男「あ、あの．．．」

女「ん？」

男「ぼ、僕と．．．つつ、付き合ってくださいっ！！」

女「え．．．」

男「．．．」

女「あー．．．ごめん」

男「．．．！！」

女「気持ちは嬉しいんだけど．．．」

女「私．．．男の子に興味なくて．．．さ」

男「えっ．．．」

女「と、言う訳なんで．．．ね？」

男「．．．わ、わかりました．．．」

男「．．．グスッ．．．」

女「な、泣くことないでしょ！」

男「．．．だ、だって．．．グスッ．．．僕．．．勇気を出して告白したの．．．初めてで．．．ヒック．．．」

女「ハハハ．．．君は女のk．．．はっ！！」

男「グスッ．．．」

女「．．．」

女「付き合ってもいいよ」

男「．．．えっ？」

女「私と付き合いたいんでしょ？」

男「はい．．．」

女「私と付き合ってもいいよ」

男「え．．．でもさっき．．．」

女「．．．君、女の子みたいだから．．．さ」

男「え、えぇ．．．」

～翌日～

女「と、言う訳で．．．私の彼氏になりました！」

男「よ、よろしくおねがいします！」

女友「へぇー、女っちが男の子に興味持つなんて珍しいねー」

女友「ま、可愛いから．．．多分そこに惹かれたんだろうけど」

女「へへー、不覚にもそこに惹かれちゃってね！」

男「は、ははは．．．」

女友「えーつ」

すみません！
みすりました！

～翌日～

女「と、言う訳で．．．私の彼氏になりました！」

男「よ、よろしくおねがいします！」

女友「へぇー、女っちが男の子に興味持つなんて珍しいねー」

女友「ま、可愛いから．．．多分そこに惹かれたんだろうけど」

女「へへー、不覚にもそこに惹かれちゃってね！」

男「は、ははは．．．」

女友「えーっと．．．男くん？」

男「は、はい！」

女友「ちょっとこっちに来て」

男「はい？」

女友「女っちの特性はわかってるんでしょ？」ｺｿｺｿ

男「．．．はい、女の子が好きって言うことですよね？」ｺｿｺｿ

女友「そうそう．．．それでさ、女っちが男の子に興味持つのも珍しいから一応あんた達を応援するけど」ｺｿｺｿ

男「はい」ｺｿｺｿ

女友「こっちも女っちの彼女としてやってる訳だから．．．」ｺｿｺｿ

女友「女っちは誰にも渡さないから．．．」ｷﾞﾛｯ

男「．．．！！」

女「2人とも何話してるの？」

男「あ、えっと．．．」

女友「ふふっ．．．秘密」

女友「ま、じゃあがんばれよ」

男「は、はい」

～昼休み～

友「え、えぇー！！お前、女先輩と付き合ったの！？」

男「し、シィー！！声がでかいよ！」

友「す、すまん」

友「て、でもお前．．．知ってるか？女先輩の．．．」

男「知ってるよ．．．どうせならもっと早く教えてくれれば．．．」

友「ひぇー．．．世の中不思議なこともあるもんだな．．．」

．．．ガラガラッ

女「男くんいる？」

男「あっ！」

女「あ、いたいた．．．一緒にお弁当食べよ！」

男「あ、は、はい」

女「じゃ、屋上で待ってるから」

．．．ガラガラ

友「ほ、本当に付き合ってたんだな．．．」

男「う、うん．．．じゃあ行ってくるよ」

．．．ガラガラピシャ

？？？「．．．．．．」

～屋上～

女「あ、来た来た」

男「あれ？先輩1人なんですか？」

女「うん、そうだよ」

男「女友さんとかは．．．」

女「いや、今日は君と話したいことがあってね」

男「は、はぁ．．．」

女「ま、食べようか」

男「あ、はい」

女「それで、今日うちにこない？」

男「．．．はい？」

女「ほら、私たちの仲をもっと深めるために．．．さ」

女「嫌なら別にいいんだけど」

男「い、いえいえ！ぜひお願いします！」

女「お弁当が可愛かった」

～放課後～

女「さぁ、一緒に帰ろうか」

男「はい」

．．．スタスタスタ

男「．．．」

男（な、なにか話さないと．．．）

女「．．．」

男（な、何か．．．）

女「．．．」ｻﾜｯ

男「うひゃあっ！！」

男「な、なんですか！急に僕のお尻触ってきて．．．！」

女「あ、ごめーん！君の難しそうな顔見てたらつい．．．」ﾃﾍｯ

男「ﾃﾍｯじゃないですよ．．．」

女「はい、ここがうち」

男「え．．．ここですか？」

女「うん、そうだよ」

男「．．．多分先輩の家の裏は僕の家です．．．」

女「え、えぇ！そうなの？」

男「はい、多分」

女「へー、これでいつでも会えるね！」

男「そうですね！」

～女の部屋～

男「．．．おじゃましまーす」

女「あ、飲み物持ってくるからそこら辺適当に座ってて」

男「あ、はい」

男（．．．女の人の部屋に入るのって初めてだなー．．．）

男（．．．なにするんだろ．．．もしかして．．．）

男（いやまさか．．．）

．．．ガチャ

女「おまたせ！アイスティーしかなかったけど、いいかな？」

男「あ、はい！全然大丈夫です！」

女「はい、どうぞ」

男「あ、いただきます」ｺﾞｸｺﾞｸ

女「．．．」ｼﾞｰ

男「．．．？」

女「じゃ、ゲームでもしようか」

～数分後～

．．．ピコピコ

男「．．．」ｶﾁｬｶﾁｬ

女「．．．」ｶﾁｬｶﾁｬ

男「あっ！また負けたっ！！」

女「ハハッ弱いねー」

男「ふぁー．．．」

女「眠そうだね」

男「はい、さっきアイスティー飲んでから．．．！」

男（アイスティー．．．同性愛者．．．まさか．．．！！）

女「私のベットで寝てていいよ」ﾆﾔﾆﾔ

男「あっ．．．（意識が．．．！）」

女「おやすみ」

男「．．．」ｶｸｯ

男「んっ．．．」

女「あ、おひた？」ｼﾞｭﾌﾟｼﾞｭﾌﾟ

男「な、何を．．．！！」

女「ふぇららよ？」ｼﾞｭﾎﾟｼﾞｭﾎﾟ

男「ま、まずいですよ！．．．あっ！」

女「きもひいい？こっちの方はやったことなひからさ．．．」ｼﾞｭﾌﾟｼﾞｭﾌﾟ

男「何やってんすか！やめてくださいよ本当に！」

女「．．．んー」

女「えいっ．．．！」ｽﾞﾎﾞｯ

男「ふゃぁ！！」

女「気持ち良い？」ｽﾞﾎﾞｽﾞﾎﾞ

男「ひゃあっ！！だ、ダメですっ！そこっ！」

女「気持ちいいんでしょ？」ｽﾞﾎﾞｽﾞﾎﾞｽﾞﾎﾞ

男「ああっ．．．！！やめっ．．．！！！」

女「．．．そろそろかな？」ｽﾞﾎﾞｽﾞﾎﾞ

男「ひあっ！で、出ちゃう！！」ﾋﾞｭﾙﾙﾙﾙ…

女「お、おぉ．．．」

男「はぁ．．．はぁ．．．」ﾋｸﾋｸ

～数分後～

女「やっぱり君は女の子だね！」

男「あ、あんなことされたら誰でもああなっちゃいますよ！」

女「ふーん．．．」

男「そ、それより．．．ほかの人とも．．．やってたりするんですか？」

女「そうだよ？」

男「ちなみに、何人くらいですか．．．？」

女「何人．．．．．．」

女「忘れちゃった」ﾃﾍｯ

男「．．．」

～翌日、昼休み～

男「お弁当食べよ」

友「お、そうだな｣

友「それよりどうだ？女先輩とは上手くいってるか？」

男「あ．．．う、うん」

？？？「ちょっといい？男」

男「あ、幼．．．どうしたの？」

幼馴染「ちょっと話があるの．．．こっちに来て」

男「え？なんか怒ってる？」

～トイレ前～

幼馴染「ちょっとどういう事！」

男「え？な、何が．．．？」

幼馴染「あんた噂によると女先輩と付き合ってるらしいじゃない！」

男「うぇ？．．．うん」

男（あ、これはもしかしてよくある展開で．．．幼は実は僕のことが好きで、僕が付き合ったことによる嫉妬かなんかで．．．）

幼馴染「ふざけないでよ！」

幼馴染「女先輩は私だけのものよ！」

男「．．．へ？」

幼馴染「そして私も．．．女先輩のものよ．．．////」ﾎﾟｯ

男「は、はぁ．．．」

幼馴染「な！の！に！！」

幼馴染「なんであんたみたいな『男』が！！｣

幼馴染「女先輩の彼氏やってんのよ！！！」

男「い、いや．．．」

幼馴染「まぁ、いいわ．．．あんたと私には絶対に越えられない壁があるのよ！！」

男「越えられない壁．．．？」

幼馴染「そう．．．あの日私と女先輩は．．．一つになって．．．」

男「あっ．．．////」ﾎﾟｯ

幼馴染「．．．．．．」

男「．．．////」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

幼馴染「ちょっと．．．何よその反応！」

幼馴染「ま、まさかあんた．．．！」

男「．．．////」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

幼馴染「あ、あんた．．．付き合ってまだ．．．３日もたってないでしょ！？」

男「昨日．．．ね////」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

幼馴染「．．．！！！！」

幼馴染「わ、私なんて．．．」

男「．．．え？」

幼馴染「私なんて３か月かかったのにぃぃぃぃぃ！！！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

男「お、おぉ．．．？」

～放課後～

男「さ、帰ろ」

幼馴染「．．．」ｼﾞｰ

男（見られてる．．．）

幼馴染「．．．」ｼﾞｰ

男「あ、あの．．．」

幼馴染「ふんっ！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

男「．．．」

～校門～

女「あ、男くん！」

男「え、待っててくれたんですか．．．？」

女「うん、だって私の『彼氏』だもん」

男「女先輩．．．！」

女「じゃ、帰ろっか」

男「．．．はい！」

～男宅前～

男「じゃあ、ありがとうございました！」

女「うん、気にしないで」

女「実はさ、今日も昨日みたいにうちに呼びたかったんだけど．．．さ」

女「お客が来てて．．．ごめんね」

男「いえいえ！！とんでもないです！」

女「本当、ごめんね、それじゃあ」

男「はい！ありがとうございました！」

～夜、家～

男「ふぅーー．．．」

男（．．．お客さんが来てるのか．．．）

男（どんな人が来てるんだろう．．．）

男（ちょっと覗いて見ようかな．．．？）

男（ちょうどここの窓から先輩の部屋が見えるんだよなあ．．．）

ガラガラ．．．

幼馴染「あぁんっ！！♥////先輩っ！しゅごいっ！♥しゅごいのぉぉっっ！！！////」

ガラガラッ！．．．

男「．．．」

男「寝よう」

～翌日、学校～

男「おはよー．．．」

友「おー、おはよ」

男「はぁ．．．」

友「どうした？ため息なんかついて」

男「いや、ここ最近いろいろありすぎて疲れてるんだよ．．．」

友「そうか、そんなことよりさ、昨日のテレビ見た？」

男「昨日っ．．．！」

男「き、昨日は．．．早く寝たから．．．多分見てないなー」

友「そうk」

？？？「男さんっ！！！」

男「は、はいっ！！」ﾋﾞｸｩｯ

男「な、なんですか？学級委員長」

学級委員長「男さん、ちょっとこちらへ来てください」

男「．．．？」

～教室前廊下～

男「なんでしょう．．．？」

学級委員長「昨日、放課後の委員長会があったのですが」

男「．．．はい」

学級委員長「生徒会長からあすの放課後必ず生徒会室に来させるようにと言われました」

男「は、はぁ．．．」

学級委員長「内容はそれだけなのですが．．．」

学級委員長「あなた！！何をやらかしたんですか！！」ﾄﾞﾝｯ!

男「ひぇっ！」

学級委員長「あなたを来させるようにと言われた時、生徒会長は酷く機嫌が悪いように見えました」

学級委員長「生徒会長は普段からあまり表情は変わりませんが、昨日ほど機嫌を悪くしていたのは初めて見ました」

学級委員長「生徒会長があれほど機嫌を悪くしていたのです、あなたがとんでもないことをやらかしたことは違いないでしょう」

学級委員長「さぁ、何をやったのですか！正直に白状すればまだ免罪の余地はあります！正直に言ってください！！」ﾄﾞﾝｯ!

男「な、何もやってないてすよぅ．．．」

学級委員長「嘘をつくんじゃありません！！」ﾄﾞﾝｯ!

学級委員長「先程も言いましたがあなたがとんでもないことをやらかしたのは分かっているんです！！ここで正直に言うのは自分の身のためなのですよ！白状しなさい！！」ﾄﾞﾝｯ!

男「だ、だから！何もしてないですって．．．！！」

学級委員長「．．．．．．」

学級委員長「そうですか、これほどまでしても言いたくないことをしたのですか．．．」

学級委員長「私は．．．もう知りません、私はこの学校をより良い所にするために一人の生徒でも守ってあげたいと思っていたのに．．．」

男「．．．」

学級委員長「今日の放課後、絶対に生徒会室に行くように、いいですね．．．それでは．．．」

男「．．．．．．？」

～教室～

友「男、なにかやらかしたのか？廊下で学級委員長から壁ドンされてたらしいけど」

男「いや．．．何もやってないんだけど．．．さ、今日の放課後生徒会室に来いって言われて．．．」

友「生徒会室．．．？」

男「そうなんだよ．．．なんか昨日の委員長会で僕が明日必ず生徒会室に来るようにって言われたらしくて．．．しかもその時の生徒会長すっごい怒ってたらしいし．．．」

友「あー．．．それはあれだな、生徒会長も女先輩と付き合ってんだよ」

男「え！？」

友「多分．．．それでじゃないかな？」

男「それって．．．やばくない？」

友「やばいな．．．最悪の場合退学かもな．．．まぁ、お前はいいヤツだったよ」

男「えっ．．．えっ．．．！？」

～放課後、生徒会室前～

男（怖すぎて授業が頭に入らなかった．．．）

男（．．．．．．．．．）

男（怖いよぉ．．．）

男（そういえば友、四天王がなんとかって言ってたけど．．．まぁいいか）

男（よ、よしっ！！）

コンコン．．．

男「し、失礼しまーす．．．」

？？？「来たわね．．．」

シュバッ．．．！！

？？？「生徒会長！！」

？？？「副生徒会長！！」

？？？「体育委員長！！！！」

？？？「と、図書委員長．．．っ！！」

生徒会長、副生徒会長、体育委員長、図書委員長「四人合わせて．．．生徒会四天王！！！」ﾊﾞﾊﾞｰﾝ!!

男「．．．．．．」

男「．．．ん、んん？」