P「うっう~」 (150)
P「さ、寒い……寒すぎるぞ」
亜美「に、にいちゃん、早くストーブからどいて」
P「ば、馬鹿言うな。こういうものは早い者勝ちなんだ」
P「子供は風の子だろ。我慢しろ」
亜美「いくらなんでも無理だよ……」
P「昼間は暑い時だってあるくらいなのに夜はめっちゃ冷えるっておかしいだろ」
亜美「にいちゃん、亜美この間テレビで見たんだけど」
P「何が?」
亜美「砂漠ってさ、日が出てるうちは暑いけど夜はめっちゃ寒いんだって」
P「日本もいよいよ砂漠化か」
亜美「それより、にいちゃん、もう暖まったでしょ。どいてよ」
P「あとちょっと、あとちょっとだけ」
亜美「さっきからそればっかだよ」
P「俺は冷え性なんだ」
亜美「それって女の子がなるんじゃないの?」
P「……たった少し前から冷え性になったんだ」
亜美「うあうあうあーっ!」
P「ど、どうした!?」
亜美「もう我慢できないよ! こーなったら実力工事だよ!」
P「それを言うなら行使……って、ちょっと待て! 俺はストーブの近くにいるんだぞ!」
亜美「とりゃー!」
スッ……
P「うおっ!」
亜美「んっふっふ~、あれだけストーブの前にいたからすっかり温まってたね」
P「ちょ、ちょっと待て、亜美! やめてくれ!」
P「首筋に触らないでくれ、マジで冷たい!」
亜美「そうだよー。亜美の手はめっちゃ冷えてたんだよ」
亜美「それなのに、にいちゃんはどいてくれないなんてさ」
P「悪い。悪かったって」
亜美「じゃあ、どいてくれる?」
P「ごめん、それは無理」
亜美「むぅ~……ていっ!」
ズボッ!
P「ぎゃあああああ! せ、背中にぃ!」
亜美「はあ~温い……」
P「うぅ~!」
亜美「手を更にいれるよー」
ズズッ
P「はうっ!」
亜美「にいちゃん、がんばりますなー」
亜美「だ・け・ど」
P「だ、だけど?」
亜美「両手ならどーだー!」
ズボッ!(2回目)
P「~~~~!」
亜美「あははは! にいちゃん変顔だー」
P「だ、誰のせいだよ……」
亜美「このままお腹をくすぐっちゃうよ」
P「く、くはっははっは!」
亜美「うりうり~ここか? ここがいいのかー?」
P「ははは! もう冷たいやらくすぐったいやらで……うあはは!」
P「ああああ、亜美、降参だ」
P「ストーブの場所、譲るから。止めてくれ」
P「でないと、あはは! お腹いたい」
亜美「よーし! 亜美のしょーりだー!」ブイサイーン!
P「はあはあ……つ、辛かった」
P「それじゃあ移動するかな」
亜美「いんや、にいちゃんは動かなくていーよ」
P「? だって、俺が動かないと亜美が暖をとれないだろ」
亜美「ちっちっち! 甘いね、にいちゃん」
亜美「亜美はにいちゃんと亜美の両方があったまれる方法を思いついたんだよ」
P「と、言いますと」
亜美「めっちゃ簡単だよ。兄ちゃん、足開いて」
P「ああ」
亜美「んで」
亜美「その間に亜美が座ると」ストン
亜美「ね? めっちゃ簡単でしょ」
P「お、おい、亜美」
亜美「んっふっふー、にいちゃん背もたれー」クテー
P「……まったくさ」
なんだこの天使は
亜美「温かいね」
P「そりゃあストーブに当たってるからな」
亜美「ううん、違うよ。にいちゃんが」ギュッ
P「流石にもう手は冷たくないな」
亜美「くすっ、あんだけ兄ちゃんから熱奪えばね」
亜美「ねえ、にいちゃん」
P「ん?」
亜美「こう、ぎゅぎゅ~ってやってくれる?」
P「ああ」ギュギュ
亜美「すっごく温かい」
亜美「でも、ちょっちハズいね///」
P「……テレビでも見るか」
亜美「うん、そーだね。じゃあ、にいちゃん方向転換よろしく!」
P「へいへい」
P(その後、俺と亜美はストーブの熱と互いの温もりを感じながらテレビを見た)
P(……少し暑かった)
fin
亜美「……という事があったんだよ」
春香「いいな~」
亜美「なかなか快適な抱かれ心地だったよ」
美希「ん~」
千早「どうしたの、美希」
美希「いや、そんなことする位なら最初からハニーのベッドの中に入ればいいと思うの」
亜美「うあうあうあーっ! その手があったー!」
美希「ミキ、いつもそうしてるよ」
千早(プロデューサーの枕についてた金髪はやっぱり美希のだったのね)
美希「でっ、しばらく寝てるとハニーがご飯持ってきてくれるの」
P「プロデューサー2,3分クッキング」
P「ボールに炊いたご飯をいれて」
P「鰹節と醤油をふりかけて上手く混ぜる」
P「後は塩をすり込んだ手で……あっつ! 握る」
P「完成。おかか握り」
P「おい、美希できたぞ」
美希「ん~~」
P「ほら、おにぎり好きだろ?」
美希「あ~ん」
P「えっ?」
美希「あ~ん」
P「いや、流石に箸を使う料理ならともかく、おにぎりくらいは自分で食えよ」
美希「面倒なの」
P「ものぐさここに極まれりだな」
美希「ハニー、早く食べさせて。せっかくのおにぎり冷めちゃう」
P「仕方ない。わかったよ……俺って本当にアイドルに甘いな」
美希「そこがハニーの良いところなの。ミキ的には優しい男の人、好きかな」
P「そりゃあどうも……」
美希「もぐもぐ」
P(寝ているアイドルの口元でおにぎりを持ってるプロデューサー)
P(絵面として間抜けすぎないか?)
P(てゆーか、これ美希が俺が持ってる部分まで食べたらどうするんだ?)
美希「もぐもぐ」
P(あと少し……)
美希「あっ、ハニー。残りは食べていいよ」
P「ちっこい欠片みたいなもんだぞ? 手で掴んで食べろよ」
美希「いいからいいから」
P「まあ、捨てるわけにもいかないしな」
P「んぐ」
美希「あは! 間接キス」
P「そーだな」
美希「ハニー反応うすーい」
P「いや、一々気にしてたらキリがないし」
美希「ミキは毎回けっこードキドキしてるよ?」
P「そうは見えないけどな」
美希「隠してるから。照れ顔を見られる何か恥ずかしいの」
P「ふ~ん。可愛いのにな、照れ顔」
美希「……///」
P(やっぱり可愛いよな)
美希「……は、ハニー、おにぎり、もう1個ちょうだい」
P「応さ」
美希「もぐもぐ」
P(そろそろ……か)スッ
美希「あっ、待ってハニー!」
P「うん?」
美希「まだ食べ終わってないの」
P「えっ、だってもう残り……」
美希「はむっ!」
P「!?」
美希「んぅっ、ちゅっ」
P「お、おい……ひぅ!?」
美希「はぁ、んん」
P「み、美希」
美希「くふっ、じゅるっ、んぷっ……あふぅ。ごちそうさま、ハニー」
P(指がめっちゃテラテラしてる)
P「……」
P「……」ペロッ
P「……」
P「……醤油味」
fin
美希「……という事があったの」
春香「い、いいな~」
春香「……プロデューサーさんの指を……羨ましい」ボソッ
美希「何か言った、春香?」
春香「えっ? う、ううん、何でもないよ」
美希「ハニーのおにぎり、美味しかったの」
春香「プロデューサーさん、けっこう料理が上手なんだよね」
亜美「一人暮らし長いって言ってたからねー。自然と身についたっぽいよ」
千早「この間、私が朝起こしに行った日もご馳走になったわ」
P「……zz」
千早「……中々起きないわね」ジィ
P「……zz」
千早「……」ツンツン
P「……ん」
千早「……!」
P「んぅ」
千早「……」ドキドキ
P「……zz」
千早「ほっ」
ピピピピピ!
千早「キャッ!」
千早「と、時計のアラーム」
ピピピピピ!
P「んっ」
ピ!
P「……zz」
千早「アラームを止めてまた寝てしまったわ」
千早「ふふっ、これじゃあ目覚ましの意味がないじゃないですか、プロデューサー」
千早「……」
千早「ど、どうせ今日はオフだし、お昼過ぎまで寝ていても問題ないわよね」
千早「プロデューサー、失礼します」モゾモゾ
P「……はっ」
P「もう朝か。時計、時計」
P「ん? 腕に何か違和感が」
千早「……」クークー
P「千早か」
P「……」ナデナデ
千早「……ん」
P「髪、サラサラだな。全然引っかからない」
P「しかし、まあ、随分と気持ちよさそうに眠っているな」
P「何だか起こすのも悪いな。腕どかしたら起きてしまう気もするし」
P「どうするか」
P「……二度寝しよう」
千早「……」パチッ
千早「そう……起きてしまったのね。もう少し見てたかったのに」
千早「プロデューサーは寝ているわね」
P「……」
千早「だ、誰も見てないわよね」キョロキョロ
千早「抜けがけではないけど、出来るうちに出来ることはするべきよね」
千早「んぅ」
P「……」パチッ
千早「……」
P「……」
P「おはよう千早」
千早「は、はい、おはようございます、プロデューサー」
P「……千早」
千早「はい」
P「近い」
千早「すみません、あんなこと、迷惑でしたよね」
P「いや、そんなことはないさ。刺激的だった」
P「むしろ良かった」
千早「そうでしょうか?」
P「千早の方からああいうアクションをするっていうのは珍しいからな」
P「最近は信頼関係が出来てたからこそ、互いに遠慮してた部分があったからな」
千早「プロデューサーの足は引っ張りたくありませんから」
P「いじらしいな」
P「まあ、なんにせよ。どういう形であれ自己主張してくれるのは嬉しいものさ」
千早「プロデューサー……」
P「ああ、でも昔みたいに駄々をこねるのは勘弁な」
千早「あ、あの頃の私は忘れてください! ほんとに今思い返すとただの子供でしたから」
P「ははは! 忘れられるもんか、あれだけ手を焼いたんだから」
千早「……///」
P「本日のプロデューサーランチ」
P「サルサドッグ、ポテトサラダ、ビシソワーズでございます」
P「じゃがいもが結構のこっていてな。処理できて、ちょうど良かった」
千早「けっこう本格的ですね。ビシソワーズなんて」
P「フードプロセッサーがあれば楽なもんだよ」
P「生クリームに茹でたじゃがいもと牛乳とコンソメいれてスイッチオン。それだけさ」
千早「そうなんですか。便利ですね」
P「値段はけっこう張ったけど、頻繁に使ってるからいい買い物だったよ」
P「で、残ったじゃがいもをポテトサラダに使うと」
P「茹でてる間に炒めたベーコンとニンニクを混ぜて味付けもバッチリだ」
P&千早「ごちそうさまでした」
千早「美味しかったです」
P「うむ、いい感じだった」
千早「また食べに来ていいですか?」
P「どうぞどうぞ。千早なら大歓迎さ」
P「あっ、千早」
千早「?」
P「口の端、サルサがついてる」
千早「ホントですか」
P「ちょっと待て。拭いてやる」
千早「あっ、はい……んぅ!?」
千早「んぅ……ん、ぷ、ぷはあ」
千早「いきなりなんて」
P「悪いな。サルサは嘘だ。さっき、し損ねたからな」
千早「したいならしたいって言ってくれれば私は」
P「そうだな。じゃあ、千早……キスしたい」
千早「はい。ですが、その代わりに嘘をついたお詫びとして質の補填をお願いします」
P「そんなことでいいのか? お任せあれだ」
fin
あれ不能ではないのか
千早「……という事があったわ」
春香「い」
美希「ずるいの!」
春香「ああ! 私のセリフ」
亜美「とられちったねーはるるん」
千早「……」
美希「どうしたの千早さん、ハニーとのこと思い出してるの」
千早「ええ。実はプロデューサーの家に奇妙なものがあったの」
亜美「奇妙なもの?」
千早「ええ、二つセットのマグカップ」
あずさ「それは私とプロデューサーさんがこの間、買いにいったものね~」
ガシャーン!
P「あっ、やっば!?」
あずさ「どうしました、プロデューサーさん」
P「いや、マグを落としちゃって」
あずさ「あら~見事に割れちゃってますね」
P「くそ~、こいつ結構気に入ってたのに」
あずさ「とにかく片付けませんとね」
P「そうですね。ほいっほいっ」
あずさ「ぷ、プロデューサーさん、素手なんかでとったら切っちゃいますよ」
P「大丈夫ですよ……っ!」
あずさ「プロデューサーさん」
P「お、お約束というやつです」
あずさ「もう、だから言ったのに絆創膏もってきますね」
P「これくらい大丈夫ですよ」
あずさ「プロデューサーさん」
P「……ごめんなさい」
あずさ「傷口みせてください。消毒しますから」
P「いや、そこまでしなくて……はい、すみません、口ごたえしません」
あずさ「ふふ、よろしい」
P「……し、染みる」
あずさ「我慢してくださいね~。はい、いいですよ」
P「おお、綺麗に巻けてる。流石あずささん」
P「しかし、どうするかな」
あずさ「マグカップですか?」
P「はい。代わりを買わないと」
あずさ「コップで温かい飲み物を飲むわけにもいきませんからねえ」
P「雑貨屋にでも行ってくるか」
あずさ「あっ、それなら私もお付き合いします。この後は特に予定もありませんし」
P「おっ! それじゃあ、あずささんに俺のマグ選び手伝ってもらいますか」
あずさ「はい、任せてください」
P「色々あるもんですね」
あずさ「プロデューサーさん、いいの見つかりました?」
P「う~ん。あるにはあるんですが、少し問題が」
あずさ「問題ですか?」
P「はい。これなんですけどね」
あずさ「あっ、いいですね。あら~でも、これ」
P「そうなんですよ。2個セットなんです」
P「必要なのは一人分ですからね。単品で売ってないなんて、ついてないですよ」
P「諦めるしかないか」
あずさ「あっ、だったら私これ半分出します」
P「へ?」
P「いいんですか?」
あずさ「私もこれ欲しいと思いましたから」
P「まあ、俺としてはありがたいし、あずささんがそれでいいなら構いませんけど」
P「でも、マグカップありませんでしたっけ? 事務所のと自宅ので」
あずさ「はい。でも、一つ足りないですから」
P「?」
あずさ「くすっ、プロデューサーさんの家に置いておく分です」
P「……」
P「あっ、ああ~なるほど。そういう~」
P&あずさ「……」ズズッ
P「ホッ……」
P「食後のコーヒーのなんと贅沢なことやら」
あずさ「ほんと久しぶりゆっくりしているって感じがします」
P「すみませんね、あずささん。夕飯手伝ってもらって」
あずさ「いえいえ、私の方こそ誘ってもらえて嬉しかったです~」
P「買ったんですからね。早速使わなきゃ損ですよ」
P「あっ。あずささん、すみません。コーヒーもう一杯いれてくれませんか」
あずさ「は~い」
P「そうだ。冷蔵庫にエクレアがあったんだ。一緒に食べましょう」
あずさ「まあ、本当ですか。ありがとうございます~」
fin
ネタがなーい
P「歩くペース落としてくれ、ついていけない」
響鬼「鍛えてますから」
あずさ「……という事があったのよ~」
春香「いいな~」
千早「あずささん」
あずさ「あら、何かしら?」
千早「プロデューサーにコーヒーを入れたのは夜だけですか?」
あずさ「う~ん、どうだったかしら」
亜美「どーゆーこと? コーヒーを入れる時間に何か意味なんかあるの?」
春香「……えっと、それはね」
あずさ「亜美ちゃんもその内プロデューサーさんに教えてもらえるわよ」
亜美「ふーん、そっか」
千早「それでどうなんですか、あずささん」
あずさ「それは秘密よ」
美希「えー! あずさズルーい! ハニー1番乗りしたの!?」
春香「ちょっと美希! 表現があからさますぎるよ!」
美希「どーなの、あずさ! 答えてよ!」
あずさ「さあ、どうかしら。真相は闇の中……うふふ」
亜美「おお! ミステリアスあずさねーちゃんだ!」
伊織「闇と言えば……」
千早「なにかあったの水瀬さん?」
伊織「実はこの間、あいつの所に行った時に散々な目に会っちゃって」
伊織「プロデューサー、喉渇いたぁ。オレンジジュース買ってきてえ」
P「勘弁してくれ。外、とんでもないくらい雨降ってるんだぞ。買いにいけるかよ」
伊織「もう~役に立たないわね」
P「そう言わないでくれ。代わりに……ほら」
伊織「なにこれ?」
P「缶ジュースだよ。炭酸……大丈夫だよな?」
伊織「飲めないってことはないけど」
伊織「でも、なんかこの缶、やけに毒々しい色してない?」
P「見た目はな」
P「とりあえず飲め。変なものではないから」
伊織「うん……んぐ」
伊織「……!?」
P「どうだ?」
伊織「不味くはないんだけど……不思議な味と匂い。なんか薬っぽい」
P「それが特徴だからな」
P「ハマるとすげー病みつきになるんだ」
伊織「ふ~ん」
ゴロゴロ…
伊織「!?」
P「あっ、雷。けっこう近かったな。これだけザーザー降ってれば無理ないか」
伊織「……」
P「伊織?」
伊織「……な、なによ」
P「手、震えてるけど雷が苦手なのか」
伊織「そんなわけないじゃない。ただ近くで大きな音を出されたら誰だって驚くでしょ」
P「そりゃそうだな。でも、一応雨戸閉めようか?」
伊織「気を使わなくたって!」
ゴロゴロ!
伊織「!?」ビクッ
P「……閉めてくるな」
伊織「お願い」
P「雨戸を閉めて……」
ゴロゴロピシャーン!
ブツン!
P「あっ……」
伊織「えっ、なにこれ電気が! 停電!?」
P(ブレーカーが落ちたのか?)
伊織「ちょっと何処にいるのよ! 返事しなさいよ!」
P「ん、ああ、すまない。伊織、もしかしたらブレーカーが落ちのかもしれない」
伊織「ブレーカー? 何よそれ」
P「家の電気の安全装置みたいなもんだ。家の電気が落ちた時は大抵ブレーカーが落てる」
伊織「私の家ではそんなことは起きたことないわよ」
P「そりゃあ、あの家ならねえ」
P「とりあえずブレーカーを上げてくる、そうすれば電気も通るだろ」
伊織「ちょ、ちょっと置いてかないでよ」
P「いや、すぐそこだから」
伊織「いいから待ちなさいよ……きゃっ!」
ズデン!
P「わっ! 伊織、大丈夫か? って、冷た!」
伊織「ああ、もうこけるし、ジュースこぼすし最悪よ」
P「後で拭かないとな。伊織、ここにいるのか?」
伊織「あっ、うん……」
P「よく見えないかもしれないけど俺の手につかまってくれ。ほら、立てるか?」
伊織「ん、大丈夫」
P「それじゃあ、俺はブレーカーを」
伊織「待ちなさい。私も行くわ」
P「仕方ない。転ばないようにゆっくり歩くぞ」
伊織「うん」
P「……柔らかい」
伊織「へ?」
P「なんでもない」
P「ブレーカーは多分、あれだな」
P「よっと」カチッ
伊織「あっ、ついた」
P「もう手を握ってなくても平気か?」
伊織「え、えっと……もう少し握っていていいわよ」
P「じゃあ、握ってる」
伊織「そう……」
伊織「ねえ……」
P「?」
伊織「なんで私が床を拭かなきゃならないのよ!」
P「伊織がこぼしたんだ。伊織が拭くべきだ」
伊織「んぎぃ、ムカつくわねえ」
伊織「片手を繋いでるから拭きにくいのよ」
P「伊織が握ってていいって言ったじゃないか」
伊織「ん~~、覚えておきなさいよ~~」
P「ワハハハ!」
fin
バイトだ。お開き
ぶっちゃっけ伊織はかなり適当に書いてしまったスマン
つーか、>101すげーいいね。これって、要するにPの数だけ好きなだけオリキャラぶち込めるってことじゃん
今度やってみよ
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