モバマスSSです。寝とり、寝とられは無いと思います。
人によっては過度なトラウマを引き起こすかもしれませんのでJは帰って寝ましょう。
キャッツは存在しないんだ。いいね?
過去作はアイドル「プロデューサー!マンデーナイトですよ!マンデーナイト!」
「プロデューサーがオリックスファン過ぎて毎日が辛い」です。見てなくても楽しめます(楽しいとは言ってない)
P「嫌だ!俺は断固としてそっちにはつかん!」
凛「強情だね…。こっちに来たら、毎日がハッピーだよ」
卯月「そうですよ!毎日笑って過ごせるのに、何でそんなにつらい苦しい毎日を過ごそうとするんですか?」
未央「もう、十分苦しんだよ。プロデューサーは。だからさ、楽になろうよ!」
まゆ「そうですよぉ。プロデューサーさんの苦しんでる姿、まゆはもう見ていられません…」
P「だからと言って、俺はヤクルトファンに寝返るつもりはないんだ!」
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きらり「むぅー。Pちゃんは中々強情さんだにぃ。みんなでヤクルトを応援すれば、勝ってもハピハピ。まけてもハピハピできるのに…」
P「俺にはな。真紅と蒼の魂が流れてるんだ。そうホイホイとよそ様に寝返っちゃ、先人たちに申し訳が立たないんだよ」
ありす「そんな事…。一体誰のためですか?そんな事して待っていたのは、連敗、主力の離脱、貧打、投壊。そして解任…。苦しい苦しい現実じゃないですか」
美穂「毎日、テレビの前でパソコンの前で、ため息をつくプロデューサーさんを見て、私たちは心を痛めてるんです…。『私たちにできることは何だろう?』って」
P「それがよりにもよってヤクルトに寝返れだと?冗談じゃない!俺には青波魂が眠ってるんだ。近鉄の血が流れているんだ」
美嘉「魂?血?そんな化石、チョー笑えるよ。プロデューサー。今はヤクルトの時代だよ。みんなで傘を広げて踊るのが、最高だよ」
楓「そうです。東京音頭を踊りながら日本酒を一杯…。ふふっ…。これ以上に最高なことないじゃないですか…」
P「あんたは酒さえ飲めれば、ホークスでも日ハムでもいいでしょ。――俺はタオルを折って畳んで広げるのが良いんだ」
菜々「そうやって他球団のパクリをするのは良くありません。ヤクルトは今も昔…はちょっとありましたけど、ずっとヤクルトです。この先もヤクルトのままですよ」
きらり「Pチャン。今のヤクルトはほんとうに最高だよ。かっこいい若手選手に、渋い活躍をするベテラン。助っ人らしい頼れる助っ人。どれをとっても最高だよ」
P「うっ…。まだだ!オリックスには西野と小田という若手がいる!駿太・東明という期待の星もいる!糸井と金子・平野佳というベテランがいる!」
千奈美「でも待っていたのは?故障、離脱、炎上、俺達…。そしてファンとの怒鳴り合い…。あなたが見たかった世界ってそんなに醜かったかしら?」
P「うぉぉぉ!止めろ!止めてくれ!7敗のリリバーのことは言わないでくれ!」
久美子「プロデューサーさん。あたしはね、強いチームを応援できる男ってかっこいいと思う。それに目指して自分も強くなっていくなんて最高じゃない」
かな子「みんなで一緒にヤクルト飲みながら応援しましょうよ。それに美味しいお菓子もありますよ」
愛梨「みんなでつめたーいヤクルトと、ロールケーキでヤクルトの優勝をお祝いしましょうよ」
杏「ヤクルトさいこー。飴なんかよりも百倍いいよ」
P「杏!いつもの飴くれーはどこ行ったんだよ!」
杏「…杏は口の先でしか味わえない飴よりも、生きて腸にまで届く乳酸菌の方が良い。杏と違ってすごい仕事をするんだよ」
P「杏まですっかりヤクルトに染まってる!――法子!お前はまだ染まってないよな!?」
法子「…オールドファッションにヤクルトかけて食べるの最高!もうあたし幸せすぎ!」モグモグ
P「」
沙理奈「ほらプロデューサーさん。早くヤクルトに来て、私たちとイイコトしようよ?」
雫「ヤクルトの牛乳割もできてますよー。皆さんでのみましょー」
里美「はわー。あまくておいしいですぅー」
P「くう!三巨頭がいても、俺は負けない!青波魂はそんなことじゃな負けないんだよ!」
きらり「むぇー。Pチャンは強いこー。でも、そこがかっこいんだよね。――あっ!言っちゃった!」
小春「ヒョウくんもいいですけどー、やっぱりつばくろうも可愛いですー」
由愛「そうだよね。この優しそうな顔が何とも言えないですよね…」
仁奈「つばくろうのきもちになるですよー」
P「止めろ!純粋無垢な子たちに汚らしい」翼で触れるな!バファローズにはそんな奴よりも数百倍カワイイマスコットがいるぞ!」
美嘉「兄より優れた妹はいちゃいけないんだよ!」
千枝「千枝は、大人になるならつばくろうの方が良いってみんなから言われてますから…」
P「その似非ツバメの方が何倍も教育に悪いわ!」
雪美「…」
P「おお!雪美!お前だけは分かってくれるよな!少なくとも猫じゃないツバメなんて球団――」
雪美「ちょい、ちょーい…」タタタッ
P「雪美まで…。ツバメに毒された…だと…」
きらり「みんなでハピハピするにぃ!バットニユメノセ~♪」
アイドル「放つその打球で~♪」
P「すごい…。いつの間にヤクルト軍団が作られていたんだ…」
小梅「Pさん…」チョイチョイ
P「小梅!お前はまだ毒されていなかったか!」
小梅「あのツバメ打線なら、どんな相手だって血だらけ…。スプラッターの世界になるよね…」テクテク
P「野球を見ないはずの小梅まで…」
夏樹「やっぱ、あたしは一番ロックなのは雄平だと思うな」
涼「イーや!あいつはクールだよ!」
拓海「ああ?あいつは熱いヤツだろう!」
李衣菜「」ソワソワ
李衣菜「私は山田選手が一番ロックだと――」
夏樹・涼・拓海「それはにわかすぎ…」
李衣菜「」
つかさ「Pもよ。何でヤクルトが一番になるって分かってるのに、何でオリックスなんて行くわけ?見る目なさすぎっしょ」
P「俺は、裏切られようが何しようが、叶うべき夢の先まで一緒に突き進むんだ…」
つかさ「ま、あたしたちはいつでも歓迎するよ」
くるみ「そ、そうでしゅ!つかさしゃんはくるみたちを「ヤクルトに目付けるなんてあんた才能あるよ」って褒めてくれたの!だからぷろでゅしゃーも!」
P「気持ちは嬉しいが…。俺はオリックスを裏切れん。例え、お前たちに罵倒されたって、気持ちが揺れることは無い…」
くるみ「ば、とう?くるみおバカだからよく分からない…ふえっ…」グスッ
こずえ「みるめなしー。やくると応援するのはさいのうありー」トテテ
智恵理「こ、こずえちゃん!でも、わたしはプロデューサーさんと一緒にスワローズを応援したい…です。四つ葉のクローバー以上に幸せになれるから…」
みちる「スワローズを応援していると、パンもより一層おいしくなりますしね!」
P「それは、絶対に一緒だ」
きらり「ムムム…。さすがPチャン強敵だにぃ…。でも、強がっていられるのも今の――」バァン!
柚「きらりサーン!」
忍「捕まえてきたよー!」
あずき「捕獲作戦大成功!」
穂乃香「早く歓迎しましょう!」
P「一体誰を捕まえたんだ?」
友紀「じゃ、ジャイアンツ…」
P「一番アカン奴や…」
きらり「にゃっほーい!友紀ちゃん!ジャンアンツは、ヤクルトの前に敗れ去ったにぃ☆」
友紀「わ、我が…巨人軍は…永久に…」
きらり「まだまだジャイアンツ愛が残ってるんだね…。可哀想だにぃ…。――みんな囲んじゃえ!」ザザッ
P「何をする気だ?」
きらり「ジャイアンツは去年までセリーグでは敵なしのチョー強いチームだったにぃ」
みりあ「でも、どうして今年は負けちゃったの?」
紗南「教えて教えて!」オシエテオシエテ!
きらり「いーよ。それはねえ。阿部とか村田とか、期待していた選手がみーんな打てなかったんだにぃ!」
凛「そうだよね。畠山よりも数倍貰ってて、打点は数分の一だし」
未央「本塁打だって、山田の何分の一?」
ゆかり「打率3割越えは誰もいなかったんですって…」
唯「アハッ。それじゃ―勝てないじゃん☆」
友紀「うぐぅ!ヤクルトの優勝なんて、たまたまだから…。最後は我が巨人軍が…」
きらり「分かんないのかにぃ?エースの菅野君は防御率1.91で10勝11敗してるんだよぉ。そんなムエンゴじゃ、ヤクルト打線には勝てないにぃ」
友紀「ううう!キョ、キョ、ヤ、」
P「何だか知らんが、友紀が苦しんでる…」
きらり「もう、スコット鉄太郎はみーんな別人だにぃ。佐藤達と馬原と平野佳みたいな感じだにぃ」
友紀「止めて!もうワーニンだけはやめて!燃える!私が燃えるよぉ!」
P「さらりとオリックスをディスるのはゆるせねーわ」
きらり「勝っておいしいお酒、飲みたいよねえ?」
友紀「しゅ、祝杯!」
P「あっ…(察し)」
楓「ヤクルトが勝つと日本酒がおいしいですね」
礼子「ウイスキーだって進むわよ」
志乃「ワインだって…。しっかり進むわ…」
早苗「でもやっぱりビールでしょ!」
P「何という拷問…。目の前で東京音頭を歌いながら酒盛りしてる…」
友紀「あ、あああ…」
きらり「みんなと一緒に盛り上がりたい?美味しいお酒飲みたいの?」
友紀「の、飲みたい!みんなとおいじいおざげが」
友紀「のみだい!!!」バンッ!!!
P「某海賊漫画風にするのはやめーや」
きらり「じゃあ。友紀ちゃん。分かってるよねぇ?」
P「止めろ…。ジャイアンツ愛のないお前は…。ただの美少女だぞ…」
幸子「それって普通に褒め言葉ですよねえ?」
友紀「私はヤクルトを応援します!」バーン!!!
友紀「ユッキ!東京音頭歌います!」イエーイ!
P「これがヤクルト愛…」
P「おかしいだろ…。友紀は酒に負けた感じしたけど、他のアイドルたちが次々とヤクルトファンになるなんて…」
きらり「みんなでヤクルト応援してハピハピ~♪」
P「裏で誰かが操ってるな!?」
???「ありゃ。さすがプロデューサー。もう分かっちゃった?」
P「やっぱりお前の仕業か…。晶葉!」
晶葉「まあ、聡明な助手のことだ。いずれバレルと思っていたがな」
P「また、どうしてこんなことを…」
晶葉「助手が起こりたくなる気持ちも分かるが、今回ばかりはきらりの強い要望なんだ」
P「きらりだと?訳を話してもらおうか」
晶葉「きらり!」
きらり「うにょ!晶葉ちゃん!どしたの?」
晶葉「プロデューサーにばれたぞ」
きらり「うにゅ…」
P「さあ。教えてくれ。何で晶葉が出てきて、みんながヤク漬けになったのか」
凛・まゆ「」ゴゴゴ・・・
――しばらくお待ちください。
P「」
晶葉「説明するのを忘れたが、人によっては抑圧されたが表面化するんだ。今回のようにヤクルトを侮蔑するような言い方は、アイドルは黙っちゃいないぞ」
P「それを…。早く言え…。まさかまたアイドルにボコボコにされるとは思わなかった…」
晶葉「悪かった。――まさかあの二人がそうなるとは思わなくてな」
P「ヤクルトを侮蔑というと、ヤ戦病院とかもか…」
晶葉「バカ!」
拓海・涼・夏樹・李衣菜「」ゴゴゴ・・・
――しばらくお待ちください。<マッテル アイダハ ガチャ ガ イチバン デス!
P「」
晶葉「しばらく助手は話さん方が良いぞ…。――さあ、きらり」
きらり「うん…」
きらり「きらりはね。ヤクルトを応援するのが好きなの」
P「うん…。知ってるよ。中の人的にも」
――しばらくお待ちください。<フルボッコー
きらり「でも、事務所ではPチャンはオリックスファンだし、友紀ちゃんはジャイアンツファンだし…。きらりは一人で応援してたにい…」
P「そうだな。俺はパソコンで、きらりはテレビ独占してたもんなあ…」
きらり「きらりはね。羨ましかったの…。一緒に応援して、喜んでくれるお友達が欲しかったにぃ…」
P「む…。確かに、俺は凛やまゆたちが近くにいて、なんだかんだと応援してくれてたし、友紀は仁奈や茜も一緒に応援していたもんな」
きらり「だから、晶葉チャンにお願いして、一緒に応援して喜んでくれるお友達が欲しかったの…。」ポロポロ
P「それでこうなったわけか…」
きらり「晶葉チャン…。みんなを戻してあげて…。ちょっとの間だったけど、きらりはみんなと東京音頭が踊れて楽しかったよ…」ボロボロ
P「良し。分かった!」
きらり「P、チャン?」
P「今度のCSからのテレビはヤクルト戦とジャイアンツ戦で一緒に見ればいい。来シーズンからは事務所で見るときは友紀と1日交代。ヤクルトファンはきらりが捕まえること。これが出来るなら、見てもいいぞ」
きらり「Pちゃん!」ダキー!
P「うお!き、きらり…。締まってる…」
晶葉「しばらくは無理だな…。落ちないように根性で頑張るんだぞ」
P「あ。き、は…。た、すけ…」
晶葉「無理だ。彼女が落ち着くまではな」
きらり「うれしいよー!Pチャンありがとうー!」ギュー
P「あ…――――」
――数日後
テレビ『さあ、始まりました。CSファイナルステージ!日本シリーズの挑戦権を手にするのは、ヤクルトかジャイアンツか!?』
友紀「ヤクルトたおーせー!オー!」
きらり「KO!KO!ジャイアンツ☆」
P「二人とも、ライヴ以上に輝いてるなあ」
ちひろ「バカ言ってないで、仕事してください!」
P「俺はオリックスだから、あの輪には入れないしなあ…」
ちひろ「じゃあ、今からヤクルトかジャイアンツのファンになったらいいんじゃないですか?」
凛・まゆ「」ゴゴゴ・・・
ちひろ「さてと、私はもっと頑張りますかね」パチパチ
凛「私はプロデューサーと一緒にオリックスを応援するよ。蒼の魂があるからね」
まゆ「うふふ…。まゆは真紅の魂で、プロデューサーさんを応援しますよぉ」
凛・まゆ「」
P「全く安地がないんだよなあ…。応援して忘れたいはずなのに…」
凛「私を忘れちゃだめだよ」
まゆ「忘れなくしてあげますねぇ」
P「来シーズンも大変だなあ…」
きらり「頑張れ頑張れスワローズ☆」
おしまい
以上になります。
オリックスはまあ、来年はやってくれるでしょ…。田口新(2軍)監督が何とかしてくれるでしょう…。多分…。
金子が15勝して、東明・西で12勝。吉田と山崎で7つも勝ってくれれば優勝や!中継ぎ抑えは小松、白仁田、塚原、岸田、サトタツ、平野で決まりやな。
糸井がタブルツーして打点王、Tが本塁打王。安達が盗塁王になればチームは日本一や!…そうなればいいな。
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