いろは「ねえ先輩」 八幡「んあ?」 (67)
・俺ガイルのssです
・八幡といろはすが同棲してる設定です
・初めてなので、至らぬところがあるかもしれません
・書き溜め無いので、グダグダ行きます
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いろは「お腹すきました」
八幡「あ〜...もうこんな時間か」
いろは「そうですよ。お昼ご飯のあと、おやつすら食べてないからお腹ペコペコです」
八幡「言い方があざとい」
いろは「確かにそうですね。せっかく先輩といるんだから、もっとだらけないと」
八幡「いや待てお前、恋人に対してその仕打ちはどうなんだ」
いろは「うわ自分から恋人とかいうんですね気持ち悪いですでもそんな先輩も嫌いじゃないですごめんなさいお腹すいた」
八幡「拒否してんのか受け入れてんのか、はたまたまったく関係無いことを話したいのかよくわからんな」
いろは「全部です」
八幡「なんじゃそりゃ」
いろは「お腹すきました」
八幡「おう」
いろは「『おう』じゃなくてですね...。可愛い彼女がお腹すいたって言ってるんだから、なにか作ろうとか思わないんですか?」
八幡「いや、思わない」
いろは「えぇ...」
八幡「...なんかまるで俺が悪いみたくなってるけど、今日の晩飯の当番ってお前だからな?」
いろは「そうですけど...なんか今日面倒くさいんで、先輩やってください」
八幡「当番の意味無いし...」
いろは「じゃあ一緒に作りましょう」スクッ
八幡「結局俺も作ることは決定事項なの?」ヨッコラセ
いろは「とか何とか言いつつ立ち上がってるってことは、先輩は手伝ってくれるんでしょ?」
八幡「...うるせえよ」
いろは「ふふ、そういうとこが大好きです」///
八幡「...うるせえよ」///
いろは(赤くなってる先輩可愛い)///
八幡「それで、何作るんだ?」
いろは「うーん、そうですね〜...」
八幡「今ある材料だと、作れるのは...シチューと...野菜炒めと...味噌汁と...くらいか。あと、昨日の残りの肉じゃががある」ガチャ
八幡(汁物二つになるから、味噌汁無しにしよ。こいつシチュー好きだし)
いろは「え...肉じゃがあるならいいですけど、なんか野菜ばっかりじゃないですか?お肉とかお魚とか...」
八幡「今日買い物行ってないからな...。っつうか、この前『ちょっと太ったんで、お肉はNGで!』ってお前が言ったから、そういうのは控えてんだろ」バタン
いろは「うわあ...女の子に、それも彼女に太ってるとか」
八幡「いや、お前が言ったことを再現したまでだろ...。しかも、その時に俺はそんなことないって言ったし」ガチャガチャ
いろは「そうですね。その時、私の体中を嫌らしい目線で舐め回すように見てましたし」
八幡「なんかお前、雪ノ下に似てきたか...?俺の心をどんどん抉っていくな...」トントントン
いろは「彼女相手に他の女の名前を出さないでください。嫉妬しちゃいます」
八幡「ああそーかい」ザクザク
いろは「そーです。...ま、先輩にならそんな視線を向けられても、嫌な気はしませんけどね」
八幡「はいはい、ビッチビッチ」トントントン
八幡(『ビッチビッチ』って言ったら、なんか魚が跳ねてる音みたいだな...。明日は魚にしよ)トントン
いろは「なんかどうでもよさそうなこと考えてる目ですね...。って言うか、私はビッチじゃありません。何回言ったら分かるんですか?」
八幡「はいはい」パキッ
いろは「それと、仮に私がビッチだとしても、そんなビッチな彼女と二ヶ月も同棲しておいて、未だキスしかしてないチキンはどこの誰でしょう?」
八幡「う、うぐっ...」コトコト
いろは「おや、ぐうの音は出るようですね」
八幡「...チキンで悪かったな」コトコト
八幡(そりゃ俺がチキンってのもあるが、今はコイツを大事にしたいんだよ...。まあ、そんなの言い訳だな)コトコト
いろは「まったく...」
いろは(まあ、大事にされてるのはすごくわかるし、幸せですけどね...)
八幡「そんなチキンな俺が作ったシチューで許してくれませんかね? あ、チキンは入ってないぞ」
いろは「え...あれ?もうシチュー出来てるんですか? あ、野菜炒めもあとは焼くだけだ...」
八幡「ほれ、味見も兼ねて」グイッ
いろは「は、はい...」クイッ
八幡「どうだ?」
いろは「...まあまあじゃないですか?」///
八幡(あ、旨かったんだな。良かった...)
いろは(なんでこの人、この二ヶ月で私の好みをドンピシャで突けるようになってるの!?)///
八幡「あと野菜炒めとくから、肉じゃがとか皿とか出しといてくれ」
いろは「はい...」///
いろは(なんだかんだ料理も全部してくれたし、ほんとこの人は...)///
夕食後
いろは「ごちそうさまでした」
八幡「はいはい、お粗末様」
いろは「ふふ、今日も美味しかったです」ニコッ
八幡「...なら良かった」///
いろは(あ、また照れてる)
八幡(ほんとコイツは...。たまに素の反応が来るから困る)
いろは「なんかご飯食べたら暑くなっちゃいました」
八幡「確かにな」
いろは「でも、クーラー付けたら寒くなりそうです」
八幡「電気代もかかるしな」
いろは「でも、食後すぐにお風呂っていうのは、なんかこう体に良くなさそうです」
八幡「ということは、もうアイス食うしかねえな」
いろは「流石先輩、よく分かってますね」トテッ
いろは「さあ、何があるかな〜」ガラッ
八幡「俺も何でもいいから取ってくれ〜」
八幡(そういえば、こいつ太った云々言ってたのにアイスは食うのか)
いろは「アイスは別腹ですからね〜」
八幡「!?」ビクッ
八幡(え、何この子、俺の考えてること読めるの?)ダラダラ
いろは「...」ピタッ
八幡「? どうした? 開けっ放しだと電気代高くなるぞ」
いろは「細かいです。それより...」
いろは「...アイスが1個しかありません」ゴクリ
八幡「なん...だと...!?」
八・い((わざわざ買いに行きたくないけど、絶対にアイスは食べたい...!))
八幡「こうなったら...」
いろは「仕方ないですね...。私の本気を出す時が来たようです」
八幡「ふっ、いくら頑張ろうが、埋められない力の差はあるんだよ...」
いろは「何言ってるんですかたかがジャンケンなのに気持ち悪いですちょっとそんな人と同列に見られるのは耐え難いですごめんなさい」
八幡「いや、ちょ、お前そこは最後まで乗りきれよ...」
いろは「そんなこと知りません。行きますよ」
八幡「え、あ、ちょっと待て」
いろは「ジャンケン」
八幡「うっそ!」
八・い「「ポン!」」
八幡「」グー
いろは「」パー
八幡「...」
いろは「んふ〜、おいし〜!」キラキラ
八幡(クッソ...! やり口が汚い...!)
八幡「ってか、1個しかないアイスがハーゲンダッツってどうなんだよ!差が激しすぎだろ!」
いろは「いや〜、この前奮発しちゃって...」テヘペロ!
八幡「くぅっ...」
八幡(ハーゲンダッツって値段の割にはそうでもないけど、でもやっぱ値段が値段だからあるなら食いてえんだよ...!)
八幡(なんか、俺の考え方貧乏臭いなあ...)
いろは「まったく、仕方ない人です。はい、あ〜ん」
八幡「...へ?」
いろは「あ〜ん」
八幡「く、くれるのか?」
いろは「はい、どうぞ」ニコッ
八幡「おお、いろはお前って奴は...。じゃあ、あーんは恥ずいから、棒貸して」
いろは「...」ムスッ
いろは「」パクッ
八幡「な、なんで自分で食うんだよ!?」
いろは「まったく、先輩という人は、可愛い彼女があーんしてあげてるんですから、そこにパクッと行っちゃえばいいんです」
八幡「いや、おま...」
いろは「じゃないと食べさせてあげません」ニコッ
八幡「うぐっ...わ、わかった...」
いろは「そうそう、素直になればいいんです。はい、あ〜ん」
八幡「あ、あ〜...」パクッ
いろは「...美味しいですか?」///
八幡「...あぁ」///
八幡(なんでコイツは上目遣いで赤くなってんだよ!可愛すぎだろ!)///
いろは「へへへ、じゃあもう一回です!あ〜ん」///
八幡「え、あ、あ〜...」パクッ
いろは「へへへへ〜、あ〜ん」///
八幡「...あ〜」///
いろは「あ〜ん」///
八幡「あ、あ〜」///
八幡(何回やるんだよこれ!)///
今日のところはこれで終わります
こんな感じで甘々で行きます
(甘々にできてるかな...?)
また明日以降も書いていくので、見てくださると嬉しいです
とりあえず、日中に書き溜めたものを貼り付けます
貼り終わったら一回止めて、また時間を空けて11時過ぎくらいから再開します
いろは「あ〜、無くなっちゃいましたね」
八幡「そ、そうだな...」///
八幡(結局俺にほとんど食わせたじゃねえか...)///
いろは「ああ!」
八幡「ど、どうした?」ビクッ
いろは「先輩にもあーんしてもらえばよかった...」ショボーン
八幡「いや、しないから...」
いろは「してくれないんですか...?」ウルウル
八幡「...勘弁してくれ」///
いろは「この前はしてくれたのに...」
八幡(コイツの食べ方、なんかエロいんだよ...)///
いろは(本当にヘタレだな〜...)ムッスー
八幡(あ、頬が膨れてる...)
八幡「...可愛い」ボソッ
いろは「へ!?」///
八幡「あ、いや!」///
いろは「ちょ、もう一回言ってください!もう一回だけ!!!」
八幡「ちょ、お前必死すぎ...」
いろは「だって先輩、滅多にそんなこと言ってくれないじゃないですか...」
八幡「いや、いつも思ってるけど...」
いろは「思ってても口に出してくれないと嫌なんです!」プンスカ
八幡「あざとい」
いろは「違いますそうじゃないです!」
八幡「...」///
いろは「...」ジー
八幡「...あざとい」///
いろは「〜〜〜バカァ!」///
いろは「もう知りません!お風呂行ってきます!」トテトテトテ...ガララッ バタン!
八幡「ちょ、いろは...」
八幡(...俺ももう少し素直にならないとな)
八幡(でも、あと数時間だけ待ってもらわないと...)
いろは「...」カポーン
いろは(ふう...。少し落ち着いてきた)
いろは(先輩が...先輩が私にかわいいって...)
いろは「ふへ...ふへへへへ〜」ニヤニヤ
いろは「...はっ、今の私、気持ち悪い時の先輩みたいだった!」
〜〜〜〜
八幡「...ヘックショ!」
八幡(なんか今、悪口言われた気がする...)
〜〜〜〜
いろは(それにしても、最近の私って先輩のことばっかり考えてるな...)
いろは(ゾッコンって、こういうのを言うのかな...)
いろは「なんだか私が私じゃないみたい...」
いろは(私が高校を卒業してから付き合い始めたんだっけ...)
いろは(先輩を落とすまでも大変だったけど、その後の付き合い始めてからももどかしかったなあ...)
いろは(それで、初めてのキスが付き合ってから一年ごとか...)フフフ
いろは「ま、なんだかんだ付き合い始めてからの二年間は楽しかったけど...」
いろは(それで二ヶ月前、ちょうど冬休みが終わる頃に、先輩から『同棲しよう』って言ってくれた...)
いろは(先輩からしたら大成長だよね...)
いろは(ついこの前なったばかりだけど、私は3年生で、先輩は4年生...。この先どうなるんだろ...)
いろは「...ん?三年生...」
いろは「...あぁ!」バシャ
ガチャ! バタン!
いろは「ややややばいよヤバイヨ〜」フキフキ
ドテドテドテ ガララッ!
八幡「いろは!だいじょう...ぶ...」
いろは「え...」
八幡「おわああああああああああ!!!」ガララッ ピシッ!
八幡「す...スマン!」///
いろは「み...見られた...先輩に見られたぁ〜!!!」
八幡「ほ、本当にすまない!」///
いろは「うう...だ、大丈夫です...」///
八幡(こ...これ何てエロゲ!?)///
いろは(ううう...最初に見せるのは、だ、抱いてもらう時が良かったのに...)///
とりあえずここまでです
続きは後ほど
再開します〜
ガララッ
いろは「...」///
八幡「お、あ、お...おう...」///
いろは「そりゃあ可愛い彼女の裸を見た後そうなるのも分かりますけどどもりすぎです気持ち悪いですでも先輩になら見せてもいいですけどねごめんなさい」///
八幡「え、あ、おう...」///
いろは(私、何口走っちゃってるんだろう...)///
八幡「そういえば、お前風呂場でデカイ声出してどうした?」///
いろは「あぁっ!そうなんですよ、ヤバいんですよホントヤバいんです本っ当にヤバいんですよ〜」アセアセ
八幡(なんかデジャヴだな...)
八幡「どうしたんだ?」
いろは「なんか、もう三年生だからゼミの希望書とかいうのを書かないといけないんですけど、結構長々と理由も書かないといけないんですよ!しかも明日提出!」
八幡「あ、あ〜...」
いろは「ですから先輩、一緒に考えてください!」
八幡「...ったく、分かったよ」
八幡(まあ、いろいろお詫びしないといけないしな...)
八幡(それに、まだ数時間あるし、ちょうどいい時間潰しになるか...)
いろは「流石先輩です! もうホント大好き〜!」ダキッ
八幡「ちょ、おい離れろ!」///
いろは「嫌で〜す」ニコニコ
八幡(くっそいい匂い過ぎだろしかも柔らかくてなんかもううおおおおおおおおおおおおおおおおおお)///
八幡「とりあえず離れろ!」グワッ
いろは「ああっ...もう、女の子にそんな乱暴しちゃダメですよ?」
八幡「はいはい、あざといあざとい」///
いろは「まったく、なんでダメなんですか?」
八幡「...分かってて聞くなよ」///
いろは「分かりませ〜ん!」ニヤニヤ
八幡「とにかく、そこ座れ! 明日までなんだろ?」ビシッ
いろは「ああっ、そうでした!」
いろは「...」ストン
いろは(あれ、何か忘れてるような...?)
八幡「どうかしたか?」
いろは「え、あ、いえ、何でもないです...」
八幡「? そうか?」
いろは「はい」
いろは(とにかく、今はこれ書かなきゃだ!)カリカリ
八幡(なんだかんだ言って、こいつも真面目になったなあ...)シミジミ
いろは「...あ」
八幡「今度はなんだ?」
いろは「そういえば、ふと思ったんですけど...」
八幡「おお」
いろは「先輩の胡座の上でやりたいです!」
八幡「...おお?」///
八幡(なんか響きがそこはかとなくエロい...)///
いろは「させてくれないなら、私真面目にやりませ〜ん」ツーン
八幡「クソっ...。まあ、いいけど...」///
いろは「やった! それじゃっ、お邪魔しま〜す」ストン
八幡(前言撤回。やっぱまだまだ真面目じゃねえわ...)///
八幡(...とか何とか言いつつ、あれから一時間半、俺に質問しながら真面目にやってんな)
いろは「...」カリカリカリ
八幡(成長したんだな、いろは...)ナデナデ
いろは「ふえっ!?」ビクッ
八幡「あ、や、悪い! なんて言うか、目の前に頭があったから、つ、つい...」///
いろは「な、ななななに一人で言い訳してるんですか気持ち悪いですでも頭撫でるのは気持ちよかったんで引き続きやってくださいお願いします」///
八幡「お、おう...」ナデナデ
いろは「へへ、へへへへ...」/// カリカリ
八幡(お、おお、表情崩しながらもペンは変わらず動かしてんのな...)ナデナデ
八幡(正面から顔みたいけど、邪魔するわけにはいかねえしなあ...)ナデナデ
八幡(...あ、よく見たら字もフニャフニャになってるわ)ナデナデ
いろは「んん〜、終わりました〜」ノビー
八幡「おう、お疲れ様」ナデナデ
いろは「へへへ、先輩も手伝ってくれてありがとうございます」///
八幡「いや、お前真面目にやってたし、よく頑張ったな」ナデナデ
いろは「〜〜〜はいっ!」///
八幡「!」ドキッ
八幡(か、かかかか可愛い〜!!!)///
いろは「えへへ〜」///
八幡「〜〜〜俺、風呂行ってくる!」
いろは「あぁ!...も〜」プクー
ガララッ パタン!
八幡「...危うく襲うところだった」ボソッ///
八幡(落ち着け落ち着け、こういう時は深呼吸...)フー フーー
八幡(時間は...23:30か。ちゃちゃっと風呂入ろ)
ガララッ パタン
八幡「...」
八幡(今は...23:50。20分経ってんのに、なんでさっきいたところに座り込んで自分の頭なでてんだよ...可愛すぎるよ...)///
いろは「...」ナデナデ///
八幡(...あれ、こっちに気づいてない? どんだけ自分の世界に入ってるのあの子)
八幡(...今のうちに用意しよっと)
八幡「...よし」
八幡(これで準備は万端だ)
八幡「いろは〜」サッ
いろは「え...先輩、なんで目隠しするんですか?」///
八幡「いいから。ちょいそのまま立って」
いろは「? はい...」スクッ
八幡「で、ちょっとこっち来て」クイッ
いろは「おっとと...」トテテ
八幡「じゃあ、一回手を離すけど、まだ目は閉じとけよ」
いろは「?」
いろは(なにこれ?どういう状況...?)
八幡「...」カチッ カチッ カチッ
八幡「...」パチンッ
いろは(あ、なんか暗くなった。でも、なんだかほんのり暖かい灯りがある。なんだろ、ロウソクみたいな...)
いろは(...ん?ロウソク...)
いろは「あぁっ!」
八幡「あっ、ちょ、お前目ぇ開いて...はないのか」
いろは(そうだ、さっきの紙の提出日って確か...)
八幡「あ、なに、もしかして今の今まで今日が何日か忘れてたのか?」
いろは「...はい」
八幡「じゃあ、敢えて聞こう。たった今、日付が変わったわけだが...今日は何月何日だ?」
いろは「...4月16日です」
八幡「今日は何の日だ?」
いろは「私の...誕生日です」///
八幡「目ぇ開けてもいいぞ」
八幡(いいけど、このメッセージ読まれるのは恥ずいな...)///
いろは「...」パチッ
いろは「『いろは 誕生日おめでとう』...」
いろは「...『ずっと一緒にいてくれ』」
いろは(え、もしかしてこれ...)
八幡「...いろは」
いろは「は、はいっ!」
八幡「実はだな...就職が決まった」
いろは「...え、主夫宣言してた先輩が、ですか?」
八幡「だってお前...俺はお前を養わないといけないんだよ」
いろは「ふえ、ええ...」///
八幡「一応、お堅く県庁だ。苦労はかけない」
八幡「だからいろは...俺と結婚してくれ」スッ
いろは「これ...もしかして、指輪?」
八幡「ああ...一応、婚約指輪ってことになる」
八幡「こんな俺だけど...いいか?」
いろは「...はいっ!」ウルッ
八幡「ちょ、な、泣くなよ...」
いろは「えへへ、だって...」グスッ
いろは「...ねえ先輩」グスッ
八幡「んあ?」
いろは「ふふっ、間抜けな返事しないでください」
八幡「あ、スマン...」
いろは「仕方ないですね...じゃあ」
いろは「キス、してください」///
八幡「...ああ」
いろは「...」///
八幡「...」チュッ
いろは「...へへっ」///
八幡「...」///
いろは「ねえ先輩」
八幡「...おう」
いろは「結婚するなら、呼び方が『先輩』のままじゃダメですよね」///
八幡「!」ドキッ
いろは「ねえ、八幡」
いろは「今夜一緒に...寝てもいい?」
これにて一旦終了です
明日はちょっと無理ですが、明後日からは後日談(?)みたいなのも書きたいと思います
コメント嬉しかったです
もう少し付き合ってくださると更に嬉しいです
では、また明後日ということで
それでは再開していきます
今日は少なめの予定です
翌朝
チュンチュン ピヨピヨ-
八幡「...」クークー
いろは「...」スヤスヤ
いろは「...んう」
いろは(朝、かな...? でも、なんだか真っ暗...)
いろは(あ、先輩が抱きしめてくれてるんだ...)
八幡「...」クークー
いろは「...へへへへ~」///
いろは(頭の上で先輩の吐息が聞こえる...)ギュウッ///
八幡「んぐっ...」クー...クー
いろは(おおっと、強く抱きつき過ぎちゃった...)
いろは「...」モゾモゾ
いろは(そういえば、やった次の日ってお腹が変な感じするっていうけど...変なっていうか、ただただ筋肉痛だ...)サワサワ
いろは(昨日、いっぱい気持ち良くされて、なんかもう変なこと言ってた気がする...)///
いろは(っていうか、先ぱ...じゃなくて、は、八幡、自分は動きたいくせに、私がちょっとでも痛がってる様子見せたら、休憩入れたりハグしたり...)///
いろは(入れる前にもかなり達しちゃってたのに、最後の最後にもう一回達しちゃったし...)///
いろは「ホント、八幡のほうがあざといよ...」
いろは「へへ...んん~」スリスリ///
八幡「んんんん~...」モゾモゾ
いろは(おおっと、ヤバヤバ...)ピタッ
八幡「...朝か、って、どぅえ!?いろは、ちょ、なんでここに...」///
いろは「え、先輩...昨日の夜の事、忘れt」///
八幡「ああもう思い出した!だから言うな!」///
いろは「へへへ...。あ、さっき先輩って言っちゃいました。...八幡、でしたよね?」///
八幡「す...好きなようにしろ」///
いろは「へへへ、そうしま~す」ギュウ///
八幡「わーったから!とにかくもう起きるぞ!」ガバッ///
いろは「ああっ...も~、もうちょっとさっきのままで...」
八・い「「!!!」」フイッ
八幡(なんか目ぇ見たら恥ずいんだけど...!)///
いろは(ヤバイ、顔合わせたら昨日のこと思い出しちゃう...!)///
八幡「と、とりあえず朝飯にするか...」///
いろは「そ、そうですね!」スクッ///
八幡「ちょ、お前服着ろよ!」///
いろは「ひゃ!はわわわわわ...」///
八幡「...」モグモグ///
八幡(朝飯が旨いかどうかもわからん...)///
いろは「...」モグモグ///
いろは(な、なにか話さないと...)///
八・い((とにかく...気まずい!))///
いろは「そ、そういえば先ぱ...は...八幡は、今日は講義何コマですか?」
八幡「お、おおおう、今日は、い、一コマ目だきゃで、あああ後はゼミに顔出しちぇ、ば、バイト行くだけだ...」
いろは「...ぷっ、先輩噛み過ぎですよ~」アハハ
八幡「う、うっしぇ」///
いろは「ふふふ...あ、また先輩って言っちゃいました」
八幡「いいよ、あんま無理すんな」///
いろは「いいえ、ケジメと言うか何と言うか、とにかく、このまま『先輩』じゃ嫌なんです」
八幡「そ...そうか...」///
いろは「はい...」///
八幡「っと、こんな時間か。そろそろ出ようぜ」
いろは「おっと、もう8時過ぎですか...。やっと食器洗ったのに、すぐに講義...」
八幡「まったくだ...。ま、行こうぜ」
いろは「ですね~」
数十分後
いろは「ふわ~...」アクビー
八幡「眠そうだけど大丈夫か? お前、今日は三コマ目までガッツリ入ってて、その後学園祭の運営委員会あるんだろ?」
いろは「え、彼氏とはいえなんでそこまでキッチリ私のスケジュール把握してるんですか驚きと同時に気持ち悪さも感じてますごめんなさい」
八幡「おま、ガッツリ来るなあ...」ゲッソリ
いろは「もう、冗談です。心配してくれてるのは分かってますよ。...その、ありがとうございます」///
八幡「え、お、おう...」///
八幡(なんかこいつ、エラく素直だな...)///
友A「おーい、いろは~!」
友B「ちょ、彼氏といるのに声かけたらダメっしょ!」
友C「あはは、ウケる~!」
いろは「...チッ、良い雰囲気だったのに」ボソッ
八幡(うおっ、ブラックいろはす怖っ)
いろは「すみません、呼ばれちゃったのでここで...」シュン
八幡「おう、気にせず行ってこい」
いろは「うぅ...」トボトボ
八幡(あいつの凹みながら歩いてる後ろ姿ヤバイ超可愛い)
八幡「...っと、俺も講義あるし行かないとだな」テクテク
いろは「...八幡!」
八幡「!」ビクッ
八幡「...」クルリ
いろは「また後で~!」ニコッ
八幡「...ああ」///
八幡「...ホント可愛すぎる」クルッ///
すみません、ここら辺で今日は終わります
明日は土曜の夜ですし、穴埋めとして頑張って書こうと思います
友B「ねえねえいろは」
いろは「ん? なに?」
友B「彼氏のこと、名前で呼んでたね」
友A「あ、確かに~!やっと進展したか~!」
いろは「あ、う、うん...」///
友C「あはは、照れてるいろはマジ可愛い~!」
いろは(う、うざい...)///
友A「何かあったの~!?」
いろは「な、何も無いし!」///
友B「...あ」
友B(指輪してるじゃん...。超冷やかされそうだから黙っとこ~)ニコニコ
友A「え。どしたのどしたの~!?」
友B「ううん、何でも無~い」ニコニコ
友C「あはは、友B変なの~!」
いろは「...?」///
友B(ふふ、上手くいってるようでよかった...)ニコニコ
ガチャ パタン
八幡「...ふぅ」
八幡(気疲れした...ホントゼミ嫌い...。大学入ったら他人との関わりは無いと思ってたのに...)
八幡「...バイト行こ」
八幡(...あ、その前にあいつに晩飯の希望聞いとかないと)
ピンコローン
いろは「ん、誰だろ?」モゾモゾ ポチッ
『比企谷八幡から通知が一件』
いろは(あ、先輩からだ...)フフフ
いろは(...っと、また『先輩』って無意識に...)ポチッ
『今日の晩飯何がいい?
希望がなければ魚にする』
いろは(魚か...)
友B「あ、旦那からじゃん。内容も凄い家庭的...」
いろは「ちょ、人のスマホ勝手に覗かない! ってか旦那じゃない!」///
友B「ふ~ん...指輪してるくせに」ボソッ
いろは「え、ちょ、いつから気づいて...」///
友B「あ、やっぱ旦那からの贈り物? 婚約指輪とか?」
いろは「あ、く、くぅぅ...」///
友B(なにこの子超可愛い...)
友B「まあいいじゃん。隠すことでもないし」
いろは「そ、そりゃそうだけど...」///
友B「はいはい、茶化されるのが嫌なんでしょ。分かってるって」
いろは「うう...あ、ありがと...」///
友B「ほら、もう見ないから、旦那にライン返してあげな」
いろは「う、うん...」カチカチカチ///
『ヒラメがいいです(≧ω≦)
もしヒラメが高かったら、ヒラメじゃなくても何でもいいですよ~(`・ω・´)ノ』
いろは(...我ながらおっさん臭いチョイスだなあ)
友B「ったく、中身の方はともかく、あんなカッコイイ人にプロポーズされて羨ましいねえ...」
いろは「いや、中身もいいよ。いつもは捻くれてるけど、ここぞってときには優し...え、カッコイイ? 八幡が?」
友B「え、うん。あたし的にはいいと思うよ」
いろは「あたし的にはって...他の人的にはどうなの?」
友B「ん~...私が聞いた範囲内では、カッコイイが2割、怖い・地味が8割かな」
いろは「そう、なんだ...」
いろは(八幡のことをカッコイイって思ってるのは私だけじゃないのか...。嬉しいような歯痒いような...)モンモン
友B「ってか、さっきさり気なく彼氏のことべた褒めしてたね」ニヤニヤ
いろは「...別に」///
ピンコローン
い・B「「ん?」」
『八幡から通知が一件』
いろは(了解の返事かな?)カチカチ
『さっき連絡があったんだが、
なんか小町が今日遊びに来るらしい
飯も一緒に食いたいらしいから、一応伝えとく』
いろは「...」カチカチカチ
『了解しました~☆』
友B「なんて?」
いろは「八幡の妹が家に遊びに来るらしい」
友B「え...なんか気まずいね」
いろは「え、高校一緒だったし、全然そんなことないよ?」
友B「そ、そっか...」
友B(完全に家庭に引き込まれてるじゃん...)
夕方
いろは「ふう~、疲れた~」
いろは(うわ、今の私独り言言ってたよ...。年寄り臭い...)
ガチャ
いろは「ただいまです~」
八・小「「おかえり~」」ベタベタ
いろは「な、なんで小町ちゃんが先輩の胡座の上に座ってるの!? そこは私の特等席なのに!」
小町「あ、ごめんなさいお義姉ちゃん」ヒョコ
いろは「お、お義姉ちゃん...」///
八幡「特等席って...。ってか、こんなん千葉の兄妹ならデフォだろ」
いろは「え、違うでしょう...」
小町「そんなことよりお義姉ちゃん」
いろは「え、あ、うん...」///
小町「こんなごみいちゃんですが、よろしくお願いします」ペコリ
いろは「へ、な、何言ってるの!?」///
小町「へ? 何って、そりゃあ...結婚?」
いろは「へ、へぅ...」///
八・小((可愛い...))///
いろは「ってか八幡! なんで言っちゃったんですか!」キッ///
八幡「だ、だって指輪のこと聞かれたから...」
いろは「はう...」///
小町「それと、ちゃんと名前呼ぶようになったんですね!良かったです!」ニコニコ
八・い「「...」」///
小町「でも...」
八・い「「?」」
小町「なんでお義姉ちゃんは敬語使ってるんですか?」
いろは「え、いや、だって...八幡も一応先輩ですし」///
八幡「お、おう、そ、そう...だよな」///
小町(二人ともむっちゃ噛んでる...。似てるっていうか、お義姉ちゃんがお兄ちゃんに似てきたのか...)
小町「まあまあ、もうすぐ夫婦になるお二人ですし、早速タメで話しちゃいましょ~」イエーイ
八幡「もうすぐって言っても、あと一年あるけどな」///
小町「え、お義姉ちゃん学生結婚になっちゃうけど...。まあ、それだけ早く一緒になりたいってことか~。お熱いですね~」ニヤニヤ
八幡「うぐっ...」///
小町「それに、お兄ちゃんが養うんだからなんの問題もないしね~」ニヤニヤ
いろは「や、養ってもらうとかそんなそりゃあ学生生活送りつつも家事をしながら八幡の帰りを待って一緒に食卓を囲むのは大変そうだけどすごく幸せそうだからこちらこそ本当によろしくお願いします」///
八・小((なにこの子本当に可愛すぎる))///
小町「まあ、しっかり惚気けてもらったところで、ホラ! タメで会話をどうぞ!」
いろは「の、惚気けてなんか...」///
いろは「ええっと、じゃあ...」///
八幡(え、結局タメで話すの!? 今の話から逸らせよ...)///
いろは「...ねえ、八幡」///
八・い「「!」」プイッ///
八幡(この台詞、昨日の晩とそのまんま一緒じゃねーか!)///
いろは(や、やばいよヤバイヨ! 昨日の夜のこと思い出しちゃう!)///
小町「? 二人とも目を逸らしちゃってどうしたの?」
八幡「あ、いや、これはなんつーか、その...」///
いろは「まあ、ねえ、その...」///
八幡「いや、まあなんだ、ホント何も無いんだぞ?」///
いろは(ちょ、八幡の馬鹿! なに一人で言い訳してんの!?)
小町「あ、何かあったんですね」ニヤニヤ
いろは「あ、そうじゃなくてね!」///
八幡「そ、そうだぞ! 本当に何も...」///
小町「まあ、プロポーズのすぐ後に起こることなんて相場が決まってますけど」ニコッ
八・い「「う...」」///
夕食後
小町「じゃあ、そろそろ小町はお暇します。二人のお邪魔になるしね~」ムフフ
八幡「うっせ...」///
小町(進展無いのかと心配してたけど...杞憂だったみたいで良かった~)フフフ
八幡「ほら、帰るんなら送ってくよ。行くぞ」
小町「え、ホント!? ワーイ!」ニコッ
いろは(ホント仲いいなあ...)
いろは「あ、八幡。外寒いから、厚着していった方がいいよ。はい、コート」
八幡「おう、サンキュ」
小町(え、これもう夫婦の会話じゃん)
八幡「じゃ、行ってくるわ」
いろは「うん、いってらっしゃ~い」ニコニコ
小町「お義姉ちゃん、お邪魔しました~」ニコッ
いろは「ううん、また来てね~」
ガチャ パタン
いろは「...」
数十分後
ガチャ
八幡「ただいま~」パタン
いろは「! おかえり~」ニコニコ
八幡「おう」ニコッ
いろは(あっ...)///
いろは「...」ダキッ
八幡「え、ちょ、なんで突然抱きついてんだ!?」///
いろは「...なんででしょうね」ギュウ
いろは「...いや、やっぱり誤魔化すのはやめときます。...実は、今日友達が先輩のこと『カッコイイ』って言ってて...」
いろは「さっきも、小町ちゃんが八幡の胡座の上に座ってて...」
八幡「...いろは」
いろは「へへ、なんて言うか、その...柄にも無く、ヤキモチです」///
八幡「...」ギュウ
いろは「もっとギューってしてください」///
八幡「...なあ、いろは」ギュッ
いろは「はい?」ギュー
八幡「...す...」
八幡「...やっぱなんでもない」///
いろは「~~~このヘタレ!」ゴスッ///
八幡「うっ!」///
これにて終了です
拙い文章でしたが、読んでくださりありがとうございました
今度はまた別のスレで、本編の今後の予想...というか私の中での理想(?)をssにしたいと思います
アニメしか見てないので、キャラ崩壊とかあるかもしれませんが、その時には読んでくださると嬉しいです
度々すみません
HTML化(?)は明日の朝に依頼します
このSSまとめへのコメント
砂糖吐いた
いろは可愛い過ぎだろ笑