瑞樹「特番で、笑ってはいけないアイドル24時」 (144)
※何番煎じとかアニメ準拠とかそういうのがむちゃくちゃなんでダメなやつって思ったらそっ閉じしてください
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1444302960
瑞樹「はいどーもー!」
楓「皆さん、おはようございます」
早苗「わー…」
友紀「…あの、ちょっと…」
瑞樹「ん?」
友紀「菜々ちゃんがね、ヤバいです」
菜々「大丈夫ですよ」
瑞樹「貴方さっき楽屋で…こんなんなってたわよね?」ウツムキ
菜々「いや、まあ、動き過ぎたんですよ」
早苗「あのね、笑い過ぎ」
菜々「…っていうかこれって、アイドルのお仕事なんですか?」
瑞樹「やってから言うの?」
早苗「まあ、お仕事。なんでしょーね」
楓「ちょっと皆さん?まだタイトルコールが…」
瑞樹「あっ…じゃあ、『笑ってはいけないアイドル24時!!!』」
早苗「あーもう耳元でうっさいわね…」
瑞樹「仕事だもの」
友紀「これまあ、私達とファンの皆がVTR見るんですよね?」
瑞樹「はい、えー……まあ見てのお楽しみということでございまして。じゃあフリの方を…片桐さん」
早苗「アタシ?」
楓「カンペ出てますよー」
早苗「いやだってもうスベる未来しか見えないm」
瑞樹「はい3.2.1」
早苗「スタァァァァトォォォォアアア!!!」
瑞樹「w」
『10月某日早朝、346プロの広場に集められた川島、高垣、片桐、姫川、安部の5人はゆっくりと目的の場へと歩を進めていた…』
菜々「あー…寒い」
友紀「そんなに寒い?」
楓「涼しいくらいじゃない?」
瑞樹「夏に慣れるとこれくらいで寒く感じるのよ。分かる分かる」
早苗「分かるわーじゃないの?」
瑞樹「最近それいじられたからあんまり言わないのよ」
早苗「アタシじゃないわよ」
瑞樹「この子よ」
楓「えぇ?」
瑞樹「…でも何なのかしらね。この5人ってのも…」
早苗「あんまり仕事では…中々」
瑞樹「ねー…中々、ないわね」
友紀「…何か共通点とかあるんじゃないですか?」
菜々「…」
楓「全員お酒が飲める…」
菜々「いえ、ナナはまだ…」
瑞樹「夜通し働ける女子高生だものね」
菜々「違いますよ。あれはほら、収録とかでの…」
早苗「…ふふっ」
楓「屋台の甘酒はお酒じゃないんでしたっけ?」
菜々「違いますよー!」
瑞樹「この微妙にテンションが上がらない時間に呼ばれたから、声も張らないわよね」
早苗「寝起き辛いんでしょ?」
菜々「そ、そんなことないですよ!」
瑞樹「正直言うとね、私も辛い」
菜々「『も』ってなんですか…」
早苗「ちょっと待って…ほらもう何かこれ見よがしに…」
友紀「?ここに立って並べ?」
楓「並ぶ…みたいですね」
瑞樹「あのね、その前に良いかしら?」
早苗「?」
瑞樹「カメラさん、ちょっとあっち映してくれる?」
菜々「?…誰か来てますね…」
ちひろ「…も…!」
瑞樹「…」
ちひろ「〜」
早苗「何言ってんのか全然聞こえないんだけど」
友紀「すいませーん!もうちょっとこっち来てくれますかー?」
ちひろ「〜…〜!」
楓「…」
菜々「…」
ちひろ「…ハァ…ハァ…待たせたわね」
瑞樹「…何でタメ口?」
ちひろ「…あの、…今日1日、貴方達のサポートをして…する……あ、ちょっとすいません」
早苗「手の平汚っ…」
瑞樹「もう何か…マジックでめっちゃカンペ書いてあるじゃない」
ちひろ「…今日1日、貴方達のアイドルの仕事をサポートしにやってきた、美人事務員、ちひろよ」
友紀「自分で…」
菜々「いや、まあ、否定はしませんけど…」
楓「…それ言うだけで(カンペ)見たんですか?」
ちひろ「…あの…あのワゴン車に入って、各自衣装に着替えてもらうから」
瑞樹「どうして?」
ちひろ「あの、そういう…流れ」
早苗「w」
友紀「時々素に戻るの辞めて下さいよ…」
ちひろ「じゃあ、…着替えて」
瑞樹「進行下手くそねぇ…」
『謎の美人事務員、ちひろに促されるままそれぞれワゴン車に乗り込み、衣装へと着替えていく。…そして最初に出てきたのは…』
http://nicoten.web.fc2.com/mobamas/i/sanae-katagiri-yarisugi6l.jpeg
早苗「…」
ちひろ「良いじゃ…ない」
早苗「いや…」
ちひろ「…」
早苗「何かこう、婦警かなって思ってたんだけど」
ちひろ「流石似合ってるわよ。スタイルの良さを生かした戦法ね」
早苗「いや戦法って…何なのこれ」
『片桐の後に続いて出てきたのは…』
http://livedoor.blogimg.jp/syutarutsu/imgs/9/1/91e3ab93.jpg
ちひろ「あら」
早苗「ちょっと羨ましいわ」
ちひろ「いいじゃない。普段とギャップがあるわ」
菜々「ギャップって…後羨ましいって言われても、これ私服ですよ」
早苗「あ、寝間着?」
菜々「はい」
早苗「いや…もうそれでいいからどっちか貸してくれない?寒いんだけど」
菜々「…というよりブルマなんですね…」
早苗「アタシが学生の頃でも無かったわよこれ」
菜々「まあ…そうですよね」
『続いて出てきたアイドルは…』
ちひろ「あらー。流石野球好きのアイドルだけあって似合ってるじゃない」
友紀「あ、ありがとーございます…」
ちひろ「何気にセクシーさも売りにしてるのね」
友紀「…ってか寒ッ」
早苗「アタシとどっこいどっこいじゃない」
菜々「もう秋ですもんね」
友紀「…ごめん菜々ちゃん、ジャージ貸して」
早苗「アタシも」
菜々「いやナナが寒くなるじゃないですか…」
友紀「…あ、早苗さんブルマなんですね。ハーパンじゃないんだ」
早苗・菜々「ハーパン?」
友紀「え?」
『そして続いて出てきたアイドルは…』
http://sp.pf-img-a.mbga.jp/12008305?url=http%3A%2F%2F125.6.169.35%2Fidolmaster%2Fimage_sp%2Fcard%2Fl%2Fb4022ee73d439603da996d48bbc302a8.jpg
楓「…え?」
早苗「…え?」
菜々「え?」
友紀「ん?」
早苗「なんで楓ちゃんが普通の衣装なわけ?」
友紀「大体オチは楓さんじゃないんですか?こういう時」
早苗「おかしいじゃないのよ。なんで前三人で落としてくのよ」
ちひろ「これぞシンプルイズベストよ」
早苗「答えになってないわよ」
ちひろ「しかしやっぱりどの衣装を着ても映えるわね」
楓「…これ、袖無しじゃないですか」
早苗「まあ…ないっちゃ、ないけど」
楓「皆統一された長袖のやつかと思ってて」
菜々「今のところ0ですね」
ちひろ「次で最後ね。出てきてちょーだい!」
瑞樹「…」
早苗「何持ってんの?」
ちひろ「流石時を止める女ね。かっこいいわよ」
楓「時止めるんですか?」
瑞樹「…息の根止める?」
ちひろ「すいませんでした」
瑞樹「何なのこれ。早苗ちゃんとは言わないけど、ちょっとした…」
菜々「私これ…寝間着ですけど」
瑞樹「…」
菜々「…」
瑞樹「…プフッ」
早苗「これってこれだけのために作られたの?」
瑞樹「いや、あのー…確かゲームかなんかのやつよ」
早苗「あー…」
瑞樹「っていうかよく考えたらアンタのも嫌ね」
早苗「アタシだってやあよ」
楓「これ、オチついてないですよね」
友紀「強いて言うなら全員…」
菜々「全員オチ…」
ちひろ「はいはい。全員着替え終わったんだから静かにして」
菜々「いや…私終わってない…」
ちひろ「今から今日やることの説明するわよ」
早苗「会った時にしなさいよ」
友紀「ねぇ?」
ちひろ「で、今日やることは一つ。アイドルの仕事よ」
瑞樹「もう(仕事)してるわよ」
楓「ふふっ…」
ちひろ「でも、ルールがあるわ。一つ、真っ当に仕事すること。そしてもう一つ」
菜々「…」
ちひろ「今から24時間、決して笑ってはいけないこと。もし笑った場合はキツいお仕置きが待ってるから覚悟しなさい」
瑞樹「笑ったらダメなの?」
ちひろ「ダメです。あっ…ダm…ダメよ」
早苗「ブフゥ」
友紀「素に戻らないでってww」
菜々「この線を越えたらもうダメ…なんですか?」
ちひろ「そうよ。ここを越えたらもう貴方達はアイドル。それも笑ってはいけない」
楓「私達ってアイドルじゃなかったんでしたっけ?」
瑞樹「そのつもりではあった…けど」
ブー
菜々「きゃっ…」
『言われるがまま線を越え、一同を待つバスへと乗り込む。果たして彼女らはこれから仕掛けられる笑いの刺客に耐えられることが出来るのか!!?』
…。
瑞樹「…はい。えーここまでご覧いただきましたね」
楓「そうですね」
早苗「あの菜々ちゃんのね、ジャージあったでしょ」
瑞樹「うん」
早苗「あれ自分のやつに似たやつじゃなくて?」
菜々「いつ入れたのか分かりませんけどミカンの皮が出てきました」
瑞樹「wwwww」
友紀「終わった後に…ポロっと言ってましたね」
楓「どこから持ってきたんですかね」
菜々「ウサミン…星」
楓「ふふっ…」
菜々「ウサミン星です」
瑞樹「ウサミン星ね」
早苗「ウサミン星よね」
『バスに乗り込んだ一同。まだその顔は警戒心の無いいつものユル〜い表情』
早苗「…」
瑞樹「…」
楓「…」
友紀「…」
菜々「…」
『そしてそのまま第一停留所にバスが停車!』
早苗「停まるんだこれ」
友紀「一応停まるんじゃないですか?」
『そこに乗ってきたのは…』
李衣菜「もう解散だよ!解散!」
?「待ってにゃ!次はこんな事ないようにするにゃ!」
李衣菜「そんなこと言って!最近レッスンも全然ダメじゃんか!」
瑞樹「…?…www」
早苗「www」
楓「ww」
菜々「wwwww」
礼子「そんな事ないにゃ!礼子はまだまだいけるにゃ!」
『デデーン 川島 片桐 高垣 安部 アウトー』
瑞樹「色々ダメでしょアレwww」
友紀「あれ?何か来た…」
早苗「?…え、ちょ、何?」
菜々「えっ!?ちょ、そのチャンバラなんで…痛っつぁッッ!!」
楓「痛いっ!!」
早苗「アダッ!!」
瑞樹「何するn痛ったぁ!!!?」
友紀「…フフッ……あ」
『デデーン 姫川 アウトー』
友紀「いやこの人達の顔がおかしっ…痛って!!」
瑞樹「……」
早苗「…」
『そう。罰ゲームとは、アイドルにとって最も屈辱といえる女しばき軍団による「ケツしばき」!この激しい笑いの刺客と罰ゲームに5人は耐えられるのか!?』
李衣菜「ならちゃんとやってみせてよ!」
礼子「任せるにゃ!何でもやってやるにゃ!」
李衣菜「じゃあサビの所歌ってよ!!」
礼子「ん!?」
『※台本に乗ってません』
瑞樹「〜!」
早苗「〜!!」
菜々「〜ッッ!!」
楓「…!」
友紀「…」
李衣菜「出来るでしょ!?やってみせてよ!」
礼子「い、いい、にゃ。………?」
瑞樹「首傾げてる…!」
友紀「多分無茶ぶりですよこれ」
『〜・ω・ver!!〜』
礼子「…い、今ーふふふふふん、ふーふふーふふふ」
早苗「覚えてないじゃないwwww」
瑞樹「wwww」
菜々「wwwwwww」
楓「www」
友紀「ww」
ちひろ「……w」
『デデーン 全員 アウトー』
瑞樹「アウトあっちでしょ痛ったぁ!!」
早苗「痛っつ…」
楓「…!」
友紀「痛い!」
菜々「あうっ…」
李衣菜「…もういいよ!解散だから!」
礼子「ちょっ…待ってにゃ!」
早苗「…降りるのねあれ」
菜々「何しに来たの…」
『バスが第一停留所を出発。ようやく5人も今から始まる24時間に対して警戒を持ち始めていた…』
瑞樹「…私、これスカートなんだけどね」
楓「私もですよ」
友紀「ちょっと…あ、ハーパン履いてる」
瑞樹「ハーパン?」
友紀「あの…体操服の……」
瑞樹「…」
早苗「…」
菜々「…」
友紀「…フフッ…」
『デデーン 姫川 アウトー』
友紀「ちょっとぉ!!!」
三人「…」
友紀「ズルい…あ痛っ!!」
菜々「…」
友紀「…いやでも菜々ちゃん知らないっておかしくない?」
菜々「いや…」
友紀「…」
菜々「…ナナはあの…フフッ」
『デデーン 安部 アウトー』
瑞樹「もおおおおお!!」
早苗「進まないじゃないのよ!」
菜々「だって…あうっ…」
『第二停留所に到着』
瑞樹「まだ着かないの?」
楓「まだみたいですね…」
?「…」
友紀「あっ…」
貴音「…」
早苗「765プロの…四条貴音ちゃんね」
瑞樹「何でカップ焼きそば持ってんの?」
菜々「…湯気出てる…」
貴音「…」
貴音「…」バシャア
瑞樹「熱っつぁ!!!」
早苗「熱っつ!?」
菜々「wwwww」
『デデーン 安部 アウトー』
瑞樹「もおおおおおおお!!!!」
早苗「何すんのよおおお!!!」
貴音「…」ズルズル
菜々「普通に食べてるじゃないですか痛いっ!!」
友紀「大丈夫ですか?」
瑞樹「大丈夫だけど…あれなんなのよ」
楓「真顔でやられてましたもんね」
早苗「あー熱かった…」
ちひろ「貴方達、目的地に到着したわよ」
友紀「喋った…」
瑞樹「やっと喋った…」
『目的地に到着した一行。そこにあったのは…』
『数々の歴史を誇る武内プロダクション!入り口にはプロデューサー武内の銅像が飾られており、その歴史を感じさせる!!」
ちひろ「ここが、かの有名な武内プロダクションよ」
瑞樹「有名…?」
早苗「いや、初めて聞いた…」
ちひろ「見なさい」
友紀「!…〜!!」
楓「!ッッ…」
菜々「www」
早苗「www」
『デデーン 片桐 安部 アウトー』
ちひろ「これが、私達のプロダクション代表を勤める武内プロデューサーの銅像よ。かっこいいでしょ?」
早苗「かっこいいとかそういう問題じゃ…痛っ!」
安部「あうっ…」
?「〜!」
瑞樹「?」
ちひろ「見なさい。このプロダクションの誇る最高のアイドルの一人よ」
楓「…」
真「はーいみんなー!!菊地真でーす!!」
瑞樹「wwwww」
菜々「wwwww」
『デデーン 川島 安部 アウトー』
早苗「あれ765プロの人でしょ…」
楓「ですね…」
友紀「何でリムジン乗ってるんですか…」
瑞樹菜々「あ痛っ!」
ちひろ「あれくらい有名になると個人でもあんなリムジンで送り迎えしてもらえるのよ」
真「みんなー!」
真ファン「「「キャー!真サマー!!!」」」
真「あっはは!しょーがないなー!じゃあ今からそっちに行くからね!せーのっt」ズボッ
※イメージ映像
※1:40〜
https://m.youtube.com/watch?v=ozGYBT2VJdY
全員「wwwwww」
『デデーン 全員 アウトー』
瑞樹「あんなの卑怯でしょwww」
楓「wwwww」
早苗「仕事選びなさいよwwww」
友紀「落とし穴wwww」
菜々「〜〜〜www!!!!」
真「」
真ファン「「「キャー!真サマー!」」」
瑞樹「いたっ…何で誰もツッコまないのかしらね」
早苗「あいっ!!」
楓「痛っ…」
友紀「んっ!!」
菜々「これアイドルの仕事じゃないですよね痛いっ!」
『笑ってはいけない24時間の洗礼を開始早々に浴び、既に意気消沈した一同。ちひろに連れられ向かった先は…』
ちひろ「まず見てほしいものがあるわ」
瑞樹「…」
楓「…!」
早苗「!」
『2m×2mの武内Pの笑顔写真』
友紀「…〜」
菜々「…………………フフフッ」
『デデーン 安部 アウトー』
菜々「ダメダメナナこれ系弱いですううううううう!!!」
ちひろ「…ww」
菜々「目が全然笑えてな…あうっ!」
ちひろ「…このプロダクションの創立者、武内プロデューサーよ」
瑞樹「あの人もよくやったわねこれ」
早苗「これもう笑かしに来てるわよね」
ちひろ「貴方達もプロデューサーに認められるよう、一人前のアイドルになってもらうから」
早苗「…この企画っていくらかかってんの?」
楓「…」
友紀「考えたくもないですね…」
ちひろ「…じゃあ、これから貴方達の入るプロジェクトの部屋に行くから。ついてきて」
早苗「これ見せた意味あんの?」
『2m×2mの武内Pの笑顔写真』
瑞樹「!………」
楓「…」
友紀「…」
菜々「…!………」
ちひろ「ここが貴方達のプロジェクトルームよ」
早苗「…」
瑞樹「…」
ちひろ「ちょっとしたら呼びにくるから」
楓「…」
『ちひろに連れられ彼女らが所属するプロジェクトの部屋へと入る。既に何回もケツをしばかれたことによりその顔は曇るばかりであるが…』
瑞樹「…」
早苗「事務机…名前書いてある」
楓「座れってことですよね」
瑞樹「…」
友紀「…」
菜々「…」
早苗「…あのさ」
楓「はい?」
早苗「…引き出し…」
瑞樹「いやもうこれ罠よ」
早苗「でもこれ…気にならない?」
友紀「まあ、ここまで仕掛けがあるとは思えませんもんね」
瑞樹「そういうこと言うから…」
楓「じゃあ、気にならないんですか?」
瑞樹「………じゃあ、友紀ちゃんから」
友紀「えっ……」
早苗「年齢順で」
菜々「えっ」
友紀「…は、はい…じゃ、じゃあ…一番上から…」
瑞樹「…」
友紀「開けまーす!!」ガラッ
『武内Pの笑顔写真』
友紀「…wwwwwwww!!!!」
菜々「ん…wwwww」
『デデーン 姫川 安部 アウトー』
菜々「何で置いてあるんですかwwww」
友紀「お腹がwwwよじれるwwww」
楓「…これよく考えたら失礼なんじゃ…」
瑞樹「見ちゃダメ。笑うから」
早苗「…」
友紀「下は…無い。無い。無い…無い」
早苗「これだけ?」
友紀「見せないでくれます?」
早苗「…」
友紀「…」
早苗「…」
友紀「…」
早苗「…ンフフフフフ」
『デデーン 片桐 アウトー』
友紀「…私悪くないよね?」
菜々「はい」
瑞樹「空気悪い空気悪い」
楓「空気悪いですよー」
早苗「あだっ!」
楓「じゃあ…次はわt」
菜々「ナナ開けますね」
楓「ん?」
菜々「開けまーす!」
瑞樹「…ン゛ッ!」
早苗「ん、ン゛ン゛!」
菜々「はいっ!」ガラッ
『ボールペン一本』
菜々「…次、開けます」ガラ
『空』
菜々「…」ガラ
『空』
菜々「…」ガラ
『空』
菜々「…」ガラ
『ボールペン一本』
菜々「ンブフフフフフ」
『デデーン 安部 アウトー』
早苗「忘れ物?」
瑞樹「どう見てもわざとでしょ」
菜々「あううっ…」
楓「…じゃあ」
早苗「はい」
楓「開けますよー…」ガラ
『ケチャップ1本」
楓「…」
瑞樹「…」
早苗「…」
友紀「…」
菜々「…」
楓「…」ガラ
『ケチャップ2本』
楓「…」
瑞樹「…」
楓「…」ガラ
『空』
楓「…」ガラ
『ケチャップ10本』
楓「wwwww!!!」
瑞樹「何でwww」
『デデーン 川島 高垣 アウトー』
早苗「ン゛ン゛ッ」
菜々「〜!!!」
友紀「…」
楓「痛いっ」
瑞樹「痛っ」
楓「…多分、あれですよ。オールナイトでの」
瑞樹「…和歌山県がケチャップどうのってやつ?」
早苗「そんなんあるの?」
楓「らしい、ですよ」
早苗「………ン゛ッッ!」
早苗「…次、まあいいわ。アタシいくから」
瑞樹「ん」
楓「…」
早苗「…」ガラッ
『空』
早苗「…」ガラ
『空』
早苗「…?」ガラ
『空』
早苗「何も…」ガラ
『ゴボウ』
早苗「…」
瑞樹「…?」
友紀「…」
菜々「…」
早苗「…ゴボウ…?」
楓「…」
瑞樹「何で?」
楓「警棒、ゴボウ……フフッ…あ」
『デデーン 高垣 アウトー』
楓「あー…」
友紀「あーあ」
楓「……痛いっ」
早苗「…警棒ってのはね、もっとこう、シャキンと出て、シャキンと伸ばすのよ」
瑞樹「…」
早苗「こう…」
瑞樹「…」
早苗「…」
早苗「…」フニャン
瑞樹「wwwww!!!」
楓「wwwww!!」
友紀「wwww!!」
菜々「wwwwww!!!」
『デデーン 川島 高垣 姫川 安部 アウトー』
瑞樹「もおおおおおおお!!!!!」
友紀「空気悪い空気悪いー!!!」
菜々「何で身内で笑わせ合うんですかあああ!!!」
楓「ふ、フニャンって……フフフフ」
早苗「…」
4人「痛ったあ!!」
瑞樹「…アンタ開けて」
早苗「何でよ」
瑞樹「身内裏切った罰よ」
早苗「やあよ」
友紀「いや、ここは早苗さんに」
楓「開けてもらわないと」
早苗「……じゃあ、まあ…」
瑞樹「一番上からね」
早苗「ん…はい」ガラ
『瑞樹アナウンサー時代の宣材写真』
早苗「……」
瑞樹「……」
早苗「…」ガラ
『DVD』
瑞樹「!」
早苗「…DVD…」
楓「DVD?」
友紀「えええ…何か嫌な予感…」
早苗「そこのテレビに入れてみてよ」
瑞樹「…見る必要ある?」
早苗「あるでしょ」
瑞樹「だってこれもう絶対罠じゃない」
早苗「笑い取れるかもよ」
瑞樹「いや確かに大阪生まれだけど…そんなキャラじゃないわよ?」
楓「はーい。私が入れまーす」ウィーン
瑞樹「いつの間に!?」
『…貴方達は、アイドルになって何年ですか?大人になって何年ですか…?』
瑞樹「何か始まったわよ…」
『故郷からの、手紙。〜オカンとオトン〜』
早苗「えっ…誰ぇ?」
楓「私ついこの間会ったぶんです」
瑞樹「私も」
友紀「私週一で電話してる…」
菜々「私結構頻繁にかかってきますね…」
『…安部さんからの、手紙』
菜々「ン゛ン゛ッ!!?」
『菜々、元気にしていますか?』
菜々「してるって…」
『もう今年も秋ですね。時が経つのは本当に早いものです』
『…覚えていますか?お父さんと言い合いをして、それを押し切ってアイドルになった時のこと』
菜々「…」
『…あれからあなたとお父さんが会話をすることは少なくなりましたね』
友紀「…」
『でもお父さんは決してあなたを悪く思ってなどいません』
菜々「…」
『お父さんはあなたが出演している番組を逐一チェックして、その度に観て、録画して…』
菜々「……」
瑞樹「…」
楓「…」
早苗「…」
『あなたの番組を観ながら、お酒を飲んで、いつも楽しそうに笑っています』
菜々「…ふぇ…」
『だから、どうかこれからも胸を張って、アイドルとして頑張ってください。そして良い伴侶を見つけて下さい』
友紀「…うっ…」
『私達はこれからもずっとあなたの味方です。ずっと、応援し続けます。母 安部』
菜々「…ヒック…グスン」
『晴キック』
菜々「!!!!!?」
『デデーン 安部 晴キック』
瑞樹「wwwwwww」
早苗「wwwwwww」
楓「wwwwwww」
友紀「ンブフフフフフ」
『川島 片桐 高垣 姫川 アウトー』
菜々「なんでぇ…?」
瑞樹「何かもう予想出来たわよ」
早苗「ってか何でアンタまで泣いてんの?」
友紀「いや…なんか、もらい泣き」
晴「〜♪」ガラッ
楓「あ…晴ちゃん」
晴「〜♪」
菜々「?」
晴「〜♪」
菜々「…」
晴「フンッ」ベチィ!!
菜々「意外と痛いッッッ!!!」
友紀「wwwww」
瑞樹「痛っ!」
早苗「あ痛っ!」
楓「ひうっ…」
友紀「痛った!!」
菜々「…」
瑞樹「…まあ、良かったじゃない」
菜々「まあ、はい」
早苗「でも年下の子供に思いっきり蹴られた姿も録画されてんのよね」
菜々「」
瑞樹「ン゛ッ」
友紀「やめましようよ良い空気だったんですから」
楓「本当ですよー」
ちひろ「ちょっといつまで休憩しているの?さっさと準備しなさい」
早苗「アンタが待ってろって言ったんでしょ」
ちひろ「これから武内プロダクションの常務に挨拶に行くわよ。社長は今日はちょっと予定があっていないから」
友紀「常務…」
菜々「…」
瑞樹「え、あの人?」ボソ
早苗「多分あの人じゃないでしょ。スタート地点から無茶苦茶じゃない」ボソ
楓「オチ予想すると後々めんどくさいことになりますよ」ボソ
瑞樹「良いじゃない笑わずに済むわよ」ボソ
早苗「そうよ。叩かれずに済むわよ」ボソ
菜々「ボソボソ言ってもピンマイクついてるから聞こえるんじゃ…」
瑞樹「…」
早苗「…」
楓「…」
菜々「…ね?」
友紀「うん」
ちひろ「…」
三人「ンッフフフフフフフ」
『デデーン 川島 片桐 高垣 アウトー』
瑞樹「はぁ…」
早苗「っていうかあの人がやるわけないじゃない」
楓「そうですね」
…。
瑞樹「はい。えー…ここまでご覧いただきましたわけですけ・れ・ど…あなた?」
早苗「ん?」
瑞樹「あなたよ」
早苗「ん?」
瑞樹「まー隙あらばみんなを蹴落とそう蹴落とそうとして…」
早苗「そんな事っ…だったら友紀ちゃんだってそうでしょ!」
友紀「えええ…?」
早苗「ンフフっ…でもまあ、それよりアンタ、アンタはどーなのよ?」
菜々「ナナですか?」
早苗「あれ良かったじゃない。少なくともー…」
瑞樹「本音でしょ?親御さんの手紙は」
菜々「いやそれは嬉しかったですよ。あの後電話しまして…」
楓「何て言われたの?」
菜々「照れてたみたいで、あんまりどうのこうのは無かったですけど…お尻蹴られたのってのは聞かれました」
友紀「www」
楓「フフッ」
瑞樹「…えー…この後にね、常務に挨拶に行くわけですが」
早苗「あれは酷かったわよ」
楓「そういえば…」
早苗「ん?」
楓「皆さんはちひろさんを知らないですよね?」
瑞樹「知らないでしょうね」
早苗「だってみんなの反応どう見ても誰これみたいな感じだったじゃない」
友紀「緑スーツってのがまた…」
早苗「あれ結構特徴的よね」
菜々「遠くにいてもあ、ちひろさんってなりますもんね」
瑞樹「だって緑スーツなんてあの子くらいよ。うちのプロダクションでも」
早苗「あれどこに売ってたのかしら」
瑞樹「オーダーメイドじゃない?」
早苗「リッチねぇ…」
瑞樹「ww…えー…じゃあ、続きの方を…どうぞ!」
楓「吉本新喜劇にそんな人いませんでしたっけ?」
瑞樹「www」
早苗「ww」
『一同がちひろに連れられ向かった先は…』
ちひろ「ここが常務取締役の部屋よ。みんな、決して失礼の無いように」
瑞樹「…はあ」
早苗「…」コンコン
『入りなさい』
早苗「失礼しまーす…」
瑞樹「失礼します」
楓「失礼します…」
友紀「失礼しまーす」
菜々「失礼しま…」
日高舞「よく来たわね」
菜々「」
瑞樹「」
早苗「」
楓「」
友紀「」
舞「よく来たわね」
瑞樹「なんで二回…」
舞「私はこのプロダクションの常務取締役、日高よ」
早苗「…」
楓「…」
舞「日高のり子よ」
瑞樹「wwww」
早苗「wwww」
『デデーン 川島 片桐 アウトー』
舞「…」
瑞樹「くだらないwww」
早苗「くだらな過ぎwww」
友紀「楓さん」
楓「ん?」
友紀「太もも抓るのは反則ですよ」
楓「いえ、そんなことしてないわ」
瑞樹早苗「痛っ!」
舞「…コホン。えー…もう一度言うわ」
早苗「なんでよ…」
舞「私はこのプロダクションの常務取締役、日高よ」
菜々「…」
舞「日高のり子よ!!!」
楓「…」
瑞樹「…」
早苗「…」
友紀「…」
菜々「…」
舞「…」
『えええ…全然ウケてないじゃない…なんでよ』
早苗「www」
菜々「www」
『デデーン 片桐 安部 アウトー』
友紀「心の声出てますね」
楓「ね」
瑞樹「…」
早苗「痛いっ…」
菜々「あうっ…」
『何でよ…これ絶対ウケると思ったのに…もしかしたら、聞こえてなかった?…そうよ。聞こえてなかったのよ!次はウケるわ!間違いなく!』
瑞樹「これ長くなりそうね」
友紀「そうですね…」
舞「コホン!!私はこのプロダクションの常務取締役、日高よ!」
楓「…」
舞「…日高のり子よ!!」
菜々「…」
早苗「…」
舞「…」
友紀「…」
瑞樹「…」
ちひろ「…」
『全員セーフ』
ちひろ「えー、この後の予定だけど…まず最初にアイドルとして一番の仕事とも言える基礎レッスンを受けてもらうわ」
瑞樹「いつもやってるわよ」
楓「はい」
早苗「またそうやって…真面目ですみたいな」
瑞樹「この子は…」
ちひろ「先に先輩アイドルがもうレッスンを受けてるから急いでいくわよ。失礼があってはならないでしょ」
友紀「今更失礼とか無い気がするんですけど」
瑞樹「ねー」
ちひろ「ほらチンタラ歩かないで。走って走って」
菜々「お尻が痛いんです…」
早苗「アンタは特にね」
楓「ンフフ…」
瑞樹「…」
早苗「…」
友紀「…」
楓「ン、ンン…」
瑞樹「ちょい」
楓「ん?」
早苗「笑ったでしょ」
楓「いえ」
『監視役が気づいていないのでセーフ』
友紀「菜々ちゃん」
菜々「はい?」
友紀「…笑ってたよね?」
菜々「笑ってました」
楓「菜々ちゃん」
『道中特に何かあったわけではないが、警戒心を解かない5人。足取りは重いが、ちひろに言われるがままジャージへ着替え、レッスン場へと向かった。…そこでは』
ちひろ「ここがレッスン場よ」
瑞樹「…」
早苗「…」
ちひろ「…フフッ…そ、それで…あ、あれが先輩アイドルよ」
凛「…」
卯月「…」
未央「…」
早苗「よりにもよって!?」
ちひろ「ほら、先輩達に挨拶しなさい」
菜々「あ、安部菜々です」
友紀「姫川友紀です」
楓「高垣楓です」
瑞樹「川島…瑞樹です」
早苗「…片桐早苗です」
凛「…渋谷凛」
卯月「島村卯月です!」
未央「本田未央でーす!」
凛「き、今日は一緒にレッスン…」
瑞樹「…」
凛「……一緒にレッスンよろしンフフフフフフ」
早苗「www」
瑞樹「www」
ちひろ「www」
友紀「耐えられなかったんですね」
楓「みたいね」
瑞樹「痛っ…」
早苗「あうっ!」
凛「レッスン、フフ…よろしく」
卯月「トレーナーさんンフフが来るまでは自主レッスンですよ!」
未央「じゃーまずは、軽いステップからだね!」
瑞樹「…」
『それからしばらく先輩アイドル達と一緒に自主レッスンに励む川島達。…とそこへ…』
きらり「お待たせー!」
瑞樹「!」
早苗「!」
友紀「!」
卯月「あ、トレーナーさん!」
きらり「にょっわー☆」
早苗「ちょっともう本当に勘弁してくれない?」
きらり「今日は〜…新人アイドルのみんなが来てくれたんだにぃ☆」
未央「そうだね!じゃあ…今日は何するの?」
きらり「えっとね!今日はねぇ…ポーズのレッスンをするにぃ☆」
早苗「勝手に進めちゃってる…」
楓「もう開き直りましょうよ」
きらり「じゃあねぇ…まずは、こうっ☆」
http://125.6.169.35/idolmaster/image_sp/card_flash/l/5dda31240aff8ba47ce49dc2b381009e.jpg
瑞樹「…こう?」
早苗「…」
凛「…」
卯月「はいっ☆」
未央「きらりーん☆」
友紀「ほい」
楓「こうですか?」
菜々「はいっ」
きらり「んむむ〜…凛ちゃんと早苗ちゃん出来てないにぃ…」
凛早苗「…」
きらり「せーのっ」
凛「きらrンフフフフフフフ」
早苗「wwwwww」
『デデーン 片桐 アウトー』
早苗「ちょっともうホントに勘弁してもらえないですかね」
友紀「これ早苗さん弱そうですね」
早苗「いや弱そうとかそういうんじゃなくてさ……痛ぁい!!」
きらり「じゃ〜あ。次は…こうっ」
http://i.zazen-inc.com/idol/l/4ce06aedcdc3452d744898d33dacf148.jpg
凛「んっ」
早苗「…はい」
きらり「早苗ちゃん!下向いちゃダメだにぃ!」
早苗「あ、うん。ごめ…」
きらり「…」186cm
早苗「…」152cm
瑞樹「…」
楓「…」
凛「…」
卯月「…」
未央「…」
早苗「ンッフフフフフフフ」
『デデーン 片桐 アウトー』
早苗「もう笑かしに来てんじゃないのよ!!」
楓「…」174cm
凛「…」165cm
瑞樹「アンタが自虐で笑うって珍しいわよね」
早苗「敏感になってんのよ」
しばき隊員「…」
早苗「……?」
しばき隊員「…」バシィン!!!
早苗「ングッッ!!!!?」
瑞樹「wwww」
『デデーン 川島 アウトー』
瑞樹「あ」
しばき隊員「…」
瑞樹「…」
しばき隊員「…」バシィン!!!
瑞樹「ッッッッ!!!?」
早苗「…つー…」
楓「今の人やけに強かったですね」
早苗「拓海よどうせ。終わったら絶対シメてやるわ」
菜々「…拓海ちゃんでした?」
友紀「いや…にしてはおっぱいがちょっと…」
菜々「ンフフッッ」
楓「フフフッ」
『デデーン 高垣 安部 アウトー』
友紀「?」
瑞樹「アイドルがおっぱい言うんじゃないわよ」
友紀「あー…」
菜々「あうっ…」
楓「痛いっ」
『レッスンを終えた川島達。束の間の休息を取るため部屋へと戻る…』
瑞樹「っていうかよく引き受けてくれたわよね、みんな」
早苗「765プロさんなんて特にそうよね」ガラッ
楓「個人的には礼子さんが…」
早苗「あの人ああいう事やってくれるのねぇ」スッ
瑞樹「でも意外とやってくれそ…」
『瑞樹アナウンサー時代の写真』
瑞樹「…」
早苗「…」
楓「…」
菜々「…」
友紀「…」
早苗「…」
瑞樹「wwwww」
『デデーン 川島 アウトー』
瑞樹「アンタねぇ!!」ペチペチ
早苗「…」
瑞樹「あーもう…痛ったぁ!」
友紀「これって何年前のやつなんですか?」
瑞樹「え?…多分、5…6年前くらいの…」
…。
瑞樹「はい。えー、ひとまずここまでご覧いただきました」
友紀「この後にお昼ご飯が出たんですよね」
瑞樹「あの時は特に何も無かったからまあいいんだけど、ね」
早苗「まあ…こ・こ・か・ら・が。本当に酷いのよ」
瑞樹「酷いって…」
早苗「そういえばあのバシィッってやった子誰だったか分かる?」
楓「拓海ちゃんじゃなかったんですか?」
早苗「違ったみたい」
瑞樹「終わった翌日にね、この子がレッスン中の拓海ちゃんに4の字固め決めたのよ」
楓「www」
早苗「アタシじゃない!アタシじゃなーい!!って言ってたわよ」
瑞樹「もうこの子が酷いのよ。親の仇かってくらいやってたからね」
菜々「ちゃんと謝りました?」
早苗「んーん」
友紀「えええ…」
楓「…結局誰だったんです?」
瑞樹「多分…時子ちゃん」
菜々「あー…」
瑞樹「いやね、会わせたらヤバいことになりそうなんだけどね」
早苗「アタシが押しかけると何故かいないのよ」
友紀「バッティングしたらアウトになるんでしょうね」
早苗「…」
瑞樹「…」
楓「…」
菜々「…」
友紀「…何か言ってくれません?」
早苗「…ンフフッ」
瑞樹「…えー、はい。じゃあ、お昼食べ終わった後、から…」
早苗「はい」
『昼休憩による束の間の安息。…しかし笑うことは許されず、微妙な空気となっていた』
瑞樹「…」
早苗「…」
楓「zzz」
友紀「zzz」
菜々「zzz…」
『〜♪』
『やがて休憩の終わりを告げるチャイムが鳴り響き、彼女らを再び笑いの地獄へと誘うことになった…』
友紀「…あー…」
楓「…もう(休憩)終わりですか?」
菜々「…zzz」
瑞樹「みたいね」
早苗「よく寝れるわね」
楓「まあ、この時間だけは何も無いって言ってたし…」
早苗「もー信用ならないわよ」
瑞樹「後その子叩き起こしてくれる?」
菜々「zzz…」
楓「…」
友紀「…」
菜々「zzz…」
楓「…」コソコソ
菜々「zzz…」
楓「…コチョコチョー」コチョコチョ
菜々「ンフフフフフフ」
『デデーン 安部 アウトー』
菜々「ふえ…な、何ぃ?」
瑞樹「ン゛ン゛ッッ」
早苗「ン゛ッ」
菜々「え…え?あ、ああ…ひぎぃ!」
瑞樹「あーあ」
菜々「……思い出した」
友紀「今私達地獄にいるんだよ」
早苗「寝ぼけてる場合じゃないわよ」
菜々「せめて普通に起こしてくれませんか?」
楓「やあよー」
早苗「フフッ………あ」
『デデーン 片桐 アウトー』
瑞樹「アンタも大概ね」
友紀「油断してたんですね」
早苗「本当に油断してたわ痛ぁい!」
前半戦終わります
またそのうち投下します
『昼休憩を終えた川島達は、再びちひろに連れられとある場所へ…』
瑞樹「…ここ何?」
ちひろ「貴方達の初仕事よ。今から宣材写真を撮ってもらうから」
瑞樹「…ツッコまなかったけど、私達今ジャージのまんまよ」
ちひろ「ンフフ」
『※本人達の要望によりジャージのままです』
早苗「え、これで撮るの?」
瑞樹「アンタどうせ体操服じゃない」
楓「何かそういうユニットみたいですね。私達」
友紀「ジャージ五人組で?」
ちひろ「貴方達、クレヨンポップか」
瑞樹「…」
早苗「…」
楓「…」
ちひろ「…クレヨンポップか」
菜々「…」
友紀「…」
ちひろ「…えー、じゃあ早速写真撮っていくわよ」
早苗「…クレヨンポップってなに?」
瑞樹「…さあ?」
ちひろ「今日は天才カメラマンが来てるから。大船に乗る…乗った気分……ン゛ン゛ッ…気持ちでいきなさい」
瑞樹「アンタ何回噛んでんのよ」
早苗「仮にもアイドル事務所の人間でしょうよ」
ちひろ「今日来てくれた天才カメラマンよ」
楓「無視されてますよ」
友紀「カンペに無いんでしょうね」
アーニャ「…」
楓「…」
菜々「…」
瑞樹「あーもう…」
菜々「…」
ちひろ「挨拶しなさい」
早苗「…菜々ちゃん、お願い」
菜々「…」
早苗「…」
菜々「…」
早苗「ン゛ッッ……えー…はじめまして…」
アーニャ「Как вы это делаете」
早苗「wwwww」
『デデーン 片桐 アウトー』
早苗「予想wwwしてたのにwww」
楓「ン゛ン゛」
早苗「あ痛いっ!」
アーニャ「〜」
ちひろ「?…ええ、ええ。はい…」
瑞樹「何か耳打ちしてるわよ」
菜々「耳打ち必要なんですかね…」
ちひろ「貴方達がジャージ姿なのに違和感があるそうよ」
早苗「こっちのセリフよ」
アーニャ「Меня зовут Анастасия」
楓「アナスタァシアだけ分かりました」
瑞樹「…」ペチン
楓「あう」
アーニャ「Таким образом, каждый Бесплатно паузу」
瑞樹「何て言ってるの?」
ちひろ「思い思いのポーズを取って下さいと」
友紀「日本語喋れなかったっけ?アーニャちゃん」
アーニャ「喋れますよ」
友紀「ンフフフフフフ」
菜々「wwwww」
瑞樹「wwwwwww」
楓「www」
『デデーン 川島 高垣 姫川 安部 アウトー』
瑞樹「最初っから喋りなさいよ!!」
友紀「めっちゃ流暢www」
アーニャ「〜」
ちひろ「?…声が大きくて怖いそうです」
瑞樹「ンフフッ…」
友紀「アーニャちゃん顔めっちゃ笑ってますよ…」
楓「アーニャちゃんが笑っちゃダメじゃないの…」
アーニャ「では、撮ります」
瑞樹「もう普通に(日本語)喋ってるじゃない」
アーニャ「では…菜々さんから」
菜々「ナナですか?」
早苗「…これ絶対アタシかアンタで何かあるわよ」
瑞樹「年齢順なら…友紀ちゃんからじゃないの?」
菜々「そろそろ営業妨害ですよ」
アーニャ「その印のついた所に立って…自由にポーズを」
菜々「いきなり言われても困りますよ…」
アーニャ「はい3…2…」
瑞樹「聞いてないわよ」
友紀「(台本に)無いんでしょうね」
アーニャ「1…はい」カチ
\ザ・テレビジョーン/
菜々「wwwwww」
瑞樹「wwwwww」
早苗「wwwwww」
『デデーン 川島 片桐 安部 アウトー』
楓「〜ッッ!!!」
友紀「ン゛ン゛ッッ!」
菜々「おかしいでしょwwwww」
瑞樹「何でシャッター音がそれなのよwwww」
早苗「もおおおおおやだこの感じいいいい!!」
菜々「痛いっ」
瑞樹「痛った!」
早苗「あだっ!」
アーニャ「はい。撮れました」
瑞樹「嘘おっしゃい!!」
友紀「菜々ちゃんが膝から崩れ落ちてる姿しか撮れてないですよね」
楓「詳しく解説しないで」
アーニャ「では、次は友紀さん」
友紀「…あー行きたくない」
菜々「行って下さい」グイグイ
友紀「ちょっと…菜々ちゃんキャラ違うよお…?」
瑞樹「もうみんなおかしくなってきてるわね」
早苗「おかしくもなるでしょ」
アーニャ「はい。ポーズをお願いします」
友紀「…」
楓「…」
早苗「…」
瑞樹「…?」
友紀「…」ブンブンキュッキュッ
※イメージ映像
http://youtu.be/aHl85lKbJG8
瑞樹「馬場君じゃないのよwwwwww」
菜々「ヌンチャク打法wwwwww」
アーニャ「はい」カチ
\ザ・テレビジョーン/
楓「押してるwww」
早苗「何で冷静なのよwww」
『デデーン 川島 片桐 高垣 安部 アウトー』
瑞樹「何してんのよもおおおお!!!」
友紀「…」
菜々「何気にそっくりでしたけどね」
瑞樹「どうでもいいわよ」
早苗「こら」
4人「痛ったい!」
アーニャ「それでは…楓さん」
楓「…」
菜々「…めちゃくちゃ警戒してますよ」
早苗「そりゃ(警戒)するわよ」
友紀「あれ変に意識すると持ってかれますよ」
瑞樹「持ってかれるわね」
楓「…」
早苗「やっぱモデルだったから…いいわね」
菜々「そうですねぇ」
早苗「ジャージなのに」
瑞樹「ン゛ン゛ッ」
楓「…こうでしょうか?」
アーニャ「はい。良いです」
楓「…」
アーニャ「へくちっ」カチカチッ
\ザ・テレビ/\ザ・テレビジョーン/
楓「ンフフフフフフ」
瑞樹「ブフッッ」
早苗「www」
ちひろ「wwwww」
菜々「www」
友紀「www」
『デデーン 全員 アウトー』
瑞樹「いい加減にしなさいよおおお!!」
早苗「グッダクダじゃないのよおおおお!!!」
友紀「ヒーッ…ヒーッ…」
菜々「DJみたいwwwにwwwww」
ちひろ「〜ッッ!!」
アーニャ「では、瑞樹さん、早苗さん」
瑞樹「?」
早苗「え?」
友紀「二人?」
楓「二人…」
アーニャ「早く来て下さい」
瑞樹「何で私達だけ態度違うのよ」
早苗「…アタシら一応一番上なのよね?」
菜々「一応ってなんですか?」
瑞樹「…」
早苗「…」
アーニャ「早くしてください」
瑞樹「分かったから睨まないでよ」
早苗「睨んでんのこれ」
瑞樹「何か近所の威嚇してくる子猫思い出したわ」
早苗「ン゛ッッ」
アーニャ「では、まずこれを…」
瑞樹「…何でレモン?」
早苗「…テレビジョンだからでしょ」
アーニャ「あ、早苗さんにもあげて下さい」
早苗「いらないわよ」
ちひろ「〜。はい。はい…。…あ、すいません。レモンがそれ一つしかないそうです」
アーニャ「…そうですか。では瑞樹さん。レモンをこちらに」スッ
瑞樹「…はい」
アーニャ「…」スパッ
楓「…」
アーニャ「はい」
友紀「半分にしちゃったよ」
アーニャ「はい。持ってください」
早苗「嫌だなぁ…」
瑞樹「私も嫌よ」
アーニャ「はい。3.2…あの…」
瑞樹「…何ですか?」
アーニャ「果肉が見えてます」
瑞樹「………」
早苗「………」
アーニャ「………」
瑞樹「ンフフフフフフ」
『デデーン 川島 アウトー』
瑞樹「…何よ…果肉って…フフ」
早苗「…」
楓「…」
瑞樹「そもそもこれテレビジョンじゃないでしょうよ痛いっ!!」
アーニャ「はい。では…あ、まだ果肉が…」
瑞樹「…」
早苗「…」
アーニャ「では撮りまーす。…3.2.1…」カチ
\ザ・テレビジョォォォォン/
友紀「〜!」
楓「…ッッ!!」
菜々「ン゛ン゛ッ」
瑞樹「…」
早苗「…」
ちひろ「www」
瑞樹「何笑ってんのよ」
『全員セーフ』
5人「…」
ちひろ「…」
『宣材撮影も終わり、いよいよアイドルとして本格的に活動していく事となった5人。一体彼女らはこれからどのようになってしまうのか…』
早苗「…」
愛美「…」テクテク
楓「?」
早苗「…」
愛美「…」
早苗「…」
愛美「…」モミ
早苗「…」
愛美「…」テクテク
楓「…」
瑞樹「…」
菜々「…」
友紀「…」
ちひろ「…」
早苗「wwwww」
瑞樹「wwww」
友紀「wwwww」
『デデーン 川島 片桐 姫川 アウトー』
早苗「何なのよアレwww」
瑞樹「もおおおおお!!!」
友紀「訳ww分かんないwww」
楓「大きいもんね」
菜々「はい」
3人「あ痛っ!!」
ちひろ「じゃあ、これから待ちに待った本格的な仕事よ」
瑞樹「…」
ちひろ「これから貴方達にはテレビ出演をしてもらうわ」
早苗「いきなり?」
瑞樹「何も聞かされてないんだけど」
ちひろ「アイドルたるもの言い訳はしてはいけないのよ」
友紀「そういう問題じゃ…」
ちひろ「外に出なさい。仕事場はここじゃないんだから」
瑞樹「ここ温いから離れたくないわ」
早苗「うん」
ちひろ「あの…お願いします」
楓「ン゛ッ」
PM3:00 広場前
ちひろ「もう少ししたらバスが迎えにくるから」
瑞樹「え…またあれぇ?」
友紀「はぁ…」
楓「…?」
早苗「何か来てるわよ…」
『〜』ブゥゥゥゥウウウウン
菜々「…?」
『業界内大手優良サイト、チヒクル。会員数300万人を突破いたしました』ブウウウウン
早苗「…」
『皆様も是非この機会に宜しくお願いします…』ブウウウゥゥゥゥン
瑞樹「…」
友紀「…」
早苗「…何あれ?」
菜々「…さあ?」
楓「何でちひろさんの顔が?」
瑞樹「とりあえずいかがわしいやつってのは分かったわ」
ちひろ「…」
『いかがわしいチヒクルバスをやり過ごした5人。少しするとまたあのバスが停留所へとやってきた…』
ちひろ「さ、乗ってちょうだい」
楓「もうこの際徒歩でもいいです」
早苗「アタシも」
瑞樹「え、無理無理」
菜々「無理です」
友紀「え、菜々ちゃんが?」
菜々「嫌です」
瑞樹「…〜!」
早苗「ン゛ッッ…」
ちひろ「早く乗ってちょうだい。先方を待たせる気?」
早苗「…」ギュム
ちひろ「あっ…痛い…抓らないで下さい!すいません!」
早苗「おかしな話よね」
瑞樹「何が?」
早苗「急いでるっていうのになんでいちいち停まるわけ?」
瑞樹「さあ…」
早苗「…え、だって会社の(バス)でしょ?」
楓「アイドルを迎えにいく用とかじゃないんですか?」
早苗「もうね、設定が荒いのよ。何もかも」
『第一停留所 到着』プシュー
かな子「あー!すいません乗りまーす!」パタパタ
瑞樹「あら」
かな子「ふぅ…ふぅ…」
早苗「10月なのに汗凄いわね」
友紀「走ってきたからじゃないですか?」
かな子「うーん…」キョロキョロ
友紀「何でキョロキョロしてるんだろ…」
かな子「…座れる席は…無い、かぁ…」
早苗「めっちゃあるでしょ」
菜々「向こう座れますよ」
楓「後ろとかガラ空きですよ」
瑞樹「何でこっちに近づいてくんのよ」
かな子「…」ゴソゴソ
瑞樹「…」
かな子「…」スッ
早苗「ポテトチップス出しちゃった」
友紀「あー…嫌な予感する…」
かな子「…!」パァン
瑞樹「あー…」
友紀「こっちかかってるこっちかかってる」
菜々「散らばっちゃった…拾いますから…」
かな子「…」
菜々「いやあの無視しないで下さい」
かな子「…」ゴソゴソ
瑞樹「散らかしたままなの?」
かな子「…」スッ
友紀「今度はプリッツ…」
早苗「…」
かな子「…」ポリポリ
瑞樹「普通に食べてんじゃないわよ…」
楓「ポテチ散らばったまんま…」
かな子「…」ポリポリ
瑞樹「それでねぇ…」
友紀「?」
瑞樹「めっちゃアンタのこと見てんのよ…」
友紀「えええ…」
かな子「…」ポリポリ
友紀「…」
かな子「…」ポリ…
かな子「ひょうってほんほあふいでふよへぇ…」ポロポロポロ
『※三村かな子の尊厳の為モザイク処理を施しています』
友紀「汚ッッッ!!?」
菜々「wwwww」
瑞樹「wwwww」
早苗「wwwww」
楓「wwwww」
『デデーン 川島 片桐 高垣 安部 アウトー』
友紀「ちょっとおおおおおお!!!」
かな子「ふぅー…」
友紀「ふぅー…じゃないよ!!」
瑞樹「ww…痛っ…」
早苗「あ痛っ」
楓「痛いっ」
菜々「あうっ」
『第二停留所 到着』プシュー
かな子「あっ!降りまーす!」
友紀「ちょっと!…もう!」
早苗「吹きかけられなかっただけ良かったじゃない」
友紀「毒霧じゃないんですから…」
菜々「もう…」テキパキ
早苗「何で掃除してんの?」
菜々「いや…何か…」
友紀「菜々ちゃんカフェの店員ですもんね」
菜々「いや本業はアイドルですけど…まあ、何か落ち着かないんですよ。汚れてると」
瑞樹「もうキレイになってるー」
楓「速ーい」
菜々「手伝ってとは言いませんけど…あんまりからかわないでもらえますか?また誰か乗ってくる前にやらないと…」
早苗「あ、これマジなやつだった?」
瑞樹「プロ根性見せる所が違うわよ」
菜々「え?」
瑞樹「アイドルなんだから…」
菜々「ウサ耳ないって聞いた時点で(キャラ)捨ててますよ…」
瑞樹「wwwww」
早苗「wwwww」
楓「wwwww」
『デデーン 川島 片桐 高垣 アウトー』
友紀「絶対笑わない。絶対笑わない」
菜々「良いですよ?」
友紀「いろんな意味で笑えない」
菜々「腿抓るのは反則ですよ」
友紀「ハンカチあげるから…」
菜々「ありがとうございます」
3人「痛いっ!!」
友紀「ほら、天罰ですよ天罰」
瑞樹「いや、まあ確かに失礼だけどね」
早苗「今の空気で言われたらダメよ」
『発車します』プシュー
瑞樹「ほんで誰も乗らんのかい!!!」
楓「素出てますよ」
菜々「…」
瑞樹「…」
早苗「…」
菜々「…」
友紀「…ん?」
『〜』
楓「…ん」
早苗「…ちょっと」
瑞樹「何よ」
早苗「あれ」
瑞樹「ん…」
『業界内大手優良サイト、チヒクル。会員数300万人を突破いたしました』ブウウウウウウウン
瑞樹「wwwwww」
早苗「wwwwww」
『デデーン 川島 片桐 アウトー』
瑞樹「どんだけ遅いのよあれwww」
早苗「www」
菜々「何で早苗さんまで?」
楓「一人だけやられてたまるかって魂胆じゃないかしら」
菜々「…これどんどんナナ達の評価下がってません?」
友紀「菜々ちゃんはむしろ上がった気がするんだけど」
2人「痛ったぁ!!?」
『目的地 到着』プシュー
ちひろ「着いたわよ。ここが今日の仕事場のスタジオ」
瑞樹「こんなとこにあったんだ…」
ちひろ「間に合って良かったわ。早速挨拶に行くわよ」
早苗「そういえば何で事務員がこんな事してんの?」
瑞樹「他に(適役)いなかったんじゃないの?」
ちひろ「行くわよ」
友紀「○○アウトーってのもちひろさんの声ですよね?」
早苗「あ、そういえばそうね」
瑞樹「嬉しそうにアウトーって言うもんねぇ」
ちひろ「…」
『仕事先のスタジオに到着した一同。出先とはいえ笑いの刺客がどこから来るのか分からない不安に苛まれながら向かう…』
ちひろ「先方は今日は何かドタバタがあるらしいから出られないみたいだから、控え室でスタンバイしているように」
瑞樹「なんだったのよ結局…」
早苗「控え室って…あー嫌な予感するー!!」
菜々「これまた引き出しパターンかもしれませんよ」
友紀「また引き出しー!?」
楓「流石に控え室にあんな机ははないんじゃないかしら…」
ちひろ「ここが控え室よ。いつ何時でも対応出来るように心構えはしっかりしておきなさい」ガチャ
瑞樹「…」
早苗「めっちゃ普通の…あー…」
友紀「机は普通のダイニングテーブルですね」
楓「何で黒ひげ危機一髪があるのかしら…」
『控え室にあったのは、ダイニングテーブル一つと、それを囲む五つの椅子。中央には何故かこれ見よがしに黒ひげ危機一髪が…』
菜々「紙が置いてありますね…えーと…『暇つぶしに遊んでください。ルールは簡単。黒ひげを助けられなかったものが、剣に書いてある罰ゲームをすること』」
早苗「何よその中学生みたいなゲーム」
瑞樹「そこのゴミ箱に捨てといて」
菜々「はい」
友紀「あれ?」
菜々「はい?」
楓「やらないんですか?」
瑞樹「やらないわよ」
友紀「でもこれやらないと先進まない気がするんですけど…」
早苗「後10何時間か待ってれば終わるってこと?良いじゃない」
楓「それ番組的にマズイんじゃ…」
早苗「こちとら早朝から何十発もお尻引っ叩かれてんのよ」
友紀「とりあえず一回やりましょうよ」
瑞樹「楓ちゃんと友紀ちゃんでやればいいんじゃないかしら」
友紀「いや…やりましょう」
瑞樹「またそうy」
友紀「やりましょう」
楓「やりましょう」
瑞樹「…」
早苗「…」
瑞樹「…ちょっと、アンタ何か言ってよ」
早苗「やりましょう」
瑞樹「ンフフフフフフ」
『デデーン 川島 アウトー』
瑞樹「もう最悪…」
早苗「順番どうすんのよ」
瑞樹「じゃんけんする?」
楓「川島さんから時計回りでいいですよ」
早苗「ええ…?もしかして最後アタシ?…何かそれ嫌」
友紀「じゃあ、早苗さんから?」
瑞樹「いやまあ、良いけど…」
早苗「じゃあ…これ…」
瑞樹「ん…罰ゲームは『左隣の人の耳たぶを甘噛み』」
早苗「やあよ」
瑞樹「私だって嫌よ」
菜々「まあ、飛ばさなきゃ良いんですから…」
友紀「でもこれ一発目でやったらある意味凄いですよ」
早苗「そんなもん求めてないわよ」プス
楓「せめて『いきまーす』とかないんですか?」
早苗「無いわよ」
瑞樹「えー…私は…『顔にマジックで髭を描く』」
早苗「完全に中学生の罰ゲームじゃない」
瑞樹「…ある意味絶対やりたくないわ…いくわよー…」プス
楓「はい」プス
瑞樹「はいじゃないわよ」
友紀「潔過ぎじゃないですか」
早苗「罰ゲームの内容は?」
楓「『空気椅子』ですって」
早苗「うわぁ…」
瑞樹「ちなみにどんな罰ゲームならいいのよ」
早苗「いや、こんなゲーム自体お断りよ」
友紀「もう…とりあえず私もいきまーす!内容は『嫌いな人の名前を言う』…」
楓「…」
瑞樹「…」
早苗「…」
菜々「…」
友紀「」
瑞樹「えー…私は…『顔にマジックで髭を描く』」
早苗「完全に中学生の罰ゲームじゃない」
瑞樹「…ある意味絶対やりたくないわ…いくわよー…」プス
楓「はい」プス
瑞樹「はいじゃないわよ」
友紀「潔過ぎじゃないですか」
早苗「罰ゲームの内容は?」
楓「『空気椅子』ですって」
早苗「うわぁ…」
瑞樹「ちなみにどんな罰ゲームならいいのよ」
早苗「いや、こんなゲーム自体お断りよ」
友紀「もう…とりあえず私もいきまーす!内容は『嫌いな人の名前を言う』…」
楓「…」
瑞樹「…」
早苗「…」
菜々「…」
友紀「」
早苗「やりなさいよ」
瑞樹「早く」
友紀「えええ…いませんよそんな…」
早苗「いるでしょ」
友紀「いませんよ…」プス
黒ひげ『プシュッ』
友紀「」
瑞樹「wwwww」
楓「wwwwww」
『デデーン 川島 高垣 アウトー』
瑞樹「イタッ」
楓「あうっ」
早苗「一巡目でぇ?」
友紀「あ、いや…もう、その。ダメですよ」
菜々「ナナどうすればいいんでしょう」
早苗「ちなみになんだったの?」
菜々「椅子の上で正座らしいです」
早苗「はい早く嫌いな人の名前言いなさい」
友紀「いませんよお…」
瑞樹「いるんじゃないの?助っ人外国人の癖に役に立たなかった選手とか」
友紀「断定的に言うのやめてください」
早苗「ビッグマウスなのに全然ダメダメな人とか」
友紀「ホンットに勘弁してください」
瑞樹「…じゃあ耳打ちして」
友紀「…それなら」
早苗「ハイみんな寄って寄って」
友紀「…」
4人「…」
友紀「…」
4人「」
友紀「…はい」
瑞樹「…」
早苗「…これガチなやつだったわ」
菜々「墓場まで持っていきます」
瑞樹「イタッ」
楓「あうっ」
早苗「一巡目でぇ?」
友紀「あ、いや…もう、その。ダメですよ」
菜々「ナナどうすればいいんでしょう」
早苗「ちなみになんだったの?」
菜々「椅子の上で正座らしいです」
早苗「はい早く嫌いな人の名前言いなさい」
友紀「いませんよお…」
瑞樹「いるんじゃないの?助っ人外国人の癖に役に立たなかった選手とか」
友紀「断定的に言うのやめてください」
早苗「ビッグマウスなのに全然ダメダメな人とか」
友紀「ホンットに勘弁してください」
瑞樹「…じゃあ耳打ちして」
友紀「…それなら」
早苗「ハイみんな寄って寄って」
友紀「…」
4人「…」
友紀「…」
4人「」
友紀「…はい」
瑞樹「…」
早苗「…これガチなやつだったわ」
菜々「墓場まで持っていきます」
『意味深な会話を終えた5人。微妙な空気。しかしそこには隠せない疲労も確かにあった…』
ちひろ「大変よ」ガチャ
菜々「何ですか?」
ちひろ「何やらここの一番偉い方が大事な物を盗まれたと怒っているらしいの」
早苗「それは一大事ねぇ」
ちひろ「ここにいる人員全て集めろとの事だから、行くわよ」
瑞樹「私達さっき来た分よ」
友紀「何をどう盗めばいいのかな…」
『何やら不穏な空気が流れるスタジオ…。そこには関係者、アイドル達区別なく集められていた…』
ちひろ「今からここを取り仕切っている方が来るから」
友紀「取り仕切ってるって…」
?「おー。集まったようじゃな」
瑞樹「あっ」
早苗「あー…」
巴「皆時間も無いじゃろうが少しばかり付き合ってほしい。今回ウチの大事なモンを盗んだ輩がおるんじゃ」
瑞樹「あの子よくこの仕事引き受けたわね」
巴「まあそいつが名乗り出てくれば済む話じゃけ」
早苗「…」
楓「…」
友紀「…」
菜々「…」
巴「何じゃ?誰もおらんのか?…ほー…ええ度胸じゃ」
瑞樹「何なのこれ」
巴「…ウチの大事なハンカチを盗んだ奴がおるんじゃ」
早苗「ハンカチ…?」
楓「ハンカチ…」
菜々「…」
友紀「…」
巴「まあええ。なら一つだけじゃ。確かめちゃる。ポケットの中身を出せ」
ちひろ「…」スッ
スタッフ「「…」」スッ
瑞樹「…」スッ
早苗「…」スッ
楓「…」スッ
友紀「…」
菜々「…」
巴「そこの二人、どうしたんじゃ。とっとと出せ」
菜々「…」
友紀「…」
菜々「…あの」
友紀「…」スッ
菜々「えっ?」
巴「…ほぉ…これまで誰もおらんか。…つまり…」
菜々「…」
巴「…」
菜々「…」ス…
巴「ふむ…」
菜々「…」
巴「…何でそんな汚れとるんじゃ?」
菜々「あ、これ、その、あの…友紀さんから貰った…」
友紀「…」フルフル
菜々「えっ?」
瑞樹「wwwww」
早苗「wwwww」
『デデーン 川島 片桐 アウトー』
巴「違う言うとるぞ」
菜々「友紀さん!」
友紀「…」フルフル
瑞樹「痛いっ」
早苗「あうっ」
巴「…まあええ。ちぃぃぃ…っと…来いや」
菜々「えっ!?あ、嫌です!もう痛いの嫌です!」
巴「何じゃ。盗ったキサマが悪いんじゃろうが」グイグイ
菜々「やだぁ!!痛いのやだぁ!!」
巴「ほら立て!立たんかい!!」グイイイ
菜々「やだあああああああ!!!」
瑞樹「wwwwww」
早苗「wwwwww」
楓「wwwwww」
『デデーン 川島 片桐 高垣 アウトー』
巴「ほら潔くせんかい!!シャキッとせぇ!!」
菜々「うぅぅぅ」
瑞樹「もうwwやめてwwwあ痛っ」
早苗「頼むからwwwwwあうっ」
楓「ンフフフフ…痛いっ」
巴「違う言うとるぞ」
菜々「友紀さん!」
友紀「…」フルフル
瑞樹「痛いっ」
早苗「あうっ」
巴「…まあええ。ちぃぃぃ…っと…来いや」
菜々「えっ!?あ、嫌です!もう痛いの嫌です!」
巴「何じゃ。盗ったキサマが悪いんじゃろうが」グイグイ
菜々「やだぁ!!痛いのやだぁ!!」
巴「ほら立て!立たんかい!!」グイイイ
菜々「やだあああああああ!!!」
瑞樹「wwwwww」
早苗「wwwwww」
楓「wwwwww」
『デデーン 川島 片桐 高垣 アウトー』
巴「ほら潔くせんかい!!シャキッとせぇ!!」
菜々「うぅぅぅ」
瑞樹「もうwwやめてwwwあ痛っ」
早苗「頼むからwwwwwあうっ」
楓「ンフフフフ…痛いっ」
巴「…しゃーないのう…そんなら弁明を聞いたるわ。ちゃんと弁解出来たら許したる」
菜々「…」
巴「ちゃんと自分の非を認めて、謝ったら許したるわ」
菜々「…」
巴「痛いの嫌なんじゃろ?」
菜々「…」
友紀「…」
巴「ほれ。ちゃんと謝らんかい。それくらい出来るじゃろ」
菜々「…ナナが…」
巴「うむ」
菜々「ナ゛ナ゛じゃ゛あ゛り゛ま゛せ゛え゛え゛え゛ん゛!!!」
巴「フンッ」スパァン!
菜々「ハリセンッッ!!!?」
瑞樹「wwwww」
早苗「wwwww」
楓「wwwww」
『デデーン 川島 片桐 高垣 アウトー』
菜々「うう…」
巴「…」サスサス
瑞樹「微妙に気遣ってる…!!」
早苗「そりゃあね…」
友紀「…」
菜々「もう人間不信になりました」
友紀「許してくれる?」
菜々「やです」
楓「よーしよし」
瑞樹「そりゃあアンタ、酷いわよ」
友紀「お二人だったらどーしてました?」
瑞樹「そりゃあ、ちゃんと自分がやったって言うわよ」
早苗「ねー」
楓「あ、嘘ついてる顔ですね」
瑞樹「やかましいわよ」
菜々「私もうこんな仕事やだあ…」
楓「よーしよし」
ちひろ「貴方達。事件も解決したからそろそろ仕事の時間よ」
早苗「新たな事件が勃発してるんだけど」
ちひろ「ンフフッ…じゃあ、行くわよ」
菜々「さっきですね」
瑞樹「うん」
菜々「巴ちゃんが小声で『すまんな。大丈夫なんか?』って言ってきたんですよ」
早苗「う…ん」
菜々「大丈夫なわけないじゃないですか」
友紀「ン゛ッ…」
瑞樹「ン、ン゛ン゛」
早苗「ダメージが蓄積されてんのよ。アンタは特に」
菜々「しかも的確に同じ所を叩かれましたからね」
早苗「ンフフッ…あ」
『デデーン 片桐 アウトー』
早苗「もしかして復讐しようとしてない?」
菜々「いえ」
早苗「だってその顔どう見てもキレてるじゃ痛ぁい!」
瑞樹「あーこれどんどん空気悪くなるわよ」
ちひろ「着いたわよ」
友紀「ちひろさん随分先に行きましたね」
瑞樹「完全に傍観決め込んでんのよ」
早苗「あの子こそ確信犯じゃない」
友紀「っていうかこれにGOサイン出した人のせいですよ」
早苗「終わったらとりあえずちひろちゃんだけでもシバこ」
瑞樹「そうね」
『5人が向かった仕事場とは…』
ちひろ「あ、それとここからはこの撮影が終わるまで笑ってもいいわよ」
瑞樹「え?」
菜々「え?」
ちひろ「今から貴方達には先輩アイドル達とゲーム対決をしてもらうから」
早苗「ゲーム?」
ちひろ「こちら準備出来ましたー!」
?「はーい!」
瑞樹「…?」
楓「…?」
茜「よろしくお願いしまーす!」
杏「どーもー」
美嘉「よろしくー★」
文香「…」
幸子「ボクが来たからにはもうあn」
美嘉「今日はヨロシク★新人だって容赦しないからね!」
早苗「ちょい待ち」
美嘉「ん?」
瑞樹「ちょっとこっち来なさい」
美嘉「もーなあn」グイッ
瑞樹「出来レースよねこれ?」
美嘉「な、何言ってんのー。そんな事ないって!」
ちひろ「今から二組には五番勝負をしてもらうから」
瑞樹「ちょい」
美嘉「いや、あのー…」
ちひろ「ちなみに対決はこんな感じよ!」サッ
『クライミング対決』
『にらめっこ対決』
『マシュマロガン対決』
『ファッション対決』
『早押しクイズ対決』
瑞樹「こら」ツンツン
美嘉「くすぐったいくすぐったい!!」
友紀「マシュマロガン?」
菜々「食べるやつじゃないです?」
友紀「でもそれだったらかな子ちゃんじゃないかなあ…」
楓「撃ち合いかしら?」
友紀「あ、それいい!」
楓「撃ち合いしマシュマロ…ふふっ」
早苗「何か言った?」
楓「いいえ」
ちひろ「勿論負けた方にはキツイお仕置きが待ってるから。覚悟してちょうだい」
美嘉「ちょっと助けて!勝負する前にやられる!」
瑞樹「…」ズムッ
美嘉「あふっ」
『いきなり始まってしまった現役アイドル達との5番勝負!第一種目はクライミング対決!そしてにらめっこ、マシュマロガンによるサバゲー、ファッション、頭脳と続くゲーム!まずクライミング対決は…先輩組からは日野 茜!新人組からは…?』
早苗「ちょっといい?」
瑞樹「?」
早苗「…もうね。見えてんのよ。あれ」
有香「…」←あれ
菜々「ええ…」
瑞樹「めっちゃ見てんじゃないのよあれ」
楓「ゲームに参加してないってことは…」
早苗「いや…うわ…あの罰ゲームはキツイわよ…」
有香「…」←罰ゲーム
ちひろ「じゃあ早速始めるわよ!第一ゲーム、クライミング対決ー!」
瑞樹「誰行くの?」
早苗「んー…」
友紀「…」
早苗「アンタ」
友紀「ええっ!?だって相手…」
茜「フッ…フッ…」ビュンビュン
瑞樹「要は勝てばいいのよ」
友紀「いや絶対無理」
茜「始めますよ!」
友紀「やだよ…」
ちひろ「はい位置についてー」
瑞樹「最初が肝心だからね。意地でも負けんじゃないわよ」
友紀「うう…」
ちひろ「3…2…1…スタート!」ピー
茜「ボンバー!!」スルスルスル
早苗「何よあのスパイダーマンみたいな動き」
瑞樹「ちょっと見てよあれ」
友紀「ほっ…ほっ…」ズル…ズル…
早苗「あー…もうダメッダメ」
楓「速いといえば速いんですけどね」
菜々「相手の方が…」
茜「友紀さーん!あと少しですよー!」
友紀「ンフフフフフ…」ズル…ズル…
瑞樹「もう終わってる…」
早苗「エッグーい…」
ちひろ「はいそこまでー!」ピピー
『デデーン 友紀 空手キック』
早苗「あー…」
瑞樹「www」
友紀「は?…か、空手?」
有香「押忍っ!」
友紀「え?ちょ、ちょっと待ってシャレになんないそれ」
菜々「www」
友紀「有香ちゃん待って!絶対加減してよ!!?」
有香「押忍ッッ!!」
早苗「ヤル気満々じゃない」
友紀「ちょっ…ほんとに…」
有香「私がヤーって言ったらヤーってお願いしますね」
友紀「いや本当にやだよ!!」
瑞樹「観念しなさい」
友紀「やだやだ!本当にやなの!!」
早苗「進まないから早くしなさいよ」
有香「ヤーッ!」
友紀「絶対痛くするもん!やーd」
有香「ヤッ!」ベシィ!!
友紀「ドゥエッッ!!?」
ちひろ「wwwww」
瑞樹「wwwww」
早苗「wwwww」
楓「wwwww」
菜々「wwwww」
美嘉「wwwww」
友紀「あ、うつ伏せが一番楽」
楓「まだお尻痛いの?」
友紀「ズシっと来ますからね、痛みが」
早苗「うわー…絶対喰らいたくない」
ちひろ「第二種目は…にらめっこ対決!!先輩組からは、鷺沢文香さん!」
文香「…よろしくお願いします」ペコ
瑞樹「行きたいh」
早苗「はぁい!!」
瑞樹「アンタって子はもう…」
早苗「いや、よく考えてみてよ。アタシらもう散々笑かされてんのよ?変顔くらいじゃもう笑わないって」
瑞樹「もうね、楽しよう楽しようって魂胆が丸見え」
早苗「…いやー…そうなるわよ」
瑞樹「菜々ちゃんは?」
菜々「ナナは…早苗さん先輩なので…任せます」
楓「私も…」
瑞樹「アンタは絶対ファッションね」
楓「ええ…?ジャージなのに?」
『第二種目は二人が椅子に座って対面。にらめっこ対決!勿論笑った方にはキツイ罰ゲームが待ち構えている…』
有香「…」
早苗「とりあえず行くわよ。あの子意外と笑いの沸点低そうだし」
文香「…」
ちひろ「お互いここの椅子に座って」
早苗「はい」
文香「はい…」
ちひろ「ルールは分かるわよね。じゃあ早速…スタート!」ピー
早苗「…」
文香「…」
早苗「…」
文香「…」スッ
早苗「…」
文香「…」前髪アゲー
早苗「…!」
瑞樹「!」
楓「www」
文香「…」
早苗「…ンフフフフフ」
ちひろ「はい」ピピー
瑞樹「何してんのよ!!!」スパァン
早苗「いやwwだってwwwつながり眉毛www」
『デデーン 片桐 空手キック』
有香「押忍ッ」
早苗「くだらwwwないwww」
有香「セイッ!!」ベシィ!
早苗「あぐぁっ!!!」
瑞樹「もおおおお全然ダメじゃないのよおおおお!!」
『先輩アイドルとの対決。しかし既に二連敗を喫し後が無い川島達…。第三種目、マシュマロガン撃ち合い対決。果たして一体どうなってしまうのか!?』
瑞樹「どうするの?もう後無いわよ」
楓「でも川島さんは最後の勝負まで温存しておきたいですね」
瑞樹「何でよ」
早苗「アンタこの中で一番高学歴でしょうが」サスサス
瑞樹「楓ちゃんはどうなのよ」
楓「まあまあ普通です」
瑞樹「菜々ちゃんは?」
菜々「はい?」
瑞樹「アンタ現役なんじゃないの?」
菜々「今はやめてもらえませんか?」
楓「wwwww」
早苗「wwwww」
瑞樹「ンフフッ…分かったわよ。私がクイズね…じゃあ菜々ちゃん。本当に頼んだわよ?」
菜々「お任せ下さい!」ジャキッ
ちひろ「マシュマロガン対決!先輩組からは輿水 幸子さん!新人組からは安部 菜々さん!」
美嘉「幸子ちゃーん!頑張ってねー!」
茜「最初から全力ですよー!」
幸子「ふふーん!こう見えて得意なんですよ!こういうの!」
早苗「菜々ちゃん!顔狙って!顔!」
瑞樹「目!目!」
友紀「何だったら銃身で攻撃しちゃって!」
幸子「前二人は置いといて友紀さんおかしいでしょ!!一緒のユニットでしょうが!」
友紀「www」
ちひろ『それでは参ります!位置についてー!…始め!!』ピー
『第三種目、マシュマロガン対決!その方法とは、両者サバゲーで使われるフィールドの中に入りそこから時間無制限のどちらかがマシュマロを当てられるまで終わらないゲーム!空間把握能力、動体視力などが重視されるが…?』
瑞樹「こんなのも作ったのね」
『川島達 別室からモニターで鑑賞中』
杏「大和さんが作ったらしい……ですよ」
早苗「起きて一言目がそれ?」
杏「ふぁ〜あ…今どっちが勝ってる?」
美嘉「アタシ達だよ。幸子ちゃんが勝てばストレート勝ち!」
杏「ええ…?あれなの?」
幸子『〜』←あれ
文香「…?どうかされたんですか?」
杏「考えてもみなよぉ。朝からお尻叩かれまくってストレス溜まってる人達なんだよ?あんなもん持たせたら何するか分かんないよ?」
瑞樹「あー…そうね」
早苗「この子だったら多分壁ごと壊していくわよ」
瑞樹「アンタに言われたくないわ」
幸子『行きまーす!』ダッ
友紀「あ、始まったみたい」
幸子『どこですかー!姿を見せて下さーい!』
早苗「この子バカなの?」
美嘉「頭はそれなりに良いらしいんだけど…多分経験が無いから…」
早苗「考えりゃ分かるでしょ」
友紀「んー…。だって幸子ちゃん、かくれんぼとかめちゃくちゃ弱いし…」
瑞樹「何?…あの子ってもしかしてそういう立ち位置なの?」
杏「(いじられキャラを)決めるのはスタッフでしょー」
早苗「何にしてもこれ自分の位置バラしてるわよね」
幸子『…あっ!そこっ!…外したー…』パシュ
早苗「見当違いなとこに撃ってるわよ」
美嘉「菜々ちゃんに後ろ取られてるのに気づいてないのかな」
文香「気づいてない…ようですね」
幸子『むー…?あっ…』
『…』パシュパシュパシュ
幸子『あっ…痛いっ…ちょっ…顔!顔来てる!ちょ、止めて下さい!』
『…』パパパパパパシュ
幸子『しょ、勝負ついてます!決着ついてます!痛いからやめて下さい!』
瑞樹「wwwww」
美嘉「wwwww」
早苗「wwwww」
幸子『止めて!ちひろさん止めてください!』
ちひろ『www』ピピー
『デデーン 輿水 空手キック』
瑞樹「菜々ちゃん完全に(キャラ)違うわよね」
友紀「ストレス溜まってるから…」
有香『押忍ッ!』ベシィ
幸子『はうっ!!!?』
早苗「今日あの子ほぼ押忍しか言ってないよね」
楓「あれは…嫌ですね…」
幸子『〜!!!』ピョンピョン
『マシュマロガン対決を圧倒的な実力で制した新人組。何とか首の皮一枚繋がった状態で臨む次の対決は…』
ちひろ「続いて第四種目!ファッション対決ー!!」
『高垣 楓と城ヶ崎 美嘉によるファッション対決!お互い衣装室から衣装を選び、ちひろによる独断の審査で勝敗を決める!実力は拮抗しているように見えるが…?』
瑞樹「まあ流石にジャージは困るわよね」
早苗「一番初めに着た衣装どうなったのかしらね」
瑞樹「アンタどうせブルマじゃない」
早苗「いやアタシはね?」
友紀「でもあくまであれはLIVE衣装だから…日常生活で着るものじゃないですし」
菜々「二人ともタイプが違うから分からないですよね…」
ちひろ「…ではまずは!先輩組みから、城ヶ崎美嘉さーん!!」
美嘉「はーい!」
http://moba-mas.com/wp-content/uploads/2013/12/c34d79efd9030ebf948a18cbf9df7bf3.jpg
ちひろ「良いですね。それはちなみに?」
美嘉「今日の私服!」
瑞樹「あー…今時の子よねぇ。やっぱり」
早苗「ねー。寒くないのかしらね」
菜々「本当ですね」
美嘉「お母さんみたいな事言わないでくれない?」
瑞樹「フフッ…」
茜「とっても綺麗です!」
美嘉「あ、ありがと…」
ちひろ「後半組!楓ちゃん!どーぞー!」
楓「はーい」
http://moba-mas.com/wp-content/uploads/2013/05/9a77b70cbfa5519c355bec95e1dd93c6.jpg
瑞樹「アンタも私服!?」
楓「そうですよ」
早苗「まさか帰るとか言わないわよね?」
楓「いつでも帰れますよ」
瑞樹「有香ちゃん。その子取り押さえといて」
有香「押忍」
楓「嘘です」
瑞樹「これちひろさんが勝負決めるの?」
文香「らしい…ですね」
瑞樹「ふーん…」
早苗「じゃあ、まあ…」
ちひろ「…」
早苗「分かってるよね?」
幸子「それはズルいですよ」
早苗「何も言ってないわよ」
瑞樹「何も…」
幸子「目が怖いんで勘弁してもらえませんか」
ちひろ「ええと…」
文香「…あの、暴力は…」
早苗「それこの特番組んだ奴に言ってくれる?」
ちひろ「えっとー…」
瑞樹「早くしなさいよ」
ちひろ「…そのー…」
美嘉「…」
楓「…」
ちひろ「じゃ、じゃあ…ドロー!ドローです!!」
早苗「は?」
ちひろ「ドローです!だから罰ゲームは無しですから!」
瑞樹「罰ゲームは必要よ」
ちひろ「えっ?」
友紀「でもドローですよね?」
早苗「じゃあ…」
瑞樹「ちひろさんでいいでしょ」
ちひろ「はい!?」
瑞樹「有香ちゃん」
有香「はい」
早苗「押忍じゃないのね」
ちひろ「ちょっ…待っ…」
瑞樹「はい観念しなさい」
ちひろ「いや本当にダメなんですよ」
早苗「理由は?」
ちひろ「あの……事務ばっかりやってて…」
早苗「はい」
ちひろ「…腰痛…」
瑞樹「有香ちゃん」
有香「菜々さんを見習えっ!!」ベシィ!!
ちひろ「はぅあ!!」
菜々「本当ですよ」
早苗「もう完全に振り切ってるぅ」
ちひろ「えー。続きまして最終対決!頭脳で戦え!早押しクイズ対決!!」プルプル
瑞樹「脚めっちゃ震えてる…」
早苗「痛みが取れないのよ」
茜「ちひろさん子鹿みたいですね!」
美嘉「産まれたてのキリンじゃない?」
早苗「折れかかったシャー芯じゃない?」
文香「…んふふっ…」
友紀「せめて生き物にしましょうよ」
ちひろ「えー。新人組からは川島 瑞樹さん! 先輩組からは双葉 杏さん!」
『2対1となった勝負。ここで勝たなければ引き分けに持ち込む事も出来ずに敗北してしまうこととなる!そこで最後のクイズ対決に参加したのは…川島瑞樹!元アナウンサー、高学歴の能力をここで生かせるか!!?』
『対する先輩組からは、双葉杏!過去クイズ番組では難しい計算問題や歴史に関する問題を即答するなど、そのスペックは未だ未知数!この勝負、いったいどうなってしまうのか!?』
ちひろ「…さて!これから5問のクイズを出題します。終わった時点で点数が多い方が勝ち。どちらかが3点先取した時も勝ちとさせていただきます」
瑞樹「早く始めて」
杏「同じく」
美嘉「www」
ちひろ「では第一問!」
『1980年代、渋谷神宮前のとある衣装屋で仕入れた服を着てラジカセを囲み踊っていた当時の流行は○○族d』ピンポーン
ちひろ「はい瑞樹さん!」
瑞樹「…たけのこ族」
ちひろ「正解!」ピー
杏「何それ。にょっきっき?」
瑞樹「いや、私もその時はまだ子供だったからね?」
早苗「菜々ちゃん。何?」
菜々「営業妨害ですよ」
早苗「ン゛」
ちひろ「えー。第二問!英語でお答え下さい!」
『What are the most expensive thing in what you have ?』ピンポーン
ちひろ「はい杏さん!」
杏「PS4」
ちひろ「………はい正解!」ピー
早苗「ちょっと何してんのよ!」
瑞樹「ネイティブ過ぎて聞こえないのよ!!」
早苗「アンタアナウンサーでしょ!?」
瑞樹「ここに立ってみなさいよ!全然出てこないんだから!」
楓「ちなみに何て言ってたの?」
杏「所持品の中で一番高いのどれだって」
美嘉「杏ちゃんそういうの買う時だけは俊敏だもんなあ」
友紀「ソフトは何買ったの?」
杏「ゴジラ……あ、ガッズィーラ」
瑞樹「やかましいわよ」
ちひろ「えー第三問!地理の問題です!」
『愛知三島とも呼ばr』ピンポーン
ちひろ「早い!瑞樹さん!」
瑞樹「日間賀島」
ちひろ「正解!!」ピー
菜々「おおおおお!」
友紀「ファインプレー!!」
早苗「この流れ大事よー」
杏「あれー?」
瑞樹「一応元アナウンサーだからね?」
美嘉「大丈夫だよー!杏ちゃんなら勝てるから!!」
杏「勝てるじゃないよ。勝たなきゃヤバいんだよ」
瑞樹「何で?」
杏「この体型であんなん喰らったら背骨どころか胴体も離れる…ますよ」
瑞樹「いやだからって…私も嫌よ?」
杏「…」
瑞樹「…」
早苗「…」
ちひろ「…」
瑞樹「…ンフフッ…早く続き…」
ちひろ「続いて第四問!」
『これは何でしょう?』ピンポーン
http://gamers-high.up.n.seesaa.net/gamers-high/image/virtua_gun.jpg
瑞樹「モデルガン!」
ちひろ「不正解ですー」ピピー
瑞樹「え?モデルガンじゃないの?」
ちひろ「はい回答権は杏さんに移りまーす」
杏「…ガンコン(ガンコントローラー)?」
ちひろ「正解!」ピー
友紀「あー…」
早苗「ガンコンってなに?」
幸子「アーケードにあるようなやつだと思いますよ」
美嘉「これは杏ちゃん向けのやつだったねー」
『ここまで二人の対決は五分五分…!最後の一問で勝者が決まる!!』
『勝って引き分けに持ち込みたい川島率いる新人組か!』
『先輩アイドルの意地を見せたい双葉率いる先輩組か!』
『勝利の女神はどちらに微笑むのか!?』
ちひろ「ラスト、第五問目!!」
『年齢を答えよ』
http://i.zazen-inc.com/idol/l/801a8ecab88ba6aa4104c5704603b2d8.jpg
菜々「」
瑞樹「…」
杏「…」
早苗「…」
楓「…」
美嘉「…」
楓「27」
美嘉「29!」
瑞樹「30!!」
杏「35!!」
早苗「37!37!!」
友紀「40!!」
菜々「競りみたいになってる!競りみたいになってる!!競りみたいになってる!!!」
文香「www」
菜々「いい加減にして下さい」
瑞樹「だって答えたら負けな気がするから」
杏「うん」
ちひろ「良いですけど外したら有香ちゃん二連発ですよ」
瑞樹「17」
ちひろ「正解」ピピー
杏「あっ」
『デデーン 双葉 空手キック』
杏「ちょっと待って杏はシャレになってない」
有香「はい」
杏「はいじゃないよ。体重差考えなよ」
幸子「ボクもやられましたよ」
杏「杏が喰らったらFATALITYになるよ」
早苗「何それ」
瑞樹「…まあ確かに放送事故になりそうね」
杏「だからさ」
友紀「良いのありましたよ」
うさぎ「」
杏「ちょい」
有香「はい」
杏「はいじゃないっての」
早苗「いいじゃない薄汚れてんだから」
杏「大事なクッションなんだけど」
瑞樹「クッションだって」
有香「セイッ」ミリッ
杏「ああああああああああ!!!!?」
うさぎ「」
杏「内臓出てる」
美嘉「綿ね」
早苗「元から出てたじゃない」
ちひろ「…と!いうわけで…この勝負は…ドロー!!」
瑞樹「…」ペチ
ちひろ「あうっ…と、というわけで先輩組、新人組のアイドル対決は終わりです!終わり!」
早苗「まだ終わってないでしょ」
ちひろ「あの、終わり…」
瑞樹「ドローでしょ?なら私達二組分の罰ゲーム受けなきゃ」
ちひろ「勘弁してください」
楓「ちなみに罰ゲームの内容ってなんですか?」
有香「50℃のお湯にドボンです」
瑞樹「はい」ジャージ
ちひろ「はい?」
早苗「はい」
ちひろ「着替えるってことですか…」
楓「はい」
ちひろ「せめて何か話してもらえませんか…」
『話し合いの結果…なんと罰ゲームを受けるのはちひろに決定!』
ちひろ「着替えましたよ…」
早苗「ん」
有香「はい」ガシッ
ちひろ「ちょっ…あの、逃げませんから…」
有香「はい」グググ…
ちひろ「痛い痛い!握力が痛い!」
早苗「握力が痛いって何よ」
瑞樹「観念しなさい」
ちひろ「…」
50℃のお湯←
ちひろ「…あの…」
瑞樹「何?」
ちひろ「まあ、いや、蹴られるよりはマシだったかなあって…」
瑞樹「蹴飛ばして」
有香「はいッ」ゲシッ
ちひろ「痛っtb」バシャア
美嘉「www」
幸子「www」
ちひろ「熱い熱い熱い!!!」ザバァ
瑞樹「そんな熱かったの?」
ちひろ「熱いですよ!!おまけに染み込んでくるから尚!!」
早苗「あ、こりゃまあまあ熱いわ」
楓「前これくらいの温泉に浸かったことありますよ」
美嘉「えー?そんな所あるんだあ」
ちひろ「…」
『先輩アイドル達との長きに渡る対決を終え、武内プロダクションに帰りしばし元のプロジェクトルームで待っている川島達。早朝からの疲れが出てきたのかその顔からは最早余裕は無くなっていた…』
瑞樹「…」
早苗「…」
楓「…」
友紀「…」
菜々「…」
ちひろ「待たせたわね」ガラ
瑞樹「待ってない」
早苗「待ってない」
ちひろ「…あの、とりあえず…その、健康診断を行うわよ」
瑞樹「健康診断?」
ちひろ「そうよ。あ、ここからはまた笑ってはいけないから」
友紀「あー…またそれぇ?」
ちひろ「じゃあ、この健康診断は二人と三人に別れて行うから…えー…楓ちゃん、友紀ちゃん、菜々ちゃん。まずはあなた達よ」
楓「…」
菜々「凄まじく怪しいですね」
ちひろ「さあ、行くわよ」
友紀「またガン無視…」
早苗「行ってきなさいよ」
楓「はーい」
『突如始まった健康診断。様々な最先端の設備が整った武内プロダクションドクタールーム!まずは楓、友紀、菜々の三人に別れるのだが…一方こちらの部屋では…』
早苗「…」
瑞樹「…」
早苗「…」
瑞樹「…」
早苗「…」
瑞樹「…」
早苗「…最近さ」
瑞樹「何かしら」
早苗「楓ちゃんとはどう?」
瑞樹「どう…とは?」
早苗「何か楓ちゃんがオールナイトサボった時に日本酒ほとんど没収したらしいじゃない」
瑞樹「…まあ、返したわよ?…それってここで聞くこと?」
早苗「たまたまそれが頭を過ったのよ」
瑞樹「別に仲もいつも通りよ」
早苗「実際どうだったの?楓ちゃんの返してもらった時の反応」
瑞樹「…んー…レジェンド葛西選手の号泣インタビューくらい」
早苗「…ふふっ」
瑞樹「あ」
早苗「あ」
『デデーン 片桐 アウトー』
早苗「言ってたわねそういえば」
瑞樹「だから変に会話したくないのよ」
早苗「いやだってずっと黙ってるのもあ痛っ…何か変じゃない」
瑞樹「…なら……あなたこの仕事が終わったら何するの?」
早苗「何するって…まあ…寝るわよ」
瑞樹「ちょっと飲もうとかないの?」
早苗「これが終わったらしばらく休みでしょ?打ち上げなんて2、3日後にやりゃあいいのよ」
瑞樹「一番好きそうなのに?」
早苗「お酒好きだけど、そんなずっと飲めるわけじゃないわよ。後睡眠不足にお酒はアウトよ」
瑞樹「あー…だとしたら私も寝るかなあ」
早苗「あ、でも明日は事務所行くわ」
瑞樹「どうして?」
早苗「拓海をシメなきゃ」
瑞樹「まだ犯人って決まったわけじゃないでしょうに…」
『デデーン 安部 アウトー』
早苗「…」
瑞樹「…」
早苗「やっぱりあるわよね。何か」
瑞樹「でしょうね」
早苗「あーきっつ…」
『デデーン 安部 アウトー』
瑞樹「また?」
早苗「菜々ちゃん笑うわねえ」
瑞樹「このアウトーっての聞きたくないのよ、もう」
早苗「しばらくトラウマになりそうだもんね…」
瑞樹「…」
早苗「…」
\アッナニコレ!?ヤメテ!キャアアアア!!/
瑞樹「!?」
早苗「!?」
『デデーン 高垣 アウトー』
瑞樹「…」
早苗「…」
瑞樹「…びっくりしたー…襲われてるのかと思ったわ」
早苗「何があったのかしら」
瑞樹「…何かしら」
『川島と片桐がプロジェクトルームで駄弁っている間、こちらでは…』
ちひろ「まず身長から測っていくわ」
友紀「はーい…」
楓「…」
菜々「…」
?「しゅ、しゅいま、しゅいませぇぇぇん!!」
友紀「ん…あ、くるみちゃん」
くるみ「ふぇぇ…遅れちゃったあ…」ボインボイン
菜々「わあ…」
楓「…」
くるみ「あっ…えっと、こ、こんにちは…」
楓「こんにちは〜」
?「あー!ちょっとすいませーん!」
友紀「今度は…」
菜々「わあっ…」
雫「遅れちゃいましたー!」ボヨヨンボヨヨン
楓「…」
雫「あっ!お疲れ様ですー」
楓「お疲れ様です」
?「す、すいませ〜ん…」
友紀「…あっ」
菜々「…!wwwwwwww」
楓「…」
藍子「遅れちゃいましたー」ボイィンボイィン
『デデーン 安部 アウトー』
菜々「す、すいませんwwwすいませんwwwwwすいませ痛ぁっ!」
藍子「あっ!楓さんお疲れ様です!」ボイィンボイィン
楓「あ、はい…」
藍子「二人とも待っt」ズルズルボトン
菜々「wwwwwwww」
『デデーン 安部 アウトー』
友紀「ン゛ン゛ッッ!!」
楓「ン゛ン゛」
藍子「…待ってー…」すとーんすとーん
菜々「ヤル気www失くしてるwwww痛いっwww」
友紀「あ、見て見て!MRIだよこれ!」
菜々「こんなのもあるんですねー」
楓「どんな感じなのかしら…」
ちひろ「あら目ざといわね」
友紀「いやこれ見よがしに置いてあるから…」
ちひろ「仕方ないわね。じゃあ一回だけやらせてあげる」
楓「わーい」
ちひろ「誰がやるのかしら?」
菜々「楓さんやります?」
楓「ええ」
ちひろ「じゃあ…ここに寝て…」
楓「あれ?先生がやるんじゃないですか?」
ちひろ「今は忙しいのよ」
友紀「あ、何かもうこれやばそう」
菜々「やばいですね」
楓「あのー…」ウィィン
ちひろ「じゃあ見てくわよー」ウィィン
楓「は、はい…」ウイイイイイン
ちひろ「…」ウィィン
楓「…」ウイイイイイン
ちひろ「…」ウィィン
楓「…」ウイイイイイン
愛美「…」ウイイイイイン
楓「!!!?」ウイイイイイン
MRI『〜!!』ガタガタ
友紀「うわー…めっちゃ暴れてる…」
菜々「何があったんですか…」
楓『あっ何これ!?やめて!キャアアアア!!』
愛美『うひひひひひひ』
友紀「あれだね」
菜々「あれですね」
愛美『ウッホーイ!!』
楓『何してるの!?やめて!ちょっ、あっ!』
愛美『すっごーい!!やわらかーい!!』
楓『アッハハハハハハ!やめ、やめてアハハハハハくすぐったいからあああ!!』
『デデーン 高垣 アウトー』
菜々「行きます?」
友紀「行かない」
楓「…」ウイイイイイン
友紀「…」
菜々「…」
楓「痛いっ…」
友紀「…」
楓「…」
友紀「…何があったんですか?」
楓「何も無かったわよ」
菜々「嘘つかないで下さい」
瑞樹「…」
早苗「…」
楓「戻りました…」
友紀「疲れた…」
菜々「…」
瑞樹「何があったの?」
早苗「大分やられたみたいだけど」
楓「いや…どう説明していいのか…」
菜々「はい…」
友紀「まあ、怖いとかそういうのは無いと思いますよ」
瑞樹「それは雰囲気で分かるわよ」
早苗「高垣アウトーとか安部アウトーってあったじゃない」
菜々「ナナは…まあ、あれですよ。ツボに入ったといいますか…」
友紀「あれはひどかったなあ…」
楓「私は、まあ…」
早苗「?」
友紀「おっぱい揉みしだかれてくすぐられてました」
早苗「ンフフフ」
瑞樹「www」
『デデーン 川島 片桐 アウトー』
楓「あの、こうやって頭からウィィンってなってくじゃない?」
友紀「はい」
楓「で、ちょっと穴が空いてる所があったみたいで、まあ近づくにつれ愛美ちゃんの顔が見えたのよ」
瑞樹「痛いっ……ふんだりけったりね、それ」
早苗「あだっ…」
瑞樹「揉みしだかれてくすぐられて叩かれるってねえ」
早苗「そうねぇ」
ちひろ「いつまで待たせるの?」
瑞樹「だったら早く視界に入ってきなさいっての」
ちひろ「次はあなた達の番よ」
早苗「うわー…行きたくなーい!」
瑞樹「しょうがないでしょ。行くわよ」
早苗「うぇー」
『川島、片桐の二人が出ていき、残された三人…。一体どんな会話をするのだろうか…』
友紀「…」
菜々「…」
楓「…」
友紀「あのー…」
菜々「はい?」
友紀「ハンカチのこと、まだ怒ってる?」
菜々「はい」
友紀「そんなあっさり…?」
菜々「この収録終わるまでは許しませんよ」
楓「…二人って、仲良いの?」
菜々「まあ…」
友紀「良い、ですよ」
楓「ええ…?」
『デデーン 川島 片桐 アウトー』
友紀「あ」
楓「やられてる…」
菜々「…」
友紀「…」
楓「…」
友紀「楓さんと瑞樹さんはどうなんですか?」
楓「?」
菜々「そういえばそうですよね」
友紀「めっちゃ仲良いって感じでもないし…けど上手い具合に距離感保ってる感じだし」
楓「そうね…」
菜々「…」
友紀「…」
楓「…夫婦?」
菜々「あー…」
友紀「お互いの事理解してるみたいな…」
楓「考えてる事大概分かるもの」
友紀「ふふっ…何か良いなあ…………あ」
菜々「あー…」
『デデーン 姫川 アウトー』
友紀「楓さん恨みますよ」
楓「私何もしてない…」
友紀「もうせっかくいい感じの空気だったのに痛いっ」
『その頃こちらでは…』
ちひろ「身長、スリーサイズ変わらず…」
瑞樹「…」
早苗「…」
ちひろ「じゃあ次は…」
藍子「すいませ〜ん。忘れ物を取りに来て…」
ちひろ「あら?そうなの?」
藍子「はい。えっとー…あ、あったあった」クッション×2
早苗「…」
川島「…」
藍子「よっこら…しょ」ギュムギュム
ちひろ「もう大丈夫かしら?」
藍子「はい!大丈夫です!ありがとうございましたー」ボイィンボイィン
早苗「…」
瑞樹「…」
早苗「…あのさ」
瑞樹「何よ」
早苗「MRI…」
瑞樹「…」
早苗「やる?」
瑞樹「アンタやりなさいよ」
ちひろ「あら目ざといわね」
瑞樹「私何も言ってないわよ」
ちひろ「良いわよ。やらせてあげる」
瑞樹「子供じゃないんだからいらないわよ」
ちひろ「どっちがやるの?」
瑞樹「…」
早苗「…」
瑞樹「…」
早苗「…」
ちひろ「………え?」
MRI inちひろ『〜!!!』ガタガタガタガタ
瑞樹「www」
早苗「www」
『デデーン 川島 片桐 アウトー』
『アイドル活動にも慣れ、やがて虫達の鳴き声が静かに、静かに夜の武内プロダクションの周りで響いていた…』
ちひろ「待たせたわね」
瑞樹「待ってないって」
ちひろ「今から今日最後の仕事をしてもらうわよ」
楓「最後ですか?」
菜々「やったー…」
早苗「…で、何よ?最後は」
ちひろ「もちろんLIVEよ」
瑞樹「何でまたいきなり…」
ちひろ「だけど安心しなさい。新人のあなた達の為にスタッフ達が総力をあげてサポートするから」
早苗「…いやいらないんだけど」
瑞樹「そもそも新人じゃないし」
友紀「っていうかジャージだし…」
ちひろ「そう言うと思って、あなた達の衣装を持ってきたのよ」
http://livedoor.blogimg.jp/deremasu/imgs/9/7/97a97c82.jpg
http://moba-mas.com/wp-content/uploads/2013/05/9a77b70cbfa5519c355bec95e1dd93c6.jpg
http://moba-mas.com/wp-content/uploads/2014/01/371a0f77436b1f218c8300d50207019e.jpg
瑞樹「…」
早苗「…」
楓「…」
友紀「…」
菜々「…」
ちひろ「嬉しいでしょ?」
瑞樹「そんなに…」
早苗「何か…LIVEするぞーって気分でもないし」
友紀「とりあえず寝たいし…」
楓「夜は肌寒いですし」
菜々「ウサ耳だけ貰えますか?」
ちひろ「ンフフフフ……ま、まあとにかく、今すぐ準備しなさい」
瑞樹「はーい…」
『待ちに待った「最後」というキーワード!!それを聞いた途端川島達の顔に安堵の表情が浮かぶ!睡眠不足を訴える20代後半組とケツの痛みを訴える前半組。果たして無事LIVEを成功させ、帰ることが出来るのか!?』
…。
瑞樹「この時ね、正直寝ることしか考えてなかったわ」
早苗「アンタも?」
瑞樹「そうよ」
早苗「……いやお客さん笑ってるけどね?やってご覧なさいよ。ほぼ24時間拘束されて叩かれるわ動かされるわ」
瑞樹「ほんっとに辛いのよ?」
友紀「あのスタジオからプロダクションまで帰るバス、ずっと寝てましたもんね」
早苗「寝られないわよ。あんな揺れるバスの中じゃ」
友紀「…ンフフッ…」
楓「?」
菜々「あの、揺れるってので思い出したんですよ…」
楓「あ…」
瑞樹「あの子(藍子)でしょ?」
友紀「ンフフフフ」
菜々「wwwww」
早苗「どう見ても笑っちゃダメなやつなのによくあそこまでバカ笑いしてたわね」
菜々「あれだってもう…「笑えよ」みたいな顔してたじゃないですか」
瑞樹「wwwww」
早苗「wwwww」
友紀「そんなことはないでしょ…」
楓「…でもやっとLIVEですよ」
瑞樹「そうよ。やっと終わるのよ」
早苗「時間の都合でね、色々カットされてるのが腹立つけど」
友紀「私達がどれだけ長い間やってたのか伝わりませんよね」
菜々「あんな長い一日なかなか無いですよ?」
楓「だってクイズ対決なんて編集のせいでものの5分くらいしかやってなかったですもんね」
瑞樹「あれめちゃくちゃ言い合いしてたのにね」
菜々「…あ。それと、あれですよ」
早苗「あれ、とは?」
菜々「楓さんの瑞樹さんに対しての…」
友紀「あ、夫婦だ」
瑞樹「やめなさいよ」
早苗「何テレてんのよ」
瑞樹「テレるって…別にそんなことはないでしょ…」
楓「私の一方通行ですか…?」
瑞樹「はいギュー」ギュ
楓「ギュー」
早苗「ムツゴロウさんと犬が戯れてるわよ」
友紀「はいはいもういきますよ」
瑞樹「www…はい、えー。この後最後の、LIVEとなるんですが、一体私達は無事に帰れるのか、という所ですよね」
楓「そうですね」ギュー
菜々「ここからも見所ですよー」
早苗「無事に帰れるのかって、今ここにいるじゃないの私達」
友紀「www」
瑞樹「wwwww……はい、じゃあ…最後の前フリは……アンタいつまで抱きついてんのよ」グググ…
楓「…」グググ…
友紀「じゃあ…菜々ちゃんは?」
菜々「ナナですか?」
早苗「じゃあ…はい3、2、1…」
菜々「最後までみんなの活躍、見てくど、見て下さいね!」
瑞樹「wwwww」
早苗「wwwww」
楓「wwwww」
友紀「wwwww」
瑞樹「噛む!?そこd」
菜々「スタアアアアアアトオオオオオオオ!!!」
早苗「wwwww」
友紀「あ、やっぱ寒い」
楓「本当…」
瑞樹「…LIVEってどこでやるの?」
ちひろ「外にステージを用意したわ」
早苗「え?ここ(武内プロダクション)でやるの?」
ちひろ「そうよ」
菜々「時間無いんでしょうね」
友紀「これ以上施設借りる余裕が無かったとか…」
ちひろ「お客さんも来てるから。楽しみにしてなさい」
瑞樹「…あ、うわー…」
友紀「めっちゃ来てるじゃないですか…」
早苗「何でこんな時だけ本格的にやろうとすんのよ」
ちひろ「みんなあなた達を見に来てるのよ」
早苗「いい話っぽくするんじゃないの」ペチ
ちひろ「あうっ」
楓「…ちなみに、曲は何ですか?」
瑞樹「そうよ。何も聞いてないし…」
ちひろ「お願いシンデレラよ」
瑞樹「そこボケないのね」
早苗「新しく曲作る余裕が無いんでしょ」
瑞樹「何?削れる所は削って他に回すの?」
楓「ギャラとか施設のレンタル料とか人件費とか…」
早苗「本当に誰が考えたのよこの○○企画…」
瑞樹「アイドルが○○言うんじゃないわよ」
友紀「もう壊れてますね」
楓「壊れてるわね」
ちひろ「あ、それとここからはLIVE終了までは笑っていいわよ」
瑞樹「真顔でLIVEやるわけないでしょ」
瑞樹「アンタ振り分かる?」
早苗「分かるわよ」
友紀「一応…」
菜々「みんなが出来る曲にしてくれたんですね」
瑞樹「今更気遣われても説得力無いからね。ここのスタッフ達」
楓「…どういう風に出ます?」
瑞樹「え?普通に…」
楓「凛ちゃんから聞いたんですけどね?ステージに上がる瞬間に、自分達の好きな食べ物を言うんですって」
早苗「へー…」
楓「フラ、イド、チキーンとか、チョ、コ、レートとか」
友紀「何かのおまじないですか?」
楓「これをやると、緊張感が無くなるんですって」
瑞樹「別に緊張してないんだけど…」
楓「私達もやりませんか?」
早苗「ん…」
瑞樹「ん…まあ…ねえ?」
楓「私、考えたんですよ?」
瑞樹「…どんなの?」
楓「お・さ・け」
瑞樹「食べ物じゃないじゃない」
楓「でも皆さんもそうでしょう?」
菜々「はい?」
瑞樹「www」
早苗「www…まあ、やってもいいわよ」
楓「わぁい」
瑞樹「…じゃあ、まあ、行くわよ」
早苗「あー…でも何かカメラの前でやるのも恥ずかしいんだけど…」
楓「良いじゃないですか。じゃ、手を繋いで…」
瑞樹「はいはい…」
菜々「ちょーっと納得いかないですけども…」
早苗「アンタたまにお酒臭いんだけどね」
菜々「そろそろ言いますけどみんな私の本当の年齢知ってますよね?」
早苗「ン゛」
瑞樹「もうテンションがおかしくなってきたわね」
友紀「早くやりましょうよ…」
早苗「はいはい早く早く」
楓「w…じゃあ、いきます……皆さんのお好きなものは?せー……のっ!」
楓「おs」
4人「酒ッッッッッ!!!!!」
『これが本当に最後の最後。ようやく本業の仕事となり、力尽きていた5人の目に光が再び宿った!』
『最高の、LIVEを見せるために!!』
https://youtu.be/gMYXKtE9Kwg
『ケツをしばかれた回数』
『高垣 楓 84回』
『姫川 友紀 96回』
『川島 瑞樹 114回』
『片桐 早苗 119回』
『安部 菜々 164回』
『LIVE終了後』
瑞樹「はぁ…LIVE終わった〜…」
早苗「あー!終わったー!!」
菜々「やっと寝られる…」
友紀「あー…しんどかったあ…」
楓「あの、LIVEの時皆さん何て言いました?」
瑞樹「え?」
楓「お・さ・け。じゃなかったですよね」
早苗「本能的に言っちゃったのよ」
友紀「階段とかもう関係無しにいきましたもんね」
瑞樹「もうダーンッ…と」
早苗「酒ッ!」
楓「お!おが無かったんですー!」
瑞樹「良いじゃない終わったことなんだから」
菜々「そうですよ。終わり良ければすべて良しです」
楓「えー…」
ちひろ「あなた達、よく頑張ったわね」
瑞樹「本当にね」
ちひろ「今日の頑張りはきっと武内プロデューサーも見てくれてるはずよ」
早苗「あそこまで出しゃばったんだから見ないと怒るわよ」
武内P銅像←あそこ
友紀「あーでも、終わってよかったあ…」
?「皆さーん!!」
瑞樹「…?wwwww」
早苗「wwwww」
楓「wwwww」
友紀「wwwww」
菜々「wwwww」
武内P「お疲れ様でしたあああああ!」
『デデーン 全員 アウトー』
武内P「とても、いいLIVEでした」
早苗「これアタシ達の名前入りハッピ?よく作ったわねー…」
瑞樹「君走ってくるとめちゃくちゃ迫力あるわね」
楓「ちなみに、この企画考えたのってあなたですか?」
武内P「…」
友紀「どうなの?」
武内P「…」
菜々「…」
武内P「それでは皆さん、お疲れ様でした!」ピュー
早苗「逃げたわ」
瑞樹「…あの子ね」
楓「もう…」
5人「痛ったい!!」
…。
瑞樹「アンタどんだけ叩かれてんのよ」
菜々「お二人だって100回超えてるじゃないですか」
友紀「でも楓さんが笑わないのは意外かなあ…」
瑞樹「この子人のボケとかには厳しいのよ」
楓「えー?」
早苗「むしろアンタ自爆してたものね」
楓「癖なんですよ」
瑞樹「直しなさい」
楓「直しません」
菜々「でも本当に疲れましたね…」
早苗「結局アンタはいくつなの?」
菜々「17ですけど」
早苗「wwwww」
瑞樹「…まあいいわ。とにかく終わったんだし。えーここまでご覧頂きました!」
楓「お疲れ様でした」
友紀「早いですよ」
瑞樹「飲みに行く気満々じゃないのよ」
楓「これ以上何を話すんですか?」
瑞樹「アンタあのカンペ見なさいよ。後3分もたせなきゃいけないのよ?」
楓「えー?」
早苗「3分ってね、意外と長いわよ」
瑞樹「まあ、そうね」
早苗「ウルトラマンだって戦ってる時10分くらいに感じるじゃない?」
瑞樹「あれテレビじゃないのよ!」
友紀「ラストは誰が締めるんですか?」
菜々「瑞樹さんじゃないんですか?」
瑞樹「そうしようと思ったけど…楓ちゃん?」
楓「はい?」
瑞樹「ラスト10秒で何か言いなさい」
早苗「渾身のボケとか」
楓「良いですよ」
友紀「良いんだ」
スタッフ『終了15秒前』
10…9…
楓「…」
8…7…
楓「…」
6…5…
楓「…」
4…3…
楓「…」
2…1…
楓「…」
愛美は愛海(アッガイ)かな
楓「おs」
4人「酒ッッッッッ!!!!!」
くそwww最後の最後でこの勢いwww
もうこのkwsmさんと楓さんたけであかんwww
乙でした
>>134
すいませんマジで愛美かと思ってました…
愛海でお願いします
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