P「別に構わないけど…千早麻雀できるのか？」

千早「春香にゲームを貸してもらいましたので」

P「千早がゲームを…しかもよりによって麻雀とはな…」

千早「最初は麻雀のゲームを借りるつもりは無かったんですけど…」

一一一一一一
一一一一一
一一一一

千早の家

千早「春香がどうしてもって言って進めるから借りてみたけど…『アサシンクリード』ってどんなゲームなのかしら？」

千早「確か…これをパソコンに入れるのよね」

千早「なんかうつったわ、えーと…『いただきじゃんがりあん』…何かしらこれ」


千早「…春香からメールね」

春香『千早ちゃんごめんね！(>_<)
別のゲーム渡しちゃったみたい！
明日アサクリ渡すから、そのソフト持ってきて！』

千早「どうしようかしら…」

千早「…でもこっちの方が面白そうね…」

千早『とりあえず、今日もらったゲームをやってみるわ』

千早「…返信」

千早「とりあえずゲームをはじめてみましょう」

千早「…どうやらこれは麻雀のゲームみたいね…麻雀なら少しは打てるわ」


しばらくして……

千早「一気通貫でテンパイね、これをあがれば逆転だわ」

千早「…出たわ！これでアガ…」

千早「…れない・・どうして・・」

千早「…どうやらこの麻雀に一気通貫という役はないみたいね」

千早「くっ…次はトップをとって見せるわ…」

一一一一
一一一一一
一一一一一一


千早「…という具合で夢中になってしまって…」

P「とりあえず春香は後で説教だな」

P「でも俺と千早とあと春香を含めてもメンツが一人足りないぞ？」

千早「それは……」

美希「ねぇねぇ、千早さんが言ってたうちゅーまーじゃんっていうの、ミキもできるよ」

P「ホントか？じゃあ今日の仕事が終わったらやるか！」

千早「はい、ありがとうございます！」

美希「楽しみなの！」

P「それじゃ、 春香は千早にお願いするな」

ちょっと休憩したら宇宙麻雀かきます
しかしガチな麻雀描写はありません

一 マンズ
① ピンズ
１ ソーズ

その他字牌で

夜
事務所

P「みんな揃ったな」

春香「はいっ！」

千早「はい」

美希「なの！」

P「よしっ、相手がみんなでも手加減しないからな！」


東家 P 25000
南家 春香 25000
西家 千早 25000
北家 美希 25000

東一局8巡目 ドラ三

P（よし張った！先制リーチには充分だな）

三三三五七八九③④⑤西西西 ６

P（問題は美希のリーチだが…おそらくタンピン系、この六索は危険か…」

西南９一白２
(７)

P（…でも俺は逃げない！ここは攻めだ！）




P「リーチ」打６

美希「あっ、それロンなの！」

ニニ三三四四⑥⑦⑦⑦⑧４５

メンタンピンイーペーコー

P「あっちゃー…やっぱりあたりあたりだったか…」

美希「ミキの勝ちなの！」

P「初っ端から7700は痛いな…ほら」

美希「ハニー何言ってるの？役満だよ？全然足りないの！」

P「は…？役満…？」

千早「宇宙麻雀ではメンタンピンイーペーコーは役満ですよ？」

P「えっ…？そんなルールあるのか？」

千早「はい」

P「そ…そんな…アホなことが…」

春香「プロデューサーさん東一でトビですね！」

P「まじか…」

千早「では、仕切りなおしですね」

東一局 仕切りなおし 親春香
12巡目 ドラ⑨

P「ほら、北だ」 打北

春香「やったぁ！あがり！」

P「なっ…4枚目の北を…」

一ニ三⑨⑨⑨３３３４５南西

P「おい春香、それチョンボじゃないか？」

春香「えっ？わたし何か間違っちゃったかなぁ？」

千早「別におかしな所はないですよ？」

春香「ホント？よかったぁ…」

P「いやでも千早、南西って全然揃ってないじゃないか！」

千早「宇宙麻雀では、字牌でも順子ができるんですよ」

P「またカオスなルールが…」

美希「だからこのアガリはオッケーなの！」

P「…いや待て！俺は騙されんぞ！」

千早「どうしたんですか？」

P「いいか…今の春香の手、仮に字牌で順子ができてもおかしなとこがあるんだ」

春香「ええっ？やっぱりわたし失敗しちゃったのかなぁ？」

千早「どこがおかしいか説明できますか？」

P「それはだな…」

P「役が…ないんだ！」

美希「何言ってるの？役ならあるの！ほら、ドラが３枚」

P「でもドラ以外に役がないじゃないか！まさかドラのみであがれるとか言うんじゃないだろうな？」

千早「ええ、そのまさかですよ」

P「だよなぁ、さすがにそこまで都合いいわけな……千早、今なんて？」

千早「そのまさかです」

P「ウソだろ……」

春香「というわけで、ドラ３の7700ですよ！7700！」

P「くそぉ…」

P 17300
春香 32700
千早 25000
美希 25000


美希「じゃ、気をとりなおして一本場なの！」

東一局 一本場 親春香
3巡目 ドラ９

P(ドラが浮いたな…)

一ニ三四五九九③④⑤３４５ ９

P(まぁいい、切るか) 打９

千早「それ、チーです」

P「やっぱ喰われたか…って千早？」

千早「はい？」

P「…どうして対面の千早がチーしてるんだ？」

千早「…ダメですか？」

P「ダメだな、チーは上家からしか…」

千早「はぁ…そんなことですか、いい加減に理解してください」

千早「これはただの麻雀じゃないんです、宇宙麻雀なんですよ？」

P「頭痛くなってきた…」

P(その直後にちゃっかり９１２で鳴いた千早だったが、俺はもう何も言えなかった)

P（結局千早のドラ１のみに春香が振り俺の高め三色は流された)

P 17300
春香 31700
千早 26000
美希 25000


春香「次行きますよ！次！！」