男「マジかよ…俺2次元に来ちまったよ…」 (50)

男「2次には余り興味は無いんだが…」

男「しかし絵のような風景だ。やっぱ夢じゃないんだな」

男「誰もいないのか?」

男「まずは元の世界に戻る方法を探すか」


~森の中~

男「うわあ…なんだここ」

男「随分変な風景だ…同じ木ばっか並んでやがる」

???「うわぁぁあぁぁぉあん!!!お腹すいたよぉぉぉ!!」

男「なんだこの声、随分おっさんのような声だな」

???「あああん!!お腹すいたよぉお!!」

男「こいつは…カバか?」

???「アンパ●マンー!!!」

男「っ!!この世界はまさか!!」

???「やあ!どうしたの?カバ夫くん」

カバ夫「お腹すいたの…」

???「それなら僕の顔をお食べ」

謎の人物はなんと自分の顔の一部を引きちぎり、おぞましい喋るカバに手渡した。

カバ夫「美味しい!ありがとう!」

アンパンマン「困った時はいつでも呼んでね」

カバ夫「ばいばーい」


男「」

男「優しい世界」

男「いやマジでどうする?」

男「このままだと…あの菌も来るぞ」

男「って俺高校からの帰りの途中だったよな」

男「いつまでも2次にいる訳にもいかない」

男「鞄に何かないのか」



男「ちくわしか持ってねぇ」

~街~

ザワザワ…

男「滅茶苦茶見られてんな…動物だらけのこの世界では俺は珍しいのか」

町民A「うわぁぁああああ!!!」

町民B「かびだぁぁああ!!」

町民C「やめろー!家がーー!」

かびるんるん「かびかび~」

男「あれって菌の部下のカビか」

男「めんどくさいしスルーするか…」

町民D「助けて下さい!!」

男「っ!?何故俺に!?」

町民D「あなた強そうな見た目ですもん!」

男「いやいや…無理です」

町民D「助けてくれたら気持ちいい事してあげますよ…?」

男「だが断る」

町民D「そんな~」

男(いくらなんでもウサギで童貞卒業とか辛すぎる)

町民D「何したら動いてくれますか?」

男「嫌…俺弱いですし….」

町民D「じゃ助けてくれたら食べ物ご馳走します」

男(腹も減ってきたなそういや)

男「分かりましたよ…やりますよ」

町民D「本当ですか!?」

男「おいそこのカビィ!!」

カビルンルン「カビカビ?」

男「お前は俺が倒す!」

カビルンルン「ほう…人間か…」

男「!?」

カビルンルン「こんな事もあろうかと人間の言葉を勉強していて良かった」

男「そうか。だが所詮カビだ!!滅せよ!!」

男は跳躍しカビに右ストレートをかまそうとした、が

カビルンルン「その程度か…」

男「なにっ!?」

カビルンルン「ふんっ!!」

男「うぐあっ!!」

カビルンルン「…雑魚が」

男(普通の戦い方じゃ駄目か…)

男(どうする?ここで負けたら…ヤバイぞ。カビに負けた奴として噂になりそうだぞ…)

男(まあどうせこの世界からいずれ出るからいいか…)

男(いやでも勝たないとだめだ…
俺のプライドが許さん)

男(だが…今持っているのは…
ちくわと少しのティッシュだけ…!)

男(閃いた)

カビルンルン「考え事をしている暇はないぞ!!」

カビは強烈なかかとおとしを男に放った!

男「おっと」

男(さあ大きくなれ…俺のアルトバイエルン…!!)

男(おおおおおお!!)

男「見よ!これが追い詰められた俺の奥の手…その名も…」

男「オナニーだあぁぁあぁああ!!!」

男は自分の股間にちくわを突っ込んだ…

男「ぐっ…キツイ…だがそれがいい…!」

カビルンルン「何をしているんだこいつは…」

男「ぬぉぉおぉお!!!案外イイぞ!ちくわでのオ●ニー!!」

カビルンルン「見てるこっちが恥ずかしい…」

男「おぅっ!イイ!この締め付け具合、最高にハイってやつだぁ!!」

カビルンルン「ああ…やめろ…やめてくれぇ…///」

男「予定変更!目標、カビィ!!」

カビルンルン「これ以上何をする気だあ….///」

男「くらぇぇ!!the-menビイィィイィイイム!!!」

カビルンルン「ぐわあああああああああ!!」

男「ふぅ…」

バチパチパチパチ

周囲から拍手が送られてくる。
これが元の世界なら、普通にわいせつ行為だというのに。
今、青年は、悪を倒した物として称えられていた…
青年は笑顔だった…

アンパンマン編 第一章 完

男「いやー飯美味かったな~」

男「さてと…寝るか」

近くで大きな爆発音がした

男「これは….まさか!」

男「なんて事だ…」

かの有名な小さな工場が、跡形もなく爆破されていた…

男「お前のせいか…菌」

バイキンマン「気配で俺様と分かったか….」

男「ああ…ちくわオ●ニーで俺はパワーUPしたからな」

バイキンマン「オ●ニーでパワーUPか….この….変態があああああああ!!!」

誰も見てないな…

続き



バイキンマン「あのパンは俺様が倒した。手強かったがなァ!!」

男(あいつら、永遠に戦い続けるんじゃあ無かったのか…?)

男(しかも何故オ●ニーを知っている…?)

男(何かがおかしいぞ…)

バイキンマン「何難しい顔してやがる!!死ねェ!!」

男(あの菌、機械を使う事に変わりは無いな…)

バイキンマン「くそ…避けたか…」

バイキンマン「死ね死ね死ね死ねェ!!!」

男「お前!なんでそんなにやけくそなんだ!」

バイキンマン「ぬっ!?」

男「アンパンマンを倒したお前は、
戦う相手がいない事に気づき、暴走しているんだな!!?」

バイキンマン「くっ…!」

男「くらえ!高校生…パァァアァアァァアアンンンンチッッ!!!!」

男のパンチは、バイキンマンの機械をやぶり、バイキンマンの腹に当たった。

バイキンマン「ゲボォ!」

バイキンマンは落ち、地面に這いつくばった…

男「お前の負けだ…」

バイキンマン「くそ…たかが人間に…」

男「悪さはしないことだな、もう」

バイキンマン「うるさいうるさいうるさいうるさい!!!」

???「僕ならここにいるよ」

バイキンマン「!? アンパンマン…」

アンパンマン「顔を変える工場はなくなっちゃったけど…」

バイキンマン「………」

アンパンマン「顔が汚れない程度なら、相手してあげるから…」

バイキンマン「…………」

バイキンマン「うわあぁああぁぁあああん!!!」

男「あれ、目の前に扉が…」

男「帰れるのか?元の世界に…」

アンパンマン編 ~完~

男「この扉の向こうに…」ガチャ

男「!?また…2次元なのか…」

男「俺はいつになれば帰れるんだ…」

???「見つけたぞ!」

男「猫…?お前は誰だ?」

???「俺はフユニャン!!」

男「は?」

フユニャン「は?じゃない…俺は君に頼み事がある!」

男「なんなんですかもう…」

フユニャン「君は今、高校3年生、18歳だな!?」

男「ああ…」

フユニャン「じゃあ、4年前の君を、助けて欲しい!!」

男「なんでなんだよ?」

フユニャン「4年前の君は、厨二病という恐ろしい病にかかった…!」

フユニャン「歴史を変えないと、この世界が終わる!」

フユニャン「とにかく、4年前に戻るぞ!」

男「」

フユニャン「いくぞ!マキモド石よ!時間をっ!!マ・キ・モ・ド・セ!!ハアっ!!!」

ビュオオオオオオオ…

男「なんでこうなるの~!!!」



~4年前~

男「マジで四年前に戻ってきた」

男「なんか色々おかしいぞ」

フユニャン「4年前の君は、恥ずかしい事を延々と叫んでいた…」

フユニャン「しかし、その架空の力が、具現化しようとしている…!!」

フユニャン「なんとしても止めないと、この世界は終焉を迎えるんだ!」

~尾奈兄胃中学校~

男「うへー懐かしい…」

フユニャン「ここだ」

とりあえずここまで読んだ
面白い

同級生A「男!今日遊ぼうぜ!」

4年前男「フフフフ…貴様ら人間が我に遊戯を申し込むというのか…?」

同級生B「そうだよ…」

4年前男「断る、我は人間風情に興味は無い」

同級生C「もう…男君ってば頑固なんだから…」

4年前男「我は世界を変える者…世界を終焉に導き、また新しい世界を作る!!我の名は魔王、男だ!!」

同級生A「はいはい分かったから。今日はやめとくよ」

同級生B「つまんないな」

同級生C「男君ったら…」

男「イタタタタタ…」

>>24
ありがとう。

フユニャン「これが厨二病って奴だ。思い出したか?

男「」

フユニャン「とにかく、4年前の君を止めないと、本当に世界が…!」

男「嘘だろ…」

フユニャン「ところがどっこい嘘じゃありません」

男「でもまだ具現化してないぞ」

フユニャン「なら明日に早送りするか」

フユニャン「いくぜ!ハヤオ栗よ!
明日にっ!ハ・ヤ・オ・ク・リ!!
ハアッ!!!」

ギュオオオオオ…

~翌日~

4年前男「エターナル…フォース…
ブリザアァァアァァァド!!!」

カキーン…

4年前男「おお…素晴らしい…!」

男「マジかよ」

フユニャン「今日中に止めよう!!」

男「どうやって止めるんだよぉぉぉ!!!」

4年前男「!?貴様らは…?」

フユニャン「お前を止めに来た…!」

4年前男「面白い…我を止めてみろ!!」

男「痛い、痛すぎる」

4年前男「くらえ!!ブラックホォォオオル!!」

男「ちょっとまてぇ!いきなりチート技使ってんじゃねぇよ!!」

4年前男「うわっ」

男「!?」

4年前男「くそ…身体が…」

男「発動時間短っ!!」

フユニャン「今だ!」

フユニャン「ど根性!ストレート肉球!!」

4年前男「ぬわあああああ!!」

4年前男「くそ…このままで、終わると思うな…!」ガシッ!

フユニャン「なにっ!」

男「猫!」

フユニャン「この世界のお前なら、技名を叫べば技が発動できる筈!
やれ!!俺に構わず!!」

男「でも!」

フユニャン「早く!!」

iPhoneだから遅い。ごめんね

男「技ってどうすれば…もういいや」

男「とりあえずかめはめ破ー!」

ズドオオオン!!

4年前男「くそ…」

フユニャン「よくやった、男」

男「お前無傷じゃん」

フユニャン「かわしたからな」

4年前男「力を使う事が…こんなにも危険だとは…」

4年前男「俺、どうかしてたよ…」

4年前男「俺、普通に、楽しく暮らしたい…友達と、もっと遊びたい…」ポロポロ

男「間に合うさ、今からでも」

4年前男「えっ…」

男「友達と、いっぱいいっぱい遊んで、普通に、楽しく暮らせ。」

男「友達の気が変わらない内に、さあ」

4年前男「うん!!」

男「もう世界が終わる事はないんだよな…」

フユニャン「ああ」

男「じゃあな…猫」

フユニャン「またな」

男「扉が….」

男「帰れるのか?今度こそ」ガチャ

ギュオオオァオ…



男「ここは…一体!?」



4年前の俺を止めろ編 ~完~


ちょっと出かけてくる

只今 見てる人いてるのか


男「くそ…また別の世界かよ…」

男「なんなんだここは。樹海かなんかか?」

独特な色の樹海に、爆発音が響き渡った。

男「なんだ!?」

男「なんだあれ…女子と変な生き物が戦っとる…」

???「行くわよ!封印の儀!」

???「おとなしくしろーー!!」

???「勇者パーンチっ!!」

異形な形の生物から結晶が飛び出し、少女の拳がそれを破壊した

???「やりましたね、優奈さん」

???「うん!」

???「あ!あそこ!」

男「!?」

???「え!?人!?」

???「いや、人間に化けたバーテックスかもしれない。」

???「はあっ!!」

黄色の髪の少女は大剣を青年に向かい振り下ろした。

男「だからなんでこうなるのぉおおお!!」

風「逃げたか…」

樹「出てきて下さ~い…」

優奈「あれ本当にバーテックスなんですか?」

風「あたし達以外に人間はいないはずよ」


男「ハァ…ハァ…」

男「マジでどうしよ」

男「ましてや女子に殺されるとか情けないぞ…」

男「みた限り…ピンクは素手、緑はワイヤー、黄は大剣だったな…」

男「見た感じまだ連携プレーとかはしてないようだな」

男「切り抜けられるか…?」

夏凜「どこ見てんのかしら」

男「なにっ!?」

赤い服の少女は二本の刀で、青年が隠れていた木を切り裂いた

男「くそっ!」

夏凜「しまった、東郷!」

男「まだいるってのか!…ってうおっ!?」

数キロ離れた先から、ビームのような物が青年に向かった

男「あぶねぇ…」

夏凜「だからどこ見てんの!」ギュオッ!

男「おっと…!」

男「5対1か…分が悪すぎる…」

男「こうなったら…!」

夏凜「…!?」

男「逃げるんだよおぉぉ!」

すまん
急用が入った
必ず終わらせるから
待っててね

ちょっと間が空いたから書く

ズオォオオオオォォ……

男「なんだここは…部室か?」

夏凜「ああーっ!!」

男「ファッ!?」

夏凜「あんた、さっきの…」

男「お前、何分か前の奴か」

優奈「どうしたの夏凜ちゃ…ってうぇえ!?」

~10分後~

優奈「へぇ~そうなんですか」

東郷「にわかに信じがたいですが、別の世界の方ですか…」

風「バーテックスじゃなかったのね…」

樹「ごめんなさい…お姉ちゃんが迷惑を…」

男「気にするなよ…何度もこんな体験はしてる」

優奈「で、これからどうするんです?」

夏凜「そうね、これからどうする気?」

男「とりあえず元の世界に戻る方法を探すさ」

夏凜「で、探すのはいいけど、寝床はあるの?」

男「…………」

夏凜「まあ無いに決まってるわよね」

優奈「それじゃあ、うちに…」

夏凜「家に来なさい」

5人「!?」

風「珍しいわねぇ…夏凜が家に人を招き入れるなんて」

東郷「夏凜ちゃんっぽくないわよね」

男「本当にいいのか?」

夏凜「勘違いしないでよね、別に男に興味がある訳じゃないし、あたしは1人だから、入りやすいでしょ」

男「ツンデレ乙」

夏凜「うっさい!!」

~夜、夏凜宅~

男「へえ、ここがお前の家か、乙女らしくないな…」

夏凜「うっさいわね、あたしはこれでいいの。特訓してくるから」

男「特訓?」

夏凜「そうよ」ガチャ

男「ダンボールもあるな….あいつ、自分の部屋を可愛くしたいとかないんだな…女らしくない…」

男「くっ、探索しようがない殺風景な部屋だな本当」

男「冷蔵庫を漁ってみるか…」

男「マジかよ弁当と茶、後煮干し…サプリ…健康食品…」

男「ああ!女々しさがひとつもねぇ!」

夏凜「悪かったわね」

男「ヒィッ!!お前、特訓は….?」

夏凜「雨だったから、行ってないわよ」

夏凜「晩御飯でも食べますか」

男「俺の分は….?」

夏凜「自分で買って来なさいよ!」

再開 見てる人いるのか?

男「冷たいな…あいつ」

男「うわ、雨ダダ降りやないか」

店員「ありがとうございました~」

男「ただいま~」

男「……………」

男「おかえりくらい言ってよ…」

男「寝てるし」

~翌日~

夏凜「じゃ」

男「ああ…」

男「元の世界に戻るまでここに住ませてもらおっかな」

???「その必要はないぞ…」

男「誰だ!?」

ギルガ「我はギルガ、二次元制圧団体の四天王の1人」

男「なんだか色々おかしいよな」

ギルガ「それはそうだろう。貴様は三次元の人間…ここはアニメのようにはうまく行かんぞ…?」

男「意味が分からん…」

ギルガ「そう考え事して居られるのも今の内だ…」

ギルガ「はあっ!」

男「おおっと!」

ズドオォオオン…!

男「アパートが…!」

ギルガ「糞が…」

ギルガ「避けてんじゃねぇよ!」

男「お前こそ食べ物投げてんじゃねぇ!!」

男「くそっ…!食べ物粗末にする外道四天王だが、強いのは確かだ…」

男「こんにゃくさえあれば…!」

ギルガ「くらえ!!」ブオッ!

男「これは人参!赤っぽくっておいしい!ビタミンB.Cも取れるぞ!」

ギルガ「死ねっ!」ブオッ!

男「これはピーマン!小さい子が嫌う苦い食べ物だけど、以外と栄養があるぞ!」

ギルガ「だあっ!!」ブオッ!

男「これは玉ねぎ!切ると目が染みる事で有名だな!」

ギルガ「ふんっ!!」ズォッ!

男「これはおっさん!どこにでもいそうな顔立ち体型!そして薄ハゲ!ハゲは辛いぞ!」

ギルガ「俺が投げた奴避けながら解説してんじゃねぇ!!」



需要あるのか…?

見てる人いる?

また明日書くわ…

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom