美琴「当麻からの手紙??」(14)

美琴「なになに・・・・・食蜂操祈と結婚するんだ。」

美琴「嘘でしょおおおおおおおおおおおお!!!」


てきな感じでお願いします。

もう御坂美琴が高校卒業を卒業し、いざ楽しいキャンパスライフを送ろうとした矢先のことであった。

美琴「・・・・・これは嘘よ。あいつが私を騙そうとしてるだけよ!!」

美琴「当麻に電話しよ。電話。」

prrrrprrrrrr

当麻「もしもし、どうしたんだ御坂_?」

美琴「ねぇ、当麻から私宛に手紙がきたんだけど、送ってないよね__?」

当麻「おお。ちゃんと届いたのか。よかったよかった。」

美琴「えっ・・・本当に結婚するの_?」

てきな

当麻「実は1年位前から同棲してたんだ」

美琴「えっ…まっ…てことは、一緒に海に行ったときには既に同棲してたって言うの!?

当麻「あぁ…本当は操祈も一緒に連れていこうかと思ったんだが、その日に風邪を拗らせてな…」

的な感じで頼む

美琴「それじゃあ…クリスマスの時の用事って」

当麻「あぁ、操祈と過ごしてたよ。その日のが当たって出来たんだ…俺達の赤ちゃんが」

美琴「いやぁぁぁああ!!」

当麻「どうしたんだ美琴!!くっそ!!魔術師の仕業か!!」

美琴「違うわよ!!」

当麻「うぉう!!…なら今の奇声はなんだったんだよ!!」

美琴「あんた…私が当麻と一緒の大学に行くために、頑張って他の人を説得してたって言うのに…」

当麻「勉強はしてなかったんだな…」

美琴「なにその間にしっぽり決めちゃってんのよ!!」

美琴「で、何で結婚式の招待状じゃなくて手紙(写真つき)なわけ??」

当麻「いや、上条さんまだ学生だしお金が無いから式あげれないわけ」

美琴「なら、あいつに金出してもらえばいいでしょ。」

当麻「操祈に出させるわけにはいかないだろ。上条さんは男ですから自分でだします。」

当麻「あ・・おい・」


美琴「えっ、どうしたの当麻!!」

??「あら、御坂さん。こんにちわ」

御坂「げっ、この声・・・」

食蜂「お久しぶり。卒業式以来かしら?」


美琴「……アンタ」

押し殺した声

気を付けていないと恨み辛み妬み僻みが漏れだしそうなほど、

食蜂操祈の声で心が揺れたのだ

食蜂「元気力は十分かしらぁ?」

美琴「アンタに心配されるほど柔じゃないわよ」

今すぐ切りたい、でも確かめたいことがあった

その為だけに声を、気力を絞り出す

美琴「当麻に力……使ってないわよね?」

食蜂「ええ、つかってないわ」

美琴「信じられないわね」

ならなんで聞いたのか。

操祈の言葉はそのまま美琴の心の声だった


操祈「……そんなに信じられない?」

操祈の真面目で、それでいて悲しそうな声が響く

この女はそういう女だ

同情を引くための演技をしたりする。それでーー……

そこまで考えた頭を強く壁にぶつけた

食蜂「御坂さん!?」

音は向こうに届き、

操祈の驚いた声が部屋だけに聞こえた

美琴(さいってーだ……私)

確かにそりの合わない奴だった

だからと言って、相手を卑下した自分が許せなかった

美琴「ごめーん、友達がいてさ……やらかしちゃったみたい!」

またあとでねと付け足して電話を切った

美琴「なにやってんだろう私・・・・」

上条当麻は私が好きな人だ。今でも変わらない。

彼を好きな女はたくさんいるらしい。

私もその一人だ。けど、彼の周りにいる女は積極的にアプローチをかけていた。

けど私は自分の本心とは別の行動をとっていた。

それが私の愛情表現だったに違いない。デート呼べるものは何回かしたが

彼はそのことをデートとは思っていないような素振りをデート中何度もしていた。

結局私は自分に負けた。そして彼女、食蜂操祈にも負けた。

彼女の性格からして恥らわずぐいぐい攻めていったに違いない。

いくら鈍感な当麻でも自分に好意があると気づくだろう。

prrrrprrrr

??「お姉さま、どうかされたのですか??もう待ち合わせ時間でしてよ。」

美琴「・・・黒子ゴメン。今すぐ行くから」

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