qb「鹿目まどか……その願いは、本当に君の魂を差し出すに足るものかい?」
まどか「勿論だよ」
ほむら「まどか!?貴女、自分が何を言っているのか分かっているの……!」
まどか「分かってるよ……でも、ごめんねほむらちゃん……これがやっと私が見つけ出した、本当に叶えたい私の願いなの」
ほむら「そんな……!」
qb「君の素質を持ってすれば、それは造作もない願いだね」
ほむら「駄目よ……やめなさい……!」
まどか「さぁ!叶えてよ、インキュベーター!!」
qb「契約は成立だ。君の祈りは、エントロピーを凌駕した」
ほむら「だめえええええぇぇぇぇぇぇ!!!」
ほむら「………はっ!」がばっ
ほむら「病室……また、駄目だったのね」
ほむら「まどか…どうしたら貴女は、契約をしないでくれるというの……?」
ほむら「それに、まどかはどうしてあんな願いを………?」
まどか「私がどうしたのですか?ほむらお嬢様」
ほむら「えっ…まどか!?」
まどか「はい、まどかですけど……」
ほむら「えっ……?」
まどか「?」
ほむら(な、なんで私の病室にまどかが!?しかもメイド姿で……可愛い。いやいや違う違う!いや、可愛いけど!可愛いけども!!)
ほむら(そもそもこの時点では、まだ私とまどかは知り合ってすらいないはず……なのになんで?)
『まどか「私の願いは……ほむらちゃんのメイドさんになりたい!」』
ほむら(……まさかあの願いが、この時間軸にまで影響を?……でも、まどかの途方もない魔力ならあるいは)
ほむら(はっ!ということはまさか……!)
ほむら「まどか!貴女、もしかして魔法少女なの!?」
まどか「はい?魔法少女……ですか?何を言っているのです、お嬢様?私は、生まれてからずっとお嬢様のメイドですよ」
ほむら「ほっ……そう、それならいいわ」
まどか「ふふっ、おかしなお嬢様」
ほむら(良かった……まどかが既に契約済みだったらどうしようかと……)
ほむら「……」
まどか「?」
ほむら(改めて見ると……なんて愛らしいのかしらまどか!)
ほむら(黒いロングのワンピースに、エプロンを付けたシンプルなエプロンドレス……だけど、このシンプルさこそが本物のメイドの証!)
ほむら(さらにリボンではなくカチューシャを付けたことで、普段は滅多に見れない髪をおろしたまどか……)
ほむら(いつものまどかが可愛い一色なら、このまどかには可愛いのなかにも、一種の色気や艶っぽさが含まれている……)
ほむら(そして敬語によってより大人っぽく……これはもう小悪魔なんてレベルじゃない……)
ほむら(女神……そう、このまどかこそ、現代に降り立った女神と呼ぶに相応しい!!)
ほむら(……私の妄想のなかのまどかそのものじゃない!最高よまどか!!)
ほむら(まぁ、強いて欲を言うなら、ロングよりミニのほうが色々と楽しめたかもしれないけど……)
まどか「ふんふふ~ん♪あっ……」
ほむら(いえ、ロングにはロングの味わいがあるからいいのだけど)
まどか「はいお嬢様、ばんざーい」
ほむら「ばんざーい……」
まどか「よいしょ……じゃあ下も脱がせるので、こっちに足を出して下さい」
ほむら「分かったわ………って、ん?」
まどか「辛いかもしれませんが、少し腰を浮かせて下さいね。すぐ済ませますから」
ほむら「んん?……ちょ、ちょっと待ってくれるかしらまどか」
まどか「はい、なんですか?」ぴたっ
ほむら「な、なんで私は下着姿にされているの?」
まどか「なんでって……お嬢様の体を拭くために決まっているじゃないですか」
ほむら「ほむっ!?」
まどか「一晩寝て、汗をかいたでしょうから。病院では、中々自由に入浴できませんからね。毎朝のことじゃないですか」
ほむら「そ、そうだったわね…」
ほむら(なにこれ!毎朝まどかに体を拭かれるなんてどんなご褒美よ!……ゆ、夢じゃないわよね!?)
まどか「本当に今日のお嬢様は変ですね……後で一応、お医者様に診てもらったほうがいいかなぁ…」
ほむら「まどかに剥かれてしまった……」よよよ
まどか「人聞きの悪いこと言わないで下さい……はい、ちょっとひんやりするかもしれません」
ほむら「んっ……」
まどか「大丈夫ですか?」
ほむら「えぇ、気持ちがいいわ……」
まどか「ありがとうございます」ふきふき
ほむら「はふぅ……」
ほむら(あぁ、なんて愛を感じる拭き方なのかしら!極楽よ、まどか!!)
ほむら「ん…あっ……んあぁ」
まどか「………」ふきふき
ほむら「ふあぁっ……そんなところまで……!///」
まどか「………///」ふきふき
ほむら「ほむん……らめぇ///」
まどか「…お嬢様…卑猥な声を上げるのは止めて下さい……はしたないです///」
ほむら「だ、だって、まどかが私の体を弄ぶから///」
まどか「ですから人聞きの悪いことを言わないで下さい!はい、もうおしまいです!///」
ほむら「そんなぁ!もっと拭いてもいいのよ!」
まどか「あまりやり過ぎてはお嬢様が風邪をひいてしまいます。さぁ、服を着て下さい」
ほむら「ほむぅ……」
まどか「私は朝食の用意をしますから、その間にお嬢様は服を着て、体温計で体温を計っておいて下さい」
ほむら「分かったわ………」しぶしぶ
ほむら「着替え………あら、いつの間に新しい服が用意されたのかしら……しかも脱いだ服もない」
ほむら「ほむ………これはまどかの家と同じ洗剤の匂い……」くんくん
ほむら「そして微かに香るまどかの匂い……」くんくん
ほむら「まるでまどかに包まれているようね!」
ほむら「………」
ほむら「あっ、体温を計るのだったわね……えっと体温計は何処だったかしら……」
ほむら「………あった」ぴっ
ほむら「まぁ、いまさら熱なんてないでしょうけどね」
ほむら「………」ぴぴぴっ
ほむら「35.8度…いたって平熱ね……」
まどか「失礼します……あっ、計り終わりましたか?」
ほむら「えぇ、35.8度だったわ」
まどか「平熱ですね。この調子なら、一週間後の転校も問題なさそうです」
ほむら「そうね」
まどか「お嬢様と一緒の学校に通える日が待ち遠しいです。はい、これが今日の朝食です」
ほむら(遂に、夢に見たまどかの手料理が味わえるのね!)
ほむら(ふむ……ご飯にお味噌汁、焼き魚にお漬け物)
ほむら「シンプルな和の朝食ね」
まどか「お嫌でしたか…?でしたら、直ぐに作り直しますが……」
ほむら「その必要はないわ。いただきます」
まどか「はい♪」
ほむら「……あれ?まどか、肝心の箸がないのだけど―――」
まどか「あーん♪」
ほむら「ほむっ!?」
ほむら(あーんって!私、まどかにあーんってされてる!ここは天国かしら!?)
まどか「?」
ほむら(い、言いたい事はあるけど、ここは添え膳食わぬは何とやらよね!)
まどか「食べないのですかお嬢様?」
ほむら「勿論いただくわ!あ、あーん///」
まどか「はい♪」
ほむら「もぐもぐ///」
まどか「美味しいですか?」
ほむら「えぇ、とても美味しいわ」
まどか「それは良かったです」
ほむら(まどかに食べさせてもらったものが美味しくない訳無いわ!)
ほむほむ、添え膳やなくて据え膳や
ほむら「教えてくれてありがとう>>20。舞い上がっていてつい間違えてしまったわ」
まどか「どうしましたお嬢さま?」
ほむら「まどかは気にしなくていいわ。さぁ、そんな事より追加をちょうだい!」
まどか「そうですか?では、はい」
ほむら「あーん……もぐもぐ///」
まどか「あーん」
ほむら「はむっ……もぐもぐ///」
ほむら「もぐもぐ……ちなみにまどか、この料理は貴女が作ったの?」
まどか「違いますよ。これは病院からの朝食です。流石に病院じゃ料理はできませんからね」
ほむら「ほむぅ……」
ほむら(まどかの手料理ではなかったのね……)
まどか「そんなに残念そうにしないでくださいよ。退院したら、いくらでも私の料理なんて食べられますから」
ほむら「!」
ほむら(と、いう事は……)
ほむら「退院しても、あーんってしてくれるのよね!?」
まどか「えぇ、お嬢様が望むのあれば」
ほむら「是非お願いするわ!」
まどか「かしこまりました♪」
ほむら(退院する日が楽しみね!)
ほむら「もぐもぐ……あーん」
まどか「もうお終いですよ、お嬢様」
ほむら「そんなぁ!もっとまどかにあーんってされたいのに!」
まどか「もぉ…お昼まで我慢してください。食欲があるのはいいことですけど、食べ過ぎは禁物ですよ」
ほむら「ほむぅ……ごちそうさまでした」
まどか「はい。では片付けてきますから、ちゃんと朝の分のお薬を飲んでくださいね」
ほむら「えぇ、わかったわ」
ほむら「……結構いろいろと飲まなきゃいけないのよね」
ほむら「果たして、魔法少女になったことで健康な私が、これらを飲む意味はあるのか……そもそも飲んでもいいのかしら?」
ほむら「……でもまどかに飲んでってお願いされちゃったし…飲むしかないわね!」
ほむら「ほむっ……んくっんくっ…はぁ」
ほむら「……今度、まどかに口移しで薬を飲ませてってお願いしてみようかしら……」
ほむら「今のまどかなら、意外といけそうよね……」
ほむら「いえ、それどころか…今まで私が妄想してしていた、まどかとのあんなことやこんなことも、十分実現可能なんじゃ……」
ほむら「………」
ほむら「///」ぱたぱたころころ
まどか「お、お嬢様…?どこか痛むのですか?」
ほむら「ふえっ!?ま、まどか!?もう戻ってきたの!?」
まどか「は、はい…でももう、あれから20分程経ったかと思いますけど……戻ってきてはダメでしたか?」
ほむら「いえ、そういうわけではないのよ!後、体調が悪いわけでもないから安心して!」
ほむら(結構な時間を悶え過ごしていたのね……)
まどか「それならいいのですけど……くれぐれも無理はなさらないでくださいね?」
ほむら「わかってるわ」
まどか「あっ、さっきりんごを貰ったんですけど、食べますか?」
ほむら「いただくわ!」
まどか「ではすぐに剥きますね♪」
ほむら(病室でまどかにりんごを剥いてもらえるなんて……私の夢がまた一つ叶ったわ!!)
まどか「……それにしてもお嬢様」しゃりしゃり
ほむら「なにかしら?」
まどか「先程から、メガネをお掛けになっていないようですけど……掛けなくても見えてるのですか?」しゃりしゃり
ほむら「メガネ?………あっ」
まどか「髪も三つ編みじゃありませんし……」しゃり…
ほむら(しまったわ……まどかからしたら、いきなり私が変わったように見えるのよね……魔法少女になったから…なんて言えるわけないし……)
まどか「あっ、もしかしてイメージチェンジですか?」しゃりしゃり
ほむら「そ、そうなのよ!どうかしら?コンタクトにしてみたのだけど……似合うかしら?」
まどか「えぇ、今のお嬢様も素敵ですよ」しゃりしゃり
ほむら「ほむっ///」
ほむら(ま、まどかに素敵って言われちゃった///)
ほむら「ち、ちなみに、今までの私とこの私……まどかはどっちがいいと思うかしら?」
まどか「むむ…難しい質問ですね……昨日までのお嬢様はとても可愛らしかったですけど、今日のお嬢様は見た目も話し方も、クールでカッコいいですからね……」しゃり…
ほむら「///」
まどか「私にはどちらかなんて選べませんね。どちらも私の大好きなお嬢様に変わりありませんから♪」
ほむら「///」ぼんっ
ほむら(まどかが私を大好きって!大好きって言った!もうなにも怖くない!!)
まどか「はい、剥けましたよ」
ほむら「……見事なうさぎさんね」
まどか「嫌でしたか…?」
ほむら「いえ、可愛いまどからしくていいわ」
まどか「か、可愛いだなんて…からかわないでください///」
ほむら「からかってなんかないわ。私は心の底からまどかを可愛らしいと思っているわ!」
まどか「なっ…も、もう!早く食べちゃってください!///」
ほむら「……まどかを?」
まどか「りんごですよ!!なんですか私って///」
ほむら「ほむ……あーんしてくれないと食べたくないわ」
まどか「……今日のお嬢様は、カッコいいのか甘えん坊なのだかよくわかりません///」
まどか「はい、あーんですよ」
ほむら「はむっ、しゃりしゃり……あら、季節外れのりんごなのに、なかなか甘くて美味しいわね」
まどか「本当ですか?」
ほむら「えぇ、まどかに食べさせてもらってるからかしらね?」
まどか「もぉ、お嬢様ったら///」
ほむら「まどかも食べてみるといいわ」
まどか「いえいえ、美味しいのでしたらお嬢様が全部お食べになってください。私は見ているだけで十分ですから」
ほむら「ほむぅ……それじゃあ私の気が済まないわ」
まどか「気にしないでください。はい」
ほむら「はむっ、しゃりしゃり……」
ほむら(何かまどかを納得させる方法は……はっ!)
ほむら「まどか…私はどうしても貴女にこのりんごを食べてほしいわ」
まどか「ですからお気になさらないでください。あーん」
ほむら「だから…はむっ……」
まどか「お嬢様?一口じゃ食べれませんよ?かみ切ってください」
ほむら「まろか、このはんぶんをたべらさい」
まどか「えぇ!?」
ほむら(名付けて口移し作戦……これならまどかにりんご食べさせることが出来るうえ、私がまどかも食べられるかもしれない可能性を秘めた、一石二鳥の作戦!何としても成功させるわ!)
まどか「お、お嬢様!戯れはよしてくださいよぉ!」
ほむら「たわむれれはないわ。はやくしてちょうらい…あごがつかれてしまふわ」
まどか「わわわっ!で、でもそんな……それじゃあお嬢様とき、キスしちゃうかもしれませんし……///」
ほむら「まろか!これはめいれいよ。たべらさい」
まどか「め、命令ですか……命令なら仕方ない…ですよね?うぅ、し、しちゃいますからね?……えいっ!///」
ほむら「ほむっ!///」
ほむら(ままままままどかの顔が、私の視界いっぱいに!こ、これはもう行っていいわよね!?行っていいのよね!?)
まどか「しゃり……あ、本当に、甘くて美味しいですね…えへへ///」
ほむら(えへへって、可愛過ぎるわまどか!こ、ここで行かなきゃ女がすたるってもんよね!)
ほむら「…まどかぁー!」
まどか「きゃっ、お、お嬢様いきなりどうし…んむっ!?///」
ほむら「ちゅ……ん……」
まどか「んんっ……ふ…ぁ」
ほむら「んちゅ……」
まどか「ふぁ!……ん…ぁ…」
ほむら「ちゅ…ん……はぁはぁ///」
まどか「ふぁ……///」ぽーっ
ほむら「まどか?だ、大丈夫?」
まどか「ふぇ?ら、らいじょうれすよ……///」ぽーっ
ほむら(呂律が回ってない……初めてで舌まで入れたのはやり過ぎだったかしら……)
ほむら「まどかー?」ふりふり
まどか「はい……///」ぽーっ
ほむら「……もう一回キスしちゃうぞー?」ぼそっ
まどか「ふぇ!?だ、ダメですよぉ!///」
ほむら「良かった。やっと戻ってきたわね」
まどか「戻って……?わ、わわわっ!お、お嬢様!な、なんてことを……!///」
ほむら「ごめんなさい。まどかがあまりに可愛いから我慢できなかったわ」
まどか「か、可愛っ…も、もぉ!だからからかうのはやめてください!!///」
ほむら「だから、私もからかってなんかないって言ってるでしょ?私は本心からまどかを可愛いと思ってるわ」
まどか「///」
ほむら「そして、キス以上のことをしたいくらい、まどかのことが大好きよ」
まどか「ふぇ!?///」
まどか「だ、大好きって……それにキス以上の事って……///」
ほむら「えっちぃことね!」
まどか「大きな声で言わないでくださいよぉ///」
ほむら「可愛いまどかの反応が見たくてつい」
まどか「うぅ、お嬢様のイジワル……」
ほむら「やめてまどか!そんな顔されたら、理性が保てないわ!」
まどか「えぇ!?ど、どうしたらいいんですか!?」
ほむら「添い寝してくれると保てるわ!」
まどか「わ、分かりました!」がさごそ
ほむら「………///」じーっ
まどか「………」
ほむら「………///」じーっ
まどか「………」
ほむら「///」もぞもぞ
まどか「……あれ?」
ほむら「入ってきたってことは……いいのよね?」ぎゅっ
まどか「状況が悪化してます!?」
ほむら「あぁ、まどか…貴女はなんて柔らくていい匂いなのから」すりすりくんくん
まどか「やぁ…かがないでください///」
ほむら「ふむ……ぺろっ」
まどか「ひゃっ!首なめちゃダメですよぉ///」
ほむら「あまりにも魅力的な首筋でつい……でも甘いかと思ったけど、ほのかにしょっぱかったわ」
まどか「当たり前じゃないですかぁ……ひゃうっ!だからダメですってばぁ///」
ほむら「止められない止まらないとはこの事ね」ぺろぺろ
まどか「うー…首がお嬢様の唾液でべとべとです……///」
ほむら「服まで乱れて…そんなえっちぃ姿になって、私を誘ってるの?」
まどか「誰のせいですかぁ!///」
ほむら「さて……まどか」
まどか「なんですか……///」
ほむら「これ以上は、貴女の同意を得ないとしないわ。だから、私の告白の返事をしてちょうだい」
まどか「えっ……?」
ほむら「これでも勇気を振り絞って、貴女に大好きって伝えたのだけど……///」
まどか「あっ……///」
ほむら「一応、今度ははっきり言うわ。私は、まどかの事が大好きよ」ぎゅっ
まどか「///」
ほむら「愛していると言っても過言ではないわ……だから、私と付き合ってください!///」ぎゅーっ
まどか「わわわっ///」
ほむら「まどか…わわわじゃわからないわ」ぎゅーっ
まどか「えっと…その……///」
ほむら「………」ぎゅーっ
まどか「お、お嬢様の気持ちは嬉しいですけど…わ、私は一介のメイドですし…お嬢様と付き合うなんて…畏れ多いと言うか、身分不相応と言いますか……」
ほむら「………」ぎゅー…
まどか「わ、私なんて、何のとりえもなくて鈍臭いだけですし…お嬢様のそばにいるだけでも幸せと言いますか……」
ほむら「まどかは…私と付き合うのは嫌なの?」ぎゅ…
まどか「い、いえ、そんなことはありません!ですけどお嬢様には、私なんかよりもっと素敵なお相手がいると思いますし……」
ほむら「少なくとも私は、まどか以上に素敵な娘なんて知らないわ。お願いだから、そんなに自分を卑下しないで」ぎゅっ
まどか「お嬢様……」
ほむら「誰が何と言おうと、私が愛するのはまどか…貴女だけよ。主従だの分不相応だの、そんなの私は気にしないわ……だから貴女の、素直な答えを聞かせてくれるかしら?」ぎゅーっ
まどか「わ、私は……」
ほむら「………」どきどき
まどか「私も、お嬢様と……お付き合いしたい…です///」
ほむら「!」
まどか「こんな私でもいいなら……お嬢様の…好きにしてください///」
ほむら「まどかぁ!私、嬉しいわ!」ぎゅーっ!
まどか「わわっ、く、苦しいですお嬢様!///」
ほむら「まどか……まどかぁ」ぽろぽろ
まどか「お嬢様?泣いているのですか…?あ、あの、やっぱり…私なんかとじゃ嫌なのでは……」
ほむら「違うの…そうではなくて、嬉しすぎて涙が止まらないのよ」ぎゅーっ
まどか「そ、そんなに私の事を想っていてくれたのですか……?」
ほむら「えぇ、もう、ずっと前から貴女の事が好きだったわ。何度こうなりたいと思ったことか……」ぎゅっ
まどか「お嬢様……///」
ほむら「そのうえ、まどかを好きにしていいなんてお墨付きまで貰って……」もぞっ
まどか「ふえっ?な、なんで覆いかぶさるのですか……?」
ほむら「だって許可も得たことだし……もう、まどかをいただいちゃってもいいのよね♪」
まどか「えぇっ!?……で、でもお嬢様?そういうのは私達にはまだ早いのでは……」もぞもぞ
ほむら「愛があれば年齢なんて関係ないわ!女同士だから妊娠の心配もないし!」
まどか「うー…でもぉ……///」もぞもぞ
ほむら「でもも何もないわ。いいって言ったのはまどかだし……では、いただきます♪」ちゅー
まどか「きゃっ……んむぅっ///」
ほむら「ちゅ……ん………」
『いやぁ…そんな所、舐めちゃダメですお嬢様ぁ……///』
『ぴちゃ…ふふふっ、そんなこと言いつつも、まどかのここはこんなにもぐちょぐちょじゃない』
『言わないでくださいよぉ……///』
『可愛いわまどか……ぴちゃぴちゃ』
『あぁん!ダメですぅ!///』
お隣さん「あ、暁美さんったら、朝から何をやっているのかしら……///」じーっ
主治医「いやぁ…これはもう、今日にも退院して大丈夫そうねぇ///」じーっ
看護婦「///」じーっ
夜
まどか「すぅすぅ……」ぎゅー
ほむら「………」
ほむら(結局……ほぼ一日まどかと愛し合っていたわね……気が付いたら日が沈んでいた時はびっくりしたわ)
まどか「すぅすぅ……」
ほむら(それにしても……私、まどかの恋人になったのよね……)
まどか「すぅすぅ……」ぎゅー
ほむら(今までの初日で、一番色濃い日だったわ……)
まどか「すぅすぅ……」ぎゅー
ほむら(そして、こんな幸せな始まりも初めて……)
まどか「すぅすぅ……」ぎゅー
ほむら(絶対に、この幸せを手放さない……今度こそ、このループを終わらせてみせる!)
まどか「すぅすぅ……」ぎゅー
ほむら「まどか…大好きよ」なでなで
まどか「ん……えへへぇ…」ぎゅ
ほむら(可愛い……さて、私も疲れたわ…今日はもう寝ましょう……)
ほむら「おやすみなさいまどか…」ちゅっ
まどか「ん…すぅすぅ……」ぎゅー
ほむら「………」ぎゅー
まどか「すぅすぅ……」ぎゅー
ほむら「すぅすぅ……」ぎゅー
おわり。
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