私……ミアmお、;k  てるだよ、京ちゃん』

70~99 『淡と知り合いだったんだね、京ちゃん』

ゾロ目 『えっちしよ』




淡『うん! 早く会いたいよキョウタロー! あのね、私……ミアmお、;k  てるだよ、京ちゃん』

京太郎「……照さん?」

 まさか、淡のメールを横からのぞき見したのか?

京太郎『照さん、ですか?』

淡(照)『うん! 今ね、淡の横でメール打ってるの』

京太郎『お久しぶりです。でも、いいんですか?』

淡(照)『いいよ! 私、ずっと京ちゃんとメールしたかったんだ!!』

京太郎『そっちじゃなくて、携帯を奪われた淡の方です』

淡(照)『? 淡なら寝てるよ』

京太郎『えっ!?』

淡(照)『あ、起きた。ちょっと待って』

京太郎「……」


 白糸台 滞在ホテル


淡「返してよテルー!!!! 本気で怒るから!!!」

照「怒りたいのはこっちだもん。内緒で京ちゃんとメールして」プンプン

淡「そんなの知らないよ! 私の携帯じゃん!!」

菫「そうだぞ照。メールがしたければ、アドレスを聞いて自分でやるべきだ」

照「……ごめん。そうだよね」シュン

淡「早く返して!!」

照「うん」

淡「あぁ、キョウタロー怒ってないかな」オロオロ

照「せっかく、京ちゃんとメールできたのに……うぅ」エグエグ

菫「なぜ泣く必要がある……(困惑)」




淡『ごめんねキョウタロー! もう奪い返したから!』

京太郎「お、復帰したか」

京太郎『大変だったな』

淡『ほんとにサイアクs(・`ヘ´・;)ゞ』

京太郎『あまり怒らないであげてくれ。照さんと話すのも久しぶりだったんだし』

淡『あれ? そういえばテルーと知り合いなの?』

京太郎『昔、照さんの妹の咲絡みで少し』

淡『テルーって妹いたんだ』

京太郎『俺と一緒に全国に来てるぞ』

淡『それマジ?』

京太郎『マジに決まってんだろハゲ』

淡『私ハゲじゃないもん!!! 金髪だもん!!! ばーか(゚д゚)』

京太郎『俺も金髪じゃい!!』

淡『……似たもの同士だね』

京太郎『……似たもの同士だな』


京太郎「ぷっ」


淡「あははははっ」



照「……」シクシク



京太郎『これから会えないか?』

淡『会いたいよ。でも、部長がダメだって』

京太郎『え?』

淡『キョウタローのこと知ってるから。敵高校と会うのはよくないって』

京太郎「あー……記者とかに見られるとまずいしな」

 曲がりなりにも俺も有名になっちまったし
 大星も大星で有名人だ

 敵同士でこそこそ会っていたりしたら、それこそ記事にされちまう

淡『早く清澄が敗退すればいいのに(°┌・・°)ホジホジ♪』

京太郎『フザケンな。清澄が優勝に決まってるだろ』

淡『(ヾノ・∀・`)ナイナイ』

京太郎『あ?(#^ω^)ビキビキ』

淡『だって私がいるもんヽ(*´∀`)ノ』

京太郎『清澄を舐めるなよ。俺の仲間がいるんだ』

 そうだ。どんなに相手が強くても
 俺の信じるみんななら、必ずやってくれる!

淡『ふーん? じゃあ、決勝で会えるね』

京太郎『お前たちが勝ち進めばな』

淡『勝つよ』

京太郎『え?』

淡『キョウタローに会いたいから』

京太郎「っ!!」ドキッ

淡『どんなことをしても、必ずね』



淡「……キョウタロー。待っててね」

照「ねぇ、京ちゃんのアドレス教えて」クイクイ

淡「ヤダ」

照「(´・ω・`)」

淡「テルーなんて知らない!」プイッ

照「(´;ω;`) スミレー、スミレェー」テクテクテク

菫「まったく、しょうがない奴だ」ナデナデ

照「うぇぇぇぇっ」ビエーン


淡「キョウタロー……私、もしかしたら」ドキドキ


 淡の好感度が上昇!
 照と連絡を取りました




 インターハイ三日目 8月7日


京太郎「……」セイザ

和「それで? 昨日はどちらに?」

京太郎「いえ、だからですね」アセダラダラ

久「それくらいにしておきましょ、和」

咲「早く会場に向かわないと」

まこ「緊張するのぅ」

優希「優希様が全員まとめてぶっ飛ばしてやるじぇー!!」


和「……分かりました」

京太郎「ほっ」アンシン

和「試合を早く終わらせてきますから、後で色々聞かせてもらいますよ」ニッコリ

京太郎「」

久「そうね。一回戦くらい軽く突破しましょ!」

咲「はいっ!」



京太郎「うぅ、逃げるなら今しかねぇけど」グヌヌ


 安価↓2 

1 淡(照)と連絡を取る

2 しずもんと連絡を取る (イベント進展は無し)

3 咲逹の応援に行く

4 解説に来ている三尋木師匠に会いに行く




京太郎「しょうがない。控え室に行くだけ行こう」

 どうせ一回戦くらい、みんななら楽勝に突破するだろうけど
 とりあえず、待ってる間にしずもんと連絡を取るか

京太郎「まずは会場に行こう」スタコラ


 清澄 控え室


久「優希、頑張ってきなさいよ」

京太郎「がんばれよー」

優希「楽勝だじぇ!」

和「楽勝なのはわかっています。問題なのはいかに相手を早く飛ばすかです」ニッコリ

優希「じぇ、じぇ」ビクビク



京太郎「さーってと」カチカチ


京太郎
『ただいまスガ鹿男は全国大会の会場に来ています!

 すげー沢山、強そうな選手が居てワクワクするぜ!
 けど、俺が戦えるのはまだまだ先なんだよなぁ。

 てか、俺はまだ正体を明かしてなかったっけ?
 しずもんにはまだ言ってなかったな、うん。

 ずっと言おうとは思ってたんだけど……俺、実は長野の須賀京太郎なんだよ!』


京太郎「長文になっちまったけど、これでいいかな?」ソウシン



 阿知賀 滞在先


穏乃「うぅ……須賀君、大丈夫かな」ソワソワ

憧「今、私逹がジタバタしても仕方ないでしょ」

玄「現状を把握する為にも、清澄の試合を見ないと」

穏乃「そ、そうですよね!」

宥「和ちゃんの出番、まだかなぁ」

灼「ハルちゃん……ハルチャン┌(┌*´ω`*)┐」カサカサ

穏乃「……須賀君、和……」

 ブーブー

穏乃「!!」

玄「ど、どうしたの!?」

穏乃「す、すすす、須賀君からめめめめめーるが!!」

憧「なんですって!?」

穏乃「あわわわわ!!」

玄「落ち着いて! まずは内容を!」

穏乃「は、はい!!」




京太郎
『ただいまスガ鹿男は全国大会の会場に来ています!

 すげー沢山、強そうな選手が居てワクワクするぜ!
 けど、俺が戦えるのはまだまだ先なんだよなぁ。

 てか、俺はまだ正体を明かしてなかったっけ?
 しずもんにはまだ言ってなかったな、うん。

 ずっと言おうとは思ってたんだけど……俺、実は長野の須賀京太郎なんだよ!』


穏乃「あ、あれ? 思ったより普通?」

玄「なぁんだ、やっぱり元気そうだね」

宥「文章があったかぁーい」ホクホク


憧「……」ジィー


穏乃「もう、どうしたの? やっぱりただの考えすぎだったんだし……」


憧「いえ、これはただのメールじゃないわ!!」キリッ

玄「ど、どういうことなのです!?」

宥「口調おかしいよ玄ちゃん」

憧「この文章、一見普通に見えるわ。でも、よーく見てみて!!」

穏乃「よーく?」

憧「ヒントはこれよ!!」

 ひらめきアナグラム


 た  よ  み て


玄「!!!」


玄「たてよみ、だね!!」

穏乃「たてよみ……? あっ!!!」ゾクッ

 た
 す 
 け
 て 
 し
 ず

穏乃「す、須賀くぅぅぅぅぅん!!!!!」ナミダメ

憧「ええ、そうよ。須賀君はやっぱり監視されてるのね」

宥「だから、こんな……回りくどい方法で」ゾゾゾ

穏乃「どうしよう! 私、どうしたらいいの!!!」

憧「落ち着きなさいよバカぁ!!」パシィン

穏乃「まどまぎっ!?」ズシャァッ

憧「いい? 須賀君と和の命は私逹にかかってるのよ!!」

穏乃「はっ!?」

玄「そうだよ! 泣き言を言ってる場合じゃないよ!」

宥「協力しあわなきゃ!」



灼「ハルちゃんのネクタイおいし……」モグモグ



穏乃「じゃあ、私も返事を送るね!」

憧「敵の組織に気づかれないよう、情報を引き出すのよ」

穏乃「えっと、えーっと」



 清澄 控え室


久「優希、頑張ってるわねー」

まこ「わしの出る幕はあるかのぅ?」

京太郎「頑張れよ優希ー」

 ブーブー

京太郎「ん?」


穏乃
『ていうか、知ってたよ?
 きっとスガ鹿男は須賀京太郎君なんだろうなって、思ってたんです
 ははははー! 恐れいったかー! おろかものが
 誰だって気付くよこんなの! くっくっく
 なんていっても、私も全国大会に出場してるんだから! ふふん
 のんびりしてるように見えて、やるときはやるよ!』


京太郎「……? こんなキャラだったっけ? しずもん」


 阿知賀 控え室


憧「下手くそね!」

穏乃「これでも頑張ったのに!!」


玄「あ、後ろの方にも回したんだね」

憧「そこは前だけでいいでしょ」


穏乃「あはは、わかりやすくしようかなって」

宥「逆にわかりにくくなっちゃってるよ」

玄「でも、これで須賀君から敵の正体が明かされるはず」

宥「……」ゴクッ



穏乃「和、須賀君……私、頑張るから」ドキドキ

 ブーブー

穏乃「!!!」

憧「きたわね!!」

玄「なんて書いてあるの!?」


穏乃「あ、あぁ……」


京太郎
『しずもん、どうしたんだ? 何か悩みでもあるのか?
 らしくないっていうか、なんつうか……
 いつものお前らしくないって感じたぞ?

 とんでもキャラのばぶると違って、ふざけはするけど……根っこは真面目っていうか、純粋というか
 だからこそ、俺はお前のことを気に入ってるんだよ。仲のいい男友達みたいでさ

 いつか、話せる日が来たら……俺に、悩みを聞かせてくれないか?
 
憧「」

玄「ヒェッ」

宥「」ゾゾゾゾ

穏乃「」


憧「全国大会出場者である和と須賀君を捕らえるくらいだから……」

玄「大物だとは思っていたけど」

宥「まさか、白糸台高校だったなんて」ビクビク

穏乃「どうしよ……私、出来ないよ」ブルブル

憧「なんでよ! もしここで諦めたら、二人はどうなるの!?」

穏乃「でも、あの白糸台が相手じゃ!」

玄「……」


 ガラガラ


晴絵「諦めたら……そこで試合終了よ」

灼「ハルちゃん!!」

玄「赤土先生!!」

晴絵「白糸台が相手? いいじゃない。優勝するには倒すべき相手よ」

宥「確かに、準決勝でも当たりますし」

晴絵「……みんなで、二人を助けてレジェンドを残すの」

穏乃「私逹が、レジェンドを!?」

晴絵「ええ、レジェンドよ!!」デーン


憧「……腹は決まったわね」フフ

穏乃「うん! 私、決めた!!」

玄「和ちゃんと須賀君を救うために!!」

宥「白糸台を!!」

灼「倒すッッッ!!!!!!!!!」


晴絵「みんな……なんていい目をしているの」ホロリ


穏乃「須賀君!! 私逹が白糸台を倒してみせるから!!!!」


 そうしたら、和と一緒に遊んでね


穏乃「打倒!! 白糸台!!!」

阿知賀組「「「「「おーっ!!!!!」」」」」


 こうして、心が一つとなった阿知賀女子はこれから先の試合において
 とんでもない潜在能力を引き出すこととなる

 惜しくも敗退したとある大阪の高校の選手は後にこう述べている


T・O氏「無理無理、人間とやってる気せぇへんもん!」


 彼女はこの発言の数時間後、親友兼戦友逹に看取られながら
 そのあまりにも短い生涯に幕を下ろした――




 和と京太郎を白糸台から救うと、阿知賀組が息巻いているその頃

 肝心の彼はというと――



京太郎「……」セイザ

和「さて。試合も終わりましたし」ニコニコ

咲「京ちゃんがどこに行っていたのか」

久「誰とこそこそ連絡を取り合っているのか」

和「教えてもらいましょうか」


京太郎「(たすけてー! しずもーん!!!)」


和「ふふふ、時間はたっぷりとありますからね」クスクス

久「ええ。じぃっくり話してもらうから」クスクス

咲「覚悟しててね、京ちゃん」クスクス



 このあとめちゃくちゃしぼられた


 ということで今日は閉幕の流れ
 安価無しの小ネタを書いていると、前世の記憶がフツフツと蘇ってきまする
 次回は引き続き全国大会の進行をしていくかと思います





 今日のおまけ


竜華「怜! 死んだらあかん! あかーん!!」

怜「」コヒューコヒュー

竜華「怜ぃぃぃぃぃ!!」



         ≧::::::::\__       i::i               i  `''-::,_:.:.:.:.:.:.:.:.\ ̄ ̄-―-ヽ\::/,
        /::::::::::::::::::::::::::L_    ?i::i               i     i  ̄`‐:、:.:./ ̄ ̄`ヽ、:.:.:.:.:::::⌒≧
      /::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;:::}    ?i::i   ,..-―-、       i    /'⌒`i ./.:.:.:::.::::::::::::::::\.:.::::::::::::?
     `ヾ::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;?    i::i /;;;;;;;;;;;;;;;;?      i   _{__,,,,ィ;{ /:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::}:::::::::::::\?
      ∠::::::::::::;;;;;;;;;;;;;イ;;;;;;;;}_____?i::i/:::::::;;;;;;;;;;;;;イハ--――''i ̄ ̄ ,.-≦.ノ {:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::}:::::::::::::::?
______,,,,.,,,,,,,,,-,...?;;;;;;;;;;ヘ{ノ/ノハ:}―=-'´::::::::::::;;ra ィ{      ?i  / ⌒}, | .?ハ:.:::::::::::::::::::::::::::l::::::::::ト:ヘ:{

-‐‐''"ニフ::/⌒i?,ヘ_/  /::::::::::::;;;;;;;/ヾ:|へン       i / _,,./  l''´:.ヾ.}:.::::::::::::::::::::::::::{_ィイ}
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  `ヾ;/  ∠_ノ ? i|、    ヾ;;{ {r´// /'" };|/`ー-ィ-.、__m__/り-サ;;;;lフi:.:.>‐イ;\_ノノ:::`ー≦、;;;;;;;;;?
   /  / ?     j?      ./ /?_二二ニ毛ツ⌒i:i ̄ー’ ̄ ̄ ̄`ヾi_j‐/  |;ii;;;;;;;;;;;;-―-:、;;;;;;?;;;;;;;;|
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竜華「(神様! もしも怜を助けてくれたら! うち、なんでもします!!!)」


 安価↓2

00~49 神様「ダメです」 竜華「ああああ!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!! )」

50~99 怜「やったで」


ゾロ目 二週目、無条件で竜華さんがなんでも言うことを聞いてくれるらしいゾ



神様「ダメです」

竜華「ああああ!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!! )」


浩子「えっ……」スッ つカメラ

セーラ「」

†泉†「えっ」

     /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、:.:.:.:ト、:.:.:.:.:.:.:.:.:\/‐‐--==:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.V:.:.:.:.:.:.:.:. |

      /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.\\:.:.:.:.:.:.:.:/.\    /¨ ̄  ¨¨ト、.:.:.:.:.:.:. V--、.:.:.:|
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 (:   八:.:./               : : : : : : : : : . r 二-            V:.:.:.:\
        \             \: : : : : : : : : :                   V\r
                       : : : : : : : : .      /
                        >ー-     ィ
                                Λ

                                //Λ

†泉†「(この人……漏らしてる!!!)」ガーン

竜華「怜ぃぃぃぃ!!」ダキィ グチョッ

 プーン

怜「この匂いは……竜華!!!」ガバッ

竜華「!? とき、怜ぃ!!!」ダキッ ベチョッ

怜「……なんや竜華。泣き顔で顔がぐちゃぐちゃやで」

竜華「ばか、ばかや……ホンマ、堪忍せぇや」グスッ ベチョオ

怜「竜華……あのな」

竜華「ん? なんや?」ニコッ


三三二ニ=.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.} ’.          .  ´        `  .
三三二ニニ=:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.__ノ             . '   ...:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... ヽ
三ニニ―==ニ二_ ̄             /  ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
三三二ニニ=:.:.:.:. :.  ̄ ̄`ヽ '.     /  ..:.:.:.:.:,ィ.:.:.:.:.:.:.:.:.ト、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
三三二ニニ=.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.’. ’     ,′.:.:.:.:.:.,イ |.:.:.:.:.:.:.:.:ノ i.:.|:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.
三三二ニニ=:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :. } }    ,二=-.:.:.厶斗 .: .:.;イトミ」.:|.:.: |:|.:.:.:.:.:.:.:.
三三二ニニ=:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|: : ,'i |    |.:.:| : ト、ハl リ.:./ jノ   j人ノ|:|:.:.:.| .:.:.:.
三三二ニニ=:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:/ i |    |!八从T777T     T777T jノ.:.:.:| :.:.:.i
三三二ニニ=:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:,′jノ    |.:.:.:i:.:}弋ZZソ      弋ZZソ |.:.:.:.:.| .:.:.:|
三三二ニニ=:.:.:.:.:.:.:.:.:.::. :. '       ,'.:.:.:.i:,'              |.:.:.:.:.|).:.:.|
三三二ニニ=:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |        i .:.:.:八              / .:.:.:.:!.:.|.:.|
三三二ニニ=:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |        |.:.:.:.:.:. ` : .   r‐ 、    . イ .:.:.:.:/.:i:|.:.|  くさい
三三二ニニ=:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |        {人.:.:.:.|.:.:.|:`≧=-r---rュ´ .:.| .:.:.:/.:j从:ノ
三三二ニニ=:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |          \从人ノ__/リ/ ̄ ̄{从ハイ人/
三三二ニニ=:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |.             / / ,/  / ̄`ヽ、
三三二ニニ=:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |            / //  /      ヽ

竜華「」



 HAPPY END?

 
 ではまた次回


 22時過ぎくらいから再開しますです、ハイ
 そろそろスレタイ回収に走ってもいいのでと思う所存ー


 インターハイ四日目 8月8日

久「まさか……ネトマで知り合った子が、あの白糸台の大将だったなんてね」

京太郎「俺も最初は驚きました」

和「……」ジトー

咲「白糸台、お姉ちゃんがいる……学校」

京太郎「あー、照さんも元気そうだったぞ」

まこ「なんじゃ、あのインターハイチャンプとも知り合いじゃったのか」

京太郎「ええ、まぁ」

咲「……」

久「ま、過ぎたことはいいわ。でも、向こうが言っていたように会うのはやめておきなさい」

京太郎「やっぱり、そうですよね」

久「ええ。よからぬ噂が立っては面倒だもの」

優希「浮気ダメ、ゼッタイだじょ」

京太郎「別に俺とアイツはそんなんじゃ……」

和「須賀君」ニッコリ

京太郎「は、はい」ビクッ

和「……今後勝手なことが出来ぬよう、手錠を嵌めるというのはどうでしょう?」

京太郎「どうでしょう? って言われましても」ダラダラ


 安価↓2 

1 淡(照)と連絡を取る

2 しずもんと連絡を取る (イベント進展は無し)

3 咲逹の練習に付き合う

4 解説に来ている三尋木師匠に会いに行く



京太郎「て、手錠なんてしたらお前たちの練習に付き合えないじゃないか!」

和「えっ」

京太郎「今日はずっとみんなと一緒にいる! だから、な!」

久「あら、いいの?」

京太郎「当然です、俺は腐っても清澄の一員ですよ」キリッ

咲「……」

まこ「それは心強いのぅ」

優希「今日こそはお前に一矢報いるじょ!」

和「……そういうことなら」スッ

京太郎「(マジで手錠を持っていたのか……)」ゾゾゾ

久「じゃあ、今日も適当なローテーションで打ちましょうか」

京太郎「俺は誰と打ちます?」

久「そうねぇ。ここは……」


 安価↓1 から 対戦相手が三人決まるまで 

1 咲
2 和
3 久
4 まこ
5 優希



和「勿論、私も入ってますよね」ズイッ

久「……そ、そうね。じゃあ私と和、それと咲でいいかしら?」

京太郎「俺は構いませんよ」

咲「うん。よろしくね、京ちゃん」

久「昨日みたいなオーラ、突然出さないでね。心臓に悪いから」

京太郎「気をつけます」


まこ「……羨ましいのぅ」

優希「羨ましいじぇ」



 ジャラジャラ

京太郎「今日は何回あがれるかな」ワクワク

久「やっぱり、その回数で考えるのって……強さの次元が違うわよね」

咲「点数を考える必要が無いってことですから」

京太郎「?」

久「いえ、なんもないわ。さぁ、打ちましょう」

和「今日も須賀君のオカルトで、私を滅茶苦茶にしてくださいね」ウットリ

京太郎「お、おう?」

久「(和がかなりヤバイ方向に進んでるような気がするわ……)」


 安価↓2

00~09 しっぱい
10~39 ちょいせいこー
40~69 せいこー
70~99 だいせいこー

ゾロ目 愛されギアス



和「ハァハァ……須賀君、須賀きゅん」ハァハァ

京太郎「(いつもの和じゃない)」ブルブル

久「和が羨ましいわ。私だって須賀君のこと……」

咲「京ちゃんのことを好きなのは、私なのに」ブツブツ

京太郎「(あれ、なんだろう。この卓……居づらい)」ズキズキ

和「須賀君須賀君須賀君須賀君」

京太郎「しょうがない。みんなを冷静にする為にも、一度……」スッ

久「さぁ、行くわよ!」

咲「覚悟してね京ちゃん!!」

和「私が決めます!!」

京太郎「……」スッ

久「!? 目を閉じた?!」

咲「?」

京太郎「……」スゥッ

久「っ! いけない! これは……」

咲「不抜けたの京ちゃん!」

和「終わりです須賀君!!」


 開 眼 チ ャ レ ン ジ


京太郎「破ッ!!!!」カッ


 ズ     ン      ッ


和「」

久「」

咲「」

 

京太郎「愛する者よ……死に候へ」スタタタタ

三人「」ビクンビクン



まこ「じぇ!? じぇじぇ!?」

優希「どういうことじゃ……」

まこ「ん?」

優希「えっ」



京太郎「ふぅー、なんとか逃げ切れたか」アセアセ

 




 インターハイ五日目 8月9日 


京太郎「やっぱり臨海女子は初戦突破かぁ」カタカタ

まこ「調べ物とは感心だじぇ」

優希「データはあればあるほど役に立つけぇの」

京太郎「臨海もそうですが、有珠山高校からも力の大きさを感じますね(美少女偏差値)」

まこ「臨海よりも先に、永水や姫松を警戒するべきだじょ」

優希「うまく立ち回れるといいんじゃが」

久「」

咲「」

和「」

京太郎「その前に、この三人を元に戻さないといけませんね」

優希「一晩経っても目を覚まさないとはのぅ」

まこ「私逹も入れ替わったままだじぇ」

京太郎「あ、明日までに治るといいんですが」アセアセ

 今日は白糸台の初戦もあるんだっけか
 どうしよう、見に行こうかな
 
 でも、みんなの看病もあるし……


 安価↓2 

1 白糸台の試合を見に行く

2 阿知賀の試合を見に行く

3 咲逹を看病する

4 解説に来ている三尋木師匠に会いに行く


京太郎「そういえば、白糸台だけじゃなくて……阿知賀も試合だったっけ」

 しずもんの様子も気になるし、見に行こうかな

京太郎「染谷先輩、優希。後は任せてもいいですか?」

まこ「大丈夫だじぇ」

優希「心配せんでええ。しっかり偵察してくるんじゃ」

京太郎「はい!」

久「うーん……」ブツブツ

咲「くぅーん……」ブツブツ

和「わっちは……わっちは」ブツブツ


 試合会場


京太郎「お、もう始まってるのか」

 がやがや

京太郎「盛り上がってるなぁ」ウーン

 有利なのは千里山と……阿知賀かな
 強さのオーラが他と違う

京太郎「おぉ、阿知賀の先鋒の松実さん……なんてすばらしい」ゴクリ

 しずもんは大将って話だから、まだまだ出番は先だな
 ここはのんびり試合を観戦して……

観客S「おい、あれブルドッグスじゃね?」

観客P「えー? あれは須賀京太郎じゃない?」

 ざわざわ

京太郎「ん?」

 なんだろう、俺の周りがやけに騒がしいような……

記者A「おい! 須賀京太郎だ!!」

記者B「須賀京太郎が偵察に来ているぞ!!」

恵「カメラ回せ!! 早くしろ!!!」


京太郎「あっ、しまった」



記者A「今日は白糸台の偵察ではないんですか!?」

記者B「白糸台の宮永選手とのご関係は!?」

恵「うちの娘を嫁に貰ってはくれないか!?」


京太郎「あはは、えーっと」

 しまったー! こうなるんだったら変装でもしてくればよかったのに

京太郎「あの、今日はただのオフでして」

記者A「まさかこっちに本命が!?」

記者B「清澄の代表は美少女揃いですが、誰かと交際を?」

恵「和とはどういう関係なのかね? もし、なんなら私の事はお義父さんと呼んでくれ」

京太郎「……」


 阿知賀 控え室


 バタァン!

玄「た、たっ、大変だよぉ!}

宥「どうしたの玄ちゃん?」

憧「何かあったの?」

玄「さ、さっき! 会場から戻ってくる時にね! 聞いたんだけど!」

穏乃「?」

玄「観客席に須賀君が来ているんだって!」

穏乃「えぇっ!?」

玄「ど、どうしよう……」

憧「おかしいわ。今日は白糸台の試合もあるはずなのに……」

宥「に、逃げるのに成功したのかな?」

灼「……」

憧「とにかく、次鋒戦に行かないと」

宥「そ、そうだね! 行ってくる!!」タタタ

穏乃「私、須賀君に会いに行く!」

玄「でも、記者さん達がいっぱいで」

憧「そうね。私逹が接触したことを白糸台に知られてはマズイわ」



穏乃「すぐそこまで、須賀君が来ているのに」グスッ

玄「でも、どうしてこの状況で須賀君がここに?」

灼「逃げるのに成功したんなら、ここじゃなくてもっと遠くへ……」


憧「……ハッ! そういうことだったのね!」ピコン


玄「どういうことなの?」

憧「これは罠よ。白糸台のね」

穏乃「罠!? でもどうして!?」

憧「あのメールでのSOSサイン。それが敵に気づかれたのだとしたら?」

灼「!?」

憧「私逹は疑われているのよ。須賀君の協力者としてね」

灼「考えすぎだとおも……」

玄「凄い推理だね!!」

穏乃「凄い!!」

憧「デスノートを全巻読破している私に、死角は無いわ」キリッ

灼「えーっ?」

玄「じゃあ、須賀君に接触しようとしたらどうなるの?」

憧「殺されるわ」

穏乃「?!」

憧「まず間違いなく」


 一方その頃

京太郎「酷い目にあった……」ハァ

 なんとか記者逹を巻いたけど
 ここって……選手逹の控え室周辺じゃないか?

京太郎「あ、ここは阿知賀の……」

 どうする? 
 流石に試合中の選手控え室に行くのはマズイか?

京太郎「でも、挨拶くらいなら」スッ

 コンコンッ

京太郎「もしもしー?」

 ガタンッ バタバタバタ!! 

京太郎「?」


 阿知賀サイド


憧「!?」

穏乃「だ、誰!?」

玄「まさか……刺客!?」

灼「ハルちゃんまだかなぁ」


 京太郎サイド


京太郎「あのー。いきなりすいません。俺、須賀京太郎といいます」

 ガタンッ!! ガタガタガタガシャン!!

京太郎「しずもん……高鴨は、いますか?」


 阿知賀サイド


穏乃「須賀君だ! 開けようよ! きっと助けを求めに来たんだよ!」

玄「今開けるね!!」

憧「……待って! これは罠よ!」

玄「!! そんな!」

憧「おかしいと思わない? あの白糸台の目を盗んで、ここまでカンタンにたどり着くなんて」

穏乃「じゃあ……」

憧「開けたら最後。私逹はみんな……」

玄「ひっ!!」




 京太郎サイド

京太郎「? いないはずはないんだけど」

 どうしたんだ? やっぱりいきなり来たから……

穏乃「だ、誰ですか?」

京太郎「えっと。須賀京太郎です(扉越しか)」

穏乃「……なんの御用ですか?」

京太郎「ここにいる高鴨穏乃って子と知り合いでして」

穏乃「!!」

京太郎「近くを通りかかったので、応援の言葉でもと」


 阿知賀サイド


穏乃「応援に来てくれたんだって!!」

憧「それが敵の罠だってなぜ気づかないの!?」

穏乃「で、でも!」ジワッ

憧「しず、聞いて。ここで鬼にならないと、須賀君の身さえ危ないのよ」グスッ

玄「穏乃ちゃん。辛いのは憧ちゃんも同じだから」

憧「……いいわ。しずに出来ないなら、私が!」

穏乃「ううん。ごめんね、これは私がやらなきゃいけないことだよね」ブルブル

憧「しず!?」

穏乃「玄さん。灼さん……憧。私、やるよ!」


 京太郎サイド


京太郎「声が聞こえなくなったな。どうしたんだろ……」

穏乃「あの」

京太郎「はい」

穏乃「穏乃は、アナタのことなんて知らないそうです」

京太郎「えっ? そんなはずは……」

穏乃「いい加減にしないと人を呼びますよ!!」

京太郎「えええっ!? す、すみません。でも、俺は!!」

穏乃「早く行けよ変態!! ばーかばーか!!」

京太郎「っ……! 試合中に、すみませんでした……」タタタ



 阿知賀サイド

灼「行ったみたい」

憧「……」

穏乃「……う、うぁぁぁっ……ごめんね。ごめんね、須賀君」グスグス

玄「穏乃ちゃん……」ナデナデ



京太郎「しずもん……やっぱり、悩みがあるのかな」スタスタ

 アイツが阿知賀の代表、高鴨穏乃だということは間違いない
 しずもんは嘘を吐くような奴じゃないと、俺はよく知っている

京太郎「ならどうして、あんなことを?」

 阿知賀の代表選手逹はみんな仲が良さそうに見えた
 しずもんからも、そう聞いている

 ということは……まさか!?



京太郎「誰かに、脅されている?」バーン



 まさか、そうなのか?
 だから顔も見せずに、あんな酷いことを……

京太郎「そうだとしたら……一体誰に!?」

 しずもん……俺、何も知らないけど
 お前の力になりたい

京太郎「必ず助けてやるからな」

 誰が相手だろうと
 この俺が必ず!

京太郎「待っていてくれ、しずもん!!」




 阿知賀サイド


憧「(まさか全てが誤解で、須賀君は普通に応援に来てくれただけ。なーんてこと……)」

穏乃「うわぁぁぁぁぁん!!」ビエー

憧「ないわよね、うん。ナイナイ」

灼「私は最初から誤解だとおも……」

なんか白糸台ルートだったはずが阿知賀ルートのフラグが乱立してない?


>>863
 どれだけフラグ建ててもイベントは最後まで行かないけどね
 白糸台か清澄狙わないとEDは修羅ルートのみ


 8月10日


京太郎「色々と悩んでいる間に一日経ってしまった」ズゥーン

久「なんとか元に戻れてよかったわ」

咲「昨日の記憶が無い」ウーン

和「もう試合の日ですか」

優希「全て元に戻ってよかったのぅ」

まこ「そうだじぇ」

久「ん?」

京太郎「一回戦と違って、今回は強敵が揃ってますね」

久「永水に宮守に姫松。三校とも得体の知れない強さを感じるわ」

和「大丈夫ですよ。例え相手がどんな強さを持とうと、私逹は負けません」

まこ「この優希様がバシっと決めてやるじぇー!!」

優希「油断はせんようにのぅ」


京太郎「……破っ!!!」

まこ「」ギャーン

優希「」ギャーン


京太郎「……」

まこ「ん? なんじゃなんじゃ?」

優希「どうしたんだじぇ?」キョトン


京太郎「ふぅ」


 安価↓2 

1 淡(照)と連絡を取る

2 しずもんと連絡を取る (イベント進展は無し)

3 咲逹の応援に行く

4 解説に来ている三尋木師匠に会いに行く


久「それじゃあ、みんな行くわよ」

咲「頑張らなきゃ」

和「はい。勝ちましょう」

まこ「スタンドの用意はバッチリじゃな」キンクリ

優希「タコスパワー充填だじぇー!!」

 ゾロゾロ

京太郎「じゃあ、俺はこっちへ……」ソローリソローリ

久「須賀君?」

京太郎「!」ビクッ

咲「どこに行くのかな?」

和「……やはり、手錠と鎖が必要ですね」ジャラリ

京太郎「い、いやいや! 俺がいなくてもみんな勝てるだろ?」

久「そういう問題じゃないでしょ?」

咲「私逹を置いていくの……?」

京太郎「ひ、人聞きが悪いぞ!」

和「言うなら……気まぐれでもあり……計画でもあり……」ジャラララ

京太郎「なんだその鎖!?」

和「フフフフフ」

京太郎「こんな場所にいられるか! 俺は逃げるぞ!!!」ダダダダ

久「あ、逃げたわ!」

咲「京ちゃん!!!!」

まこ「待たんか!!」


京太郎「(待てるわけないでしょ!!)」ダダダダ



京太郎「応援したいのは山々だけど、最近和逹が怖いんだよなぁ」テクテク

 ここは陰ながら応援しつつ、何か適当に時間でも潰そう

京太郎「となると、やっぱり淡に連絡を取るのが一番かな」
 
 と、待てよ?
 そういえば照さんからもアドレスが届いてたんだっけか

 なんだかんだで連絡もとってないし、こっちもやっておかないと

京太郎「どっちにするか……」



 安価↓2

1 淡にメールする

2 照にメールする


 安価↓3

00~09 和「捕まえました」

10~89 ストーリー進展

90~99 ストーリー大進展

ゾロ目 しゅらばら



京太郎「やっぱ照さんかな」

 この間はほんの少ししかメール出来なかったし

京太郎「大会で忙しい時期だし、返信くれるかなぁ」メルメル

京太郎『お疲れ様です照さん。今、時間ありますか?』

京太郎「これでよしっと」ソウシン

 ブーブー

京太郎「あれ? 返信早いな。もしかしてアドレスが間違っていて送れなかったか?」


照『時間はたっぷりあるよ! もし無くてもすぐに作るから! だって私は京ちゃんのこと大好きだから! というより京ちゃんより優先するものなんてこの世界のどこにも存在しないんじゃないかな? かな? というか有り得ないよ! ところでなんの話? もしかして式のこと? 私はもう結婚出来る年齢だけど、京ちゃんはまだ18歳じゃないから無理だよね。ほんと、なんで男女で結婚に差があるのかわからないよ。あと二年も京ちゃんとの結婚を待たなきゃいけないなんて地獄過ぎるもんね。え? 今すぐ結婚したいのは京ちゃんも同じだって? あはは、嬉しいなぁ。でも慌てちゃだめだよ。いずれ結婚出来るんだから、焦る必要なんてどこにもないしね。とはいっても、私もオーストラリアに白い家を買っちゃったんだけど。結婚したら一緒に住もうね。大きな犬とかも飼ってさ。あ、ごめん、京ちゃんはカピバラを飼ってるんだから犬なんて必要無いよね。私と京ちゃん、それとカピバラと……もし出来れば私逹の子供と幸せに暮らそうね!! 大丈夫、お金なら私が麻雀でいくらでも稼いでみせるから! 京ちゃんは私のそばにいれてくれるだけでいいよ! このまま永遠に私逹は一緒だよ! 大好き京ちゃん!!! ずっとずぅっと愛してる!!!!』

京太郎「お、そうだな(思考放棄)」


 白糸台サイド


淡「(キョウタロー、メールくれないなぁ)」ウジウジ

照「……」

菫「(さっきから二人共携帯を見つめすぎじゃないか?)」

照「京ちゃん……」


 ブーブー

照「はっ!!」

京太郎『ありがとうございます。お気持ちはすげー嬉しいです』

照「アッファーン!!!!」



淡「うるさいなぁ」イライラ




京太郎『照さんは昔から変わらないですね』

照『そうかな? でも、逆に京ちゃんは格好良くなったよね』

京太郎『昔はダサかったですからね。デブで、スポーツくらいしか取り柄もなかったですし』

照『そんなことないよ! 優しかったし、一緒にいると元気になれたから』

京太郎『元気に? 俺なんかと一緒にいて、ですか?』

照『うん。私だって、京ちゃんと同じだったから』

京太郎『同じには見えませんでしたけど』

照『どうして?』

京太郎『照さんは俺の憧れで、ずっと遠い存在のように思ってましたから』


 白糸台サイド


照「うっはwwwwww京ちゃん大好きwwwwwもう最高wwwww」ゴロゴロ

淡「……」イラッ

照「は、いけない。自分を見失いかけた」フゥー

菫「(あんなに取り乱した照を見たのはいつ以来だろうか)」


京太郎『でも、逆に俺は何もなくて』

照『そんなことは無いよ。だって京ちゃんは、私の大事な……おかし係だから』

京太郎『おかし係? それって、あんなくだらないことを……まだ覚えてたんですか?』

照『くだらなくなんか無いよ。私は、あの日のお菓子で救われたから」


 京太郎サイド


京太郎「……」

京太郎『照さん。どうして、黙っていなくなったりしたんですか?』


 白糸台サイド


照「……」ズキン



 数年前


宮永母「もう話すことは無いわ」

界「だからそれは何度も説明したじゃないか!」
 
 ギャーギャー

中学照「……いい加減にして」バタン

 毎日毎日、くだらないことで……
 長く持たないだろうなと、幼い私にもハッキリ分かるほどの日常だった

 ただ、私よりも幼いあの子だけには――

小学咲「ただいまー」

中学照「! 咲、今はダメ」

小学咲「ふぇ?」

中学照「外に行こう。ほら、おいで」

小学咲「うん……」

 咲は何も知らなくていい
 両親の喧嘩、言い争い

 醜い部分を見るのは私だけでいい

小学咲「あのね。今日は、友達が出来たの」

中学照「咲に友達? よかったね」

小学咲「うん、京ちゃんって言ってね、ふとっちょさんなの」

中学照「ふーん? 男の子?」

小学咲「うんっ!!」

中学照「よかった……」

 咲は引っ込み思案で、まともな友達は殆ど存在しなかった
 だから、友達が出来たと聞いたときには心底嬉しかったのを覚えている

 これでもし、私逹が離れ離れになっても――咲は大丈夫
 きっと、その友達が支えてくれる

中学照「……」

 でも、私が一人になったら誰が支えてくれるんだろう
 お母さんも、お父さんも頼れない

 私だって、全てを明かせるような友達はいない

 そう、私は孤独だった

 あの子と

 
小学京太郎「あ、咲ー!!」

中学咲「京ちゃんだぁ!」

小学照「あの子が……京ちゃん?」


 京ちゃんと出会うまでは
 



 京ちゃんはマセたところはあるけど、とてもいい子だった
 咲もよく懐いていたし、私ともよく話してくれた

中学照「……」

 ギャーギャー

中学照「はぁ……」バタン

 両親の事で悩み、苦しみ
 落ち込んでいた時……誰にも心情を吐露することは叶わなかった

 でも、

照「外に出よう……家にいたくない」ガチャッ


小学京太郎「あ、照さん」

中学照「京ちゃん? 今は咲、いないよ」

小学京太郎「ううん。俺、照さんに会いに来たんだ」

中学照「私に?」キョトン

小学京太郎「前に会った時、元気なさそうだったから」

中学照「!」

 意外だった
 実の妹にも悟られないよう、うまく隠していた私の感情を

 この子はあっさりと見破ってしまったのだから

小学京太郎「これ、食べて!」

中学照「……お菓子?」

小学京太郎「へへ、俺お菓子が好きで持ち歩いてるんだ」

中学照「これをくれるの?」

小学京太郎「落ち込んだ時には甘いものが一番だよ! 元気出るんだ!」

中学照「……」スッ

 最初にもらったのは、甘い甘いチョコ菓子だった

中学照「……美味しい」

 口の中に甘さが広がる度に、だんだんと凍てついた心が溶けるように感じて
 あの時は本当に――

中学照「美味しいよ……京ちゃん」ポロポロ

小学京太郎「わーい!」

 嬉しかったなぁ











小学咲「…………」ジィー



 それから時が経って
 両親の不仲がさらに加速していっても、私は平気だった


中学京太郎「これから一緒の学校ですね」

中学照「うん!」

 
 京ちゃんがいてくれたから
 どんなに辛いことがあっても、京ちゃんが私にお菓子をくれたから


中学京太郎「はい、照さん。お菓子です!」

中学照「えへへ。、京ちゃんはすっかり私のおかし係だね」

 元気が出るおまじない
 甘い甘いお菓子が、私を支えてくれていた

中学京太郎「俺、ハソドボール部に入るんです」

中学照「あれ、危険なスポーツじゃないの?」

中学京太郎「頑張ります! それでモテモテになりたいなって」

中学照「それは、嫌だなぁ」

中学京太郎「ええっ!?」

中学照「あはは。でも、応援は必ず行くからね」

中学京太郎「ありがとうございます! 咲も来てくれるかなぁ」

中学照「……どうだろ」

 この時の私は、もう気付いていた
 胸の内に秘めた、想いを成就させる為には

中学咲「京ちゃーん! おねえちゃーん!」

中学京太郎「よーっす」

中学照「……咲」

中学咲「もう、おいてかないでよお姉ちゃん!」

中学照「ごめん」

 この大切な妹と
 勝負しなければ、ならないのだと――



京太郎「……返信が来ない」

 やっぱり、何か話したくない事情があるのか

京太郎「照さん……」

 咲との間に、何かあったのかは薄々知ってます
 俺が立ち入るべき話じゃないってことも、分かる

京太郎「でも、寂しいじゃないですか……」

 俺だけが蚊帳の外だなんて
 そんなの……そんなのって

京太郎「くそっ!!」

 俺はどうしたらいいんだ。
 どうすれば、咲と照さんを……

京太郎「……ん?」ザワッ

 なんだ? このヒリつくような感覚は?
 殺気? 敵意? なんだろう……

久「すぅがぁくぅん?」

和「やぁっと見つけましたよぉ」ニコッ

京太郎「……あっ」ゾゾゾゾ

久「無事に準決勝進出を決めてきたわ」ニコニコ

和「はい。須賀君の応援はありませんでしたけど」ニコニコ

京太郎「あ、いや。これはですね」

和「……」ジャラララ

京太郎「い、いやぁぁぁぁ!!」ダダダ

和「逃がしません!!!」ジャラララララッ!!!

京太郎「ぎゃああああ!!」グルグル

久「二度とこんなことが無いように、ちゃんと教育してあげるわ」ニコニコ

京太郎「」ブルブル


まこ「やれやれじゃな」

優希「アホだじぇ」

咲「……」



 一方その頃


豊音「出番ごとカットされたよー」ズーン

胡桃「こんなのって……」ズーン

白望「出番が無いなんて、ダルくない」ズーン

塞「せめて、せめて敗退するシーンくらいは」ズーン

エイスリン「キンクリ、ダメ、ゼッタイ」ガクガク


霞「あらあら」

小蒔「すぴー」スヤスヤ

巴「こんなことになるなんて」

春「……」ポリポリ

初美「サイアクですよー」ボソッ


 彼女逹の活躍は二週目にて(出てくるとは言ってない)


 インターハイ七日目 8月11日


京太郎「……」ジャラッ

和「さぁ須賀君。朝食の時間ですよ」

京太郎「はい。でも、その前にこの鎖をですね」

久「ダメよ」ニッコリ

和「ご飯なら私が食べさせてあげますから」ニッコリ

久「飲み物は私が担当するわ」

京太郎「嬉しいような、悲しいような」

まこ「今日は試合も無いんじゃ」

優希「一日ゆっくりしながら、明日の準決勝に備えるじょ」

咲「偵察はしないんですか?」

久「勿論するけど」

和「須賀君はこのままです」

京太郎「……」


 安価↓2 

1 試合を偵察に行く

2 咲逹の練習に付き合う

3 解説に来ている三尋木師匠に会いに行く


京太郎「このままホテルに篭っていても何も進展しませんよ!」

久「そう言って逃げるつもり?」ジャラッ

京太郎「はい!!」

まこ「正直じゃな」

優希「アホだじょ」

京太郎「出たいよー! 外に出たいよー」ゴロゴロ

和「も、もうしょうがないですね」キュン

久「ちょっと和!」

和「このまま縛っておけば問題ありませんよ」ニッコリ

まこ「いやいや、記者に見られたら終わりじゃろ」

優希「モラル的な意味で」

和「なら、須賀君を変装させましょう」

咲「付け髭にカツラだね」

久「なるほど。これなら鎖でつないでいても問題ないわ!!」

まこ「……」

  

 十数分後



記者A「長野代表の清澄だ!」

記者B「鎖で男を繋いでるぞ!! あれは須賀京太郎じゃないのか!?」


和「ダメみたいですね」

京太郎「おーい!! どうすんだよ!!!」

久「変な噂がたっちゃうわね」アハハ

咲「どうするんですか?」

久「どうもこうもないわよ」

まこ「とりあえず鎖は外すけぇ」

京太郎「早くそうして欲しかったです」シクシク




穏乃「(須賀君が鎖で繋がれている!?)」

憧「なるほど。清澄もそっち側ってことね」ゾゾゾ

玄「酷い……和ちゃんが鎖を持たされてるよ」

憧「操られてるのかしら? それとも強制?」ウーン

宥「あったかくない」




淡「清澄ぃ……よくも! よくもキョウタローを!!」ソウルジェムマックロ

菫「あれが須賀京太郎か。とても強そうには見えないが」

照「……咲ぃ」ギリッ

修羅ルートって今の状態と大差あるのか



>>894
 咲と照の和解無し→片方死亡
 京太郎は愛を捨て、きっかけとなった麻雀を憎む京太郎
 彼女も作らず、死ぬまで麻雀で相手を叩き潰して再起不能に追い込むだけの修羅になる

 素敵なEDやね(ニッコリ)

  

照「見せてあげるよ、咲。もう、前の私じゃないということをね」

 ゴゴゴゴゴゴゴッ

煌「ひっ(宮永さんのオーラが、いつも以上に)」ビクッ

怜「うち、この勝負が終わったら竜華に……」

 圧倒的な宮永照のオーラ
 これに立ち向かう気力を持つことなど、誰に出来ようか

玄「……」ゴゴゴゴ

照「!?」

玄「(負けない。和ちゃんと、須賀君の為にも!!!)」ゴゴゴゴゴ

照「へぇ……?」

 ただ一人、彼女だけは違った

玄「勝負!!!」カッ

 そう、我らが阿知賀のドラゴンロードである

照「いいよ。相手してあげる」


 この勝負の行く末は――


 安価↓2

00~99 クロチャー大爆破

ゾロ目 まさかのクロチャーが一矢報いる



玄「」ドガーン

煌「む、惨すぎる……すばらくありません」ガタガタガタガタガタガタ

怜「」シンテイシ

照「ほんの少しだけ手こずったけど、こんなものかな」

玄「(ごめんね、みんな……私、私)」フラフラ


照「ツモ」

玄「ハナザワ!」バタリ

煌「ひぃっ!?」

                /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゚。
                    /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゚。
                 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
                  /:::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::ト、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
                .::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::| \::::::::::::::::|:::::::::: l|:::::::::::::::.
              .::::::::|::::::::::: l|:::|ハ::::::::: l|   \::::::::: |:::::::::: l|:::::::::::::::::.
            |:l|:::: |l:::::::::: l|:::|人:::::::八、__\: : |:::::::::: l|::::::::::: |::::.

            |:l|:::: |l:::::::::: l|斗匕\:: : \    \|:::::::::: l|::::::::::: |!::::.
            |Λ:: |l:::::::::: l|     \:Г _____ノ―-=ミ|].::::::::::|l:::::.
              八 Ⅵl::::::::::八抖芋ぅ  /   /     ヽ:::::::::|!!:::::.
                   |八ハ八Λ////// /_____|. .   \___ノ\::: |||::::::.
                   |: /|::::::::::Λ 。J   \))) |: : : \/     ∨||:::::::.
                  (__) |:::::: /:.込、о  _____  \___ノ.        Ⅶ:::::::::.
              从 |::::::::::::::: 个o。  `⌒′  Jl{: :  .:    V:::::::::::.
                /:/ハ|::::::::::::::::: |l:::::::: ≧ー-<_..ノ八: : . /       V:::::::::::.
             /:/{ |::::::::::::::::: |l:::::::: : /〉}__厂 /: : \/.      --=ミ:.
            {Λ{ |::::::::::::::::: |l:::::::: /,仏{⌒ヽ::::::::::: /:        V    \
.              丿    |::::::::::::::厂 ̄ Λ:|  /:Λ___/!: :       V  . . ハ
               /|:::::::::::/  | ̄ ̄\/ ̄ ̄ ̄ ̄|: :.         V⌒ : : :|


玄「ごめんね……須賀君、和ちゃん、ごめんね」グスグス





久「流石はインハイチャンプ。容赦ないわねぇ」

和「ですが、そこまでの強さも感じません」

まこ「それは単に京太郎で感覚は麻痺してるだけじゃろ」

京太郎「(照さん、強いな)」

咲「……」



 いくら気合の入りが違うとはいえ、圧倒的な実力差を埋めるには至らず
 結果として、先鋒戦は大爆死となった阿知賀

 しかし、それ以降の活躍は獅子奮迅のものとなり

宥「あったかぁーい!!」

憧「もう我慢できないわ!」

灼「ちくわ大明神」

 阿知賀は大将戦までに、白糸台と僅差に並ぶまで追いついていた
 そして――


穏乃「……」ゴゴゴ

淡「……」ゴゴゴ


竜華「」ビクビク

姫子「」ビクビク


穏乃「(須賀君と和の為にも!!! コイツを倒す!!!)」

淡「(キョウタローが見てる。ここでコイツを倒して、私の活躍をみてもらうんだっ!!!)」


 奇しくも、同じ男を想いながらの勝負
 その結末は――


 安価↓2

00~89 しずもん勝利

90~99 淡の大勝利

ゾロ目 まさかの竜華大勝利


姫子「えっ……えっ!?」


穏乃「だぁぁぁぁっ!!」

淡「う、嘘!?」

穏乃「や、やった! 白糸台に勝ったぁー!!」

竜華「」

姫子「」

淡「そんな……キョウタローが見ていてくれたのに」ブルブル

穏乃「(須賀君! 和! 見てくれた! 私逹、決勝でも頑張るから!!)」ニッ



まこ「まさか、白糸台が負けるとはのぅ」

久「そこは予想外だったけど、決勝は調整してくるだろうし」

優希「油断してると危ないじょ」


京太郎「大星……」

和「須賀君」ニッコリ

京太郎「ナンデモナイデス」

咲「……白糸台って、こんなものなんだ」ボソリ



淡「ごめんねテルー! 私の、私のせいで」ビエーン

照「いいよ。私は一位抜けだったから」

淡「……え?」

照「しっかり京ちゃんにアピール出来た」フンス

淡「……」ジワッ

菫「いや……勝ち抜けたんだからそこは気にしなくても。悪いのは亦野だし」

誠子「」

尭深「まったくもって」

誠子「」

淡「きょうたろぉ……私、次はがんばるからぁ」グスグス

照「京ちゃんはますます私を好きになったはず」フフフ

淡「わぁぁぁぁぁぁんっ!!!」ビエエエエン

照「( ´・∀・` )ドヤ」

菫「照!! いい加減にしろ!!」

照「……ごめん」

淡「うぅ、ひっく、許さないもん」グスグス


 今日はこれにて閉幕
 やっぱ10回行動でも長いなぁ、まだ二週目に行けへん
 次で団体戦は確実に終わり、個人戦もあっさり終わらせたい

 それではまた


 残り三回行動
 その後、個人戦編では今までの積み重ねでイベント進行となります
 
 伝説の樹の下に来てくれる女の子は誰なんでしょうかねぇ……


 お、そうだ(唐突) 次スレのスレタイの女の子は誰がイイゾ?
 二週目のスタート地点になるだろうし
 次週メインにして欲しい女の子の名前を挙げてくれよな~、頼むよ~


 色んなかわいい子が挙げられてますね
 どうすっかなー俺もなー



 インターハイ八日目 8月12日


京太郎「いよいよ準決勝まで来ましたね」

和「ここを抜ければ、決勝です!」グッ

久「優希。例の作戦、覚えてるわね?」

優希「勿論だじょ。優勝の為なら辛抱するじぇ」

まこ「咲、任せてええんじゃな?」

咲「はい。前の私なら不安でしたけど、京ちゃんのおかげでなんとかなりそうです」

久「厄介なのは当然臨海女子ね。他家をうまく牽制しながら、最低でも二位で勝ち上がるわよ!」

和「狙うなら当然一位です。そうですよね、須賀君?」ウットリ

京太郎「あ、ああ。そうじゃないかな」

久「さぁ、みんな行くわよ! 決勝への切符を手にする為に!」

咲「はい!」


京太郎「(俺はどうしようかな)」


 安価↓2

1 淡か照に連絡を取る

2 しずもんと連絡を取る(イベント進行は無し)

3 咲逹の応援に行く

4 解説の三尋木師匠に会いにいく



京太郎「(ここは正念場だし、応援に行かなきゃな)」

久「須賀君も来てくれるわよね?」

京太郎「勿論ですよ」

和「須賀君が傍にいてくれるなら、私は誰にも負けません」

咲「私だって!」

久「ええ。頑張るわ!」


まこ「この三人は本当に京太郎にベタ惚れじゃなぁ」

優希「私逹の入る余地が無いじょ」


京太郎「今回の相手……ちらほらと強い人がいるので気をつけてくださいね」

久「須賀君がそう言うなんて、相当強いのよね」

和「問題ありません」

優希「ベストを尽くせばなんとかなる!」

咲「うん!」


 清澄 控え室


久「心臓がドキドキしてきたわ」

優希「じぇーじぇー」スーハー

京太郎「……」

 みんな緊張してるようだな
 ここは誰か一人に、アドバイスでもしてあげよう

京太郎「誰にアドバイスしようかな?」


 安価↓ 50以上で励まし ゾロ目が一つでもあれば全員励まし

1 優希
2 まこ
3 久
4 和
5 咲



まこ「平常心じゃ、平常心じゃ……」ブツブツ

久「決勝は目の前よ。頑張るのよ私……みんなと一緒に、優勝を」ブツブツ

京太郎「あちゃー。先輩二人が緊張に飲まれてるなぁ」

 ここは二人を励ますとしよう

京太郎「部長、染谷先輩!」

まこ「ん?」

久「え? 何!?」

京太郎「肩に力は入りすぎですよ」クスクス

久「あっ……」

まこ「京太郎の言うとおりじゃな」ハァ

京太郎「確かにここが正念場でしょうけど、俺はこう思うんです」

久「?」

京太郎「俺逹の目標は優勝。つまり、全国で一番強いってことですよね?」

まこ「それはまぁ、そうじゃが」

京太郎「なら。俺逹が負けるわけないじゃないですか」ニッ

久「……ふふ、そうだったわね」クスッ

京太郎「だから。俺はここでゆっくり見物させて貰います」

まこ「ああ。よーく見ておけ。わしらが先に、全国大会を制するところをな」

京太郎「まだ準決勝ですよ?」

久「どうせ優勝するんだから同じことよ」ニヤリ

京太郎「それでこそ部長です」


まこ「先輩失格じゃな」

久「ええ。ほんと、いい後輩を持てたわ」フフ

まこ「そして、いい男じゃのぅ」

久「あら、当然じゃない」

まこ「?」

久「だって須賀君は――」


      , ': : : : : : :〃: : :イ:/7:.∧{ヾ: : : : : : : : : : : : : :.∧

      /: : :/: : :〃: イ /:/ .{:/ `  ヽヘ: : : : : : : : : : : : :.,
     ,: : : /: : : : :7:./  〃  {!  __  .∨: : : : : : : : : : : :,
    . : : :,': : : : : :./   {! ,.ィ '"´   `` ∨: : : : : :ヘ: : : : :
    . : : : : : : : : :/              ∨: : : : : :.}: : : : ,
   7: /: : : : : : 7'"       '"´  _,,..ニュ、 ',: :.! : : :.i: : : : :.
   {:./: : : :,ィ': :,'         ,ィ巧 .::::. 心`ヽ}: :|: : : : : : : : : .
   {/: : : : : : :7=ニュ、       乂. ::: _少  リ: :|: : : : : : : : : ,
   ソ: : :{: : : : { イち::心          `¨´   ,ノ!: :! : /: : : :i: : : }
   {{、: : i: : :.:.ヘ 乂;:ツ           / }: :!ノ: : : : :.!: : :.

   i!. \: : : : : :ヘ   ´  ,              リ/: : : : : /: : :.,
   ヽ  ヽ: : : : :.ヘ         ,     , ': : :/: :./: : : /
      `   .∨: ヽ: : .、     ー '"      人__: : : :イ: : : : :/
        \: :ヽ: : `. .        , ィ _,,{ニニミュ、: : : >"┐
            、: : : :ヽ: :¨: . ァ - ',<: : : : : : :)’ー';.;.;.;.;.;{
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                /: ̄/´};.;./: : ; ィ'", ‐'' ̄  ` <;.;.;.;.;..∨
                /: : 〃:.i/7: /;.;/  --     ` <;.∨

久「私の惚れた男なんだから」

まこ「いいとこばっかり取りおって」ハァ


 まこ、久の好感度がぐんと上昇!!


 そして、確固たる決意を胸に秘めて
 咲逹は準決勝を懸命に戦った

智葉「(なんだ、この火力……断ち切れないっ!?)」

優希「(こんなの!! 京太郎との対局に比べればなんでもないじぇ!!!)」

智葉「(コイツは間違いなく知っている。私以上の……強き雀士を)」ゾッ


まこ「(悪いが、後輩にああ言われてカッコつけんわけにはいかんからのぅ!)」ゴッ

ハオ「(ペースを崩したと思えば、突然息を吹き返した!? これは一体――!?)」


久「旦那からのお達しでね。優勝、届けてあげなきゃならないのよ」フフ

揺杏「げっろ」

明華「? 旦那とは一体……?」

洋榎「愛やなっ!」キリッ


和「負けません」ポワー

メグ「!? このカンジ……」ゾクゾク

絹恵「(二回戦の時とは、まるで別人やっ!)」

由暉子「負けられないのは、こちらも同じですから……」


ネリー「(どうせネリー逹が勝つよ)」ゴゴゴゴ

爽「(さーて、ここから大逆転を……)」ドドド

恭子「(今度こそ、借りを返すんや!)」ズズッ

咲「……邪魔」ボソッ

恭子「えっ?」

咲「邪魔だよ、全員」カッ

                   -=ニ二ニ          ニ二二二二二二二
                 二二二二  二二        二二ニ  ニ二二二

                     ニ二二二   ニ二  ニ二二ニ           ニ二二
                 ̄    ____       ̄ニ二二ニ  ニニ       二二
             ニ二ニ   ニ二二二二二ニ     二二ニ ニニ      二二
              ニ二         ┐  ̄ニ二二二二ニ=  ニ二 二ニ     二二
                    /::::/       ̄ニ二二二ニ  ニ   ニ    ニ二二
               /  /::::::::/...-―≠ニア{    ̄ニ二ニ  ニ二ニ     ニ二
                   /{ /::::::::::::::::::::::::::::::::-=<.. 二ニ  二ニ ニニニ ニ   ニ二
             二{::∨::::::::::::::::::::::::::::::::::-=く:::::\二ニ ニ二  二二二二  二ニニ
               二二〉::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\⌒    ニ   ニ二二ニ  二ニニ=
               二/:/:::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::\二ニ ニ   二二ニ   ニニ=
               /:::/::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.⌒丶ニ __二二二二ニ   ニ=
           ⌒i::|:::|:::::|::|:::::::::|:::|::::::::|::::::::: |::::::|乂__ /: :.:|二二ニニ   =
ニ             ニ二|::|:::|:::l:|::|::::l:l::|:::|::::::l:|::::l:::: |:l::l:| ̄/: : : : |二二ニニ     ニ
二.            二|::|:::|:::l:|::l::::l:l::|:::l\从:::l:::: |:l::l:l/: : : : : :/二二ニ  二二二
ニニ            二|从:|::从八从乂{´廴}乂::::从劜: : : : : :./二二二二二ニ 二ニ=-
 ニニ.          二二)イ::圦     ,     ∧/----: : :__:_/二二二二二ニ  二二ニ=
   二ニ= =ニ二 ニ=  二}//> . - . イ:::::: : : : :/´ ̄∨ ̄ ̄\二ニニ    二二ニニ
=ニ二二ニ  二二二 ___∠{: : : : : :| ̄ _」::: : : : :./    l|     | |__     二二二ニ
  ニニニ   ニニニ //   ∧: : : : :.ー―.:: : : :/} ___ }   リ リ    =ニ二二二ニニ
   二ニ=  =ニニニ ノノ   \{ {\: : : :.  .: : :/ニ/ l/ ̄\__彡'--  、  \ニニニ=
=ニ二二ニ 二二 { {      ̄ハニ、:_:_,:.//ニニ/   |ニニニニニニニニニニニ二\   \ニニニ
二ニ  ニ二 二=/\   ___/二|`ー ‐┼┼≦___} -=ニ三三三三ニ=-  \   \二
ニニ   二二ニ/   / ̄ ̄ 二八   ,{三三三三三三三≫  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`   \
ニニ  二  ´   /二ニ  =ニ二二}    \三ニ=- ̄{ ̄ ̄    =ニ二二ニ==   \
ニニ:/   /  二ニ ニニニニ|     \三三三ニ=- __    -=ニ二二二ニ
二/    /二ニ= =二 二二ニ _|     /≧=====┬=ニ三三三ニ=- ニニニニニニニ
. /   =ニニ二二  二二二ニニ/ {廴___/´  / ̄ ‘,     ___ .... . -――-
/ /ニニニ二二二二____. .: ::|  \     ___/  --- ‘,  /: : : : : : : :./::}:_:_:_/::
,/ニニニ:/ ̄ ̄/: : : : : /: : :人    ̄ ̄   /: :|: :\: : ̄: : : : : : : : : :/::/: : /::::::

咲「通して貰うよ。決着をつけなきゃならない人が……先にいるから」



 準決勝一位通過  清澄高校



 準決勝 終了後


京太郎「おめでとうみんな! いよいよ決勝だ!!」

久「これ、夢じゃないわよね? 私逹、とうとう決勝に来たのよね!」

まこ「……現実じゃ」

優希「うぅぅぅっ! やったじぇええええっ!!」

和「遂に、決勝……」フラフラ

咲「わわ、和ちゃん大丈夫?」

和「少し、緊張の糸が緩んでしまいました」

京太郎「今日はもうホテルに戻ってゆっくり休もう。明日が本番だからな」

咲「……うん」

和「須賀君は休まないんですか?」

京太郎「ちょっと、夜風に当たりたい気分なんだ」

久「風邪引くわよ?」

京太郎「気をつけます。みんなは先に戻っていてください」

まこ「じゃが……」

京太郎「お願いします」

久「……夜には戻ってくるのよ?」

京太郎「はい!」

咲「京ちゃん……」


 決勝前に最終恋愛イベント入れましょうかね
 勿論、選ばないという事も出来ますが



【好感度表】
―――――――――――――――――――――――――――――
00 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ ||ゴールイン
95 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ ||――――
90 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ ||イゾン
85 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ ||
80 | ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ || ♡ ||――――
75 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♡ || ♡ ||アイジョウ
70 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♥ || ♡ ||
65 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♥ || ♡ ||
60 | ♥ || ♡ || ♡ || ♥ || ♥ || ♡ ||――――
55 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||イシキ
50 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||
45 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||
40 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||――――
35 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||ユウジョウ
30 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||
25 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||
20 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||――――
15 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||キラワレ
10 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||
05 | ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ || ♥ ||
―――――――――――――――――――――――――――――
   【咲】【まこ】【優希】【和】【久】【淡】


咲【77】
まこ【55】
優希【55】
和【79】
久【71】
淡【58】
照【?】

 この最終イベントで、好感度をうなぎのぼりさせることが出来ますが、
 逆にこのイベントでアイジョウに突入してなければ彼女には選べません

 現状だと、まこ、優希、淡が足りてません
 
 現時点で決勝後にある恋人決めイベントに参戦資格があるのは咲、和、久、照の四人だけですね
 夜景イベントを共に過ごす相手はよーく考えてお決めください


 
 【安価】京太郎「彼女が欲しいなぁ」淡「……」チラッチラッチラッ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463491581/)

 次スレは建てましたが、こちらまだ残ってるので
 決勝前夜の夜景イベントを行います


 夜景を見ている京太郎の元に現れたのは……?


 安価↓1~10  一番多い人


1 咲
2 和
3 久
4 まこ
5 優希
6 淡
7 照

8 誰も来ない 


京太郎「……」ボー

 明日は全国大会の決勝
 本当にみんな頑張って、ここまで来たんだなぁ

京太郎「逆に俺は……どうやってここまで来れたんだろう」

 女の子にモテたいと考えて、彼女が欲しいと思った
 それで努力して、強くなって

 力に溺れかけて、色んな人に支えられて

 俺は今、ここにいる

京太郎「……強いってなんだ」

 赤木しげるさんに負けた時、俺は強さに憧れた
 何者をも寄せ付けない、あの魅力あふれる打ち筋に

 でも、強くなった今なら分かる
 
 あの強さは、俺が求めるものとは違うのだと

 そして――俺が本当に欲しかったものは

?「……こんな場所にいたら風邪引くよ?」

京太郎「……蒸し暑かったからさ。これくらいでちょうどいいんだよ」

?「ふーん? 私は寒いけど」

京太郎「そうか?」

 唐突に背後からかけられた声
 甘く、柔らかく、聴き心地にいいその声は、初めて聞く声だというのに――

 誰が発したものかなんて、カンタンに分かった

京太郎「会うのは反対されてたんじゃないのか? 大星」

淡「えへへ……来ちゃった」


 大星淡、ばぶるがーる
 俺の――親友とも呼べる、少女だった



京太郎「よくここが分かったな」

淡「んー? なんでだろ。なんとなく、かな?」

 月明かりに照らされて、より一層輝きを増していく大星の金髪
 俺の金髪と違って光沢があり、女子なだけあって手入れが行き届いているのだとよくわかる

京太郎「座れよ、大星」

淡「淡でいいって。他人行儀なんてめんどくさいし」

京太郎「悪い。じゃあ、淡って呼ぶよ」

淡「うん! よろしい!」

 ニッコリと笑って、淡は俺の横に腰掛けた
 今、俺たちは横並びにベンチに座り……何気なく、目前に広がる夜景を眺めている

淡「……綺麗だね」

京太郎「ああ、綺麗だ」

淡「キョウタローはさ」

京太郎「ん?」

淡「……好きな人、いる?」

京太郎「んー……分かんないな」

淡「そっか。私とおんなじだ」

京太郎「おんなじ?」

淡「うん」

 ぐっと、ベンチの上で膝を抱き抱える淡
 おいおい、そんなことしたらスカートの中身が見えちまうって

淡「……えっち」

京太郎「お前が見せたんだろ?」

淡「いいもん。キョウタローなら」

京太郎「……おいおい」

 実際に会ってもこういうキャラなのか
 なんだか、振り回される予感がするぞ



淡「私ね。恋愛ってしたことないんだ」

京太郎「へぇ?」

淡「意外?」

京太郎「モテそうだからさ」

淡「そりゃモテるさー」バンバン

京太郎「いててっ!」

淡「でもね。みーんな偽物なの」

京太郎「偽物?」

淡「私のことを好きって気持ち。分かるんだ、それがちゃんとした気持ちじゃないって」

京太郎「……」

 まぁ、学生のうちの恋愛なんて大半が遊び感覚だろうし
 ましてや淡ほどの美少女で、実力もある相手なら……ミーハーが寄ってくるのは当然だ

淡「だからね。恋なんてしたことなかった」

京太郎「……なかった?」

淡「……最近、なんだけど。変な奴が、現れてね」

京太郎「変な奴……」

淡「最初はからかってるだけで楽しかった。そいつのことなんて、なんとも思ってなかったのに」

京太郎「……?」

淡「気が付けば、そいつのことばっかり考えちゃって。メールが来るのを、今か今かと待ちわびてる」

京太郎「恋だな」

淡「恋だね」フフ

京太郎「よかったじゃないか。恋を知って」

淡「よくないよ」

京太郎「どうして?」

淡「相手が気付いてくれないから」

京太郎「気付いてもらえばいいじゃないか」

淡「じゃあ気付いてよ」

京太郎「例えばストレートに伝えると……か……」

淡「……」

京太郎「えっ?」



淡「気付いてよぉ……ばかぁ」ギュッ


京太郎「淡……?」


 空に輝く月に、ひと房の金の川が流れたと思った途端――
 柔らかな感触と、暖かな吐息が俺の体を包み込んだ



淡「ずっと、ずっと会いたかったのに……私、我慢してたのに」ギュゥウ

京太郎「なんで、俺なんかを……」

淡「わかんない。わかんないけど、好きなのぉ……」

 抱きしめられたまま、俺と淡の頬が重なり合う
 冷たい雫は――淡の秘めた想いとともに、流れ落ちたものだろう

淡「キョウタローが私以外の相手とネトマしてるのがイヤだった」

京太郎「だからお前……いつも乱入して……」

淡「キョウタローがテルーとメールしてるのがイヤ」グッ

京太郎「!」

淡「もう、ダメなの。いつも、キョウタローのことばかり考えてる」

京太郎「でも、会ったばかりで……」

淡「そんなの関係ないよ。私は……キョウタローが好き」

京太郎「……」

淡「言ってたじゃん、彼女が欲しいって」

京太郎「それは……」

淡「私を、彼女にしてよぉ……お願い、キョウタロー……」



 俺は彼女が欲しかった
 優しくて、可愛くて、胸の大きい彼女

 目の前の少女は、それを全て満たす存在だと誰もが思うはずだ

 でも、いいのか?

京太郎「……」

 俺は

 俺が欲しかった彼女って、本当にそれだけの存在なのか?

淡「……」

 この少女を受け入れれば、俺の夢は果たされる
 だけどそれは同時に――


 咲「京ちゃんっ」 久「須賀君」 和「須賀君!」 照「京ちゃん……」


京太郎「淡、俺は――」



 安価↓2


00~89 今は答えられない 

90~99 (無言の無言) 

ゾロ目 ゴールイン



京太郎「ごめん。今は答えられない」

淡「……ずるいよ」

京太郎「悪い。でも、必ず答えを出すから」

 そうだ。
 俺はまだ、答えを出すべき相手が他にいる

 ここで、淡だけに答えを出すわけにはいかないんだ

淡「私……諦めないよ?」グスッ

京太郎「!」

淡「絶対、絶対に私……キョウタローを手に入れるんだから!!」バッ

京太郎「あ、おい! 淡!!」

淡「明日の試合! 見ててね!! 優勝して、もう一度告白するから!」タタタ

京太郎「淡……」




淡「……負けないもん。テルーにも、サキにも!! あの阿知賀の大将にだって!!!」タタタ




京太郎「……」

 夜は更けて運命の朝が訪れる
 この日――全国から集った少女逹の夢が、決着を迎えると同時に

 一人の男が、たった一人の少女を選び出した

 そう、俺が長年追い求めていた
 
 願の彼女
 その人を――


 淡の好感度がぐぐぐーんと上昇!
 淡が京太郎へのアイジョウを自覚しました



咲【77】

まこ【55】 ← ボッシュート
優希【55】 ← ボッシュート

和【79】
久【71】
淡【73】
照【?】



 皆さん大好きなまこさん、優希が離脱
 これは痛いですね、これは痛い……


 まだ中途半端に残ってますね
 せっかくなので、二週目についてのご意見を募ろう(提案)

 
 ハードモードorノーマルのどっちがよろしいか?
※ハードだと、京太郎に敵意や悪意を持つキャラも出てくる

 松実姉妹
 宮永姉妹
 愛宕姉妹
 石戸姉妹
 池田姉妹
 新子姉妹


 どれが好き? 他意はありません
 というか他に姉妹いたっけ…… 

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