男「んぁ…うーん、後1時間…zzZ」
女「まったく、早く起きないと遅刻するわよ」
男「えっ、遅刻?今日は土曜日じゃ…」ガバッ
女「きゃっ…えぇ、今日は土曜日よ、あなたが起きないから嘘をついてみたの、効果覿面ね」
男「まったく、土曜日ぐらい静かに寝させてくれりゃいいじゃないか、親が2ヶ月旅行に行くんだからさ」
女「これを見なさい」
~女ちゃんへ~
私達が出張に行ってる間、男が怠けないようにお世話してもらえないかしら?
~将来貴方の義母になる女より~
女「ということよ」
男「まじすか…」
女「わかったらさっさと起きて朝ご飯食べなさい、あとで買い物に付き合ってもらうからね」
男「はいはい」
男「いただきまーす」
女「どうかしら?」
男「ほっへもほいひいでふ(とってもおいしいです)」
女「ちょっと、がっつきすぎよ、もうちょっとゆっくり食べなさい、喉に詰まったら困るでしょ」
男「わりーわりー、こんなに美味しいとは思わなかったよ、毎日食いたいぐらいだな」
女「そう?もう少ししたら毎日つくってあげるようになるけどね」
男「へー、毎日つくってもらえるのか、それは嬉しいや」
女「本当?よかったわ」
男「そりゃこんなに美味しいご飯が毎日食べれるなんて嬉しいに決まってるだろ?」
女「はぁ、そうですね」
男「ん?どうした?」
女「別になんでもないわ、早く食べなさい、荷物持ちがいないと買い物出来ないでしょ」
男「お、おう、どうしたんだよ、急に」
女「早く買い物しに行きたいだけよ」
男「そうか、ならいいけど」
____
男「で、何を買うんだ?」
女「とりあえず服でも見に行きましょ」
男「ほいほい」
____
女「あれ、綺麗ね、これも綺麗だわ、それにあれも、ねぇ男、どれが似合ってるかしら?」
男「どれも似合ってるんじゃねぇか?」
女「じゃあ、どれが一番似合ってるかしら、どれも一緒なんて言わないでね」
男「うーん、じゃあこの白いワンピースとか、後こっちの黒も似合ってるな、一番似合うのはこの二つかな」
女「そう、じゃあこれを買うわ」
男「え、そんなに早く決めちゃっていいのか?」
女「えぇ、似合うんでしょ?男が言ったんじゃない」
男「まぁな、お前がそう言うなら別にいいよ」
女「じゃあ会計済ましてくるから外で待ってて」
男「おう」
女「さて、次はどこに行こうかしら」
男「女はどこか行きたい所はないのか?」
女「あんまり考えずに来たからそれといってないわね」
男「そうか、じゃあゲーセンでも行ってみるか?」
女「いいわね、行きましょ」
____
男「UFOキャッチャーでどっちが先に取れるか勝負しようぜ、1000円までな」
女「ただ勝負するのもつまらないし何か賭けて勝負してみないかしら?」
男「じゃあ、負けた方は昼奢りってのはどうだ?」
女「いいわよ、そうしましょう」
____
女「どうして、何も取れないのかしら」
男「ほれ、これやるよ」ポイッ
女「ありがと」
____
女「そろそろ昼ご飯の時間ね」
男「そうだな、何処にする?」
女「あのファミレスにしましょう」
男「いいね」
____
店員「ご注文をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
男「このハンバ「このカップル限定パフェにポテト、サラダ、カルボナーラでお願いします」
男「あの、ハンバーグ定「以上で」
店員「ではご注文は以上でよろしいでしょうか?」
男「あの…ハ「はい、よろしいです」
店員「では、少々お待ち下さい」
____
男「なんでハンバーグ定食頼ませてくれなかったんだよ」
女「カップル限定パフェをみたらわかるわ」
店員「お待たせしましたカルボナーラがry」
男「いただきます」
女「いただきます」
男「なんだ、このパフェ…女の頭ぐらいあるじゃねぇか」
女「だからカルボナーラだけでよかったでしょう?はいあーん」
男「えっ、それ女のぶんなんじゃないのか?」
女「私が全部たべきれるわけないでしょ、3分の2は貴方のよ」
男「まじすか」
女「えぇ、そうよ」
男「じゃあ別にハンバーグ定食でも良かったじゃん」
女「ハンバーグだけは絶対にダメよ」
男「なんでだよ、大好物なの知ってるだろ」
女「知ってるわ、だからダメなのよ、とにかく晩まで我慢しなさい、それより早くあーんしなさい、腕が疲れて来たわ」
男「わかったよ、あーん」
女「どう?美味しいかしら?」
男「まぁ、ファミレスだしまずくはないな」
女「はぁ、そうね」
今日はここまで、誤字や矛盾、質問、リクエストがあればよろしくお願いします」
男「さて、このパフェをどうやって食べようか」
女「あら、スプーンが一つしかないわね、あーん」
男「ちょっと待tムグ、ムググ」
女「あーんしてくれない?」
男「わかったよ、はいあーん」
____
男「はぁお腹いっぱい、でも美味しかった、もう帰るか?」
女「そうね、じゃあ夕飯の材料買って帰りましょう」
____
男「昼寝でもしよっかな」
女「だめよ、どうせ宿題おわってないんでしょう?見てあげるから勉強しましょ」
男「おう、ありがとな」
____
女「だから…なのよ、分かったかしら?」
男「あぁ!なるほど、女は相変わらず教えるのがうまいな」
女「これぐらい普通だと思うわ」
男「いやいや、そんなことないよ、俺これでも平均よりいい点取れてるんだぞ」
女「なら次回はもっといい点とれるのよね?」
男「お、おう、もちろんだよ」
女「じゃあテストの順位が20位上がったらなんでも言うこと聞いてあげるわ」
男「な、なんでも?」
女「えぇ、なんでもよ、死ねと言われれば死ぬしジュースを買ってこいと言われれば買うわ」
男「よし、頑張るぜ」
女「せいぜい頑張るのね」
男「でも流石に眠いから寝るわ、おやすみ」
女「宿題も終わったしゆっくりしてね、私は晩御飯の準備してくるわ」
男「ありがとな、おやすみ」
女「おやすみなさい」
____
女「とにかく胃袋掴んでしまわないとね」
女「まったく、小さい頃からずっとハンバーグが大好きなんだから困るわ、スープはコンスープでいいかしらね、あと人参とポテトを盛り付ければいいわね」
____
女「これで完成ね」
男「おはよう、いい匂いだなもしかしてハンバーグ?やった」
女「えぇ、ハンバーグよ」
男「頂きまーす」
女「どうかしら?おいしい?」
男「うん、おいしいよ、こんなに美味しいのはたべたことがないよ、やっぱり女はなんでも上手だね」
女「そんなことないわ、でもありがとう、おかわりはいるかしら?」
男「おかわりもあるの?やった」
女「あんまりがっつかないでよ、朝も言ったでしょ」
男「わかってるけどおいしんだもん、しょうがないだろ」
女「まったく…はい、おかわりよ」
男「ありがと」
女「ご馳走様でした、食べ終わったら食器は台所においといてね、私は少し休んで来るわ」
男「皿ぐらい俺が洗うって」
女「えんりょしておくわ、貴方に前任せた時はどれもちゃんと泡を洗い流せて無かったじゃない」
男「流石に今回は大丈夫だって、な?」
女「結構よ、どうせもうすぐしたら家事は全部私がすることになるんだから、もちろん貴方に想い人がいなければだけれど」
男「そうか、わかったよ、それと、あとで部屋でゲームしないか?」
女「いいわね、でも少し待っててね」
男「じゃあ俺は部屋でゲーム用意してくるよ」
女「えぇ、わかったわ」
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