八幡「朝起きたら隣に……」【安価】 (308)

八幡「>>3がいた」


 俺ガイルキャラでお願いします。短めにいきます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1454312329

平塚先生

八幡「……ねむた」ファァ……

八幡(昨日はゲームのしすぎで寝るの遅かったからな。でも今日は休日だし、もうひと眠りするか)モゾ


 ぷに。


八幡「小町、お前ももうすぐ高校生なんだから男の布団に入ってくるなよ」ネム

平塚「妹さんなら朝早くに出かけたぞ」

八幡「あ、そっすか……」

平塚「………」ナデナデ













八幡「え?」ビクッ








八幡「……ふ、不法侵入っすよ」

平塚「ちゃんとご両親に許可を取ったからな」フフン

八幡「何でドヤ顔なんだよ……」

平塚「まぁ落ちつきたまえ。こんな事で慌てているようでは社会では通用しないぞ」

八幡「寝てる間に他人が布団にもぐりこんでくる社会なんてこっちから願い下げだよ……」

平塚「他人? 私と君は他人ではないだろう」

八幡「………………………………………犯罪者?」

平塚「だから許可は取っている!」


怒った平塚先生は?

1、抱きつく
2、ほっぺつねる
3、その他

安価下1

平塚「この部屋で私が君に何をしようと、君のご両親は一切関与しないと言ってくれたのだ!」ギュッ

八幡「もがっ!?(む、胸がっ!?)」

平塚「ノーブラに君のTシャツだが、悪い気はしないだろう?」

八幡「………(良い匂いがする……)」ポーッ

平塚「休日の朝は長い。ゆっくりしようではないか」

八幡「………うす」

平塚「そう言えば先ほど妹さんが潜り込んでくるような発言をしていたが、今でもあるのか?」ナデナデ

八幡「……まぁ、どちらかというと蹴られたり罵られたりする方が多いっすけど」プニプニ

八幡(おっぱいってこんな柔らかかったのか……すげぇ)

平塚「仲が良いのだな」

八幡「馬鹿にされてるだけっすよ」

平塚「だが君は好きなのだろう?」

八幡「愛しいるまであるっすね」

平塚「私と同じだな」フッ

八幡「はぁ……?(妹か弟がいるのか?)」

平塚「時に君は太ももで挟まれるのと太ももで挟むのはどっちが好きかね?」

八幡「いや、体験した事ねーからわかんねーっす」

平塚「では試してみたまえ」

八幡「………」

八幡(とりあえず間に足を突っ込んでみるか)


 もぞ


平塚「さっきまで寝ていたから温かいな。君の身体は」

八幡「先生は冷たいっすね。こ」

平塚「心と一緒でと言ったら口を塞ぐぞ?」

八幡「こ……こんなに冷たいと言う事は外にいたんですか?」

平塚「全く、そういう所は空気を読もうとするのだな」

八幡(このシチュエーションの空気自体読めないっつーの!)

平塚「今日は歩いて来たから随分冷え込んだんだよ」

八幡「歩いて?」

平塚「ああ、君の家に駐車場があるか分からなかったからな」

八幡「……不意に来た訳じゃないんですね」

平塚「社会人にとって貴重な休みの日だぞ? 大切な時間は大切な事で消費したいだろう」

八幡「…………そっすか」

平塚「照れるな照れるな」ナデナデ

八幡「………///」

八幡「そう言えば煙草は吸わなくて大丈夫なんですか?」

平塚「ああ、君の匂いで十分だ」クンクン

八幡「今更っすけど、先生は俺に何を求めてるんすか?」

平塚「何を?」

八幡「ちょっと状況が突飛過ぎてついて行けないっす」

平塚「そうだな。それを私の口から言わせるあたり、君らしいな」フッ

八幡「………」

平塚「私は……」



 平塚先生が八幡の家を訪れた理由。

 安価下1

平塚「セックスするために来たんだ」

八幡「警察呼ばないと……」グググッ

平塚「取らせはせんぞ」ギューッ

八幡(普段スマホをいじらないから机に置いた自分が恨めしい!)

平塚「残念だが私はセックスをすると決めているんだ。君の意思は関係ない」

八幡「いや、いやいや、意味分からなすぎるんすけど」

平塚「そうだろうか。私達の関係で言えばあり得ない話ではないと思うが」

八幡「それは宝くじに当たる確率くらいのあり得なさだと思いますけど!」グググッ

平塚「いかせはせんよ。それに君が暴れれば暴れるほど乳首が擦れて私は興奮すると言っておこう」ハァハァ

八幡(ま、マジだこの人!?)

八幡(どうする? 据え膳食わねばと言うが、据え膳にも賞味期限はあるはずだ。いや、逆に考えれば静ちゃんと結ばれると言う事は専業主夫を目指す俺にとっては好都合な展開ではある。ここはいっそ……)

平塚「きちんと責任は取るつもりだ。一生かけてな」

八幡「………」


その時、


1、八幡が先生を抱きしめる
2、夢だった。(新しい子が隣にいる)
3、その他

安価下1

八幡「……うぅ、俺はどうす……」パチッ

八幡(え、夢……?)

八幡「は、はは……そりゃそうだよな」

八幡(あんな展開あり得る訳が……)チラッ



 隣にいたのは?


 安価下1

 俺ガイルキャラでお願いします!

沙希「………」

八幡「えーっと……」

 喉元まで名前は出てんだよな。
 ポニーテールが似合ってて、少しキツイ表情だけど美形で肌が白くて黒のレース履いてる……。

沙希「川越だよ」

八幡「そう川越!」

沙希「……川崎だよ」プク

八幡「す、すまん……(頬を膨らませるキャラかよ! 可愛いけど!)」

沙希「ていうかもっと言う事あるんじゃない?」

八幡「ん? 可愛いとかか?」

沙希「じゃなくてっ///」ペシペシ

八幡(叩いたフリとかこいつ二人きりの時は可愛いキャラなのか?)

沙希「何でここに私がいるかってこと!」

八幡「あ、ああ。そうだった。夢の所為で気づかなかった」

沙希「夢?」

八幡「……てなことがあったんだ」

沙希「ふぅん、まぁ夢だからね。何が起きても不思議じゃないけど」ギュッ

八幡「は?」

沙希「まぁちょっと、まぁ……悔しいかな」グリグリ

八幡「可愛すぎて吐きそう」

沙希「バカ///」

八幡「いや、それで何でここにいるんだ?」

沙希「うん、それはね」



 川崎沙希がここにいる理由。


 
 安価下1

沙希「ご飯食べさせてもらおうと思って」

八幡「なるほど……って全然分からん」

沙希「大志と小町ちゃんが約束しててさ。何か私もついでにって」

八幡「いや、そこは分かるが、そこからどうしてこうなったんだ?」

沙希「ああ、そう言えばさっきから全然触ってこないよね。こういうの慣れてる?」

八幡「慣れてないから触れないんだろ」

沙希「結構自信あったのにさ」グイッ

八幡「持って行こうとするな」グググッ

沙希「一回、一回だけ触ってみれば?」グイグイッ

八幡「その一回が命取りってピーポ君も言ってたから」グググ

沙希「それ飲酒運転」グイッ

八幡「……っ」


 ふに。


八幡(柔らかい……)

沙希「二の腕の柔らかさと一緒ってよく言うけどさ、どう?」

八幡「お前の二の腕の柔らかさをしらん」

沙希「触れるじゃん」

八幡「……………まぁ一緒っちゃ一緒じゃね?」

沙希「そっか。じゃあ触る?」

八幡「………やっぱ一回で終わらないじゃねぇか」

沙希「顔とかも触ってくれたら嬉しいけどね」

八幡「これも夢なのか……?」

沙希「あー、夢かもね。モテないあんたにとっては」

八幡「最近は徐々にモテてるんだよ」

沙希「誰に?」

八幡「……彩加とか?」

沙希「……よしよし」ナデナデ

八幡(これは本当に夢なのか?)



1、本当に夢だった。新しいキャラに変わります

2、違う。現実だ。(最後まで沙希メインルートになります)


安価下1

八幡「………」ツネ

八幡「痛い、現実だ」

沙希「夢だったら私がバカみたいじゃん」

八幡「本当に川崎が俺の布団の中にいるのか?」

沙希「うん」

八幡「何で?」

沙希「……感謝の印かな」

八幡「……?」

沙希「なんだかんだであんたのおかげで色々良かったからさ」

八幡「俺は何もして――」


 ぺろ。


沙希「何もしてない相手にここまで出来ると思う?」///

八幡(唇舐められた)

沙希「あ、ファーストキスは寝てる間に貰ったから」

八幡「マジか」

沙希「あ、でも最後までは出来ないからね。赤ちゃんできると困るし」

八幡「いや待て。まだ俺の気持ちは何とも……」

沙希「……私に流されてみても良いんじゃない?」

八幡「……川崎」

沙希「それとも、他に好きな人がいるの?」

八幡「俺は……」


1、他に好きな人がいる
2、いない
3、川崎が好き


安価下1

八幡「こんな状況で言ったら流されたように思われるかもしれんが、今はお前で頭がいっぱいだ」

沙希「ううん、嬉しいよ。かなり」ポロポロ

八幡「な、泣く事あるかよ」

沙希「だって怖かったし」ギューッ

八幡(良い匂いがする)

沙希「あんたって大事な話をする時ほど無表情になるからさ」クンクン

八幡「匂いながら喋るな」

沙希「だって好きな匂いだし」

八幡「好きな相手の匂いって良い匂いに感じるのかな」

沙希「私の匂いも好き?」

八幡「かなり」クンクン

沙希「んっ///」

八幡(何これAV?)ドキドキ

八幡「それで川崎は――」

沙希「沙希って呼んで?」

八幡「……沙希は飯は食わなくていいのか?」

沙希「うん、後であんたと食べる。小町ちゃんにはゆっくりしてきてって言われたし」

八幡「あっそ……」

八幡「でもお前って気の強いイメージしかなかったけど、意外と可愛いキャラなんだな」

沙希「そんなことないけど」ペタペタ

八幡「人の顔をぺたぺた触るな」

沙希「男の人の顔って固いんだね」

八幡「……柔らかいな」プニプニ

沙希「化粧とかしないタイプだけど良い?」

八幡「好きにすればいいんじゃね? 元が十分美人だし」

沙希「……口説いてんの?」///

八幡「口説き終わってるだろ。すでに」

沙希「ふふっ、面白いかも」ギューッ

八幡「眠くなってきた」

沙希「私も」



沙希「………」スゥ

八幡「………」スゥ




小町「寝てる……」コソコソ

大志「うわー、見たくなかったー」コソコソ

小町「リビングもどろっか」

大志「ね、ねぇ俺達も――」

小町「二人がくっついたから小町達は永遠に友達だね!」ニコッ

大志「」



 永遠に続く柔らかい時間。
 八幡と沙希の休日は始まったばかりである。



 はっぴーえんど!







 1、新しく話を始める


   2、その後の話を続ける



3、葉山の布団でスタートする



 安価下1

結衣「えーーーっ!? じゃあヒッキーと川崎さん付き合っちゃったの!?」

八幡「お、おう」

雪乃「この世界にも神様っていたのね」

八幡「失礼すぎるだろ。神様にも沙希にも」

結衣「ヒッキーが沙希って呼んでるーーーっ!?」

雪乃「反吐どころか胃がひっくり返りそうね」

八幡「お前ら少しは部員仲間の幸せを喜ぼうという気持ちはないのか」

結衣「う、うん、だって……ねぇゆきのん?」

雪乃「そうね。おめでとう比企谷君。あなただけ幸せになると良いわ」

八幡「棘がある言い方だなおい」

結衣「……うぅ、ヒッキーのバカ…」

雪乃「………」

八幡「まぁそういう事だから、あんまりこっちにはこれないかもな」

結衣「えぇ!?」

雪乃「部活と不純異性交遊を天秤に掛けるなんて最低ね」

八幡「違う。国立狙うからだ」

結衣「それは前からだったじゃん」

八幡「いや、沙希の話」

雪乃「勉強を教えてあげると言うことね」

結衣「そんなのずるい!」

八幡「ずるくねぇだろ」

教室

八幡「わりぃ、遅くなった」

沙希「別にもっと遅くても良かったのに」カリカリ

八幡「けっこう進んでるな」

沙希「うん、あんたに追いつきたいからね」

八幡「いや、さほど成績変わらないだろ」

沙希「そんな事ない。八幡は凄いよ」

八幡「そ、そうか?」

沙希「うん、カッコイイ上に頭が良いなんてずるい」

八幡「誉められ慣れてないからやめてくれます?」///

沙希「わざとだけどね」

八幡「沙希だって可愛い上に料理上手じゃねぇか」

沙希「八幡に可愛いって言われるのが一番幸せ」

八幡「………」ドキドキ

八幡(制服姿の沙希ってより可愛く見えてしまう……)

沙希「………」

沙希「……さっきから胸のあたりばっか見てる」

八幡「い、いや、それは男の性というか、つい……」

沙希「……あのさ。あんたは知らないかもしれないけど……」

八幡「?」


沙希「女の子だってエッチな気分になるんだよ?」ジッ///


八幡「っ!?///」ドキッ

沙希「……触る?」

八幡「あ、いや、それは……」



1、触る(コンマ右端4で不純異性交遊を録画されます)
2、ここでは駄目だ


安価下1

八幡「………」スッ


 もみ。


沙希「………」

八幡「……(ブレザーが分厚くて感触が分からん)」

沙希「………ぷっ」

八幡「………ふひ」

二人「「あははっ」」



沙希「八幡緊張しすぎだし!」

八幡「そ、そりゃ緊張するだろ!」

沙希「外だから?」

八幡「お、おう」コクリ

沙希「じゃあ、また休日に行ってあげようか?」

八幡「………」ドキドキ

沙希「もしその時にあれを買っててくれたら……」

八幡「あ、あれ?」ドキドキドキドキ

沙希「名前とか分かんないし……バカ」プイッ///

八幡「……お、おう」ドキドキドキドキ

帰り道


八幡(そう言えば本当にゴム買えばエッチできるんだろうか……)

八幡「………」

八幡(ま、念の為に買っておくか!)うぃーん



店員「………」チラッ

八幡「………」

店員「……ありえねぇだろ」ボソッ

八幡「!?(どういう意味だ!?)」

店員「ありあしたー!」

八幡「………」うぃーん



??「………」



1、川崎
2、その他


安価下1

沙希「ふーん、買ったんだ」ジーッ

八幡「い、一応な……」アセアセ///

八幡(くっそ恥ずかしい……///)

沙希「……今日お泊りしよっかな」

八幡「へ?」

沙希「……駄目かな?」ジッ///

八幡「い、いや、駄目じゃないけど」

沙希「……じゃあ後で連絡するから」バイバイ///

八幡「お、おう……」



沙希「お風呂入ってきたから」

八幡「連絡くれれば迎えに行ったのに」

沙希「ううん、大丈夫」

八幡「心配だろうが」

沙希「……そっか、ありがと」チュッ///

八幡「隣に小町がいるから騒げないからな」

沙希「受験生だもんね」

八幡「それもあるけど、あいつに聞かれると後がメンドクサイ」

沙希「ふぅん」

八幡「とりあえずなんかして遊ぶか?」

沙希「何するの?」

八幡「……ドラクエとか?」

沙希「一人でするの?」

八幡「一人ゲームしか持ってねぇんだよ」グスッ

沙希「よしよし」ナデナデ

八幡「プレステ版と同じだと思って踊り子と戦士で一週間熟練度を上げ続けた俺の時間を返して欲しい」

沙希「このマリベルって子、言い方きつくない?」

八幡「そうか? ツンデレで良いキャラしてると思うけど」

沙希「主人公の事が好きな癖に言い方が酷い」

八幡「いや、マリベルはキーファが好きだったんだと思うけど」

沙希「でもいないじゃん」

八幡「そりゃそうだけど、好きっているいないじゃないだろ?」

沙希「ううん、好きはやっぱり近くにいたいよ」ギューッ

八幡「まぁ確かにな」ナデナデ

沙希「あ、7が五つ揃った」

八幡「すげっ! すげぇ!」

沙希(今までで一番興奮してる……可愛い)

八幡「100コインスロットでないのが悔やまれる……」




隣の部屋

<すげっ!すげぇ!

小町(お兄ちゃん、沙希さんの裸見て興奮してるのかな……)ハァ…

創作意欲が湧いてきたので、もうすぐ〆ます。




八幡と沙希は

1、最後までする
2、大学合格まで思いとどまる


安価下1

八幡「……眠くなってきたし布団入るか」

沙希「うん」

八幡「とう」ゴロゴロ

沙希「とう」ゴロゴロ

八幡「高校生にもなってゴロゴロとか」ハハッ

沙希「関係ないよ。楽しい事はしなきゃ」

八幡「そうだな」

沙希「だから、さ」グリグリ

八幡「………」

沙希「最後までしよっか」サワサワ

八幡「……お、おう」ガバッ

沙希「きゃー、小町ちゃんたすけてー」

八幡「柔らか」モミモミ

沙希「ちょ、も、揉みすぎ……んっ///」ギューッ

八幡「………」ペロペロ

沙希「首筋……んっ、だ、めっ///」モジモジ



<ギシギシンッアァアンッ


小町(うわぁ、これはガチだねぇ)ムラムラ


<ンッ!スキッ!スキッ!!


小町(小町が受験生だとか一切忘れてるねゴミイちゃん)


<ソコッダメッアンッ


小町「………」




 くちゅ。




小一時間後。




小町「……はぁ、最低だ私」ハァハァ


 こうして比企谷家に喘ぎ声が轟き、無事川崎沙希の将来は決まった。


 勉強の甲斐もあって大学も無事合格し、同棲しながら通える事となった。


沙希「ねぇ、大学って楽しいかな」

八幡「どうだろ。人によるんじゃね」

沙希「ふぅん、とにかくこれから四年間お願いします」

八幡「別れなければな」

沙希「別れる気なの?」ジーッ

八幡「……こんな可愛い彼女を手放すかよ」

沙希「だね」ギューッ


 この後めちゃくちゃいちゃいちゃした。


 はっぴーーーーーえんど!

ひっさびさの俺ガイルssにお付き合い頂きありがとうございました。

もしかしたら別キャラで続けるかもしれないのでその時はよろしくお願いします。

勢いづけにちょっとだけお付き合いお願いします。

※リセットされております。


八幡「……朝、か」

八幡(今日は休みだしこのまま寝ようかなぁ)ゴロ


八幡「……ん?」


隣にいたのは?


安価下1

※俺ガイルキャラでお願いします!

八幡「………」

静「………」ジーッ

八幡「は、はは……夢か」ゴロリ

静「布団を取らないでくれ。寒いじゃないか」ムギュムギュ

八幡(柔らかい感触まである夢かー。俺もいよいよ精神病院に行かなきゃ駄目かー)

静「うん、さっきまで寝ていた君はとても温かいな」サワサワ

八幡「……一つ聞いて良いですか?」

静「一つと言わず好きなだけ聞いてくれ。朝は長いのだから」

八幡「……不法侵入って言葉知ってます?」

静「ああ、もちろん。人の家に勝手に入る犯罪者の事だ」

八幡「自覚あるのかよ」

静「何を勘違いしている? 私は不法侵入などしていないぞ」

八幡「いや、ここ俺の部屋ですけど」

静「そうだな。だが君のご両親から許可は得ている」

八幡「はぁ!?」ガバッ

静「寒いじゃないか」

八幡「何考えてんだよ。あいつら……」

静「まぁ落ちつきたまえ。飴でも舐めるか?」

八幡「いや、朝から飴なんて欲しいと思わないだろ」

静「私の唾液で何とかなるだろ」ベ

八幡「………」


1、受け取る
2、蹴って布団から追い出す
3、携帯で誰かに電話をかける


安価下1

八幡「まぁ、そこまで言うなら……///」

静「ふふっ、顔は正直だな」チュッ

八幡「んっ……」ビクッ


 分厚い肉が俺の口を犯していく。無遠慮にグイグイと。

 続けて知らない味の水が舌にじんわりと広がり、喉へと落ちる。

 
 ――これが他人の唾液。他人の味。


 平塚静の唾液は甘い。葡萄の味がした。


静「んっ……ふぅっ……」レロ

八幡「……んっ……」ギュッ


 漫画を読んでると女子が一方的にイケメンの好きにされるシーンがある。

 ただジッと目を閉じて、相手の袖を強く握って、恐怖と快感に耐えるシーン。

 あれを見た時は「そこまで感じる訳ねぇだろ」とバカにしていた。

 「だから女は」なんて思った時期もある。


 違った。


静「………」チュプッ

八幡「…………」ハァハァ///


 男だろうと女だろうと、恐怖と快感が一度に訪れると何もできなくなる。

 ただジッと目を閉じて、相手の袖を握って耐えるしかなくなる。

 
 ――そしてそれを受け入れてしまうのだ。



静「ふふっ、大人の味を知ったかね?」

八幡「……ビッチめ」


 せめてもの抵抗。まぁなんと情けない。





※地の文とか要らないですかね?

八幡(甘いな……)コロコロ

静「まぁ君が驚くのも分かる。私としても許可されるとは思っていなかった」

八幡「マジすか?」

八幡(じゃあなんで来たんだこの人……)

静「家庭訪問の振りをしてな。ついでに君の顔を見たいと言ったら許可された」

八幡「いや、それは俺の顔を見るくらいの許可じゃないんですかねぇ?」

静「ははは」

八幡「いや、はははじゃなくて」

静「まぁ良いではないか。男としては嬉しいモノだろ? 朝起きたら女性の柔らかさに浸る事ができるなんて」

八幡「………」

静「それとも何か? 君は付き合っている人、もしくは好きな人がいるのか?」

八幡「それは……」


好きな人が

1、好きな人がいる
2、付き合っている人がいる
3、いない

静ちゃんが好きな場合は1でお願いします。
2の場合は静ちゃん以外になります。

安価下1

八幡「好きな人は……います」

静「……えう?」

八幡(あからさまな動揺……面白い)

静「ななな、何故それを先に言わない? 好きな人がいるのに飴を口渡しするなんて間違っているだろ」

八幡「……寝ぼけてました」

静「そ、それで、好きな人とは誰の事なんだ?」

八幡「確認する必要ありますかね?」

静「!!」カァ///

八幡「普通好きな人がいる男の部屋からは出ていくはずですが?」

静「そ、それは……」オロオロ///

八幡「期待してるんですか?」

静「あ、あう……」カァ///

八幡「俺の好きな人は……」

静「………」ドキドキドキドキ///



八幡の好きな人

安価下1

八幡「……目の前にいたり、いなかったり……」カァ///

八幡(うわ、恥ずかしすぎるーーーーーっ///)

静「………」チュッ

八幡「んっ!?」

静「んっ……んっ」チュッチュ

八幡「ちょっ、興奮しすぎっ」

静「好きだ。八幡、君が好きだ」チュッチュッチュッ

八幡(あ、何か興奮してきた……)ドキドキドキ///

静「うれひい、うれひいっ」アグアグ

八幡(甘噛み可愛い……)

しばらくいちゃつき、落ちついた。

八幡「そう言えば最近煙草止めてますよね」

静「そこに気づくとはお主やるな」

八幡「何かあったんですか?」

静「ああ、君が鬱陶しそうにしてたからな」

八幡「え、それだけですか?」

静「ああ、何か問題でも?」

八幡「嬉しいですけど、少し複雑っすね」

静「そうなのか?」

八幡「好きな人が自分の好みに変わるって美徳のように言われますけど、実際は好きな人が歪んでるだけじゃないですかね? 俺の好きな人は俺と深いかかわりがなかった状態の人なんすから影響されてしまったらそれは好きな人とは言えないんじゃないですかね」

静「相変わらず捻くれた考え方だな。君は」

八幡「じゃあ素直な俺になっても良いんですか?」

静「本質は変わらんよ。私は君の本当に大切な事だけ大切にする所が好きだ」ナデナデ

八幡「……………ずりぃ」ボソッ///

八幡(結局の所、先生の大人な部分に負けるだけじゃねぇか俺……)

八幡「でも先生のたばこ吸う所を横から見るの嫌いじゃなかったすけどね」

静「ああ、あれは私でも様になってると思っていた」

八幡「自覚ありかよ」

静「ふふっ、色っぽかったか?」

八幡「俺や同世代の奴らは絶対に持ってないものですからね」

静「だが、私は君の強さと弱さに惹かれているぞ」

八幡「こんなの……、どうせ先生なら歩んできた道でしょう?」

静「どうだろうな。私は君みたいに外の目から自分を見た事がないからな」

八幡「ああ、美人の癖に婚カツに一生懸命になったり」

静「それを言うなバカ」チュッチュッ

八幡(怒りの抵抗が首筋にキスって乙女か)

静「いくら経験が豊富であろうと、大人であろうと、それは個性の問題であって君と私の間には何も関係しないよ」

八幡「それは強者の驕りじゃねぇっすかね? 弱い者としては劣等感を抱き続けますよ」

静「ふふっ、だから愛が成り立つんじゃないか」ギュッ

八幡(……あ、なるほど)

八幡(必ずしも男が上に立つ訳じゃないってことか……)


 平塚静は俺の本質を見抜いていた。

 比企谷八幡は誰かを幸せにする事などできない。

 誰か“と”幸せになる事が精いっぱいな男の子であると。


静「世の中の男達が勘違いしているとは言わないがな。女を幸せにするのが男の役割なんて時代はとうに終わっているんだよ」

八幡「……流石というべきか」

静「ふふっ、そこは売れ残りの遠吠えと言わないんだな」

八幡「売れ残りなんて思わないですから」ギュッ

静(可愛い……///)キュンキュン

静「だがな八幡。男には必ず“上に立たねばならぬ時”が来る」

八幡「……それはもしかして今っすか?」

静「君に勇気があるのならね?」

八幡「………」


1、今がその時だ
2、いや、少なくとも俺が社会人になってから

安価下1


 指先に比べて手の平の感度は低いと聞いた事がある。

 いや、逆か。“指先の感度が高すぎる”のか。


静「んっ……」ビクッ///


 手の平で乳首を転がすとしきりに悶える静。

 想像以上に小さくピンと尖った乳首の動きが手の平でも十二分に分かる。

 指先でいじると、乳首の形や柔らかさまでハッキリした。


八幡(意外と柔らかいんだな……)

静「んっ……そこばっかり……」モジモジ


 静の指摘に焦った俺は急いで乳房を掴む。柔らかさの中に弾力があり、揉む度に静の顔が快感で歪んだ。

 同時に手の平に先ほどよりも硬くなった乳首の感触が伝わってくる。

 自分の拙い技術でも静を喜ばせる事が出来た喜びに浸りながら、右手を胸に残したまま左手を下腹部に移動させた。


静「八幡……ちゅ」

八幡「………」チュッ


 唇を重ねると俺はすぐに静の口内を犯した。

 支配欲が顔を出したのだろうか、ちゅぷちゅぷと水音が耳に残る。

 気づかぬうちに溢れた唾液が、静の口に流れ込む。


静「あっ……んっんっ」ギューッ///


 その瞬間、静の様子が一気に興奮の一途を辿った。

 続けて今度は意図的に唾液を流し込むと、静は俺の左手を自らの股間に誘導した。


静「さわ……んっ……触って」ハァハァ///


 ふぁさと陰毛の柔らかさが指先に広がる。

 これ以上続ければ後戻りはできないだろう。


1、続ける(台詞のみ)
2、続ける(地の文)
3、スキップ(事後)
4、我慢
5、その他


 安価下1

八幡「いや、やっぱり駄目だ」スッ

静「……そうか」ナデナデ

八幡「避妊も出来ない状態なんて良くないと思う」

静「だな」チュッ

八幡「でも、……し、静の事はすごい好き」

静「……おっぱい触って」グイ///

八幡(照れ隠し可愛い)モミモミ

静「んっ///」


 この日、俺達は一線を越える事はなかった。

 だが、それが思わぬ展開への引き金になろうとは夢にも思わなかったんだ……。


 第二章に続く――。


 

翌日 奉仕部


八幡「………」スゥスゥ

八幡「……ん」

八幡(机の硬さが気持ち良かったから眠ってしまった……)

八幡(何だか右側が妙に温かいな)

八幡「……え?」



 隣にいたのは?

 安価下1

八幡「……(一色?)」

いろは「すぅすぅ」チラッチラッ

八幡「起きてんじゃねぇか」

いろは「えへへ、ばれましたか」

八幡「椅子を寄せてまで隣で寝たいなんてもしかしてあれか。痴漢冤罪を狙ってるのか?」

いろは「その手がありましたか!」ポンッ

八幡「参考にするな」

いろは「はぁ、先輩は最低ですね。可愛い後輩がタオルケットを共有して風邪をひかないようにしてるんですよ!」

八幡「……それは本当みたいだな」

八幡(すごく女の子の匂いで満たされる……)

いろは「今日は二人とも来ないらしいですよ?」

八幡「そうか」

いろは「………」ジーッ

八幡「ん?」

いろは「先輩って意外と男らしいっていうか、このシチュエーションなのに落ちついているんですね」

八幡「……あ」


1、離れる
2、まぁいいか
3、こけてTOらブル

安価下1


八幡(なんか眠くて思考がまとまらん……まぁいいか)

いろは「ちょっ、何で二度寝しようとしてるんですか!? わたしを置いてかないでくださいよ!」グイグイ

八幡「あ、ああ、何か眠くてな。すまん」スゥ

いろは「先輩の寝顔とか見たくないんですけど」

八幡「俺もお前に見られながら寝たくないんですけど」

いろは「むーーーーっ」


いろははどうする?

1、ちゅーする
2、頬ずりする
3、その他


安価下1(コンマ右端4で静ちゃんが目撃します)

いろは「……えい」チュッ

八幡「………」

いろは「は?」

八幡「……ん? 今なんかしたか?」

いろは「は、マジでありえないです。最低です。きもいです」

八幡「いや、すまん。本当に今何をしたか分からなかった」

八幡(顔を殴られたのか?)

いろは「説明するので責任を取ってくれますか?」

八幡「ああ、分かった分かった」

いろは「キスしたんです」チュッ

八幡「」


 静よりも柔らかい唇。いろはの味は少し薄い。


いろは「ちゃ、ちゃんと責任とってくださいよ!」カァ///

八幡「せ、責任……」


 思考が覚醒していく。

 自分は何をして、何をされたのか。

 そして――――気づく。


八幡(やっべぇ……)


 気が狂いそうなほどの焦り。

 つい数日前に静とあんな関係になったばかりなのに。

 後輩にキスされて責任を取ると言ってしまった。


 これはロマンスが割り切れない。卒論どころか退学事案だ。


八幡「い、いや、責任と言ってもだな。これは不可抗力だし……」

いろは「二回目は不可抗力ではないと思いますけど~?」

八幡「………」ダラダラダラ

いろは「流石に言い逃れはできないですよね~。あ、なんだったら続きしてみます?」

八幡「続きって……」

いろは「だから……」


1、ディープキスする
2、八幡の手を胸に持っていく
3、八幡の手を太ももに持っていく


安価下1(右端4で静ガン見)

いろは「こう言う事ですよ」グイ

八幡「………」サワ


 細い太もも。骨の形まで分かりそうだ。

 最近の女子高生は痩せたい痩せたいと異常なほど身体を細める事に執念を燃やしているが、一色もご多分にもれず痩せすぎだ。

 女性としての魅力が削られるのに、どうしてここまで……。


いろは「えい」グイ


 一色の誘導でスカートの中に手が移動する。流石に太ももの奥はそれなりの弾力があり女性らしさに溢れていた。

 パンツに指が触れ、柔らかい感触が伝わる。ぷにと。


いろは「んっ……///」

八幡「一色……」


 放課後の教室。制服の後輩。

 シチュエーションが卑猥すぎる。これでは抵抗できそうにない。














静「………………………」










いろは「もうこれで言い逃れはできませんねー。嫌だったら拒否りますもんね~」

八幡「……っ!」バッ

いろは「遅いですよ、もう」ギューッ

八幡「い、一色? お前からかうにもほどがあるぞ。何がもくて――」

いろは「最低ですね~。ここまでさせておいてわたしの気持ちを疑うんですか~?」ジーッ

八幡「い、いや……」

いろは「まぁ良いですけど。先輩が最低なのは前からですし」サワサワ

八幡「………」

いろは「それにしても先輩の唇って柔らかかったですね」

八幡「そ、そんな事ねーだろ」

いろは「次は先輩からしてくれませんか?」

八幡「………」


1、する
2、しない


安価下1
















静「…………………………」













八幡「す、好きでもない奴と出来る訳ないだろ」グイッ

静「!」↑

いろは「じゃあ好きでもない奴と二回キスしてパンツ触ったのはどういう事ですか~?」

静「!」↓

八幡「うぐ……そ、それは……」

いろは「わたしのこと前から可愛いと思ってましたよね~?」

八幡「べ、別にそういう意味じゃねぇし」

いろは「へぇ~、そういう事言っちゃうんだー」ギューッ

八幡「お、おまっ」

静「………」↓↓

いろは「残念ですけど今更言い逃れできないですからね?」

八幡「………」

いろは「ていうか先輩って好きな人とかいるんですか~?」

八幡「当たり前だろ」

いろは「へー。誰なんですか?」ジーッ

八幡「それは…………」ハッ

八幡(言っても良いのだろうか)


 この時、俺は静の事を考えた。教師として生徒とそういう関係になるのはどうなんだ。バレたら彼女の人生がどうなるんだ。

 自分の保身やいろはへの下心など一切ない。それだけは断言できる。

 だが、現実は非情で……。



静「………」タッ

静(やっぱり隠したいのか八幡!)


 この時はまだ、既に大切な人を傷つけたと気づかない俺は、


八幡「い、いねぇよ」

いろは「じゃあ遠慮なく」チュッ

八幡「……っ」グググ

いろは「んっ、な、何で引き離すんですかー!」ギューッ

八幡「………」


 はっきりと一色を拒絶する事無く、状況を楽しんでいる節さえあった。


いろは「先輩のバカ! 最低! 変態!」ポカポカ

八幡「じゃあ離れろよバカ……」

いろは「あー嘘です冗談です先輩って前々からカッコイイと思ってたんですよねー」スリスリ

八幡「………」ヘッ

いろは「あ、今の顔キモイです」

八幡「うぐ……」

いろは「まぁ好きですけどね。そんな所も」

八幡「え?」

いろは「あ……」カァ///

八幡「え?」

いろは「あー! 今のなしです! なしなし! 生まれてから今までの記憶をデリートしてください!」

八幡「真っ白になるじゃねぇか」

いろは「ねぇ先輩。いい加減諦めていちゃいちゃしませんか?」

八幡「無理に決まってんだろ。俺を誰だと思ってるんだ」

いろは「むっつりスケベの中二病です」

八幡「どこから仕入れるんだそんな死語」

いろは「すっごく美味しいですよ。わたし」ニコッ

八幡「あーはいはい。美味しい美味しい」

いろは「あー! 信じてないんですね!」

八幡「………」


1、キスする
2、ディープキスする
3、逃げる


安価下1

八幡「また明日な!」ダッ

いろは「あーーーーっ!」

八幡(あぶねー! 流される所だった!)タタタッ

八幡「……ここまで逃げれば何とかなるか」テクテク

八幡(それにしても一色まで迫ってくるとは……もしかして青い猫型ロボットがもしも八幡君がモテモテの世界だったらとか言ってくれたのか!?)

八幡「……あ」


八幡の前に現れたのは、

安価下1

静「………」プイッ


 バルコニー。煙草の煙が空に向かって飛んでいく。

 涙を流しながら煙草を吸う平塚静。

 俺はその瞬間、全てを察した。


八幡「ち、ちが……」

静「違うって何が?」スパーッ

八幡(感情が籠っていない……相当怒ってる……)

八幡「いや、あれは不可抗力で」

静「いや、別に怒っていないさ。若いうちはよくある」スパーッ

八幡「………」

静「私はな“比企谷”。恋する乙女にキスされてしまったドジな彼氏に怒っている訳じゃない」

八幡「っ!」




静「……私の事を誤魔化そうとした君に失望したのだよ」ツーッ



八幡「違う! それは!!」

静「……違わないよ。何もな」スパーッ

八幡「……っ」


 自らを傷つけて、不利にして、奈落に落として問題を解決するやり方は知っている。

 だが、自分を助ける方法なんて知らない。


八幡「お……れは……」

静「行きたまえ。君と話す事など何もない」ポロポロ


 静は俺以上に深い傷を負っている。

 彼女の傷を何とか方法は一つしか思い浮かばない。


 ――目の前から消える事。


 対処療法でしかなく、傷が癒える事はないだろう。

 だが、傷を隠す事はできる。静は再び歩み出す日が来る。


八幡「………」

静「………」

八幡「俺は……」


1、その場から立ち去る
2、土下座する
3、抱きつく
4、一色が来る


安価下1

八幡「………」スッ

静「……よしてくれ。誰かに見られたら私が脅しているみたいじゃないか」

八幡「………」

静「これ以上私を苦しめるな八幡!」ダッ

八幡「……あ」


 俺は立ち去る静の後ろ姿を追いかける事ができず、ただ立ちつくしてしまった。

 どうすれば……。



 やる気が起きず、学校も数日休んでしまった。

 小町が心配していたが、説明なんてできるはずもない。

 一色からの連絡も無視した。雪ノ下や由比ヶ浜からの連絡も。

 そして、あっという間に日曜日が来た。


八幡「……ん?」


 隣にいるのは

 安価下1

八幡「………」ポロポロ

静「………」ギュッ


 煙草の臭いなど一切ない。平塚静の匂いがした。

 柔らかい静に包まれると、涙が止まらなくなった。


八幡「ごめん……ごめんごめん………ごめん」

静「私も言い過ぎた」チュッ


 静とキスをすると、安心感に満たされる。

 好きだ。俺は間違いなく静が好きだ。


八幡「静が好き。美人だし、大人だし、好き」

静「嬉しいよ八幡。私も君が大好きだ。離れたくない」


 そっと髪を撫でると、静の整った顔がクシャと笑顔に変わる。

 目尻に皺なんてない。あっても美人だから気にしないが。

 肌も艶があり、年上だとは思えない瑞々しさだ。


八幡「先生って何で結婚できなかったんでしょうね?」

静「それは君と出会う為じゃないか?」

八幡「ああ、そういう所が重いんですね」

静「酷いな君は!」

八幡「冗談ですよ」チュッ

静「んっ」


 何もない休日。

 俺と静は愛を確かめる。

 もう二度と離れないようにしっかりと。


八幡「卒業したら結婚しません?」

静「嬉しいが、その時にまた、な」ナデナデ

八幡「結婚までエッチもなしですよ」

静「今すぐ結婚しようか、な?」

八幡「いや、俺の年を考えろ婚カツババア」


 この後滅茶苦茶殴られた。

 おしり。

もし安価なしで俺ガイルssを書くとしたら書いて欲しいヒロイン


安価下1俺ガイルキャラでお願いします!

特別編 休日寝ていたら隣にはるのん

>>1ははるのんのキャラを忘れてる可能性大バージョン勢いだけでいきます

八幡「……朝か」

八幡(最近変な夢ばかり見るから寝不足なんだよな)ファ……


 ちゅぷ。


八幡(ん、何だこの棒)モグモグ

陽乃「あははっ、赤ちゃんみたい!」

八幡「……え?」チュポッ

陽乃「やっほー、相変わらずあざといねぇ」ウリウリ

八幡「な、何でいるんですか?」アセアセ

陽乃「んー? 何でだと思う?」ウリウリ

八幡「や、止めてください」

陽乃「当てたら考えてあげる」

八幡「………」

八幡「……暇だったから?」

陽乃「うーん、まぁ当たらずとも遠からずって奴かなー」

八幡「いやわかんねーっす」

陽乃「じゃあここにいても良いって事だね」ヨイショ

八幡「ベッドに上がってこないでくださいよ」

陽乃「なぁに言ってるのよ。今から二人でねんねするんでしょ?」

八幡「でしょ? って初耳にもほどがありますけど///」

陽乃「その期待した顔、かわいーーー」グリグリ

八幡「そ、そりゃ不可抗力ですよ! 男ですから!」

陽乃「と言う事は…………私に女を感じてるって事?」チラッ

八幡(む、胸を見せるなこのビッチ大学生!///////)

陽乃「あ……うーん……」

八幡「どうしました?」

八幡(帰ってくれるのか……?)

陽乃「いやね……よく考えたら……」モゾモゾ

八幡(背中に手を回して胸を突き出すな///)チラチラチラ///


 ぱちっ。


八幡(何の音だ?)

陽乃「ブラジャーって硬いから寝づらいよね」スッ

八幡「だ、出すなっ///」

陽乃「うりうりー」グイグイ

八幡(い、良い匂いがすりゅぅううううう///)

陽乃「タクシーで来たから薄着なんだよねー」

八幡(ブイ字セーターの下には何も着ていない……だと?)ゴクリ///

陽乃「あ、あははっ! 見すぎだし!」グニグニ

八幡「ち、ちがっ///」

陽乃「……それとも雪乃ちゃんのおっぱいじゃ満足できなかった?」ジーッ

八幡「さ、最初から雪ノ下で満足しようなんて思ってねぇ」プイッ

陽乃「じゃあ……さ」ギュッ

八幡(て、手を掴んで何をする気だ!?)

陽乃「お姉さんの胸なら、満足してみたいと思ったり……する?」ジッ///

八幡「……そ、それは…」ゴクリ///



安価下1

安価いる?

1、いる
2、いらない

八幡「……こ、こんな根クラな高校生からかって楽しいっすか?」

陽乃「はいはい、暗い暗い」グイッ


むにゅ。


八幡(――――!?)


 セーター越しに触れる雪ノ下陽乃の胸。
 サラサラの毛糸の下にふにふにのおっぱい(例え下手)。

 陽乃さんに誘導されて手を動かす度に突起物が指に引っ掛かる。


陽乃「……っ///」ビクッ


 快感から逃げるように片方の目をぎゅっと閉じる陽乃さん。

 いつの間にか彼女の太ももが俺の両足をモーゼのように分断する(奇跡感)。

 短パンなのかパジャマ一枚を隔てて彼女の足が俺の足と密着していた。


八幡「こ、これかなりまずくないでしょうか?」

陽乃「そう……んっ、かな?」ジッ


 悶えながらこちらを見る陽乃さんの視線は俺の視線と向かい合っていない。

 どちらかと言えばもっと下の方を見ている気がする。

 …………唇?


八幡「ど、どこ見てるんですか?」

陽乃「聞く辺り期待してるんでしょ?」


 ぺろりと下唇をなぞる陽乃さんの舌。這った後には彼女の唾液がしっとりと濡れている。


陽乃「……君から来てくれると、お姉さん嬉しいな」


 両目を閉じ、俺を待つ女性。さっきはビッチと罵ったが、震える彼女の手は経験のなさを証明していた。


八幡「一つ聞いて良いですか?」

陽乃「……うん」






八幡「経験あります?」

陽乃「………………………………お父さんになら………………幼稚園の時」カァ///






 雪ノ下陽乃はいわゆる処女ビッチだった。

 TOらぶるで言えば籾岡さん。禁書で言えば火織さん……いや、あれは痴女か。

 ともかく、陽乃さんは俺に対して大人ぶっていただけで、本当は少し早く生まれただけの少女だったのだ。


八幡「そんなんでよく攻めようと思いましたね」

陽乃「……うぅ」


 対等だと思うと何だかやる気が出てきた。

 ここまで馬鹿にされた分もお返ししなければ気が済まない。


八幡「じゃあ、キスしますよ。本当に」

陽乃「え……う、うん、べ、別にいいよ」


 目を閉じたまま顔を真っ赤にする陽乃さん。

 俺はゆっくりと彼女の顔に近づき、そして――、


陽乃「んっ、はむっ……ちゅっ」




 ――――――――――――――-!?!?!?!?!?!?


 



 陽乃さんの舌が俺の舌を抑えつけ、思いのままに凌辱する。

 ザラザラとした感触が舌や頬の内側を這いずり回る。歯の形さえも把握されてしまいそうだ。

 ちゅぷっ、じゅるっ、唾液の音が口の中に響く。

 だんだんと頭が真っ白になっていく。快感だけに支配されて……。


八幡「……はぁ……んっ……」

陽乃「んっ……」ニヤリ

八幡「……!?」


 ここにきてようやく気付く。

 陽乃さんはわざと経験ない振りをしていたのだ。

 俺を騙して自ら仕掛けるように誘導したのだ。


 ちゅっ、ちゅぷっ、じゅぷっ、れろっ。


八幡(あ……だめだ。抑えられない……)


 下半身が疼き、相手の身体に触れたくなる。胸に触れたままの両手が勝手に動きだしそうだ。

 陽乃さんはそれを理解しているのか、細長い指で俺の身体をなぞるだけにとどまっていた。

 
 お互いの唾液が混ざりあって涎のように零れて行く。


陽乃「んっ……はち……好きなとこ……んっ……触って?」


 ――    。

 理性の途切れる音が響いた。


陽乃「あっ!? んっ!! はぁっ!」


 胸を思い切り揉みしだくと陽乃さんの身体がビクリと跳ねた。

 唇が離れ、のけぞった首筋が無謀に俺の前に現れる。


 れろ。


陽乃「んーーーーっ///」ビクッ


 快感が身体中を駆け巡ったのか、陽乃さんが俺の身体をぎゅっと抱きしめてきた。

 どれだけ経験があるのか知らないが、快感をコントロールする事は出来ない様子だ。

 首筋を舐める度に彼女の声が大きくなっていく。



 そして雪ノ下陽乃の手がついに――、








小町「ゴミイちゃん朝から変な動画見……て……」ガチャッ

八幡「」

陽乃「……はぁはぁ///」








 この後めちゃくちゃ土下座した。



 特別編おしり。

次、


隣にいたのは誰?

安価下1(コンマ右端奇数で安価あり、偶数で安価なし)

三浦優美子………(一番書いてきたはずなのに口調を忘れている……)

行きます!

行く前に一つだけ安価をお願いします!

本番

1、あり
2、なし

安価下1

あらすじ


 私こと比企谷八幡はどこにでもいる普通(以下)の高校生。

 ひょんなことから奉仕部という変な部活に入れらて大変な日々が続いていた。

 ある日戸塚彩加という男の子でありながら天使へと進化した美少女(年)から依頼を受け、テニスプレイヤーとしてレベルアップできるように奉仕部で協力していた。

 すると現れたのが極悪リア充葉山グループ。

 普段は「たりー、まじたりー」が口癖(戸部に限る)のこいつらだが、俺達が楽しんでいるのを見て悔しく思ったのか、


「俺達に任せろよ駄目屑人間」


 と、俺から居場所を奪おうとしてきた。

 だが、俺と奉仕部の協力によって見事撃退……したように思えたのだが……


「危ない!」


 わざとらしくフェンスにぶつかって三浦を助ける葉山。


「隼人ぉ……」

「大丈夫だったかい?」

「うん」

 二人の背景に薔薇が咲いているような気がする。

 良い所を全て持って行った葉山。

 まぁいいさ。俺は俺のベストプレイスがあればな!!(血涙)


 しかし、その次の日曜日。つまり今日。

 
 俺は無事、筋肉痛になってしまったのだった。

八幡「……いたた」ゴロ

八幡(何だか眠れなかったな……)


結衣「………」ジーッ

優美子「………」ジーッ


八幡「……ほえ?」

結衣「や、やっはろー///」フリフリ

優美子「………」スマホイジイジ


八幡「どちら様で?」


結衣「あ、あたしだし!! ヒッキーひどい!」

優美子「………」スマホイジイジ


八幡「な、何でここに?」

結衣「う、うん。実はね……」

結衣「と言う訳で小町ちゃんからヒッキーの面倒を見るようにって」

八幡(お前ら知り合いだったっけ……?)

優美子「………」スマホイジイジ

八幡「何で二人とも制服なんだ?」

結衣「そ、それはほらっ! し、私服とか恥ずかしいっていうか……///」

八幡「あっ(俺に見られたくないってことか……)」

優美子「………」モゾ

八幡「!!」

八幡(三浦が足を動かしたせいでスカートの中身が!!)チラッチラッ

結衣「ま、まぁそこは気にしないで! それより身体大丈夫!?」

八幡「あ、ああ。誰かさんが頑張ってくれたおかげでだいぶマシかな」

結衣「えへへ///」

八幡(いや、三浦と葉山に向けた言葉だったんだが……)

三浦「………」スマホイジイジ

八幡「つーか、別に看病とかいらないんですが」

結衣「そ、そうだよね! ただの筋肉痛だもんね!」

三浦「ふーん」スマホイジイジ

八幡(さっきからこいつスマホしか見てねぇじゃねぇか! 俺の心配なんて一切ないだろ!)

三浦「………」サンカクズワリ

八幡(ピンクのパンツに免じて許す!)


<コンコン結衣せんぱーい


結衣「あれ、小町ちゃん? はーい!」スクッ

八幡「!?」

結衣「ちょっと二人とも待っててね」

三浦「………」ヒラヒラ

八幡(ちょ、ちょっとそれは蛇の前に蛙を置いて放置するようなものでは!?)

結衣「小町ちゃーん」ガチャッ

三浦「………」スマホイジイジ

八幡「………」

三浦「………」スマホイジイジ

八幡(やべぇ、パンツ見放題とはいえ流石にこの空気は耐えられない……)

三浦「………ヒキオさぁ」スマホイジイジ

八幡「ひっ!? ひゃい!?」ビクッ

三浦「スマホ充電させてくんない?」

八幡「そ、それはもちろん!」

八幡(何で俺がおもてなししてんだよ!!)

三浦「どこにあんの!?」

八幡「あ、そう言えば電源ここにしかねぇわ」スッ

八幡(ベッドの裏に設置されてるから線がそっちまで届きそうにない)

三浦「あー、じゃあベッド座って良い?」

八幡「!? ……へ、へぇ」コクコク

三浦「………」スマホイジイジ


 ふわりと三浦優美子の匂いが香った。

 女の子らしい匂いに香水の色気ある香り。

 童貞には刺激の強すぎる匂いだ。


三浦「……意外と硬いっしょ」スマホイジイジ

八幡「そ、そうか? 俺にとっては普通だけど女子のベッドと違うのかな?」

三浦「………」スマホイジイジ

八幡(無視かよ!?)

優美子「………」スマホイジイジ

八幡(じょ、女子高生のお尻が目の前に……)ムラムラ

優美子「……つーかこの体勢疲れるっしょ」ゴロ

八幡「はえ!?」ビクッ

八幡(そ、添い寝!?)

優美子「………」スマホイジイジ

八幡(やばい近い近い良い匂いドキドキする!)ハァハァ///

優美子「ヒキオさぁ」

八幡「はひっ!?」

優美子「中学の時テニスやってたん?」

八幡「い、いや、別に」

優美子「ふーん、才能あんじゃん」スマホイジイジ

八幡「あ、ありがとうございます」

八幡(何でクラスメイト相手に恐縮してんだ俺ぇえええ!?)

優美子「まぁ隼人ほどじゃないけど」

八幡「………」

八幡「み、三浦は葉山の事が好きなのか?」

優美子「見れば分かるっしょ」スマホイジイジ

八幡「ふ、ふーん」

優美子「まぁ、隼人はあーしの事を好きかどうか分からないけど」

八幡「……いや、その距離感で好きじゃなかったら俺はどうかと思うけどな」



 本音だった。中学時代から続いてきた敗北の歴史が俺の口を滑らせた。

 その瞬間、三浦優美子はこちらを向いて満面の笑みを浮かべた。



優美子「ヒキオもそう思うっしょ!? 意外とやるじゃん!」グリグリ



 異性として意識されていないのか乱暴に掻き回される俺の頭。

 本来なら最も忌み嫌うべき相手の忌み嫌うべき行動であったが、俺は何故だか心地よい気分に浸っていた。



優美子「あんたのこと誤解してたし。今度から恋の相談とかしよっかな」

八幡「お、おお……まぁ奉仕部だしな」

優美子「奉仕部出張所!? ウケる!!」アハハ

八幡「………」ドキ///


 無邪気な笑顔。

 三浦優美子の内面に触れて、俺の心は微かに揺れ動いた。

 この動きを俺は知っている。

 だが、それは三浦に悟られてはならない。

 三浦優美子は葉山が好きだ。

 俺の割りこむ隙など……ない。


 それから、休日になると三浦優美子は俺の家に相談に来た。

「隼人がさー」
「隼人って」
「まじありえねーし!」
「あいつウザい!」
「隼人にちょっかいだしたっしょ!」


 ほとんどが葉山に対する熱意と葉山に群がる女への嫉妬。

 毎回ベッドに転がって感情を溢れさす三浦を眺めながら俺はただただ頷いた。

 時には同意し、時にはアドバイスをした。

 本心ではなく三浦が喜ぶようなアドバイスを。


「やっぱそう思うっしょ!?」
「いやヒキオは分かってるわ」
「あーし達って気が合うっしょ!」
「隼人にヒキオみたいな所があれば良いっしょ!」


 だんだんと縮まる距離感。

 だがそれは異性としてではなく、どこか無機質な関係としての距離に思えた。

 三浦優美子は俺の事を男だとは思っていない。


 ――なら三浦にとって俺は何なんだ?


 聞く勇気も持てぬまま、季節は過ぎていった。

優美子「あんさぁ、そりゃあーしはあんたの事を分かってるから良いけどさ。相模の件はよくないと思うっしょ」

八幡「………」


 俺はこの関係になって始めて、三浦に背を向けていた。

 文化祭で相模を責め葉山とひと悶着あった。その大部分が三浦にも伝わったのだ。


優美子「ヒキオだって頑張ってたの知ってるし、文化祭を成功させたかった気持ちも分かるけど、相模だって頑張ってたじゃん?」

八幡「………」

優美子「あーしはどちらかと言えばヒキオの味方だけど、それは身内を守りたいって気持ちから来てるだけっしょ」

八幡「………」

優美子「ヒキオ……」


 俺は三浦に何て言って良いか分からなかった。

 相模に対してあそこまで言った理由。

 もちろん奉仕部や多くの面々の立場や頑張りを考慮した部分はある。

 だが、俺が突き抜けた理由はそれではない。


 
 ――三浦優美子が引き延ばしてくれた、三浦優美子が頑張ってくれた分、俺もどうにかしたかったのだ。



八幡(言えるかよ……そんな事)


 もし言葉に出せばそれは三浦を理由に行動を正当化する事になる。

 俺はそんなつもりで行動したんじゃない。

 “あれ以外思いつかなかったのだ”。器の小ささ、怠慢、実力なさによる愚かな行為だ。


優美子「隼人だって言い過ぎたって反省してたし、ヒキオも反省するっしょ」ナデナデ


 葉山隼人を引き合いに俺の心を動かそうとする三浦優美子。



 ――ペシッ。



優美子「……ひき…」

八幡「………」


 俺は三浦の手を叩いてしまった。

 惨めな自分をこれ以上苦しめて欲しくなかったのだ。


 ――ガチャリ。


 ドアの閉まる音が部屋に響く。

 ゆっくりと消えていく三浦の匂い。


八幡「……うぐっ……ひっく」


 その日、俺は何もする事が出来ず、ひたすらに泣いた。



 三浦優美子と疎遠になって停滞していた時間が瞬く間に過ぎていった。

 修学旅行が終わり、生徒会の問題を解決し、奉仕部内で絆が強まった。

 俺はいつしか三浦の事を忘れていた。いや、心の奥底にしまいこんでしまった。


結衣「最近のヒッキーって奉仕部に一生懸命だよね」

八幡「そうか?」

雪乃「友達がいないからってそこまで頑張られても友達は増えないわよ」

八幡「棘がありあまるだろ……」


 心地よい時間は一つじゃない。

 俺は由比ヶ浜と雪ノ下との関係に何かを見いだそうとしていた。

八幡「……はぁ、ねむ」


 休日、俺は昼過ぎまでダラダラとベッドの上で過ごした。

 ベッドの上にいると、何かを期待してしまう。


 香るはずのない匂いに、

 聞けるはずのない声に、

 二度と触れる事のない手に――。


八幡「……そうだよな」


 自ら拒絶したのだ。

 今更帰ってくるはずがない。

 因果応報、自業自得、後悔する権利すら俺にはない。


 ――だけど。


八幡「……あいつ、葉山と上手く行ってるのかな」


 由比ヶ浜は意外と口が堅く、遠まわしな聞き方をしても二人の関係を漏らさない。

 かといって直接聞くのはあまりにも女々しすぎる。いや、遠まわしも女々しいか。


八幡「俺にだってプライドはある……」


 結局その日も家から出る事はなかった。



 もちろん期待も泡と消えた――。



眠たすぎてこのままバッドエンドに持って行きそうなので続きは明日以降にします!

三浦「」とか優美子「」とか口調とか地の文とか色々と暴走して申し訳ないです!


 ――俺は本物が欲しい。


 放課後、俺は雪ノ下と由比ヶ浜にそう言ったことがある。

 涙も流したかもしれない。そこら辺は思い出したくないが。

 本物。


 ここにいた三浦は本物だったのだろうか。

 俺に恋の相談をし、俺を咎め、赦し、励ました三浦は本物だったのだろうか。


 今となっては分からない。

 ただの幻だったかもしれない。

 例え三浦優美子がこの部屋に何度も訪れたとしても、彼女はその過去を捨ててしまったかもしれない。

 相手に捨てられた二人だけの過去、それはもはやただの妄想と変わりないのではないだろうか。


一色「何廊下でたそがれてるんですか? 気持ち悪いです」

八幡「……だな」

一色「何ですかその反応、わたしが可愛すぎるからって緊張してます?」


 俺は愛想笑いを浮かべ、一色に一方的に罵られる。

 これは本物だろうか。俺は今、何も考えていない。何も求めていないし、何も必要としていない。

 一色いろはにとってこのやりとりは本物なのだろうか。


 分からない。


一色「……なんか変ですね。風邪ひいてるなら病院行ったほうがいいですよ?」


 心配そうな顔を見せたまま、一色は立ち去った。

 俺はグラウンド越しに消えゆく太陽を眺めながら、また少し……泣いた。





 次の休日も、その次の休日も、俺は自室に籠って時間が過ぎるのを待った。

 いや、違うな。〝待っていたのは別のもの”だ。

 現れることのない本物。

 自らが壊した関係。

 ベッドで身体を小さく折りたたんだまま、俺はずっとそれを待ち続けた。



 認めざるを得ない。

 俺は三浦由美子に特別な感情を抱いていた。

 それが恋愛感情かどうかは分からない。

 葉山をまっすぐ見つめ続ける彼女の横顔に憧れてしまったのだろうか。


 きらきらと輝くあの大きな瞳を思い出すと、胸がキュッと締め付けられる。


 だが、休日は静寂を保ち、俺の髪は寝癖がついたままだった。


 三年生になって、俺は三浦と違うクラスになった。

 安堵と空虚の溜息が漏れる。

 欲しいものを得られないのなら、いっそ背を向けたほうが良いということか。


結衣「また一緒のクラスだね! ヒッキー!」


 由比ヶ浜の輝く笑顔を見ていると、少しだけ心が軽くなれる。

 一番欲しかったものではないが、彼女との関係もまた本物なのだ。

 そう思えるようになったのは、間違いなく奉仕部のおかげだ。

 ありがとう奉仕部。ありがとう平塚静。お婿にはいけませんが。


結衣「でもさー、優美子らがいないと寂しいよねぇ」

八幡「は、はぁ!? そそそ、そんな訳っ」


 俺の動揺を見て由比ヶ浜が首を傾げた。


結衣「なんでヒッキーが動揺してるの?」

八幡「………いや、まるで俺が三浦の事が好きみたいに言うから」

 
 自嘲気味に笑う。

 これは俺にとっての贖罪であり、リハビリ運動だ。

 わざとあいつの名前を出すことによって、もう一度歩き出す権利をもらおうと思った。


 しかし――、






結衣「ヒッキーは優美子の事が好きだったじゃん」



 まっすぐな視線。

八幡「……っ」

 俺は目をそらしてしまった。

 気づかれていた事に対する恥ずかしさによる行動ではない。

 俺は由比ヶ浜を裏切っていったのだ。


 本物が欲しいと言いながら、俺はずっと彼女を騙し続けてきたのだ。


八幡「……黙ってて、すまん」

結衣「い、いいよ謝らなくて! なんかそれだとヒッキーが優美子に恋してるみたいじゃん!」

八幡「お、おう……」

結衣「……え、マジで?」


 由比ヶ浜の目がきらりと光った。

 どう答えればいいのかわからない。

 すると――、


雪乃「由比ヶ浜さん、海を見たことのない子供に潮の匂いは分からないわ」


 と、雪ノ下が俺の頭をポンポンと撫でたのだった。

結衣「ゆきのんって……ひどいね」

八幡「まったくだ……」

雪乃「あら、本物が欲しかったのでしょう?」

 雪ノ下は薄い微笑みを浮かべた。

 また一つ俺の心は軽くなった。


 奉仕部は確かに俺にとっての本物だ。


二、三十分ほど離れます!

安価置いておくので協力お願いします!


1、さっさとやることやれ
2、このまま続けロッシー


安価下1~5多数決


 三年にもなると戸部のような浮かれた生徒も襟を正す。

戸部「いやー、もうすぐ十八歳っしょ! 車ブイブイ言わせるっしょ!」

 ……訂正、こいつは一生こんな感じみたいだ。

 葉山と三浦も戸部のように別のクラスで楽しくやっているだろうか。

 由比ヶ浜から様子を聞き出すのは恥ずかしいし、機会があればあいつらのクラスを覗いてみよう。

雪乃「比企谷君は本当にいつも独りぼっちなのね」

八幡「……お前もな」

雪乃「あら、意図して一人でいるのと意図せず一人になるのは全く違うわよ。例えるなら――」

 隣の席で雪ノ下が俺を馬鹿にする生活もすっかり慣れてしまった。

 俺は前の席で次の授業の用意をしている戸塚の首筋を見つめながら、どうやってプロポーズしようか考えるのである。


八幡「……あ」

優美子「………」


 体育の時間、不覚にも転んでひざを擦りむいてしまった俺は保健室へと訪れた。

 もちろん保健委員の奴は俺についてきてはくれなかった。そんな事は中学時代からすっかり慣れている。

 ……慣れていたのだが、まさか保健室に三浦がいたなんて。


優美子「………」スマホイジイジ

八幡「……(くっ、あとか言っちゃった……)」


 自業自得なのだが気恥ずかしい。

 まぁ三浦は何も思っていないだろう。


八幡「………」キョロキョロ


 手当したいのに部屋にいるのは三浦だけ。

 勝手に消毒液とか取り出してもいいだろうか。


八幡「………」キョロキョロ

三浦「………」コト


 ガラリ。引き戸の音が響く。


三浦「座れし」

八幡「あ、いや、でも「座れし」


 俺は三浦の座っていた椅子に腰を下ろす。

 三浦の体温と香りが残っていてドキドキする。

 やっぱこいつ存在そのものが魅力的だ……。

三浦「………」シュッフキフキ

八幡「……っ」ビクッ


 思ったよりも傷が深かったようで痛みで身体が震えた。

 これ以上消毒液を付けられたら気絶しそうだ。


三浦「………」ギュッ

八幡「……え」


 三浦の手が俺の手を包み、強く握った。

 細くて、滑らかで、色気のある手。


優美子「………」ペタペタ

八幡「……っ」グッ


 先ほどより優しく血を拭ってくれたが、それでも痛みは強い。

 俺は情けなくも三浦の手を強く握り返してしまった。


優美子「……頑張るし」ボソ

八幡「………っ」グググッ


 痛みが原因か、それとも三浦の励ましが原因か、俺はあふれる涙を止めることはできない。

 三浦の優しい匂いが俺の心を軽くする。


優美子「結構深い……病院行った方がいいかも」

八幡「いや、大丈夫だろ……」

優美子「……行こ?」ナデナデ


 ―――ふわり。

 三浦の手が俺の髪を撫でた。


八幡「……くっ……うぅ……ひぐっ」ポロポロ

優美子「やっぱ痛かったっしょ」ナデナデ


 違う。違うんだ三浦。

 俺はまたお前に触ってもらえて、話しかけてもらえて、うれしかったんだ。


八幡「ありが……ぐすっ、ありがとう……」ポロポロ


 三浦の手を借りて病院へと向かう。

 (三浦が俺と付き合ってることにして教師を言いくるめたイベントはマジで一生の宝だ)

 

優美子「大したことなくてよかったじゃん」

八幡「あ、ああ……」


 病院からの帰り道、俺と三浦はバスのベンチで休憩することにした。

 学校まではそう遠くなかったが、俺はこの時間が訪れたことを神様に感謝する。


優美子「………」

八幡「………」


 静寂に包まれていたが、不思議と気まずくはなかった。

 三浦もスマホをいじっていなかったし、少し俺のことを意識してくれているのだろうか。


優美子「……あんさぁ」

八幡「……ん?」

優美子「……悪かったし、〝八幡”」

八幡「……っ!?」


 俺は驚いて目を見開いてしまった。

 今までずっと三浦は俺のことをヒキオと呼んでいた。

 それが久しぶりに話したこのタイミングで八幡に変わったのである。

 つまり三浦はかかわりを持たなくなった数か月間、俺の名前を忘れることはなかったのだ。


三浦「あーしはさ、八幡と家で話すようになってあんたのダメなところも良いところも知った」

八幡(ダメなところが先に来るのか……)

三浦「正直男としてどうかと思うところの方が多かったし、情けない奴だとも思った」

八幡「……お、おう…」



三浦「でも、八幡はあーしに対して何一つ飾ることはなかった」



八幡「………」

※地の文が三浦なのでつい「」も三浦になってしまいます。ご了承ください。

三浦「だからあの時もあーしの手を払ったっしょ?」

八幡「それは……」

三浦「あーしが身勝手にあんたの為を思ってあんなことを言ったから……」

八幡「………」


 喉元まで言葉が出かけていた。

 〝お前の事を思ってとった行動に他人の事情を入れたくなかった”。

 なんて……それこそ身勝手だろ。


三浦「ほんとごめん! あーしが悪かったし!」

八幡「………」

三浦「あれからずっと意地になってたけど、八幡の顔を見たら気づいた。あーしが馬鹿だったんだって」

八幡「……三浦」

三浦「……あ、あんさぁ」

八幡「……?」



三浦「また友達に戻って……くれますか?」



 その瞬間、俺は貯め込んでいた想いが爆発した。

 そして――、



八幡「………」ギュッ

三浦「……え?」


 気が付けば、三浦を抱きしめていた。


八幡「………」

三浦「ちょ、や、やめろし/// そ、そういうのちげーっしょ?」オロオロ

八幡「……あ」バッ

三浦「………」

八幡「………」カァ///

三浦「………っ!」ダッ///


 顔を真っ赤にして立ち去る三浦。

 俺は片足を引きずりながら追いかけたが、追いつけなかった。



 またしても……やってしまった。




 

また少し離れます!


結衣「え、えっ!? ヒッキー優美子に抱き着いたん!?」

雪乃「………」


 放課後、奉仕部の二人に相談する俺。もちろん机を挟んで依頼者側に座っている。

 コイバナ大好きな由比ヶ浜は体を乗り出して興奮していた。

 雪ノ下は微妙な顔でこちらを見ている。


八幡「……不可抗力だと思いたい」

結衣「不可抗力かー。でも優美子はショックだっただろーなー」

八幡「うぐっ」

結衣「あ、ち、違うよ!? そういう意味じゃなくて!」


 慌てる由比ヶ浜。そういう意味以外に何があるというのか。


雪乃「はぁ、これだから処女谷君は」

八幡「おい、俺は男だぞ」


 クスクスと笑う雪ノ下。最近の雪ノ下は下ネタも取り入れたり元気が有り余っている。


雪乃「良い? あなたが三浦さんを好きだと仮定するわよ」

八幡「仮定だな?」

雪乃「ええ、仮定よ。仮定」

八幡「………」コクリ

雪乃「三浦さんの事が好きでいつも私達に恋愛相談してるとするわね」

結衣「うんうん!」

八幡「………」


 そんな仮定に意味があるのだろうか。

 雪ノ下は楽しそうな表情で言葉をつづけた。


雪乃「ある日、私と喧嘩して疎遠になったとする」

結衣「うわ、ありそー……」

八幡「………」

雪乃「比企谷くんとしても、私としても仲直りはしたい。でも気まずいまま半年が過ぎた」

結衣「うんうん」

雪乃「そしてアクシデントが起きた。……私が貧血で倒れた」

結衣「ゆきのん大丈夫!?」

雪乃「たまたまそこいにた比企谷くんが看病してくれたとする」

結衣「よかった……」



雪乃「そして、私が感極まってあなたに抱き着いたとする」



結衣「ゆきのん!?」

八幡「……そう、か」

 
 雪ノ下が言いたいのは、つまり「まだ望みはある」ということだろう。

 男女の関係は望めないかもしれない。だけど友人になることはできる。


雪乃「さ、分かったら後は行動するだけよ」

結衣「え、ど、どういうこと!?」

八幡「二人ともありがとう! 愛してるぜ!」

雪乃「っ///」

結衣「ヒッキー!?」カァ///


 今ならまだ三浦も帰っていないはず!!



三浦「………」ハァ…

三浦(あんときの八幡は何を考えてたんだろ……)


 三浦の脳裏によぎる比企谷の抱擁。


三浦「……っ///」

三浦(ヒキオのくせに!)カァ///


 今までずっと、戸部達と同じただのクラスメイトだった。

 戸部達と違い、相手の家に遊びに行く仲というだけで、本質的なものは変わらない。

 三浦由美子にとって比企谷八幡は男ではなかった。


 それなのに――。


三浦(あーしには隼人がいるっつーの!!)クシャクシャ


 かなわぬ恋だとは分かっている。三浦は自分に言い聞かせる。

 葉山は何らかの事情で恋愛はしないと強く決めている節が三浦には見えた。


三浦(いや、あれはむしろ……)


 まったく別のところで恋をしているような、高校の生徒など相手にされていないような感覚。

 それがある限り自分は一番近い存在で、一番手の届かない存在のままだ。

 いつかチャンスは訪れるのではないかと三浦は思っていたが、あっという間に季節は過ぎていく。


三浦「……帰ろ」


 一人だけの教室で三浦はつぶやいた。

 むしろ今までそこにいた事実を考えるべきだったが、彼女は意図的にその事を棚に上げていた。


 だが――、


八幡「三浦!!」ガラッ

三浦「……っ」カァ///


 比企谷八幡(イレギュラー)はそれを許してはくれない。

三浦「な、何か用!?」ギロッ///

八幡「………」スタスタ

三浦「ちょっ、ち、近よんなし!」アセアセ

八幡「………」スタスタピタッ

三浦(ち、近い……)


 手を伸ばせば捕まる距離。

 三浦は焦りで思考が真っ白になった。

 一方で比企谷も、


八幡(い、勢いで来たがなんていえば……)


 頭の中は真っ白だった。


三浦「あ、あーしもう帰るんだけど」

八幡「ちょっと待ってほしい」

三浦「なんで?」

八幡「それは……」

八幡(なんていえば……)


 さっきのは間違いなんだ。……違う。

 気の迷いだった。……違う。

 つい良い匂いがしたから。……絶対にダメだ。


八幡(ああそうか。この期に及んでまだ取り繕おうとしてるのか俺は……)


 なんとも情けない。

 三浦と少しでも繋がりたくて、相手の求めているものを模索している。

 それはかつて三浦が俺の事を考えて身勝手に言い放ったあの時の彼女と同じじゃないか。


 本物が欲しいなら、

 三浦と本物の関係を築きたいなら、

 俺が言うべきことは一つ。


八幡「〝優美子”」

三浦「!」



 ――  ありがとう  。



三浦「あ、ありがとうって意味わかんねーっしょ!?」

八幡「俺の家に何度も来てくれて、友達付きあいしてくれて」

三浦「!」ドキッ

八幡「本音を話してくれて、俺のことを考えてくれて」

三浦「………」


 あーしの心臓がキュッと締まった。

 八幡があーしの事を喋る度に、うれしさと切なさ、何よりドキドキで頭がいっぱいになる。


八幡「俺が突き放したのに、優しくしてくれて」

三浦「………」ポロポロ

八幡「……本当に」ウルッ


 また八幡が泣いている。

 あーしだけしか知らない比企谷八幡の秘密。泣き虫八幡。


八幡「俺と友達になってくれて、ありがとう」ペコリ


 ……そんなの、あーしだってありがとうだし。


三浦「ばぁか」ギュッ

八幡「……優美子」

三浦「友達なら頭下げんなし」ギューッ


 高校生にもなって、友情ごっこなんて馬鹿みたい。


 でも……悪くない。


 

帰り道

三浦「あーし隼人の事がまだ好きだよ」

八幡「わかってる」

三浦「あんたの事を男なんて思ったことないよ」

八幡「わかってる」

三浦「つーか結衣とか雪ノ下がいるじゃん」

八幡「あれはあれ、三浦は三浦だ」

三浦「ふ、ふーん。なのに三浦に戻すんだ」

八幡「……優美子」

三浦「……やっぱ隼人みたいにドキドキしねーし」

八幡「………」シュン

三浦「あー悲しんでる! やっぱあーしの事!」

八幡「まぁあわよくば最後までしたいと思ってる」

三浦「は、はぁ!? あんた馬鹿っしょ!!」カァ///

八幡(可愛い……)


 残りの高校生活で、俺と優美子は良き友人として思い出を残していった。

 最後の最後まで葉山が優美子に振り向くことはなかったが、卒業式の日に優美子が泣きながら、


三浦「あー、隼人の事は今日で終わり! 明日からまた頑張るっしょ!」


 と叫んだ。

 どうやらまだ、俺にもチャンスはあるようだ。


三浦「……あ、思い出した」

八幡「ん?」



三浦「最初に八幡の家に行った日、あんたあーしのスカート覗いてたっしょ!」

八幡「」



 なんでこんなところで思い出すんだこの女。

 ――この後めちゃくちゃ奢らされた。



 第一部 完


第二部(すぐ終わると思いますが)設定安価


三浦

安価下1

1、八幡以外と付き合っている(処女)
2、八幡以外と付き合っている(びっち)
3、誰とも付き合っていない


八幡

安価下2

1、三浦以外と付き合っている(童貞)
2、三浦以外と付き合っている(びっち)
3、誰とも付き合っていない


お願いします!

了解です!

八幡は誰かと付き合っている。
三浦は誰とも付き合っていない。でいきます。


八幡が付き合っている相手

1、適当なモブ
2、登場キャラ


安価下1

八幡⇔いろはす 三浦


で行きます!

でも今日は眠いので明日二部を終わらせます!

では!

今日はオリジナルの方が進んでいるので、こっちはほどほどにします!

では続きー


いろは「女子高生とデートできる大学生はその女子高生にお金を払うべきじゃありません!?」

八幡「いや、それもはや援助交際だろ」

いろは「先輩は未成年だから大丈夫ですよたぶん」エヘ

八幡「バイト代が……」


 休日になると、俺はいろはに呼び出されて様々なデートスポットに行くようになった。

 そう、大学生になった俺はなんと一色いろはと付き合っているのだ。

 大学入学してから数カ月後、俺はいろはに呼び出しを受けて告白された。……というより強引に唇を奪われた。


いろは『ぷはっ、世の中のカップルはよく息を止められますね!?』

八幡『……鼻で呼吸しろよ』

いろは『……し、知ってましたよ! それより責任を取ってくださいね!』


 俺はその言葉を何となく受け止めた。

 いや、恐らく優美子に安心してもらいたかったのだ。

 比企谷八幡はいつまでも駄目な子供じゃない。優美子と対等な友人として肩を並べられる男だと。


いろは「それにしても先輩って服のセンスだけは良いですよねー。何でですかー?」

八幡「ああ、三浦に選んでもらってるからな。そりゃセンスいいだろ」

いろは「ああ、三浦先輩ですか……。先輩まだあの人と関わってたんですね」


 いろはの顔が嫉妬に歪む。

 俺だって誰よりも第三者視点に立って世界を見てきた人間だ。彼女のいる男がどうするべきか理解できる。

 だが、理解できたからと言って行動しなければならないとは限らないと思う。つーかしたくない。


八幡「最初に言っただろ。あいつは俺の親友だからお前と付き合っても縁は切らないって」

いろは「分かってますけど……むぅ!」ポカポカ


 実際、一色いろはは可愛いし好きだ。異性として好きだと思う。

 だけど、想いの強さで言えば……。


いろは「ん!」ギュッ

八幡「ん?」

いろは「いつもの!」

八幡「お前……性格変わった?」

いろは「そりゃ彼氏の前ですからね。自分を抑える必要なんてないですよ」エヘ

八幡(やっぱあざといな、こいつ)チュッ

いろは「……んっ」ビクッ


 それからも毎週のようにいろはとデートを続けた。

 いろはとの関係はだんだんと深まっていき、境界線が少しずつ重なっていく。


 では、優美子との関係はどうなったのかと言うと、


優美子「ふぅん、あーしという女がいながら昨日もデートごっこねぇ……」


 俺の借りたアパートの合い鍵持っている優美子は、定期的に夕食を作りに来る。

 今日はどうやら、フライパンでお好み焼きを作るようだ。

 俺のデート報告を受けてつまらなさそうに呟いた。


八幡「デートごっこって、こっちは真剣だっつーの」

優美子「……………あそ」


 随分含みのある言い方だが、俺はそれに触れることは出来なかった。

 しばらくして机の上にお好み焼きが運ばれた。とても一人では食べきれないフライパンのスペースを全て使いきった特大のお好み焼きだ。


八幡「お前、これ……」

優美子「皿洗う手間がはぶけるっしょ?」


 優美子はにっこりと笑うとお好み焼きにソースをかけ、続けてマヨネーズをかけた。

 マヨネーズは俺の真正面に「ハート」が描かれている。


八幡「ちょ、これ……」

優美子「えい」


 ハートマークが優美子の箸でギザギザに刻まれていく。


優美子「あははっ! 失恋のマークっしょ!」

八幡「ひでぇ……」


 お好み焼きはあっさりとしていて美味しかった。

 最近優美子の味付けに慣れてしまった自分がいる。

八幡「今日は? 寝るのか?」

優美子「んー、終電ないかも」


 時計を確認するまでもなく時間はすでに深夜になっている。

 俺は押入れからもう一セット布団を出す。ピンク色の可愛らしい布団だ。


優美子「ビデオ借りに行く?」

八幡「あー、まぁいいけど」


 一人暮らしを始めてすぐに優美子が遊びに来るようになったので、ホームシックにはなった事がない。

 強いて言えばたまに遊びに来る小町に「ごみぃちゃん一色先輩は……」とジト目で睨まれた日は枕を濡らしてしまう事があるくらいだ。

 香水の匂いでどの女の子が遊びに来たか分かるなんて流石小町!


優美子「八幡! こっちっしょ!」グイグイ

八幡「は、はぁ!?」


 ビデオ屋に着くなり、十八禁コーナーに向かって一直線の優美子。

 颯爽とのれんを払い、中に入っていく。


優美子「さ、どれにするっしょ!?」

八幡「……いや、意味が分からないんですが」

優美子「あんた溜まりすぎだし! あーしといる時いっつも興奮してるじゃん!」

八幡「うっ……」


 バレていたか……。いや、二日おきに泊まりに来るあーしさんサイドにも問題があると思いますが。

 こうして、優美子の勢いに流されるまま俺は『一週間僕を誘惑し続ける濡れ透け黒ギャルお姉さん』というタイトルのAVを借りるのだった……。


 何故か布団に寝転がってAV鑑賞する事になった俺と優美子。


<チョ、ヤメテクダサイ!

<キャハハ! チョーチッセー!


八幡「………」

優美子「………」スマホイジイジ


 テレビに流れる黒ギャルとおっさんの棒読み演技。

 何でおっさんの癖に制服着る必要があるんでしょうか……。


<ンッ、チュッブチュッレロッ

<ハァッ、ンッアッイイッ


八幡「………」モゾモゾ

優美子「………」スマホイジイジ


 だんだんと濡れ場へ発展していく映像。

 喘ぎ声も次第に増えていき、肌の露出も多くなっていく。


八幡「………」モゾモゾモゾ

優美子「………」スマホイジイジ…モジ


<ウソ……オオキイ

<イレテモイイ?

<……ウン


 もはや黒ギャルではなくただの日焼けした女の子だ。

 制服を着たおっさんと日焼けした女の子がベッドで絡み合う。
 
 裸になった黒ギャルにべっとりとローションが塗られていく。……監督、有能。


<アッ!ンッ! ダメッ! ソンナトコ!

<オシリノアナモネ


八幡「………」ハァハァ

優美子「………」モジモジ


 明らかに隣の様子がおかしい。

 もぞもぞと足を動かしつつ、さっきから徐々にこちらへ近づいているような気がする。


<パンパンッ
<アッアッアッ!
<イイヨッキモティーッ!
<パンパンパンッ
<アッイクッイッチャウ!


八幡「………」

優美子「八幡、してんの?」

八幡「……いや、してない」

優美子「ふ、ふーん」

八幡「………」

優美子「………」チラチラッ


 実はさっきから映像に感情移入しすぎて興奮が冷めていた。

 黒ギャルが優美子だったとしたら、襲いかかっているのはただのおっさん。

 いつか優美子も俺以外の男とこう言う事をするのだろう。

 そう考えると、心が痛くて興奮どころではない。


八幡「もう切るぞ」

優美子「えっ?」

八幡「……俺らはそういう関係じゃないはずだろ?」

優美子「………ふん」プイッ


 そっぽを向く優美子。

 何かを期待していたのだろうか。


 俺はまた、何かを間違えているのだろうか。



 真夜中、何やら首筋に嫌な気配が漂い目が覚める。


 吐息のような柔らかな風が顎から首にかけて何度も何度も流れていた。


 それに右半身も重い。何だこれ。


八幡「………(……ん?)」チラッ

優美子「………」チュッチュッ


 そこには俺の首筋に何度も何度もキスをする優美子の姿があった。

 俺のTシャツとトランクスしか身に着けていない為、何かと素肌が密着している。


優美子「………」チュッチュッ

八幡「………」


 俺は薄目を開けて気づかない振りを続けた。

 この事に気づかない方が良いと思ったのはもちろん、この先の展開を期待してしまったからだ。

 そして、期待通り状況は発展していく。


優美子「………」モゾ


 ゆっくりと身体を上に動かす優美子。

 俺の頭と並ぶ位置まで移動する。

 そして、俺を起こさないようにそっと起き上がる。


三浦「………」

八幡「………」


 俺は起きている事がばれないように目を閉じたまま耐える。

 優美子の髪が顔にあたってくすぐったい。彼女の足が俺の股間に当たって色々とヤバい。

 
 すっ。


 顔が近づいたのか、優美子の吐息が俺の鼻先をかすめた。

 まさか、このまま本当に……、


 ぺろ。

八幡「………」

優美子「………」チュッ


 突起物、正確には優美子の唇の先が俺の唇に触れる。

 ちゅっちゅっ、と何度も何度も俺の唇と重なる優美子の唇。


優美子「はぁはぁ……」チュゥチュッ

八幡「………」


 まさかこれが初めてではないのだろうか。

 優美子のキスは俺を起こさないように調整されているような気がする。

 彼女の舌が俺の唇に触れるか触れないかの距離で止まった。


 つー……。


 何かが口の中に侵入する。

 それが優美子の唾液だと気づいた時、彼女は自分の布団に戻っていた。



 俺は彼女の唾液と何度もキスを重ねながら、彼女に気づかれないように射精した。



優美子「寝過ぎじゃね? 今日は昼からだっけ?」

八幡「いや、今日は……あー、まぁいいや。昼から行くわ」


 時計は十時、朝の講義は間に合いそうにない。

 台所ではジュージューと何かが焼ける音がする。

 匂いから判別するに野菜炒めだろうか。


優美子「あんさ、八幡は本当にあの子の事が好きなの?」

八幡「……っ!」


 ドキリとした。

 真夜中の出来事を思い返すと、もしかしたら優美子は決別のキスをしたのかも……。


優美子「もしあんたが本気であの子が好きっつーなら――」



八幡「………」


1、別れる
2、本気で好きだ


※エンディングに大きく影響します


安価下1

八幡「別れようと思う」

優美子「え、な、何で……?」

優美子(もしかして昨日のあれバレてたし?)ドキドキ

八幡「……やっぱ俺」

優美子「………」ゴクリ///




八幡「優美子の事が好きだ」




優美子「………」バッ///



 ――ジュッ!



八幡「……あ…あっづっ!?」ジタバタ


 顔に張り付く野菜炒めとビーフンの連鎖攻撃。


優美子「あ、つ、つい! ご、ごめんっしょ!」アワアワ

八幡「し、死ぬかと思った……」

優美子「………」ギュッ

八幡「……優美子?」



 ―― あーしで良いの?



 優美子に似合わない小さな声。

 俺は彼女のサラサラの髪を撫でて、


八幡「昨日の続きがしたい」


 と呟いた。


優美子「……うっ、き、気づいてたし?」カァ///

八幡「優美子の味、美味しかった」

優美子「ば、ばーか///」ポロポロ


 泣きながら強く抱きしめてくる優美子。

 俺も強く抱きしめ返す。


 太ももに落ちた野菜炒めが怒りの火傷攻撃を繰り返していたが、俺に恐れる事は何もない。……少し熱い。


八幡「いつから?」ナデナデ

優美子「……あーしにも分からないっしょ。少なくともここに来る時は覚悟してた」

八幡「襲われる?」

優美子「あー嘘、今の嘘だから」カァ///

八幡「優美子!」ガバッ

優美子「んっ/// ま、まだ駄目っしょ!」

八幡「あ、そ、そうか……」


 俺はすぐに一色に電話を掛け、直接会いたいと伝えた。

 だが一色は状況を理解していたのか、「二度と顔見せないでくださいバーカ!」と叫んで通話を切ってしまった。

 掛け直しても着信拒否になっていた。


優美子「……後悔してる?」

八幡「そりゃ、多少……」

優美子「エッチしとけばよかったとか思ってる?」

八幡「………そ「間を空けすぎっしょ!」ベチンッ


 頬に広がる痛み。

 これで許されるとは思っていないが、俺は優美子と付き合うと決めた。

 そして――、

八幡「……くっ」ズプッ

優美子「……あっ、んっ」ギューッ

八幡「……入った」

優美子「……あ、案外痛くないかも」

八幡「………」グイッ

優美子「んっくっ」ギューッ

八幡「………」




 この後めちゃくちゃセックスした。




優美子「……はぁはぁ、エッチってこんなにしんどかったっしょ……」

八幡「やっぱ苦しいか?」ナデナデ

優美子「ううん、もっとするし!」ガバッ

八幡「マジか」



 こうして、俺と優美子は男と女になった。

 あまりにも歪みすぎた高校生活からのゴールイン。

 由比ヶ浜にどう説明したものか。



優美子「あっ……んっ///」

八幡「……くっ、出る!」ビュルッ
※ゴム買ってます


 何度も何度も身体を重ねていると、この出会いが運命であった事を強く感じる。


優美子「……好き」

八幡「……俺も」


 俺の名前は比企谷八幡。

 最低の思春期から最高の大学生活を約束された少年紙の主人公のような男だ(違う)。



 おしり。

なんかあそこまで前置きが長いとセックスシーンは短く終わらせたくなってしまいました(土下座)


ヒロイン変えて続けたいかしら?

じゃあ次のヒロイン


安価下1

おっけーです!

でも今日は眠いので明日以降の更新になるかと思います!

では!

八幡「……眠た」ゴロ

八幡(なんか昨日は黒ギャルに襲われる夢を見たせいか眠りが浅かったんだよな……)


いろは「………」パチパチッ


八幡(なんか上目遣いでやたら瞼パチパチしてる女の子がいる!?)

八幡「な、何か用でしょうか?」オドオド

いろは「≪安価下1≫」

いろは「くんかくんか」スンスン

八幡「ひっ!?」ビクッ

いろは「あーもうやっと起きましたか先輩」パチパチ

八幡(な、何このあざと可愛い女の子……)

いろは「先輩の寝顔見てるこっちの気持ちにもなってくださいよー」

八幡「……なんだ一色か」

いろは「ひどーい! 生徒会長の名前を忘れるなんて!」

八幡「……生徒会長様が俺の部屋にわざわざ何の用でしょうか?」

いろは「それはぁ……」


いろはの要件

安価下1

いろは「実は先輩……助けてくださーい」ユサユサ

八幡(あざとい! わざとらしく身体揺さぶりやがって!)ドキドキ///

八幡「もうお前に対する責任は果たしたし、断る」

いろは「そんな事言って良いんですかぁ!? 通報しますよ!」スッ

八幡「ちょ、ちょっと待て」バッ

いろは「先輩に襲われたって言いますからねー!」ウェェェン

八幡「わ、分かった! とりあえず話だけは聞くから!」

いろは「ほんとですかー?」パァ

八幡「」

いろは「私ってほら、けっこう頼られるっていうかー、断らないタイプじゃないですかー」

八幡「断れないだけな」

いろは「だから生徒会で会議してもー、私に挨拶を任せたりー」

八幡「生徒会長だからな」

いろは「はんことかもいっぱい押せって言うんですよ!? ひどくないですか!?」

八幡「生徒会長だからな!!」

いろは「あははっ、先輩のツッコミ気持ち悪いですね」

八幡「……で、何を任されたんだ?」

いろは「えっ、何で任されたって分かるんですか? エスパー!?」ビクッ

八幡「流れを読んだ結果だよ!」

いろは「先輩芸能人みたーい」エヘ

八幡「それを言うなら芸人だろ」

いろは「それでー、頼まれたんですよー」

八幡「何を?」

いろは「だからー、今みたいなのですよー」

八幡「……? 今何かしたか?」

いろは「はぁ!? 酷くないですか!? 何で忘れてるんですか!?」

八幡「具体的に言わねぇからですけど!?」

いろは「完璧ですね先輩」グッ

八幡「何が完璧なんだよ……」ハァ

いろは「私としてはー、断りたかったんですけどー、皆がどうしてもやれって言うからー」

八幡「だから何を?」

いろは「それでですよ!? 全校生徒の前でやれって言うんですよ!? ありえなくないですか!?」

八幡「お前の会話の投げ方があり得ないけどな」

いろは「何その例え爆笑ですね」パチパチ

八幡(目が笑ってない!!)

いろは「最初は一人でやろうと思ってたんですけどー、奉仕部に頼ったら比企谷君に頼りなさいって」

八幡「最初は一人でやろうと思ってねぇじゃねぇか!」

いろは「あっ、ほんとだ! 先輩って賢いんですねぇ!」ナデナデ

八幡「……お、おう」


いろは「はい、いろはす死んだ目」w(^v^)w


八幡「何その蟹のポーズ!?」

いろは「何でポーズしてくれないんですか!? 最低ですね!?」カァ///

八幡「」ワケワカラン……

八幡(ちょっと待て、俺はこのまま流されて良いのか?)


1、流されない
2、流される


安価下1

八幡(いやいや、何かおかしいぞ。こいつには何か魂胆があるはずだ)

いろは「ちょっと先輩聞いてるんですか!?」

八幡「一色、本当の事を言え」

いろは「……っ」

八幡「お前、何か隠してるだろ」

いろは「そ、それは……」



 いろはが隠している事

 安価下1

いろは「じつはわたし……男なんです」ジーッ

八幡「……は?」


 一色いろはは赤裸々に、時には厳かに自らの人生を語り始めた。

 この世に産声を上げた時、一色両親は愕然としたらしい。

 ずっと女の子だと聞いていた我が子が男であった事に。

 両親は悩んだ挙句、女として出生届を出した。

 そして今の今まで女一色いろはとして生きてきたという。


いろは「……最低ですよね。わたしの人生なんて考えず……」

八幡「あ、ああ……(何て言えば良いんだよ)」

いろは「先輩!」ジッ

八幡「お、おう……」

いろは「先輩も隠してる事、ありますよね?」

八幡「!!」



 八幡が隠している事

 
 安価下1

八幡「お、おう……実はな」スッ

 俺はスマホに映った姫菜の写真を見せた。

 小学生の時からずっと結婚の約束をしてきて、高校生になってようやく婚約する事が出来た。

 少し変わった趣味を持っているが、俺の前ではとても可愛い女性なんだ。


いろは「やっぱり……」ハァ…

八幡「もしかしてお前……姫菜の事……」



<バァンッ!!



姫菜「はぁはぁっ! 男の娘と八幡の昼下がりの情事キマシタワー!!」ブシャァッ!

八幡「」

いろは「こういうことですよ先輩……」

姫菜「さ、さぁ! 早く絡み合って棒と棒を擦り合ったり、危ない液を混ぜ合ったりしてみよう!!」ハァハァ///

八幡「姫菜……」ドンビキ


 俺と姫菜はキスはおろか手も繋いだ事がない。

 そんなプラトニックな関係を貫いてきたのに、姫菜は俺といろはが絡み合って欲しいと願う。

 もしかして姫菜は俺の事が好きじゃないのだろうか。

 本当は俺の事など人生を楽しむ為のコンテンツの一つでしかないのだろうか。


 腐女子はゲイの味方らしいが、俺の味方ではないのだろうか……。


いろは「せんぱぁい、たすけてくださぁい」ウルウル

八幡「………」



 八幡のとった行動は、


 1、いろはとキスする
 2、姫菜を束縛する
 3、その他

 安価下1

姫菜「ちょっと八幡君! これは違うんじゃないかなぁ!」ハァハァ///

姫菜(お、男の子が二人で私を束縛するなんて!)ハァハァ///

八幡「一応椅子に縛り付けたけどこの後どうするべきか……」


いろは「……はぁはぁ///」


八幡(なんかスイッチが入ってる!?)

いろは「ぼ、僕エッチな事がしてみたいです!」ハァハァ///

八幡(とうとう男としての本能が勝ったんだなぁ……)



【姫菜を腐から解放せよ!】ステージ1
ルール

コンマ下二桁左側が興奮度、右側が拒否度です。

拒否度が99になると終わりです。
興奮度が99になると良い事があります。


姫菜【制服着用(7枚)】
※奇数で脱がせます。偶数で失敗します。どれから脱がせてもおっけーです。脱がせるとコマンド使用時の演出に変化があります。

ブレザー(興奮度10以下の場合拒否度二倍アップ)

ブラウス(興奮度30以下の場合拒否度二倍アップ)

アンダーシャツ(興奮度40以下の場合拒否度三倍アップ)

ブラジャー(興奮度50以下の場合拒否度五倍アップ)

スカート(興奮度40以下の場合拒否度三倍アップ)

パンツ(興奮度50以下の場合拒否度十倍アップ)

靴下(興奮度10以下の場合拒否度二倍アップ)



コマンド

1、八幡キス倍率一倍
【興奮度10以上になると拒否度が上がらなくなる。興奮度限界30】
2、いろはキス倍率一倍
【興奮度50以上になると拒否度が上がらなくなる。興奮度限界40】
3、八幡首舐め倍率二倍
【興奮度20以上になると拒否度が上がらなくなる。興奮度限界30】
4、いろは首舐め倍率二倍
【興奮度60以上になると拒否度が上がらなくなる。興奮度限界50】
5、八幡胸を揉む倍率三倍
【興奮度30以上になると拒否度が上がらなくなる。興奮度限界70】
6、いろは太もも撫でる倍率三倍
【興奮度40以上になると拒否度が上がらなくなる。興奮度限界70】
7八幡下触る倍率五倍
【興奮度60以上になると拒否度が上がらなくなる。興奮度限界90】
8八幡の八幡を咥えさせる。倍率十倍
【興奮度90以上になると拒否度が上がらなくなる。興奮度限界99】
9脱がす
どの服を脱がすか指定してください。




姫菜「どうせ八幡君に何も出来る訳ないしねぇ」

姫菜
興奮度:0
拒否度:0


安価下1

八幡「靴下脱がせるか」グイッ

姫菜「ふーん、匂い嗅いでみるのかな?」ヨユウ


成功!


姫菜
興奮度0
拒否度2

※脱がす場合は興奮度は上がりません。


八幡「……特に普通の匂いだな」クンクン


八幡の八幡が少し大きくなった!【5/100】


いろは「……ぼ、僕も」クンカクンカ


いろはのいろはが少し大きくなった!【5/100】


姫菜(お、男の子が二人で靴下に群がってるぅうう///)ハァハァ



次のコマンド>>236を参考にお願いします。

安価下1

八幡「………」ギュッ

姫菜「あははっ! くすぐったいよ!」モジ///


倍率三倍

姫菜
興奮度24
拒否度14


姫菜(あ、やば……なんかドキドキしてきた……)

いろは(エッチしたいエッチしたいエッチしたい)

八幡(さて、どうしたものか……)


安価下1連投ありです

次のコマンド>>236を参考にお願いします

八幡「………」スッ

姫菜「え……んっ///」チュッ

八幡「………」パッ

姫菜「ファーストキス……」

八幡「……やっぱ最初は俺が良かったから……///」プイッ

姫菜「……うん///」

いろは(ということはわたしもできる!?)ハァハァ///


倍率二倍0の場合は10です

姫菜
興奮度44
拒否度14


姫菜「………」ハァハァ///

八幡(なんかすげーエロい顔……///)



次のコマンド安価下1

もう一回5
あと、好感度34じゃね...?

>>243 倍率二倍の0なんで10×2です^^

八幡「………」モミモミ

姫菜「んっ/// 揉みすぎだよぉ///」ハァハァ///

八幡「姫菜っ///」モミモミ

姫菜「あっ/// んっ///」ビクッ

いろは「………///」ハァハァ


倍率三倍 4×3=12

姫菜
興奮度56
拒否度14


姫菜「……んっ」タラーッ

八幡(……涎垂らしてる///)ハァハァ


次のコマンド安価下1

八幡「……脱がすぞ」グイッ

姫菜「………うん」コクリ///

八幡(あれ……えっと)グイグイ

偶数失敗!


姫菜

興奮度56
拒否度20


次のコマンド安価下1

八幡「縄があるからか……」スッ

姫菜「えっ、ちょっ///」ジタバタ


 ―― ぬちょ


八幡「パンツ濡れてる……」つ△

姫菜「ちょっ/// わー! わー!////」ジタバタ


姫菜
興奮度56
拒否度23


八幡「スカートの下は何もない……」ゴクリ

姫菜「八幡君って意外と変態なんだね」ハァハァ///

八幡「このパンツで人の事言えるか?」クンクン

姫菜「駄目ぇえええ!」ジタバタ///



次のコマンド安価下1

いろは「……はぁはぁ」スッ

八幡「一色?」

姫菜「ちょ、生徒会長ちゃん?」ドキドキ///

いろは「お、女の子の太もも///」サワサワ

姫菜「んっ/// (ち、近い近い! 見えちゃう!)」ハァハァ///


三倍5×3=15 拒否6

姫菜
興奮度70
拒否度29


いろは「ほら先輩も!」ハァハァ///

八幡「………」


 次のコマンド

 安価下1

八幡「………」ヌギボロン

姫菜「八幡?」

いろは「先輩……?」

八幡「………」ハァハァ///

姫菜「ちょ、ちょっとそれはやり過ぎじゃないかなぁ///」

八幡「………」グイッ

十倍興奮度2×10、拒否度6×10

姫菜
興奮度90
拒否度89

姫菜「んっ///」グポッ

八幡「……姫菜っ///」

姫菜「んっ/// じゅるっ/// じゅぷっ///」

いろは(ああ、良いなぁ///)


次のコマンド

安価下1


「……もう、我慢できない…」


 俺のイチモツを咥え、白い糸を引いた姫菜の口から洩れた本音。

 気づけば女の匂いで部屋がいっぱいになっている。


「姫菜、触るぞ」


 相手の返答を待たず、手を強引にスカートの中に入れる。


「んっ……いやっ」


 言葉では嫌がっているが、腰を捻る彼女の表情は悦びに満ちていた。


 ――さわ。


 下の毛が手に触れ、俺の手が下へ下へと移動していく。

 そして、するりと姫菜の大事な部分に触れてしまった。


「んっ」


 ビクリと身体を震わせる姫菜。縄で縛られた彼女は俺に抱きつく事も出来ず快感に悶えていた。

 突起物の位置を探る為、手を上下左右に動かす。


「あっ、あっ、んっ!」


 姫菜の声がだんだんと大きくなる。

 そして、



1、強い衝撃が俺の後頭部に広がった
2、がちゃりとドアノブの音が響いた
3、いろはが姫菜にキスをした
4、俺はいろはを追い出した


 安価下1


「一色、悪い。帰ってくれ」

 俺は一色を追い出した。彼女……いや、彼はしぶしぶ荷物をまとめ部屋を出て行く。

 帰り際に「そう言えば小町ちゃんが帰り遅くなると言っていましたよ」と言い残した。どうやら小町に見られる心配はないようだ。

「八幡……するの?」
「駄目か?」
「ううん、本当は待ってたかも。こんな性格だからさ」

 あはは、と涙目で笑う姫菜。とてもうれしそうだ。


 ちゅぷ。


「あんっ!!」


 喘ぎ声が響く。甘く、柔らかい声だ。

 姫菜の縄をほどき、制服を脱がせる事無く俺はベッドに押し倒した。


「その強引さ……私だけに見せるんだね」


 姫菜の真っすぐな視線に俺は頬が熱くなった。

 思えばここまで感情をぶつけられる相手は姫菜しかいない。

 やっぱり俺は姫菜が好きなんだ。


「入れるぞ」


 硬くなった棒を陰部へと当てがう。くちゅくちゅといやらしい音を立てて、先端を刺激した。


「うん、入れて」


 姫菜が小さく頷いた。

 俺は出来る限り優しく、肉棒を前へと押し出す。


 ぐちゅっ、ぐちっ、ずちゅっ


「ん……あ……はっ」


 姫菜は呼吸すらも苦しそうな顔で俺にだきついてきた。

 あれだけぐちゅぐちゅに濡れても痛いのか。俺は少し躊躇してしまう。

 だが、姫菜の両足が俺の腰を押した。


 ずぷっ!!


「んーーーーっ!」


 姫菜の叫び声と共に、俺のイチモツはぎゅっと締めつけられた。

 これが愛を確かめると言う事なのか。

「んっ! あ、んっ!」


 パンパンと姫菜の臀部と俺の太もものぶつかる音が響く。

 あっという間に我慢の限界が来て、


「くっ!」


 どぷっ、どぷっ、膣内に俺の精子が放出される。


「はぁはぁ……くっはっ」


 くてと姫菜の上に倒れ込んだ。服を着たまま初めてを済ませるなんて少しムードがなさすぎたか。


「……好きだよ、八幡」


 姫菜の笑顔を見ているとどうでもよくなる。

 その日、俺は何度も何度も姫菜の中に欲望をぶちまけたのだった。

八幡(それにしても小町遅いな……)


<ンッアッンッ
<パンパンッ


小町の部屋を開ける?


1、開ける
2、開けない


安価下1


「こま……ち」


 扉を開けた瞬間、ムワと生ぬるい空気が溢れ出た。

 パンパンと音を立てて女物の服を着た二人が重なり合っている。


「んっ! んっ!」

「おにぃ……ちゃっ」


 一色が小町の後ろに回って一心不乱で腰を振っている。

 小町はボロボロと涙を流しながらこちらを見ていた。


「はぁっはぁっ、んっ!!」

「あっ、駄目っ! 中はだめっ!」


 小町の焦った声。俺はすぐに一色を引き離そうとしたが、


「んっ! いくっ!」


 ビクンビクンと揺れる一色。

 俺の妹に情欲をぶちまける強姦魔。


「おにい……ちゃん」


 小町は力なく崩れ落ちた。

 俺があの時、気づいてやれていれば。


 小町が家にいなければそもそも一色も姫菜も入ってこれない事に気づいていれば。


 ……俺は、最低だ。



BADEND。。。

ありがとうございました。このフラッシュゲーム的なシステムは(めんどくさいので)もう使われないと思います。

いろはすも救済したし、こんなところですかね。

超番外編

八幡「……え?」


ベッドの隣にいたのは?


安価下1あんこうさんチームの誰かでお願いします!

八幡「………ん?」ゴロ

沙織「……やっほー」メガネ

八幡「さ、沙織!?」ビクッ

沙織「ちょっと何よ、その反応。せっかく幼馴染が返ってきたのにさー」プリプリ

八幡「お、大洗から帰ってきたのか?」

沙織「うん、ちょっとだけだけどねー。ほら、あれ見てた?」

八幡「戦車道か?」

沙織「うんっ♪」コクリ

八幡(こいつ可愛くなったな……)

八幡「そういや優勝してたな。お前らの学校」

沙織「え、それだけ……?」

八幡「へ?」

沙織「…………優勝したのに」プルプル

八幡「……出て、たのか?」

沙織「………」コクリ

八幡「き、気づかなかったなー(棒)」

沙織「はち君のバカ!!」ペチンッ!

八幡「あいたっ!!」




 番外編 俺と沙織と俺の事情


数日前


秋山「西住殿は春休みどこか行かれるご予定はありますか?」

西住「うーん、お姉ちゃんに家に帰ってこいって言われてるけどなー」

五十鈴「まぁ、それは素晴らしいですね」

冷泉「沙織の家とは大違いだな」

沙織「………」

冷泉「沙織?」

西住「沙織さん?」

沙織「……あ、ううん、ごめん何の話だっけ?」エヘヘ

秋山「これはあやしいですねー」キラーン

西住「あやしい?」

秋山「男の匂いがします!」

五十鈴「えっ!?」クンクン

冷泉「そういう意味じゃないぞ。ていうか沙織はまだ比企谷の事を引きずってたのか」

西住「比企谷?」

沙織「ちょっと麻子!?」

冷泉「実はかくかくしかじかで」


三人「「えーっ、沙織さんに男の子の幼馴染がいたんですかー!?」」

沙織「お、幼馴染って言っても少し仲が良かった程度なのよ?」ポッ///

冷泉「あっちは嫌そうにしてたもんな」

沙織「麻子!?」

冷泉「冗談だ。あいつはあいつで変わり者だったが、まだ芋女だった沙織と仲良くしてくれた良い奴だ」

西住「それって誉めてるのかなぁ……」アハハ…

五十鈴「では、沙織さんの春休みは幼馴染の所へ?」

沙織「………」

冷泉「あいつの住んでいる所は結構遠いからな。親戚もいないし遊びに行くのも一苦労か」

沙織「うん……」

西住「沙織さん……」

秋山「可哀相です……」

沙織の家

西住「この人が比企谷さん……」

秋山「正直やる気なさそうですね……」

五十鈴「落ちついていると言いましょうか……」

冷泉「別に誉めどころを探す必要はないと思うぞ。あいつは嫌われ者だったしな」

冷泉(沙織は昔から駄目な奴に入れ込む所があったからな)

沙織「……あいつさ、私達が優勝しても全然連絡くれなかったの」

西住「気づいてないのでしょうか?」

秋山「西住殿は純粋ですね……」

五十鈴「やはりこちらから連絡を取ってみてはいかがでしょうか?」

沙織「うん……でもあいつのアドレスや電話番号知らなくて……」


三人「「えーーーっ!?」」


冷泉「正確にはあいつがボッチだったから携帯を持っていなかっただけだがな」

西住「じゃあ会いに行かなくては連絡が取れないんですね……」

五十鈴「それは困りました……」

秋山「………」

冷泉「沙織、悪い事は言わん。あいつの事は忘れろ」

沙織「麻子……」

冷泉「お前も駄目な奴だが、あいつも駄目な奴だ。駄目な奴と駄目な奴がくっつけば未来は真っ暗だぞ」

沙織「万年遅刻生徒の麻子に言われたくない!」キーッ


冷泉「わ、私は沙織の為にだな……」


西住「いえ、行きましょう!」

沙織「えっ!?」

西住「沙織さん。私が戦車道に入るか悩んでいた時、手を差し伸べてくれた事を覚えていますか?」

沙織「う、うん……」

西住「たぶん戦車道を選んでいなければ私はずっとウジウジ後悔していたと思います」

五十鈴「みほさん……」

西住「今度は私が背中を押す番です! 幼馴染の比企谷さんに会って気持ちを伝えてきてください!」

沙織「……うん、分かった」コクリ

冷泉(心配だ……)

沙織「と、言う訳なの」

八幡「いや、そう言われても俺の知ってる人間がお前と麻子しかいねーじゃねぇか」

沙織「あれ? はち君って麻子の事を麻子って呼んでたっけ?」

八幡「ああ、あいつはヒキオって呼んでたけどな」

沙織「あはは、らしいね」

八幡「それで、いつまでいれるんだ?」

沙織「……泊まる所が見つからなければ今日の夕方には」

八幡「……そっか。まぁ、それまでは優勝祝いとして付き合ってやるよ」

沙織「ほんと!」パァッ

八幡「お、おう……///」

八幡(こいつマジで可愛くなったな……///)ドキドキ

八幡「ところで戦車道って大変なのか?」

沙織「戦車道は乙女の嗜みだからね! 全然大変じゃないよ!」エヘヘ

八幡「そっか、カッコいいな」

沙織「う、うん///」シューッ///

八幡「あの芋女沙織にしてはな」

沙織「芋女言うな!!」キシャーッ

八幡「でも沢山の友達ができたんだな」

沙織「うん……」コクリ

八幡「俺とは大違いだ」ハハ…

沙織「笑えないよ……」アハハ……


 駅前

八幡「とりあえず飯にするかー」

沙織「ファーストフードにする?」

八幡「パスタとかで良いんじゃねぇか?(ファミレスは嫌な思い出があるからな)」

沙織「パスタとか都会人っぽい……」

八幡「色々と揉まれてるからな……」ハハ…

沙織「揉まれてる!?」カァ///

八幡「何を勘違いしてんだか……」ハハ



??「………?」



 目の前に現れたのは?

 俺ガイルキャラでお願いします!

安価下1

陽乃「あっれー比企谷君じゃん、やっほー」

八幡「う、うす(うわ、めんどくせー)」

沙織「こ、こんにちわ」ペコリ

陽乃「あ、お友達だったの? ……って、戦車道で優勝した学校の子じゃない!?」

八幡「知ってるんスか?」

陽乃「こーんな上玉連れて、比企谷君も隅に置けないなー」ツンツン

八幡「や、やめてくださいよ」アセアセ///

沙織「………」ジトーッ

陽乃「もしよかったら一緒に食事でもどう?」

八幡「いや、今日はこいつの――」

陽乃「比企谷君の情報いっぱい持ってるんだけどなぁ」ボソ

沙織「はいっ! 行きます!」

八幡「えぇ……?」

ちょっと高級なお食事処


陽乃「何でも頼んでね?」

八幡(値段が書いてねぇ……)

沙織(改めて見ると、この人すごい綺麗……)

陽乃「そう言えばえっと……」

沙織「武部沙織です」

陽乃「沙織ちゃんは比企谷君の事が好きなの?」

八幡「ぶふっ!?」

沙織「……っ///」

沙織(何この人いきなりーーーーっ!?)カァ///

陽乃「あはは、比企谷君の好みだわこの子」

八幡「ちょっ///」

沙織(生徒会長より絡みづらいーーーっ!)

陽乃「ふぅん、じゃあ小学校までの幼馴染だったんだ」

沙織「はい」

陽乃「じゃあ、雪乃ちゃんにもチャンスがあるかなー」

八幡「は?」

沙織「ゆきの?」

陽乃「私の妹でね。比企谷君の同級生なの」

八幡「いや、その話は――」


二人「「黙ってて」」


八幡「はい」シュン…

陽乃「すっごく毒舌で比企谷君が癖になっちゃって、最近では夫婦漫才とか言われてるのよ」

沙織「め、めおと!?」

八幡「信じるなよー、おーい」

陽乃「あはは、この子おもしろーい」

沙織「………///」

食事後


陽乃「それじゃ私はお邪魔みたいだから行くわね」

八幡(良かった……)ホッ…

陽乃「ホッとするなんて、陽乃さん傷ついちゃうなー」ナデナデ

八幡「ちょっ///」

沙織「にゃーーーっ!?」

陽乃「あはは、比企谷君はしっかり沙織ちゃんをエスコートするのよー」バイバイ

八幡「……相変わらず台風みたいな人だな」

沙織「でも綺麗だったね」

八幡「お前も負けてねぇだろ」

沙織「えっ///」ビクッ

八幡「………ぐっ///(口が滑った……)」

沙織「そ、そうかなぁ///」エヘヘヘヘ

八幡「ゲーセン? そんな所に行って何するんだ?」

沙織「良いじゃん。いこ?」

八幡「お、おお……(いこって言い方可愛かったな///)」


??「………?」


 目の前に現れたのは?

 1、ただの通行人
 2、俺ガイルキャラ(誰かも)


 安価下1

いろは「あれー、比企谷先輩じゃないですかー(わざとらしく声かけてみよ笑)」

八幡「……っ」

沙織「だ、誰?(女の子らしくて可愛い……)」

いろは「あ、初めましてー、私一色いろはと言いますー。比企谷先輩にはお世話になってますー

ごめんみすた


いろは「あれー、比企谷先輩じゃないですかー(わざとらしく声かけてみよ笑)」

八幡「……っ」

沙織「だ、誰?(女の子らしくて可愛い……)」

いろは「あ、初めましてー、私一色いろはと言いますー。比企谷先輩にはお世話になってますー」ニコッ

沙織「わ、私は武部沙織と言います!」

いろは「あー、知ってますよー! 大洗女子の方ですよね! 戦車道で優勝した!」ウワメヅカイ

沙織「そ、そうなんです!」オロオロ

沙織(女の子パワー強すぎて困っちゃう!)

八幡(元芋女に生粋のあざとい女子を相手にするのは無理だったか……)

いろは「それで、お二人はどういう関係なんですかー?」

沙織「えっと……」チラッ///

八幡「………」


八幡は何と答える?


1、ただの幼馴染だ
2、幼馴染だ
3、良い関係だ
4、お前ほどの関係じゃねぇよ
5、その他


安価下1

八幡「良い関係だ」

沙織「えっ///」

いろは「……………私よりもですか?」ジッ

八幡「うぐ……(先手を打ったのに……)」

沙織「はち君……?」

いろは「なーんてね、冗談ですよ」エヘ

沙織「???」

いろは「先輩が良い関係って言う人なんて初めてだったんでからかってみました」

沙織「///」

いろは「ではでは、末永くお幸せにー」

八幡「……///」

沙織「良い人……」ボソッ///

八幡「ゲーセンはどうするんだ?」

沙織「い、行く!!」

プリクラ

八幡「なるほどね」

沙織「ちょっと待ってね、髪形整えなきゃ」サワサワ

八幡「別に慌ててやらんでも整ってるだろ」チャリン

沙織「ぎゃーっ、まだだめー」ジタバタ

八幡「ちょっ、近いっつーの」


 パシャっ!!


【二人がくっついてる写真】


沙織「……(すごいの撮れちゃった///)」

八幡「……ほら、次くるぞ」

沙織「う、うん」ニコッ

八幡(やっぱ可愛いなこいつ……)





八幡「え、それ選ぶのか?」

八幡(抱きついてる形になってるだけで顔はちゃんと映ってないのに……)

沙織「良いの! ネタプリなの!」カァ///

沙織(絶対に持って帰るんだから!)

八幡「じゃあ俺にもいちま「だめっ!///」

八幡「」

夕方

八幡「もう帰るのか?」

沙織「うん、ありがとね」

八幡「………」



1、また遊びに来いよ(もう一人くらい別キャラやるかも)
2、小町の部屋に泊まれば良いんじゃね?



安価下1

八幡「小町の部屋に泊まれば良いんじゃないか?」

沙織「えっ!?」ドキッ

八幡「いや、お前と小町仲良かったじゃねぇか。会わずに帰るのもどうなんだ?」

沙織「う、うん……一応お泊りセットは持ってきたけど……」

八幡「決まりだな」スマホ

沙織(……期待しても良いのかな)ドキドキ///







小町「どひゃー、綺麗になりましたねー!」

沙織「小町ちゃんこそ相変わらず可愛すぎじゃん!」アハハ

小町「いえいえ、お兄ちゃんの相手してると疲れ果てて目の下に隈が出来たりするんですよー」

沙織「あはは! 分かる分かる!」

八幡(しおらしいこいつも可愛かったけど、やっぱ元気な沙織の方が可愛いな)ウンウン

八幡の部屋

沙織「あ、小町ちゃんプリクラとか持ってないの? 私のと交換しよー」

小町「嬉しいです! もしかして優勝チームのプリクラとかあるんですか!?」

沙織「全員分あるよー!」

小町「やったー! みんなに自慢しよーっと!」

八幡「……(お前、それ広げたら……)」汗


ひら。


小町「あれ、これって……」

沙織「あ……///」

小町「え、ふ、二人ってまさか///」ニヤニヤ

沙織「そ、それは……」

八幡「………」


1、ああ、そういう関係だ。
2、たまたまだっつーの。


安価下1

八幡「ああ、そういう関係だ」

沙織「ちょっと、ええっ!?」カァ///

小町「いやー、お兄ちゃんにもついに春が……小町は小町は嬉しいよぉ///」グスン

八幡(こいつには下手な言い訳しない方が良いんだよ)

沙織(あ、そういう……///)

沙織(期待しちゃったじゃん……ばか)





小町「あ、そろそろ寝ないと」

沙織「そうだねー」

八幡「………」

小町「ではさおりん先輩、また明日ですー」バイバイ

沙織「えっ?」


バタン


沙織「えっ?」

八幡「……しまった」




小町(小町に嘘を吐いた天罰だよ二人とも!)ウシシ

八幡「……俺は床で寝るわ」

沙織「そんなの駄目!」

八幡「いや、全国大会優勝チームの一人を床で眠らせる訳にはいかねーだろ」

沙織「……だったら一緒に寝れば良いじゃん」

八幡「は?」

沙織「一緒のベッドで寝るだけでしょ! 簡単じゃん!」カァ///

八幡(そ、その顔で言うなよ///)





沙織(うっわー、近い近い///)

八幡(なんだこれなんだこれなんだこれ///)

沙織「……ねぇはち君」

八幡「ん?」




沙織「……本当に私が戦車道やってたの知らなかったの?」




八幡「………」

沙織「なんかさ、はち君と出会う人出会う人みーんなすぐに私の事気づいたし、おかしいんだよね。みほなら分かるよ。西住流で有名だし」

八幡「………」

沙織「もしかして私の事……」

八幡「……ああ、知ってた。つーか宣伝した」

沙織「……やっぱり」

八幡「宣伝つーか、小町経由で昼に会った雪ノ下陽乃って人に俺とお前が幼馴染だってばれたんだ。それでまぁ、後は予想通りの展開だよ」

沙織「じゃあ何で嘘吐いたの?」

八幡「……それは」

沙織「……それは?」




八幡「あんまりお互いの距離が近くなると、離れるのが寂しくなるだろ」




沙織「!!」

八幡「俺達はまだ二年だし、お前には戦車道がある。まぁ、変な期待と言われればそうなんだがな」

沙織「じゃあ、本当は知ってんだね?」

八幡「ああ……」ムクッ


八幡「ちゃんとお前に関する記事は切り取ってる」パラパラ


沙織「はち君……」ツーッ///

八幡「いや、これは幼馴染としてだからな!」

沙織「あ、う、うんっ! そうだよね! あははっ!」

八幡「でもまぁ、びっくりした……かな。最初に記事の写真を見た時」

沙織「優勝したから?」



八幡「美人になってたから」



沙織「な、なるほど……///」

八幡「……だから、まぁあれだ。寝るぞ」

沙織「う、うん」コクリ

八幡「………」

沙織「………」




二人((一睡もできなかった……))ハァ…



 俺と沙織はもう一日デートを重ね、今まで会えなかった分を精一杯楽しんだ。

 そして、


沙織「じゃあね、はち君」

八幡「ああ」

沙織「あ、あのさ!」

八幡「?」



沙織「また全国優勝したら、会いに来ても良い!?」



八幡「……考えとく!!」

沙織「そこは了承しなさいよ!」

八幡「気を付けて帰れよ!」

沙織「うん!」


 楽しい二日間はあっさりと幕を下ろした――。


沙織「てなわけでー、超楽しかったのー!」カァ///

西住「よかったね沙織さん!」

沙織「ありがとー!」

冷泉「………」

秋山「沙織殿……」

五十鈴「……はぁ」

沙織「え、ちょ、何その反応?」

西住「み、皆も喜ぼうよ!」

冷泉「いや……なぁ?」

秋山「ちょっとあり得ませんね」

五十鈴「まさか沙織さんがここまでへたれだったとは」

沙織「へ、へたれぇ!?」

角谷「話は聞かせてもらったよー」


一同「「せ、生徒会長!?」」


河嶋「まったく、我が大洗女子の一人としてチャンスをモノにせんとは何たる失態」

小山「そこはちゅっとしてぎゅっ、だねー」

沙織「ちゅっとしてぎゅ……///」フラァッ

西住「沙織さん!?」


角谷「さぁ皆! 来年も優勝して武部の恋を成就させるよー!」

大洗女子チーム「「おーーーっ!」」


冷泉(いや、あんたら卒業組だろ……)


沙織「ちゅっとしてぎゅ……ちゅっとしてぎゅ……///」エヘヘ



おしり

もし次があるとしたら朝起きて隣にいるのは……


1、俺ガイルキャラ
2、あんこうさんチーム
3、その他


安価下1

了解しました!

恐らく明日の夕方ごろになるかと!

同じような展開にならないように考えておきます!

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