京子「FXで有り金溶かしそうなぬとねの区別がつかなそうな顔」

結衣「意味がわからないぞ」

あかり「FXって何だろう？」

ちなつ「先輩は知ってます？」

結衣「んー何て説明しようかな」

京子「例えば、私が結衣に１００円貸したとする」結衣「前提がありえないぞ」

京子「例だってばー」

あかり「それでそれで？」

京子「ちょっと経って私の中で１００円が１１０円の価値になって取り立てるんだ」

結衣「利子の話になってないかそれ」

京子「・・・あっ」

結衣「おい」

※結局スマホで調べました

あかり「あかり９時に寝ちゃうから絶対に出来ないよー」

ちなつ「健康優良児なあかりちゃんはともかく、２４時間監視してないと咄嗟に対応出来なそうですよね」

結衣「時差とかもあるからね」

京子「軽い気持ちで始めたが最後・・・そこはもう泥沼ー」ﾜｷﾜｷ

結衣「京子が一番ハマりそうだけどな」

あかり「そういえば最近お姉ちゃんがソーシャルゲームっていうのをやってるの見てたんだけど」

ちなつ「うん」

あかり「絵は可愛かったんだけど、京子ちゃんや結衣ちゃんがやってるゲームと違ってあんまり動きとか無くて、その」

京子「正直つまらなかったと」

あかり「そこまで言ってないよー！」

ちなつ（少なからず思ってはいたのかな）

結衣「課金はしたことないけど、私はそこそこ手を出してるよ」

京子「結衣のパズドラはパズルしてないじゃん！」

あかり「パズル＆ドラゴンズなのにパズルしないの？」

結衣「パーティにもよるけど、ある程度やったらパズルしないほうが強いんだ」

ちなつ「日本のゲームにはよくあることですね」

結衣「圧倒的な火力で押すのが楽しいんだ」

京子「ではソーシャルゲームの面白さの説明のために、この話題BOXにくじをいれます」ｺﾞｿｺﾞｿ

結衣「何気に便利だな話題BOX」

京子「良し、あかり引いてみろ！」

あかり「わーい！」ｺﾞｿｺﾞｿ

　あたり

あかり「やったー！」

京子「な」

結衣「いや、説明しろよ」

ちなつ「あー、くじを引くという時点で既に楽しむ要素があって」

結衣「あぁ、能力とかキャラクターとかが付随したら、興味がある人ならまず楽しいというわけか」

あかり「なるほどー」

京子（実際そこまで考えてないけどな！）

結衣「まぁ紐解いていくと、おおよその人間が楽しいと思える事が根底にあるわけか」

ちなつ「それなら流行ってるのも頷けますね」

あかり「でもこの前ね、バスが遅れたとかで、待合所にいつもより人がいっぱいいたんだけど」

ちなつ（私と分かれたあとでそんな事が・・・）

あかり「スマホとかタブレットとかをタッチしてる人がいっぱいでこわかったよー」

京子「大半の人が弄ってるから気にしてないけど、外から見ると確かになー」

話題：みんなが忘れてそうなこと

ちなつ「人気投票最下位」

結衣（自分からほじくり返すの！？）

京子「わーい祝え祝えーっ！」

結衣（知らない人のハートにどっきゅーんしそうだな）

あかり「京子ちゃんの元々所属していた部活と音楽の成績」

結衣（あかりが反撃した！）

あかり「前から気になってたんだけど」

京子「ん？」

あかり「京子ちゃんの一夜漬けって何かコツでもあるのー？」

ちなつ「あ、それ私も気になってました。良い点数ならともかく１位とるのは一夜漬けじゃきついんじゃないかなって」

京子「んー名門とかだと違うんだろうけど、問題の出し方なんて大半が決まってるから、ほんの極わずかの計算以外は丸暗記でなんとかなるよー」

結衣「一応補足しとくと、大きな本屋で参考書吟味して、それを覚えてるからただの丸暗記の一夜漬けってわけでもないんだけどな」

京子「教科書やノートや問題集だと覚える量多くて無理！」

ちなつ「でもノートを覚えるのが一番効率良いんじゃないですか？　問題出すのも先生なんですし」

京子「それ罠だぜちなちゅー」ちなつ「ちなちゅ言わないでください」

京子「授業は指導要領を元に、定期試験は教材会社からの提供の魔改造だから、よっぽどいじわるな先生じゃない限りは絞って覚えたほうが楽だぜ」

あかり「へぇそうなんだー。でも、どこでそんな事聞いたの？」

京子「西垣ちゃんが言ってた」

ちなつ「・・・」

結衣「そう言えばさ、好きな人になら何されても良いって、ラブコメとか少女漫画の常套文句あるよな」

ちなつ「私は結衣先輩にだったら何されてもいいです！」結衣「お、おう」

あかり「それでー？」

結衣「猟奇的なのとか暴力的な事はもとより、普通の・・・その・・・エッチなこととかも、普通なら無しだよな」

京子「なん・・・だと・・・」
ちな「なん・・・だと・・・」

結衣（この話題出したの失敗だったか？）

京子「嘘だ！」

ちなつ「嘘ですよ！」

京子「だって同人誌とか漫画とか動画じゃ！」

結衣「いや、それは、そうしないと話が始まらないからじゃ・・・」

ちなつ「・・・」ｶﾞｰﾝ

あかり（うすしお美味しいなぁ）ｻｸｻｸ

あかり「そうそう、もう１個気になってる事があるよー」

京子「存在感の無さ？」結衣「おい」

あかり「もー！ちゃんと存在感あるよっ！」

結衣「それで気になってる事って？」

あかり「ちなつちゃんって普段家で何してるのー？」

ちなつ「何って・・・普通というか」

あかり「例えばー、私は漫画読んだりお裁縫したり勉強したり」

京子「私も漫画読んだり漫画描いたり、あとは結衣ん家行ったり」ちなつ「誘ってくださいよ」

結衣「私はゲームや家事だなぁ」

ちなつ「私はだいたいテレビ見てるよ」あかり「本当に？」

ちなつ「え？」

あかり「本当にそれだけなの！？」

ちなつ「えー・・・」

結衣（何かやけに突っかかるな）

京子「ちなみにあかりはどうして、そんなにちなちゅの事が気になるんだ？」
ちなつ「ちなちゅ言わないでください」

あかり「だってテレビつまらないから時間潰せないよっ！」

結衣「あーそういう・・・」

京子「なるほど、それは確かに。じゃあちなつちゃん、本当の事を白状したまえ！」

※家に帰ってきてからのタイムスケジュールを書かされたちなつ

１７：３０　帰宅
１８：００　入浴
１９：００　夕食
２０：００　宿題など　家の手伝いも
２１：００　テレビなど
２２：５０　歯磨きなど
２３：００　就寝

ちなつ「週末とかだと夜更かしもしますけどね」

結衣京子（（普通だ・・・））

あかり「うーん・・・こうして書かれると納得出来るような出来ないような」

ちなつ「あかりちゃんや京子先輩みたいにしっかり何かやってるわけじゃないからね」

京子「ちなつちゃんもミラクるん読もうよ！見ようよ！」ちなつ「気が向いたら・・・」

結衣「そういえばあかりは９時には寝てるけど、それで時間足りるのか？」

あかり「うん！ていうかごらく部でも色々出来るからねー」

結衣「・・・それもそうか」

ちなつ「漫画漫画って！漫画に結衣先輩を殺されたあかりちゃんの気持ちがわかるんですか！」

京子「・・・」ｶﾘｶﾘ

ちなつ「お姉さんも！ご両親も！」ﾊﾞﾝｯ

京子「・・・」ｶﾘｶﾘ

ちなつ「この鼻くそ大好き人間が！」ﾊﾞﾝｯ

京子「へぶっ」ｶﾘｶﾘ

ちなつ「まだ、まだやめないのか！」

京子「・・・」ｶﾘｶﾘ

ちなつ「くそう、こうなったらマヨネーズだマヨネーズ」ｽｯ

京子「・・・」ｶﾘｶﾘ

ちなつ「お前もマヨ人形にしてやろうかぁー！」

あかり（それ違うよ）

ちなつ「京子先輩」

京子「ん？」ｶﾘｶﾘ

ちなつ「あいまいみーごっこシンドイです」

京子「私もだ」ｶﾘｶﾘ

結衣「何でやらせたんだよ・・・」

あかり「あびゃあぁぁ」