穂乃果「どうして・・・どうしてこんなヒドいことをするの!?」 2 (440)

前スレ 穂乃果「どうして・・・どうしてこんなヒドいことをするの!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408195782/)

前回までの穂乃果「どうして・・・どうしてこんなヒドイことをするの!?」

7人メンバーが集まり本格的にアイドル活動を始めた穂乃果たち、
しかし部活の申請をしにみんなで生徒会に行くと・・・突然眠らされて変な施設に閉じ込められた!
仕掛けられたトラップに疲弊していくμsのメンバー。
様々な思惑が交錯する中みんな生きて脱出できるのか!?


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423657570

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ゴゴゴ…

にこ「すぐ戻るって思ったけど相変わらずノロいわねこのエレベーター」

凛「短期は損気だよ!」

にこ「わかってるわよ・・・絵里に後で文句言わないとね」

凛「にこちゃんそんなにイライラしちゃって・・・もしかしてあっ、あの日?//」

にこ「ちっ、違うわよ!どうしてそんなこと言うのよ」

凛「普段そんなにイライラしていたらあの日の時はどうなっちゃうのかなーって」

にこ「・・・」ハア

凛「ごっ、ごめんねにこちゃん・・・」

にこ「下まで着いたわね、じゃあ早速」ポチッ

ゴゴゴゴ…

凛「見て!紙が落ちてるよ!!」タッタッタ

にこ「ちょっと!エレベーターもう動いてるのよ!?」

凛「何か脱出する手がかりかもしれないよ!ちょっと見てみようよ!!」

にこ「だったらその紙をこっちに持ってきなさいよ!みんなで見た方がいいわ」

凛「なになに・・・」フムフム

にこ「あーもう!どうして自分勝手なのよ!!」ピョンッ

凛「えーっと・・・」

にこ「何が書いてあるのよ」

凛「ここじゃ薄暗くてわからないにゃー」

にこ「じゃあ飼育室か花陽が閉じ込められてた場所に・・・」

~飼育室~

アルパカ「メエー」

にこ「・・・にこアルパカは好きじゃないんだけど、なんか臭いし」

凛「ふーん・・・」

にこ「で、結局何が書いてあったのよ!見せなさい!!」

凛「あっ!」

にこ「・・・何も書いてないじゃない」

凛「あっ、あぶり出しじゃないかな・・・?にこちゃんライター持ってない?」

にこ「なんか穂乃果が言いそうなこと言ってるんじゃないわよ!どうするのよ!みんなに心配かけちゃうじゃない!!早く戻るわよ!」

凛「待って!紙の側にこれが・・・」スッ

にこ「鍵・・・?」

にこ(私たちが2階にいる時に誰かがこの紙と鍵をここに置いたのよね・・・となると・・・)

凛「にこちゃん!どの扉の鍵か調べるにゃ!!」

にこ「いいえ、探すのは犯人の侵入経路よ・・・この紙と鍵を置くことができたってことはこの1階にどこか出入り口があるはずよ!」

凛「だからその出入り口を調べるためにもこの鍵の扉を探すにゃー!」

にこ「でも・・・私たちの誰かに見つかったらその時点でアウト、となったら手軽に出入りできる場所にあるんじゃないかしら?」

凛「もしかしてそうならないためにエレベーターって遅いのかな、大きな音も立つし誰か使ったらすぐ分かるように」

にこ「そうなのかも・・・まあ少なくともその鍵で開く扉が出入り口ではないことは確かね」

凛「どうして?」

にこ「だって自分が犯人だとしてそんなもの分かりやすい場所に置くと思う?」

凛「・・・置かないにゃ」

凛「でっ、でも誘拐犯さんたちが仲間割れして良心の呵責で・・・!」

にこ「リョウシンノカシャク?まあいいわ、凛は鍵の扉を探して、にこはその他を調べるから」

凛「了解にゃー(良心の呵責も知らないの・・・?凛だって知ってるのに)」

にこ「絶対に1人で入らないでよ!」

にこ(あっ、みんなに伝えなきゃ・・・まあいいか、こっちでみんなと合流してそれから探索すれば・・・)

凛「うーん、ここかな?違うにゃー」

にこ「壁を叩いてみよう・・・空洞のところがあるかも・・・」ゴンゴン

凛「うーん、ここかな?違うにゃー」

にこ「壁に耳を当てるとか・・・?」

凛「うーん、ここかな?違うにゃー」

にこ「地面・・・まさかここから・・・?」

凛「うーん、ここかな?違うにゃー」

にこ(考えたくもないけれど私たちの中に裏切り者がいるのかも知れないよね・・・もしかして裏切り者が?でもいつ・・・?)

凛「うーん、ここかな?違うにゃー」

質問に答えようと思いましたがネタバレにつながりそうなので・・・すいません
本当に1000までいってウレシイ…ウレシイ…
画像はpixivに貼ろうかなと思っているのですが(施設の見取り図とか)
どこか掲載期間の長いアプロダとかないですか・・・?

にこ「ねえ凛、わざとやってない?」

凛「ワザとじゃないよ!真面目に探してるんだよ!!」

にこ「アンタ順番に扉を確認しているようにみえて・・・特定の扉だけ飛ばしてるわよね」

凛「そっ、それは・・・モンティ・ホール・ジレンマの法則にゃ!もしくはペティ・クラークの法則にゃ!!」

にこ「頭の良さそうな単語で煙に巻こうったってそうはいかないわよ」

凛「にこちゃんは凛のことを疑ってるの・・・?」ウルウル

にこ「そんな目をしないでよ・・・じゃあ説明しなさいよ、どうしてそこの扉は最後に回したの」

凛「それは・・・なんとなくだよ!」

にこ「まあこの点に関しては水掛け論になりそうだし・・・まあいいわ」

凛「・・・」ホッ

にこ「でもアンタ・・・この紙とその鍵、自作自演よね」

凛「ななななななんのことかにゃ~????にゃんにゃんにゃ~ん」

にこ「・・・カマをかけたんだけど」

凛「!!!!?????!!?!??」ビクッ

にこ「驚きすぎよ・・・まあよかったわ、どういう事情か知らないけれど裏切り者がおバカさんな凛で」

凛「・・・」プルプル

にこ「もしも海未や真姫だったらこんな間抜けしないもの・・・にこってやっぱり神に愛されてるにこ」エッヘン

凛「・・・ハッ!待って!証拠は!?証拠がないならなにも・・・!」

にこ「ねえ凛・・・この白紙になにかシワというか・・・折り目がついていると思わない?」

凛「そっ、そうは見えないにゃー」アセアセ

にこ「この折り目にそって折ってみると・・・あら不思議!紙飛行機ができたにこ~」

凛「すごい偶然だにゃー!!!!」

にこ「紙を遠くに飛ばすには加工して紙飛行機にでもしないとね~・・・アンタ私がボタン操作してる一瞬をついて投げたでしょ、鍵はどこから持ってきたのよ」

凛「そんなことしてないよ!!!」

にこ「それにいくら廊下が薄暗いといっても・・・流石になにも書いていないことくらい分かるでしょ」

凛「いや~最近勉強のしすぎで視力が落ちちゃって・・・」

にこ「両目2.0だにゃ~って自慢してたじゃない!!!それにアンタ勉強なんかしないでしょ!!!」

にこ「扉を探してる時もこう思ったんでしょうね・・・【鍵の扉の場所を知っているけれど1発で開けたら怪しまれるからワザと正解の扉を外して最後に開けよう】って」

凛「にこちゃん!!今は仲間割れしている時じゃないにゃ!!!」

にこ「アンタは真姫を裏切り者扱いしたじゃない!!・・・何か事情があるんでしょ?」

凛「・・・ッ!」ギュッ

にこ「なっ、なに・・・拳を構えちゃって・・・やろうっていうの!?」

凛「・・・このことをみんなに言うの?」

にこ「・・・もちろんよ、でも凛が本当のことを話してくれるならちゃんとそのことをみんなに説明してあげる」

凛「本当のこと・・・ね」

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穂乃果「誰かあああああ!!・・・あっ」ゴソゴソ

穂乃果「そういえばあの時のヘッドライトがあったんだった・・・みんなを迎えに行かなくちゃ」カチッ

キコキコ

穂乃果(うーん、なんだか車椅子の動きが悪いなあ・・・腕が疲れちゃうよ)

穂乃果(あれ・・・さっきまで暗い気持ちだったのが無くなってる・・・こんな状況になったからこそ勇気が湧いてくるのかな)


穂乃果はさっきカメラ越しに命乞いしたことを恥じた。


花陽「これからどうしよう・・・」

ことり「真っ暗だよ・・・」

希「ノートパソコンは充電式だから光がつくけど・・・」

真姫「正直またあの画像を開けて見たくないわ・・・それよりも穂乃果は大丈夫かしら?」

ピカッ…

花陽「あの光は・・・?」

ことり「穂乃果ちゃん!!!」

穂乃果「みんな大丈夫!?」

希「穂乃果ちゃんこそ・・・もしかして何か弄ったん?」

穂乃果「えっ、えーっと・・・」アセアセ

imugarって怖そう(偏見)なのでpixivにあげます、アドバイスありがとうございました
前スレで次スレのリンク貼るべきでした。すみません・・・次(あるのか?)は気をつけます。
グロ?注意(虎太朗の絵と思われるもの)
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=48692513

誰かimugarに代理うpしてください・・・(他力本願)

>>19
これかよちんとことりちゃん逆だよね?

>>24間違えた!!!直さなきゃ・・・ご指摘ありがとうございます

とりあえずうpし直しておく
http://i.imgur.com/AE2Hvrx.jpg
http://i.imgur.com/V688wX1.jpg

>>26本当にありがとうございます・・・
急遽書き直したもの
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=48727018

穂乃果「いっ、いや別に・・・エレベーターを操作しようと思ったら急に電気が・・・」

真姫「穂乃果・・・」ジッー

穂乃果「真姫ちゃん疑ってるの!?」

ことり「こうも暗くなっちゃったら何もできないないね・・・穂乃果ちゃんのヘッドライトだけが頼りだよ」

希「えりち大丈夫かな・・・」

穂乃果「海未ちゃんと一緒に居るなら大丈夫だよ!」

希「えりちは暗いところが苦手なんよ・・・だから余計に心配でな」

花陽「凛ちゃんとにこちゃんも・・・無事だといいんだけど」

穂乃果「こっ、ここは我慢してまたノートパソコンを調べるしか・・・」ブルブル

ことり「・・・しょうがないよね、こういう状況だもんね」

真姫「穂乃果がやってくれるんでしょうね?ノートパソコンを開けてあの画像を閉じる係りを」

穂乃果「ちょっ、ちょっとそれは・・・」

希「ここは先輩であり生徒会であるウチの出番やね」

花陽「希ちゃん!?」

穂乃果「希ちゃん、無理しなくていいんだよ・・・?穂乃果も側にいるよ?」

希「これでみんなの手助けができるならウチが喜んでやる・・・みんな安心してな」ニッコリ

希「穂乃果ちゃん、ライト貸してな」ヒョイッ

穂乃果「・・・ごめんね」

希「何も謝る必要ないんよ、終わったらすぐにここに来るからみんな固まっててな」スタスタ

真姫「希は頼りになる先輩ね・・・希の方が生徒会長に向いてるんじゃないかしら」

穂乃果「うん!そうかもしれないね!」

ソンナコトナインヨ~エリチノシゴトップリハサイコウヤン

真姫「暗いせいで距離感がわからないけれど・・・聞こえているのね」

穂乃果「真っ暗だからこそ聴覚が鋭くなるとかじゃない?テレビでやってたよ!」

ことり「穂乃果ちゃん・・・ギュッてしていい?私不安で・・・」ギュッ

穂乃果「うん、いいよ!・・・暗いと感覚も敏感になるね、ことりちゃんの匂い、柔らかさ、温かさ・・・」

アトデウチモギュットシテナー

花陽(考えたくもないけれど・・・希ちゃんが裏切り者だとして、今パソコンを触らせたら重要な手掛かりを消されるかも・・・)

真姫「穂乃果、なんだか変態オヤジみたい・・・」

穂乃果「だってことりちゃん可愛いんだもん!」

花陽(でも私には希ちゃんを糾弾する勇気はないよ・・・もしも間違ってたら・・・うう)

穂乃果「ほらっ、真姫ちゃんもぎゅっ~!!」

真姫「べっ、別にいいわよ!!」

花陽(誰か気づいて・・・私の代わりに・・・)

穂乃果「あれ?花陽ちゃんは!?」

花陽「こっ、ここにいるよ!」

ことり「真っ暗だから何も喋らなかったらそこに居るかどうか分からないね・・・」

真姫「みんなで手を繋いでおきましょ、そうすればはぐれたりしないわ」

花陽(・・・今なら声を潜めてみんなに伝えることができるかも)

穂乃果「すご~い!目を瞑っても開けても真っ暗だ~!!」

花陽(誰かに助けてもらうことが当たり前の人生・・・こんなんじゃだめだよ!)

真姫「そんなことで感動できるなんて穂乃果はおめでたいわね」

花陽(がんばれ私・・・!自分で自分の背中を押すんだ!!)

穂乃果「おめでたいだなんて・・・照れるなあ」エヘヘ

花陽「ねえみんな聞いて・・・」ヒソヒソ

穂乃果「どうしたの花陽ちゃん?そんなに声を潜めて・・・もしかして恋バナ!?」

花陽(そんなワケないよ!?)

真姫「ちゃんと聞いてあげなさいよ・・・穂乃果」

花陽「私思ったの、もしかしたら希ちゃんって・・・」ヒソヒソ

ワシワシ

花陽「えっ、なに!?きゃあああああ!!!!!?????」

真姫「どうしたの花陽!?」

穂乃果「大丈夫花陽ちゃん!?」

花陽「つっ・・・掴まないで!!離して!!」

???「・・・」ワシワシ

ことり(もしかして誘拐犯がこの暗闇の中を!?)

真姫(暗視ゴーグルでも持ってたら厄介ね・・・!)

真姫「花陽を離しなさい!!!」ブオンッ

穂乃果「痛い!!穂乃果だよ!!」

希「みんなごめんな~、ちょっと驚かせたくて・・・」カチッ

穂乃果「希ちゃん!?」

希「作業を終えてから忍び足でここまで来たんよ」

真姫「もう・・・心臓に悪いわよ・・・」ホッ



希「ところで花陽ちゃん、ウチがどうかしたかって?」

今日の更新は終わりです。
最近絵ばっかり描いています、楽しいです・・・

花陽「いっ、いっ、いや、なんでも・・・」

希「どうかしたって?」ズイッ


そう言って希は上目遣いでライトを近づける、この光ですべて見透かされてしまうような気がした。


花陽「ちょっ、ちょっと眩しいよ・・・」

希「ああごめんごめん、穂乃果ちゃんに返すわ」

花陽(希ちゃんの前で隠し事なんて無理だ・・・!仮眠の時私に話しかけたのもパソコンを調べるグループに入れたのも私を牽制するため・・・)ブルブル

希「花陽ちゃん?」

花陽(暗闇で私を的確に掴むことができたのも・・・ダメだ!敵わないよ!希ちゃんは超能力者か何かなの!?)

真姫「じゃあ・・・移動しましょうか」

希「やっぱ花陽ちゃんをワシワシした感触を・・・最高やな」

穂乃果「いっ、移動するからちょっと離れてねことりちゃん」

ことり「・・・」ギューッ

穂乃果「ねえねえ、穂乃果が先頭でいいの?遅くなっちゃうよ?」

真姫「いいのよ、みんな穂乃果のペースに合わせるから」

希「みんなしっかりお互いの身体を離さないようにな」モミモミ

花陽「もっ、揉まないで~///」

ことり「・・・」

希「それにしてもワシワシしがいがあるで・・・少なくともにこっちよりは」

花陽「全然嬉しくないよ~!!」

希「やっぱりアイドルはおっきい方がええよなあ、あの映像のA-RISEもええけど花陽ちゃんの方が何倍もええと思うで」

穂乃果「その理論でいくと・・・やっぱり希ちゃんがμsに入ってくれれば百人力だよ!」

希「だからウチはサポートで十分なんよ、この胸を分けてあげられるなら分けてあげたいけど・・・」

穂乃果「じゃあ穂乃果も頑張って希ちゃんくらいになるよ!!」

真姫「もう・・・今はここから出るために真剣になりなさいよ」

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希「もうあの画像は表示されんから安心して開けてな」

穂乃果「うっ、うん・・・」パカッ

ことり「・・・何も写ってないね」

真姫「ほっ・・・」

花陽「そういえば真姫ちゃんって病院の跡取りだよね、血とか見るの平気そうだと思ったんだけど・・・」

真姫「そんなワケないじゃない!!手術で見る血とあんな感じの・・・血だと大違いだわ」

穂乃果「さて、じゃあまたメールから調べよっか・・・って、ことりちゃん!ちょっと離れててね」カチャカチャ

ことり「ふぁ~い」

穂乃果「それは離れたとは言わないよ・・・さっきも言ったけど暗いからこそ感覚が鋭くなるってはっきり分かるね。ことりちゃんの呼吸が荒いのが分かるよ」

花陽(感覚が鋭くなる・・・は!思いついた!!!こっ、これなら希ちゃんにバレずにみんなに伝えられる!!)

希(・・・)

花陽(でもなっ、なんだろう・・・視線を感じる・・・!)

穂乃果「次はどのメールを・・・」

花陽(パソコンの光で視認できるのは穂乃果ちゃんだけ・・・真姫ちゃんとことりちゃん、そして希ちゃんの立ち位置を把握しないと・・・)

希「花陽ちゃん・・・ギューってさせてな」ギューッ

花陽(まっ、まただ・・・!私が何かしようとするとそれを見計らったようにアクションを・・・!え?)

真姫「・・・私なんだけど」

希「あっ・・・まま、ええわ」ギューッ

真姫「ちょっとキツイわよ・・・そのまま締め殺すんじゃないでしょうね」

花陽(真姫ちゃんが希ちゃんとくっついてる今・・・ことりちゃんにメッセージを!)

花陽(さっきの穂乃果ちゃんの発言からことりちゃんは多分穂乃果ちゃんの右側・・・)ピトッ

ことり「・・・ヒエッ」

穂乃果「ん?ことりちゃん何か言った?」

ことり「なっ、なんでも・・・ヒエッ」

希「・・・?」モミモミ

真姫「ちょっと・・・それはセクハラって言うのよ」

希「医学界隈では触診っていうやん?」

真姫「そんなこと言ったら世の痴漢たちはみんな医者になっちゃうじゃない・・・ん///」

ことり「あはは・・・ヒエッ」

花陽(おっ、お願いだから声をあげないで~・・・)

今日の投稿はここまでです

穂乃果「じゃあ【こいのしぐなるりんりん】を・・・」カチッ

ことり(花陽ちゃん急に何を・・・?くすぐったいよ・・・)

花陽(希ちゃんに感づかれませんように・・・)スッスッ

ことり(これって・・・私の背中に文字を書いているのかな?でもどうして・・・)

花陽(感覚が鋭くなっている暗闇の中、声を出さずに意思を伝えるにはこれしか・・・!)

ことり(の・・・ぞ・・・み・・・希ちゃんがどうしたのかな・・・?)

希「・・・」

穂乃果「これは・・・みんな見て!」

希「何が書いてあったん?」

花陽(画面の方に顔が向いた・・・!これでバレることは・・・)スッスッ

希「ことりちゃん、何が書いてあったん?」

花陽(なんで喋るのが大変なことりちゃんに・・・?)

ことり「の、ぞ、みって・・・あっ」

花陽「!!!????」

希「花陽ちゃん?ウチが気づいてないと思ったん?」ピカッ

花陽「きゃっ・・・」

穂乃果「もう!みんなパソコンの画面に集中してよっ!」プンプン

真姫「そうよ、希は何を・・・」

希「いやな、花陽ちゃんとことりちゃんが【お遊び】しとったようでな」ニコッ

ことり(こっ、ここは下手に何か言わないほうがいいかな・・・)

花陽「そっ、それは・・・最近私のクラスで流行ってるんです!!ブラジャーの紐を服越しに指でなぞって当てるゲームが!!」

花陽「凛ちゃんがクラスで流行らせたんだけど・・・私もその虜になっちゃって・・・!2年生でも流行らないかなあって・・・」タジタジ

真姫(そんな遊びあったの・・・?初耳なんだけど・・・)

穂乃果「初めてブラジャー着けた小学校あたりで流行ったな~海未ちゃん穂乃果が仕掛けるたびに反応が違って面白かったよ~」

花陽(凛ちゃんゴメン・・・勝手にブームの仕掛け人にしちゃって・・・)

希「へー、じゃあこれでえりちにイタズラしてみようかな」

花陽(ちょっと苦しかったけど・・・うまくごまかせたかな?」

希「うまく話題を逸らしたようやけど花陽ちゃん、さっきのことりちゃんの【のぞみ】って発言はどういうことやろなあ」

花陽「それは・・・」

希「ことりちゃんの背中にそう書いた・・・ウチに関する何かを伝えるために」

ことり「希!!!」

希「はっ、はい!?・・・急に大声出してどうしたん?舌を怪我してるのに大声出したらまた血が・・・」

ことり「私は・・・絵里ちゃんみたいに・・・希って呼んでみたかったの、それであの時呼び捨てにしてみたんだけど・・・気に触ったらごめんね・・・」

希「そっ、そうやったんか。じゃあ花陽ちゃんは本当に・・・ブラ紐ゲームを2年生の間で流行らせようと・・・」

花陽(たっ、助かった・・・)ホッ

穂乃果「ねえ!だから画面を見てよ!」プンプン

希「ちょっと花陽ちゃんブラ紐ゲーム練習させてな~」

真姫「・・・」

花陽「はっ、はひ・・・いいですよ・・・」

希「じゃあ・・・」スツスツ

花陽「そこはブラ紐じゃ・・・え?」


ゼンブオミトオシ ヨケイナコトスルナ


花陽「・・・!」ゾクゾク

穂乃果「もう~!どうして穂乃果のこと無視するの!?」

今日の投稿はここまでです。
Rの法則のμs特集の録画を見ていたら
「どうしてそんなことするの?」ってコーナー?があって可能性感じました。

ss速報めちゃくちゃ重い・・・みなさんもそうですか?

花陽(いっ、いや・・・何を私は迷ってるの・・・?)ハアハア

花陽(だって私がここで勇気を出して告発すれば・・・これから起こる悲劇を止められるかもしれないのに!)

花陽(希ちゃんにバレてもいい・・・!みんなに聞こえるように言っちゃばもう止めようが無い!!)

花陽(あれ・・・?でもどうして希ちゃんは【ヨケイナコトスルナ】って・・・)

花陽(黙らせるならそれこそこっ、殺すって手段があるのに・・・まあ色々と証拠隠滅が大変そうだけど)

花陽(雄弁は銀、沈黙は金っていうけれど・・・黙ってたら共犯者になっちゃうよ・・・!)ハアハアハア

真姫「花陽、余計なこと考えてないで画面に集中しなさい」

花陽「はっ!!うっ、うん・・・」

穂乃果「花陽ちゃん本当にどうしたの・・・?」



・挑戦者は共通のメモと試練用のメモの2枚を基本所持している。


穂乃果「これがメールの内容なんだけど・・・穂乃果は1枚も持ってないよ」

真姫「私は1枚しか・・・」

花陽「私は2枚・・・」

希「ウチは何ももらっとらんよ、というか元々スクールアイドルでもあらへんし・・・」

ことり「私も・・・(あのペットボトルのラベルがそうなのかなあ?でも黙っておこっと)」

穂乃果「う~ん、穂乃果はスクールアイドルとして見られてないのかなあ・・・」ショボン

真姫「基本ってことはそれぞれ枚数が違ってもおかしくないけど・・・こうもバラバラだとおかしいわね」

希「う~ん、制服を探せば・・・あらへんなあ」ゴソゴソ

ことり(そういえば内ポケットは探してなかったな・・・あっ)ガサゴソ

花陽「ことりちゃんその紙は・・・?」

真姫「【スクールアイドルに課せられる試練】・・・ってこれは共通の紙ね」

穂乃果「じゃあとうとう希ちゃんを除けば穂乃果だけか・・・」シュンッ

花陽「そっ、そんなに落ち込まないで・・・穂乃果ちゃん」

希「このメール・・・まだ下にスクロールできるんちゃう?」

穂乃果「あっ、本当だ、なになに・・・」カラカラ

・http/yourtube.com……

穂乃果「これってyourtubeのリンクだ、動画を観れるのかなあ?・・・ってみんなどうしたの?顔を伏せて」

真姫「だっ、だって・・・また例の画像みたいなショッキングな内容だったら・・・」

穂乃果「いっ、嫌だ!」ブルブル

希「しゃーないなあ、またウチが・・・」

花陽「私が開くよ!!」カチッ

ことり(花陽ちゃん・・・?)

花陽(希ちゃんの好きなようにはさせない・・・!)カチカチ

穂乃果「どっ、どう・・・?」

花陽「これ・・・私が見たS・I・Dの初回放送だ!」

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         「罰ゲームは次回!」


穂乃果「・・・うん、こっちはちゃんと私たちの知ってるA-RISEだったね」

真姫「私たちが今いる状況がS・I・Dだとしたら・・・この映像と全然違うじゃない、本当にただのバラエティー・・・」

花陽「でも写ってる施設は一緒だよね・・・たぶん」

希「この番組を模してウチらを拉致監禁したとか・・・」

ことり「S・I・Dと同じセットを作ったってこと?」

真姫「不可能よ、どんなに予算があってもあのアルパカとか小鳥とか・・・同じ個体を用意できるワケない・・・グスッ」

ことり(真姫ちゃん・・・小動物さん達本当にごめんね・・・)

希「視聴率が悪くて2回目から路線変更したとか・・・」

穂乃果「テレビ局からこの施設自体をそのまま買い取ったとか考えられるよね」

今日の更新はここまでです。
wifiの調子が悪くてなかなかアクセスできないみたいです・・・

花陽「もしも視聴率のためにこんなことしたら・・・許せないよ!」

真姫「ねえ、花陽はどうしてこのS・I・Dが初回放送だと思ったの?」

花陽「だって今までこんな番組見たことなかったから・・・有名だったらもっと前からネットで騒がれてるはずだしね」

ことり(アイドルオタクの花陽ちゃんがそういうなら・・・)

真姫「でもこの動画を見る限りでは初回放送とか言ってなかったわよね、そこが引っかかるんだけど・・・」

穂乃果「花陽ちゃんとおんなじ時間に穂乃果も見たってことは・・・花陽ちゃんって早起きだね」

花陽「え?」

穂乃果「S・I・Dが放送してた時間だよ!だって朝4時くらいにやってたよね」

希「そんなに早かったん?穂乃果ちゃんも花陽ちゃんも早起きやねえ」

穂乃果「穂乃果のお家はお饅頭屋さんだから仕込みを朝早くから手伝わされることがあるんだよ、作業を終えて2度寝しようと部屋に戻ってなんとなくテレビを点けたらS・I・Dが・・・」

花陽「私は宿題を終えてからテレビを点けたからだいたい10時くらいに見たんだけど・・・」

穂乃果「なっ、なんで・・・?なんで時間のズレが・・・」

花陽「穂乃果ちゃん眠くなって少ししか見てないって言ってたからおかしいなとはちょっと思ったけど・・・」

真姫「穂乃果か花陽どちらかが見たのは再放送だったんじゃない?」

希「そう考えるのが普通やな」

ことり「でも・・・そんな放送したばっかりの番組を・・・すぐに再放送するかな・・・?」

花陽「ローカル番組だったら再放送はよくあることだよ」

真姫「・・・特に脱出につながりそうなヒントはなさそうね、じゃあ次のメールを見ましょうか」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

海未「はあ・・・はあ・・・」

絵里「くっ、暗いの怖い・・・暗いの怖いよお・・・」ブルブル

海未(停電・・・これも誘拐犯の仕業でしょうか・・・?なんにせよ助かりました・・・)ハアハア

絵里「なんで・・・なんでなのよお・・・」

海未「絵里!」

絵里「ひゃああああああ!!!!!もう止めてよその笑顔!!!気味悪いわ!!!」

海未「だから私は笑ってなんか・・・それにこの暗さじゃ分からないでしょう」

絵里「こわいこわいこわいこわいいいいいいいいいいい!!!!!!!」

海未(絵里が襲いかかってくる心配はなさそうですね、それにしても背中と顔の傷・・・どうして痛みをあまり感じないのでしょうか?)

海未(それに私が笑ってるって・・・)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

穂乃果「ねっ、ねえ、メールの内容を確認するのもいいけどまずこの停電を直しにいかない?」

真姫「どうしてよ、まだ直接の原因が分かってないなら下手に動かない方がいいわ」

花陽「でも配電室はこの階にあるんだよね」

希「ウチらにしか直せないっちゅうことかもしれんよ」

ことり「せっかくライトもあるし・・・配電室に行ってみようよ」

穂乃果(よし・・・自然に停電の復旧の流れに持って行けた!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

真姫「じゃあ穂乃果はライトで照らして」

穂乃果「はーい」ボヤア

真姫「なんか前に見たときとボタンの配列が違うような・・・穂乃果、何かいじくったでしょ」

穂乃果「そっ、そんなことしてないよ!!」

花陽(怪しい・・・)

希「ん?このレバーはOFFの方向になっとる・・・これをONにしたら」ガコンッ

パパパ…パッ

花陽「電気が点いた!」

穂乃果「これでエレベーターが動くね!」

ゴゴゴゴゴ…

真姫「さっそくね・・・海未たちが乗ったエレベーターかしら?」

穂乃果「途中で止まらないのが不便だよね・・・」

絵里「のじょみいいいいいいいいい!!!!!!怖かった!!!!怖かったのよおおおおおお!!!!!」タッタッタ

ことり「きゃっ!!」

花陽「すっ、すごい勢い・・・」

希「えりちどうしたん・・・?」

絵里「裏切り者!!!裏切り者があそこにいいいいいいいい!!!!!」

穂乃果「うっ、裏切り者・・・?海未ちゃんが!?そんなワケないよ!!」

絵里「本当よ!私・・・突き飛ばされたの!!それにずっとニコニコしてるの!!!電流受けても針の山に刺さっても・・・!!!」

海未「みなさん・・・」ヌッ

穂乃果「血が・・・!海未ちゃんどうしたの!?」

ことり「ひっ・・・!はっ、早く治療しないと・・・」

絵里「治療する必要はないわ!だって裏切り者だもの!!!!」

海未「ちっ、違います!絵里は少し混乱しているんです!」

穂乃果「海未ちゃん・・・」

海未「どうしたのですか、穂乃果?」

穂乃果「どうして笑ってるの・・・?」

海未「えっ・・・?」


海未はそっと自分の口元に手を持っていく・・・そして口角が上がっていることを理解した。

海未「どっ、どうして・・・?」

ゴゴゴ…

海未「この音は・・・」

穂乃果「またエレベーターが来たよ!もしかして凛ちゃんとにこちゃん!?」

タッタッタ…


凛「みんな・・・・にこちゃんが・・・にこちゃんが!!!!」

花陽「凛ちゃん!?」

海未「凛!心配したんですよ!突然消えて・・・」

凛「にこちゃんが・・・にこちゃんが・・・」ブツブツ

花陽「にこちゃんがどうしたの!?」

真姫「・・・自分のペースでいいから話してみて、その後に海未とエリーの話は聞くから」ギュッ

ことり(真姫ちゃんが凛ちゃんを背後から抱きしめてる・・・なんか癒されるよ)

今日の投稿はここまでです。

3日に更新予定です、お待たせしてすみません

やっぱり今日更新できそうにないです・・・期待を裏切ってしまい申し訳有りません
明日には!!

更新っつっても書き溜めしてあるの小分けして投稿するだけじゃん。
正直に続き書けてないって言えば良いのに。

凛「あのね・・・2人で1階に行った後・・・鍵を見つけて部屋の中に入ったんだけど・・・」

花陽「それから・・・?」

凛「それから・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ガチャッ

凛「この部屋は・・・?」

にこ「あの水槽に見覚えがあるわね・・・」

凛「落ちてる紙に何か書いてあるよ!」ガサッ


小さい方の水差しには3リットル水が入る。
大きい方の水差しには5リットル水が入る。
これを利用して4リットルを図りとったら水槽に入れて。

にこ「3リットルと5リットルの水差しで4リットル?そんなことできるの?」

凛「この水槽元からなにか液体が入ってるけど・・・」

にこ「まあやれって言うからにはできるのよね・・・頭使うのは苦手だけれど・・・」ブツブツ

凛「凛も考えるの手伝うから頑張ろうよ!お水は飼育室から持って来ればいいよね」

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凛「凛とにこちゃんでなんとか4リットル図ることができたの・・・でも・・・」

穂乃果「でも?」

凛「にこちゃんが水槽に水を入れた瞬間に・・・ボカーンッ!!って・・・」

花陽「ばっ、爆発したの!?なんで!?」

凛「にこちゃんが大ヤケドして・・・凛は急いで手当てする道具を手術室?まで探しに行って戻ったら・・・にこちゃんが消えてたの!!!」

真姫「・・・」

希「もう3階の探索どころやあらへん・・・急いでにこっちを探さへんと!」

絵里「いや!!それより早く裏切り者を!!」ブルブル

海未「だから私は違いますって!」

穂乃果「落ち着いて絵里ちゃん!!お願いだから・・・」

絵里「だっ、だって・・・」ブルブル

穂乃果「・・・」

絵里「まさか海未と穂乃果は共犯・・・?ヒエッ~!」ブルブル

希「えりち・・・えりちはちょっと疲れてるだけなんよ・・・」ナデナデ

穂乃果「凛ちゃんの言う通りならにこちゃんがどこかに連れ去られた可能性があるんだよ!早く探しに行こう!!」

海未「わっ、私の話は・・・?」

穂乃果「ごっ、ごめん!それはちょっと後で・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ゴゴゴゴ…

海未「絵里をことりに預けて大丈夫だったんですかね・・・希先輩が側に居てあげた方が良かったんじゃないですか?」

希「本当は側に居てあげたいんやけれど・・・えりちがああなった以上今は最上級生はウチだけや、可愛い後輩に何かあったらと思うとな・・・」

花陽(いや違う・・・希ちゃんはそう言ってるけど本当は私たちを監視するためなんだ・・・!)ブルブル

穂乃果「そういえば凛ちゃんはメモを何枚持ってる?」

凛「メモ?これのこと?」スッ

穂乃果「・・・これは共通の紙だね、他にはないのかな?」

凛「・・・ないにゃ」

真姫(凛が何を考えてるか分からない・・・けれどメモに関してもにこちゃんに関しても嘘をついてることは確か・・・)

穂乃果「基本的に2枚って・・・嘘なのかなあ?」

希「例外ばっかりやね・・・」

真姫(凛はどういうワケかにこちゃんとブレザーを交換してる・・・)

真姫(凛とにこちゃんの身長が1センチしか違わないし体型だいたいも同じ・・・交換してもパッと見分からないけれど・・・)

真姫(さっき抱きついた時に確信した・・・凛からにこちゃんの匂いがするもの)

>>93 ええそうなんです、基本書き溜めしてなくて・・・更新分だけメモ帳に書いてコピペしてます
その日の体調に左右されるので気分が乗らないときは何も書きません・・・行き当たりばったりというワケではないんですがね

コメント本当にありがとうございます。今月は休みが多く取れそうなので更新頻度が上がると思います!

真姫(おそらくにこちゃんは凛によって始末された・・・!?)

穂乃果「あっ、着いたよ!」

希「あの半開きになってる扉がそうなんやな?」

凛「・・・」コクッ

花陽「にこちゃん!!」バタンッ

穂乃果「あれ~おかしいね、やっぱり誰もいないね・・・」

希「凛ちゃんの言ってた通りの部屋やな・・・」

真姫「・・・グスッ」プルプル

海未「どうしたのですか真姫?」

真姫「アンタが・・・凛がにこちゃんを殺したんでしょ!?」ガシッ

凛「いっ、痛いよ真姫ちゃん!!離して!!!」

真姫「アンタ以外に誰がにこちゃんを・・・!誰もいないことをいいことに始末したんでしょ!?」

凛「そんなこと凛がするワケないにゃ!!どうして仲間どうしで殺しあわなきゃいけないの!?」

穂乃果「そうだよ!凛ちゃんが嘘をつくワケないよ!!!」

希「真姫ちゃん落ち着いて!!!」

真姫「よくも・・・!よくもにこちゃんを!!!」モギュッウウウウウ

凛「く”え”!!!」

花陽「真姫ちゃんやめて!!お願い!!!」

真姫「でっ、でも・・・」

凛「えいっ!!!」ドカッ!!!!

真姫「きゃっ!!!」ドスンッ

凛「はあ、はあ・・・」

穂乃果「2人ともやめて!!!」

凛「凛の邪魔をするなあああああ!!!!!」

海未「いけません!!凛!!!」ガシッ

凛「にゃ!?」

真姫「・・・凛は嘘をついているわ、あの部屋のことから」

穂乃果「あの部屋って・・・最初に真姫ちゃんと凛ちゃんが閉じ込められてたところ?」

真姫「あの時凛は私を何回も殺そうと試みた・・・尿を飲まされたりしたわ」

海未「・・・本当なのですか」

凛「そんなワケないよ!!!凛は真姫ちゃんを助けようと必死でそんなこと・・・!」

真姫「助けてくれたことは本当なの・・・でも仕方なくといった感じね」

希「でも・・・例えどんな過去があっても今こうして生きているならええんやないか?にこっちのことは何も証拠がないんやで、凛ちゃんの仕業と考えるには早計やないか?」

真姫「今凛が着てるブレザー・・・にこちゃんのよ、どういう理由かはわからないけどね」

花陽「そうなの?凛ちゃん・・・」

凛「そんなワケないよ!!かよちんまで凛を疑うの・・・?」ジワッ

穂乃果「海未ちゃん、凛ちゃんを離してあげて・・・」

海未「・・・はい」スッ

穂乃果「凛ちゃん、真姫ちゃん、穂乃果はもうこれ以上μsの仲間が傷ついたり言い争うところなんか見たくないよ・・・」

凛「・・・」ギリッ

穂乃果「ねえ・・・【本当のこと】を話してよ・・・お願い」

凛「穂乃果ちゃんもにこちゃんも・・・同じことを言うんだね・・・」プルプル

穂乃果「・・・?」

凛「真姫ちゃんはみんなにとっての敵なんだ・・・敵なんだよ・・・死んでもいい人間なんだ・・・無愛想で口を開けば皮肉やイヤミしか出てこない最低最悪の人間なんだ・・・死んで当然・・・凛はこんなに頑張ってるのにどうしてみんな凛の邪魔するの・・・?みんなを凛は助けようとしてるのにどうして・・・?どうしてどうしてどうしてどうして?」ブツブツ…



凛「どうして・・・?どうしてこんなひどいことするの?」

穂乃果「凛ちゃん・・・?」ガラガラ


穂乃果が凛に近づいた瞬間・・・

ザシュッッ!!!!!!

穂乃果「あっ・・・゛ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛!゛」ポタポタ

凛「はあ・・・はあ・・・」

真姫(あのナイフって・・・私が持ってたはずなのに!!)

凛「・・・凛に近づかないで、穂乃果ちゃんどうなっても知らないよ?」

穂乃果「目が・・・目がああ・・・」ボタボタ

海未「穂乃果!!!!」

真姫「凛・・・どういうこと!?」

希「もしかして凛ちゃんが裏切り者・・・?」


凛「・・・そうだよ、凛が裏切り者だよ」

今日の更新はここまでです。
暇な人は3リットルの水差しと5リットルの水差しで
4リットル計り取る方法を考えてみてくださいね。

花陽「凛ちゃん嘘だよね・・・?刃先が引っ込むびっくりナイフだよね・・・?よくそれで遊んだよね、小さいころ・・・」

穂乃果「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛…」ビクビク

花陽「ひい!!」

凛「凛はもう【嘘】をつかないよ、命が惜しかったらみんな凛の言うことを聞いてね」

海未「穂乃果・・・!」

希「凛ちゃん、殺生は絶対にだめや。ナイフを置いて話し合いを・・・」

凛「希ちゃん!!!・・・もう戻れないの、こうするしかないんだよ」

穂乃果「大丈夫・・・戻れるよ・・・!」

凛「・・・ッ!」

穂乃果「凛ちゃんが全部の苦しみや悩みを背負う必要はないんだよ・・・みんなで分け合えば」

ザシュッッ!!!!!!

海未「穂乃果あああああ!!!!!」

穂乃果「ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」

凛「そんなに大きな声だしても額を掠っただけだよ・・・次に凛に口答えしたらもう片方の目もなくなっちゃうよ?」

希「うっ・・・嘘やろ?」

凛「これでみんな凛がどれくらい本気か分かったかな?」

真姫「じゃあやっぱり凛がにこちゃんを!!」

凛「・・・」

穂乃果「うう・・・血で前が・・・」ゴシゴシ

凛「・・・血を拭わないで穂乃果ちゃん」

穂乃果「どっ、どうして・・・どうしてそんなこと言うの?」

凛「その手を見せないでよ!!切り落とすよ!?」

穂乃果「いや・・・!」

花陽(凛ちゃんが穂乃果ちゃんの手を見て動揺してる・・・もしかして)

花陽「凛ちゃん見てよ!私の爪・・・」

凛「やめて!!見せないでよ!」

花陽「凛ちゃんだけじゃない・・・みんな苦しいの!苦しいけどあの時みたいにみんなで分け合えば乗り越えられるよ!」

凛「黙って凛に従ってよ!!穂乃果ちゃんどうなっても知らないよ!?ほら、傷口を指で抉るとね・・・」

グリグリグリ!!!!!!

穂乃果「い゛た゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛い゛い゛い゛い゛い゛!゛!゛!゛!゛」ジタバタ

海未「もうやめてください!!!私たちは仲間じゃないですか!!!どうしてこんなことを・・・」

凛「かよちんを除けば凛たちは出会って間もないにゃ、温情もへったくれもないにゃー」グリグリ

真姫「アンタって人は・・・!」

凛「真姫ちゃん怒ってるの?いいんだよ?凛を殺しても」

希「凛ちゃんダメよ!人殺しだけは絶対に!!!」

凛「まあ凛を殺す前に言うこと聞いてもらうからね、真姫ちゃんには・・・」

真姫「・・・その前に答えてよ、にこちゃんをどこにやったの?」

凛「・・・にこちゃんは生きてるよ、たぶん」

真姫「どういうこと!?はっきり言いなさいよ!!!」

凛「うるさいうるさいうるさい!!!!!」グリグリ

穂乃果「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」

来週月曜火曜に絶対更新します。
A-RISEは死にました。

真姫「分かった!分かったから穂乃果をこれ以上傷つけないで!なんでもするわよ!」

凛「ん?今何でもするって言ったよね、じゃあまずは手錠で海未ちゃんと希ちゃんの足をつないでね」ジャラ

真姫「私と花陽は?」

凛「手錠は一個隠し持つのが精一杯だったからね、それに海未ちゃんと希ちゃんの動きを封じれば凛の驚異はなくなるもん」

花陽(私と真姫ちゃんはノーマークってこと?)

真姫「ごめんね海未、希・・・」ガシャ

海未「今は凛の言うことに従いましょう・・・真姫、あまり凛を刺激しないで・・・」

希「今は穂乃果ちゃんを助けることが先決や、にこっちの安否も気になるけど・・・我慢やで」

凛「穂乃果ちゃん【あの日】だったよね?胸が張ってると痛いよね~そんな時にここをギューってされたら・・・」ギュウウ

穂乃果「いだだだだだ!!!」

真姫「ちょっと!ちゃんと従ってるじゃない!なんで穂乃果が・・・」

凛「口ごたえしたら穂乃果ちゃんを痛めつけるにゃ、黙って従ってよ」

穂乃果「たすけて・・・だれか・・・」ブツブツ

凛「かよちん、手術室にあった大きめの鏡を持ってきて」

花陽 (なんで?って聞きたいけどそうしたら穂乃果ちゃんが・・・)スタスタ

凛「かよちんは真姫ちゃんと違って物分かりがいいにゃ~」

真姫 「くっ・・・」

花陽「・・・これでいいかな」

凛「じゃあ飼育室の扉を開けて中の様子がこっちに見えるように鏡に写して」

花陽「うっ、うん」

凛「そしたら真姫ちゃんは飼育室に入ったら蛇口を捻って、それ以外のことをしたら穂乃果ちゃん虐めちゃうよ」

真姫「分かったわよ! !」スタスタ

真姫(これって私に尿を飲ませたホース?それがダストシュートに伸びてる・・・)

凛「何固まってるの?こっちから丸見えなんだよ」ギュウウウ

穂乃果「・・・」グッタリ

凛「あれ、反応がない!?まだ死んじゃだめだよ穂乃果ちゃん!!!」

真姫「・・・捻ったわよ」

凛「全開で捻った?」

真姫「捻ったわよ !!!」

花陽 (凛ちゃんが今してることって悪いことだよね・・・でも何か真意があるとしたら・・・)

真姫「次は何をすればいいのよ?」

凛「それはね、もうちょっと待ってからだよ」

花陽(一応手術室に置いてあったメスを護身用に持って来たけど・・・ダメ!凛ちゃんにメスを突きつけるなんてできないよ!!)

穂乃果「うぅ・・・」カチッ

ピカッ

海未「穂乃果!?」

凛(・・・目くらましのつもり?)

真姫「後は何をすればいいのよ!!って穂乃果!?」

凛「真姫ちゃん勝手に動いちゃ・・・に゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛!゛!゛」

劇場版見て来ました、感動しました。
そろそろ完結させたいと思います。長らくお待たせしてすみませんでした。
近々更新します。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年02月12日 (木) 05:30:36   ID: skr2s4_o

キター!待ってました!

2 :  SS好きの774さん   2015年03月10日 (火) 22:29:29   ID: 96jYXsIh

まだ~?

3 :  SS好きの774さん   2015年03月11日 (水) 19:23:20   ID: K9UK43Xp

なんか登場人物全員に対してイライラするから早く読むのやめたいくらいなんだけど序盤を読めば続きが気になるし
ここまで読んだらやはりどう切り抜けてどう完結するつもりなのかは気になってしまう…
最後まで書ききるとは言ってるけど「後は各自の想像なり推理なりに任せます」系の終わりだったらどうしよう

4 :  SS好きの774さん   2015年03月17日 (火) 12:49:22   ID: spj_JIMw

この作者って凛ちゃん嫌いなん?
最初から凛ちゃんだけおかしくなってたし
後普通あんだけ怪我したら穂乃果死んでると思う

収集つかなくなってる感半端ない

5 :  SS好きの774さん   2015年03月24日 (火) 02:31:50   ID: KZDgmku8

素人が好きでやってるSSを好きで勝手に読んでる奴が文句言う筋合いは無いんだろうけど
更新切るタイミングがどうなったんだよ何があったんだよってところばかりなのがな…
更新早いならいいけどかなり遅いし話自体かなり長くなってるのに

あと目をざっくり切ったり傷口抉ったりした後に「生理だから胸はってて痛いでしょ?」ギュー
はむしろ笑ったわ

6 :  SS好きの774さん   2015年06月11日 (木) 02:56:03   ID: dQsVSp3U

完結してねーじゃん

7 :  SS好きの774さん   2015年06月26日 (金) 13:29:26   ID: mMQrvA79

こいつ勘違い系の書き手や

8 :  SS好きの774さん   2015年06月26日 (金) 16:36:12   ID: tN17qRsJ

早く完結させてくれ

9 :  SS好きの774さん   2015年07月17日 (金) 10:48:47   ID: qsG-Gd2Q

胸糞悪いけどストーリーがおもしろい。更新楽しみにしてます。

10 :  SS好きの774さん   2015年10月24日 (土) 20:37:00   ID: FbL6L0EG

まだですか

11 :  SS好きの774さん   2015年12月30日 (水) 05:35:57   ID: 7ABwn5qP

頼むから完結させてください。

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