マミ「悪魔?ぷっww何それww中二病なのぉ?」 (138)

マミ「暁美さん。あなたも魔法少女だって聴いたわ。今度一緒に魔獣と戦いましょうよ」

ほむら「巴マミ…残念だけど私は魔法少女であると共に魔なるもの。悪魔なのよ、悪魔は誰とも群れないわ」

マミ「悪魔?ぷっwwww」

ほむら「えっ!?」

マミ「何それwww中二病なのぉ?」

ほむら「ちゅ、中二病なんかじゃないわよ!本当に悪魔なんだから!!」

マミ「まあ、そういう年頃だもんね暁美さん。ふふっ」

ほむら(めっちゃ憐れみの目で見られてる!!)ガビーン

ほむら「マ、マミにだけは言われたくないわよ!あなたなんかティロ・フィナーレ!ですものね!」

マミ「ティロ・フィナーレ?何それ?」

ほむら「えっ!?」

ほむら「ティロ・フィナーレはあなたの必殺技でしょ?忘れたの?」

マミ「はぁっ!?必殺技?本当に暁美さんは子供ねぇ、可愛いと思えるぐらいだわ」

ほむら「私のじゃないわよ!あなたの必殺技よ!」

マミ「残念だけど私に必殺技なんてものはないわよ」

ほむら「そんな!いつもうるさいぐらい叫んでたじゃない!」

マミ「?そもそも私とあなたは初対面でしょ?」

ほむら(そうだった、私が世界を改変してから巴マミと会うのはこれが初めてだったわね…)

ほむら「まあいいわ。今度魔獣と戦う時着いてってあげるから、あなたの化けの皮が剥がれるのを見せてちょうだい」

マミ「はいはい」

QB「大変だよみんな!魔獣が現れた!」

マミ「みんな待った?」

杏子「遅いぞマミ!うん?ほむらも魔法少女だったのか!」

ほむら「ええ、そうなのよ(兼悪魔だけど)」

さやか「何のつもりよ、ほむら!」

ほむら「美樹さやか、あなた達がいかに愚かな戦い方をするか拝見させてもらおうかと思ってね」

さやか「この悪魔め!」

マミ「何なのその悪魔って?あなた達の間で流行ってるの?」

さやか「流行ってるとかそんなんじゃなくて全て真実なんです!この暁美ほむらは悪魔であたしは女神の鞄持ち、いうなれば天使なんです!」

マミ「美樹さん!ふざけないで!」

さやか・ほむら「!?」

       )l.,.ィ|圭圭圭圭㌢         \`ヾl圭圭》、

   -―ミY/圭圭圭㌣"´   ―-、         \ . `ヾ圭》
  -= 〃ヾ/圭圭㌢    /  \  \       \ ヽ ゙く
  _zニ { { {圭圭'       l    ヽ   \ \      ヽ,.=γ=、
  /  )ト、ヽミ/ .       l    l l l``ヽ、 ト、\     {({リ、}f=、
. / ,.ィニ≠ミ`/ /   l l     l .ト. l   \ヘ\ヽ   {し{※D)
/  {(_   // /     ! .l     .l  l l l   __,,.. ヽ'. ヽヘ  ヾリしリ´
l  ``ヾ弋/l l     ', ',    .l  l. l.| /´  __ Y  ∨   /Y !      _
'.    // {.        ', ',   . l ./ レ ::: '_,xf竓芋ミメ . / l l     /   ̄``ヽ
∧  ト.{ { _l       ヽゝ ,. Y     ´il 弋戔rソl  /Yノ ト、  /  /   /
  ヽ lゝし_/! ヽ ヽ     | Х .{   u     ..``´ o.l. / ! .! l ヾ、/  /    /     __
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.        _ノ/ヽ ヽ ヽ、 ヾffヾ≠'′:::、           / l::l`\:::\'′     \/__,.-ァ''"´
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マミ「私達は魔法少女として今から命がけで魔獣と戦うのよ。ごっこ遊びをするつもりなら帰ってもらえる?」

さやか「…はい、すいませんでした」ショボーン

ほむら(いったいどうしたのよ?マミの様子が何か変じゃないかしら?)ヒソヒソ

さやか(あたしも世界が改変されてから、マミさんと会ってほとんど時間が経ってないんだよ)ヒソヒソ

杏子「何話してんだよお前ら」

QB「魔獣がこっちの存在に気がついた!」

マミ「みんな!直ぐに戦う準備を!」

魔獣「ウヴァアアアアアアア!!」

ほむら「世界が改変されても魔獣の姿は変わらないのね」

さやか「相変わらずハゲなんだ」

マミ「そこ!無駄口なんて叩かない!」

ほむら・さやか「は、はい!」

マミ「まずは私から先制攻撃させてもらうわよ」

バーン!

       )l.,.ィ|圭圭圭圭㌢         \`ヾl圭圭》、

   -―ミY/圭圭圭㌣"´   ―-、         \ . `ヾ圭》
  -= 〃ヾ/圭圭㌢    /  \  \       \ ヽ ゙く
  _zニ { { {圭圭'       l    ヽ   \ \      ヽ,.=γ=、
  /  )ト、ヽミ/ .       l    l l l``ヽ、 ト、\     {({リ、}f=、
. / ,.ィニ≠ミ`/ /   l l     l .ト. l   \ヘ\ヽ   {し{※D)
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l  ``ヾ弋/l l     ', ',    .l  l. l.| /´  __ Y  ∨   /Y !      _
'.    // {.        ', ',   . l ./ レ ::: '_,xf竓芋ミメ . / l l     /   ̄``ヽ
∧  ト.{ { _l       ヽゝ ,. Y     ´il 弋戔rソl  /Yノ ト、  /  /   /
  ヽ lゝし_/! ヽ ヽ     | Х .{   u     ..``´ o.l. / ! .! l ヾ、/  /    /     __
.  V    } ト、 ヽ ヽ  ヽメ. ,イxヘ_    .::::::::::::::   レ′.l l ヽ、/  /    /_,. -‐''"´  \
.      ノ人ヘ. ヽ ヽ  ヽ l/zf戔心 ...::::::::::::       u ∧へ__l  l,. -―- 、"´  /    /
.        _ノ/ヽ ヽ ヽ、 ヾffヾ≠'′:::、           / l::l`\:::\'′     \/__,.-ァ''"´
       ̄    ヽゝ、ミz_ミ≧0_   `      _/ /:::l   \:::\      \::/__,.ィ´ ̄``ヽ
        _二ニ-‐' /´  ゙ヽ、__  ,..:<´:::::ヘ /:::/ l ,.ィ-‐\:::\       \      __     \
        } _二ニ-‐/.       l::::l\`{´:::::::::::::::>)::ヽ'/≠''"´ ̄``ヽミ  ,.-、    トニ¨¨¨¨´ `ヽ   }
          ノ_´    /          l::::!  人::::::〃:::((:::::::Y´         ヽl.  Y  .l  `゙'<_   }  /
.          ``ヽ>‐ /      ___l:::,L>‐゙<;;:::: ::}}::::::lノ           ヽ  !  .l     l  ノ /
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    / /  /        \ ヽ/              \           .:::::;ヽ::::ヽl.   /l
  く. (  λ         ,.-‐.{                  ヽ         :::::i::):)::::}\/  .>
   `ヽ / ヽ        /:::::::;;!   ..::;;;:::...               '.         ::::`:∧:::}  \,イ
   _  Y //\      /l:::/´λ  ::(ヽ)::::               '.          / /,'     |
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ヽ .{    / ``/       \:::::::{ー'ヽ、              /ー-----<´ `/          |
 ヽ!   /  /        _≧=〉、   ̄ ̄つ、__,,,... ィ''"          ̄ \       |

魔獣「ウゴゴゴ!?」

バーン!

バーン!

バーン!

魔獣「ウガガ!?」

ほむら「表情も変えず黙々と銃を撃ち続けてる!?あのマミが!?」

さやか「こんなのマミさんじゃなーい!!」

マミ「とどめよ」

ドカーン!!

魔獣「ウギャアアアアア!!」

さやか「ティロ・フィナーレって叫ばない!?」

ほむら「こんなのいつもの巴さんじゃない!!」

ほむら「思わず眼鏡時代に戻ってしまったわ…」

さやか「仕方ないよ、それぐらいショックな出来事だったし」

魔獣「ウヴァアアアアアア!!!」

マミ「え!?まだ生きていた!?」

杏子「危ないマミ!」

杏子「ロッソ・ファンタズマ!!」

ズバッ!!分身した杏子が魔獣に襲いかかる!!

魔獣「ガアアアアアアア!!!」

杏子「ふぅー、ようやく倒せたようだな」

マミ「佐倉さん助けてくれた事は礼を言うわ、ありがとう」

マミ「でも、今のは何?」

杏子「えっ!?い、今のはあたしの必殺技なんだ」モジモジ

マミ「戦いの最中にあんな事を言うなんてふざけてるの?」

杏子「ええーだってかっこいいじゃん…」

マミ「遊びじゃないのよ?私達の命だけじゃない、この町の人々の命も背負っているのよ!わかる?真剣にやらないなら、もう魔法少女なんてやめなさい!」

杏子「ご、ごめんなさい…」

ほむら・さやか「こんなのマミさんじゃなーい!!!」

さやか「どうしたんですかマミさん!?『忘れちまったぜ・・・ティロ・フィナーレなんて言葉』状態なんですか!?」

ほむら「ティロ・フィナーレって叫んでいた時ころのあなたはもっと輝いていたわよ!!」

マミ「何を言ってるのよ、あなた達は…ティロ・フィナーレなんて言葉、私は知りません」

ほむら・さやか「…」

ほむら・さやか「とんでもない世界ができちゃった…」

さやか「ほむら!あんたが世界を改変したからこんな事になったのよ!」

ほむら「本当に申し訳ないと思ってるわ…まさか世界改変の副作用がこんなとこで出るなんて…」

さやか「どうやったらマミさんを元のティロ・フィナーレなマミさんに戻せるの?」

ほむら「わからないわよ…」

さやか「くそー!いったい何でこんな事に…」

ほむら「ごめんなさい巴さん…」

さやか「…」

さやか「…ねえ」

ほむら「何?」

さやか「そもそも元に戻す必要ってある?誰か困ってる?」

ほむら「誰も困って無いし、戻す必要もないわね」

さやか「だよね」

ほむら「このままでもいいわね」

次の日

マミ「今度、魔法少女のみんなでお茶会をしようと思うのだけれどみんなどう?」

杏子「いくいくー!」

さやか「もちろん行きますよ」

ほむら「悪魔は群れないのが原則だけど、たまにはいいかしら」

さやか(良かった、お茶会するとこはいつものマミさんだ…)ヒソヒソ

ほむら(私も安心したわ…)ヒソヒソ

マミルーム

さやか「…」

ほむら「…」

マミ「さあ、みんな召し上がれ!」

さやか「あの…マミさん、お茶会ですよね?」

マミ「そうよ」

ほむら「紅茶とお菓子をイメージしてたのだけれど…」

マミ「抹茶と和菓子じゃ不満?」

杏子「にがいのあたし苦手ー」

マミ「佐倉さん、好き嫌いは良くないわ」

ほむら(私も苦手だけどせっかく出してもらったんだから飲まなくちゃ…)ズズ…

さやか(こいつ、悪魔の癖に律儀だな…)

マミ「日本人にはやっぱり抹茶と和菓子よね」

杏子「やっぱりにがいー!」

マミ「その苦味が良いのよ」

ほむら・さやか(はぁー…やっぱりいつものマミさんじゃない…)

ほむら(はぁ…やっぱりいつもの巴さんに戻って欲しい…)

さやか(何とかできないの?悪魔でしょ?)ヒソヒソ

ほむら(悪魔でもできない事あるわよ)ヒソヒソ

QB「大変だよみんな!魔獣が現れた!!」

マミ「わかったキュゥべえ。みんな行くわよ!」

ほむら・さやか「はーい!」

杏子「抹茶飲むのに苦労してまだ和菓子食べてないのに!」

QB「強大な魔力を感じる!今回の魔獣は手強いよ。気をつけて!」

魔獣「グオオオオオオオオオ!!」

さやか「よっしゃ!魔女の力を持ったあたしなら楽勝!」

魔獣「パーンチ!!!」

ドーン!

さやか「あれー!?やられたー!!」

ほむら「もう円環の力を切り離されてから時間が経ってるから、魔女の力は使えないのよ」

さやか「早く言ってよ!」

ほむら「だって悪魔だもの」

杏子「ならあたしの出番だ!とりゃああ!!」

魔獣「キーック!!」

ズーン!!

杏子「うわあああ!やられた!!」

ほむら「和菓子を食べる時間が無かったから、戦う元気が無いのよ」

杏子「先に抹茶じゃなくて和菓子の方を食べとくんだった!」

ほむら「仕方が無いわね。悪魔の力を私が見せてやるわ!」

魔獣「チョーップ!!」

バーン!

ほむら「あれれー!?あっさりやられちゃった!!何でー?」

QB「ほむら、君はマミが新しい世界で変わり果ててしまった事で自信が揺らいでしまってるんだ!果たして自分のやった事は正しかったのかと。そんな今の君じゃ悪魔の力は使えない!」

ほむら「ぬうううううううう!!!」

マミ「みんな!ここは私に任せて!」

ほむら「巴さん!」

さやか「マミさん!」

杏子「マミ!」

魔獣「ハリテ―!!」

ガキーン!!

マミは魔獣の攻撃を銃で受け止めた!

ほむら「凄いわ!あの強い魔獣相手に!」

さやか「ストイックなマミさんも強え!」

マミ「反撃よ!」

バーン!

魔獣「ウゴッ!?」

バーン!

バーン!

バーン!

ほむら「凄い!魔獣をどんどん追い詰めている!」

マミ「とどめよ!」

ドカーン!!

さやか「淡々と攻撃してて何か物足りないけど、やっぱりマミさんはつええや!」

魔獣「ウゴゴ…」

マミ「え!?まだ生きていた!?」

魔獣「ハンゲキー!」

グーン!

マミ「キャー!!」

ほむら・さやか・杏子「マミさああああん!!!」

ほむら「昨日の時も思ったけどマミの最後の攻撃の威力が足りていないわ!」

さやか「何でなの!?」

ほむら「心のありよう一つで戦いも変わってくるのよ!前の世界のマミは必殺技を叫ぶ事によって、常に自分の心を鼓舞し、技の威力を高めていたのよ!」

さやか「つまりどゆこと?」

ほむら「気合が足りない!」

さやか「悪魔なのに気合とか言っちゃうんだ…」

ほむら「うるさい!」

魔獣「ズツキ―!」

ゴーン!

マミ「くっ!」

マミは魔獣の攻撃を防いだ!

マミ「何とか防いだけど防戦一方だわ、どうすれば…」

さやか「マミさーん!!」

ほむら「ティロ・フィナーレを叫んで!」

マミ「何を言ってるのよ!戦いの最中にふざけた事言わないで!」

さやか「いいから早く!ティロ・フィナーレって叫びながら最後のとどめの攻撃をするんです!」

マミ「何なのよそれ!」

ほむら「いいから私達を信じて…」

マミ「…わかったわ」

マミ「てぃ…てぃろ・ふぃなあれー///」

ドーン!

マミの攻撃が魔獣に直撃した!

魔獣「ゴゴゴゴゴ!!」

さやか「全然効いてない!」

ほむら「あかん、恥ずかしがってる」

ほむら「こうなったら仕方がないわ…私達で戦うしかない!」

さやか「あたし達の体はボロボロで杏子はお腹が減って気絶してる、そんな状況で戦うっていうの?」

ほむら「私達でマミの心を奮い立たせるのよ!」

魔獣「ウゴゴゴ!!」

マミ「はぁ…はぁ…」

さやか「魔獣ー!」

ほむら「私達が相手よ!」

マミ「止めて二人とも!そんな体で戦ったら危険よ!!」

さやか「スパーク・エッジ!」

ほむら「デビル分隊支援火器!」

ドーン!

魔獣「ウガァ!?」

さやか「スプラッシュスティンガー!」

ほむら「デビル時限爆弾!」

ドカーン!

魔獣「ウゴゴ!?」

マミ「あなた達一体何のつもり!!技の名前とか叫んでふざけているの!?」

さやか「スクワルタトーレ!」

ほむら「デビル対戦車兵器!」

ドドドーン!!

魔獣「ガアア!!」

ほむら「なかなか良いネーミングセンスしてるじゃない、さやか」

さやか「つうか、あんたただ武器にデビルって付けてるだけじゃない!」

マミ「まったくふざけているわ、戦いを何だと思っているのあの子達…」

マミ「でも、何?この胸の高鳴りは?私の心がときめいてる!?」

マミ(何でだろ…そんな記憶なんて無いはずなのに昔、私もあの子達のように輝いていた頃があったような…)

魔獣「ビイイイイイーム!!!」

ドカーン!!!

ほむら・さやか「きゃあああああ!!!」

さやか「やっぱり今のコンディションのあたし達だと駄目だね…」

ほむら「でも、大丈夫よ。私達の役目は果たしたわ…」

マミ「私が相手よ魔獣!私達の後輩にはもう指一本触れさせない!」

ほむら・さやか「マミさん!!」

魔獣「ガアアアア!!」

マミ「ティーロ!」

ドーン!

魔獣「ガッ!?」

マミ「黄金の美脚!!」

ズドーン!

魔獣「ガガガッ!?」

さやか「マミさんが技名を叫んでる!」

マミ「体が軽い・・・こんな幸せな気持ちで戦うなんて…始めてなはずなのに…凄く懐かしいわ!」

マミ「そうね…だって私は魔法少女!優雅に、華麗に、私、魔法少女ですもの!」

ズバババーン!

魔獣「ギャアアアアアア!!」

ほむら「巴さん素敵…」ウットリ

さやか「マミさんが!マミさんが!何か凄く恥ずかしい事言ってるよ!でもそれが凄く嬉しい!」

ほむら「ええ!今の巴さんの方が巴さんらしいわ!」

マミ「さあとどめよ!」

ほむら・さやか「キタ!!」

マミ「ティロ・フィナーレ!!!」

ドカーン!!!!!!

魔獣「ギャアアアアアアアアアアア!!!」

ほむら・さやか「やったあああ!!!」

QB「魔獣は今のでやられたようだ」

マミ「なんだか、私凄く恥ずかしい事を言っていたような///」

さやか「そんな事ないですよ!」

ほむら「凄くカッコよかったです!」

マミ「そうね、私ずっと自分に嘘をついていたのかもしれない。これからは自分の思うがままに生きるわ」

ほむら・さやか「はい!!」

杏子「お腹すいた~…お腹空いて死にそうだよ…」

数日後

マミ「暁美さん!」

ほむら「何かしら巴マミ?この悪魔である私に何か用?」

マミ「あなたが悪魔だなんて私は思えないわ!だって、あなたはこの前一緒に戦ってくれたじゃないの?」

ほむら「あれは気まぐれよ」

マミ「いいえ、そんな事ないわ!あなたが悪魔というなら、私は聖なる救済者となってあなたを魔から解放してみせる!」

ほむら「ふふっ、そんな事ができるかしら?」

さやか「うわ!マミさん何か前の世界より中二病が進んでない?女神の鞄持ちであり天使であるあたしもびっくりだよ!」

QB「君もはたから見たら一緒だよ」

ほむら「悪魔に勝てるかしら?ふふふ」

マミ「私はあなたの闇を振り払ってみせる!」

さやか「天使さやかちゃんも負けないよ!」

まどか(この学校、変な人が多いな…。別の学校の方が良かったかな…)

終わり

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年02月13日 (金) 15:17:14   ID: CyBzetbS

ちょうどいい湯加減
タグに「ギャグ」って欲しいわ

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