ドラゴンボールを集める

晴絵「ドラゴンボールを集めに行く」

憧「は？」

晴絵「７つ集めると願いを叶えてくれるらしい」

晴絵「玄のドラが戻ってくるようにお願いすればいいんだ」

晴絵「ここにドラゴンレーダーがあるから早速集めよう」ｽﾁｬ

玄「わかりました！」

憧「ちょっと！まだ試合中でしょ！？宥姉の応援もしないと！」

晴絵「えーっと、どこにあるのかな～？」ﾋﾟｯﾋﾟｯ

どこにある？>>6

↑

晴絵「どうやら新道寺の控え室にあるらしい」ﾋﾟﾋﾟｯ

晴絵「レーダーを見たかんじ、新道寺はもう７つ集めてるみたいだ…」

晴絵「こうしちゃいられない！玄！憧！急いで新道寺の控え室に行くぞ！」ｶﾞﾁｬｯ

玄「はいなのです！」ﾀﾞﾀﾞｯ

憧「えっ！ちょっと待ってよー！」ﾀﾞﾀﾞｯ

灼「いってらっしゃい、ハルちゃん…」



～新道寺控え室～



煌「とうとうドラゴンボールが７つ集まりましたね！すばらです！」

哩「こげん集めるのが大変やったとは…」

姫子「でもこれで願いが叶えられっとですよ部長！」

ﾊﾞﾀｰﾝ!

晴絵「ちょっと待ってもらおうか！」

哩「あ、あんたは阿知賀の監督！！いきなり何の用か！！」

姫子「まだ次鋒戦の最中ばい！」

憧「ま、待ってよ～ハルエ～！」ﾊｱﾊｱ

晴絵「そのドラゴンボールをこちらに譲ってもらいたい」

玄「そうなのです」

煌「だ、ダメです！私たちは>>10という願いを叶るんです！」

上

玄「おもち増量！？」ｶﾞﾀｯ!

哩「そう、私たちは何としてもおもちを大きくせんといかんとよ」

憧「でもどうして…？」

姫子「私たちは九州の強豪校としていつも注目されとった…」

煌「しかしある高校と常に（おもちを）比べられていたんです…」

哩「そう、もう一つの九州の強豪校…」



　　　　　　　　　永 水 女 子 高 校



哩「もうこれ以上惨めな思いはしとうないし後輩にもさせる訳にはいかん」

哩「このドラゴンボールで『新道寺のおもち＞永水のおもち』という構造を完成させてみせる…！」



玄「なるほどー、そんな理由があったとは」ﾌﾑﾌﾑ

晴絵「しかしこちらだって引くわけにはいかない」

晴絵「憧！>>13するんだ！」

憧「ええっ！？あたし！？」

取りあえず感心してる玄をシメる

憧「っていうか何感心してるのよ玄！！」

憧「あんたのためにここまでしてるんだからね！」ｷﾞｭｰｯ

玄「ぐえーっ！く、首を絞めないで憧ちゃん…！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ



玄「」ﾁｰﾝ

憧「ふう、なんかすっきりしたわ」

哩「お、おい、大丈夫やとその子…？」

憧「玄だし死んではいないでしょ」

晴絵「ああ、そうだな」ｸﾛｶﾂｷﾞ

憧（すっきりしたとこで、さてどうやってドラゴンボールを奪おうか…）

どうやって奪う？>>16

色仕掛け

憧（こうなったら…）

憧「ねえ哩さぁ～ん、お願いそれ私たちに譲ってよ～」ｸﾈｸﾈ ｱﾝﾄﾞ ﾖﾘｿｲ

哩「なっ！？」

姫子「ぶ、部長！？」

煌（色仕掛けとはすばらくない…）

憧「ねえ、いいでしょ～」ｽﾘｽﾘ

哩「くっ！」

哩（お、落ち着け！これは新道寺のために使うとよ！ばってん、いや、しかし、だが…）

憧（いけるか…？）

哩はドラゴンボールを
譲る　or　譲らない　>>19

譲る

哩（すまん姫子、花田、みんな…）

哩「わかった、これはあんたに譲る」

憧「えっ！マジで！？」

煌「部長！？本気ですか！？」

哩「ああ、私は本気ばい…」ﾜﾀｼ

憧「ありがとー哩さん！」ｳｹﾄﾘ

晴絵「やったな憧！」

玄「」ﾁｰﾝ



哩「すまん、みんな…」

姫子「いえ、部長の決めたことなら…」

新道寺メンバー「……」

煌（あまりすばらくない雰囲気になりましたね…）

煌「み、みなさん！まだ試合中ですしまずはそちらに集中しましょう！」

哩「あ、ああ、そう…だな…」



憧「なんだか居づらいしさっさと出ようか」

晴絵「そうだな」


～会場外～


晴絵「さてと…」

晴絵「おい、起きろ玄！」

玄「んぅ…」

玄「あれ？新道寺のすばらなおもちは…？」

晴絵「そんなものは無い、ドラゴンボールも譲ってもらったし早速使うぞ！」

玄「は、はい！」

玄「出でよ神龍！そして願いをかなえたまえ！！」



ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ･･･



神龍「さあ願いをいえ、どんな願いでもひとつだけかなえてやろう…」

玄「>>22なのです！」

叶えられる願いを三つにして

玄「叶えられる願いを三つにしてほしいのです！」

憧（そんな屁理屈みたいな願い叶えてくれるの…？）

神龍「その願いを叶えればいいのだな？」

憧「えっ」

憧（叶っちゃったよ…）

神龍「さあ願いをいえ、どんな願いでもみっつだけかなえてやろう…」

玄「>>25、>>27、>>28なのです！」

晴絵「きりがないから願いはこれ以上増やすなよ、あと本来の目的も忘れるなよ玄？」

ドラゴンロード復活

新道寺の願いを叶える

おもちの大きさを操れる力を

玄「ドラがまた来るようにする…」

玄「新道寺の願いを叶える…」

玄「そして…おもちの大きさを操る力が欲しいのです！！」

神龍「その願いを叶えればいいのだな？」

玄「はい！」



神龍「願いは叶えてやった、では　さらばだ」



玄「おお…体に力が満ち溢れるようですのだ…」ｺﾞｺﾞｺﾞ

玄「これであの子のおもちもその子のおもちも思いのままに…！」ﾜｷﾜｷ

晴絵「何はともあれこれで目的は達成したな！」

憧「まさか新道寺の願いも叶えるなんてね…」

憧「でも玄の力を使えばわざわざその願いを言う必要なかったんじゃないの？」

玄「細かいことは気にしちゃ駄目だよ憧ちゃん、ね？」ｺﾞｯ

憧「うわっ！！む、胸がきつくなった…」ﾐｼﾐｼ

晴絵「とりあえず控え室に戻ろうか」

玄・憧「はーい」

～阿知賀女子控え室～

晴絵「ただいまー」ｶﾞﾁｬ

玄「ただいま戻りました」ﾋﾞｼｯ

憧「はあ～なんかすごく疲れた～」

灼「おかえりハルちゃん、玄、憧…」

灼「っていうか憧、どうしたのその胸、でか…」

憧「実はね…」

　かくかくしかじか

灼「新道寺のおもち？神龍？目的とだいぶかけ離れてる気がする…」

憧「まあドラゴンロードも復活したわけだしいいじゃんいいじゃん！」

晴絵「そうだな」

玄「素晴らしい力も手に入れたのです！」



憧「って次鋒戦もう終わってるじゃん！」

憧「じゃあ行ってくるかね！」ﾀﾀｯ

穏乃「頑張れ憧ー！！」ｺﾞｰｺﾞｰ!!

灼（制服きついままでいいのかな…）

～一方、新道寺控え室～

煌「おおう、みなさんのおもちが永水のようなおもちに！すばらです！」ﾊﾞｲﾝ

哩「これは…」ﾎﾟﾖﾝ

姫子「やりましたね部長！」ﾌﾟﾙﾝ

哩「これで永水女子とのおもちヒエラルキーは覆ったとよ！」ﾎﾟﾖｰﾝ

姫子（もしかして阿知賀が私たちの願いを神龍に願ったと…？）

江崎「…中堅戦いってくるばい」ﾓﾁｯ

～準決勝中堅戦開始～

憧「よろしく」ﾐｼｯ

江崎「よろしく頼む」ﾓﾁｯ

尭深「よろしくお願いします…」ﾌﾟﾙﾝ

セーラ「お、おう、よろしく」ﾍﾟﾀｰﾝ



セーラ（なんやこいつら、今日は皆してでかい胸しよって…）

セーラ（俺があんま気にしとらんからって流石にイラッとするわ…）



恒子『中堅戦開始です！』

健夜（あの胸、何をしたんだろう…？気になるなあ…）

なんやかんやでインターハイ終了

憧「玄のドラゴンロードが復活したおかげで決勝でもなんとか戦うことができた」

憧「玄はおもちを操れるようになり上機嫌だったため点数を大きく削られても終始笑顔だった…」

憧「そしてインハイ終了後、どこでばれたか知らないが玄の力を知った人が阿知賀に押し掛けるようになった…」



照「お願い松実さん、どうか私のおもちを大きくしてほしい」←照魔境で力を知り、ばらした人

咲「わ、私もお願いします…」

初美「一人だけおもち無しはいやなのですよー」

玄「はいはーい！みんな私におまかせあれ！」ﾜｷﾜｷ



　こうして全国の高校生雀士はみんなおもちもちになりましたとさ

カン！