モバP「男の付き合い」 (183)
※モバマスSS……ではないかもしれま
せん……
複数P世界、安価スレ
連取・連投・エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
アイドルは出ないと思われます……
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1447458393
櫂「ここまででお付き合い」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1446202499
麗奈「黙って付き合いなさいッ!」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1446982773
聖「付き合うって……難しいな……」
聖「付き合うって……難しいな……」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1447241672/)
の続きです
男の世界の103作目
これは果たしてモバマスSSと言えるのでしょうか……
午後 サービスエリア
P「ほらっ。」ポイッ
Q「ん。」パシ
P「炭酸、好きだったよな?」
Q「よく覚えてたね……」
P「身内の事を忘れるわけないだろ。」
カシュン ゴクゴクゴクゴク
P「……っはぁ。どうした、飲まないのか?」
Q「あ、いや……」
P「ん?」
Q「い、いや……何でもない…」
P「そうか。」
Q「………」
P「かなり腕を上げたな。俺みたいなライダーじゃ相手にならんな。」
Q「…あれからずっと走り回っていたからね。経験値で言えば、どんなライダーにだって負けない自信があるよ。」
アクロバッター「それだけではないがな。」
P「だな。お前のライディングテクニックも去ることながら、マシン、アクロバッターも大した物だった。」
アクロバッター「当然だ。私を市販のマシンなどと一緒にしてもらっては困る。
P「はっはっはっは!済まん済まん!しかし、お前は本当にモンスターマシンだな……」
アクロバッター「私はスペックの半分も出してはいないぞ?」
P「これで半分以下かよ……そりゃあ、Q以外には乗りこなせないわけだ。」
Q「口うるさいところさえ無ければ、完璧なマシンなんだけどね。」
アクロバッター「Q。」
Q「はいはい。」
P「ふぅ……それにしても、偶にはバイクも悪くないな。風を感じて自由になれる。」
Q「だろ?だからツーリングは止められないんだ。」カシュン ゴクゴクゴクゴク
Q「……っはぁ、美味い!」
アクロバッター「…人間と言うのはつくづくずるい……」
Q「はっはっは、羨ましいだろ?」
アクロバッター「………フン…」
Q「これはライダーの特権って奴でね。……それよりにーさん、急に俺と2人旅がしたいだなんてどー言うつもり?」
P「可愛い弟分と旅行に行きたいと思っちゃいかんのか?」
Q「いや、だって野郎だけの旅行とか、にーさんの一番嫌いそうなイベントじゃん。」
P「俺にだって野郎だけで旅行したい時ぐらいある。」
Q「それに、話が急すぎない?」
P「思い立ったが吉日って言うだろうが。」
Q「>>9」
それもそうだな。で、↑
Q「それもそうだな。で、何かあったのかい? 野郎にしか話せないようなさ。」
P「そうだな………これは野郎にしか聞けないな…」
Q「何?俺でよければ聞いてあげるよ。」
アクロバッター「私もいるぞ。」
P「わりと重要な質問なんだが……いいか、真面目に答えくれ。」
Q「……うん。」
P「……」
Q「……」
P「お前って巨乳派?それとも貧乳派?」
Q「巨乳派。」
P「信じてたぜマイソウルブラザー。」
ガシッ
Q「巨乳は正義。」ガシッ
P「最近は貧乳もアリかな、と思ってきたが。」
Q「マジで?!にーさんが?!」
P「あのね、大きさじゃないんだよ。」
Q「……人間って、見ない間に変わるもんだね……」
P「男子三日会わざれば刮目して見よ、と言うだろうが。新たなフロンティアを開拓してこその男よ。」
Q「ははは、確かにこれは野郎同士でしか話せない内容だね!」
P「男子が集まったら基本はエロい話よ。で、美世はどうなんだ?」
Q「ん?何で美世ちゃん…?」
P「ほら、美世ってその……中々のものをお持ちだろう?」
Q「あっ、そう言えば美世ちゃんってスタイル良かったな……」
P「そう言えば、って……」
Q「美世ちゃんの事はそう言う目で見た事が無かったからさ。あー……よく考えたら美世ちゃんも巨乳か……」
P「で、どうなんだ?どうなんだ?」
Q「美世ちゃんとはそう言う関係じゃないって。エロい目では見れないよ。」
P「>>15」
嘘つけ絶対隠れてシコってただろ
申し訳ありませんが再安価とさせていただきます
再安価
>>17
いいカップルになれると思うけどなあ
P「いいカップルになれると思うんだがなぁ。」
Q「カップル……?!」
P「まず、2人とも趣味はマシンだろ?話しをしているのを見ても楽しそうだし。それに、気心の知れたそれなりに長い付き合いなんだろ?」
Q「それはまあ……」
P「可愛くてスタイルが良くて、マシンが大好き。お前にとっちゃ、この上ない優良物件じゃないか。」
Q「だから……そう言う風には見れないんだってば。」
P「俺だって亜季の事はそんな風に思っていたが……」
Q「今じゃ誰もが認めるバカップル。」
P「否定はしない。はぁ……早く野郎との旅行なんか切り上げて亜季とイチャつきたい……」
Q「にーさんから誘っておいてそれはひどくない?!」
P「はっはっはっはっは!冗談だ、冗談!つまり、何が言いたいかと言うとだな、関係性なんぞに囚われるなって話だ。」
Q「関係性、ねぇ……」
P「ちなみにお前と美世はどんな関係なんだったっけ?」
Q「研究じ……っ!」
P「ん?」
Q「あっ……い、いや……(あ、危ないところだった……洞察力の塊みたいなにーさんの前でうっかり失言でもしたら……」
P「……(……ビンゴだ。コイツの隠し事は美世に関係がある。)」
Q「その………」
アクロバッター「はぁ、君たち人間の会話と言うのはよくわからないな。」
アクロバッター「巨乳派やら貧乳派だと言った価値観は、私には全く理解出来ないよ。(…Qの軽口め。)」
Q「分からないか、男のロマンって奴がさ?(サンキュー、アクロバッター。)」
アクロバッター「分からないな。」
Q「がくっ。」
P「はっはっはっはっは!アクロバッターには、そのうち俺が魅力を教えてやるよ!」
アクロバッター「>>23」
機械の私にも解るような魅力の説明を期待しているよ
アクロバッター「機械の私にも解るような魅力の説明を期待しているよ。」
P「任せとけ。今度写真集を片手に魅力について語ってやる。」
Q「人の相棒に妙な英才教育を施さないでくれよ…」
アクロバッター「私も少しは君たちの価値観を学びたいんだ。Qの相棒として、ね。」
P「アクロバッターはこう言ってるぞ?」
Q「むむむ……」
P「機械にアイドルの魅力を説明するぐらい簡単な事だ。前にも経験がある。」
アクロバッター「私以外にも…?」
P「うちの事務所は層の厚さに定評があってな。お前のような自我を持ったマシンだって何台も居るだろう?」
アクロバッター「確かに。彼らとの会話は色々と参考になる。」
P「そうだ、ならオートバジンやギルスレイダーにもこの事は聞くといい。」
アクロバッター「何故だ?」
P「前傾姿勢になるとちょいちょい当たるんだと。」
アクロバッター「?」
参考:事務所のバイク
・夏樹のバイク(マシンマッシグラー説あり)
・李衣菜のバイク(美世製作)
・オートバジン(拓海のバイク)
・ギルスレイダー(涼のバイク)
P「はっはっはっはっは!つまりはそう言う事だ。機械にだって理解は出来る。」
アクロバッター「よく分からないが……後日に彼らに聞いてみるとしよう。」
Q「たくみん恐るべし。」
P「あれは最早凶器やで……」
Q「うんうん。」
アクロバッター「……?」
>>26
サイドバッシャー……
>>28
あっ……
・サイドバッシャー(夕美のバイク)
P「さてと、それじゃあ少し遅いがそろそろ飯にするか。」
Q「今日本時間で言うと何時?」
P「えっと…2時10分だな。」
Q「そりゃ腹も減るわけだ。」
アクロバッター「私はここで待っているから食べてくるといい。」
Q「サンキュー、にーさん、俺が奢るよ。」
P「おっ、悪いな。」
サービスエリア 食事コーナー
P「七味取ってくれ。」ズルズル
Q「ん。」ズルズル
P「ん。よっ。」サッサッ コトッ
Q「日本のサービスエリアのうどんも結構いけるもんだね。」ズルズル
P「何か美味いんだよな。」ズルズル
Q「にーさんってなんと言うか……庶民派だよね。Pグループの御曹司の癖に、サービスエリアのうどんに舌鼓を打ってるし。」ズルズル
P「>>33」
財閥ったってうちなんて対した事ないからな。櫻井、西園寺、黒川の日本三大財閥を始め、上には上がたくさんいる
↑+それに昔からそこらじゅう出て遊んでたしな。藤本のじいさんとこのエルメスに乗してもらったりして
P「財閥ったってうちなんて対した事ないからな。櫻井、西園寺、黒川の日本三大財閥を始め、上には上がたくさんいる。」ズルズル
Q「相原は?」ズルズル
P「相原は貿易で力を伸ばしたまだ新しい財閥…と、言ってもうちよりは当然歴史はあるんだが…だからな。あと10年もすれば日本四大財閥にはなってるだろ。」ズルズル
Q「にーさんのとこ以上のセレブってのは想像できないな。」ズルズル
P「積み重ねてきた物が違うんだよ、財閥の力イコール歴史と言い換えても過言ではないからな。」ズルズル
Q「櫻井なんて政治の概念が生まれた時から存在している、なんて言われてるしね。」ズルズル
P「政治の櫻井、経済の西園寺、文化の黒川、だなんて呼ばれたりもしているな。……この流れだと紅茶の相原になるのか…?」ズルズル
Q「よくそんな財閥の娘だなんて雲上人をスカウトできたね……」ズルズル
P「身分や立場だなんて物に囚われてちゃ、プロデューサーは務まらんよ。逸材を見つけたら声をかけるだけさ。」
ズルズル
Q「それがドバイ国王の娘だとしても?」ズルズル
P「おうよ。」ズルズル
Q「プロデューサーってヤバイね……」
ズルズル
Q「それにさ、そんな超重要人物が表だってアイドル活動が出来るだなんて……大量に護衛を引き連れているようには見えないし……」ズルズル
P「簡単な話だ。担当のプロデューサーが全員それだけの実力者なんだよ。」ズルズル
Q「えっ……?!」ズルズル
P「全員とてもそうは見えないだろうがな。他にも村上組と楊家の一人娘を預かっている巴Pなんかもだ。間違えても喧嘩は売るなよ。」ズルズル
Q「巴Pさんはともかく……人は見かけによらないんだね……」ズルズル
P「そう言う事だ。」ズルズル
P「話が逸れたな。俺が庶民派と言うなら、それは昔からそこらじゅう出て遊んでたからだろうな。藤本のじいさんとこのエルメスに乗してもらったりしてな。」ゴキュゴキュゴキュ……ドン!
P「ご馳走様でした。」パン
Q「藤本のじーちゃんとエルメスか……懐かしいな…!」
P「恐ろしい事にな、あのじいさん未だに現役のライダーなんだよ。エルメスも相変わらずだ。」
Q「マジで?!藤本のじーちゃんって、俺が10歳の時にもう還暦はとっくに越えてたから……」
P「な?恐ろしいだろ?」
Q「>>43」
イタリアに行った時、何とか呼吸法とか言う健康法……?のおかげで50歳なのに20代にしか見えない女の人に会った事があるけど……藤本のじーさんも、まさか……ねぇ?
ウサミンさんがいるからそう驚くことでもなかったな
安価把握
アイドルの名前が出てはいるので、一応モバマスSSと言うことで……
一時中断します
おっつ。いなくてもいじられるウサミン
アクロバッター
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira093830.png
オートバジン
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira094165.png
ギルスレイダーと仮面ライダーギルス(松永涼)
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira094167.png
=通常形態
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira094166.png
エルメス(ブラフ・シューペリア SS100)
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira094168.png
どんどん増えるスーパーバイク
エルメスが現役ってことは、ふじりなはジャンに乗ってるのかな
Q「ああ、恐ろし……いや、ウサミンさんがいるからそう驚くことでもなかったな。」
P「う、ウサミンは17歳だから……」
Q「俺が物心ついた時から17歳なんだけど?」
P「それでも17歳だから……」
Q「昨日見た『日本のテレビの歴史を振り返る』って言う番組で、60年前の記録映像に映ってた時も17歳だったんだけど?」
P「ウサミンが17歳なんじゃないんだよ、17歳がウサミンなんだよ……」
Q「ウサミンって深いんだね……」
P「深いぞ、ウサミンは。」
Q「藤本のじーちゃんとは違う意味で恐ろしいね……」
P「今の芸能界の重鎮で菜々さんの世話になった事がない人はいないからな……」
Q「さすがは『始まりのアイドル』…日本におけるアイドルと言う概念を作ったアイドルの1人……」
P「俺たちは誰1人、菜々さんには足を向けて寝られん。」
Q「そんなウサミンさんのプロデューサーさんも……」
P「居ないよ。」
Q「居ない、って……?」
P「菜々さんはプロデューサーを付けずに、自分で管理出来る量の仕事しかしない。…昔一回だけ理由を聞いたら、『永久欠番なんですよ。』と笑って返されたよ。」
Q「それって……」
P「お前ぐらいになれば分かるだろ。」
Q「………」
P「………(…Qは内心を隠すのが上手いな。だがな、俺も伊達に人を見てきちゃいないんだよ。)」
Q「変な事聞いちゃったね。」
P「菜々さんから話していいと許可はもらっている、気にするな。よし、じゃあ会計を済ませて出発するか。」
Q「…うん。」
P「奢ってくれるんだったよな?」
Q「…一杯350円だっけ?」
サービスエリア 駐輪場
P「ここから目的地までは休みなしで行くからな。」
Q「あのさ、目的地って……どこ?」
アクロバッター「私もまだ聞かされていないぞ?」
P「温泉旅館。」
アクロバッター「温泉旅館……?」
P「>>55」
上
P「お前の考え出るようなことは起きない普通の温泉だからな?」
Q「にーさんの言う普通って、びっくりするほど当てにならないんだよね……」
アクロバッター「そうなのか?」
P「いやいや、本当に普通の温泉だ。強いて普通でないところを上げるとすれば、外観が矢鱈ボロい事だな。」
Q「何か出たりするの?」
P「はっはっはっはっは!何も出やしない。ボロいのは外観だけで、中は豪華だから安心しろ。」
アクロバッター「ふむ、それはカモフラージュの類か?」
P「そうだ、俺たちの様なのがお忍びで泊まる為の旅館でな。」
Q「にーさんたちみたいなのが、って時点で普通じゃないじゃん。」
P「俺を何だと思っているんだ。」
Q「どうしようもなくにーさん。」
P「……俺ってそんなに信用ないか?」
Q「信用ないとかじゃなくて……」
P「バイクの入浴OKだぞ。」
アクロバッター「早く行こう、Q。」キリッ
Q「キリッ、じゃねえよ!バイクの入浴OKってどう考えても普通じゃねえじゃん!」
アクロバッター「私も一度温泉と言うものに入ってみたかったんだ!バイクはいつも置いてけぼりなんだぞ!」
Q「そりゃ悪いとは思っているけど……ねえ、にーさんやっぱり普通の温泉旅館じゃないじゃん!」
P「俺たちの中ではスタンダードだぞ?」
Q「知らないよ、そんな業界の常識!」
アクロバッター「ジェットバスと言う物に興味があるんだ。」
Q「お前に対して効果ないだろ!だいたい、バイクと入浴OKだなんてそんな温泉旅館が……」
温泉旅館 受付
P「男性2名とバイク一名で予約をしていたPです。」
受付「P様ですね。確かにご予約承っております。毎度のご贔屓、ありがとうございます。」
Q「あったよ……」
アクロバッター「温泉……」キラキラ
P「アクロバッターはちゃんとタイヤ拭けよ?」
アクロバッター「ああ…!」キラキラ
Q「>>62」
(温泉か……詩織と一緒に来た時以来だな……。遺体はまだ見つかってないけど……もし仮に生きてりゃ今年で19になるんだよな……)
……っ……
Q(温泉か……詩織と一緒に来た時以来だな……。遺体はまだ見つかってないけど……もし仮に生きてりゃ今年で19になるんだよな……)……っ……」
P「………(……………)」
アクロバッター「拭いたぞ!早く温泉に連れて行ってくれ!」
P「…まあ、待て。荷物を部屋に置いてからな。(…………)」
アクロバッター「そうか、それもそうだな、Q!」
Q「…………」
アクロバッター「……Q!」
Q「……あ、ああ……」
アクロバッター「どうしたんだ、Q?」
Q「いや、日本に帰って来たんだな…って改めて実感してさ。(アクロバッターにも、詩織の事は全部は話してはないからな……)」
P「お前にも郷愁の念の様なの物があったんだな。」
Q「俺だって一応人の子さ。寂しさを感じるときだってある……」
P「意外だな。(………)」
Q「自分でも驚いてるよ。」
アクロバッター「温泉……」
Q「はぁ……さっきからうるさいな、このバイクは。温泉に入ってたりしたら……」
アクロバッター「私はバイク型機械生命体だ。何の問題もない。」
P「お前、バイク型機械生命体だったのか……バイクで予約したんですが、問題ありませんよね?」
受付「はい、大丈夫です。」
Q「…ったく……しょうがないな……にーさん、早く温泉入ろ。」
P「おう!」
アクロバッター「温泉!」
脱衣場
P「む、またワイシャツキツくなってるな……」シュルッ……パサ
Q「………」ジー…
P「はっはっはっはっは!どうした、俺の腹筋に思わず見惚れちまったか?」
Q「それもあるね…いや、改めて見るとにーさんって……何というか…凄い体してるよね……と言うか、10年前もかなりのマッチョだったけど、さらにマッチョになってない…?」
P「よせやい、照れるじゃねえか!そう言うお前こそ中々鍛えてるみたいだな。」
Q「それなりに、ね。」
P「>>68」
さぞ場数を踏んできたんじゃないか?
毎日とは言わないが、亜季や真奈美さんと一緒にハードなトレーニングをよくやってるからな。……今後また何かあっても大丈夫なように、な。
P「俺は毎日とは言わないが、亜季や真奈美さんと一緒にハードなトレーニングをよくやってるからな。……今後また何かあっても大丈夫なように、な。」
Q「よく着いていけるね……」
P「慣れだよ、慣れ。お前だって続けていれば出来るようになるぞ?」
Q「イメージが全く湧かないよ……」
P「はっはっはっはっは!とか言って、本当は出来ないフリをしてるだけなんじゃないか?」
Q「そんな訳ないじゃん…
(……流石に無理だよ…亜季ちゃんや木場さんのレベルは、ね。)」
P「ふぅん、本当か?(嘘だな。かなりよく鍛えてある。主に戦闘に使う筋肉が。)」
Q「やけに疑うね……」
P「その筋肉の付きかたを見るに、お前も何かあってもいいように鍛えてたのかと思ったのさ。」
Q「…海外って言うのは物騒なところも多かったからね。何かあってもいいように鍛えていた、って言うのは間違いじゃないかもね。(……当たらずとま遠からず、だよ、にーさん。)」
P「そうか……悪かったな。筋肉にはうるさい正確なもんで。」
Q「ははははは、いいよ、別に。にーさんが筋肉にうるさいのは今に始まった事じゃないし。」
P(だがお前は、俺が筋肉からどれだけの情報を引き出せるか完全には理解できていなかった。)
Q「あっ、そうだ。ここってシャンプーとボディソープって備え付け?」
P「備え付けではあるが、私物を持ちこみたかったら持ち込んでもいいぞ?」
Q「ははは、備え付け品の方が絶対良いのだからいいよ。俺のはあくまでサバイバル用だし。」
P「持ち歩いとくと便利なんだよな、入浴セット。タオルだけは忘れんなよ?」
Q「忘れる訳がないでしょ。」
露天風呂
アクロバッター「あぁぁ……これが温泉……何と素晴らしい……」ボー…
Q「かなり満喫してるな。バイクでも温泉って気持ち良い物なのか?」
アクロバッター「バイクでもとは何だぁ……でもとは何だぁ……バイクだって癒やしが欲しいんだ……ああ……いい湯だなぁ……」ボー…
P「気に入ってもらえたようで何よりだ。はぁ……確かにいい湯だ……」
Q「緩んでるな……(深海にも潜れるんだから、温泉ぐらい余裕なのは当然か。)」
アクロバッター「>>74」
お前が心配ばかりかけさせるからな……こんな時でもないと緩めないのだ……
アクロバッター「お前が心配ばかりかけさせるからな……こんな時でもないと緩めないんだ……」
Q「……それはゴメン。」
アクロバッター「お前は走り出したら止まるって事を知らないからな……私がしっかりしなきゃ……ダメなんだ………」
Q「…………」
P「Qは根っからの自由人だからな。苦労してるだろ?」
アクロバッター「ああ……全くだ……」
P「Q、あまりアクロバッターに心配をかけさせてやるなよ?」
Q「分かってるって。いつもゴメンな、アクロバッター。」
アクロバッター「Pさん、もっとガツンと言ってやってくれ……」
Q「だから、ゴメンってば!」
P「アクロバッターはお前を心配してるんだよ。お前は昔から、理由を言わないで行動する癖があるからな。」
Q「ふ、不言実行ってヤツだよ。理由をうだうだ言うのは、何か嫌なんだ…」
P「そのせいで周りが多いに苦労させられるんだがな。」
アクロバッター「その通りだ……少しは話をしてほしい……」
Q「…それは……」
P「まあ、迷惑はかけられ慣れちまったけどな。やっぱり何事も慣れだな、慣れ。Q、俺になら迷惑をかけて構わないからな。」
Q「……にーさん…」
P「お前は俺の大切な弟分なんだから。」
Q「…………何かキモい…」
P「なっ?!」
Q「男湯で裸で話す内容じゃないでしょ、それ……」
P「服を着て入るのはマナー違反だぞ?」
アクロバッター「……(Pさん……Qの事を……気にかけてくれているのか……)」
Q「そっちじゃないよ……だけど、まあ…………ありがと。」
P「……気にすんな。」
Q「>>80」
アクロバッターは温泉に浸かって錆びないの?
…さて、辛気くさい話はこのくらいにして、巨乳談義の続きをしようぜ!
安価把握
アクロバッターはてつをのバイクです
つまりそう言う事なのです
お休みなさい
誰でも最初は初心者です
再開します
Q「さて、辛気くさい話はこのくらいにして、巨乳談義の続きをしようぜ!」
アクロバッター「Q、せっかくPさんがお前の心配をしてくれていると言うのに……」
P「よし、やろう!」
アクロバッター「Pさん…」
Q「俺から言うべき事はもう言った。だったら、温泉旅行を楽しまないと損だろ?」
アクロバッター「……」
P「……」パチ
アクロバッター「……!」
P「まずは巨乳の定義からだな。俺たちはそれぞれ、どこからを巨乳と認識しているのか。」
Q「巨乳って言ったらそりゃDからでしょ、って思ってたんだけど…にーさんの事務所の子たちってみんなスタイルいいから……」
P「理想の職場です。」
Q「Dぐらいで普通だもんね……全員にーさんがスカウトしてきた?」
P「はっはっはっはっは!そんな訳ないだろ、偶然だ、偶然。」
Q「でも、にーさんがスカウトして来たのって亜季ちゃんに始まり……」
P「偶然だ、偶然。」
Q「偶然でGやらHやらJなんて集まるものなんですかねぇ。」
P「そりゃ、お前、俺が巨乳の神に愛されてるんだよ。俺だってバスト135、ウエスト90、ヒップ95だぞ。」
Q「つまり、にーさんの家で一番の巨乳はにーさんだった……何てこった……」
P「はっはっはっはっは!Muscle is
JUSTICE!」
アクロバッター「………」
ウロボロスの間
アクロバッター「はぁ……いい湯だった……私はすっかり温泉マニアになってしまったよ……Q、肩を揉んでもらえないか…?」
Q「肩どこだよ。」
アクロバッター「むぅ……一回言ってみたかったんだ……」
P「Q、アクロバッター。」
Q「何、にーさん?」
P「今から俺仕事しなきゃならんから、夕飯まで好きにして来てくれ。」
Q「温泉まで来て仕事するの?」
P「悪いな、あいつらのスケジュール調整だけはやっておかんといけないんだ。」
アクロバッター「プロデューサーとはそう言う職業なのか?」
P「多かれ少なかれ、な。」
アクロバッター「大変なんだな……」
P「好きでやってるのさ。お前たちは見ててもつまらんだけだから……」
Q「いや……にーさん、にーさんの仕事振り、見せてくれないかな?」
〜〜〜
P「お前も物好きだな。」カタカタカタカタカタ
Q「自分のアイドルを見つける前に、仕事のやり方を盗んでおこうと思ってね。(……と、言っても……)」
アクロバッター「両手で一台ずつ操作するのが普通なのか?」
P「いやいや、俺って担当アイドルが8人もいるからさ、必然的に二刀流する事になるんだよ。ちなみに、ハードウェアは晶葉、ソフトウェアは泉に作ってもらったオリジナルパソコンなんだぞ、これ?スペックがダンチよ!」
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
Q「……つくづく天才だね……にーさんって……」
P「>>93」
上には上がいるけどな。更に高スペックの専用機に専用タブレットまで追加して俺五人分の仕事する奴もいるし。打鍵音もマシンガンよ
P「上には上がいるけどな。更に高スペックの専用機に専用タブレットまで追加して俺五人分の仕事する奴もいるし。打鍵音もマシンガンよ。」
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
Q「どんな人だよ、それ……」
P「一言で言うとロリコンだな。」
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
Q「……は?」
P「本人曰く『愛さえあれば楽勝ですよ。』だ、そうだ。アイツは基本チートスペックなんだよ、手の施しようがないほどロリコンな事を除けば。」
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
Q「……」
P「ロリコンである事によって、チートスペックであるとも言えるんだが……雪美は絶対に近づけさせん!」
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
アクロバッター「ロリコン……小児性愛者か。」
P「止めろよ、日本語に訳すと犯罪臭が一気に増して聞こえるじゃねぇか……」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
Q「……ありすPさん、だっけ?」
P「正解だ。ありす、晴、メアリー、こずえ、芳乃、みりあ、千枝をプロデュースしてる。」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
Q「7人か……にーさん並みだね…」
P「いや、多分単純なプロデューサーとしての能力だけなら奴がうちの事務所でトップだ。」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
P「まず、最初に言った通りの人間を辞めてるレベルの仕事の並列処理能力。これを奴は大抵左手だけでやって、右手でありすとゲームをしたりしている。」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
Q「……マジで…?」
P「たくさんの小さい子たち一緒に遊んであげられるように、努力を重ねていた結果だそうだ。」
Q・アクロバッター「………」
P「話術や交渉術は小さい子と楽しく話すため、体力や筋力は小さい子と遊んだり、おんぶしたり、万が一のとき守ったりするため。知識はどんな子の話題にも合わせられためと、疑問に必ず答えられるようにするためだそうだ。」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
Q・アクロバッター「…………」
P「児童人身売買組織を壊滅させた事もある。あの時はアイツ、キレまくって手がつけられなくてなぁ……」
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
Q「ひょっとして…俺がナイジェリアにいた時に、国際的な人身売買のシンジゲートが壊滅したニュースを聞いた事があったけど……」
P「そうそう、それだ。そのあと、子供たちが2度とそういう目に遭わないように有志を募って基金を設立したのもアイツだ。今でも年に4回はアフリカに飛んで地元の子供たちと触れ合ってるよ。」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
アクロバッター「何と言うか……すごいとしか言いようがないな……」
P「動機は不純も不純だが、アイツの想いは本物だよ。たくさんの子供がアイツに救われた。動機なんて不純でいいんだよ、結果が良ければ、な。例えば、復讐を目的にして、悪の組織を壊滅させる、とかな。」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
Q「>>101」
……不正解だね、にーさん。俺が追ってるのはそこらの犯罪組織なんかじゃないよ。並みの人間じゃ絶対に敵いっこない、光ちゃんが観る番組に出てくる悪役みたいな化け物どもさ。おまけに奴らは政治や経済、文化にまで根を張ってる……
Q「……不正解だね、にーさん。俺が追ってるのはそこらの犯罪組織なんかじゃないよ。並みの人間じゃ絶対に敵いっこない、光ちゃんが観る番組に出てくる悪役みたいな化け物どもさ。おまけに奴らは政治や経済、文化にまで根を張ってる……」
P「やっと話してくれる気になったか。」カタカタカタカタ…ターン
Q「……っ!」バッ!
アクロバッター「………」
Q「……俺を釣ったね…にーさん……」
P「まあな。」
Q「……敵わないや……本当……どこで気付いた……?」
P「隠し事をしている事に気付かれていないとでも思っていたのか?」
Q「………」
P「目的を確信したのは今日だがな。俺の釣り針には幾つ気付けた?」
Q「……はぁ……今のだけだよ………自信あったんだけどなぁ……」
P「甘えよ。俺を舐めんな。」
アクロバッター「騙すような真似をしていて悪かった。……その………」
P「………」
アクロバッター「…っ……」
Q「……ごめん。」
P「……腹、減っただろ?夕飯を持ってきてもらおう、ここの料理、美味いんだぞ?」
Q・アクロバッター「えっ………」
P「腹が減っては戦は出来ぬ、って言うだろ。まずは腹ごしらえからだ。」
〜〜〜
P「………」モニュモニュ
Q「………」
P「それ美味いから食べてみろ。エアって言ってだな、うちの事務所のレストランとここでしか食べられない食材なんだぞ?」モニュモニュ
Q「……何のつもり…?」
P「美味い料理は感動を共有したくならないか?」
Q「>>107」
俺さ……この間の舞台が終わったら、あの家出ていくつもりだったんだ。……たくみんと美玲ちゃんには嫌われてるし……そうでなくても、家族の幸せを壊す邪魔者は一刻も早くいなくなった方がみんな喜ぶと思って……
Q「俺さ……この間の舞台が終わったら、あの家出ていくつもりだったんだ。……たくみんと美玲ちゃんには嫌われてるし……そうでなくても、家族の幸せを壊す邪魔者は一刻も早くいなくなった方がみんな喜ぶと思って……」
P「……食え。」
Q「……は?」
P「料理が冷めたらもったいないだろ?」
Q「……っ!にーさん、俺は今真面目な話をして……!!」
P「俺だって真面目に話をしている。いいから、食え。食ってから話せ。」
Q「………っ……」サクッ パク
P「……」
Q「………」モニュ……モニュ……
Q「………美味い……」
P「だろ?愛結奈Pがヘラクに分けてもらって来たんだ。愛結奈Pがヘラクの出産の手伝いをしてやって以来の親友なんだよ、あの1人と一頭は。」
Q「………」
P「最初は敵意を剥きだしにされて大変だったらしいぜ?話を聞いてもらうまでが兎に角キツかったそうだ。」
P「美玲も最初は警戒心が強くてな……中々心の内を見せてくれなかったんだ……今の信頼関係を築けるまでが長かった……」
Q「今じゃ、にーさんにべったりの美玲ちゃんが……」
P「色々あったんだぞ、本当?苦労したよ………だから、お前如きが簡単に美玲に信用してもらえると思うな。俺の努力が馬鹿みたいだからな。」
Q「………」
P「アイツは感覚が人間の何百倍も鋭いんだ。お前が隠し事をしているのが感覚的に分かっていて、それが警戒に繋がっていたんだろ。悪い奴じゃないんだ、美玲は。」
Q「………」
P「たくみんに対しては素直に土下座でもしろ。そして一発殴られろ。それで許してもらえるはずだ。」
Q「無理だよ……だって……」
P「たくみんが何にキレてるか分かってねえんだな。たくみんはな、今でもお前を尊敬してるし、誇りに思っているんだよ。たくみんが何で単車乗りになったか知らねえだろ?お前に憧れたからなんだよ。」
Q「俺に………」
P「お前の助けになってやれない自分に腹を立ててんだよ。実の妹の癖に、抱えてるモンを打ち明けてもらえない自分にな。」
Q「………」
P「>>114」
↑
P「俺や亜季も同じだ。何でも自分一人で抱えればいいと思ってんじゃねえぞ……!」
Q「俺は……にーさんたちの幸せの……邪魔をしたくなくて……」
P「身近に問題を抱えこんでる奴が居て幸せな訳がないだろ。俺たちの幸せには、お前の幸せも含まれてんだ。」
Q「えっ………」
P「らしくねえ事すんな、お前は自由が何よりも好きだったんじゃないのか?周りに気なんか使って縛られてんじゃねえよ!」
Q「…………」
P「お前の馬鹿はマジで治らねえな。そんな敵を相手にお前たちだけで勝てると思ってたのか?」
Q「勝てるかじゃない……勝たなきゃいけないんだ…!」
P「根性論で何とかなる相手なのか?」
Q「……っ!……それでも…」
P「お前たちだけじゃ無理なら、俺たちを頼れよ!…俺たちだけじゃ足りないってんなら、どこからでも助けを引っ張ってきてやる!くだらねえプライドなんか捨てろ!」
Q「………!」
P「…言っておくが、お前が俺たちを頼らなくても勝手に助けるからな。俺は俺のやりたいようにやらせてもらう。」
Q「……にーさん…」
P「美世も一枚噛んでる事は分かっている。2人まとめて俺たちが勝手に助けさせてもらう。」
Q「……そこまで…」
P「……駐輪場で待ってる。飯を食い終わったら来い。」スク スタスタスタスタ
Q「………」
ガラッ ピシャ
Q「………」
スタスタスタスタ…
Q「はぁ……何もかもお見通し、か…………はぁ…………」
Q「……ズルいよね、にーさんは……昔からそうだった………」
Q「………カッコよすぎんだよ…」
ゴシゴシ
Q「俺がヒーローに……なり損ねたじゃんか……」
Q「………」
温泉旅館 駐輪場
アクロバッター「話は終わったか……?」
P「大体な。」
アクロバッター「そうか……その……どうだった……?」
P「相変わらずの馬鹿だった。」
アクロバッター「だろうな…アイツは筋金入りの…バカなんだよ……」
P「……」
アクロバッター「>>121」
↑+私の元の持ち主もそうだったがな……
安価把握
一時中断します
再開します
アクロバッター「人に助けを求めず、全て自分で背負い込んでまた悩みを抱える……アイツはそういう男だからな。私の元の持ち主もそうだったがな……」
P「すると……お前は苦労に慣れちまってるんだな。」
アクロバッター「バイクはライダーと共に、さ。慣れなきゃバイクはやっていられない。」
P「バイクも大変なんだな……」
アクロバッター「プロデューサー程ではないさ。」
P「それじゃ、お互い様という事だな。」
アクロバッター「そう言う事になるな。」
P「Qとはどれくらいの付き合いになるんだ?」
アクロバッター「大体3年と少し、だ。」
P「…3年間もあの馬鹿の面倒を見てくれてありがとな。」
アクロバッター「私に出来たのはあいつのブレーキ役だけだ。きっと、あいつは私にも打ち明けていない事もたくさん抱えている。」
P「裏を返せば、お前に打ち明けた事もたくさんあるという事だろ?」
アクロバッター「ふふっ……一応私はあいつの相棒……のつもりだからな。」
P「……3年間、相棒としてアイツと一緒に戦ってきたのか…?」
アクロバッター「私は3年間だけではないが……私とQのコンビで戦ってきたのは3年間だ。」
P「……済まん。」
アクロバッター「何故謝る?」
P「弟分が何してたのかも知らずに、のうのうと暮らしていたのかと思ってな。」
アクロバッター「それはPさんの責任ではない。強いて言うなら、Qの責任だ。」
P「そうか………」
アクロバッター「Pさん……Qが日本に帰って来たのは、本当に目的のない気紛れなんだ。信じてもらえないかもしれないが、美世との再会も偶然の事だったんだ。」
P「信じるさ。Qの相棒の言う事だ。」
アクロバッター「……ありがとう。」
P「気紛れ……実にQらしいじゃないか。」
アクロバッター「何故だか分からないが、自分の生まれた国に…帰りたくなったんだそうだ。」
P「>>129」
あいつの事だ、拓海の顔を見てから、戦って死ぬつもりでいたんだろうな……
P「あいつの事だ、拓海の顔を見てから、戦って死ぬつもりでいたんだろうな……」
アクロバッター「意外とロマンチストだからな……」
P「目に入れても可愛くないってぐらい妹煩悩だったんだよ、Qは。」
アクロバッター「……それは聞かせてもらった事が……無かったな………」
P「ふふっ、それは単に気恥ずかしかったんだよ。」
アクロバッター「……かもしれないな、Qはカッコつけでもあるからな。」
P「最後に成長した妹の姿を一目見てから散る、中々カッコいいじゃないか。」
アクロバッター「Qって馬鹿だろう……?」
P「……ああ、カッコいいだけで俺からしたらいい迷惑だ。うちは無断退社は受け付けてないんでね。一度所属した以上は、正当な理由無しでは止めさせられない。」
アクロバッター「……ありがとう……Qは……情が揺らいでしまったんだろうな………」
P「………」
アクロバッター「私はわがままが許されるなら……このまま情を揺らがせ続けてほしい……Qに死んでほしくないんだ…!」
アクロバッター「Qはいつも自分の身を顧みない戦いをする……私は……また相棒を失うのは……どうしても嫌なんだ………」
P「………」ポン
アクロバッター「……あ…」
P「しっかり説教してやる。安心しろ。」
アクロバッター「……っ……ありがとう………」
P「………」
Q「お待たせ…にーさん。」スタスタスタスタ
P「歯は磨いたか?」
Q「…うん。」
アクロバッター「………」
P「着いたら滅茶苦茶説教してやる。覚悟しておけよ。」
Q「……うん。」
P「……で、どこ行きたい?」
Q「>>135」
↑+美世ちゃんをそういう目で見れない理由を教えたいんだ
Q「海が見たい。」
P「海か……着くのは夜中になるぞ?」
Q「いいよ、美世ちゃんをそういう目で見れない理由を教えたいんだ…」
P「分かった。俺が先に走るから着いて来い。」
Q「……アクロバッター。」
アクロバッター「……任せろ。」
P「俺を見失ったりするなよ?」
海
P「良い走りだったぞ。」
Q「誰に向かって言ってんの、俺とアクロバッターだよ?」
P「……そうだな。俺から言われるまでもないか。」
アクロバッター「………」
Q「……そうだよ。」
P「………」
Q「海……綺麗だね……」
P「昼間に来たらもっと綺麗だぞ。」
Q「『昼間の海は昼間の海で、夜の海は夜の海で良さがある。海はいろんな表情を見せてくれる』……アクロバッター、これはお前にも初めてする話だ。」
アクロバッター「……!」
Q「それでさ……この言葉って、誰の言葉か覚えてる?」
P「……詩織だろ。忘れた事なんてないさ。」
アクロバッター「シオリ……シオリとは誰なんだ……?!」
P「昔、家族ぐるみで付き合ってた家の……一人娘の名前だよ。生きていれば……櫂と同じ年になっているのか………海が好きな女の子だった…」
アクロバッター「だった……」
Q「14……いや、15年前かな…船の沈没事故だった……遺体はまだ……見つかってない……」
アクロバッター「…………」
Q「俺さ……詩織と……何かあったら守ってやるって約束してたのに……何も出来やしなかった………」
P「お前は何も悪くない。」
Q「でも……確かに約束してたんだ………」
Q「あの時さ、ガキなりに思ったんだよ。自分は何て無力でちっぽけな存在なんだろう……って。だから、高校を出たらすぐに旅に出た。無力じゃない、何者かになりたかったんだ……」
P「………」
Q「走るのは楽しかった……世界は広かった……道は…続いていた………でも……同じだった……俺はまた、約束を守れなかった……」
アクロバッター「………!」
Q「それが……美世ちゃんをそんな目で見れない理由だよ。俺と近づきすぎだら……美世ちゃんだってきっと……!」
P「…美世の事は好きなのか?」
Q「………っ!」
P「……好きなんだな。」
Q「………」
P「お前に何があったのかは知らんし、聞くつもりもない。ただ、一つだけ覚えておけ。自分の心に、嘘はつけないぞ。」
Q「にーさんに何が分かるんだよ!俺は……復讐をしなきゃいけないんだ…そんな……そんな事を考えちゃいけないんだ…!」
P「だったら、復讐が終わりさえすれば問題ないんだな?」
Q「>>143」
そんな都合の良い漫画みたいなこと起きるわけない...
Q「そんな都合の良い漫画みたいなこと起きるわけない……」
P「俺が起こす。」
Q「……は…?」
P「お前の大切な奴は俺の大切な奴でもある。だから、お前の敵討ちは俺の敵討ちだ。」
Q「な、何だよ……それ……?」
P「相手は悪の組織なんだろ。遠慮なく叩き潰せる。」
Q「それが出来たら……とっくにやってるよ!」
P「お前たちだけじゃ無理だった、それだけの話だ。」
Q「……っ!」
アクロバッター「Q!」
Q「うるさい!アクロバッターは黙ってろ!」
アクロバッター「……」
P「お前は弱い。」
Q「……っ!……それ以上は幾らにーさんでも……容赦しないよ……!」
P「どう容赦しないんだ?」
Q「……!!」グッ
アクロバッター「よせ!」
Q「俺は…弱くない!!」バキィッッッッ!!
P「………」ミシ
Q「?!」
P「で、どう容赦しないんだ?」
バキィッッッッ!!
Q「……っ!んの!!」バキィッッッッ!!
P「どう容赦しないのか聞いてんだろうが?」ミシ
Q「何で……何で平気なんだよ…?!」
P「お前のパンチ程度、食らったうちに入らねえからだよ。」
アクロバッター「…………」
Q「嘘だ!そんな訳がない!二発とも……俺は本気だった!!無事なはずがない!!」
P「舐めんな。効かねえっつったら効かねえんだよ。」
Q「………っ…」
P「>>149」
死ぬ前提で打つパンチなんか、俺どころか雪美も倒せねえ!思い上がるな!!
P「死ぬ前提で打つパンチなんか、俺どころか雪美も倒せねえ!思い上がんな!!」
Q「意味わかんねえよ!!俺は……この拳で化け物共を倒して来たんだぞ!!何でただの人間の兄さんが平気なんだよ?!」
P「ただの人間舐めんな!!ただの人間だってな、倒れねえように歯ぁ食い縛ればどんなパンチを食らっても倒れたりなんかしねえんだよ!」
Q「兄さんの否定してた根性論じゃねえか!!」
P「違う、俺には生きて帰らなきゃならん場所があるからだ!だから、俺は倒れられないんだ!」
Q「だから意味わかんねえよ!!」
P「お前の事を心配してくれる奴が居るだろうが!そいつらの事も少しは考えろ!」
Q「………っ…!」
〜〜〜
美世「無理しないでね……Q君……」
〜〜〜
Q「……う、うるさいっ!俺は……俺は……!!」
P「女を泣かすような真似をする奴を、俺は許さん。特に、美世みたいな良い子をな。」
Q「兄さんには分からないよ!温かい家族に囲まれている……兄さんには!!」スチャ
シグナルバイク「……」
アクロバッター「本気か、Q?!生身の人間相手に……」
Q「変身。」ガチャ シグナルバイク ライダー!
フォォン……キィィン!
マッハ「………」
P「ほう……」
マッハ「兄さん、謝るなら今のうちだよ。生身の人間を一瞬でミンチにする程度、マッハには造作もないから。」
アクロバッター「くっ……!」ヴゥン……!
P「いい!どうせコイツのパンチなんぞ効かん。」
アクロバッター「無理だ!マッハは怪物どもを相手にするように作られたシステムなんだ!ただの人間じゃ……!」
P「ただの人間じゃねえ。お父さんだ。」
アクロバッター「そういう事じゃ……!!」
P「来いよ。」
マッハ「………ほ、本気…?」
P「冗談を言っているように見えんのか?」
マッハ「>>155」
ッ…!じゃあお望み通りやってやるよ!!
マッハ「ッ…!じゃあお望み通りやってやるよ!!」
P「フン………」
アクロバッター「ああ……Pさん、頼むから……」
P「ここで退いたら男じゃねえ!」
アクロバッター「……っ…!」
P「黙って見ていろ。すぐに終わる。」
アクロバッター「………」
マッハ「何か言い残す事は?!」
P「兄より優れた弟など存在しねえ。」
マッハ「オッケー……」グググ……
P「………」
アクロバッター「……ああ………」
マッハ「うおおおおおおおお!!」
ブォン…!!
アクロバッター「…っ!!駄目だ、Q!!」
ビュゴォォォォォォォォォォォォォン!!!
〜〜〜
マッハ「はぁ……はぁ……はぁ………はぁ………」
P「…………」
マッハ「はぁ……はぁ……はぁ………はぁ…………」
アクロバッター「…………」
マッハ「何で……避けないんだよ………?」
P「お前がそんな事をするような奴じゃねえって信じてたからだよ。」
マッハ「そんな……理由で………」
P「俺には十分だ。」
マッハ「……………」
P「………」ギュッ……
マッハ「………あ…」
P「Q…お前は弱い。……そして、俺も弱い。誰だって1人だと……弱いんだよ、Q。」
マッハ「………」
P「…………」
マッハ「……」
ガシャッ……オツカーレ……ヒュゥン……
Q「………にー………さん………」
アクロバッター「………」
Q「…にーさん………俺………今…………」
P「……いい。気にするな。」
Q「………っ……」
P「……辛かったな。」ギュッ…
Q「……っ……うう………うああ………うあああああ………」
P「…………」ギュッ…
Q「…うあああああ……ああ……うう……うああああああああ………」
アクロバッター「>>162」
こんな時は、今まで一人で良くやったというべきか?
アクロバッター「こんな時は…今まで一人で良くやったというべきか……?」
P「1人と1台……でな。」
アクロバッター「………」
Q「……うあああ………ああああああ…………にーさん……ごめん………」
P「いいって言ってるだろ?」ポンポン…
Q「……っぐ……うああ…………」
P「………馬鹿…」
アクロバッター「……ありがとう……Pさん……」
P「コイツの面倒を今まで見てたのはお前だ。……Q、アクロバッターにもしっかり謝っとけよ。」
Q「……うん……うん………」
P「それと、アクロバッターに2度と心配をかけさせないこと。」
Q「………うん……」
P「……な?」
アクロバッター「………」
P「本来ならこの後、お前が説教と聞いただけで拒絶反応を起こすようになるぐらいまで説教するつもりだったが………」
Q「……うう………ううう………」
P「……特別に免除してやるか。構わないか、アクロバッター?」
アクロバッター「……構わない。」
Q「……うううう……うううう………うああああああ……!」
P「…朝になったら、我が家へ帰るぞ。……俺『たち』の家にな。」
翌日 Pの家
拓海「こんの……クソ兄貴がァァァァ!!」ボギャァァァァァァ!!
Q「ぶべら!!」ヒュッ……ビタァァァァン!!
P「うわ……痛そ………」
拓海「ハァ……ハァ……ふぅ……スッキリしたぜ!」
Q「……マジで……手加減……無しかよ………」
拓海「>>168」
アタシには何も言わないどいて、涼やら小梅やら李衣菜やら夏樹やらには『あいつに余計な心配させたくないから黙っとけ』だと?馬鹿にすんのもいいかげんにしやがれ!!
拓海「アタシには何も言わないどいて、涼やら小梅やら李衣菜やら夏樹やらには『あいつに余計な心配させたくないから黙っとけ』だと?馬鹿にすんのもいいかげんにしやがれ!!」
Q「い、いや……涼ちゃんたちにも……そんな大した事は…………」
拓海「うるせえ!!」ツカツカツカツカ
Q「ま、待って、たくみん!一発殴ったら終わりって………」
拓海「アタシはいつまでも守られる側じゃねえんだよ、舐めんな!!テメェと肩を並べられるぐらいにはなぁ……強くなったんだよ!!」ドカッ!
P「おお、マウントポジション。」
拓海「アタシは兄貴からみたらまだガキなのかもしれねえ!だがよ……腕っ節だけなら、一人前のつもりなんだよ……」
Q「………ガキなもんか……」
拓海「えっ……」
Q「だってマウントポジション取られてるのに顔見えな……ぶべら!!」
拓海「今のはセクハラの分だから別カウントだ。」バキ……ボキ……
Q「………ふふっ…」
拓海「何がおかしいんだよ?」
Q「殴られたところが痛い……本当だ……ずっと……強くなってやがる……」
拓海「………」
Q「……ごめんな、拓海…」
拓海「………バカ。」ギュッ……
Q「………………」
拓海「……………」
P「…………はぁ……取りあえずは一件落着……か。さて……」
P「お前たちは?」
亜季「報告義務の怠慢。2階級降格処分で皿洗いから始めてもらう事で手を打ちましょう。」
瑛梨華「お笑いの練習の付き合い1週間。」
雪美「…ペロの……ご飯当番……」
櫂「い、今ので十分かな………」
ロンメル「ナォウ。(罪を憎んで人を憎まず。)」
P「美玲は?」
美玲「……荷物持ち10回。」
P「ありがとな。」ナデナデ
美玲「………ふ、フンッ…!」///
P「…と、言うわけだ。改めて我が家へようこそ、Q。」
Q「えっと……よろしくお願いします。」
P「ふふっ……」
拳で解決
登場人物がほぼ男2人 バイク一台だけと言うモバマスSSにあるまじき荒技により、早めに地雷を処理することが出来ました
……色々とすみませんでした……
2回しか持たなかった>>1のほのぼの宣言……じ、次回からはほのぼのだから……(震え声)
伏線を残しつつ続いてまいります
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