【ネタあれば】沈黙提督物語【書きます】・その2 (139)

※このSSを読む上での注意

・作者は、この手のSS執筆の経験が少ないです

・なのでキャラ崩壊、ご都合主義が多分に含まれます

・更新は不定期になる確率大です。スレタイ通り、ネタがあれば書きます

・たまにネタ募集の安価を取るので、その時はよろしくどーぞ

・これとは別にSSも投稿しているので、基本はそちらがメインです。興味のある方はどうぞ


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1431093077

過去ログ行きの仕組みを知らず、投稿しようとしたら書き込みが出来なくなっていたのでまた建てました。

更新を楽しみにしていた方には、この場を借りてお詫びを申し上げます。

本編は明日にでも行う予定ですので、お暇があればまた読んでいってください

みなさま、こんばんは。狂言回しこと作者です

予定通り、本編の更新を開始します。

とりあえず、前スレでのリクエスト分を張りますので、よろしくお願いします

《秘書艦春雨》

~ある日のこと・・・~

長門<すまないな、春雨。秘書艦を代わって貰って。

長門<妙高も今日は遠征中だったから、助かったぞ

春雨「いえ、そんなことは無いですよ。ゆっくり治してくださいね」

春雨「それでは」(Pi

春雨(さて、と・・・。しっかり、お仕事しないと)


【執務室】

春雨「と言う訳で、今日は春雨が秘書艦代理です。よろしくお願いします」(ペコッ

提督「・・・・・・」(コクリ

春雨「えっと、今日の予定は・・・」

提督「・・・・・・」(スッ

春雨「? 何ですか?」

スケジュール帳(長門作)<コレノトオリニ

春雨(長門さん、こんなのまで・・・)

春雨「えっと、今日の遠征は阿賀野さんと八駆のみなさんですね」

春雨「それから演習は・・・」

~数時間後~

提督「・・・・・・」(カキカキ

春雨「・・・・・・」

春雨(き、気まずい、です・・・)

春雨(長門さんは、こんな空気の中で仕事をしてたんでしょうか・・・)

春雨「あのっ、司令官!」

提督「・・・?」

春雨「お茶に・・・しませんか?」

提督「・・・・・・」(チラッ

時計<ヒトヒトサンマル!

提督「・・・・・・」(フルフル

春雨「は、はい・・・そうですか・・・」

春雨(うぅ~。何やってんだろ、私・・・)



~ランチタイム~

春雨「司令官、今日のお昼ご飯をお持ちしました!」

春雨「春雨得意の、麻婆春雨です!」

提督「・・・・・・」(ジー

提督「・・・・・・」(スッ

春雨(『いただきます』の代わりに、手を合わせて黙礼・・・)

春雨(そう言えば、司令官はいつもどんな感じなんでしょうか・・・)

提督「・・・・・・」(ムシャムシャ

春雨「・・・・・・」

提督「・・・?」

春雨「あっ、あのっ・・・」

春雨「退出、しましょうか?」

提督「・・・・・・」(フルフル

春雨「わ、わかりました」

春雨「じゃあ、私は他の書類を・・・」(グー

春雨「」

提督「・・・?」

春雨「あ、あうぅ・・・」(/////

提督「・・・・・・」

提督「・・・!」(ティン!

提督「・・・・・・」(スタスタ

春雨「司令官?」

~数分後~

提督「・・・・・・」(スッ

シーザーサラダ<ママミーヤ!

春雨「これ、司令官が作ったんですか?」

提督「・・・・・・」(コクリ

春雨「ありがとうございます。頂きます」

春雨「はむっ・・・・」(モグモグ

春雨「・・・美味しい・・・」

春雨「このドレッシング、どうやって調合したんですか?」

提督「・・・・・・」(スッ

春雨「えっ、内緒ですか?」

春雨「う~・・・気になります・・・」



~午後~

提督「・・・・・・」(チラッ

時計<ヒトゴーサンマル!

提督「・・・・・・」(チラッ

書類ズ<大半は終わったぜ

提督「・・・・・・」(指パッチン

春雨「あ、はい! お茶ですね」


春雨「はい、どうぞ」

紅茶<イレタテデース!

提督「・・・・・・」(スッ

提督「・・・・・・」(ズズッ

春雨(美味く、入れられたでしょうか・・・)

提督「・・・・・・」(グッ

春雨「!」(パアッ

春雨「ありがとうございます!」

<ガチャ

五月雨「失礼します!」

五月雨「提督、明日の出撃計画について・・・」

絨毯<イテッ!

五月雨「わわわわっ!!?」

<ドンガラガッシャーン!

五月雨「いたたた・・・」

春雨「さみちゃん、大丈夫!?」

提督「―!!」(ボソッ

五月雨「へっ?」

春雨「司令官、今・・・」

提督「・・・・・・」(ポリポリ

~夜~

妙高「第二艦隊、ただいま帰投しました・・・」

妙高「って、あら?」

提督「・・・・・・」(シー

春雨「ん・・・」(ZZZ

妙高「あらあら」

提督「・・・・・・」(サッ

妙高「今日一日、頑張ってくれたんですね」

妙高「それで、どうでした?」

提督「・・・・・・」(ポリポリ

妙高「・・・なるほど」

妙高「とにかく、五月雨ちゃんが怪我をしなくて良かったですね」



~翌日~

【駆逐艦寮・白露型の部屋】

春雨「♪~♪~」

夕立「春雨がご機嫌っぽいけど、何かあったの?」

時雨「さあ・・・。部屋に戻って来るなり、ベッドに突っ伏してその状態なんだけど・・・」

村雨「ちょっと良いこと、何かあったのかしら?」

時雨「たぶんね」

春雨(司令官の声、ほんの少しだけでしたけど聞けました・・・!!)

春雨(これは春雨だけの秘密にしよっと!)

《レ級が鎮守府に居着きました》

【サーモン海域】

長門「ぬふぅん!!」(ブンッ

レ級「ゴゲッ!!」(ズベシャッ

長門「はぁっ・・・はぁっ・・・」

長門「確保ぉーっ!!」

<ワーワー!!

<かかれー!!

<ぽいー!!

レ級「エッ、マッ、チョッ・・・!?」

レ級「ギャアアアアアアアア!!」



【執務室】

レ級(捕獲)「クッ・・・」

妙高(大破)「戦艦レ級、確かに鹵獲しました」

夕張(大破)「強敵だったわね。ネタでも何でも無く」

龍驤(中破)「久しぶりに、命の危険を感じたで・・・」

提督「・・・・・・」(スッ

長門(中破)「わかりました。詳細は、後ほどお伝えします」

長門「朝潮、満潮。見張りを頼むぞ」

朝潮「お任せください!」

満潮「わかったわ」

長門「では、失礼します」

提督「・・・・・・」(コクリ

<バタム

提督「・・・・・・」

レ級「アンタガココノ提督ッテヤツカイ?」

提督「・・・・・・」(コクリ

レ級「フムフム・・・ホウホウ・・・」(ジロジロ

提督「・・・?」

朝潮「司令官に近づかないで!」(グイッ

レ級「イテテ・・・ベツニ、トッテ食オウッテワケジャナインダカラ、イイジャナイカ」

満潮「理由になってないでしょ!!」(グイグイ

レ級「イテテテテ・・・」

レ級「デ、ダ。アタイヲドウスル気ダイ?」

レ級「アタイハ数年ブリノ新種。研究対象トシテハ、最高ジャナイカ?」

提督「・・・・・・」(ススッ

レ級「何? 既ニ他ノ拠点デ、データハ充分ニ集マッテイルダッテ?」

提督「・・・・・・」(コクリ

レ級「デ、今回ノ鹵獲ハヨリ詳細ナデータを集メル為ダト?」

提督「・・・・・・」(コクリ

レ級「ナルホド・・・。アタイハ『実験動物』デハナク、今度ハ『観察対象』ト言ウ訳カ・・・」

提督「・・・・・・」(コクリ

レ級「ジャア、マ。思イ切リ観察サレルトスルカナ」

満潮「と言うか、なんで司令官と普通に会話出来ているわけ!?」

レ級「ンア? ナントイウカ、イワントシテイルコトガワカルンダヨ」

レ級「コレッテ、『運命の赤い糸』ッテ奴カ? ケケケ!」

朝潮(司令官と・・・話せている・・・!)(グヌヌ

<KnockKnock

能代「失礼します」

能代「第二水雷班、遠征より帰還しました」(ピシッ

提督「・・・・・・」(コクリ

朝潮「お帰りなさい、能代さん!」

満潮「お疲れ様」

レ級「オー、マタナンカ来タナ」

能代「」

能代「なんでレ級がいるんですかぁっ!?」

朝潮「実はですね、かくかくしかじか・・・」

能代「しかくいむーぶ、と・・・」

能代「事情はわかりました。ですが、いくら提督でも執務室には・・・」

レ級「マア、固イコト言ウナッテ、姉チャン」(モニュッ

能代「っ、何するのよ!?」(バッ

レ級「コッチハ柔ッコイノニヨ」

提督「・・・・・・」(肩ポン

レ級「アア、悪イ悪イ。ツイ、気ニナッテナ」

~小一時間後~

レ級「ホホウ、ワカルノカ。人間ニモ、茄子ノ揚ゲ浸シノ極意ガ」

提督「・・・・・・」(コクコク

レ級「ソノ上ニミゾレヲ乗セルノガ鉄板ダロウ? ソチラデハ、違ウノカ?」

提督「・・・・・・」(ススササッ

レ級「ドレドレ?」

レ級「フム・・・ホウホウ・・・。カツブシヲノセテ、冷製風カ・・・。ソレモ悪クハナサソウダ」

満潮「ねえ、朝潮」

朝潮「何?」

満潮「これって、私が可笑しいのかしら・・・? アイツと会話出来ない私の方が」

朝潮「安心して、私も同じだから」

朝潮(それよりも、司令官とこんなに親しげにぃっ・・・!)(グヌヌヌ

能代(ぐぬぬとなってる朝潮ちゃん・・・可愛いかも)

レ級「良ォシ、決メタ」

能代「何を決めたの?」

レ級「アタイ、暫ク此所ニ留マルコトニスルワ」

能代「」

朝潮「そんな、勝手な!」

レ級「提督ノ意見ハドウナンダ?」

提督「・・・・・・」(グッ

レ級「決マリダナ」

提督「・・・・・」(クイックイッ

レ級「アア、ワカッテル。取リ敢エズハ、端ッコノ倉庫辺リデ寝泊マリスルサネ」

朝潮「司令官と意思疎通出来れば、こんな事には・・・!!」(グヌヌヌ

能代(カワイイ・・・)

満潮「やれやれだわ・・・」

《意地でも声を聞いてやる!!》

【駆逐寮・談話室】

朝潮「皆、集まった?」

満潮「何の用、こんな時間に?」

霞「これでくだらない用事だったら、どうするのよ」

霰「眠い・・・」(ウトウソ

大潮「Zzzzz・・・」

朝雲(大潮姉、座ったまま寝てる・・・)

荒潮「実はこの前、私達が遠征に行っている間、白露ちゃん達が司令官の声を聞こうとしたのよぉ」

荒潮「それも、に・く・せ・い」

朝潮「!!」(ガタッ

大潮「!!!」(起きた

荒潮「あらあら、食いつきが良いわねぇ」

満潮「それで、向こうは何をやったの?」

荒潮「司令官の好きなの持ってたり、しりとりしたり、聞き込みしたり。まるでお子ちゃまみたいねぇ」

朝雲「じゃあ、荒潮姉はどうするわけ?」

荒潮「うふふふ~」

荒潮「私に良い考えがあるわぁ」

霰「Zzzzz...」

【提督の寝室】

朝潮「良い考えが何かと思ったら、まさかこんな事なんて・・・」(in天井裏

満潮「と言うか、なんで私まで・・・!!」(inクローゼット

荒潮「気にしない、気にしない」(inベッド下

荒潮「それじゃあ皆、マイクは持ったかしらぁ? 作戦開始よぉ~」



~小一時間後~

荒潮「遅いわねぇ・・・」

朝潮「ここのところ忙しいから、帰りが遅くなっているかも知れないわね」

満潮「ねえ、荒潮」

荒潮「何かしらぁ?」

満潮「もしこれがバレたら、どうなるの?」

荒潮「そうねぇ・・・」

荒潮「オシオキかもしれないわねぇ」

朝潮・満潮「「」」


<ガチャッ


荒潮「あらぁ? 来たみたいね」(マイクON

朝潮(お許しください、司令官・・・!)(チャー研並感


<スタスタ

<スタスタ


荒潮「足音は・・・二人分? 誰か一緒なのかしら?」


<提督、あの・・・本当によろしいのでしょうか?

<・・・・・・


朝潮「この声は・・・妙高さん・・・?」

満潮「珍しいわね、あの人がアイツに用事なんて」

荒潮「あら~」

妙高<で、では・・・ふつつか者ですが、よろしくお願いします

妙高<優しく、してください・・・

提督<・・・・・・(コクリ

妙高<あっ・・・


満潮「何か、嫌な予感がするんだけど・・・」

朝潮「!!!!」(////

荒潮「あっ、あらぁ? 何だかピンクな雰囲気ねぇ・・・?」(汗


妙高<なんだか、こう・・・こそばゆいです・・・

提督<・・・・・・(モソモソ

妙高<はぅっ・・・!

妙高<す、すみません・・・あまり、経験が無い物で・・・

提督<・・・・・・(ポリポリ


朝潮「はぅ・・・」(/////

満潮「なっ、何よこれぇっ!?」

荒潮「秘書艦と司令官による夜の砲雷撃戦(意味深)かしらぁ?」

満潮「何のんきなこと言ってんのよ!!」


妙高<何だか、騒がしいですね・・・

提督<・・・?


朝潮「!!」

満潮「やばっ、気付かれた!?」


妙高<・・・気のせいでしょうか?

提督<・・・・・・

提督<・・・・・・(チラッ


満潮(今、コッチ見た!?)


妙高<提督、どうしましたか?

提督<・・・・・・(チョンチョン

妙高<あ、続きですね・・・


朝潮「ゆ、許された・・・」

満潮「ったく、ヒヤヒヤさせないでよ・・・」

荒潮(あらあら、なんやかんやで二人ともノリノリねぇ)

<カサカサッ

荒潮「?」

インセクト・G<ハロー!

荒潮「あごうg@あこをww!?!?!?!?!」(ゴッ


提督<!!

妙高<なっ、何ですか!?


荒潮「いったぁ~い・・・」

荒潮「・・・あら?」

提督「・・・・・・」(ジー

荒潮「あっ、あらぁ、司令官。ごきげんよう・・・」

妙高「提督、どうされまし・・・あら?」

妙高「荒潮さん、これは一体どういうことですか?」

荒潮「えっとぉ、実は・・・そのぉ・・・」(メオヨギ


朝潮<!!

満潮<ちょっ、バカ!?


妙高「なるほど・・・」(スタスタ

<ガチャッ

満潮「・・・・・・」(汗

朝潮「わひゃっ!?」(ヒキズリダサレッ

妙高「これは少し、言い聞かせる必要があるみたいですね」

朝潮・荒潮・満潮「「「」」」

~翌日~

荒潮「あらぁ~・・・」(目の下に隈

朝潮「ひっ、一晩中お説教だなんて・・・」

満潮「不幸だわ・・・」


朝雲「ったく。だから言わんこっちゃない」

山雲「でも~、朝雲姉も気になってたんじゃ無いの~?」

朝雲「まあ、そうだけどさ・・・」

朝雲「けど、無口でもおしゃべりでも、私達の司令には変わりは無いでしょ?」

山雲「それもそうよねぇ~」


<はわぁっ!!(ドンガラガッシャーン

<五月雨、大丈夫!?

<―――!!


朝雲「? 今、何か聞き慣れない声が聞こえた様な・・・」

山雲「気のせいじゃないかしら~?」

朝雲「・・・?」


(おしまい)

オチ無しの山無しですが、以上三話。完成致しました

ローマを探して幾千里、狂言回しこと作者です

一番良いドロップが日向どまりってドユコト・・・。OTL


それでは、ありがとうございました。次回の更新までしばらくお待ちください

(みなさま、こんばんは。久しぶりに本編の更新を開始します)


【執務室】

妙高「軍令部から伝えられた指令は、以上です」

提督「・・・・・・」

長門「しかし、大量の資源を投入しての建造か・・・」

長門「戦力増強を手っ取り早く済ませられるが、相応に支出もかさむ・・・」

妙高「最低でも一回はやるように、とのことです」

妙高「提督、どうなさいますか?」

提督「・・・・・・」(スッ、コクコク

妙高「えっ?」

長門「思い切って、今日のデイリー建造は三回大型建造に充てるそうだ・・・」

妙高「うちでもオリョクル、始めた方が良いでしょうか・・・?」


《大型建造するよー!(>ワ<)》

【工廠】

提督「・・・・・・」

妖精1「おー、提督、長門さんも。めずらしい」

妖精2「建造の時間です?」

妖精3「どーせ今日も最低値げしょ」

妖精4「そしてバラすかエサにするんですね、わかります」

長門「いや、大型建造を依頼したいのだが・・・」

妖精1「なん・・・だと・・・?」

妖精2「あしたはさんしきだんがふりそうじゃ」

長門「あのなぁ・・・まあいい」

長門「提督、どうしますか?」

提督「・・・・・・」

提督「・・・・・・」(スッ、スッ、スッ

長門「判りました」

長門「最低値を一回、戦艦用の配合で一回、空母用の配合で一回」

長門「それぞれやってみてくれ」

妖精ズ「「「アラホラサッサー」」」


※大型建造安価(艦娘指定)

最低値:↓2

戦艦レシピ:↓3

空母レシピ:↓4

(完成しましたので、上げていきますね)

その1:最低値


~数十分後~

建造タイマー<デキタヨー!

長門「さて、まずは最低値のが出来た様だな」

妙高「誰が出てくるんでしょうか」

夕張「楽しみだわ! ワクワク!」

妙高(口に出す人は初めて見ました・・・)

鉄扉<ギギィーッ


矢矧「軽巡矢矧、着任したわ。提督、最後まで頑張っていきましょう!」

長門「おぉ、やはり矢矧か!」

矢矧「長門さん、お久しぶりです」

妙高「期待の新人ね。妙高です、よろしくお願いします」(アクシュ

矢矧「こちらこそ」(アクシュ

夕張「夕張よ。よろしくね」

矢矧「ええ、よろしくね」

夕張「・・・・・・」(ジー

矢矧「な、何かしら?」

夕張「『くっ殺』されそう」(同人作家並みの感想

矢矧「???」

矢矧「そ、それよりここの提督は?」

長門「ああ、こちらだ」

提督「・・・・・・」

矢矧「・・・・・・」

矢矧「よろしくね、提督」

長門(ほう、言わんとしていることは判る様だな・・・)

長門「合格だ!」

矢矧「???」

妙高(やっと秘書艦が出来そうな人が来てくれた・・・)

夕張「ここには能代もいるから、後で挨拶してきたらどう?」

矢矧「本当に? そうさせてもらおうかしら」

その2:空母レシピ

~さらに数時間後~

龍驤「そーいや、この大型建造っての?」

龍驤「どんなのができるん?」

長門「ああ、それはだな」

長門「戦艦が三種。空母が一種。潜水艦が二種に、巡洋艦が先ほどの矢矧も含めて三種」

長門「後は、通常の建造では出にくい艦娘も造れるらしい」

龍驤「へぇー、あのでっかいのが・・・」(notハイライト

長門「」

建造タイマー<デキターヨ!!

長門「お、完成みたいだな」

鉄扉<オープンセサミ!

大鳳「そう・・・私が大鳳。出迎え、ありがとうございます」

大鳳「提督・・・貴方と機動部隊に勝利を!」

長門「おぉ・・・!」

提督「・・・・・・」(キラキラ

龍驤(あ、提督キラキラしとる)

龍驤(それにしても・・・)(ジー

大鳳「あの・・・何か・・・?」(ツルペター

龍驤「合格や!」(グッ

大鳳「???」

長門「何を言っているんだ。貴重な正規空母だぞ」

大鳳「そっ、そうですよ!」

大鳳「最新鋭の密閉型格納庫に、新型機も十全に運用可能なペイロード!」

大鳳「烈風も流星もどんと来いです!!」

龍驤「まあええわ。ウチは龍驤や」

龍驤「ここの機動部隊長として、びしびし行くで!」

大鳳「はいっ!!」

(いけないいけない。名前間違えてました)

~数時間後~

長門「さて、最後は戦艦レシピなんだが・・・」

朝潮「随分時間が掛かってますね」

妙高「そう言えば、長門さんが建造された時よりも長い気がしますね」

夕張「あの時の提督の顔は、傑作だったわ・・・!」(バンバン

夕張「ホントは陸奥さん狙いだったって噂だし」

長門「お前達なぁ・・・」

白露「何々!? 何の話しー?」(トテトテ

大潮「お祭りですかー!?」(タタタタ

荒潮「お菓子持ってきたわ~」

山雲「ジュースもあるわよー」

妖精1「やれやれ、ここは飲食禁止なんだが・・・」

妖精2「まあ良いじゃ無いですか」

妖精3「気長に待とうず」


~さらに数時間後~


建造タイマー<カンセイデス!!

長門(ほろ酔い)「やれやれ、やっとか・・・」

龍驤(ほろ酔い)「何や、随分難産やなぁ」

<一番能代! 脱ぎまーす!!

<そーれ、もう一枚! もう一枚!!

龍驤「馬鹿なことしてないで、こっち来てや!!」


鉄扉<ガチャコン!

大和「大和型戦艦一番艦大和、推して参ります!」

長門「おお!!」

龍驤「ほぇー、大和かいな。それならこんな時間になるのも納得・・・」

龍驤「って、大和ぉっ!?」

能代「すっ、水雷戦隊輪形陣!!」

能代「提督を守るのよぉっ!!」

<ドタドタドタ

大和「えっ・・・? えっ・・・?」

提督「???」

時雨「ここは譲れない・・・!」

朝潮「私達駆逐隊の鉄壁の布陣!」

大潮「崩せる物なら崩してみなさい!!」

矢矧「同じ着任したてで悪いけど、提督には指一本触れさせないわ!!」

大和「ちょっ、ちょっと待ってください!」

大和「私が何をしたと言うんですか!?」

霞「いくらアンタだからって、すっとぼけんじゃ無いわよ!!」

満潮「ふんっ・・・!」

荒潮「あらあら。『司令官には指一本触れさせないわ!』、じゃなかったの~?」

満潮「」

大和「だから! 私が! 何をしたと!?」(スッ

春雨「こっ、来ないでください!!」

春雨「私達の司令官を、傷つけないで!!」

大和「へっ?」

涼風「聞いた話じゃ、恋敵の艦娘を輪切りにしてパネルに入れて、一枚一枚姉妹艦に送りつけてるって話しじゃないか!!」

涼風「調べは付いてんだ、温和しくしやがれ!!」

大和「ちょっ、ええっ!?」

朝潮「他にも合い鍵を使って勝手に住居に入ったり、司令官の都合を考えずその・・・夜這いしたり!!」

朝潮「そんな人は近づけさせません!!」

大和「そんな・・・なんで・・・」(ポロポロ

涼風「???」

大和「なんで私までそう思われてるのよぉ・・・」(涙目

霞「えっ、えっ?」

大和「あっちはたまたま超駄級戦艦になっただけなのにぃ・・・ぐすっ」

大和「うわぁあああああああん!!」(号泣

提督「・・・・・・」(オロオロ

長門「」

妙高「なっ、泣かないで!」

大和「うわぁあああああああん!!」


(この後、滅茶苦茶なぐさめた)

全て完成しましたので、今回はここまでとします

最近張り合いが無い。プロモーターこと作者です

艦娘はほぼ全部手に入れましたし、海域も攻略済み。どうもモチベーションが上がらず、最近は遠征と演習ばかりやってる気がします

はやく次のイベントやらないかなぁ・・・


それはそうと、ここでの大和はちょっと泣き虫で風評被害の被害者と言うことでお一つ

それでは、ありがとうございました。次回の更新までしばらくお待ちください

みなさま、こんばんは。狂言回しこと作者です

一本だけですが、本編が完成しましたので投稿します

拙いですが、よろしくお願いします

〈軽空母達の日常〉

こんにちは! 白露型駆逐艦一番艦の、白露です!!

この鎮守府には、正規空母の先輩方は所属して無くて、軽空母の龍驤さんと隼鷹さん、飛鷹さんの三人の軽空母と、大鳳さんだけがいます。

今日は、そんな空母の皆さんのリーダー。龍驤さんの日常を、紹介します!!


~朝~

【鎮守府居住区画・空母寮】


龍驤「・・・・・・」(ムクリ

龍驤「・・・・・・」(チラッ

時計<マルキュウマルマル!

龍驤「・・・アカン、ちょっち寝過ごしてもうたわ・・・」

龍驤「ほらヒャッハーズ、大鳳もはよ起きぃや」(ペチペチ

隼鷹(全裸)「んぁ~もう朝かい・・・?」

飛鷹「いたたた・・・頭が・・・」(ズキズキ

大鳳「う”ぅ~・・・」

龍驤「ったく。隼鷹ははよ服着て。飛鷹と大鳳は水でも飲んで休んどき、ウチが提督に伝えとくから」

飛鷹「うぅ・・・ごめんなさい・・・」

大鳳「」(気絶

隼鷹「ふぁ~い・・・ねみぃ・・・」



【射爆場】

龍驤「ほらほら、はよ逃げないと吹っ飛ばされるでぇ」


零式妖精「それ~、まえ! まうのだ~!!」(バリバリ

紫電改二妖精「おどらなければ、かざあながあくぞ~!」(バリバリ

霰<ひぇー・・・(ダッシュ

朝潮<ひぃいいいいい!!(ガチ逃げ

荒潮<(ガチ逃げ

大潮<はわああああああ!?(被弾

龍驤「くぉら、大潮ぉっ!! 今ので自分、実戦だったら蜂の巣やで!!」

龍驤「もっと気合入れて避けんかいな!!」

大潮<はっ、はぃぃっ!!

夕立「ご愁傷様っぽい?」

村雨「まあ、八駆の皆にはキツいでしょうね・・・」

龍驤「ほな、一旦終了や! 柔軟したら、休憩行きや!」

<はーい!

時雨「終わったみたいだね」

時雨「春雨、次の訓練はなんだっけ?」

春雨「えーっと・・・」

龍驤「ほいだら、次は白露型! 準備しぃや!!」

春雨「・・・だそうです」

時雨「」

~昼~

【南西諸島海域】

龍驤「空母狩りの時間や!! 行くで!!」

隼鷹「ヒャッハー!!」


ヌ級<アィエエエエ!? 艦娘ナンデ!?

ホ級<コワイッ!!


龍驤「艦載機の皆、お仕事お仕事ぉっ!!」

隼鷹「者ども、かかれー!! 徹底的に潰せー!!」


ヌ級<グワーッ!!

ホ級<アバーッ!!

ハ級<ゴボーッ!!


龍驤「深海棲艦倒すべし・・・慈悲は、あらへん!」

<<<サヨナラァッ!!


霞「相変わらず滅茶苦茶ね」

霰「・・・頼りになる」

霞「まあ、それは認めるわ。けど・・・」

霞「毎晩酒盛りするのは止めて欲しいわね・・・」

龍驤「ほな、状況終了や。ちゃっちゃと帰るで」

<しゅーりょー!!

判定・・・勝利:S


龍驤「まあ、ざっとこんなものやな」

妙高「皆さんの努力のお陰です!皆さんを褒めてあげてくださいね」

提督「・・・・・・」

白露「・・・・・・」(ゴクリ

提督「・・・・・・」(グッ

白露「・・・!」(パァッ

時雨「ありがとう。と言っても、僕の力は大したこと無いさ」

涼風「あったぼーよ! 涼風なら楽勝だね!!」(ドヤッ

葛城「ちょっと待って!!」

涼風「んあ?」

葛城「納得がいかないわ!! 軽空母が正規空母に勝つだなんて!!」(プンスカ

龍驤「何や自分、納得いかへんのか? なら、教えたる」

龍驤「艦載機の質も、動かし方も、何もかもが未熟や」

龍驤「大方、性能だけでここまで来た様やけど、それだけじゃアカンで」

龍驤「持ち主が凡百なら、どんな業物もなまくら同然や。じゃじゃ馬共の手綱握って、初めて一人前や。それだけは、覚えとき」

葛城「は、はい・・・」

龍驤「ほな、また機会があったらやろうや。妙高はん、帰るで」(スタスタ

妙高「はい。皆さんも、行きますよ」

<はーい!!


葛城「龍驤、だっけ。何というかさ」

葛城「彼女、見た目は子供だけどものすっごい言葉に重みがあったわ」

葛城「何者なのかしら?」

龍鳳「えっ、葛城さん知らないんですか!?」

葛城「???」

龍鳳「深海棲艦との戦端が開かれた初期の戦線を支えた第一機動艦隊。その初代旗艦である鳳翔さんの相方が、龍驤さんですよ!」

葛城「ごめん、龍鳳。もっと解りやすく言って」

龍鳳「瑞鶴さんはもちろんのこと、『あの』加賀さんでさえも一定の敬意を払うことで有名です」

葛城「・・・・・・」

葛城「OK、凄く解りやすいたとえだわ」

~夜~

【居酒屋『鳳翔』】

龍驤「はぁ・・・」

龍驤「あれから何年やろか・・・。ウチと鳳翔の姉さんが、最後に大暴れしたのは」

鳳翔「そうですね・・・赤城さんや加賀さんが、まだ半人前にもなっていないころでしょうか」

鳳翔「提督もまだ就任したてで、艦隊もそれほど大きなものではなかったですし」

龍驤「あん時の姉さん、まるでカミソリみたいな感じやったな。“龍飛の姐御”って呼ばれてたん知った時は、二度見してもうたわ」

鳳翔「昔の話ですよ。それに、龍驤さんこそ」

龍驤「ん?」

鳳翔「“横須賀の龍”だったなんて、今でもざっと見た限りじゃわかりませんよ」

龍驤「あぁー・・・それは、ウチもまだ子供やったっちゅうか・・・な」

鳳翔「うふふ、わかってますよ」

<ガラガラ

鳳翔「あら。いらっしゃいませ、提督」

提督「・・・・・・」(ペコッ

龍驤「おー、珍しい。一人かいな?」

提督「・・・・・・」(コクッ

提督「・・・・・・」(スッ

鳳翔「はい、いつものですね」

龍驤(未だに提督の言うこと、ウチはわからへんのに・・・)

龍驤(相変わらず、謎だらけやな鳳翔の姉さんは・・・)

オチ無しの山無しですが、今回は以上です

昨日の今日で申し訳ないですが、またネタが切れました

なので次回は、所属している艦娘メインのを書こうかと思っております

『↓2』まで募集しますので、何かあればお願いします


所属している艦娘は以下の通りです


戦艦:長門、大和

巡洋艦:妙高、夕張、能代、矢矧

空母:龍驤、鳳翔、大鳳、隼鷹、飛鷹

駆逐艦:白露、時雨、村雨、春雨、夕立、五月雨、涼風、朝潮、荒潮、大潮、満潮、霰、霞、朝雲、山雲

春雨の春雨スープ

>>35-36

リクエスト了解です

完成次第アップしますので、それまでしばらくお待ちください

それでは、また次回、お目にかかりましょう

(みなさま、こんばんは。取り敢えず一つ出来たので、投下します)

〈春雨スープ!?〉

提督「・・・・・・」(スタスタ

<ワイノワイノ

提督「・・・?」


~キッチン~

春雨「村雨姉さん、どうでしょう?」

村雨「そう? 私はこれくらいで良いと思うけど・・・」

春雨「で、でもあまりとろみが付きすぎたら・・・」

村雨「それはそれで良いんじゃないかしら? 提督もきっと喜んでくれるわよ!」


提督「・・・??」


村雨「それにしても、とろみたっぷりな春雨の春雨スープ。って言うと、何か誤解されそうよね・・・」

春雨「ねっ、姉さん!?」

村雨「うふふ、冗談よ」


提督「・・・・・・」

提督「・・・!?!?」(←間違った方に察してしまった


(沈黙、妄想中・・・)

春雨『あの・・・司令官。春雨を・・・食べて(意味深)ください・・・!』


提督「!!!!!!」(ブンブンブン

時雨「あれ? 提督、何をしてるの?」

提督「」(ビクッ

時雨「キッチンに用があるのかい? 確か、今は村雨と春雨がいるはずだけど・・・」

時雨「呼んでこようか?」

提督「・・・!!」(ブンブン

提督「・・・!!」(脱兎

時雨「・・・っ!?」

時雨「・・・・・・」

時雨「何があったんだろう・・・?」

~執務室~

提督「・・・・・・」(ガリガリガリガリ

書類<コイツハスゲーゼ・・・!

夕張(提督、何時にも増して処理速度が上がってる・・・)

夕張(何かあったのかしら・・・。聞いてみよっと)

夕張「ねえ、提督」

提督「・・・?」

夕張「何かあったの? 妙に捗っているみたいだけど」

提督「・・・・・・」

~提督、回想中~

春雨<あの・・・司令官。春雨を・・・食べて(意味深)ください・・・!

~~

提督「・・・!!」(ブンブン

夕張「ほっほー、これは何かありますね?」

提督「」(ブンブンブンブン

夕張「とぼけてないで洗いざらい吐いちゃってくださいよぉ~」(ウリウリ

夕張「ほらほらぁ~」

提督「・・・・・・」(汗

提督「・・・!」

妙高「夕張さん」

夕張「うりうり~って、妙高=サン!?」

妙高「提督はこんなに真面目に仕事されているのに、何をしているんですか?」(暗黒微笑

夕張「アイェエエエ・・・」(gkbr


~小一時間後~

<ガチャッ

春雨「失礼します」

春雨「司令官、おやつを持ってきました」

提督「・・・・・・」(コクッ)←後ろを向いてる

春雨「はい、どうぞ」(カチャリ

提督「・・・!?」

~提督、想定中~

春雨「司令官、どうぞ・・・」(生まれたままの姿

~~

提督「!!!!!」(バッ

春雨「し、司令官!?」

提督「・・・?」

春雨スープ<アッタカインダカラ!

提督「・・・・・・」

提督「・・・・・・」(ホッ

春雨「????」


~居酒屋鳳翔~

鳳翔「で、盛大に勘違いしていたと言うわけですか」

提督「(´・ω・`)」(チビチビ

長門「全く。変なところで初心というか、何というか・・・」(グビグビ

龍驤「ちったぁ喋ったらどうなん?」(ヘベレケ

提督「・・・・・・」

長門「まだその予定は無いそうだ」

龍驤「」

オチ無しの山無しでしたが、今回はここまでとします。

祥鳳の新グラが綺麗すぎて辛い、狂言回しこと作者です。

やっぱりbob先生のイラストは良いですね。この調子で改二が来て欲しいものです


夕張と五月雨のお話は、また次回と言うことで。それでは、ありがとうございました

またお目に掛かりましょう

ほぼ一ヶ月ぶりにこんばんは、狂言回しこと作者です。

以前リクエストされていた夕張と五月雨メインのお話ですが、明日にでも投稿出来そうです

場合によっては、これ意外にも小ネタを上げられるかも知れません


それでは、また次回まで、しばらくお待ちください

(みなさま、こんばんは。本編が完成したので、投稿します)

《雨に託した思い》

【工廠】

夕張「でっきるっかな? でっきるっかな? はてはてふふっふ~♪」(ガチャガチャ

夕張「でっきるっかな? でっきるっかな? 上手にできるかな~♪」(カンカン

夕張「でっきっるっかっな~♪」(ギュイイン

ジャンク<チノウミジゴク!

夕張「」

夕張「う~ん、やっぱり明石さんみたいにはいかないかぁ・・・」(´・ω・`)

夕張「この新型主砲を完成させれば、艦娘の人数が少ないこの鎮守府も戦力的に潤ってくれるのに、これじゃ・・・」

夕張「・・・言っててもしょうが無いか。お昼行こ、お昼」(スタスタ



【食堂】

夕張「今日はうーん・・・どうしようかな・・・」


五月雨「あ、夕張さーん!」(トテトテ

夕張「あら、五月雨ちゃん。これからお昼?」

五月雨「はい! 夕張さんもですか?」

夕張「まあね。ただまあ、どれにしようか迷ってるのよ・・・」

五月雨「確かに、ここのご飯美味しいですから迷っちゃいますよね」

夕張「シンプルにかけか、ざるか。それともちょっと奮発して天ぷらか・・・」

夕張「とろろか、山菜そばってのも良いし・・・」

夕張「うーん、迷う・・・ッ!」

五月雨「あ、あはは・・・」(汗

五月雨(おそばばっかりじゃないですか!?)

夕張「よーっし、思い切って・・・!」

夕張「すいませーん!」

<アイヨー!!

<オマチドウサマ

天せいろ<オアガリヨ!

夕張「迷ったらリッチに。この手に限るわね」(ツルツル

五月雨「そうなんですか?」(食:チャーハン)

夕張「だって、少なくとも高いのに外れは少ないでしょ?」

五月雨「うーん・・・安くても良い物は一杯あると思いますけど・・・」(ムシャムシャ

夕張「まあ、それは認めるわ、うん」(ツルツル

五月雨「そう言えば夕張さん」

夕張「何?」

五月雨「どうして、いつも機械いじりばかりしてるんですか?」

五月雨「暇さえあれば工廠に籠もりっきりですし」

夕張「どうして、って・・・」

夕張「うーん・・・・・・」

夕張「趣味が興じて実益に、かしら・・・?」

五月雨「趣味だったんですか!?」(Σ(°A°))

夕張「まあね」

夕張「着任したての頃はこの鎮守府も今以上に潤っていなかったもの」

夕張「面子も提督と龍驤と鳳翔さん、妙高さんだけだったし」

夕張「装備も資源も禄に無かったから、苦労したのよ」

夕張「あの頃は趣味でしか無かった機械いじりも、気付けばそれがライフワークになりつつあるわね」

夕張「特に今は、矢矧がいるから、水雷戦隊を引っ張っていく頻度も減ったし」

五月雨「そうだったんですか」

夕張「だからこの戦いが完全に終わったら、本格的に技術者目指そうかなって」

五月雨「夕張さんなら叶いますよ、きっと!」

五月雨「私が保証します!」(フンス

夕張「そう? ありがとね!」

五月雨「あ、おそば冷めちゃいますよ?」

夕張「やっばっ!? 早いとこ食べて・・・」

<grrrrrrrrrrrrrrrrrr!!

五月雨「なっ、なに!?」

妙高<緊急事態発生! 鎮守府正面に、敵集団が出現!

妙高<行動可能な艦娘は、直ちに出撃願う! 繰り返します! 行動可能な・・・

五月雨「大変、行かなくちゃ!!」

夕張「ウェッ!? ちょっとまだ残って・・・」

五月雨「また帰ってからで良いじゃ無いですか! 先に行きますよ!!」(ガタッ

夕張「あぁっ、ちょっ、ちょっと待ってぇー!!」

夕張「あぁ~・・・私の天せいろが・・・」

【鎮守府正面海域】

朝雲「くぅっ・・・!!」(小破

満潮「連中、一体何処にこんな戦力隠していたのよ!? 冗談じゃ無いわ!!」

時雨「多分だけど、周辺の小集団が集まってこの数になったと思う・・・!!」(ドドドド

矢矧「踏みとどまって! 長門秘書艦達が出られるまで、保たせるわよ!!」

ホ級<ヒャッハー!!

朝雲「!? 満潮姉、前っ!!」

満潮「しまっ!?」

<ズガァン!!

満潮「!」

五月雨「皆、大丈夫!?」

夕張「加勢するわ! 状況は!?」

矢矧「一言で言うなら、ペルシャに立ち向かうスパルタと言った所かしら?」

深海棲艦ズ<タタカイハカズダヨ!!

深海棲艦ズ<ヘエタナテッポウ、カズウチャアタルゥー!

夕張「なにげに誇張じゃなさそうね・・・!」

矢矧「しかも最悪なことに、カタパルトを初撃で潰されてる。復旧まで時間がかかるわ」

矢矧「それまで何とか保たせるわよ」

夕張「難しいこと言ってくれるじゃ無い。でもま・・・」

夕張「そう言うの、慣れっこだけどね!!」



~発進ポート~

長門「・・・復旧はまだ終わらないのか!?」

朝潮「待ってください、もう少し・・・!!」

大潮「わっしょい! わっしょい!」

山雲「がれきをどかして~、配線繋ぎ直して~・・・」

長門「くっ・・・急がせろ!」

大和「戦況は、どうなってますか!?」

長門「はっきり言って最悪だ。敵はこちらの戦力に偏りがあることを見抜いているらしい」

長門「早々に発進ポートを塞がれてしまったよ」

大和「・・・・・・」

大和「長門さん」

長門「なんだ?」

大和「ここの修繕は、経費で落ちますよね?」

長門「ああ、一応は・・・」

長門「オイ、待て、まさか・・・?」

大和「主砲でがれきを吹き飛ばします。そうすれば、歩いて出ることは出来るでしょう」

長門「まて、それに関する手続きは・・・」

大和「鎮守府が攻め落とされれば、手続きも何も無いでしょう!?」

長門「・・・わかった、責任は私が持つ」

長門「存分にやれ!!」

大和「承知しました」

大和「全主砲、薙ぎ払え!!」

<ズガァアアン!!

荒潮「あら~」

春雨「ご、豪快すぎます・・・」

長門「良し、直ちに出撃! 矢矧達の援護に向かう!!」

<<了解!!

夕張「きゃぁっ!!」

五月雨「夕張さん!!」

夕張(中破)「大丈夫、まだ保つわ・・・!」

矢矧「無理はしないで下がって!」

夕張「さっきカタパルト潰されたって言って無かった?」

夕張「ここで引いたら、更に被害が出るわ・・・!!」

矢矧「くぅっ、敵の進撃が想像以上に早いし、カタパルトの復旧も・・・」

<ズガァアアン!!

矢矧「なっ、何!?」

朝雲「砲撃!? どこから!?」

???<ザザッ・・・こちら、大和・・・

大和「これより戦列に加わります!!」

矢矧「大和!! 助かったわ!」

満潮「ったく、遅いのよ!!」

夕張「良かった・・・。他のは?」

大和「直ぐにでも発進してきます。まずは押し返しますよ!!」

一同「「了解!!」」



夕張「新開発の主砲よ、喰らいなさい!!」

<グワーッ!!

<アバーッ!!

<ゴボーッ!!

山雲「すごいすごーい」(パチパチ

夕張「フフン、後で詳しく聞かせてね!」

矢矧「駆逐隊各位、我に続け!!」

朝潮「良し、突撃する!!」

満潮「ウザいのよッ!!」

<アィエエエ!? オサレル、ナンデ!?

<ヤバレカバレダ!!

荒潮「はーい、残念でした」(ズドン

<ギャー!!

大潮「おぉー!!」(krkr

妙高「今ので最後のようですね」

龍驤「おぉーい! 空母も全部仕留めてきたでー!!」

妙高「ありがとうございます」

大鳳「はぁ・・・飛んだ実戦になってしまったわね」

飛鷹「まあ、禄に戦果を上げられないよりは良いでしょ」

提督<・・・・・・

長門「ともあれ、提督も安心している。では帰還するぞ」

<はーい!!

リ級「グググ・・・オノレ、艦娘ドモメ・・・!」

リ級「セメテ、一矢ダケデモ・・・!!」

大和「♪~」

夕張「!?」(←気付いた

夕張「大和さん、危ないっ!!」

リ級「死ネェッ!!」(ズドン!

大和「!?」

長門「んなっ!?」

五月雨「夕張さん!!」

夕張「ぐっ・・・はっ・・・!」(ザブーン

リ級「ハハハ・・・ハハハハ・・・!」

リ級「深海バンザーイ!!」(爆発四散

五月雨「夕張さん、しっかりしてください!!」(ユサユサ

夕張「・・・当たり所が、悪すぎたかしら・・・」

夕張「体が言うことを、聞かないわ・・・」

五月雨「そんな・・・」

龍驤「ダボが・・・!! 何でこないな・・・!」

朝潮「くっ・・・もっと周りを見ていれば・・・!」

長門「ぐずぐずするな! 直ぐにドックへ運ぶんだ!!」

五月雨「死んじゃ駄目です! あと少しで、帰れるんですよ!!」

夕張「多分だけど、もう間に合わないわ・・・。自分の体だもん、自分が一番知ってる・・・」

夕張「五月雨ちゃん、最後のお願い、聞いてくれるかしら・・・?」

五月雨「何ですか!? 何でもしますから!」

夕張「私の部屋の机の、上から参番目の引き出し・・・」

夕張「そこに今まで貯めてきた、兵装のデータがあるわ・・・」

夕張「これを本部に届ければ、もっと強力な兵装が作れる様になるから・・・」

夕張「お願い・・・」

五月雨「・・・っ!! はいっ!!」(泣き

夕張「・・・ありがとう。これでやっと、眠れるわ・・・」(ガクッ

五月雨「夕張さん・・・? 夕張さん!!」

矢矧「くっ・・・私が付いていながら・・・!」

<あのー・・・

時雨「決めたよ。僕は深海棲艦を叩く、徹底的に」

<あんのー・・・

村雨「私もよ。夕張さんの仇は、この手で・・・!!」

<あのー・・・

朝潮「もっと強くならないと・・・!」

<うぉーい!!

龍驤「あぁ、もうさっきからなんなん!?」

隼鷹「あれ? 何か夕張の上に見えるぞ?」

大鳳「え”っ!? まさか、幽霊!?」

<ちゃうわ、ボケェ!!

ダメコン妖精「幽霊でも妖怪でも無いわ! 皆の切り札、ダメコン妖精じゃい!!」

飛鷹「はいはい、妖精妖精・・・」

飛鷹「って、ダメコン妖精!?」

大潮「って、何ですか?」

長門「装備スロットを一つ消費する代わりに、一度だけ轟沈を回避出来る装備だ」

長門「だが、妙だな・・・。基本的には出撃する機会は無いはずだが・・・」

ダメコン妖精「あー、そのことだけどさ。実は昨日の夜、夕張お嬢の趣味に付き合わされてさ」

ダメコン妖精「で、あのまま艤装で寝落ちしてたのをお互い忘れてて」

ダメコン妖精「そして起き抜けにいきなし仕事かと思ったら、何と夕張お嬢が死にかけてる。そして今に至ると・・・」

五月雨「え? ってことは、夕張さんは・・・」

ダメコン妖精「ダメコンの副作用だね。気絶してるだけ」

五月雨「」

村雨「ま、まあとにかく良かったじゃない!」(汗

朝雲「そ、そうよぉ! 轟沈せずに済んだんだから!」

五月雨「納得いきませぇええええええん!!」

~数日後・・・~

【工廠】

夕張「でっきるっかな? でっきるっかな? はてはてふふっふ~♪」(ガチャガチャ

夕張「でっきるっかな? でっきるっかな? 上手にできるかな~♪」(カンカン

夕張「でっきっるっかっな~♪」(ギュイイン

夕立砲<カンセイッポイ!

夕張「やった! B型砲ゲット!!」

夕張「こつこつやってきた甲斐があったわ~」

<ガチャッ

五月雨「夕張さーん! お昼行きましょー!」

夕張「あ、はいはい、今行くわ!!」(トテトテ

夕張「ねえ、五月雨ちゃん・・・この前のこと、まだ怒ってる・・・?」

五月雨「もう気にしてないですよ。轟沈せずに済みましたから」

夕張「そう・・・そっか」

夕張「よーし、今日は気分が良いからお昼奢るわよ!」

五月雨「ホントですか?」

五月雨「って、まあ、おそばですよね」

夕張「まあね♪」


<それじゃあ私、天ぷらそばが食べたいです!

<うっ・・・それはちょっと厳しいかな・・・


長門「ともあれ、仲直り出来て良かったですね、提督」

提督「・・・・・・」(コクリ

提督「・・・・・・」(スッ

長門「そうでしたね。提督は、そう言うお人でしたね」


~おしまい~

ちょっとグダグダになってしまいましたが、今回はここまでとします

イベントを前に武者震いがしてきた、狂言回し事作者です


さて、みなさん。備蓄は済ませましたか? 主力の育成は? キラ付けしたのに初撃で大破撤退しない様お祈りする準備はOK?

今回も犠牲者を出すこと無く、完遂目指して頑張りましょう


それでは、ありがとうございました。次回の更新までしばらくお待ちください

みなさま、こんばんは。狂言回し事作者デス

長らくお待たせして申し訳ありませんでした。一つネタが書き上がったので、次の書き込みから投下します

(それでは、本編開始です)


【艦これアニ・・・メ・・・?】

~執務室~

<コンコン

<ガチャッ

矢矧「失礼します。提督、お客様が見えているわ」

提督「・・・・・・」(コクリ

長門「来たか。お通ししろ」

矢矧「はい」

矢矧「では、どうぞ」

プロデューサー(以下、P)「はいな~。ではでは、失礼します」(スタスタ

長門(頭が・・・『P』・・・?)

妙高(きっとそう言うご趣味なんでしょうね)

長門「それで、プロデューサー殿。私達に、折り入って頼みたいことがある、との事でしたが・・

・」

P「ええ。ここの鎮守府に大和さんはいらっしゃいますか?」

長門「大和ですか? ええ、所属していますが・・・それが何か?」

P「本当ですか!? なら話は早い、いまどちらに!?」

矢矧「確か、射爆場にいるはずだけど・・・」

P「射爆場ですね!? わっかりましたぁっ!!」(脱兎

長門・矢矧・妙高『「・・・・・・」』(ポカーン

提督「・・・・・・」(ポリポリ

妙高「こ、行動力のある方ですね・・・」

矢矧「あ、大和は訓練中だってこと、言うの忘れてたわ」

~射爆場~

<ズボーン

<ドカーン

<ズガーン

大和「はぁ・・・」(タメイキ

大和「ここのところ、実戦に出られてない。これじゃ、何のために艦娘に生まれ変わったんだか・

・・」

大和「大和は、ご飯を食べるためだけにいるわけじゃ、無いのに・・・」(メソメソ

妖精1「そうてんかんりょうです?」

妖精2「ぶっぱなすです?」

大和「そうね、今は訓練で忘れましょう」

大和「全主砲、薙ぎ払え!!」(ガチャッ

P<やーまーとーさーん!!(ドドドドド

大和「!? う、撃ち方待って!!」

妖精1「おーぷんふぁいあ!!」

妖精2「おうじょうせいやー!!」

<Kaboooooom!!

P<ほぁああああああああああああ!?(デーン

大和「」

~再び執務室~

大和「申し訳ありませんでした!!」(ペコペコ

P「いえいえ、むしろ良い物を見られましたよ。お陰で確信しました」

P「大和さん。貴女に、勇者艦娘シリーズ最新作の、主役をお願いします!!」(ペコッ

長門「何!!」

提督「・・・!」

大和「ゆ、勇者艦娘・・・!!」

大和「・・・って、何ですか?」

<ズコー!!

P「ご存じ無いのですか? 説明しま・・・」

夕張「ちょっと待ったぁっ!!」(ドゴォ!

壁<ホォオオオオオオオ!?(デーン

夕張「その説明は、私が!!」

妙高「夕張さん!?」

矢矧(壁が・・・)

夕張「勇者艦娘シリーズとは、軍令部と日の出企画が合同で制作している、プロバガンダ企画の一つ!!」

夕張「外連味のあるメカデザイン、王道を往く熱い展開、そして出来の良い玩具!! これら三つ

の柱で大小問わずお友達に大人気の、特撮ドラマです!!」

夕張「第一弾の『勇者艦娘ハシダテ』を皮切りに、これまでに十作品が作られている、今一番熱い

番組なんですっ!!」

夕張「ちなみに、私としては『七大勇者 ナガトラン』と『金髪の勇者 アタゴ』がオススメです!」

P「おお、ナガトランもそうですが、アタゴを推すとは・・・!」

P「貴女、通ですね・・・!」(ガシッ

夕張「ええ、これでもそれなりに詳しい方ですから・・・!」(ガシッ

妙高「どうしましょう、ろぼっとはよくわかりません・・・」

矢矧「言い回しが何か時代を感じさせ・・・」

妙高「何か?」(シャフ度立ち

矢矧「」

大和「でっ、ですけど提督のご許可を頂かないと・・・」

提督「・・・・・・」

提督「・・・!!」(グッ

長門「結果は見えたな」

大和「」

大和「・・・わかりました。微力を尽くさせてもらいます」

P「引き受けてくれるのですか! ありがとうございますっ!!」(五体投地

矢矧「何だか、大変な事になってきたわね」


~撮影所~

大和「うー・・・緊張します・・・」

大和「それに、通常形態の衣装が何というか、恥ずかしいです・・・」

<大和さん、スタンバイお願いしまーす!!

大和「は、はーい!!」

大和「こうなったら、覚悟を決めるしか無いわね・・・!」

~数日後。テレビの前~

大潮「まだかなー、まだかなー!」(ワクワク

涼風「かぁーっ、今から待ちきれないよ!!」(ウズウズ

時雨「二人とも、何してるの?」

大潮「あ、時雨さん! もうすぐ勇者艦娘シリーズの最新作が始まるんですよ!」

涼風「もう楽しみなんだ! 時雨も見ようぜ!」

時雨「いや、僕は今から用事が・・・」

テレビ<―この後すぐ!!

涼風「お、始まった!!」

時雨(結局見ることに・・・)


ナレーション<『戦艦達の住む星、惑星バトルシップ。平和だったこの星も、空母帝国の侵略により、滅びを迎えようとしていた』

ヤマト(演:大和)『くっ、ここまで火の手が・・・!!』

侍女1『一の姫様、ここは危のうございます! 早く脱出を!!』

ヤマト『駄目です! まだ民達が戦っていると言うのに、私だけがオメオメと・・・!』

侍女2『ですが、二の姫様も既にお逃げになりました! 姫様がたは、バトルシップの希望なのです!!』

侍女3『そうなのです! ここは耐えてください、ナガト女王の御遺志を、無駄にしないためにも!!』

ヤマト『くっ・・・!』

ヤマト『皆さん・・・ごめんなさい!!』(脱兎

〈爆発する星から、ヤマトの乗った宇宙船が撃ち出される〉

ヤマト『お母様・・・皆、必ずヤマトは、戻って来ます! 何時の日か空母帝国を打ち倒し、故郷

を蘇らせるその時に!!』


涼風「おのれ空母帝国めー・・・!」

大潮「むぅ~・・・」

時雨(い、意外と面白い・・・)

~所変わって、地球での戦闘シーン~

ズイカーク(演:瑞鶴『ふっふっふ。行き先を付けられていたとも知らずに、馬鹿な王女サマね・・・!』

ズイカーク『出てきなさい、ヤマト! 出てこないというのなら、この星を全て焼き払ってあげるズイ!!』(目からビーム

<Kabooom!!

<ワァアアア!!

<ニゲロー!!

<タスケテー!!


清霜『まちなさーい!!』

ズイカーク『!?』

清霜『地球に何しに来たんだ!! 侵略者には屈しないぞ!!』

ズイカーク『ふん! 小娘が!!』(ガシィッ

清霜『きゃぁっ!?』

ズイカーク『私達空母帝国に逆らった者がどうなるか、その身をもって味わうが良いズイ!!』(ク

゙グググ

???『待ちなさい!!』

清霜『!?』

ズイカーク『やっぱりこの惑星にいたわね! ヤマト!!』

大潮「キター(゚∀゚)ー!!」

涼風「来た! ヤマト来た! 主役来た!!」

白露・朝潮「「これで勝つる!!」」


ヤマト『空母帝国攻撃隊長、ズイカーク!! 貴女の目当ては私でしょう!? 直ぐにその子を放し

なさい!!』

ズイカーク『飛んで火に入る何とやら! ここで貴女を倒せば、私は大幹部になれるズイ!!』(フ

ラグ立て

ナレーション<さあ、闘いだ!!

ズイカーク『喰らえぇっ!!』(目からビーム

ヤマト『くぅっ・・・!』(ガード


涼風「行けぇーっ、そこだぁー!!」

大潮「頑張れー!!ヤマトー!!」


ヤマト『たぁーっ!!』(パーンチ

ズイカーク『ぐぅっ!? おのれぇ・・・!』

???≪ズイカーク、いつまで遊んでいるの?≫

ズイカーク『!? 邪魔をしないで、今良いところ何だから!!』

???≪提督がお怒りよ。早く戻らなければ解体すると・・・≫

ズイカーク『』

ズイカーク『ちっ、運が良かったわね。ヤマト! この勝負は預けるズイ!!』(脱兎

ヤマト『待ちなさい!!』

ズイカーク『あぁ、そうだ。これは返すわね』(ポイー

清霜『きゃぁああっ!?』

ヤマト『危ないっ!!』(ダイブ&キャーッチ!

ヤマト『大丈夫? 怪我は無い?』

清霜『あ、ありがとう・・・』

清霜『アイツらは一体、なんなの!?』

ヤマト『ズイカーク。全宇宙の支配を企む空母帝国の先兵よ』

ヤマト『そして、私の故郷を奪った奴の一人・・・!』

清霜『お姉さん・・・』

清霜『決めた! 私、お姉さんに協力する!!』

ヤマト『だっ、駄目よ! 何より、危険すぎるわ!』

清霜『危険だって事は、今のでよーく解ったから。それでも、私はお姉さんの助けになりたいの!

!』

ヤマト『貴女・・・。うん、わかったわ』

ヤマト『でも、危なくなったら直ぐに逃げるのよ』

清霜『うん!!』

ナレーション<こうして、ヤマトは空母帝国と戦う決意を新たにした。地球で出会った、かけがえ

のない友と共に・・・

涼風「面白かったぁーっ!」

夕立「合体は何時になるのかしら? 楽しみっぽい!」

朝潮「きっと、2号ロボは武蔵さんがモデルね」

大潮「来週が待ちきれませーん!!」

<わいのわいの

時雨(結局最後まで見てしまった・・・)

時雨(でも、面白かったからまた見ようかな?)


~その頃、戦艦寮の大和の部屋~

大和(inオフトゥン)「・・・・・・」

矢矧(ドア越し)「や、大和・・・? 機嫌直して、出てきて・・・? ね?」

大和「もう・・・お嫁に行けません・・・」(メソメソ

霞(ドア越し)「処置無し、ね。ほっときましょう」

矢矧「えっ、でも・・・?」

霞「どうせ、お腹が空いたら勝手に出てくるでしょ。部屋の中に食料はないし」

大和「」

矢矧「・・・それもそうね」

大和(そこは否定して・・・ッ!)


(続く・・・のか?)

オチ無しの、山無しでしたが、今回はここまでとします

瑞穂の魅力に釘付け寸前。狂言回しこと作者です

限定ボイスや限定グラはもちろんですが、デフォの母港ボイスもなんですかあれは・・・。ちょっとsyレにならないでしょ

勇者艦娘は半ば思いつきですが、場合によってはまたそれで一ネタ書く・・・かも?


それでは、ありがとうございました。次回の更新までしばらくお待ちください

みなさま、お久しぶりです。狂言回し事、作者です。大変お待たせ致しました。沈黙提督物語、今回の更新を開始します

お送りするのは

・不幸なお人

・新たな仲間

以上二本です。それでは、どうぞ

〈不幸なお人〉

~ある日の合同演習~

<ゴンッ

<きゃぁっ!!

<姉様、大丈夫・・・(ガンッ!

<痛いっ! やっぱり不幸だわ・・・


大鳳「」(唖然

大鳳(今のは何!? ギャグ漫画の世界に私は迷い込んだの!?)

飛鷹「いくら何でも、あれは無いわよ、あれは・・・」

飛鷹「・・・ん?」

黒猫「にゃー」(ヨコギリッ

飛鷹「うわっ、縁起悪いわねぇ・・・。黒猫が目の前を横切るなんて」

大鳳「そんなの迷信に決まってますよ。私だって、何度か横切られてますけど、実際には・・・」

五月雨<はわぁっ!!(ズッコケ

バケツ<ホァアアアアアア!!

<バッシャーン!!

大鳳「・・・・・・」(ずぶ濡れ

飛鷹「」

大鳳「・・・良し! 偶には長いお風呂に入りますか!!」(涙目

飛鷹「大鳳・・・今夜は呑みましょう!」

【射爆場】

大鳳「攻撃隊、全機発艦!」(バシュッ

流星妖精<きゃっほー!

彗星妖精<うらー!!

大鳳「うん、良い感じね」

大鳳「普段の訓練からきちんと心がければ、七面鳥呼ばわりされることも無し」

大鳳「・・・我ながら良いこと言ったわね」(テクテク

五月雨<わわわわわっ!!

白露<!?

村雨<大鳳、避けてぇっ!!

大鳳「えっ?」(チラッ

五月雨「はわぁああああ!!」

大鳳「」


大鳳<ほぁあああああああ!?(ゴチーン

五月雨<いったぁい!?(ゴチーン

白露「」

村雨「オォウ・・・」

時雨「大鳳、大丈夫かい?」

大鳳「大丈夫。今が悪いと言うことは、後々良くなっていくってことだから」(白目

時雨「・・・今度、開運グッズ紹介しようか?」


~西方海域~

大鳳「良し、第601航空隊発艦始め!!」

流星妖精<いやっほー!!

天山妖精<そんなことよりらーめんたべたい

深海棲艦ズ<ギャァアアアアアア!?

大鳳「うん、良い風ね。絶好の航空撃滅戦日和だわ!」(ゴゴゴゴゴゴ

隼鷹「うわぁ・・・」

龍驤「何や、一瞬。幽波紋みたいなのが背中に見えたで・・・」

飛鷹「動機はどうあれ、調子が良いのは良いことじゃない」

龍驤「まあ、それもそうやな」

龍驤「結局、警戒していた潜水艦も出てこずじまい。退屈な作戦やったなぁ」


カ級「・・・・・・」

<今だカ級、トドメを刺せ!

カ級「・・・!」(魚雷発射


矢矧「?」

矢矧「あれは、何かしら!?」

<潜水カ級だ!!

時雨(今の声は一体?)

飛鷹「拙い、早く止めなさい!!」

龍驤「回避運動! 大鳳、はよ逃げ!!」

大鳳「えっ、何・・・?」

大鳳「きゃぁっ!!」(被弾

時雨「大変だ、大鳳は燃料タンクをやられてしまった!!」

時雨「きっと爆発してしまうよ!!」

矢矧「皆下がって、早く! 大鳳が爆発するわよ!!」

大鳳「ほぁああああああああああああ!?」(デーン!!


~入渠ドック~

大鳳(運2)「不幸だわ・・・」(ズーン

隼鷹(運41)「まあ、偶にはそういうときもあるって!」(バンバン

時雨(運50)「そうだよ。僕だって、どうしようも無いアクシデントに遭遇するし」

長門(運32)「切り替えていけば良いさ」

大鳳(運2)「貴女たち・・・喧嘩売ってるの?」

飛鷹(運12)「あ、これは地雷踏んだわね・・・」(ヒソヒソ

龍驤(運15)「今日の運勢、最悪やったらしいで」(ヒソヒソ

飛鷹(運12)「部屋飲みにしようと思ったけど、ちょっと豪勢にしますか・・・」

飛鷹(運12)「大鳳。今夜だけど、鳳翔さんのとこに飲みに行かない?」

大鳳(運2)「・・・霧島(焼酎)で。肴は明太子でお願い」


鳳翔(運30)<お待ちしてますねー!


大鳳(運2)「・・・・・・」

大鳳(運2)「・・・カハッ」(吐血

時雨(運50)「たっ、大鳳!?」

龍驤(運15)「アカーン! 不幸のエネルギーに耐えられへんかったんや!!」

隼鷹(運41)「駄目だこりゃ」


~ちゃんちゃん~

《新しい仲間がやってきた!》

~執務室~

提督「・・・・・・」

<ガチャ

提督「・・・!」

長門「ただいま戻りました。第二次SN作戦は、成功です」

提督「・・・・・・」(クイクイ

長門「? 頭を低くしろ、ですか?」

提督「・・・・・・」(コクリ

提督「・・・・・・」(ポンポン

長門「!!」(///

長門「いや、その頭を撫でられるのは・・・」

提督「・・・?」

長門「あ、その・・・嫌いでは・・・ない・・・」

提督「・・・・・・」(ナデナデ

長門「///」

夕張「ウヘヘヘ、夕張見ちゃいました」(2828

長門「」

夕張「普段は真面目で凜としている第一秘書艦の、滅多に見られない可愛い一面・・・!」

夕張「これは、ハヤル!(´ω`* )」

長門「・・・提督、少し失礼します」

提督「・・・?」


<悪いが、その顔文字は流行らんし、流行らせるつもりもない

<えーっと、長門=サン? 怒ってますか・・・?

<怒ってなど無いさ、怒ってなど・・・

<えっ・・・?

<さて・・・花は摘んできたか? 羅針盤にお祈りは? ドックの隅でガタガタ震えながら、命乞いをする準備は良いのか?

<メチャメチャ怒ってるじゃ無いですか、ヤダー!

<怒ってない、怒ってないぞぉ・・・!

<えっ、あっ、ちょっ、まって・・・!

<アッー!!


提督「・・・・・・」(ポリポリ


長門「では、戦果報告。まずは夕張水雷戦隊から」

夕張(大破)「はい・・・」

五月雨「夕張さん、どうしたんですか?」

長門「何。ちょっとばかし、私とOHANASHIしていただけだ」

五月雨「???」

夕張「えー、割り振られた任務ですが、主力艦隊に先駆けての威力偵察は無事完遂しました」

夕張「損害は、白露ちゃんが大破。時雨ちゃんと、アラ・・・もとい、霰ちゃんが中破。五月雨ちゃんが転んで小破したことを除けばほぼ無しです」

長門「それはよかった。修理は大丈夫か?」

夕張「そちらも万事滞りなく。それから、新しい艦娘が海軍に編入されたので、上層部はウチに押し付け・・・もとい、配属させるようです」

長門「了解した。次、妙高挺身隊」

妙高「はい」

妙高「黒槍騎兵艦隊と共同しての・・・」

長門「待て」

長門「黒槍・・・なんだって?」

妙高「黒槍騎兵艦隊(シュワルツ・ランツェレイター)です。中央の、猛進提督の艦隊ですよ」

長門「ああ、すまない。ど忘れしていたようだ。続けてくれ」

長門(一瞬、妙高が遠くに行ってしまった様な気がしたぞ・・・)

妙高「では、続けますね。本艦隊は黒槍騎兵艦隊と協同し、鉄底海峡に突入」

妙高「敵の防衛線を突破し、飛行場姫を今度こそ破壊しました」

妙高「その際、原隊からはぐれた駆逐艦と合流し、指揮下に加えています」

長門「はぐれ駆逐艦?」

妙高「正面海域にたまに出てくるイ級ではないですよ。駆逐艦の艦娘で、この度こちらに転属することが決まりました」

長門「・・・解ってる、言ってみただけだ。では、新人を連れてきてくれ」

夕張「わっかりましたっ!」

妙高「了解です」

~数分後~

<Knock、Knock

長門「入れ」

???「失礼します」

???「じゃ、入るぜー」

<ガチャッ

海風「本日付で配属となりました、白露型七番艦。改白露型の一番艦の海風です。よろしくお願いします」

江風「改白露型の江風(かわかぜ)だ。名前読み間違えるなよ?」

白露「かーわーかーぜー!!」(バッ

江風「うぉっ、白露の姉貴!? ここの所属だったのか!」

白露「そうだよ! 他にも、村雨や時雨。白露型全員ここにいるよ!」

白露「・・・山風以外は」

海風「オォウ・・・ヤマカゼェ・・・」

江風「いや、勝手に殺すなって、海風の姉貴。まだ生死不明ってだけじゃねぇか」

海風「そうだった?」

江風「そうだからそうだから、その手に持ってる葬儀屋のパンフしまえって」

海風「・・・・・・」

海風「(・ω<)」

江風(時々素でやってるような気がしてきた・・・)

長門「とにかく、遠路ご苦労だった。私は長門、ここの第一秘書艦だ」

長門「で、こっちが第二秘書艦の妙高」

妙高「よろしくお願いしますね」

江風「おうともさ! よろしくな、姐御!」

妙高「えっ、ええ、よろしく・・・(姐御・・・?)」

長門「そして、この方がここの提督だ」

提督「・・・・・・」(ズモモモモ

海風「」

江風(うえぇ、何か気難しそう・・・)

提督「・・・・・・」(スッ

長門「『よろしく頼む』、と仰っている」

海風「どっ、どうも・・・」(アクシュ

江風「よ、よろしく」(アクシュ

長門「さて、鎮守府の案内は・・・白露、頼めるか?」

白露「りょーかーい! 一番良いところを案内してあげる、着いてきて!」(ドタドタ

江風「がってんだー!!」(ドタドタ

海風「あぁっ、二人とも! ・・・行っちゃった」

海風「では、失礼しますね」(ペコッ

<待ってくださいよ、二人ともー!!


妙高「また賑やかになりそうですね」

長門「そうだな」

提督「・・・・・・」(コクリ

長門「そうですね。今は、つかの間の平和を謳歌させて貰うとしましょう」

レ級(fromウィンドウ)「話ハ終ワッタカ?」(ヒョコッ

長門「お前、いつからそこにいた?」

レ級「ソコノメロンガフルボッコニサレテル頃ニハイタゾ?」

夕張「」

長門「やれやれ・・・」

レ級「デ、今回引ッ張ッテ来タノハサッキノ二人カ?」

長門「ああ、そうだ。言っておくが、イタズラはするなよ?」

レ級「大丈夫ダッテ、命ニ関ワルヨウナ事ハシナイカラサ」

長門(不安だ・・・)


~娯楽室~

TVゲーム<ラウーンド、ワン、ファイッ!

朝潮「真っ向勝負!!」(ガチャガチャ

荒潮「やるわねぇ・・・でも・・・!」

TVゲーム<ファニッフーン! ウーリァッ!!

荒潮「ここは譲れないわぁっ・・・!」

朝潮「あぁっ・・・!」

TVゲーム<ウーワッ、ウーワッ、ウーワッ・・・

TVゲーム<KO! ユー、ウィン!

荒潮「うふふふふ」(ドヤァ

朝潮「まっ、待ちガイルなんて反則だわ!」

荒潮「あらあら、朝潮姉は、私がチートとか嫌いなの知ってるわよねぇ」

荒潮「それに、これは合法よぉ」(ゲスマイル

朝潮「ぐぬぬぬ・・・!」

白露「ここが娯楽室! いろんなゲームとかがおいてあるんだ!」

江風「おっほぉー! こりゃ面白そうじゃねぇか!」

海風「確かに、ちょっとしたゲームセンター並みですね」

満潮「あら~? 白露ちゃん、その子は新しい子?」

白露「そうだよ! 海風と、江風!」

江風「よろしくな!」

海風「海風です。姉達がご迷惑をおかけしていませんか?」

荒潮「私は荒潮よ~。取り敢えずは、大丈夫かしら?」

朝潮「朝潮です。勝負なら、何時でも受けて立つ覚悟です!」

海風「勝負ですか?」

荒潮「さっきまで朝潮姉と一緒にストリートファイターやってたのよ~」

荒潮「なのに朝潮姉ったら、難癖ばかりで・・・」

朝潮「あれは真っ向勝負しないそっちが悪いんじゃ無い!!」

海風「なら、私とやりませんか?」

海風「こっちで」

北斗の拳<世紀末系格ゲー、登場!!

荒潮「良いわよぉ」


荒潮「それじゃあ、私はこれにするわぁ」

TV<ジョインジョインジョイン、サウザァー

海風「じゃあ、私は・・・」

TV<ジョイン、トキィ

荒潮「あら?」

海風「対戦はあまりしたことが無いから、手加減は出来ないかも・・・」

TV<デデデデザタイムオブレトビューションバトーワンデッサイダデステニー

TV<ナギッペシペシナギッペシペシハァーンナギッハァーンテンショーヒャクレツナギッカクゴォナギッナギッナギッ

荒潮「えっ、あっ、ちょっ!?」

海風「・・・・・・」

江風(海風の姉貴、目がマジだ・・・!)

TV<フゥハァナギッゲキリュウニゲキリュウニミヲマカセドウカナギッカクゴーハァーテンショウヒャクレツケンナギッ

TV<ハアアアアキィーンホクトウジョウダンジンケンK.O. イノチハナゲステルモノ

荒潮「まっ、まだ第一ラウンドよ~」(震え声

TV<バトートゥーデッサイダデステニー セッカッコーハアアアアキィーン

海風「貰った・・・!」

荒潮「あらっ!?」

TV<テーレッテーホクトウジョーハガンケンハァーンFATAL K.O.

TV<セメテイタミヲシラズニヤスラカニシヌガヨイ ウィーントキィ (パーフェクト) 

荒潮「まっ、まだ! 次は勝つわよぉ!!」

TV<ジョインジョインジョインジョイン、レーイ

海風「・・・・・・」

TV<ジョイン、トキィ

TV<デデデデザタイムオブレトビューションバトーワンデッサイダデステニー

~十数分後~

江風「それそれっ!!」

朝潮「なんのぉっ!!」

TV<オラオラオラオラオラオラオラオラ!!

TV<ドォララララララララ!!


荒潮「」(33-4

海風「ごっ、ごめんなさい。久しぶりだったから、その・・・」

荒潮「何か、自信なくしちゃうわ~・・・」

荒潮「でも、楽しかった。また、遊んでもらえるかしら?」

海風「はい・・・!」

江風「おーい、姉貴たちー! 対戦やろーぜー!」

朝潮「四人で大乱闘しましょう!」

荒潮「あらあら、私のテクが火を噴くわよぉ」

海風「スマ○ラは、初めてですね」

荒潮「それじゃあ、レクチャーしてあげようかしらね?」


~続く~

少し駆け足気味でしたが、今回はここまでとします

サンマは塩焼きが一番美味しい。狂言回しこと作者です

ポン酢と大根下ろしをたっぷりかけて食べるのが個人的にはマストですね。あれは旨い


それでは、ありがとうございました。次回の更新までしばらくお待ちください

みなさま、お久しぶりです。狂言回し事作者です。

イベントも終わり、一段落したので少し遅めの季節物をアップしたいと思います。

スタートは次の書き込みからですので、少々お待ちください

(お待たせしました。それでは短い間ですが、お付き合い願います)

《芋とサンマと秋の空》

~北方海域・アルフォンシーノ方面~

矢矧(装備:すごいつりざお)「釣れないわね・・・」

北で捕れる何か高そうな魚達<旨いよ!

能代(装備:いいつりざお)〈矢矧の場合、竿も拙いんじゃ・・・?〉

矢矧「今日は酒匂が遠征から戻ってくるから、御馳走作ろうと思ったのに・・・」(イライラ

能代「阿賀野姉も確か、同じくらいに戻ってくる筈だったけど?」

矢矧「・・・・・・」

矢矧「・・・?」

能代〈素で忘れてたの、この子ぉっ!?〉

矢矧「忘れてないわよ。ついでに阿賀野姉の分も作るつもりだったし」

能代「どうだか・・・」(クイックイッ

能代「あ、引いてる」(グイッ

<ザバーン

サンマ<ソンナエサニツラレクマー!?

能代「よっし、一匹ゲット」

矢矧「なんで能代姉ばかり釣れるのよ」

能代「さあ? 腕の差じゃない?」

矢矧「むぅ・・・!」


~別のポイント~

村雨「ねえ」

江風「あん? 何だよ、村雨の姉貴」

村雨「いっそのこと、いつぞやの菱餅みたいに買い付けに行った方が早くない?」

江風「あー、それなんだけどさ」

江風「長門姐さん曰く・・・」


長門『サンマを貰いたいのだが・・・』

北方棲姫(破損)『サンマ、ナイカラ、カエレッ!』

長門『』


江風「だとさ」

村雨「OK、把握したわ・・・よっと!」(グイッ

<ザバーン

太刀魚<フレレバキレルゼ!

村雨「・・・・・・」

村雨「これを切り身にしてサンマと言い張れば・・・」

江風「いや、間違い無くバレるから。それマジモンの白身だから」

霞(装備:爆雷&ソナー)「あ”ぁ~、もう! めんどくさい!!」

村雨「えっ?」

満潮「そうね。ちまちま釣りなんてやってられるかっての!」

江風「いや、満潮。何して?」

満潮「漁業は・・・!!」(投擲

霞「爆発だぁーっ!!」(着火

大潮「どーん!!」(そして爆発!

江風「便乗してお前も何やってんだぁーっ!?」

夕立「ぽぽぽぽーい!!」

江風「夕立の姉貴までー!?」

<Kaboooooom!!

<ぎゃぁあああああ!?

江風「うわぁ・・・」

朝雲「派手にやったわねぇ・・・」

サンマ<K.O

サンマ以外の魚介類etc<ナンデヤ・・・

大潮「大漁大漁だわ~」

山雲「食べきれるかしらぁ?」

朝雲「はいはい、とにかく回収を・・・」(コツン

朝雲「ん?」

夕張「」(うつぶせで「続く」状態

朝雲「アイエッ!? 夕張=サン、ナンデ!?」

夕張「聴音機、しまい忘れて、インガオホー・・・」

夕張「サヨナラ・・・ガクッ」(気絶

朝雲「だっ、誰か担架ぁっ!!」


~鎮守府の中庭~

春雨「垣根の、垣根の、曲がり角~♪」(掃き掃除中

霰「♪~」(アツメアツメ

春雨「たき火だ、たき火だ、落ち葉焚き~♪」

霰「♪~」(ヨセヨセ

時雨「春雨、こっちは集め終わったよ」

落ち葉<オオモリナノデス!

春雨「ありがとうございます! これだけあれば、十分ですね」

霰「何・・・するの?」

時雨「まあ、見てのお楽しみかな?」

春雨「♪~」(点火

落ち葉<アツゥイ!?

霰「おお・・・!」

春雨「で、ホイルで包んだお芋を中に入れる」

春雨「暫く待てば焼き芋ができますよ、はい」

霰「焼き芋・・・」(krkr


~小一時間後・・・~


霰(装備:火鋏)「もう、いいかな・・・?」(ゴソゴソ

焼き芋<デキタテナノデス!

時雨「どれ・・・うん。良い焼き加減だね」

春雨「この調子でドンドン焼いていきましょうか」

春雨「村雨姉さん達が戻って来たら、きっと喜んでくれるはず」

霰「ん・・・」(気合充填

???「クンクン・・・何だか良いにおいね」

霰「・・・?」


阿賀野「わぁ、焼き芋だわぁ!」(krkr

霰「・・・誰?」

春雨「あ、阿賀野さんお帰りなさい」

阿賀野「ただいまー、春雨。霰ちゃんも元気だった?」

霰「・・・・・・」

霰「・・・あぁ」(思い出した

霰「お帰り」

阿賀野「今阿賀野のこと忘れてたでしょ? 忘れてたよね!?」

霰「そんなことは・・・ないかも?」

阿賀野「何故疑問系!?」

春雨「そ、それより酒匂さんは一緒じゃ無いんですか?」

阿賀野「酒匂?」

阿賀野「えっと、提督さんのとこに報告に行って貰ってるけど・・・」

春雨「」

時雨〈このだらし姉は・・・〉

霰「・・・?」

???「あぁ、いたぁっ!」


酒匂「もう、阿賀野お姉ちゃんお仕事サボっちゃだめでしょ!?」

長門「全く、酒匂だけなのかと思ったらやはりここだったか・・・」

阿賀野「あ、長門秘書艦長・・・これは・・・その・・・」

長門「まあ良い。無事に戻って来ただけでも良しとしよう。提督もそう仰っていた」

阿賀野「仰っていたって・・・あの人しゃべれたっけ?」

長門「」

春雨〈今更ながら、そうでしたね・・・。当たり前すぎてすっかり忘れかけてたわ・・・〉

長門「とにかく、先ほど矢矧達もサンマ漁を終えて今から戻るそうだ。帰ってきたら、ちゃんと顔を見せてやれよ?」

阿賀野「はーい!」

酒匂「ぴゃー!」


~執務室~

妙高「また、賑やかになりそうですね。阿賀野さん達が戻って来て」

提督「・・・・・・」(コクリ

妙高「えっ?」

提督「・・・・・・」(クイックイッ

妙高「・・・そうですね」

妙高「願うことなら、これが何時までも続けば良いのですけれど・・・」

妙高「流石に、贅沢でしょうか?」

提督「・・・・・・」(フルフル

妙高「うふふ、そうですね」



~おしまい~

短い上に駆け足でしたが、今回は以上です

嵐・・・起きませんでした・・・。狂言回しこと作者です

タイムリミットギリギリまでE5で粘ったのですが、成果は陸奥に浜風、谷風、野分に江風・・・。なんでや(絶望

まあ、次のイベントの楽しみが出来たと思っておきましょう、ええ


それでは、ありがとうございました。次回の更新までしばらくお待ちください

みなさま、お久しぶりです。狂言回しこと作者デス。

少し遅れてしまいましたが、秋イベで一つ。季節ネタで一つ。出来上がりましたので、投下します

それでは、次のカキコからどうぞ

「突入!海上輸送作戦!!」


~艦娘控え室~

長門「・・・・・・」(ゴゴゴゴゴゴ

大和「はぁ~」(グデーン

飛鷹「Zzzz・・・」

隼鷹「かぁ~、暇だねぇ・・・」

龍驤「しゃーないやろ。今回はネズミ輸送と対潜掃討が中心やから」

隼鷹「かと言ってさぁ、何かこう、不完全燃焼なんだよな~・・・」

隼鷹「輸送作戦前の下準備にしか出られなかったから、大和も長門もお留守番」

隼鷹「妙高だって、実質出番はほぼ無かったし、アタシら空母もねぇ」

龍驤「ぜんぶ陸のあきつ丸が悪いんや。烈風拳だれに習ったんや・・・」

隼鷹「こうなりゃ呑んで忘れよ、うん」(ゴソゴソ

龍驤「君、いっつもそれやな・・・。冗談抜きで呑兵衛の台詞やで」

隼鷹「呑兵衛じゃなくて、文化人と呼んで欲しいね。飲酒は時代の古今、洋の東西、身分の貴賤問わず、立派な文化だったんだから」

龍驤「それなら、ウチも一杯・・・」(クイッ

隼鷹「相変わらず違法すれすれの絵面だよ」(グビッ

大鳳「おつまみ要りますか? 魚肉ソーセージしかないですけど」

鳳翔「あ、じゃあお店からいくつか持ってきますね」

龍驤「頼むわ、鳳翔はん」


<カンタイガキトウシマシタ!!

夕張「ただいま戻りましたー、って、くっさ!?」

龍驤「およ~? 夕張達、戻って来たみたいやな~」(ベロンベロン

隼鷹「遅いぞ、こらー!」(ヘベレケ

矢矧「まさか、私達を待っている間に呑んでいたの!?」

大鳳「呑んで悪いか~!? 戦えないならもう、呑むしか無いじゃ無い!」

鳳翔「まったく、飲み過ぎ注意と言っているでしょうに・・・」

夕張「こんな時に長門さん達は何を・・・」

夕張「・・・ん?」

長門「」(ダウン

大和「」(ダウン

矢矧「や、大和まで!? 完全に潰れてる・・・」

矢矧「一体誰が・・・!?」

妙高「あら、みなさんお帰りなさい」(ケロッ

矢矧「妙高さん、一体何が・・・?」

妙高「ああ、長門さん達ですか」

妙高「だらしがないですね。もう呑めないだなんて・・・」

夕張「い、一応聞くけどどれくらい呑んだの・・・?」

鳳翔「都合、熱燗五本、ビール二十本、ワインとウィスキーとラムを併せて七本・・・」

隼鷹「あるぇ~、まだそんだけだったん?」

妙高「あともう、五、六本は行けますね」

鳳翔「お二人とも」

妙高「はい?」

隼鷹「おん?」

鳳翔「そこに座りなさい」(元祖一航戦並みの眼光

妙高・隼鷹「「」」

鳳翔「良いですか、お酒だって安くないんです。それを湯水のように飲み干すなんて・・・」(ガミガミ

夕張(隼鷹はともかくとして、妙高さんが押されている・・・!?)

夕張「一番怒らせちゃ行けない人を怒らせたみたいね・・・!」



龍驤(・・・ウチも呑んでいたんやけど・・・黙っとこ)



~続く?~

《マメマキウォーズ・超未来的セッツブーン》

~中央鎮守府~

提督「・・・・・・」

妙高「中央鎮守府も久しぶりですね」

提督「・・・・・・」(コクリ

妙高「そうですね。那智達も今は別の艦隊で元気にやっているようですし」

妙高「それにしても、長官はどうして今になって呼び出したのでしょうか?」

妙高「今日は祝日でも無いですし、ましてや大規模作戦も・・・」

提督「・・・・・・」(チョイチョイ

妙高「日付ですか? 今日は確か二月の・・・」

妙高「ああ、節分でしたね!」

妙高「でも、一体何の関係が・・・」

???「む、姉上!?」

妙高「あら、那智。久しぶりね」

那智「ああ。姉上も壮健そうで何よりだ」

那智「それで、彼は?」

妙高「紹介しますね。私の所属している鎮守府の提督です」

提督「・・・・・・」

那智「・・・・・・」

那智「何とか言ったらどうなんだ? 喋らないと判らないぞ?」

提督「」

妙高(今更ながら、面と向かってツッコまれたのは初めての気がしますね・・・)

那智「それはそうとて、姉上。今日は何かあるのか?」

那智「私も司令官のお供で来たのだが、いかんせん把握出来ていなくてな・・・」

妙高「那智の上官って確か・・・鉄壁提督でしたか?」

妙高「まあ、彼は比較的新参なのを抜きにしても、妙ですね・・・」

那智「何にせよ、長官がお呼びだ。急いだ方が良い」



~会議室~

提督「・・・・・・」(テクテク

?「お、久しぶりだな!」

提督「・・・?」

妙高「疾風提督、ご無沙汰しております」

疾風提督「元気そうで何よりだ。妙高、卿も」

疾風提督「さあ、入ってくれ。鉄壁のも、黒槍のも、皆揃って居るぞ」

提督「・・・・・・」(コクリ

<ガチャ

黒槍提督「お、来たな沈黙野郎」

妙高「黒槍提督、お久しぶりです」

勇者提督「妙高さん。相変わらずお美しい・・・」(バッ

勇者提督「どうです? この後、僕とお茶でも・・・」

妙高「は、はぁ・・・。その、勇者提督・・・?」

勇者提督「何かね?」

妙高「・・・・・・」(後ろ指差し

勇者提督「後ろ?」

綾波「しぃーれぇーかぁーんー?」(ゴゴゴゴゴ

勇者提督「あ、綾波クン?!」

綾波「目を離すと直ぐこれですから・・・。『あの人』に報告させて貰いますね?」

勇者提督「」

黒槍提督「カッカッカッ! 相変わらず嫁の尻にしかれているようだな!」

異色虹彩提督「まあ、浮気はするものじゃないな。後々、面倒になる」

勇者提督「漁色家には言われたくない台詞だな・・・。なあ、疾風の?」

疾風提督「・・・私は妻一筋だ」

勇者提督「お熱いようで何よりだよ」

鉄壁提督「ハハハハ・・・」

筋肉提督「・・・・・・」


<ガチャッ

長官「揃っているようだな。では始めるとしよう」

長官「集まって貰ったのは他でもない。来る二月三日の節分だが、例年は駆逐艦が豆を投げ、巡洋艦以上の艦娘は基本的には鬼役を努めて貰っていた」

長官「確かにそれはそれで良いだろう。だがいつもそれでは・・・面白くない」

長官「そこで、だ。今回の節分は従来の豆まきを第一部とし、後半は第二部として全く新しい豆まきをしようと思う」

長官「何か意見があれば、言ってくれ」

提督「・・・・・・」

勇者提督「それよりも長官。全く新しいと仰いましたが、長官はどうされるおつもりでしょうか?」

長官「うむ。勇者提督、卿の意見ももっともだ」

長官「それはだな・・・」(指パッチン

タペストリー<ダバァー

“マメマキウォーズ・超未来的セッツブーン”

一同「「『・・・・・・』」」

長官「要するに、巡洋艦以上の艦娘も全力で豆まき。いや、豆まきの名を借りた戦争。マメマキウォーズで楽しんで貰いたい」

長官「何より普通の豆まきは・・・飽きた」

疾風提督「長官!? そんな『おせちも良いけど、カレーもね?』みたいなノリで言わないでください!?」

異色虹彩提督「良いじゃ無いか、疾風。ちょうどウチの艦娘達も、体を持て余していたところだからな。流石に一日に二人も三人も相手できん」

筋肉提督「さらりと漁色発言が出たことは置いておいて、だ。いつ艦娘が市街地で戦うような事態が起こらないとも限らん。私は賛成です」

鉄壁提督「確かに、要人警護の必要もありますからね。深海棲艦も今は沈静化しているとは言え、何時また再侵攻してくるかわかりませんし」

提督「・・・・・・」(コクリ

妙高「長官、こちらの提督も賛同されるそうです」

長官「うむ。他に意見は・・・無いようだな」

長官「それでは、詳細は追って通達する。では、解散」


―そして、豆まきイベント当日・・・

<鬼はー、外ー!! 福はー内ぃー!!

<今年の恵方はどっちやろか・・・

<こら! 本気で豆を投げるんじゃ無いわよ!

<すみません、えっと・・・すみませぇーん!!


妙高「今年も賑やかですね」

那智「だな。それで、だ・・・」

那智「足柄、お前のその格好は何だ?」

足柄(装備:某固形蛇の装備一式)「え? 何って、戦闘の準備に決まってるじゃ無い!」

足柄「黒槍提督も粋な計らいをしてくれるわね! 戦場が、勝利が私を呼んでるわぁーっ!!」

羽黒(装備:改二仕様の艤装)「楽しみですね!足柄姉様、援護は任せてください!鬼役の人達を二、三人血祭りに上げてきますよ!!」

妙高「羽黒まで・・・」

那智「私の妹達がこんなに赤いはずが無い・・・」(OTL


アナウンス<えー、それでは鎮守府節分祭り第二部。「マメマキウォーズ・超未来的セッツブーン」を開催致します

アナウンス<大変危険ですので、参加されない方は直ちに退避してください


海風「な、何が始まるんです?」

霞「・・・第三次大戦だわ」




~工廠裏~

川内「黒槍提督に引き続き参加してくれー、なんて言われたけど・・・」

川内「どうして隠れないといけないのかな・・・?」

川内「まあ、夜にやれるから楽しいんだけどさ」

<ガタッ

川内「!? 何やつ!?」

???「一年に一度、豆をまくことで邪気を払い、自身の年の数だけ豆を食べることでその年の無病息災を願う行事・・・。人それを、節分と言う・・・」

川内「誰だ!?」

???「貴女に名乗る名はありません!!」(バッ

川内(この私が、たやすく後ろを盗られていた・・・!? 何なの、これ!?)

能代(装備:豆まき用特殊銃)「川内さん!!」(バッ

那智「な、これが鬼なのか!?」

能代「このぉっ!!」(バババババ

???「ふっ!」(ジャーンプ

能代「避けたぁっ!?」

那智「居たぞぉ! いたぞぉおおおおおお!!」(バババババ

川内「ぎゃぁああああああ!?!?」(巻き添え

那智「川内! おのれ、よくも!!」

川内(豆まきで、味方に豆を、蒔かれ逝く・・・)(ガクッ


<撃って撃って撃ちまくれ!!

<ほああああああ!?

<ヤロウブッコロッシャー!!

<撃つべし撃つべし!!


朝雲(装備:双眼鏡)「こ、これが・・・マメマキウォーズ・・・!!」

朝潮「なんて激しい・・・!」(キラキラ

夕立「こんな楽しそうなパーティに参加出来ないのは、狡いっぽいー!!」(プンスコ

満潮「誰が好き好んであんな場所に飛び込まなきゃならないのよ!?」

夕立「・・・ぽい?」(←ソロモンの悪夢

時雨「まあ、あれくらいはいつもの話だったからね」(←元スリガオ海峡の生き残り

霞「実弾じゃ無いだけマシよ、マシ」(←最後の第二艦隊の一員

満潮「」



鬼(?)「どうした? 怖いか、クソッタレ。地獄から来た俺に勝てるものか」

矢矧「試してみる? 私だって元二水戦よ・・・!」


<オラオラ(ry

<無駄無駄(ry


夕張「もう、何だってのよ、この豆まきは!?」

夕張「なぜだか知らないけど鬼も豆をまいて反撃してくるし、こんなの絶対可笑しいわよぉっ!!」

阿賀野「まあ、楽しければ良いんじゃ無いの?」(豆ポリポリ

酒匂「阿賀野おねーちゃん、食べ過ぎだよぉ」

阿賀野「いーのいーの。こういうのはね、酒匂。沢山食べると幸せになるのよ!」

酒匂「本当!?」

阿賀野「本当よ!」

酒匂「ぴゃー! 酒匂も食べりゅぅ!!」(パァアア

夕張(何あれ、めっちゃ可愛い!? 矢矧が猫可愛がりするのも判るわぁ・・・!)


アナウンス<参加している皆様にお知らせします。ただいまをもちまして、マメマキウォーズ・超未来的セッツブーンを終了します

アナウンス<この後は、参加自由の恵方巻き立食を行いますので、ご希望の方はお集まりください


阿賀野「あらら、終わっちゃった」

酒匂「ぴゃー・・・。またやらないかなぁ?」

阿賀野「きっとやってくれるわよ。今度は、能代や矢矧も一緒に楽しんでくれるはずよ!」

酒匂「本当!? 楽しみだなー」


《沈黙の鎮守府へ戻って・・・》


矢矧「もうしばらくは豆は見たくないわね・・・」

能代「疲れたぁ・・・」

長門「まったく、だらしのない」

大和「そう言っておいて、結構楽しんでませんでした?」

長門「」

大潮「長門さん、何やってたんですか?」

長門「の、ノーコメントで頼む・・・」

大潮「あらあら」

夕立「今度は夕立も参加したいっぽいー!!」(バタバタ

提督「・・・・・・」(ポリポリ

妙高「お気持ちは判りますけど、駄目ですよ」

提督「」


(おしまい)

オチ無しの山無しですが、今回は以上でございます

艦娘のイメージテーマをアニソンとかで妄想中。狂言回しこと作者です

「ICE MAN」という曲の歌詞に、「今は何も言わずに、俺をいかせて欲しい。死に場所を求めて、さすらってきた」という一節があります

何となくですが、磯風の最期を思い浮かべてちょっとウルッと来てしまいました

曲自体も良い物ですので、お暇があればニコニコとかで探してみてください


それでは、ありがとうございました。次回の更新までしばらくお待ちください

(大変お待たせしました。完成しましたので、投降します)


『バレンタインの提督達』

~疾風提督の場合~

疾風提督「・・・・・・」

チョコ(ド本命)<私のこと、たべりゅ?

五十鈴「あれ、提督。チョコ?」

疾風提督「ああ。今日は一日帰れないからと、昨日の夜に妻から貰ったんだが・・・」

疾風提督「もったいなくて食べる気になれん」

五十鈴「はいはい、ごちそうさま」

五十鈴「ああ、そうだった。はい、私からのチョコ。一応言っておくけど、クオリティは期待しないでよ」(サッ

チョコ(ちょっと本命)<あまーい!

疾風提督「ありがとう、五十鈴。貰ってお・・・」

<バァン

島風「ていとくー! チョコ持ってきたよー!!」(バッ

長良「司令官、私もです!!」(バッ

板チョコ<明○!

板チョコ<ロ。テのクラ○キー!

疾風提督「島風!? いくら料理が面倒だからってそれはないだろ!? 長良も長良で手を抜きすぎだ!」

島風「えー・・・」(ブー

長良「えっと、実は失敗しちゃって・・・」

疾風提督「とにかく、くれるなら貰っておくが、次があったらもう少し捻って欲しい」

島風「はーい・・・」

(※翌年のバレンタインでは、ラッピングされた板チョコが贈られたと言う・・・)


(また別の所のネームとごっちゃになってた・・・。OTL)

~異色虹彩提督の場合~

高雄「愛宕ちゃん、そこを退いて貰えるかしら?」(ゴゴゴゴゴゴ

愛宕「あーら、高雄ちゃん。悪いけど、今日ばかりは譲れないわね」(ゴゴゴゴゴゴ

雷(渡しに行くタイミング、完璧に間違えたぁー・・・!!)(滝汗

雷(ていうか、しれーかんの事だからこう言うの予想出来たはずよね!? 雷様、一生の不覚だわ!)

夕雲「あらあら、オバサマ方は後でも良いんじゃないかしら?」

高雄「おっ、オバッ!?」

愛宕「言ってくれるわね、小娘」

夕雲「ええ、言いましたよ」

雷(夕雲ぉー!? 何やってんのよ! 今のこの状況、火に油どころかナパーム弾投げ込んでる様な物じゃ無い!!)

雷(誰かぁー! 助けてよー!!)

<ガチャッ

異色虹彩提督「やれやれ、予想は出来ていたが、実際に目の当たりにすると気圧されるな・・・」

雷「しれーかん!!」

異色虹彩提督「高雄、愛宕、夕雲。そのくらいにしておいたらどうだ?」

異色虹彩提督「私は君たちを、平等に愛しているつもりだ。例え『愛』の意味が変わっても、それに代わりは無いはずだ」

愛宕「そうですけど、でも・・・んむっ!?」

異色虹彩提督「・・・・・・」(ズギュゥゥーン!

秋雲「やった、流石は提督! 私達に出来ないことを、平然とやってのける!!」

谷風「そこにシビれる、憧れるぅー!!」

異色虹彩提督「言葉で解らないなら・・・行動で示す。それが、私だ」

愛宕「んもぅ・・・。こう言うときばかり手が早いんだから」

秋雲(墜ちたな・・・)


~鉄壁提督の場合~

黒潮「な・・・なんでや・・・」(ガクッ

那智「まだまだ詰めが甘いな、黒潮よ」

那智「司令官にちょこれいとを渡したくば、この那智の鉄壁の守りを崩してからにしてもらうおか!!」(バァーン


陽炎「那智さん普段は凄く格好いいんだけど、偶に突拍子も無い事するのがねぇ・・・」

不知火「所で、陽炎はどうするんです?」

陽炎「ん~、隙を見て渡そうかなって」

陽炎「ただ、まあ・・・」


比叡「・・・・・・」(ウズウズ

チョコらしからぬオーラのチョコ<あsがりうt「pIO 0


陽炎「まずはあれを渡すの阻止しないと」

不知火「・・・微力を尽くしましょう」


~筋肉提督の場合~

皐月「よっ、ほっ・・・」(腕立て中

筋肉提督「1、2、1、2・・・」(腕立て中

<ガチャッ

望月「失礼しまーす・・・って、何じゃこりゃぁっ!?」

筋肉提督「望月か。どうした、珍しい?」

望月「あーいや、さ・・・何してたの? 皐月も」

皐月「トレーニングだよ! 司令官直伝の!」

筋肉提督「高温多湿の中で発汗量を増やし、効率よく筋肉を付ける事ができるぞ!」

湿度計<筋肉湿度、上昇なう!

望月「うぇ、道理で蒸し暑いわけだ・・・」

筋肉提督「望月もどうだ? 引きこもってばかりでは、体に毒だぞ?」

望月「遠慮しときまーす・・・。って、そうじゃなかった」

望月「しれいかーん、ほいこれ。赤城さん達から、バレンタインなんちゃらの奴」

プレゼント×6<何が入ってる?

筋肉提督「ほう、どれどれ・・・」

~筋肉開封中・・・~

筋肉提督「おお、プロテイン! こっちは燻製詰め合わせに、ビターチョコか!」

望月「燻製はともかくとして、バレンタインにプロテインって・・・ないわ~・・・」

皐月「まあ、司令官は甘い物あまり食べないからね」

筋肉提督「よーし、皐月! こいつを飲んだら、トレーニング再開だ!」

皐月「よっしゃー!!」

望月〈付き合いきれんわ・・・。逃げよ〉(ソソクサ

皐月「おっと、待った」(ガシッ

筋肉提督「せっかくだ、望月もやっていきなさい」(ガシッ

望月「おい、マジかよ・・・夢なら覚めて・・・!!」

(※この後、無茶苦茶筋トレやらされた)


~黒槍提督の場合~

黒槍提督「あー・・・むっ。むぐむぐ・・・」

黒槍提督「突撃だ! 深海棲艦共にもチョコレート(と言う名の鉛弾)を贈ってやろう!!」

足柄<突撃よ、突撃ぃーっ!!

那珂<やったぁーっ!! 那珂ちゃんセンター、一番の見せ場です!!

羽黒<全砲門、開いてくださいっ!!

阿武隈<えっと、沈めちゃうけど良いよね? 答えは聞かないけどぉっ!

高波<穴だらけにしてあげるかも・・・です!

沖波<あ、では撃ちますね。えいっ


深海棲艦ズ<アイェエエエ!? 赤い!? 赤い艦娘なんで!?


黒槍提督「良く覚えておけよ! 次はひな祭りに雛あられ(に見立てた三式弾)を贈ってやるからな!!」

初月〈僕・・・こんな艦隊で上手くやっていけるのだろうか・・・?〉


~勇者提督の場合~

神通「・・・・・・」(ゴゴゴゴゴゴ

榛名「・・・・・・」(ゴゴゴゴゴゴ

龍鳳「・・・・・・」(ゴゴゴゴゴゴ

勇者提督「あー、えっと君たち?」

勇者提督(緊縛状態)「どうして私は、縛られているのだろうか・・・?」

龍鳳「白々しい事を言わないでください・・・」

龍鳳「これ、どういうことですか?」(ピラッ

写真<キャバクラで遊んだZE☆

榛名「酷いです、提督・・・。私達の事、嫌いになったんですか・・・?」

神通「私言いましたよね? 遊ぶのは構いませんけど、必ず何処へ行くかは言って欲しい、と・・・」

勇者提督「ああ、いや、その、急な誘いだった物だから・・・」

龍鳳「ならそうだと連絡してください。心配したんですよ・・・」

勇者提督「・・・済まなかった」

神通「ちゃんと謝罪してくれるなら、もうこれ以上は言わないでおきます」(縄解き

神通「はい、どうぞ。今年のバレンタインチョコです」

チョコレート(本命)<美味しいよ!

榛名「榛名はチョコケーキを作ってきました!」

龍鳳「私は、ボンボンを。お酒に合わせて調合しました」

勇者提督「皆、ありがとう・・・!」

綾波〈やれやれですね・・・〉

《ザ・春雨イド》

~厨房にて・・・~

海風「♪~」

白露「わわわわ、こぼれちゃう!」(ワタワタ

村雨「もう、白露ったらそそっかしすぎよ」

五月雨「はうわぁっ!!」(ドンガラガッシャーン

涼風「ぎゃー!? アタイのホールケーキがパンケーキになっちまった!?」

春雨「えっと、ここをこうして・・・」

春雨「これで、良し、と・・・」

江風「お、ザッハトルテか。やっぱ春雨の姉貴は上手いなぁ」

春雨「え、そう?」

江風「だってよぉ、アタシ達の中でまともに料理できんの、他には村雨の姉貴と時雨の姉貴と、後は海風くらいだぜ?」

江風「そん中でも春雨の姉貴は特に上手いって話」

江風「きっと良い嫁さんになれっと、思うけどな」

春雨「お、お嫁さん・・・!」(モワワワワワ・・・


春雨(ver.人妻)『お帰りなさい。お風呂にしますか? お食事にしましょうか?」

春雨『それとも・・・』

???『・・・・・・』(コクリ

???『・・・・・・』(スッ

春雨『ふぇっ!?』

春雨『えっと、あの、その・・・』

春雨『お、お手柔らかにお願いします・・・///』


春雨「うふ・・・うふふふ・・・」(ウットリ

江風〈あ、姉貴がしちゃ行けない顔をしてる・・・!〉

春雨「はっ!? 私ったら、何を・・・」

江風「あー、えっと、その・・・頑張れ!」

春雨「????」



~執務室~

提督「・・・・・・」(ポリポリ

チョコの山<お返しは三倍でね?

提督「・・・・・・」(ズーン

長門「良いでは無いですか。お茶請けにはしばらく困らないですし」(ムシャムシュア

提督「・・・・・・」

長門「はい? 『お前からは無いのか』、ですか?」

長門「・・・わかりました。また後で」

提督「・・・!」(krkr


<コンコン


長門「どうぞ」

春雨「失礼します、春雨です」

長門「春雨か。丁度良かった、次の遠征のこと・・・なん・・・だが・・・」

提督「・・・!」(ガタッ

春雨(E:メイド服)「はい?」

長門「・・・春雨、その格好はなんだ?」(ズズイ

春雨「えっ、こっ、これですか・・・?」(gkbr

春雨「これは・・・その・・・えっと・・・村雨姉さんが『提督をオとすならこれが一番よ!』、って言っていたので・・・」

春雨「あのっ、駄目だったなら直ぐに着替えてきますので・・・」

長門「違う、そうじゃない」

春雨「えっ?」

長門「その・・・私に合うサイズは、あるのか・・・?///」(ヒソヒソ

春雨「」

提督「・・・・・・」(グッ

春雨「??」

(※この後しばらくの間、沈黙鎮守府にメイド服ブームが来たという)

《朝潮のホワイトデー》

荒潮「朝潮姉~。今日は何の日か解る~?」

朝潮「今日? えっと、確か・・・」


カレンダー<三月十四日~


朝潮「大阪万博が開催された日?」

荒潮「残念、外れ~」

朝潮「じゃあ、東北新幹線の大宮、上野駅間開通?」

朝潮「それとも海軍だから・・・スプラトリー諸島沖海戦?」

荒潮「なんでそんなマニアックなのが出てきて、一番当たり前のが出てこないのかしら・・・?」

朝潮「?????」(←わかってない

荒潮「ホワイトデーよ、ホワイトデー」

荒潮「この前皆で司令官にチョコ送ったの忘れたの?」

朝潮「ああ、そう言えば春雨さんがメイド服を着ていたと思ったらそれだったのね」

荒潮「確かに、あれは気合入っていたわね~。時雨ちゃんは制作しながら戦っていたみたいだし」

朝潮「流石の私も、あれは無いと思ったわ・・・」

朝潮「で、そのホワイトデーがどうかしたの?」

荒潮「うふふふ。お返しは三倍が基本。古事記にもそう書いてあるのよ~」

荒潮「司令官はどんなのをくれるのかしら~?」(目が椎茸

朝潮「・・・・・・」



~執務室~

朝潮「と、荒潮が言っていたんですが・・・」

提督「・・・・・・」

朝潮「そうですよね。幾ら平和な時間でも、あそこまではしゃぐ理由にはなりませんから」

提督「・・・?」

朝潮「艦娘として二度目の生を受けたからには、今一度世のため人のために働くのが使命だと思っています。そのためには、一分一秒でも・・・」

提督「・・・・・・」(ポフッ

朝潮「!? な、何ですか?」

提督「・・・・・・」(フルフル

朝潮「え、違う? どういうことですか?」

提督「・・・!」(ゴソゴソ

提督「・・・・・・」(パッ

何か高そうなクッキー<ゴー☆ジャス!

朝潮「!」

朝潮「こ、こちらをチョコレートのお返しに頂けるのですか!?」

提督「・・・・・・」(コクリ

朝潮「・・・! 司令官!!」

朝潮「朝潮、この感謝の気持ちは、一生忘れません!!」(krkr


~ドアの外~

満潮〈渡しにくい空気作ってんじゃないわよ、あのクソ司令官・・・!!〉

霰〈満潮、それ違う人の〉

山雲〈朝雲姉もー、楽しみよねー?〉

朝雲〈・・・・・・!!〉

江風〈こいつら直接脳内で・・・!?〉



《沈黙の花見》

~何処ぞの桜の名所~

<わいのわいの

<ぽいぽい!


隼鷹「んンまぁ~い!! 酒も料理も最高だぜぇっ!!」(ヒャッハー!

飛鷹「じゃんじゃん持ってきて! 今回は私も騒ぐわよぉっ!」

大鳳「二人とも、あまり飲み過ぎるのは・・・」

隼鷹「あ”~? アタシの酒が飲めないってのか、この甲板胸がぁっ!」(クダクダ

大鳳「龍驤さん助けてください~!」

龍驤「おう、丁度ええわ。遅れてもーたけど、下っ端教育したってや」(丸投げ

大鳳「」

<んじゃ、遠慮無く~

<ちょっ、待って、まだ心の準備が・・・!


<ンアッー!!



阿賀野「・・・・・・」(バクバクムシャムシャ

能代「阿賀野姉」(ベシッ

阿賀野「痛っ!? 何するのよ、能代ぉ!」

能代「・・・ん」(アゴサシ

阿賀野「????」

大皿<もう食べるの無いよー!!

酒匂「ぴゃー・・・」(ショボーン

阿賀野「」

矢矧「さ、酒匂! お姉ちゃんの食べる?」

酒匂「うん・・・」(ショボーン

阿賀野「えっと、その・・・あ!」

阿賀野「新しいのを貰ってくるわね!」(ソソクサ

能代「こらっ! 待ちなさい、阿賀野姉!!」(バタバタ




龍驤「無事に始められて良かったで。徹夜で場所取りした甲斐があったわ~」

提督「・・・・・・」(クイクイ

龍驤「え? 何やて?」

提督「・・・・・・」(ポフッ

龍驤「!」

龍驤「んもー、あんまり触らんといてや! 暁やないけど、ウチは子供ちゃうで!」

提督「・・・・・・」(ナデナデ

龍驤「・・・・・・もう好きにしてええわ」(サレルガママ



~夜ダヨー~


夕張「駆逐隊はもう帰った?」

隼鷹「おう、ばっちし。酒匂も矢矧と一緒に戻ったぜ」

龍驤「ほんなら、始めよか」

大鳳「何が始まるんです?」

飛鷹「大人のお花見よ」


夕張「それではッ!! 沈黙鎮守府花見大会第二部恒例、『提督ゲーム』をやりたいと思いまーす!!」

<888888

<イイゾー!!

夕張「ルールは単純至極!! 提督の命令は絶対なのです!!」

夕張「それでは前置きはこのくらいにして、早速くじを引きましょう!!」

妙高「・・・・・・」(ウズウズ

能代(妙高さん、年に一度この時だけははっちゃけるからなぁ・・・。用心しとこ)

夕張「行き渡りましたねー? それじゃあ・・・提督だーれだ!?」


龍驤「お、ウチやな」

提督くじ<アタリ!

夕張「それでは龍驤提督、ご命令を」

夕張(それじゃあ、手筈通りに・・・)

龍驤(任しとき)

龍驤「ほな、三番は二番に・・・面白い渾名つけて、そんでさらに付けられた方は何かモノマネしてもらおか」

夕張「で、二番と三番は誰?」

長門「む、二番は私だが」

夕張(うげっ、長門さん!? これはまたえらいのが・・・)

夕張「さ、三番は・・・」

大鳳「あ、私です・・・。私ですぅっ!?」

隼鷹「ぶっはぁっww これは面白いのが見られそうだぜぇっ!」

隼鷹「たいほー! 良いセンスのを頼むよぉっ!」

大鳳「」

長門「大鳳、ここは宴席だ。遠慮無くやってくれて良いぞ」

大鳳「あぁ・・・えっと・・・それじゃあ・・・」

大鳳「えっと・・・『那珂゛(なが)ちゃん』・・・?」

<・・・・・・

長門「・・・・・・」

龍驤「で、何をしてくれるんやモノマネは?」

長門「・・・わかった、少し待ってろ」(バッ

隼鷹「あ、それアタシのお酒!」

長門「・・・!!」(グビッグビッ

長門「・・・ふぅ」(ヒック

長門「艦隊のアイドル、那珂゛(なが)ちゃんだよぉっ! よっろしくぅっ!!」(裏声

大鳳「」

夕張「」

龍驤「あ、アカン・・・」

長門「・・・・・・!!」(今頃になって自覚

長門「殺してくれぇっ!!」(赤面

飛鷹「人って、本当にあり得ない物を見ると言葉を失うのね・・・」



~その後もしばらく続き・・・~

飛鷹「あ、じゃあ次は私が提督みたいね」

飛鷹「じゃあ一番の人は、自分の右隣に座ってる人を口説いてみて?」

隼鷹「お~、我が相棒ながらえげつないこと言うねぇ~」

龍驤「で、一番は誰なん?」

提督「・・・・・・」(スッ


一番のくじ<よう


龍驤(キターーーーー!!)

夕張(計画通り・・・! これで提督の肉声を聞くことができるっ!!)

隼鷹(ていうか、くじに細工してない段階で運任せじゃないのさ)

大鳳(この人達、直接脳内で!?)

妙高「右隣って・・・もしかして、私でしょうか?」

龍驤「せやせや。ほな提督、思い切り妙高はんを口説いたってや!」

提督「・・・・・・」

提督「・・・!」(ティン!

提督「・・・・・・」(ソソクサ

龍驤「? 君、何処へ行くん?」

提督「・・・・・・」(スッ

ペチュニアの花<イマガキセツ!

妙高「まあ、綺麗」

龍驤「花ぁ? 何や捻りがあらへんな・・・」

妙高「ペチュニアですか。確か花言葉は・・・」

鳳翔「『心の安らぎ』、ですね。提督は、妙高さんのことを信頼してくださってる証ですよ」

妙高「そんな・・・。私自身の力なんて、些細な物です」(///

龍驤「なん・・・やて・・・?」

夕張「敢えて言葉を紡がず、花言葉によって全てを表現する・・・!」

夕張「こいつは凄ぇっ! 出来る男のにおいがぷんぷんするぜぇっ!!」

隼鷹「ていうかさー、そろそろ飽きたからもいっちょ飲むよぉっ!!」(ヒャッハー!!

鳳翔「あまり飲み過ぎると、後に響きますよ?」

隼鷹「ダイジョーブ、ダイジョーブ!」


妙高「・・・あの、提督」

提督「・・・?」

妙高「今夜よろしければ、その・・・お話、しませんか?」

提督「・・・・・・」

提督「・・・・・・」(コクリ


(※この後、一杯お話(意味深)した)

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom