星の銀貨with紳士(5)
少女「なんやかんやで着るものすらなくなってしまったわ……」
少女「でも暗闇だから気にしない」
少女「ああ……だけどやっぱり寒いわ…」
紳士「おや?お嬢さんどうしたんですか?」ハァハァ
少女「着るものが無くなってしまったんです」
紳士「それは大変だ、私の着ているものを全部着るがいい」ハァハァ ヌギヌギ
少女「まぁ!だけどそれじゃあオジ様が全裸になってしまうわ……」
紳士「私は紳士だから全く問題はないんだよ」ハァハァ
少女「寒くないんですの?」
紳士「むしろ暑いくらいさ」ハァハァ
少女「それはよかったわ」
少女「ねぇオジ様、お空の星がすごく綺麗だわ」
紳士「そうだね、まるで銀貨みたいだ、ほらあっちの赤い光はルビーみたいだ」ハァハァ
少女「あら?あれはパトライトかしら?」
「おまわりさんこっちです!」「早く取り押さえろ!」「猥褻物陳列罪云々で現行犯逮捕するっ!」
夜の空にサイレンだけが響いた……
end
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