セイバー「士郎、>>3とはなんですか?」 (118)
士郎「ん?>>3ってのはな・・・」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1413788595
神道
神道・・・だと・・・
セイバー「士郎、神道とはなんですか」
士郎「どうしたいきなり」
セイバー「ニホン人の心を知りたいのです」
士郎「(ほんとにどうしたんだ)」
士郎「・・・俺もよく知らないんだが」
士郎「あれだ、なんか・・・八百万?」
セイバー「やおよろず?」
士郎「たとえば雨とか、風とか、木とか地面とか」
士郎「あらゆるものに神様が宿っていてさ」
士郎「それを神様として信仰する、みたいな」
セイバー「・・・なるほど」
士郎「(ほんとにわかったのか?)」
セイバー「つまり、士郎の作る食事にも」
士郎「あれには宿ってないんじゃないかな・・・」
セイバー「それはそれとして、>>9とはなんですか」
秋刀魚
セイバー「シロウ、秋刀魚とはなんですか」
士郎「あきかたなざかな・・・?」
士郎「・・・ああ、サンマのことか」
セイバー「なんと、これはサンマのことだったのですね」
士郎「ああ」
士郎「秋においしい魚だから、秋で」
セイバー「・・・確かに、どことなく刀に見えないこともない」
士郎「(以外と奥ゆかしいな)」
セイバー「私はサンマが大好きです、シロウ」
士郎「ああ、俺も好きだぞ」
セイバー「数ある魚の中で、なぜサンマはここまで私たちの舌を楽しませてくれるのか」
士郎「・・・考えたこともない」
セイバー「生命の神秘ですね」
士郎「(なんか今日のセイバー、情緒にあふれすぎ・・・)」
セイバー「サンマには感謝ですね」
士郎「・・・今日はサンマにするか」
セイバー「ほ、ほんとうですか!!」パァァァ
士郎「(・・・サンマには感謝だな)」
セイバー「それはそれとして、>>14とはなんですか」
サンタクロース
セイバー「シロウ、サンタクロースとはなんですか」
士郎「サンタ?・・・サンタってのはな」
士郎「クリスマスの日に、子供たちのほしいものを配って回る爺さんがいてな」
セイバー「なんと!!?」
士郎「(やっぱ信じたな)」
セイバー「なんということだ・・・サンタクロース」
セイバー「まるで聖杯ではないですか・・・」
士郎「その発想はなかったわ」
セイバー「しかし、子供限定なんですね・・・」シュン
士郎「(セイバーはギリギリ対象っぽいけど・・・)」
士郎「素行がよければ、望む人のところに現れるらしいぞ」
セイバー「!!・・・わ、私のところにはこないでしょうか・・・?」
士郎「・・・いや、くると思うぞ」
セイバー「ほんとうですか!!?」
士郎「(さて、何をプレゼントしようか・・・)」
セイバー「・・・マツタケ・・・」
士郎「・・・食材は配ってないんじゃないかな」
セイバー「・・・そうですか」
士郎「(せめて冬の味覚にしてくれ)」
セイバー「それはさておき、>>25とはなんでしょう」
性悪説
セイバー「シロウ、性悪説とはなんですか」
士郎「・・・昔中国に、いろんな考えを主張する人たちがいてな」
セイバー「はい」
士郎「人間ってのは、どうして悪いことをしてしまうんだろうって、考えた人がいたんだ」
セイバー「なるほど」
士郎「2つの主な考え方があってな」
士郎「人間ってのはもともと善い存在なんだけど、正しい教育を受けないと悪くなってしまうというのが『性善説』で」
士郎「人間は自分の欲望に逆らえない、弱い存在だからこそ、正しい教育をするべきなんだっていうのが『性悪説』」
士郎「(・・・だったはず、たぶん)」
セイバー「・・・どちらが正しいのでしょうか」
士郎「それは、人それぞれだな」
セイバー「・・・教育の力は偉大ということですね」
士郎「そういうことだ」
セイバー「・・・ギルガメッシュも、正しい教育を受ければあのようには・・・」
士郎「(あいつを見たら荀子先生も困惑するだろう)」
セイバー「今からでも遅くないのでしょうか?」
士郎「完全に手遅れだ」
セイバー「それはさておき、>>32とはなんでしょう?」
ときしらず
セイバー「シロウ、トキシラズとはなんでしょう?」
士郎「(・・・なんだろう、これは正直に答えたら大変なことに・・・)」
セイバー「シロウ?」
士郎「・・・昔、時不知っていう力士がいてな」
セイバー「シャケのことではないのですか?」
士郎「知ってんじゃねーか!!!」
セイバー「・・・あれは、その・・・美味しい・・・おい・・・」
士郎「(俺だって食べたことねーぞ・・・)」
セイバー「シロウ!ケイジとはなんですか!」
士郎「あーあーあーきこえないきこえない」
セイバー「シロウ!!」
セイバー「それはそれとして、>>36とはなんですか?」
ユキメノコ
セイバー「シロウ、ユキメノコ、とはなんですか」
士郎「・・・」
セイバー「シロウ?」
士郎「ユキメノコはな」
士郎「マイナス50どの れいきを はいて あいてを こおらせる。 」
セイバー「!?」
士郎「こおらせた えものを ひみつの ばしょに かざっている」
セイバー「な、な・・・」
士郎「ゆきやまで そうなんした じょせいの うまれかわりという いいつたえが ゆきの おおい とちに のこる。」
セイバー「ふ、冬木にはいませんね!?」
士郎「・・・アインツベルンの森あたりにいるかも」
セイバー「・・・も、森には近づきません・・・!!!」
士郎「(かわいい)」
セイバー「それはそれとして、>>42とはなんですか」
のうみそくん
セイバー「シロウ、のうみそくんとはなんですか」
士郎「いやマジでなんだそれ」
セイバー「シロウでも知らないことがあるのですね」
士郎「ご、ごめん・・・」
セイバー「・・・のうみそくん」
士郎「よくわからないけど、俺以外の人に聞いちゃダメな、それ」
セイバー「・・・はい」
セイバー「では、>>50とはなんでしょう」
ここでSSははじめてなので、ルール・しきたり違反とかあったら教えてください
TPP
セイバー「シロウ、TPPとはなんですか?」
士郎「セイバー、そういうのは俺より葛木先生に聞いたほうが・・・」
セイバー「・・・かんたいへいよう?」
士郎「か、かんたいへいよう・・・せんりゃくてき・・・けいざい・・・」
セイバー「・・・私たちには関係のないことですね」
士郎「・・・いや、一応食品が安くなったり・・・するのか?」
セイバー「それは!!」
士郎「いや、ならないのか・・・?あれ・・・?」
セイバー「関係あるのですか!?ないのですか!!?」
士郎「か、勘弁してくれ・・・」
セイバー「では、>>55とはなんでしょう」
秋せつら
セイバー「シロウ、秋せつらとはなんですか」
士郎「(誰だそいつ・・・?)」
士郎「・・・シャケの一種だよ」
セイバー「それは!」
セイバー「お、おいしいのですか!?」
士郎「ああ、すっごくおいしいぞー」
セイバー「お、おお・・・」キラキラ
士郎「(ごめん、秋せつら・・・お前のこと知らないけど・・・)」
セイバー「それはそれとして、>>62とはなんでしょう」
据え膳食わぬは男の恥
セイバー「シロウ、『据え膳食わぬは男の恥』とはなんでしょう」
士郎「・・・ごめん、俺の口からは言えないんだ・・・」
セイバー「そうですか・・・では、サクラ」
士郎「それもだめ」
セイバー「ではリンに」
士郎「ダメ」
セイバー「仕方ない、アーチャーに」
士郎「ごめん、辞書で調べてくれ」
セイバー「しかし」
士郎「いいから」
セイバー「・・・はい」
セイバー「では、>>69とはなんでしょう」
エクスカリパー
セイバー「シロウ、エクスカリパーとはなんですか」
士郎「な、なんだろう・・・エクスカリバーのパチモンじゃないか?」
セイバー「・・・シロウ、なぜかはわからないのですが」
セイバー「この言葉には、なにかすごく嫌悪感を覚えます」
セイバー「いったい誰の武器なのでしょう」
士郎「さ、さぁな・・・」
セイバー「ギルガメッシュなら持っているでしょうか」
士郎「持ってるんじゃないか?たぶん」
セイバー「では、今度見せてもらいましょう」
士郎「(ギルガメッシュもいい顔しない気がする・・・)」
セイバー「シロウ、>>76とはなんでしょう」
ヤンデレ
セイバー「シロウ、ヤンデレとはなんですか?」
士郎「ヤンデレ?ああ・・・なんかこう」
士郎「男のことが好きすぎて、どんな手を使っても手に入れようとする」
士郎「愛が重すぎる女の子・・・みたいな?」
セイバー「要するに、嫉妬心の強すぎる女性ですね」
セイバー「どんな手を使っても・・・たとえば?」
士郎「それは・・・男を拘束したり、他の女をやっつけたり」
士郎「ひどい場合だと、男を殺したりするらしい」
セイバー「・・・嫉妬とは恐ろしいものですね」
士郎「そうだな」
セイバー「まぁ、私たちの近くにはそのように心の弱い女性はいませんね」
士郎「そうだな・・・うん、そうだな」
セイバー「?」
士郎「いや、なんでもないよ」
士郎「(・・・いないよな?)」
桜「ええ、いませんよ」
士郎「!?」
セイバー「サ、サクラ!?」
桜「ね?ライダー」
ライダー「・・・」コクコクコク
桜「ほら、ライダーもすっごく同意してます」
士郎「そ、そっか・・・なら安心だな・・・」
セイバー「ええ・・・本当に・・・」
桜「ふふふ・・・」
セイバー「と、ところで・・・>>83とはなんでしょう」
弓兵(アーチャー)
セイバー「シロウ、弓兵(アーチャー)とはなんですか?」
士郎「それ、絶対セイバーのほうが詳しいよね」
セイバー「いえ、シロウのほうが詳しいはずです」
士郎「俺が詳しいアーチャーは1人だけなんですが・・・」
セイバー「一般的に、弓兵とはどのような存在なのでしょう」
士郎「・・・まぁ、俺らの知り合いがそれと程遠いのは間違いない」
セイバー「確かにその通りだ」
セイバー「ギルガメッシュなど、どこが弓兵だというのか」
士郎「ほんとにな」
セイバー「彼が弓を持っている姿を見たことがありますか!!」
士郎「そ、そんなこと言われてm」
セイバー「鎖なんかに頼って、それでも貴様弓兵か!!」
士郎「ご、ごめんなさい!」
セイバー「弓兵なら弓兵らしく、弓で戦いなさい!!」
士郎「(な、なんも言えねー・・・)」
セイバー「最後に、>>95とはなんですか?」
愛
セイバー「シロウ・・・愛とはなんですか?」
士郎「えっ・・・」
セイバー「・・・知らないのですか?」
士郎「そ、それは・・・」
セイバー「・・・ふふ」
セイバー「では、私が教えて差し上げましょうか?」
士郎「なっ・・・///」
セイバー「冗談です、シロウ」
士郎「お、おい!!」
セイバー「ふふふ・・・」
士郎「・・・まったく」
セイバー「・・・愛しています、シロウ」
士郎「・・・ああ、俺もだよ、セイバー」
ーーーーーーーーーーーーーーー
桜「・・・姉さん、愛ってなんですかね?」
凛「・・・知らない」
おわり
読んでくれてありがとうございました
HTML化依頼を出しておきます
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません