春香「どんがらがっしゃん」 (4)

ドンガラガッシャーン!!!!!


派手に転けた

春香「痛ぁぁぁぁぁいい!!!」

ブゥゥウン!!

その時、



私の頭に何かが呼びかけてきた




「立ち上がれ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1418469628

車の走る音も、人の喋り声も聞こえない
周りは頬が切れそうなほど静かだった

「傷は私が治してあげよう」

とても響くバイオリンの音色のような声

「これからも転ぶことだろう…だが、その度立ち上がっていくのだ。いずれ頂点の座に着いた時、また会おう」

春香「は…はい」

私に呼びかける声はどんどん遠くなって…

春香「…………あれ? 」

P「大丈夫か!? 」

プロデューサーさんが持っていた荷物を落としそうなくらい、慌てて寄ってくる

春香「はい…あはは、転けちゃいました」

伊織「もう、あんたほんとに相変わらずね」

諦めたように首を振る伊織、
私また転けちゃった…ドジっ子です

春香「あはは…ごめん」

律子「そろそろ仕事に向かうわよー」

律子さんが皆に呼びかけるなか、
千早ちゃんが私にそっと手を伸ばした

千早「大丈夫、春香? 」





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