椛「わふっ！わふっ！」

文「うひゃひゃｗｗｗｗｗｗこりゃたまらんｗｗｗ」

はたて「何やってんの…あんたら……」

文「は、はたてｗｗｗウヒヒｗｗｗｗｗｗた、たすけてくださいｗｗｗ」

椛「わふぅ～わふわふ」

はたて「え～どうしようかな～」

文「何悩む必要がｗｗｗイヒヒｗｗｗあるんですかｗｗｗ」

はたて「だってみてる方が面白いもの」


文「そ、そんなｗｗｗｗｗｗ酷いですよｗｗｗはたてぇｗｗｗ」

はたて「うそうそ、ほら椛、おいで」

ダッ！

椛「わふぅ！ハッハッハッ！」

はたて「よしよし」

文「ふぅ…やっと解放されました。」

文「それにしても今日の椛はやけに懐っこいですね」

はたて「欲求不満なんじゃない？」ナデナデ

椛「ハッハッハッ！わふっ！わふっ！」

文「もう秋なんですがね…」

はたて「それよりそろそろ天狗の集会があるからあんたらよびにきんだけど…」

文「あやや？もうそんなじかんですか？」

はたて「また遅れるとご老公に叱られるよ？」

文「ふぅ…厄介な事にならなければいいのですが…」

椛「わふぅ？」


天狗集会所

鴉天狗1「このままでは人間どもに舐められるばかりではないか！」

鴉天狗2「人里の交流が多くなり、代わりに我らの威厳が無くなりつつあるのは確かだな」

鴉天狗「はなから広報活動など無意味だ。それもこれも文屋せいだよ」

白狼天狗「しかし彼女らのおかげで我らの理解が深まった。結果人里の連中は我らの山に手を出すことはなくなったでわないか」

鴉天狗1「黙れ！犬コロ！貴様らが甘く見据えていたおかげで山の妖精どもにも舐められる始末！」

鴉天狗2「そもそも山の歩哨役である貴様らが妖精やあろうことか人間共を許し山に入れる行為をしているからであろう」

白狼天狗「この山道は人里の商人達の交易路になっている。我らに必要な物も売買してくれているのだ」

鴉天狗1「黙れ！腰抜け！この山は先前から何人たりとも人間や妖怪、妖精を立ちいられぬ我らの山だ！それを破り人間共の出入りを許してはいつかは乗っとられるのも必然ぞ！」


文「………あやや、予感が的中しました……」

はたて「あたし、やだなぁ…こう言うの…」

椛「Zzzzz…」

文「はたてはどうおもうんですか？」

はたて「何が？」

文「人間達への関係ですよ。このままでいいのかどうか…」

はたて「別に私は構わないけど？人里の人達だって気さくで優しいし、ボロ神社の巫女だって近づかなきゃ害はないでしょ？」

文「妖精達は？」

はたて「別にいいんじゃない？取材したってつまらないネタしかでてこないけど、特別邪魔してくる訳でもないし」

文「そうですか…」

はたて「文どうなのよ？」

文「へ？」

はたて「人に質問しといてそれはないでしょ？」

文「あやや…私は……はたてと同意見です…」

はたて「なにそれ～」

文「ですが確かにご老公達のいうとうり、私たちは人間達や他の種族に近づきすぎなのかもしれません…」

はたて「別に害は無いと思うけど…」

文「持ちつ持たれつの関係は昔から我らの伝統でしたしかしそれを犯したのが我々文屋です。私たちにも責任があると思うんです…」

はたて「はぁ……別に気にしなくていいと思うけど、私らは私らで」

椛「わふっ！」

はたて「ありゃ？起きちゃったね。よしよし椛はこんなの気にしなくていいもんね～」ナデナデ

椛「わふぅ～わふわふ」

長老鴉天狗「暫くは人里に近づく事を禁ずるのはどうだね。様子見という形でだ」

鴉天狗2「我々は賛成だ」

白狼天狗「…長老殿が言うのなら……」

鴉天狗「おい！文屋！」

文「ひっ！」

鴉天狗1「貴様らはどうなんだ？賛成か反対か」

はたて「そんなの反た…」

文「賛成です。」

はたて「ちょ…文！？」

文「暫くであるなら賛成です。正直この件は我々の責任でもあります。」

長老鴉天狗「ふむ…決まりだな」

長老鴉天狗「では暫くは人里に近づくのみならず人間、他の妖怪との関わりを禁ずるとする。遺言はないか？」

はたて「文…なんであんな事…」

文「いま長老達に歯向かっても負けるのは目に見えてます。今は我慢しなきゃ」

はたて「だからって…」

長老鴉天狗「無いのならばこれにて解散する」

椛「わふ…わふわふ」

文「私の事心配してくれるのですか？」

すっ

修正

椛「わふ…わふわふ」

文「私の事心配してくれるのですか？」

スッ

文「私は大丈夫ですよ…」

ナデナデ

椛「わふ…」

はたて「これからどうすんの？取材が出来なきゃ商売上がったりじゃない？」

文「はたては念写があるじゃないですか」

はたて「あれ意外に疲れるのよ？」

文「身体を休めるのも大事かなぁと…」

はたて「ポジティブね」

文「私が言った事ですから」

はたて「文…責任を被るのはあんただけじゃないって事忘れてない？」

文「へ？」

はたて「わ、わたしや椛も居るってことよ…///」

文「フフッ…そんな事知ってますよ」

人里

霊夢「あぁ～人里に降りたのも久々ねぇ」

魔理沙「ずっと神社にこもってちゃあカビ生えちまうと思ってさ、誘ってやったんだぜ？」

霊夢「あたしは餅か」

魔理沙「そんな事より賽銭の

修正

人里

霊夢「あぁ～人里に降りたのも久々ねぇ」

魔理沙「ずっと神社にこもってちゃあカビ生えちまうと思ってさ、誘ってやったんだぜ？」

霊夢「あたしは餅か」

魔理沙「そんな事より最近賽銭がたまって、懐が暖かいうちに飲みに行こうぜ」

霊夢「なんで私がおごる前提なのよ」

魔理沙「魔法使いは生活が苦しいんだぜ」

霊夢「あんたもアリスみたいに裁縫すれば？」

魔理沙「自分不器用ですから…」

霊夢「やかましいわ」

ペシッ

里の娘「キャアアアアア！」

霊夢「！？」

魔理沙「この幼気な声は…霊夢！こっちだぜ！」

霊夢「分かるの？」

魔理沙「勘！」

ダダダダダ

霊夢「人が集まってる…」

魔理沙「オラオラァどいたどいたぁ！」

霊夢「里の長の方じゃない？」

魔理沙「こっちだ！誰か倒れてる！」

里の娘「あ、あぁ…」

魔理沙「大丈夫かい？」

霊夢「いったいどうしたのよ？」

里の娘「山の赤い巫女さん……黒い魔法使いさん…そ、それが…あ、あれを…」

霊夢「…！？」



魔理沙「大量の…犬の死骸…？」

霊夢「なんでこんなに…」

里の娘「里の長に挨拶に行こうとして玄関を開けたら…」


魔理沙「ん？」

魔理沙「……霊夢…死臭だ…」

霊夢「そりゃあこんなに死んでるんだから、何当たり前の事…」

魔理沙「いや…犬じゃない……人だ…」

「奥のほうからだ…」

「行ってみよう…霊夢…札をわすりる

畜生！途中で書き込み押しちまう！

霊夢「人って…まさか……」

魔理沙「奥のほうからだ…行ってみよう」

霊夢「ちょ…魔理沙！待ってよ」

魔理沙「霊夢、札を忘れるなよ。何が飛び出してもいいように…」

里の娘「ま、まさか長が？」

魔理沙「娘さんそこにいるんだぜ。ここは私と霊夢に任せるのぜ」

霊夢「魔理沙、本気？」

魔理沙「霊夢…これは異変だぜ？異変を解決するのが私達の仕事だろ？」

霊夢「単に首を突っ込んでるだけじゃない……」

魔理沙「さぁ中に入るぜ！」

霊夢「はぁ…ああなったらきかないんだから…しかたない…」

ズカズカ

霊夢「それにしても酷い匂いね鼻がひん曲がりそう」

魔理沙「こっちの部屋だ。」

霊夢「なんで分かるのよ」

魔理沙「私の勘はよく当たるんだよ」

霊夢「際ですか…しかし犬の死骸が部屋の中にも…」

ヒラッ

魔理沙「ん…？」

霊夢「どうしたの？」

魔理沙「羽……？」

霊夢「見たところ鴉のようだけど…」

魔理沙「…」

霊夢「魔理沙？」


魔理沙「いや…それよりも奥にいってみよう、まだ探してない部屋があるはずだ。」

霊夢「ええ…」

ガラッ

魔理沙「ここにはいないか…」

霊夢「流石にこう広い家だと探すのに手間ね」

？？？「うぅ…」

魔理沙、霊夢「！？」

魔理沙「あっちだ！」

ダダダダダダ