早苗「…」のあ「…」 (40)

アニメ準拠はもうほとんどありません
名前○○にするのめんどくさいので武内君にします

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早苗「1…2…3…4…」

楓「…」

瑞樹「…」

早苗「…あれ?…1…2…3…」

楓「…」

瑞樹「…まさか…」

早苗「…あー…ごめん。5ポイント足らなかったわ」

瑞樹「何よそれ。アンタがポイントMAXになったから使うってなって期待してたのよ?」

早苗「そりゃ悪かったわね。…あ、でもこれ期限今月末だわ…」

瑞樹「え?」

楓「今月末って…2月まであと1週間ちょっとですよ?」

瑞樹「あと1週間?どうするのよそれ」

早苗「そりゃもうテキトーな理由つけて宴会だーってやるしかないでしょ」

楓「…ちなみにそれMAXになったら何が出来るんですか?」

早苗「…5000円…」

楓「えっ?そ、そんなに…?」

早苗「こちとら50ポイントも貯めたのよ?MAX貯まるまで何も使えないこのダメポイントカードの為に」

瑞樹「…それは、確かにマズイわね…」

早苗「これが有効期限切れとかになったらアタシ多分1、2週間仕事休むわよ」

楓「でもあと1週間でそんなに多く人数集められますか?」

瑞樹「そうよね…みんなそうそう予定が合うってことはないし…」

早苗「それに居酒屋だから未成年はアウトよ。だとしたら限られてくるわ」

楓「じゃあ…あっ…」

瑞樹「何?」

楓「…プロデューサー…」

瑞樹「…プロデューサー…?……いや今はもう課長補佐でしょ」

楓「あ、そうでした…」

早苗「…課長補佐ねぇ…補佐くらい取ってやんなさいよって話よね、めんどくさい」

瑞樹「でも課長もいるからやっぱり課長補佐って呼ばないとダメじゃない?区別つけなきゃ上司が複雑な気分になるわよ」

早苗「ん。じゃあもうホセ君でいいわ」

瑞樹「いつから彼メキシカンになったのよ」

楓「…じゃあ、どうしましょう?」

瑞樹「どうしましょうって…いやその前に「あっ」ってなんだったの?貴方」

楓「…あ…はい。それなんですけどね…」

早苗「うん」

楓「ほら。まだやってないじゃないですか。昇進祝い」

瑞樹「この間やったぶんじゃない」

楓「私達で、ですよ」

早苗「あー…」

瑞樹「…でもそれだと集まってもせいぜい4、5人じゃない?」

早苗「それなら大丈夫よ。新人達を全員無理矢理引っ張ってこさせればいけるわ」

瑞樹「…そんな簡単にいくかしら?」

早苗「大丈夫よ。だって彼ら日曜日は休みなんでしょ?新人達も研修段階ってわけだし」

楓「…じゃあ、とりあえず…プロ…課長…補佐で決めにしましょう」

瑞樹「そうね。良かったわね早苗ちゃん」

早苗「本当ね。持つべきものは友だわ」

楓「…というより、それなら尚更呼び方を改めなきゃ」

早苗「え?何で?」

楓「だって、やっぱり彼に対する新人の方達の印象も大事じゃないですか」

瑞樹「…うーん…」

早苗「なら武内君で良いじゃない」

楓「え?」

早苗「むしろ新鮮でしょ?」

瑞樹「…よくよく考えたら、プロデューサーさんとかプロデューサー君っておかしいわよね…」

早苗「そうよ。何でみんな名前で呼ばないわけ?」

楓「…」

瑞樹「ねー?」

楓「…だって…」

早苗「ん?」

楓「…恥ずかしい…から…」

瑞樹「…」

早苗「…」

楓「…」

瑞樹「何よ薄気味悪いわね」

早苗「薄気味悪いわ」

楓「泣きますよ」

早苗「ん、そうよ。…うん。…うん?…んー…はい」

楓「…」

瑞樹「…」

早苗「はーい。うん…お仕事頑張ってね。はいねー…」

楓「…」

瑞樹「…オッケー?」

早苗「…アウトォ…」

瑞樹「あら…」

早苗「日曜日は特別講習を開くんだってさ。1人でも来たらやるつもりだって」

瑞樹「…相変わらず仕事の鬼ねぇ…」

早苗「まあ、良いじゃない。そういうトコに誰かさん達は惚れたんだから」

楓「…!」

瑞樹「あら、図星?」

楓「…ン゛ン゛」

早苗「図星みたいね」

楓「…で、他の人は誰かいませんかね?」

瑞樹「あら話逸らしちゃって可愛らしい」

早苗「アタシらは誤魔化されないからね」

楓「…」フイ

早苗「…しかし何気に初めて連絡先交換したのよね。アタシ」

瑞樹「そうねぇ…。割と付き合い長いのに」

楓「…そういえばお二人って、昔からプロデューサーじゃなくてマネージャーと現場に行ってましたもんね」

早苗「そりゃそうよ。いつまでもいつまでも着いてこられても向こうの仕事量がムダに増えるだけじゃない」

瑞樹「それに私達はほら、一人だとしても車乗れるから」

楓「あ…」

早苗「最悪自分らで行けるし、そっちのが気が楽だしね」

楓「…私も、取ろうかな…」

早苗「取れば良いじゃない。持っておいて損は無いんだから」

瑞樹「…ねえ。そんな事よりここからが問題よ?」

早苗「…うん」

楓「…はい…」

瑞樹「武内君は予想外のアウトでしょ?だとしたら後何人いるのよ。さあ飲みに行きましょうはい分かりましたって子が」

早苗「…んー…パッと思いつくのは…友紀ちゃん、真奈美ちゃんで…」

楓「亜季ちゃんも…」

瑞樹「礼子さんと、志乃さんは…何か怖いわね」

早苗「アタシのポイントの為に来てとか言えるわけないじゃないのよ。隠しても絶対バレそうだもん」

瑞樹「じゃあ、留美ちゃんに美優ちゃん…」

早苗「んー…連絡先知らないわね…」

楓「美優さんなら知ってますよ」

早苗「ん。じゃあ追加」

瑞樹「今の所は?」

早苗「えー…確定組はアタシ、瑞樹ちゃん、楓ちゃん、友紀ちゃん」

瑞樹「…保留が真奈美ちゃん、亜季ちゃん、美優ちゃんに留美ちゃん…ってとこね」

楓「…」

早苗「ん?」

楓「…瞳子ちゃんは…?」

瑞樹「ダメよ。この間会ったぶんじゃない」

早苗「向こう半年は様子見よ。それに向こうだって今はそんな余裕無いでしょ」

楓「でも…」

瑞樹「甘やかしちゃダメ。今度こそちゃんと約束したんだから」

早苗「それに向こうだって断るわよ。メンツ丸つぶれじゃない」

楓「あ…」

瑞樹「…ま、そのうちひょっこり出てくるわよ。大丈夫大丈夫」

楓「…そう、ですね」

早苗「…あ、そういえばさ…」

瑞樹「何?」

早苗「…アタシ、昔一回だけ共演して…連絡先交換したんだけど…」

瑞樹「…誰?」

楓「?」

早苗「…のあちゃん」

瑞樹「!!?」

楓「!?」

瑞樹「え!?ウソあの子携帯持ってるの!?」

早苗「あのね?それが持ってるのよ。…いや意外って言うのは失礼なんだけど…」

瑞樹「何か頭に直接言葉をねじ込んできそうな感じなのに…」

楓「…というより、どんな感じだったんですか?」

瑞樹「…そうね。そこが気になるわ」

早苗「いやもう…何か普通に「教えて?」って言ったら「どうぞ」って携帯渡してきたわ」

瑞樹「…ん、え?どういうこと…?」

早苗「ん…まあ自分でやれって事でしょ。…でも何かあの子だと失礼だなー…とか思えないのよね」

楓「むしろそれが当然みたいな感じですね」

瑞樹「…この際呼んでみる?私もちょっと話してみたいわ」

早苗「でもあれよ?「教えて?」ってやったら「よしなに」ってやるような感じよ?」

瑞樹「もしかしたら意外と下戸かもしれないじゃない。新しいのあちゃんを私達で発掘しましょうよ」

楓「…何だか、楽しみになってきましたね」

早苗「ん…ちょっと待ってよ?…えーと…2000円で1ポイントだから…1万…」

瑞樹「一人2000円ずつなら5人いればいけるわね」

早苗「あ…なーんだ…そんな人数いらなかったわ…」

楓「仕事終わりに軽く一杯で済みそうですよね」

瑞樹「ほらー。持つべきものは友じゃない」

早苗「本当ね。よーし!これで来週は豪遊出来るわよー!」

楓「5000円でですか?」

早苗「え?」

瑞樹「勿論私達にも使う権利はあるわよね?」

早苗「…分かった、分かったわよ。別に独り占めしないわよ」

瑞樹「じゃあ決まりね。とりあえず今週の土曜日」

早苗「ん!…ん?」

楓「?」

瑞樹「何?」

早苗「ん…いや…え、じゃあ…アタシ達と、友紀ちゃんと…」

楓「…」

瑞樹「…」

早苗「…え、ホント…?」

早苗「…」

瑞樹「…」

楓「…」

友紀「…」

のあ「…」







3人「(何これ…)」

瑞樹「み、みんな集まったわね!」

友紀「はーい!」

のあ「…」

瑞樹「じゃあ…あ、別に初めはビールとかそんなの気にしなくて良いからね?」

早苗「いやー…でも今週は疲れたからまずスカーッとしたいわ…」

友紀「じゃ、アタシと早苗さんは生中ですね!」

楓「じゃあ…私は熱燗で」

瑞樹「じゃあ、私は…そうね…軽めにカシスオレンジなんて頼んじゃおうかしら!」

友紀「あれー?瑞樹さん珍しいですね?」

瑞樹「良いじゃない。たまにはこういうのも飲んでみたいのよ」

早苗「(…成る程、そういうコトね)」

楓「(変に形式ばったものは取っ払って、自由に頼ませる…)」

瑞樹「(仮にのあちゃんが飲めない子だとして、軽めのものを頼みづらくさせずにいく…!)」

早苗「(それならのあちゃんも気にすることなく頼んでくるわよね!)」

友紀「(…何みんな必死になってるんだろ…?)」

瑞樹「じゃ、のあちゃんは何頼む?」

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のあ「…」グビッグビッ

早苗「…」

瑞樹「…」

楓「…」

友紀「おー!!すっごーい!!」パチパチ

早苗「(ちょっと!!!めちゃくちゃ酒豪じゃないのよこの子!!)」

瑞樹「(そんなっ…まさかキングサイズ頼むなんて分かるわけないでしょ!?)」

楓「(乾杯の時みんなおそるおそるやってましたね)」

瑞樹「(あんなのにカンパーイ!なんて出来るわけないでしょ!?おちょこもグラスも割れるわよ!!)」

早苗「(っていうかよくあれ持ち続けていられるわね…)」

瑞樹「(どうやら人は見た目によらないってことね…)」

早苗「(…しかしいきなり出鼻挫かれたわね)」

瑞樹「(仕方ないわ。でもまだここからよ!)」

友紀「のあさんってお酒好きなんですかー?」

のあ「…少しだけ、ね…」ゴト

早苗「(キングサイズ一気飲みしといて少しもクソもないわよ!!!)」

瑞樹「やっぱお酒にはおつまみよね!みんなは何頼むの?」

友紀「アタシ唐揚げとフライドポテトー!」

早苗「枝豆ー」

楓「じゃあ、塩辛を…」

瑞樹「あら!じゃあこの際だから私は刺身盛り合わせ頼んじゃうわね!」

早苗「(刺身!!?)」

瑞樹「(そう、刺身よ!)」

楓「(…!そういえば、私達の頼んだ物…)」

早苗「(お肉、ポテト、枝豆、塩辛…全て別!)」

瑞樹「(そう…そしてそこにこれよ!)」

早苗「(!!)」

瑞樹「あと小皿を5枚ね!」

楓「(そうだわ…この中にのあちゃんの好きな物がいくつかあったとして、あれこれ頼まなくてもいいように小分け出来るスタイルを作る!)」

瑞樹「(そうすることでさらに遠慮を無くさせて、のあちゃんを溶け込ませるのよ!!)」

早苗「(流石瑞樹ちゃんね…ここに来てその才能をフル活用してる!!)」

楓「(やはり、私達のリーダー…!)」

瑞樹「…のあちゃんは何が良いかしら?」

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のあ「…」ポリポリポリ

早苗「…」

瑞樹「…」

楓「…」

友紀「漬け物盛り合わせとかあるんだー!」

早苗「(ちょいいいいいいい!!!全ッッ然カスってすらないじゃないのよおおおおおお!!!)」

瑞樹「(分かるわけないでしょ!?これが軟骨とかだったらまだ惜しかったとかなるけど!!!)」

楓「…」

早苗「(か、楓ちゃん…?)」

瑞樹「(…!まさか…!!)」

楓「のあちゃん」

のあ「何かしら」

楓「…イカの塩辛…」

のあ「…」

楓「…イカが?」

早苗「(はああああああああああああ!!!!?)」

瑞樹「(何やってんのこのポンコツ駄洒落製造機ぃぃぃぃぃいいい!!!)」

のあ「…」

楓「…」

早苗「(クスリともしてないじゃない!!気ィ遣って笑ったりもしてないわよ!!?)」

瑞樹「(何てことを…!いや…待って早苗ちゃん!)」

早苗「(何よ!?)」

瑞樹「(そうよ…今楓ちゃんは自然体でのあちゃんに向かっていったんだわ!)」

早苗「(!…そ、そうだわ…!それに楓ちゃんが勧めたのは塩辛…この中では漬け物にとりあえず一番近い!!)」

瑞樹「(むしろこれはチャンスよ!これでのあちゃんが塩辛に箸を伸ばして…!)」

のあ「…」パク

早苗「(よし…!食べ…!)」








のあ「…イカしてない洒落ね…」モキュモキュ

楓「」

早苗「(乗っかってきたああああああああああ!!!?)」

早苗「(ちょっとおおおおおおおお!!まさかの同じ土俵に立ってきたんだけどおおおおおお!!?)」

瑞樹「(しかも同レベルってどういうことよおおおおおお!!!)」

早苗「(何よこの合戦…幕下同士の戦いなんて誰も見やしないわよ!!)」

瑞樹「(あ…!か、楓ちゃん!楓ちゃんは!?)」

楓「…」プクー

瑞樹「(何ライバル視してんのよおおおおおおお!!!)」

早苗「(ちょ、ちょっと楓ちゃん!一旦落ち着きなさい!!今日の目的はのあちゃんと駄洒落合戦するんじゃないでしょ!?)」

楓「(でも…でも…!)」

瑞樹「(落ち着きなさいっての!!一先ず食べてくれたんだから良しとしなさい!!)」

楓「(は…はい…)」

早苗「(…といってもどうすんの?のあちゃんが何するのか完全に予測不能よ…?)」

瑞樹「(…そうね…とにかく考え…)」

友紀「あ、のあさん番号教えて!」

のあ「どうぞ」スッ

瑞樹「!」

早苗「!」

楓「!」

友紀「えー?ダメだよー!こういうのはちゃんと番号見せないとー!」

のあ「…」

友紀「…というわけで、はいっ!アタシの!」

のあ「…」

友紀「ねー?」

のあ「…分かったわ」

瑞樹「…」

早苗「…」

楓「…」

瑞樹「(…そうよ、そうだわ…)」

楓「(私達には…勝利の女神が…)」

早苗「(アh、勝利の女神がついてる…!!)」

友紀「のあさんって可愛い名前だよねー!」

のあ「…そうかしら…」

友紀「うん!可愛い名前だよー!」

のあ「…そう。ありがとう」

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瑞樹「…っていうこともあったのよ。友紀ちゃんが菜々ちゃん怒らせて…」

友紀「あれは仕方がなかったんですよ!小久保監督が…」

早苗「まあ確かに分からないでもないけどねー…」

のあ「…」

楓「のあちゃんはテレビでは何を観るの?」

のあ「…基本的に、観ないわ。情報を得る媒体は新聞で十分だから…」

早苗「あら、時代錯誤ね」

友紀「でも電気代かからないから良いよね!」

のあ「…新聞といっても、所詮は各々の思想を絶対と決めつけたものでしかないのだけど」

瑞樹「あら、分かってるじゃない」

早苗「まあそうよねー。政治問題に関しちゃ新聞によっては意見が180°違ったりするもんね…」

のあ「…観ているものも、あるけれど」

友紀「え?なになにー?」

のあ「…秘密よ」

友紀「気になるよー!」

早苗「まあ、そうね。アタシが出てるやつ以外は観なくていいわ」

瑞樹「私「ら」ね」ペシ

早苗「痛いっ!…見た?いつもこんなバイオレンスなのよ」

のあ「…」

瑞樹「違うわよ。ちゃんと愛情を持って引っ叩いてるわ」

友紀「随分捻じ曲がった愛情ですね…」

店員「お会計が、1万と5240円になりまーす」

早苗「結構いったわね」

瑞樹「5人も揃えばそれくらいになるわよ。こんなとこでケチケチしないの」

友紀「(…のあさんがキングサイズお代わりし過ぎたからじゃないのかなぁ…)」

瑞樹「じゃあ…友紀ちゃんとのあちゃんは…まあ、1000円ずつね。あとは私達が払っておくから」

のあ「え…」

友紀「え!?」

早苗「?…ああ良いのよ。年上が多めに払うのがアタシらの決まりだから」

友紀「でもいつもよりやs」ペチ

瑞樹「気にしなくていいからね」

のあ「…どうも」ペコ

瑞樹「そういえばのあちゃんって楓ちゃんよりも下なのね」

早苗「精神年齢なら確実にのあちゃんのが上だけどね」

楓「永遠の20歳です」

瑞樹「やかましいわよ。ほらさっさと出す!」

楓「はーい…」

早苗「あ、店員さんこれもお願い!」

店員「はい!…あ!50ポイント貯まりましたね!」

早苗「そーなのよー。ご贔屓にしてあげてんだからー」

楓「ダメポイントカードって言っドゥン」ズムッ

早苗「言ってないわよ」

早苗「あー…とりあえず当初の目的達成出来たわー…」

友紀「そういうことだったんですかー…」

瑞樹「でも最終的には忘れてたわね。楽しかったから」

早苗「そうねぇ。のあちゃんの良い飲みっぷりも見れたし、良かったわ」

のあ「…」

瑞樹「にしても貴方本当お酒強いのね…全く変わってないわ」

のあ「…昔から、そういう体質なので…」

友紀「良いなー!アタシものあさんくらいお酒に強くなりたーい!」

早苗「アホねぇ…」

友紀「えー?」

楓「…酔えるから、楽しいのよ?」

友紀「…あー…」

瑞樹「…ま、今日は私もあまり持ってきてないし、とりあえずお開きにしましょ!」

早苗「そうね。あんま夜遅いと冷えちゃうし」

友紀「はーい!じゃ、お先失礼しまーす!」タッタッタッ

瑞樹「…元気ねぇ」

早苗「本当よねぇ…。あの子素直で明るいから面白いけど、不安とか無いのかしらね?」

瑞樹「あるわけないでしょ。あったらベラベラ喋ってるわよ」

楓「そうですよ。友紀ちゃんだし」

早苗「…それもそうね」

瑞樹「…フフ」

のあ「…」

早苗「アンタも楽しかった?」

のあ「…」

瑞樹「初めて一緒に飲んだけど、私達は楽しかったわ」

のあ「…あの」

早苗「?」

のあ「…楽しかった………です」

早苗「…そ」

のあ「…だから…」

楓「…」

のあ「…また、誘って下さい」ニコ

瑞樹「!?」

早苗「!?」

楓「!?」

瑞樹「…」

早苗「…」

楓「…」

早苗「…さっきの、見た?」

瑞樹「見たわよ。多分一生忘れないやつね」

楓「…カメラ構えておけば良かったですね」

瑞樹「…あれはカメラじゃ撮れないわね」

早苗「…そうね」

瑞樹「…ホンッット……可愛かったわね!!」

早苗「でしょ!?」

瑞樹「もう…ヤバイわ!!」

楓「駄洒落は可愛くないですけど」

早苗「アンタよりは可愛いわよ」

楓「駄洒落は私のアイデンティティなんです!」

瑞樹「誰でも思いつくわよ。言わないだけで」

楓「今日は瑞樹さんの家に泊まります」

瑞樹「お断りよ」ペチ

早苗「…」

瑞樹「…ねえ」

早苗「ん?」

瑞樹「…来週、また誘いましょ」

早苗「…うん」

のあ「…」ガチャ バタン



のあ「…」ガチャリ



のあ「…」ピ



のあ「…」



瑞樹『第一回!アイドル学力検査対決ー!!!』

早苗『うっさ…』
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のあ「…」



のあ「…フフッ」

終わります
早くのあさんデレステに出して下さい

あと>>1は気にしないでください
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このSSまとめへのコメント

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