モバP「舞踏会」 (34)

P「ちひろさん」

ちひろ「はい、なんでしょうか?」

P「俺あと五秒でどうかなりますね」

ちひろ「えっ」

P「5……4……」

ちひろ「ちょっえっ」

P「3……」

ちひろ「なんなんですかちょっと」

P「2」

ちひろ「ねえちょっと」

P「1」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1445087437

P「イェェェェェエエエエエエエエアアアアアアア!!!!!!」


BGM:サンバ・デ・ジャネイロ
https://www.youtube.com/watch?v=T-HiBviC1bg


ちひろ「ちょっ」


P「フゥーアッ!!!!フゥーアッフゥーアッ!!!!」

P「お待たせ!!!!」

P「~~~~~~~~~~~ッ」

P「ッお待たせッッッ!!!!」シュバッ


ちひろ「えっどうした」


P「フゥ――――ッ!!!!」


ドドドドドドドドドドドド



ドドドドドドドドドドドドド


ビタァッ!!!


P「ややッッ」

P「Passion!!Passionの気配ッッ!!」

P「デァッ!!」ピョーンッ



スタッ



P「居たッッッッ」ビッシィィィィイイイ



ナターリア「ンー?」

ナターリア「あー!Pー♪」

P「イェスッ!!ダイナマイッ!!!!」

ナターリア「アハハ!P、すっごく元気だナ!」

P「ダンシンオールナイッ!!」

ナターリア「ンー?ダンス?」

P「このままずっとッッ」

ナターリア「ずーっと?今から踊り続けるノ?」

P「ダンシンオールナイッ!!」ニッコォー

ナターリア「今からカ?うーん……」

P「瞳を閉じてッッ」ニッコォー



ナターリア「すごく楽しそうだナ!」

P「カモナゥッ!!」





P「フゥ――――ッッ!!!!」ドドドド

ナターリア「ヤーッ♪」ドドドド


ドドドドドドドドドドドドドドドド



ドドドドドドドドドドドド


P「暑ィィッッッッッ!!」

ナターリア「アハハ!踊りながら走るの暑いナ!」

P「脱いじまうかッ!!」

ナターリア「オーッ♪ ……でも、いいノ?」


ビタァッ!!


P「何故だッッ?」

ナターリア「ンー……。ここ、事務所の中だゾ?」

P「アウフ…………」

P「ヌェア……たしかにそいつぁガッデム事変だな……」グヌヌ

ナターリア「チヒロやサナエに怒られちゃわなイ?」

P「フッウーム………………」






P「じむしょだものッッ」ピョーイ

ナターリア「アー!それ知ってるゾ♪ ルパンダイブって言うんでショ?」

P「おくないだもの」

ナターリア「ソッカ! ならダイジョーブだナ!」ヌギッ

P「ノット!!!! 備蓄米さんノット!!!!」

ナターリア「えーっナターリアはダメなノー?」

P「ヤムナシ」

ナターリア「そっカ……」シューン


――――――――


ブリッツェン「ッッ!!」ガタッ

イヴ「あれ、ブリッツェンどうしたの~?」

ブリッツェン「ブモッ!」

イヴ「え、なになに…『使命の匂いがしている』?」

ブリッツェン「ブモッッ!」ダダダダッ

イヴ「えっ、ちょっとブリッツェン? ブリッツェーン!?」


ドドドドドドドドド


――――――――――


ドダダダダダダダダダダダダダダ



ほたる(皆さんこんにちは。白菊ほたるです)

ほたる(これまで不幸だらけの私でしたが、この事務所にやって来てからは毎日幸せなことばかりです)

ほたる(時々不安になることもあるけれど、たくさん幸せを見つけられました)


ドダダダダダダダダダダダダダダ


ほたる(そんな私の今日の不幸はこちら……)


ドダダダダダダダダダダダダダダ


P「ブレイクスルーゥァァァアアアッッッッッ!!!」ドドドド


ドダダダダダダダダダダダダダダ


ほたる(私を拾ってくれたプロデューサーさんが全裸で踊り狂っている状況です……)


ブリッツェン「ブモッ!!」ドドドド


ほたる(知り合いの飼っているトナカイが併走して器用に股間をガードしています……)

ほたる(助けて……)


ドダダダダダダダダダダダダダダ


ビタァッ!!


ほたる「ひぃっ!?」


P「――――」


ほたる(と、止まった……?)

P「――――」

P「――――」


ほたる(と、とにかく今のうちに逃げよう……)ソローッ

ほたる(…………)チラ


P「――――」

ブリッツェン「――――」


ほたる(ブリッツェンがまだガードしてる……)

ほたる(でも、なるべく見ないように……)ソローッ


P「――――」

ナターリア「ハァ……ハァ……追いついタ……。Pすっごく速いナー」


ほたる(ナターリアさんの声……?)


ナターリア「アレ? Pいつの間に服着たんダ?」


ほたる(服……? そんな、Pさんは今の今まで……)チラ


P「ん? ああ今、な」


ほたる(……!?)

ほたる(そんな、だって――)

ガッ

ほたる「きゃうっ!?」ドテッ

ほたる「あ…ああ……!」

P「…………」

ほたる「ぷ、ぷぷっプロデューサーさん……?」

P「ほたる? 何やってるんだ、そんなところで」

ほたる「へ? あ、あの…あの……プロデューサーさん……?」

P「どうした、ひどく怯えてるようだが……」

ほたる「えっと……え? あ、その……」

ほたる(一体何が……!?)


ほたる「いえ、なんでもありません……」

P「とてもそうは見えないが……」

ほたる「いえ、どうもすみません」

P「そうか。ならいいが……」

ほたる「……はい」

P「本当に何も無いか? 正直に言ってくれていいんだぞ?」

ほたる「あの、大丈夫…ですから」

P「そうか。でもやっぱり心配だ」

P「だって俺はお前のプロデューサーだし……」




P「今夜はパーリナイなんだから」ニッコォォォ


ほたる「!!?」

P「フゥーア!!!!もうガマンならねェッッッ」シュババッ

ナターリア「カーニバル再開ダー♪」シュバッ

P「来いよほたるッッ!!!兄ちゃんがドロップやるぞッッ!!」

ナターリア「ワー♪」キャッキャ

ほたる「あ、ああ……!」ガタガタ

P「ゲロッパッ!!!!ゲロウラッ!!!!ゲロッパッッ!!!!ゲロウラッ!!!!」シュビシュバッ

ナターリア「なんダなんダー? 曲変わったゾ!」キャッキャ


ほたる「誰か……誰か助けて……!」ガクガク

ブリッツェン「ブモッ」

ほたる「ブリッ…ツェン……?」

ブリッツェン「ブモッ……ブモッ(私をモフモフするがいいさ……それしか出来ないがね)」

ほたる「ブリッツェン……」

ほたる「…………」

ほたる「ごめんなさい…何言ってるかわからないの……」

ブリッツェン「ブモッ……(ガッデム)」

P「ヴェリサイッッ!!!!ヴェリサイサーカシアッッ!!!!」ズンドコズンドコ

ナターリア「ヴィーヴァー♪」キャッキャ


ほたる「ごめんなさい……ごめんなさい……」ブルブル


ダダダダダダダダダダ


ほたる「…………?」

ちひろ「チェイリアアァァッッッ!!!!」


ドッゴオオオオオオオオオオ


P「ヘゴチンッッッ!!!!」ベシャアアアア



ナターリア「P!!?」

ちひろ「ナターリアちゃん! ほたるちゃん! 離れてッッ!!」

ほたる「え……あ……?」

P「ウ……ア……えげつねえです……」

ちひろ「今です!!」


美優「え? は、はい……」

ギュッ

美優「よしよーし……もう大丈夫ですよー……もう終わりましたからねー……」ナデナデ

P「……ア…………レノアかこいつぁ……」

ナターリア「Pー?大丈夫カ……?」

ほたる「あの、一体何がどうなって……?」

ちひろ「えーと、まあ極度のストレスというか……ある種の呪いというか……」

ほたる「ストレス……?」

ナターリア「P悩んでたノ…?」

ちひろ「いえ、重くとらえる必要なんてないんです」

ちひろ「――もう、終わったことだから」

P「う……あ……俺は……」

美優「あ、よかった……」

P「あの、俺……」


ちひろ「さ、いつものプロデューサーさんが帰ってきましたよ」

ほたる「あの、大丈夫なんですか?」

ちひろ「ええ。ストレスから解放された反動ですので♪」

ナターリア「そっカ!なんだかよくわからないけどいつものPになるんだナ!」



ほたる(ちひろさんの目は語っていました)

ほたる(これ以上何も聞くな、と)

P「あの……俺、何か酷く迷惑をかけたみたいで……」

ちひろ「はいはい気にしてません。エナドリ飲んでまた頑張りましょう! ほら、明日は打ち上げが待ってますよ!」

P「そう…ですね。せっかくのパーティーだっていうのに――」

ほたる「」ビクッ

P「……?」

ナターリア「P!明日も踊るノ?」

P「はは、俺が踊ってもな」

ナターリア「エエー?」

ほたる「……ホッ」

ちひろ「安心してくださいほたるちゃん」

ほたる「は、はい。分かってます、けど……」

ちひろ「ぜーんぶ、元通りですから♪」



おしまい

自分でも何を書いてるのか分かってません
イヤッホオオオオオオオオウアニメ終わったアアアアアアアアアイェアアアアアアアアアアっていう状態になったからこんなものを書いてしまってるんです
つまり俺は悪くない

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