真姫「皆に聞いて欲しいことがあるの」 (20)

真姫「前の合宿で、別荘にパンツの忘れ物があったわ」

凛「ふ~ん」ホジホジ

花陽「おこめうまうま」

穂乃果「パンうめぇ」

ことり「ちゅんちゅん」

にこ「zzz…」スヤスヤ

希「~♪」

絵里「!!!!」

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真姫「…」

ダンッ!

7人「」ビクッ

真姫「ちゃんと聞いて!これは由々しき問題なの!パンツよ!?パンツが忘れてたのよ!?」

真姫「し、か、も!!」ゴソゴソ

ババーン!!

真姫「可愛いクマのプリントのパンツ!!こんなの晒されたら恥ずかしくて溜まったものじゃないわ!!」

凛「そういう真姫ちゃんが晒してるにゃ」

真姫「うぇっ…わ、私はいいのよ!」

真姫「兎に角、忘れた人は早急に申し出ること!」

穂乃果「可愛いクマのパンツだね〜」

絵里「しょしょしょ小学生じゃないんだから…」

にこ「誰よ忘れたの〜♪凛なんじゃないの〜?」

凛「は、はぁ!?そんな訳ないにゃあ!!」

花陽「そうだよにこちゃん!凛ちゃんの荷物は全部私が管理してるもん!!」

凛「これで安心だにゃあ」エッヘン

にこ「え…キモッ…」ドンビキ

凛「そういうにこちゃんが忘れたんじゃないの〜?この中で一番子供っぽいし」

にこ「フフン、にこは意識が高いから常に大人のパンツを穿いているのよ。しかも高級な…見なさい!」ズルッ

穂乃果「わわっ!」

ことり「ひゃあ////」

にこ「どーよ!」

花陽「な…何と言うか。うん」

希「誰もが普通に穿いてそうなパンツやね」

凛「これ、この前し○むらで5枚2000円で売ってたパンツだね」

にこ「!!」ギクッ

真姫「にこちゃん、別に無理することはないのよ」

にこ「む、無理なんかしてないわよ!てゆーか、このクマのパンツホントは真姫なんじゃないの?」

真姫「はぁ!?イミワカンナイ!それならここに持ってくるわけ無いでしょ!!」

希「確かにそうやな。それじゃあ持ち主はウチら8人の中にいる…」

にこ「だから私は違うって言ってるでしょ!!」

凛「凛も違うにゃー!」

希「いーやまだまだ二人は確定したって訳じゃない。誰とは言わないけど今穿いてるパンツ見せたって持ち主じゃないって判明するわけ無いやん?」

にこ「ちょっ…私見せ損じゃないの!!」

希「にこっち」ポン

にこ「何よ…」

希「」グッ

にこ「」バシッ

希「ぐっふぅ!」

真姫「でも、大体わかるんじゃないの?パンツなんて結構統一されてるでしょ?」

希「それも…そうや、ね」バタリ

にこ「…」

ペラッ

にこ「!!!!」

穂乃果「どうかしたの?」

にこ「ううん、私は何も見ていない。そう…見ていないの」

穂乃果「にこ…ちゃん?」

にこ「うふふ…さぁ、一体誰なのかしら〜 」

穂乃果「(希ちゃんのスカートの中はどうなってるの!?)」

真姫「希じゃなかったみたいね…あと疑いあるのは」

穂乃果「ねぇ、花陽ちゃんはどうなの?」

花陽「ふぇっ!?」

穂乃果「花陽ちゃんだってクマさんパンツ穿いててもおかしくないよねぇ?」

花陽「わ、私は…」

凛「穂乃果ちゃん違うよ!かよちんはこんな子供みたいなの穿いたりなんかしないから!!」

絵里「!!!!」

穂乃果「だけど、この中で疑いがあるのは私と花陽ちゃん…そして」

花陽「そ、そう言う穂乃果ちゃんだってクマさんパンツ穿いててもおかしくないよ!!」

穂乃果「わ、私はこんなの穿かないよっ!」

ことり「そうだよ!穂乃果ちゃんのパンツにこんなのあった記憶ないもん!!」

穂乃果「えー…」

花陽「(これは気持ち悪いです…)」

真姫「(花陽も大概な気がするんだけど…)」

穂乃果「じゃあ確認してみてよ!ほら!!」ペラッ

ことり「」ブハッ

花陽「…」

花陽「うん、穂乃果ちゃんじゃない。私も…」ペラッ

凛「」ブハッ

穂乃果「おおぅ…思ったよりもエロいパンツだ」

穂乃果「ごめんね花陽ちゃん、疑ったりして」

花陽「私だって…疑ったりしてごめんなさい」

穂乃果「花陽ちゃん…!」

花陽「穂乃果ちゃん!」

ギュッ

凛「うんうん、パンツで叶える物語にゃあ」

真姫「(何それ…)」

にこ「で、残りはことり」

ことり「ええっ!?」

凛「ことりちゃんかぁ…ありそうかも」

ことり「そ、そんなことないよ!私こんなの穿かないもん!」

にこ「だけど、この中で穿いてても違和感が無いのはもうアンタくらいしかいないわよ」

花陽「確かに…ことりちゃんなら逆に穿いてても許されそうかも」

ことり「違うよ!私じゃないもん!!」

ことり「こんなパンツ…こんなパンツ!」

ことり「去年で卒業したもん!!!!!」

穂乃果「えっ」

真姫「えっ」

ことり「」グスグス

ことり「お願いだからぁ…信じてよぅ」グスン

にこ「わ、わかったわかった!信じてあげるから泣かないでよ!」

凛「あ、あと疑いがあるのは誰かにゃあ〜?」アセアセ

花陽「(誰もことりちゃんが去年までこんなの穿いてた事には触れないんだね)」

絵里「ねぇ」ガタッ

絵里「こんなこと、もうやめましょう?お互いがお互いを疑い合うなんてよくないわ」

真姫「絵里…」

絵里「μ'sは9人なのよ?9人の絆がこんなパンツくらいで壊れてしまうなんて、私嫌よ!それに、死人も出てるのよ!?」

希「ウチ死んでないで…」ムクリ

絵里「みんな、目を瞑って。忘れた人は正直に手を挙げなさい」

絵里「皆にバレるのが恥ずかしいのならこの方がいいでしょう?私は笑ったりしない」

穂乃果「絵里ちゃん…わかった!」

スッ

絵里「皆目は瞑った?それじゃ、このパンツ忘れた人は手を挙げて」

7人「…」

スッ

絵里「そう、貴女だったのね」

絵里「もう目をあけていいわよ」

穂乃果「は〜」

凛「一体誰だったんだろうね?」

にこ「気になる気になる〜!」

絵里「凛、にこ、詮索はしないこと」

にこりん「は〜い」

絵里「さ、くだらないことはおしまいにして、練習行きましょう」

穂乃果「そうだね!」

ことり「うん!」

希「はぁ…これにて一件落着やね」

ガラッ

海未「みなさん、座ってどうしたんですか?」

穂乃果「海未ちゃん!」

真姫「合宿の後、脱衣所でパンツの忘れ物があったのよ。しかもクマがプリントされたパンツ」

海未「あ、それ絵里のですよ」

7人「ええっ!?」

絵里「!!!!!?????」

海未「お風呂から上がった時にパンツが無くなってたらどうなるんだろうかって違う所に隠したんです。先輩後輩の垣根を越えたいと一番仰っていたのは絵里でしたから」

絵里「ア…ソウナノ」

穂乃果「へぇ〜…絵里ちゃんだったんだぁ」ニヤニヤ

ことり「可愛いパンツ穿いてるんだねぇ」ニヤニヤ

凛「絵里ちゃんって意外と子供だにゃあ」ニヤニヤ

花陽「わ、私はいいと思い…ますよ」クスクス

真姫「通りで会話に参加してこないと思った」

希「えりち、ギャップ萌えってやつかな?」ニヤニヤ

にこ「散々カッコイイこと言ってねぇ」ニヤニヤ

絵里「//////!!!!!!」プルプル

絵里「エリチカ…」

絵里「エリチカおうち帰るーーーーー!!!!」ダッ

チラッ

8人「!!!!!!!!!」

穂乃果「み、見た…?」

海未「はい、しっかりと」

ことり「絵里ちゃん…」

凛「ヒューっ!」

花陽「ブフーッ!」

真姫「」ヤレヤレ

希「えりち、かーわい」

にこ「面木丸潰れね」

8人「(プリ○ュアのパンツって…)」

絵里「もういやぁぁぁあああああ!!!!!!」

終わり。初投稿なので短くてごめんなさい

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年10月16日 (木) 04:46:57   ID: f8jfLgRq

アーイキソイキソ

2 :  SS好きの774さん   2014年10月24日 (金) 18:05:04   ID: uBZBAP9N

KKE

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