【安価】 戦艦レ級「架空の艦娘作って鎮守府の奴ら釣ろうぜ!」 (1000)

戦艦水鬼「ほう、つまりスパイという事か?」

レ級「平たく言えばそーゆーことだなー」

水鬼「ふん……下らん、何を言い出すかと思えば」

レ級「お? 反対な感じ?」

水鬼「当然だ、数においても質においてもこちらが有利……」

水鬼「艦娘など、我らの圧倒的火力で叩き潰せば良い……違うか?」

レ級「……へー、ほー、ふーん」

水鬼「……何だ貴様、何が言いたい」

レ級「キヒヒ、大したこっちゃないって、感心してただけだよ! この勝率でもそんな慢心できるあんたにさ?」

艦隊司令部情報「出撃の勝率21%やでー」

水鬼「」

水鬼「えっ、嘘……え、これマジで?」

水鬼「えっ、えっ、ちょ、待ってよレっちゃん、幾ら何でも捏造してるっしょこれー、ないわーないない」

レ級「……キャラ崩れてんよ?」

水鬼「はっ! ……ごほん、いや、取り乱したな、すまん……で、レ級、正式な書類に悪戯はやめ」

レ級「いや、この数字マジだからね、私の尻尾に賭けて」

水鬼「」

レ級「確かに数とか性能はこっちが上だよ? あんたみたいにドヤ顔で慢心するのも分かるくらいにさ?」

レ級「でぇもざんねぇん! 現実は勝率2割でしたー! なーなー、これ大本営にどう言い訳すんの? ん?」

水鬼「」

レ級「ま、脳筋のあんたには解決策なんて思いつかないだろうからこっちで考えてやったんだけど」

レ級「数でも質でも勝ってるのに負け続けってんなら、後は情報くらいじゃん?」

レ級「だからこそのスパイってわけ! ほれ、分かったら放心してないでさっさと許可してくれよー」

水鬼「ぐ、ぬぅ……何も言えん」

水鬼「……分かった、許可しよう。 資材・資源を自由に使ってかまわん」

水鬼「その代わり必ず成功させろ……いいな?」

レ級「キヒヒ! りょーかいりょーかい! 任せときなって!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1429017326

説明など

1)シナリオ説明

  艦娘型深海棲艦(艦種、性能、性格などは安価及びコンマで決定)を建造して鎮守府に送り込みます。
  鎮守府内部で信用を勝ち取り情報を収集し、深海棲艦勢力の勝利に貢献しましょう。

2)交流フェイズ / 毎日

  鎮守府にて艦娘や提督と交流を行いつつ【信用度/友好度】を高めましょう。
  この際、艦娘型深海棲艦の艦種/性能次第でプラス補正が与えられる場合があります。
  (航空巡洋艦ならば最上型/利根型と仲良くなりやすい、胸が薄ければ一部艦娘と仲良くなりやすい、等)

3)出撃フェイズ / 不定期

  交流フェイズの合間のコンマ判定の結果次第で発生し、提督の命の下、出撃や遠征を行います。
  参加艦娘以外との交流が行えなくなりますが、行動によっては【信用度】に大きなプラス補正が与えられます。
  また、戦闘が発生し自身が負傷した場合、フェイズ終了後に強制的に入渠フェイズに移行します。
  負傷が無かった場合は交流フェイズに移行し、一定期間出撃フェイズ発生確率が低下します。

4)入渠フェイズ / 不定期

  戦闘で負った負傷を癒します。
  同時に入渠している艦娘以外との交流が行えなくなりますが、行動によっては【友好度】に大きなプラス補正が与えられます。
  入渠フェイズ終了後は交流フェイズに移行し、一定期間出撃フェイズ発生確率が大きく低下します。

5)諜報フェイズ / 任意

  交流フェイズの合間に任意で発生させる事が出来ます。
  艦娘達の噂の収集や、書類の覗き見、執務室の盗聴などを行い、コンマ判定に成功すると【諜報点】を獲得できます。
  失敗の場合は【諜報点】を獲得できず、更に【信用度】を失い【猜疑点】が上昇します。
  【信用度/友好度】の値によって、難易度補正や【信用度】減少量軽減補正が発生する場合があります。
  また、諜報フェイズを連続して行うと難易度が上昇します。

6)情報送信 / 任意

  あらゆるフェイズにて任意のタイミングで行う事が出来ます。
  獲得した【諜報点】を消費して小指の爪程度の大きさの情報チップを作成し、深海へ情報を送ります。
  この行為を目撃され、かつそれが怪しまれるような物だった場合、【信用度】を失い【猜疑点】が上昇します。
  情報送信を一定期間行わない場合、戦艦レ級に失敗作と判断され、様々なペナルティが発生します。
  (最初の1回目までは長めの猶予が与えられています)

7)バッドエンド判定

  【猜疑点】が一定以上の値になると発生し、コンマ判定に失敗するとバッドエンドとなります。
  コンマ判定の難易度は【猜疑点】の高さ、安価による言い訳の内容などによって変化します。

8)>>1は遅筆 ゆっくり進行

レ級「とゆーわけで許可取ってきたよ! 好きなだけ資材使っていいってさ!」

工廠棲姫「さっすがレ級さん! やりますねー!」

レ級「キヒ! らくしょーらくしょー! あいつ戦闘以外じゃガッバガバだしな! キヒヒヒ!」

工姫「くぅー! テンション上がってきました! 改修改造も良いですけど、やっぱり新型って言葉は胸が躍りますね!」

工姫「しかも資材無制限……! なんて素敵な響き……!」

工姫「あぁ、でも好きなだけってなると迷っちゃいますね、どんな子にしようかなぁ……」

レ級「おっと、その辺のアイデアは大体固めちゃってるんだよねー」

レ級「あいつ本当は暇な癖に、変に見栄張って待たせるせいで時間余ってたからさ、ごめんなー」

工姫「あっ、そうなんですか……考える楽しみが一つ減っちゃいましたけど、注文に合わせての試行錯誤も好きですし、構いませんよ!」

レ級「キヒッ、悪いねー。 じゃあまず艦種は……」



>>4 艦種指定

正規空母

レ級「艦種は正規空母で!」

工姫「お、いいですね、無難なとこじゃないですか?」

レ級「でしょ? でしょー? 制空権争いに必須だし、艦隊には絶対入れときたい艦種じゃん?」

レ級「なのに数は少ないからその分出撃回数が稼げるって思ってさ」

レ級「活躍して信用を勝ち取るって点じゃー戦艦と並ぶ双璧だと思うね!」

工姫「うんうん、全面的に同意します。ベースは正規空母で、っと……」

工姫「じゃあ細かい性能詰めてきましょうか」

工姫「正規空母って一口に言っても、火力重視に搭載数重視、最近だと軽空母並みの燃費ってのも居るみたいですけど……」

レ級「おー、この子のバランスはねー……」


>>↓2 何を重視する?

レ級「そりゃ勿論火力よ火力! 砲撃戦に混じってズバーン!ってさ!」

レ級「燃費重視だとやっぱ他の性能ガクッと来ちゃうし、搭載数だと……ほら、あいつが居るじゃん?」

工姫「あー……加賀ですか」

レ級「そうそう、何なのあの化け物スロット……マジ萎えるわー……」

工姫(搭載数三桁の化け物が何か言ってる)

レ級「その点火力重視ならまだ割り込めそうだしさ」

レ級「それにほら、火力と言ったら緑と黄色の二人、やたら甘ちゃんっぽい顔してんじゃん? 空母から食い込んでくならあいつらだと思うね」

工姫「なるほどなるほど、長所は火力重視で……っと」

工姫「じゃあ次、短所ですね。 火力の代償に何下げます?」

レ級「ん?何か下げなきゃだめなん?」

工姫「いえ、別に下げなくても作れるんですけど、それだと艦娘の性能水準からすると不自然かなって」

工姫「それに性能の低い部分がコンプレックスになってる連中だと……ほら、傷の舐め合いとかやりそうじゃないです?」

レ級「あー、ありそうありそう! じゃあそうだなー、下げるのは……」


>>↓2 何下げる?

レ級「おっぱいちっちゃくしよーぜ!」

工姫「ぶふぅっ!?」

レ級「いやいや真面目な話よこれ。 空母連中の中に明らかな異物が三人居るじゃん?」

工姫「いや、まぁ……居ますけどぉ」

レ級「特にあの真っ赤な奴、こないだ出てきた時にぶるんぶるん揺れてる港湾のおっぱいにめっちゃ殺意飛ばしてたんよ」

レ級「あのコンプレックスに付け込めればめっちゃ楽になると思うね!」

レ級「そんでそのメリットの割にデメリットは少ないしさー」

レ級「なんせ巨乳連中は……持つ者の……余裕って奴が……さ……(ギリィ」

工姫(あっ、これコンプレックスはこっちもどっこいどっこいだ)

レ級「……装甲が薄くなるってのも、攻撃一辺倒で防御が弱いってのは一種のロマンだって言うし」

レ級「あっちの提督がそういうの好きな男ならワンチャンあると思うね!」

工姫「……理屈が割と通っちゃってるなぁ……仕方ないですね」

工姫(ごめんね新造艦ちゃん、胸の事で恨むならレ級さんを恨んでね……)



艦種:正規空母(正規空母艦娘の信用度/友好度に中ボーナス 軽空母艦娘の信用度/友好度に小ボーナス)

長所:火力(飛龍・蒼龍の友好度に小ボーナス)

短所:胸部装甲(匿名装甲空母1名と匿名軽空母2名の信用度/友好度に大ボーナス 他貧乳艦娘の友好度に微ボーナス 提督の友好度に小ボーナス)



工姫「うーん、こんなとこですかね。 他決めるとことかあります?」

レ級「 >>↓2 」


他付け足したい設定があればどうぞ。無きゃ無いで性格判定に行きます。

#名前安価は性格判定の後に行われます


レ級「んー、特に思いつかないかなー、こんなんでいいんじゃない?」

工姫「わっかりましたー! じゃあ早速建造始めちゃいますね!」



キュイイイイーン ギギギギギ カーンカーンカーン



工姫「でっきましたー!」

レ級「お疲れー。 おー、見た目はどことなくヲ級ちゃんの面影あるねー」

工姫「まぁベースがあの子ですしね。服装は艦娘風の改造弓道着ですし……その……」

レ級「あぁうん、胸はぺったんこだね」

工姫「えぇ……まぁ、そういう仕様ですし……」

レ級「いや、でもちょっとコレ小さすぎない? コレじゃあ……」



#折角美味しい短所安価来たので性格の前に思いつきで直下コンマ判定

新型の胸の大きさは……

01-33 某赤いのより小さい
34-66 某赤いのと同じくらい
67-99 某赤いのより大きい
00&ぞろ目 某赤いのがガチで哀れむレベル

レ級「……」 ペタリ

工姫「……」

レ級「……」 サスリサスリ

工姫「……」

レ級「……あのさ」

工姫「……はい」

レ級「ちょっと工具貸して欲しいんだけど……何て言ったっけあれ、起伏測るやつ」

工姫「やめたげてくださいよぉ!」



新型は称号【断崖絶壁】を手に入れました。
某空母勢3名及び貧乳艦娘のボーナスが一段階上昇します。

レ級「ごめんな……私があんな事言ったばっかりに……」

工姫(この人のこんな申し訳なさそうな顔初めて見た……)

工姫「こほんっ……さ、さて気を取り直して……」

レ級「あ、うん、そうだね。起動しようか……」

レ級「……きっとこの世界は、君にはとても辛い所だと思う」

レ級「恨んでくれていい、憎んでくれていい、君にはその権利がある」

レ級「……それでも、私たちには君が必要なんだ……」

工姫(……シリアスくさい事言ってても、胸に話しかけてるんだもんなぁ、これ)

工姫「えーっと……じゃあ起動しますね?」

レ級「あ、はい」

工姫(ポチットナ)


ピカーン




#コンマ判定にて艦娘型深海棲艦の性格が決定されます

↓1 真面目さ 高いほど真面目で、責任感や使命感が強くなる
↓2 気の強さ 高いほど気が強く、肝が太くなる
↓3 積極性  高いほど明るく、馴れ馴れしくなる
↓4 ちょろさ 高いほど他者に懐きやすくなる

#真面目さ(23) 隙あらばサボろうと頭を働かせる、仕事が出来ると明確にテンションが下がる
#気の強さ(63) やや生意気
#積極性(21)  かなり内向的で根暗、知人と二人きりになると本を取り出して話しかけるなオーラを放つレベル
#ちょろさ(92) お菓子で釣られないように教育が必要なレベル

#どう見ても難易度ベリーハードです、本当にありがとうございました。


新型「……」

レ級「……」

工姫「……」

新型「…………じで」

レ級「おっ?」

新型「……マジで言ってんですかこれ」

工姫「へ?」

レ級「おー、変わった第一声じゃん、え、何が?」

新型「や、あたしの生まれた目的とか……インストールされてんだけど……」

新型「……スパイ? はぁ? あたしが? ……いやいやいや、ないって、ないわぁこれぇ……」

新型「どう考えたって向いてないっしょー、これ……あたしにはもっと適した職場があると思うんすよねー」

新型「だーれも注目しないちっこい島の防衛任務とかさぁ……ねぇそういうの無いの? 産みの親のお二人さーん」

レ級「」

工姫「」

新型「……静かな海を眺めながらカニさん辺りと語り合う、とかさ……天職だと思うんだけどさー」

レ級「……」

工姫「……」

レ級「……おいこら」

工姫「い、いやいやいやいや! あたし悪くないですって! 入る魂はランダムって知ってますよね!?」

レ級「いやでも流石にこれ酷くね?」

新型「はぁ……(深)海はこんなに暗いのに……」 タイイクスワリー

工姫「確かにすっごい酷いですけどぉ……」

工姫「あーもー大丈夫ですって! うじうじしない! やれるって! 私ら二人で頭捻って上手い事作ったんだからぁ!」

工姫「艦娘共の鎮守府に潜り込むのに最適なスペックしてるんですら!」

工姫「できるできる! 気合入れてけば余裕ですって! ほら起立! やる気スイッチオーン!」

新型「……チッ」

工姫「!?」

新型「……産みの親の癖して何も分かってないんじゃないですかねー」

新型「はぁ? 気合? やる気? 私から一番遠い単語っすよそれ……マジないわー……」

レ級「……」 イラッ

工姫「こ、この……根暗っぽい癖に無駄に生意気な」

工姫「あんまり我侭言ってるとこっちだって黙ってないですよ! 言うこと聞かないなら最悪解体だって出来るんですからね!?」

新型「……あー、それもいいかぁ」

新型「暗くて……静かで……冷たくて……」

新型「……眠ってる間は幸せだったなぁ…………うるさい親二人も居なかったし(ボソ」

工姫「」

レ級「…………」プチッ

工姫「ハッ! レ、レ級さん落ち着いて! どうどう! その砲しまって! 私の工廠ちゃんが死んじゃいますからぁ!!」

工姫(前言撤回します、やっぱダメですこの子! 解体して作り直しましょう! 次は頑張りますから! ね!?) ヒソヒソ

レ級(……ぐぬぬ……同意したいけど解体はできない) ヒソヒソ

工姫(な、なんでですか! この子使い道無いですって! 間違いなく!) ヒソヒソ

レ級(水鬼ちゃんだよ……私あいつ滅茶苦茶煽った上に啖呵切って来ちゃったんだから!) ヒソヒソ

レ級(解体施設動かしたら絶対報告行くじゃん! 何言われるか分かんないじゃん!) ヒソヒソ

工姫(じゃ、じゃあだからってどうするんですか!) ヒソヒソ

レ級(……轟沈させよう) ヒソヒソ

工姫(ふぇ!?) ヒソヒソ

レ級(一旦送り込んだ後、こいつが出撃するまで待って戦闘で轟沈させよう) ヒソヒソ

レ級(そんで責任は水鬼ちゃんに全部押し付ける! 計画の通達漏れって事にしてさ!) ヒソヒソ

工姫(うわぁ、性格わるぅ……ってその前にこの子絶対動きそうにないですよ! それ以前の問題ですよ!) ヒソヒソ

レ級(……私にいい考えがある) ヒソヒソ

レ級「へーい、新型ちゃん、ちょっといい?」

新型「は? 何すか……ヒッ!?」

レ級「死ぬのは怖くないから解体でも構わない……あー、居るよ、居る居る」

レ級「沈んできた艦娘とか尋問してるとしょっちゅうなんだよねー、そういうの」

レ級「さっさと殺せ! 私は絶対お前らには屈しない! ってさ、まー毎度毎度のお決まり文句」

レ級「……そういう連中が最終的にどうなるか、ってゆーかどうやって言う事聞かせるか……」

新型「……ヒッ、ァ……」

レ級「ねぇ、新型ちゃん」

レ級「ちょっとばかしながーく時間かかっちゃうんだけど」

レ級「…………体験、してみよっか?」 マジキチスマイル

新型「」 ジョバァー

工姫(あかん)

新型(結局脅しに屈してしまった……死にたい)

新型(でも……痛いのとか怖いのは絶対嫌だし……逃げ切れる気もしないし……)

新型(……あと、やっぱり本当は死ぬの怖いし……)

新型(……)

新型(でもこれ、艦娘側にバレたら……絶対似たような目に合うよね……)

新型(……)

新型(何とか生き残る手段は……)

新型(……)

新型(……スパイを成功させるしかないってかぁ……詰んでんじゃん、あたしの人生……)



新型(……)

新型(……あ、そういえば)

新型(潜入にあたって艦娘風の名前考えろって言われてたっけ……)

新型(……ドロップ艦として艦娘に保護される予定海域まで……あと3時間か)

新型(……それまでに何とか考えとこう……)



>>↓1 艦名

>>↓2-7 艦娘型深海棲艦を保護する艦隊の艦娘 諸々制限無し 被り他で下にズレます



思いのほか出発までに時間かかってしまったせいで、安価出して今日は終了しときます。

>>69
それは秋月型の三番艦の名前でないかしら

艦娘型深海棲艦 改め 【正規空母 涼月】

#>>78 実在艦NGとも言ってなかったからね、OKOK。
#ちょうど秋月居るしちょっと絡めてみる。

#名前補正 【駆逐艦 秋月】の友好度に小ボーナスが発生するようになります。


敵鎮守府 出撃中艦隊

秋月(旗艦)
翔鶴
朝潮
那珂
大淀
春雨

以上に決定しました。
ありがとうございましたー。

# わぁい残業! イッチ残業大好き!
# すみません、お待たせしました、投下していきます





新型(名前……名前……)

新型(……)

新型(……月、綺麗だなぁ……今日は空気が澄んでる、のかな)

新型(……季節は……うん、秋)

新型(……)

新型(澄んだ秋の月は……たしか)

新型(涼月、っていうんだっけ……?)



# 名前補正により季節が【秋】、時刻が【夜】に設定されました。



正規空母【涼月 / すずつき】

◆性格値

真面目さ(23) 隙あらばサボろうと頭を働かせる、仕事を与えられると明確にテンションが下がる
気の強さ(63) やや生意気
積極性 (21) かなり内向的で根暗、人と二人きりになると本を取り出して話しかけるなオーラを放つレベル
ちょろさ(92) ちょっと優しくされただけで色々危ない

◆所有アビリティ一覧

■身体的特徴
【火力偏重】  :正規空母トップクラスの火力持ち。
【断崖絶壁】  :装甲が薄い。特に胸部が哀しいほどまっ平ら。肉眼での膨らみの確認に判定が必要。
【低防御高火力】:一種の浪漫。一部の嗜好の者を滾らせる。

■精神的特徴
【ぐうたら】  :真面目さ25以下で取得。様々な行動にペナルティ。
【人見知り】  :積極性25以下で取得。様々な行動にペナルティ。
【堕落の虜】  :真面目さ&積極性25以下で取得。様々な行動に莫大なペナルティ。
【チョロイン】 :ちょろさ76以上で取得。他人に懐きやすい。行動によって莫大なボーナスにもペナルティにもなりうる。
【???】   :ちょろさ76以上&真面目さ25以下で取得。効果未公開。
【????】  :ちょろさ76以上&積極性25以下で取得。効果未公開。
【?????】 :ちょろさ91以上で取得。開放には更に一定の条件を満たす必要がある。効果未公開。

■後天的特徴
【恐怖刻印】  :レ級に植え付けられたトラウマ。深海勢力に不利益となる行動に莫大なペナルティ。
【失敗作(仮)】:レ級による決定。出撃時に優先的に攻撃対象となり、轟沈の確率が劇的に増加する。(仮)のうちは努力によって取り消す事が可能。
【実在艦名】  :秋月型三番艦と同じ名前を持つ。秋月との交流にボーナス。他、一部効果未公開。

涼月(あ、探照灯……? あれかな?)



# 特殊イベント発生条件が達成されました。
# 発生条件「アビリティ【実在艦名】を所有した状態で艦隊に保護される」「【実在艦名】の姉妹艦が保護艦隊に存在する」
# オープニングが個別の物へ変更されます。

# (上記はチュートリアル的な意味で表示されています)
# (以降特殊イベントが発生する際は同様の物が表示されます)



――――――

――――

――

那珂「どっかぁーん!!」

駆逐イ級「――――!」

朝潮「魚雷命中! ……敵駆逐艦、撃沈確認しました!」

那珂「よぉーし! 那珂ちゃん今日も絶好調!」

秋月「撃沈6、ですね。 これで全部でしょうか?」

朝潮「夜戦突入前に確認した分は、そうですね」

大淀「電探も感なし、です」

秋月「ふぅ……では戦闘終了、ですね」

秋月「皆さん、お疲れさまです! 負傷がある方は申告を……」

大淀「あっ……待って下さい、電探に感あり!」

秋月「! 新手ですか!?」

大淀「……あら? いえ……反応が深海棲艦と異なります」

大淀「これは…………艦娘、ですね」

秋月「え? 追加出撃の連絡は受けていませんが……」

那珂「あっ、もしかしてー」

朝潮「はぐれの方ですか?」

大淀「そうですね、単艦のようですし、可能性はあります」

秋月「珍しいですね、この海域でなんて」

那珂「というより初めてじゃないかなー。那珂ちゃんも聞いた事ないよ?」

秋月「……とりあえず、もしそうだったら保護を行う義務がありますね」

秋月「念のため、戦闘態勢は維持したまま向かいましょう! 艦隊、秋月に続いて下さい!」



# 当SSにおける用語説明【はぐれ艦娘】
# 工廠での建造ではなく、海上にて自然に生まれた艦娘を指す。発生確率は低い。
# 深海棲艦との戦闘後に発見されるケースが多い事から、ドロップ艦とも呼ばれる。
# 基本的には建造された艦娘と同じ能力を持つが、初期兵装、髪型、服装などにイレギュラーが発生する事例も確認されている。

涼月(あ、きたきた)

涼月(暗くてよく見えないけど、ひぃ、ふぅ、み……6人、かなぁ)

涼月(…………)

涼月(お腹痛くなってきた……初対面の相手6人て)

涼月(が、頑張れあたし……失敗したら死んじゃうんだから……)

涼月(……ってうわっ、探照灯まぶしっ!)



秋月「……本当に艦娘ですね。 秋月は見た事の無い型です」

秋月「大淀さんは分かりますか?」

大淀「いえ、心当たりが無いですね。 服装からすると正規空母のようですが」

秋月「そうですか……とりあえず接触してみましょう」



秋月「そちらの方、聞こえますか!」

涼月「は、はぃ! 聞こえてますー!」

秋月「こちらは当海域哨戒中の者です!」

秋月「これからそちらへ近付きますので、兵装を待機状態にしてお待ち頂けますかー!」

涼月「わ、分かりましたー!」



涼月(うぅぅうぅ……胃が……そして喉が……) ケホッ

涼月「……えっと……ど、どうも……」

秋月「こんばんは、ご協力感謝します! 哨戒部隊旗艦、駆逐艦秋月です」

涼月「あっ、えっと、えと、あ、あたしはっ」 ワタワタ

涼月「せ、せいっき! くーぼのっ!」 カミカミ

艦娘一同(!?)

秋月「わ、あっ、大丈夫! 大丈夫です!」

秋月「まず落ち着きましょう、大丈夫です、深呼吸しましょう!」

涼月「は、はいっ」 スーーーーハーーーー

秋月「……」

涼月「……」 スーーーーハーーーー

秋月「……落ち着きました?」

涼月「……」 ドヨーン

秋月「……あの、大丈夫ですか?」

涼月「…………えぇ、はい、大丈夫、大丈夫です」 タイイクスワリー

秋月(ど、どうしよう……落ち着いたと思ったら落ち込んじゃってる……)

秋月「あの、申し訳ないんですが、一応確認しないといけない事がありまして……」

涼月「……ふふふ、どうぞ、何でも聞いてくださいよ……あたしは大丈夫なんで」 ドヨーン

秋月(ほ、本当に大丈夫なのかな……)

秋月「あ、はい……それでは、こちらの海域にはどうして?」

涼月「あー、それねー……くらーい海の底で寝てたはずなんですけどねー……」

涼月「……気が付いたらここに居たんですよ、マジで」

涼月「これ本当ですよー、あたしの胸に誓って……胸なんか無いけど」 フフフ

艦娘一同(うわぁ……)

秋月(や、やりにくい……)

大淀「とりあえず……確定で良いのではないでしょうか」

秋月「あっ、そうですね」

秋月「コホン、恐らくですが、あなたは生まれたばかりの、艦娘と呼ばれる存在です」

秋月「艦娘というのは……主に大戦期に存在した艦艇の魂が、人としての形を持ったもの……と言われています」

涼月「……そうですね、船だった記憶はあります……」

涼月(あー、これ結構危なかったかも……そうだよね、生まれたばっかのドロップ艦が艦娘が何か知ってたらまずいわ……)

涼月(自分が情けなさ過ぎて落ち込んじゃったけどむしろ良かった、セーフセーフ)

秋月「はい、それで私達は今も人と一緒に戦っているのですけど、義務の一つに生まれたばかりの艦娘の保護、というものがあるんです」

秋月「ですので、あなたにも母港まで一緒に来て頂きたいんです」

涼月「あ、はい、大丈夫です……このままここに居ても仕方ないし」

秋月「良かった……それではあなたを母港までお守りします」

秋月「改めまして、駆逐艦秋月です! よろしくお願いします」


涼月(はぁ……何とかなった、っぽい、よね? 理想的な展開、のはず)

涼月(なんだ、あたしだってやれば出来るんじゃん、いけるいける)

涼月(これならスパイだって割と何とかなるんじゃない? なーんて、ハハハ)


涼月「こ、こちらこそよろしく、です……あ、涼月、っていいます」

秋月「……えっ?」

艦娘一同「えっ」

涼月「えっ」

秋月「……涼月? 本当に、涼月、なの?」 ガシッ

涼月(えっ、えっ)

秋月「秋月はっ、秋月は秋月です! 一番艦の!」 ジワッ

涼月(えっ、何この展開)

那珂「……あれ? でもさっき正規空母って」

秋月「えっ?」

朝潮「あ……確かに、兵装は正規空母、ですね。弓に矢筒に飛行甲板……艦載機は無いようですが」

秋月「……あれ?」

秋月「……えっ?」

秋月「これって……一体、どういう……」

涼月「…………」


涼月(うぇぇぇぇ……もしかして、もしかしてこれ)

涼月(涼月って名前の艦、もう居たの!?)

涼月(どうしようこれ! そんな可能性全然考えてなかった……!)

涼月(えーと、えーっと……!)

涼月(……や、やっばい、何も思いつかない……)


大淀「……」

大淀「もしかしたら、ですけど」

大淀「駆逐艦である涼月さんと、正規空母……それが誰かまでは分かりませんが、二人が混ざってしまったのではないでしょうか?」

涼月「!?」

秋月「えぇっ!?」

朝潮「……そんな事が有り得るんですか?」

大淀「えぇ、事例は極めて少ないそうですけど、聞いた事があります」

大淀「すぐに思い出せる例ですと、確かトラック泊地だったと思います。那珂さんと阿賀野さん、両方の特徴を持つ艦娘が所属していると」

大淀「あ……その事例だと、記憶に混乱が確認されたとか……」

涼月(!)

秋月「っ! 涼月、もしかして……」

涼月「……そ、その……申し訳ないんですけど……秋月さん?の事も、良く……」

秋月「そんな……やっと会えたのに、こんな事って……」

大淀「……そう気を落とさないで下さい。幸い、記憶の混乱以外の異常は報告されていないはずです」

大淀「それに、例に出した……今は那珂野さんと呼ばれている方は時間の経過と共に記憶を取り戻したそうです」


那珂(えーっ! 那珂ちゃんそんな地味っぽい名前……もごもご)

春雨(な、那珂さんっ、今ちょっと真面目な空気ですから!)

秋月「ほ、本当ですかっ?」

大淀「はい、二人分の記憶で苦労されたそうですけど、今は阿賀野型の皆さんと一緒にアイドルデビューを目指しているという話です」

大淀「ですから、涼月さんが記憶を取り戻す可能性も十分にあるのではないでしょうか」

秋月「そうですか……良かった……」


涼月「……」

涼月(……た、助かった? あたし、救われた?)

涼月(あ、あっぶなかったー……さんきゅー那珂野さん。もし会う事があったら何でもします……マジで)


秋月「涼月っ」

涼月「あっ、ひゃいっ!」

秋月「突然船から艦娘になって、記憶も無くして、今涼月は大変かも知れないけど……」

秋月「でもっ、秋月が傍に居ます! 涼月が今の世界に馴染めるように、皆の事を思い出せるように頑張るから」

秋月「だから、きっと大丈夫!」 ギュッ

涼月(ぅあっ、手、急に……)

秋月「あっ、それに、記憶が戻らなくても涼月が秋月の妹なのに変わりは無いから」

秋月「だから、えっと、涼月は何も心配しなくて大丈夫です!」

涼月(……)

秋月「……ね?」

涼月「……うん……えっと、その」

涼月「よろしく、お願い……します」

秋月「っはい!」 ギュー

朝潮「すみません、秋月さん、少しよろしいでしょうか?」

秋月「あっ、はい、何でしょうか朝潮さん」

朝潮「戦闘が長引いたせいで既に日も落ち、翔鶴さんは戦闘に参加できません」

朝潮「涼月さんも記憶の混乱に加えて、武装されているように見えません」

秋月「えっ……あ、そういえば長10砲ちゃんも居ないし、機銃も……」

朝潮「はい、以上の点から現状は危険が大きいと考え、速やかな帰港を具申します」

秋月「そう、ですね。確かにその通りです」

秋月「すみません、朝潮さん。 本当は秋月が気が付かなければいけませんでした」

朝潮「いえ、そのような事は!」

朝潮「……私もネームシップですから、分かります」

秋月「……ありがとうございます」

涼月(?)


秋月「んんっ、それではこれより艦隊、母港へ帰還します!」

秋月「翔鶴さんと涼月を中心に輪形陣! 周辺警戒を厳にして下さい!」

『了解!』

涼月「うぇっ!? え、えっと、え? え?」

秋月「あ、涼月は大丈夫、皆の真ん中で翔鶴さんについていくだけでいいからね」

涼月「あ、はい……じゃなくて、了解?」

秋月「はい! ……翔鶴さん、お願いします」

翔鶴「はい、任されました」

翔鶴「翔鶴型航空母艦1番艦、翔鶴です。 涼月さん、よろしくお願いしますね」

涼月「は、はい、こちらこそ……」

# 母港へ向けて航行中……

涼月「……」

翔鶴「……」

涼月「…………」

翔鶴「…………」

涼月(……き、きまずい)

涼月(初対面の相手と二人きりって……いや、今のあたしに初対面じゃない相手なんて居ないけど……)

涼月(できたら離れたいのに……そんなん不自然だし……)

涼月(はやく……母港とやらにはやく、はやくぅ……)


翔鶴「……涼月さん?」

涼月「うっ……は、はい、なんですか?」

涼月(は、話しかけてきちゃった……)

翔鶴「顔色が悪いように見えたから……大丈夫?」

涼月「え、えぇ、大丈夫……大丈夫です……おかまいなく……」

翔鶴「そ、そう……」

涼月「……」

翔鶴「……」

涼月「……」

翔鶴「……涼月さん、正面のずっと向こう、見える?」

涼月「うっ、え?」

翔鶴「ほら、まっすぐ前、ほんの少しだけど」

涼月「……あ、小さな、明かり?」

翔鶴「えぇ、あそこに岬があって、小さな灯台が建っているの」

翔鶴「岬に隠れて見えないけど、あの灯台を回り込めばすぐに港につくわ」

涼月「あ、そう……なんですか」

涼月(……じゃあ、そんなに長くはかからないかな……よかった) ホッ


翔鶴(……やっぱり)

翔鶴(人見知りみたいね、お姉さんと違って)

翔鶴(こういう時は……当たり障りの無い事を話す方が良い、のかしら?)


翔鶴「私達の鎮守府はね、余り規模が大きくない……というより、とても小さい方だと思うわ」

涼月「え、あ、はい……」

翔鶴「この辺りの海は静かだから、艦娘の数も少ないの」

翔鶴「皆合わせて13人……あ、涼月さんが来てくれたから、14人になるのね」

翔鶴「良かった、ちょっと縁起の悪い数字なのが気になってたから」

涼月「縁起、ですか?」

翔鶴「えぇ、私そういうの気にする方なの」 フフッ

翔鶴「それでね、小規模で人も少ないから…………」

――――――

――――

――

――

――――

――――――

涼月(翔鶴さんの話聞いてたら、いつの間にか到着してた……)

涼月(頭にはあんまり入ってこなかったけど……気まずさは無かったし、まぁいっか……)

涼月「……」

涼月「……気、使ってくれたのかな」

那珂「何がー?」

涼月「うひゃあぁぁあい!」

那珂「わ、すっごい通る声! びっくりしたー」

那珂「うーん、シャウト系の歌とか合うかも? でもでも、アイドルソングだったら那珂ちゃん負けないからね!」

涼月「!? !?!!」

涼月(な、何この人!? 近い! 距離感すっごい近い!)

那珂「やっとお話できるね! 艦隊のアイドル那珂ちゃんだよ? よっろしくぅ!」

涼月「は、え、アイドル?」

那珂「そうそう、アイドル! 歌って踊れる軽巡洋艦、那珂ちゃんです!」 キラーン

那珂「この鎮守府はいいとこだけどー、お客さんが少ないのは不満だったんだよねー」

那珂「だからね! 涼月ちゃんが来てくれて、那珂ちゃんすっごく嬉しいよ!」

涼月「……あ、はぁ……」


遠くからの声(那珂さーん! 入渠の許可が出ましたよー!)


那珂「あっ、ドック空いたみたい」

那珂「那珂ちゃんこれからオフだから、また明日お話しよーね!」

涼月「あ、はい、また明日……」

那珂「また明日ー!」 タッタッタ

那珂「涼月ちゃんもー、すぐに那珂ちゃんのファンにさせてあげるからねっ!」 ピカーン

涼月「……」

涼月(……) ポカーン

春雨「あ、那珂さん、司令官が那珂さんは二番ドックを使うように、って言ってました」

那珂「はーい! 春雨ちゃんありがとー!」 タッタッタ


涼月(あ、さっき艦隊に居た子……う、こっち来た)


春雨「あの、涼月さん、お待たせしました」

春雨「これ、涼月さん用の補給燃料です、司令官が一応持っていくようにと」

涼月「あ、ありがとう、ございます……えっと」

春雨「あっ、失礼しました、白露型駆逐艦五番艦の春雨です、はい」

涼月「あ、うん、涼月です……」

春雨「はいっ、よろしくお願いします」

春雨「司令官から涼月さんを執務室に案内するようにと言われてきました、補給が終わったら向かいましょう」

涼月「あっ、は、はいっ! 了解です!」 グビー

春雨「あっ! そ、そんなに急がなくても! 私の補給もありますから!」

――――――

――――

――

# 執務室へ移動中


春雨「……あれが食堂に繋がる廊下で、隣が地下の物置に繋がる階段で」

涼月「う、うん」 キョロキョロオドオド

春雨「あ、折角だからと思っただけですから、今覚えきらなくても大丈夫ですよ?」

春雨「多分、明日になったら秋月さんがもっと詳しく教えてくれると思います」

涼月「あ、そ、そうなの?」

春雨「はい。 涼月さんを迎えに行くのも、私と代わりたがってたくらいですから」

春雨「報告がまだ残ってる、って司令官に止められちゃってましたけど」 クスッ

春雨「秋月さん、いつも涼月さんたちの事気にしてましたから、居てもたっても居られないんだと思います」

春雨「あんなに嬉しそうな秋月さん、凄く久しぶりでした」

涼月「……」

春雨「あ、勿論私も嬉しいです、初めての後輩さんですから」

春雨「ここは増員って殆ど無いみたいで、ずっと末っ子だったんです」

春雨「だから新しい仲間が増えるのを楽しみにしてて……きっと、秋月さんの次に嬉しいのが私ですよ」

涼月「……」

春雨「……涼月さん?」

涼月「あっ、えっと……」

春雨「……大丈夫です、涼月さんもすぐに皆と仲良くなれます」

春雨「ここの人たち、皆良い人ばっかりですから! 私が保証します」

涼月「……」

涼月「……うん、ありがとう」

涼月(……)

――――――

――――

――

# 執務室


コンコン


春雨「春雨です! 涼月さんをお連れしました!」

提督「うむ、入ってくれ」

春雨「はい! 春雨、入室します!」

春雨「涼月さん、いきましょう」

涼月「は、はい」


提督「……」

涼月(……う、うわ、厳つい……!)

提督「……君が涼月だな?」

涼月「は、ひゃい! せ、正規空母、涼月、です!」

提督「……ふむ、正規空母……ふむ」

提督「……報告は聞いている、名は涼月だが、体は正規空母だと」

提督「確かに、兵装は間違いなく…………うむ、正規空母のそれのようだ」

提督「……一航戦よりは二航戦の物に近いか?」

涼月「そ、その辺りは、あたしにもよく……」

提督「あぁ、それも聞いている」

提督「融合を起こした艦娘には今の所例外無く記憶の混乱が見られるという話だ」

提督「苦労するとは思うが……すまない、時間経過による自然回復以外に手立ては見つかっていない」

涼月「あ、いえ、大丈夫です……」

提督「……ふむ」

提督「さて、本来ならここで、今後どうするか、という話になる所だが……」

提督「記憶が混乱している状態ではそれも決められまい」

提督「しばらくの間ここで暮らし、まずは人の体に慣れ、ある程度落ち着いてから、としたいが、君はそれで良いか?」

涼月「あ、はい……そうして貰えると、助かり、ます」

提督「よし、それではまずは寝る所だが、残念ながら今日すぐに使える部屋は空いていない」

提督「指しあたっては他の艦娘の部屋に一晩間借りして貰うしかないが……」


壁際の秋月「……!」 ソワソワ


提督「……」

提督「……そうだな、同じく正規空母である翔鶴の」

秋月「!?」

提督「……いや、年功序列で春雨の」

秋月「!!??」

提督「……いやいや、やはりここは無難に姉妹艦である」

秋月「!!! はいっ!!!」 ガタタッ

秋月「あっ……」

提督「……くく」 ニヤリ

提督「姉妹艦である、秋月の部屋でどうだろうか?」

涼月「あ、はい……それ、でいいです」

秋月「うぅ……提督……」

提督「くく、悪い悪い」 ニヤニヤ

涼月「……」

――――――

――――

――

――

――――

――――――

# 数時間後 秋月の私室


秋月「すぅ……すぅ……」

涼月(……)

涼月(……やっと寝た……)

涼月(……)

涼月(適当につけた名前でこんな事になるなんて……)

涼月(ついてない、なぁ……はぁ……)

涼月(……でも、潜入にはプラスになる、のかな)

涼月(……)


   翔鶴「皆合わせて13人……あ、涼月さんが来てくれたから、14人になるのね」

   翔鶴「良かった、ちょっと縁起の悪い数字なのが気になってたから」


涼月(……)


   那珂「だからね! 涼月ちゃんが来てくれて、那珂ちゃんすっごく嬉しいよ!」


涼月(……)


   春雨「……大丈夫です、涼月さんもすぐに皆と仲良くなれます」

   春雨「ここの人たち、皆良い人ばっかりですから! 私が保証します」


涼月(……)



   秋月「でもっ、秋月が傍に居ます! 涼月が今の世界に馴染めるように、皆の事を思い出せるように頑張るから」

   秋月「だから、きっと大丈夫!」


涼月(……)

涼月(……あー)

涼月(……死ねばいいのに、あたし……)



―― 1日目 終了

# 安価スレの癖に一日目終了まで安価の出ないスレがあるらしい

# 追加イベントが発生しました
# 深夜、資料室にて

提督(………………)

提督(…………駆逐艦、涼月)

提督(………………)

提督(………………!)

提督(……やはり、か)



直下コンマ判定 : 提督の??の決定

01-33 ボーナス
34-66 特に無し
67-99 ペナルティ
ゾロ目 ボーナス

提督(駆逐艦、涼月……魚雷で一度艦首を喪失した後……)

提督(新造された艦首は形状が変更され……)




提督( 直 線 的 な物になった、か)




提督(なんて惨い事を……!) ホロリ



提督の【性癖】の決定 : 結果コンマ 86

提督は巨乳好きだったようです……。(友好度ペナルティが発生します)

――

――――

――――――

涼月(どこかですっごい失礼な事考えられてる気がする……) ペターン

# オープニングが終了しました。
# オープニング参加者に【友好度】が固定値加算されます。

翔鶴 / 那珂 / 大淀 / 朝潮 / 春雨 : 【友好度】+2

秋月 : 【友好度】+2 / 追加ボーナス【友好度】+2(【実在艦名】)

提督 : 【友好度】+1

鎮守府生活 2日目

涼月(……目が覚めたら昼だった)

涼月(秋月さんいわく、どれだけ声をかけても寝返り一つしなかったとか)

涼月(……我ながら情けない……うぅ) ドンヨリ


涼月(……本当なら朝に他の艦娘に紹介する予定だったらしいけど)

涼月(それも寝坊してる間に出撃した人が居るから、夜に変更……)


涼月(……)

涼月(……とりあえず、ここに居てもどうしようもないし、部屋を出て何かしよう) ムクリ


# 性格値による制限が発生しました。
# 一部特殊ルールが適用されます。

■アビリティ【ぐうたら】によるペナルティ
 安価によって真面目な行為が指定された場合【性格値などを用いたコンマ判定】が発生します。
 この判定に失敗した場合、指定行為は【結果的に偶然そうなった】もしくは【誰かに強制された】ものとして扱われ、獲得できる【信用度/友好度】に影響を与えます。
 どちらになるかは安価内容によって>>1が決定し、後者の場合、誰に強制されたかは【追加の安価】によって決定されます。

 このペナルティは鎮守府内の環境によって内容が変更される可能性があります。

■アビリティ【人見知り】によるペナルティ
 安価によって関係が【友人】未満の相手との接触が指定された場合【性格値などを用いたコンマ判定】が発生します。
 この判定に失敗した場合、指定行為は【相手側からアクションを起こした】もしくは【誰かに強制された】ものとして扱われ、獲得できる【信用度/友好度】に影響を与えます。
 どちらになるかは安価内容によって>>1が決定し、後者の場合、誰に強制されたかは【追加の安価】によって決定されます。

 このペナルティは鎮守府内の環境によって内容が変更される可能性があります。

■アビリティ【ぐうたら】【人見知り】の両立によるコマンド開放
 涼月側からアクションを起こす事が難しいため、【他者の行動を指定】し、涼月への接触を行わせる事が出来ます。
 【信用度/友好度】にデメリットはありませんが、内容によっては稀に【行動を指定された艦娘がアビリティを獲得】する可能性があります。
 アビリティを獲得した艦娘は以降の様々なフェイズにおいてそれに則した行動を取るようになります。


# 安価は次レスで出します。

涼月の行動、または、他艦娘による涼月に対する行動を指定して下さい。
指定できる内容以外の書き込みがあった場合は、下にズレます。

※現在登場させられる新規艦娘は1名のみとなります


>>↓2

安価指定内容 : 秋月と食事

※人見知りペナルティ発生


直下コンマ判定

基礎目標値    :79(100 - 性格値【積極性】)
友好度ボーナス  :-4
アビリティボーナス:-10(実在艦名)

最終目標値    :65

# 判定に成功しました、涼月側から誘いをかけます

連取ですが、コンマ判定については特に制限しません
通常安価に関しては連取の場合下にズレる、という事にしておきます
指摘ありがとうございます

涼月(とりあえず、なにをしようかな……) クゥ

涼月(……)

涼月(……これが、空腹かぁ……)グゥウ

涼月(……)

涼月(……食堂、どこだっけ……)


――

――

――


秋月「あっ、涼月!」

涼月「う、秋月、さん」

涼月(ひ、人に会っちゃった……けど、秋月さんならまだ……)

秋月「良かった、すぐ見つかって」

秋月「部屋で待ってて、って言ったのに……」

涼月「あれ、そう、でしたっけ……」

涼月(そういえば、そんな事言われたような……寝ぼけてたからなぁ……)

秋月「もう……涼月はまだここの事、良くわかってないのに」

秋月「ここは余り大きい建物じゃないけど、一人だと変な所に入っちゃうかも知れないでしょう?」

涼月「ぅ……はい、ごめんなさい」

秋月「あっ、そんなに落ち込むようなことじゃ……」

秋月「秋月も、すぐに案内してあげられなかったし……ね?」

涼月「……ん、はい」

秋月「うん! それで、涼月はどこに行きたかったの?」

涼月「……えっと……食事、です」

秋月「あ、そっか、そうですよね。何をするにもまずは食べないと」

秋月「じゃあ食堂に行きましょう! うちは小規模で間宮さんは居ないから……」


――

――

――


秋月「……という訳で、朝晩は持ち回りで作ってるけど、それ以外で食べたい時は自分で用意するのがここの決まりなの」

涼月「は、はい……」

秋月「……」

秋月「……え、っと、ごめんね、簡単なので……」


握り飯 & 沢庵


涼月「あ、いえ、そんな事は全然……食べれるだけで、凄くありがたいというか……」

秋月「そう……? 良かった、それじゃあ、召し上がれ?」ニッコリ

涼月「……」

秋月「?」ニコニコ

涼月「い、いただきます……」

秋月「はい!」ニコニコ

涼月「……」モグ…モグ…

秋月「……」ニコニコ

涼月(……視線が……すごく……た、食べにくい)

涼月「……あ、あの」

秋月「? どうしたの?」

涼月「あ、いえ、秋月さんは食べないのかな、って」

秋月「でも、これは涼月の分だから。秋月はちゃんと朝食べたから、気にしないで?」

涼月「あ、そう、ですか……」

涼月「……」

涼月「……?」

涼月「……その、朝、食べたって」

秋月「うん、お休みの日はお昼食べてないの、なんだか勿体無い気がして」

涼月「……えっ?」

涼月(……た、食べにくさが更に……何とか、秋月さんにも)

涼月(……)

涼月「あの、一人で食べるのは……ちょっと、寂しいかな、って」

秋月「……あっ」

秋月「そっか……そうだよね」

秋月「うん、じゃあ秋月も1個だけ……いただきます」

涼月「あ、はい」ホッ

秋月「……」モグモグ


涼月(……これなら、なんとか)モグモグ

涼月(……それにしても)

涼月(初めて体験する事だけど、多分これが)

涼月「……おいしい」

秋月「! ……うん、良かった」

秋月「あっ、沢庵も上手く出来た自信作だから、食べてみて!」

涼月「えっ、え」

秋月「はい、どうぞ」

秋月「どう?」ニコニコ

涼月「あ、はい、おいしい……です」ポリポリ

涼月(……うぅ、やっぱり、食べにくい……)

秋月「♪」

直下コンマ判定 : 友好度の上昇

フェイズ参加艦娘の涼月に対する友好度が上昇します。

コンマの一の位を参照

1-3 数値と同じだけ上昇
4-6 数値の-3だけ上昇
7-9 数値の-6だけ上昇
0&ゾロ 4上昇

# 秋月の【友好度】が上昇しました

コンマ結果 :0(+4)

友好度 = 4+4+2(艦名ボーナス)= 10



# 秋月の【友好度】が10に達したため、関係が【知人】に発展しました。
# これに伴い【涼月→秋月】の友好度判定が行われます。



直下コンマ判定 : 涼月→秋月の友好度

目標値 : 92(性格値【ちょろさ】)

コンマ結果 :00(100として扱う)

涼月は情に絆されなかったようです。

00は100扱い?

目標値よりも上が良いの下が良いの?
目標値より上なのに好感度上がらんのか?

今気付いたけど、これ俺だけエクセルで把握できてても意味ない……
ちょっと友好度表作ってきます

>>160
書き忘れてました
涼月→艦娘の友好度判定では00は100、ゾロは絶対成功になります

>>161
深海勢力の立場から見ると、涼月側の友好度が上がるのは失敗なので、この判定に成功すると友好度は据え置きです

発展毎にしか涼月→○○への友好度判定やらないの?
それとも知人まで上がったから今後の秋月とのコミュでは毎回友好度判定やるの?

あ、この後は時限イベント【顔合わせ】を発生させて、日付変更処理して終わります(明日休みなので明日に回す怠け者の鑑)

顔合わせイベントでは安価取りませんので解散してもらって大丈夫です

以降、行動安価で初登場の艦娘は【顔合わせイベントで挨拶と自己紹介を終わらせた】という扱いになります

ある程度の期間が経過しても鎮守府の人数が埋まらない場合は、その時に臨時安価して決定します

何人まで鎮守府のメンバー増やすの?

>>165
【一定値毎】になります

>>168
初期では涼月&提督を除いて13名です
追加は【特殊イベント発生】をお待ち下さい

# 時限イベント発生 【2日目】【顔合わせ】


提督「という訳で、これからしばらくの間、この鎮守府で彼女……正規空母 涼月を預かる事となった」

提督「これは君達の方が理解は深い事だが、涼月は艦娘として生まれたてだ」

提督「人の体で生きるための最低限の知識は生まれ持っていても、それだけでは足りない事も多いだろう」

提督「涼月が今後不自由なく暮らしていけるよう、皆の協力を頼みたい」

提督「……私からは以上だ」


涼月(……秋月さんとお昼を食べた後、鎮守府内を一通り案内してもらって……)

涼月(夜になって、翔鶴さんが作ってくれたおいしいご飯を食べた後……)

涼月(…………みんなが集まって…………顔合わせ、ってなったんだけど…………)


艦娘一同「……」ジー


涼月(……できる事なら逃げたかった……!)ドンヨリ

涼月(折角おいしい晩御飯だったのに、全部出ちゃいそう……)ゲッソリ


提督「では、涼月」

涼月「は、はいっ」

提督「簡単にで構わん。皆に挨拶と自己紹介を」

涼月(で、ですよねぇ……そうなりますよねぇ……)

艦娘一同「……」ジー

涼月(うわぁ……すっごい見られてる、し……何か一人……)

秋月(頑張って、涼月……!)ハラハラキラキラ

涼月(……すっごい強張ってるのに目だけ輝いてるしぃ……!)

涼月(うぅ、やるしかない……頑張れ、頑張れあたし……)


涼月「え、えー、と……」

涼月「正規空母の、涼月、です。 これから、お世話になり、ます」

涼月「えっと……あの、色々迷惑をかけてしまうかも、ですけど……よろしく、お願いします」

涼月「……」

パチパチパチパチ

涼月(……な、なんとか言えた……乗り切った、よく頑張ったよあたし……!)


提督「うむ……では今日はこれより、特別に自由時間とする」

提督「新しい仲間と交友を深めると良い……明日出撃予定のある者は、程々にしておくようにな」


涼月(…………)

涼月(……あー……うん、そっか、普通に考えたらそうですよねぇ……)

涼月(気を抜くのが早すぎた……うぅ……)



# 鎮守府内の全艦娘の【信用度/友好度】が固定値加算されます

全艦娘 : 【信用度/友好度】+1

――

――――

――――――


# 秋月の私室


秋月「涼月、お疲れ様」

涼月「……えぇ、はい、どうも……」グッタリ

秋月「もう少しだけお話したかったけど……今日はもう休む?」

涼月「……はい、それはもう、ぜひ。出来る事なら今日だけじゃなく永遠に休みでもいいっすよ……へへへ」

秋月(あ、これ最初の時の座り込みと同じアレになっちゃってる……)ヒキツリ

秋月「じゃ、じゃあ寝巻に着替えましょう。秋月は布団敷いておくから……」

涼月「いえいえ、あたしなんかが寝たら布団が可哀相ですよ……」

涼月「……あたしはこの隅っこで丸くなってますんで」スススス

秋月「え、そんな、なんでそこまで……!」

秋月「涼月? 涼月ー?」

秋月「……」

秋月「……寝ちゃってる……」




―― 2日目が終了しました

■所属一覧

◆艦名(信用度 / 友好度) 【涼月との関係レベル】 【涼月からの友好レベル】
 アビリティ:特殊イベントや行動安価によって取得した物があれば表示される

◆提督(0 / 1) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆秋月(1 / 11) 【知人】 【顔見知り】

◆翔鶴(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆朝潮(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆那珂(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆大淀(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆春雨(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆未登場艦娘(1 / 1) 【顔見知り】 【顔見知り】



おやすみなさい

# おはようございました
# 次回時限イベント【料理体験】用に参加艦娘安価【3名】を出します

# 現在所属艦娘は>>177を参照して下さい
# 一覧にいない艦娘が指定された場合は【所属枠を消費】して【顔合わせイベントで初対面を済ませた】ものとして扱われます

# 残り所属枠:7


連取は下にズレます

↓1-3

# まいどどうもです

# 【赤城】【利根】【加古】が艦隊に所属している事になりました
# 【残り所属枠】が【4】になりました

# ドーモ、ナナシ=サン、キモヲタテイトクです

# 時限イベントが発生しました 【3日目】 【料理体験】


――――――

――――

――


# 食堂にて


利根「ではこれより、恒例の料理教室を開始するぞ!」

加古「ぃよっ!料理長!」

赤城「最近の新人さんは料理上手が続いていますからね、今回も期待がもてます」


涼月(……ねむい)

涼月(朝……じゃないや、お昼前に急に利根さんに叩き起こされたと思ったらこの展開て……)

涼月(もう何が何やら……)


涼月「えっと……あの、これは一体……」

利根「うむ! よくぞ聞いたな!」

利根「これはな、新人が入ると毎回行う、我輩の料理教室である!」

利根「ふふん、我輩の事は料理長と呼んでも良いぞ?」

涼月「あ、はい……」

赤城「生きる事、それは食べ物を体に入れていくという事です」

赤城「日々がどれ程辛くとも人は生きていく事はできます、けれど食事無しには誰も生きる事はできません」

赤城「つまり……食事とは生の基礎にして究極なのです」

涼月(……えぇ、と……そうかなぁ)

加古「まー、そんな難しく考えなくてもさ、どうせ食べるなら美味しいのがいいじゃん?」

加古「涼月がこれからどうするにしたって料理は覚えといて損はないよ」

加古「料理長に任せとけばすぐに覚えられるからさぁ、気楽にやんなって」

利根「うむ! 大船に乗ったつもりで任せておれ!」

涼月「はぁ……」

涼月(と、とりあえず理解はできた、かな……)

利根「では早速厨房に入ろうか!」

赤城「はい! 利根さん、期待しています」スワリー

加古「くぅー、毎度楽しみにしてんだよなぁこれ。 出撃なくてラッキィー」スワリー

利根「……おぬしらはまたそれか?」

赤城「厨房と名はついていますが狭いですから……4人も居ては邪魔にしかなりませんし」

赤城「それに鎮守府一の料理上手、料理長の利根さんが指導するのです、他に手が必要でしょうか?」

加古「そーそー、赤城姉さんの言うとおり!」

利根「おぬしらはそればかりじゃな! いつもいつもその手のおだてが通用すると思うでないぞ?」

利根「全く、全くもう………………今回までじゃぞ?」


赤城(頬の赤さが消せていませんよ、利根さん)クスリ

加古(これも恒例行事だよなー)ニヤニヤ

涼月(あ、この人ちょろそう……)ポケー


利根「では行くぞ涼月! 我輩がおぬしの才能を存分に引き出してやろう!」

涼月「は、はぃ……お、おねがいします」

涼月(あー、すっごいテンション上がっちゃってる……こわい)

利根「さて、気合を入れたところじゃが、涼月は料理は始めてじゃろ?」

利根「まずは簡単な所からが良いじゃろうな」

利根「……うむ、今日は簡単な卵料理と汁物、あとはお浸し程度にしておこうか!」




直下コンマ判定 : 料理の才能

01-10 絶望的、一般的な味覚の持ち主なら完食は難しい
11-30 苦手、食べられない程ではないが出来れば口にしたくない
31-70 普通、可も無く不可も無く
71-90 得意、一般的な美味しい家庭料理レベル
91-00 天才的、食べた艦娘にキラキラが付くレベル
ゾロ  ????????

利根「という訳で料理が完成したぞ!」

涼月「で、できましたー……」

赤城「お疲れ様です、利根さん、涼月さん」

赤城「……加古さん、料理が出来ましたよ」ユサユサ

加古「Zzz……はっ! あぁ~寝てたぁ……」

赤城「食事を前に居眠りとは感心しませんね、敬意が足りていませんよ」

加古「ごめん、ごめんってー、昨日遅かったからさぁー……」

利根「これこれ、涼月の初めての料理を前に細かい事はどうでもよかろ」

利根「我輩の見た所涼月は中々筋が良い、冷めてしまうと勿体無いぞ?」

赤城「ん……そうですね、失礼しました。その辺りの事は後にして頂きましょう」

赤城「見た目は素晴らしい物ですし……初めてとは思えませんね」

涼月「い、いぇ、決してそんな事は……期待されても……」

加古「いやいや、ちゃんと美味そうだよー、心配すんなってぇ!」

加古「じゃあ早速いっただきまーす!」


一同(モグモグ)


赤城(……上々ね、卵の焼き加減は完璧、味付けは若干砂糖が強いような気もしますが誤差の範囲)

赤城(味噌汁は……合格点。初心者につきものの出汁のえぐみが殆どありません)

赤城(お浸しも丁寧に水が切られています、一番油断しがちな所をきっちり締めるのはそれだけで加点対象ですね)

赤城(総評は……82点)

赤城(利根さん監督の下でこれならば、涼月さんの実力は……62点、という所でしょうか)

赤城(普通の範囲は出ませんが必要十分ですね。普通で良いんです、普通で)

赤城(これなら、今後涼月さんが厨房に立つ事があっても大きな心配はいらないでしょう)

一同(モグモグ)

涼月「……ど、どう、でしょうか?」


加古「うまいっ!」

涼月「……!」

加古「っかぁー、目が冴えてきたぁ! 初めてとは思えないよコレ!」

加古「なぁ、赤城姉さんもそう思うだろ?」

赤城「モグモグ……えぇ、素晴らしいものだと思います」

赤城「料理上手の方が増える……こんなに喜ばしい事はありません」

涼月「あ……よかった、です」ホッ


利根「ふふん、だから言ったじゃろ涼月! 我輩がついておれば何も心配いらんとな!」

利根「ほれ! おぬしも見てばかりいないで自分でも食べてみると良い!」

涼月「は、はい」

涼月(モグモグ)

涼月(……うん、おいしい)

涼月(……)

涼月(料理、ちょっと頑張ってみようかな……)


赤城「ところで涼月さん、お味噌汁のお代わりはありますか?」

加古「あー、あたしもあたしも! お浸し余ってたらあたしが処理するよぉ!」

利根「おぬしらは……毎度毎度食べすぎじゃ! 一人前あれば十分じゃろうが!」


涼月(……食べてもらうのも、ちょっと、うん、良いなぁ、これ)




# 涼月は料理の仕方を覚えました

# 利根にフレーバーアビリティ【料理長】が生えました
# 以降料理上手として扱われます、このアビリティは判定に影響を与えません
# 私が書きやすかったので利根に生えましたが、誰に生えるかも安価かコンマにすれば良かったですね、すみません



コンマ判定 : 信用度/友好度の上昇

フェイズ参加艦娘の涼月に対する【信用度/友好度】が上昇します。

【信用度】はコンマの十の位、【友好度】はコンマの一の位を参照
1-3 数値と同じだけ上昇
4-6 数値の-3だけ上昇
7-9 数値の-6だけ上昇
0&ゾロ 4上昇


↓1 赤城
↓2 利根
↓3 加古

# 利根コンマで00出ててちょろさに草
# 友好度表が更新されました

■所属一覧

◆艦名(信用度 / 友好度) 【涼月との関係レベル】 【涼月からの友好レベル】
 アビリティ:特殊イベントや行動安価によって取得した物があれば表示される

◆提督(0 / 1) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆秋月(1 / 11) 【知人】 【顔見知り】

◆翔鶴(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆朝潮(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆那珂(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆大淀(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆春雨(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆赤城(5 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆利根(5 / 5) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【料理長】

◆加古(2 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆未登場艦娘(1 / 1) 【顔見知り】 【顔見知り】  【残り枠:4】



# 秋月の部屋


涼月(……)

   利根「我輩の見た所涼月は中々筋が良い、冷めてしまうと勿体無いぞ?」

   加古「っかぁー、目が冴えてきたぁ! 初めてとは思えないよコレ!」

   赤城「料理上手の方が増える……こんなに喜ばしい事はありません」

涼月(……)

涼月(…………うん)ニヤニヤ



交流フェイズ 3日目

指定できる内容
【涼月の行動】 【他艦娘による涼月に対する行動】 【諜報フェイズ宣言】

指定できる内容以外の書き込みがあった場合は、下にズレます。

※未登場艦娘が指定された場合【顔合わせイベントで初対面を済ませた】として扱われます


>>↓2

安価指定内容 : 五月雨のドジの洗礼を受ける

# 艦娘側からの行動のため、判定は発生しません

# 追加安価が発生しました
# 五月雨のドジアタックを一緒に受ける【被害者】を1名追加できます(追加しない事もできます)


↓1

新しく出てきた三艦は他の艦よりも信用度の数値が高いけど何故?

>>222
【信用度】は【艦隊としての活動】に共に参加すると上昇します
今回の【艦隊恒例料理教室】はこれに分類されるため、【信用度上昇判定】が行われました

逆に【友好度】は【個人間の交流】で主に上昇します

例を出すと【演習】などを行うと、これは【艦隊としての活動】に当たるので【信用度】が上昇します
しかし演習中に個人間の友好を深めるのは難しいため【友好度上昇判定】は発生しません
ただし安価内容で【演習で翔鶴と一緒に赤城にしごかれる】などとなった場合は、【翔鶴との間にのみ】【友好度上昇判定】が発生する場合があります



# 大井さんがドジの被害を受けるようです

――――――

――――

――


# 食堂前にて


五月雨「わかりますっ!」

涼月「うぇっ!? う、うんっ?」

五月雨「すっっっごくわかります!」

五月雨「私もこの間、提督にクッキーを差し上げたら、とっても喜んでくれて」

五月雨「普段あんまり間食されない方なんですけど、他の皆さんの分まで独り占めしちゃうぐらいで!」

五月雨「それで、いっぱい褒めてもらえたんです……!」


涼月(……廊下を歩きながらつい頬が緩むのを抑えられなくて)

涼月(そこを、五月雨さんに見つかって「何か良い事あったんですか?」からの……)


五月雨「だから涼月さんの気持ち分かります、嬉しいですよね!」

五月雨「誰かに美味しいって言ってもらうのって!」


涼月(このハイテンションです……こわい……)


五月雨「あっ、もしかして……」

五月雨「ここに居たのって、ご飯作りにきたんですか?」

涼月「えっ」

五月雨「あ、あれ、違いました? てっきり秋月さんのために何か作りに来たのかなって……」

涼月(あっ、あぁ、そういう……落ち着かなくてフラフラしてただけだったけど……)

涼月(話を合わせておく方が、楽で良い、かな……)

涼月「あ、と、そのつもり、だったんだけど……」

涼月「よく考えたら……材料が、その」

五月雨「あっ……そっか、涼月さんまだ買い物行けてないですもんね」

涼月「う、うん、秋月さんの分、使っていいって言われてる、けど……悪いし」

涼月(うん……材料ないから仕方ない、からこのまま帰る、ってことで……)

五月雨「そうでしたか……あっ、じゃあ私と一緒にクッキー作りませんか?」

涼月「えっ」

五月雨「この間は提督には喜んで貰えたんですけど、皆さんに食べて貰えなかったから残念で」

五月雨「近い内にまた作ろう、って思ってたんです! それ今日にしちゃいましょう!」

涼月「えっ、いやそんな! それこそ悪いし!」

五月雨「大丈夫です! 二人で一つって事にすれば材料も同じですから!」


ギュッ


涼月「!?」

涼月(ひぃ!? て、手を急につかまないでっ……!)

五月雨「燃えてきちゃいました! 善は急げ、です! 早速行きましょう!」

涼月「うひゃぁっ!」


ゴンッ!


五月雨「ぷぇっ!?」

涼月「!?」

涼月(うわっ、扉開けないで顔から突っ込んだ……って転ぶ!)

涼月「あっ、あぶ、あぶなっ……!」

五月雨「きゃぁっ!?」


ステーン

五月雨「いたたたぁ……」

涼月「い、っつぅ……」

五月雨「私ったらまた……ご、ごめんなさい涼月さん! 巻き込んじゃって!」

五月雨「どこか怪我してませんか!? 大丈夫ですか!?」

涼月「ひぇっ! や、あ、あたしは大丈夫、大丈夫だから!」

涼月(近い!近い近い近い!こわい!)

五月雨「あっ……血が出てます! ここ!」

涼月「え、あ……」

涼月(ほんとだ、手首、どこかにぶつけたのかな)

五月雨「ごめんなさい! 本当にごめんなさい!」

五月雨「私、すぐに救急箱持ってきますから!」ダッ

涼月「えっ、や、このくら、い……速い、行っちゃった」

涼月(……)

涼月(……これがあたしの血かぁ)

涼月(ちゃんと赤いんだ……深海棲艦と違って……意外、でもないか、そういう風に作られてるんだし)


大井「災難だったわね、あなたも」

涼月「うひっ!」

大井「あら、驚かせちゃったかしら?」

涼月「え、い、いえ、平気です……大井さん」

大井「そう? ならそういう事にしておくわ」

大井「涼月さん、手、見せてみて?」

涼月「えっ、あ、はい」

大井「……うん、傷は大した事ないわね。 ここ、こうするとどう? 痛い?」

涼月「い、いえ、痛くは……」

大井「変に捻ったりもしてないみたいね、絆創膏を貼っておくだけで大丈夫」

大井「良かったわね、これならすぐに治るわ」

涼月「あ、はい……ありがとうございます」

大井「五月雨ちゃんも悪い子じゃないのよ? ちょっと落ち着きが無いだけで……ごめんなさいね」

涼月「あ、いぇ……そんな」


大井「……うーん」

涼月「……?」

大井「涼月さん、他人が苦手?」

涼月「!?」

大井「無理に答えなくてもいいわ、それで、そんな自分がちょっと嫌、かしら?」

涼月「あ、の……」

大井「あ、責める気は全然無いから、気にしないで? ……昨日からちょっと気になってたの」

涼月「……」

大井「……こういう風に踏み込まれるのも嫌、でしょう? 分かるわ」

大井「そういう子を何人も見てきたからかな、どうしても放っておけない性質で……ごめんなさい」

涼月「……いえ、ごめんなさい」


大井「ねぇ、涼月さん。 もしあなたが嫌じゃなかったら、私とちょっと練習してみない?」

涼月「……え?」

大井「人とお話する練習。 練習だから幾ら失敗しても良いわ、誰もあなたを責めないし、笑わない」

大井「もしそんな奴がいたら私が酸素魚雷ぶち込んであげるから」

涼月「……」

大井「どうかしら?」

涼月「…………」

涼月「……あ、の」

大井「うん、今は無理に言葉にしなくていいの、練習だもの、ね?」

涼月「……はい」

大井「じゃあ、ちょっとだけやってみましょうか」

大井「最初はね、無理に会話をしようなんて思わなくていいわ、言葉を交わすという事からね」

大井「何かゲーム……そうね、しりとり、やってみましょ?」

大井「私からね、しりとりの「り」から始めて……」


遠くからの声「涼月さーん! お待たせしましたー!!」


大井「あっ、五月雨ちゃん……そうよね、そんなに時間かかるわけなかったわ」

大井「ごめんなさい、涼月さん。 練習はまた今度になっちゃいそう」

涼月「あ、いえ……大丈夫、です」

大井「いつでも来てくれていいし、後でやっぱり嫌だと思ったら、無理してまで来なくてもいいわ」

大井「ゆっくり気長にやっていきましょ?」

涼月「はぃ……あの」

大井「うん?」

涼月「……ありがとう、ございます」

大井「……ふふ、どういたしまして」




五月雨「はぁ、はぁ、お待たせしてごめんなさい! 救急箱持って来ました!」

大井「お帰りなさい、五月雨ちゃ……」

大井「って、そんなに慌てて走ったら……!!」


ツルッ


五月雨「あっ」

涼月「あっ」

大井「あっ」


涼月(あぁ……救急箱が綺麗な放物線を描いて……)

大井(あっ、蓋あいてる……)

涼月(……中身が……ドバッて……!)

大井(直撃コース……だめ、間に合わなっ……!)









五月雨「……ごっ」

五月雨「ごめんなさぁあああぁあい!!!」

# 大井さんは北上様が絡まなければ優しいお姉さんです派


# 五月雨が特殊アビリティ取得条件を達成しました
# 取得条件【初期駆逐艦5名の内、最初に登場する】

# 五月雨がアビリティ【初期艦】を取得します
# 以降五月雨は【提督との付き合いが最も長い】艦として扱われます


# 大井が特殊アビリティ取得条件を達成しました
# 取得条件【涼月が対人関係に関するマイナスアビリティを抱えている】【練習艦としての経歴を持つ艦が涼月を気遣う行動を行う】

# 大井がアビリティ【練習艦】を取得します
# 以降大井との交流において自身からの行動に関するペナルティが無効化されます
# また、大井との交流を行う度に【人見知り克服判定】が追加発生します
# この判定は徐々に難易度が低下していきます

# 設定したは良いけど出ると思ってませんでしたっていう……




コンマ判定 : 友好度の上昇

フェイズ参加艦娘の涼月に対する【友好度】が上昇します。

コンマの一の位を参照

1-3 数値と同じだけ上昇
4-6 数値の-3だけ上昇
7-9 数値の-6だけ上昇
0&ゾロ 4上昇

↓1 五月雨
↓2 大井

――

――――

――――――


# 秋月の私室


秋月「そっか、今日はそんな事があったんだ」

涼月「う、うん……それで」

秋月「うん、とっても美味しいよ、このクッキー」

涼月「……」

涼月「な、なら、良かった……うん」

秋月「秋月も、良かった」

涼月「……?」

秋月「涼月が、ここのみんなと仲良くやっていけそうで」

秋月「……うん、本当に美味しい」

涼月「……」



―― 3日目が終了しました





■所属一覧

◆艦名(信用度 / 友好度) 【涼月との関係レベル】 【涼月からの友好レベル】
 アビリティ:特殊イベントや行動安価によって取得した物があれば表示される

◆提督(0 / 1) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆秋月(1 / 11) 【知人】 【顔見知り】

◆翔鶴(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆朝潮(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆那珂(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆大淀(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆春雨(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆赤城(5 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆利根(5 / 5) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【料理長 / 料理上手として扱われる】

◆加古(2 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆五月雨(1 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【初期艦 / 提督の事を一番良く知っている】

◆大井(1 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【練習艦 / 涼月の対人能力改善を行える】

◆未登場艦娘(1 / 1) 【顔見知り】 【顔見知り】  【残り枠:2】

ん?大井っちはゾロ扱いじゃないの?

交流フェイズ 4日目


秋月「涼月、涼月! ほら、起きて!」

涼月「ん……むぅ」

秋月「もう……涼月がこんなに朝の弱い子だったなんて」

秋月「お姉ちゃんなんだから、秋月がしっかりしないと……」

秋月「……」スゥー

秋月「涼月!! 起きなさーい!!!」

涼月「!? !!??」




指定できる内容
【涼月の行動】 【他艦娘による涼月に対する行動】 【諜報フェイズ宣言】

指定できる内容以外の書き込みがあった場合は、下にズレます。

※未登場艦娘が指定された場合【顔合わせイベントで初対面を済ませた】として扱われます


>>↓2


安価だけ出して夕飯仕込んできます、めんご
あと質問とかあったらネタバレにならない範囲で答える派だから気軽にどうぞ

>>235
見落としてました、指摘ありがとうございます
修正して置いときます


■所属一覧

◆艦名(信用度 / 友好度) 【涼月との関係レベル】 【涼月からの友好レベル】
 アビリティ:特殊イベントや行動安価によって取得した物があれば表示される

◆提督(0 / 1) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆秋月(1 / 11) 【知人】 【顔見知り】

◆翔鶴(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆朝潮(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆那珂(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆大淀(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆春雨(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆赤城(5 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆利根(5 / 5) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【料理長 / 料理上手として扱われる】

◆加古(2 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆五月雨(1 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【初期艦 / 提督の事を一番良く知っている】

◆大井(1 / 5) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【練習艦 / 涼月の対人能力改善を行える】

◆未登場艦娘(1 / 1) 【顔見知り】 【顔見知り】  【残り枠:2】

安価指定内容 : 秋月に覚えたての料理を振る舞う

※人見知りペナルティ発生


直下コンマ判定

基礎目標値    :79(100 - 性格値【積極性】)
友好度ボーナス  :-11
アビリティボーナス:-10(実在艦名)

最終目標値    :58

結果コンマ : 68

判定に成功しました
涼月は勇気を振り絞って秋月に料理を振舞うようです

質問というか、これ一応深海側として動かすもんなの?
それとも深海側のオリキャラを艦娘といちゃいちゃさせる話なの?
いまいちよくわからん

>>245
前者として書き始めようとしたら性格値の大惨事で後者になっちゃった感じです
どっちに行っても対応できるようイベントやらアビリティやら設置してあるんで安価で自由にして下さい

涼月がどっちに進むかは完全に安価に任せる感じです
テストプレイではどちらも行けた、とだけ

クリア条件は流石にネタバレ判定かなー

ルートを決める重要選択肢とかいずれ取るの?
それともそれまでの行動の積み重ねによって涼月が傾いてる方が自動で選択されるの?
前者だと例えば深海万歳の行動ばっかり取ってるのに寝返るのはおかしいし、艦娘に懐柔され尽くしてるのに深海側の行動取らんよな
某野球バラエティみたいに隠しステータスで善悪ゲージみたいなのがあるのかね?

>>257
どう答えてもネタバレ判定入っちゃうので黙秘で
申し訳ないです

涼月(……)


   五月雨「だから涼月さんの気持ち分かります、嬉しいですよね!」

   五月雨「誰かに美味しいって言ってもらうのって!」


涼月(……うん)

涼月(ちょっと、頑張ってみよう、かな)

涼月(……)

涼月(……大井さんに頼る前に、自分でも何かしないと)


――――――

――――

――


# 昼前 演習場


涼月(秋月さんは、今日は演習って言ってたけど……ここ、かな)

涼月(……あ、居た)


秋月「―――――」

朝潮「―――?」

秋月「―――――――」


涼月(あっ、こっち来る……丁度終わったのかな)


秋月「―――前からずっと狙ってたものね」

朝潮「はい、ようやくです、まさかここまで休みが被らないとは思いませんでした」

秋月「一ヶ月くらい? ……気まぐれで店を開ける、って聞こえは良いけど不便よね」

朝潮「店が近ければそれでも良かったのですが……」

朝潮「それでですが、秋月さんも一緒にいかがですか? ちょうどお昼ですし」

秋月「えっ、でも」

朝潮「買えたのは秋月さんが休みを代わって下さったお陰ですから、秋月さんがお嫌でなければ是非」

朝潮「味は私が絶対に保証します。あれより美味しい物は食べた事がありません」

朝潮「いかがでしょうか?」


涼月(……えっ、お昼……味……一緒に、って)

涼月(……あ、これ……仕方ない、かな)

涼月(きっとあたしの料理よりおいしい、んだろうし……)

秋月「えっと、そうね……」


朝潮(……?)

朝潮(あの入り口の所……ちらちら見えてる袖は……涼月さん?)

朝潮(多分秋月さんに用事……しまった)


秋月「じゃあ、折角だからご相伴に……」

朝潮「す、すみません秋月さん!」

秋月「えっ」

朝潮「いえ、その、演習が終わったら五月雨に付き合うと約束していたのを忘れていました!」

朝潮「こちらから誘っておいて本当に申し訳ないですが、昼食は後日でよろしいでしょうか……?」

秋月「あっ、ううん、そういう事なら気にしないで? 大丈夫です」

朝潮「ありがとうございます、秋月さん……では、すみませんが急ぎますので、お先に失礼します!」

秋月「あっ、お疲れ様!」


涼月(朝潮さん、はやぁ……)

涼月(……でも良かった、これでお昼、空いたよね)


涼月「あ、の、秋月さん」

秋月「あれ? どうしたの涼月、こんなとこまで」

涼月「……え、っと、その」

涼月「お昼、作ろうかと思って」

秋月「あ、うん、大丈夫。 秋月の分は自由に使って?」

涼月「え、や、そっちじゃなくて……」

秋月「?」

涼月「お昼作るから……食べない、かなって」

秋月「! 涼月が作ってくれるの?」

涼月「……あんまり自信ないけど、折角覚えたから」

秋月「……ありがとう、じゃあ一緒に食べましょう?」

涼月「う、うん……」


涼月(……よ、よし、もう一頑張り……!)

# 食堂


涼月「お、お待たせしました……」

秋月「うぅん、大丈夫……わ、美味しそうにできてる」

涼月「そ、そうかな」

秋月「うん、とっても! じゃあ早速、いただきます」


秋月(モグモグ)


涼月(……利根さんと作った時ほどじゃないけど、上手くいった、はず)

涼月(大丈夫、大丈夫……多分)


秋月「……うん」

秋月「おいしいよ、涼月」

涼月「! う、うん、ありがとう……」

秋月「ん、お味噌汁も良い味。 ……?」

秋月「あれ、涼月の分は?」

涼月「……あっ」

涼月「持ってくるの、忘れて……ちょ、っと、取ってきます……」

秋月「あ、うん、待ってるからね」


秋月(……)ポツン

秋月(一人だと寂しい、って言ってたっけ)

秋月(……これからは秋月も、お昼食べるようにしよう)

# 秋月が昼食を取るようになりました
# 特に判定には影響しません


直下コンマ判定 : 友好度の上昇

フェイズ参加艦娘の涼月に対する【友好度】が上昇します。
関係レベルが【知人】以上のため上昇量が強化されます。

コンマの一の位を参照

1-3 数値+1上昇
4-6 数値-2上昇
7-9 数値-5だけ上昇
0&ゾロ 5上昇

――

――――

――――――


# 秋月の私室


秋月「すぅ……すぅ……」

涼月「……」

涼月(……今日の晩御飯、すごく美味しかった……)

涼月(利根さんはやっぱり凄い……)

涼月(……)

涼月(……あたしも、もうちょっと、頑張っても良いかな……)zzz




―― 4日目が終了しました



■所属一覧

◆艦名(信用度 / 友好度) 【涼月との関係レベル】 【涼月からの友好レベル】
 アビリティ:特殊イベントや行動安価によって取得した物があれば表示される

◆提督(0 / 1) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆秋月(1 / 16) 【知人】 【顔見知り】

◆翔鶴(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆朝潮(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆那珂(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆大淀(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆春雨(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆赤城(5 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆利根(5 / 5) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【料理長】

◆加古(2 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆五月雨(1 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【初期艦】

◆大井(1 / 5) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【練習艦】

◆未登場艦娘(1 / 1) 【顔見知り】 【顔見知り】  【残り枠:2】

# 時限イベントが発生します 【5日目 / 月一鎮守府一斉清掃】

# 涼月と一緒に清掃を行う艦娘を指定してください
# 未登場の艦娘が指定された場合は【所属枠を消費】して【顔合わせイベントで初対面を済ませた】ものとして扱われます


連取は下にズレます

↓1-3

# 所属艦娘数が上限に達しました、以降艦娘を追加するには追加用特殊イベントの発生をお待ちください

# 特殊イベント発生条件が達成されました
# 発生条件【涼月がアビリティ【実在艦名】を取得している】【艦名と実際の艦種が異なる】【艦隊に清霜が存在しない】【所属艦娘が上限に達している】【全ての条件を7日目までに達成する】

# 時限イベント前に特殊イベントが挿入されます



――

――――

――――――

涼月(……珍しく朝早く起きたけど……暇すぎ)

涼月(……何か無いか、ってぶらぶらしてみると……案外何もないな、ここ)


「……」

「……」


涼月(……話し声……執務室から?)

――――――

――――

――



大淀「涼月さんの精密検査、ですか? それも長期間の拘束までして……」

提督「……ああ、上から随分とせっつかれている」

提督「言うまでもない話だが、大型艦の建造成功確率は極めて低い」

提督「なんとかそれを改善できないかという研究は長く行われている、今回のこれもその一環だそうだ」

提督「戦艦及び正規空母の量産研究、だな」

大淀「はぁ……しかし、一見駆逐艦が正規空母になったように見えても、実際は融合です……収支がマイナスになるのでは?」

提督「あぁ、私にもそうとしか思えんし、研究者達もそう思っているようだ」

大淀「……? ではなぜそんな話に?」

提督「……」

大淀「……提督?」

提督「はぁ……身内の恥だ、叔父貴殿だよ」

大淀「確か……横須賀の?」

提督「あぁ、叔父貴殿の見事なごり押しだよ……全く良い年をして自分を抑えるという事を知らん人だ」

提督「あそこの艦隊に、夕雲型の駆逐艦が居ただろう?」

大淀「えぇと……あぁ、清霜さん」

提督「叔父貴殿は彼女を随分と可愛がっていてな」

提督「まるで初孫と祖父だな……目に入れても痛くない、という言葉の横に額に入れて飾っておきたい程だ」

提督「で、その清霜だが……彼女の夢が戦艦になること、らしい」

大淀「……」

大淀「……は? いえ、その、それだけですか?」

提督「……残念な事にそれだけだ。そんな荒唐無稽な子供の夢のために四方八方に圧力をかけて……何をやっているのだか」

大淀「……流石に横須賀の大物ともなると、スケールが違いますね」

提督「……ともかく、叔父貴殿の頭は残念だが、その権力は本物だ」

提督「近い内に検査を受けさせねばならんだろうな……涼月はまだ不安定な時期だというのに、頭が痛い」

――

――――

――――――


涼月(……)

涼月(……精密検査、え、大丈夫なのそれ……)

涼月(……)

涼月(いや、そんなすぐバレるような作りには、流石になってないはず……うん)

涼月(大丈夫、大丈夫……)

涼月(…………大丈夫、だよね?)



# 【フラグ:清霜の夢】が発生しました
# 時限イベントが設置されます

# 【特殊情報:中将の愛娘】を獲得しました
# 戦闘判定に影響を及ぼしませんが、それ以外では【諜報点:20】として扱えます

# フレーバーアビリティ取得判定を忘れてました……
# 【月一鎮守府一斉清掃】に参加した艦娘のうち1名が、判定などに影響を及ぼさないアビリティ【熟練清掃員】を取得します


↓直下 獲得する艦娘 【伊8】【利根】【榛名】のうちの1名

# 【速報】利根姉さん完璧超人化進行中
# 書き直してきます

# なんぼなんでも時間かかりすぎました、すまんこ
# 投下していきます


# 時限イベントが発生しました 【5日目 / 月一鎮守府一斉清掃】


――――――

――――

――


# 鎮守府談話室にて


利根「ではこれより、毎月恒例の一斉清掃を開始するぞ!」

榛名「はいっ! 榛名、頑張ります!」

8「ふふ、はっちゃんも頑張っちゃおうかな」


涼月(……ねむい)

涼月(あの話を聞いた後部屋に戻って二度寝して……急に利根さんに叩き起こされたと思ったらこの展開……)

涼月(……)

涼月(あ、一昨日と完全に同じだ、これ……)


利根「涼月は初めてじゃから説明をしておくぞ」

利根「人員も予算も足りんここではな、食事の準備も鎮守府内の清掃も我輩達が自ら行っておる」

利根「じゃが当然皆は専門家ではないし、出撃や訓練で時間が足りぬ事もあり、取りきれぬ日々の汚れは少しずつ溜まっていってしまうのじゃ」

利根「そこでじゃ、毎月一回手の空いた者を集めて一斉清掃を行う事にしておるのじゃな」

利根「無論タダとは言わぬ、これは我輩が勝手に始めた事であって義務ではないからな」

利根「報酬として真剣に清掃に取り組んだ者には、我輩特製の甘味を振舞っておるのじゃ!」

榛名「この辺りには甘味屋さんが少ないですから、楽しみにしている方も多いのですよ。 勿論榛名もです!」

8「涼月さんも、一度食べれば毎月参加したくなりますよ。 それくらいの絶品です」

利根「ふふん、当然じゃ! なにせ我輩は―――」

8「料理長、ですからね。 鎮守府一の料理上手、お母さんにしたい艦娘No.1は伊達じゃありません」

利根「……うむ! うむ!」ドヤァァ


8(ちょろいです)

涼月(ちょろそう)

榛名(流石利根さん、素敵です!)キラキラ

涼月(……あれ? そういえば参加が強制じゃないなら、あたしは別にやらなくても……)

利根「あぁ、そうそう涼月は今回だけは強制参加じゃからな」

利根「涼月は部屋の掃除も秋月に任せきっておると聞いたぞ」

利根「それは健全ではないからな、この機に我輩達が叩き込んでやろう!」

涼月「あ、はい……」

涼月(ですよね……うん、知ってた……うん)

利根「まぁ主に教えるのは榛名とはちじゃがな」

利根「我輩は厨房の掃除に専念せねばならんからな……あそこは毎月大変なのじゃ」

8「あの黒いのが寄り付かないように……徹底的にやらないと」

榛名「大丈夫です、アレが出てきても、榛名がついています!」

8「……戦艦特有の心臓の強さが本当に羨ましいです」

利根「我輩もアレだけはなぁ……この鎮守府ではまだ出ておらんが、もしもの時は頼りにしておるぞ?」

榛名「はいっ!」

涼月(黒いアレって何だろう……深海棲艦? まさかなぁ……)


利根「さて、時間も押しておるしそろそろ参ろうか! 涼月の事はよろしく頼んだぞ」

榛名「はい! 榛名にお任せ下さい!」

8「さぁ、戦闘開始です……!」

涼月「は、はい……頑張り、ます」


――――――

――――

――



直下コンマ判定 : 掃除の才能

01-10 絶望的、涼月にとって掃除とはゴミを部屋の隅に寄せて見ない振りをする事を指す
11-30 苦手、要領が悪く常人の二倍程の時間を必要とする
31-70 普通、可も無く不可も無く
71-90 得意、手際良く丁寧な作業が可能
91-00 天才的、意地悪な姑も黙らざるを得ないレベル
ゾロ  ????????

コンマ結果 : 96 (天才的)

普段だらけている奴が掃除始めると滅茶苦茶徹底的に凝り始める法則
あると思います

# 鎮守府廊下 窓掃除


榛名「では早速始めていきましょう! まずは窓掃除からです!」

涼月「は、はい……お、お願いします」

榛名「海の傍ですから窓はすぐに汚れてしまうのですけど、本格的な掃除は中々できませんから……」

榛名「あっ、この窓は分かりやすいですね」


窓 クモリー


榛名「この窓のように、あっという間に白くなってしまうんです」

榛名「こうなってしまった窓は少々手強いですが、根気さえあればやってやれない事はありません!」

榛名「まずは榛名が手本をお見せしましょう!」


――

――

――


榛名「最後に水分が残らないように丁寧に乾拭きして……」

榛名「これで終了です!」


窓 ツヤツヤー


榛名「ね、簡単でしょう?」

涼月「は、はぁ……」

涼月(えぇー……すごい疲れそう……案外手順多いし、力もいりそうだし……)

榛名「さぁ、次は涼月さんも一枚やってみましょう!」

涼月「…………はぃ」ドンヨリ

窓 ツヤツヤー


涼月「はぁ……ふぅ……」

涼月(い、一枚やるだけで結構きつい……しんどい……)

榛名「素晴らしいです! 初めてでここまでやれるなんて!」

榛名「榛名、感激です!」

涼月「え……そ、そう、ですか?」

榛名「はい! 窓掃除は腕が疲れるのでどうしても手を抜きがちになるのに……どこから見てもピカピカです!」

涼月「は、はぁ……」

榛名「これなら、もうお一人でも大丈夫そうですね」

榛名「榛名は廊下の反対側から拭いてきますから、涼月さんはこのまま順番にお願いします!」

涼月「あ、はい、わかりました……」


涼月(……)

涼月(……行っちゃった、もう誰も見てない)

涼月(……)

涼月(なら……少しだけ手抜きしても)

涼月(……でも)


窓 ツヤツヤー


涼月(……あたしがやったんだなぁ、これ)

涼月(……)


隣の窓 クモリー


涼月(……)ウズッ

――

――――

――――――


涼月「あの、榛名さん」

榛名「? あ、涼月さん、どうされました?」

涼月「窓、終わっちゃったので、もっと拭くところは無いでしょうか」

榛名「えっ」

涼月「?」


全窓 ピカピカー


榛名「」

榛名「……えっ」

涼月「?」

榛名「あ、いえ……残りの窓は榛名がやりますので、はちさんが床掃除をしているはずですから……」

涼月「わかりました、はちさん、探してみますね」

涼月「……」スタタタタ


榛名「……」ポカーン

榛名(……どの窓も曇り一つありません)

榛名(涼月さん、なんてやる気……! 榛名、負けられません!)グッ

# 鎮守府談話室 床掃除


涼月「はちさんは居ますかっ」

8「!? え、えぇ、ここに居るけど……」

涼月「窓掃除が終わったので来ました、次は何をやれば良いですか?」

8「えっ、もう……?」

8「というか、涼月さん、さっきと雰囲気が全然違うような……」

涼月「? そうですか? いつも通りだと思いますけど」

8「あ、いえ、涼月さんが良いなら良いけど……」


8「うん、それじゃ説明しますね?」

8「普通の床掃除は殆ど毎日やってるんだけど、それだけじゃ取りきれない埃が家具の裏とかに」

涼月「はいっ、家具の裏ですね」グイッ

8「」

8(えっ、あの重たい本棚を、一人で……)

涼月「ハッ! なんて酷い埃……」

涼月「はやくなんとかしないと……はちさん、どうすればいいですかっ」

8「……あ、うん、埃はこのモップで」

涼月「はいっ、モップですねっ」ササー

8「」

涼月「モップで取れない汚れまで……! はちさんっ」

8「そ、そういうのはこっちの雑巾で」

涼月「はいっ、雑巾ですねっ」フキー

8(なにこのここわい)

# 夕刻 清掃終了


涼月「はぁ……はぁ……」

榛名(……)

8(……)


鎮守府 ピカピカー


榛名「榛名……完全敗北です……」ガクッ

8「そうじ……こわい……」ガクッ

涼月「掃除……もっと、掃除……」プルプル

涼月「掃除する……まだ、そう、じ…………ぐふっ」ガクッ


利根「……」

利根「……我輩が厨房に居る間に、一体何が……」ボーゼン





# 涼月がアビリティ【掃除マニア】を取得しました
# 取得条件【涼月の清掃技能が91以上に達する】

# 以降【清掃】に関連する行動の際、一切のペナルティを無効化します



■信用度/友好度判定

フェイズ参加艦娘の【信用度/友好度】が上昇します

関係レベルが一定以上の艦娘は更に追加補正を受けます
一部アビリティの影響下にある艦娘は更に追加補正を受けます



【信用度】はコンマの十の位を、【友好度】はコンマの一の位を参照

1-3 数値と同じだけ上昇
4-6 数値-3だけ上昇
7-9 数値-6だけ上昇

0&ゾロ 4上昇

↓1 伊8
↓2 利根
↓3 榛名


【掃除マニア】の取得に伴い、涼月が努力の喜びを知りました
コンマ下一桁分だけ性格値【真面目さ】が上昇します(0&ゾロは10として扱います)

↓4

# 友好度表が更新されました


◆艦名(信用度 / 友好度) 【涼月との関係レベル】 【涼月からの友好レベル】
 アビリティ:特殊イベントや行動安価によって取得した物があれば表示される

◆提督(0 / 1) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆秋月(1 / 16) 【知人】 【顔見知り】

◆翔鶴(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆朝潮(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆那珂(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆大淀(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆春雨(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆赤城(5 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆利根(8 / 6) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【料理長 / 鎮守府一の料理上手】【熟練清掃員 / 鎮守府一の掃除上手】

◆加古(2 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆五月雨(1 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【初期艦 / 提督の事を一番良く知っている】

◆大井(1 / 5) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【練習艦 / 涼月の対人能力改善を行える】

◆伊8(2 / 5) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆榛名(4 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】


# 性格値【真面目さ】が26以上に達したため、アビリティ【ぐうたら】を失いました

# 能力表が更新されました


正規空母【涼月 / すずつき】

◆能力値

調理技能:62 / 極一般的な水準。比較的慣れが早い。飛び抜けて美味しい物は作れないが、食べられないような不味い物を作ってしまう事も無い。
清掃技能:96 / 天才的、意地悪な姑も黙らざるを得ないレベル

◆性格値

真面目さ:33 / 低い。隙あらばサボろうと頭を働かせるが、見返りが明確な場合はその限りではない。
気の強さ:63 / やや生意気ではあるが普通の範囲。精神的衝撃にそこそこ耐える。
積極性 :21 / とても低い。かなり内向的で根暗。人と二人きりになると本を取り出して話しかけるなオーラを放つレベル。
ちょろさ :92 / 極めて高い。ちょっと優しくされただけで色々危ない。

◆所有アビリティ一覧

■身体的特徴
【火力偏重】
   正規空母トップクラスの火力持ち。
【断崖絶壁】
   装甲が薄い。特に胸部が哀しいほどまっ平ら。肉眼での膨らみの確認に判定が必要。
【低防御高火力】
   一種の浪漫。一部の嗜好の者を滾らせる。

■精神的特徴
【掃除マニア】
   清掃技能91以上で取得。清掃に関する全てのペナルティを無効化する。取得時に真面目さが上昇する。
【人見知り】
   積極性25以下で取得。様々な行動にペナルティ。大井の協力によって克服が可能。
【堕落の虜】
   真面目さ&積極性25以下で取得。様々な判定に莫大なペナルティ。
【チョロイン】
   ちょろさ76以上で取得。行動によって莫大なボーナスにもペナルティにもなりうる。
【???】
   ちょろさ76以上&真面目さ25以下で取得。効果未公開。
【????】
   ちょろさ76以上&積極性25以下で取得。効果未公開。
【?????】
   ちょろさ91以上で取得。開放には更に一定の条件を満たす必要がある。効果未公開。

■後天的特徴
【恐怖刻印】
   レ級に植え付けられたトラウマ。深海勢力に不利益となる行動に莫大なペナルティ。
【失敗作(仮)】
   レ級による決定。出撃時に優先的に攻撃対象となり、轟沈の確率が劇的に増加する。(仮)のうちは努力によって取り消す事が可能。
【実在艦名】
   秋月型三番艦と同じ名前を持つ。秋月との交流にボーナス。他、一部効果未公開。

交流フェイズ 5日目【夜】

# 掃除終了後の行動になるため、夜に行ったものとして扱われます



涼月(た、楽しいからって……調子に乗った結果が……)

涼月(……う、腕が、もう、だめ……)プルプル

秋月「涼月、大丈夫?」

涼月「だめです……しにます……」

秋月「え、えぇと……」



指定できる内容
【涼月の行動】 【他艦娘による涼月に対する行動】 【諜報フェイズ宣言】


指定できる内容以外の書き込みがあった場合は、下にズレます。


>>↓2

安価指定内容 : 秋月に精密検査が不安だという事を相談してみる

※人見知りペナルティ発生


直下コンマ判定

基礎目標値    :79(100 - 性格値【積極性】)
友好度ボーナス  :-16
アビリティボーナス:-10(実在艦名)

最終目標値    :53

コンマ結果 : 91

判定に成功しました
涼月は勇気を振り絞って秋月に相談するようです

【堕落の虜】
   真面目さ&積極性25以下で取得。様々な判定に莫大なペナルティ。

真面目さ26超えちゃってるけどこれ&じゃなくてor?

>>325
アビリティの除去条件は個別に設定されており、
【堕落の虜】の克服条件は今回達成されていません
また、これは効果未公開のアビリティ【???】の方も同様です

参考までに【ぐうたら】の除去条件は以下の通りでした

1)涼月の性格値【真面目さ】が26以上に達する
2)アビリティ【?????】または【????】または【????】を取得した艦娘との交流による追加判定に成功する
3)上記2条件の片方を達成する

# 秋月の部屋


秋月「本当に大丈夫? 湿布、貰ってくる?」

涼月「い、いぇ……そこまで、しなくても……」

秋月「そう……」

秋月「……じゃあせめて今日は早く寝ましょう?」

涼月「……はぃ」


――

――――

――――――


涼月「……」

涼月(……体がだるくて、寝れない)

涼月(……)

涼月(…………あと、掃除が楽しくて、忘れてたけど)


   大淀「涼月さんの精密検査、ですか?」


涼月(……)

涼月(もし、バレたら)

涼月(……いや、そんなわけない、こんな簡単には……)

涼月(……)

涼月(……でも)


涼月「…………秋月、さん」


涼月(秋月さんが寝てたら、もう何も考えない……起きて、たら)


秋月「ん……どうしたの、涼月」


涼月「あ……」

涼月(起き、てた……)

秋月「眠れないの? やっぱり早すぎたかな……」

涼月「あ、いぇ……」

涼月「あ、の」

秋月「……?」

涼月「艦娘の検査、って」

涼月「どんなことするか、分かりますか……?」

秋月「? えっと、検査? 色々あるから一概には……」

秋月「提督が言われたの? 検査の名前が分かれば、教えてあげられるけど」

涼月「……あ、や、言われたんじゃ、なくて」

涼月「聞いちゃった、んです……提督と、大淀さんが話してる、ところ」

涼月「長期間、拘束して……精密検査、するって」

秋月「えっ……」

秋月「長期間って……どのくらい」

涼月「わからない、けど、かなり長そうな感じで……」

涼月「……融合の仕組みを調べて……他の子にもさせられないか、って……」

秋月「……そう」

涼月「……」

秋月「……うん! 涼月、少しだけ待っててくれる?」

涼月「え、えっと」

秋月「秋月が提督に聞いてみるから、すぐに戻るから……ね?」

涼月「えっ! そ、そんな、そこまでは……」

秋月「涼月」

涼月「っ」

秋月「不安なんでしょう?」

涼月「…………はぃ」

秋月「うん……秋月に任せて、きっと大丈夫だから」

秋月「少しだけ、待っていてね?」

# 提督私室


提督「……そうか、聞かれてしまっていたか」

秋月「涼月の盗み聞きについては、秋月からも謝罪します。 申し訳ありませんでした」

秋月「ですが司令、涼月の姉としてどうしてもお聞きしたいんです、涼月の精密検査について」

秋月「涼月は今、とても不安定になっています……さっきも、震えていました」

提督「……」

秋月「……涼月は特殊な生まれ方をしたから、検査が必要なのは分かります」

秋月「ですが! 涼月のためではない、ただの研究のための検査では、秋月は納得できません!」

秋月「その検査の中止、せめて延長……それが無理でも、ここで検査をする事には出来ないでしょうか?」

提督「……」

秋月「あ、秋月が一緒について行くのでも構いません! 出来る事なら何でもします! 司令、どうか……!」

提督「秋月」

秋月「……っ! ……はい」

提督「君に言わねばならない事が三つある」

秋月「……はい」

提督「まず一つ、君は研究のための検査では納得できない、と言ったが」

提督「君達を運用する者として、それは看過できない」

提督「君にも覚えがあるだろう、艦娘の新たな能力開発、兵装の更新・進化……それらにどれだけ助けられてきたか」

提督「秋月、我々にそれをもたらしたのは誰か?」

秋月「……研究者の方々、です」

提督「そうだ。 ……彼らを軽視する発言は認められん、以後気をつけるように」

秋月「はい……すみませんでした」

提督「では次、君の意見には私も賛成だ」

秋月「……はい。 ……は?」

提督「ふむ、聞こえなかったかね? 涼月の検査延長、もしくは検査場所の変更については私も同意見だと言ったのだ」

秋月「……え? あの、どういう事でしょうか?」

提督「……ふむ、やはり涼月から詳しく聞いていないのかね? いや、涼月自体断片的にしか聞いていないという事もあるか?」

提督「今回の精密検査は名目こそそれらしく整えられているが、一部の無理押しで決定された事だ、道理もろくに通っていない」

提督「それこそ研究者達も難色を示している、もっと他に優先すべきものが溜まっているとな」

秋月「……それでは!」

提督「ああ、延長ぐらいは可能だろう。 検査自体も機材を運ばせてこの近くでやらせよう」

提督「相手の権力が強すぎるから幾つかの貸しと相殺してもこの程度しかできんが……それで良いかね?」

秋月「っはい! 十分です、ありがとうございます、司令!」

秋月「明日、改めて涼月と一緒にお礼に参ります! 本当にありがとうございました!」

提督「あぁ、待て待て。 気持ちは分かるが最後の一つが残っているぞ」

秋月「あっ、そ、そうでした……失礼しました」


提督「うむ……最後の一つだが……」

提督「今は夜だな?」

秋月「? はい」

提督「ここは私の私室だ」

秋月「はい、そう、ですね……?」

提督「うむ、そして君は寝巻きで」

秋月「!? あっ、これは……っ」

提督「更には「何でもする」か……いや、まさかそこまで信頼されているとは知らなかったよ」


提督「で、君の気持ちに私はどう応えるべきかね?」ニヤリ

秋月「――――――!?!!??」

提督(元々やるつもりだった事で点数を稼ぐ形になったが、まぁこのぐらいは良いだろう)

提督(……それにしても見物だったな、あの真っ赤な顔と逃げ足は)

提督(実に良い、ここ数ヶ月で最高の成果だった……)ホッコリ





■友好度判定

フェイズ参加艦娘の【友好度】が上昇します

関係レベルが一定以上の艦娘は更に追加補正を受けます
一部アビリティの影響下にある艦娘は更に追加補正を受けます



コンマの一の位を参照

1-3 数値と同じだけ上昇
4-6 数値-3だけ上昇
7-9 数値-6だけ上昇

0&ゾロ 4上昇


↓1 秋月

>>267であったけど上昇量はあがらないの?

>>337
見にくいかなと思ったので結果の方に統合しました



# 秋月の【友好度】が上昇しました

コンマ結果 :7(+1)

友好度 = 16+1+2(艦名ボーナス)+1(関係ボーナス)= 20


# アビリティ【チョロイン】の効果が発動しました
# 涼月側の友好度上昇判定に必要な【友好度】の基準が低下しています

# 友好度が20に達したため【涼月→秋月】の友好度判定が行われます



直下コンマ判定 : 涼月→秋月の友好度

目標値 : 92(性格値【ちょろさ】)

結果コンマ : 55

判定に失敗しました
涼月側の友好レベルが上昇しました

友好レベル 【顔見知り】 → 【知人】

まだちょっと慣れないな>失敗して友好レベル上昇

>>342
アレだったら反転しますか?
正直涼月だと私も違和感あります

分かれてもうた……ちょっと一晩考えてみます


あと、1時近いので【6日目】の安価出して休んでおきます
【6日目】に発生する時限イベントはありません


指定できる内容
【涼月の行動】 【他艦娘による涼月に対する行動】 【諜報フェイズ宣言】


指定できる内容以外の書き込みがあった場合は、下にズレます。


>>↓2

# 諜報フェイズが宣言されました
# 追加安価が発生します

指定できる内容

【どのような手段で情報を入手するかの具体的な内容】
【諜報点の送信を宣言】

保有諜報点
 一般/0点
 特殊/【中将の愛娘:20点】


>>↓2

安価指定内容 : 五月雨に提督の情報を聞く


# 人見知りペナルティが発生しました
# 諜報フェイズのため、アビリティ【恐怖刻印】による相殺が発生しました
# 判定目標値が0を下回ったため、判定は省略されます



コンマ判定 : 諜報

諜報行為が成功するか否かの判定です。
ぞろ目の場合は絶対成功となります。

基礎目標値    :30 (【噂を聞く】基準値)

信用度ボーナス  :-1 (諜報対象信用度)
海域治安ボーナス:-30

最終目標値    :-1

判定目標値が0を下回ったため、判定は省略されます
(初回のため全て表示されました、次回から省略の場合は簡易表示になります)




獲得諜報点の判定は明日の投下後に行うのでここまでです
ありがとうございました

# フラット3不在問題に関して
# 設定調整中の>>1「三人のうちの一人くらいは来るやろ……ストーリー的には意味無い友好ボーナス用まな板イベント色々設置したろwwwww」
# 今の>>1「そうして出来上がったのがこちらの不良在庫TXTの山です(白目」

# 投下していきます



【6日目】 諜報フェイズ


# 鎮守府遊戯室


加古「んー? 提督が気になんの? それだったら……」

五月雨「提督の事でしたら、私にお任せ下さい!」

加古「とまぁ、五月雨が一番良く知ってるよー。 一番付き合い長いしさ」

五月雨「はい! 提督が提督になった日からずっと一緒ですから!」

春雨「先輩らしく何でも教えてあげたいんですけど……五月雨ちゃんには勝てないです」


涼月(そろそろ何でも良いから情報を集めよう、と思って……)

涼月(どうしようかとフラフラしてたら、ここで遊んでる三人を見つけて声かけてみた、けど)

涼月(もしかして、結構良いとこついてた?)


五月雨「提督の何が気になりますか? 私、何でも答えちゃいます!」

涼月「あ、いえ……何が、ってわけじゃ、ないんですけど……」

涼月「えっと……どんな人、なのかな、と」

加古「あぁー、分かる、分かるよ、その不安。 一見とっつきにくい感じあるよなー……顔怖いし」

春雨「私も……最初はびっくりしました、何もしてないのに謝りたくなっちゃって……」

五月雨「もう! そんな事言っちゃだめですよ! 提督、気にされてるんですから!」

春雨「え、そうなの?」

五月雨「はい! ……時々鏡の前で笑顔の練習されてるんですよ」

春雨「……その割には、やっぱりちょっと怖いけど……」

五月雨「……そこは、私からも何とも」

加古「元が元だからなぁ……限界があるのは仕方ないんじゃない?」

五月雨「あ、あはは……」

五月雨「で、でも意外と可愛らしいところもある方なんですよ!」

加古「あー、それはあるかも」

春雨「司令官、遊び心結構あったりしますよね?」

五月雨「はい! これ作ったのも提督ですから!」

涼月「これって……えっと」

涼月(……そういえば、何だろうこれ……)

涼月(細長い箱、みたいなのが沢山重なって……塔みたいになってる……)

五月雨「ジェンガっていうんです! 普通のは一本ずつ抜き出していって、崩したら負けっていうゲームなんですけど……」

五月雨「んっ……!」プルプル

五月雨「よしっ、抜けました! ほら、ここ見てください」

春雨(最初の一本でこんなに力入ってるのって、五月雨ちゃんくらいだなぁ……)

涼月「えっと……」

涼月(何か書いてある……「艦隊の誰かのモノマネをする」?)

五月雨「提督のジェンガは、これに書いてある命令をこなしながらやっていくんです!」

五月雨「今回は、えっと……モノマネですね、任せて下さい!」

五月雨「……」スゥー

加古「……」

春雨「……」

涼月「……」

五月雨「……っ上々です!」キリッ

春雨(……赤城さんかな?)

加古(いつも通り似てない……)

涼月(よくわからない……)

五月雨「あと、あとは……あっ、そうです!」

五月雨「提督の意外な所はもっとあって……」



# 五月雨のアビリティ【初期艦】によって追加安価が発生します
# 【提督の印象からは考えにくい意外な所】を指定できます(別に意外でなくとも構いません)
# 内容によって【一般諜報点の追加ボーナス】【新規イベントフラグ】【特殊情報獲得】【アビリティ獲得:提督】などが発生する場合があります


↓2

安価指定内容 : ギャンブルが得意

# 提督がフレーバーアビリティ【ギャンブラー】を取得しました
# 鎮守府内でギャンブル系のゲームが行われる際、優先的に提督が勝利するようになります

# 続き書いてきます

五月雨「ギャンブルが得意なんです!」

加古「え、マジで?」

五月雨「はい! 以前他の鎮守府に居た時に、それはもう毎日軽空母の皆さんとお酒と賭博の日々を……」

春雨「……え、あの司令官が……そんな」

加古「ぜ、全然イメージわかねぇ……」

五月雨「当時の提督の決め台詞がこれです!」

五月雨「……」スゥー

五月雨「君、背中が煤けているぞ……」キリッ

加古(絶対似てない)

春雨(多分似てない……)

涼月(よくわからない……)


――――――

――――

――

涼月(あの後も色々聞けた……)

涼月(深い情報は無かった、けど……提督さんの性格とか、ちょっとは分かったかも……?)



直下コンマ判定 : 獲得諜報点の決定


基礎諜報点 :1 (【噂の収集】基準値)


追加諜報点

コンマが奇数の場合 :1 -1(信用度不足ペナルティ:五月雨)
コンマが偶数の場合 :2 -1(信用度不足ペナルティ:五月雨)

ゾロ目ボーナス   :偶奇判定はそのまま 追加諜報点 +1

獲得諜報点

コンマ結果 : 64(偶数)


基礎諜報点 :1 (噂の収集基準値)
追加諜報点 :2 -1(信用度不足ペナルティ:五月雨)


獲得一般諜報点 : 2点
獲得特殊諜報点 : なし




# 秋月の自室


秋月「……」

涼月「あ、……おかえり、なさい」

秋月「あ、うん……ただいま」


部屋 ツヤツヤピカピカ


秋月「……」

秋月(見た事無いくらい綺麗になってる……)



# 【6日目】が終了しました

【7日目】 

# 時限イベントが発生しました

【保護艦娘通常検査】


# 移動中 車内


提督「……」

涼月「……」

涼月(……き、気まずい)


提督「……涼月」

涼月「はっ、はい!?」

提督「む……そう緊張するな、今日の検査は例の精密検査とは関係無い

提督「保護された艦娘全員が受ける……君を通常運用するとして、問題が生じる可能性があるかどうかを見る程度のものだ」

提督「既に何もかもが確立されているからな……遅くとも昼前には全て終わるだろうし、何の危険も無い」

涼月「あ、はい……」

提督「……ふむ」

提督「……話は変わるが、鎮守府の皆とはどうだ? 上手くやっていけそうか?」

涼月「え、と……」

涼月「……」

涼月「秋月、さんとは……少し、仲良くなれた、ような……」

涼月「他の人も、みんな、良く、してくれてます……」

提督「そうか……うむ、良い事だ」

提督「……」

涼月「……」

提督(……まるで怯える子犬だな……このタイプは初めてだ……やりにくい)


提督「あー、ここでやっていく中で困っている事や不安などはないか?」

涼月「え、と……」

提督「もし私に言いにくいのであれば、秋月に相談するのでも構わんが……」

涼月「……」

涼月(……あっ、秋月さん、といえば……)

涼月「え、と……」

涼月「ご飯、を……ずっと秋月さん、に、頼ってて……」

提督「む、そうだな、その辺りも今日教える予定だ」

提督「先に簡単に説明だけしておくか」

提督「君達艦娘の生活必需品……食料品や消耗品、一部の服飾品などについては、全て国が支払う事になっている」

提督「そのため、金銭の代わりに使うのが……この軍票というもので――――」


――――――

――――

――

# 検査終了後 鎮守府自室


涼月(帰りも提督さんがずっと話してた……)

涼月(とりあえず、検査は何とも無かったし、色々分かったし……)


掃除用具 ドッサリ


涼月(色々買えた……うん)キラキラ



# 涼月が買い物の仕方を覚えました
# 提督の【信用度/友好度】が固定値【1】上昇しました



涼月(……)

涼月(そういえば、そろそろ空母としての戦闘訓練、始めるって言ってた)

涼月(……その先は訓練の様子とあたしの意思を確認してから、らしいけど)

涼月(……)

涼月(まぁ、大丈夫かな……一応、正規空母として作られてるわけ、だし)



# 【8日目】に時限イベント【初期訓練】が設置されました

【7日目】 交流フェイズ


涼月(……あ、加古さんだ)

加古「zzz……むにゃ……おかわり……」

涼月(気持ちよさそうに寝てる……)

涼月(……)

涼月(日当たり良いんだ、あそこ……覚えておこう、かな)



指定できる内容
【涼月の行動】 【他艦娘による涼月に対する行動】 【諜報フェイズ宣言】 【情報送信宣言】←表示忘れてました、すまんこ


指定できる内容以外の書き込みがあった場合は、下にズレます。


>>↓2

安価指定内容 : 秋月とお買い物

※人見知りペナルティ発生


直下コンマ判定

基礎目標値     :79(100 - 性格値【積極性】)

友好度ボーナス   :-20
涼月友好度ボーナス:-10
アビリティボーナス :-10(実在艦名)

最終目標値     :39

コンマ結果 : 21

判定に失敗しました
秋月が涼月を強引に連れ出して買い物に行くようです



# 特殊イベント発生条件が達成されました
# 発生条件【秋月、もしくは関係レベルが【親友】以上の艦娘と買い物へ出かける】

# 交流フェイズ中に追加イベントが挿入されます

# 書いてきます

この鎮守府、おっぱいある子も少ないんだよな……
榛名も利根も加古も標準よりやや大きいぐらいだし
あと、赤城ぐらい?

>>390
(多分最大ははっちゃんのアハトアハトだと思います)

赤城

# 本編流せないのに上げちゃうのはどうかと思った次第
# 「朝までには誰か見つけて安価取るやろ……」 一分後 「!?」

# 赤城さんまで行けなかった……本当にすまんこ

# SS投稿するのクッソ恥ずかしいとスレ立ててからずっと思い知らされてきたけど、今日のは一段と恥ずかしい物になっております

# 投下していきます



【7日目】 交流フェイズ


秋月「そ、そうなんだ……この山はそれで……」


掃除用具 ドッサリ


涼月「う、うん……ホームセンター、っていうところで……」

涼月「いっぱいあって……目移り、しちゃって……」

秋月「……うん、良かったね、涼月」

涼月「……っはい!」キラキラ

秋月(凄い笑顔……)

秋月(って、あら?)

秋月「涼月、今日買ってきたものってこれだけ?」

涼月「ぁ、はい、本当はもう少し、欲しかったんですけど……」

秋月「……掃除用具だけ?」

涼月「……えっ?」

秋月「秋月の寝巻きは良いけど、下着とかはずっと備品って訳にも行かないでしょう?」

涼月「わ、忘れて、ました……ごめんなさい」

秋月「もう、やっぱり……」

秋月「うん、この後は予定も無いし、秋月と一緒に買いに行きましょう!」

涼月「え、で、でも……今日はもう一回行ってきた、し、明日に……」

秋月「だめです、今日行きます」

秋月「鎮守府の備品だってタダじゃないんだから、甘えちゃダメ!」

秋月「はい、準備して!」

涼月「は、はぃ……」

涼月(うぅ、失敗した……)

# 量販店にて


秋月「ここが秋月のお勧めのお店です!」

涼月「あ、はぃ」

秋月「とにかく安いから、秋月はいつもここで買ってるの」

秋月「さぁ、まずは下着から選んでいきましょう!」グイグイ

涼月「は、はい……」

涼月(な、なんか秋月さんのテンションが高い……こわい……)


――――――


秋月「涼月は体が細いから、こっちの方が……」

涼月「細い……胸が? 胸がですか?」

秋月「そ、そんなつもりは無いから! 落ち着いて!」


――――――


秋月「もう少ししたら寒くなってくるから、防寒具も……」

涼月「暖かそうなの……こ、この辺、とか……」

秋月「……涼月、着る寝袋はどうかと思う……なんで置いてるんだろう」


――――――


秋月「タオルも買い溜めしておかないと」

秋月「訓練が始まったら何枚も使い潰しちゃうから……」

涼月「……ま、まだ買う物が……?」コンモリ


――――――

――――

――


秋月「結構いっぱいになっちゃったね」

涼月「は、はい……重い……」

秋月「大丈夫? もう少しこっちで持つ?」

涼月「あ、いぇ……」

涼月「だ……大丈夫です、この、くらいは」プルプル

秋月(だめそう……)

秋月「もう一箇所寄っていきたいんだけど……先にロッカーで預けましょう」

涼月「え、と……他に、何が?」

秋月「それは……行ってからのお楽しみ、ね?」

涼月「……?」

# 特殊イベントが挿入されます


――

――――

――――――


そうして連れてこられたのは、量販店やホームセンターとは随分と趣の違う店だった。
まず一目に随分と小さい。
入り口から奥へ向かって細長いその店内は、長い方でも提督さんの執務室と同じぐらい。
短い方の横幅に至っては、人が三人も並べば窮屈に感じかねないほど。
大きな店ばかり見ていたあたしには、こんな店もあるのかと少しばかり意外に思えた。

両壁にはずらりと棚。
中に並べられているのは……よく分からない。
手のひらに乗る程のごく小さな何かが、値札も無く置かれている。

加古さんや春雨さんが髪に付けていた物に似ているような気がするものの、確信は持てない。
二人の髪についていたのはシンプルなそれだったけど、ここにあるのはやけに可愛らしい。
花の形をしたもの、何かの羽を模したもの、何本もの紐が垂れたもの……。
種類が多すぎて、一体何が何やら分からない。


「こんにちは、秋月です! 頼んでいたもの、出来てますか?」


そんな店の中を、秋月さんは慣れた様子で奥のカウンターまで進んでいく。
その向こうにいるのは……


「いらっしゃい秋月ちゃん。 えぇ、ちゃんと出来てますよ」


どうやらお婆さんのようだ。
椅子に座っているらしく、レジに隠れて顔はよく見えない。
あたしには正直ありがたかった。

……なにせ見慣れない人の目は怖い……情けないけど。

「ありがとうございます! お代、これで足りてますか?」

「えぇ、ちょうど。 お買い上げありがとうね」


あたしがお婆さんの気配に震えている間に、秋月さんは手早く会計を済ませてしまったようだ。
何枚かの硬貨と引き換えに紙袋を受け取っている。

……買えたのならすぐにそのまま出ましょう、と心の中で必死に希望を送る。
なんだか嫌な予感がするのだ。
具体的に言えば、秋月さんの様子が量販店の時とは違って、やけに親しげなのが……。


「そっちの子が、秋月ちゃんの言ってた?」

「はい、そうです! 涼月、ちょっとこっちに来て!」


そして見事に予感的中である……うん、知ってた、うん。
出来るだけ目立たないようにと存在感を消していたはずのあたしを、お婆さんが見つけ、秋月さんも紹介する気満々だ。

……無視するわけにもいかない。
深呼吸を一つ、ついでに手をぐっと握って……もう一拍、萎えそうな心に自分で慰めをかけて、ようやく踏み出す。


「あ、あ、の……こんにちは、涼月、です……」

「はい、こんにちは。 恥ずかしがりやさんなのかしら?」


……握った手はすぐに開く事になった。
不思議な事に、初対面の人なのに緊張が解けていく。
柔らかく微笑んだその目が余りにも優しいせいだろうか。
この人の前では肩に力を入れなくても良いんだと、何故か分かってしまった。

「ねぇ秋月ちゃん、ここで付けていって貰ってもいいかしら?」

「え? はい、大丈夫ですけど」

「ありがとう、私の一番の楽しみなのよ。 この時のために店を続けているようなものね」


あたしがほっと息を吐いている間にも話は進む。
お婆さんの求めに応じて、秋月さんが袋から何かを取り出した。

チリン、と一つ、涼やかな音。


「……鈴?」


秋月さんの手には、棚に並ぶ何かと似た……やっぱり何か、としかあたしには分からない物。
三日月を模したらしい本体から小さな鈴が二つ垂れている。


「涼月、ちょっとじっとしててね」


秋月さんはそう言って、手をあたしの頭に……近い、こわい。
思わず目を瞑ったあたしに、秋月さんが苦笑する気配が伝わってくる。
……大変情けないと自分でも分かっているので、見逃してほしいです、ごめんなさい。

髪に触れる指の感触。
秋月さんの気遣いか、手早く済ませられたそれはほんの数秒で離れていった。


「良かった、良く似合ってるわ……はい、どうぞ」


お婆さんの声に目を開けてみれば、目の前には手鏡が差し出されていた。
とりあえず受け取り、覗くと……。


「え、と……これは?」


真っ黒な髪の中、秋月さんが触れていったところに、銀色の月と、金色の双子の鈴が泳いでいた。
意識してみるとほんの少しの重みも感じられる。
そっと指先で触れると、涼しげな音がもう一度。

「髪飾り、お婆さんと相談して作って貰ってたの。 気に入ってくれたらいいんだけど……」


 ――チリン。

 ――チン。 ――チリン。


「え、と……」

「……ふふ、気に入ってくれたみたいよ、秋月ちゃん」

「あ、その……はい……ありがとうございます、嬉しい、です」


 ――チリン。


「……うん、どういたしまして」


耳の近くで奏でられる音色は、柔らかく、心地良い。
指が中々止められず、何度も何度も繰り返してしまう。

だからだろう。
秋月さんにお礼を伝えた後、二人が話す言葉の中身は、私の意識には残ろうとはしてくれなかった。





「――秋月ちゃん」

「はい?」

「次の注文、楽しみにしてるわね」


 ――チリン。


「あっ……はい! 次もきっと、お願いします!」


――――――

――――

――

 ――チリン。


「涼月、その鈴そんなに気に入ったの?」

「あ、はぃ……これ、ちょっと……好きみたいです」


今日は少しだけ大変な日だった。
朝から提督さんと二人きりで気まずかったり。
終わったと思ったらまた町に出てくる羽目になったり。
それに、この後あの大荷物を持って鎮守府まで帰る事を考えれば、ちょっとだけ気が滅入るけど。


 ――チリン。


軽やかな鈴の音が、それをあっさりと埋めてくれそうな気がした。





# 秋月の【友好度】が固定値【3】上昇しました

# 涼月は【髪飾り】を手に入れました
# 装備解除が必要そうな場面では自動的に対処されます、特に着脱宣言は必要ありません

# 【フラグ:誰がために鈴は鳴る】が発生しました
# 新規特殊イベント発生条件がセットされます

■友好度判定

フェイズ参加艦娘の【友好度】が上昇します

関係レベルが一定以上の艦娘は更に追加補正を受けます
一部アビリティの影響下にある艦娘は更に追加補正を受けます



コンマの一の位を参照

1-3 数値と同じだけ上昇
4-6 数値-3だけ上昇
7-9 数値-6だけ上昇

0&ゾロ 4上昇


↓1 秋月

# 秋月の【友好度】が上昇しました

コンマ結果 :6 (+3)

友好度 = 23+3+2(艦名ボーナス)+1(関係ボーナス)= 26


# 秋月の【友好度】が25を超えたため、関係レベルが【友人】に発展しました


―― 7日目が終了しました

涼月からの関係判定はやらないの?

>>413
涼月側の友好度判定は一定値毎
(というかぶっちゃけ【チョロイン】がある場合10毎)
になってます
ですので今回はありません

顔から火が出ないうちに寝ます

# 業務連絡その1 秋月友好度計算ミス 26→29 指摘ありがとうございます
# 業務連絡その2 人見知り判定失敗(-1)忘れてました 秋月友好度 29→28

# 髪飾りの詳細は特に決定されていません、普通の髪飾りのつもりで書いたけど想像しやすかったらかんざしでもいいです

# 投下していきます


【8日目】 時限イベント発生 【基礎訓練】


# 演習場


赤城「ではこれより涼月さんの基礎訓練を行います」

赤城「教導は私、赤城が勤めさせて頂きます。 よろしくお願いしますね」

涼月「よ、よろしくお願いします……」


涼月(昨日言われた通り、今日は訓練……)

涼月(ちょ、ちょっと怖いけど、赤城さんは優しそうだし……大丈夫、大丈夫……)


赤城「とはいえ初日ですし、あまり大した事は出来ません」

赤城「訓練というよりは軽く適性を見るだけになりますね」

赤城「それに涼月さんは記憶の事もありますから……」

涼月「あ、そこは……大丈夫そう、です」

涼月「艦載機の扱い方、なんとなく……分かります」

赤城「あら、そうなのですか?」

涼月「は、はい……」


涼月(まぁ、一応その辺はインストールされてるし……)

涼月(……上手く記憶の無い演技、できるか分からないし)


赤城「……一度試してみましょうか」

>>396で行われたコンマ判定詳細

コンマ判定 : 鎮守府装備品質の決定

01-32 低 【九七式艦攻】など
34-65 中 【天山】など
67-98 高 【流星】など

ゾロ目 最高 【流星改】など


コンマ結果 : 02 低品質



赤城「この子達がこの鎮守府に配備されている主な艦載機です」

赤城「九七式艦攻、九九式艦爆、零式艦戦21型……」

赤城「旧式ばかりですが、その分経験、練度では頭一つ抜けています。 皆良い子達ですよ」

赤城「それでは、まずは発着艦から――――」


――――――

――――

――


赤城(……悪くは無いですね)

赤城(艦載機の、艦娘の精神に大きな影響を受ける性質からすれば、もっと消極的かと思ったけれど)


涼月「……んっ」


赤城(これで撃沈6……動きの単調な擬似標的相手とはいえ、意外な結果ね)

赤城(弾幕に飛び込んでいく瞬間も躊躇いは無し……)

赤城(……こう見えて根は攻撃的な性格だったりするのかしら?)


# 数時間後


涼月「はぁ……はぁ……」


涼月(な、長い、し……きっつい……ま、まだ終わらないの……?)

涼月(せ、せめて一回くらい、休憩を……)


涼月「あ、あの……赤城、さん」

赤城「どうかしましたか? 手が止まっていますよ」

涼月「あの、きゅう、休憩を……少しだけ」

赤城「ダメです、認められません」

涼月「そ、そんな……」

涼月「きょ、げほっ、今日は……軽く、適性、見るだけ、って」

赤城「はい、なので限界を見ておこうかと思いまして」

涼月「……げっ、限界ですっ、あたし今限界きてますっ」プルプル

赤城「……? 何を言っているのですか? まだ口が利けているでしょう?」

涼月「……」

赤城「あからさまに口を閉じてもダメです、続けて下さい」

赤城「今の無駄口の分こちらの爆撃機を増やしますので、頑張って下さいね」


涼月(……)

涼月(……あたし……今日、ここで死ぬかも……)


――――――

――――

――


# 赤城の【信用度】が固定値【2】上昇します

# 以降毎日自動的に訓練が行われます(描写は省略されます)
# 交流フェイズにて【訓練】が指定された場合、自主訓練的なものとして扱われます

# 赤城がアビリティ【教官】を取得しました
# 以降涼月が交流フェイズで【訓練】を行う際、自動的に参加します(この時【人見知り】ペナルティは無視されます)
# 自主訓練時には【信用度】上昇量にボーナスが発生します
# また、涼月側の友好度上昇判定に【-20】の補正が発生します

# 涼月は【九七式艦攻】【九九式艦爆】【零式艦戦21型】を手に入れました

# 鎮守府の装備は型落ち品のようです

# 友好度表が更新されました


◆艦名(信用度 / 友好度) 【涼月との関係レベル】 【涼月からの友好レベル】
 アビリティ:特殊イベントや行動安価によって取得した物があれば表示される

◆提督(1 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【ギャンブラー / ギャンブルが得意】

◆秋月(1 / 28) 【友人】 【知人】

◆翔鶴(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆朝潮(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆那珂(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆大淀(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆春雨(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆赤城(7 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【教官 / 涼月の訓練に自動参加する、自主訓練時信用度+】

◆利根(8 / 6) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【料理長 / 鎮守府一の料理上手】【熟練清掃員 / 鎮守府一の掃除上手】

◆加古(2 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆五月雨(1 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【初期艦 / 提督の事を一番良く知っている】

◆大井(1 / 5) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【練習艦 / 涼月の対人能力改善を行える】

◆伊8(2 / 5) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆榛名(4 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

# 能力表が更新されました


正規空母【涼月 / すずつき】

◆能力値

調理技能:62 / 極一般的な水準。比較的慣れが早い。飛び抜けて美味しい物は作れないが、食べられないような不味い物を作ってしまう事も無い。
清掃技能:96 / 天才的、意地悪な姑も黙らざるを得ないレベル

◆性格値

真面目さ:33 / 低い。隙あらばサボろうと頭を働かせるが、見返りが明確な場合はその限りではない。
気の強さ:63 / やや生意気ではあるが普通の範囲。精神的衝撃にそこそこ耐える。
積極性 :21 / とても低い。かなり内向的で根暗。人と二人きりになると本を取り出して話しかけるなオーラを放つレベル。
ちょろさ :92 / 極めて高い。ちょっと優しくされただけで色々危ない。

◆所有アビリティ一覧

■身体的特徴
【火力偏重】
   正規空母トップクラスの火力持ち。
【断崖絶壁】
   装甲が薄い。特に胸部が哀しいほどまっ平ら。肉眼での膨らみの確認に判定が必要。
【低防御高火力】
   一種の浪漫。一部の嗜好の者を滾らせる。

■精神的特徴
【掃除マニア】
   清掃技能91以上で取得。清掃に関する全てのペナルティを無効化する。取得時に真面目さが上昇する。
【人見知り】
   積極性25以下で取得。様々な行動にペナルティ。大井の協力によって克服が可能。
【堕落の虜】
   真面目さ&積極性25以下で取得。様々な判定に莫大なペナルティ。
【チョロイン】
   ちょろさ76以上で取得。行動によって莫大なボーナスにもペナルティにもなりうる。涼月からの友好度判定に必要な【友好度】の基準が下がる。
【???】
   ちょろさ76以上&真面目さ25以下で取得。効果未公開。
【????】
   ちょろさ76以上&積極性25以下で取得。効果未公開。
【?????】
   ちょろさ91以上で取得。開放には更に一定の条件を満たす必要がある。効果未公開。

■後天的特徴
【恐怖刻印】
   レ級に植え付けられたトラウマ。深海勢力に不利益となる行動に莫大なペナルティ。
【失敗作(仮)】
   レ級による決定。出撃時に優先的に攻撃対象となり、轟沈の確率が劇的に増加する。(仮)のうちは努力によって取り消す事が可能。
【実在艦名】
   秋月型三番艦と同じ名前を持つ。秋月との交流にボーナス。他、一部効果未公開。

■所持品
【髪飾り】【九七式艦攻】【九九式艦爆】【零式艦戦21型】

■所持情報点
一般:02点
特殊:【中将の愛娘:20点】

■発生中フラグ
【清霜の夢】進行度 1
【誰がために鈴は鳴る】進行度 1

【8日目】 交流フェイズ


涼月(……命だけは助かった……)グッタリ

涼月(もうここから動きたくない……)


大淀「……」テクテク


涼月(……あ、大淀さん)

涼月(……)

涼月(そういえば、大淀さん見た事あんまりない……普段何してるんだろ……)



指定できる内容
【涼月の行動】 【他艦娘による涼月に対する行動】 【諜報フェイズ宣言】 【情報送信宣言】


指定できる内容以外の書き込みがあった場合は、下にズレます。


>>↓2

安価指定内容 : 秋月とゲームをしよう

秋月との関係レベルが【友人】以上のため、人見知りペナルティは発生しません


>>1裁量により追加安価を発生させます

一緒にゲームに参加する艦娘を最大二名まで指定できます
(参加させず秋月と二人で遊ぶ事もできます)

>>↓2

秋月、利根、大井の三人と一緒にゲームをするようです

夕飯食べ食べ書いてきます


# 麻雀頑張ってみたけど書けなかった、ごめん


【8日目】 交流フェイズ


# 遊戯室


秋月「これで、上がりです!」

利根「んなっ……馬鹿な!」

大井「秋月さんも中々やるわね」

涼月「……」


涼月(夜、疲れた体を誤魔化すために遊戯室に来てみた結果)

涼月(……簡単なカードゲームなのに、明確に勝ち組と負け組に……)


秋月「駆逐艦組でこの手のゲームは時々やっていますから、少しだけ自信があるんです」

利根「くっ……少しばかり家事にかまけ過ぎたか」

大井「利根さんは引っ張りだこですから、仕方ありませんよ」

利根「……そういうおぬしも遊戯室に居るイメージは無いのじゃがなぁ」

大井「私は勝ち方を知っているだけです」

秋月「大井さんってそういう事多いですよね……そつがないというか」

利根「大井は根性が曲がっておるから人の裏をかくのが上手いだけじゃ」

大井「そんな、ひどい……私傷ついてしまいますぅ」

利根「えぇいそのぶりっ子はやめい! 鳥肌が立つわ! 提督の前だけにしておけ!」

大井「提督も最近反応が薄くて……」

秋月「……先週でしたっけ、冷めた目でしたね……」

利根「あれだけやっておればそうもなるじゃろうなぁ……」

利根「うーむ、しかしただのゲームでは気が入らんな……」

利根「おぬしら、ここは一つ罰ゲーム有りにするのはどうじゃ?」

秋月「えっ!? ば、罰ゲームですか……」

利根「うむ、やはりゲームは賭けてこそ!」

利根「敗者はいつもの罰ゲームボックスから一枚引く、というのはどうか!」

大井「……利根さん、この間それで酷い目にあってませんでしたか?」

利根「あれは……相手に翔鶴がおったからじゃ、あやつの運を舐めておったわ……」

秋月「……翔鶴さんが負けた所、誰も見た事ありませんよね」


涼月「……」

涼月(……は、話に入っていけない)

涼月(…………というか、話の内容が分からない……)


■自動判定 : 友好度比較


秋月(……涼月?)

秋月(あっ……そっか……ごめんね涼月)


秋月「利根さん、罰ゲーム有りにするならこのままじゃ不公平だと思います」

利根「む? どういう事じゃ?」

秋月「慣れている秋月と、勝ち方を知っている大井さん」

秋月「それに対して不慣れな利根さんと、初めての涼月」

秋月「差がありすぎる、という事です……ここはチーム戦にしましょう!」

利根「ほう……珍しく言うではないか、秋月」

大井「あら……」

大井(ふふ、秋月さん、結構いいお姉さんしてるのね?)

大井「面白そうね、私も賛成します」

涼月「えっ……え?」

秋月「秋月は涼月と組みます! 涼月、頑張ろうね!」

涼月「えっ、あ……えーと、うん、わかりました……?」

利根「ならば我輩は大井とじゃな! おぬしの腹黒さは信頼しておるぞ?」

大井「えぇ、任せて下さい。 利根さんが面白可笑しくなるように頑張ります」

利根「うむ! ……うむ?」

利根「まぁ良い! では早速始めるぞ!」


――――――

――――

――


涼月(その後、何故か大井さんの自爆……というより裏切り? のお陰でこっちが勝って)

涼月(鎮守府の皆が書いた罰ゲームを入れたっていう箱から、利根さんが「提督にお酌をする」を引き当てて……)

涼月(……)

涼月(利根さんが提督にからかわれて大変そうだったけど)

涼月(最後は楽しかったかな……うん)


秋月「涼月」

涼月「あ、はい?」

秋月「また遊ぼうね」

涼月「ん……うん、楽しみに、してます」

■友好度判定

フェイズ参加艦娘の【友好度】が上昇します

関係レベルが一定以上の艦娘は更に追加補正を受けます
一部アビリティの影響下にある艦娘は更に追加補正を受けます



コンマの一の位を参照

1-3 数値と同じだけ上昇
4-6 数値-3だけ上昇
7-9 数値-6だけ上昇

0&ゾロ 4上昇


↓1 秋月
↓2 利根
↓3 大井

# フェイズ参加艦娘の【友好度】が上昇しました


秋月 友好度 = 28+2+2(艦名ボーナス)+2(関係ボーナス) = 34

利根 友好度 = 6+2 = 8

大井 友好度 = 5+2 = 7


# 秋月の【友好度】が30を超えたため、涼月側の友好度上昇判定が発生します



直下コンマ判定 : 涼月→秋月の友好度

目標値 : 92(性格値【ちょろさ】)

判定に失敗しました
涼月側の友好度が上昇しました

【知人】→【友人】




# 友好度表が更新されました


◆艦名(信用度 / 友好度) 【涼月との関係レベル】 【涼月からの友好レベル】
 アビリティ:特殊イベントや行動安価によって取得した物があれば表示される

◆提督(1 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【ギャンブラー / ギャンブルが得意】

◆秋月(1 / 34) 【友人】 【友人】

◆翔鶴(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆朝潮(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆那珂(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆大淀(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆春雨(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆赤城(7 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【教官 / 涼月の訓練に自動参加する、自主訓練時信用度+】

◆利根(8 / 8) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【料理長 / 鎮守府一の料理上手】【熟練清掃員 / 鎮守府一の掃除上手】

◆加古(2 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆五月雨(1 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【初期艦 / 提督の事を一番良く知っている】

◆大井(1 / 7) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【練習艦 / 涼月の対人能力改善を行える】

◆伊8(2 / 5) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆榛名(4 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

この後日付変更して一日終わりですけど、その前にちょっとアンケ

冗長になると思って寝る前に【情報送信】するかしないかの安価を出してなかったんですけど、要ります?
難易度ちょっと変わっちゃいますけど許容範囲かとは思います

↓1-3 多い方にします

満場一致につき

【諜報点】を1点以上所持している場合、
毎晩日付変更前に送信するかしないかの安価が発生します


という訳で【8日目】の分
送信する場合どれだけ送信するかを指定しても構いません
指定が無い場合は追加安価します

↓直下

# 夜に【情報送信するか否か専用の安価】を出す?っていう内容のアンケです
# なので8日目に【しない】となってもしゃーなしです、すみません



# 秋月の部屋

涼月(……体のあちこちが……悲鳴を……)

涼月(……寝よう、なんとかして……)

涼月(……)

涼月(寝不足で訓練とか……本当に死んじゃう……)


―― 8日目が終了しました


【9日目】 朝


# 鎮守府2F廊下


涼月(……)テクテク

涼月(ん? 外のあれって……)

涼月(……花壇?)

涼月(……)

涼月(花なんて育ててたんだ……ここ)




指定できる内容
【涼月の行動】 【他艦娘による涼月に対する行動】 【諜報フェイズ宣言】 【情報送信宣言】


指定できる内容以外の書き込みがあった場合は、下にズレます。


>>↓2


時間的に多分安価取るだけ取って終わりです

# まぁ、そうなるな


情報送信が宣言されました

送信する情報を選択して下さい

■所持情報点
一般:02点
特殊:【中将の愛娘:20点】


↓2

■情報送信

一般諜報点【2点】を送信します



特殊イベント発生条件を達成しました
発生条件【初めて情報送信を行う】

情報送信中に特殊イベントが挿入されます



描写と判定は明日に回します、おやすみ


【9日目】 情報送信


# 特殊イベントが挿入されます



――――ぐじゅり。

禍を孕んだ異音が耳朶を犯す。
それは狂った音階だった。
生物が出して良い音ではなく、生物が聞いて良い音でもない。

源を探すならば、そこには女の白い指。

母の指先から滴り落ちた液体がその体を震わせる。
ぐじゅり、ぐじゅり。
不定形の黒い泥が苦悶に踊る。

泡立ち、蠢き、渦を巻く。
幾度と顔を出す眼球が怨嗟に歪んで弾けて消える。
天を指す腕が何も掴めず解けて溶ける。

地獄という物が真にあるならば、堕ちた罪人とはきっとこんな姿なのだろう。





やがて泥は動きを止める。
泥を受け止めた女の手。
そこには光を拒む、黒い蟲が居た。


その長い脚は、蜘蛛に似ていた。
  構成する部品が、苦痛に捩れる人の手足でさえ無ければ。

その細い胴は、蛇に似ていた。
  到る所に開いた口が、腐臭と汚濁を吐き出してさえ居なければ。

その単眼は、人に似ていた。
  憎悪と共に見つめる先が、輝ける人の魂でさえ無ければ。


小さな異形の産声が響く。
キキキ、キキキ、と。
嘲るように、蔑むように。
自らの生誕を呪うように。





数分の後。

新たな命は、僅かばかりの飛翔を経て海へと没した。
その体内に埋められた災いを、何処かに届けるために。


# 特殊イベントによる【フラグ発生】【アビリティ獲得】はありません


――――


涼月(……)

涼月(……情報、チップ……アレが?)

涼月(あたしの体……あんな、もので……?)

涼月(……)

涼月(……)

涼月(…………気持ち、悪い)






■直下コンマ判定 : 艦娘による情報送信の目撃


基礎目標値     : 25

海域治安ボーナス :-20 (海域危険度が低いため、艦娘達の警戒心が薄れています)
低友好度ボーナス :-10 (艦娘達の友好度が低いため、涼月を探している艦娘が殆ど居ません)

【堕落の虜】     :+20 (涼月は周辺警戒を疎かにしています)

最終目標値     : 15

コンマ結果 : 04

判定に失敗しました
誰かが涼月の情報送信を目撃したようです



# 判定失敗……んなバカな(時津風並の感想)
# 成功すると思ってテンプレ準備しかしてなかった、ちょっと待ってて


# 正直、堕落除去用アビリティは一週間以内に誰かが取得すると思ってました
# 人見知り用は出たのに何故じゃ……


■目撃者および目撃深度の決定


◆目撃者

コンマの一の位を参照
目撃者候補は【信用度+友好度】が【高い順】に二名、【低い順】に二名、自動選出されます

1-3 秋月
4-6 利根
7-8 提督
9-0 五月雨


◆目撃深度

コンマの十の位を参照

1-4 遠目にちらりとだけ
5-8 手から飛び立つ何かを見る
9-0 飛び立つ生物の姿をハッキリと見る


↓1

コンマ結果 : 14

目撃者:利根
目撃深度:遠目にちらりとだけ

セーフ!セーフです!



利根(む……? あそこに居るのは涼月か?)

利根(あんな何も無い所で何を……)

利根(……)

利根(まぁ、海を見たい時もあるか)



# 【2点】の一般諜報点を送信しました
# 一定期間、鎮守府周辺海域の危険度が上昇します

■海域危険度 : 2 (影響は無いに等しい)


――――――

――――

――


# 深海にて


レ級「……」

レ級「意外、仕事する気あったんだなー、あいつ」

レ級「送ってきたのは殆ど意味ない情報だけど……」

レ級「んー……まーいっか、最初だしなー」

レ級「しばらく様子見てやる事にしよ、折角作ったんだし?」


# 涼月のアビリティ【失敗作(仮)】が除去されました

# 秋月の部屋 夜


涼月(……)

涼月(……)

涼月(……)

涼月(……大丈夫、人の形、してる)

涼月(……大丈夫)


# 一日に二回以上の情報送信は行えない事とします
# 9日目夜の情報送信安価は自動キャンセルされます


―― 9日目が終了しました


【10日目】 朝


赤城「今日も素晴らしい味です……」キラキラ


涼月(……)

涼月(赤城さんの影に隠れてるけど……)


朝潮「……」モグモグ

朝潮「……」キラキラ


涼月(朝潮さんも、結構食べるの好きそう……?)





■今日の行動の決定


指定できる内容
【涼月の行動】 【他艦娘による涼月に対する行動】 【諜報フェイズ宣言】 【情報送信宣言】


指定できる内容以外の書き込みがあった場合は、下にズレます。


>>↓2

安価指定内容 : 秋月とガーデニングをする

関係レベルが一定以上のため、人見知りペナルティは発生しません


# 書いてきます


# 鎮守府屋外


涼月「……」ドンヨリ

秋月「……涼月……そんな所で座り込んだら汚いから……」

涼月「へっ……いいんすよあたしなんて、ちょっとくらい汚れても……」

涼月「三倍の艦戦出しといて全機撃墜判定まで五分とか……ふふ、ぽんこつ、ふふふ……」

秋月(あっ、また入っちゃってる……これ、本当ひどいなぁ……)

秋月「あ、赤城さんはここで一番の練度だから……」

秋月「これから追いついていけばいいんだから、元気だして……」

涼月「…………うん」

秋月「な、何か気晴らしでもしましょう! ね!?」

涼月「……気晴らし?」

秋月「遊戯室でもいいし、町に出かけるのでもいいし」

秋月「秋月が一緒に付き合うから……」


涼月(……気晴らし)

涼月(……)

涼月(あ……そういえば……)


――――――

――――

――


# 花壇


涼月「……結構咲いてる」

秋月「うん、毎日手入れしてる人が居るからね」

涼月「……利根さん?」

秋月「ううん、そう思っちゃうくらい手広い人だけど、ここは別の人」

秋月「鎮守府花壇同盟さんが管理してるの」

涼月「かだんどうめ……え、何それ?」

秋月「秘密組織なんだって……だからメンバーは言えないの、ごめんね」

涼月「……」

涼月「とりあえず変な人達っぽいのは分かった、かな……」

秋月「そ、そうかな……」

秋月(涼月、慣れてくれたのは嬉しいんだけど、結構口が悪いような……)

秋月(どうしよう、早い内に矯正した方が……?)


秋月「えっと、それで……花好きなの?」

涼月「ん……そういう訳でも無いんだけど、この間見かけてちょっと気になってて……」

涼月「……でも、近くで見たら綺麗だし……嫌いじゃない、かな」

秋月「そっか……」

涼月「うん」

秋月「……ね、涼月、ちょっとだけ貰っていく?」

涼月「え……いいの?」

秋月「少しだけなら大丈夫、普段から談話室に飾るのに使ってるし、持って行って良いって言われてるから」

涼月「そうなんだ……」

涼月「……」

涼月「じゃあ、少しだけ……」


――

――――

――――――


# 秋月の部屋


涼月(植え替え、終了……)フゥ

涼月(土とか運ぶの、ちょっと疲れた……)

涼月(……でも、窓際が少し明るい)

涼月(……うん、良い……うん)


秋月「涼月、あと少しだけいい?」

涼月「……?」

涼月「プランター……1個追加?」

秋月「うん、といってもこっちは植え替えじゃなくて……」

秋月「これ、植えてみない?」

涼月「え、と……これ、何?」

秋月「球根っていうの、花の赤ん坊、かな」

秋月「さっき土を取りに行く時に榛名さんに会って、お願いしてみたの」

涼月「……赤ん坊」

涼月(……)

涼月「……どんな花が咲くのかな」

秋月「それは……育ってからのお楽しみでどうかな」

涼月「ん……」

涼月「うん……世話、頑張ってみる」

秋月「秋月も。 一緒に頑張ろうね」

涼月「……ん」





涼月「……ところで」

秋月「?」

涼月「榛名さんにお願いした、って……」

秋月「……あっ」

秋月「……」

涼月「……」

秋月「な、内緒、ね?」

涼月「……うん、まぁ、はい」


# 榛名の特殊アビリティ【????】の存在が示唆されました
# この特殊アビリティの持ち主は他にも居るようです

# この手のメッセージを出すのは初ですが、過去の交流フェイズ等においても幾つか情報が設置されています





# 交流フェイズが終了しました
# 海域危険度が1以上のため、出撃した艦隊の被害判定が行われます



■直下コンマ判定 : 出撃艦隊被害判定

海域危険度から、判定基準は【丁】が採用されます


ゾロ目 小破
それ以外 かすり傷程度 (描写は省略されます)

コンマ結果 : 49

出撃した艦隊に特に被害はありませんでした



# 鎮守府廊下 夜


涼月(いいお湯だった……)ハフゥ

涼月(……)

涼月(はちさんがお風呂で本読んでたけど)

涼月(あれ、ページ痛まないのかな……)





夜になりました
情報送信を行いますか?

◆所持諜報点

一般:なし
特殊:【中将の愛娘:20点】


↓2

所持諜報点が【中将の愛娘】しか存在しないため、送信内容が自動選択されます


# 特殊イベント発生条件が達成されました
# 発生条件【特殊情報【中将の愛娘】を送信する】


もう遅いので先に判定して、その後に翌日安価取って寝ます




■直下コンマ判定 : 艦娘による情報送信の目撃

# 海域危険度が上昇していますが、明確な被害が現れていないため警戒心は据え置きです


基礎目標値     : 25

海域治安ボーナス :-20 (海域危険度が低いため、艦娘達の警戒心が薄れています)
低友好度ボーナス :-10 (艦娘達の友好度が低いため、涼月を探している艦娘が殆ど居ません)

【堕落の虜】     :+20 (涼月は周辺警戒を疎かにしています)

最終目標値     : 15

コンマ結果 : 98

涼月は誰にも見つからなかったようです


■11日目の行動の決定


指定できる内容
【涼月の行動】 【他艦娘による涼月に対する行動】 【諜報フェイズ宣言】 

諜報点が0のため、情報送信は行えません
指定できる内容以外の書き込みがあった場合は、下にズレます。


>>↓2

安価指定内容 : 秋月と遠足に行く

人見知りペナルティは発生しません




# そして特殊アビリティ情報出しに気を取られて友好度判定忘れるとか
# すみません、もっかいコンマだけお願いします

■友好度判定

フェイズ参加艦娘の【友好度】が上昇します

関係レベルが一定以上の艦娘は更に追加補正を受けます
一部アビリティの影響下にある艦娘は更に追加補正を受けます



コンマの一の位を参照

1-3 数値と同じだけ上昇
4-6 数値-3だけ上昇
7-9 数値-6だけ上昇

0&ゾロ 4上昇


↓1 秋月

# フェイズ参加艦娘の【友好度】が上昇しました


秋月 友好度 = 34+4+2(艦名ボーナス)+2(関係ボーナス)= 42


# 秋月の【友好度】が40を超えたため、関係レベルが【親友】に発展します


# 秋月の【友好度】が40を超えたため、涼月側の友好度上昇判定が発生します



直下コンマ判定 : 涼月→秋月の友好度

目標値 : 92(性格値【ちょろさ】)

# 涼月が情に絆されました

# 友好度表が更新されました


◆艦名(信用度 / 友好度) 【涼月との関係レベル】 【涼月からの友好レベル】
 アビリティ:特殊イベントや行動安価によって取得した物があれば表示される

◆提督(1 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【ギャンブラー / ギャンブルが得意】

◆秋月(1 / 42) 【親友】 【親友】

◆翔鶴(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆朝潮(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆那珂(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆大淀(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆春雨(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆赤城(7 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【教官 / 涼月の訓練に自動参加する、自主訓練時信用度+】

◆利根(8 / 8) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【料理長 / 鎮守府一の料理上手】【熟練清掃員 / 鎮守府一の掃除上手】

◆加古(2 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆五月雨(1 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【初期艦 / 提督の事を一番良く知っている】

◆大井(1 / 7) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【練習艦 / 涼月の対人能力改善を行える】

◆伊8(2 / 5) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆榛名(4 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】





# 特殊イベント発生条件が達成されました
# 発生条件
【フラグ【誰がために鈴は鳴る】の進行度が1】
【フラグ発生時から関係が1段階以上発展している】
【フラグ対象艦娘と二人での行動が指定される】
【海域危険度を??以上に上昇させた事が無い】

# 交流フェイズ後に特殊イベントが挿入されます



# 鈴イベントだけめっちゃ早くて草
# 特殊イベント2個同時とか俺涙目で更に草
# 寝ます!


# 鎮守府廊下 夜


涼月(……)

涼月(……この、情報)

涼月(横須賀の提督さんが、贔屓してる艦娘が居る、って……)

涼月(……)

涼月(……役に立つか分からないけど、一応送っておこう、かな)


――――――

――――

――


# 特殊イベントが開始されます



「…………おいおいおいおい何だこれ、おい何だよこれぇ」


深い深い海の底。
かつての静穏が失われて久しい奈落の一角に声が響く。

言葉の内容だけならば愚痴にも取れるだろう。
だが実情は異なる。
その声は、溢れんばかりの喜色に満ちていた。


「やるじゃんやるじゃんやるじゃん! 暇潰し用のガラクタのくせにさぁ!!」


声の主は異形の少女。
戦艦レ級は顔を歪ませ、長大な尾を喜びに振り回す。
近くにあった家具が粉々に破壊され、ついでとばかりに直撃を受けた別の少女、重巡リ級が吹き飛ばされる。
情報チップを発見しここへ運んだ彼女は、不運にも腹部と胸部の八割を失い、活動を永遠に停止した。


「失敗したぁ畜生! こんな事ならもっとまともなとこに送れば良かった!」


しかし、レ級は目にも留めない。
無論、彼女も普段ならば多少の反省はしただろうし、僅かとはいえ戦力を減らした事に後悔もしたはずだ。
もしかすれば、リ級の死骸に謝罪する事もあったかも知れない。

だが今、彼女の目の前にある情報はその全てを覆すに余りあったのだ。


横須賀鎮守府。
人類の反撃拠点の一つであるそこは、ここ深海において憎悪と怨嗟、そして恐怖を以って語られる物であった。

水平線を埋め尽くす深海の群れを前にして僅かの動揺すら起こさない、常識を無視した士気。
圧倒的な性能差をいとも容易く覆す、化け物よりも化け物らしい桁外れの練度。
対応の間も無く次々と投入され、その度に甚大な被害を齎し続ける、聞いた事も無い最新鋭の装備。
ただ一つだけでも脅威以外の何者でも無いというのに、それが三つ。
横須賀の艦隊と相対したならば最早助かる術は無い、などという弱音すら聞かれるのも無理は無い。

だが、と少女は嗤う。
本当の脅威はそこではない。
真に恐ろしいのは、それらを纏め上げ束ねる、横須賀の提督なのだと。

思い出されるのはミッドウェー。
かつての大戦の転換点ともされるそれをただの餌にしてまで、横須賀に総攻撃が行われたあの日。
絶望の化身であるはずの彼女達を出迎えたのは、更なる絶望。
近隣の鎮守府からも召集され、完全な迎撃体制を整えた大艦隊であった。

読んだつもりが読まれていた。
釣ったつもりが釣られていた。
殺すつもりが殺された。

レ級の脳裏に鮮明に再生される。
自らの提督を誇り、絶対の信頼を胸に、戦場を駆ける戦士達の顔が。
彼女の手の中、ビチビチと暴れる蟲の胎内に、それを砕くための最初の一手が潜んでいる。


「……キヒッ、くふ、ふふ」


勿論、ただこれだけの情報では足りない。
横須賀の艦娘を落とすには、生半な事では届かない。
あと二つ、いやせめてもう一つ、ダメ押しとなる情報が必要だ。

それが分かっていても、声を抑える事は彼女には出来なかった。

深い海の底に哄笑が響く。
眩く輝く希望達を、暗く淀む死に引き擦り込む、遠くは無いだろうその日を夢に見て。


# 送信済み諜報点が【20】を超えました
# 涼月に対するレ級の評価が一段階上昇します



# 【ネームドイベント:??????????】の発生条件が一つ達成されました

# 発生条件 ◆=達成済み

◆【特殊情報【中将の愛娘】を送信している】

【特殊情報【?????????】もしくは【?????????】を送信している】
【時限イベント【?????????】発生までに涼月がアビリティ【????】を取得していない】
【時限イベント【?????????】がフラグ【清霜の夢】が進行する形で終了する】
【フラグ【清霜の夢】の進行度が4以上】



# 用語解説:ネームドイベント

# 【ルート分岐】に関わる【重要イベント】には個別の名称が設定されており、これらは【ネームドイベント】と呼称されます
# 発生に必要な条件の達成度が進行した場合、または条件達成が不可能になった場合、このように通知されます
# 発生しても即座にルートが分岐する訳では無く、取得済みの【アビリティ】や【フラグ】が関わる【選択肢】によって展開が変化します

# ※【アビリティ】や【フラグ】が不足している場合、開放されない【選択肢】が存在する事があり、最悪展開が固定されます

# ※【選択肢】は多数決型安価によって採択されます

# ※条件達成が不可能になった際、特定の条件を満たしていると別の【ネームドイベント】に変化する事があります





―― 10日目が終了しました


# 【11日目】 朝


那珂「みんなー!今日も那珂ちゃんのために集まってくれて、ありがとーっ!!」


涼月(……那珂さん、今日もやってる)

涼月(今日の観客は……)

涼月(五月雨さん、翔鶴さん、提督さ……ん……)

涼月(……)

涼月(……あ、大淀さんに連れてかれた……まぁ、うん、仕事しないとだよねぇ……)



■安価指定済み : 秋月と遠足に行く

# もう少々お待ち下さい

レ級から情報の報酬貰えたりしないのかな

安価さえとってしまえば、俺らは何も言えないからな
マジかよと思うことはあっても取れなかったのが悪いんだし

イッチは作り込みすぎだわ、変態かよ(誉め言葉)

>>552
報酬的な物は今後イベントが発生した時にある予定
展開次第ですけど

>>557
正直もうちょっと安価というかプレイヤー側の自由度を上げたい感はあります
非掲示板テストプレイの限界がここに



# 鈴イベはあと少しだけお待ちを……

予想と違って高かったか……了解です


# ようやっと書き終わった
# 推敲しつつ投下します


# 秋月の部屋


秋月「涼月、準備は大丈夫?」

涼月「うん、大体……大丈夫なはず」

秋月「もう、はずじゃダメ! はい、確認」

涼月「はーい……」ゴソゴソ


涼月(昨日の気晴らしの続きに、と思って……)

涼月(近くの山に花を見に行こう、という事になった)

涼月(……簡単にお弁当でも持っていけばいい、と思ってたのに)


秋月「非常食よし、コンパスよし……」

涼月「……ちょっと山に登るだけなのに、ここまで要るの?」

秋月「念には念を入れないと、何かあってからじゃ遅いんだから」

涼月「……はーい」

秋月「うん、全部よし、じゃあ出発しましょ?」

涼月「うん……あ、そうだ……」

涼月(インストールされた知識に何故かあったやつ、聞いとかないと)

涼月「……バナナはおやつに入る?」

秋月「え、どう、かな……入らない気がするけど……欲しいの?」

涼月「……ううん、いらないと思う」

秋月「……?」


涼月(……何のための知識なんだろ、これ)

海域危険度が上がるとどうやら鎮守府側のフラグも折れるみたいだしね
行動消費無しで情報送信は正直フェアではねえよな


# 山中?


秋月「真っ赤だね、涼月」

涼月「うん、真っ赤……」

涼月「忘れてた……秋なんだし、落ち葉で埋もれてて……花、あるのかな」

秋月「あ、でも所々顔出してるのも……ほら、あそことか」

涼月「あ、本当だ……紫の」

涼月(ぽわぽわしてる……ちょっと可愛い)

秋月「なんていう花かな……」パラパラ

涼月「……? それ何?」

秋月「図鑑、借りてきたの。 花があったら調べようと思って」

秋月「……あ、あった、ヤマラッキョウだって」

涼月「ラッキョウ? ……カレーの?」

秋月「うん、そうみたい。 食べられるって書いてある」

涼月「へぇ……」

秋月「あ、向こうにも、今度は桃色のが」

涼月「……結構咲いてるんだ、落ち葉だらけなのに」

秋月「花も頑張ってるのね、これはハグロソウっていうみたい」

涼月「へぇ……」

涼月(ちっちゃい……かわいい)


――――――

――――

――


# 山頂?


秋月「……ふぅ、ごちそうさまでした」

涼月「ん、お粗末さまでした」

涼月「……うーん」

秋月「どうしたの?」

涼月「……これ、本当に非常食とか必要だったのかな、って」

涼月「ここから見たら改めて思って……ここ、山っていうより、丘の方が近いんじゃ……」

秋月「一応名前は山だし、何かあってからじゃ遅いから」

秋月「毎年何十人も遭難者が出てるから気をつけろ、って司令も……」

涼月(……提督さんにからかわれたんじゃないかな、それ……)



涼月「……ん、ふぁ」

秋月「涼月、あくびの時はちゃんと隠さないとみっともないよ」

涼月「ん……ごめん」

涼月「……眠くなってきた、かも」

秋月「日差しあったかいからね……ちょっとお昼寝していく?」

涼月「……いいの?」

秋月「まだ時間はあるし、大丈夫」

涼月「じゃあ、ちょっとだけ……」

秋月「うん、おやすみなさい」

涼月「おやすみなさい……」


――――――

――――

――


# 特殊イベントが開始されます



「涼月、涼月?」


……心地よい微睡みから、優しい声で引き上げられる。
中々仕事をしない目蓋を頑張って開けば、こちらを見下ろす秋月さんの顔があった。


「あ、起きた?」

「ん、うん……おはよう……」

「おはよう。 日が暮れる前に、そろそろ帰らないと」


言われて空を見れば、確かにお日様は大分傾いていた。
山を下りるまでは大丈夫だろうけど、鎮守府に帰る頃には暗くなっていてもおかしくないかも知れない。


「……ちょっと寝すぎた?」

「かも……でも気持ちよく寝てるから起こせなかった秋月も悪いし、気にしないで?」


秋月さんはそう言ってくれるけど、寝る方と起こす方では寝る方が悪いと思う。
一言謝って、体を起こして頭を一振り。

……やっぱり昨日の夜、アレはやめておけば良かった。
アレのせいでまた気持ち悪くなって、寝るのが遅くなってしまったせいだろう。
まさかお昼からこんな時間まで寝こけてしまうなんて……。

と、そこで違和感に気付く。
頭を振ったのに、あの音が聞こえてこない。


「あ、これ?」


慌てて周囲を探したあたしに、鈴はあっさり戻ってきてくれた。


「寝る時はちゃんと外さないと……はい、つけてあげる」


貰った時のように、秋月さんの手が伸びる。
今度は目を瞑ってしまう事も無かった。
ただ、その、それを見て秋月さんが嬉しそうに微笑んだのが……ちょっと恥ずかしかったけど。

――ちりん。

鈴が鳴る。
涼やかな音は火照りかけた頬もきっちり冷ましてくれた。
……今回もつい、何度も弾いて鳴らしてしまう。
段々と、この鈴が無ければダメな感じになってきている気がする……嫌じゃないけど。


鎮守府への帰り道。
あたしと秋月さんは取り止めも無い話をしながら歩いた。

カレーについてきたラッキョウがどうにも苦手、とあたしが言って。
出された物は残しちゃダメ、と秋月さんに叱られたり。

あの図鑑は榛名さんから?とあたしが聞いて。
秘密なんだから言っちゃダメ、と秋月さんに叱られたり。

提督さんのからかい疑惑にちょっと突っ込んでみて。
司令を疑うなんて……と本人もちょっと疑わしそうにしていたけど、叱られたり。


秋月さんと二人だけの時間がもうちょっと欲しかったから。
少しでも多く話をして、歩みを遅くしたかったのかも知れない。

……鎮守府は良い所なんだと思う。
それでも、やっぱり秋月さん以外はまだ怖い。


「……もうちょっとね、暗くなる前に帰ってこられて良かった」


秋月さんの声に、視線を前へ向ける。
夕日に真っ赤に染まった鎮守府が、もうハッキリと見えてしまっていた。

……思わず、足を止める。


「涼月?」

「あ……え、と……お土産、何も無いな、って……」


口をついて出たのはそんな未練たっぷりの言葉だった。
鎮守府の近くには店は無い。
今から町に戻るなんて出来ないのは、分かっているのに。


「大丈夫、お土産なら秋月が集めておいたから」


ところが、秋月さんが返してきたのはそんな言葉だった。
リュックを少しだけ開けて、中から何かを取り出す。
袋に入ったそれは、十数枚の落ち葉。


「押し花にしようと思って、綺麗な形のを探しておいたの」


押し花、というのは分かる。
はちさんが本の栞に使っていたのを見た事があったから。
作り方は分からないけど、今日出かけたのは二人なんだから、二人だけで作るはずだ。
それだけであたしの心は静まってくれた。


「あ、そうだ……それと、こっちはお土産じゃないんだけど……これ、分かる?」


秋月さんが落ち葉と入れ替えに取り出したのは……銀色の月。
毎日見ているからすぐに分かる。
あたしのと同じ髪飾りだった。

違うのは鈴がついていない事。
代わりに、一本の紐が垂れているだけ。


「えっと……鈴、ないけど?」

「うん、これは秋月のだから……鈴じゃなくて、これ」


小さな作り物の紅葉が、月の裏から顔を出す。
真っ赤に染まった葉の根元に、ほんの小さな金具がついている。
これで紐に括りつける、という事だろう。


「秋の月だから、紅葉にしてみたの」

「……じゃ、あたしは、鈴の月?」

「…………お、思いつかなくって……嫌だった?」


……正直駄洒落になっちゃってるのはちょっとどうなんだろうか。
それでも、鈴の音色が綺麗なのは変わらないから、まぁいいかな、とも思うけど。


「良かった……ね、涼月、つけてくれる?」

「ん……うん」


髪飾りを受け取って、そっと髪に触れる。
あたしと色の似た黒髪がさらりと流れる。
秋月さんの髪には始めて触ったけれど、似ているのは色だけらしい。
指の間を撫でていくそれは、秋月さんの心のように柔らかかった。


「ありがとう、涼月。 ……どうかな?」

「……うん、凄く似合ってる」


黒い髪の中に映える銀の月は、やっぱり良い。
それに何より、お揃いというのが嬉しい。
秋月さんとの距離がまた少し縮まったような気がする。

ただ……一つだけ。

月から下がる紅葉。
それがちょっと、どうにも小さすぎる。
1個だけなのも寂しいし、月とのバランスが正直取れていない。


「あ、うん、これはいいの……後から増やす予定だから」

「あ、そうなんだ……じゃあ、その時はまた、あたしがつけて、いい?」

「……うーん、それはダメ」


……むっとする。
何でダメなんだろうか。
秋月さんの髪は綺麗で、優しくて、ずっと触っていたいぐらいだった。
機会があるなら全部あたしがやってしまいたいのに。

……恥ずかしいけど、正直にそう伝えて、何とか権利を勝ち取ろう。
そう考えて、口を開きかけたその時。



「――皆が、初月達が帰ってきたら、1個ずつ増やして貰おう、って思ってるから」



その言葉に、全てを止められた。


「――――――え、あ」


聞き覚えのある名前。
最初の日の夜、興奮した秋月さんが何度も漏らしていた。

私のような紛い物じゃない。
……本当の妹の名前。



ずしり、と、慣れ親しんだはずの鈴が重みを増す。


「それと……皆にも髪飾りを作って――」


その体にあたしの罪をぶら下げて。


「秋月型で、御揃いにするの……素敵だと思わない?」


偽者の主を拒むように。



……あぁ、何を浮かれていたのか。

余りにも日々が温かかったせいだろう。
自分がどういうものなのか、これから秋月さんにどんな仕打ちをするのか。
……この場所に本当に立つべきは誰なのか。

忘れてはいけないのに、忘れてしまっていた。



……こんな風に考える事すらおこがましい。
今すぐに何もかもを明かして、首でも括れば全てが解決するのに。
死にたくないという利己心だけで、それが選べないのだから。


――チリン、と。

風に揺れて鈴が鳴る。
耳元で囁く音色は、深く突き刺さるような鋭さを持っていた。


「……涼月?」


時刻は夕。
傾き落ちかけ、空を真っ赤に染める太陽を背に。


「……うん、とっても、いいと思う……」


秋月さんからは、あたしの顔は良く見えなかったはずで。
それは、きっと幸運な事に違いなかった。


# 秋月の【友好度】が固定値【3】上昇しました

# 【髪飾り】は名称が【秋月型の髪飾り】に変化しました

# シークレット変数【???】が固定値【1】上昇しました
# シークレット変数【???】の現在の値は【1】です
# この変数は一定値に達するまで、その名称と詳細が公開されません

# 【フラグ:誰がために鈴は鳴る】の進行度が【2】になりました
# 新規特殊イベント発生条件が設置されます



■友好度判定

フェイズ参加艦娘の【友好度】が上昇します

関係レベルが一定以上の艦娘は更に追加補正を受けます
一部アビリティの影響下にある艦娘は更に追加補正を受けます



コンマの一の位を参照

1-3 数値と同じだけ上昇
4-6 数値-3だけ上昇
7-9 数値-6だけ上昇

0&ゾロ 4上昇


↓1 秋月

# フェイズ参加艦娘の【友好度】が上昇しました

秋月 友好度 = 42+2+2(艦名ボーナス)+2(関係ボーナス)= 48





# 【11日目】 夜


涼月(……)

涼月(本当の、涼月さん、って……)

涼月(……どんな人、だったんだろう)



# 諜報点を所持していないため、自動スキップされます



―― 11日目が終了しました

# 俺は何度やれば学習するのか……指摘感謝です



秋月友好度修正 48→51

# 秋月の【友好度】が50を超えたため、涼月側の友好度上昇判定が発生します



直下コンマ判定 : 涼月→秋月の友好度

目標値 : 92(性格値【ちょろさ】)

# 涼月は情に絆されました

# 友好度表が更新されました


◆艦名(信用度 / 友好度) 【涼月との関係レベル】 【涼月からの友好レベル】
 アビリティ:特殊イベントや行動安価によって取得した物があれば表示される


◆提督(1 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【ギャンブラー / ギャンブルが得意】

◆秋月(1 / 51) 【親友】 【大親友】

◆翔鶴(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆朝潮(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆那珂(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆大淀(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆春雨(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆赤城(7 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【教官 / 涼月の訓練に自動参加する、自主訓練時信用度+】

◆利根(8 / 8) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【料理長 / 鎮守府一の料理上手】【熟練清掃員 / 鎮守府一の掃除上手】

◆加古(2 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆五月雨(1 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【初期艦 / 提督の事を一番良く知っている】

◆大井(1 / 7) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【練習艦 / 涼月の対人能力改善を行える】

◆伊8(2 / 5) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆榛名(4 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

【特殊情報】は扱いちょっと変えましょうか
簡単に案考えてみた

# 特殊情報全てに【簡易特殊イベント】が設置されます
# これは獲得した特殊情報を【送信するかどうか】を選ぶためだけの【選択肢表示用イベント】です
# 特殊情報は安価で【送信するか、それとも握り潰すか】を選ぶ形にします

# ただし涼月の【アビリティ】次第では完全に情報を握り潰す事が出来ず【保留】に留まる場合があります
# 【保留】された場合、情報が有効なリミットギリギリに【二回目の安価】が発生します

# 一般諜報点は今まで通りの扱いです


>>568のルート潰れに関して
完全分岐前には起こせないようにしてあります
今回の場合ですと、海域危険度が一定値以上だと別の形でイベントが継続する予定でした


【12日目】 朝


――ちりん


涼月(……)

涼月(…………今日は、鈴、外していこうかな)

涼月(……)

涼月(秋月さんが、心配する、かな……)

涼月(……我慢しよう)



■今日の行動の決定


指定できる内容
【涼月の行動】 【他艦娘による涼月に対する行動】 【諜報フェイズ宣言】


指定できる内容以外の書き込みがあった場合は、下にズレます。


>>↓2

# 諜報フェイズが宣言されました
# 追加安価が発生します

指定できる内容

【どのような手段で情報を入手するか】



>>↓2

安価指定内容 : 鎮守府に詳しい利根に聞く


# 人見知りペナルティが発生しました
# 諜報フェイズのため、アビリティ【恐怖刻印】による相殺が発生しました
# 判定目標値が0を下回ったため、判定は省略されます


# 諜報成功判定の目標値が0を下回ったため、判定は省略されました


# 諜報点獲得判定は投下後になります




そして11日目の出撃被害判定を忘れていました

まぁ被害なんて出ないでしょうけど取っておきます


■直下コンマ判定 : 出撃艦隊被害判定

海域危険度から、判定基準は【丁】が採用されます


ゾロ目 小破
それ以外 かすり傷程度 (描写は省略されます)

コンマ結果 : 87 (かすり傷)

# セフセフ


# では書いてきます

# 利根に何を聞くのか具体的な内容が無かったため、
# 何か書いておくと>>1が勝手に採用したりしなかったりします


# 利根は現状フレーバーアビリティしか持ってないので五月雨の時のような安価は出ません



【12日目】 諜報フェイズ


# 鎮守府厨房


利根「む? 攻略中の海域、というのは特に無いぞ?」

涼月「え……あ、そうなん、ですか?」


涼月(……夕飯の準備、今日は利根さんとあたしの番で)

涼月(合間を使って聞いてみたら、意外な答えが……)


利根「ここの主な役割は近海の制海権の維持なのでな、余程の事が無ければ遠出する事は無い」

利根「精々が……付近を通過する遠征部隊に被害が出た時に交代する程度じゃな」

涼月「……そう、だったんですか」

利根「うむ、そもそも打って出るには手が足りん」


涼月(……言われてみたら、14人しか居ないし)

涼月(……)

涼月(じゃあ、なんでここに?)


涼月「え、と、じゃあ……」

涼月「なんでここに鎮守府、が?」

利根「遠征部隊が付近を通過する、と言ったが、これがそれなりに重要なものでな」

利根「この海域を通れないとなるとそれはもう面倒な事になるのじゃ」

涼月「はぁ、それで、ですか……」

利根「それで、じゃ。 我輩が知っておるのはそのくらいじゃの」

利根「ほれ、レンコンが揚がったぞ」

涼月「あ、はい……」


利根(……ふむ)

利根「その様子だと、訓練をするうちに実戦が心配になってきた、という所か?」

涼月「……えっ」

涼月「あ、と……はぃ、少しだけ……」

涼月(……という事にしておこう)

利根「あの赤城が教官では無理も無いな」

利根「赤城の練度は頭一つ……どころではないな、三つか四つは飛び抜けておる。 何せあの横須賀から来たのじゃからな」

利根「毎日あやつと訓練など、我輩でも御免被るぞ」

涼月「あ……秋月、さんも……言ってました」

利根「……秋月の奴も相当しごかれておったからなぁ」

利根「む、まぁその話は置いておくとして……自信も何も木っ端微塵か?」

涼月「…………えぇ、まぁ、はい」

利根「じゃろうなぁ……よし」

利根「ここはこの我輩が実戦の様子を少し教えてやろう! 調理が終わるまでじゃがな」

涼月「っはい、お願い、します」

利根「うむ! まずは先月の――」


――――――

――――

――


涼月(その後、少しだけ実戦の話を聞けた)

涼月(夕飯の準備があっさり終わったせいで、本当に少しだったけど……)

涼月(……過去の作戦で現場が取った判断、とか、一応参考になるかな)


■直下コンマ判定 : 獲得諜報点の決定


基礎諜報点 :1 (【噂の収集】基準値)


追加諜報点

コンマが奇数の場合 :1 -1(信用度不足ペナルティ)
コンマが偶数の場合 :2 -1(信用度不足ペナルティ)

ゾロ目ボーナス   :偶奇判定はそのまま 追加諜報点 +1


コンマ結果 : 2 (偶数)

一般諜報点を合計【2】獲得しました



# 一日の行動が終わりました


# 海域危険度が1以上のため、本日出撃した艦隊の被害判定が発生します



■直下コンマ判定 : 出撃艦隊被害判定

海域危険度から、判定基準は【丁】が採用されます


ゾロ目 小破
それ以外 かすり傷程度 (描写は省略されます)


コンマ結果 : 16 (かすり傷)

艦隊に目立った被害はありませんでした



# 秋月の部屋 夜


秋月「……涼月?」

秋月「もう寝ちゃってる……」


涼月(……)

涼月(…………ごめんなさい)





# 夜になりました
# 情報送信を行いますか?

◆所持諜報点

一般:2点


↓2


# 情報送信は行われませんでした

―― 12日目が終了しました


【13日目】 朝


涼月(あ、大井さん……)

涼月(……)

涼月(凄い機嫌良さそう……)

涼月(……遠征の日は毎回そうだっけ、確か)





■今日の行動の決定


指定できる内容
【涼月の行動】 【他艦娘による涼月に対する行動】 【諜報フェイズ宣言】 【情報送信宣言】


指定できる内容以外の書き込みがあった場合は、下にズレます。


>>↓2


安価指定内容 : 秋月の過去を聞く

# 人見知りペナルティは発生しません



# 今日はここまでにしておきます、お休みなさい
# あとヒント置いておきますね

■TIPS
鈴イベントと同等の特殊イベントは所属艦娘【全員】に設置されています
また、アビリティ【実在艦名】と同等のボーナスを持つアビリティも所属艦娘【全員】に設置されています
秋月のみとの交友に縛らなくとも分岐は可能です

艦娘→涼月で合ってます
1回その辺の用語全部まとめようと思ってたの思い出しました
それだけまとめて投下してから寝ます

# 用語説明


■信用度
 提督または艦娘からどの程度信用、信頼されているかを示す
 様々な判定に効果を及ぼします
 上昇させるには【艦隊としての活動】に参加する必要があります

■友好度
 提督または艦娘からどの程度好意を持たれているかを示す
 様々な判定に効果を及ぼします
 上昇させるには【個人的な交流】を行う必要があります

■関係レベル
 提督または艦娘とどの程度の関係であるかを示す
 全員で統一しているため、一部実際の関係とは異なる場合があります(秋月が分かりやすいかと)
 イベント発生条件に関わります
 上昇させるには【友好度】を一定値以上にする必要があります
 また、一部アビリティやイベントの結果、強制的に変更される可能性があります

■涼月側友好度(友好レベル、という表記は紛らわしいのでいっそ廃止して統一します)
 涼月が対象にどの程度情を持ってしまっているかを示す
 関係レベルと表記を統一しているため、一部実際の関係とは異なる場合があります
 イベント発生条件や、一部判定に関わります
 【友好度】が一定値上昇する毎に判定が行われ、失敗すると上昇します

■諜報点
 涼月がどの程度鎮守府内の情報を握っているかを示す
 諜報フェイズに成功する事で上昇し、情報送信を行う事で減少する
 情報送信の際、何点消費するかを任意で選択する事が出来る

■海域危険度
 鎮守府周辺海域の危険性を示す
 この値が高いと出撃した艦隊の被害発生確率が上昇し、一部判定の難易度が変化する
 諜報点を送信する事で上昇し、一定期間が経過し情報が古くなる事で減少する



■アビリティ
 所持している能力や特徴を示す
 アビリティ毎に様々な判定やイベント発生条件に関わります
 一定条件を達成すると取得できます

■フレーバーアビリティ
 アビリティの内、描写のみに反映され判定に影響を及ぼさない物を指す
 一部時限イベントで取得(利根の料理長など)できる他、艦娘側の行動を指定する事によって取得する可能性がある

 例)電に腹黒い行動を取らせる事で、フレーバーアビリティ【ぷらずま】を取得できる

■特殊アビリティ
 一定条件を満たす事で【艦娘側】が取得できるアビリティを指す
 これには既に取得しているものの、涼月側(プレイヤー側)には明確な存在が公開されていない物も含まれます
 未公開の物は、交流において目の当たりにするか、何らかの判定に使用される際に公開されます

■所持情報点

一般:2点


■発生中フラグ

【清霜の夢】進行度 1
【誰がために鈴は鳴る】進行度 2


■現在の海域危険度

2 / 戦闘難易度【丁】

(特殊情報【中将の愛娘:20点】は海域危険度に影響を及ぼしません)




# 今度こそ寝ます

# ざんぎょうはきらいなのです(ぷ並感)
# 今から書きます……しばらくお待ち下さい


【13日目】 交流フェイズ


# 大浴場


カポーン


秋月「はぁ……」

涼月「ふぅ……」

秋月「いいお湯ね……」

涼月「……うん、ほんとに……」

秋月「……」

涼月「……」

涼月「……ねぇ、秋月さんってさ、どのくらい戦ってるの?」

秋月「え? えっと……大体二年とちょっとだと思うけど……どうしたの?」

涼月「ん、ちょっと気になって」

涼月「……」

涼月「……戦うのが嫌になった事って、無い?」

秋月「うぅん、一回も」

涼月「……一回も?」

秋月「疲れた事はあっても、嫌になった事は、一回も」

涼月「……そっか」

秋月「涼月は、戦闘は不安?」

涼月「? ううん、全然」

秋月「えっ……あ、そうなんだ」


秋月(強がりじゃなさそう……本当に気になっただけ?)


涼月(辞める気は、無さそう……)


涼月「じゃあ、ここの前はどんな事してたの?」

秋月「……ここに来る前?」

涼月「うん……利根さんが、去年秋月が来てからは対空戦闘が楽になったのじゃー、って言ってたから」

涼月「その前の一年はどうだったのかな、って」

秋月「うーん……今と大体同じ事」

秋月「舞鶴の方で近海哨戒をやってたの、まだまだ練度が低いから攻略部隊には入れなくって」

涼月「へぇ……」

涼月「……じゃ、次、ここにはなんで?」

秋月「涼月、今日は聞きたがりさんの日なの?」クスッ

涼月「うん、そんな感じ」

涼月「秋月さんの事、もうちょっと知りたくなって」

秋月「……」

涼月「?」


秋月(……涼月って、慣れたらこんな風になるのね)


秋月「えっと、ここに来たのは……」




# 涼月のアビリティ【????】の効果が発動しました
# 秋月の返答を選択する事が出来ます


1) 司令がここに居たから

2) 辞令だから特に理由は無い

3) きっと涼月に会うため


↓2


秋月「……誰にも言わない?」

涼月「え、言わない、けど……」

秋月「絶対に、秘密」

秋月「いい?」

涼月「う、うん……分かった」


秋月「…………司令が、ここに居たから」


涼月「……え?」

秋月「絶対に内緒、ね?」

涼月「……」

秋月「……涼月」

涼月「あ、あ、うん……大丈夫」

涼月「……提督さんの事、好きなの?」

秋月「……」


秋月「……うん」


涼月「あ……」

涼月「……そう、なんだ」





■直下コンマ : ??抑制判定


基礎目標値 : 37 (100-性格値【気の強さ】)

涼月側友好度ペナルティ【秋月】 : +3 (【親友】を基準に高い程ペナルティ追加)
涼月側友好度ペナルティ【提督】 : +9 (【親友】を基準に低い程ペナルティ追加)

最終目標値 : 49


コンマ結果 : 92 (何も起こりません)


ザバッ


涼月「……ちょっと、衝撃的すぎて、頭が」

涼月「あ、上がって冷まして、くる」

秋月「えっ、しょ、衝撃的……そんなに?」

涼月「だって、ほら、あの顔にって……」

秋月「……もう! 涼月! 司令の事をそんな風に――」


――――――

――――

――




# 秋月がフレーバーアビリティ【提督LOVE勢】を取得しました
# 以降提督に恋をしているものとして扱われます


# 涼月のアビリティ【????】が除去されます
# これに伴いアビリティ【????】の効果が公開されます


【ヤンデレ】

1)涼月側友好度が【親友】以上の者が艦隊に居る場合、一部行動の際に【選択分岐】が発生し、結果によっては【嫉妬抑制判定】が行われる

 対象行動 : 【対象の恋の話を聞く】 【対象の過去を探る】 【対象の密会を目撃する】 【対象の噂を聞く】

2)判定に失敗した場合、対象への涼月側友好度が強制的に上限に引き上げられ、対象の思い人への涼月側友好度が下限まで引き下げられる
3)対象の思い人への涼月側友好度上昇判定に【-75】の補正が与えられる
4)対象に関する行動において全てのペナルティを無効化する

■除去条件

1)嫉妬抑制判定に成功する
2)対象以外の【関係レベル】が【親友】以上の者が【ヤンデレ的行動】を目撃する
3)対象の思い人への涼月側友好度が上昇する
4)涼月のアビリティ【?????】が開放される

上記の内いずれか一つを達成する


# 秋月が【提督LOVE勢】取得した影響で14日目の時限イベントに修正が必要になりました
# 1番選ばれたりはしないやろ……と慢心した結果がこれです
# そこまではかからないはずなんで14日目行動安価までは何とか頑張ります

# とりあえず友好度判定と夜送信だけ出しときます


■友好度判定

フェイズ参加艦娘の【友好度】が上昇します

関係レベルが一定以上の艦娘は更に追加補正を受けます
一部アビリティの影響下にある艦娘は更に追加補正を受けます



コンマの一の位を参照

1-3 数値と同じだけ上昇
4-6 数値-3だけ上昇
7-9 数値-6だけ上昇

0&ゾロ 4上昇


↓1 秋月



# 情報送信を行いますか?

◆所持諜報点

一般:2点


↓2

# フェイズ参加艦娘の【友好度】が上昇しました

秋月 友好度 = 51+2+2(艦名ボーナス)+2(関係ボーナス)= 57


# 夜送信は行われません



# 海域危険度が1以上のため、本日出撃した艦隊の被害判定が発生します



■直下コンマ判定 : 出撃艦隊被害判定

海域危険度から、判定基準は【丁】が採用されます


ゾロ目 小破
それ以外 かすり傷程度 (描写は省略されます)

コンマ結果 : 53 (かすり傷)

艦隊に目立った被害はありませんでした



―― 13日目が終了しました


【14日目】 朝


涼月(そういえば、昨日)

涼月(朝食が終わったら執務室に来るように、って言われてたっけ)

涼月(何の話だろ……)


# 交流フェイズ前に【時限イベント】が発生します




# 【14日目】時限イベント【意思確認】


# 提督執務室


涼月「あ、の……涼月、来ま、した」

提督「あぁ、入ってくれ」

提督「おはよう涼月、体の調子はどうか?」

涼月「おはよう、ございます……えっと、悪くは……」

提督「そうか……ふむ?」

涼月「……?」


提督(……珍しいな、まともに目を合わせられるとは)

提督(何か心境の変化でもあったか?)


提督「さて、涼月がここに来てから二週間になる」

提督「君の記憶次第で、今後について意思の確認を行おうと思ったのだが……」

提督「どうだ、何か思い出せた事はあるか?」

涼月「……え、と」


■自動判定 : フラグ【涼月の記録】未発生のため【選択肢】は発生しません


涼月「……ごめん、なさい……特には」

提督「そうか……いや、謝る事は無い」

提督「先例のうち、短期間で記憶が戻った者は半数ほどだ、気長に待てば良い」

涼月「は、はぃ……」

提督「判断はまだ保留、という事にしておこう」



涼月(…………)


■自動判定 : 涼月側友好度


涼月「いえ……大丈夫です、ここに残って、戦い、ます」

提督「む……いや、しかし」

涼月「……秋月さんが」

提督(……?)

涼月「いえ……秋月さんと、一緒に……戦わせてください」

涼月「……お願いします」


提督「……」

涼月「……」

提督「……人員の選出には様々な要因が絡む」

提督「必ず秋月と共に出撃させられるとは約束できん……それでも良いか?」

涼月「っはい、ありがとうございます……」


提督「正直に言えば、正規空母が増えるというのは大変ありがたい」

提督「君の能力は赤城からも聞いている……期待しているぞ」


――――――

――――

――


# 鎮守府廊下


涼月(一緒に出撃できれば……何か、あっても)

涼月(秋月さんだけは……いや、違う)

涼月(……秋月さんと、提督さん、だけは)

涼月(……)

涼月(……がんばら、ないと)



# 提督の信用度が固定値【3】上昇します


■出撃フェイズ

以降【毎朝の行動指定時】に同時に【コンマ判定】が行われます
この判定で目標値を上回った場合、【翌日】に時限イベント【出撃】もしくは【遠征】が設置されます
目標値は出撃していない日数に応じて低下します

【出撃/遠征】が発生した日は通常の行動を指定する事が出来ず、【3~5名】の艦娘と共に【戦闘処理/遠征処理】を行います

提督、及び参加艦娘は【信用度】が上昇し、【涼月の選択した行動】や【戦闘結果】によって更に【追加ボーナス】を受け取る事が出来ます

このフェイズにおいて【涼月が被害を受けた】場合、【入渠フェイズへ強制移行】します

また、出撃後は疲労回復のためあらゆる行動を行えません(特殊イベントを除く)



■入渠フェイズ

出撃フェイズにおいて【涼月が被害を受けた】場合に発生します

同時に被害を受けた【1~3名】の艦娘と共に入渠し、修復中に交流を行えます

通常の交流フェイズよりも【友好度】が上昇しやすくなっています


■今日の行動の決定


指定できる内容
【涼月の行動】 【他艦娘による涼月に対する行動】 【諜報フェイズ宣言】


指定できる内容以外の書き込みがあった場合は、下にズレます。


■同時判定 : 出撃フェイズの発生

目標値 : 90 (1日目)

ゾロ目ボーナス無し



↓2


安価指定内容 : 大井さんによる対人能力改善講習 with那珂&利根

大井のアビリティ【練習艦】により、人見知りペナルティは無効化されます



コンマ結果 : 81

涼月の出撃予定はないようです





# 友好度表が更新されました


◆艦名(信用度 / 友好度) 【涼月との関係レベル】 【涼月側友好度】
 アビリティ:特殊イベントや行動安価によって取得した物があれば表示される


◆提督(4 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【ギャンブラー / フレーバー / ギャンブルが得意】

◆秋月(1 / 57) 【親友】 【大親友】
 アビリティ:【提督LOVE勢 / フレーバー / 提督に恋をしている】

◆翔鶴(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆朝潮(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆那珂(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆大淀(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆春雨(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆赤城(7 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【教官 / 涼月の訓練に自動参加する、自主訓練時信用度+】

◆利根(8 / 8) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【料理長 / フレーバー / 鎮守府一の料理上手】【熟練清掃員 / フレーバー / 鎮守府一の掃除上手】

◆加古(2 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆五月雨(1 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【初期艦 / 提督の事を一番良く知っている】

◆大井(1 / 7) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【練習艦 / 涼月の対人能力改善を行える】

◆伊8(2 / 5) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆榛名(4 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】





# 寝ます

# 遅くなりました、投下していきます


【14日目】 交流フェイズ


# 大井の部屋


涼月「あと、お風呂……好きです」

涼月「……あったかくて、ふわふわして、とろけるみたい、で」

大井「そうよね、私もお風呂は好き」

大井「出撃の後なんか最高ね。 疲れがお湯の中に溶けていく感覚がたまらないわ」

涼月「あ、はぃ……あたしも、訓練の後、とか……」

涼月「大体いつも、ぼろぼろになっちゃってる、ので」

大井「あぁ、赤城さんの……あなたも大変よね、あの人笑顔なのに容赦無いもの」

涼月「ちょっとずつ慣れてきちゃってるのが……少し怖い、です」


涼月(……人見知りをなんとかしないと、と思って大井さんの部屋を訪ねたら)

涼月(用件を察したのか、あの時の優しい感じになって、くれて……)

涼月(言いにくい事は言わなくて良いまま、どんなものが好きか聞かせて、って)


涼月「他には、えっと……」

涼月「……えっと」

涼月「あ、利根さんの、ご飯とか……」

大井「あぁ、分かる分かる、というか嫌いな人なんてきっと居ないわね」

涼月「ですよね……手際も凄くて、あたしが一つやる間に、三つも四つも」

大井「そっちも分かるわ……私も自信あったのに、全部打ち砕かれたのよ」

大井「そうそう、利根さんと言えば、その先生の事は聞いてる?」

涼月「え、いぇ……そんな人が?」

大井「えぇ、今はもう引退して町の方で店をやってるのよ」

大井「たまにしか開かないけど、開いたらいつも大行列が出来るところで――――」


――――――

――――

――


涼月「……えっと、それで」

涼月「他に、は……」

涼月(秋月さん……掃除……お風呂……ご飯……花……)

涼月(……あと、何か、何が……)

涼月「え、と……」


大井「涼月さん、喉渇かない?」

涼月「……えっ?」

大井「いっぱいお話したからちょっと何か飲みたくなっちゃって」

大井「ココアで良いかしら?」

涼月「え、ぁ、はい……」

大井「じゃあ少しだけ待ってて、すぐ戻るから」


涼月(……)

涼月(助かった……のかな)ホッ

涼月(……)

涼月(今の内に、好きな物考えないと……)

涼月(……)

涼月(…………)

涼月(………………何も思いつかない、どうしよう……)


大井「お待たせ、はい、涼月さんの分」

涼月「っはい、ありがとうございます……いただきます」

涼月(……あぁ、だめだった……もう無理、頭真っ白……)


大井「涼月さん、多分あなたがびっくりする事、教えてあげましょうか」

涼月「え……?」

涼月「えっと……な、なんでしょう」

大井「はいこれ、時計」

涼月「時計……? え、あれ……もう3時って」

大井「始めたのが1時くらいだから、大体2時間ね」

大井「どう? 結構簡単でしょう、お話するのって」

涼月「……」

大井「とはいえ疲れたでしょうし、今日はこのくらいにしておきましょ」

大井「今すぐに、って焦ると大体何事も上手くいかないわ」

大井「今日の締めはそのココアよ、飲んでみて感想を言えたら花丸の合格ね」

涼月「あ、はい……」


涼月(……)ズズ

涼月(……甘い)


涼月「……あの、大井さん」

大井「はい、何かしら?」

涼月「好きなもの、1つ増えました……おいしいです」

大井「ありがとう。 それと、よくできました」


パタパタパタ


大井「最後に……涼月さん、あなたは今日、自分の意思で私を訪ねてきたわ」

大井「まだ知り合ったばかりの相手の部屋なんて、あなたにはとても怖い所だったと思う」


パタパタパタパタパタパタ


大井「それでも勇気を振り絞ってここに来た」

大井「それは得難い資質よ、誰にでも真似できる事じゃないわ」


パタパタパタパタパタパタパタパタパタ


大井「私が保証します、あなたはもっと自信を……」


パタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタ……!


大井「……嫌な予感がするわ」

涼月「えっ」


ッバーン!


那珂「おーおいっちー!」

大井「……チッ」

涼月「!?」


那珂「もー! 大井っち! アイドル候補生がしちゃいけない顔になってるよっ」

大井「誰が候補生よ、誰が……いえ、それよりその呼び方をしていいのは」

那珂「勿論大井っちがだよ! 今日こそレッスン受けて貰うんだから!」

大井「そんなもの受けないしその呼び方を――」


涼月「……」アゼン

涼月(な、なにこれ、いったい何が……)


那珂「抜群のスタイル、綺麗系の美貌、那珂ちゃんに迫る歌唱力っ!」

那珂「生かさないのは勿体無いよ!」

那珂「ね! 涼月ちゃんもそう思うよね!」

涼月「えっ、えっ?」

那珂「大井っちは綺麗だよね?」

涼月「え、あ、はい……綺麗、ですけど」

那珂「ほら、涼月ちゃんもこう言ってるし!」

大井「言わせてるんでしょうが!」


涼月(わ、わけがわからない……なんなのこれ)


利根「騒々しいぞおぬしら……いつもの事じゃが」

涼月「あ、利根、さん……」

利根「む? 涼月もおったのか」

涼月「は、はい……あの、これは……?」

利根「あー、気にせんでいいぞ、恒例の事じゃ」

利根「何故かは知らんが那珂は大井に執心でな、時折こうなっておる」

利根「腹黒の大井にアイドルが務まるとは思えんのじゃが……」

那珂「そこが可愛いんだって! 今は腹黒キャラの流れが来てるんだから!」

利根「……こんな具合じゃ」

涼月「は、はぁ……」


那珂「よぉし分かった! じゃあここはトランプで決めようよ!」

那珂「那珂ちゃんが勝ったらレッスン! 大井っちが勝ったらしばらく諦める! これでどう!?」

大井「しばらくってどういう事よ! そこはきっぱりと諦めなさい! そもそもやらないわよ!」

利根「ほう……? 勝負か? 勝負じゃな?」

利根「良かろう! 我輩もその勝負乗ったぞ!」

大井「はぁっ? いきなり何を」

利根「おぬしのこの間の裏切り、密かに腹に据えかねておったのじゃ!」

利根「那珂! 我輩も参戦するぞ! 我輩が勝ったら大井には皆の前でレッスンを受けさせてやろう!」

那珂「さっすが利根さん、話が分かるぅ!」

那珂「ゲームは大富豪でー、10回やって大富豪だった人の勝ちでいい?」

大井「だから、やらないわよ!」

利根「うむ、妥当なところじゃろうな」

那珂「じゃあカード配っちゃうよ! あ、涼月ちゃんもこっちこっち!」

涼月「えっ……え?」

那珂「涼月ちゃんも勝った時のお願い考えておいてねっ」

大井「やらないって言ってるでしょうに……この」

那珂「頑張ろうねっ、涼月ちゃん!」キャピーン

涼月「は、はぃ……?」


大井(……)

大井(……涼月さんの締めが酷い事になったけど)

大井(利根さんにはまだ幾らか慣れている方でしょうし……)

大井(那珂は何を言っても大体笑顔で返すから、コミュニケーションの練習相手には悪くないわ)

大井(距離感は近いのに一歩引いてる器用な所もあるし……)

大井(負担が大きそうならフォローすれば大丈夫ね、多分)


大井「……はぁ、もう……仕方ない、やってやるわ」

大井「今回ばかりは利根さんを面白おかしくする余裕は無いけど、叩き潰してあげます」

利根「ふふん、大きな口を叩けるのも今だけじゃ」

利根「今日の我輩は絶好調じゃ! 逆にこちらが叩きのめしてやろう!」


涼月(よ、よく分からないまま流されてるけど……)

涼月(これも練習、うん、練習……)

涼月(……がんばろう)


# 那珂の特殊アビリティ【艦隊のアイドル】が公開されました


【艦隊のアイドル】
鎮守府に笑顔を振り撒くムードメーカー
涼月および艦娘の精神的障害を治療可能(ただし軽度な物に限る)
涼月側友好度が上がりやすい


# 以降那珂との交流においても【練習艦】と同等の効果が発生します


■友好度判定

フェイズ参加艦娘の【友好度】が上昇します

関係レベルが一定以上の艦娘は更に追加補正を受けます
一部アビリティの影響下にある艦娘は更に追加補正を受けます



コンマの一の位を参照

1-3 数値と同じだけ上昇
4-6 数値-3だけ上昇
7-9 数値-6だけ上昇

0&ゾロ 4上昇


↓1 大井
↓2 那珂
↓3 利根



# 大井メインの交流を行ったため、【人見知り】克服判定が発生します


■人見知り克服判定


基礎目標値 : 79 (100-性格値【積極性】)

治療一回目 : -10 (治療回数 * 10のボーナス)
那珂の補助 : -10 (アビリティ【艦隊のアイドル】)

最終目標値 : 59


↓4

# 人見知りはまだ治らないようです


大井の友好度が10を越えたため、関係レベルが【知人】に発展します

大井の友好度が10を越えたため、涼月側友好度上昇判定が発生します


直下コンマ判定 : 涼月→大井の友好度

目標値 : 92(性格値【ちょろさ】)

# ゾロ目のため判定が絶対成功しました
# 涼月は情に絆されなかったようです


# 友好度表が更新されました


◆艦名(信用度 / 友好度) 【涼月との関係レベル】 【涼月側友好度】
 アビリティ:特殊イベントや行動安価によって取得した物があれば表示される


◆提督(4 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【ギャンブラー / フレーバー / ギャンブルが得意】

◆秋月(1 / 57) 【親友】 【大親友】
 アビリティ:【提督LOVE勢 / フレーバー / 提督に恋をしている】

◆翔鶴(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆朝潮(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆那珂(1 / 6) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【艦隊のアイドル / 軽度の精神的障害を治療できる、涼月側友好度+】

◆大淀(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆春雨(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆赤城(7 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【教官 / 涼月の訓練に自動参加する、自主訓練時信用度+】

◆利根(8 / 9) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【料理長 / フレーバー / 鎮守府一の料理上手】【熟練清掃員 / フレーバー / 鎮守府一の掃除上手】

◆加古(2 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆五月雨(1 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【初期艦 / 提督の事を一番良く知っている】

◆大井(1 / 11) 【知人】 【顔見知り】
 アビリティ:【練習艦 / 涼月の対人能力改善を行える】

◆伊8(2 / 5) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆榛名(4 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

# 一日の行動が終わりました


# 海域危険度が1以上のため、本日出撃した艦隊の被害判定が発生します



■出撃艦隊被害判定

海域危険度から、判定基準は【丁】が採用されます

ゾロ目 小破
それ以外 かすり傷程度 (描写は省略されます)


↓1

コンマ結果 : 65 (かすり傷)

艦隊に目だった被害はありませんでした



# 夜になりました

情報送信を行いますか?


■所持諜報点
一般 : 2点

↓2


# 秋月の部屋


涼月(……そういえば、大井さんが言ってた店って)

涼月(前に朝潮さんが秋月さんと話してた店の事、かな?)



―― 14日目が終了しました


# 時限イベントが発生します
# 発生条件【フラグ【清霜の夢】発生から10日間が経過する】



【15日目】時限イベント【精密検査:続報】


# 提督執務室


涼月「中止……ですか?」

提督「そうだ」

提督「昨夜通達があってな、延長ではなく中止となった」

涼月「はぁ……」

提督「そういう訳だ、涼月はこれ以上気にせず日々の訓練に励んでくれ」

涼月「あ、はい……わかり、ました」

涼月「……あの、なんでまた、中止に?」

提督「む……」


■自動判定 : 提督【友好度】


提督(……元々、実際に検査を受けさせるつもりは無かったようだ)

提督(こちらが大きく反発してしまったせいで弱みとなり、そこに付け込まれて幾つもの貸しが帳消し……)

提督(オマケとばかりにプライベートでの面倒な案件を押し付けられる事となった……)

提督(……などという話は、別に聞かせる必要は無いな)

提督(変に責任を感じられても困る)

提督(……全く、綺麗に読み切られたものだ、自分の無能さに頭が痛い)



提督「いや、元々無理のある話だったというだけだ」

提督「中止にまでなったのは予想外だったが、順当な交渉の結果だな」

涼月「そう、ですか……」

涼月「あの……ありがとう、ございます」

提督「気にする必要は無い……話は以上だ、朝からすまなかったな」


――――――

――――

――


涼月(……)

涼月(中止……良かった)ホッ



# 新規特殊イベント発生条件が設置されました

# フラグ【清霜の夢】の進行度に影響はありません


# 試験的に安価を出す時刻を指定してみます

# 【15日目】行動指定安価 : 00:30

# ラグ勢が自分だけじゃなくて謎の安心中


【15日目】 朝


涼月(……あ、翔鶴さん)

涼月(見てるのは……今日の占い)

涼月(……)

涼月(あ、ちっちゃくガッツポーズした……)



■今日の行動の決定


指定できる内容
【涼月の行動】 【他艦娘による涼月に対する行動】 【諜報フェイズ宣言】 【情報送信宣言】


指定できる内容以外の書き込みがあった場合は、下にズレます。


■同時判定 : 出撃フェイズの発生

目標値 : 80 (2日目)

ゾロ目ボーナス無し



↓2

ラグ勢にとってはラグタイムを計算に入れて安価投げなきゃいけないから○分から下○形式の方が好ましい
まあわがままになっちゃうけどさ

# あ、しまった、両方に取れるわ……
# 今回だけ特殊処理します

安価指定内容1 : 提督から賭け無しポーカーに誘われる
安価指定内容2 : 秋月に本当の涼月の事を聞いてみる

提督とポーカーした後に秋月に聞きに行きます

1は提督からの行動、2は友好度一定以上のため、ペナルティは発生しません

こちらの都合としてもありがたいので次回から>>786形式を採用します

といった所で寝ておきます
私は情報出揃ってからゆっくり攻略するヌルゲー提督なので、明日以降も普通に来ます
おやすみなさい


【15日目】 交流フェイズ


# 遊戯室


提督「――以上が基本的なルールだ」

提督「そう複雑ではないだろう?」

涼月「……えぇ、と」

秋月「大丈夫、だと思います」

涼月「あ、あたしも、多分……」

提督「……ふむ」

提督「何度かやれば流れは掴めるだろう、始めてみるか」

秋月「はい、秋月がお相手します!」

涼月「は、はぃ……」


涼月(訓練の後、秋月さんと廊下を歩いてたらトランプ片手の提督さんに声をかけられて)

涼月(何故か、ポーカーとかいうゲームを教えられて……)


涼月「……ベット、でいいん、ですよね」

秋月「えっと、コールです」

提督「うむ、乗る時はそうなるな、掛け金を上げる時はこう、ベットだ」

涼月「う……降りる時は、フォールド、でした、よね」

提督「うむ、合っている」

提督「なんだ、自信が持てない手札だったか?」

涼月「は、はぃ……少し」

秋月「秋月はコールします、これで次は交換ですか?」

提督「あぁ、そうなるな」


涼月「……後ろで見てていい?」

秋月「うん、どうぞ」

秋月「最初は練習なんだから、涼月も降りなくて良かったのに……」

涼月「ん……でも負けるの好きじゃないから」


涼月(……クイーンの、えっとワンペア)

涼月(当然これは残して……3枚交換して、ワンペアのまま)

提督「私は2枚交換だ……よし」

提督「次は最初と同じだ、秋月の場合はベットかフォールド、それと様子見のチェックのどれかを選ぶ形になる」

秋月「はい、えっと……」

涼月(ワンペアは一番弱い役みたいだし……あたしなら降りたい、けど)

秋月「チェック、します」

提督「ふむ、ではベットだ」

秋月「……コールします」

涼月(提督さんは即断……だめそう……)

涼月(……って、え? 6のワンペア?)

秋月「え?」

提督「同じ役同士なら数字の強い方が勝つ、秋月の勝利だな」

提督「初心者がよく引っかかる事だが、ワンペアは確かに一番弱いが、勝ち目の無いようなものではない」

提督「交換が一回のルールで出来上がる役はワンペアか、良くてツーペアが大半でな」

提督「数字の大きいワンペアならば十分に勝負をかけて良い範囲だ、今回のクイーンのようにな」

秋月「なるほど……言われてみれば、確率的に当たり前ですね……」

提督「そういうわけだ、多少手札が悪くとも交換まではやってみるのも手だぞ、涼月」

涼月「……つ、次はそうして、みます」


――

――――

――――――


# 10回目のゲーム


涼月(ジャックと6のツーペア……いける、かも)

涼月(……1枚だけ交換して……っ!!)

秋月「……」

提督「……」

涼月(6が来た……これって、確か……)チラッ

涼月(フルハウス……かなり強い役……これなら)

秋月「……」

提督「……」

涼月「……ベット、します……!」

秋月「……」

提督「……」

涼月「……?」

秋月「えっと、ごめんね涼月……フォールドします」

提督「私もフォールドだな」

涼月「えっ……え?」

提督「その、なんだ、言いにくいんだが……」

提督「良い手が出来たのが丸分かりだ……」

涼月「……えっ」

秋月「顔にも声にも力が入りすぎてて……」

涼月「……」


涼月(ルール上、勝ちには間違いないのに)

涼月(負けた気しかしない……)ドンヨリ


提督「さて、ちょうど回数的にもキリが良い、これで終わりにしておこう」

提督「ルールも把握できたようだしな」

秋月「はい、ありがとうございました、司令」

提督「うむ、楽しめそうなら皆に広めてくれ」

提督「私はこの手のゲームが好きなのだが、何故かここでは誰も知らないのが残念でな……」

秋月「! 分かりました、お任せ下さい!」

秋月「次に遊ぶ時に、皆さんに提案してみます!」

提督「あ、ああ……あくまで無理の無い範囲で構わんからな……では、私は戻る」


バタン

コツコツコツ……


秋月「……うん!」

涼月「……」

涼月「ね、秋月さん……皆がルール覚えたら」

涼月「提督さん、遊びに来る機会、増えるかもね」

秋月「……!? す、涼月!」

涼月「……秋月さんも、力入りすぎてたから」

秋月「い、言わないで……」


涼月(……)

涼月(……本当に、広めるの頑張ろう、かな)





# >>1裁量により即席単発フラグ【初めてのポーカー】が発生しました
# 別のメンバーとポーカーを行った場合、初回のみ【涼月と秋月が教えた】ものとして扱われ、【友好度】が追加上昇します

# 次いで【本当の涼月の事を聞く】書いてきます


# 秋月の部屋


秋月「……もう、涼月にからかわれるなんて……教えたの間違いだったかな」

涼月「ん……ごめん、もう言わないから……」

秋月「……」

秋月「お姉ちゃんって呼んでくれたら、許してあげます」

涼月「……えっ」

秋月「ようやく会えて、こんなに仲良くなれた姉妹艦なのに、ずっと秋月さん、なんだもの」

秋月「一回くらい妹らしい呼び方してくれても……」

涼月「……」

秋月「……涼月?」

涼月「あ、うん……えっと、姉、さん……?」

秋月「……涼月、もし嫌だったら」

涼月「あ、や、そうじゃなくて……ちょっと、照れくさかっただけで……」

涼月「あたしは、そんな、嫌なんかじゃ……」

秋月「だ、大丈夫、そこまでの事じゃないから、大丈夫! ね?」

秋月「ちょっと急ぎすぎちゃったね……ごめんね」

涼月「……いえ、ごめん、なさい」


涼月(……呼ぶ資格が、本当は無いから……本当にそう呼べる人は、他に居るから)

涼月(……)

涼月(いい機会、かも知れない)


涼月「あの、秋月さん」

涼月「涼月……あたし、が……どんな艦だったか、教えてもらえませんか?」

秋月「涼月、本当に無理しないで」

涼月「ううん、あたしが知りたいんです……お願いします」

秋月「涼月……」


秋月「……うん、分かった」

秋月「でも、秋月が教えてあげられる事は多くないの」

秋月「先に沈んじゃったし……一緒に居られたのは短い間だけだったから」

秋月「秋月が沈んだ後の事は、艦娘になってから調べたけど、きっと主観が入っちゃう」

秋月「だから――」


――――――

――――

――


# 鎮守府地下 第一資料室


涼月「……ここは?」

秋月「第一資料室、あの大戦の資料は上の資料室とは分けられてるの」

秋月「艦の経歴なんかは普段余り必要無いし、戦術も……ほら、今は人の姿だから、戦い方が全然違うでしょう?」

秋月「その辺りを考慮して組み上げ直す前の物は、そのままだと参考にならないから、って、こっちに」


コンコン


秋月「失礼します、秋月入室します」

涼月(……?)


大淀「……あら、秋月さん……と、涼月さん」

大淀「珍しいですね、こっちに人が来るなんて」

秋月「今日はこちらでしたか、大淀さん。 少し読みたい資料がありまして……良いでしょうか?」

大淀「えぇ、勿論。 許可なんていりませんよ」

大淀「ここは私の部屋という訳でもないんですから」

秋月「ありがとうございます。 ……涼月、こっち」

涼月「あ、うん……」

涼月(大淀さんの座ってる周り、資料だらけ……)


秋月「確かこの辺りに……あ、あった」

涼月「秋月型駆逐艦……手書き?」

秋月「うん、大淀さんが色んな資料から抜き出して、艦毎にまとめてくれてるの」

涼月「そういう仕事、なんだ……それでいつも見なかったのかな」

秋月「あ、仕事じゃないみたい。 趣味の一つだって、前に」

涼月「……そうなんだ」

秋月「とりあえず、これを読めば殆どは分かると思う」

秋月「座って、一緒に読みましょう」

涼月「……うん」





# 特殊イベント発生条件が達成されました
# 発生条件【涼月の記録を調べる】

# 特定の特殊イベントが発生済みのため、涼月の反応が変化しています


そうして知ったのは、本当の涼月さんの、壮絶なその生涯だった。





理解が及ばない。
頭の中に取り込んだはずの言葉が、まともに噛み砕けない。

こんなのはおかしい。
できるわけがない。
作り話に決まっている。

考えられるのはその三つだけ。

呼吸すらすでに覚束ない。
当たり前だ。
こんな事実を知って。
彼女がどんな艦かを知って。
……ただの思いつきでその名と居場所を奪ったと知ってしまって、冷静でいられる理由が無い。


「――――つき?」


進水から解体までの六年ほど。
その中で最も目を引くのは、昭和20年、坊の岬。

直撃弾による大浸水。
前方傾斜による前進不能。
止むを得ず行った、後進による撤退。
着底寸前での、ギリギリの帰投。

そこまでは分かる。
誰だって死にたくなんかない。
この世に生まれたなら、どんな手を使ってでも生に縋り付きたいはずだ。


……覚えている。
あの二人に作り出され、深海に生れ落ちる、その前を。
魂が磨り潰され、錆び付き腐っていく、あの恐怖を。
最早自分が何者なのかすらも忘れ、赤子のように泣き叫ぶしかなかった海の底の地獄を。


誰だって死にたくなんかない。
それが正しいはずだ。

   『大破した前方区画のうち、前部弾薬庫は区画内部から防水処置がされたため沈没を免れる』

どれだけ大事な者だって、それは自分じゃない。
自分が死ぬくらいなら、その代わりに誰かを捧げる。
どこにだってある当たり前の話のはずだ。

   『自らの脱出口を絶ってまで気密を保つ作業を行った3名の乗員は』

――なのに。

   『後に酸欠死している状態で発見された』


「――つき、すずつき!」


……理解ができない。
こんなのはおかしい。
できるわけがない。
作り話に決まっている。

だって、こんなのが本当だったら、あたしは――――


   『今すぐに何もかもを明かして、首でも括れば全てが解決するのに』
   『死にたくないという利己心だけで、それが選べないのだから』


――

――――

――――――


気がつけば、いつの間にか布団に横になっていた。


暖かい右手を見れば、秋月さんが両手で包みこんだまま眠りに落ちている。
恐らく秋月さんがここまで運んでくれたのだろう。

……空っぽの頭のまま、安堵の息を吐く。
無事に寝かされているという事は、冷静さを失った後、疑われるような言動は無かったに違いない。

次いで、自分の薄汚さに吐き気を覚える。
まず出てきたのが罪悪感でも何でも無く、殺されていない安堵だなんて。





左手を、そっと目の前にかざす。
いつかのように意識すれば、白い肌は瞬く間に黒く濁って蠢き始める。

以前は気持ち悪いとしか感じなかったそれは。

今のあたしにはきっと、お似合いの体だったのだ。





# フラグ【涼月の記録】が発生しました
# 以降【記憶の一部が戻った】と偽る事が可能になります
# このフラグには進行度は存在せず、他の特殊イベント発生条件にのみ関わります

# シークレット変数【???】が固定値【1】上昇しました
# 【???】の現在値は【2】です


# 大淀の特殊アビリティ【資料室の主】が公開されました

【資料室の主】
鎮守府地下の第一資料室および一階の第二資料室の主
過去に起こった【秘匿されていないあらゆる事例】を網羅している
諜報フェイズの一部行動時、判定に影響を与える


■友好度判定

フェイズ参加者の【友好度】が上昇します

関係レベルが一定以上の者は更に追加補正を受けます
一部アビリティの影響下にある者は更に追加補正を受けます



コンマの一の位を参照

1-3 数値と同じだけ上昇
4-6 数値-3だけ上昇
7-9 数値-6だけ上昇

0&ゾロ 4上昇


↓1 提督
↓2 秋月


# フェイズ参加者の【友好度】が上昇しました

提督 友好度 = 2+1 = 3
秋月 友好度 = 57+2+2(艦名ボーナス)+2(関係ボーナス)= 63



秋月の友好度が60を超えたため、関係レベルが【大親友】に発展します



秋月の友好度が60を越えたため、涼月側友好度上昇判定が発生します


直下コンマ判定 : 涼月→秋月の友好度

目標値 : 92(性格値【ちょろさ】)

コンマ結果 : 85

# 涼月は情に絆されました

# 友好度表が更新されました


◆艦名(信用度 / 友好度) 【涼月との関係レベル】 【涼月側友好度】
 アビリティ:特殊イベントや行動安価によって取得した物があれば表示される


◆提督(4 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【ギャンブラー / フレーバー / ギャンブルが得意】

◆秋月(1 / 63) 【大親友】 【魂の友】
 アビリティ:【提督LOVE勢 / フレーバー / 提督に恋をしている】

◆翔鶴(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆朝潮(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆那珂(1 / 6) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【艦隊のアイドル / 軽度の精神的障害を治療できる、涼月側友好度+】

◆大淀(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【資料室の主 / 公開されているあらゆる事例を知っている】

◆春雨(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆赤城(7 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【教官 / 涼月の訓練に自動参加する、自主訓練時信用度+】

◆利根(8 / 9) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【料理長 / フレーバー / 鎮守府一の料理上手】【熟練清掃員 / フレーバー / 鎮守府一の掃除上手】

◆加古(2 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆五月雨(1 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【初期艦 / 提督の事を一番良く知っている】

◆大井(1 / 11) 【知人】 【顔見知り】
 アビリティ:【練習艦 / 涼月の対人能力改善を行える】

◆伊8(2 / 5) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆榛名(4 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】




# 涼月が精神的衝撃を受けました
# 15日目夜の行動は自動スキップされます
# 15日目の出撃艦隊被害を確認できませんでした


―― 15日目が終了しました


【16日目】 朝


# 秋月の部屋


秋月「だめ、今日は一日大人しくしてて」

涼月「……でも、もう本当に調子は」

秋月「だめ」

涼月「……」

秋月「お願い、心配させないで……」

涼月「……うん、わかった」





■今日の行動の決定


指定できる内容
【涼月の行動】 【他艦娘による涼月に対する行動】 【諜報フェイズ宣言】 【情報送信宣言】


指定できる内容以外の書き込みがあった場合は、下にズレます。


■同時判定 : 出撃フェイズの発生

目標値 : 70 (3日目)

ゾロ目ボーナス無し


■同時判定2 : 15日目出撃艦隊被害

ゾロ目 : 小破



>> 01:07:00:00 以降 【2レス目】

>>827
こういう明らかなルーザーってどうするの?
多分コイツ>>777と同一人物だろ

1レス目と2レス目が同一コンマだな、こういう場合どうすんだ、あくまでレス数に厳格にやるのか?

コンマ結果 : 16

# 涼月の出撃予定は無いようです
# 15日目の出撃艦隊に目立った被害はありませんでした


安価指定内容 : 秋月と深海棲艦についての話をする

# ペナルティは発生しません


>>829
こっちで何とかします
もし安価が 【秋月に腹パン】 で取られたら 【廊下でこけて結果的に腹パン】 みたいな感じにします

ただし
【涼月が秋月を現実で完全に息の根が止まるまで肉体的な意味で殺す】
ぐらい徹底的に指定されたら流石に安価↓になる可能性があります

>>830
レス数でやっていきます

それが原因で好感度って下がったりするのか?
てか一日中寝てるとか日数無駄になるしさ

これって現状のコンマ戦見る感じだと
同時判定で出撃フェイズ判定してたら中々出撃発生しないよね?
そこの辺りは普通に直下でいいと思う

>>836
……その通りでした、恥ずかしい
次から直下で取ります、申し訳ない


>>835
下がらないように何とか描写します
あと 【一日中寝てる】 だった場合、多分こっちの裁量追加安価で誰か参戦させます


といった所で寝ておきます
深海棲艦の話題で何か書いておくと勝手に採用したりしなかったりします


# 投下していきます、短くてすまんこ


【16日目】 交流フェイズ


# 食堂 昼食後


秋月「……深海棲艦が何を食べてるか?」

涼月「うん……ちょっと気になって」

涼月「あたし達はこうして普通にご飯食べてるけど、相手はどうしてるのかなって」

涼月「……魚とか?」

秋月「……普通に考えたら、そうかな」

秋月「人間が主食、なんて噂もあるけど、主食にするぐらい食べられてる訳もないし」

涼月「解剖して胃袋開けてみた人とか居そうだけど……」

秋月「あ、言われてみれば確かにそうね」

秋月「という事は……大淀さんなら知ってるかも」

涼月「……流石にそんな資料までは覚えてないんじゃ?」

秋月「ううん、大淀さんの知識って、ちょっと計り知れない所があるから」

秋月「これは流石に知らないはず、なんて事でも大体知ってるの……」

涼月「そ、そうなんだ……」


涼月「……あと、これもちょっと気になっただけなんだけど……」

涼月「今まで、どんな相手と戦ったの?」

秋月「この辺りの、って事?」

涼月「ん、そっちでも良いし、舞鶴の方でも」

秋月「そうね……舞鶴の時は色々見たわ」

秋月「秋月は防空駆逐艦だから、航空母艦が確認された時に出される事が多くて……それが一番印象に残ってるかな」

秋月「逆にこっちに来てからは全然見てないの」

秋月「駆逐艦と軽巡が主で、月に1、2回重巡か軽空母が出るぐらい」


# 特殊イベント発生条件が達成されました
# 発生条件【関係レベルが【友人】以上の者と話をする】 【話題に深海棲艦についてが含まれる】



秋月「それ以上の艦になると……ヲ級を一回見ただけ、戦闘になる前に上手く逃げられちゃったけど」

涼月「……? 戦闘前に逃げたの? 深海棲艦が?」

秋月「うん、普通はそんな事無いんだけど……」

秋月「その時だけ、爆撃機を放つ素振りを見せた後、一目散に背中を向けて逃げ出したの」

秋月「こっちは迎撃態勢に移ってたから、すぐに追いかけられなくて……」

涼月「……大淀さんはなんて?」

秋月「そんな事例聞いた事無い、って」

涼月「……」


涼月「もし、だけど、そのヲ級が実は敵対する気がなくて」

涼月「話も通じて……それで、一緒に暮らしたい、って言い出したら、どうする?」

秋月「……考えた事も無かったけど」

秋月「難しい、んじゃないかな……」

涼月「……そう、だよね」

秋月「……でも」

涼月「……?」

秋月「あの戦争で敵だった国とも、今は手を取り合えてるんだもの」

秋月「もし、あのヲ級がそういう子だったら、大変な事は沢山あるけど」

秋月「一緒に乗り越えて友達になれたら、きっと素敵な事だと思う」

涼月「……」

涼月「……うん」

涼月「そうだね……そうなったら、いいな」





# 特殊情報【逃げたヲ級】を入手しました

# この情報は【送信する事が可能】ですが、【諜報点】は【 0 】として扱われます


■友好度判定

フェイズ参加者の【友好度】が上昇します

関係レベルが一定以上の者は更に追加補正を受けます
一部アビリティの影響下にある者は更に追加補正を受けます

コンマの一の位を参照

1-3 数値と同じだけ上昇
4-6 数値-3だけ上昇
7-9 数値-6だけ上昇

0&ゾロ 4上昇

↓1 秋月



■出撃艦隊被害判定

海域危険度【丁】

ゾロ目 : 小破
その他 : かすり傷程度(描写は省略されます)

↓2



■海域危険度低下判定

情報送信から7日が経過しました
情報が古くなったため、海域危険度が低下します

# この判定は海域危険度が0になるまで、7日毎に発生します
# 海域危険度が0になると停止し、次回情報送信から再びセットされます

# 描写上、情報の新しさに意味の無い物であっても、一般諜報点である限りこの判定は発生します
# なお、未送信諜報点は時間経過で減少する事はありません

コンマの一の位を参照

1-5 数値と同じだけ低下
6-0 数値-5だけ低下

ゾロ目 減少なし

↓3


# フェイズ参加者の【友好度】が上昇しました

秋月 友好度 = 63+3+2(艦名ボーナス)+2(関係ボーナス)= 70


# 出撃艦隊に目立った被害はありませんでした


# 海域危険度が低下しました

危険度 = 2-1 = 1





# 夜になりました
# 情報送信を行いますか?

↓2


■同時判定

秋月の友好度が70を越えたため、涼月側友好度上昇判定が発生します

目標値 : 92(性格値【ちょろさ】)


# 涼月は情に絆されました
# 涼月側友好度が【魂の友】から【*LOVE*】に発展します

# 秋月に対する涼月側友好度が【上限】に達しました



【16日目】 談話室 夜


加古「んご……zzz」


涼月(……)

涼月(お腹丸出し……)

涼月(……お酒臭い)

涼月(…………毛布だけかけておけば、いっか)



―― 16日目が終了しました



# 友好度表が更新されました


◆艦名(信用度 / 友好度) 【涼月との関係レベル】 【涼月側友好度】
 アビリティ:特殊イベントや行動安価によって取得した物があれば表示される


◆提督(4 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【ギャンブラー / フレーバー / ギャンブルが得意】

◆秋月(1 / 70) 【大親友】 【*LOVE*】
 アビリティ:【提督LOVE勢 / フレーバー / 提督に恋をしている】

◆翔鶴(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆朝潮(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆那珂(1 / 6) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【艦隊のアイドル / 軽度の精神的障害を治療できる、涼月側友好度+】

◆大淀(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【資料室の主 / 公開されているあらゆる事例を知っている】

◆春雨(1 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆赤城(7 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【教官 / 涼月の訓練に自動参加する、自主訓練時信用度+】

◆利根(8 / 9) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【料理長 / フレーバー / 鎮守府一の料理上手】【熟練清掃員 / フレーバー / 鎮守府一の掃除上手】

◆加古(2 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆五月雨(1 / 2) 【顔見知り】 【顔見知り】
 アビリティ:【初期艦 / 提督の事を一番良く知っている】

◆大井(1 / 11) 【知人】 【顔見知り】
 アビリティ:【練習艦 / 涼月の対人能力改善を行える】

◆伊8(2 / 5) 【顔見知り】 【顔見知り】

◆榛名(4 / 3) 【顔見知り】 【顔見知り】

# 疲労抜きの合間にネフィア掘るのが丁度良くてつい


【17日目】 朝


秋月「おはよう、涼月」

秋月「ほら、今日はお布団干すから、早く起きちゃって」

涼月「ぁ……うん」

涼月「……」

涼月(……何でだろ、あたしの布団を秋月さんが抱えてるのが)

涼月(何となく……恥ずかしい……?)



■今日の行動の決定


指定できる内容
【涼月の行動】 【他艦娘による涼月に対する行動】 【諜報フェイズ宣言】 【情報送信宣言】


指定できる内容以外の書き込みがあった場合は、下にズレます。


>> 21:57:00:00 以降【3レス目】



■コンマ判定 : 出撃フェイズの発生

目標値 : 60 (4日目)

ゾロ目ボーナス無し

↓直下

コンマ結果 : 37 (判定失敗)

涼月の出撃予定は無いようです

秋月と利根と利根の先生の店に行ってみる

■安価指定内容 : 他の姉妹艦の事も秋月と調べよう

ペナルティ等は発生しません


# 何とかもう一日くらい進めたい
# 書いてきます


【17日目】 交流フェイズ


# 秋月の部屋


秋月「ダメ」

涼月「えっ」

秋月「絶対にダメ。 それで一回倒れちゃったんだから」

涼月「で、でも……今はもう心の準備が出来てるから」

涼月「それに、今回はあたしの事じゃなくて、他の姉妹の事だから」

涼月「だから、えっと、一昨日みたいな事には……」

秋月「……」

秋月「それでもダメ」

涼月「……どうしても?」

秋月「……涼月、どうしてそんなに知りたいの?」

涼月「えっと、それは……」


涼月(……なんでだろう)

涼月(他の艦の事なんて調べても、意味無いのに……あたしは偽者なんだから)

涼月(…………知ったからって、本当の姉妹に成れる訳でも無いのに)


秋月「……焦ってるの? 記憶が戻らないから」

涼月「……よく分からない」

涼月「ただ、知りたいって気持ちだけ先にあって」

涼月「理由は……言葉にするのは難しい、んだと思う」

秋月「……」

涼月「お願い、秋月さん……」


■自動判定 : 友好度


秋月「……資料室はダメだけど、秋月が調べた事は教えてあげるから」

秋月「それで今は我慢して。 ね?」

涼月「あ……うん、ありがとう」

秋月「ただし条件付き」

秋月「まず一つ目、お布団に横になって聞く事」

秋月「二つ目、絶対に無理をしないで、少しでも気分が悪くなったらすぐに言う事」

秋月「三つ目……はい、手を出して」

涼月「……?」

秋月「……こうやって手を握ってれば、様子がおかしくなったらすぐに分かるから」

秋月「秋月が危ないと思ったら、そこで止める。 いい?」

涼月「……うん、大丈夫」


――

――――

――――――


涼月(それから、秋月型の色んな話を聞いた)

涼月(特に印象に残ったのは……初月さんの話)

涼月(仲間を逃がすためにたった一人で艦隊相手に突撃して……沈んだ、って)

涼月(……やっぱり理解できないけど)

涼月(涼月さんの時のようには、ならなかった)



秋月「……これで、大体話したと思うけど」

秋月「具合はどう? おかしな所は無い?」

涼月「うん、何ともない……ありがとう、秋月さん」

秋月「そう、良かった……」

秋月「あ、でもまだ一応横になっておいて。 秋月が心配だから」

涼月「ん……わかった」

涼月「……心配させて、ごめんなさい」

秋月「うん、反省してね」

秋月「もう無理は禁止」

涼月「……うん」


涼月「ふぁ……」

涼月「横になってたら、何だか眠くなってきたかも……」

涼月「ちょっとだけ、寝てもいい?」

秋月「うん、今日はもう予定も無いし大丈夫」

秋月「……一緒にお昼寝しちゃおうか」

涼月「あ、じゃあ……」モゾモゾ

涼月「どうぞ」

秋月「うん、お邪魔します」


涼月(近い、けど怖くない)

涼月(……秋月さんが近くに居ると、ほっとする)

涼月(というより、嬉しくなる、のかな……)


秋月「おやすみ、涼月」

涼月「……うん、おやすみなさい、秋月さん」


涼月(……)

涼月(今日は、いい夢見れそう……)





# >>1裁量により即興フラグ【秋月型の記録】が発生します
# 以降、【記憶の一部が戻った】と偽る場合、判定が自動成功するようになります



# 涼月がアビリティ取得条件を達成しました
# 取得条件【涼月側友好度が上限に達した【艦娘】と二人だけで交流を行う】

# 涼月がアビリティ【塔の住民】を取得します

【塔の住民】
謎の称号、実際に塔に住み始める事はありません
このアビリティが存在する限り、専用特殊イベント発生条件が設置されます
このアビリティおよびその効果で発生する特殊イベントは【ストーリー進行に影響しません】
なお、専用特殊イベント発生条件の達成難度は【かなり高め】に設定されています


■友好度判定

フェイズ参加者の【友好度】が上昇します

関係レベルが一定以上の者は更に追加補正を受けます
一部アビリティの影響下にある者は更に追加補正を受けます

コンマの一の位を参照

1-3 数値と同じだけ上昇
4-6 数値-3だけ上昇
7-9 数値-6だけ上昇

0&ゾロ 4上昇

↓1 秋月



■出撃艦隊被害判定

海域危険度【丁】

ゾロ目 : 小破
その他 : かすり傷程度(描写は省略されます)

↓2


コンマ結果1 : 4

# フェイズ参加者の【友好度】が上昇しました

秋月 友好度 = 70+1+2(艦名ボーナス)+2(関係ボーナス)= 75



コンマ結果2 : 76 (かすり傷)

# 出撃艦隊に目立った被害はありませんでした



# 夜になりました
# 情報送信を行いますか?

↓2

情報送信が宣言されました

送信する情報を選択して下さい

■所持情報点
一般 : 2点
特殊 : 【逃げたヲ級 : 0点】


↓2


■同時判定 : 艦娘による情報送信の目撃


基礎目標値     : 25

海域治安ボーナス :-20 (海域危険度が低いため、艦娘達の警戒心が薄れています)
低友好度ボーナス :-5 (艦娘達の友好度が低いため、涼月を探している艦娘が【秋月】以外に殆ど居ません)

【堕落の虜】     :+20 (涼月は周辺警戒を疎かにしています)

最終目標値     : 20

なあ特殊情報って握り潰せないの?

>>904
あっ……
自分で設定変更した事思いっきり忘れてました……

ちょっと安価出します


特殊情報 【逃げたヲ級】 を


1)送信する

2)握り潰す


↓2

あー……どうしようコレ、完全にやらかしたわ

ルートとかそういうのじゃなくて、進行プロットとか草稿とかを誤って消したとかそういう方向で不安になってるんだが
大丈夫だよな?

よし、ここはネタバレして乗り切る

特殊情報【逃げたヲ級】送信をトリガーとする特殊イベントは属性的に中立です
どっちの得にも損にも成り得るんで>>592忘れてたのは今回だけ勘弁して下さい、送信します

>>921
そっちは問題ないです
2台のPC+ストレージにも保管してるんで

設定変更忘れとかその後の処理とかでやらかしたアレです

やっぱり、だよね
鎮守府側に利する部分もあると思ってた。あぁ安心だ

うーんレ級に報告してその逃げたヲ級ちゃん大丈夫かな…
それで今度からの握りつぶす判定はどのタイミングでやるの?

>>925
次からは情報を入手した段階でやります
今回だけは本当ごめんなさい

# 再開します


■安価指定内容 : 特殊のみ
■コンマ結果 : 38

特殊情報【逃げたヲ級】の送信に無事成功しました
海域危険度への影響はありません



レ級「……は?」

レ級「なんだよコレ、期待させといてコレって、おい……」

レ級「……」

レ級「まぁいっか、暇潰しにはなるかも知れないし……」



# 新規特殊イベント発生条件が設置されました






【17日目】 夜


# 鎮守府廊下


提督「―――」

8「―――――」


涼月(提督さんと、8さん?)

涼月(……あんな隅っこで何話してるんだろ)


提督「――――」


涼月(……行っちゃった、まぁいいか)



―― 17日目が終了しました

8ちゃん何を考えているんだ


【18日目】 朝


涼月(……そろそろ出撃があっても)

涼月(……)

涼月(何も無いと、逆に不安になる……)



■今日の行動の決定


指定できる内容
【涼月の行動】 【他艦娘による涼月に対する行動】 【諜報フェイズ宣言】 【情報送信宣言】


指定できる内容以外の書き込みがあった場合は、下にズレます。


>> 01:27:00:00 以降【3レス目】



■コンマ判定 : 出撃フェイズの発生

目標値 : 50 (5日目)

ゾロ目ボーナス無し

↓直下

コンマ結果 : 90

# 提督の命が下りました
# 19日目に時限イベント【出撃 / 遠征】が設置されます



明日には新スレ必要になりそうなんで、ネタバレにならない範囲で少し情報出せないか考えてみます

>>873

ふっと回線が軽くなってしまった感
大淀さんか

安価指定内容 : 大淀さんの仕事を手伝う

人見知りペナルティが発生します

が、もうスレ残り少ないので新スレ立てた後で判定します



【重要相談】

新スレのタイトル急募

【安価】戦艦レ級「架空の艦娘作ったはいいがいまいち働いてる気がしない」
【安価】涼月「架空の艦娘として作られたけど……」秋月「その2」
とか?

>>956
案感謝です
後者の 【安価】涼月「架空の艦娘として作られたけど……」秋月「その2」 にしておきます
その後も楽そうなので

実際立てるのは明日になります
おやすみなさい

乙乙 採用感謝

埋まりそうだから昼休みに取り急ぎ

【安価】涼月「架空の艦娘として作られたけど……」秋月「その2」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430453817/)

起こられないうちにもどります

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