以下の内容を予めご了承ください
艦隊これくしょんのSSです
①過剰な描写に伴いキャラクターのイメージを損なう可能性があります
②一部のキャラクターの死亡、轟沈、負傷等の描写を含みます
③必要に応じて安価を行います
④荒らしと思われる書込みは無視し、読者の方々に楽しんでいただけるよう最大限努力します
拙い作品ですが最後までお付き合いいただければ幸いです
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420385923
「もう少しでワタシと提督の二人だけの世界ができる」
「邪魔な人は消してしまって、穏やかな日々を」
「ねえ、提督?貴方の手を、足を、声を、心をください」
「貴方のこころを傷つける戦場も、現実も捨ててしまって」
「ただ二人、望むままに静かに暮らしましょう」
「きっと、それが二人の幸せになりますから」
<ある提督の手記>
○月4日
XX鎮守府消滅の知らせを受けた。
襲撃や事故によるものではなく、施設と人員合計35名がそのまま蒸発したように消えてしまった
当時施設内にいた人員の消息は不明、常駐していた憲兵12名も見つかっていない
爆発物を用いた形跡もなく、まるで建物が初めから存在しなかったかのように消えている。
『気が付いた時には既にもう遅かった。私は彼女の思惑に気が付くことができなかった』
最後の通信は途中で途切れている。『彼女』という単語から女性、恐らく艦娘が関与していたものと思われる。
XX鎮守府は堅調な実績を収めており、職場満足度調査にも不備は見られない。憲兵の常駐も受け入れており、第三者からの監査も実施されていたことから鎮守府が悪質な環境であったとは考え難い
責任者は堅実な人物として地元でも有名であり、愛妻家としても知られていた。金銭や人間関係によるトラブルは今のところ見つかっていない
当鎮守府としては調査に協力すると共に警戒レベルの引き上げを行う
提督「青葉、通信はどうなっている?」
青葉「…駄目ですね、何処にもつながりません。携帯電話もインターネットも駄目です」
提督「遠征班は?」
青葉「駄目です。応答がありません」
天龍「安否確認終わったぞ、中に居た奴は全員無事だ」
提督「全員食堂に集めてくれ。すぐにいく」
天龍「おう」スタスタ
提督「赤城、備蓄はどうなっている?」
赤城「食糧と燃料の備蓄は非常用を含めて一か月半相当が残っていました」
提督「外は?」
加賀「上空から確認しましたが、近隣に住居のようなものはありません。道路も鎮守府から数百メートルで寸断されて森になっています」
提督「…鎮守府そのものが移動した…か」
加賀「恐らく」
提督「XX鎮守府が突如消滅した事件があったが、同じ状況かもしれない」
赤城「あの事件って誰か見つかったっけ?」
提督「2週間が経過したが、まだ誰も見つかっていない」
加賀「XX鎮守府の消滅事件に関する調査報告書なら手元にありますが」
提督「全員の安否確認ができ次第確認する」
加賀「では、先に食堂に行きましょう」
「せっかくカミサマがくれたこのチャンス。無駄にはしない」
「邪魔な子たちは落ち着いたら仕舞っちゃいましょう」
「提督を欲しがっているヒトはたくさんいるから、急がないと」
「頑張りますから、終わったらちゃんとほめてくださいね」
~序章 終~
本日は以上となります
構成としましては悪意をもった人物数名、無関係の人物が数名となっています。
登場人物は計12名 期間は1か月
次章以降、悪意が内側に牙を向きます。期間1か月以内に生存者が5名を下回れば「Bad End」
作中のヒントを元に悪意を持った人物をすべて見出せば「Happy End」となります
追加情報は随時更新致します
最初の安価
登場する艦娘 (死亡する、悪意側である場合もあります)
*青葉、天龍、加賀、赤城を除く計8名、それぞれ1名ずつご記入ください
安価下8 でお願い致します
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