【FEif】カムイ「学園物?」【安価あり】
マークス「さあカムイ! 我ら暗夜学園へ!」
リョウマ「カムイ! お前が来るべきは白夜学園だ!」
カムイ「……」
安価下
1.暗夜学園
2.白夜学園
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1459434177
いきなり安価ばかりで申し訳ありませんが次にカムイの性別を
1.男
2.女
カムイ「ごめんなさいリョウマ兄さん」
リョウマ「カムイ!」
カムイ「私はマークス兄さんたちのいる暗夜学園へと行きます」
リョウマ「そうはいかん。お前には白夜学園へ来てもらう!」
マークス「ふん……」
カムイ「マ、マークス兄さん」
リョウマ「貴様、そこをどけ!」
マークス「カムイが選んだのは暗夜学園。白夜の者はお引き取り願おう」
タクミ「ちっ……」
サクラ「姉様!」
カムイ「みんな……本当にごめんなさい」
ヒノカ「こうなったら力ずくでも……」
カミラ「うふっ、駄目よ」
エリーゼ「お姉ちゃんは渡さないもん!」
レオン「そういうこと。マークス兄さんの言う通り、さっさと帰ってもらえるかな?」
リョウマ「……みんな、退くぞ」
ヒノカ「で、でも!」
タクミ「本人がああ言ってるんじゃしかたないさ……後悔しても知らないけどね」
サクラ「う、うぅ……」
マークス「暗夜学園へようこそカムイ」
エリーゼ「私は中等部だからいつでも会えるわけじゃないけど、お姉ちゃんが来てくれて本当に嬉しいよ!」
カミラ「困ったことがあれば私を頼ってちょうだいね?」
レオン「僕もいろいろとサポートするよ」
カムイ「ありがとうございます、皆さん」
暗夜学園 教室
ゼロ「今日は転校生を紹介するぞ」
サイラス(転校生か……どんなやつだろ?)
ゼロ「入ってくれ」
カムイ「……」
サイラス「カムイ!?」
ゼロ「なんだサイラス、顔見知りか?」
サイラス「え、ええ……」
カムイ(あの人、私のことを知っている……? どこかで会ったかな?)
カムイ「皆さんはじめまして。カムイと言います。これからよろしくお願いします」
ゼロ「みんなカムイと仲良くヤってくれ……カムイの席はサイラスの近くにしようと思うがそれでいいか?」
カムイ「はい」
サイラス「カムイ! 久しぶりだな!」
カムイ「えっと、サイラスさんでしたっけ……失礼ですがどこかでお会いしましたか?」
サイラス「なんだよ覚えてないのか? 昔よく遊んだじゃないか」
カムイ(昔……サイラス……あっ!)
カムイ「ああっ! すみませんサイラスさん!」
サイラス「思い出してくれたみたいだな。なら良いよ」
カムイ「いえっ、私なんて失礼なことを……」
サイラス「もういいって。それよりこれからよろしくな」
カムイ「はい……よろしくお願いします」
【放課後】
サイラス「カムイ、今日時間はあるか?」
カムイ「ええ」
サイラス「それなら俺が学園を案内しよう。部活動見学も兼ねてな」
カムイ「よろしいのですか?」
サイラス「お前さえよければ、な」
カムイ「それではぜひお願いします」
モズメ「なあなあ、あたいもいっしょに行ってええか?」
カムイ「あなたは……」
モズメ「あたいモズメって言います。よろしくなぁ」
カムイ「こちらこそよろしくお願いします」
サイラス「どうしたんだモズメ?」
モズメ「カムイさんと仲良くしたい思うてな。かまへんやろ?」
カムイ「ふふっ、もちろんです」
安価下
見学に向かう部活動とそこにいた人物(暗夜関連限定)
サイラス「おっ、やってるやってる」
カムイ「あれは……アメフト部ですか」
モズメ「まあカムイさんが入ることはあらへんやろうけど」
サイラス「マネージャーとしてならあり得るだろ」
モズメ「それもそか」
ブノワ「……お前たち」
サイラス「うおっ!?」
モズメ「ぶ、ブノワさん! びっくりさせんといてな!」
ブノワ「お前たちが勝手に驚いただけだ」
カムイ(大柄な方ですね)
ブノワ「見学はいいが、あまり近づきすぎるなよ」
カムイ「はい、気をつけます」
ブノワ「……見ない顔だな」
カムイ「私はカムイと言います。本日をもってこの暗夜学園に転校してきました」
ブノワ「そうか……俺はブノワ。アメフト部のキャプテンを務めている」
カムイ「キャプテン……すごいです」
ブノワ「なに、まだまだ至らぬ点も多い」
モズメ「こう見えてすごく優しいんよ」
ブノワ「……こう見えて、は余計だ」
サイラス「ちょっとかわいいだろ?」
カムイ「ふふっ」
ブノワ「……まあいい。よろしく頼む」
カムイ「はい、よろしくお願いします」
安価下
巡る部活動とそこにいた人物(暗夜関連限定)
3パターン提示いただけると助かります。
【図書室】
サイラス「で、ここが図書館だけど」
カムイ「……」
モズメ「なかなか大きいやろ?」
カムイ「はい、正直驚きました」
オーディン「ようこそ賢者の館へ」
カムイ「えっ?」
サイラス「カムイ、無視しろ」
カムイ「あ、あなたは……?」
オーディン「我が名を欲するか、異邦の地より来訪せし者よ」
カムイ「え、えっ?」
モズメ「相変わらずうさんくさいなぁ」
オーディン「俺はオーディン。この賢者の館の主だ」
サイラス「なにが主だ。ただの図書委員だろお前は」
カムイ「あの~……」
オーディン「むっ?」
カムイ「その手を伸ばすポーズは何なんですか?」
オーディン「……」
カムイ「……」
オーディン「く、くくく……はははははは!」
カムイ「!?」
オーディン「ついにこの造作について詳説するときが来たか」
モズメ「そういうのええから。カムイさん困っとるやろ」
オーディン「そ、そうなのか……? すまん。転校生」
カムイ「いえ、謝ることはないですよ」
オーディン「俺も君と同学年だ。クラスは違うけどな。何か探している本があれば俺が手伝うから気軽に声を掛けてくれ」
カムイ「ありがとうございます」
【道場】
エルフィ「はあっ!」
カムイ「す、すごい……軽々と相手を投げた」
サイラス「あれはエルフィだな。柔道部のエースだ」
モズメ「エルフィさんはすごいで~」
カムイ「そうですね。女性なのにあのパワー……私にはないものです」
エルフィ「……」
カムイ「あれっ?」
サイラス「なんかキョロキョロしてるな」
モズメ「あっ、こっち来た」
エルフィ「良い匂いがする」
サイラス「良い匂い……?」
カムイ「あっ、もしかして」ゴソゴソ
カムイ「これのことですか?」
エルフィ「間違いなくそれね」
サイラス「どんな鼻してんだよ……?」
モズメ「それは?」
カムイ「ジョーカーさんが作ってくれたクッキーです」
サイラス「ジョーカー? 誰だそいつ」
カムイ「私の家で働いてくれている執事です」
モズメ「ええっ!? カムイさんち、執事おるの!?」
サイラス「す、すげえ……」
エルフィ「……」ジー
カムイ「た、食べます?」
エルフィ「!」
エルフィ「……いいの?」
カムイ「はい、どうぞ」
カムイ(そんな目で見られたら渡さないわけにもいきませんよ)
エルフィ「……」パクパク
エルフィ「美味しい。手が止まらない」パクパク
モズメ「ほんまにええ顔して食べるなぁ」
カムイ「ええ、とても可愛いです」
サイラス「それはいいけど、練習はいいのかよ?」
エルフィ「腹が減っては戦はできないって言うでしょ?」
カムイ「あはは……面白い方ですね、エルフィさんって」
エルフィ「……」パクパク
【調理室】
サイラス「どうやら活動してるみたいだな。入ってみるか」
カムイ「ここは調理室ですね」
モズメ「うん。たまに料理研究部が使っとるんよ」
ピエリ「ふんふんふ~ん♪」
サイラス「おっ、良い匂い」
モズメ「失礼するで」
ピエリ「サイラスにモズメ! ……そっちの人は?」
カムイ「私はカムイと言います」
ピエリ「あっ、ピエリ知ってるの! 転校生なの!」
カムイ「はい、よろしくお願いします」
ピエリ「うん、よろしくなの!」
サイラス「料理中のあいつに近づくなよカムイ」
カムイ「えっ、どうしてですか?」
ピエリ「サイラスの言うとおりにするのが賢明なの。うっかりブスーッとやっちゃうかもしれないの」
モズメ「物騒な話やな~」
カムイ(……冗談ですよね?)
モズメ「何作っとるん?」
ピエリ「パエリアなの」
サイラス「ピエリの料理はすごく美味しいんだよな」
カムイ「へえ~……私、料理できないから羨ましいです」
ピエリ「ふふん、褒めても何も出ないことはないの。ちょっと待ってればカムイにも食べさせてあげるの」
カムイ「いいんですか?」
ピエリ「お近づきの印なの。感謝するの」
ピエリ「召し上がれなの!」
カムイ「いただきます」パクッ
カムイ「……美味しい!」
ピエリ「当然なの」
カムイ「すごいですピエリさん!」
ピエリ「ふふふ、褒めるの褒めるの褒めたたえるの」
サイラス「調子に乗ってるな」
モズメ「事実としてピエリの料理はうまいからなぁ」
【校門前】
カムイ「二人とも、今日はわざわざありがとうございました」
モズメ「あたいも楽しかったしかまへんよ~」
サイラス「それじゃあ俺たちこっちだからまたな」
カムイ「はい、また明日」
安価下
帰り道で遭遇した暗夜兄弟一名
レオン「やあカムイ姉さん」
カムイ「レオンさんも今帰りですか」
レオン「うん、奇遇だね」
カムイ「レオンさんは部活動をやっていないのですか?」
レオン「チェス部に入ってるんだけど、必ず出なくちゃいけないわけじゃないからね」
カムイ「チェス部なんてあるんですね」
レオン「まあ、この地域ではチェス部があるのはうちくらいかな……暗夜学園で一日過ごした感想は?」
カムイ「はい、みんな良い人ばかりでとても居心地がいいです」
レオン「それはよかった。なにか入りたい部活動なんかはあったりするの?」
カムイ「今日いくつか見学に行ったんですが、まだこれといって入りたい部活はありませんね」
レオン「部活動は強制じゃないし、ゆっくり考えればいいさ」
カムイ「はい、そうします」
レオン「ところで、久しぶりに姉さんの家にお邪魔してもいいかい?」
カムイ「ぜひとも。みんなも喜ぶと思います」
レオン「みんな、ね。あの男が僕の訪れを喜ぶ姿は想像できないな」
カムイ「?」
レオン「いや、何でもないよ」
【自宅】
ジョーカー「おかえりなさいませカムイ様」
カムイ「ただいま」
レオン「お邪魔します」
ジョーカー「……これはレオン様。お久しぶりです」
レオン「久しぶり。不思議そうな顔をしてどうしたんだい?」
ジョーカー「いえ、なぜカムイ様がレオン様といっしょに帰宅されたのかと思いまして」
レオン「帰り道でいっしょになっただけさ」
ジョーカー「そうですか……すぐにお茶をご用意いたしますので少々お待ちを」
ジョーカー「どうぞ」
カムイ「ありがとうございますジョーカーさん」
レオン「いただくよ」
ジョーカー「それでカムイ様。暗夜学園はいかがでした?」
レオン(あっ、僕と同じこと聞いてる)
カムイ「とても居心地のいいところでしたよ」
ジョーカー「迷惑をかけてくる輩がいましたら私に申し付けください。迅速に私が何とか致しますので」
レオン「少し過保護すぎやしないか?」
ジョーカー「そんなことはありません」
レオン「……」
フェリシア「あっ、カムイ様……それに、レオン様!?」
リリス「えっ、本当に?」
レオン「久しぶりだねフェリシア、リリス」
フェリシア「はわわっ! 本当にお久しぶりです!」
リリス「あっ、ちょっと!」
ガチャン!
フェリシア「あうぅ、びっくりしてお皿を落としてしまいました」
ジョーカー「お前ってやつは……またか」
カムイ「気をつけてね」
フェリシア「はい、ごめんなさい……」
レオン「ドジっぷりは相変わらずだね。フローラはどうしたの?」
ジョーカー「今はあいつの地元に帰っています。いつこっちに戻って来るかはわかりません」
レオン「そうなのか」
リリス「今日はレオン様だけなんですか?」
レオン「うん、本当に偶然カムイ姉さんと会っただけだからね。近日中にみんなもいっしょにお邪魔させてもらおうと思ってるけど」
フェリシア「他の方々は今どうなさってるんですか?」
レオン「マークス兄さんは大学院にいて、カミラ姉さんは高等部の生徒会長。エリーゼは中等部で元気にやってるよ」
ジョーカー「当然ですが、バラバラですね」
レオン「それでも家の外で兄弟姉妹が会うのは珍しくないよ?」
フェリシア「すごいですよね~。小学校から大学院まですぐ近くにあるんですから」
ジョーカー「白夜に比べれば小規模だがな」
レオン「それを言う必要はなかったと思うね」
――――
ジョーカー「レオン様もうちで夕食を食べていきますか?」
レオン「いや、そろそろお暇させてもらうよ。世話になりすぎるのも申し訳ないしね」
フェリシア「せっかく久しぶりに会えたんだし、もっといてほしいです……」
レオン「そう言ってくれるのは素直に嬉しいよ」
カムイ「無理に引き留めても悪いですね……今日は楽しかったです」
レオン「またね。今度はみんなでお邪魔するよ」
リリス「お待ちしています」
【自室】
カムイ(今日はもう寝るとしましょう)
カムイ(暗夜学園はとても良いところでした)
カムイ(……私を望んでくれた白夜の皆さんには大変申し訳ないことをしてしまいました)
カムイ(それでも私は暗夜学園で過ごします)
カムイ(ごめんなさい……リョウマ兄さん、ヒノカ姉さん、タクミさん、サクラさん)
安価下
支援イベント 相手(暗夜白夜限定なし)
【翌朝】
カムイ「ん、むぅ」パチッ
カムイ「……あ~!」
カムイ「このままでは遅刻です!」
フェリシア「ふえぇん! 私も寝坊してごめんなさい!」
リリス「ふ、不覚です!」
ジョーカー「くっ……朝だけは……朝だけは!」
リリス「フローラさんがいればこんなことにはならないのに!」
カムイ「朝食を取ってる時間はありません! 今日の朝食はパンだけにします!」
ジョーカー「しかし、それでは栄養バランスが……」
カムイ「今日はしかたありません!」
フェリシア「パン焼けました!」
カムイ「ありがとう! 行ってきます!」
リリス「カムイ様! せめて食事は家で……」
カムイ「今はほんのわずかな時間も惜しいです!」
ジョーカー「駄目ですカムイ様!」
カムイ「ジョーカーさん?」
ジョーカー「通学中にパン……嫌な予感がするんです!」
フェリシア「ジョーカーさんが何言ってるかよくわかりません……」
カムイ「すみません!」
ジョーカー「カムイさま~!」
カムイ(転校して二日目から遅刻なんてするわけには……)タッタッタ
ラズワルド「あっ、あぶな……!」
カムイ(えっ、曲がり角から人が……)
ドンッ!
カムイ「きゃあ!」
ラズワルド「うっ……」
カムイ「すみません! 大丈夫ですか!?」
ラズワルド「う、うん……君こそ大丈夫……って、あれ?」
カムイ「あっ、その制服」
ラズワルド「あはは、僕たち同じ学校なんだね」
カムイ「ということはもしかしてあなたも遅刻?」
ラズワルド「……あっ、そうだ! 急ごう!」
カムイ「はい!」
ガンズ「おらおら! 校門閉めちまうぞ!」
ラズワルド「まずい!」
カムイ「ダッシュです!」
カムイ「はあ、はあ……」
ラズワルド「何とか間に合ったね」
カムイ「間一髪でしたね」
ラズワルド「そういえば君は……」
カムイ「?」
ラズワルド「いや、君みたいな可愛い子なら僕の記憶に残っていて然るべきなんだけど」
カムイ「か、可愛いって……私はカムイと言います。先日転校してきたばかりなんです」
ラズワルド「あっ、なるほど! ゼロ先生のクラスに来た転校生って君のことだったんだ!」
ラズワルド「違うクラスだけど、僕も二年だよ」
カムイ「それじゃあこれからいろいろお世話になるかもしれませんね」
ラズワルド「お互いにね。これからよろしく」
カムイ「よろしくお願いします……あっ、急がないと大変です!」
ラズワルド「そうだった!」
支援レベルが上がった!
ラズワルド C
ちょいと修正
ガンズ「おらおら! 校門閉めちまうぞ!」
ラズワルド「まずい!」
カムイ「ダッシュです!」
カムイ「はあ、はあ……」
ラズワルド「何とか間に合ったね」
カムイ「間一髪でしたね」
ラズワルド「そういえば君は……」
カムイ「?」
ラズワルド「いや、君みたいな可愛い子なら僕の記憶に残っていて然るべきなんだけど」
カムイ「か、可愛いって……私はカムイと言います。先日転校してきたばかりなんです」
ラズワルド「あっ、なるほど! ゼロ先生のクラスに来た転校生って君のことだったんだ!」
ラズワルド「違うクラスだけど、僕も二年だよ。」
カムイ「それじゃあこれからいろいろお世話になるかもしれませんね」
ラズワルド「お互いにね。僕はラズワルド。これからよろしく」
カムイ「よろしくお願いします……あっ、急がないと!」
ラズワルド「そうだった!」
支援レベルが上がった!
ラズワルド C
【教室】
ゼロ「どうしたカムイ? もうホームルーム始まるところだぞ」
カムイ「す、すみません!」
カムイ(私謝ってばかり……)
ゼロ「学校に来るのは早くていいんだ。学校に来るのはな」
カムイ「?」
モズメ「ゼロ先生、たまに何言ってるかよくわからんときあるなぁ」
サイラス「……ああ、そうだな」
【昼休み】
モズメ「カムイさんはお昼どうするん?」
カムイ「食堂に行こうと思います」
サイラス「じゃあ俺といっしょに行こうぜ」
カムイ「はい、モズメさんもいっしょに行きませんか?」
モズメ「あたいは教室で他の子と弁当なんや。カムイさんといっしょに食べたいとは思うけど、食堂の席を埋めるのもあれやしな」
カムイ「なるほど……それでは行ってきますね」
モズメ「サイラス、カムイさんを困らせんようになぁ」
サイラス「余計な心配だって」
安価下
食堂にいた人物(暗夜関連限定)
【食堂】
カムイ「だいぶ混んでますね」
サイラス「中等部高等部の生徒が一斉に押しかけるからな。購買も食堂もいつもこんなもんさ」
シャーロッテ「あ、サイラスさ~ん」
サイラス「シャーロッテか。どうした?」
シャーロッテ「サイラスさんといっしょにお昼を食べたいなぁ~って……その娘は?」
サイラス「昨日転校してきたカムイだ」
カムイ「よろしくお願いします」
シャーロッテ「よ、よろしく……あの、二人はどういう関係なんですか~?」
サイラス「昔馴染みだよ。と言っても再会したのはずいぶん久しぶりだったけど」
シャーロッテ「……ちっ、けっこう可愛いじゃねーか。これは少し分が悪いか?」ボソッ
カムイ「えっ、シャーロッテさん?」
シャーロッテ「どうしましたカムイさん?」
カムイ「いえ……なんでもありません」
カムイ「いろんなメニューがあるんですね」
サイラス「俺は定食にするかな」
シャーロッテ「私はステーキサンドで」
カムイ「私は……」
安価下
1. フレリア産魚出汁のラーメン
2. 熊肉カレー
カムイ「熊肉カレーなんて珍しいですね。これにします」
サイラス「へえ、なかなか面白いチョイスだ」
シャーロッテ「それかぁ……」
カムイ「いただきます」
カムイ「……」パクッ
サイラス「お味はどうだ?」
カムイ「肉が固いです……獣くさいです」
シャーロッテ「みんな同じことを言うのよね~」
サイラス「これでもうちの名物メニューなんだぜ?」
カムイ(次は違うものを頼むことにしましょう……)
【食後】
サイラス「ゼロ先生に呼び出し受けてるから先に戻ってるな」
カムイ「はい」
カムイ(残りの昼休み何をして過ごしましょうか……)
安価下
どこに向かう?(学園施設限定)
カムイ(特に当てもありませんし、学園内を歩き回ってみましょう)
カムイ(三年生のいる最上階に来ましたけど……カミラ姉さんを探すのも手間ですね)
カムイ(まだ上に行ける……この扉の先は屋上)
ガチャ
カムイ(開いてる……今どき珍しいですね)
【屋上】
カムイ(誰かいる)
スズカゼ「……」
カムイ(寝てる……それにしても)
カムイ(すごいイケメン!)
スズカゼ「……」パチッ
カムイ(あっ、起きた)
スズカゼ「……あなたは」
カムイ「お邪魔しちゃってすみません」
スズカゼ「はは、謝る必要なんてありませんよ。それにしてもここに来る人は珍しいですね」
カムイ「私この学園に来て間もなくて、学園内を探索してたらここに」
スズカゼ「ということはあなたも転校生ということですか」
カムイ「あなたも?」
スズカゼ「はい。数か月前、私は白夜学園からこちらに転校してきました」
カムイ「!」
スズカゼ「こちらの皆さんも私に良くしてくださるのですが、時折こうして一人になりたいときがありましてね。ここは私のお気に入りの場所なんですよ」
カムイ(主に女性がほっとかないんだろうなぁ)
カムイ「それではやっぱり私お邪魔でしたね」
スズカゼ「気にしないでください。別に誰かといるのが不快とか、そういうわけじゃありませんから……おっと、申し遅れました。私は三年のスズカゼと申します。以後お見知りおきを」
カムイ「ご丁寧にありがとうございます。私はカムイと言います」
スズカゼ「カムイ……良い名前です」
カムイ「ふふっ、ありがとうございます」
カムイ「あの……白夜学園から来たんですよね? リョウマ兄さんやヒノカ姉さんたちのことは知っていますか?」
スズカゼ「ええ、存じ上げておりますよ。尊敬に値する方々です」
カムイ「そうですか……」
スズカゼ「兄さんや姉さんとおっしゃいましたが、カムイさんはあの方々とどういったご関係なのでしょうか?」
カムイ「……大切な人たちです」
スズカゼ「……」
カムイ「……」
スズカゼ「そろそろ昼休みも終わります。お互い教室に戻りましょう」
カムイ「はい」
【教室】
サイラス「戻って来たかカムイ」
モズメ「何してたん?」
カムイ「屋上に行ってスズカゼって人に会ってました」
モズメ「スズカゼってあのえらくイケメンな先輩やろ?」
サイラス「三年生の中で一番モテるって評判だぜ」
モズメ「成績優秀、容姿端麗、加えて人格者……弱点が見当たらへんな」
サイラス「ちょっと妬ましいぜ」
カムイ「成績についてはともかく、サイラスさんもかっこいいですよ?」
サイラス「!」
モズメ「あはは、顔真っ赤や」
サイラス「ったく、おまえってやつは……」
カムイ「?」
安価下
放課後何をする?
1.部活動見学
2.帰宅 (自宅イベント)
3.暗夜の兄弟姉妹に会いに行く
【放課後】
サイラス「今日も部活見学に行くか?」
カムイ「そうしたいとは思いますが、今日はすぐに帰ろうと思います」
サイラス「ん? そうか」
カムイ「それではまた明日」
サイラス「ああ、またな」
モズメ「さいなら~」
【自宅】
ギュンター「お久しぶりですカムイ様」
カムイ「ギュンターさん……本日は来ていただきありがとうございます」
ギュンター「久々に一目カムイ様のお姿を拝見したいと思いましてな。それに私の育て上げた執事にメイドたちが何か不始末をしでかしていないかも確認しようと」
ジョーカー「ちっ、後半は余計だジジイ」
フェリシア「わ、私は立派にメイドを務めてますよ!」
リリス「二人とも……はぁ」
ギュンター「カムイ様、暗夜学園の制服も大変似合っておりますぞ」
カムイ「ありがとうございますギュンターさん」
ギュンター「……うっ」
カムイ「ギュンターさん?」
ギュンター「失礼……年寄りになると涙腺が緩くなってしまいまして」
フェリシア「なにか悲しいことがあったんですか?」
ギュンター「悲しいはずがない。ただあの小さかったカムイ様がこんなにも立派に成長なされたことが嬉しいのだ」
ジョーカー「ジジイ……」
ギュンター「お前たち、これからもカムイ様の手となり足となり、しっかりカムイ様をお助けするのだぞ」
ジョーカー「ふん、言われるまでもねえ」
リリス「お任せください」
フェリシア「私も物を壊さないように頑張ります!」
カムイ「ふぇ、フェリシア……ふふっ」
ギュンター「お前はもっと精進するのだ」
フェリシア「うぅ……」
安価下
白夜王族との遭遇(誰と出会う?)
【翌朝】
カムイ「今日はゆっくりしても遅刻せずに済みます」
リリス「私とカムイ様が同時に寝坊するなんてことはめったにありませんからね」
フェリシア「私は期待されてない!?」
ジョーカー「くっ……フェリシアと同じ括り……執事としてこれ以上の屈辱は味わったことがない」
フェリシア「ええっ!? ひどい!」
ピンポーン
カムイ「?」
リリス「こんな朝早くに誰でしょう?」
ジョーカー「もしやカムイ様の御学友ですか?」
フェリシア「ちょっと見てきますね~」タッタッタ
フェリシア「カムイさま~!」
カムイ「お、落ち着いて」
フェリシア「あうっ!」バタッ
ジョーカー「本当にこいつは……」
リリス「誰だったの?」
フェリシア「サクラ様です!」
カムイ「!」
サクラ「……」
カムイ「サクラさん……」
サクラ「途中までお供してもよろしいでしょうか?」
カムイ「もちろんです」
サクラ「……」
カムイ「……」
サクラ・カムイ「「あの」」
カムイ「さ、サクラさんからどうぞ」
サクラ「は、はい……えと……あの……」
カムイ「……」
サクラ「その、暗夜での生活はどうですか? あっ、嫌味とかじゃなくてですね!」
カムイ「わかっていますよ。サクラさんにそんなことできるとも思えませんし」
カムイ「……暗夜の皆さんも良い人ばかりでとても楽しいところです」
サクラ「そう、ですか」
カムイ「……」
サクラ「私もヒノカ姉様も兄様たちも変わらずカムイ姉様をお慕いしております」
カムイ「そう言ってもらえると嬉しいです」
サクラ「離れ離れになってみんな寂しがっているだけで……姉様を嫌いになるなんてことはありません。そもそもどちらの学園を選ぶかなんて姉様の自由なんですから」
サクラ「だから姉様は暗夜で良き学園生活をお送りください」
カムイ「……ありがとうサクラさん」
サクラ「それじゃあ私はこの辺で」
カムイ「はい、皆さんによろしくお伝えください」
【学園・廊下】
ニュクス「……」
カムイ(あれっ? あの子、どうして高等部に?)
カムイ「ねえあなた、どうしたの?」
ニュクス「……どうしたもこうしたもないわ」
カムイ「えっ? 高等部に何か用があるんじゃないの?」
ニュクス「あなた転校生のカムイね。どうやら勘違いしているようだけど」
カムイ「?」
ニュクス「私は教師よ」
カムイ「嘘っ!?」
【教室】
カムイ「……」
サイラス「なあどうしたんだ? そんなに気難しい顔をして」
カムイ「ニュクスさんって本当に教師なんですか?」
モズメ「あ~……なるぼどなぁ」
サイラス「疑いたくなるのはわかるがれっきとした教師だぞ」
モズメ「本人も気にしてるようやし、あまり言うたらあかんよ」
カムイ「気をつけます」
【昼休み】
カムイ「モズメさん、今日は私もお弁当なのでごいっしょしてもよろしいですか?」
モズメ「もちろん! 断る理由があらへん」
サイラス「なんだ、カムイ弁当なのか」
カムイ「ジョーカーさんが作ってくれたんです」
モズメ「例の執事さんやね」
モズメ「カムイさんの弁当、色とりどりで綺麗やなぁ。ちょっとおかず交換せえへん?」
カムイ「ええ、ぜひ」
モズメ「あたいのつくった不格好なおかずで申し訳ないんやけど」
カムイ「モズメさんのお弁当、手作りなんですね」
モズメ「うん、もう慣れたもんよ」
カムイ「モズメさんはすごいです……私は料理ができないので」
モズメ「あはは、ありがとうな」
安価下
昼休み、どこへ行く?
1.隣のクラス
2.上級生のフロア
3.下級生のフロア
4.中等部
5.屋上
【屋上】
スズカゼ「おや、カムイさん」
カムイ「こんにちは」
スズカゼ「あなたもここが気に入ったみたいですね」
カムイ「はい。それにスズカゼさんがいるかなと思いまして」
スズカゼ「それはつまり、私に会いたかった……そういうことですか?」
カムイ「迷惑ですか?」
スズカゼ「そんなことはありません。むしろ光栄ですよ」
カムイ(ちょっとからかってみたのに通用しませんね)
カムイ「スズカゼさんって三年の中で一番モテるらしいですね」
スズカゼ「私が、ですか?」
カムイ「はい。友人がそう言っていました」
スズカゼ「それは変ですね。私は特に女性から好意を向けられるということはありませんよ?」
カムイ「えっ?」
カムイ(嘘を言っている顔じゃありません。かと言ってこんなにかっこいいスズカゼさんがモテないとも思えません……ということは)
カムイ「無自覚!?」
スズカゼ「?」
カムイ「何か思い当たることとかないんですか?」
スズカゼ「はい」
カムイ「例えば女性から何か物を貰ったりとか」
スズカゼ「そういうことなら頻繁にありますが……それが何か?」
カムイ「え~……」
スズカゼ「えっ?」
カムイ「な、なんでもありません」
スズカゼ「はぁ」
カムイ「時に鈍感は罪なんですよ?」
スズカゼ「申し訳ありませんが、おっしゃっていることの意味がどうにも掴みかねます」
安価下
放課後の行動
1.部活動見学
2.暗夜の兄弟姉妹に会いに行く
3.帰宅
アソパソマソ「氏ねよおめーら。」
カムイ「は?」
スズカゼ「誰だおめー。」
アソパソマソ「洗脳完了だおめーら。」
ちょっと席外してきます
割とすぐに再開すると思います。
すいませんが、安価はこの下のレスで
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安価下
見学する部活動とそこに所属する人物(暗夜関連限定、最大3パターン)
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