まゆ「少しだけ付き合ってもらえるかしらぁ……?」 (203)
※複数P世界、安価スレ
エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意・魚注意
お魚嫌いにゃ!と言う方は回れ右推奨
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1427630090
比奈「付き合ってください、お願いしまス!」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1426804170
美玲「ぴ、P!た、たまにはウチに付き合えッ!」 http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1427011344
志希「にゃっはっは!付き合いたくなっちゃったでしょ♪」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1427243172
の続きです
クッキングアイドルな62作目
続くメイン不在………
加蓮回は現在構想中なのでしばらくお待ちください……
私まつわ
いつまでもまつわ(加蓮回)
台所
まゆ「……うふふふふ…」
ドスッ…ドスッ…ドスッ…ドスッ…
まゆ「……ふう……流石に疲れるわねぇ…………うふふふふ……」
まゆ「…あら、まだこんなに元気があるのねぇ………困ったわぁ。」
まゆ「早く諦めて大人しくしてくれないかしらぁ?」
まゆ「…………えい……えい……えい……えい……えい…………」
ドスッ…ドスッ…ドスッ…ドスッ…ドスッ
まゆ「……………………」
まゆ「…………うふふふふ……まゆPさんに何かあったらいけないから、徹底的にやらないといけないわねぇ…………」
ドスッ…ドスッ…ドスッ…ドスッ…
まゆ「邪魔な物は………全部どけなきゃ…………それがまゆPさんの為だもの………」
ドスッ…ドスッ…ドスッ…ドスッ…
まゆ「…うふふ………これくらいでいいかしらぁ♪」
まゆ「暴れて大変だったけど…もうこうなってしまえばお終いよねぇ。」
まゆ「うふふ……本当に今日のは活きがいいわ……うふふふふふ……」
葵「そりゃあ、まあさっきまで生簀を泳ぎ回ってたからに!獲れたてピチピチっちゃ!」
まゆ「あらぁ、葵ちゃん。お刺身の卸し方ってこれで合ってるかしらぁ?」
葵「どれどれ………ふんふん、上手い物っちゃ!まゆさんも料亭で働けるレベルだよ?」
まゆ「あらあらぁ、私はただ毎日お料理をしているだけだから、葵ちゃんみたいにプロの人には及ばないわぁ。」
葵「へっへー!まああたしの料理の腕はおとんとおかんに叩き込まれた物っちゃからね!」
まゆ「うふふふふ……じゃあ今日はせいぜい技を盗ませてもらうわねぇ。」
まゆ「それにしても、本当に活きがいいお魚だったわぁ、三枚に卸してもまだ動いていたもの。」
葵「それだけ新鮮って事っちゃ、魚は鮮度が命だからね!」
まゆ「うふふ……まゆPさんにも食べさせてあげたいわぁ…」
葵「ちゃあまぁ……まゆさんは、ほんに良い奥さんっちゃねぇ。まゆPさんは幸せ者っちゃ!」
まゆ「>>10」
うふふ…///奥さんだなんて気が早いですよ…///
申し訳ありません……シリーズ設定と矛盾をきたしてしまいますので……誠に勝手ながら再安価とさせて頂きます……
最安価
>>12
安価ミス……
>>14
安価被ってる被ってる
わあ、踏んじゃった、安価下!
まゆ「でもまゆPさんは奥さんみたいな子がタイプって言ってたのよねぇ……まゆはどうしたらいいのかしらぁ……うふふ………もうまゆが奥さんなのに……うふふふふふ………」///
葵「はぁ、熱々っちゃねぇ。まゆさんは素敵な人き、まゆPさんもきっとまゆさんに夢中っちゃ!」
まゆ「ええ……もう本当に…まゆしか見えないぐらいに……まゆをずっと、ずっと、ずっと、ずっと愛してくれているのよぉ……うふふふふ………まゆPさんにはまゆが居れば十分なの……まゆが誰よりもじっくりと愛してあげるから………うふふふふ……他の邪魔な害虫なんか目に入らなくなるぐらい…………」
葵「あはは……え、えっと…………」
菲菲「アイヤー!菲菲ダヨー!」
葵「うわっ………?!菲菲さんっちゃか……びっくりしたっちゃ……」
菲菲「?」
菲菲「ふぇいふぇいの顔に何か付いてたカナ?」
葵「あ……いや……何か只ならぬ物を感じて感覚が鋭くなってたって言うか……な、何でもないっちゃ!」
菲菲「……?」
まゆ「うふふふふふ…………こんにちはぁ、菲菲ちゃん。」
菲菲「あ、二人ともこんにちはダヨー!今日はふぇいふぇい張り切っちゃうデスヨー!」
まゆ「うふふ……菲菲ちゃんも来てくれたから、今日はきっと素敵な勉強会になるわぁ………」
まゆ「ここまで一人で来たのかしらぁ……?」
菲菲「ううん、途中で雫さんに会って案内してもらったヨ!雫さん、早く早く!
雫「はいー。今行きますー。」
葵「ああ、雫さん、買い出しお疲れ様っちゃ!台所まで貸してもらった上に買い出しまで頼んじゃって……ほんにごめんね?」
雫「いえー、力仕事は得意ですからー。お買い物も好きですしー。」
菲菲「雫さんすごかったんダヨー!重い荷物も軽々だったんダヨー!」
雫「酪農で鍛えられましたからー。あれくらい軽いですー。」
菲菲「うむむ……日本のアイドルはやっぱりすごいヨ……色々と……」
雫「………?」モタプーン
菲菲「………………」
まゆ「…………ま、まあ、これで今日の勉強会のメンバーは全員かしらぁ?」
葵「>>22」
うん。これで5人全員そろったっちゃ
葵「うん。これで5人全員そろったっちゃ。」
まゆ「えっ…………」
葵「えっ………」
まゆ「な、な、何で5人………?」
葵「?……だって5人いるき?」
まゆ「………………?!(ま、ま、ま、まゆを入れて4人しか空いてなかったは、はずなのに………?!)」
雫「…………?」
まゆ「ま、ま、まずはまゆで…ひ、一人………!つ、次に葵ちゃんで2人……雫さんで3人……菲菲ちゃんで4人…………?!」
菲菲「菲菲が来た時にはもうその人居たヨ?」
まゆ「えっ……………?」
葵「あれ、あの人まゆさんたちの知り合いじゃないのかや?」
まゆ「えっ…………えっ………?」
動く鎧「………………」
まゆ「……………えっ………?」
動く鎧「…………」///
鎧さんチースw
雫「あれー?いつの間に来てたんですかー?」
動く鎧「…………(近くまで来たから寄ってみたらさ、鍵が空いてたもんだから………いや、ごめんね……)」///
雫「いいえー、たまたま出かけていてすみませんー。」
動く鎧「…………(いや、急に来た僕も悪かったからさ……あ、これ旅行先のお土産のお饅頭。つまらない物だけど。)」
雫「わぁ、ありがとうございますー。お茶に合いそうですねー。」
まゆ「」
動く鎧…半霊…
加蓮Pは鎧さんだったのか(妄想)
葵「ああ、やっぱり雫さんのお客さんだったっちゃね。知らない人間が居て驚いたんやないかや?」
動く鎧「…………(いやいや、首藤葵ちゃんでしょ?最近テレビとかでよく見るから知ってるよ。わざわざお茶までどうも。)」
葵「へっへー!もてなしは料理の基本っちゃからね。雫さんのお客さんならなおさらっちゃ!」
動く鎧「…………(あっはっは、そんなに気を使わなくていいよ!)」
菲菲「ふぇいふぇいはふぇいふぇいダヨー!」
動く鎧「………(ああ、君は初めまして。僕は雫ちゃんのちょっとした古い知り合いの動く鎧だよ。よろしくね。)」
菲菲「よろしくダヨー!あ、そうだ、今日は味見をしていったらどうカナ?」
動く鎧「………(いやいや、もうすぐに帰るから………)」
まゆ「」
菲菲「まあまあ、そう言わずにサ!絶対美味しいから食べていかないと後悔するヨー?」
葵「そうそう、ここまで来たからには是非味わっていって欲しいっちゃ!」
雫「わざわざ来てくれたんですからー、もぉーっとゆっくりしていってくださいー。」
鎧「…………(うーん……どうしようかなー…………)」
まゆ「え………え、えっと………す、す、す、少し……い、い、いいですか………?」
鎧「………?」
まゆ「あ、あ、あ、あなたは……い、い、一体………?ま、ま、ま、まさか……お、お、お化けとかじゃ……な、な、ないですよね…………?!」
鎧「>>31」
↑+まあこの姿も仮のものなんだけどさ
安価把握
お休みなさい
再開します
動く鎧「…………(幽霊といえばそうなのかもしれないね。)」
まゆ「ひっ………?!」ガタガタガタガタ……
動く鎧「…………(まあこの姿も仮のものなんだけどさ、ほら。)」ガチャ
まゆ「ひいっ……な、な、中身が………?!」ガタガタガタガタ……
雫「うーん…昔から不思議だったんですけどー、どうやって動いているんですかー?」
動く鎧「………(あっはっは、雫ちゃんも動く鎧になれば分かるよ。)」
まゆ「な、な、な、中身が……か、か、空っぽ………あ、葵ちゃん…ふぇ……菲菲ちゃん……?!」
ガタガタガタガタ……
葵「流石は東京……こんな人もいるっちゃかあ……はー………」
菲菲「流石は日本ダヨー……こんな人もいるんダネー……勉強になったヨ。」
動く鎧「…………(あっはっは…僕地元は岩手なんだけどな………)」
まゆ「ひ、人じゃないわよぉ!よ、よ、よ、妖怪って………あ、あらぁ…何で会話が………?」ガタガタガタガタ……
雫「だから見た目より軽かったんですねー。昔からの疑問が一つ融けましたー。」
動く鎧「………(依り代の鎧の分の重さしかないからね。)」
菲菲「雫さんとはいつからの知り合いなのカナ?」
葵「もし、好き嫌いとかあったら教えてっちゃ!」
菲菲「ねえねえ、岩手ってどんなところか聞かせて欲しいヨ!」
葵「生魚は平気っちゃか?生魚がダメなら火を通す料理をメインにするに。」
動く鎧「…………(わわっ、いっぺんに質問しないで……二人とも元気だなあ……!)」
雫「ふふっ……もうなじんじゃってますねー。」
菲菲「鎧さんって呼んでいいカナ?ふぇいふぇいもふぇいふぇいもって呼んでいいデスヨー!」
葵「鎧さん、鎧さん、焼き物と煮物だったらどっちが好きかや?」
動く鎧「………(え、えっと…いいよ?それから……どっちかと言えば焼き物の方が好きかな?)」
まゆ「え、えっ………わ、私の方がおかしいのかしらぁ……そ、そうよ……この人はただ鎧を着ていて中身が空洞なだけの人………うふ…うふふふふふ…………お化けなんていない……お化けなんていない……」
動く鎧「…………(はぁ……雫ちゃんのお友達は面白い子ばっかりだね?)」
雫「>>39」
いやいや岩手だってかわりませんよ~
>>35訂正
ま、ままゆも動揺していたと言うことで……(震え声
まゆ「な、な、な、中身が……か、か、空っぽ………あ、葵ちゃん…ふぇ……菲菲ちゃん……?!」
ガタガタガタガタ……
葵「流石は東京……こんな人もいるっちゃかあ……はー………」
菲菲「流石は日本ダヨー……こんな人もいるんダネー……勉強になったヨ。」
動く鎧「…………(あっはっは…僕地元は岩手なんだけどな………)」
まゆ「ひ、人じゃないわよぉ!ゆ、ゆゆ、幽霊って………あ、あらぁ…何で会話が………?」ガタガタガタガタ……
雫「だから見た目より軽かったんですねー。ずっと不思議だったんですー。」
雫「いえいえー、岩手だってかわりませんよー。岩手の人たちも面白くて優しい人たちですー。」
動く鎧「………(雫ちゃんが優しいから、周りも優しくなれるんだよ?)」
雫「……?私は普通ですよー?」
動く鎧「…………(うーん……雫ちゃんはいつもこんな感じなの?)」
葵「そうっちゃねえ……いっつも優しくて親切だし、雫さんといるとなんだかのんびりしてて落ち着くっちゃ。」
動く鎧「…………(そうそう、なんだか広大な草原に寝転んでるみたいな気分になるよね。)」
菲菲「ふぇいふぇいも日本で頑張れるか不安だったケド、雫さんみたいないい人が多くて安心したヨ。あ、あと雫さんの入れてくれるhot milk はとっても美味しいんダヨー!」
動く鎧「………(ふぇいふぇいちゃんは!海外から来たの?……えっと…中国かな?)」
菲菲「ウン、香港から来たヨー。だから日本語はまだ練習中ダヨ。英語なら完璧なんダケド………」
動く鎧「………(ホットミルクの発音良かったもんね。雫ちゃんのホットミルクは自分で作るのより何故か美味しいんだよね…なんでかな……)」
葵「それはあたしも分からないのよ、同じように温めてるはずなのに………」
菲菲「雫さんみたいに落ち着く味にできないヨ。何か特別な方法でもあるのカナ?」
雫「特別な方法なんてありませんよー?」
菲菲「うーん、それにしては味が違うヨ。」
雫「そうですねー……強いて言えば、熱力学的な観点から見た分子の運動を…………」
葵「お、思ってたより科学的だったっちゃ………」
動く鎧「…………(な、何だか難しそうな話だね………)」
雫「熱力学のちょっとした応用ですよー。」
動く鎧「…………(雫ちゃんはすごいなあ………雫父さんたちの話通りこっちでも元気でやれてるみたいだね。)」
雫「はいー。事務所の皆さんもいい人ですー。愛海ちゃんなんかはよくマッサージしてくれますしー。
動く鎧「…………(…それは…………あ、そうだ、佐久間さん。)」
まゆ「まゆでいいですよぉ?」
動く鎧「…………(じゃあ、まゆちゃん。まゆちゃんから見た雫ちゃんはどう?)」
まゆ「>>46」
↑
まゆ「みなさんの言うように、一緒にいるととても落ち着きますねぇ。同じ年なのに雫ちゃんのほうがお姉ちゃんって感じがします。」
動く鎧「…………(雫ちゃんは昔から落ち着いている分、大人びて見えたからねえ……)」
まゆ「そうですねぇ……まゆと同じ年には思えないです……色々と……」
雫「………?」
まゆ「うふふふふ……いいお友達ですよぉ。これからも仲良くさせてもらいたいです。」
動く鎧「………(ありがとう、まゆちゃん。よろしくね。)」
まゆ(うーん……最初はよくわからなくて怖かったけど……話してみるといい人ねぇ………)
菲菲「とっても力持ちで頼りがいがあるカラ、ふぇいふぇいより一つだけ年上とは思えないヨ。」
雫「もぉー、褒めても何も出ませんよー?」
動く鎧「………(あっはっは、しかも才色兼備だしね。)
まゆ(ただ大柄で曰くつきそうな鎧を着て、中身が空洞なだけの人かもしれないわねぇ………幽霊って言うのも何かの聞き間違いかも………いえ、聞き間違いよ……!)
動く鎧「…………(あっ……もうこんな時間か………しまったなあ……)」
葵「……?何か用事でもあるのかや?…だったら引き止めちゃってごめんね……」
動く鎧「…………(いや、用事って程でも無いんだけど……東京に来たついでに顔を見せておきたい人がまだ何人かいるってだけで。急いではいないんだけどさ…)」
雫「Pさんたちならー、今お仕事中ですよー?」
動く鎧「……………(そうか……まあ、そうだよね……お礼を言っておきたかったんだけど………)」
雫「帰って来るのはたぶん遅いですからー、私から伝えておきますねー。」
動く鎧「…………(ありがとう、そうしておいてくれるかな?)」
雫「志希ちゃんと小梅ちゃんも夜までお仕事ですよー?」
動く鎧「…………(そっかー……じゃあ夜までどうにかして時間を潰さないとなー……外に出たら目立っちゃうひ…………)」
まゆ「まあ、その格好は目立ちますよねぇ………」
雫「だったらここで夜までゆっくりしていってくださいー。旅の疲れもあるでしょうしー。」
動く鎧「…………(そんな……悪いよ、第一僕が居たら邪魔でしょ?)」
雫「>>52」
↑+ご飯ができるまでテレビでも見ててくださいー。
雫「そんなことないですよー。久しぶりに会えたんですし、ゆっくりお話ししたいですからー。ご飯ができるまでテレビでも見ててくださいー。」
動く鎧「…………(いいかな……?)
葵「お客さんは誰でも大歓迎っちゃ!あたしたちの料理を一人でも多くに食べてもらいたいからね!」
菲菲「ふぇいふぇいも特製の中華を作ってあげるデスヨー。その代わりにいっぱい日本のお話を聞かせてネ!」
まゆ「うふふ、どうせ4人だけじゃ食べきれないと思ってたんですよぉ。」
動く鎧「……………(じゃ、じゃあ………お言葉に甘えちゃおうかな……みんなありがとう。)」///
居間
動く鎧「…………(ただ、何もしないで待つだけってのも悪いなあ……でも、お客さんに包丁は握らせられないって言われたし………まあ、たまにはお客さん気分を楽しもうかな。)」
動く鎧「…………(野菜の皮剥きぐらいな手伝えるかもしれないけど、あとは邪魔になっちゃうだろうし……僕手先が不器用だからな………)」
動く鎧「………(確かに長旅で疲れちゃったし……ゆっくりさせてもらおう………雫ちゃんは優しいなあ………)」
動く鎧「…………(他のみんなもいい子たちだったし………心配要らなかったな。)」
動く鎧「…………………」
台所
葵「さーて、お客さんも来た事だし、ここは腕の見せ所っちゃ!」
菲菲「葵張り切ってるネ?」
葵「へっへー、料亭の娘だからね!お客さんを前にするとどうしても張り切っちゃうっちゃ!」
菲菲「おー、日本の職人さんダヨ!板間ダヨ!」
葵「あたしは板前では無いんだけど…………」
菲菲「広東料理も魚をよく使うからネ!ふぇいふぇいも魚料理は得意ダヨ!」
菲菲「炒飯が一番得意ダケド、他に清蒸石斑魚なんかも得意ダヨー!」
まゆ「んー……何か聞き覚えはあるけどどんな料理か思い出せないわねぇ……」
雫「何かの蒸し物ですよねー?」
菲菲「石斑魚を蒸した料理ダヨー。石斑魚は日本語ではえっと………」
葵「確かハタの事じゃなかったかや、香港ではよく食べられてる魚だよね?」
菲菲「そうそう、ハタダヨ!葵は物知りダネ!」
葵「>>58」
↑+ハタなら九州でもよく食べるしね!
安価把握
一時中断します
再開します
葵「まあね!魚のことなら任せるっちゃ!ハタなら九州でもよく食べるしね!」
菲菲「葵もよく食べてたノ?だったら菲菲と一緒ダネ!」
葵「アラ……じゃなくてハタは美味か魚やき、あたしも結構好きで食べてたっちゃ!」
まゆ「アラ………?」
葵「ああ、大分とかの九州の方ではハタの事をアラって呼ぶっちゃ。だから、ハタのアラの事はアラのアラ、って言うっちゃ!」
雫「何だか混乱しちゃいますねー。」
葵「あたしからしたら、ハタって呼び方の方がまだ違和感があるっちゃ。大分で、ハタって言ったら逆に伝わらんき。」
まゆ「お魚って言うのは方言によって色々呼び方があるみたいだものねぇ。」
雫「地元だと当たり前と思っていた名前が通じなくて驚いたりしますよねー。」
菲菲「うーん……同じ日本でも呼び方が違うんダネ……ますます日本語は難しいヨ………」
まゆ「そんなに心配しなくても大丈夫よぉ、菲菲ちゃんは日本語は上手な方じゃないかしらぁ?」
菲菲「そうカナ……?ふぇいふぇいはまだ自信無いヨー……?」
菲菲「英語なら喋れるんダケド……ああ、あとロシア語とかヒンディー語なんかも………」
葵「そっちの方が難しい気がするっちゃ………」
菲菲「そんな事無いヨ?日本語は変わった言い回しとかが多くテ、なかなか覚えられないヨ……」
雫「学習しにくい言語とは言われてますからねー。文法が逆って言うのもあるのかもしれませんねー。」
まゆ「日本人の身からしたら、英語とかの文法の方が慣れなくて覚えづらいのよねぇ………」
雫「実践して鍛えると意外と楽に覚えられますよー?」
雫「むしろ日本の標準語の方が慣れなかったですー。ふとした拍子に訛りが出てしまってー。」
葵「それは分かるっちゃ!外国語よりも標準語の方が覚えづらいって言うか………って言ってるのがもう訛ってるき、えへへ……」
まゆ「うふふ……まゆは可愛くて素敵だと思いますよぉ。」
菲菲「ふぇいふぇいも葵の日本語もちょっと変わってるケド、キュートな感じがして好きデスヨ?」
葵「そうかや……?な、何だか大分が褒められてるみたいで嬉しいっちゃ……!」///
菲菲「>>66」
↑
菲菲「大分ってどんなところナノー?」
葵「よくぞ聞いてくれたっちゃ!よかところっちゃよ?料理は美味かし、人は優しか、気候も穏やかで温かくて一年中過ごしやすか!移住するなら是非お勧めっちゃ!今ならうちの料亭が特別に引っ越しの祝いの席の料理も………」
菲菲「ふぇ、ふぇいふぇいは移住はしないヨー…!」
葵「あっ……つい昔の癖で。へへへ……ごめんごめん。」
菲菲「きゅ、急にびっくりしたヨー………」
葵「地元の宣伝はローカルアイドルの基本だったき、まだその頃の癖も抜け切ってないっちゃ。」
葵「セールストークを抜きにしてもほんによかところっちゃ!あたしの自慢の故郷やき、行って後悔はさせないっちゃ!」
まゆ「確かに…前にロケで行った時も素敵なところだと思ったわねぇ…ほら、温泉ロケの時。」
雫「あー、確かにあそこはいいところでしたねー。ぽかぽかしてましたー。」
葵「大分に来たことがあるのかや…?!」
まゆ「ええ、お仕事で何回か行かせてもらった事があるわぁ。」
葵「ちゃあまぁ……!どうどう?!よかところだったっちゃろ?!」
葵「どんなところが気に入ったのかや?!気に入った料理は何だった?!また行きたいと思ったかや?!え、えっと……そ、それから……!」
まゆ「あ……え、えっと………」
葵「……あ、ごめん…地元の事となると熱くなっちゃうね……気を付けなきゃ………」
まゆ「あ……う、うん……本当に大分が好きなのねぇ………?」
葵「そりゃあもう…!あたし以上に大分を愛してる人間は居ないと言っても過言じゃないっちゃ!大分のよかところはぜーんぶ知ってるっちゃ!」
まゆ「す、すごい熱意ねぇ…………」
葵「だからあたしは東京でアイドルとして活躍して、大分のよかところをたくさんの人に知って欲しいっちゃ!」
雫「立派な心がけですねー。尊敬しちゃいますー。」
葵「へっへー、全国に故郷である大分の良さを広めるのがあたしの目標なのよ!」
菲菲「おお……葵がかっこいいヨ…!大きな目標ダネ……よし、じゃあふぇいふぇいも日本の人に香港の良さを知ってもらえるように頑張るヨー!」
雫「えっと……じゃあ私も岩手の魅力をもぉーっと伝えられるように頑張っちゃいますー。」
まゆ「>>72」
同じ県出身者でユニット組んでPRするのもいいかもしれませんねぇ
まゆ「同じ県出身者でユニットを組んでPRするのもいいかもしれないわねぇ。」
雫「志希ちゃんと……あ、美優さんですねー。美優さんも岩手出身って言ってましたー。」
葵「あたしの場合は美紗希さんと瞳子さんかぁ……うーん……」
菲菲「ふぇいふぇいは…?!ふぇいふぇいは誰と組めばいいノ?!」
まゆ「そうねぇ………メアリーちゃんなんかとは仲良くできるんじゃないかしらぁ?」
菲菲「メアリーちゃん……メアリーちゃんか………なるほど……結構アリかもしれないヨー。同じ外国出身ダシ………」
外国出身括りって雑ゥ……
まゆ「まゆだったら美玲ちゃんとかねぇ……美玲ちゃんとユニットを組むのはなんだか楽しそうねぇ……♪うふ……うふふふふ……最近いい目をするようになったし………」
雫「みんなで話していると新しい可能性が発見できますねー。同じ出身地同士のアイドルユニットはいいかもしれませんー。」
菲菲「いろんな人とお仕事ができたら楽しいヨ!それで宣伝にもなったら嬉しいネ!」
まゆ「うふふ……ふぇいふぇいちゃんはアイドルのお仕事を楽しんでるみたいねぇ。」
菲菲「うん、日本でアイドルするのとっても楽しいヨー!毎日いろんな発見があるヨ!」
葵「………美紗希さんと瞳子さんか………に、苦手ってわけじゃないけど…………」
ほのかちゃん……
>>74
だって……香港出身アイドルが菲菲だけだから………雑です……はい………
>>76
ふ、フリスクが忙しいから……(震え声……
葵「女子力……はよく分からないし……瞳子さんには恐れ多くて頼めないって言うか…………」
まゆ「あらぁ、二人ともいい人よぉ?」
葵「?!」
まゆ「うふふ……美紗希さんは女子力はとにかく……お洒落なお店とか詳しいし、瞳子さんからは落ち着いた雰囲気を学べるわよぉ?」
菲菲「女子力………女子力って何カナ?」
雫「………うーん……私には難しくて分からないですー。」
菲菲「雫さんでも分からないノカ……今度美紗希さんに教えてもらわないとナ………」
誤字ってる、とにかくやなくてともかくやない?
細くてすまんが
まゆ「うふふ…………」
葵「あ、あ………え、えっと……あ、そう言えば何でこんな話になったのかや?」
雫「結局、訛りも訛りでそれはそれでいい物って言う話ですよー?無理して直さなくても良かったかもしれませんねー。」
葵「……あ、あたしも大分の言葉は好きやき………この話し方も悪くないかも…………」
菲菲「…………!な、なら雫さんも岩手の方言を喋れるのカナ?」
雫「はいー。ちゃんと忘れていませんよー?地元に帰るとしっかり訛ってますー。」
菲菲「じゃあ、じゃあ!何か岩手の言葉で言ってみてくれないカナ?!」
雫「>>81」
↑
岩手とかさっぱりなのでお任せw
安価把握
>>78
誤字ですね……すみません……
色々とボロボロ…………
お休みなさい
>>82
誤字気になるのはちゃんと読んでるからやで。
あんま気にしすぎず頑張ってな、毎度楽しみにしとる
ついでに加蓮ちゃん期待してる
>>84
ありがとうございます
加蓮回も頑張って構想させていただきます。
再開します
雫「じぇじぇじぇ!おみゃーさん、ずいぶんめんこいこと…って感じですかねー?」
菲菲・葵「おぉ………」
雫「あ、そんなに感心するほどのものじゃありませんよー。」///
まゆ「当たり前だけど、随分板に付いてると言うか、逆に新鮮な感じがするわねぇ。」
菲菲「これがnative岩手県民……なんか感動したヨ……」
雫「だからそんな大した事じゃありませんよー。」///
菲菲「今のはどう言う意味ナノ?」
雫「『まあ、驚いたー、あなたとっても美人さんですねー。』と言う感じでしょうかー?」
菲菲「他には、他にももっと言って欲しいヨ!」
雫「えーっと……でしたらー、こほん、おらんちにゃべこがたくさんおんねぇ。」
葵・菲菲・まゆ「おぉ………」
雫「だから何なんですかー、もぉー……」///
雫「ちなみに今のは、私の家には牛さんがいっぱいいますって言う意味ですー。」
葵「こう、雫さんが方言を使うと温かい感じがするっちゃ!」
まゆ「分かるわぁ、心がほっこりするわよねぇ。」
雫「もぉー、そんなに言われると恥ずかしいですー。」///
菲菲「ありがとうダヨ、雫さん!ふぇいふぇいこれでまた日本語の面白さを一つ勉強できタヨー!」
雫「いえー、そんな本当に、大した事じゃないですー。」///
葵「雫さん照れてるっちゃか?」
雫「はいー、ちょっと恥ずかしいですー。」///
葵「雫さんが照れてるのって珍しいっちゃね?いつも悠然と構えてるって言うか………」
菲菲「どんな時も落ち着いてるヨネ!みんなの癒しって感じダヨ!」
まゆ「一緒に居るだけでほっとするわよねぇ。」
雫「>>91」
↑(みんなで胸を見る)
雫「えへへー、毎日牛乳を飲んでますからー。」
まゆ・葵・菲菲「…………」ジー
雫「…………?」モタプーン
葵「これが岩手の恵みっちゃ………」
菲菲「…………あと一年デ……」
まゆ「……これで同じ年なのよねぇ……」
雫「………?」モタプーン
雫「牛乳は栄養がたっぷり含まれていて、体にいいですからー。成長期の発育にもいいんですよー。」
まゆ「説得力があるわねぇ………まゆももうちょっと………いえ、今のままでも愛してもらえるし………」
菲菲「牛乳を飲めば雫さんみたいになれるカナ?!」ヒソヒソ
葵「あれは流石に無理っちゃ……」ヒソヒソ
雫「今日は是非料理にもうちの牛乳を使って欲しいですー。」
まゆ・雫・菲菲「?!」
雫「牛乳ならたくさんありますしー。……どうかしましたかー?」
まゆ「あ、いえ……そうねぇ……折角だし今日の料理は牛乳を使ったのにしようかしらぁ……」
葵「洋風の料理も偶には勉強になるっちゃ!」
菲菲「雫さんの牧場の牛乳……ふぇいふぇいも……よし、牛乳を使った料理作るヨー!」
雫「えへへー、ありがとうございますー。なら、皆さんが持ち寄った材料が活かせる料理がいいですねー。」
まゆ「じゃあ各自持ち寄った材料を確認してみましょう。」
葵「まずはあたしから……あたしは今出している魚に加えて……これっちゃ!」ガシッ ズアァァッ!
サラサハタ「香港などでは老鼠斑と呼ばれる高級魚です。」ピチピチピチピチ
菲菲「おお!これは立派な老鼠斑ダヨ!」
葵「へっへー、この前釣って今日の為に生簀で泳がせておいた大物っちゃ!」
雫「さっきも話に出たハタですねー。」
まゆ「これもまた活きがいいわねぇ。お魚屋さんでも見かけられないぐらいだわぁ。」
葵「>>97」
上
葵「これだけ活きがいいとさばく方も腕がなるっちゃ!」
まゆ「さっき卸させてもらったお魚も、切り身にしてもまだ少し動いてたぐらいだものねぇ。」
葵「へっへー、今度はあたしが魚のさばき方のお手本を見せてあげるっちゃ!まゆさんも上手だったけど、あたしは魚のさばき方に関しては年季が入ってるからね!」
まゆ「ええ、ぜひともお願いするわぁ。うふふ、なるべくゆっくりお願いね、早すぎたら技を盗む暇がないわぁ。」
葵「それはできない相談っちゃ!魚はパパッと捌かないというだめだからね!」
まゆ「あらぁ、それは残念ねぇ……まあ、何とか頑張ってみるわぁ。」
菲菲「ふぇいふぇいにも、ふぇいふぇいにも技を盗ませて欲しいヨ!」
雫「私も今後の参考にしたいですー。」
葵「へっへー!じゃあみんな、あたしの包丁の動きをよく見ておくっちゃ!」
雫「生で葵ちゃんの魚をさばくところが見られるのは楽しみですねー。」
菲菲「お魚が魔法みたいに切り身になっちゃうんダヨー!」
葵「魔法だなんてそんな……言い過ぎっちゃ……!」
菲菲「だって本当に魔法みたいなんだモン!あっ、ふぇいふぇいが持って来たのは……雫さん!」
雫「はいー。」ヒョイ ドスン!
まゆ・葵「?!」ビクッ
菲菲「ふー……ここまで持って来るのが大変だったヨー……途中で雫さんと出会わなかったらふぇいふぇい力尽きてタヨー………」
葵「…大きかクーラーボックスっちゃ………」
まゆ「中身が何なのか想像もつかないわねぇ………」
菲菲「中身は…………」
菲菲「ジャーン!パパがおくってくれた香港の食材ダヨー!」
まゆ「上海蟹にフカヒレまで……これは燕の巣かしらぁ…他にもいろいろ入ってるわぁ………どれも高級食材ばっかりねぇ………」
菲菲「パパがみんなにも香港の味を教えてあげなさいってネ!全部食べて欲しかったから全部持って来ちゃったヨ……重かったヨー…………」
雫「こんなに私たちで使っちゃっていいんですかー?」
菲菲「>>103」
↑
菲菲「遠慮なんていらないヨー! ふぇいふぇい、みんなと一緒に食べたいんダヨー!(…パパはこの前のお礼がしたいって聞かなかったし…ね)」
雫「……でしたら遠慮なく使わせてもらいますー。あまり馴染みが無いので上手に料理できるかは分かりませんけどー……」
葵「ツバメの巣を料理に使うって言うのは聞いたことあるけど……実際にはどんな風に調理するっちゃ……?」
菲菲「そうダネ……お湯で戻してスープにしたりするヨ。日本ではあんまり食べないかもしれないケド、広東料理では食材として使うんダヨー。」
葵「はぁー……勉強になるっちゃ…実物は初めて見るっちゃ……」
まゆ「珍しい食材だものねぇ…この形にするまでにかなりの手間がかかるらしいし………」
葵「ほんに申し訳ないっちゃ……こんなにいい食材を使わせてもらって……」
菲菲「いいっテ、いいっテ。パパもみんなが美味しく食べてくれたって聞いたら喜ぶヨー!」
葵「……菲菲ちゃんってもしかしてお嬢様なのかや………?」
菲菲「……?!え、えっと…………」
雫「これだけの食材を送ってくれるなんてー、失礼ですけどお父さんはどんなお仕事をしてるんですかー?」
菲菲「あ……そ、それは………そ、その………何て言うカ………」
葵・雫「………?」
まゆ「菲菲ちゃんのお父さんは大きな貿易会社の社長さんなのよぉ。」
菲菲「………!」
まゆ「菲菲ちゃんはお父さんのお仕事の関係で日本にも興味を持ってくれたのよねぇ?」
菲菲「あ……え、えっと…そうダヨー!パパが日本の話をしてくれるうちに、憧れるようになったんダヨー!(あ、ありがとうダヨ、まゆさん!)」
まゆ「うふふ………」
雫「貿易会社の社長さんですかー。失礼な事を聞いてしまってすみませんー。」
菲菲「い、いや……いいヨー。隠しておく必要もなかったしネー……!」
葵「やっぱりお嬢様だったっちゃか……動作の一つ一つに気品があると思ったっちゃ!」
菲菲「ぱ、パパのお仕事の関係で偉い人と会う事が多かったからネー…し、自然に鍛えられたのカナー…?」
葵「もし日本に来た時はぜひ大分にって言っといて欲しいっちゃ!」
菲菲「分かったヨー。パパも日本は大好きだからネ!」
雫「優しいお父さんなんですねー。」
菲菲「うん!ふぇいふぇい、パパが大好きダヨ!」
まゆ「うふふ…………」
まゆ「まゆの持ってきた食材も紹介していいかしらぁ、うふふ…少し張り切っちゃったのよぉ?」
雫「それは楽しみですねー。まゆさんは何を持って来てくれたんですかー?」
まゆ「うふふふふ……まゆの持って来たのは………」ゴソゴソ…ドン!
菲菲「牛肉………?」
まゆ「ただのお肉じゃないのよぉ?うふふ……牛肉は牛肉でも仙台牛のお肉よぉ?」
葵「ま、まゆさんまで高級な食材を……しかも霜降りっちゃ………」
まゆ「>>111」
一時中断します
この前、実家からみんなで食べなさいって送ってもらって…いい機会だし持って行こうかなって
再開します
まゆ「この前、実家からみんなで食べなさいって送ってもらって…いい機会だし持って行こうかなって思ったのよぉ。」
雫「綺麗な牛さんのお肉ですねー。さすがは仙台牛の霜降りですー。」
まゆ「うふふふふ……何かと体力が必要だろうから、美味しい物でも食べて体力を付けなさいって……うふ…うふふふふ………期待には応えないといけないわねぇ………」
菲菲「アイドルのお仕事は体力がいるからネ。」
まゆ「うふふ……もちろんそれもあるけど………うふふふふふふ……サッカーチームを作らないといけないものぉ………」
菲菲「サッカーチーム………?」
まゆ「うふふ……こっちの話よぉ?」
葵「見事な霜降り具合っちゃ………ほんにあたしなんかが包丁を入れていいかや……?」
まゆ「ええ、みんなで一緒にお料理しましょうねぇ。」
葵「…料亭でもそんなに見なかった高級な食材が次々と………責任が重大っちゃ……これの前で下手な事はできないっちゃ…………」
まゆ「そんなに緊張しなくて大丈夫よぉ。みんなでやればきっと美味しい料理ができるわぁ。」
葵「そ、そうだね………まゆさんと雫さんと菲菲さんも居るし……………」
まゆ「そうよぉ、葵ちゃんならできるわよぉ……うふふふふ……葵ちゃんならできる……葵ちゃんならできる………」
葵「あたしならできる………あたしならできる……あたしならできる………」
雫「最後は私の番ですねー。私はさっき言った通り、牛乳やバターと………」ファサァ……
雫「輝子ちゃんたちからのお土産のきのこですー。」
葵「マイタケ……シメジ……ヒラタケ………ま、マツタケ………これって国産かや?!」
雫「伊豆に一泊二日の小旅行に行ってきて採ってきたそうですー。」
菲菲「日本のマツタケ!日本のマツタケダヨー!」
まゆ「うふふ……ずいぶんと豪華な食材が集まりましたねぇ……」
まゆ「さあ、材料も確認できたし、早速今日の献立を考えましょう。」
雫「どう言うお料理を作るか頭の使い所ですねー。」
葵「団体さんの宴会ができるぐらいの材料っちゃ………」
菲菲「腕が鳴るデスヨー!ふぇいふぇいもテンションが上がって来たネー!」
雫「この材料で何を作るのがいいと思いますかー、葵ちゃん?」
葵「あたし……?!」
まゆ「料理のプロだしねぇ、葵ちゃんの意見が聞きたいわぁ?」
葵「>>119」
↑
葵「……定番だけど、すき焼きとか?燕の巣はスープにしてさ。魚はウチらに任せるっちゃ!」
まゆ「あっ、じゃあそうしようかしらぁ?」
葵「えっ……今のは言ってみただけなんだけど…………」
まゆ「あらぁ、いい考えだと思ったんだけど………」
雫「私もそれがいいと思いますー。私とまゆさんがお肉料理を担当しますー。」
菲菲「一緒に頑張るヨ、葵!」
葵「あ……う、うん………」
まゆ「えっと、その代わりにお魚を卸す時だけ呼んでもらえないかしらぁ?」
雫「葵ちゃんがお魚を卸すのは見てみたいですー。」
菲菲「ふぇいふぇいも、ふぇいふぇいも見たいヨー!」
葵「え、えっと……、わ、分かったっちゃ!まずは下処理とかで時間がかかるき、しばらくしたら声をかけるっちゃ。」
まゆ「うふふ、ありがとう。楽しみにしてるわねぇ。」
雫「鎧さんもお腹を空かせてるでしょうしー、早速作り始めましょうー。」
肉料理サイド
雫「すみませんー。エプロンの後ろを止めてもらっていいですかー?」
まゆ「いいわよぉ。可愛いエプロンねぇ、どこで買ったのかしら?」
雫「はぁとさんの手作りですー。市販の物だと胸元がキツくて入らないのでー…………」
まゆ「…………まあ、そうよねぇ……はぁとさんったら相変わらずお裁縫が上手ねぇ。」
雫「はいー。お店で売ってるみたいですよねー。柄も可愛くてお気に入りなんですよー。」
まゆ「お裁縫を今度教えてもらおうかしら……はぁとさんに頼めるかしらねぇ?」
雫「うーん……多分何だかんだ言いますけど教えてくれますよー。ちょっと素直じゃないですけど優しい人ですからー。」
まゆ「うふふふふふ…………はい、後ろを向いてね。」
雫「はいー。」グルッ
まゆ「………あ、ちょっとかがんでもらえるかしら………」
雫「あ、気が利かなくてすみませんー。」ググッ…
まゆ「いえ……あ、ありがとう、それでいいわぁ。」
まゆ「ん……っと………(背中ごしに見ても本当に大きいわねぇ………)ここをこうして……こうして………はい、いいわよぉ?」
雫「ありがとうございますー。」
グルッ ブルン
まゆ「?!」バキッ
雫「あ………?!すみませんー、胸から下は見えなくてー………」
まゆ「………………」
雫「……胸が当たっちゃいましたー………だ、大丈夫ですかー………?」
まゆ「>>127」
↑(同い年なのに…この差はなんなの…)
まゆ「だ、大丈夫よぉ………(同じ年なのに……この差は何なの………)」
雫「本当にすみませんー。気を付けてはいるんですけどー。」
まゆ「え、ええ…………もう大丈夫だから…………(今のままのまゆをまゆPさんは愛してくれているし……(大丈夫………大丈夫よぉ………)」
雫「そうですかー。良かったですー。」モタププーン
まゆ「…………でもこれはさすがに………………ぐすん……」
雫「…………?」
まゆ(まゆは小柄だから………雫ちゃんがより大きく見えるのかしらぁ…………)
雫「……まゆさーん?」
まゆ「………う、うん………気を取り直して料理にかかりましょう。(明日から毎日牛乳飲みましょう…………)」
雫「………分かりましたー。お詫びに下拵えは任せてくださいー。」
まゆ「ええ……じゃあお願いしちゃおうかしらぁ………ぐすん…………」
雫(うーん……どうしてもぶつけちゃいますねー…………)
〜〜〜
雫「お肉の下拵えは終わりましたよー。」
まゆ「こっちもキノコや野菜は食べやすい大きさに切り終わったわぁ。」
雫「わぁー……まゆさんの野菜の切り方きれいですねー。」
まゆ「そんな事ないわよぉ?ただ丁寧に切ってるだけだもの。」
雫「いえー、大きさも揃ってますしー、普段からお料理をしてるのがよく分かりますー。」
まゆ「まあ……一応料理だけはどんなに忙しくても毎日するようにしてるわぁ。」
雫「それはすごいですねー………私なんかどうしてもって時がありますからー。」
まゆ「まゆPさんが外食したりしたら大変だもの………まゆPさんにはまゆの作った物だけを食べて欲しいの。」
雫「外食とかだと栄養バランスが偏っちゃいますからねー。分かってはいるんですけどー………」
まゆ「確かに毎日料理を作ってあげるのは大変で難しい事だけど………大切な人にはまゆの愛情のこもったご飯を用意してあげたいもの……まゆの愛でいっぱいに……まゆの愛がまゆPさんを満たして…………うふふふふふ…………」
雫「まゆさんは頑張り屋さんですねー。立派な心がけで尊敬しちゃいますー。」
まゆ「>>133」
そんなことないわよ。雫ちゃんだって、はぁとさんのために出来るだけ頑張ってるじゃない。
まゆ「そんなことないわよ。雫ちゃんだって、はぁとさんのために出来るだけ頑張ってるじゃない。」
雫「いえー、牧場の手伝いに帰ったりしてる時には外食にしてもらったりする時がありますからー………」
まゆ「そらは仕方がないんじゃないかしらぁ………私は一番大事な事はそうやって大切に考えてあげるって事だと思うのよ。」
雫「そうですかねー………?」
まゆ「うふふ……そうよぉ、大切に思う気持ちって言うのは何より大事で何より素晴らしい事だもの………うふふふふふ………愛は何よりも強いのよぉ?」
雫「愛………愛ですかー…………」
そらは仕方が…まゆがなまっただと…
まゆ「そう……愛よぉ。まゆがまゆPさんが大好きなのも愛だけど、雫ちゃんがはぁとさんを大事に考えてあげてるのも愛なんじゃないかしらぁ?」
雫「はぁとさんの事は大好きですしー……この気持ちが愛なんでしょうかー?」
まゆ「うふふふふふ…きっとそうよ…そうだわぁ……料理ができたらはぁとさんにも食べさせてあげましょう。」
雫「………そうですねー……はぁとさんは夜に帰って来ますからー、はぁとさんの分も取っておいてあげないといけませんねー。」
まゆ「うふふふふふ…………雫ちゃんはいい子ねぇ……はぁとさん必ず喜ぶわぁ。」
雫「まゆさん……大事な事を教えてくれてありがとうございますー。」
まゆ「いえ、友達として当然よぉ……うふふふふふ………」
>>136
て、訂正…………
誤字は最早>>1の特技です………
まゆ「そんなことないわよ。雫ちゃんだって、はぁとさんのために出来るだけ頑張ってるじゃない。」
雫「いえー、牧場の手伝いに帰ったりしてる時には外食にしてもらったりする時がありますからー………」
まゆ「それは仕方がないんじゃないかしらぁ………私は一番大事な事はそうやって大切に考えてあげるって事だと思うのよ。」
雫「そうですかねー………?」
まゆ「うふふ……そうよぉ、大切に思う気持ちって言うのは何より大事で何より素晴らしい事だもの………うふふふふふ………愛は何よりも強いのよぉ?」
雫「愛………愛ですかー…
魚料理サイド
菲菲「次は燕の巣と干しアワビを戻していくヨー。」
葵「ふんふん…………」
菲菲「こうしてしばらく置いといテ……そ、そんなにじっくり見られたら緊張するヨ………」
葵「あ……初めての食材だから調理方法をしっかり勉強しておきたいに……気になっちゃった……?」
菲菲「うーん……そう言う事ならじっくりみて欲しいヨー!葵は勉強熱心ダネ!」
葵「へっへー、あたしは料理が好きやき、いっぱい勉強して料理の事をもっと知りたいのよ!」
葵「そうやって一人前の料理人になるのがあたしの夢っちゃ!あ、トップアイドルももちろん夢に。」
菲菲「夢…………」
葵「そう、夢っちゃ!自分の良かところを磨いていけば、夢に近づけるって教えてもらったき、あたしは勉強熱心なのが長所だからね!」
菲菲「………………」
葵「あの言葉が無かったら今のあたしはおらんとよ…あの時決断して正解だったっちゃ………へっへー、少し語ってしまったっちゃ。」
菲菲「>>143」
一時中断します
おやすみなさい
日本語覚えるときの教材にこんな言葉がアタヨ
「二兎を追うもの二兎とも取れ」テネ
妥協せずにやるって意味だと思うネ
フェイフェイも料理とアイドル活動でみんなを笑顔にするネ
中国では医食同源って言葉もあるし、日本にも「食べるって字は人が良くなるって書く」って言うシネ
再開します
菲菲「日本語覚えるときの教材にこんな言葉がアタヨ、『二兎を追うもの二兎とも取れ』テネ。妥協せずにやるって意味だと思うネ。」
葵「えっ、いや……多分それって………」
菲菲「ふぇいふぇいも料理とアイドル活動でみんなを笑顔にするネ!中国では医食同源って言葉もあるし、日本にも「食べるって字は人が良くなるって書く」って言うシネ!」ニコッ
葵「………そうだね……料理もアイドル活動も人を笑顔にできるっちゃ!どっちでもみんなを笑顔にしたいもんだね!」
菲菲「みんなの笑顔は一番大事な宝物だからネ……パパがふぇいふぇいに教えてくれた事ダヨー……!」
葵「菲菲さんのおとんは良か事を言うっちゃ!」
菲菲「パパは誰よりも人の幸せを願ってる人だからネ……ふぇいふぇいの尊敬する人ダヨー!」
葵「……あたしたちも早く自分たちのおとんに追いつけるように修行をしていかないとね……!さっ、そろそろ魚を捌いていくっちゃ!」
菲菲「待ってマシター!!」
葵「まゆさんと雫さんに声をかけて欲しいっちゃ!」
菲菲「ハイハーイ、分かったヨー!まゆさーん、雫さーん!魚卸すヨー!」
〜〜〜
葵「全員あたしの包丁の動きをよーく見ておくっちゃ!」
まゆ・雫・菲菲「……………」
葵「まずは魚をまな板の上に置いて…………」
ハタ「数え方は一尾です。」
まゆ・雫・菲菲「……………」
葵「………はっ…!」シュシュシュシュシュシュ!
まゆ・雫・菲菲「…………!」
葵「………とまあこんな感じっちゃ!」
ハタ切り身「数え方は一切れです。」
菲菲「な、何回見てもすごいヨー!それってどうやってるノ?!」
葵「へっへー、捌いてきた魚の数だけならアイドルのみんなには負けない自信があるっちゃ!」
まゆ「丸々のお魚があっという間に切り身になっちゃったわねぇ………」
雫「早すぎてよく分かりませんでしたー………」
まゆ「そうねぇ……技を盗むのは無理かしら…………」
葵「>>150」
技を盗むのは前時代のやり方、今はみっちり稽古で技を教わるもんです。
手取り足取り教えてあげますよ。まず立ち方から始めます。
葵「技を盗むのは前時代のやり方、今はみっちり稽古で技を教わるもんに!
手取り足取り教えてあげるっちゃ!まず立ち方から始めるよ!」
まゆ「あ、葵ちゃん………?」
葵「一度包丁を握ったら下手な真似はできないっちゃ!今日でびっしりしごいてやるっちゃ!」
菲菲「い、いや……そんなには………」
葵「魚を捌くってのはそう言う事っちゃ!厨房は戦場、少しのミスで命を落すっちゃ!」
雫「そ、そうだったんですかー……?!」
まゆ(さ、さっき自信をつけさせすぎちゃったかしらぁ………)
葵「人様の口に入る物を作るからには、自分の持てるもの全てをそそぎこのは当たり前っちゃ!さあ、魚を捌くいろはをビシバシ教えちゃる!」
雫「はいー!命がけで頑張りますー!」
葵「その調子っちゃ!他の二人は分かったのかや?!」
まゆ・菲菲「は、はい……!」
葵「料理は遊びじゃないに……本気でかからないと食材に失礼っちゃ!みんなあたしに着いてくるっちゃ!」
まゆ・菲菲・雫「はい(ー)!」
居間
まゆ「どうなるかと思ったけど…教え方が上手でとっても分かりやすかったわぁ………あんな風にすれば良かったのねぇ………」スタスタスタスタ
動く鎧「……………」
まゆ「鎧さぁん、もうすぐご飯できますよぉ。」
動く鎧「……………」
まゆ「よ、鎧さぁん…………?」
動く鎧「………………」
まゆ「は、反応がないわねぇ………………」
まゆ「よ、鎧さ………」チョン
動く鎧「…………」ポロッ……ガシャン!!
まゆ「ひぃぃぃぃぃっ……あ、あ、あ、頭が………?!」
動く鎧「…………(あ、ごめんね……旅の疲れでちょっとウトウトしてたらいつの間にか寝ちゃってたみたい。)」
まゆ「あ、あ、あ、頭…………!」
動く鎧「…………(ああ、頭ね。よいしょっと。)」ヒョイッ ガシッ
動く鎧「…………(ふう、これでよしっと。……びっくりさせちゃってごめんね………)」
まゆ「あ、あ、ああ……い、いえ……そ、そ、その……………?!」
動く鎧「>>156」
↑+うわぁ、懐かしいな
フカヒレに燕の巣だ。
昔よく見ていたよ
動く鎧「……………(うん? あれ、いい匂いがするね。)」
まゆ「あ……えっと……ご飯ができたので今からこっちに持ってくるんですよぉ。(今のは見間違い……今のは見間違い………)」
動く鎧「…………(みんなが料理をしてる間に僕だけ昼寝とは………運ぶのだけでも手伝おうか?)」
まゆ「い、いえ……ず、ずいぶんとぐっすり?寝ていましたし……ゆっくりと待っていてください。」
動く鎧「…………(いや、そんな食べるだけなんて悪いよ……!)」
まゆ「お客さんに仕事はさせられませんからぁ……うーん、じゃあ運ぶのだけは手伝ってもらっていいですかぁ?」
動く鎧「…………(よし、じゃあ…………)」
菲菲「ご飯できタヨー!」トタトタトタトタ
葵「雫さん、そんな無理して1人で持たなくても…………」トタトタトタトタ
雫「いえー、これくらい軽いですからー。」ノッシノッシ
動く鎧「……………(仕事なくなっちゃったみたいだね………)」
まゆ「そうですねぇ………」
動く鎧「…………(雫ちゃんは相変わらず力持ちだなぁ………)」
動く鎧「………(すごく美味しそうだね……うわぁ、懐かしいな……フカヒレに燕の巣だ。……昔よく見ていたよ……)」
菲菲「フカヒレの姿煮と燕の巣のスープダヨー!ふぇいふぇいが作ったんだヨー!」
動く鎧「…………(菲菲ちゃんが………まさかここに来てこれが食べられるなんて…………)」
菲菲「鎧さんは昔はよく食べてたノ…?思い出の味ってやつなのカナ?」
動く鎧「…………(思い出の味かぁ………まあ、そうだね………ずっと昔の思い出の味かも……………)」
菲菲「………もし良かったラ……ふぇいふぇいの料理でちょっとでも思い出してもらってほしいヨ。」
動く鎧「………(うん……ありがとう…………)」
葵「メインはキノコたっぷりのすき焼きとお造りの盛り合わせっちゃ!他にも魚料理や小鉢がたくさんあるからね!」
まゆ「改めて見るとたくさん作ったわねぇ……うふふ……見た目もきれいねぇ。」
動く鎧「………(これを君たちだけで………?!)」
雫「はいー。皆さんが一緒にやってくれたおかげで楽しく作れましたー。」
動く鎧「…………(いや………想像をはるかに超えてたなぁ………)」
雫「>>163」
みなさん料理上手ですごいですー。
雫「みなさん料理上手ですごいですー。」
動く鎧「…………(上手ってレベルじゃないよ……いやぁ……こんなの本当にご馳走になっていいのかな……?)」
葵「むしろ食べてほしいっちゃ!美味かもんはみんなで食べないといかんよ!」
まゆ「うふふふふ……どうせ余っちゃいますからぁ。」
菲菲「早く一緒に食べようヨー!ふぇいふぇいお腹すいたヨー!」
動く鎧「…………(ありがとう………ご馳走になるね。)」
〜〜〜
葵「ちゃあまぁ……!このお肉ほんに美味か……!口の中でとけるっちゃ!」
まゆ「このお造り身がしっかりしてて美味しいわねぇ……!切り方だけでこんなに差が出るものなのねぇ………」
菲菲「どれもこれもとっても美味しいヨー!あ、ご飯のお代わりがほしいデスヨー!」
雫「はいー、今よそいますねー。」
動く鎧「………………(美味しいなぁ………)」
雫「他にもご飯がいる人は言ってくださいねー。」
雫「はい、ご飯のお代わりですよー。」
菲菲「ありがとうダヨー!……こうやってお肉を卵につけてご飯と一緒に…………んー、美味しいヨー!!」
まゆ「うふふふふ、持って来て良かったわぁ。」
雫「あ、お口の周りにご飯つぶが付いてますよー。」
菲菲「エッ、どこどこ?」
雫「お口の左の方ですー。とってあげますねー。」
雫「ん………はい、取れましたー。」
菲菲「イヤー、ありがとうダヨー。雫さんは優しくて気がきくネー!」
雫「そんな事ありませんよー。気になったから取っただけですー。」
まゆ「微笑ましいわねぇ……うふふふふ……こうやってわいわいご飯を食べると楽しいわぁ。」
葵「みんなで食べればより美味しいっちゃ!雫さん、あたしもお代わりもらっていいかな?」
雫「はいー、いいですよー。」
動く鎧「…………(ああ、ご飯をよそってたら忙しくて食べづらいでしょ?代わりにやろうか?)」
雫「いえー、こうやっているのが好きなんですー。鎧さんも気にせずどんどん食べてくださいー。はい、葵ちゃんどうぞー。」
葵「ありがとうっちゃ!ついついご飯が進んでしまうき……えへへ………」
菲菲「ねえねえ、これはなんて言う料理なのカナ?」
葵「ああ、それは箸休め用の煮こごりっちゃ!魚の煮汁を固めた料理っちゃ!」
動く鎧「…………(雫ちゃんはいい子だなあ……そして雫ちゃんのお友達もみんないい子だ………)」
まゆ「>>170」
↑+いい人の周りにはいい人が集まるんです
安価把握
一時中断します
再開します
まゆ「そんな、鎧さんだっていい人…ですよぉ?いい人の周りにはいい人が集まるんです、なんて。うふふふふ。」
動く鎧「…………(いや、僕はそんな大した動く鎧じゃないよ……いつも周りに助けられてばかりさ……)」
まゆ「そんな事ないですよぉ、今日もこうして雫ちゃんをわざわざ訪ねて来てくれましたしねぇ。」
雫「そうですよー。こうして顔を見せてくもらえるだけでとっても嬉しいですー。鎧さんもとってもいい人ですよー。」
動く鎧「…………(いやいや、ここだって偶々仕事のついでに立ち寄っただけだし………)」
雫「本当にいい人ですー。」ニコニコ
動く鎧「………………」
動く鎧「…………(はぁ………雫ちゃんには敵わないなぁ………)」
雫「………?」
動く鎧「…………(ううん、何でもないよ………)」
まゆ「うふふふふ………」
動く鎧「………(僕もご飯のお代わりがもらえるかな…?)」
雫「………?はいー、分かりましたー。」
動く鎧「………………」
雫「はいー、よそいましたよー。そう言えばー、今回はどこに旅に行っていたんですかー?」
動く鎧「……………(ありがとう。ちょっと今回は山口の方にね。)」
菲菲「山口?!山口ってどんなところナノ?!」
動く鎧「………(わっ……?!)」
菲菲「ねえねえ教えテ、山口ってどんなところなのカナ?ふぇいふぇいとっても興味あるヨー!」
葵「山口………フグの美味かところっちゃ。今回って事は、よく旅行には出かけるのかや?」
動く鎧「…………(あはは……旅行によく行くって言うか……仕事柄を旅をして回っているって言うのが正確かな?)」
動く鎧「……………(僕の仕事は……まあ言えば飛脚みたいな物でさ、里と里を結ぶ事なんだ。)」
菲菲「………ヒキャク…?」
動く鎧「……………(ああ、今の言い方だと郵便屋さんになるのかな?手紙とか物を届ける為に日本中を旅して回っているんだ。)」
菲菲「日本中……?!日本中の事を知ってるノ?!ふぇ、ふぇいふぇいに日本中のいろんな事を聞かせてほしいヨー!」
動く鎧「……………(あっはっは……菲菲ちゃんは日本にとっても興味があるんだね。)」
菲菲「>>178」
日本のこと調べて情報部に報告するとお金イッパイもらえるヨー!
申し訳ありませんが再安価とさせていただきます
再安価
>>180
>>177
最安価でも連投扱いなら下にして
菲菲「ふぇいふぇい、日本のアイドルに憧れてたから、日本のことにもすっごい興味あるヨー!」
動く鎧「…………(もしかしてそれで日本に来てアイドルに……?)」
菲菲「そうダヨー!ふぇいふぇいはアイドルになる為に日本に来たんダヨ!」
動く鎧「…………(すごいなぁ……菲菲ちゃん何歳?)」
菲菲「15才ダヨー。」
動く鎧「……………(15か………15で親元を離れた外国でアイドルとして頑張ってるなんて………菲菲ちゃんは大した子だねぇ………)」
菲菲「好きな事だから続けられるんダヨー!それに約束だからネ……」
菲菲「大事な人たちと日本で立派なアイドルになるって約束したからネ。だからふぇいふぇいは絶対に立派なアイドルになるんダヨ。」
まゆ「………………」
動く鎧「……………(…約束は大事だからね………うん、じゃあ頑張って。応援してるからさ。)」
菲菲「ありがとうダヨー!ふぇいふぇいをよろしくネー!」
動く鎧「………………(うん………)」
葵「菲菲さんにはそんな事情が……尊敬し直したっちゃ!」
雫「もぉーっと活躍できるといいですねー。」
動く鎧「………(夜までお世話になるつもりだったけど……やっぱりもう行こうかな………ごちそうさま。とっても美味しかったよ。)」ガチャ
雫「……?挨拶はしていかなくていいんですかー?」
まゆ「人のお家ですけどぉ、折角だしゆっくりしていってもらっていいですよぉ?料理もまだまだありますし。」
動く鎧「……………(大事な荷物を待っている人たちが居るからね…挨拶はまた暇な時でいいかな……?…ごめんね、菲菲ちゃん。旅先での話はまた今度でいいかな?)」
菲菲「エー………でも………待ってる人たちがいるなら仕方ないヨー……」
動く鎧「……………(本当にごめんね、結局ご馳走になっちゃっただけで………)」
動く鎧「……………(面倒だとは思うけど、Pさんたちや志希ちゃん、小梅ちゃんには君たちからよろしく言っといてもらえないかな………?)」
まゆ「…………分かりましたぁ。まゆからきちんと伝えておきます。」
雫「………またいつでも来てくださいねー。」
動く鎧「…………(ありがとう……どれもびっくりするぐらい美味しかったよ………中でも特に燕の巣のスープは昔を思い出して少ししんみりしちゃったな…………)」
菲菲「…………えっと……」
動く鎧「>>186」
↑
安価把握
一時中断します
再開します
動く鎧「……………………………………………………(昔とある里から大陸に嫁いだ娘さんに実家から手紙を届けに行ったときに食べて以来なんだけど…………争乱や戦争に巻き込まれたりするのを繰り返すうちに、今ではどちらの里も散り散りになってしまっていてね…………)」
菲菲「…………………」
動く鎧「……………………………(その娘さんが作ってくれた燕の巣のスープと同じ味だったんだ………懐かしいな…………もうあの味は食べられないかと思ってたよ…………)」
菲菲「…………………美味しかったカナ……?」
動く鎧「……………………(うん………
……スープだけじゃなくて、すき焼きも、お造りも全部涙が出るくらい美味しかったよ……………)」
菲菲「…………そっか……それは良かったヨ………!」ニコッ
葵「あの……次はあたしも燕の巣のスープぐらい鎧さんを唸らせる料理を作っちゃるから……また食事をしに来てほしいっちゃ!」
動く鎧「………………」
葵「今度来た時はあたしの魚料理で泣いてもらうっちゃ!だからまた来てよね!」
動く鎧「…………………」
まゆ「一緒にお食事できて楽しかったです。うふふ……男の人なら心配いりませんし…………」
雫「実家の両親もいつでも歓迎するって言ってましたー。また牛乳を買いに来てくださいねー。」
動く鎧「……………………(ありがとう………)」
〜〜〜
葵「自分たちの料理で誰かが喜んでくれるって言うのはほんに嬉しい事っちゃ………」
菲菲「そうダネ……一人でも多くに笑顔になってほしいヨ………」
雫「皆さんありがとうございますー。」
まゆ「いえ、私たちもいろいろ学べたし有意義だったわぁ。」
葵「……へへっ…こう言う風にみんなでわいわい料理をやるのは新鮮だったっちゃ。楽しかったっちゃ……!」
まゆ「うふふ……また勉強会しましょうねぇ。(ところで………鎧さんはどうやって料理を食べてたのかしらぁ………?)」
夜 宮城 隠し里
長老「…………おや……?」
動く鎧「……………(……こんばんわ、いい夜ですね。)」
長老「……ホッホッホ……やはりお前じゃったか。」
動く鎧「………………(はい、今日もお届けものがあってやって参りました。山口と京都の一族の方からです。)」
長老「いつもすまんのう……して、荷の内容は?」
動く鎧「>>194」
長老が以前美玲ちゃんのために注文されていた西陣織の振り袖と、博多であった美玲ちゃんのLIVEのビデオですよ。
動く鎧「………………(長老が以前美玲ちゃんのために注文されていた西陣織の振り袖と、博多であった美玲ちゃんのLIVEのビデオですよ)。」
長老「仕事が確かなのは変わらんのう
……ホッホッホ。これで今日の仕事は最後か?」
動く鎧「……………(はい、少し寄り道をしてから回ったので遅くなってしまいました……すみません……」
長老「何、有意義な寄り道だったようじゃの。顔に書いてあるわい。」
動く鎧「………………(笑顔をもらってきました。)」
長老「ホッホッホ、それは何よりじゃ。ささっ、縁側に上がってこい。肴は干し肉しかないが月見酒じゃ。」
動く鎧「……………(分かりました、月見酒ならお付き合いします。)」
長老「ホッホッホ、すまんのう………早く美玲に着物を着せてやりたいのう………今度来た時に渡してやろう。」
動く鎧「………………(きっとすごく喜びますよ。……長老は美玲ちゃんを大変可愛がっておいでですね。)」
長老「年寄りからしてみたら、実の孫みたいで可愛くて可愛くて仕方がなくてのう……わざわざ山口の連中に博多まで出張してもらいほどの親馬鹿、ならぬ爺馬鹿じゃ。」
動く鎧「……………(はっはっは、山口の方々からは散々文句を言われましたよ。)」
長老「ホッホッホ、それは悪い事をしたわい。今度山の幸でも贈ってやらんとのう……また頼んでもいいか?」
動く鎧「……………(構いませんよ、それが仕事ですから。)」
長老「お前のように里と里とを繋いでくれる者がおるから儂らはこうして連絡を取り合える……感謝してもしきれん………」
動く鎧「……………(好きでやってますから。……私みたいなのでないと勤まらない仕事ですので充実感もありますしね。)」
長老「ホッホッホ……お前ほど儂らを見てきた者はおらぬよ………飲もう、今はもう子供たちは寝静まっておる。」
動く鎧「………………(子供の前では飲めませんからね。それと肴はまだありますよ。ほら。)」
長老「おや………?何やら美味そうな匂いがするとは思っておったが………)」
動く鎧「……………(寄り道先で美玲ちゃんのお仲間の子たちからご馳走になりまして、長老にもお裾分けを持って参りました。)」
長老「ホッホッホ、年寄りにはちと厳しいかもしれんのう……まあ、ありがたくいただくがの。」
動く鎧「……………(長老は牛肉も魚もお好きでしたよね?)」
長老「ホッホッホ、文字通り肉食系な物での。」
動く鎧「……………(あっはっは。まだ温かいですよ………こんなに………)」
長老「………温い料理ほどありがたい物はない………感謝せんとな………」
動く鎧「……………(そうですね………)」
食材と料理人に感謝
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